ゴロゴロ、ユキミアザラシ
狐野径
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シナリオID:2800
オープニング
リブラネスタ以北の沿岸部に位置するとある村。
ユキミアザラシが転がっていた。
大人の個体は泰然自若としており、どーんとたたずむ。
子どもや大人になりかけの個体は、コロコロしたり、「キュ」と鳴いたり、何か言い合っている。
地元民からすればいつもの光景。
大きな害はないが、面白さも特にないから。
近くの大き目の街に出かけた村人が、情報を持って帰る。
「今、冒険者の中で、ペットとしてユキミアザラシがブームらしいんだ!」
「なんだってええ」
「ここにいる、これが?」
「そうらしい。見た目が愛らしいとか!」
「ほほう」
「転がるさまがかわいいとか!」
「ほ、ほおう」
「それから……転がる……」
「転がるばかりになってるが……」
「転がるが、可愛いのか」
それを聞いた村人たちは、転がってるユキミアザラシを眺めた。
これが流行と言われてもピンとこなかった。
村長の耳にその情報は入った。
「なら、ユキミアザラシが転がっているだけの、特に何もない村でも、人が来てくれるかもしれない!」
観光地でもないし、特産品もなくて人も来ないし、暮らすだけなら問題ないけれども、何となく寂しいと思っていたらしい。
ここに来てユキミアザラシが観光の名物に格上げ――できるのかもしれない。
よくわからない状況で、よくわからないけれども、イベントをすれば誰か来てくれるかもしれない?
大流行しているかどうか、よくわからないけれども村長は村の人たちと相談をすることにした。
その結果、「ユキミアザラシ・フェスティバル」が開催されることになった。
何をするかというと、
ユキミアザラシと触れ合おう!
ゴロゴロ、ダンシング!
ユキミアザラシのおしゃれコンテスト!
など、である。
それ以外に屋台を作って飲食物や獲れたての魚介類の販売をしたりするつもりだ。
どれだけの人が来るか未知数だけれども、冒険者に大変流行しているユキミアザラシなら、冒険者が来てくれるに違いない。
そういう流れから、冒険者ギルドにも情報を流した。
冒険者ギルドで催しを張り出しながら職員はもやもやしていたところを思い出した。
「大流行!? ユキミアザラシがペットとして話題になっているけど、大流行とは違う気がするんだけど……村の人に訂正をするのもおかしいし、ユキミアザラシが流行に乗ってくれればいいし、最終的には、可愛さが伝わればいいわけだから……気にしてはいけないんだね」
ユキミアザラシを愛する人たちや気持ちも大切だし、村おこしをしようとする村の人たちの気持ちも重要だ。
職員は「それなりに賑わいますように」と何かの神様に祈るのだった。
ユキミアザラシが転がっていた。
大人の個体は泰然自若としており、どーんとたたずむ。
子どもや大人になりかけの個体は、コロコロしたり、「キュ」と鳴いたり、何か言い合っている。
地元民からすればいつもの光景。
大きな害はないが、面白さも特にないから。
近くの大き目の街に出かけた村人が、情報を持って帰る。
「今、冒険者の中で、ペットとしてユキミアザラシがブームらしいんだ!」
「なんだってええ」
「ここにいる、これが?」
「そうらしい。見た目が愛らしいとか!」
「ほほう」
「転がるさまがかわいいとか!」
「ほ、ほおう」
「それから……転がる……」
「転がるばかりになってるが……」
「転がるが、可愛いのか」
それを聞いた村人たちは、転がってるユキミアザラシを眺めた。
これが流行と言われてもピンとこなかった。
村長の耳にその情報は入った。
「なら、ユキミアザラシが転がっているだけの、特に何もない村でも、人が来てくれるかもしれない!」
観光地でもないし、特産品もなくて人も来ないし、暮らすだけなら問題ないけれども、何となく寂しいと思っていたらしい。
ここに来てユキミアザラシが観光の名物に格上げ――できるのかもしれない。
よくわからない状況で、よくわからないけれども、イベントをすれば誰か来てくれるかもしれない?
大流行しているかどうか、よくわからないけれども村長は村の人たちと相談をすることにした。
その結果、「ユキミアザラシ・フェスティバル」が開催されることになった。
何をするかというと、
ユキミアザラシと触れ合おう!
ゴロゴロ、ダンシング!
ユキミアザラシのおしゃれコンテスト!
など、である。
それ以外に屋台を作って飲食物や獲れたての魚介類の販売をしたりするつもりだ。
どれだけの人が来るか未知数だけれども、冒険者に大変流行しているユキミアザラシなら、冒険者が来てくれるに違いない。
そういう流れから、冒険者ギルドにも情報を流した。
冒険者ギルドで催しを張り出しながら職員はもやもやしていたところを思い出した。
「大流行!? ユキミアザラシがペットとして話題になっているけど、大流行とは違う気がするんだけど……村の人に訂正をするのもおかしいし、ユキミアザラシが流行に乗ってくれればいいし、最終的には、可愛さが伝わればいいわけだから……気にしてはいけないんだね」
ユキミアザラシを愛する人たちや気持ちも大切だし、村おこしをしようとする村の人たちの気持ちも重要だ。
職員は「それなりに賑わいますように」と何かの神様に祈るのだった。
解説
●目的・目標
ユキミアザラシの競技に参加する、楽しむ。
●ユキミアザラシ・フェスティバル
「ゴロゴロ、ダンシング」と「ユキミアザラシのおしゃれコンテスト」などがある。
冒険者に参加してもらいたいのは、この二種目という事になる。
触ってみる、戯れる、屋台を巡る等が現地でできることだ。
●ゴロゴロ、ダンシング
ダンスに見えるかもしれないということで付いた競技名。
ユキミアザラシが横に転がっていく際の速度、回転の仕方の美しさを競う。
一定距離をユキミアザラシが転がっていくことで判断することになる。
競技の手順は、まず、スタート地点の箱にユキミアザラシを入れる。
ゴール地点に飼い主または借り主がいる。
スタートの合図とともに、箱の入り口が開く。
ゴロゴロと転がってゴールまで行くかどうか……という事になる。
ユキミアザラシの動作については、転がる以外に、
・周りに気を取られ、止まる
・体を起こして、アザラシのような進み方をする
などある。
また、転がる場合も、
・様子を見つつ軽く転がる
・一点めがけて激しく転がる
があるうえ、コースの外だったり、スタートに向かうこともあるかもしれない。
その転がり方が、感動的だったり、雑だったりなどある。
きれいに回ってくれるのか、何か事件が起こるのか――。
※人間の行動以外で記載いただくことは、ユキミアザラシの性格、例えば人懐こいとか、好奇心旺盛とかという点。また、どう転がってくれる方がいいのか、ということです。
●おしゃれコンテスト
ケープ着せたり、帽子かぶせたり……アイデア次第。
人間が頑張っても、ユキミアザラシが来てくれるかは――。
●ユキミアザラシとは
ショップより抜粋。
――リブラネスタ以北の沿岸部によく見られる全長0.5m(幼獣)~1.5m(成獣)程度のアザラシによく似た魔獣。大体ふわふわもちもちしている。陸上では見た目からは想像もつかない速さで転がって移動する。
以上抜粋終了。
今回、ペットとして連れてきてくださるだけでなく、お連れでなく試しに触ってみたいという人も貸し出しがある。
その場合、性格は「元気一杯」「人懐こい」「おっとり」「その他」。ご指定していただこともできるし、一任でも構わない。状況的に元気一杯になる。
●動物交感
効果があるかは未知数。
マスターより
こんにちは、狐野径です。
ユキミアザラシの愛らしさがあふれ出る内容になるよう頑張ります。
なお、スタートの箱でくつろぐとかでもありです。そう……ユキミアザラシの性格の影響……。
報酬少々入れているのは、コンテストで入賞したり、何等かを得る可能性を考えての対応です。
よろしくお願いします。
リプレイ
●会場入り
ラケルはポスターを見て、
「……やはり空前のユキミアザラシぶーむっ」
と理解した。自身はもちろん、ユキミアザラシのしらたまを可愛がっている。
「しらたま、行こう。同志が待っている」
しらたまは「きゅ」と言い、ラケルを見上げる。
そういった様子が可愛いと震えることがあるくらいで、問題なく到着した。
エルナ・クルプファルツはさくらもちを連れてやってくる。
ユキミアザラシの愛らしさを見せて、見せてもらうために!
なお、さくらもちは亜種のハナミアザラシ。
「ユキミアザラシ・フェスティバル! 開幕ですっ! さぁ、さくらもちさん! 私たちも行きますよ!」
「……すー、すぴぴぴ……」
「……眠っていますね……」
エルナはユキミアザラシの競技にエントリーしておく。
アウレーリア・フォン・ネーベルベルクはユキミアザラシの変種であるちょこちっぷと来場した。ちょこちっぷは白い毛に茶毛の斑点がある変種。
「ちょこちっぷ、にぎやかでも溶けているのね」
とつぶやいたところ、ちょこちっぷは丸まった。
アウレーリアの頬は緩む。
「……見ている場合ではないわ。競技に参加するには……あっちね」
ちょこちっぷを抱え向かった。
ナタリア・フィッツジェラルドは亜種マリモアザラシのヨモギを連れて、海岸を眺めた。
そこには、野生のユキミアザラシがごろごろしていた。
初めて見たときのことを思い出す。
「ユキミアザラシなる魔獣を見聞きしたのはさすがの私も初めてだった。新しいものや珍しいものに目がいくのは、人々の性なのかな?」
会場に到着した。
「連れてくる人もいると聞いているから、どんなユキミアザラシの種類がいるか……魚介をおいしくいただいているユキミアザラシもいるかもしれない……」
心浮き立つ。
セロリ・サーティーンはぽえ美と共にやって来た。
ぽえ美は亜種ポエポエアザラシで、鳴き声に特徴があるとのこと。
「さて……ダンシングに出るで、いいですね……」
「ぽえええ」
ぽえ美は何かやる気を見せていた。
セロリは早速、競技場に向かった。
西谷・歩夢は海岸に転がるユキミアザラシを見つつ、会場に入る。
「――と、いうことでやってまいりましたユキミアザラシ・フェスティバル! これは最近はやりのユキミアザラシさんを使った村おこしということでしょうか! かくいう私も、ユキミアザラシさんに興味がありまして、こちらの催しに参加する次第です!」
と、ここまで実況のような心情。
歩夢のペットは狛犬っぽい犬のアウンディであり、ユキミアザラシは初めて。早速ユキミアザラシふれあいコーナーに向かった。
「こうしてみますと、大きさや模様は様々ですね!」
触れ合うだけでなく、一日一緒に過ごすこともできるため、じっくり見ていた。
「それでは、こちらの小さいおいしそうな子にします。まるで豆大福みたいなので、豆大福で!」
と、歩夢は豆大福と名付けた個体を抱き上げた。係りの村人は「おいしそう!?」」と驚くが、豆大福は特に気にせず、触らせてくれる。
「今日は一日よろしくお願いします」
「きゅ!」
第一印象はいいようだ。競技に参加してみることにした。
●ダンシング!?
村人が司会進行をするゴロゴロ、ダンシングが始まる。
ナタリアはスタートの箱にヨモギを入れた。
「ヨモギよ、ゴールで待ってる。声がかかったら来るのだ!」
ヨモギを優しく触り、指示を出した。
ヨモギは一瞬、顔を上げた。それを見てナタリアは鷹揚にうなずき、ゴールにある待機場に向かう。
動物のおやつセットも、お世話セットも持参。
「戦いとは、それまでにどれだけ準備をしたのかによって決まる」
ユキミアザラシを知り、ヨモギという個性的な外見の個体と出会った。そこからのお世話した日々。そこから得られる信頼感と友情なども、それまでの準備だ。
スタートの蓋が開いた。
「さあ、来よ、ヨモギよ。今こそ、華麗にお前の舞踏を見せるのだ!」
ナタリアは指揮官のごとく、バシッと言った。
観客は固唾をのんでヨモギの動きを見守った。
ヨモギは「んあ?」というように、顔を上げた。
上半身が左右に揺れた。
びったん、びったんと箱から出て、ゴロンと転がった。
動かないため、会場に沈黙が漂う。
「ヨモギっ!?」
ナタリアの声の後、会場はざわめく。
「おやつ食べる?」
ナタリアが声を掛けるが、ヨモギは我関せずゴロゴロ。
「……」
アザラシだし、と会場にふんわりとした納得の笑いが漂う。
ナタリアが何度か「ヨモギ、おいで」と声をかけた。
ヨモギが「仕方がない」というように身を起こし、ポヨンと横になると、ゴロゴロゴロと転がる。
ナタリア目がけて一直線に!
「それでこそ……ん? あっ!」
ナタリアに衝突して、ヨモギは止まった。
司会が心配して声を掛ける。
ナタリアは「だ、大丈夫だ」と起き上がる。
「……私自身の意地を張るだけというのもあれだから……良ければ、学者として、持っている見識を生かして、アザラシについてレビューをしてもいいか? 多種多様な亜種や変種がいるのだ。生態や本能とか……所見を示すのも良いだろう?」
とナタリアは提案した。村人もきっと楽しんでくれるはずだ。
村長が両腕を伸ばし丸を示した。
エルナはスタート地点に眠そうにしているさくらもちを入れ、ゴールで準備する。
台車に置いた桶には持参したほかほかの温泉。
「ハナミアザラシさんは温泉には目がない種族です! 普段はねむねむのさくらもちさんですが、ひとたび温泉を感知すれば眼をカッと見開いて最速で転がってきます!」
エルナは確信しつつ宣言。
その時、蓋が開く。
さくらもちは寝そべり、しきりに鼻を動かしている。
匂いの元を探るように顔が動く。
目がカッと見開かれると同時に、上半身をモチッとあげる。
箱から出るために一歩、二歩アザラシスタイルで進み、頭をパタンと倒すと、転がり出した!
激しくゴゴゴゴゴと転がり、ゴールまであと一息というところで、後ろ足を地面に激しく打ち付け、宙に跳んだ。
クルリ、クルリ、クルリ、クルリ、クルッ……と四回転半……チャポンと桶の中へ。
歓声が上がる会場。
エルナは満足げに見渡す。
「さくらもちさんの身体能力の素晴らしさは伝わったみたいです!」
なお、さくらもちはすでに寝ている。
司会と解説のナタリアがユキミアザラシについて質疑応答している間に、次の競技者がスタンバイする。
アウレーリアはスタートの箱にちょこちっぷを入れる。
ちょこちっぷは「あれ?」という風に身を上げたが、すぐにペタンとなる。
「気にしないでいてくれるのは嬉しいけれども」
アウレーリアはちょこちっぷの性格を考えてホッとする一方で、ゴールまで来てくれるかは心配もある。
「来てくれても、そうでなくても、ちょこちっぷはちょこちっぷよ」
とはいえ、せっかくなら、ゴールに転がってきてくれる方が、嬉しい。
アウレーリアがゴールに立ったところで、箱の蓋が開いた。
ちょこちっぷは扉が開いたのに気づいた。
フンフンと匂いを嗅ぐし、ひげも動く、何があったのか理解しようとしているように。
パッとゴールを見たが、ぺしゃりと溶けたように寝そべる。
「ちょこちっぷちゃん、動かないのでしょうか」
「ユキミアザラシの性格もある。おっとりとして、マイペースだとしても」
など、司会者とナタリアが話している間も、アウレーリアは「ちょこちっぷー」と声を掛けている。
ちょこちっぷは動くどころか、目をとろーんと閉じていく。
スタート係の村人が「眠そうですが、どうしますか」とアウレーリアに問う。
アウレーリアは「……仕方がないわ」という。
ゴールのところから見ていても、明らかに、動く気がないように感じるのだから。
「ちょこっちぷ、こっちよ」
最後だと思って声を掛けたところ、
「んぁー」
と、ちょこちっぷはのんびりと声を上げる。そして、後ろ足で勢いよく跳び、胴体で着地したため、寝そべったように見えた。しかし、跳ねる、転がるが繰り返される。
バウンドしているようだった。
ボッフン、ボッフンと何度か飛び跳ね、アウレーリアの前に着地した後、丸くなり眠った。
「よくやったわ」
アウレーリアは褒めて、なでる。
会場から湧く拍手。
司会者とナタリアの話はユキミアザラシの身体能力についてとなっていた。
セロリは順番が来たということで、
「さて、行きますよ、ぽえ美。ゴロゴロ、ダンシングに出場する準備は整いましたか?」
と声を掛ける。
『ぽえ! ぽえぽえ! ぽえー!』
「いい子ですね、ぽえ美。それじゃあ、ちゃんとゴールまで転がってこられたら、特上のおやつを買っちゃいますね」
「ぽぇ!」
「絶対勝ちましょうね。おいしい、おいしい、ぽえ味成分たっぷりのおやつですよ」
「ぽえぽえ! ぽえー!」
なお、会話がフリガナ通りかは当人以外はわからないのだけれども、係りの人は微笑ましく眺めつつも「ぽえ味成分ってなんだ」と困惑していた。
ぽえ美はスタートに入り、セロリはゴールに立つ。
セロリは不安だった。ぽえ美が箱の中で暴れて、力尽きたり、ふてくされたりしないだろうか、と。
勢いよく出てきてくれるといいと考えつつ、待つ。
蓋が開いた。
「ぽえ美、ほら、ぽえ美! こっちですよ、こっち!」
ぽえ美は箱の中でまったりとしている。
「……あの表情はおやつの味を想像している顔……でしょうか」
これまでぽえ美と【動物交感】を通じて学んだ気持ちと表情の雰囲気からそう捉えた。
「ぽえ美!! おやつはゴールしないともらえませんよーーーー!」
セロリは叫んだ。ぽえ美の想像をたたき切るように。
ただ、普段、大声を出さないため、セロリは疲労し肩で息をしていた。
その甲斐はあり、ぽえ美はハッとして、
「ぽえーーーーーーー」
と、叫び、ゴロゴロと転がるが、勢いは止まらず、セロリに体当たりをした。
倒れたセロリの上で、ぽえ美は上半身を持ち上げ満足げに周囲を見た。
パッチリお目目で「おやつはまだ?」と、下にいるセロリを前足でたたきつつ訴えるのだった。
ラケルはスタートの箱にしらたまを入れた。
しらたまはラケルを見上げ「きゅ?」と鳴く。幼体でも赤子に近いから、不安そう。
「だ、大丈夫だ。ゴールで待ってるから」
飼い主がゴールに待機したところで、箱の蓋が開いた。
しらたまはコロンと箱の外に出た。
「きゅ?」
と、会場を見る。
まっしろふわふわもっちり。
会場から「かわいい」と声が上がる。
しらたまは反対側に首を倒す。歓声がまた上がる。
なお、その愛らしさに飼い主も打ち震えている。表情は変わってないとしても。
しらたまはラケルがいないことに気付き、きょろきょろする。
ラケルがいるのに気づくと、
「きゅう!」
と、歓喜の声をあげ、向かう。
コロコロコロコロ……ラケルに一直線。
しらたまがゴールすると、ラケルが「しらたま」と抱きかかえる。
「きゅきゅ!」
「ゴールできて偉い」
「きゅ!」
ラケルに甘えて、しらたまは休憩するのだった。
歩夢はペットと飼い主という絆がまだないため、豆大福がゴールまで来てくれるかわからないという不安もある。とはいえ、やってみないのも楽しくはない。
スタートの箱に入れて、
「豆大福さんのために、おいしい緑茶を御用いいたしましたよ! ゴールにてお茶と共にお待ちしています! さあ、おいしいお茶のために、おいしそうに転がってください! 昔話のごとく、坂道を転がっていく豆大福のように!」
村人が思わず「はいっ!?」と聞き返すため、歩夢が慌てて、応じた。
「あ、いえ、そういう昔話、おそらく、あります。シャルガネあたりに、そのような昔話が!」
「いえ、そこもですが、緑茶のあたりから」
歩夢はきょとんとした後、
「豆大福には緑茶です」
と、まじめに答えるのだった。
スタートの蓋が開いた!
豆大福は、箱から出てしばらく考えた後、明後日の方向に転がりだした!
「え、ええ!」
慌てて歩夢は追いかけた。
追い付くことは可能だったので、ゴールの方に誘導した。誘導に従って、ペッタペッタとアザラシのごとく歩いてきた。
ゴールすると会場は拍手でいっぱい。
歩夢が「ゴールできてよかったです」と言い、豆大福をなでる。
豆大福は胸を張っていた。
競技の結果――。
華麗なジャンプで賞、ふんわりもちもちで賞など賞が授与された。
ちなみに、ゴールが速かったのは、村人が流行に乗って飼ってみた個体だった。
●おしゃれ
ラケルは食べ歩きをしたり、他の競技を見たりする。
しらたまを連れて、「おしゃれコンテスト」の会場にやって来た。
「皆はどんな風にするのか……それと、しらたまに友達ができるといいな」
と思いながら。
エルナはさくらもちと湯が入った桶を載せた台車をそのまま転がし、来場。
見物人を前に、解説する。
「ふやける、温泉スタイルです! さあ、さくらもちさん、こちらへ」
どこで見つけたのか大きな葉っぱを敷く。すると、桶から葉の上に向かい、さくらもちが這い出る、または、にょろりと溶け出る。葉の上で、丸くなるさくらもち。さらに、布団のようにそれを自力で器用にかぶった。
「さくらもちスタイルです!」
ラケルは「なるほど」とうなずく。動きは可愛いし、それらしい。
続いて、アウレーリアのところに向かう。
アウレーリアは丸まってすやすや眠るちょこちっぷの頭に、三角帽をかぶせる。三角帽はアイスを載せるコーンのようなデザイン。
「丸まっている姿はチョコチップアイスのよう!」
なお、カップバージョンも用意はされていた。
歩夢は大きな板を見つけたため、
「偶然にもお皿に見える素晴らしき木の板です! これに、豆大福を載せて、私の大幣を置けば……お客様に供するために用意された和菓子の完成です! おしゃれですよね! ね!」
それらしく見えるが、おしゃれと言われると――。
なお、見物した村人たちのイメージするおしゃれとはかけ離れていたかもしれない。仮装という語がよぎるが、はユキミアザラシ特性なのだろうか?
●散会まで
ナタリアは魚介類を食べているユキミアザラシを発見した。
それを見て嬉しいし、自分も購入した。ふと、ユキミアザラシのオーナーたちが集まっているのに気づいた。
ぽえ美は違うおやつをもらっていないけれども、色々な匂いが漂う会場が気になっているようだ。セロリはホッとすると同時に、交流場に加わる。
エルナとアウレーリアはおしゃれコンテストの審査が終わった後、会場にできた交流会に加わった。
ラケルは色々な人と会話を楽しむ。しらたまも他のアザラシに興味を持っているようだった。楽しそうなので、友達になれると良いなと眺めた。
歩夢は豆大福を引き取りたいと考えていた。
係りの人に事情を話した。
ラケルはポスターを見て、
「……やはり空前のユキミアザラシぶーむっ」
と理解した。自身はもちろん、ユキミアザラシのしらたまを可愛がっている。
「しらたま、行こう。同志が待っている」
しらたまは「きゅ」と言い、ラケルを見上げる。
そういった様子が可愛いと震えることがあるくらいで、問題なく到着した。
エルナ・クルプファルツはさくらもちを連れてやってくる。
ユキミアザラシの愛らしさを見せて、見せてもらうために!
なお、さくらもちは亜種のハナミアザラシ。
「ユキミアザラシ・フェスティバル! 開幕ですっ! さぁ、さくらもちさん! 私たちも行きますよ!」
「……すー、すぴぴぴ……」
「……眠っていますね……」
エルナはユキミアザラシの競技にエントリーしておく。
アウレーリア・フォン・ネーベルベルクはユキミアザラシの変種であるちょこちっぷと来場した。ちょこちっぷは白い毛に茶毛の斑点がある変種。
「ちょこちっぷ、にぎやかでも溶けているのね」
とつぶやいたところ、ちょこちっぷは丸まった。
アウレーリアの頬は緩む。
「……見ている場合ではないわ。競技に参加するには……あっちね」
ちょこちっぷを抱え向かった。
ナタリア・フィッツジェラルドは亜種マリモアザラシのヨモギを連れて、海岸を眺めた。
そこには、野生のユキミアザラシがごろごろしていた。
初めて見たときのことを思い出す。
「ユキミアザラシなる魔獣を見聞きしたのはさすがの私も初めてだった。新しいものや珍しいものに目がいくのは、人々の性なのかな?」
会場に到着した。
「連れてくる人もいると聞いているから、どんなユキミアザラシの種類がいるか……魚介をおいしくいただいているユキミアザラシもいるかもしれない……」
心浮き立つ。
セロリ・サーティーンはぽえ美と共にやって来た。
ぽえ美は亜種ポエポエアザラシで、鳴き声に特徴があるとのこと。
「さて……ダンシングに出るで、いいですね……」
「ぽえええ」
ぽえ美は何かやる気を見せていた。
セロリは早速、競技場に向かった。
西谷・歩夢は海岸に転がるユキミアザラシを見つつ、会場に入る。
「――と、いうことでやってまいりましたユキミアザラシ・フェスティバル! これは最近はやりのユキミアザラシさんを使った村おこしということでしょうか! かくいう私も、ユキミアザラシさんに興味がありまして、こちらの催しに参加する次第です!」
と、ここまで実況のような心情。
歩夢のペットは狛犬っぽい犬のアウンディであり、ユキミアザラシは初めて。早速ユキミアザラシふれあいコーナーに向かった。
「こうしてみますと、大きさや模様は様々ですね!」
触れ合うだけでなく、一日一緒に過ごすこともできるため、じっくり見ていた。
「それでは、こちらの小さいおいしそうな子にします。まるで豆大福みたいなので、豆大福で!」
と、歩夢は豆大福と名付けた個体を抱き上げた。係りの村人は「おいしそう!?」」と驚くが、豆大福は特に気にせず、触らせてくれる。
「今日は一日よろしくお願いします」
「きゅ!」
第一印象はいいようだ。競技に参加してみることにした。
●ダンシング!?
村人が司会進行をするゴロゴロ、ダンシングが始まる。
ナタリアはスタートの箱にヨモギを入れた。
「ヨモギよ、ゴールで待ってる。声がかかったら来るのだ!」
ヨモギを優しく触り、指示を出した。
ヨモギは一瞬、顔を上げた。それを見てナタリアは鷹揚にうなずき、ゴールにある待機場に向かう。
動物のおやつセットも、お世話セットも持参。
「戦いとは、それまでにどれだけ準備をしたのかによって決まる」
ユキミアザラシを知り、ヨモギという個性的な外見の個体と出会った。そこからのお世話した日々。そこから得られる信頼感と友情なども、それまでの準備だ。
スタートの蓋が開いた。
「さあ、来よ、ヨモギよ。今こそ、華麗にお前の舞踏を見せるのだ!」
ナタリアは指揮官のごとく、バシッと言った。
観客は固唾をのんでヨモギの動きを見守った。
ヨモギは「んあ?」というように、顔を上げた。
上半身が左右に揺れた。
びったん、びったんと箱から出て、ゴロンと転がった。
動かないため、会場に沈黙が漂う。
「ヨモギっ!?」
ナタリアの声の後、会場はざわめく。
「おやつ食べる?」
ナタリアが声を掛けるが、ヨモギは我関せずゴロゴロ。
「……」
アザラシだし、と会場にふんわりとした納得の笑いが漂う。
ナタリアが何度か「ヨモギ、おいで」と声をかけた。
ヨモギが「仕方がない」というように身を起こし、ポヨンと横になると、ゴロゴロゴロと転がる。
ナタリア目がけて一直線に!
「それでこそ……ん? あっ!」
ナタリアに衝突して、ヨモギは止まった。
司会が心配して声を掛ける。
ナタリアは「だ、大丈夫だ」と起き上がる。
「……私自身の意地を張るだけというのもあれだから……良ければ、学者として、持っている見識を生かして、アザラシについてレビューをしてもいいか? 多種多様な亜種や変種がいるのだ。生態や本能とか……所見を示すのも良いだろう?」
とナタリアは提案した。村人もきっと楽しんでくれるはずだ。
村長が両腕を伸ばし丸を示した。
エルナはスタート地点に眠そうにしているさくらもちを入れ、ゴールで準備する。
台車に置いた桶には持参したほかほかの温泉。
「ハナミアザラシさんは温泉には目がない種族です! 普段はねむねむのさくらもちさんですが、ひとたび温泉を感知すれば眼をカッと見開いて最速で転がってきます!」
エルナは確信しつつ宣言。
その時、蓋が開く。
さくらもちは寝そべり、しきりに鼻を動かしている。
匂いの元を探るように顔が動く。
目がカッと見開かれると同時に、上半身をモチッとあげる。
箱から出るために一歩、二歩アザラシスタイルで進み、頭をパタンと倒すと、転がり出した!
激しくゴゴゴゴゴと転がり、ゴールまであと一息というところで、後ろ足を地面に激しく打ち付け、宙に跳んだ。
クルリ、クルリ、クルリ、クルリ、クルッ……と四回転半……チャポンと桶の中へ。
歓声が上がる会場。
エルナは満足げに見渡す。
「さくらもちさんの身体能力の素晴らしさは伝わったみたいです!」
なお、さくらもちはすでに寝ている。
司会と解説のナタリアがユキミアザラシについて質疑応答している間に、次の競技者がスタンバイする。
アウレーリアはスタートの箱にちょこちっぷを入れる。
ちょこちっぷは「あれ?」という風に身を上げたが、すぐにペタンとなる。
「気にしないでいてくれるのは嬉しいけれども」
アウレーリアはちょこちっぷの性格を考えてホッとする一方で、ゴールまで来てくれるかは心配もある。
「来てくれても、そうでなくても、ちょこちっぷはちょこちっぷよ」
とはいえ、せっかくなら、ゴールに転がってきてくれる方が、嬉しい。
アウレーリアがゴールに立ったところで、箱の蓋が開いた。
ちょこちっぷは扉が開いたのに気づいた。
フンフンと匂いを嗅ぐし、ひげも動く、何があったのか理解しようとしているように。
パッとゴールを見たが、ぺしゃりと溶けたように寝そべる。
「ちょこちっぷちゃん、動かないのでしょうか」
「ユキミアザラシの性格もある。おっとりとして、マイペースだとしても」
など、司会者とナタリアが話している間も、アウレーリアは「ちょこちっぷー」と声を掛けている。
ちょこちっぷは動くどころか、目をとろーんと閉じていく。
スタート係の村人が「眠そうですが、どうしますか」とアウレーリアに問う。
アウレーリアは「……仕方がないわ」という。
ゴールのところから見ていても、明らかに、動く気がないように感じるのだから。
「ちょこっちぷ、こっちよ」
最後だと思って声を掛けたところ、
「んぁー」
と、ちょこちっぷはのんびりと声を上げる。そして、後ろ足で勢いよく跳び、胴体で着地したため、寝そべったように見えた。しかし、跳ねる、転がるが繰り返される。
バウンドしているようだった。
ボッフン、ボッフンと何度か飛び跳ね、アウレーリアの前に着地した後、丸くなり眠った。
「よくやったわ」
アウレーリアは褒めて、なでる。
会場から湧く拍手。
司会者とナタリアの話はユキミアザラシの身体能力についてとなっていた。
セロリは順番が来たということで、
「さて、行きますよ、ぽえ美。ゴロゴロ、ダンシングに出場する準備は整いましたか?」
と声を掛ける。
『ぽえ! ぽえぽえ! ぽえー!』
「いい子ですね、ぽえ美。それじゃあ、ちゃんとゴールまで転がってこられたら、特上のおやつを買っちゃいますね」
「ぽぇ!」
「絶対勝ちましょうね。おいしい、おいしい、ぽえ味成分たっぷりのおやつですよ」
「ぽえぽえ! ぽえー!」
なお、会話がフリガナ通りかは当人以外はわからないのだけれども、係りの人は微笑ましく眺めつつも「ぽえ味成分ってなんだ」と困惑していた。
ぽえ美はスタートに入り、セロリはゴールに立つ。
セロリは不安だった。ぽえ美が箱の中で暴れて、力尽きたり、ふてくされたりしないだろうか、と。
勢いよく出てきてくれるといいと考えつつ、待つ。
蓋が開いた。
「ぽえ美、ほら、ぽえ美! こっちですよ、こっち!」
ぽえ美は箱の中でまったりとしている。
「……あの表情はおやつの味を想像している顔……でしょうか」
これまでぽえ美と【動物交感】を通じて学んだ気持ちと表情の雰囲気からそう捉えた。
「ぽえ美!! おやつはゴールしないともらえませんよーーーー!」
セロリは叫んだ。ぽえ美の想像をたたき切るように。
ただ、普段、大声を出さないため、セロリは疲労し肩で息をしていた。
その甲斐はあり、ぽえ美はハッとして、
「ぽえーーーーーーー」
と、叫び、ゴロゴロと転がるが、勢いは止まらず、セロリに体当たりをした。
倒れたセロリの上で、ぽえ美は上半身を持ち上げ満足げに周囲を見た。
パッチリお目目で「おやつはまだ?」と、下にいるセロリを前足でたたきつつ訴えるのだった。
ラケルはスタートの箱にしらたまを入れた。
しらたまはラケルを見上げ「きゅ?」と鳴く。幼体でも赤子に近いから、不安そう。
「だ、大丈夫だ。ゴールで待ってるから」
飼い主がゴールに待機したところで、箱の蓋が開いた。
しらたまはコロンと箱の外に出た。
「きゅ?」
と、会場を見る。
まっしろふわふわもっちり。
会場から「かわいい」と声が上がる。
しらたまは反対側に首を倒す。歓声がまた上がる。
なお、その愛らしさに飼い主も打ち震えている。表情は変わってないとしても。
しらたまはラケルがいないことに気付き、きょろきょろする。
ラケルがいるのに気づくと、
「きゅう!」
と、歓喜の声をあげ、向かう。
コロコロコロコロ……ラケルに一直線。
しらたまがゴールすると、ラケルが「しらたま」と抱きかかえる。
「きゅきゅ!」
「ゴールできて偉い」
「きゅ!」
ラケルに甘えて、しらたまは休憩するのだった。
歩夢はペットと飼い主という絆がまだないため、豆大福がゴールまで来てくれるかわからないという不安もある。とはいえ、やってみないのも楽しくはない。
スタートの箱に入れて、
「豆大福さんのために、おいしい緑茶を御用いいたしましたよ! ゴールにてお茶と共にお待ちしています! さあ、おいしいお茶のために、おいしそうに転がってください! 昔話のごとく、坂道を転がっていく豆大福のように!」
村人が思わず「はいっ!?」と聞き返すため、歩夢が慌てて、応じた。
「あ、いえ、そういう昔話、おそらく、あります。シャルガネあたりに、そのような昔話が!」
「いえ、そこもですが、緑茶のあたりから」
歩夢はきょとんとした後、
「豆大福には緑茶です」
と、まじめに答えるのだった。
スタートの蓋が開いた!
豆大福は、箱から出てしばらく考えた後、明後日の方向に転がりだした!
「え、ええ!」
慌てて歩夢は追いかけた。
追い付くことは可能だったので、ゴールの方に誘導した。誘導に従って、ペッタペッタとアザラシのごとく歩いてきた。
ゴールすると会場は拍手でいっぱい。
歩夢が「ゴールできてよかったです」と言い、豆大福をなでる。
豆大福は胸を張っていた。
競技の結果――。
華麗なジャンプで賞、ふんわりもちもちで賞など賞が授与された。
ちなみに、ゴールが速かったのは、村人が流行に乗って飼ってみた個体だった。
●おしゃれ
ラケルは食べ歩きをしたり、他の競技を見たりする。
しらたまを連れて、「おしゃれコンテスト」の会場にやって来た。
「皆はどんな風にするのか……それと、しらたまに友達ができるといいな」
と思いながら。
エルナはさくらもちと湯が入った桶を載せた台車をそのまま転がし、来場。
見物人を前に、解説する。
「ふやける、温泉スタイルです! さあ、さくらもちさん、こちらへ」
どこで見つけたのか大きな葉っぱを敷く。すると、桶から葉の上に向かい、さくらもちが這い出る、または、にょろりと溶け出る。葉の上で、丸くなるさくらもち。さらに、布団のようにそれを自力で器用にかぶった。
「さくらもちスタイルです!」
ラケルは「なるほど」とうなずく。動きは可愛いし、それらしい。
続いて、アウレーリアのところに向かう。
アウレーリアは丸まってすやすや眠るちょこちっぷの頭に、三角帽をかぶせる。三角帽はアイスを載せるコーンのようなデザイン。
「丸まっている姿はチョコチップアイスのよう!」
なお、カップバージョンも用意はされていた。
歩夢は大きな板を見つけたため、
「偶然にもお皿に見える素晴らしき木の板です! これに、豆大福を載せて、私の大幣を置けば……お客様に供するために用意された和菓子の完成です! おしゃれですよね! ね!」
それらしく見えるが、おしゃれと言われると――。
なお、見物した村人たちのイメージするおしゃれとはかけ離れていたかもしれない。仮装という語がよぎるが、はユキミアザラシ特性なのだろうか?
●散会まで
ナタリアは魚介類を食べているユキミアザラシを発見した。
それを見て嬉しいし、自分も購入した。ふと、ユキミアザラシのオーナーたちが集まっているのに気づいた。
ぽえ美は違うおやつをもらっていないけれども、色々な匂いが漂う会場が気になっているようだ。セロリはホッとすると同時に、交流場に加わる。
エルナとアウレーリアはおしゃれコンテストの審査が終わった後、会場にできた交流会に加わった。
ラケルは色々な人と会話を楽しむ。しらたまも他のアザラシに興味を持っているようだった。楽しそうなので、友達になれると良いなと眺めた。
歩夢は豆大福を引き取りたいと考えていた。
係りの人に事情を話した。
マスターコメント
ご参加ありがとうございます。
プレイング見て、6000字に一発で収まるねと思いましたが……普通に字数がオーバーした初稿。申請時も明らかにオーバーして、カットされたのは最後です。
ダンシングがメーンだと思ってますので……削れませんでした、これ以上は。
さて、ペットの名前見て、なんで食べ物何だろうって思いました。
なお、ユキミアザラシと打ち込み、何度か「ユキミ」の後に「ダイフク」と打ちかけたことがありました。さらに「ツキミダイフク」と入力してましたね……新キャラ作れましたね。
さすがに食料にしようと思っているとは思いませんでしたけれども。
また、ご縁があれば、お会いしましょう。
ショートシナリオR易しい 報酬:少ない6 / 4〜8人
2023年03月05日 15時01分56秒 公開
大成功
相談掲示板
ラケル、よろしく。 ラケルとしらたまは「ゴロゴロ、ダンシング」に参加する プレイング荒ぶってほぼ書き終えた()
じゃんと飛び出てエルナです!みなさまよろしくお願いしますね! 私とさくらもちさんも「ゴロゴロ、ダンシング」に参加しますよ! そのままの勢いで「おしゃれコンテスト」にも参加するかもしれません! ラケルさん既にプレイングを書き終えられているのですか!はやい!
滑り込みの西谷歩夢です! ユキミアザラシさんに興味が湧きましたので、レンタルでの御参加をさせて頂きたいと思います! 皆さんよろしくお願い致します!