【怨都】どこかで見た顔だ
革酎
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シナリオID:2666
オープニング
リーンエス王国の王都グランスパーダにて、深更に繰り広げられた北端広場での激闘。
クローディア・ゴルティエ元侯爵夫人の処刑台が設置されたその一角で、二コラ・ゴルティエ元侯爵を筆頭とする多くの吸血鬼共が王国騎士団近衛隊や冒険者達を相手に廻し、壮絶な命の取り合いを演じた。
この一戦で二コラと、その子吸血鬼達は全て討ち取られ、王国騎士団側は辛うじて勝利を得た。そんな中で、メドゥの右腕の子吸血鬼達は一旦は奪回に成功した筈のクローディアをその場に捨て置いて戦場を離脱した。
だがその混乱の中で、ひとりの吸血鬼がある近衛騎士の姿にじっと視線を釘付けにしていた。
(どこかで見た顔だと思えば……生きておったか、デブロー)
北端広場に配置された五人の近衛騎士のうちのひとり、ライゼル・デブロー。大剣を軽々と振り回す剛腕の授恵者だ。
そのライゼルが、自身を凝視している吸血鬼の姿に気付き、喉の奥であっと声を漏らしそうになった。
ライゼルを鋭く睨みつけているメドゥの右腕の子吸血鬼の名は、ジャン・クレグル。かつてライゼルと激闘を繰り広げたことのある因縁の相手だった。
よもやこの場で再会することになろうとは――ライゼルは一瞬だけ、苦虫を噛み潰した様な表情を見せた。
一方のジャンは、不敵な笑みを浮かべる。ここで会ったが百年目、事のついでだからライゼルとも決着をつけてしまおうと考えた。
そのジャンの意思は、ライゼルにも手に取る様に分かった。
メドゥの右腕の子吸血鬼達は、ひとまず戦域を離脱していった。
しかしジャンは必ず、ライゼルに挑む為に引き返してくる筈だ。ライゼルは近日中に、再びジャンと相まみえるであろうことを予見した。
●代理討伐
後日、ライゼルは王家に対し、吸血鬼ジャン・クレグル討伐の為に一時王都を離れたい旨を申し入れたが、状況が状況だけに、例えひとりでも近衛騎士が王都を空けるのは好ましくないとして、却下された。
だがこのままではいずれ必ず、ジャンが仕掛けてくるであろう。
そうなった時には間違い無く王家や王都民に累が及ぶ。それだけは絶対に避けたい。
そこでライゼルは、冒険者ギルドを頼ることにした。
本来なら自らの手でジャンを始末したいところであったが、今の彼は近衛騎士だ。己だけの都合を優先させる訳にはいかない。
ライゼルが冒険者ギルドを訪れると、受付嬢はうってつけの人物が居ると紹介してくれた。
「先日、ヴィントの西で二コラや右腕の子吸血鬼達と戦闘した冒険者が、ここに来ています」
受付嬢がロビー脇の休憩エリアを指差すと、そこにドワーフの軽戦士の姿があった。名を、ディーグ・ディオロンといった。
単純な戦闘力ではライゼルには及ばないものの、その探索能力や索敵の実力は折り紙付きだ、と受付嬢は太鼓判を押した。彼ならば早い段階でジャン・クレグルなる吸血鬼の居場所を探り当ててくれるだろう。
「ん? 吸血鬼の捜索?」
ライゼルに声をかけられたディーグは、それぐらいなら簡単だよと小さく肩を竦めた。
メドゥの右腕の子吸血鬼達は北端広場から離脱する際、幾らかの手がかりを残している。それらを順番に洗っていけば、ジャンを見つけ出すのも難しい話ではないらしい。
「では是非、貴公にお願いしたい。勿論、他にも何人か助っ人の冒険者を雇い入れる。彼らと協力して、ジャンを斃して欲しい」
「良いとも。任せてくれ」
かくしてディーグはライゼルの依頼を聞き入れ、ジャン・クレグルの追跡戦に手を付ける運びとなった。
解説
マスターより
リプレイ
深い闇に包まれた、丘の間を縫う様に走る深更の馬車道。
そこから少し外れた位置を、僅かな光源を手にした幾つかの人影が進む。先頭を行く索敵と追跡の達人ディーグ・ディオロンの傍らで、ミゼリア・L・ステュクスは周囲を警戒しつつ、低い姿勢で前進を続けるドワーフの軽戦士の様子に時折視線を落とした。
足跡や僅かに残された死臭、或いは踏み荒らされた下生えの倒れ方などで標的を確実に追い詰めるディーグの技量に、ミゼリアは無表情ながら、内心では
(すごい……)
と尊敬の念を抱く様になっていた。
敵が目の前に居ればその貢献度で他者と肩を並べることが出来るミゼリアだが、調査や追跡といった場面では何も出来ないことを重々承知している。
戦闘に於ける盾役としては十分な力量を持つものの、その戦闘自体が発生しなければ何も出来ない。だがディーグは戦うことが出来るだけでなく、敵を発見する技術にも長けている。その凄さを、ミゼリアは肌で感じ取っていた。
ロモズ歩兵団ではディーグと同僚だったサイラスも、ディーグの追跡者としての力量を改めて間近に見るのは今回が初めてだった。
「向こうは数、多そう?」
「そうだなぁ。この調子だと、ゾンビを十数体程、引き連れてるっぽいな」
ディーグの応えに、サイラスはいかにも面倒臭そうに溜息を漏らした。敵の数が多いならば分断と足止めが基本戦術となるだろうが、その調整役を自分で受け持った方が良いかも知れない。
事実上、今回の依頼での盾役はミゼリアひとりだ。そのミゼリアへの負担をも鑑みながらの火力調整を考えなければ、後で痛い目に遭う可能性があった。
「ジャン・クレグルって奴は吸血鬼としても強敵らしいが、死霊術師としても中々面倒らしいな」
リーンエス王国王都グランスパーダを出立する直前、ケン・Z・ブラッドリーは依頼主たる王国近衛騎士ライゼル・デブローから討伐対象の吸血鬼について情報を聞き出していた。
曰く、ジャン・クレグルは自身が使役するゾンビに何らかの改造を施す癖があるらしい。例えばヒューマンを素体にしたゾンビならば両手首を斬り落とし、その断面に刃物を継ぎ足して攻撃力を増強したり、ドワーフを素体にしたゾンビならば体表に鉄板を打ち付けて防御力を増強させるなど、必ずひと手間加えて戦力の向上を図るとのこと。
今回も恐らくは、何らかの改造を施したゾンビを手勢に加えている筈だ。
「吸血鬼ねェ……最近また増えてるンじゃねぇの? 一匹出たら十匹くらい沸いてきそうだな……ま、出ちまったモンはしゃーねー。また少し遊ンでやるか」
ケンの斜め後ろで小さく肩を竦めるアーテミシア。今回はディーグとケンの両名と組んでジャンとかいう吸血鬼を確実に仕留める腹積もりだ。同じドワーフ(アーテミシア自身は己をドワーフと思い込んでいる麗しきエルフだが)の腕利き戦士達と肩を並べて強敵に臨むことが出来るのは、矢張り心強い。
「撤収命令が親から出ていた……かどうかは定かではないが、敢えて居残ってまでデブロー卿の首を狙ってくるとは、よっぽど心残りなんじゃのう」
愛用の長杖を担いだ格好で遥か前方を見据えながら、やれやれとかぶりを振るグレイ・ナックラー。今回は後衛として戦況全体を俯瞰する役どころだが、メドゥの右腕という大幹部の子吸血鬼が相手ともなれば、矢張りその意識は自ずとジャン本人へと傾いてしまう。
勿論吸血鬼の思い通りにことを運ばせるつもりはない。その為に、ライゼルからの依頼を受けたのだから。
「お話を聞く限り、引き連れている手勢を考えますと、少々厄介ですね」
グレイと同じ様な姿勢で遠くを眺める様子のフェミナ・ノ・リビディーネだったが、その端正な面が不意に緊張の色へと変じる。視界の中に、いかにも怪しげな集落の陰が飛び込んできたからだ。
ライゼルから貰った地図を取り出して確認すると、帝国過激派の襲撃によって廃村と化した辺りだ。ディーグの追跡はどうやら、敵の潜伏位置を見事に探り当てたらしい。
事実、フェミナは月明かりの下で蠢く幾つかの影を、この直後には既に見出していた。
他の面々も敵の潜伏場所に辿り着いたことを認識し、一旦歩を止め、それぞれが得物を手に取りつつ前方に視線を注ぐ。
ミゼリアだけは例外的に、周辺に注意を払っていた。この時点で敵の奇襲が無いとは限らないからだ。
●突入
敵の動きが、変わった。
それまで村周辺を数体のゾンビが徘徊しているだけに過ぎなかったのが、冒険者達が接近すると明らかに陣形を組んで対処しようとしているのが目に見えて分かる。
恐らく敵は何らかの方法で警戒線を構築しており、何かが接近してきた場合には即座に対応出来る様に事前の対応を決めていたのだろう。
「成程……戦況を冷静に見極めることが出来るのは向こうも同じっちゅう訳じゃな。ならばこちらも、状況の見極めと観察に頭を切り替えようかのぅ」
フェミナと並んでじっと村とその周辺を凝視し、敵の出方や地形をつぶさに観察するグレイ。その間にも十数体の人影が月光の下でゆっくりと接近してくる。
やがてフェミナが、喉の奥ではっと息を呑んだ。
近づいてくる人影は全てゾンビであり、そこまでは想定内だったのだが、素体に使われているのが全てリザードマンであったことと、そのいずれもが顎に何らかの改造が施されていることは流石に読み切れていなかった。もう少し詳しくいえば、どのゾンビも金属製の牙が並ぶ顎骨格が外付けされており、噛みつき攻撃が通常の倍以上の威力を発揮する様に改造されている。
ゾンビ共への引き付け役を受け持つミゼリアは、無表情ながら若干の緊張を覚えている。防御力には自信のある彼女だが、あの強化された噛みつき攻撃をまともに喰らい続ければ、流石に辛い。
フェミナが治癒師として回復支援に立ち廻ってくれるものの、長期戦になれば明らかに不利だ。
こうなると、ジャンを仕留めにかかる面々の力量に、全てがかかっている。
「しっかしリザードマンのゾンビなんて、絵面的にどうなんかね」
得物を構えつつ、サイラスは同族だらけのアンデッドに苦笑を浮かべる。ヒューマンやエルフのゾンビならばいかにも死者という外観だが、リザードマンの場合はどちらかというと魔獣ゾンビに見えなくも無い。
薄気味悪さよりも、純粋に物理的な脅威感の方が優ってしまう。
が、フェミナにとってはその様なことはどうでも良かった。
「皆様の傷は私が癒やしますので、皆様は戦いに専念して下さい」
全員を俯瞰して見ることが出来る様にと、フェミナは手近の小さな岩の上に駆け登った。位置的に目立ってしまう為、飛び道具を持つ敵が居れば集中砲火を浴びてしまう可能性もあったが、今回は敵主力がゾンビということもあり、敢えて思い切った。
そんな中でアーテミシアは明らかにひとり、リザードマンとは異なる敵影を発見。何の躊躇いも無く駆け寄って、その直後には全身にエーテルの輝きを纏って一気に、そして瞬間的に標的へと突撃した。
吸血鬼ジャン・クレグルはほとんど躱す余裕も無く、アーテミシアの強力な一撃を喰らって吹っ飛ばされた。と同時にケンとディーグが凄まじいばかりの機動力を発揮し、ゾンビの群れから弾き出された吸血鬼のもとへと距離を詰めてゆく。
「てめぇの望む騎士殿は三下の相手してる暇は無いっていうから、俺らが変わりに相手してやんよ」
「口が臭うンだよ。クセー息吐いてンじゃねーぞコラ!」
ケンとアーテミシアの挑発を受けても、ジャンは余裕の表情を崩さない。貴様らこそ三下だと見下したかの如き態度は、いちいち癇に障る。が、それでも冒険者達の戦術眼は冷静で的確だった。
基本的にはアーテミシアが超至近距離での攻撃を仕掛け、反撃があればケンが受け止める。
ケンは自身の肉体に走る苦痛を無視する状態に入っていたが、ジャンの鉤爪や蹴りを受けた際には敢えて、苦痛の色を浮かべる様に務めていた。これが後々、彼の秘策へと繋がるのだが、ジャンはまるで気付いた様子も無かった。
●屍共の末路
金属製の顎と牙で強化されたリザードマンゾンビの群れを、ミゼリアが一手に引き受ける。
まず、敵の間を一気に駆け抜けた。こうすることでゾンビ共はミゼリアを最初に襲うべき標的と位置付けたらしく、一斉に群がってくる。
ミゼリアの最初の作戦は上手くいったが、彼女の戦術はこれだけにはとどまらず、このアンデッド共をジャンから引き離すべく、少しずつではあるが戦闘区域を馬車道方面へと移してゆく。しかし引き離し戦術であることを悟られぬ様、露骨に足を向けるのではなく、敵の勢いに押されて後退するという体を取った。
だが実際、ゾンビ共の攻撃は中々に強烈だった。防御力をそれなりに向上させていたミゼリアだが、それでも瞬く間に無数の生傷が全身のあちこちに刻まれてゆく。
自ずと、フェミナの治癒術が主にミゼリアの支援の為に行使されることが多くなった。
勿論ミゼリアの柔肌がこのままリザードマンゾンビ共の牙に蹂躙され続けるだけには終わらない。
「敵の数が多いのなら、分断は定石じゃな」
まずグレイが、比較的ミゼリアと距離の離れているゾンビ共に輝く光球をぶつけて足を止め、ミゼリアに攻撃が集中せぬ様にと更なる分断術を施した。
その間にサイラスが威力を嵩上げした範囲攻撃で、ミゼリアから引き離されたゾンビ共を薙ぎ倒してゆく。必要があれば殺界で更に敵の分断を考えていたサイラスだが、今のところは攻撃に専念しても良さそうだ。
それにしてもミゼリアの囮兼盾役は、見事な程に機能していた。
ディーグの探索と追跡能力に心底感心していた彼女は、せめて戦闘では全力で臨むと意気込み、内心で密かに闘志を掻き立てていた。
その気合は今、苦痛を無視する絶対的な盾役としての精神力に繋がり、無数の傷をものともせずにひたすら、敵を自らに引き付け続けている。
全身から噴き上がる闇の瘴気は禍々しいどころか寧ろ美しく、孤高の戦士という風貌すら感じさせた。
「少々、張り切り過ぎじゃありませんこと?」
ミゼリアの徹底した囮役に、フェミナは苦笑を禁じ得ない。仲間全員への治癒を心がけていた筈だが、気づけばほぼミゼリア専用の回復役として機能していた。
だがそのお陰で、リザードマンゾンビ共は次第にその数を減らしつつある。
サイラスの光塊や分身によって弾き飛ばされたゾンビ共は、グレイの放った光弾でとどめを刺されていった。ふたりが範囲攻撃に全力を傾けることが出来たのも、ミゼリアの囮兼盾役と、そのミゼリアを徹底的に回復でサポートするフェミナの連携があればこそだ。
そしてミゼリア自身も、サイラスとグレイが的確にゾンビの数を削ってくれていることで、精神的も随分楽になっていた。その気になれば攻撃に意識を割くことも出来たが、そうなれば守りが手薄になり、下手をすれば戦線崩壊にも繋がる。
サイラスとグレイの火力を信じ切り、飽くまでも盾として機能し続けることが勝利への道だと割り切り、そして事実、対リザードマンゾンビ戦に於ける戦局は冒険者の側に傾きつつあった。
やがて、ゾンビ共の数は片手で数えられるまでに減じた。
ここで余裕が生じたミゼリアがジャマーを仕掛けてみたところ、残るゾンビ共は一瞬、動きが止まった。ジャンからの命令が途切れた様にも見える。
その隙を逃さず、サイラスの刃とグレイの魔法攻撃が更に二体のゾンビを仕留めた。
残るゾンビは、僅かに三体。ミゼリアが攻撃に転じても問題無い状況へと至っている。ならばと、グレイは対吸血鬼戦に廻ることになった。
●討伐完了
アーテミシア、ケン、ディーグの前で、ジャンは愕然と目を見開いていた。
自慢のゾンビ共が悉く斃され、今は残りが数体。そしてジャン自身もケンによる足への攻撃で機動力を失い、更にはアーテミシアの想定以上の破壊力を誇る重い一撃の連続に、相当ダメージが蓄積していた。
「ぬぅ……ここで貴様ら如きに斃される訳には……」
が、離脱は叶わない。この直前、ジャンの離脱の意思を察したフェミナが、
「あなたを逃がす訳にはいきません!」
と、咄嗟に光の柱を召喚し、三人の冒険者ともどもその内部に閉じ込めてしまったのである。
ならばと、ジャンはケンに狙いを絞ってきた。少しでも負傷の多い相手をまず仕留めることで己の負担を楽にしようと考えたらしい。
だがそれが、ケンの狙いだった。ジャンは隙の大きな必殺の一撃を繰り出そうとしたが、それよりも早くケンの刃がジャンの首筋にめり込んだ。
驚くジャン、冷静なケン。
普通に考えれば、打撃が蓄積したケンがこれ程速く、鋭い剣戟を繰り出せる筈が無い。しかし実際のところ、ケンは痛みを無視して動くことが出来た。確かにジャンの打撃で体力は落ちていたが、苦痛が原因で攻撃の手が鈍るということは、実は全く無かったのである。
「自分で飛び込んできたここが、てめぇの死地だよ……己の固執を悔いて、首置いてけや!」
一気に刃を薙ぎ払おうとするケン。しかしジャンの首筋は想定以上に硬く、中々首を落とすことが出来ない。そこでアーテミシアが、更に逆側から刃を叩きつけた。
「全く……後からワラワラと沸いて出てきやがって。掃除する身にもなりやがれってンだ」
しかしアーテミシアの台詞は、ジャンの耳には届いていなかったかも知れない。
エーテルを首筋に集中して必死に防御するばかりで、それ以外に対して意識を向ける余裕は最早、残されていなかっただろう。
恐らく、ジャン本来の生命力と防御力ならばケンとアーテミシアふたりの刃を喰らったとて、そう簡単に首を刎ねられることも無かったかも知れない。
が、フェミナが光の柱で冒険者もろとも吸血鬼をその内部に閉じ込める直前、グレイが魔錆を仕掛けてジャンの防御力を下げていた。これが、ジャンにとっては非常に痛かった。
「まだだ……ここでは死なぬ……デブローを葬るまでは、まだ……!」
それがジャンの最期の台詞となった。
ケンとアーテミシアがそれぞれの刃に力を込め、ジャンの脛骨を破壊しつつ、一気に薙ぎ払った。
頭部を失ったジャンの体躯はその場に崩れ落ち、そして斬り落とされた頭部は醜悪な表情に歪んだまま大地へと転がった。
「さて……残るはあのゾンビ共か」
アーテミシアは光の柱が解除された後に自身も残敵掃討に加わろうとしたが、それよりも早くサイラスとミゼリアがそれぞれ相手に廻していたゾンビ共を仕留め終えた。
かくして、近衛騎士ライゼル・デブローを狙う吸血鬼ジャン・クレグルは、己の目的を果たせぬまま敢え無く散った。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準6 / 4〜6人
2022年12月18日 16時55分24秒 公開
相談掲示板
さて・・・人がそろうかわからんが話を進めていかないとな とりあえずはジャンとゾンビをどうやって分断するかか?
手っ取り早いのはドラチャリなりシーザーロアなりで吸血鬼を引き離すことだろーな。 ドラチャリなら抵抗される心配もないから確実だぜ
だな・・・ゾンビが囲っている状態ならジャンをドラチャリでふっとばして離すは有効だよな その後ゾンビが負えないように殺界で足止め兼一気に攻撃でダメージ与えるができると楽か? キャスターとかヒーラーがいればさらに足止め策ができるんだがな・・・・
殺界は飛ばす方向次第だな。あればまあ楽だけど無くても何とかなる。 どっちにしてもメンツが集まらねえと何とも言えねえなあ
……ウォーリアの、ミゼリアです。よろしく、おねがいします。 あとひとりで、せいりつ……ですね。 ひとまず……わたしは、対ゾンビたちのほうを、きぼうして……おこうかと。
おはようございます ヒーラーのフェミナ・ノ・リビディーネと申します 今回はよろしくお願いいたします 私は皆様の回復といざという時の分断を行おうかと思っておりますが・・・・他に何か私にやって欲しいことありますでしょうか?
脳筋が解消されて何より とりあえずオレは吸血鬼の分断にかかるか。 自前で回復も持っていくけど、ある程度回復リソースをこっちに回してくれると助かるかね…
そう……ですね、わたしも、いくらかはじぶんでかいふくもできますが…… かいふくしていただけたら、心強い……です。 あとは……どちらかというと、攻撃があまりとくいではないので、 もし祈雷があれば、ありがたいですが…… ごはんだんは、フェミナさんに、おまかせします……ね。
では当初の予定通り回復重視で行きますね・・・ 祈雷は持っていないのでレゾナンス・オブ・ヴァローを開幕使う感じの方がよろしいでしょうか? ですがその場合は光縛封を持てないのでいざという時の分断で力になれませんが大丈夫でしょうか?
あ、ええと……そう、ですね。 フェミナさんの、初めにおっしゃってたとおりに……いざという時の、ぶんだんを……ゆうせんして、いただけたらと……。
気がついたら成立してた あとから来た二人もよろしくな そうだな・・・・俺としても分断優先のほうがいいかな アーテミシアがドラチャリでふっとばしてくれるなら俺はそれをチャージングで追いかけてジャンの相手専念する方向で行こうと思う ディーグに関してもジャンの相手に回ってもらう形でいいかな?
あー、どうすっかな…火力の面じゃオレはあんまないし、ふっ飛ばしてそのままタイマンに持っていった方がいいかもしれねえ。 耐えるだけならオレが一番だしな。その間にザコを片付けて最後に吸血鬼をやるってパターン。
それじゃ、動きとしては アーテミシアがジャンをドラチャリでふっとばす→俺が殺界で残った相手を一斉攻撃してダメージを与える→その間にディーグとアーテミシアはジャンの足止め 俺の殺界でダメージ与えた後はミゼリアが残ったゾンビの掃討を行い、俺はジャンの対応に合流ってかんじか? 解説などの情報から察するにかなりの敵だからやっぱりジャンの方に戦力を回したいところではあるな あぁ、あと奇策として閃光弾持っていって零距離目潰しやるつもりだ やる際は何かしら合図出すつもりだけど大丈夫かな?
人手が足りて無いようじゃから応援に来たぞ キャスターのグレイ・ナックラーじゃ とはいえ、儂の力ではジャンの相手は厳しいからゾンビの相手を優先的にしつつ、時折ジャンへの嫌がらせを行う感じの動きになるかのぅ 現状では範囲系の攻撃魔法と魔錆のデバフスキルを準備していくつもりじゃ
そう……ですね。どちらかというと……さいしょに、ケンさんが、おっしゃっていた…… >チャージングで追いかけてジャンの相手専念する方向で行こうと思う >ディーグに関してもジャンの相手に回ってもらう形 ……こちらの流れのほうを、推したいかなと……。 今は、別の依頼用に、物理防御と、魔法防御を、そろえていますが…… この依頼のときには、物理特化で、ゾンビのおさえに専念するつもりなので…… 自己回復と、フェミナさんにも、いやしていただけるなら……だいぶ長い間、耐えれそうかとは、思って……います。 なんでしたら、ジャンさえ倒せば、操られてるゾンビも、動かなくなるかもしれませんし…… もし、ジャンを倒しても、ゾンビたちが動き続けてたなら……皆で掃討すれば良いかな、と。 閃光弾は、合図をいただけるなら……大丈夫かと、思い……ます。
>グレイさん ……おうえん、ありがとう、ございます。 範囲攻撃魔法も、デバフも、とても、心強い……です。 では……なるべくたくさん、ゾンビたちを……まとめて、ひきつけてみますので…… 攻め手のほうは、よろしく、おねがいします……ね。
No.17
サイラスだ、まあギリギリくらいだが とりあえずこれは火力に振って攻撃手かね?
お、6人揃ったな。 ンじゃわりーけど、サイラスはゾンビ頼むわ。 オレとケンとあのオッサンで吸血鬼の相手するか。
No.19
範囲攻撃盛るわー 後は殺界