『征竜の巫女』の誕生日
真柄 葉
コメント 11
シナリオID:2445
オープニング
まるで一枚の絵画のようなのんびりとした時間が流れる中、舟は小さな湾へと吸い込まれていった。
「閣下、ご相談があります」
「いやだから、プライベートでは普通に話せと言っとるだろうが」
「そうはいきません、閣下は閣下ですから」
久しぶりに小屋を訪れた孫娘の態度に、ラルゴは悲しそうに肩を落とした。
この娘、軍服を纏っている時は必ずラルゴの事を、上官として見る。
私服になれば気さくに話してくれるのに、どうして……。
「はぁ……まあいい。それで何の相談だ?」
ラルゴは内心のもやもやを振り払うように孫娘――マヘリアへ問いかけた。
「はっ、ご相談というのは他でもない征竜の巫女様に関するものです」
「ヒルルクの? なんだ、また厄介事か?」
「いえ、そういう訳ではありません。実は最近、征竜の巫女様がローレラウラへ戻ってきておりません。かの『生物』にご執心の為だとは心得ていますが、あのお方はローレラウラの奇貨。このまま、ローレラウラを離れられても困ります。そこで、興味を引ける催し物を開催できればと考えた次第です」
直立不動のまま、マヘリアはラルゴに経緯を説明した。
「催し物? なんだ祭で釣って呼び戻そうという訳か」
「概ねその認識で間違っていません」
「ふむ……それで何をするんだ?」
「はい、征竜の巫女様の誕生祝いです」
「ん? ああ、ヒルルクの誕生日パーティを開きたいと、そういう訳か」
「ご明察痛み入ります」
おやつをねだってくる狼のリンダの頭を撫でながら、ラルゴは孫娘の顔を覗く。
「別にそれは構わんが……ここに来たという事は、街で盛大に――――という訳ではないんだろう?」
「はい、巫女様がおいでになるともれなくあの生物が付き従ってまいります。アレを街中に入れるわけにはいきません」
「だよな。しかし、こんな何もない所で何をするというんだ? 大したもてなしはできんだろう」
「かまいません。巫女様は別に豪華絢爛なパーティーがお好きなわけではありませんから」
「ふむ、パーティーをやることに異論はないが……。それは、ローレラウラ水軍の意向か? それとも議会か?」
「いえ、私の発案です」
「なんだ、ただ友人の誕生日を祝ってやりたいだけか」
素直にそう言えばいいのにと、孫娘に嘆息しながら、ラルゴは立ち上がる。
「まあ、こんな所でよければ自由に使え」
「ありがとうございます、閣下。……あの、どちらへ?」
「パーティーするのなら、ご馳走が必要だろう?」
マヘリアの質問に悪戯っぽい笑みを返したラルゴは、壁に立てかけてあった愛弓に手を伸ばした。
「リンダ、久しぶりに一狩り行くぞ。獲物はそうだな……鹿あたりがいいか」
ラルゴは『出かけるの?』と尻尾を振る愛狼の頭を撫でてやる。
「そういえば、パーティーには冒険者達も呼ぶのか?」
「はい、そのつもりです」
「ふむ、なら猪も追加するか」
矢筒を肩にかけ、解体用のナイフを腰に挿したラルゴは脳内の狩りリストに一匹追加した。
「あ、そういえば」
そのまま愛狼を連れ、狩りに出ようとドアノブに手をかけたラルゴが振り返る。
「お前、料理はできる用意なったのか?」
「……冒険者の方々がいるので大丈夫です」
「なるほどな」
孫娘の素直な反応に苦笑しつつ、ラルゴは小屋を出て行った。
解説
マスターより
リプレイ
山道を登るハーヴィの視界を、ふと何かが横切った。
「気のせい……だったのかな」
しかし、それを探そうにももうどこにも見えない。ハーヴィは首をかしげ、改めて山道を登っていった。
「ヒルルクさん、お久しぶ……って、なにしてるの?」
「えっ? あれ、ハーヴィ?」
「う、うん……え? ほんとに何事……?」
ヒルルクが暮らす小屋に入ってみれば、ヒルルクが呆然と立ち尽くしていた。
彼女は、銀髪をなんだかキラキラする髪留めで纏め、首には風もないのにたなびく真っ赤なスカーフ。お洒落……なのだろうかと、ハーヴィは思わず問いかけていた。
「こ、これはさっきバンビがいきなりやってきて『お洒落しますわ』とかいって、弄られたの! 一体何なの!?」
「バンビさんが……? ああ、なるほど」
混乱するヒルルクを見つめながら、ハーヴィは得心する。
山道で見た影はバンビだったのだろう。彼女も彼女なりに色々と計画しているようだ。
「今日はこれを渡しに来たんだ」
「うん? なにこれ
「招待状だよ」
ヒルルクは差し出された手紙を受け取ると、ハーヴィを見ながら開封する。
「――――へぇ、パーティやるんだ。でも、なんの?」
「ふふ、それは来てからのお楽しみ。あ、あの子も一緒に来てくれると嬉しいな」
そう言ってハーヴィは小屋の窓から見える泉に視線を向けた。
●
一方その頃、ラルゴの小屋では――。
「……ちょっと派手過ぎやせんか?」
「大丈夫大丈夫! 後でちゃんと隠すから!」
丁度小屋の入口上に設置された大きな球を見てラルゴが眉をしかめる。
「それになんだ、これ」
「え、ブランコだよ?」
「そんなもん見ればわかる」
小屋の柱を利用して作られた大きなブランコ。
ラルゴが眉をしかめつつ小屋を見つめる中、ララベル・サン・ディーベルとエルゼリオ・レイノーラは、パーティの仕掛け作りに勤しんでいた。
「終わったらこっちのお手伝いもお願いしますねっ!」
そんな二人に、調理担当のトーラが声をかける。
「リンダにも後であげますから、今は我慢ですよ?」
うまそうな生肉の匂いに釣られてやってきたラルゴの愛狼を撫でてやりつつ、トーラは食事の準備を進める。
「トーラ、頼まれていた物だよ」
そんなトーラの元へ、ルチル・プルメリア・グレイハーツがやってくる。彼女は【マジカルポケット】から木箱を取り出した。箱の中身はトーラがお願いしていた食材や調味料。ローレラウラでは手に入りにくいものを、ルチルが調達してくれた。
「醤油に大根、生姜に……あ、山葵まで! よく手に入りましたね」
「はは、アタイを誰だと思ってるんだ」
不敵に微笑むルチルに、トーラは「流石情報屋さん」と苦笑する。
「ねぇ、ララベルさん」
お手製のブランコを作り終えたエルゼリオが、小屋を飾りつけるララベルに声をかけた。
「ヒルルクさんが連れてくるっていうマーメイドの少女って……あの時の子だよね」
「あの時? あ、うん! そうだよ、あの時繋がれていた子だよ。今はすっかりヒルルクに懐いてるみたい」
嬉しそうに話すララベルとは対照的に、エルゼリオの表情はすぐれない。
「大丈夫だよ。色々あるのも確かだけど、二人はうまくやってるもん」
そんなエルゼリオの内心を読んだのか、ララベルはにっこりと微笑んだ。
「そう……なんだ。そっか、そうなんだね」
ララベルの笑顔にエルゼリオもつられる様に笑った。
●
「もうすぐ着きますわ」
小屋へと戻ってきたバンビが短く伝えると、中へと駆けこんでいく。
「それじゃ、こっちも準備するかね」
ルチルが続き、他の3人も小屋へと入っていった。
程なくして、ハーヴィに連れられたヒルルクが湾へと姿を現す。その隣には、人の姿となったマーメイドの少女もいる。二人はハーヴィと共に小屋の前までやってきた。
「ここでやるの?」
「うん、そうだよ。それじゃ――――どうぞっ!」
と、ハーヴィが両手を広げると、屋根から一本のひもが下りてくる。
明らかに何かありそうなひもにヒルルクは怪訝な表情を浮かべるも、ハーヴィはにこにこと微笑んでいる。
ヒルルクは背中に隠れて警戒の色を強めるマーメイドの少女の頭を撫でると、勇気を出してひもを引いた――――。
――ぱかっ!
途端、巧妙に隠されていたくす玉が現れ、中から紙吹雪と垂れ幕が落ちてくる。
そして、垂れ幕には――――。
「「「お誕生日おめでとう!!」」」
――パンパンパンッ!!
破裂音と共にドアが開くと、垂れ幕に記されたメッセージと同じセリフが小屋の中から聞こえた。
『っ!?』
音に驚いたのかマーメイドの少女が、逃げるように湾へと飛び込む。
「しまったね、少しやり過ぎたか」
そんな少女の行動にルチルは若干後悔した。それもそのはず、この破裂音――紙風船に紙吹雪を込めたもの――を提案したのは彼女だった。ヒルルクを驚かせるために用意したが、その効果は同行者にまで及んでしまった。
「あー……もうあんなに遠くに」
トーラが湾の中央で顔だけ出すマーメイドの少女を見ると、怯えている様子はないが、警戒しているのはわかる。
「でも、逃げないんだね。じっとこっちを見てるよ」
エルゼリオが少女に小さく手を振ってみた。しかし、反応はない。逃げはしないが、寄ってくる気配もなかった。
「えっと……これ、何事?」
次々に出てくる友人達にヒルルクが問いかけた。
「ヒルルクさんの誕生日って聞いたからさ、皆でお祝いしようってなったんだけど……ちょっと派手すぎたかな」
ララベルが頭を搔きながら、湾の中の少女を見る。
「どうしよう、折角ならあの子も一緒にって思ったんだけど……」
「うーん、いいんじゃないかな。あの子は人といるより水の中で泳いでたほうがいいだろうし。せっかく久しぶりに広い場所だしね」
少女を見つめるララベルに、ヒルルクが声をかけた。
「ヒルルク様もこう言ってる事ですし、アレのことは置いておいて、とりあえず入ったらどうです?」
と、湾を見つめる皆を、小屋の中からバンビが呼んでいる。
「そうですね! 折角のお料理も冷めてしまいますし!」
バンビに言われ、トーラがヒルルクの手を引き、小屋へと招き入れた。
●
飾り付けられた小屋を見てヒルルクは目をぱちくり。ぽかんと口を開けて驚いている。
「ほらほら、座って座って!」
そんな彼女の様子に、飾りつけを担当したララベルは嬉しそうに背中を押した。
「それじゃ、改めまして――――」
特等席についたヒルルクと仲間達、そしてラルゴとマヘリアを見渡したララベル。
「ヒルルク、改めて誕生日おめでとう!」
特等席のヒルルクに向かい笑顔を向けると、周りからも一斉に祝福の声が上がった。
「えっと、あ、ありがとう?」
しかし、当のヒルルクはどうしていいのかわからず困惑している。
「竜の里には誕生日を祝う風習はなかったか?」
そんな彼女の様子に隣に座るルチルが声をかけた。
「う、うん。特になかったかも……こっちではお祝いなのね」
「ああ、そうだ。この世に生まれて来てくれてありがとうと、祝う習わしは古くからある」
「そうなんだ……なんか、ちょっと不思議な気分」
ヒルルクは改めて豪華な食卓を見つめる。
食卓にはトーラが用意した数々の料理が並び、それを囲む皆がヒルルクの誕生日を我が事のように喜んで笑っていた。
「なら、こういう風習も知らないか」
と、ルチルはヒルルクに小さな包みを差し出す。
「なにこれ」
「開ければわかる」
ヒルルクは首をかしげながら包みを開けた。
「……耳飾りね。わたしにくれるの?」
「ああ、来年も再来年も”君”が当たり前のように生まれた事を祝福される様に願いを込めて、贈り物だ」
戸惑うヒルルクにルチルはわずかに口元に笑みを作る。それに合わせるように相棒の栗鼠がルチルの胸元から顔を覗かせた。
「ほら、ラトも祝ってくれている」
そう言ってルチルはヒルルクの頭の上にラトを乗せてやる。
「そういえば、先日ヒルルクの両親に会って来たよ」
相棒と戯れる彼女の姿に目を細めていたルチルが、先日の出来事を話し始める。
「へぇ……ええっ!? 父様と母様に?」
「ああ、素敵な人達だった。いい両親を持ったね」
「えへへ、でしょ」
「あっ、もう渡しちゃってるの!?」
と、二人のやり取りに気付いたエルゼリオが席を立ち二人の元へ。
「ボクも用意したんだよ、贈り物!」
「えっ、エルゼリオも……?」
ヒルルクが驚く中、エルゼリオは小箱を差し出した。
じっと見つめるヒルルクに、エルゼリオは自ら蓋を開いて見せる。
「うわっ……」
中身を見た途端、声にならない感嘆を漏らすヒルルク。
箱には色とりどりにインク。それも中に金粉や銀粉が散りばめられた幻想的な品が幾つも入っていた。
「この間、文具を見てるの楽しそうだったから、気に入ると思って。それとメッセージカードも用意したんだ。後で読んでみて」
「うん、ありがとう。大切にするわね」
「ほんと? えへへ、嬉しいよ。……えっと、ヒルルクさん?」
「うん?」
「ごめんなさい!」
「へ?」
突然頭を下げたエルゼリオに、ヒルルクびっくり。
「ヒルルクさんの事、年上だと思ってた……今まで勘違いしててゴメン!」
「え……別に気にしないわよ?」
「ほんと……?」
不思議そうにうなずくヒルルクに、エルゼリオはほっと胸をなでおろした。
「ヒルルク! お料理食べてくれてますか?」
「うわっ! た、食べてるわよ!?」
突然、机の下からにゅっと顔を出したトーラに、ヒルルクは椅子ごとコケそうになる。
「どうです? 美味しいですか?」
「う、うん」
「そうですかそうですか」
ヒルルクが頷くのを見て、トーラは鼻高々に机の下から這出てきた。
「それじゃ、もっとおいしい物をごしそうしてあげますよっ!」
と、トーラはチラリと視線を移し、ララベルを見る。
視線を向けられたララベルは、二ッと微笑むと小さく親指を立てた。
「さぁ、どうぞ!」
ララベルの合図を見て取ったトーラが【マジカルポケット】から、大皿を取り出しヒルルクの前にどんと置く。
「お魚……?」
「そうです、お魚です! これはタイっていうおめで”たい”お魚なんです!」
「今日の為に頑張って釣ってきたんだっ。気に入ってくれると嬉しいな」
それは鯛のお作りだった。ララベルが釣り上げた大物をトーラが丁寧に捌き、シャルガネで習ったという『湯引き』の技法で仕上げていた。
「お刺身っていう食べ方なんですよ。この『醤油』で食べてみてください」
小さな皿に醤油を用意し、ヒルルクが口に運ぶのをじっと見つめるトーラ。
「……わ、おいしい」
口の中に広がった醤油の塩気とタイの歯ごたえにヒルルクは思わず口を押えた。
「そうですか、よかった」
そんなヒルルクの反応に、二人はほっと胸をなでおろし「やったぜ」と手を打ち合わせる。
「あれ、どこに行くの?」
「ヒルルクの満足そうな顔を見れたので、あの子の所に。きっとあの子の口に合うと思うんですよね」
そういって小皿に分けた刺身を持って、トーラは小屋を出て行った。
●
賑やかなパーティは続き、ラルゴやマヘリアからも祝いの言葉が贈られる。
食事は相変わらず豪華で、ラルゴが仕留めた鹿や猪の肉、ララベルが獲ってきた魚、ルチルが調達してきた食材が様々な料理に調理されテーブルを彩る。
更に、冒険者達による『催し物』がより一層、場を盛り上げていた。
「ほら、見ててよ。この花弁が……はいっ!」
「えっ!? うわっ! え、え、え? なんで!?」
ララベルが【隠蔽】スキルを駆使した瞬間移動マジックを披露すると、ヒルルクは一体どうなっているのかと興味津々に覗き込む。
「縁もたけなわ。そろそろですわね」
「だね」
そんな盛り上がる宴を横目に、バンビとハーヴィ何やらこそこそと。
「はい、注目! ですわ」
『催し物』で盛り上がる小屋に、バンビの声と手拍子が響いた。
バンビは皆の注目が集まるのを待って、椅子の上に立つと――――。
「えー、本日はお日柄もよく」
急にかしこまったスピーチを始める。
皆が突然の出来事に呆気に取られる中、バンビのヒルルクへの祝辞を滔々と読み上げていく。
「色んな意味で世話が焼けるヒルルク様ですが、こうして皆様と誕生日を祝える事をとても嬉しく思いますわ」
そう締めくくると、ビシッとテーブル中央を指さした。そこには、いつの間に置かれたのか、一枚の布が。
皆の視線が一斉にテーブルに集まる――――。
――パチンっ!
バンビが指を鳴らし、布を取り払うと、何もなかったテーブルに突然ケーキが現れた。
皆が驚く中、仕掛け人のバンビとハーヴィはニヤリ。バンビの器用さとハーヴィの【マジカルポケット】の合わせ技により、出現したケーキには沢山の蠟燭が立てられ、チョコで出来たプレートにはヒルルクの誕生を祝うメッセージと共に――――。
「えっ……」
トーラの名前も記されていた。
「ヒルルクさん、トーラさん、お誕生日おめでとう!」
ハーヴィが言うのに合わせ、他の者達も二人に祝福の言葉を贈る。
「トーラ、アタイからだ。『彼』の気を引きたいならお洒落をしないとね」
呆然とするトーラにルチルが髪飾りをプレゼント。
「僕からはこれを」
同じくハーヴィが、トーラに猫型ポーチを贈り、ヒルルクにはレザーカバーの手帳を手渡した。
二人に、皆から改めて祝福の言葉が贈られる。
「それじゃ、もう一つのプレゼントも受け取ってもらえる?」
「え?」
と、ハーヴィがそう言うと仲間達を見る。
それを合図に、ララベル、エルゼリオが立ち上がり、追ってハーヴィも席を立つ。
三人はぽかんと口を開けるヒルルクに向け微笑むと、ロスガリアで定番の誕生を祝う歌を紡ぎ始めた。
小屋に祝歌が響くと、つられる様にマヘリアやラルゴ、トーラまでも歌を口ずさむ。
「お気に召しませんでしたか?」
誕生を祝う歌にちょっとウルっときているトーラとは対照的に、あまり嬉しそうに見えないヒルルクに、バンビが問いかけた。
「あ、ううん、そういう訳じゃなくて……こういうの初めてだから、どういう顔すればいいのかわからなくて」
「まったく世話が焼けますわね。別に難しく考えず素直に笑えばいいのですわ。いつもみたいな締まりのない笑顔で」
「締まりのない笑顔って――な゛に゛ぃぃ!?」
憤慨するヒルルクの口に指を突っ込んで、無理やり笑顔にさせる。
「素直に笑っていればいいのですわ。難しい事なんて考えずに」
「うん……そうね、わかったわ」
バンビに諭され、瞳を閉じたヒルルクは口元に笑みを浮かべながら、歌い紡がれる祝歌にじっと耳を傾けた。
こうして、マヘリアと冒険者達によるサプライズ誕生日パーティは成功する。
ヒルルクはまた一つヒトの世界の常識を学んだ。
それが彼女にとってどういう意味を持つのか、それはまだわからない――――。
マスターコメント
ショートシナリオ易しい 報酬:標準6 / 4〜6人
2022年09月06日 23時02分47秒 公開
相談掲示板
ヒルルクさんのサプライズバースデーパーティー! 喜んで貰えるように頑張ろー! さて、割とお馴染みの人達が揃ったかな? ハーヴィだよ、今回も宜しくね。 んー、基本的には各自提案って形になるかな? みんなで何かこう、ちょっと大掛かりなのも出来たらなって思ったりだけど。 (勿論目立ち過ぎない範囲で!) 個人的にはケーキを用意出来たらなって思ったりだけど、夏、だよねぇ。ここはマジカルポケットの出番……? そうそう、みんなのお誕生日を確認したんだけど、トーラさんも誕生日が近いんだね。良かったら一緒にお祝いしたいなって。 えと、あと、もしみんなが良かったら、なんだけど…… ヒルルクさんの『お迎え役』に立候補したい、です。 もしくはトーラさんにお願いしたいな。一緒にお祝いしたいなって意図からなんだけど。 好き勝手色々言っちゃってるから、みんなも遠慮なく色々言ってね!
僕はララベル・サン・ディーベル。 みんな、宜しくね! お誕生日かぁ、思い出に残る様な楽しいお祝いにしたいよね!!! >ハーヴィ お迎え役は、僕は良いと思うよ。 それなら2人でも(希望者居ればそれ以上でも)いいんじゃ無い?
バンビですわ。今回も最速でお祝いさせていただきますとも。
ええと、わたしまでお祝いしてもらっていいんでしょうか? 大がかりなお祝いも賛成ですけど、何をするかは思い付かないですね(うーん) とりあえず、わたしは料理を担当しようと思います。 そちらで手一杯かと思うので、お迎えはハーヴィさんにお願いできたら。
むむむ、大掛かり……自分から言っといてなんだけど、僕も実は浮かばない……。 みんなでバースデーソングを歌うとか、どうだろう? バースデーケーキは街で調達出来たらって思ってるけど、もし作るよって人がいるなら譲るつもり。 あとやろうと思ってるのは、会場の飾り付けかな。 >お迎え役 そだね、他に希望する人もいるかもだし。 一緒に行けたらなって思うよ。 >トーラさん マスターコメントにもあるし、もし迷惑じゃ無かったら一緒に祝わせて欲しいな。
エルゼリオ・レイノーラです。どうぞヨロシクね! 大掛かりかぁ~……、うーん、ボクも案が浮かばないなぁ(汗) ハーヴィが上げてるバースデーソング案は良いと思うよ! >行動 悩むけど、建築・土木スキルを活かした仕掛けを作ってヒルルクさんを驚かせたいかも。
そうですね。歌を贈るのは良い考えだと思います。 それと、パーティーの料理は何を作りましょうか? ラルゴさんが鹿と猪を狩ってきてくれるみたいですけど、それに加えてヒルルクが初めて見る料理が出せないかと考えてます。 そういう料理にヒルルクはよく興味を持つみたいなので。 ハーヴィさんありがとうございます。 そこまで言って貰えるのでしたら喜んでお祝いを受けさせて貰いますね。 お祝いするつもりで来たのでちょっと不思議な気持ちです。
情報屋のルチルだ。よろしく。 お迎え役については異論はないさね。 トーラも折角の誕生日なんだ、堂々と祝われにいってもバチは当たらないよ。 バースデーソングを歌うのも全然いいと思うが……アタイは外させてもらってもいいかい?ノリが悪いと思われるかもしれないが、そういう若々しいのは自分には合わないさ。 >個人 料理はできなくはないが……立候補者もいるからね。 材料の買い出しついでに目立たない程度でパーティーグッズやプレゼントに良さそうな物を見繕おうかと。
わー色々ご意見ありがとう! 良かった、バースデーソングに賛同して貰えて嬉しいよ。 もし一緒に歌ってくれる人がいたら、出来たら【歌】タグをプレイングに入れ込んで貰えると嬉しいな。 勿論、無理にとは言わないから、歌っても良いよーって人だけで大丈夫。 ルチルさんもありがとうね! お料理は、僕はそこまで得意ってワケでもないから、トーラさんのセンスにお任せしたいな。 ヒルルクさんが初めて見る料理……どんなのがあるかなぁ。例えばお腹の中にぎっしり肉以外の具を詰めてみる、とか? ちょっとサプライズ感も出そうな気がするけど。 ここまで特にケーキの話が出てきてないから、僕は予告通りケーキの調達をするね。 今晩中までに言って貰えれば変更は出来るから、ケーキ用意するよ!って人がいたら教えて欲しいな。 あと、ヒルルクさんのお迎え役も。
僕も料理が出来るわけじゃ無いから、材料増やす為の魚釣りと、会場の飾り付けをしようと思うよ。 目立ちすぎない程度に、お誕生日おめでとうって垂れ幕出てくる、くす玉も仕込んでおけたらなぁとか。 歌は僕も加わらせて貰うね!
料理はラルゴさんが捕ってきてくれた猪と鹿を中心にしたBBQにして、もう一品ヒルルクが見たことがなさそうなものを考えてます。 お祝いもありがとうございます。【歌】にも参加させて貰いますね!