砂丘の騎兵戦
京乃ゆらさ
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シナリオID:2070
オープニング
一方は宙に浮く球状の蔦。蔦だけで構成された身体を3m程の中空で蠢かせ、鞭の如くに蔦を伸ばす姿は一目で這者だと分かる悍ましさに満ちている。
対するは一見してただの仙人掌だが、柱状の茎節を巧みに動かして蔦を迎撃する姿は魔獣と言って差し支えなかろう。
どちらも植物型、どちらも小集団の這者と魔獣。咆哮を上げることもなければ苦悶の声を漏らすこともない闘争はしばらく拮抗していたが、やはり自由に移動できる蔦の方が有利か、次第に這者側が優勢になってゆく。
断末魔もなく力尽き、1本また1本と球状の蔦に喰われてゆく仙人掌たち。そうして欠片も残さず喰らい尽くした球状の蔦どもはしかし、満足することなく砂漠を彷徨い始めた。
かくて観客もなく行われた静かな闘争は終わり、後に残るのは寂莫とした平穏だけ。
勝者たる這者が心なしか意気揚々と北上していくのを、ただ風に舞う砂塵だけが見ていた……。
●子爵家の依頼
「冒険者諸君には砂漠の間引きを手伝ってもらいたい」
リーンエス王国、マイヤー子爵邸、応接間。
壮年の当主タラフォス・マイヤーその人が挨拶もそこそこに切り出したのは、シラー砂漠におけるマイヤー家担当区域の敵性存在討伐依頼だった。
「諸君ならば知っておるだろうが、どうにも近頃我が閣下がお忙しいご様子。敵の間引きはいつもと変わらぬ故、我が家単独でも通常業務内においてはおそらく問題なかろうとは思う……が」
いざという時に泣き付ける後ろ盾が多少立て込んでいるのも事実。だからこそひとまずは慎重を期していきたい、と顎に短く蓄えた髭を撫でながらタラフォスが述べる。
万全を期す為に臨時で増員し、子爵家戦力の負担を軽減する。成程、常から王国西方を守護する貴族家の一つとして、慎重な性格は重要な資質なのだろうと冒険者は得心する。
「諸君は砂漠に入って巡回、当家が管理している小さな緑地で一晩明かしたのち、明日夕刻にここへ戻ってくることになる」
ひたすら単刀直入にタラフォスは話す。中央貴族とは異なるその在り様もまた、基本的には冒険者と相性が良いと言ってもいいかもしれない。
「野営に際して糧食等の準備はこちらで?」
「いや、野営道具も食材もあちらにあるだろう。無論追加で持参する分には構わんがな」
「馬か駱駝は貸していただけますか?」
冒険者が訊くや、タラフォスはしたり顔になって頷いた。
「ある、あるぞ! 以前冒険者に依頼した際に足を用意できなんだのは痛恨事だった。だがな、今回は、ある! 先日なんと中央から馬を10頭も買ってやった!」
ふははと胸を張って得意気に笑うタラフォスに生温かい表情を向ける冒険者である。
いや実際子爵家の財政で10頭も馬を買い足すなぞ、維持費を考えればなかなかできることではない。が、普段ご夫人や家令から物を買うのを制限されている悲しき家庭人の姿を幻視した気がした。
「諸君も我が家の馬か駱駝に騎乗して巡回してくれ。戦闘もこなせるよう調教してあるのでな、邪魔にはならんだろう。最高速度は駱駝の方が遅いが、砂上の戦闘行動という状況においては両者に大差はない」
「好みでいい、と」
「その通り。無論徒歩での行動を制限するわけではないが、上手く活用してくれれば楽だろう」
「…………」
ともあれ冒険者たちはマイヤー騎士団を交えて地図と巡回ルート、敵性存在との遭遇時の対応等について話し合っていく。
(春の砂漠、か……)
砂漠の環境は厳しいが、今ならまだ夏に比べて気温が上がり切らないおかげで多少はマシかもしれない。
砂漠の厳しさを知る冒険者たちはそうして己を慰め、依頼に臨んだのだった。
●砂丘の騎兵戦
ざくざくと蹄が砂を噛む音が響けば、ざあっと風が砂を浚っていく音が呼応する。馬や駱駝がぶるると唇を震わせれば、冒険者は音もなく手信号で小休止の合図を出した。
風は春というより夏のそれ。頭上からはぎらぎらとした陽光が降り注ぎ、砂に反射した光が足下からすらも照り付けてくる。この時期でこれなのだから夏になぞ進んで訪れるものではない。
「地図によれば緑地まで約2時間ですか……」
げんなりしながら呟くが、逆に言えばほぼ半分まで来たということでもある。そう思わねばやっていられない。
午前から砂漠に入って約半日、依頼そのものは順調と言えた。討伐した敵性存在は10を超える。小型の蠍や幼い砂鰐など全て木っ端ではあったが、これだけ討伐すれば十分に働いたと言っていいだろう。
もっとも依頼は特定区域の巡回である為、討伐数自体は直接関係しないのだが。
冒険者たちは小休止の合間にそれぞれ気を晴らす。砂丘の陰で駱駝と共にのんびりする者。持参したオヤツをこっそりもぐもぐする者。知人や馬と会話する者。――そして馬や駱駝を駆けさせ、騎乗戦闘の鍛錬をする者。
腿を締め、腰を浮かせ気味にして手綱を緩める。そうして脚で横腹に合図してやれば、馬は次第に駈足から襲歩へ。
力強く砂を蹴り上げ1歩毎に速度が上がるのは爽快で、しかし馬上の冒険者はそれに酔いしれる暇などない。前傾し得物を横に下げたまま駆けさせるや、空想の敵へ勢いままに斬り上げる!
交錯、肩越しに敵を見据えながら右に旋回すると、今度は魔法を放ちながら肉薄する。右へ斜行しながら袈裟に斬り、手綱を締めて速度を緩めた。馬首を巡らせながら息を吐く。
乗馬が得意であろうと騎乗したまま戦闘するのは別の難しさがある。しかも相棒は借り物。馴れる為にも鍛錬は重要だった。
「集合! 進発しよう」
ひとしきり休憩したところで、冒険者たちは巡回を再開した。
それは、砂砂漠の砂丘を回り込んで進もうとしている時だった。
砂丘の向こうから微かな異音がしたのを、冒険者が捉えた。異音――獣が喉を鳴らすような音か。
即座に止まり様子を探る。
馬や駱駝に枚を噛ませて息を殺し、そっと砂丘を上っていく。稜線から眼下を窺えば、砂丘の底に入り乱れる小集団を見つけた。
片や豹らしき四つ脚。片や中空を漂う球状の蔦。
豹たちが外周を回りながら次々に突撃しては離脱を繰り返し、対する蔦はそれを往なして離脱する豹に追い縋り、蔦を鞭の如く浴びせている。
一撃離脱の豹と絡みつくような蔦。それでいて蔦の方は豹に加速で負けていないのだから、勝敗は察しがついた。
「……敵は蔦か」
各々が戦闘準備に入る。
騎乗したまま突っ込むなら速度が乗って衝撃力が増すかもしれない。が、騎乗戦闘を避けるならしばらく遠距離から一方的につるべ打ちにできるかもしれない。問題は敵の速度、か。冒険者が蔦を観察しながら秘かに打ち合わせる。
蔦の攻撃手段は鞭、巻き付き。加えて時折砂を纏うことから何らかの防御手段があるようだ。
さらによく見れば1体だけ少し大きな個体がいた。遠目に分かりづらいが、緑や砂の色でなく灰色のように見える。小集団の統率者か、あるいは植物型だけに周囲の個体が全て灰蔦の子株なのか。ともあれ灰蔦が最も危険そうだ。
観察するうちに眼下では獣と這者の闘争が終結しつつある。蔦が豹に巻き付き少しずつ喰らっていく光景はいかにも這者らしく、何の柵もなく全力で討伐できるという意味で気楽ですらあった。
かくてシラー砂漠の片隅で、人間と這者の闘争が行われる。
遥か昔から連綿と続く、生存圏を賭した闘争が……。
解説
マスターより
リプレイ
乾いた空気に生臭い鉄の臭いが入り混じる中、ロゼットが駱駝の瘤を気にしつつ、
「魔獣はともかく這者は一般騎士や砂漠の民には荷が重そうね。何とか倒していきたいわ」
この戦場で機敏そうな敵を殲滅するのは難しい。だがそれでも、やる。
這者を討滅し人々を守る。それが火山の矜持と言わんばかりの彼女にだわが無言で頷く。這者討伐は戦う者の義務だ。
唯一だわの懸念と言えば、
(……頼むぞ)
馬の首筋を軽く叩く。見つめていると視線を外された。だわはフードを目深に被り直し、今度は「頼むぞ」と声に出す。馬術の心得はあれど何故か動物に好かれない体質が邪魔をする。何故だ?
いや、とだわは思い直す。視線は外されたが蹴られてない。つまり、
(信頼の証――)
いける。だわは外套をばっさと翻し、作戦を耳に入れた。
さきゅう
しふぁー ろぜっと
よる て き だわ
げるだ じゅすと
さきゅう
砂に描かれたシファーの字は歪だが図は解りやすい。ヨル・スレイマンらがそれを元に打合せていく。
敵逃亡阻止を重視した半包囲。各個撃破される危険はあるが、最大成果を狙うなら理に適っていた。
「敵のごはん中に始めたい」
「同感だね。じゃあすぐに移動しよう」
早速駱駝を後ろに退かせていくヨルは、頭に緩く布を巻き耳と目元を隠した上に頭骨を被って布を抑えている。砂除けには十分だし妙に様になっているが、追従するシファーは気になって仕方ない。
そんな彼女の心を知ってか知らずか、ヨルが気安く声をかけた。
「自由に動いていいよ、シファー君。俺が支援に回ろう」
後方に下り左右へ分かれていく4騎を見送り、ゲルダ・クラインは駱駝の首筋を撫でた。もどかしげな感情を察し首を掻いてやる。
「駱駝さん、よろしくお願いしますね」
上唇を裏返してぶるると反応する駱駝。愛嬌がある……か?
ジュスト・ヴェルジーも同じく相棒を労わるが、馬上で戦う事に一抹の不安があった。
「少しでも慣れている方にしてみたけど」
(騎乗戦闘か)
馬は好きだし遠乗りもする。だが戦闘経験が少ない。道中で見たところだわは手慣れていそうで、もっと話を聞いておけばよかったかもしれない。
「昨今の情勢的に、せめて静止状態の馬上から射るくらいはできないと困りそうだ」
「騎射は難しいと言いますよね、えへへ」
巡回中にずっと弓を練習していたゲルダが微笑むと、ジュストは肩を竦めて魔弓を叩いた。
「これ自体の練習もあるしね」
(……負けていられない)
踵で抉る治癒士が身近にいるのだから、自分とて魔法に頼り切りではいけない。
ジュストは砂丘から眼下を睥睨する。敵群は未だ食事中らしい。馬上で背を伸ばし弓を構えた。息を浅く、そして止めた刹那――!
想像上の狙いが、ブレた。馬と己、2つの呼吸を重ねて揺れを制御せねば。弓を下して息を吐く。
「わたしももっと……」
それを見たゲルダも駱駝上で強弓を引く動作を繰り返す。そうして暫く鍛錬を続けた同学年の2人は、連絡が来るなり作戦を開始した。
●先制
それは這者が豹を食べ終り、移動せんとした時だった。
半包囲に時がかかり機を逸する可能性も浮かび始めた頃、念話を受けたジュストが稜線に光壁を設置。ゲルダが深く息を吐くや、引き絞った矢を眼下に解き放った。
黄昏を裂く一矢。静寂、後、炸裂。
号砲の如き光が夕闇を照らした瞬間、敵群を挟んだ左右の4騎が駆け出した。
「這者達よ! ここは貴方達の世界ではないわ!」
砂丘班にすら届く大音声と共に駱駝を駆るロゼット。彼女とだわの身から立ち昇る蒼火は夕闇に美しく、けれどそれに見惚れる余裕はない。
薄く砂塵巻き上がる戦場にゲルダとジュストの矢が降り注ぐ。
前者は砂蔦へ、後者は灰蔦へ。成す術なく射程外からの矢を受ける様子から敵が混乱している事を確信した。
「今のうちに……!」
2人がさらに矢を番える。
蒼火迸るだわはロゼットと共に馬を駆けさせ真っ先に敵巨体を睨めつけた。
役割は囮。灰蔦の誘引だ。ならばとだわは馬首を右へ向け、敵群から外れて逆の砂丘へ寄った。最も危険なのは襲嵐。それを単独で受ければ受けるだけ味方が楽になる。
だわはロゼットが敵群へ突っ込み、入れ違いに灰蔦が飛び出してくるのを群の外から見て小さく独りごちた。
「いいぞ、来い」
肉薄する敵。馬首を合せ駆け出すだわ。灰蔦が蠢く。馬首が下がる。敵と交錯しながら斬り上げた直後、幾本もの蔦が四方を覆う……!
ヨルが十字を切れば手の甲に聖痕が刻まれる。一時的に心身が位階を上ったのを感じながら、2騎は敵群に突っ込んだ。
砂塵と敵影で正面の2騎は見えないが、おそらく同様に乱戦へもつれ込んでいる筈。
(敵……届かなかったらどうしよう。背伸び……)
シファーが中空を漂う砂蔦へ接近しつつ首を捻る。間近に迫ってふと感じた不安だが、果たしてそれは杞憂に終った。
駱駝上で伸び上がり針で削る事に成功するシファー。宙を駆けるまでもなく戦えそうだ。案外体高のある駱駝に感謝してシファーが追撃すれば、斜め後ろからヨルが続いた。
「着実に数を減らそう。だわ君が保ってるうちにね」
「ん、よろしく」
ヨルは灰蔦らしき影が奥で誰かと戦っているらしいのを視界に捉えつつ、眼前の敵へ八卦。砂に混じり霧散してゆく敵を捨て置き、駱駝上で血を払うように祭刀で空を切った。
ヨルが刀で次の敵を示せばシファーの駱駝が砂を蹴って駆けてゆく。
(楽できそうだ)
彼女が上半身のみで表現する剣舞の如き柔軟性は将来性を感じさせるも、今の彼女はその身体表現に力が追いついていないらしい。であれば己は弱った敵に止めを刺す役になる。美味しい。
ヨルは余力で状況把握に努める事を決めると、2体目の砂蔦を澱に還した。
●優勢、のち
「良い子だから言う事聞いてね」
ロゼットは敵中へ突入しながら相棒に話しかける。
右手に祭棍、左手に盾と手綱。手綱越しに駱駝の戦意を感じた気がして、ロゼットは誰に憚る事なく笑った。
早速敵を幽界に叩き還す――いや。
視界端、灰蔦の姿がブレたのを察したロゼットが即座にだわへ光を飛ばす。代償として砂蔦共に囲まれるロゼットだが、その程度で揺らぐものなど持ち合せていない。
右から胴に来た蔦を棍で落し、正面を盾で受ける。駱駝を左に向け正面奥から伸びる蔦を腕で防げば手綱を翻し、機敏に突っ込む相棒の勢いままに正面をぶち抜いた。雲散霧消する敵。
炸光矢が効いている。それは砂丘班にとって面倒かもしれないが、近接班にとって悪くない。
「だわ、すぐ向かうわ!」
ロゼットは味方が損耗個体を狙う事を信じ、灰蔦に巻き付かれただわの剣に先んじて光を施した。
灰蔦から伸びる幾本もの蔦に強かに打ち据えられ、だわは僅かに眉根を寄せた。
想像より重い。
幸い即座に支援が届いた為に最小限の消耗で済んだが、攻撃自体が鋭かった。
(これは俺が受けなければ……)
だわが馬首を巡らせ再度灰蔦へ。正面中空で蠢く球状の蔦。フードに隠れた目に砂が入るが無視し、交錯、一閃。駆け抜けるも左右から伸びてきた敵の蔦が巻き付いてくる。
引き剥がせない。巻き付かれただわが敵に向き直れば、敵はこちらを追って――――、こ、ない。
(正気に戻るのが早い)
敵の殺意が拡散しつつあるのをだわは悟り、味方に呼びかける。
「ヨル」
灰蔦を。
言うより早く、敵周囲に光が屹立した。
灰蔦の動きに変化が見られたのはヨルとシファーが3体目の砂蔦を撃破した頃だった。
風が砂塵を運び夕闇に澱が瞬く合間、群の奥を注視していたヨルが間髪を容れず光柱を立て、舌を打つ。
(野放しにするよりいいが……足を止められなかったか)
飛翔する敵を光柱は拘束し得ない。いや、とヨルは頭を振る。時機を合せようとして敵に動かれては本末転倒。なら気楽に考えた方が良い。
ある種の開き直り。それが生き抜くコツだ。
「シファー君、そろそろ灰蔦をやろう」
2騎が行きがけの駄賃とばかり砂蔦を屠り、群を突破する――が。
数秒を無駄にした灰蔦は2人の眼前で高く飛翔するや、急降下しながらだわに襲嵐を叩きつけた。
左班が槌役として着実に砂蔦を屠り、右班が金床役として敵群を受け止める光景が砂丘のジュストからはありありと見て取れる。
数的不利の彼らに余裕はなく、故に砂丘班は一矢とて無駄にしてはならない。
馬の呼吸に己を合せ、砂塵の流れから風を見る。弦を引き、次第に呼吸を浅くすれば視界に敵がくっきりと映った。
ふつと放たれた矢が宙を貫き敵を穿つ。それを見届けたジュストは次矢を番えた。
魔法行使とは異なる精神的摩耗。前衛の印象が強いゲルダはどうかと横を窺えば、彼女は小さな体躯を大きく張って射続けている。とても同学年の心優しい娘とは思えぬ強靭な精神である。
ジュストが益体もない事を考えながら射れば砂蔦1体が霧消した。順調――思いかけた時、敵が動いた。
砂丘に気付いたらしい敵が猛然と宙を滑り上がってくる。砂蔦2体。ゲルダが光壁横に出る。ジュストが馬を下げた。砂塵を裂いて肉薄した敵が蔦を伸ばす。ゲルダが強弓を引き普段と変らぬ声で、
「砂蔦が半数を切ります。灰蔦に注意を」
「……そうだね」
間近に迫った2体へ炸光矢を放ち、爆風を正面に浴びながら告げる彼女の頼もしさよ。ジュストは光壁後方から至近の1体を射抜くと、灰蔦へ意識を向けた。
●逆襲
「加勢するわ!」
光縛封を突破しだわに怒りをぶつけた灰蔦。時間稼ぎの失敗に呻いたロゼットだが、彼女はすぐさま切り替える。
蔦に全身を斬り裂かれ、しかし致命的な軌道だけを剣で払いながらだわ騎が肉薄、馬上槍試合の如き刺突を蔦に見舞う。だわが抜ければ脇から駱駝を突っ込ませるのがヨルだ。
灰蔦に侍るように寄ってきた砂蔦を斬り上げるや、後ろのシファーに処理を任せて自身は灰蔦へ。だわとヨル、2騎が互い違いに回り込んで攻めかかるも、敵の速度と射程が猛威を振るう。
だわとヨルの間で迸った蔦結界が2騎を越え、シファーにまで届く。
肉を裂き魂を澱で絡め取るが如き痛撃が3騎を蝕み――、もとい。
「ッ……攻撃を続行する」
だわが。これまで穢れに抗しきれなかった剣士が、ここに至って踏み止まった。
もしここで3人が蝕まれていれば立て直しに奔走する事になったろう。シファーかヨルが昏倒した可能性すらある。それをだわが防いでみせた……!
言葉少なな男の静かな意気に戦況が加速する。
ヨルがシファーに光を放つも澱を祓えない。構わず灰蔦に光糸を絡ませると、シファーは淡々と宣う。
「痛いたすけてシファーしにたくない」
いや平然としているようで全然平静ではない。
表に出さず震えるシファーを光が包む。ロゼットが砂蔦2体とシファーの間に割り込み癒せば、蔦が彼女に集中した。
1体ずつ丁寧に対処する彼女からは地道な基礎鍛錬の跡が見える。だわはその安定感に快さを覚え、心置きなく灰蔦へ突っ込んだ――瞬間、遠間から飛来した影が正確に敵を射抜く。
砂丘。良い時機だ。
邀撃からの破脚砕。だわが手綱を左に引く一方、直進してすれ違いざまに斬りつけたシファーは毒を送り込めない。
離れんとする銀猫を逃さぬとばかり灰蔦は最後の襲嵐を3人に放つが、光糸が狙いを狂わせた。
駱駝が駆ける。馬が跳ぶ。咄嗟に躱した3人にロゼットが快哉を叫び、彼女はそのまま敵へ突撃する。
「澱の海に還りなさい!」
駱駝上で腰を捻り、引かれた右腕を螺旋の如くに突き出し祭棍を抉り込む!
その純戦士に劣らぬ衝撃は敵を怯ませるに充分すぎた。球状だった灰蔦が撓み、纏う空気が変ったのが肌で解る。
故に、出端を挫ける。
残る砂蔦を己に纏わり付かせたままゲルダは遠く灰蔦に意識を傾けていた。
数を減じた砂蔦など捨て置き灰蔦を討伐する。それがこの瞬間の最優先事項で、弓を引く邪魔にさえならなければそれ以外は些事に過ぎない。
だからゲルダは砂蔦を避けない。多少訓練したとはいえ駱駝に動かれれば狙いに影響するかもしれないからだ。蔦が絡みつくも微動だにしない。
「ゲルダ嬢、それは……」
「……お気になさらず。灰蔦を」
気遣わしげな貴族様に言葉を返し、じっと灰蔦を観察する。強弓。弦を絞ればぎりと軋みを上げた。月の如くに弓を張り、ただひたすらに敵を見据える。
腕の震え、呼吸の揺れ、大気の流れ。そうしたブレを織り込んで敵挙動を推測し、その時を待つ。
故に、ゲルダは機を逸しない。
とつ、と。いっそ呆気ない程の静謐さを以て研ぎ澄まされた矢が敵を穿ち、その間隙をヨルが衝く。
「例のあれはもう使えないのかい?」
最大攻撃さえなくなれば敵を待つ必要もない。ずっと灰蔦の後に行動し続けてきたヨルが、鬱憤を晴らすべく先陣を切る。
下段から伸び上がる祭刀。飛翔もできず灰蔦が宙で溺れる中、4騎が襲い掛かった。
さながらそれは敵の襲嵐のよう。灰蔦は意趣返しの如き連撃に耐え、反撃しながら逃亡機会を窺うも抜け目ないだわの邀撃が敵を縫い留める。
それでも耐えに耐えた灰蔦だったが、10秒強の後、遂にだわの斬撃で澱へと還ったのだった……。
●緑地にて
灰蔦を討伐し、残る砂蔦も殲滅した一行は、日が沈む頃に漸く緑地に辿り着いた。
ジュストとだわが休む間もなく馬の世話を始める傍ら、ロゼットは子爵家騎士や砂漠の戦士に依頼の途中報告をする。
ヨルが駱駝の世話について騎士に訊いていると、器用に四肢を曲げて座っている駱駝に寄りかかったシファーがか細い声を漏らした。
「いっぱい動いたらおなかすいた……ごはん……みんなはごはんたべたくない? シファーは食べたい。もううごけない」
その姿は完全に駱駝に寄生する軟体であった。報告を終えたロゼットが苦笑して手を叩く。
「じゃあ今夜は炙肉串でどう? 香辛料たっぷりのね」
脂が滴り香ばしい匂いが辺りに漂う。
ジュストがだわに騎乗戦闘を聞き、だわが騎士と砂漠の民に砂漠戦を尋ねる戦闘談義が盛り上がる一方、ヨルは相棒に背を預け、木々の合間から見える夜空を仰いだ。
ここにいない方の相棒と緑地で酒盛りなんてのも楽しいかもしれないな、と。そんな事を考えていたのが悪かったか、相棒がぶるると抗議の声を上げてくる。ヨルは瘤をぽんと叩くと、再び砂漠の星に目を向けた。
そして少女は、
(そういえば……以前この辺りに来た時は……)
思い出してしまえば途端に首に提げたそれの感触が気になってしまう。鎧の下、胸元に収まる孔雀石。その石の温もりは自身の体温――だけではない。
ゲルダは頭を振って深呼吸し、お肉に集中した。
巡回は明日まで続く。
比較的大物の這者集団の殲滅に成功した一行は、憂いなく砂漠の夜を楽しみ、明日に備えたのだった。
<了>
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:多い6 / 4〜6人
2022年04月29日 16時08分43秒 公開
相談掲示板
ウォーリアだ。だわと呼んでもらえれば。よろしく頼む。 ■目的 蔦の討伐。 討伐数が成功度に影響。 ■地形 V字地形の底に敵、片側頂上にPC。 底と頂上の距離は16hex。 命中、回避にマイナス補正。徒歩の場合は移動にもマイナス補正。 ■敵 砂蔦9体、灰蔦1体。 物攻、魔防が高い。物理攻撃回避スキル有。 最長射程12hex。足止め不可。 近付くとBSを含む強力な攻撃を行ってくる。 --- 地形について。 こちらが少し後退するよう下がれば砂丘頂上を遮蔽地形として利用することも可能かもしれない。 敵は食事中のようだから不意打ちを仕掛けたいところだな。反対側の砂丘頂上へ回り込んで挟撃を仕掛けるのも一手だと思う。 敵については……。 「ハリケーンウォール」は「自身がいるヘクス外からの間接物理攻撃に関する回避判定を自動的に成功させる」スキルだな。魔防が高く、物理は回避する魔物。……成程。 スリップ等のBSで削るか、早々に回避の手を尽きさせるつもりで物攻で殴るか。接近して攻撃するのもひとつの手だと思う。あとは燃やしたりだとか。 討伐数が成功度に影響するとのことだが、逃げそうになったら足止めというのが通用しない以上、まあ追い縋って殴り殺すことになるか。無理をしない範囲で。 それと、夕方開始だから夜間戦闘を見越した準備があると良いかと。 こちらは暗視を持ち込む予定だ。
キャスターのジュストだ、よろしく頼む。 足場の関係で工夫なしの徒歩だとこちらの移動や回避命中などが低下するのに対して敵側は移動や回避が高かったり、射程もそれなりにあるという面倒な相手だね。 だわ殿が触れてくれたように地形などを利用して奇襲を仕掛けることで数を減らせれば良さそうかなと思った。 バランス感覚やシーフのスキルがあれば徒歩でもある程度の動きは保証されそうだけど、俺は無難に騎乗してスリップダメージ与えられる系か能力低下系BS付与出来る魔法を主体にしようか考え中。 夜間戦闘を見越した視界の確保は俺も暗視かな。 明かりは攻撃を惹き付けたい人は敢えて持つのも良さそう。
ヒーラーの神官戦士ロゼット、参加したわ。よろしくね。 >挟み撃ち 砂丘から底部まで16へクスの距離があるから、奇襲の効果は 薄いかもしれないけど、移動と射程に優れたクリーパーだから 引き撃ちみたいに攻撃されると辛いし、挟み撃ちの方が良いかな? >敵の逃亡 「ホライゾナルジャンプ」がシーフのと完全に同じなら、 敵の移動力は最低でも5、逃げ始めたら追撃はもう難しそう。 目標を「砂蔦優先」にするのか、「灰蔦撃破」にするのかで、 攻撃役をあらかじめ割り当てておいた方が良いかもね。 >敵のBS効果 流血:回復効果の低下 行動阻害:命中、回避低下 束縛:移動力、INI、命中、回避低下 スリップ:継続ダメージ(強度10) 「スリップ」が強度10で、毎ラウンド生命100を 消耗する強力な効果だから、これに注意ね…。 ヨルとの調整もあるけど、BS解除はスリップ優先にするとか、 抵抗を上げる「ハウリングオブブルーフレア」を検討かなって。
ウォーリアのゲルダです。よろしくお願いしますね。 >挟み撃ち そうですね。逃亡阻止としてはよい案かな、と思いました。 解説にあるように、「作戦により後退して下りて回り込んだりするのも可」とのことですが 「敵を挟んだ先にも砂丘があり、敵は砂丘と砂丘の間の底にいる状況」とのことですので 上下からではなく、……このような形で、左右に分かれて挟み撃ちにするのが良いかな、と思いました。 【砂丘頂上】 ★→ 敵 ←☆ ↑ ↑ ★←←★☆→→☆ 【砂丘頂上】 >逃亡阻止 敵はホライゾナルジャンプを持っているとのことですので 【殺界】などの移動阻害スキルは、あまり有用ではないかもしれませんが あえて移動阻害用スキルを使用することで、逃亡に使う前にホライゾナルジャンプを使わせる――という作戦もありかなとは。 おそらく、わたしは【シーザーロア】で【執着】を付与する形になるかな、と思います。 どの蔓に対して使うかは、だわ様とご相談……でしょうか? 大きいのを受け持っても大丈夫ですし、小さいの複数体を受け持つ形でも問題ありません。 >視界について 解説に(暗視不要)とありますので、暗視や照明の有無が戦闘の判定に影響を与えることはないかなと思います。 他に有用なものとしては、バランス感覚、天眼、温度耐性などが挙げられるかなと。 馬もしくは駱駝を借りる場合は、騎乗や動物交感があると安心かもですね。
暗視不要は夕方時点での底の状況で、時間経過によっては必要になるかもという認識だったけれど、倒す前に逃げられるということを考えると時間はそこまでかからなさそうだし視界確保より他のスキルの方が優先度高そうだね。 逃げ出す可能性は砂の方が高そうだから砂を優先的に倒した方が数は稼げそうだけど、目標に関しては皆の意見を聞いて決めたい。 挟撃、俺は2つの砂丘の頂上から2つの砂丘間(底)へ攻めていくイメージだった。 底に到達したら片方は左、もう片方は右に展開する感じの……戦場と敵位置などのイメージや前提条件の認識が誤っていたら申し訳ない。 挟撃するならどういう構成にするかと、攻撃タイミング等のすり合わせも必要になるかな? あと逃亡をはかられた場合、その個体を追撃するのか他の個体を優先するのかは合わせておきたいと思った。 移動力的に本格的に逃亡をはかられたら既に指摘されているように追いつくのは難しいんだけど、背後をとられた状態で放置というのも良い気分ではないから。 ホライゾナルジャンプに関してはゲルダ嬢が挙げてくれたような形で発動をこちらで誘導出来れば不意を突かれずに対処はしやすくなりそうだね。
ヒーラーのヨル・スレイマン。宜しくね。 >挟み撃ち 二つの頂上から降りても、一旦退いて左右から回り込んでもいける⋯⋯んじゃないかな。 どっちも良いところがありそうだね。初手遠距離攻撃をぶち込むなら上からのがいいかもだし、左右から回り込むのは敵を逃しにくい気がする。 >目標優先 どっちも残すと厳しそうなんだよな⋯⋯。 砂蔦の数が多いうちに集中攻撃されると辛いし、灰蔦襲嵐もあんまり4回は食らいたくない感じある。 灰蔦の体力を考えると、砂蔦を半数くらいに削った後灰蔦集中攻撃⋯⋯⋯⋯とかが塩梅的にちょうどいいのかなあ。 敵数を早めに減らしたほうが、逃走の防止にもなるよ。 >追撃 こっちは6人だから、1、2体逃げたくらいで半数以上追撃に回るわけには行かなそうだよね。 諦めるか、1人追撃担当を決めておくかになるかなと思ったよ。 >BS ロゼット君の言うように、BS解除はスリップ最優先で良いと思う。襲嵐が範囲攻撃なのに対しBS解除は範囲スキルがないから、それでも2人がかりになりそうだ。 流血と行動阻害はブルーフレアの上昇である程度相殺できそうなので是非使っておきたいね。 挟撃するなら2人とも持っていても良い。 サルベーションオールは、他のBSも一緒に解除できるので持って行っておきたいと思ってるよ。
シーフ、シファー。 よろしく。 >挟み撃ち 左右回り込みのほうが囲い込めていいかなと思う。 シファーはどちらにしろ接近しないといけない……から、遠距離の人だけ 頂上に残ってもいいかもだけど >目標優先 出来るだけ数を先に減らしたほうが灰蔦の相手をするにもあんしんかな。 だから砂蔦を半分くらい減らしてからでシファーはいいと思う >小集団の統率者か、あるいは植物型だけに周囲の個体が全て灰蔦の子株なのか。ともあれ灰蔦が最も危険そうだ。 って書いてあるのちょっと気になるけど、灰蔦を先にたおしたら砂蔦に何か変化があったりする?きにしすぎ…? >追撃 追撃するならシファーがやろうかな 縛糸刃で【束縛】つけたら追いつける範囲になる?難しい?
>挟み撃ち 初期位置と向こう側にある砂丘からか、開けてる左右からか、 個人的にはどちらでも良いかな。利点・欠点も大差は感じない。 ただジュストの言うように、左右の抑えを意識するなら 最初から、左右からの挟み撃ちで仕掛けた方が良いわ。 開始前はともかく、いざ始まったら目の前の敵で手一杯だから、 そこはシンプルにした方が良いと思うの。 キャスターのジュストが、砂丘(高所)からの方が 魔法射撃を狙いやすい、というなら分かるのだけど。 シファーの言う3手への分散は、ヨルと2人でブルーフレアを 使うなら、できれば2手への分散でまとめて欲しくはあるわ。 >シファー >灰蔦を先にたおしたら砂蔦に何か変化があったりする? 不明ね。想像しかないから、考えても仕方ないかなって。 >縛糸刃の【束縛】からの追撃 良いと思うわ。移動を抑えたら、その場に近い 他の仲間からの第2撃も届きやすくなるしね。 >自身の今の予定 ラクダに騎乗。戦闘は近接物理を中心。 特性はブルーフレアと、サルベーションオール(仮) 汎用技能は「騎乗」、もうひとつは未定。 手分けするなら、テレパス要員はいた方が良いかしら? 習得はしてるから提案だけしておくわ。
>挟み撃ち 砂丘の頂上から丘までは16Hex、さらにその後ろの砂丘を同じ大きさだと仮定しますと 後ろの砂丘に回るまでに、移動力5の場合は4ラウンド、移動力3の場合は7ラウンドはかかるかなと。 その上で、敵に気付かれないように後ろの砂丘に登る……となると、少し難易度が高いかなと思いまして。左右での挟み撃ちを提案させていただいた次第です。 左右挟み撃ちでの気になる点としては、現在の位置的優位を潰してしまうこと……でしょうか。 遠距離攻撃手段を持つ方は挟み撃ちに参加せずに、砂丘頂上から攻撃というのもとても理にかなっているかなと。 その場合は、2:2:2で三手に別れる形になるでしょうか。 >撃破優先順位 現状の、ある程度砂蔦の数を減らしてから灰蔦の討伐に掛かる、という案に異論ありません。 >個人行動 下で蔓に対して《シーザーロア》で【執着】付与を、と書いたのですが メンバー的に遠距離から物理攻撃ができる人がいたほうがいいかな、と思いまして。 弓を持って砂丘頂上から攻撃をする役でも対応可能です。 他の方の行動次第ですが、「挟み撃ち参加+シーザーロアで執着付与」か、弓を持って「遠距離攻撃+灰纏消化」のどちらかを考えています。
ご、ごめんなさい……!リロード忘れです! >ブルーフレア 確かに、ブルーフレアのことを考えると二手に抑えるほうがよいかもしれませんが、 ううん……三手に別れる場合は、どちらかというと高所から攻撃する方よりも接敵する方々のほうが恩恵が大きいので――ヒーラーのお二方には左右の挟み撃ちに参加していただいて、挟み撃ち参加メンバーに対してブルーフレアを掛ける形になる……でしょうか。 ……その、他の方の意見も、是非お伺いしたいです。
> 挟撃 そうだな……敵を逃がさないことを考えれば、俺は二手に分かれての左右挟撃が良さそうに思う。 高所を取れれば地形の優位はあるが、それよりも二手の方が敵がどちらへ逃げても集中砲火で仕留めやすいように思う。他の意見も貰えるとありがたい。 こちらもテレパス持ち込みは可能だ。 > 蔦対応 砂蔦を半分ほど減らした後 灰蔦対応で良さそうだな。 灰蔦の「襲嵐」対策についてだが、執着の切れ目(自然回復したラウンド&その次のラウンド)が最も危険だろうから、光縛封で時間を稼いでもらうのも一手かと。ホライゾナルジャンプでは抜けられないと思う。 > 個人の動き 馬を借りる予定だ。汎用スキルの片方は騎乗になる。 弓での遠距離攻撃役、剣でのシーザーロア役のどちらでも対応できる。 もしゲルダがどちらでも構わないということであれば、俺は「シーザーロア役」の方に回らせてもらおうかと。 執着の後になるが、高回避の灰蔦に行動阻害(破脚砕)も食らわせておく。
>挟撃 じゃあ、やっぱり二手のほうがいいかな?とシファーは思う 位置優位はもったいないけどしょうがない >個人行動 壁歩きが砂漠でも効くのかわからないから、バランス感覚にしておく 特性は猛毒の刃、縛糸刃 アクションもスリップ、命中低下、回避低下つけれるBS付与メインでいく……つもり テレパスはシファーも持っていける 騎乗を入れる場所がないから迷うけど、せっかくだから駱駝乗ろうかな
>挟撃 そうだね、魔法だけじゃなく射撃も含めた遠距離攻撃を主軸にする人がいるなら高所から攻めた方が良いと思った次第。 ヒーラーの支援の回しやすさというか安定性と逃走防止に重きを置くならシンプルに左右二手に分かれた方が無難かなと思う。 ただ、現状出ているウォーリアがシザーロア役と射撃役に分かれ、シファー殿が機動性と束縛付与を活かして追撃に回るという動きを活かすなら、だわ殿とシファー嬢が左右に分かれ、ヒーラーの二人にも左右に分かれて貰って挟撃を担当して貰う。ブルーフレアは左右挟撃班に限定して使用。 ゲルダ嬢と俺が高所の敵射程圏外から射撃で攻撃集中。 もしシファー嬢が追撃に入ったり、左右どちらかが手薄になって抜かれそうな場合、高所から支援射撃を飛ばすことで抜かれるのを阻止。 といった感じの動きであれば、2:2:2の三手でも逃亡阻止自体は図れるのかな。 左右を抑えても、敵は砂丘側に逃げる可能性もないとは言えないから。 問題は敵が上に来た時高所班と左右挟撃班はどうするかって所だね。 一応スタティックフィールドで移動阻害は付与できるけど。 >攻撃タイミング 有効範囲に収まりそうだし、テレパスで合わせるので異存なし。 二手に分かれる場合は他の方に任せようと思うけど、三手に分かれるなら俺も持っていくよ。 >撃破順 まずは砂を半数程度に減らしてから灰に集中するで賛成。 懸念としては灰がそれまで大人しくしていてくれるかってとこかな? 積極的に迫ってこられると砂を減らしにくいし、光縛封で抑えておくとか?
>挟撃 ■【砂丘頂上】 ↑ ┐ ーーーーーーーーーーーーーーーー 16hex │ ○ 砂蔦×9 ○ ↓ 32hexくらい ○ 灰蔦 ○ ↑ │ ーーーーーーーーーーーーーーーー 16hex │ ○ ○ ↓ ┘ □【砂丘頂上】 はいちは仮なんだけれど、あと距離はこういうにんしきでいい? 例えばこういうはいちになった時確かに、ジュストの言う通り2:2:2で分かれていると、 カバーできない方角は■の砂丘方面だって予めわかるからどっちに にげるかをあんまりずっと気にしておかなくてよゆう出来るかな…とおもう シファーも追撃が必要になったらすぐ動けるとおもう 遠距離ぐみの方にきたら移動阻害でとめてくれたら処理にまわれそう
高所が取れるのは良いよね。これだけ数がいると、射線を塞がれる可能性もあるし。 左右挟撃班+高所の3組構成なら、言われている通りブルーフレアは左右に限定でも良いと思う。 高所組は灰から射程5範囲に入らないように動けば、多分BS対応的には問題ないんじゃないかな。ブルーフレアに火力増加はないしね。命中はちょっと惜しいけど。 >灰の抑え 光縛封で抑えられれば、敵に魔攻が無いから効果高そうだね。 光縛、高さは4相当でそんな高くないので、場合によっては抜けられるかもだけど。それでも1ターンはきっと封殺できると思う。俺が持って行っても良い。 その場合はサルベーションオールを落とすことになるかな。 >挟撃 シファー君はわかりやすい図をありがとう。 一方だけ空く形は、確かに逃走に備える分には良さそうだ。何より最初の方は、バラけて多方面に同時に逃げられるのが一番困る。 >テレパス 俺も持っていけるよ。
ジュスト様は具体的な行動案を、シファー様は判りやすい図をありがとうございます……! >だわ様 調整ありがとうございます。 こちらも弓を持っての遠距離攻撃で問題ありませんので、わたしが遠距離攻撃役を担いますね。 その、……大変かもしれませんが、よろしくお願いします。 >灰の抑え 光縛封ですが、10mの高さで天井がありませんので……ホライゾナルジャンプ相当の飛翔で抜けてしまいそうかな、と思いました。 飛翔を使わせるという観点では有用かなと思いましたが、封じるという意味では少し効果が薄い気がしました。 そう、ですね。……だわ様には少し負担を強いる形になってしまいますが 初手で灰蔦に対して【執着】を付与できれば確実かな、と。 だわ様が灰蔦のお相手をしてくださっている間に、砂蔦を撃破。 数が半分程度になったら灰蔦の討伐に移行、という形がよいのかな、と思いました。 >個人行動 現状ですが、初手で直径3hexの物理範囲攻撃である《炸光矢3》を使って、範囲内の敵の砂纏・灰纏を使わせてしまおうかなと思っています。 敵味方の識別ができない範囲攻撃ですので、タイミングは他の方の左右挟撃の直前になるようにしたいなと。 INI20は確保できていますので遅すぎることはないかなと思いますが、気に留めていただけると嬉しいです。 あ、もしも初手の《炸光矢3》に不都合がありましたら仰ってくださいね……! その後は、班分けで優先順位は変わりますが、各個撃破という形になるかなと。 BS付与は他の方にお任せする形になってしまいますが、命中と物理攻撃を重視して火力役を担えたらと思っています。
おおよそ案は絞られた、かな? シファーの図、初期の高所と開けた左右から、3方向の攻めで。 >配置 私は右側からにしておくわ。組むなら、だわかシファーかな? 私は生命+物防を重視した、壁役ステータスね。火力は並み。 >スキル予定 特性:ブルーフレア、サルベーションオール 汎用:騎乗、テレパス アク:強打3、ヒール3、残りは組む相手次第で調整 >ゲルダ >《炸光矢3》 私は構わないわ。ゲルダの炸光矢が、まわりこんだ左右では ブルーフレア使用で切り込むタイミング、というぐらいかな。 >敵が上(空いてる側)に移動した場合 シファーの縛糸刃みたく、移動を制限して足を鈍らせつつ 可能な限りは撃破を目指す、かな。敵の耐久力が不明だから、 ハッキリとは線引きしづらいけど。 >光縛封 私は不使用で。サルベーションオールは1つは用意した方が 良いと思うから、使用の是非はヨルの判断と他の意見に任せるわ。
>光縛封と飛翔 あっあっあっすまない、ちょっとホライゾナルジャンプの記述勘違いしていたみたい。 抜けられても光縛結界の高さ分(移動4)消費できるならアリだな、と思ってたけど、この書き方だとそもそも結界の高さは関係ないですね⋯⋯⋯⋯???? 強いな⋯⋯。 これならどっちかというと、BSを適当にかけておいた方が飛翔自体は封じれるくらいだね。 飛翔を誘発はできるけれど、同ターンのそれ以外の行動を一切阻害できないのはあまり良くない。 というわけで光縛封はやめておく。だわ君の執着の切れ目の襲嵐に備えるなら、そのタイミングでBSをかけるか、多分ロゼット君と同じくサルベーションオールを持つか、万が一に備えてハイパーヒーリングオーラが良いかもしれない。 少し考えておくね。 >炸光矢 初手の炸光矢は了解。タイミングをその後にできるように備えておくよ。
> ゲルダ 弓役を引き受けてくれてありがたい。 炸光矢についても異論はないがひとつ気になるとすれば……不意打ちでの攻撃により相手が回避体勢を取れておらずハリケーンを消費させられない可能性か。それはそれで物理攻撃が通るなら良し、だろうか。 > 灰の抑え こちらこそすまない。ホライゾナルジャンプは上方移動できるのだったか……認識できていなかった。通り抜けできない壁等という扱いになると思ったが。 襲嵐対策の検討助かる。こちらでも執着を可能な限り付与しておけるよう尽力しよう。 > 配置 俺は灰蔦を引き寄せることになるが、他メンバーから引き離すまでの間に範囲攻撃を使われる可能性を考えるとロゼットと組む【右】へ行くのが良さそうかと考えたが。 他の意見があれば貰えると助かる。 >個人予定 先述の通り灰蔦対応。 執着を付与して襲嵐に巻き込まない位置へ誘導しつつ行動阻害を入れて近接物理で殴る。 ステータスは物防&付与重視、攻撃は控えめになると思う。 特性:シーザーロア2、強靭3 汎用:騎乗、(未定。状況見て調整) アク:破脚砕3、強打3、装甲防御2 x2枠
>挟撃 ■【砂丘頂上】 ーーーーーーーーーーーーーーーー しふぁー○ 砂蔦×9 ○ろぜっと よる○ 灰蔦 ○だわ ーーーーーーーーーーーーーーーー ○げるだ ○じゅすと □【砂丘頂上】 (初期位置) ここまでのおはなし纏めるとはいちはこう? >砂、灰のホライゾナルジャンプ PCのものとおなじなら移動・回避に対してBSあればそもそも大丈夫そう…? 脛撃、縛糸刃両方つかえそうだから砂蔦のしょりでどれくらいスキル消費するかわからないけど… あと灰蔦のかいひが高いから当てられるかちょっとしんぱい >個人予定 特性:縛糸刃、 猛毒の刃 汎用:テレパス、バランス感覚 アクション:エアーライド、反応強化2、腱撃、脛撃
こちらのプレイングに下記のようにざっくりとした連携方針を記載しておく予定だ。 もし認識に相違あれば指摘してくれ。 === ■班分け 現在地点(砂丘頂上)から以下の3班に分かれて3方向から挟撃する。 【右班】&【左班】 現在地点から見て敵群の右と左(砂丘間の谷)へそれぞれ位置取り、左右への敵逃走を抑え込む。 【頂上班】 現在地点である砂丘頂上に残り、高さの優位を活かして敵へ遠距離攻撃を行う。 現在地点から見て、敵を挟んで反対側の砂丘頂上方面は敵にとって道が開ける形になるため、敵が逃走するならそちらのルートへ向かうことを最も警戒。
出先なので、取り急ぎ。 俺も光縛については失念していた、申し訳ない。 だわ殿は方針記載助かるよ、ありがとう。 シファー嬢が懸念している敵の回避の高さだけど、執着がついている間に重撃射3が当てられたら幾分か回避下げられるから試してみようかと。 ゲルダ嬢が炸光矢を打つならお任せするね。 もう少し細かな自行動についてなどはまた後ほど。
あ、挟撃についての最終的なイメージはシファー嬢が纏めてくれた内容で俺は相違ないよ。 >自行動 射撃に集中出来るように銃眼光壁の設置、あと此方のホライゾナルジャンプと同じなら移動阻害かかった状態での発動は出来ないと思うので此方に向かって来た時用にスタティックフィールドを考えていて。 あとは回避低下付与、命中と物攻あげた射撃で各個撃破の助力が出来ればと。 >スキル 特性:クレネルウォール、スタティックフィールド 汎用:騎乗、テレパス アクション:重撃射3、精密射撃3、鋭射、あと1枠は検討中
シファー君はまとめありがとう。だわ君も方針記載感謝だよ。 >灰への光縛封 回避にBSを入れる人が存外多いから、これなら全然入る可能性あるな。 二転三転してしまって大変大変申し訳ないけど、やっぱり持っていくことにする。 1T止められればだわ君の執着の切れ目はカバーできるものな。 >命中 ブルーフレアの命中のバフは効果高めなので、結構いける気がする。 先にジュスト君の回避デバフが入れば、流石に当たらないことは少ない⋯⋯んじゃないかな。 >個人の動き 基本、近距離で戦う人の近くでフォローをしていく形になると思う。 BS解除はスリップ>束縛優先。スキルは聖別とヒール系をメインにする予定。 ←側を開けないようにしたいので、敵逃走時の追撃者のフォローには基本動かないつもりなのけど、テレパスは持っておくので不味い時は声をかけてほしい。
ロゼット 私からは、もう特に無いけど対灰蔦でアクションの 1枠に味方への攻撃アップ「輝刃」を入れておくわ。 敵への回避ダウンは複数人が用意しているようだし、 それなら攻撃があてられる間に、敵の生命を削り切るために。 灰蔦は襲嵐があるから大勢で詰め寄るよりは、だわやシファーに 攻撃アップをかけておく方が、負傷やBSも減らせるしね。 もちろん回復・BS解除はきっちり使っていくわ。
だわ様、方針の記載ありがとうございます。 ですが、【頂上班】についてはおそらくこちらでもプレイングに記載しますので、もし字数に余裕がなければ削っていただいても問題ないかなと。 (今回の作戦内容でしたら、【左右班】と【頂上班】それぞれのプレイングがあれば齟齬なく成立すると思いますので) >配置について 左右に回る際は、少し後退してから回り込むように移動する――とした方が、敵に気付かれにくいかなと思いました。 イメージ的には、砂丘の影に隠れながら移動するイメージでしょうか。 同じく頂上班のわたしたちも、左右の方々の準備が終わるまで砂丘の頂上よりやや後退した場所で待機、というのがよさそうかなと。