【奇貨】『征竜の巫女』と沈没船
真柄 葉
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シナリオID:2621
オープニング
ローレラウラ湖に秋風が吹いた。
穏やかな湖面に白波を立て、船団が水面を奔る。
その数、10。大型の戦闘用帆船を旗艦に、中型船3、小型船6の大船団だ。しかし、これらはローレラウラ水軍の軍船ではない。リブラネスタに居を置くセルッティ商会当主『ヴィルジニア・テレーザ・セルッティ』がかき集めたものだった。
この船団は、水中に没した古い船から宝物を引き上げる為に組織された。しかし、どの船を見てもクレーンなどは積んでいない。そもそも、200mもの深さから船を引き上げる術はない。ならばどうするか。
それは――――。
●リブラネスタ郊外
「すまないね、わざわざ足を運んでもらって」
リブラネスタ郊外にある小さな湖。その湖畔にある別荘に、ヴィルジニアは客人を迎えていた。
「それは別にいいけど、どうしたの?」
客人は征竜の巫女ヒルルクだった。
「折り入って、アンタに頼みたい事がある」
「頼みたい事? 変な事じゃないでしょうね」
「変な事……かもしれないね」
「えぇ……じゃ、嫌よ」
「はは。まぁ、そう言わずに話だけでも聞いておくれ。これでも食べながらね」
そういうとヴィルジニアは机に置かれた菓子を勧める。ヒルルクは渋い表情を浮かべながらも、菓子に手を伸ばした。
「……これそのまま食べるの?」
「いや、これをつける」
それは『スコーン』という菓子で、ジャムや蜂蜜をつけて食べるのだとヴィルジニアは説明した。
「えっと、こう?」
ヒルルクは言われた通りに、添えられていた蜂蜜をスコーンにつけ口に運ぶ。
「ん……んんんっ!! なにこれ、甘いしさくさくだしふわふわだし……! んまっ!」
「気に入ってくれたかい?」
ヴィルジニアが口元に笑みを浮かべながら問いかけると、口いっぱいにスコーンを頬張るヒルルクは何度も頷いた。
ヴィルジニアはメイドに紅茶を用意させ、ヒルルクが満足いくまでスコーンを堪能するのを待つ。
「あ、それで頼み事って何なの?」
丁度10個目のスコーンが胃に収まった所で、ヒルルクが問いかけてきた。
「ああ、それはね――――」
口元についたスコーンの欠片を拭きなと、ハンカチを渡したヴィルジニアが語り始める。
ヴィルジニアがヒルルクに語ったのは、とある作戦への援助要請。
それはとても大掛かりな作戦で、ヒルルクはもちろん、冒険者への依頼や船団まで組織して行うという。
「それ、わたし必要なの?」
食後の紅茶で喉を潤したヒルルクが首を傾げた。
「ああ、アンタがいなきゃ、全てが破綻する作戦なんだ」
ヴィルジニアは小さく微笑むと、話を続ける。彼女が手に入れようとして入りものは、同盟三種の神器の一つといわれる『機微の眼鏡』。しかし、それはローレラウラ湖の湖底に沈んだ船の中にあるという。しかも、船が沈んでいる水域はマーマンの支配域のすぐ近く。これだけでも危険だというのに、船は引き上げる事が不可能な深さにある。それは授恵者であっても潜る事の出来ない深度だった。
「その『たからもの』を抱いた船が沈んで既に200年だ。今まで誰も引き上げた事がないどころか、沈んでいる船を見た者もいない。ずっと引き上げる事は不可能だと言われ続けてきた。じゃぁ、それをどうやって手に入れると思う?」
ヴィルジニアはきょとんとしているヒルルクに問いかけた。
「え……潜って取ってくるしかないんじゃないの?」
「ああ、その通りさね」
「む……」
さっきは潜ることが出来ない深度だなんて言ってたのに、あっさりと肯定したヴィルジニアにヒルルクは顔をしかめる。
「人では潜れない、なら人でない者に潜ってもらうしかない」
ヴィルジニアは小さく微笑むと、作戦の本筋を話し始める。
先日、冒険者達がもたらした情報を元に、彼女は作戦を立てた。
それは冒険者を加えた水上戦力で周辺水域を縄張りとするマーマン達を引き付けている間に、ヒルルクが庇護しているマーメイドの少女の手で湖底に沈む沈没船から『宝物』を引き上げるというものだった。
「……はぁぁっ!?」
当然、作戦の内容を聞いたヒルルクは驚いた。
「いやいやいや、あのねニア。あの子とはまだまともにお話もできていないのよ!? なのに、そんなお願い聞いてもらえると思うの?!」
「無理は承知で頼んでいるんだ。ちょっと、時間がないんでね」
慌てて拒否しようとしたヒルルクに、ヴィルジニアは真剣な眼差しを向ける。
「聞いた話じゃ、そのマーメイドと随分仲良くしているらしいじゃないか。それに心を通わせつつある冒険者もいるみたいだね」
「そうだけど……って、なんで知ってるのよ――――あー、言わなくてもいいわ。どうせ、こっそり見てたりしたんでしょ」
「残念ながら、そのマーメイドを見た事がないけどね」
冷ややかな視線を向けるヒルルクに、ヴィルジニアはくすくすと笑う。
「もちろん、危険に見合った見返りは用意するつもりだよ」
「見返り……?」
そんなヴィルジニアの言葉に、ヒルルクの眉間のしわが開いた。
「ああ、作戦が成功したら、ここをアンタにあげるよ」
「……へ?」
そう言って両手を広げたヴィルジニアに、ヒルルクはぽかんと口を開ける。
「この別荘、それからそこの湖。周りの森。全部だ」
「何言って……は?」
「聞けば、随分と苦労しているみたいじゃないか、マーメイドをかくまうのに」
「う……そうだけど」
「ここはいいよ。小さいながらも湖があるし、周りは森だ。うちの私有地だから、人が来る事はまずないしね」
「……」
窓の外の景色を見ているヴィルジニアにつられ、ヒルルクも外を見る。
それはとても穏やかな景色だった。森があり湖があり、そして、何より人の気配がない。きっとここならあの子ものびのびと暮らせるだろう。
「……えっと、すぐには決められないから、相談して来てもいい?」
「ああ、もちろんだ。色よい返事を待っているよ」
●ローレラウラ湖
「そろそろ、目的の場所だ」
旗艦の船長が望遠鏡を下ろした。
船団を率いる船長は、元ローレラウラ水軍の将で、退役した後も船を駆り、海賊退治などで勇名を馳せる老練なる男である。
「曳航している小型船を切り離せ!」
船長が指示を出すと、船員達がロープを伝い器用に小型船へと乗り込んでいった。
「冒険者諸君、戦闘準備だ。雑魚はどうとでもしてやるが、名前付きは任せたぞ!」
船長が甲板の冒険者達に声をかけると、彼等は頷き戦闘準備に入る。
慌ただしく準備が進む甲板の片隅で、ヒルルクは大樽に入ったマーメイドの少女に話しかけていた。
「大丈夫。絶対、わたし達が引き付けるからね。安心していって来てね」
ヒルルクの力強い言葉に、マーメイドの少女はこくりと頷いた。
解説
マスターより
リプレイ
秋空に響く船長の号令と共に、バリスタから巨大な矢が放たれる。
矢は目標を捉える事無く、水中へ沈んでいくが……。
「――――船長来ますっ、左舷です!」
【天眼】で周囲を警戒していたリサ・ベイカーが叫んだ。
すると、穏やかだった水面は波立ち、いくつもの『頭』が浮かんでくる。
「取り舵一杯! 帆に風を孕ませろ!」
すぐさま船長が操舵士に指示を出し、船首を方向を変えた――――。
「ヒルルク、合図は覚えたね」
「ええ、任せといて」
戦闘が始まる中、旗艦の甲板ではルチル・プルメリア・グレイハーツとヒルルクが『合図』の最終確認をしていた。
ルチルは考えていた。この作戦が成功すれば、あれだけ振り回されたマーメイドの少女の住処の問題が解決すると。
「……取引自体は受けて損のない話だ」
「うん? 何か言った?」
「何でもないよ。さぁ、アンタもしっかり働くんだ」
首をかしげるヒルルクの背を押したルチルは、そのまま別れを告げ船首へと移った。
「僕達も行くね」
ルチルを見送ったヒルルクの元へ、ハーヴィとトーラがやってくる。
「ヒルルク、絶対成功させますよ!」
「ええ、成功させてお家ゲットするわ!」
ヒルルクとトーラが互いの意気込みを確認し合い拳を合わせるのを横目に、ハーヴィは傍に置かれた大樽に手を当てた。
「ローラ、僕達頑張るからね」
声をかけても返事はない。しかし、中で僅かに動く気配がする。
「絶対、安全な住処をプレゼントするから、君も頑張って」
短くそう言い残しハーヴィは樽を離れると、トーラと共に中型船へ乗り込んだ。
●
「敵のリーダー格は三体。それぞれ兵隊を率いているようです。しかし、相手は水中に在りいつ攻撃に出てくるかわかりません」
全体の指揮を執るリサが中型船から僚艦に視線をやった。
「索敵を厳に、だろ? わーってるって」
そんなリサに応えるナハシュは既に、別の中型船へ乗り込み推進用紋具に火を入れるよう水夫に指示を出している。
「こちらも準備万端です! リサさん、よろしくお願いします!」
反対側にはトーラとハーヴィが乗る中型船。
「マーメイド投入のタイミングはアタイに任せてもらうよ」
そして、旗艦にはルチルが残る。
「では――――皆さん、ご武運を!」
仲間達の頼もしい返事に応えるように、リサは祭刀を振り上げた。
●
「この攻撃は様子見だと思われます。こちらが退くそぶりを見せない事で、相手も本格的な迎撃に移るでしょう」
リサが卓越した【戦術眼】を元に、相手の行動を予測する。
「なら、ここからが本番か?」
応えたのはリサと共に中型船に乗り込んだサイラスだった。
リサの言うように、先ほどまであった散発的な攻撃は徐々に少なくなっている。高速の中型船が戦場に出た影響ともとれるが、リサはそれだけではないと感じていた。
「このまま待っとけば、勝手に出てくるっていう訳か」
「そうですね。それも悪くないのですが、折角だし少しつついてみませんか?」
中型船で走り回りながら索敵するナハシュやトーラ、旗艦で全体を俯瞰するルチルからの合図はまだない。敵の『三つの本隊』は今だ湖の底深くなのか、それとも別の場所にいるのか。
「さあ、『餌』を撒きましょうか。サイラスさん、例のやつ、お願いします」
「はいよー」
リサに言われ返事をしたサイラスが、船に積まれた木箱から大量の『筒』を取り出した。
山盛り掴んだそれらを、サイラスは何の躊躇もなく湖へと投げ込む。
「準備おっけ。そんじゃま、いってくらー」
「はい、お気をつけて」
サイラスは投げ込んだ筒から伸びたロープを手に、曳航していた小型船へと移動した。
「切り離してください!」
リサが合図を送ると、水夫が小型船を切り離す。
中型船はそのまま離れ、湖のただ中にサイラスの乗る小型船だけがぽつんと残された。
「ほーれほれ。『餌』はここぞー」
水面に向け手招きしたサイラスが、手にしていたロープを思い切り引っ張る。
瞬間、水中にいくつもの閃光が生まれ、水の中を白光一色に染め上げた。
「おっし、見つけた!」
少し離れた場所で、ナハシュが声を上げる。
サイラスが使った水中閃光塗弾により、『マーク』は閃光から逃げる行動を見せた。その動き方は、魚などではない。
「一隊そっち行ったぞ! 数は……10だ!」
ナハシュはすぐに捉えた『マーク』の数を、旗艦へと知らせる。
ナハシュの声を聴いてルチルが視線を振ると、水面に幾つもの『頭』が見えた。
「右舷に6! 頭を伏せな!」
ルチルが腕を回し水夫に指示を出した瞬間、水夫たちの頭上を細矢が通り過ぎる。
旗艦に群がるのは、搦め手を得意とする『緑ゴケのククリ』率いる一隊だった。神出鬼没を信条とする隊ではあるが、ナハシュの捜波から位置を受け継いだルチルにより、完璧に位置を把握されている。
「こっちに来たのは吹き矢の一隊か。いいだろう、なら射掛勝負と行こうじゃないか」
ルチルは索敵スキルを駆使して出方を予測すると、細かく水夫たちに細かく指示を出した。
水夫たちはルチルの合図に合わせ、水中へ矢とバリスタを打ち込む――――。
一方、ナハシュは乗っていた中型船に戦線離脱を指示していた。
その目的は敵に的を絞らせるため。ククリ隊の戦力が全て旗艦へ向く様に仕向けたのだ。そして、ナハシュ自身はというと――――。
「さて、大将はどこにいる」
水面に立っていた。
ハーヴィの魔法をコピーしたナハシュは、まるで水面に浮く木の葉だとでも言わんばかりに存在感を消し、マークの動向を探る。
「3……5……1……まだか」
ククリの部下と思われる遠距離部隊の攻撃は、旗艦へ向けられている。ルチルの指揮もあって戦局は優位だが、肝心の大将が見当たらない。
相手は奇襲を得意とする個体。ナハシュは動くことなく水面をじっと見つめた――――。
●
その頃、『餌』を撒きまくったサイラスの小型船は――――。
「おー、うようよ湧いてやがんなー」
格好の的にされていた。
マーマン達はわざとらしく水面にヒレを出し、船の周りをぐるぐると回る。その数、十数匹。
あれだけ派手にやったのだから仕方ないとはいえ、何の装備もない小型船の命運は風前の灯火と思われた。
「そうそう、おれはここにいるぞー」
しかし、狭まってくる包囲網にも、サイラスは動揺を見せない。逆に船縁から身を乗り出し、水面をバシャバシャと叩いて挑発する。
そんな仕草が癪に障ったのか、マーマン達は周回は停止し、一気に小型船へ向いた。
多数の波紋が小型船に迫る中、一際大きな波紋が見える。ボスである『紅付きのバレリア』だ。
しかしサイラスはバレリアを無視すると、わざと背を見せた。これに怒ったのか、バレリアが水面へと姿を見せた――――。
『ギュアァッッ!!??』
瞬間、目の前で炸裂した強烈な光に目を焼かれる。
「サイラスさん!」
「おっけー」
閃光を放ったのは、中型船から戦場を俯瞰していたリサだった。
リサの声に反応したサイラスは、すぐに【真殺界】を発動。閃光にやられず突撃してきたバレリアの部下数匹を結界内に捕らえると、大太刀を振るった。
●
「ハーヴィさん、どちらも戦いが始まっています! 残りは『飛びビクウ』の隊みたいです!」
旗艦と小型船で繰り広げられる戦闘を見つめていたトーラが声をかけると、ハーヴィは無言で頷いた。
ハーヴィは水中に下ろした鉄棒に耳を当て、水中の音に意識を集中させる。
水は沢山の音を伝えてくれる。人の耳にはくぐもって聞こえない水中の音も、超越した聴覚を持つハーヴィには、沢山の情報を伝えてくれた。
「飛びビクウは飛ぶために加速する必要があるはず……」
事前に得た情報を思い出しながら、ハーヴィは音を聞く。一方、トーラも【捜波】による索敵を行っていた。
水中には沢山の命が在る。『マーク』ではそれが何の生物かまではわからない。だからこそ、トーラはその中でも特に意志の感じられる動きをする『マーク』を探していた。
「……これは」
そして、ようやく不自然な動きをするマークを見つけ視線を振ると、ハーヴィも鉄棒から耳を離していた。
「ハーヴィさん」
「トーラさん」
二人は目を合わせ頷き合うと、すぐに行動に出た。
ハーヴィに【ウォーターウォーク】を貰ったトーラが、中型船から身を躍らせると、音もなく船から離れていった。
「船の速度を落としてください!」
トーラを見送ったハーヴィが操舵士に声をかけ中型船の速度を落とさせる。
水面下にマーマン達の脅威がある中、船を止めるのは自殺行為。当然、船を狙う『音』が近づいてくる。しかし、これはハーヴィが仕掛けた『罠』だった。わざとらしく故障したと見せかけ、格好の的だと誤認させたのだ。
案の定、ビクウの部下達が槌を片手に船に大挙してくる。それも勝ち誇ったように。
「今だよ!」
そんなマーマン達に向け、ハーヴィと水夫たちは一斉に投網を放った。船の全周をカバーする様に放られた網は母蜘蛛糸のロープで作られた頑丈なもの。捕らえる事が出来れば、まさに一網打尽なのだが……相手はただの魚ではない。そう易々と網にかかってはくれない。
「そうこなくちゃ!」
だが、ハーヴィはこれも予測していた。
ハーヴィはすぐに杖を振るうと、船の周り――――特にマーマン達が網を避けた方向に雷界を呼び寄せる。呼び出された三つの雷界は、見事に複数のマーマンを捉えた。
「トドメだよ!」
それだけでハーヴィの行動は終わらない。再び杖を振るうと、最も敵を捕捉した一点に向け極大魔法を放った。
盛大に打ち上がる水柱。そして、マーマンの『破片』が飛び散った。
マーマン達はこのド派手な攻撃に、慌てて距離を取ろうとするが――――。
「こっちは行き止まりですっ!」
退路を塞ぐ様に打ち込まれたトーラの極太光線に、また数体が焼かれる羽目になった。
「さぁ、どうです! 出てこないなら、もっと盛大にいきますよ!」
ちらりと旗艦を見つつそう叫んだトーラは、そのまま水上を滑る様に移動し、ハーヴィの待つ中型船へ。
「ようやくお出ましのようです! 本命、来ます!」
トーラは船に戻るなり、右方を指さす。
先ほどの挑発が効いたのか、そこには猛烈な勢いで迫る『マーク』があった。
『マーク』は閃光塗弾で妨害しようとする中型船を、湖深く潜る事で迂回。そして、上昇の勢いをかって、一気に飛び上がった。
「今だよっ!」
しかし、飛び上がったビクウの目の前には、視界を覆う『網』が待ち受けている。
飛ぶ事で水上の敵に対してきたビクウの技が、この時ばかりは仇になった。
ハーヴィの合図で真上に投げられた強靭な網が、ビクウの身体を受け止めたのだ。
「トーラさん!」
「はいっ!」
投網に絡められ勢いを殺したビクウ。そのタイミングを逃さず二人は同時に【魔弾】を放った。網に捕らわれたビクウはなす術無くヒレに大穴を開けられ、網ごと湖へと落下していった。
●
三隊に別れた冒険者達がそれぞれボス級を引き付けている。
「頃合いだ」
戦場を俯瞰していたルチルが大きく手を上げ円を描く合図を出す。
その合図に水夫たちがバリスタを打ち込み、投網を放った。
そして、その合図を見た船尾では――――。
「合図よ」
負傷した水夫の救護をしていたヒルルクが大樽に声をかける。
すると、中からマーメイドの少女が顔を出した。
「お願いね。気をつけていってらっしゃい」
ヒルルクの言葉をまだ正確に理解できていないだろうマーメイドの少女。しかし、言葉はわからなくとも何をするのかちゃんと理解できているようで、こくりと頷くと大樽から飛び出し水中へと消えていった。
●
マーメイドの少女が水中に消えた頃、リサの乗る中型船は大破していた。
「おー、えげつねー一撃だー」
中型船ほどの大きさを、両断とはいかないまでも大破に追い込んだバレリアの力にサイラスも舌を巻く。
「感心している場合ですかっ!」
そんなサイラスにリサが叫んだ。
あの後、バレリアは閃光を放ったリサに標的を変え、中型船を大破させたのだ。
「またあれに狙われたらそんな小舟一撃で……」
しかも、水中にはまだ無傷のバレリア。リサは眉をしかめるが。
「別にいいんじゃね? そんなん、無視すりゃいいだろ。勝てそうにねーのはほっとくに限る」
「あのですね。無視って、そんな事したらまっぷた…………なるほど、丸裸にするわけですね」
そう応えたリサに、サイラスはにやりと笑った。
巨大な魚影が小さな魚影を引き連れて水面を奔る。
両断してやると大太刀の刃をきらめかせ、バレリアが小型船へ肉薄した――――その瞬間だった。
「待ってたぜ、猪武者」
小型船のサイラスの大太刀が振り下ろされると同時に、バレリアの頭上を飛び越えた。
群れの中央に着水したサイラスに虚を突かれた部下達が、一瞬動きを止める。
「はい、大漁ー」
そんな部下達をサイラスは【真殺界】で丸ごと囲った。
一太刀で小型船を両断したバレリアがこれに気付き、すぐに旋回するが――――。
「水上に出たのが運の尽きですね」
大破した中型船に伏せていたリサが、その無防備な背中へ向け矢を射かける。
致命傷とはいかないまでも、十分にその注意を引いたリサの矢。そして、その矢が稼いだ時間は、サイラスが『仕事』をするのに十分なものだった。
サイラスは捉えたマーマン達に向け、再び大太刀の強烈な一撃を叩き込む。
目の前で部下が微塵にされたのを見たバレリアは、戦いを放棄。水中へ消えた。
●
二か所でボス級を撃退した頃、旗艦での戦闘は既に終結していた。
「いやー、上手くいったな」
「まあ当然の結果だ」
甲板で合流したナハシュとルチル。二人の足元には『捕虜』が縄についている。
旗艦での戦いは意外なほど呆気なく終わった。
ルチルの閃光塗弾付属矢を用いた完璧な対弓矢戦を前に、しびれを切らしたククリは自ら水上へと出た。しかしそれが仇となる。彼の出現を『マーク』で把握していたナハシュが、水上へ出た瞬間、距離を詰め【ウォーターウォーク】をかけたのだ。
水面で『まな板の鯉』と化したククリは、ルチルの放った投網に捕縛される事となる。これを見た部下達は戦意を喪失、散り散りに逃げ帰っていった。
「それで、『おひめさま』のご帰還はまだか?」
ナハシュは船縁から湖を見つめるヒルルクに声をかける。
「うん、まだみたい」
平静を装って入るものの、ヒルルクの声は不安に揺れていた。
「心配ない。アンタは信じて待てばいい」
顔を上げないヒルルクの肩にルチルが手を置いた、その時だった。
――ピチャ。
小さな水音と共に、マーメイドの少女が顔を見せる。
「お、お帰りっ!」
ヒルルクがすぐに声をかけると、少女は「これでいいの?」と言わんばかりに、小さな箱を掲げたのだった――――。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:多い6 / 4〜6人
2022年11月28日 14時29分36秒 公開
相談掲示板
ヒーラーのリサです、よろしくお願いします。 やることはシンプルですが、知能が高い相手と言うことで、陽動ということを悟らせないように戦う必要がありそうですね。 水中に落ちないように注意なのと、如何に相手を自由にさせないか、を考える必要がありそうですね。 落ちないように、ロープで命綱とか? 漁師から投網借りたりとかしてもいいかも?と、思いました。
トーラです。 よろしくお願いします! こちら6人に対して相手は特異個体三体と30体の手勢がいるので、数の差に注意しつつ特異個体を倒す、もしくは足止めする必要がありますね。 向かってくるバレリアを止めつつ、ククリの撹乱を防ぎ、ビクウから船を守る事になるでしょうか。 その場合、2人ずつそれぞれの役割についてはどうでしょう? とりあえず、ククリとビクウを相手するには捜波があった方が良いでしょうし、わたしはどちらかに回ろうと思います。 あと、水中にいるマーマンにはサウンドボマーで混乱を狙えないでしょうか?
No.3
サイラスだ、よろしくなー とりまメンツ的にサーフ2人がそれぞれにとなると残るメンツのクラス的に俺はバレリアかねぇ?ヒーラーに前出てもらうのもアレやし、キャスターとシューターどっちも火力型っぽい相手にぶつけ辛いし。 後は後衛次第で対応先早めに落としてもらって耐久戦になりそうなヒーラー後衛の所手伝って貰う? 一応ナハシュさんが索敵したくない場合とかはテレパスとかで索敵要るシーフいない範囲にも伝えてもらってとかになるか? 水中サウンドボマーは中型船以上だと難しいし小型船とかでないと怪しいんでないかなー?と。水上歩行は口突っ込めるか分からん、水中に向かってなら効果微妙になりそう。で、小型船なら壊されそうなんで水中の準備した人なら?と思う ぶっちゃけ前回もだが水中の方から穴開けて転覆されるのが怖いので水中もあった方が良いのか悩む? そして仕掛け方次第だけどウォーリアだとこれ殺界一番かなと。まず捕まえる必要あるけど数捕まえれればそこそこ被害減らせそう。ただし一回仕掛けたら近寄られないし外した奴はみんな迂回するだろなー。でも杖持ち込んでその後は術撃でもいいし、他の特性はカバリングも単体対象系もビミョいかな?と で、NPCと支援道具どうしようか?になるか 酷い手札としては何故か船にいた指名手配のマーメイドがうっかり甲板に出て来てしまったら攻撃対象になるよね?と。いやネームド含めて関与してた人にパスしたいので転覆寸前とかでなければ触れもせんが。 後閃光弾はばら撒いて怯ませるとか、ペイントをぶち撒けて水中めちゃくちゃにする?向こう慣れたら逆効果だが。後ロープ何するんだ?ひっつけ?
キャスターのハーヴィだよ、よろしくね! 一般兵に関しては船団の人達にも対応お願い出来るみたいだから、特に必要なのはネームド対策だね。 基本は遠距離攻撃になるから、そう考えると僕は、ビクウかバレリア相手に高火力の魔法を撃つのがいいのかな。ククリは回避高そうだし魔法攻撃はちょっと当て難そう。 水中サウンドボマーは個人的には悪くないと思う。 でも水面に顔近づけないと発動が難しいなら、使用者は小型船に乗るのが必須になりそうだね。 水上戦ってことで今のところウォーターウォークは持って行く予定だよ。 あと、水中戦はやめといた方がいいと思うよ。それ専用の装備はどうしても通常装備より弱いし、水中こそマーマンの独壇場だからね……過去に同じような状況で水中潜って戦闘不能になった人も見てるから、解説にもある通りお勧めしない。 >NPC マーメイドは今回潜って貰う役目だから、甲板での囮役はまず無いのでは?って思うのと、個人的感情としてもマーメイド本人を囮にするのはナシ。 万一、囮役を立てるんなら、比較的安全そうな大型船の上で僕がマーメイドの幻影を作る、って手はあるけど…… ここにマーメイドが居ると知られること自体、リスク高そうな気もしてるから悩むな。 >支援アイテム 閃光弾は光で撹乱する他に、塗料をぶつけて水中での動きを分かり易くするのにも良さそう。 特にククリ相手に塗料をぶつけられれば、水に入ってても目立つよね。あっちは撹乱戦術がやり難くなりそうな気がする。 リサさんの言う投網に、母蜘蛛糸ロープを括り付けたら、敵にも引っ付け易そうな? 相手の動きを封じられるかも。
シーフのナハシュだ。今回はよろしく。 とりあえずククリかビクウに索敵兼ねて着く感じだな、了解した。 特に何方という希望もねえから、トーラが付きたい方で構わねえ。 ウォーターウォークもあるなら非常に助かるし、殺界も同様だ。特に小型船バッキバキにやられる前に、派手に誘き寄せて壊されにくい大型船辺りにバレリ後その配下を纏めておけたら結構強いんじゃねえだろうか。 >水中戦 これに関しては同じく可能な限り避けていければと思うな。 船体に穴をあける敵に関してはビクウの動きに合わせてくるらしいから、ビクウ用に中型の帆船を散らしつつ、此処を対応する奴に重点的にウォーターウォークをかけておけば何とかならねえかな。もしくはこの帆船の底や脇に閃光塗料弾を積めた樽なんかつけておけば、突いた拍子に破裂する罠には‥ならねえか( >補助道具 これも上がってる通り、塗料をぶつける、蜘蛛糸を絡めて自由を奪ったり船上に引きずり出す、単純に命綱辺りが上手いと思う。塗料に関しては海水で洗い流される可能性もあると思うが、着いたままならかなりいい目印になりそうだ。 >サウンドボマー 面白そうだなーと思いつつ、あげられてる懸念も同意だな。 小舟で行くか、大型船等の船舶からシーフが壁歩きで、みたいな感じはする。もしくは命綱の母蜘蛛を付けた状態で潜り、サウンドボマーの後引っ張り上げてもらうとか。
情報屋のルチルだ。 さーて、まあ取引内容自体に悪い話はないから上手い事やっておきたいが…。 知能の高い相手だ。素直にやると裏にある目的に気づかれそうだね。 以前ローレラウラの魚人も陽動という手段を取ってきた事もあったような。 とりあえずバレリアはすぐに壊されない大型、或いは中型船に対応人員を乗せて足止め。 残りのネームドは索敵しつつ対応…という所だが、一先ず回避の高いククリの対応に名を挙げておこうか。 必要なら捜波も使える。 >補助道具 閃光塗弾は攪乱に使う事が多く塗料としての耐水性は試した事がないな…。 一応、目印として使えないか試してみるが。 母蜘蛛ロープを投網として使うのは良い案だと思う。横方向からの力と切断に弱いとあるので長時間の足止めには向いてないから、モグラのように頭を引っ込めるククリの配下向けかね。 >サウンドボマー リスクはあるが裏の目的に気づいて戦場から離れるマーマンの妨害にも使えそうだ。 水中に入る事自体が危ないようだからウォーターウォークと組み合わせるか母蜘蛛ロープを安全策にするのがよさそうだが。
それでは、ナハシュさんがどちらでも良いのならわたしはククリの対応に回らせて貰いますね。 ●紅付きのバレリア+マーマン兵【槍】対応 ●緑ゴケのククリ+マーマン兵【矢】対応 ルチル ●飛びビクウ+マーマン兵【槌】対応 トーラ
ちょっと気になったことを。 >殺界 水上(深度0)から水中(深度1)への攻撃には射程が-4されるので、おそらく水中のマーマンには効果がないと思います。 >水中戦 深度1(水深20m)までは通常の武器も使えるようなので、水中用スキルを使わないのであれば普通の武器や防具でも大丈夫ではないかと思います。 マーマンの動きも素早くなるでしょうけど、船底に取り付かれて沈没の危険があるなら入ることも考慮して置いた方がいいと思います。 >>>
どっちだ・・・!?( 表的には俺がククリでいいのか? そうなら捜波で引っかかったポイントに網を投げたり嫌がらせしつつ、見つけたらなるべくコイツに張り付いて目印兼攪乱自体を封じられるように動くかな。ルチルがいるなら攻撃は十分任せられそうだし、捜波も3つあるのは頼もしいと思う。 >水中 ー4されるんだっけか!結構きついな。 となると基本的に入らないが最善だが、入らざるを得なない状況になったらまあ言われてる通りだろうし、特に小型船や中型船といった落とされやすい戦域で戦う奴は予めウォーターウォークがあれば安心なんじゃねえか。水中でサウンドボマーや、もしつかうなら殺界なんかを飛ばす場合は駆けない方が良いとも思うが。とりあえず俺は欲しい。
ごめん、抜けがあったので再投稿。 トーラさん、混ざってる……! えーと、ウォーターウォークは10分持つけど、念の為掛け直すことも考えた方がいい? だとしたら僕もナハシュさんと一緒に動こうか。二人一緒にビクウ対応になるけども、それでも良かったら。 僕個人はあとグラビティで移動阻害することも考えてて、ビクウでもバレリアでもどっちでも大丈夫。リサさんの希望も聞いた上でどっちかに決めるね。 >水中 わわ、結構マイナス大きいね! 大型船から魔法届くかちょっと不安になってきたな……。 入らざるを得ない状態になったら、それは入らないとなんだろけど、極力避けたいところだね。範囲魔法も持っていくよ。 >殺界 向こうがこっちを攻撃する為には水上へ顔出さないとだから、そういう敵だけをターゲットにするなら殺界でも大丈夫なのかな、とは思う。 そういう意味で、バレリア+マーマン兵【槍】は猪突猛進して来るそうだし、サイラスさんはバレリア対応の話をしていたから、さほど問題ではなさそう?
あーすいませんビクウです! 混乱させてごめんなさい。 ウォーターウォークはかけ直しを考えるならエーテルイミテイトで模倣させて貰うのもありですね。 回数が半分になりますけど4回使えるなら十分でしょうし。
No.13
ぶっちゃけ殺界は水中入ってやるつもりで居るからなーと。どっちにしろ近場にいられたり投擲とかで狙われたら船に乗ってても割られて着水するし、ウォーターウォーク1人しか持てないから順番とか節約したい。終われば上に無理矢理でも上がって近場の乗れば。というか多分水中でやらんと潜られて終わりなのは否定できんしなぁ。チャージングで移動6にしてけば少しは動けるしサウンドボマーも使えるし。 ●紅付きのバレリア+マーマン兵【槍】対応 サイラス ●緑ゴケのククリ+マーマン兵【矢】対応 ルチル ナハシュ ●飛びビクウ+マーマン兵【槌】対応 トーラ で決まった人あってる? まあ元より捕まりそうな人魚囮には出来んやろなと。寧ろこれ船に被害出たり時間かかったら知り合い探して出てくるとかそういうギミックだったりせん?出てくるなって言われてないし。ってのが怖いかなーと。まあ船乗って戦う人が閉じればええんだが
Q:1 お疲れ様です、確認なのですが、ヒルルクさんは今回は味方戦力としては闘わない。 ということで合っていますか?
わたしは、ヒルルクさん次第でもありますが、彼女が別動だとすると、ヒーラー一人なので、全体的な回復支援かな?と思っています。
No.16
あ、潜らせるのマーメイドか。なんだ 人外とあったので見落とした上で巫女がやると連想してたわ。 とりま俺1人の班になりそうかね、なら物理装備で捕獲と削り兼ねようかと?殺界の効果時間で下っ端ある程度落ちてくれると楽だけどまあ無理だろうし、1回目以降は閃光弾とかによる攪乱とか目指すわ。 蛇の話とか前回出た記憶してるからなんもせんのも怖いしね。
>水中で殺界 殺界使用中は移動不可(アクションが取れない)になるから、何らかのバックアップ手段を用意せねば最悪水没じゃないか? サイラスが相手取る予定のバレリアは恐らく水上に出て一旦相手に接近せねばならない攻撃スタイルをしていると思うが…。 それと数的な問題を気にしているようだが、配下の兵士達は海軍の協力を得て抑えや数減らしを上手い事やってもらおうかと考えている。 >潜水のタイミング ヒルルクが人魚の娘に付きっきりかどうかはまだ返答が出てないが(わたし達が引き付けるからと言っているので恐らく戦闘に参加か?)、どちらにせよ人魚と一番意思疎通ができるのは彼女だ。 索敵して陽動に成功、水中へ注意を向けている敵がいないと判断できれば手を挙げるなど予め敵から見れば何の変哲もない、しかしわかる人間であれば意味の通じるサインを決めておくのはどうだろう。 その辺りを考えて、自分は射程がある方だから大型船につき合図出しを引き受けようと思うのだが。
すまない、返事が遅れたね。 Q:1 お疲れ様です、確認なのですが、ヒルルクさんは今回は味方戦力としては闘わない。 ということで合っていますか? A1:マーメイドが潜っている間は何もすることがないだろうから、あの子になにか頼む事はできると思うよ。
何度も削除しててホントにごめんね……! >水中で殺界 水没のリスクは思い当たらなかったけど、ルチルさんも言う通り、サイラスさんが相手取る予定のバレリア及び配下は、水上に出て接近戦を仕掛けるタイプの敵だと僕も予想してる。 バックアップもどこまで出来るか分かんないし、水没するリスクを取るよりは水上で殺界をした方が良いように思うな。 水中からの船体攻撃はビクウ配下のマーマン兵【槌】が行うようから、バレリア対応ならそこまで気にしなくても大丈夫な気がする。それに僕もアーケインを使うから、ある程度の足止めは出来ると思うよ。勿論、海軍の皆さんの協力も仰いでいく方向で。 ネームド3人の中ではバレリアが一番単騎攻撃力が高いと思うんだよね。サイラスさんにはそっちの抑えをより重視して貰いたいかな……って思うんだけど、どうだろう? >合図出し いいと思うな。大型船からなら周囲の状況も把握し易いだろうし、ルチルさんにお願い出来るなら有難いなって思う。 強いて言うなら手を挙げるだと、そっち見てないと気付きにくいから、音の方が良いかも?って思ったけど、敵に気づかれるリスクが上がっちゃうかな? >ヒルルクさん ヴィルジニアさんは回答をありがとうございます。 マーメイドの潜水後は何かお願い出来るのであれば、その間はヒルルクさんにも回復と攻撃役をお願いしたいとこだね。 ルチルさんが合図出しをするのなら、そのままルチルさんにヒルルクさんへの要請もお願いした方がスムーズ、かな? ヒルルクさんへの要請は僕が引き受けても構わないと思ってるから、ルチルさんが手一杯なら僕が引き受けるよ。
ヴィルジニア様、ご回答ありがとうございます。 〉合図とか マーメイドの潜る場所と、わたし達の場所の位置関係次第ですけど、 ルチルさん→ヒルルクさんへ合図で、 ヒルルクさん→マーメイド潜り ですかね。 ヒルルクさんが大型船の上から合図で通るならそれで、距離が遠いなら、ヒルルクさんには小型で後方から合流してもらう感じでしょうか? その後は、支援中心にお願いしたいかなと。 〉個人行動 中型にのって、前線支援をしたいと思います。 先に、バレリア対応かな…
>合図出し ヴィルジニア嬢の回答から察するに、 人魚の娘が潜水を始めるまでは付きっきりで、合図が出るのを注視する余裕はあると見た。 だから音を立てなくとも予め決めていれば確認をしてもらえると思ったよ。 >ヒルルク 指示出しについては人手が不足してる区域へ攻撃、回復支援へ回ってもらう方向で考えていたので字数はそう食わないはずだ。 気遣いありがとう。だが、大丈夫だよ。
そして出発24時間を切った所で確認したい事が思いついてしまった。 時間制限は書かれていないが、まあ返事をもらえればいい塩梅で…。 Q2: 人魚の娘の入っている樽が置かれている場所は大型船の甲板か? (決まっていないならこちらの都合のいい場所に置いてもいいか) Q3: 人魚の娘が無事宝を回収して戻って来た場合、こちらから手を貸さずとも元の場所へ戻って来られるか? Q4: NPCの船員達に人魚の娘がいる所を見られて問題はあるか?
質問だね。答えさせてもらうよ。 Q2: 人魚の娘の入っている樽が置かれている場所は大型船の甲板か? (決まっていないならこちらの都合のいい場所に置いてもいいか) A2:旗艦の甲板に置かれているとは思うけど、指定はないからね。好きな場所へ移す事は可能だろう。 Q3: 人魚の娘が無事宝を回収して戻って来た場合、こちらから手を貸さずとも元の場所へ戻って来られるか? A3:元の場所というのは大樽がある船という事かい? それなら問題ないんじゃないかね。マーメイドは頭のいい種族だ。子供とはいえ、帰る場所くらいわかるさ。 Q4: NPCの船員達に人魚の娘がいる所を見られて問題はあるか? A4:船員達は皆、アタシの子飼いだから見られたからといってどうこうする事はないよ。まぁ、マーマン族と争っているローレラウラ出身の者もいるから、友好的とはいかないだろうけどね。
とりま個人行動の件だけ! リサさんが先にバレリア対応なら、僕はビクウ対応になるかな。 基本アーケインで足止めしつつ、範囲魔法で攻撃してく予定。あとは投網に母蜘蛛糸ロープも試してみようかなって思ってるよ。 ウォーターウォークは必要な人へ付与する旨プレで触れておくね。 合図とヒルルクさんの件は了解だよ。上手く行くと良いな……。
さて確認できるまで時間をかけてしまったが…助かった。回答感謝するよ。 ローレラウラとマーマンの軋轢は推測の範囲内だ。一先ず不安だった要素がなくなっただけでもよかった。 とりあえず言っていた方針で変更はない。 大型船から潜水の指示出しと索敵、ククリの対処。後はヒルルクの他にも索敵結果に応じて船員への協力を促して配下を抑えておくよ。