暗い森の魔犬

馬車猪

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シナリオID:2165

オープニング

 王家の支援で学園に通える。
 たぶん嘘だと分かっていても無視するには魅力的過ぎて、少なくない数の子供達がその誘いに応じてしまった。
 その結果が森に転がる死体だ。
 無残な裂傷が刻まれて息絶える寸前だ。
「おにーちゃん、起きてよ、おにーちゃん……」
 何度呼びかけても反応はない。
 大きな声を出せばという思考が浮かぶが、目立てば殺されるという確信が思考も声もかき消す。
「あたしが、学園に行きたいって言ったから」
 涙は出尽くした。
 ゆっくりと近づいて来る足音に気付いても、もう逃げる気力も体力も残っていなかった。

●
「館を制圧しました。当主不在です」
 報告する王国騎士は緊張している。
「気付かれたか」
 報告を受けるのは隻眼の老魔術師だ。
 王室警護の任につく凄腕であり、本来なら犯罪者の捕縛につくような立場ではない。
「お耳を」
 別の騎士が何かに耐える表情で報告する。
 子供の死体が墓ですらない土の下から複数発見された。
 どれも庶民の中でも貧しい子供や非ヒューマンの子供で、体につけられた傷は戦慣れした騎士でも目を背けたくなるほど無残だった。
 夕暮れの赤い光の中、老人は自らに腐臭が染みつくのも厭わず犠牲者を調べる。
「この傷(歯型)」
 彼(老人)は使わないが記憶にある術だ。
 自らの獲物であると宣言する、極まった悪趣味のスキル『呪傷』だ。
 授恵者には強い毒(スリップダメージ)として働くとはいえ社会の表側にいる人間にとっては使い勝手が悪く、使い手は社会の裏側でも限られる。
「【魔犬】だ。ようやく尻尾を掴めたか」
 外套を脱いで子供達の遺体にかける。
「直ちに追いましょう」
 騎士達は怒りを抑えきれない。
 敵(目標)がいそうな場所全てに同時に攻め込むつもりだ。
「駄目だ」
 孫がいる身なので気持ちは痛いほど分かる。
 だが、雇い主である貴族を逃がしてしまえば別の犯罪者が雇われ新たな犠牲者が出かねない。
「3班に分かれて奴(当主)を追う。1人はギルドの支部に向かえ」
 【魔犬】(魔獣使い)は森での戦いが得意だ。
 森に全力で隠れたなら見つけられないほどの凄腕ではあるが、子供を追い立て弄ぶ狩猟を楽しむ貴族に雇われるような悪人でもある。
 雇い主から預かった子供をつまみ食いしている可能性大だ。
「奴(貴族)を捕縛した後は全員森へ向かう。王家のお膝元のこの事件、一刻も早く解決しなくては権威に傷がつく。戦と考え行動しろ」
 騎士達は無言でうなずき、重武装とは思えない速度で駆け出した。

●
「移動中失礼します」
 冒険者ギルド職員は馬を走らせている。
「こちらの方からの依頼です。詳しくは……」
 騎士ほど乗馬に慣れていないので、騎士と冒険者について行けず後ろへ消えていった。
「王国騎士のジャックだ。現在凶悪犯逮捕の命令を受けている。賊(標的)は魔獣使いだ」
 朝早くから捕り物や移動にと動き回っているのに疲れた様子はない。
 騎士の格(レベル)はかなり高い。
「中型の(2メートル越え)魔獣を森に潜ませ自身も弓で戦う凄腕のシューターだ。生きて捕らえることよりも逃がさないことを優先してくれ」
 彼(騎士)は冒険者の実力を軽視してはいない。
 賊(標的)により新たな被害が出ることを恐れている。
「奴が潜んでいるのは……」
 貴族やときに王族も猟をする森だ。
 そこに、攫われた子供(生存者)もいる。
「私(騎士)が冒険者を指揮するより冒険者は冒険者で動いた方が成功しやすいはずだ。……いいな、私は賊(凶悪犯)逮捕を優先する」
 できれば子供達を救ってくれと、言葉に出さずに懇願していた。

解説

●目的  子供達の救出 ●戦場  夜の森  良く整備されているので移動不可能な場所はほとんどありません  しかし平地と比べれば移動に時間がかかる場所が多いです  天気は晴れで星も月も見えますが、灯りや暗視能力を持たずに戦うのは危険です ●敵  どちらも暗視能力持ちです ・【魔犬】  高レベルシューター。狩猟番という立場を隠れ蓑に活動していた犯罪者  魔獣を囮にして遠距離からの攻撃を好みます  隠れるのは得意で隠蔽も低いですが、その分防御面がレベルの割に貧弱です  騎士と冒険者あわせて4人以上が森に入ったことに気付くと、子供の反応を見て楽しむのを止め防戦に意識を切り替えます  余裕があれば子供を殺害しようとしますし、追い詰められると子供を人質として使おうとします ・犬型魔獣  たくましい犬の形をした全長2メートル級の魔獣です  森林での戦闘に熟練しており、平地と同様の速度で移動可能です  移動5。忍び歩きは非常に苦手  見た目の割に攻撃力は低いものの状態異常攻撃が非常に得意(付与が高くスリップダメージ大)  最初は【魔犬】の近くで待機しています  残り生命力が最大値の2割を下回ると、【魔犬】の命令に従わず森の外へ逃走しようとします ●他 ・子供達  騙されて森に連れて来られた子供達です  冒険者が森に到着した時点で生き残りは4名。1箇所にかたまっています ・騎士  暗視能力がないため灯りが必須で、移動時に大きな音が出ます  冒険者が何も要請しない場合、森の外で騎乗状態で待機し【魔犬】の逃亡阻止に専念します ・他の騎士や老魔術師  悪徳貴族相手の捕り物中です  冒険者が意図して会いに行かない限り出番はありません

マスターより

 リクエストありがとうございます  リプレイは、オープニングの序盤の場面の直後から始まるかもしれません

リプレイ

(躾のなってない犬がいると思ったら、うちの庭を荒らした奴じゃないか)
 ジュスト・ヴェルジーは心の乱れを自覚する。
 現時点でも王家の名を穢した(放置すれば王家の名誉にこびりつく泥をなすりつける)貴族(飼い主)も、子どもらを嬲った賊(犬畜生)も許し難いのだ。
(ロゼ?)
 自らの傷跡がある場所に視線を感じ、意識して感情を鎮火させてローザリカ・L・ディオールを見た。
(犬は苦手だ)
 貴人として、授恵者として、自らを鍛え高い能力を持つローザリカが今は過去に囚われている。
 体を張ってローザリカを庇った彼の、未だ体に残る『呪傷』による傷。
 彼にだけ残る痛ましい痕を思い出すだけで、恐怖と怒りと彼に対する感謝がローザリカの心を痛めつける。
(守られ、庇われ……何も出来ずに)
 扇(鈍器)を持つ手に力が入りすぎていた。
「……無茶はしないでくれよ?」
 ジュストの手のひらがローザリカのそれに重ねられ、少し体温が移ったあとに静かに離れる。
「心配をかけた」
 言葉遣いを平常に戻せる程度には落ち着いた。
 もう二度と掛け替えのない温もりを失わないよう、ローザリカは守るための武器を正しく構え直した。

●
 星の微かな光が大鼬を照らす。
 幹を駆け上がり枝を足場に跳び葉の上を走る姿は、大鼬の授恵者という形容が似合うほどだ。
 とはいえ敵も速い。木も草も巧みに利用して平地と同じ速度で大鼬を追っている。
(!)
(見失った?)
 エーテルリンク越しに情報を受け取ったカイン・ステラが即座に動く。
 無数の葉と枝をすりぬけ中(あ)てる矢ではなく、素晴らしい頻度で放つエーテルの波を連続で放つ。
 5秒経ち、10秒経ち、脚を忍ばせ接近中の魔獣(巨体狼)に当たった波が返ってきた。
(目標の北東350メートルに情報通りの魔獣を確認)
 射殺ではなく陽動と誘引を目的に矢を放つ。
 無数の障害物を越えた矢の鏃が頭蓋で砕け、狼(魔獣)は玩具(被害者)がいない向きにいるカインへ直進した。
(このやり方で俺らの位置を調整すりゃあ遠くまで(1km以上は)カバーできるがな)
 ナハシュ達全員が暗視能力を持ち、一部はテレパスを使い1人は超長距離と連絡可能なシューターだ。
 問題解決のための技能と戦力がここまで集まっていても、広大な森から数人の子供(被害者)を探すためには戦力を分散させるしかなかった。
(雑な罠だ)
 カインから注意喚起されていたので余裕をもって気付くことができた。
 そして、罠に引っかかった跡にも気付いて子供の足跡を見つけた。
「あたしが、学園に行きたいって言ったから」
 心を錆びたヤスリですりおろすような嘆きが響く。
 ナハシュはそうっと忍びより、某マフィア愛用のシガーチョコをそっとその口に含ませた。
(いい子だ)
 人差し指でシーのポーズをとる。
 力強く、なのに威圧感のない、余裕のある態度でまず子供達の心をほぐす。
「お待たせしました」
 柔らかな光の波動が子供達を通過する。
 折れた骨も血が止まらぬ裂傷も、何もかもが傷つく前に戻る。
(胸糞が悪くなる相手ですね)
 救援を最優先させるために最低限の(移動5で戦闘可能な)装備を身につけたアリッグ・レイダーは、血の跡と肌についた汚れでだいたいの事情を察する。
 そして、憤怒の形相を我慢して礼儀正しい熟練ヒーラーの顔を維持する。
「ありがっ、おにいちゃっ」
「まだ動かさないでください。大丈夫、僕達は冒険者です。必ずあなた達を守ります」
「でも……」
 幼女はアリッグの身長に気付いて困惑する。
 ただでさえ小柄で若く見えるハーフリングの中でも特に若く見える21歳なのだ。
「僕達の活躍を近くで見れますよ?」
 土や泥が肌(元傷)についた子供に対して手のひらから放つ。
 可能な限り近くで使って光が漏れないようにしたが、真の闇に近い森の中ではかなり目立った。
(気付かれた?)
(多分な)
 ナハシュは自身の体とその辺の大きな葉っぱで隠せるだけ隠していたが元々期待はしていない。
 術(ヒール)と隠密活動の相性が悪いのだ。子供を助けるために術(ヒール)は絶対必要なのだから、敵が気付いてこちらに向かって来るのも覚悟上だ。
 遠くで勢いよく振り向いた狼(魔獣)の音と気配が、優れた五感に届いた。
「口ん中で転がしてりゃ少しはマシだろ。甘いぜコイツは」
 ナハシュは気付いた上で子供の相手を優先する。
 死の恐怖から逃れ、飢えを強烈な甘味で満たされた子供達が気絶に近い形でうとうとし始める。
(救出対象が余計な動きをしないならマシな展開か。悪いが頼むぜ)
 ぼろぼろの上着を脱がせてアリッグへ渡す。
(子供の保護と安全な場所へ退避は頼みます)
 テレパス経由の肝の据わった言葉とは逆に、子供の上着を肩にかけたアリッグは弱々しく見える。
 自前の刃物ではなく汚れがついた幹で肌を削る。
 酷い擦過傷に血がにじみ、狼(魔獣)の注意を惹きつける。
「たすけて」
 怯えきった掠れ声がアリッグの華奢な喉から出る。
 恐怖の汗や体臭は、アリッグの分はなくても子供のそれで十分すぎた。
「ひ、あ、あぁっ」
 恐怖に怯えて動こうとして転げる、という形で闇から飛び出た巨体を回避する。
 敵(ひと)の感情を読むのには慣れている。
 徐々に演技より回避を優先させ、いよいよ躱しきれないとなってから頭を抱えてしゃがみ込んだ。
 ナハシュは陽炎を思わせる唐突さで太い枝の上に現れる。
 子供達を運んで隠した場所から50メートル。
 狼(魔獣)が森に慣れていても、半径50メートルの範囲を探して見つけるのには時間がかかるはずだ。
(そこまでやるかよ)
 感嘆の感情がたっぷり籠もっているだけでなく参戦の合図でもある。
 アリッグは即座に目を閉じ被害を減らしたが、闇の中で炸裂した閃光塗弾の光は狼(魔獣)の目を強く傷つけた。
「今度はテメーが死ぬ恐怖を味わえ」
 アリッグが獰猛さを剥き出しにして魔獣に襲いかかる。
 体格差があるので取り押さえるのは難しいが、竜石の祭刀に込めた魔力は強力で魔獣の強靱な手足を容赦なく削った。
 ナハシュは軽装だ。
 回避が得意とはいえ万が一は常にある(数パーセント程度は被弾する)。
(ここが分水嶺だ)
 だが最も近付き危険を冒して魔獣に短剣を突き刺し引き抜き切り裂く。
 強靱な皮膚と生命力によりわずかずつしかダメージを与えられない。
 だから敵(魔獣)に余計なことを考えさせないほど徹底的に攻め、子供に気付く可能性を小さくするのだ。
 牙が脇腹に傷をつける。
 戦闘は可能だが放置すれば悪化しかねない。
(悪い。時間稼ぎ頼む)
 気配を消す。
 至近距離にいたナハシュを見失い狼(魔獣)が混乱する。
 ナハシュは素早く治癒術で己を癒やし、再び過酷な戦闘に参加した。

●
 【魔犬】にとって低速重装甲のリザードマンはただの的のはずだった。
 久しぶりの会心の手応えがあり、雇い主(共犯者)に代金を払わせた強力な矢が飛んでいく。
「は?」
 確かに当たった。
 回避もソードブレイカー2本を融合させた様な大楯も間に合わなかった。なのに鎧の装甲に突き刺さりもせず跳ね返される。
 鏃の先端が砕けた矢が明後日の方向へ弾き飛ばされて茂みに消える。魔獣使い【魔犬】は即座に後退し次の射撃へ移動しようとした。
(めんどくさ)
 サイラスは装甲越しに届いた衝撃に眉をひそめ、エーテルの一部を背中にまわす。
 エーテルが光を放ちながら炎の翼に見える物を背中に構築し、もとの術(チャージング)と同じくサイラスの体を前へと運ぶ。
 草と枝が引きちぎられ、幹が大きく凹む音が連続して夜の森に響き渡った。
「このへんかな」
 敵に追いつくことなど最初から考えていない。
 敵を矢で狙える位置へ移動できるならそれで十分なのだ。
「移動直後ならそりゃね」
 専業射手(スナイパー)の位置をこの距離(約200メートル)で発見するのは困難。
 しかし慌てて移動した直後なら話は別だ。
(削りきれないんだろうなー。さすがにデバフの射程外だろうけど)
 徹底的に弄り回してハープとして使えるようにした弓を引き、矢を放つ。
 常人の射撃戦なら強固な盾として機能するはずの葉も枝も関係なく貫き(破壊して)、新たな矢をつがえた直後の【魔犬】に届かせる。
 長い間社会の闇の底で生き残ってきただけあり、その凶悪な1矢に耐える。
 しかし軽装だ。冒険者という多種多様な戦場に赴ける立場を活かして鍛えに鍛えたサイラスの矢に、太股の外側を数センチ削り取られていた。

●
 雷の投げ槍が冒険者同様のはっきりした(暗視能力による)視界に現れ、瞬きするより早く着弾した。
 胸の表面が服ごと焦げる。
 体に浸透しようとした痺れ(移動阻害)は本当にぎりぎりで抵抗できたが魔法攻撃はそのまま食らってしまう。
 【魔犬】が逃げ、しかし【魔犬】の隠密を看破した青年が立ち塞がった。
(たとえ古い考えだと言われようと、女性と子供は守られるべきだと俺は思う。……国の次に、な)
 だわと名乗る彼は、柄のみの剣に気合いとエーテルを注ぎ込む。
 2つ生じたシアンブルーの刃が青年(だわ)を照らし出すと同時に、至近距離からの矢を片方で防いでもう片方で力強く打ち下ろした。
 躱して逃げるべきなのに【魔犬】は迎え撃つ。
 青年の視線と同時にぶつけられたエーテルで恐怖と怒りが刺激され、得意な戦い方ができなくなっている。
(酷い気配だ)
 力も技術も研ぎ澄まされてはいるが敗者を嬲り続けてきた腐った気配がする。
 【魔犬】は奥歯が砕けるほどに気合いを入れて、青年からの呪縛を振り切ろうとするが距離をとりきれない。
 今度こそ雷槍に抵抗ごと撃ち抜かれたのだ。
 雷槍を全て投げ終えたルアンナ・ミュラーが、竜石の杖をノコギリ鉈に持ち替え急追する。
 草も枝も熟練授恵者の体力で突破して、強烈な殺気を放ちながら凶悪な刃を繰り出す。
 肌が複数裂けて治癒しづらい形に抉られた。
「この武器、良いでしょ? 元々は祭刀だったんですが、刃をギザギザにして貰ったんです。斬った時の傷口が粗くなって、痛みがより増すようにね」
 息継ぎなしの連続で斬りつけながらの発言だ。吸血鬼狩りの装束が凜々しくも禍々しい。
 【魔犬】は奥の手を躊躇せず使う。
 狼(魔獣)が背後からの攻撃を甘受しした上で主の元へ向かう。
 移動に専念した際の移動距離は素晴らしく、ルアンナに襲いかかるまで20秒もかからない。
「逃げるな!」
 残った息を吐き出しながら斬りつける。
 魔獣使いと犬(魔獣)になぶり殺された子供達の苦しみが、ルアンナの怒りに油を注いで燃え上がらせている。
 【魔犬】は片腕を盾として使い、ずたずたにされるのと引き換えに冒険者から距離をとり後を狼(魔獣)に任せた。
「犬を名乗るのは敵を油断させるためか」
 青年(だわ)は油断せず勿論怯えもしない。
 近づけば脆い【魔犬】とは逆に近づけば強い狼(魔獣)を相手に、光刃を装甲として使う巧みな防御を行う。
 魔獣の体格も筋力も格別だ。
 防御に優れた青年でも守り衝撃が届き筋骨にダメージが積み重なっていく。
 ルアンナが牽制。
 魔獣の意識が一瞬青年から離れる。
 その隙に、【魔犬】を上回る速度と精度で応急処置を終え戦闘能力の維持に成功した。

●
(そうか、俺は既に)
 闇を見通しながらジュストが納得する。
 あの時と同じで近くにいるのはローザリカのみ。
 しかし敵も味方も精神状態が全く違う。
(過去を乗り越えていたのか)
 宵闇色のマントで体を隠してからグラビティフィールドを発動させる。
 光も音もないそれは、無数の障害物で成り立つ森と組み合わせることで最悪な足止めの罠が完成する。
「どこにいるっ」
 【魔犬】の声は記憶の中の声と変わらず、しかし記憶のなかの嘲弄ではなく追い詰められた焦りに満ちている。
 ジュストが白い光で弓矢を作りだした瞬間、敵味方がほとんど同時に動いた。
 ローザリカの蜜色のエーテルが薔薇の花弁を思わせる形をとり、はらはらと散って2人の力となる。
 【魔犬】が矢の代わりにナイフを放つ。
 威力最優先の刃は、生命力の削りあいになれば装甲が厚くないジュストを削り切るに十分だ。
(……後で怒られるかな)
 ローザリカがスケープセイントでダメージを引き受ける。ジュストより生命力があるとはいえかなり痛く、しかし痛みを表情には出さず洞察する。
「どうかな、甚振られる側にまわった気持ちは」
 憤怒の表情が答えだ。
(ここまで小さく見えるか)
 過去の傷(記憶)と現在の落差に混乱しそうになるのを精神力で耐える。
 共に歩むと誓ったのだ。痛みは耐えられても、守られるだけというのは耐えられない。
「ロゼ」
「任せろ」
 ローザリカは治癒に集中する。
 アリッグ達の足音が近づく。
「あの時の返礼だ。受け取ってくれ」
 焦りを隠せなくなった【魔犬】を、ジュストが攻撃集中した(良く狙いをつけた)光球で貫いた。
(また無茶をっ)
 防御が弱いのに攻撃に集中する彼を援護するため、ローザリカは扇(鈍器)を優雅に振りつつ前に出る。
 もう、敵を実力以上に恐れることはない。
「最初は捕らえようとは思ったんだよ」
 ジュストの表情は変わらない。
 しかし殺意は目に見えるほど強く、【魔犬】の命乞いを言いかけた舌を凍らせる。
「3回だ」
 身代わり込みでローザリカが痛打を浴びた回数だ。
 光縛呪を使う。
 捕縛のためではなく、敵の背後に光柱を建てて退路を断つために。
「3回耐えれば……もう3回だ」
 賊の怒りも恐怖も認識した上で無視をして、動こうにも動けない賊(【魔犬】)に攻撃術を浴びせ続ける。
 体を穴だらけにされ、【魔犬】と呼ばれた賊が壊れた人形のように森の地面に崩れ落ちた。

●
 魔獣は主の戦いに決着が付く前に逃げ出した。
 青年(だわ)につけられた傷が痛むが、元主(【魔犬】)とは違いまだ戦えるし夜が明けるまで走ることも可能だ。
 王国騎士の待機場所に追い立てられていることに、魔獣は気付いていなかった。
 カインの矢は魔獣に回避を許さない。
 木を盾にしようとしても、必死に回避を試みても圧倒的技量で必ず命中する。
 しかも矢からエーテルが染み込み、命中と回避という死活的に重要な能力を引き下げられる。
 騎士の気配に気付いて進路を変えようとしても、主(カイン)を上回る回避能力と移動速度を兼ね備えたファ(大鼬)に獰猛かつ狡猾に攻め立てられ攻撃も逃亡も困難になる。
「クソ未満は終わった。お前も終われ」
 何本目か分からない矢が心臓を貫き、血が流れきる前に狼(魔獣)の鼓動が止まった。

●
 ルアンナは森の沢で血を洗い流し、子供の面倒を見るため大急ぎで戻ってくる。
「例の貴族は?」
 騎士に尋ねるときだけ、鋭い視線になっていた。
 青年(だわ)はロープで拘束した【魔犬】を騎士に引き渡す。
 このまま死ぬ(止めを刺される)か利用されるかは分からないが、どちらにせよ苛酷な最期を迎えるはずだ。
 少し後に悪徳貴族捕縛成功の報告が届く。
 今回全員生き残った子供に見えないよう、青年はこれまでの犠牲者の冥福を祈る。
「調査のため回収する? 仕方ないなー」
 魔獣を解体するつもりだったサイラスは残念顔だ。
「よく頑張ったな」
 カインは甘い飲み物を飲ませて子供を落ち着かせる。
「知らない大人についていったことは沢山叱られると思うが、まずは心配して待っている人にただいまとごめんなさいを言って抱きしめてもらえ」
 助かった子供達が泣く声が、夜明け前の空に響いていた。

マスターコメント

 お疲れ様でした。
ショートシナリオR

ショートシナリオR普通 報酬:標準8 / 4〜8人

2022年06月01日 00時28分31秒 公開

成功

相談掲示板

  1. ジュスト・V・ケレス

    キャスターのジュストだ。 まずはリクエストを受けて下さった馬車猪MSと参加してくれた皆に感謝を。 どんなに叩きのめしても問題ない敵を相手にする依頼だが、主目的は子ども達の救出だ。 子どもを人質にとられることも示唆されているし、夜の森という動き辛い場所が戦場なので皆で役割や手を分けて協力し合いたいところ。 そんなわけで、皆よろしく頼む。

  2. No.2

    サイラスだ、よろしくなー とりあえず体力二割以下で闘争とか見るにエーテルリンクなしかな?となると犬だけなぶって削れないなー 後は潜伏とか奇襲できる人が一人は向かわないとあれだな、人質で逃げられる。目的が救出になってるからなー

  3. ルアンナ・ミュラー

    キャスターのルアンナです、よろしくお願いします。 騙させて連れて来られた子供達を助けましょうね! 魔獣使いの方は発見できれば倒すのは容易いと思いますが、魔犬はゆっくり戦ってると逃げられちゃいそうですね。集中攻撃して一気に片づけましょうか。 そういえば、魔獣使いは捕縛する方針でしょうか?

  4. アリッグ・レイダー

    ヒーラーのアリッグ・レイダーと申します。 よろしくお願いします。 とりあえず灯りか暗視のスキルがあれば、 視界の確保については問題なさそうかな。 子供達の発見や魔犬の位置の把握でサーマルアイが使えそうかも。 上手く香水なんかで相手に匂いを付けられたら、嗅覚による探知もできそうですが、 近づくのが難しそうかなという印象ですね。 犬型魔獣はBSがあるし、サルベーションはもっていきますね。 >方針 皆さんの言うように、子供を人質に取られた場合が厄介ですし、 子供の救出と魔犬たちの対応で二手に分かれる感じがいいのかな。 例えば魔犬たちの対応に6人、救出に2人と考えて、 魔犬対応が半ば陽動のような形で戦いに入ったところで、救出側が動くとか。 救出側はそのまま魔犬が子供を人質にしようとした際の奇襲役にもなれますしね。 救出する人は、サイラスさんの言うような隠密とか奇襲が得意な人がいいのかな。 犬型魔獣は逃げ出すにしろできれば退治しておきたいところですかね。 主人の魔犬に関しては「生きて捕らえることよりも逃がさないことを優先」 と騎士さんがおっしゃってましたし、別に殺してしまってもいいのでは?( ちなみに騎士さんに関しては【魔犬】の逃亡阻止に専念してもらうのが良さそうですかね?

  5. だわ

    ウォーリアだ。だわと呼んでもらえれば。よろしく頼む。 既に出ているように、魔犬対応班と救出班で分かれるのが良さそうだな。 > 魔犬の処遇 「捕らえる余裕があれば捕縛、その余裕がなければ殺す」で良いかと俺は思うが、リクエスト者のジュストの意見も聞きたい。 > 隠密 4人以上気付かれないように森に入るのはクラス構成を考えるとやや厳しいか? エリアサイレンスなど使っても犬型魔獣は嗅覚が鋭そうだしな……。 > 個人行動 俺は盾を置いていけば隠蔽10以下まで抑えることも可能だから必要であれば。救出役に回ることもできるかと。 隠蔽不要なら、防御寄りにして魔犬or魔獣のどちらかをシーザーロアで受け持つ予定だ。魔犬担当なら相応に付与を確保していく。

  6. カイン・ステラ

    シューター、カイン・ステラ。 よろしくな。 俺も班分けに賛成。 暗視1つは確定だけど、あと1つは検討中。誰かテレパス持っていくならテレパスで連携可能だな。 斥候要員のペットは機動力重視+夜行性の大鼬の予定。 >魔犬の処遇 俺もだわ同様余裕あれば捕縛、余裕なければ討伐でいいんじゃねーかと思う。 が、子どもらにトラウマにならないよう見せない配慮や努力はした方がいいな。 >個人行動 まず俺は(クラス的に隠蔽値高くて)向かないので魔犬対応班じゃねーかな。 スキル構成はまだ検討中。 >騎士 森の外で逃亡阻止に専念してもらっていいと思う。

  7. ジュスト・V・ケレス

    >方針 そうだね、魔犬対応と子ども救出の二手に分かれるのが俺も良いと思う。 ただ四人以上森に入ると魔犬は防戦に切り替えるみたいだし、陽動を仕掛けるにしてもまずカイン殿の大鼬や索敵スキルで子どもや魔犬及び魔獣の凡その位置や距離関係は把握しておいた方が良いかな、と。 俺達がついた時点で子ども達は四人生存しているけど、恐らく時間がかかれば四人より少なくなってしまうと思う。 足が速い人には子ども達の所へ先行して貰った方が良いかもしれない。 騎士に関しては【魔犬】の逃亡阻止に専念して貰うので良いと考えていたよ。 >魔犬の処遇 バックについている貴族の方にも手が回っているし、逃がしてしまう位ならこの場で討った方が良いと思っているよ。

  8. ジュスト・V・ケレス

    連投失礼。 >自行動 俺も隠蔽値的に救出より魔犬対応側かな。 魔犬と魔獣を叩きたい私情もあるけど。 暗視の他はテレパスを持っていけば、有効範囲内であれば救出組と連絡をとりあうことも可能だよ。

  9. ナハシュ

    シーフのナハシュだ。今回はよろしく。 魔犬と魔獣対応を分けるのには異論ねえな。 騎士の奴も基本は魔獣の逃亡阻止に専念してもらうでいいと思う。 魔犬については魔獣側に向かう奴らを囮にするのもそうだが、言われてる通り事前にペットである程度の場所を調べといてもらえるなら助かるな。向こうが警戒する前うまく魔犬の場所まで分かってりゃあ、隠蔽状態になったとしても追いやすそうだ。 つっても時間もねえらしいから、やるなら魔獣か魔犬どちらか見つかった辺りで陽動組は入っちまってもいい気はすんな。書いてある通りなら、ピンチになるまでは少なくともガキに気を回すことはねえんじゃねえかと。 >個人 魔犬及びガキどもの方へ行こうと思う。 突入前鼬が偵察に行くなら別方向から同時に動き、超聴覚でお楽しみの音声でも拾えねえかなーと思ったんだが、暗視と合わせるとテレパスがモテねえんだよな!考え中だ(

  10. アリッグ・レイダー

    >方針 魔犬対応班と救出班に分かれる形で問題なさそうかな? 先にペットで索敵をして魔犬の位置を把握するのは良さそうですね。 そして、ナハシュさんの言うように見つかった時点で森に入って 子供達から気を逸らすのが良さそうかなと思います。 ただ、ヴェルジーさんの言うように、少数なら索敵しつつ先行する人がいても良さそうですね。 見つけて、魔犬も防戦に入った場合は、陽動側は魔犬達を引き付けつつ子供達から距離を取らせて、 救助側が、魔犬に見つからない位置で移動して子供たちの所に向かう感じかな? >個人行動 僕は、状態異常の回復などを考えて、魔犬対応として表明しておきますね。 しかし救出側で人手がない場合は、鎧と盾を外してそっちに回る事も可能です。 一応、鎧と盾を外せば隠蔽は1桁まで落とせるので……。 スキルは、魔犬対応なら、暗視とサーマルアイにする予定です。 >魔犬の処遇 捕縛が無理そうなら潰す感じで良さそうですね。

  11. ローザリカ・D・ケレス

    遅くなった。ヒーラーのローザリカ。 ……よろしく、頼もう。 余裕があれば魔獣に閃光塗弾Bの効果を付与できれば 万が一逃亡された時に追跡が容易になったりしないだろうか。 >方針 魔犬・魔獣対応班と、子供の救出に動く隠密班に分かれることに異論はないよ。 騎士たちには魔犬の逃亡阻止にまわって貰うことにもだ。 魔犬の処遇についても、余裕があれば捕獲。そうでなければ命を断つことに賛成を。 >個人 私怨もあるので魔犬・魔獣対応にまわれたら嬉しく思う。 暗視は習得済みだから持ち込むつもりだよ。 >戦闘 人質にとられてしまうことを防げなかった場合に備えて、 カバリングやスケープセイントを用意できれば安心できるように思う。 後者なら持参できるが、あくまで受けた後のダメージを肩代わりするスキルゆえに 攻撃自体から守ってやれるわけではないのが少々歯痒いかもしれない。

  12. No.12

    なんかあれやね 敵が魔犬って名乗ってるせいで魔犬って人間と魔犬型魔獣がごっちゃになる とりあえず魔獣の相手かなと。やるなら機動的にそちらの方が 人間に関しては、敵の方は殺すまで行かなくても早めに手足潰したい気がする。後ろが手入ってるならこいつ自体の情報の価値は落ちるのでは無いかと思うし死んでも別に 味方の方はよくわからんからどうとでも?逃亡対策の方がいいならそれで

  13. ルアンナ・ミュラー

    サイラスさん、それ本当にごっちゃになりますよね…。 私も犬と魔獣使いの方に回ります。何か欲しいスキルとかありますか?

  14. アリッグ・レイダー

    今の所、対応はこんな感じかな。 ナハシュさんは、子供の方に向かうってことは、救出でいいのかな? ならば、人数的に僕は魔犬ではなくて救出の方に回ります。 ローザリカさんが魔犬対応で動くなら回復は大丈夫そうですし、 子供達の回復の早急を要する場合、救出に回復手がいると良さそうなので。 子供達を回復できて移動させられる場合、 僕がその子供達がいた場所に残って、子供のふりをしてみようかな。 上手く騙せたら人質に取られた時にだまし討ちできそうですし。 >ナハシュさん テレパスですが、救出側として、よければ僕がもっていきますよ。 ・魔犬対応(陽動) カイン ジュスト ローザリカ サイラス ルアンナ だわ(救出の方でも可) ・救出 ナハシュ アリッグ

  15. ジュスト・V・ケレス

    確かにちょっと混乱する二つ名だよね。 相談中は魔獣使いと魔獣と表記させて貰おう。 アリッグ君は希望纏めありがとう。 テレパスも持って行ってくれるならよろしく頼むよ。 魔獣は最初は魔獣使いの傍で待機しているようだけれど、恐らく俺達が接敵する時には両者は離れている可能性が高いよね。 魔獣を前に出して、後ろから魔獣使いが俺達を攻撃する形で攻めてくるんだと思うけれど。 形勢が不利になったら魔獣は魔獣使いの命令無視で森の外へ逃げようとして、魔獣使いは子どもの方へ向かおうとすることが予測されているから魔獣は生命力が二割切りそうになったら一気に押し切るかその前に移動阻害付与しておくと良いかなと思う。 俺は移動阻害用にスネアージャベリン持っていこうかなと。 火力はルアンナ嬢の方が出ると思うので、なるべく手痛い一撃を見舞えるようなスキル構成でお願いしたいかな。 魔獣使いが子どもの方に向かうのに気づいたら救出組の方に連絡を飛ばすね。 魔獣を倒し次第そちらに向かったら丁度挟撃するような形になると思うし、そうすれば子どもを守りながらでも戦えるかなって。

  16. だわ

    まとめなど諸々助かる。 > 個人行動 人数を見て、俺は陽動班に回ろうかと。 魔獣を掻い潜って魔獣使いの対応に向かい、魔獣使いと魔獣の連携を断つよう動く予定だ。 カバリングは少し考え中だ。 > 救出の流れ 陽動班の交戦開始後、救出班は速やかに子供の救出(治療及び森からの脱出)に取り掛かると考えて良いだろうか? 救出中に子供達から魔獣使いの意識を逸らすつもりで動く予定だから確認しておきたい。 奴が「追い詰められた」と感じる頃には子供達の救出が完了しているのがベストだが……。

  17. アリッグ・レイダー

    >救出の流れ 僕は、陽動側が戦闘に入るまでは、魔犬や犬型魔獣に見つからない位置を取って看破されないことを重視し、 陽動側が戦闘に入ったら、一気に子供達の元へ向かうつもりです。 流れとしては、だわさんが言ってる感じと同じで考えてたかな。 発見してからの回復後は、そのまま脱出でいいと思いますが、 もしそこでナハシュさん一人で子供を連れて脱出できるなら、 僕はその場所に残り、子供のふりをして囮になろうかなと思ってます。 ただ、ナハシュさんの都合が悪い場合は変更しますし、 そもそも子供が移動困難な場合は、僕も子供を抱えて共に脱出を考えてます。 囮になる考えの一つは、子供がその場に残ってると魔犬に思わせて、他の子どもを追わせない事。 もう一つは人質が残ってると思わせて、魔犬の逃走を防ぐ2つの目的があります。 ただ先にいったとおり不都合な事があれば取りやめにするので言ってください。 >テレパス テレパスについてですが、限界距離までできるだけ情報を共有するつもりです。 また、限界距離を越えた場合、一度戻りそのことを伝えます。

  18. カイン・ステラ

    >連絡手段 テレパスは俺もあるのでそれを持っていくとして。 偵察終わったら、大鼬は伝令役にするよ。 一方的な連絡になるにせよ、救出側の状況は陽動側でも把握可能になるんじゃないかと思う。 大鼬に話しかけてもらえれば聴覚で拾えると思うし。 >個人行動 基本BS付与の嫌がらせ。

  19. ローザリカ・D・ケレス

    スキルに迷っていたが……決めた。 開幕は皆にブルーフレアを。抵抗の底上げとして力になればと思う。 特性のもうひと枠はスケープセイントで、 回復手段としては解呪3とヒール3を持ち込もう。 あとは……少しでも【魔犬】魔獣使いの心情がわかれば狙いを読みやすいかと思ったので 洞察を持ち込んでみようと思う。

  20. ナハシュ

    書き込めなくてすまねえ!とりあえず必要そうなとこだけ! >救助 4人いる以上俺一人だろうがアリッグがいようが、全員まではともかく迅速に避難させるってのはちょいと難しいと思う。そもそもガキ4人が森のどの辺りにいるかにもよるし、森の外まで移動させるとなると戦闘には参加しない可能性も高いんじゃねえかな。 それ故に、アリッグが囮で残るのはアリだと思う。何より囮に気をとられればそれだけで足止めになるから、そっちのがでかい気がすんな。 その場合は此方もヒール持参し、救助とガキ共の誘導に専念するようにしておこうと思うぜ。 そうなると救助完了を知らせる手段があったほうがいいだろうから、偵察は鼬に任せてテレパスを持って行こうと思う。基本的な動きはアリッグに合わせた形になるか。 連絡手段はペットでもと思ったが、それこそ距離が1km以上離れるならついてくるだけもったいねえ。つけるなら魔獣使い相手につけてやってほしい。

  21. ナハシュ

    纏め、方針諸々異論はない!ありがとさんだ!

  22. ジュスト・V・ケレス

    >救出の流れ アリッグ君が挙げてくれている流れで俺も想定していたから問題ない。 子どもを連れての戦闘が難しいのもあるし、アリッグ君が囮になってくれるのも有難い。 こちらでは魔獣使いが弓で俺達を攻撃する気配がなくなったり精度が落ちてくるようなら子ども側の方へ移動を開始を始めたと判断するからその時交信可能圏内だったらテレパスで伝達しよう。

  23. アリッグ・レイダー

    特に問題もなさそうなので、囮になることを実行しますね。 囮になる際は、武器は懐に隠して震えるような仕草をします。 また、可能ならば背丈の近い子供と服を交換し、 魔犬に囮だと悟らせないようにします。 もし僕を人質に取った際は、 皆さんの方に目を向けた隙をついて魔矢で攻撃し、 その後手足や体を拘束して逃がさない事に重点を置きます。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0