ケンタウロス・ファーマー

おおくまねこ

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シナリオID:2196

オープニング

●牧場物語、開幕?
『なに、人間に『ノウギョウ』を習いたい?』
『はい、レミーラ様。人間は野菜や果物の苗や種、そしてニワトリやヒツジを育てる技術を持っています。この技術を我々も学ぶべきです』
『ふうむ……』

 腹心の部下であるランランがそう答えると、ケンタウロスの大族長レミーラは腕を組んで考え込んだ。聖地が人間達の『指先』部族に攻撃されてから早数か月。紆余曲折を経て、ケンタウロス達は再び聖地に戻ってくることができた。だが、聖地の防衛や帝国との衝突の際のいざこざの中で出た犠牲は少なくなく、戦闘や狩りが得意なケンタウロスも以前より随分少なくなっている。今のところなんとかなってはいるが、今年の冬はかなり厳しいものになるのではないかとレミーラは予測を立てていた。

『テイコクは我々からも冒険者に協力を求める権利を保証しているはずです。いかがでしょうか。レミーラ様』
(ふむ……ボウケンシャにか……)

 レミーラにとって、というよりもたいていのケンタウロスにとって人間は未だ仇敵である。今はテイコク部族と盟約を結んでいるが、それは単なる利害の一致に過ぎない。機会があれば再び西に遠征し、雪辱を晴らしたいと思っている者は多いはずだ。だが、それはできない。『テイコク』には『ボウケンシャ』と呼ばれる強力な部族が味方についており、精強なケンタウロスの軍団であってもおいそれと手は出せないのだ。元古老派ケンタウロスにとっても、元新生派ケンタウロスにとっても、異常な戦闘力を持つ冒険者は畏怖の対象となっていた。

(だが、ボウケンシャ達は他の人間共とは少し違う……筋さえ通っていればこっちの味方もしてくれるようだ)
 部族の連中から冒険者の話を聞いたところ、帝国の村に手を出して冒険者から手痛い報復を受けたという新生派の話は多く聞く。だがその一方で、聖地奪還を第一目標としたことでたまたま帝国を襲わなかったレミーラの部族は何度か冒険者から助力を得ている。また、他の部族の者が冒険者に毛皮とチョコレート(人間が作った菓子らしい。レミーラ自身も一度食べた事がある。美味かった)を交換してもらった、という話もあった。

(ノウギョウ……チクサン……狩りができなくても、安定して食糧が手に入る技術か……人間から習うというのは癪だが、この技術はぜひ欲しい)
『いいだろう。帝国の連中がちゃんと約束を守るかどうか、確認しておく必要もあるしね。お前から取引を申し込みに行ってみな。この件、お前に任せよう。でも聖石(エーテル石)の鉱脈にはあまり近づかせるんじゃないよ』
『ありがとうございます、レミーラ様!』
 大族長レミーラの許可を得たランランは、喜び勇んで帝国の駐屯所に遠征する準備を始めたのだった。

解説

舞台:帝国東部:ケンタウロスの聖地 目標:ケンタウロスに農業技術(または畜産技術)を伝達する。 状況: 「ケンタウロス側から冒険者ギルドへ依頼をすることができる」という盟約がちゃんと履行されるかどうかの確認も兼ね、ケンタウロスから依頼が出されました。依頼内容は『農業・畜産を教えて欲しい』です。聖地付近で生産が可能な農作物や家畜を吟味し、ケンタウロス達の望みを叶えましょう。 ●聖地の地形について 聖地は鉱脈はありますがロケーションとしては『平原』です。山があって洞窟があるような鉱山では無く、平らな場所です(聖石は露天掘りで発掘します)。たまに森もあります。 ●聖地の気候について 聖地の気候はシルトラース帝国と同じです。以下ワールドガイドより抜粋。 ――極北に近い大平原を国土とするシルトラース帝国は、基本的には降雨の少ない乾燥した気候を有する。4月から9月にかけてを夏季、10月から3月にかけてを冬季と称する。極北ほどではないとはいえ、冬季の中でも12月から2月にかけては最高気温も氷点下に至るため、毛皮を利用した防寒具が必須となる。 ●ケンタウロスについて 人の上半身と馬の下半身を持つ亜人種です。基本的には人語は理解できませんが、一部の特異個体が人語を理解・通訳が可能です。現在はシルトラース帝国と聖地防衛に関する盟約を結んでおり、休戦状態にあります。 ●登場NPC レミーラ ケンタウロス・シャーマン バルディオン将軍と盟約を締結したケンタウロスの大族長です。高齢によりスタミナこそ衰えているものの、戦闘力は未だケンタウロス最強クラス。ただし、人語は話せないので通訳を介さないと意志疎通はできません。どちらかと言うと人間嫌いですが、農耕・畜産技術の獲得は人馬側のメリットが大きいので今回は比較的ソフトな対応を見せます。 ランラン 特異個体 通訳が可能なケンタウロスの言語特化の特異個体です。なぜかメイド服を着用しています。彼女は例外的に人間にかなり好意的なケンタウロスですが、群れではモテモテのアイドルなので、下手に手を出すとケンタウロスの若い衆が黙っていません。なお、ランランのメイド服は一着しかなく、そろそろガタが来ています。 ケンタウロス達 いっぱい 大多数は人間を嫌悪・警戒していますが、何体かは農業技術獲得に積極的な個体もいます。通訳可能な特異個体には比較的友好的な個体が多いようです。

マスターより

こんにちは。おおくまねこです。今回は珍しく連動タグのない単発シナリオ……と言いたい所ですが、コレほぼ【人馬】の事後シナリオですね。 ケンタウロスの食糧事情が大幅に改善されてしまうと、後々帝国が大変なことになる可能性はもちろんあるのですが、武器の供与ではないので今回帝国は黙認します。そして冒険者ギルドは中立です。依頼に正当性があり、お代さえキッチリ頂ければ相手が亜人でも仕事します。ご興味がありましたらよろしくお願いいたします。今回は戦闘も無いので初心者の方も歓迎です!

リプレイ

●
「ふむ、人馬族に農業を……か。良きことではあるな、基本的に人馬族による攻勢は食料確保の略奪目的。自前で食料を自給できるなら帝国が聖地の領有権を侵さぬ限りは争う理由はなくなるはずだ……」
「意義深いことです。指導に全力を尽くしましょう」
 ベルク・オスマットの言葉にハリス・アル・ターミルは深く頷いた。未だに帝国からは仮想敵として警戒されているケンタウロス達だが、彼らが安定的に糧を得られれば無駄な争いを避けられる可能性は上昇するはずだ。古来より貧困は争いの元凶である。

「帝国は文句こそ言っては来ないが、あまりこの依頼を歓迎してはいないだろうな。食料事情が落ち着くからこそ、色々と大人しくなる場合も有るが……まぁ、その辺は帝国のお偉方に悩んで貰うとして、俺らはお仕事の技術指導に徹するかね」
 バーネット・フォーサイスはぐーんと腕を伸ばしながら言った。今回の依頼人は帝国ではなくケンタウロスである。「武器の許与や戦術指南はしない」という約束事さえ守れば、文句を言われることもあるまい。

「人馬達にとってゴールディのゴブリンとはよくわからない部族だろうが、私は彼等の立ち位置は我々ととても近いと感じているのだ」
 ストレガ・L・リベルガストラは愛牛のフォルゴーレの背から降り、そう呟いた。

(『大脱出』を擦る様に、農耕は人馬達の文化革命になるに違いない)

 かつて、ゴブリンは亜人として認識されていた。だが、ドン・ゴーフルを始めとするゴールディのゴブリン達の普段の努力により、ゴールディのゴブリン達は『人類』の仲間入りを果たした。ストレガは、人馬(ケンタウロス)はそんなゴブリン達と隣人になれると信じて疑っていない。

「人馬が始める農耕・畜産が一年目から順調とは限らねぇ。ある程度の試行錯誤を前提に長期的な視野で取り組めると良いな」
 ギャメルはきょろきょろと周辺の環境を見渡しながら言った。 何せ、ケンタウロス達にとっては農耕も畜産も初めての試みだし、経験者がつきっきりで指導をするわけでもない。初めから順風満帆に行く可能性はむしろ低いだろう。幸い今は初夏なので、暑すぎず寒すぎず、動植物にとっても過ごしやすい季節だ。

「お久しぶりデス。皆さん、よろしくお願いしマス」
「今回もよろしくお願いします!」
 アリッグ・レイダーは通訳のランランに元気よく挨拶した。
「これ、野菜と肉のサンプルです。どうぞ」
 アリッグが差し出したのはウサギとヒツジの肉や、林檎やニンジン、麦、ニンニクなどの野菜と果物だ。何が育つか分かっていた方がやる気も出るだろうという配慮でもある。

「まずは大族長殿に挨拶をしておきたい。ランラン殿、仲介を頼めるか?」
 愛馬のタークから降り、ベルクは言った。彼女の馬には石鍬や木材などの大量の物資を乗せた荷車が括られている。

「いつも世話になっているランラン殿にはチョコを差しあげよう。ちゃんと大族長の分もある」
 ベルクは持参した板チョコを一枚ランランに手渡した。
「アリガトウゴザイマス!」
「おや……」
 ランランがお辞儀をした時、ベルクはあることに気が付き、動きを止めた。
(ランランの奴、あの一張羅は着た切り雀なのか? 手入れしてやらんとまずいことになりそうな気がするな、ついでに見ておくか)

 ランランの道案内で大族長へのお目通りを許された冒険者達は、並んで挨拶をした。アリッグやベルクの他にも大族長への土産物を用意していた冒険者達がいたので、彼らも大族長へのプレゼントを贈った。
「こんにちは、大族長。これは手土産のチョコレートだ」
(一応これ位なら、贈賄だとかって言われないよな? 他のみんなも持ってきてるし……)
 リラックスした様子で座っているケンタウロスの老婆と相対しながら、バーネットは内心緊張していた。

「レミーラさん、初めまして。これはお土産です」
 シルク・メイプルリーフはにこやかに小奇麗に包装された紙の箱を手渡した。これは『リブラネスタの名店シェリーの詰め合わせ』。チョコレートの中でも特に高級な品である。

『ふむ、貢物とは感心だね。なかなか分かってきたじゃないか。チョコレート、前に一度食べたが、これは良いものだ』

 モテ期のイケメンの如く大量のチョコレートを贈呈されたレミーラは満足げに頷いた。初夏とはいえ、ここは涼しい土地なので溶けてしまうことも多分無いだろう。ランランは「大族長は喜んでいる」と冒険者達に伝えた。

『じゃあ、あとのことはよろしく頼むよランラン。何か問題があればすぐ知らせな。ボウケンシャ達と揉めるのは得策ではないからね』 
『分かりました』
「皆さん、広場にご案内しマス」

●
「まずは聞いてもらう事が大事ですからね」

 アリッグは仕事に取り掛かる前にランランと共にケンタウロスへの挨拶周りをすることにした。ランランだけやる気があっても今回の仕事はうまくいかない。協力者を増やすことが重要だと考えたからだ。
「これが家畜化された羊だ。……いや、ケンタウロス達も見た事ぐらいはあるかもしれんが」
 ベルクが連れてきた番(つがい)の羊を連れてケンタウロス達の集落を一周すると、ケンタウロス達の注目が集まった。
「ヤギによく似ていますネ」
「うむ。見た目はあまり変わらぬが、羊の方が色々と都合のよい性質を持っている。群れを作る性質などが最たる例だな」
「なぜ逃げないのデス?」
「それが家畜だ。もちろん完全に放置していれば逃げ出すことはあるし、柵も必要だが、こうして慣らせば、ちゃんとなつくのだ。羊は殺して肉にすることももちろんできるが、毛を刈れば糸も取れるし、乳も栄養価が高い。家畜としてはなかなかに重宝する品種なので、ぜひ飼育法をマスターしてほしい」

●
「ゲルはこの辺りに設置すれば良いでしょうか。皆様、必要に応じて自由に使って下さい」
 ハリスは魔獣もいなさそうな手頃な場所に移動式のテントを設置した。また、馬車も持ちこんでいる。これらの品は広範囲で活動している冒険者達の臨時拠点としても機能するだろう。一口に聖地といっても、面積は相当広い。まずは、農業や畜産に適した地形を探す所が出発点なのだ。

「さて、ケンタウロスの好む作物とこの地の環境を比較し適するものを選定しなければいけませんな」

 ハリスはケンタウロスの聖地周辺の土をよく調べていた。ケンタウロスは農業に関しては全くの素人で、常に先人の指導を受けられる状況でもない。さらに言えば、近年の帝国国土全域の凶作の影響がこの土地にも出ている可能性もある。栽培する作物については、慎重に選ばなくてはならない。

「もろもろの条件を考慮すれば……林檎(リンゴ)と人参(ニンジン)が良いでしょうな」
 ハリスはそう結論した。
「私は気候を考慮して麦、芋類もいいと思うのだ。あとは香草(ハーブ)として大蒜(にんにく)も推すのだ。畑での栽培は骨格上かなりの負担になると思うが、土を敷き詰めて高く作ればケンタウロス達でも作業可能だと思うのだ。道具については我々の物をサンプルとして渡して、ケンタウロス自身で改良してもらう」
「なるほど……収穫高は減るでしょうが、彼らの体型を考慮するとそうした方が良いでしょうな。道具についてはサイラス殿にも彼らに合わせた農具を製作できないか聞いてみましょう」
「よろしく頼むのだ。ケンタウロスへの指導については、私も念写でサポートするのだ」
「心得ました。よろしくお願いします、ストレガ殿」

●
「ランラン殿、翻訳者を集めてほしいのだ」
 鍬や円匙などの農具一通り地面に並べ終えた後、ストレガはランランに声をかけた。ハリスと協力し、農業指導者を育てる為の講習を行う準備である。まずは人語が理解可能な個体を中心に指導を行い、ケンタウロス全体の農業理解度を高める手筈である。

「では、まずは農業の基本についてご教授いたしましょう。我々がずっとここで指導を続けるわけには参りませんから、ランラン殿を始めとした我々と会話可能な方々が他のケンタウロスの質問に回答できる程度に理解できている状態が望ましい。よろしいでしょうか」
「ハイ、よろしくおねがいしマス」
「分からないことがあれば何でも質問するのだ」
 ストレガはハリスの助手として説明をサポートする役目だ。『念写』を使い、ハリスの背後に指導内容に合わせた映像を映し出すのである。この方法なら、言語の通じにくいケンタウロスでも直観的に指導内容を理解することができる。

「では、授業を始めます。農業の歴史は人の歴史。技術は農民の流した汗と涙の結晶です。かつて争った間柄といえど、誠意と敬意を以て学んで下さい」

●
「ランラン殿、ケンタウロス側も参加者を募りたいのですが」
「ハイ、興味がある人達を呼んできマスネ」

 集まってきたケンタウロス達は、数十名ほど。また幼い子供や老人、四肢を欠損した者も多かった。

「ランラン殿、もしや、彼らは……」
「ハイ、聖地での戦いで負傷し、戦えなくなった方々デス。部族のお荷物になるのは嫌なので、せめて『ノウギョウ』で部族に貢献したいと」

 今回の冒険者への依頼を大族長レミーラが反対しなかったのはここにも理由があった。もしケンタウロスの間で深刻な食糧危機が発生した場合、レミーラは聖地を守るために戦った戦士達を口減らしとして切り捨てる決断をしなければならない。レミーラはそんな未来を避けられるなら避けたいと思い、人馬のプライドを曲げてでも冒険者達の教えを乞うことを認めたのだ。

「なるほど、道理ですな……分かりました、例え戦うことはできなくとも、農業で出来る作業は幾らでもあります。彼らにも存分に働いていただきましょう」
「農業は重労働ではあるが、片手でできる作業もあるのだ」

 ハリス達はケンタウロス達に一緒に農業の作業をしてもらい、実践形式で指導を行った。

●
「俺は、野生動物が繁殖可能な、また森の恵みを利用できそうな森林を探すことをしよう」
 一方、ノイアンは家畜の放牧に向いた森を探していた。また、飼育小屋や農具などを製作するための資材の調達という副目的もある。ハリスやベルクが馬車や馬を持ちこんでくれたので、かなりの量の物資を用意できたが、今回の仕事の内容を考慮するとまだまだ木材が足りない。

「選定条件としては端境期に森の恵みが得られるかどうか。野生動物にとっても繁殖しやすい環境であることが望ましいが………」

 ノイアンは通訳のランラン(とゾロゾロついてきた親衛隊)に道案内を頼み、聖地の森を探索した。すると、放牧にちょうど良さそうな場所が見つかった。

「ここが良さそうだ。集落とは少し距離があるから目印は欲しい所だな。何本か邪魔な木もあるし、切り倒して看板を立てたりしても構わないか?」
「ハイ、大丈夫デス」
「ありがとう、では切らせてもらう。しばらく離れていてくれ」
 ズズン……。
 ノイアンが愛用の斧を手にし、力いっぱい振るうと、一撃ごとに木が切り倒されていった。

●
「さてと、俺はマニュアルでも作るかな」

 バーネットは紙束を取り出し、絵を描き始めた。指導内容を資料・マニュアル化する事で、指導の効率化するのが狙いだ。ケンタウロス語はバーネットも分からないし、通訳個体であるランランも文字は読めないだろうから、絵を使うのが分かりやすいだろうと考えたのだ。作成にはそれなりに時間がかかったが、絵心があり、教導技能にも優れるバーネットの絵はなかなかに分かりやすい出来栄えだった。

「オオ、なんとなく何をしているのか分かりマスネ」
「言葉が通じないなら通じないなりに、意思疎通の方法はあるってもんさ。ちなみにこれは雑多な植物の繊維を固めて作ったもんだが……あんた達は紙は持ってないよな」
「アリマセン」
「だよな。ならマニュアルの完成品は粘土板にでも刻んどくか。忘れそうになったらそれを見てくれ」

●
「農業とかはプロに比べると微妙だからなぁ」

 サイラスの視線の先には、キビキビと働く緑色の同族(農狂)の姿があった。手先が器用で魔法のレパートリーも豊富なサイラスではあるが、この分野においては「日に数分だけ、心が農業から離れます」とか言いかねない男と比べられると分が悪い。

「俺は建築とか道具の方でサポートしよう」
 鍛冶屋のサイラスは今回は後方支援の役割を担うことにした。農業にせよ、畜産にせよ、専用の設備がいる。農具、飼育小屋などはもちろんとして、効率を上げるには水車も必要だし、もし麦を作るのならば製粉機も必要だ。

「農具は……ケンタウロスの体格に合わせてやらんとな」
 ケンタウロスは馬の下半身がある分、人間とは骨格が大きく異なる。こと騎馬戦においては人類に対するアドバンテージとなるが、農業で人間の道具をそのまま使うのは難しい。例えば、ケンタウロスが人間用のクワを持ったとしても、リーチが短すぎて地面まで届かないのだ。

「スコップとかクワは単純に長さを変えるとして……種まきも大変そうやからなんか作るか。メンテナンスもケンタウロスがやらなあかんから、あんまり複雑な構造にはできんな」

 サイラスは知恵を絞り、先端がレバーで開閉できる釘の様な形の筒を作り上げた。現代地球でいうマジックハンドである。

「よし、これで屈まずに地面に種を撒けるはず。これをケンタウロス用種まき機と名付けよう」
「サイラス、丸太を用意してきた。素人判断だが、この辺りの木はなかなか上質な木材なんじゃないかと思う」

 森の探索から戻ってきたノイアンはサイラスが作業していた場所の近くに丸太の山をドカンと置いた。愛用の斧で伐採してきたのだろう。農作業においてハリスが存在感を放つのはいつものことだが、働きぶりに関してはロスガリア農業協同組合員(ノイアン)も負けていない。

「お、サンキュ、ノイアン。切り口もほぼ水平やな。悪いが角材も何本か作ってもらえる? 切り口はだいたいでええから」
「分かった」

「農業とか教える仕事だからそこはちゃんとやらねば。カレンダーも作るか……暦の概念ケンタウロスにあるかな……」

 サイラスは呟きながら、輪作年限(※同じ場所で同種類の作物を連続で栽培すると生育が悪くなるので、それを防ぐために農業では休栽期間を設ける。その限度となる年のこと)に関する資料をまとめていった。
「裏方とはいえ、今回はやることが多いな。まあ、狩猟民族に農耕文化覚えさすのが一日二日で終わったら逆に怖いが」

●
「僕とシルクさんからは畜産についてお伝えしますね! 育成方法はシルクさんにお任せするとして、僕は毛皮やチーズの加工について説明します!」

 シルクに捕獲されたアリッグはケンタウロス達によく見えるようにリフトアップされながら、ヤケクソ気味に叫んだ。アリッグとしてはランランの視線が非常に気になるが、特に白い目はされていない。

「これがチーズの実物です。食べてみてください!」
 アリッグは適当なケンタウロスの子供を手招きし、持参した羊チーズの欠片を手渡した。

『おいしい』
「おいしい、と言っていマス」
「それは良かった。なら、こっちのニンジンスティックもどうぞ!」
『うまい!』
「とてもおいしい、と言っています」
「それは良かったです! 実際に食べてみて、気に入ったら作ってみてください!」」
(やっぱり馬だからニンジンが好物なのか……)

●
「羊については愛をもって上手に育ててあげれば衣食住すべてを提供してくれます」
「なるほど、愛デスカ」
「毛皮は暖かく丈夫で肉もおいしくいただけます。必要なのは広い場所と草と水です」

 シルクは通訳個体たちに羊の有用性、飼育の際の注意点について力説した。愛についての説明がちょっと長くなってしまったが、一応分かってもらえたようだ。たぶん。そして最後に、持って来た羊の革製ゲルをケンタウロス達に示す。

「これは持ち運びが可能な寒さに強い住居です。作りを見ておけばケンタウロスの皆さんならば再現できると思います」

「俺からは、兎の飼育法を伝えるぜ。お勧め理由は、高い繁殖力と、肉と毛皮を獲得できること。あと、狩りの獲物として馴染みありそうでもあるしな。最後に、力は弱いから子供でも世話できる点もポイントだ」
 
 ギャメルはそう言うと、籠に入れて連れてきた数羽のウサギをケンタウロス達に示した。品種は帝国内でも飼育されていた、大きめで食用に適した品種だ。

「オイシソウデスネ!」
「あ、やっぱ感想はそっち寄りになるんだな。でもすぐ食っちゃだめだぞ。ちゃんと繁殖させるんだ」
「具体的ニハドウヤル?」
 ランランではない、人語が話せるケンタウロスが尋ねた。
「小屋側面の一面以上を金網にして、その中で育てる。雨風除けにはムシロを降ろすんだ。
金属が貴重なら木の柵で代用できる。でも兎は木をかじる。口を突っ込めねぇよう工夫が必要だ」
「ふむふむ」
「小屋が広いとあんたたちも作業しやすいだろう。広い小屋には兎が安心できる小さな隠れ家も入れるんだ。ウサギは本来穴の中に棲む生き物だしな」
「なるほど」
「あと、ウサギの糞は作物の肥料になる。農業にも役に立つぜ」

 ギャメルはバーネットが製作した簡単な紙芝居を見せながら、丁寧にケンタウロス達にウサギの飼育について説明した。脱走防止の対策や、餌など、飼育の注意点もろもろである。

「そういえばランラン、前にあげたニワトリはどこ行ったんだ?」
 ギャメルが尋ねると、ランランは露骨に目を逸らしながら言った。
「……オイシカッタデス」
「おいおい、今度はちゃんと管理してくれよ?」
(なんてこった。意外とダメなお姉さんだな、ランラン……)

●
「ケンタウロスさんが農業を始めるアルか。ワタシは農耕の方は詳しくないアル、畜産の農業だったらバッチリアルよ。牧場育ちとして、全力で畜産知識を伝授していくアル」

 ハリスをプロの『農家』とするなら、牛(ニウ)・奶(ナイ)はプロの『酪農家』であった。牧場育ちの彼女は幼い頃から家畜に慣れ親しんでおり、自身もホルスタインのハーフビースト。乳牛との親和性は冒険者の中でも随一である。今回紹介するのは牛ではなく羊やウサギがメインだが、扱い慣れていることに変わりはない。

「何はともあれ、畜産業を営む以上畜舎は必須アル。動物さんたちを雨風や外敵などから保護するためアルね。動物さんたちの安らぎの場になるアル。何より大切な事は動物さんたちにストレスを与えない事アルね。ストレスによって生産性はガタ落ちになっちゃうアル。生産とは卵やお乳、お肉の質の事アルね」
 ケンタウロス達は奶の説明を熱心に聞く。時折、通訳個体から質問も上がってきた。

「卵や乳についてはなんとなく分かるが……ストレスでの肉の味が変わるというのデスカ? 食べる方の気分ではなく?」
「その通りアル。狭い環境で飼育された鶏や牛よりも、のびのびと育てられた動物の方が味も格段によくなるアル。これは人類の経験則として農家の間では知られていることアル」
「そういうものなのデスネ」
「ストレスは様々な飼育環境により起こるアルよ。餌不足、畜舎や家畜が不衛生、外敵の存在、気温や天候等アル。これらのストレスの原因を排除する事が重要アルね」

 奶(ナイ)の説明は種付けに移り、最後は肉の生産――すなわち屠殺の話題となった。

「毛皮や食用に加工する時に行うのが屠殺アル。考えたくはないと思うアルが、ここまで含めての畜産業アルよ」
「ううむ、自ら育てて増やし、必要な分だけ殺すというわけか……えぐいな、人類……」
「否定はしないアル。でも生きていくには必要なことアルよ」

●
「……ところでランランの服がほつれているのが気になるんだが」
「エル殿も気づいたか。うむ、ランラン殿は初めて会った時からずっとあの衣装だ。さすがに洗濯はしていると思うが、あの一着しかないのだろう」
 ノイアンの言葉にベルクは頷いた。ランランの一張羅であるメイド服は寿命が近い。糸がほつれてきているにも関わらず、そのままになっているのだ。

「そうなのか。可能なら手直ししてやりたいが……」
 ノイアンは高い裁縫技術を持っている。彼の手をもってすればメイド服の修繕など容易いだろう。
「いや、女性の衣服だし我がやった方が余計な誤解も生まれぬだろう」
「そうか。ではこの件については任せよう」

 その後、ベルクはランランに声をかけ、メイド服を見事に修繕した。ついでに、予備の服としてベルクが持ちこんだ貫頭衣もプレゼントされた。

●
「良かったら今度一緒に買いに行きませんか? 新しいメイド服」
「エ、いいんデスカ?」
 アリッグの言葉に目をキラキラさせるランラン。だがその直後、アリッグは不穏な気配を感じ取り、一歩後ずさった。

「ブルルル……」
 ケンタウロスの若い男達がゾロゾロとアリッグ達の回りに集まってきたのだ。カサカサ。さすがに気のせいだろうが、矢羽根の擦れる音も聞こえる気がする。

「あはは、冗談ですよ。流石にケンタウロスさん達が人里に入るのは難しいですから」
「残念デス……」
(あ、危ねえ……消される所だった……)
 パタパタと手を振ったアリッグは冷や汗を掻いていた。

●
 一週間の月日が経ち、冒険者達が引き上げる日がやってきた。冒険者達はレミーラやランラン、農業に関心を持ったケンタウロス達に見送られ、別れを告げる。また、別れに際しては、拘束時間と手間に見合った分量の贈り物(毛皮や宝石、動物の骨で作られた装飾品など)がケンタウロス達から贈呈された。結果が出るまではまだ数か月かかるだろうが、ケンタウロスは農業文化の獲得に向けて一歩を踏み出したのだ。

「冒険者サン、お世話になりマシタ!」
「我々が教えた以上の事は自ら考え、試し、自然の洗礼を受けながら学び続けて下さい。皆様が苦難を越え、恵みの糧を得る喜びを分かち合える日が来るのを楽しみにしております」
 ハリスはランランと握手し、にこやかに礼をした。

「おう、またな。あんたたちの農業が成功することを祈ってるよ」
 バーネットは手を振る。一週間ずっと絵をかいたり粘土板を彫ったりし続けていたので、ちょっと腕が痛かったが我慢した。
「つまずいたらまたギルドに依頼を出すアル。もちろん農業以外のことでもいいアルよ」
 奶はそう告げ、馬車に身を預けた。

「いつか、人馬も亜人ではなく人類として認識される日が来るといいのだ。こうして交流が出来る以上、不可能ではないはずなのだ」
 帰り道、馬車の中でストレガがそう呟くと、冒険者達は頷いた。

マスターコメント

言語の通じないケンタウロスとのやりとりにも十分や配慮がなされ、農業、畜産のバランスもよく技術指導が行われたので、結果は大成功とさせていただきます。おめでとうございます!
ミドルシナリオ

ミドルシナリオ普通 報酬:標準10 / 6〜10人

2022年06月06日 02時29分47秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. アリッグ・レイダー

    ヒーラーのアリッグ・レイダーと申します。 皆様よろしくお願いします! 今回は、農業技術と畜産技術の伝授ですね。 ケンタウロスからの初めての依頼でもあるのかな。 何度かレミーラさん達と顔を合わせてるメンバーが僕の他にもいらっしゃいますので、 交友的には支障はないと考えてよさそうですね。 なにせケンタウロスの友と太鼓判を押されてますし(謎のドヤ顔← コミュニケーションを取るには、 やはりランランのような特異個体の力が必要みたいなので、 まだまだ彼女らを通す必要はありますね。

  2. ギャメル

    ギャメルだぜ。みんな、よろしくなー! 気候に適した作物や家畜選びが大切っぽいな。 こういう依頼に詳しそうな人が多くて頼もしいぜ! みんなのアイディア楽しみ! オレは家畜としてウサギの飼育をすすめてみるつもりだ。 肉も毛皮も利用できて、平原でも餌も確保しやすい。 小型の家畜は、力のあるビヒモーとかと違って戦いで運用できないだろうってのも、帝国と人馬との不要な摩擦を避けられるかなって。

  3. ストレガ・L・リベルガストラ

    ストレガなのだ。よろしくなのだ。 念写を交えて皆の農業指導をスムーズに行いたいと思うのだ。 農業自体は我々と同じでいいかもだが人馬の骨格を考えた農法と道具を編み出すべきかと思うのだ。 基本的に我々より背丈が高く、馬の骨格故にかがむという動作が大きく負担になるとみているのだ。 畑は丸太柵で囲った用地に盛土をして高く、花壇のように作るとよいかなと思うのだ。これは小動物の食害もある程度防止できると思うのだ。意見貰いたいのだ。 道具は人馬用に柄の長いもの、背の高いものを作る・作らせるとよさそうなのだ。我々が馬に牽かせる道具を扱って作業をスムーズにできるかもだがそこはプライドの問題かもなのだ。

  4. ベルク・オスマット

    ベルクだ、よろしく頼む。 平原ならヤギや羊も勧められるか? 後々紡績技術も取得できれば自力でランランのメイド服も作成可能になったり修繕できるようになったりするだろうし…。 >農業 道具は彼らに合ったものを作るとして、種まきをどうするか。屈むのが難しいとなると植えるのが相当な手間になるな…。

  5. No.5

    シスターシルクです。 寒冷地において羊は大変役に立ちますのでお勧めですね。来年にはもこもこケンタウロスさんになってるかもしれません 植えるのは私はリンゴをお勧めしますね。ケンタウロスさんの身体的特徴に合致しておりますし寒冷に強いのです。

  6. ハリス・アル・ターミル

    ハリスと申します、どうぞよろしく。 アリッグ殿の他、ケンタウロスの方々と交流のある冒険者が参加しているのは心強いですね。 >ケンタウロスと農業 ベルク殿やストレガ殿の言うように、彼等に適した農具の開発は急務と言えますね。 人間が馬やビヒモーで扱う鋤をおそらく自力で引くことができるのは利点ですが、それ以外の 作業は彼等にはかなり困難なはずです。人間ですら立ち座りを繰り返すのが辛い作付け作業時、 立ったまま行えるような器具がなければ体重もあって膝への負荷は相当なものになるでしょう。 道具としての機能性もそうですが、彼等の手で量産が可能な程度の構造にする必要もあります。 人間との関係性が微妙な彼等には人間の街で道具を購入したり制作を依頼することは困難です。 >植えるもの リンゴは理想的ですね。人間では困難な収穫も背の高い彼等であれば容易に行えるでしょう。 ただ、果物だけで彼等の身体を養えるかについては相談の余地がありそうです。 交流できる方から彼等の好みを直接聞いて頂き反映させることも視野に入れるべきかと。 誰しも自分の好物を作るほうが気合が入るものですから。 >畜産 これに関しては私は専門外なので本職の方がいればお任せいたします( ビヒモーなどは寒冷地に強く労働力にもなり、肉も食べられますから効率的には思えますね。

  7. バーネット・フォーサイス

    バーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 作物や畜産については、基本的には帝国で生産されていたモノの中から、 ケンタウロス達で扱えそうなモノを厳選する形で良さそうだな。 同じ気候なら同じモノを育てる事は可能だろうし。 その上で既に挙がっている意見だが、道具とか生産様式をケンタウロス達に 合わせて調整する必要があるな。 農耕場で扱っている器具とかなら流用できると思うが、まぁそこは本人達の意見しだいだ。 >盛り土 作付け高さを底上げするのは、ケンタウロス達も作業し易くて良いと思うが、 同一面積での生産量が、普通に地面に作付けするよりも減りそうなのが難点だと思う。 あとはまぁ、丸太とか盛り土を囲む様の丈夫な資材も必要になるから、 農地拡大がしにくそうって所か?

  8. アリッグ・レイダー

    >農具、盛り土 リベルガストラさんの言うように専用の道具を作る事は重要ですねぇ。 この辺り、お話をする時にどんな感じにすると扱いやすくなるか聞いてみようかな? 盛り土に関しては、フォーサイスさんの言うような利点と欠点がありそうですね。 >作物 今の所、リンゴが推されてる感じですね。 ターミルさんの言うようにケンタウロスの方々の好みを直接聞くのも良さそうです。 僕がランランさんを通して聞いてみようかな。 ちなみに一つ、好みが確定してるものとしてはチョコレートがありますね……( 湿潤な気候が必要な事から、原料のカカオを育てるのは無理でしょうから、 チョコレートに関して言われた時は、精々カカオ豆からの作り方を説明するぐらいかな……。 >家畜 羊、ヤギ、ウサギが上がっている感じですね。 僕は、肉の長期保存を考えて、塩漬けとか干し肉とか燻製の方法を教えようかな。 長期保存が可能な肉の作り方は、彼らにとって必要な知識の一つでしょうし。 >個人 皆さん、作物や家畜に関しての知識も高そうですし、その辺りの事はお任せして、 僕は、嫌悪・警戒しているケンタウロスに方々をランランさん通しての説得などで スムーズに話を聞いてもらえるようにしてみます。 それと、ギルドにお願いできるなら、 皆さんが実際に育てる事を進める作物や家畜の肉などを サンプルとしてケンタウロスの方に振舞ったりしてみようかな? この辺りは可能ならで実行します。

  9. ストレガ・L・リベルガストラ

    >盛土 うむ、高さと防御力を引換えにコストがかかり収穫見込みが少なくなり拡張が難しくなるのだ。 家畜を飼うならどのみち柵は必要になるだろうし案として出して考えてもらおうかと思うのだ。 >作物 果樹は良いと思うのだ。 野菜だと基本の麦、芋類と香草として大蒜かなと。 家畜を扱うならそれに伴う牧草も。聖地の植生を食わせたままにはできないだろうから。

  10. ギャメル

    >牧草 そうだな。家畜が増えてきて平原の草だけじゃ不足するってこともあり得るし。 定番の牧草だとチモシーとアルファルファあたりか。 クローバーなら難しいこと(世界観的に手に入るか)考えなくても、ほぼ間違いなく用意できそうだな。 牧草はイネ科やマメ科が多い。違う科の野菜の連作障害の解消にも活用できるんじゃねぇかな。 >肥料 マメ科の草は土地を肥やすって話だ。 草食の家畜のフンも肥料になるぜ。 このあたり、上手く農耕と組み合わせられると良さげだな!

  11. エル=バ=ノイアン

    お邪魔する、ウォーリアのノイアンだ。俺としたことが農業シナリオを見逃していたとはな…(今までの流れを把握しつつ)よろしく頼む。 今のところ農業方面は案が十分出ている感じか…? であれば畜産、か…ふむ。現在上がっているのは羊、ヤギ、ウサギ。 ウサギに関しては作物への農害に気を使わなければならないが、非常食としても優秀だからな、繁殖用の森を確保できるかが鍵になってきそうだ。 森の恵みはヒトも欲するところのもの。ただでさえ土益の細い帝国、森林自体限られているとなると、共益林の共有がヒトとケンタウロスでかぶらないようにしないとな。 …言い出したこともあるし、俺はこのあたりを担当させてもらおう。>森の確保

  12. 牛・奶

    遅れちゃってごめんなさいアル。 牛奶アル、皆さんよろしくアル。 ワタシは農業は詳しくないアル、だから畜産方面に尽力するアルよ。 畜産業を営む以上、動物さんたちを保護できる畜舎は必須アルね。 施設の建設が可能なら、それだけ飼育できる動物さんの種類も増えるアル。 既に挙がっている動物さんの他に、施設次第では牛さんや鶏さんもいけそうアルが、さすがにそこまでは難しいアルか。 他にも畜産業をする上でのアドバイスをしたいと思っているアル。 基本的な流れから飼育、清掃、繁殖、ストレス対策等可能な限りの知識を伝授していきたいアル。

  13. バーネット・フォーサイス

    >農畜産物 まぁ、実際に聖地での生産に適しているかや、ケンタウロス達で生産可能かとか、 色々と確認や調整、試行錯誤が必要になって来るだろうし、 とりあえず各自の案は一通り持ち込んで、現地で色々協議する方が良さそうだな。 >個人行動 まだ暫定ではあるが、実際の農畜産業の諸々については皆ががっつり対応してくれる事だし、 教導と絵画を駆使して、作業マニュアルでも残してみるか。 農業にせよ畜産にせよ長期的な試みになる以上、口頭の説明だけじゃ忘れる事も多そうだし。

  14. No.14

    サイラスだ、よろしくなー とりあえず道具方面メインかねーと。大体方針決まってるし。 後は現地で協議のようだからそれに合わせていろいろ考えるかなと

  15. ギャメル

    ウサギ飼育のプレイング完成したぜ。相談とかで微調整する余地はある。 基本的に小屋内飼育で、移動式の柵を使って場所を制限した放牧も取り入れるって感じだな。 畑の区画にウサギが放し飼いにならないようにしてあるぜ。 文字数が厳しくて、牧草の栽培や連作障害についてはノータッチ。

  16. ハリス・アル・ターミル

    作付や道具方面、また農業そのものについての基礎教育を重点しておきました。 まだ調整の余地はありますが、時間的にこのまま出発することになりそうですね…( ああ、それと。今回は早くとも数日がかりの仕事になるかと思われます。 臨時拠点、また作業用や移動手段としてゲルと馬車を持ち込みますから、ご活用下さい。 聖地まで運搬したいものがあればそれなりの量を積載していくことも可能かと。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0