パンクリアース学園決闘騒動

コースケ

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シナリオID:2603

オープニング

●一月前
 リーンエス王国南部の豪奢な屋敷の一室で、一人の男の前で中年の男と少年が頭を下げていた。
 男の名ヘクター・V・ミーガン。リーンエス王国の貴族派に属するミーガン侯爵家の当主であり、老人といっての良い年齢であるが、その力強い眼光が衰えを感じさせない圧を放っていた。
 中年の男はミーガン侯爵家の寄子であるサンウッド子爵家の当主クロス・サンウッドといい、息子のエリクを連れヘクターを訪ねて来ていた。

「その様な訳で、息子を正式に跡取りと認めていただきたく、参上致しました」

 そう言ってクロスはエリクと共に再度頭を下げる。
 対するヘクターはギロリと二人を睨み付けると、承認の意を告げる。

「エリクよ、授恵者の責務は常人のそれを越える。それに潰されぬ様にな。何かあれば儂を頼るが良い」
「はい。ありがとうございます」

 頭を下げたまま応えるエリクを満足げに眺め、二人にも楽にするように告げると、ヘクターは自分も椅子に腰を下ろして息を吐く。

「ふぅ。この歳になると威を張るのも骨よな。クロ坊もわざわざ来んでも良かろうに」
「滅相もない。参上しなければ、私が他の家から礼儀知らずと謗られ兼ねません」

 ヘクターの砕けた口調に、クロスは苦笑いしつつ反論する。二人はクロスが幼い頃からの付き合いであり、公の場でなければ軽口を叩き合う間柄であった。

「しかしエリクも10歳か。ということはリエルも16じゃな。婿は見付けたのか?」
「それが、学園に通っておりますがそういう様子も無いのでどうしたものやら……」
「ふむ……」

 娘が変な男に引っ掛かるのも心配であるが、行き遅れる様なことがあっても困るとぼやくクロスに、ヘクターは思案するように顎髭を撫でた。


●更に半月ほど前
「え、嘘……」

 パンクリアース学園の4年生であり、ガーデニング愛好会(通称:庭愛会)の会長でもあるリエル・サンウッドは、実家からの手紙を開いていた。
 先日、憎からず想っていたクロード・レイルから求婚を承諾し、その事を実家に報告した手紙の返事かと思って開いたら、実家の寄親であるミーガン侯爵家から縁談の紹介があったため一度帰って来いという知らせだったのだ。

「私の相手は自分で見付けるって言ってたのに!」

 憤慨するリエルだったが、寄親からの紹介となれば断るにしても穏便に済ませなければ実家の立場が悪くなる。
 リエルは実家へ帰り、父親に事情を説明してすぐにミーガン侯爵家へ駆け込んだ。


「……ふむ。それは悪いことをしたな」
「ヘクターおじ様のご厚意を無駄にして申し訳ありませんけれど、そういう事ですので……」

 リエルにとってヘクターとはクロスに連れられて何度も会っており、孫の様に可愛がってくれる相手である。これで問題は解決したと思ったのだが……、

「だが、相手は王党派なのだろう? その者へ嫁ぐことは簡単な事では無い。それに、向こうからも相手を探していると言われ、お前の事を話しておるのだ」
「……え?」

 思いもよらぬ言葉に、リエルの顔が蒼白になる。
 力関係上、寄親の言葉に寄子が逆らう事は難しい。しかも、相手が王党派(対立派閥)となれば反対の理由として筋も立つ。ヘクターが『NO』と言えば、クロードとの婚約は白紙になり、望まぬ相手と縁談を受ける事にもなりかねない。

「……とは言え、私が先走った為にお前にも迷惑をかけてしまった様だ」
「い、いえそんなことは……」
「なので先方の家には此方から話を通しておく」

 ヘクターの言葉に安堵の表情を浮かべるリエル。それに僅かに眉根の皺を深め、ヘクターは続ける。

「ただし、相手にも縁談の話は伝えてある。丁度学園の生徒でもあるから、そちらとは当人同士で話し合って決着を付けるように」
「は……はい! 申し訳ありません!」

 頭を下げるリエルに、ヘクターは頷いて後ろに控える執事に声をかけた。

「ウォレン。お前は私の代わりに同行し、結果を見届けよ」
「畏まりました」

 ウォレンと呼ばれた老執事に頷くと、ヘクターは再びリエルへ声をかける。

「リエル」
「は、はい!」
「お前がレイル男爵家に嫁ぐのであれば、きちんとした貴族の振舞いを身に付けるように。内心が出るようでは苦労するぞ」
「!? ……はい!」

 ヘクターの言葉が自分を案じてのものと気付いたリエルは、もう一度深々と頭を下げた。


●そして今日
 学園に戻ったリエルは、クロードと貴族寮を歩いていた。目的は縁談の相手との対面である。

「でも、相手がアイツとはね」
「知ってるのか?」

 リエルは頷くと顔をしかめる。

「前に告白されたの。趣味じゃないから断ったんだけど、その後もしつこくて」
「聞き覚えがあったと思ったらアイツか!」
「クロードも知ってたの?」
「ん、まあな」

 リエルに告白したと聞いてどんな奴か調べたとは言えず、クロードは先に出て足を急がせる。
 やがて寮の一角に小柄な少年を発見し、クロードが声をかけた。

「サイド・ライクスタッフだな? 俺はクロード・レイル。リエルの婚約者だ」

 その一言で事情を理解した縁談の相手(サイド)は、皮肉げに口を歪めて立ち上がる。

「おや、これはリエルさんと噂の彼か。クロード・レイル。君の出る幕は無い。横恋慕は止めて二度と彼女に近付かない様にしたまえ」
「横恋慕はどっちだよ。聞いてなかったのか? 俺が彼女の婚約者だ!」
「貴族同士の婚姻に当人同士の約束なんてどれ程の意味があると思ってるんだ? まして君は王党派。しかも亜人(ゴブリン)どもにも甘い顔をするレイル男爵家の長男だ。リエルは僕の妻になるべきだよ」
「何だと!?」

 一触即発の空気に、慌ててリエルが割って入る。

「止めて! ヘ……ミーガン侯爵からも話は伝わっているでしょう?」
「それは僕が了承した場合の話だ。僕は君を諦めるつもりは無いからね」
「私はクロードを選んだの。貴方の所に嫁ぐつもりは無いわ!」

 パァン! と音が響き、リエルが頬を押さえて膝を付く。サイドが頬を叩いたのだ。

「分からない子だな。彼と一緒になっても幸せになれないのに。どうやら躾が必要らしい」
「貴様ぁ!!」

 激昂するクロードをするりと躱し、足を払って転倒させるとサイドはクロードを挑発する。

「随分血の気が多いね。そんなに僕が気に入らないなら、決闘ででも決着を付けるかい?」
「決闘だと?」
「君が勝てば彼女の事は諦めよう。だが、僕が勝てば君には彼女との婚約を白紙にして貰う」
「クロード、止めて!」
「上等だ。決闘でも何でも受けてやる!!」

 リエルの制止を聞かず、クロードは起き上がりサイドに掴みかかろうとするが、その間にすっと執事服の老人が割って入る。

「この決闘、一旦預からせて頂きます」
「……貴方は?」

 その動きから只者では無いと見て、苛立ちを隠さずサイドが問う。

「挨拶が遅れました。私、ミーガン侯爵に仕えておりますウォレンと申します」
「何だって?」

 相手が寄親の執事と聞いて青ざめるサイドに、老執事は告げる。

「授恵者(レシーバー)が一般人を挑発して決闘を受けさせ、更にその手段として婦人に手を上げるのは流石に見過ごせません」
「……」
「更にクロード様。お怒りは当然ですが些か浅慮かと。王国の貴族たるもの言動には責任が伴います。この決闘、如何するおつもりでしょう?」

 反論しようとするクロードだったが、リエルに袖を引かれ口を噤む。

「この決闘、公平となるよう条件を決め後日行うとしましょう。立会は私が務めさせて頂きます」

解説

クロードとリエルの結婚を賭けた決闘の助っ人を募集しています。 クロードの陣営に参加し、決闘に勝利して下さい。 ●条件 ・助っ人を含めた6対6の決闘とする。ただし、クロードが非授恵者の為、クロード陣営はクロードを含む7名迄参戦可能 ・勝敗はリーダー(クロード、サイド)が気絶、もしくは降参した陣営の敗北となる ・敗北した陣営のリーダーは、リエル・サンウッドとの婚約を破棄する ・決闘が終われば粛々とその結果に従い、共に遺恨を残さない事とする ・装備・スキルの使用は自由。ただし、重傷・死傷者を故意に出したと認められた場合、その原因を作った陣営は敗北となる ・日時は5日後の正午。学園内の訓練場で行う ・立会人はミーガン侯爵家の執事ウォレンが務め、不測の事態には立会人の判断で対応し、両陣営はその指示に従う ●人物 クロード・レイル リーンエス王国西部に領地を持つ王党派貴族、レイル男爵家の長男でパンクリアース学園6年生の17歳。 特殊作物研究部(通称:特作研)の部長であり、体格の良い大雑把な性格ですが面倒見が良く後輩からは慕われています。また、実家が大規模な農業を行う関係で小作人に異種族も多く、異種族への偏見もありません。 非授恵者であるため、一撃でもまともに攻撃を受けると気絶します。 リエル・サンウッド リーンエス王国南部に領地を持つ貴族派貴族、サンウッド子爵家の長女でパンクリアース学園4年生の16歳。 ガーデニング愛好会(通称:庭愛会)の会長であり、明るい金髪を動きやすいよう後ろで結んだ快活な少女で、誰にでも親切に接するため男女問わず人気があります。 クロードと結婚する場合、派閥が違うため家を出て絶縁状態となりますが、その覚悟は出来ている様です。 サイド・ライクスタッフ リーンエス王国南部に領地を持つ貴族派貴族、ライクスタッフ子爵家の次男でパンクリアース学園3年生の17歳。 多種族への差別意識などを持つ典型的な王国貴族で、以前からリエルに言い寄っては袖にされていました。 授恵者でクラスはシーフ。実力は中堅未満。 ●サイド陣営助っ人 ウォーリア×3 ヒーラー キャスター 全員実力者で手練れも何人かいる模様。 ●訓練場 障害物の無い広い平地。 開始距離は10m(2ヘクス)よりとする。

マスターより

お世話になっております。 学園と決闘と婚約。やっちまった感は否めないコースケです。 リーンエス王国では個人の実力差が大きいため決闘は一般的では無いそうなのですが、特殊な状況として応援付きの決闘シナリオとなっております。 (きっとウォレンさんも学園への根回しなど陰で動いたりもしていることでしょう) リエルとクロードの婚約を成就するため、決闘の手助けをお願いします。 話自体は『【学祭】憩いの森でお茶会を』のラストからゆるーく繋がっていますが、事情はオープニングに書いてありますし、やることは解説を読めば分かるようになっているので、興味がありましたらお気軽に参加して頂ければと思います。 相手はPCと同じデータで作成してありますので、生命力は他のシナリオで私が出す敵より低いですが、回避や防御にスキルを使うためしぶとく、攻撃・支援スキルも使うので注意を怠ればあっという間にクロードは意識を失ってしまうので注意して下さい。 また、スキルを使っての攻撃は、手加減出来ません。こちらも注意して下さい。 分かりにくいことなどあれば、何でも屋のオッターが回答します。 以上、よろしくお願いいたします。

リプレイ

●助っ人
「この婚約、俺には無関係って訳じゃないみたいだから。義によって助太刀と行きましょうか」
「はぁ……婚約をかけた決闘、ですか……よくわかりませんが……まぁ、力をお貸しするのなら構いませんよ。私も腕試しは好きですし」

 クロードと互いに激励し合っていた海神(ウミガミ) 江流(エル)は助っ人として参戦し、その江流に同行してきたガルシアも事情は飲み込めないまでも助力を申し出る。

「これは……個人のプライド、貴族の沽券、そしてリエルの婚姻を賭けた機会に巻き込まれたな」

 そう言うナタリア・フィッツジェラルドだったが、助太刀自体は吝かではないらしい。実力主義社会である帝国生まれの彼女にしてみれば、こういった事は王国生まれのクロード達より慣れているのかもしれない。

「学園内で刀傷沙汰……それも相手が非授恵者など、本来はあってはならないはず」
「こういう決闘とかが、同じ貴族間でも起こるんだな」

 リエルが会長を務めるガーデニング愛好会の一員として、二人の恋は見守る立場でいるつもりのコルネリウス・アーラだったが、流石に見兼ねて助っ人に加わっていた。非公認ながら【学楽】多文化交友部を主催し、異種族、身分の違い。そう言った区別の垣根を緩和しようと活動しているナキルも同じ考えの様だった。

「向こう見ずなのはチト頂けねえが、オレはキライじゃないぜ。気に食わねえってンならブン殴りゃいいンだよ。王だろうが皇帝だろうが、神だろうがな」

 そんな中、最も肯定的だったアーテミシアは、自身の発言も大概に向こう見ずである。

「あんな奴にリエルは渡せません。どうか俺に力を貸して下さい!」

 集まった冒険者へ向かい、クロードは頭を下げる。それぞれ頷きや助言を返した後に、作戦会議が行われるのだった。


●顔合わせ
「良くもここまで異種族を集めたものですね。森人(エルフ)に小人(ハーフリング)、亜人(ゴブリン)まで居るとは」

 一行を見たサイドの言葉には、隠そうともしない侮蔑の響きが滲んでいた。
 それに反応してアーテミシアと江流が前に出るが、その間にスッとウォレン執事が入る。

「まだ決闘が始まらぬ内から気が逸り過ぎですな。……決闘後まで遺恨が残る様な行いは慎まれた方が宜しいかと」
「……フンッ」

 アーテミシアと江流が足を止め、ウォレンから言外に釘を刺されたサイドも引き下がる。その背中に、コルネリウスが声をかけた。

「刃を交えずに解決する事は出来ないのですか?」
「今更ですね。互いにその意志と理由がある以上、引ける訳がない。……レイル家の長男が彼女を諦めると言うなら別ですが」
「……では、『学園最強』に挑む覚悟は、おありですか?」

 コルネリウス自身もこれで解決するとは思って居なかったが、牽制として学園での実積を口にする。それに対し、サイドは低く笑うと後ろに控える自分の助っ人――おそらくは家で抱える騎士と兵士達――に目をやるとこう返す。

「『学園最強』、ですか。では彼らに敵うか見せて貰いましょう」


●開幕
 学園内の訓練場にて、クロードは冒険者達と立っていた。前衛にコルネリウスとアーテミシア、ナキルが立ち、その後ろに江流とガルシア、後衛にクロードとナタリアという配置である。
 対するサイド陣営は大太刀と盾を持ったリーダーらしき戦士(ウォーリア)を前に、大剣と盾を持った戦士(ウォーリア)がその左右に一人ずつ、その後ろにサイドと治癒師(ヒーラー)、術師(キャスター)が立っていた。
 互いの距離は10m。授恵者であれば二呼吸程で距離を詰めれる位置だった。

「主に代わりミーガン侯爵家執事、ウォレンが見届けさせて頂きます。正々堂々、悔いなき戦いを!」

 開始の合図と同時に大太刀使いから放たれた殺気が広がった!


●戦術
「殺界と閃く爆光! 初手から全力で来るぞ!」

 術師の周囲にエーテル光が閃くのを見てナタリアが叫ぶ。彼女をはじめ冒険者の多くは高いレベルの戦術眼を持っており、相手はこちらを足止めしてキャスターの大魔法で決める作戦であると見抜いていた。戦術としては単純だが、単純なだけに対処が難しい。
 更に、先手必勝(INI上昇)により先手を取ったサイドが光の印を飛ばす。

「不味いな……」

 魔乱印を受けたナタリアが苦々しく唸る。力量差と身に付けた護符の力もあって魔力低下は免れていたが、続いて治癒師からエーテルの波動が解放され、全ての対戦相手を覆うと陽光の様な光を立ち登らせていた。
 治癒師が使った支援(ウェイブ・オブ・インフィニティロア)は、範囲内の味方を大きく強化する。この状況で術師の魔法を受ければ半数の仲間が倒れかねない。

「やむを得ないか……ここは守りを固める!」

 戦術的な思考からナタリアも切り札(ウェイブ・オブ・インフィニティロア)を切って仲間を金色の光で強化すると、前のめり(攻撃集中)なナキルの防具を淡い光で包み強化する。
 だが、この足を止められている状態では甚大な被害を受ける事には変わらない。

「アイツはオレに任せな!」

 その時、迷い無くアーテミシアが飛び出し、シールドガントレットで大太刀使いを殴り飛ばした!

「しまった……!」

 大太刀使いがドラゴンチャリオッツにより文字通り吹き飛ぶ。アーテミシアは突進(チャージング)してそれを追い、立ち塞がって仲間との合流を阻む。

「さぁて、これで邪魔するやつはいなくなったし、終わるまで遊ぶとしようじゃねえか」
「おのれ!」

 殺界が発動し衝撃がアーテミシアを襲う! 額が切れ流血が頬を伝うが、それを舐めたアーテミシアが凄惨な笑みを浮かべる。

「ボンボンに顎で使われるような三下だと思ってたけどよ、暇つぶしくらいは出来そうじゃねえか?」


 アーテミシアの分断により、殺界から逃れた冒険者達も動いていた。

「まずは動きを制限させて貰おうか」

 江流は側面から回り込むと、治癒師に肉体を蝕むエーテルをまとわせた脇差【神楽】(わきざし【かぐら】)を突き出す。だが、陽光のオーラ《インフニティロア》に守られた治癒師は腱撃(命中低下)に抵抗する。

「支援が入ってると厳しいか……」

 バックステップで下がる江流と入れ替わる様に、ナキルが術師へ殺気(シーザーロア)を飛ばす!

「テメェの相手はこっちだ!」
「貴様っ!!」

 支援により抵抗力も上がっている術師に通るかは五分だったが、手応えを感じたナキルは駆け星(チャージング)で仲間から離れて囮になった。

「ならばお前から片付けてやる!」
「くっ!」

 執着した術師が飛び出し、無数の光球でナキルに殺到する! ナキルは反応速度を高めて避けようとするが、速攻を狙い前のめり(攻撃集中)だった事が災いして避けきれない。

「ナキルさん!」

 コルネリウスから癒しの光(ヒール)が飛ぶが、意識を保つことに失敗しナキルが倒れる。

「よくもナキル様を!」
「させるかっ!」

 ガルシアは術師に突進すると、結刀(紅夜)を鞘走らせ、抜く勢いで振り抜こうとするが、同じく突進して来た戦士がそれを受け止める。

「邪魔をするなら貴方から片付けましょうか。……あぁ手加減のつもりはないので。ただ指の数が人より少なくなるかもしれませんが。それとも鼻先を短くしたほうがよろしいですか?」
「この亜人が!」

 ガルシアの狂気を含む言葉に怯んでか、戦士はガルシアを押し返す。その一方で、もう一人の戦士はナタリアへ殺気(シーザーロア)を連続で飛ばし、執着させることに成功する。

 互いに狙いを果たせないまま、決闘は進んでゆく……


●混迷
 ランドが再び先手を取り、疾風足で迂回してクロードに向かうが、それを読んでいたコルネリウスが立ち塞がる。

「このような形で、もし貴方が勝っても……リエルさんの心は手に入るのですか。それで、良いのですか?」
「王国の貴族が別派閥の家に嫁ぐことは、実家や親族と縁を切り、社交の場に出ることも許されず一生日陰で暮らすということだ。僕の所に来た方が彼女は幸せだと、いずれ彼女も分かってくれる!」
「リエルはそれを承知で俺を選んでくれたんだ。その分は俺が幸せにしてみせる!」
「それが簡単でないとなぜ分からない!」

 コルネリウスの問いを切り捨てるランドだったが、クロードがそれに反論し、ランドも引く気はないと短剣を構える。

(平行線、ですか……)

 コルネリウスは一瞬目を伏せるが、キッと顔を上げると雪割草の誓いを一閃する!

「っく……」

 コルネリウスによる音速を越える一撃(風凪無音剣)は、ランドに回避の可能性すら与えず深傷を追わせる。だが、直後にその傷が癒えてゆく。
 防御重視のコルネリウスの一撃ではランドを気絶させるには足りず、治癒師によって瞬時に傷を塞がれたのだ。

「やはり回復役は先に落とさないとか」

 それを見て江流が治癒師に三連撃を叩き込むが、盾で防御され簡単には倒せそうに無い。

「不味いぞ!」

 執着から脱したナタリアが声をあげる。同じく執着を脱した術師が今度こそ一同をなぎ払おうと空間を歪ませる程のエーテルを解き放ち、不可視の衝撃波がナタリアと江流、コルネリウスを呑み込んだ!!


●反撃
 衝撃波が過ぎる。江流は衝撃波を見切って躱し、ナタリアはコルネリウスが庇ったため無傷である。
 ただ一人、コルネリウスは全身に裂傷を受けそこから血を流す酷い状態だった。しかし、その眼は光を失わず、確りとした足取りで地面を踏み締めている。

「本当にエルフなのですか……?」
「言った筈です。『学園最強』に挑む覚悟は、おありですか? ……と」

 サイドがその気迫に呑まれ後退る。その後ろで、術師へ一撃を加えるべく動き出す者達が居た。
 ガルシアが突き出した刀は戦士によって阻まれるが、その隙を突いて小柄な影が飛び出した。

「テメェの相手はこっちだって言った筈だぜ!」
「貴様っ!?」

 ナタリアの癒しによって復活したナキルが、蒼剣アルサリアを振りかぶって全力で振り下ろしたのだ!

「真っ先に倒れちまって武勇伝なんて言えねぇけど、きっちり役割は果たさねぇとな! 雷神剣(レグ・フルグス)ッ!!」

 戦士はガルシアの相手で手一杯であり、やむを得ず術師は光の膜(エーテルバリア)を広げる。だが、蒼剣はバリアを裂き、威力こそ減じたものの刃を身体に届かせる!!

「ぐあ……っ!?」

 生命力をエーテルに変換し続けていた術師は、代償の蓄積もあり気絶した。


「どうした、あっちが気になってンのか?」
「くっ……!」

 大太刀使いの顔に焦りが浮かぶ。目の前のエルフを片付けて応援に行かねばならないのだが、アーテミシアは小手と鎧を巧みに使い負傷を最小限に抑えていた。かといって反撃も無視出来るものではなく、着実にこちらの負傷も増えてゆく。

(だが、このままなら先に倒れるのは向こう……何っ!?)

 それまで部下が耐える事を祈るような気持ちでいた大太刀使いの騎士は、竜骨の戦槌を掲げたアーテミシアの傷が癒えるのを見て目を見開く。

「早く行かねぇとボンボンががやられちまうぜ? それとも、ガキのお守りはしたくないってか?」
「騎士の勤めを愚弄するかっ!」

 焦りと怒りから大太刀使いは渾身の一撃を入れようとするが、アーテミシアは冷淡に膝を打って転倒させると、死なない程度に手加減して戦槌を振り下ろした。

「煽りに耐性ねーな。お行儀が良すぎンだよ」


●起死回生
(不味い……!)

 治癒師の腋に冷や汗が流れる。戦いは相手側(クロード陣営)に傾いていた。
 大太刀使いと術師が気絶し、気絶寸前まで追い詰めたコルネリウスへ有効な打撃を与えられる者は無く、その負傷もナタリアが回復を飛ばし4割ほどに回復している。
 大太刀使いと術師どちらを回復してもすぐに追い討ちを受け気絶してしまうだろう。加えて、先程から受ける江流の連撃は重く、自分の回復も疎かに出来ない。

 やむを得ず自身を癒しつつ、治癒師は合図を送る。

「こっちだ!」

 合図を受けた戦士がクロードへ殺気(シーザーロア)を飛ばし、誘導するため後退した。

「しまった!」

 執着を受けたクロードが走り出す。コルネリウスはサイドと対峙しているため動けず、他の者も位置的に止めることが出来ない。
 非授恵者のクロードでは、執着を自力で脱するのは難しい。自ら前に出る者を守りながら戦う事は困難であるため、戦いの天秤はサイド側へ戻りつつあった。


●決着
 そのクロードへ、先手を取っ(先手必勝を使用し)たサイドが迫る!

「これで終わり……何!?」

 勝利を確信した一撃だったが、クロードは無傷だった。ナタリアがスケープセイントで代わりに傷を受けたのだ。
 そして次の瞬間、クロードの姿がぼやけ、黒髪の青年と入れ替わる!

「クロードに決着を付けさせたかったけど、そうも言ってられないんでね」
「……っ!」

 プリズムシャドウでクロードと入れ替わった江流は、サイドを気絶させるべく左右の脇差と短刀を閃かせる!
 一閃、二閃と命中し、気絶を確定させるべく繰り出した三閃目はサイドの影を斬る。残像(アクセラレイター)だ。

「やはり持ってたか……!」
「切らせたなら上等! これで決めるぜ!」

 続いてナキルが突き出した手甲(ゼラディルア・サィフ)から飛んだ翠色のエーテル刃がサイドを撃つが、代わりに治癒師が負傷して仰け反る。スケープセイントだ。

「そっちもか!?」
「ここを凌げばっ!」

 治癒師はサイドの傷を癒し、逆転の可能性に賭ける。

「悪く思うなよ!」
「させませんっ!」

 クロードに執着された戦士が引き返し、気絶させようと殴りかるが、間一髪突進(チャージング)して来たコルネリウスが受け止める。

「ならばサイド様を!」

 治癒師の指示でもう一人の戦士が動くが、その前にアーテミシアが立ち塞がった。

「ここで芋引くなんざ、温(ぬり)ぃコトやってんじゃねぇぞ?」

 そのまま殴り飛ばされ、護衛に付く事を阻止される。


「……別に私は自分の生まれや種族を気にした事はありませんが――」

 ガルシアは友人達との縁を結ぶものとして携える刀を構え、下段から切り上げる様に一閃させる!

「これさえ避ければ……!!」

 サイドはその一閃を躱そうと身を捻るが、顎に衝撃を受け視界が赤く染まる。

「――私を大事に思う人がいるので……亜人と呼ばれた事、その大事な友の為に怒らせていただきます」

 チン、と鞘を鳴らして告げるガルシアの言葉を耳に、サイドは意識を失った。


「それまで!」
「皆さんありがとうございます!」

 ウォレスが決闘の終了を告げ、リエルが駆け寄ってくる。
 いまだに執着が解けず、戦士に向かうクロードを一同が押し止める様子は締まらなくはあったが、リエルに抱き付かれた事でクロードが止まり、一同から笑い声が響くのだった。


●結末
「ふむ。決闘騒ぎとはな……」

 執事ウォレスからの報告を受け、ヘクターは顎髭を撫で息を吐く。
 実家の支援を受けられなくなるリエルに、これからの苦労を乗り越えられる力が付くようにと自力での解決を言い渡したのだが、まさかこういう結果になるとは思っていなかった。

「それで、この件は如何致しましょう?」
「後で祝いの手紙を送ろう。ライクスタッフの次男坊については不問で良い。儂が招いた事だからな。……しかし、リエルが行くのか」

 ヘクターの口調には、孫が嫁に行く祖父の様な寂しさが滲んでいた。

マスターコメント

お待たせしました。 サイド陣営の戦術は、殺界で足止めしつつ大火力の範囲魔法で冒険者を倒し、その後にクロードを気絶させる&保険としてクロードをシーザーロアで釣り出し気絶させる……というものでした。 範囲攻撃にクロードを巻き込まなかったのは、カバリングの有無が確認できない事と、殺傷の意思ありと見なされ反則負けになる可能性を考慮したためです。 また、アーテミシアさんが殺界の中で移動しているように見えますが、これはドラゴンチャリオッツの射程が2(10m)であるため、10m先の大太刀使いをドラゴンチャリオッツで吹き飛ばし、殺界の範囲から外れた後にサブアクションのチャージングで追いかけたという扱いをしております。 結果はこの様になりましたが、判定中はリエルの今後を考え直すことになるかとドキドキでした……!! MVPは相手の戦術を阻止したドワーフと学園最強の方に贈らせて頂きます。 リプレイ楽しんで頂けると幸いです。 リエルとクロードへの助っ人ありがとうございました!
ショートシナリオ

ショートシナリオ難しい 報酬:標準6 / 5〜6人

2022年11月26日 17時41分55秒 公開

成功

相談掲示板

  1. ナタリア・フィッツジェラルド

    ヒーラーのナタリア・フィッツジェラルドだ。宜しく。 敵の生命力はそれ程でもない、そうだが回避と防御といったところに重点を置いたドクトリンである以上、ウォーリアが3人も居る訳だからカバリングやシーザーロアで思うように狙えない可能性があるだろう。 その上ヒーラーやキャスターもそれぞれ1名ずつ居て攻撃や回復といった支援も使ってくる…… サイドの実力が中堅未満に対して取り巻きの授恵者は手練れも含まれる程の実力者……こいつは取り巻きの強さにモノを言わせているタイプか? 勝利条件を満たす、という点において手っ取り早い術といえば。 クロードに光縛封を使って魔法以外の外部からの攻撃をシャットアウトしておいて、それからインフィニティロアで攻勢をかけてキャスターを最優先で叩き、それから固まっている所を範囲攻撃で纏めて殲滅というくらいだろうが。 結界に閉じ込められて、見ているだけしか出来ないというのもクロードのプライドに障りかねんだろうか。

  2. ナキル

    「ナキルだ、よろしくな! ナタリアが言うように、オレも光縛封でクロードをガードってのも考えたが…… プライドって部分を考慮した時に、『勝利できても納得が行くのか』って点は思う所があるよなーとは。 あと、他にも面子が揃ってからで良いかなって思ったんだが 決闘を6:6の『乱戦形式』から 1:1の『試合形式』で仕切って見るのも一手かと思った。 まぁ、コレは先方が乗って来るかも含めて不確定要素はあるし こっちも連携での優位を無くす事になるリスクはあると思ってるケドな」

  3. コルネリウス・アーラ

    コルネリウスです、よろしくお願いします。 すみません、ちょっとミスがありましたのでお直しを。 >方針 リーダーの気絶、もしくは降参した陣営の敗北ですので相手に降参させる事が理想ではあるのですけれど。 または不測の事態に持っていき、立会人の元決闘を終わらせる、などもありますが。 相手は手練も混じっているようですが、記載にもある通りスキル使用は加減が出来ませんので、故意でなくとも重傷にさせてしまうと今後に響くかと思います。気絶させることを目指すのであれば、武器の調整とスキルの選択に注意が必要になりますね。 >クロードさん 光縛封でのガードは安全性は高いのですが、貴族同士の決闘である以上、面子を立てるのも私達の役目だと思っています。 クロードさんを護る方法はカバリングも含め方法は多数ありますので、役割の範囲内で協力しあい護る形が理想かなと。 1:1方式への提案は、相手が不利になり得る条件を飲むとは思えません。御本人に勝てる自信がお有りなら最初からクロードさんとサイドさんでの1対1にしているかと思うのです。

  4. アーテミシア

    ウォリアーのアーテミシアだ。 とりあえず飛び道具には注意だな。スキルが当たったら即死してもおかしくはねえから、直接狙っては来ねえだろうけど。 厄介なのはキャスターか? ウォリアー一人ならオレが相手して足止めとかも出来るけど。 あと光縛封か。アレを向こうが使ってこねえとも限らねぇか ケリつけるだけなら威力のデカい一発をあのボンボンにブチ込めばすぐ終わるかもしれねえが。

  5. 海神 江流

    海神江流だよ。今回は宜しくね。 決闘の形式について意見が出ているけれど、サイドさんは授恵者、クロードは非授恵者なので1:1ならあっちが確実に勝つとは思うよ。 この条件で救われてるのは、クロードの側だというのが俺の認識だけど、そのへんはどうだろうか。 この決闘は、ウォレンさんが公平となるよう条件を決めた物だ。 ウォレンさんの仲裁により立場を救われたクロードが、彼の顔を潰すような提案は流石に通らないし、それこそ貴族の面子に関わると思うので、自分は現実的じゃないと思うかな。 提示された条件で決闘を受ける前提で話をしてしまうと、 光縛光でクロードを守る案が出ているけれど、キャスターとヒーラーを早期に無力化して光縛封を敵の拘束に使うとかもいいんじゃないかなとか思ったりはした。 アーテミシアさんが言ってくれてるように、敵に光縛封を使われた時の方が厄介そうだね。 現状の参加メンバーで魔法攻撃力が高い水準で出せるのがナタリアさんしか居ないから、分断に使われると厄介だ。 クロードの扱いについては調整が必要だとは思うんだけど、デコイ的にクロードに前に出てもらった風に見せて敵を集めて、俺がプリズムシャドウでの瞬時座標入れ替えで入れ替わり、集まった敵に範囲攻撃で勢いを削ぐとかはどうかねぇ。 これならクロード本人にも役割があるし、男として、貴族として前に出るという姿勢を見せる事も出来るんじゃないかなと。 入れ替わった先でカバリングできるようにしてもらえてると手厚いように思う。

  6. コルネリウス・アーラ

    すみません、取り急ぎ。 大変申し訳ありません。流し読みでいくつか読み込みが浅かった部分がありましたね。ご指摘ありがとうございます。見落としてた部分を纏めますと ・公平となるよう条件を決め立会人を務めてくださるのがウォレンさん ・クロードさんは非授恵者であり、サイドさんは授恵者(クラスはシーフ) ということで、そうなりますと江流さんの仰るように1:1にするメリットは此方にとって一切無い、ということになります…現状の6:6(7)のままでよろしいかと。 …思ったのですが、こちらはクロードさんが非授恵者であるぶん私たち全員投入して7名まで参加は出来ますが、1名は別行動をする、という手も可能…なのですね。 特に意見や思い付きが無ければこちらはクロードさん含めて7名で対応する形で良いかな、とは思いますが。

  7. ナタリア・フィッツジェラルド

    成程。クロード個人の感情もそうだが、彼も貴族である以上、その立場や沽券に関わる問題でもあると。 仮に私が言ってたやり方で勝ったとしても、重傷者を出しかねない意味で失格になる可能性もそうだが、試合結果を見たギャラリーからすれば「助っ人に守って貰えないと威勢を張れないお飾り貴族」というレッテルの元にもなると。 ましてや相手は子爵家……家格は下から数えた方が早いレベルだろうけど、それでもレイル男爵家よりかは家格が上だ。 であればインフィニティロアの持ち込みは一旦保留として、私が取るつもりの行動というか特性としては。 ・クロードが何か一撃や流れ弾を受けたとしても保険になるようにスケープセイントを持参 ・敵ヒーラーに光縛封を仕掛けて、奴からの回復や支援の射線を通さない ・ウォーリアが役目を堅持し続けられるようハイパーヒーリングオーラで適宜回復 この3つだな。 アクションスキルに関しては、バフの支援はウォーリアの持ち味を活かす形で堅甲を持ち込むつもりだ。 後は取り巻きと比べればサイドの練度は中堅未満だそうだが、それでもハイディングやアクセラレイターあたりはシーフにおいても初歩の初歩だ。 なのでスケープセイントでクロードの傍らに立つ際は、それに備えて看破Lv5を持って行く。

  8. アーテミシア

    デコイか。鳳天舞の陣、あるいは龍陣だな。 まあ光縛封はほぼ間違いなく相手は使うだろうよ。最初手でこっちの手が届かない内に使っちまえばしばらく負ける可能性はなくなるからな。あっちからしたら使わない手はねえだろ。 まあ3ラウンドで消えるなら切り札的に取っておくって手もあるけどな。 ハイティングやアクセラレーターはなあ。ウォリアーには痛くも痒くもねえけど、あのお坊っちゃんにブチ込まれたらそこで終わりか。シーザーロアで引っ張っておくか?

  9. コルネリウス・アーラ

    どの攻撃もクロードさんに直撃すればひとたまりもありませんので、基本は私達が前に出て護る形になるとは思います。 その上で、クロードさんにもご協力頂く形にするには、現状挙がっているスケープセイント、カバリング、プリズムシャドウでフォローは出来るかなと思いました。 此方はウォーリアも多いですし、サイドさんはシーザーロアで引き付けておけば動きづらくはなるでしょうね。デバフも重ねれば対処はしやすくなるかと思います。 あとはアーテミシアさんが先に仰っていたキャスターの対処が必要ですね。

  10. ナキル

    「ま、そうだよな。小分けするメリットはあんまねーか。 んじゃ、そのままの総力戦でっと。 クロードを「前に出す」タイミングがあった方が良いだろうなって点は、オレもそう思うぜ。 ただ、”序盤じゃなくていい”とも思う。 敵のキャスターとヒーラーが厄介だし、速攻したいのもあるからな。 INIで先手を確実に取れるのは海神がカタイだろうし。 そこに限っちゃクロードにプリズムシャドウ使うって言っても 非授恵者の行動順は相手からしても「好きに動けるタイミング」だろうし 遠距離攻撃を向こうが仕掛けて来たら「集まった所を削ぐ」って前提も不確定だよな。 キャスター>ヒーラ>その他 で先手で1人落とすのが良いと思う。 と、オレもINI優先すると38は行けるな、相手にも1人くらいは”こんくらいのヤツ”が居るって思って初動は動いた方が良いと思うぜ。」

  11. コルネリウス・アーラ

    言いそびれてしまっていたので間があかずに申し訳ありませんが取り急ぎ。 私はサイドさんの対応を主に行おうかと思っています。 引きつけを行いつつ、念のためカバリングも持ちますね。

  12. アーテミシア

    総力戦はいいけど、乱戦は困るぜ。突っ込むやつと援護&護衛は分けておかねえとな オレは突っ込ンでウォリアーを抑えるか。 あるいはドラゴンチャリオッツでキャスターかヒーラーをブッ飛ばして援護の妨害をするかだな。

  13. ナキル

    「オレは突っ込む方で行くか… 初手でキャスターぶん殴りに行ったとしても、敵の初期配置だったら『カバリング』とかも射程内になったりするんだろうけど。 ドラチャリも使えるな、物攻メインにしとくか、魔攻メインにしとくかで ちっと装備のバランスが出て来るけど。 対ウォーリアを考えると、魔攻メインの方が楽そうな気もするけど。」

  14. 海神 江流

    ちょい気になったのでオッターさんに質問 Q.スキルによる攻撃は手加減できない。とありますが、アクションスキルや使用回数のある特性スキルは判定としてわかるのですが、シーフの【二刀流】スキルのようにパッシブに近い性質のものの扱いはどうなりますか? 常時、事故やオーバーキルを気にしないといけないとなるとかなり制約を受けるので知っておきたい。

  15. 海神 江流

    俺は、魔乱印と腱撃持ち込んでキャスターに当たるのがいいかなと考えてるよ。 トリプルファングが加減できなくて危なそうならヒーラー武器で行くつもりなので、その場合は光縛封対策もできるけど、その分決定力は乏しくなるかな。 プリズムシャドウの効果範囲10にクロードが常に収まるように、フェザーステップで攻撃後にすぐ引いて構える感じで中衛的に構えたいところ。

  16. ガルシア

    遅くなりました。ガルシアです 私はキャスターを意識して行動します。キャスターの攻撃には私が見て、隙があれば一気に距離を積めキャスターを仕留めに参ります とりあえず今は取り急ぎ

  17. オッター

    質問だな。答えるぜー。 Q.スキルによる攻撃は手加減できない。とありますが、アクションスキルや使用回数のある特性スキルは判定としてわかるのですが、シーフの【二刀流】スキルのようにパッシブに近い性質のものの扱いはどうなりますか? A.こちらも同様に手加減は出来ないぜ。 パッシブではなくあくまでもメインアクションのスキルだからな。 ただ、二刀流は対象を選んで攻撃できるので、トリプルファングなら一回目か二回目の攻撃で十分と判断出来れば残りを別の相手に切り替えたり、空を切ってそれ以上のダメージを与えないようにする事は出来るものとして今回は扱う。 それで、こういうルール的な質問には誤解が生じやすいから、これはこのシナリオでの扱いという事にしておいてくれ。 正確な扱いが知りたいなら、公式への問い合わせをお勧めするぜ。

  18. オッター

    あと、相手を死傷させる事を避けているが、授恵者は意外と頑丈だから、そう簡単には重体より悪くはならないしそこまで手加減は考えなくて良いぜ。 生命力が0を下回っても次のラウンドまでは気絶もしないしな。 その辺りはここを参照してくれ。 https://world-guide.alpaca-connect.com/world0/10/4/

  19. 海神 江流

    今回に限ってはって事だね。 ありがとう、オッターさん。

  20. アーテミシア

    お坊ちゃんの守りと、キャスターとボンボンは対応が決まったみてえだな というかキャスター相手は一人でいいだろ。二人も三人もいったら守りの手が足りねえ。 オレはウォリアー相手なら二人くらいは足止め出来るけど、引き付けられるのは一人だけだぜ。すり抜けられたらどうにもならねえし。

  21. ナタリア・フィッツジェラルド

    貴族の沽券、ならびにリエルの婚約を賭けた決闘というものであれ、「試合」の範疇に則った上で手加減をそこまで意識する必要は無いと。 私からも、返答に感謝する。 では改めて、遠慮なく突っ込んでいこうともなればインフィニティロアを持ち込んで抑えの手助けに入ろう。 その上で、ドラチャリなどを以ってキャスターがウォーリアによる援護を受けられない隙を突く形で、最初にキャスターを叩いておきたい。 敵方が光縛封を使ってくる可能性だが、回復系スキルの射線を通さなくなると言った以上。 クロードのダメージをスケープセイントで肩代わりするという意識に囚われ過ぎると、敵方に目論見を見抜かれてカモられやすくなるか。 3ラウンドしか持たないものであれヒーラーも魔法攻撃は高めであれ、本職のキャスターでは無い以上、破壊による脱出は容易なものとはいえない。 ましてや現状ヒールは私だけだろうから、相手が持久戦に優れているとされる以上、何かのきっかけでひっくり返されると嬲り殺しだ。 なのでカバリングとシーザーロアでタゲられにくくするとなれば、ローテーションを組むような形で動いた方が狙われにくくなるな。

  22. ナタリア・フィッツジェラルド

    ……とと、私の発言の間にアーテミシアの発言が。 それを踏まえれば、私は当初の予定通り護衛主体で動くか。 攻撃に関しては、向かってくる敵を叩くという形で。 ヒーラーの光縛封は最大射程は6だから、捕まらないようにする立ち位置を意識して。

  23. 海神 江流

    出先からだったので他の人の発言ちゃんと拾えてなかった。申し訳ない。 確かにキャスターに集まりすぎなのは同意。 ただ、ウォーリア相手だとトリプルファングしてもダメージがカスみたいな惨状になる可能性があるから、俺が敵のヒーラーに回ろうか。 腱撃主体にして命中低下ばら撒きしつつ、先に述べた中衛に構える感じで。 魔乱印は、オーダーがあれば持っていくけど、特にご意見無ければ切ってしまおうかな。

  24. コルネリウス・アーラ

    オッターさんはありがとうございます。 戦闘不能になった場合は意図的に追撃しなければ問題ない、と言う事ですね。 そうですね、人数を考えても此方は非授恵者を護りきる必要がありますので、フリーになる相手は残さない方が良いかと思います。 光縛封については此方はキャスターが居ない分、使用されると少々厄介かとは思います。3Rは勝敗を分けるには充分かと思いますので。 念の為自己回復は私は持つ予定ですし、ある程度全体でフォローはし合えるように出来ていると思いますが、クロードさんの護りを予定している方は、特に妨害されないように注意はしたいですね。

  25. ガルシア

    後言いしたのに譲っていただき申し訳ありません江流様…

  26. ナキル

    「まぁ、キャスター相手ならINI28もあれば大体足りるだろうな。 敵のウォーリアのスキルが『カバリング』とかだった場合、『シーザーロア』を使用された場合を考慮して オレは初撃ではキャスター狙って動くぜ。 その後は『戦術眼』と『天眼』、『シーザーロア』混ぜて適当に動き回るとするな。 『光縛封』も、使われても対応できるから大丈夫だしな。」

  27. ナタリア・フィッツジェラルド

    対シーザーロアに関して取り急ぎ。 執着付与も通常型のBS扱いというなら、私から解呪を持って行ってフォローを行うつもりだ。 その際、長丁場になり得る事を考慮して、解呪2にするつもりだが。 それを踏まえてアクションスキルはヒール2、メテオライト4、解呪2、堅甲3とする予定だ。

  28. アーテミシア

    ンじゃ、オレは一番手練そうなウォリアーにドラチャリとチャージングでタイマンすっか。 オレらと同じようなデータなら、余程攻撃に極振りしてるのでも無い限りやられるこたねえし。 強打4、チャージング、装甲防御3、ヒール4ってトコか 片付いたら適当に回るがまあ、片付く頃には終わってるかもしれねえな。

  29. ガルシア

    では…私はナキル様がキャスターを倒されるまではキャスターやヒーラーの魔法攻撃に対して皆様をカバーする動きをしようと思います

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0