【豊穣】枯れ地に祈りを込めて
白葉うづき
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シナリオID:2560
オープニング
教会の庭に、花や低木が植わっていた。しかし王国北部でもあるこの街は去年から不作に見舞われ、同様に草木も十分に育ちきらないことが続いている。ブルーベリーの木が実をなさず、溜め息を吐いていた少女に神父が寄り添う。
良く育ちますように、たくさん実がなりますようにと祈るのはいつも子どもたちだった。けれど今日は、神父も一緒に祈りを込めた。
――みるみるうちに、ブルーベリーに小さな実がなった。
「神父」
咄嗟に少女……フィオが振り向く。あまりにも不自然な成長に驚いて――というより、不安が入り混じった表情。瞳を細めていた神父はそれに気づくと、安心させるように笑みを浮かべた。
●
「――それで、神父は行ってしまったんです」
桃色の髪を持つエルフの少女が淡々と告げる。冷静なように見えて、その表情と口調はかなり憤慨していた。
「しかもご丁寧に手紙を残して、です。まあ察することが出来たのに止められなかったボクたちもボクたちですけど」
眼鏡をかけた少年、ピオから封筒を渡される。そこには村の手伝いをしてくる、すぐに戻るという旨が書いてあった。
「しかもりょーしゅにはそーだんして!」
「しかもお一人で!」
「シカモオレたちには内緒デ!」
ハーフリングのスール、リザードマンのハウラ、ゴブリンのティトが続けて口を尖らせる。子どもたちは一様に怒っているようだ。
「皆、落ち着いて。それじゃ今回、冒険者の皆さんに依頼内容をお話します」
ハーフビーストの少年、アルドが子どもたちを宥め、冒険者たちに向き直った。この孤児院に来たことのある者は気付く。子どもたちは逞しく、強く成長を重ねているようだ。
王国北部の教会都市シャイネ、そこのグナーデ教会を預かるメルチス・アダラード。彼は授恵者であり、エーテル浄化者でもあったらしい。その能力を知ってから数日でエーテル浄化の方法を自分なりに確立すると、すぐに自分を必要とする場へ行ってしまった。つい数時間前の出来事だという。
「皆さんには、神父の安全を確保してもらいたいんです。神父は、その……自分がどれだけすごい人か、あまりわかっていないところがあって。それでいて役に立つならって、すぐ困った人のところに駆けつけてしまうんです。自分のことを顧みずに」
子どもたちはうんうんと頷く。
「領主から聞いたところ、村から来た方と早々に行ってしまったみたいです。ギルドに依頼して護衛してもらう手はずだったのに……重度の怪我人がいるという話を聞いて、待っていられないと。場所は教えてもらったので、そこに行けば会える、と思います。それと……ええと」
「『豊穣の雫』、でしたか。その情報も入れ違いでした。一つギルドから融通してもらったのでお持ちください。神父はあまり体が丈夫と言えないので、出来れば冒険者の皆さんにも力を貸してもらえればと。早急に対応が必要なのはその村だけとなります。こちらは領主からの依頼です」
フィオが説明を引き継ぎ、改めてアルドが話し出す。
「本当は僕も行きたいけど、神父から教会を任されている、から。どうか神父と村を、よろしくお願いします」
「それと、ご遠慮なく怒ってください」
アルドとフィオに続き、子どもたちが『お願いします!』と叫んだ。
●
「こちらです、神父様。すみません、急がせてしまって……」
「ありがとうございます。私がお役に立てることならば、喜んで赴きます。……私を必要としてた子たちも、もうずいぶん逞しくなりましたから」
村から来たという二人の青年と、メルチスは秋に染まった山道を歩いていく。――その道すがら、山賊六人が取り囲んだ。
「おう、荷物を置いてってもらうぜ。その男もだ、金になりそうだしな」
「! 神父様お下がりを!」
「おのれ、神父様を狙ってか!」
「お二人は私の後ろに。安心してください、こう見えてもタフなんですよ」
メルチスは前に立つ。自分の力で、二人を守ろうと考えながら。
解説
マスターより
リプレイ
――それは突然の出来事だった。
男の足元が矢で射られ、続けざまに眩い光が走る。飛んできた矢は頭上から光の雨を降らせ、山賊たちは逃げ惑いながら叫び声をあげた。続け様に打ちこまれた矢から光の破片がさく裂し、よろめいた山賊たちに走り込む影がふたつ。
「せいっ!」
「はっ」
コルネリウス・アーラが鞘の付いたままの剣で、モネタ・シャローニャが連続して黒矢を放ち賊を制圧する。その横でメルチス・アダラードと村人の元にひらめく白盾を構えたフロマーシュ・ダイヤドロップ、イズル・M・ヴォルゴール、遅れて杖を持ったライナ・フレイヴァルツが駆け寄った。
「大丈夫ですか!」
「怪我は」
「! 問題ありません」
「加勢に来たぞ! ここに隠れていてくれ」
ライナが聖なる盾を出現させ、隙間を埋めるようにフロマーシュが盾を構える。誰も寄せ付けないと言わんばかりの鉄壁だ。怪我がないことがわかると、イズルも周囲を警戒する。そして――コルネリウス、モネタが暴れた後には二人しか立っていなかった。モネタは顔に付いた返り血を拭いもしないまま、山賊に笑う。
「私たちは冒険者ギルドの授恵者よ。武器を捨てて降伏しなさい」
戦況を見据えたロゼット、そして白鼬を連れたカイン・ステラが一人の男の足元に矢を打ちこむ。頭と見られる男は倒れる仲間を見回した後、震える両手を上げた。
コルネリウスがロープで縛り、ロゼット、そしてフロマーシュが山賊を動けるまでに回復していく。村まであまり距離がなかったため、彼らは豊作を待つ村の自警団に引き渡されることになった。
「さて、神父さん」
居住まいを正した神父を、モネタは瞳を細めて見つめる。――すべてを悟っている顔だ。
「使命感はいい、奉仕が務めというならあたしも止める気はない。けど、身を投じる大きな賭けは見極めてくれ」
「……はい」
「……と、アドバイスはまた後でな。きみを案じる二人が何か言いたそうだ」
「!」
メルチスさん、とコルネリウスが歩み出る。泣きそうに瞳を伏せた後、神父は向き合った。
「ご無事でよかったです。また無茶をされて……本当に心配したんですよ」
「申し訳ありません。貴方がたにもご迷惑、……いえ。ご心配をおかけしました」
「はい、そうですよ」
じっと見つめていると慌てたように訂正し、コルネリウスは表情を和らげる。
「あの子たちもとっても怒ってました。お互い信頼しているのはわかります。けれど、心配をかける前に話し合いをしましょう。アルドくんが居なくなった時もお伝えしました。信頼してるからこそ、子どもたちに話してあげないといけませんよ」
「本当に……仰るとおりです。……また、貴方に背を押していただきました」
「背を?」
「あの子たちと向き合わなければならないこと、です。ありがとう、コルネリウスさん」
「……それなら嬉しいです。そうだ、他にも『豊穣の雫』というものを預かっていて――」
「神父」
コルネリウスが説明を終えた後。カインが進み出て、神父の肩を叩いた。
「今回はただの賊だったけど、次はどうかわからない。村人のためにもギルドへ依頼をしてくれ」
「……心得ます。……ありがとう」
視線を交わした神父は、掛けた言葉よりも深く重く受け止めているように見える。まるで、口に出さなかったことが伝わったかのように。カインは知っている。誰よりも彼らのことを考えてきたのは、神父だ。
「準備が出来ました、もう行けますよ!」
フロマーシュが声を掛け、縛られた山賊を手分けして監視しながら歩かせる。先導する村人の後を付いていきながら、イズルがメルチスに声を掛けた。
「重傷者がいるんですよね。そちらは俺に任せていただけませんか。神父には浄化の方をお願いしたいので」
「! もちろん、問題ありません、私は貴方がたを信頼しています。……失礼ですが、お名前は」
「イズルです」
「イズルさん。本当にありがとう」
頷き、先行する村人の元へ行く前に振り返る。
「自分が領主なら、相談はとても嬉しいです。けど貴方の想いに応えるために力になってくれる領主は、貴方をとても信頼している。信頼には信頼で返さないと」
「……そうですね、恥ずかしいです」
「子どもにも心配かけてると思います。大人が、子どもに」
そう告げると、メルチスは泣きそうに顔を歪めた。
●
「だーれ?」
「冒険者のお一人だよ。僕らと残ってくれたんだ」
「んな怖がらなくて大丈夫だ、……っても、知らねぇ男が居座ったら怖えか」
そう笑うと、パヴェル・A・サムルガチェフは距離を保ったままその場に座った。
「名はパヴェルだぁ。麒麟のハーフビーストでキャスターしてる」
「きりん?」
「アルドと同じダナ!」
「キャスターということは、魔法を?」
後ろに隠れていたスールも、守るように前に立っていたティトも、窺っていたハウラも、パヴェルの態度に好奇心の方が勝ったようだ。
「後でたくさん話してやっからなぁ。おめぇさんたちと話をしたくてねぇ、付き合ってくれっかい?」
年長者組が顔を見合わせ、頷く。
「――俺も昔、ヒューマンだらけの学校に一人で入った事があってな」
「!!」
「アルド?」
「……何でもないです。すみません、どうぞ」
立ち上がったアルドが席に戻る。今は全員で食堂のテーブルに座り、パヴェルの語りに耳を傾けていた。
学校で仲間を作らず、姿を隠さず、有りのままでいたことで辛い目に合った。仲間が、拠り所があれば止めることも、諦めもしなかったかもしれない、そんなもしもの話。
「……神父サマはどうなんだろうな」
「神父はいいひとだよ!」
神父、という単語だけでスールが叫んだ。
「良い人すぎるんです。私たちのことしか考えてないくらい」
「今回も恐らく」
「だから、……僕らは本気で怒れなくて」
だから。パヴェルは目を瞬かせた後、瞳を細める。
「その素直な気持ち、神父サマに言ってほしい。ゆっくり時間かけて話して、お前さんらの気持ちを伝えてみねぇかい?」
子どもたちは顔を見合わせ、大きく頷いた。
待機の最中、子どもたちと話しているとアルドがパヴェルをそっと呼ぶ。
「学校のお話。辛くなかったら、もっと、聞かせてくれませんか」
●
「これは……酷いな」
「ええ……作物ばかりか、草木にも元気がありません」
ライナとフロマーシュが痛々しげに表情を歪める。村の畑は遠目にも見て生気がなかったが、近付いてみるとよりその悲惨さが際立った。
「早速儀式に取り掛かろう。神父、準備はいいか?」
「もちろんです。皆さんも、囲むよう祈ってくだされば」
ライナの呼びかけに頷き、メルチスが畑の中心に進み出る。冒険者たちも彼を中心に大きく輪を広げた。
「数多にまします我らが神々――」
目を閉じ、祈り始めたと同時に彼の周辺が淡く光る。
(上手く実りがもたらされるよう)
(村が恵みで溢れますように……)
(……この地に豊かな実りが訪れますように)
ライナ、フロマーシュとロゼット、コルネリウス、モネタ、カインが共に祈り始めると、呼応するように冒険者たちの身体も淡い光を帯び始めた。それを見た村人たちも一斉に祈りを捧げる。――やがて掲げられた小瓶からあふれ出た煌めきが空を舞い、周囲の輝きを伴って作物に降りそそいでいった。枯れた葉はみるみるうちに青々と茂り、実りある姿へと徐々に変じていく。
畑を移動し、それを何度か繰り返す。ほとんど言葉を発しないその光景は、美しく神秘的な儀式として記憶に残った。
終了後、村に潤いが戻ったと村人たちは喜び、同時に感謝の宴をすると慌ただしい準備が始まる。メルチスは座り込み、礼を告げたいと迫る村人たちはコルネリウスが柔らかく断ってくれた。
「メルチス神父。少し顔色が悪いわね」
「ロゼットさん……少しだけ、無理をしてしまったようです」
「まったく。気持ちはわかるけど、もう少し自分を大切にした方が良いと思うわ。教会の子どもたちがあんなに立派になったのは、間違いなく神父の愛情によって救われたのだと思う」
メルチスの具合を看ながらロゼットは告げていった。聖職者として献身の精神は理解できる。けれど、独りよがりなものは不幸をもたらす種にもなり得る。
「貴方もよく知っている、その大切な人を失うかもしれないという恐怖から、守ってあげて」
「……その通りですね。酷いことをしたと、自覚はあります」
「そう。ならとっても素敵なお土産を持って帰ってあげましょう」
「はい。……すみません。ありがとう、ロゼットさん」
微笑むロゼットに、メルチスも深く頷いた。
「村の救い主さんたちに手伝ってもらうなんて……」
「私たちが手伝いたいだけだ。それに、」
「レシピを教えてもらったり交換出来たら、俺たちも嬉しいから」
「けっしてお邪魔はしません!」
ライナ、カイン、そしてフロマーシュが頼み込み、宴の食事作りに加わる。焼いた栗を剥いて細かく刻んだり、固いカボチャを幾つも切って火にかける。三人とも手際よくこなしていき、次々と料理が完成していった。フロマーシュがちらりと視線をあげると、生き生きと村人に料理を教わるライナが居て、こっそり微笑む。
「こうしてレシピを交換したり、大勢で料理するのも楽しいですね」
「そうだな、忙しないが新しいものを知れることもあるし、これから祭りが始まる高揚感もある」
「村の方にも喜んでいただけると良いですね」
「ああ」
――そうして、感謝の宴が始まる。テーブルの上に用意されたのは単純に焼いた栗やカボチャ、カボチャスープや栗と肉の煮物、包み焼きにチーズ焼き、パスタ。追加の形でタルトやパイといったお菓子もどんどんと運ばれてきた。カインはタルトを一口。カボチャのほっこりした味わいと栗の控えめな甘さだ。手伝ってもらえるおやつとしてちょうど良さそうと、幾つか口にしてはレシピを反芻する。代わりに教えたレシピも好評のようだった。
「これは……美味しいですね」
コルネリウスもテーブルを周り、子どもたちに良さそうなお土産を見繕っていた。その途中にカボチャ型に顔を模したチョコレートの使われたパイを見つけ、食べてみるとさっくりとして楽しい。箱に入れて異空間へ収納した。きっと会話も弾むだろう。
「これ美味いな。良い匂いで気になっていたんだ」
「ええ、良いお味です」
ライナとフロマーシュも宴を周り舌鼓を打つ。村人に会うたび会うたび、感謝の言葉が掛けられた。
「よう、調子はどうだ?」
「問題ない。安静にしていれば命にも別状はないだろう。儀式はどうだった?」
「無事に終わったよ。今は歓迎の宴の最中だ」
宴の最中、モネタは重傷人がいるという家へ赴いていた。自身も治療に役立てればと来てみたが、イズルだけで問題なかったらしい。
「優秀な助手もいたしな」
振り返ってみると、少女が椅子に横たわって寝ていた。男性の娘らしい。
「神父が急いだ理由は、これもあるのかもしれないな」
「本当にありがとうございます……何とお礼をしていいやら」
「礼の前に体力を戻すことが先だ。栄養をとってほしい」
柔らかくイズルがそう伝えれば、深々と頭が下げられた。
「ここにも何か食べるものを持って来よう。……なあ怪我人さん、ついでと言っちゃなんだがこういった土産はあるか?」
子どもの朝にちょうど良いものを神父に持たせてやりたいと、モネタは尋ねる。
「あの神父も大変なのさ……」
●
一行が教会に到着したのは、まだ陽も傾いていない午後だった。そして、教会の前には子どもたちとパヴェルが並んでいる。真っ先に気付いたアルドが年少組に告げ、三人は思い切り駆け寄るとぎゅっと神父にしがみついた。
「しんぱいしたよ!」
「黙ってデテいったら守れナイ!」
「……もうっ、食事も喉を通りませんでした!」
「……ごめんなさい、本当に。貴方たちにも心配を掛けました」
「本当です。心配させるにしても、もっと別のやり方がいいです」
「今度は……私が家出してしまいますよ?」
「! そ、それは一大事ですね……!?」
目元を拭うフィオにメルチスは戸惑う。ちらりと覗いた視線に、カインはぐっと親指を立てた。
「神父。たくさんお話したいことがあります。全員で、ゆっくり。……あ、ええと。……お、怒って、ます」
「……はい。本当にすみません」
「お前さんらが逃げねぇ限り、時間は取れるかんなぁ」
深く頭を下げたメルチスたちにパヴェルが告げ、子どもたちは声を揃える。
『神父も皆も、お帰りなさい!』
「コルネリウスお姉さん、カイン兄ちゃんも、今回もありがとう」
「いいんですよ。本当に頼もしくなりましたね」
「怒り方はまだまだだけどな」
「ロゼットお姉ちゃんもおかしいっぱい!」
「今料理してくれてるみたいだから、食事が済んだら皆で食べましょう?」
「いっぱい食って大きくなれなぁ」
「うん!」
「お水を沸かしますわ!」
「ああ、ピオは鍋をかき混ぜていてくれ」
「はい!」
「ティト様、切るのを手伝っていただけますでしょうか」
「アア!」
素材を持ち帰ったライナとフロマーシュは、子どもたちと料理を開始する。神父が頑張ってきた証を皆で調理するのも、心を近付けるきっかけになるだろう。
「神父の代わりに治療していただき、ありがとうございます」
「いや、気にするな。……それともう少し、大人に甘えてもいいと思うぞ」
「そうですね、男の人って言わないと分かりませんし」
エルフの少女は、そう言ってイズルに笑う。
「神父、伝えていなかったアドバイスだ」
モネタに、真摯な瞳が向けられる。
「ひとつ、頼れるときに頼れ。万能と思っていないことはわかるが、手を借りられることは借りろ。コネも立派な武器だ。ふたつ、自分の大きな目的を見つけろ。それが明確になれば、おのずと『誰に何を任せ、自分で行うか』が見えてくるだろう。フォークでシチューはすくえない。きみは周囲を変えることができる性質の善良な奴だ。それがこの時代でどんな重みを持つのか、考えた方がいい。みっつは……済んでいるな」
「! ……向き合います、……皆と。ありがとう、モネタさん」
モネタは頷き、瓶を渡す。中身はカボチャと栗のペーストだった。
皆で夕食を取り、持ってきたお菓子を囲む。冬の気配が吹き込んできたところで、別れの時間となった。
「神父、もう無茶はしないようにな。何でも話せる者も側にいた方がいい」
「神父様のことを大切に想っている人は沢山います。ですから、みんなを悲しませないようにしていただけましたら……!」
「お優しいのですね……胸に留めます。ありがとうライナさん、フロマーシュさん」
「あいつらの年齢が庇護が必要なの、忘れないでやって」
カインの言葉には、いつも泣きそうに頷いてくれる。
「俺も何かあったら泣くからな。メルチス神父、おかえり」
「はい」
噛みしめるような様子を背に、冒険者たちは教会を後にする。きっと光は途絶えないと、そんな予感を覚えながら。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人
2022年11月06日 19時15分19秒 公開
相談掲示板
カイン・ステラ、よろしく。 アルド達の依頼だからな、来た。 で、神父は……へぇ、また……(ニコッ)
ウォーリアのコルネリウスです、よろしくお願いします。 メルチスさんは、いつも通りですね。 子供達のためにもしっかり叱られて頂きましょう。 戦闘は特に詳細に触れずに大丈夫なようですが、『豊穣の雫』の儀式をどうするかは決めておきたいですね。 メルチスさんを中心にして希望者で儀式をするという方針が良いかな、と思っています。 あとは各々メルチスさんに伝えたいことや、やりたい事を…という流れでしょうか。
ヒーラーのロゼットよ。 子供が怒る気持ちは良く分かるのだけど、自分がメルチスさんの 立場なら同じことをしてしまいそうなだけに、複雑な心境だわ…。 >『豊穣の雫』 >メルチスを中心にするならば目を閉じ手を組んで豊穣を祈る 私は構わないわ。仕組みが今ひとつ分からない道具だけど、 授恵者が多いほど効果が上がるなら、燃料の足しになりましょう。
>神父 言いたいことは言うけど、俺から怒る予定はねぇかな。 過去の無茶(『【死軍】この手が届く限り)からだいぶ時間経ってるけど、無茶系2回目とあっては、流石に色々あって成長してきたあいつらも怒るよなー。 だから、 俺 が 怒る予定はねぇよ(ニッコニッコ) >『豊穣の雫』 俺からは積極的にこうやりてぇ!という案はねぇな。 儀式が恙なく終わるように参加する予定ではあるし、神父については本人の希望を優先した方がいいんでねって位だから。
キャスターのパヴェルだ。よろしく頼む。 んー……俺ぁ、盗賊を大人しくさせたら、神父サンの心境を聞きてぇかな。 豊穣の雫の儀式はあんまり詳しくねぇんだけども、舞があるなら、旗を使った演舞でもやってみようと思うぜぇ。
ヒーラーのイズル・M・ヴォルゴールです。よろしく。 >神父さん 自分にできることがあるとわかれば、じっとせずにはいられない。って方なんですね。 俺も似たところはあるし、冒険者は大なり小なりその気質を持ってる方だと思うな。 説得と言うか苦言と言うか、俺は神父さんが預かってる子供達を軸に話でもしようと思います。 あと、重症者は神父さんが見なくちゃダメか? 重症者の治療は目的になってないが、「村の凶作を『豊穣の雫』を用いて解決する」って目的を早く解決して子どもたちの元に返してあげたいし、神父さんも安心して儀式できるだろうし。 そうしていいなら重症者の面倒は俺が見に行こうと思っている。 その逆に、神父さんが重症者見てる間に俺達で儀式をしてしまうのもいいんじゃないかと思った。 多分、盗賊追い払うプレはかなりあっさりになると思う。
>メルチスさん そうですね…それで何度か無茶をされているのです。私も一切そういった事をしないわけではありませんけれど…(苦笑) 子供達への信用もあるのでしょうけど、置き手紙だけではあの子達が怒るのは当然でしょうからね。 私は以前の事なども踏まえてお話する予定です。 重傷者の対応をしたいというのも解りますし同意です。 先に重傷者の対応をしてから儀式をすると気持ち的にも安心できそうに思いますけれど、その辺りはメルチスさんのご希望も聞きつつ、できたら良いかな?と思っています。
重傷者をイズルが診るのは、メルチスさんの許可を貰えるなら 私は構わないわ。神聖術だけで治療できるなら難しくないけど、 怪我人の状態を私たちは知らないから、それ次第ね。 早く、という気持ちはあるけど凶作の対処も引き受けたからには、 ちゃんと儀式の結果まで見届けないとね。成功(豊作)になれば、 村から料理や菓子を振る舞ってもらえるようだし、頂きましょう。 ついでに、帰り際に菓子を包んでもらって、子供たちへお土産に してもらえれば、子供達へのお詫びにも良いでしょう、と思うの。 山賊相手は私たちが4人ならともかく、満員なら問題ないでしょう。 早々に降参しそうでもあるわ。
>お菓子 うーん、あいつらの様子を見る限り、神父が求められてるのは反省、謝罪の方だから、まず神父がその様子を見せてからじゃねぇと厳しいと思う。 (OPの)あの様子だと、反省・謝罪の様子がねぇと、収拾つかねぇだろうし。 反省した、謝った、一件落着ってなった時に『お土産として』お菓子出すのはいいと思うけど、『お詫びとして』お菓子は、どうかなって思うよ。
>カイン ああゴメンなさい。言葉が足りなかったわ。 カインの言う通り、子供と和解した後でのお土産に、ね。 お菓子でごまかす、という意味ではないわ。訂正で。
シューターのモネタだ。 会うのは初めてだが神父はそういう手合いなんだな。あたしは常識的なことを言うくらいしかできないが。さて。 重傷者の対処はあたしもやろうかと。ヒーラーでこそないが、ヒールは使えるし。
重傷者の対応は希望者の皆さんにおまかせしますね。 お土産は勿論賛成です! 仲直りして、皆で美味しく食べて欲しいですね。 箱などに入れてからマジカルポケットを使えば美味しいまま持ち帰れそうです。
ライナ・フレイヴァルツだ。遅れてすまない。 山賊は6人…。人数の面では上回っているし、特段注意することもない。 対応については、がちがちに積めるというよりはそれなりにという感じでよさそうだな。 メルチス神父はそういう性分なのだな。 子供たちも心配して怒っている面もあるはず。 話せばきっと分かってくれる…と思いたいが、まぁそこは私たちの言葉よりも本人の言葉か? 豊穣の雫という代物がどういう物かは分からないが、 儀式というからにはそれなりの準備は必要なのだろう。 ある程度私ができる範囲で手伝えることがあれば手伝おうと思う。 それと村の名産は栗とかぼちゃか。 村で頂いた料理や菓子の作り方を教わって、 お土産として持ち帰ってきた作物を教わった作り方で 子供たちと一緒に料理やお菓子を作って皆で食べるのも良い経験になりそうだなとも思った。 神父と子供たちの仲直りをする手助けにもなりそうだし、思い出作りにもな。
動いていいと意見いただいたので、俺は怪我人の方に行こうと思う。 神父さんには説明するし、何かあったら連絡するし、儀式もなにかあったら助けに行くように言う。儀式の場所が怪我人のいる場所より遠いなら、伝達にテレパスとか、シューター複数人いるからエーテルリンクとか、他の人との協力が必要だから相談したい。 スキルはそれに伴って回復系と医療薬学、念のため解呪にしようと思う。
遅くなってしまい、申し訳ございません! ウォーリアのフロマーシュ・ダイヤドロップともうしますっ。 皆様よろしくお願いいたしますー! 怪我をされた方やメルチス様に万が一のことがあってはいけませんので、 チャージングで駆けつけ、カバリングでお守りしていこうと思いますっ! そうしてお守りすることで、メルチス様の身を案じている人がたんさんいる、と思っていただければなお良いのですが… あと、儀式のお手伝いは、私もできる範囲でしていきたいところですっ。 それに、名産品を使ったお料理やお菓子作りに、それをみんなで一緒にいただいて楽しむのはとっても良さそうですので、 そちらも一緒にお手伝いしたりしていけましたらっ!
>儀式の場所 畑でやるんじゃねぇかと思うから、安静にしてるだろう怪我人は村の中だろうし、距離あるかもな。 >エーテルリンク あ、俺ファ(大鼬)連れて行くよ。 機動力はあるんで、伝令代わりになると思う。
すまねぇ、基本的な事なんだがよ、『豊穣の雫』は誰が持っていく? 凶作の村にはねぇし、神父サマも所持してねぇように思える。 もし人手が余る様だったら孤児院の坊主らのフォローもしてぇかな……。
『豊穣の雫』はアルドくんとフィオさんから預かっているのでしたね。 入れ違いに情報が入ってきたとの事ですから、メルチスさんはお持ちでなく私達が持っていく認識で良い筈ですね。 メルチスさんに追いついた際、彼に説明して渡すのでしたら何方でも良いかとは思いますけれど。 出発直前でもありますし、ひとまず私が持ちましょうか。 説明して渡す事をプレイングに入れておきますね。
>カインさん ありがとうございます。 何かあったら仲間のエーテルリンクで伝える事、プレに入れました。 (ちょっと不備あったので書き直しました