その男、またの名を銀嵐
革酎
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シナリオID:2521
オープニング
元帝国魔導院エスタル支部長クライス・アクバーは、内心で思わず舌打ちを漏らした。
彼は今、自身が雇った輸送馬車隊と共にエーテル石の移送作業中だった。
ところがどういう訳か、四足歩行獣姿の同種の小型クリーパーの群れがエーテル石を積み込んだ輸送馬車を目掛けて襲い掛かってきた。もしかすると、エーテルに対する嗅覚が異様に発達したタイプなのかも知れない。
単にそれだけならばまだ良かったのだが、近くには故郷への帰還途中にあった多くの帝国難民の姿がある。結果的に、彼らもクリーパーの標的となってしまった。
流石に帝国難民を見捨てて、クリーパーの群れから急速離脱する訳にもいかない。
(巻き込んでしまったか……迂闊だった)
面倒だが、撃破する以外に無い。クライスは腹を括った。
場所は東部鎮守都市エスタルへと脇道が伸びる、帝国東部街道の一角。昨秋から整備が進み、一定の距離毎に警備隊の駐屯所も配置されていることから、大きな問題は発生しないだろうと踏んだ。
が、その判断が甘かった。
崩壊後のシルトラース帝国領内は各地に多くのクリーパーが跋扈しており、少しばかり人里を離れた場所ともなると、当たり前の様に小型クリーパーの群れが徘徊していた。
そして今回現れた同種の群れは、結構な数だった。単にこれらのクリーパーを討伐するだけならばクライスひとりでも十分に可能だが、難民達を守りながらともなると、話は別だ。
クライスは輸送馬車隊の護衛のひとりを馬に乗せ、近隣の町へと走らせた。その町の冒険者ギルド支部に急報を入れ、救援として冒険者を雇い入れる為だ。
救援はすぐに手配され、数名の冒険者が駆けつけてきた。
だが小型クリーパーの群れは、兎に角数が多い。難民を庇いつつ、これら全てを撃破するのは中々に厳しい状況となってきた。
(少しばかり、手配する人数が少な過ぎたか)
クライスが難民を守る為に、エーテル石の一時放棄も視野に入れ始めたその時、どこからともなく猛烈な速度で駆けつけてくる白銀狼の半獣人戦士の姿が視界に飛び込んできた。
●激闘の中の邂逅
白銀狼の半獣人戦士は瞬く間に難民に群がるクリーパー共を蹴散らしつつ、クライスに向けて驚きの声を上げた。
「これはこれは、アクバー殿ではないか。随分と久しいな」
「その声は、銀嵐か」
現れた白銀狼の半獣人戦士はかつてシルトラース帝国軍でもそのひとありと謳われ、銀嵐のふたつ名でその武威が多くのひとびとに知られたニコライ=ヴォルファングだった。
その傍らには、紅刃の異名で数々の武功を誇った凄腕のゴブリナ戦士にしてニコライの妻ヴァイオレット・ヴォルファングの姿もあった。
ニコライが帝国軍の優秀な部隊長として活躍していた当時、クライスも近衛連隊に所属するエリートとして出世街道の真っただ中にあり、ふたりは辺境の魔獣討伐戦で共同作戦に従事したこともあった。
但しその後、ニコライは帝国軍内での派閥争いに嫌気がさして除隊、シルバーファング傭兵団を組織してロスガリア大陸の各地を転々とする様になっていたらしい。
帝国崩壊後、クライスはエスタルに留まって草人狩りとして大半の時間を費やしていたが、ニコライはしばらくその消息が知られていなかった。
そのふたりが今、偶然ではあるものの、こうして再び一堂に会した。何らかの運命の力が働いたのかも知れない。
だが、旧交を温める余裕は無かった。
ニコライとヴァイオレットの参戦で小型クリーパーの群れは半ば以上が蹴散らされつつあったが、今度は別方面から巨大な影が接近しつつあった。
「中型か……それも五体。これは中々珍しい」
「あいつらもエーテルへの嗅覚が強いタイプか……済まないが、あの五体の討伐にも手を貸してくれないか」
クライスからの申し入れに対し、ニコライには否やは無い。
かくして、元帝国魔導院エスタル支部長と銀嵐、紅刃、そして冒険者達の一団は迫り来る脅威に立ち向かうこととなった。
対するは巨大なカマキリ型の中型クリーパー。
激闘は必至である。
解説
マスターより
リプレイ
冒険者達の前に現れた五体の巨大蟷螂型クリーパーは、紫を基調としたカラフルな体躯が特徴的だった。
このうち、元帝国魔導院エスタル支部長クライス・アクバーが相手に廻しているのは黒紫の個体。
一方、銀嵐の異名を取る凄腕傭兵ニコライ=ヴォルファングと、紅刃の武名で知られる妻ヴァイオレット・ヴォルファングが立ち向かっているのは白紫の個体。
そして残る三体――赤紫、青紫、橙紫に対してはクライスが近くの冒険者ギルドから走らせてきた冒険者達がそれぞれ受け持つ。
壁エルフとして知られるコルネリウス・アーラは、火力担当のリディリディ・トゥラ・イェレミースと接近戦担当のサフィラ・アズラク・ナハルハルアリーブの両名と組んで赤紫個体に挑む。
青紫個体には俊足の暗殺者ベルク・オスマット、武神の守り手ネフリティス=N=クリスタロス、無痛の盾役ミゼリア・L・ステュクスの三人が担当。
そして橙紫には接近戦で高い戦闘力を誇るサイラスとドワーフを名乗るエルフの娘アーテミシアが当たることとなった。
中型クリーパーは基本的に、一般的な技量の冒険者ならば五名前後で一体を討伐出来るかどうかという代物なのだが、ここに駆けつけてきた授恵者は多くが歴戦の勇者であり、戦闘経験も豊富だ。クライスも、然程に心配する必要は無いと踏んでいる。
事実、赤紫の対処に当たっているコルネリウスの鉄壁ぶりは流石というべきだった。巨大な鎌状前脚への対処も完璧で、ただ真正面から受けるばかりではなく、その威力を最小限に抑える受け流し方は実に絶妙。
これまで幾度と無く巨大な怪物相手に盾役を張ってきただけのことはあり、敵が頭頂4メートルに達する中型クリーパーであろうとも、防御を崩される愚は決して犯さない。
「デバフもりもりでいっくよー!」
コルネリウスが盾役に徹する間に、サフィラが赤紫個体の足元を素早く駆け廻りながら二対の後ろ脚に次々と打撃を蓄積してゆく。翅が無い昆虫は脚力だけが唯一の移動手段であり、回避手段だ。その機動力を奪えば、如何に体と攻撃力が極大であっても恐るるに足らず。
コルネリウスとしても敵の動きが読み易くなる為、サフィラの機動力封じは極めて有効だといって良い。
「それにしても、随分と豪勢な顔ぶれですね。中型が五体とは……」
赤紫個体の攻撃本能がコルネリウスに固定された頃合いを見計らい、リディリディも攻撃魔法発動の態勢に入った。
既にサフィラが敵の機動力を大きく殺している為、あの恐ろしい鎌がリディリディにまで届く心配は無い。つまり、ここから先はどれ程に威力の高い魔法を叩き込んでも、リディリディとしては安心して火力を撃ち込み続けることが出来るという訳だ。
「どこを見ているのですか? 相手はこの私です!」
一瞬、赤紫個体の頭頂部がリディリディに向きかかったところへ、コルネリウスが挑発気味に吠える。その直後に爆音が鳴り響き、赤紫個体の背面辺りが大きくえぐれた。
「相変わらず手堅いな、ロモズの衆は」
「そいやぁクラさん、おひさ! 元気にしてた?」
黒紫相手に単独で立ち向かうクライスが苦笑を向けると、赤紫の足元周辺を忙しく駆け廻っていたサフィラが嬉しそうに刃を持った片手をぶんぶんと振った。
一方、コルネリウスとリディリディは白銀の狼半獣人とゴブリナ女性のコンビに幾分興味を抱いていた。戦いが終わったら、クライスに紹介して貰うのも悪くなさそうだ。
●バランスの重要性
青紫への攻撃に入る前、ベルクはクライスと軽い挨拶を交わしていた。
「おや、クライス卿がいらっしゃいましたか、これは心強い。北壁の防人が一壁として使命に基づき参戦致しますぞ」
「頼りにしている。流石に俺も、中型複数相手に難民を守り切る自身は無いからな」
クライスからの信任を受けたベルクは、意気揚々と青紫との間合いを詰める。
その青紫個体には既にミゼリアが盾役として正面に廻り、漆黒の瘴気の如き禍々しいエーテルを噴き出しながら敵の攻撃を一手に引き受けていた。
ミゼリアはどうやらコルネリウスに憧れているらしく、彼女の壁エルフとしての戦いぶりを時折視界の隅に収めながら、目の前の敵に上手く対処している。
一方ネフリティスは怯える難民達に声をかけつつ、ベルクとミゼリアを後方から手堅くサポートしていた。
「難民の皆さん、助けに来たので安心して下さいなのです!」
中型が現れた直後、ネフリティスは激戦になることを予測し、実に手早く仲間達に身体能力向上の強化術を施した。更にはベルクに攻撃強化術を仕掛け、その手際の良さで難民達に一定の安心感を与えることが出来た。
ところが中型との戦闘に突入してからネフリティスが意識を取られたのは、クライスの戦いぶりだった。
聞くところによればクライスは魔術師らしいのだが、彼は両腕と両脚に魔力の防護障壁を纏い、単独で中型相手に接近戦を挑んでいる。格闘魔導師という余り聞いたことの無いスタイルらしい。
更にそのクライスと顔見知りらしき白銀狼とゴブリナ夫妻。一体、どんな関係性なのだろう。
「ネフリティスさん……どうかなさったんですか?」
瘴気の防御で巨大鎌を捌き、反撃の黒い刃を叩き込んでいるミゼリアは、視線こそは敵に固定しているが、ネフリティスの意識が僅かに他へ反れていることを気配で察した様だ。徹底してネフリティスを守り抜くと腹を固めているからこそ、その意識の揺れに気付けたのかも知れない。
だが流石に今は戦闘に集中せねばならぬと、ネフリティスは自戒しながら両掌で己の頬を軽く叩いた。
「何でも無いのです。白紫と黒紫はあちらの御三方にお任せして、こちらの三体は私達で斃すのですの!」
そのネフリティスの宣言通り、ミゼリアとベルクは青紫個体の鎌や脚に効果的な攻撃を撃ち込んでゆく。
基本的にはミゼリアが攻防一体の戦術で青紫の注意を引きつつ、その間にベルクが脚関節や鎌の付け根を狙って素早く刃を振るい続けた。
ミゼリアは無痛盾としてネフリティスを守り続けるも、打撃は徐々に蓄積してゆく。そのミゼリアを、ネフリティスがこまめに回復し、肉体の消耗を最小限に抑えた。
三人の徹底した役割分担と有機的な連携は好循環を生み、青紫の生命力を確実に削り落としていった。
恐らく、赤紫や橙紫を相手に廻している他の面々と比べても、ベルク、ミゼリア、ネフリティスの三人がチームとして最もバランスが良く取れているだろう。
短期決戦が可能であると同時に、長期戦にも耐えられる構成であるといって良い。
●ふたりだけの接近戦
最も危険で、最も激しく、そして最も綱渡りだったのが橙紫を相手に廻しているサイラスとアーテミシアのふたりだった。
攻撃火力はサイラスが十二分に機能しているが、盾役のアーテミシアには補助担当が居ない。守りは徹底的に固めているものの、支援が無い分、我慢が必要だった。
「それじゃあ一丁、遊んでやりましょうかね」
それでも決して弱音は吐かず、堂々と渡り合う。ドワーフの矜持として、卑屈さや後ろ向きの精神は決してあってはならない。ひとりで敵の攻撃を受け持つ以上は、何が何でも耐え抜いてみせる。
馬鹿正直に敵の攻撃を浴びるつもりは無かったが、並みの戦士では心が折れそうな状況に対し、アーテミシアは敢然と立ち向かった。
「お、上手く敵の注意を引きつけてくれてるな。じゃあ俺も、そろそろ全力でいくか」
アーテミシアが橙紫の攻撃本能を自身から完全に背け切ったことを受けて、サイラスはいよいよ本格的に攻撃を集中させ始めた。
今回クライスに呼び集められた冒険者達の中でも、サイラスの物理攻撃力は断トツの破壊力を誇る。
盾役のアーテミシアに支援が無い分、何を措いても速攻での撃破が求められた。
「ほら、どうした。余所見してる余裕あるのか?」
サイラスの強力な攻撃に一瞬、橙紫の視線がアーテミシアから外れそうになった。その都度、アーテミシアは挑発の言葉を叩きつけ、更には鎌の間合いに敢えて飛び込む。
橙紫はアーテミシアの容赦無い攻撃に、その意識を再びサイラスから外した。アーテミシアは盾役として、橙紫相手に完璧な役割を演じ切っている。
だが矢張り、相手は中型だ。そう簡単に斃せる相手ではない。
左右の巨大な鎌が一斉に迫ってきた時は、流石に回避を優先させた。あんなものをまともに浴びれば、アーテミシアといえどもただでは済まない。
「好きこのんで斬られたい奴が居るかよ」
直撃を避け、ほんの僅かに掠らせる程度で間合いを離す。橙紫は必殺の攻撃を躱されたことで、更にムキになってアーテミシアへの攻撃を執拗に重ね始めた。
尤も、それこそがアーテミシアの狙いでもあったのだが。
そのアーテミシアの目の前で、橙紫の状態が左にぐらりと揺れた。サイラスが左側後ろ脚の一本に痛撃を加えたのだ。バランスが崩れた橙紫は、その巨体を維持出来なくなりつつあった。
「もうちょっとだけ逃げ回っててくれよなー。あともうちょいだし」
サイラスの幾分、のんびりした声が響いてきた。
アーテミシアは苦笑しつつ、残り数分程度なら幾らでも付き合ってやると、内心で頷き返した。
●戦局は終盤へ
最初に崩れ落ちたのは、黒紫個体だった。
矢張りというべきか流石というべきか、元帝国魔導院エスタル支部長の肩書は伊達では無く、たったひとりで中型を仕留め切る力量は並みの授恵者の比ではない。
そのクライスが次に標的と定めたのは、アーテミシアとサイラスが抑え込んでいる橙紫だった。アーテミシアの消耗度合いが危険だと判断してのことだったが、サイラスの強力な接近戦能力に加えてクライスの規格外の魔法格闘能力が合算すれば、さしもの中型も十数秒と持たなかった。
別に支援は要らなかったのだが、とも思ったアーテミシアだったが、しかしその肉体に蓄積していた消耗は凄まじかったらしく、橙紫が崩れ落ちると同時に、アーテミシアも全身の力が抜けて、しばらく動けなくなってしまった。
一方でサイラスはまだ余力がある。彼はクライスと共に銀嵐と紅刃が相手に廻している白紫の討伐へと向かった。
黒紫と橙紫の二体が立て続けに斃されたことで、難民達の間に歓声が沸き起こった。
冒険者達の間にも、少しばかり余裕と安堵の空気が流れた。
次いで斃れたのは、赤紫個体だった。
リディリディの激しい魔法攻撃がこれでもかといわんばかりに、短期間で一気に撃ち込まれた。赤紫の巨大鎌がその都度、リディリディに襲い掛かろうとしたが、それらは全てコルネリウスの鉄壁の守りに阻まれ、ただの一度としてその恐るべき一撃がリディリディに届くことは無かった。
「にゃ! 何かヘロヘロになってる! そろそろトドメいっちゃう?」
「はい、さっさとご臨終して頂きましょう!」
サフィラの呼びかけに応じて、それまで守りに徹していたコルネリウスも攻勢に転じた。
既に赤紫の生命力はリディリディの数々の魔法攻撃で風前の灯火に近しい状態である。ここでふたりの前衛が一気に勝負に出た。
やがて、赤紫も轟音を立てながら崩れ落ちた。
「あの……もう、休憩してて良いですか?」
魔力をほとんど使い切ったリディリディは、コルネリウスとサフィラからの応えを待たずにその場に座り込んで、難民のひとりが差し出す肉料理を摘まみ始めていた。
実は戦闘開始前に、やたらと肉肉肉肉肉肉と連呼していたリディリディ。そのメッセージはしっかりと、難民達に伝わっていた模様。
一方、コルネリウスとサフィラは対青紫戦の支援に入った。
憧れのコルネリウスと肩を並べることが出来たミゼリアは、この時は少しテンションが上がった。あの壁エルフが一緒に戦ってくれる。盾役のお手本を見せてくれる。
そう思っただけで、俄然やる気が出てきた。
ベルクも、サフィラの超高速機動戦闘力が支援に入ってくれることで、更に手数を加えるペースを速めることが可能となった。
青紫個体が斃れたのは、それから一分後。
「さぁ、残るは白紫の個体だけですの!」
ネフリティスは傷ついたミゼリアとコルネリウスを回復させてから、踵を返して対白紫戦へと駆け込んでいった。
●思わぬ邂逅
白紫個体も、冒険者達の一斉集中砲火を浴びて沈黙した。
難民達は口々に喜びの声をあげて冒険者達を湛えたが、クライスだけは何ともいえぬ苦笑。元々は彼が運んでいたエーテル石が原因なのだから、難民達に対しては申し訳無さの方が先に立っている模様だった。
「クライスさん、ご無沙汰しております……あの、ところでこちらのおふた方は?」
愛剣を鞘に納めつつ、コルネリウスが銀嵐と紅刃の紹介を求めた。
クライスが冒険者達を呼び集め、改めて銀嵐と紅刃の両名を冒険者達に引き合わせた。
「何と! 本当に本物の銀嵐殿と紅刃殿で御座いましたか! お方々の武威は遠く北壁の山中まで届いておりますれば、このオスマットのベルク、お会い出来て感激で御座いますぞ」
ベルクは素直に感激の意を表した。紅刃は幾分照れた様子だったが、銀嵐はただ穏やかに笑みを返すのみ。
と、ここでネフリティスがもしかして、と驚きの表情を浮かべた。
「ヴォルファングって、もしかして……」
ネフリティスが某友人のことを伝えると、ニコライとヴァイオレットは互いに顔を見合わせ、そして苦笑を返した。
「そうか、息子は元気にしていたか」
「えぇまあ、そうですね」
ネフリティスは何と答えて良いか分からぬ様子で何故か視線を逸らしたが、サフィラは違った。もう、心の底から嬉しそうだった。
「えっと、あたしは御子息とお付き合いしてるサフィラっていいます!」
「ついでで申し訳ありません。御子息の姉的存在の壁エルフです」
元気に頭を下げるサフィラと、淑女の礼で挨拶を交わすコルネリウス。
「そうか、息子にも彼女とお姉さんが出来たのか。ということは、私にとっても貴殿らは娘だな。これは大変嬉しい話だ」
クールな表情の中に、微妙に嬉しそうな色を浮かべて笑みを返すニコライ。
するとすかさずゴブリナの妻が、ニコライの尻をばしっと叩いた。
あれ、どこかで見た様な光景だ――コルネリウスとネフリティス、更にはリディリディまでもが妙なデジャヴに襲われた。
はて、どこで見たんだっけか。
そんなことを思いながら、ふとサフィラの顔を見て、あぁそうかと変なところで合点がいった。
その一方で、ミゼリアは懐から小さなエーテル石の欠片を取り出し、クライスに返却。敵の注意を引きつける為にと借りていたものだった。
「彼らは知り合いなのか? 確か初対面の筈なのだが」
「よくわかりませんけど……共通の知人がいるみたいで……」
ミゼリアの応えを受けながら、クライスはふぅんと曖昧に頷き返した。
マスターコメント
ショートシナリオR難しい 報酬:標準8 / 4〜8人
2022年10月10日 03時16分35秒 公開
参加者
コルネリウス・アーラ
- サイラス
ベルク・オスマット
アーテミシア
- イェレミース トゥラ リディリディ
サフィラ・アズラク・ヴォルファング
ネフリティス=N=クリスタロス
ミゼリア・L・ステュクス
相談掲示板
No.1
サイラスだ、よろしくなー とりあえずEXCの関係者の方来れないらしいのでそこら辺はまあ。七人超えたらとりあえず関係者だし其方と組んで貰ったりしたほうがいいのかと思ってたけども。 現状六人で2人組3班、揃ったら3、3、2で3班でいいのかね? それとも人増えたらNPCに接触する為に其方と組む人おるやろか?まあ人増えないとアレだが
ウォーリアのコルネリウスです、よろしくお願いします。 残った小型の対処は不要のようですし、カマキリ3体を手分けして相手取る形になりますね。 こちらはウォーリア4、シーフ2、キャスター1、ヒーラー1の編成ですから、ウォーリアは分散し、班分け次第で最も補助が必須となりそうな場所へ、可能でしたらネフリティスさんにサポートをお願いできたら…と考えます。 サイズがかなり大きいので、攻撃を受けると吹き飛ばされる可能性もありますからその点も注意したほうが良さそうですね。
No.3
キャスターのリディリディです。 よろしくお願いします。 出発日時まであまり猶予がないのでしたね。 そのように分かれるとなれば、仮にA(3人)・B(3人)・C(2人)として分けますね。 相手は3体ということなので、付与でのBSは対象以外の効果が難しそうですので、私は純粋な攻撃役として入らせて頂きます。 暫定的にですが、Aに入ることとします。 A:3人 リディリディ B:3人 C:2人
ウォーリアの、ミゼリアです。……よろしく、おねがいします。 動きは……盾役、をかんがえて……ます。 A・B・Cの、どこでもだいじょうぶですが……とりあえず、Bに入って、おきます……ね。 A:3人 リディリディ B:3人 ミゼリア C:2人
シーフのサフィラだよっ! みんなよろしくねっ! んー、中型クリーパーかぁ… 手数で押せ押せしながらBS付与する感じで行こっかなぁ? 班はAに行くねっ! A:3人 リディリディ サフィラ B:3人 ミゼリア C:2人
どこに回ろうか考え中でしたが、一先ずウォーリアが必要なAへ回りますね A:3人 リディリディ サフィラ コルネリウス B:3人 ミゼリア C:2人
ウォリアーのアーテミシアだ。 前衛はバラけさせるか…Cにしとくかね。ただオレは基本壁タイプだから、もう一人はパンチの強いやつがいたほうがいいかな。 A:3人 リディリディ サフィラ コルネリウス B:3人 ミゼリア C:2人 アーテミシア
ヒーラーのネフリティスなのです コルネリウスから言われた通り、今回はサポートに中心にしていく予定なのです 班は様子を見て、支援が必要そうなところに行くのです あとは『レゾナンス・オブ・ヴァロー』でNPCも一緒にみんなを強化しておく予定ですの
シーフのベルクだ、よろしく頼む。 ふむ、この構成だと我はBに行った方がよさそうだな。 A:3人 リディリディ サフィラ コルネリウス B:3人 ミゼリア ベルク C:2人 アーテミシア
No.11
とりあえずCにしよか。決まってないもう1人がサポーターで、Bに盾役いるならその方がいいだろうし。 とりあえず要望もあったし火力を盛って行くつもり。 とりま自分の担当終わり次第生き残りの蟷螂いる場合はそっちに加勢でいいのけ? A:3人 リディリディ サフィラ コルネリウス B:3人 ミゼリア ベルク C:2人 アーテミシア サイラス
ネフリティスさんはありがとうございます。 A班はリディさんの火力が頼りですね。 私が蟷螂を引き付けし、抜かれないよう守りますので、サフィラさんに補助をして頂ければ幸いです。 もし先に倒せるようでしたら、加勢が必要な別班の補助へ回れたら良いかなと思います。
No.14
それでは私は早めに仕留めることを優先して動きます。 とはいえ、相手は中型クリーパーなのでどのくらいの時間が経ってしまうかはわかりませんが・・・。
それでは、ネフリはB班でサポートに回るですの 基本的には味方の回復や攻撃力上昇を中心にする予定なのです
……はんわけ、しょうち、しました。 ベルクさんと、ネフリティスさんは、よろしく、おねがいします……ね。 じぶんで、堅甲2と、ヒール3も、使えますので……動きとしては、持久戦寄りに、なりそうかなと……。盾役にてっしつつ、合間で攻撃も、するつもりですが……攻撃力上昇は、ベルクさんを、ゆうせんしていただくと、良さそうかも、しれ……ません。 A班・C班が、1匹倒し終わって、加勢に来てくださるまで耐える……くらいのつもりで、たたかいます……ね。
よーし!あたしは防御削るのと行動阻害のデバフに毒も盛っちゃおうかなっ! トリプルファングに各種デバフ乗せてバリバリ補助しちゃうよっ! そういえば、銀嵐おじさんに話しかけに行く子いるかなっ?(かくり)
とりあえず我にしては珍しく攻撃特化編成にしてみた。 攻撃役は引き受けるのでミゼリア殿はネフリティス殿の守り優先で頼む。
ベルクがアタッカーで ミゼリアがディフェンダー(ネフリ優先) ネフリはサポーター(ベルク優先)という認識ですね 了解ですの!! とりあえずタグ付けとしては単純に【B班】とするのは、よろしいですの?
No.20
そうですね・・・。 【A班】【B班】【C班】で問題ないと思います。 軽くですが、そのタグにて三班に分かれることは記載しておきます。