【奇貨】冒険者商会始動
真柄 葉
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シナリオID:2067
オープニング
開祖『王・華江』の名を冠したこの街は、開祖が東方の出身であった影響から、その故郷の姿を色濃く反映していると言われ、シャルガネとはまた違った東方風の街並みが特徴的な街である。
街を縫うように流れる運河には沢山の小舟が浮かび、朱を基調とした絢爛な木造建築が街を彩る。街往く人々には活気があふれ、夜には沢山の赤提灯に照らされた街並みが幻想的な雰囲気を醸し出していた。
そんな独特の発展を遂げてきた『華江』の一角で。
「ふむ、『噂話カフェ』か」
「はい、これがその概要なのですが――」
商会の事務所にてシーガル=ロニスクはドウセツ=ミクニに新商会の計画書を提出した。
シーガルが一週間ほとんど寝ずに書き上げたその計画書は、貴重な『紙』を使用し、300頁にも及ぶ分厚さを誇る。
「……ふーむ、大体の概要はわかったが、随分と曖昧な物を扱うのじゃな」
一通り目を通したドウセツがルーペを置き顔を上げた。
「そうですね。確かに曖昧です。
――――私は商いを初めて5年ほど経ちますが、この程度の経験では残念ながら海千山千の商会主たちの足元にも及ばない。そんな先達たちと鎬を削り合うには何をもって武器とするのか。それを昼夜考えました。
冒険者ギルドへ赴き、冒険者仲間に助力を仰ぎ、知恵を借りました。流石、大陸狭しと駆けめぐる仲間達です。沢山のアイデアを得る事が出来ました。その中で出たのが『情報』です。もちろん、既に確立しているミクニ商会の日用金物の販路を引き継げればという案も出たのですが――」
と、そういうとシーガルはチラリとドウセツを見た。
「それではわしの期待に応える事が出来ん。そう考えたのかの?」
「はい、その通りです。ミクニさんがどうして冒険者による商会を立ち上げさせようとしているのか、残念ながら真意はまだ測れていませんが、ただ事業を引き継ぎたいだけなら、この様な申し出はされないと考えました」
「うむ、その通りじゃな」
「ですから、『情報』という商材を扱う事を決めました」
そういうとシーガルは計画書の頁を捲った。
そこには几帳面な字で、『情報』に対する扱い方、広め方、集め方、集積方法、そして、それを使ったビジネスまで、事細かに書かれていた。
「情報屋をしようという訳か」
「情報屋……とは少し違います。どちらかと言えば、『情報の集積場』でしょうか。
この大陸に星の数ほどあり、今も増え続けている『情報』の最速の伝達者、それが冒険者です。しかし、今までは冒険者の得た情報はあくまで個人のものでしかありませんでした。それを集め、貯え、販売する。そう言う事が出来れば、曖昧な『情報』という商材であっても、金にも勝るものとなるのではないかと考えたのです」
と、シーガルは一息に説明すると、一呼吸置き。
「ただ、それを必要とする人々はそれほど多くない」
「じゃろうな。それだけでは商売として成り立つか不透明じゃ」
「はい。そこで――――この案です」
「カフェか」
次にシーガルが捲った頁には、がらんどうとなっている倉庫を使ったカフェの案が記されてある。
「先日、リブラネスタの『踊る小熊亭』を見てきました。とても素晴らしい酒場でしたよ。まさに『情報の集積地』の一つの完成形だと感じました。あれほどの酒場とまではいきませんが、準ずるレベルの場所にしたいと考えています」
その後も、二人は新商会について語り合う。
ゆくゆくは物質的な商品にも手を出したい。ドウセツが長年をかけて構築した販路を廃れさせるのは損の極みだと。
それに冒険者が商会をやっているので、護衛が要らない利点もある。
料理自慢、一芸自慢の冒険者も多い。それらのスキルを活かせる店作りも可能ではないか。
商会の規模が大きくなれば「支店」も出していきたい。冒険者で商売人を目指す者を支援し、商店として各地へ出店させ、情報の集積地の一翼を担ってもらいたい。
300頁にも及ぶ計画書には、それら未来の展望も事細かに記されていた。
二人が時間も忘れ、新商会について語り合う。
何時しか日も傾き空が赤く染まりだした頃だった。玄関先から人の気配がした。
二人は廃業した商会に来客なんて、と顔を見合わせつつ、階段を下り玄関へと赴く。
そこには屈強な護衛を従えた人のよさそうな男が立っていた。
「タオさんか」
「こんにちは、ミクニさん。お元気そうで何よりです」
タオと呼ばれたその人物は、二人を交互に見ると糸目を弧にし笑顔を作る。
「うちに何か用かの?」
しかし、ミクニは笑顔も返さずさっさと用件を求めた。
「まずは、おつかれさまでした、と申し上げておきます」
「それはどうも」
「……今日はこの場所についてご提案に上がりました」
ドウセツの素っ気ない態度にも表情を変えず、タオと呼ばれた男は単刀直入に用件を述べる。
「ここはミクニさんが長きにわたり商いをされてきた場所です。長年華江の繁栄にご尽力されてきた。それをお年を理由に廃れさせるのは実にもったいない。そこで我々タオ商会がこの場所を譲り受け、新たに活用していこうと考えた次第です。
どうでしょうここを譲っていただくわけにはいきませんか。ここは華江でも一等地です。ご満足いただける額を用意させていただきますよ」
「ふむ」
「悪い話ではないと思いますが」
「そうじゃな。悪くない話じゃ」
「では――」
「じゃが断る」
ドウセツの返答に、タオの笑顔が一瞬歪んだ。
「他の商会が商談に訪れているのであれば、それを上回る額を用意しましょう。ミクニさんに損はさせませんよ」
「残念じゃが、金額の問題ではない」
「金額ではない? ……理由を窺っても?」
「簡単な事じゃ。この場所は既にこの青年――ロニスクさんに譲った」
そう言って、ドウセツはシーガルの背を押し前に出すと、タオは糸目がわずかに開き、シーガルを品定めする。
「……この青年に、ですか。ミクニさんに後継ぎがいるとは知りませんでした」
「血縁ではないがの」
「……それはそれは。わかりました、私もすぐに商談がまとまるとは思っていませんでしたので、今日はこれで失礼します。また後日改めてお伺いしますよ」
「何度来ても答えは変わらんぞ」
タオは二人に軽く会釈すると、笑顔のままに踵を返す。
護衛の二人が厳めしく睨み付けてくるが、それも一瞬の事ですぐに去っていった。
「……あれがタオ商会当主、ユベール・タオですか」
「いけすかん奴じゃよ」
「よろしかったのですか。タオ商会と言えば華江だけでなく同盟領内でもかなりの実力者です。あのように……」
「構わん構わん。そんな事より、続きを聞かせてもらえるか」
「え。は、はい、もちろんです。――それでですね。ゆくゆくはカフェとしての評判も上げて――」
二人は先ほどの来客を忘れようとするかのように、話を再開させつつ階段を上がっていく。
冒険者達による商会は、ようやく始動へと向け走り出す――――。
解説
マスターより
リプレイ
「おぉ、何も入って無いガチの倉庫は広いなー!」
新たな商会の拠点となる倉庫を見渡したナハシュが感嘆の声を上げる。
「ここに『噂話カフェ』が出来るんですね」
「はい、『情報の集積地』となれるような立派なカフェにしたいと思っています」
倉庫を眺めながら呟いたトーラに、シーガルが応えた。
「『噂話を扱うカフェ』にかけた『噂のカフェ』なのだな」
そんな二人の会話にストレガ・L・リベルガストラが交じる。
「情報を扱うのが主目的だが、別にカフェで人気が出てもいいのだ。商会の運営資金の足しになればなお良しなのだ」
「なるほど、噂の噂話カフェかぁ。情報の売り買いができるっていうだけでも心惹かれるけど、カフェでも人気が出るといいねぇ」
「はい、何だか素敵な場所に出来る気がします! 皆で頑張りましょう!」
ストレガの話を聞きパヴェル・A・サムルガチェフとトーラは互いに頷いた。
「しかし立派な建物だな。ドワーフが作ったものか」
「ああ、そうじゃ。200年は経っているらしい」
ベルク・オスマットの呟きにドウセツが答える。
どっしりとした石造りの倉庫は確かに古さは感じるが、朽ちている様な感じはない。むしろ下手な建造物よりよほど丈夫に見える。これなら、多少の無茶は可能だろう。
「いよいよ、噂話カフェ始動ですか。楽しみですね!」
そんな倉庫を見つめながらレイヤ・ダライ=カホールは目を輝かせる。
「何をするにしてもまずは準備アルね」
「うん、依頼期間も有限だし、さっそく打ち合わせを始めよう」
牛・奶の言葉に頷いたアドルフ・ジーノが、倉庫の見取り図を壁に貼り付けた。
●
「今回やるべき事は大きく分けて3つ、店舗への改装、メニューの考案、『情報』の取り扱い方法です」
見取り図の横に取り付けた黒板に、シーガルが大きく三つの目標を書き込む。
「それぞれ、得意とする分野ややりたい分野に手を上げていただけますか?」
シーガルがそう問いかけると、冒険者達は互いに視線を合わせ、それぞれ担当する分野に手を上げた。
改装にナハシュ、トーラ、ベルク。
メニュー開発に奶。
情報の扱いについてレイヤ、アドルフ。
そして、パヴェルとストレガは改装とメニュー開発を兼任する。
分担はすぐに決まり、早速作業に取り掛かった。
「シーガルさん、ちょっと街を見て来てもいいアルか?」
「ええ、もちろんかまいませんが……ああ、メニューのヒントを探しに行かれるんですね」
「その通りアルよ。当面のお客さんはこの街の人になるアル。ならこの街の食文化を知る必要があると思うアルよ」
「ふむ、それならわしが案内しようかの」
と、奶の提案に応えたのはドウセツだった。
「この中でこの街に一番詳しいのはわしじゃ。どうかな、お嬢ちゃん」
「助かるアル! よろしくお願いするアルよ」
奶はミツクニの手を取り、ぶんぶんと振った。
●
改装を担当する5人はシーガルを交え、打ち合わせを続ける。
「仕入れるもんが仕入れるもんだしな。やっぱ、防音は必須だと思うぜ」
ナハシュが提案したのは、ロフト部分を使った個室の案。
商品としての『情報』という秘匿性の高いものを扱う以上、外部への流出へは最大限の注意を払わなければいけない。
ナハシュは見取り図を眺めながら仲間達に意見を求めた。
「それは確かに。もしかすれば冒険者ギルドよりも大変な情報を扱う可能性もある訳ですもんね……私はいいと思います」
トーラに倣う様に他の者達も頷いたので、ナハシュの案は決定される。
「店構えをカフェとするのであれば、食事を作る場所が必要だな」
「そうなのだ。キッチンは必須なのだ」
次に、ベルクとストレガが声を上げた。
『カフェ』というからには当然、口に入るものを提供しなければならない。ストレガは見取り図のロフト下を指さす。
「いや、キッチンももちろんだが、それを扱う者達のスペースも必要だ。調理師や給仕の休憩所。後はそうだな、保管庫も必要か」
「食材の保管庫は私も欲しいと思っていたのだ。冷蔵用の紋具を使って――」
「ふむ、ではこの辺りにどうだろうか。ここであれば導線を確保しつつ――」
二人は見取り図を眺めながら、従業員達が使うスペースについて議論を交わした。
「それじゃ、俺はあかりを呼び込むかねぇ」
「あかり? 照明用紋具ですか」
天井を見ながらぽつりと呟いたパヴェルに、トーラが首をひねる。
「夜は紋具頼りになるかなぁ。でも昼間は、自然光を使わないとねぇ」
「ああ、なるほど。天窓をつけるんですね」
「そうそう。構造的には問題なさそうだから、屋根に『窓』をね」
そう言ってパヴェルは、天井を指さし答えた。
「よければお手伝いしましょうか?」
「いや、ナハシュが手伝ってくれるって言ってるから任せるよぅ」
「そうですか。それじゃ、私はこっちに手を入れましょうか」
と、トーラはパヴェルとは逆に地面を指さす。
「地盤?」
「いえ、水です」
「水か……でも、この街に上水道はなさそうだけど?」
「はい、それは井戸を使わせてもらいます。私が考えたのは水の流れです」
そういうとトーラは見取り図に指を這わす。
幸いこの華江は水資源が豊富らしい。事務所の裏に井戸もあるから倉庫まで水を持ってくるのはそう難しくない。そして水は様々な用途に使える。
「倉庫の床が石打なので、掃除するのに水を使えればいいかなと思ったんですよね。あと排水の為に、こう傾斜をですね――」
今度はジェスチャーで排水装置の仕組みを説明するトーラ。対してパヴェルはそれが実現可能か頭で思い描く。
「下水道がないから、排水は運河に流す必要があるなぁ。となると必要なのは『溝』かぁ…………ああ、いけるんじゃないかなぁ」
パヴェルは早速と黒板に排水装置に草案を書き記した。
「それじゃ、早速……あ、水を引くための入口なんですけど――」
「ああ、井戸から引くにしても一工夫欲しいねぇ――」
二人は更に設備についての話を詰めていく。
●
「さてさて、情報を扱うといっても色々ありますが、どの様なものがベストでしょうね」
「一概に情報と言っても色々あるからね。情報の精度もそうだし、重要度もそう。ただ、重要な情報ばかり扱っても買い手がいないんじゃ商売にならないから、工夫は必要だよね」
レイヤとアドルフは、華江冒険者ギルドと交渉する為、ギルドへ向かっていた。
「すぐに手に入る情報――娯楽的な物語や大まかな世界情勢でしたら、瓦版や吟遊詩人の歌で知れますし、一般の方ならそれこそを求めていますよね。鮮度の低い情報や、眉唾の噂なんかも、扱いようによっては十分な商品です」
「うん、それも立派な商品だね。結局は誰に売るかが重要なんじゃないかな。だから『噂話カフェ』の身の丈に合った商品を扱いたいなって思うよ」
「そうですね、いきなり機密情報なんて扱っても、誰も信用してくれないでしょうし。初めは本当に『噂話』から始めるのがいいのかもしれません。例えば、頼んだメニューの材料の産地や店に飾った調度品に興味を持ったお客さんに、ちょっとした噂の一部をお話しして、『これ以上の情報が欲しかったら、調べますよ?』……みたいな売り方も出来そうです」
「ふふっ、カホールさん、ちょっと悪い顔してるよ?」
「うっ、そんな変な顔してました?」
ムニムニと表情をほぐすレイヤに、アドルフはくすくすと笑った。
二人は華江の特徴的な街並みを眺めながら言葉を交わす。
「ともかく、ギルドの情報が使わせてもらえるか聞いてみないとだね」
話を弾ませている間に、二人は朱の柱が特徴的な建物の前へと辿り着く。
ここが華江冒険者ギルド。二人は並んで建物へと入っていった。
●
「ここが華江の市場アルか。すごい活気アルね!」
ドウセツに連れられ奶が訪れたのは、華江でも一番大きな市だった。
肉や魚、果物に野菜、果ては見た事もない様な怪しげな食材迄、ありとあらゆるものが並んでいる。
「華江もずいぶん大きくなったからの。色々なものが入ってくるようになった」
「むむ。という事は昔はそんなに賑やかじゃなかったアルか?」
「そうじゃな、わしが若い頃は村か街か判別がつかん程度の規模じゃった。まだ人も少なくてのぉ。それがこの十数年で一気に……っと、そんな事よりも食材じゃったな」
つまらぬ話をしたなと謝ってから、ドウセツは奶が探す茶葉を扱う店へと案内する。
「不思議な匂いがするアル」
奶はスンスンと鼻を鳴らし、店に漂う匂いを嗅いだ。
「半発酵茶の匂いじゃな。他の地域にはあまりない、この街の特産じゃ」
そう言うと、ドウセツは店の奥に並ぶツボを指さした。
「特産! いいアルね、是非飲んでみたいアル」
興味を引かれた奶を見て、ドウセツは店の主人と交渉。試飲させてもらえることとなる。
『華茶』と呼ばれるそれは、淹れ方も独特で見ていて実に面白い。
料理を得意とする奶ですら、初めて見る淹れ方、そして――。
「香ばしくてスッキリしてるアル」
味だった。
「この街ではありふれたものじゃが、これも出すのか?」
「もちろんアル! 他にもこの街特有のものがあれば試してみたいアル」
と、奶は店の主人と交渉する。結果、『華茶』以外にも、ジャスミンの茶や発酵茶『香茶』など、いくつかのお茶を仕入れた。
「ドウセツさん、珈琲はこの街にはないアルか?」
「珈琲か。あるにはあるが、それほど質の良いものは望めんかもしれんな」
茶の店を後にした二人は、次の食材を求め市場を往く――。
●
「キッチンで使う水なんですけど、壁を抜いて事務所裏の井戸へ直接行けるようにできないでしょうか」
キッチン周りの墨だしを行っていた二人に、踏み台を作り終えたトーラが問いかけた。
「ふむ、壁か」
「はい。水を運ぶのにわざわざ倉庫をぐるっと回ってくるのは大変かと思いますし、お店が開いている時は、お客様の眼があるので運べないですよね」
「確かにそうなのだ。水を運ぶのももちろんなのだが、勝手口的なものもあれば色々と便利だと思うのだが……どうなのだ?」
トーラの案に賛同したストレガが、建築知識を持つベルクに問いかけた。
元が倉庫だけあり、ここには正面入り口以外に出入り口はない。トーラの言う様に、何か物を運ぶのなら正面入り口しかない訳だが、勝手口を作るのなら別導線を確保できる。
「――――抜いた壁を補強する様に柱を立てて……うむ、いけるだろう」
二人の案を受け、建築知識を生かし答えを導き出したベルク。
「おっ、本当ですか!」
「それなら窯も外に出せるのだ。倉庫の中で火を使うと排煙が大変なのだ。薪を使う窯は外に作るのがいいのだ」
「あ、わたしもパン窯出来ればいいなって思ってたんですよ! あの裏庭ならパン窯も作れますよね?」
「耐熱煉瓦がそれなりの数必要。後は雨風を凌げる屋根か……うむ、不可能ではないな」
二人の疑問に答える形で、ベルクは手元にある図面に新たな図を書き足していく。
「キッチンの火は発熱用の紋具を使用すれば、煙の心配はしなくていいでしょうか」
「いや、紋具を使ったとしても食材から出る匂いや煙があるのだ。やはり換気用の窓は必要と思うのだ」
「であれば、こちら側にも換気と光取り用の窓を設けるか」
図面には新たな図が次々と書き足されていく――。
●
ギルドでの話を終えた二人が建物から出てきた。
「カフェで使う為に、依頼で話題に上がった各地の特産品とか流行の情報なんかを融通してもらえないかなとも思ったんだけど……なるほどね」
「個人利用の範囲でどうぞ、って言われちゃいましたね。とてもいい笑顔で」
二人は先ほどのやり取りを思い出す。
「きっと、ギルドとしては大きな問題が起きない限り個人でこっそりと情報転売をやっている程度なら黙認はできるんだと思う。だけど、組織的な商売に『取引』の形で加担はできないぞ、って事なんだろうね」
「扱うものがものだけに、色々と政治的な問題とかあるのかもしれませんね」
報告書の閲覧は冒険者なら自由にできるし、一般人でも軽い審査で閲覧が可能。
しかし、それが営利目的となると話は違うのだろう。はっきりと言わない辺りグレーゾーンなのかもしれないが。
「藪を突いて、ギルドとの関係が悪くなるのはよくないよね。報告書の持ち出しもダメだったし、結局、ギルドの報告書はあくまで参考として、売るべき情報は自分達で仕入れろって事かな」
「情報を扱うって思ったより大変ですね」
ギルドが持つ情報が有用なだけに、取り扱いは難しい。二人はあれやこれやと意見を交わしながら次の目的地へと向かう。
「あ、市場が見えてきた。皆に頼まれていたものを探そうか」
「はいっ。ドウセツさんと懇意にしていたドワーフ職人さんも来ているらしいですし、いい品が仕入れられるといいですね」
二人は賑わう市場へと足を踏み入れた――。
●
店作りが始まって3日が過ぎた。
冒険者達の手際いい作業のおかげで、店作りはすこぶる順調。
材料の買い出しがほぼ終わり、いよいよ設備の設置やメニューの開発に移っていた。
「ナハシュさん、塗料と施工職人の手配終わりました。明日から入ってくれるそうです」
ロフト部分へ報告に訪れたシーガル。彼はナハシュに協力し、街で塗装職人を探してきていた。
「お、シーガルいい所に来たな。ちょっとそっちに立ってくれるか?」
「こちらですか?」
シーガルはナハシュに言われたように板の前に立ち、二人は一枚の板を挟むように対面する。
「んじゃ、板に耳をくっ付けて見てくれ」
「板に耳を? わかりました、こうですね」
「それじゃ行くぞ…………わっっ!!!」
「……わ?」
「ん、成功みたいだな」
「えっと、どういう事でしょう?」
満足げに板を回り込んできたナハシュに、シーガルは首を傾げた。
「この板だ。防音用に考えたんだけどな――――」
と、ナハシュはシーガルに板の事を説明する。
この板は、ロフト部分に作る予定の防音壁。薄い板と板の間にコルクとフェルトをこれでもかと詰め、音が外部に漏れない仕組みを作り上げた。
「中に詰めた素材はどっちも音を吸うらしいから二重にしてみたが、大正解だったな」
「すごいですね。なんだかこれだけでも商品になりそうだ」
「おっ、売るか?」
「そうですね、いずれ商品として扱ってみたいです。それまで製法は内緒と言う事でお願いします」
両手を合わせるシーガルに、ナハシュは悪戯っぽく微笑むと――。
「高くつくぜ?」
「そこは共同経営者としてのよしみで何とか」
「んじゃ、貸しだな」
「では借りておきます。無担保で」
二人は板を前に笑い合う。
「なんだかとても楽しそうですね?」
そんな二人の元へ、トーラが階段を上がってきた。
「トーラか、どうした?」
「ちょっと、シーガルさんに話がありまして」
と、トーラはナハシュに答えるとシーガルの前へ。
「シーガルさん!」
「は、はい?」
真剣な眼差しで見上げてくるトーラに、シーガルは思わず居住まいを正した。
「冒険しましょう!」
「……へ?」
「冒険しましょう、シーガルさん!」
ぽかんと口を開けるシーガルに、トーラはずいッと詰め寄る。
「正確には冒険者としての経験を積みましょう! 冒険者が商会やお店をやるっていう事で、他の店より格段に安全だとは思います。でも、冒険者にだってレベルがあるんですよ」
「え、ええ。それは知っていますが……」
「でしたら! 経験を積んで冒険者としてのレベルを上げれば、色々出来る事が増えます!」
「経験……まさか、私に依頼を受けろというんですか?」
「そうです! ギルドで依頼を受けましょう!」
「トーラの言う通りだな。シーガル、お前も冒険者なんだし、俺等ばっかに頼らず、自分でもある程度は出来るようにならなきゃなぁ?」
ぐいぐい来るトーラから逃げるように背を逸らしたら、後ろから肩を掴まれた。
「依頼をこなせば金も手に入る。運営資金の足しにもなるんじゃねぇか? それに冒険者として経験を積めば色んな技も会得できるし、一石二鳥だろう」
ナハシュはシーガルを掴んだ手にグッと力を入れる。
「そうです、特に【マジカルポケット】や【エリアサイレンス】なんかは、商売にもとても有効だと思いますよ」
「ああ、【エリアサイレンス】はいいな。この壁とそのスキルがあれば密談し放題だ」
そういってナハシュは、立てたばかりの防音壁を叩いた。
「絶対外に話が漏れない秘匿性は、他にはない『個性』としてアピールできんじゃねえか? まぁ、スキルを使える奴を雇ってもいいが……やっぱ、とんずらこかねえお前が覚えるのが一番いいだろ」
ナハシュの意見にトーラもうんうんと何度も頷く。
「なるほど……それは『踊る小熊亭』でも仰ってましたね。冒険者のスキルですか」
「初心者向けの依頼も沢山ありますから、商売の合間を見てチャレンジする事をお勧めしますよ」
「そうですね。商売の武器となるものならぜひ手に入れたいと思います。私にどんな依頼がこなせるかはわかりませんが、一度ギルドにも足を運んでみます」
二人の推薦を受け、シーガルは大きく頷いた。
●
店作りから1週間。
依頼の期限も今日までだ。
冒険者達は自らが担当した箇所の最終チェックを行っていた。
「流石、ドワーフの職人製なのだ。物がいいのだ」
ストレガは仲間が仕入れてきた食器類を真新しい棚に並べていく。
ドワーフ謹製の食器類は、派手さこそないものの実用性に富み、落ち着いたデザインがこのカフェに合っている。
しかし、その食器に盛り付けられるメニューの開発は少し難航していた。
「朝昼夕と客層が変わるだろうから、出す料理も変えていかないとだなぁ」
「カフェらしく飲み物をメインに考えると、中々悩ましいアルね」
選んできたお茶やコーヒーに合う料理は何が良いかと悩む奶に、天窓の設置を終えたパヴェルが相談に乗る。
カフェで出す飲み物は、華江特産の茶や、珈琲と決まったものの、食べ物がまだ決まらない。
「メニューは日替わりで、朝は軽めのパン。昼はがっつりご飯系、夜は酒とつまみ系かなぁ」
「私は色々と手を出さず、朝から昼の半ばまでの営業で、食事は軽食メインにする事を推すのだ。夜の酒場をやると他店との競合で負けるのだ」
「メニューだけじゃなく営業時間も考えて、アルか……」
カフェのオープンまでにそれほど時間はない。三人はメニューの開発を急ぐ――。
食材の保管庫や従業員控室を作り終えたベルクが、最後の仕上げにと『暖簾』を下げた。
従業員の作業環境と導線を意識し、実に機能的に仕上がっている。更にベルクは、アドルフとレイヤの要望を受け、店の中に小さな舞台を作っていた。
「この舞台なら吟遊詩人さんもきっと大満足ですね。おひねりもたっぷりもらえそうですし、お客さんの入りによっては報酬少な目で来てくれるかも、なんて」
「うむ。階段もステージとして利用できるようにしたからな。店が広いと遠くの席からは見えにくい」
噂の発信源として吟遊詩人を誘致したいと持ちかけた二人も、この『高さ』を活かしたギミックには大満足だった。
「それに、こっちも」
と、アドルフはカフェの一角に視線を移す。そこには低い柵で区切られたスペースがあった。
「ペット用だよね。区切りがあれば動物が苦手な人も安心だ」
アドルフの言う様に、そこはペットが同伴できるスペース。これは奶のリクエストを実現したものだった。
「色んな人が来て、色んな情報が集まる場所になればいいね」
「そうなってもらわねば、これだけ手を尽くした甲斐がないというものだ」
クールに決めたベルクに苦笑しつつ、二人は出来上がっていくカフェを見つめる。
冒険者達が残り少ない時間を忙しく動き回っていた、そんな時だった。事務所の方から怒鳴り声にも似た大声が聞こえた。
冒険者達は何事だと作業の手を止め、カフェの入口から隣の事務所を覗き見る。
「……誰か来ていますね」
するとトーラが玄関先に数人の人影を見つけた。
「あれは……」
「シーガル殿は知っているのだ?」
「ええ、タオ商会というこの街でも大きな商会の商会主です」
ストレガの問いに答えたシーガルは、人影を指さした。
ガタイのいい男達に守られる様に立つ男の表情は、ここからでは窺い知れない。
「……会話の内容から、新規出店のご挨拶って訳じゃなさそうだな」
「ああ、どちらかと言えば険悪なムードだねぇ」
「実は先日、タオさんがこの土地を買いたいと言ってきたんです」
と、ナハシュとパヴェルにシーガルが答えると、先日あった事を話し始めた。
その内容に驚いた冒険者達は、改めてドウセツたちの会話に耳を澄ませる。
聞けば、やはりこの土地の話をしているようだ。ドウセツは突っぱねているが、ユベール・タオはしつこく食い下がっている。
「この場所を欲しがっているアルか……?」
「ええ、この場所は華江でも一等地ですから、タオ商会が目をつけているのです」
奶の問いにシーガルは答えた。
街の一等地にこれだけの敷地を抱えた物件が空くことは珍しい。それを狙いタオ商会が交渉に乗り出したのは自然な事だった。
「それじゃ、他の商会も狙ってたりするの?」
「他の商会? ……いえ、そういう話は聞きません。本当だ、全く聞きませんね」
「タオ商会が圧力をかけている可能性もあるんじゃないですか?」
アドルフとレイヤが見つめる中、シーガルは表情を険しくした。
「ないとは言い切れません。しかし、例えそうだとしても安心してください。ドウセツさんはこの土地の権利を私に委ねてくださいましたので」
そう言って胸を張ったが、シーガルの表情はやはり冴えない。
そうしている内にも話し合いは終わったのか、ユベール・タオが部下を連れて事務所を後にした。
「……きな臭いな」
ぽつりと呟いたベルクは、去っていくユベール・タオの背を見つめていた。
依頼の期限である日没を迎え冒険者達は手を止める。
冒険者達の手によって倉庫は、見事な『噂話カフェ』へと変貌した。
メニューの開発などまだやるべきことは残っているが、この調子でいけば近々オープンできるだろう。
シーガルと冒険者達は、不安と期待を胸に、完成間近の『噂話カフェ』で事業成功を願い乾杯した――――。
マスターコメント
ミドルシナリオ普通 報酬:標準8 / 6〜8人
2022年04月18日 08時00分30秒 公開
相談掲示板
トーラです。 噂話カフェ、面白そうなので参加させて貰いました。 とりあえず、どんな外観にするかや、内装、メニューなども考えた方が良いでしょうか。 料理をするならキッチンも必要ですね。
ストレガなのだ。よろしくなのだ。 表向き普通のカフェにするもよしなのだ。 情報を扱うに不特定多数に聞かれたくない事があるなら仕切りや個室が必要だろうかと思うのだ。 普通のカフェ商品でも運営できるようにキッチンとメニューを作る必要は、あるのだ。
ベルクだ、よろしく頼む。 通常のカフェスペース以外に情報を売りに来た客のために個室は必要だろうな。 いや、売りに来る客用にこっそり入ってこれる裏口も必要か? キッチンとメニューは必要だな、となると食材を補完する保管庫も必要となる。 いっそロフトの下側をすべてカフェの業務エリアにするか?(事務やキッチン、食材保管庫や情報売買の接客用個室)
アドルフだよ、よろしくね。 情報の売買となると、音を遮断できるようなものが欲しいだろうから個室の用意はマストな気がするね。あとは在るかわからないけど音を遮るものかしら? 個室とかでも聞き耳されたら、中の声とか聞こえそうだし。 あとは、できる限り人が入りやすいように店の中は明るい雰囲気にするとかはどうかしら? 今の状態だと倉庫っぽくなってるなら窓をつけるようにするとか。
レイヤ・ダライ=カホールです!よろしくお願いしますね。 噂話カフェ、いよいよ始動するんですね! 楽しみです! せっかくなのでメニューも各地の特産とか、珍しいものとか、 迷宮産のあれやこれやとかとかで、日替わりのものもあってもいいかもしれません! 頼んだメニューの産地やらに絡めてちょっとした噂のさわりをお話して、 興味がおありなようだったら情報を売っていく、なんてのもいいかも。 そのうち周知になる、鮮度の低い情報も出てくると思うので、そういうのは 吟遊詩人さんを雇って歌ってもらうのも客寄せに良いかもしれません…わたしなら通います。 あとは…食器の仕入れついでに、ドワーフ王国の職人達にもご挨拶に行かないと、ですね。
ナハシュだ。よろしく。 噂カフェ! >外装、内装 同じくぱっと見普通のカフェっぽく出来たら好さげかなと思うぜ。 冒険者以外の連中も使えりゃあ伝達、収集力も違いそうだ。 メニューも各地のイベシナとか特産を毎月、もしくは数ヶ月単位でもいいから紹介して行けたら楽しそうだよな。 >情報 上がってるのであんま異論ねえな! 重要度や秘匿度の高い情報売買用の個室も必要だし、カホールの言う吟遊詩人みてえな、浅い情報を一般向けに発信する方法も必要だと思うな。他にもコルクボードやポスターみたいな視覚的なもんもあってもいいと思う。 個室に関しては、むしろロフトの上部分をそれ用にしちまってもいいんじゃねえかね。 1階が一番出入りもおそうだし、下にカフェやキッチンを置いておいた方が秘匿度は高くねえかな。 防音素材みたいなのがあればいいんだが、なければ最悪常駐してんだろうシーガルにエリアサイレンスは覚えてるよう交渉したいところではある。‥‥いやマジな話、冒険者が経営するという点で言えば、このエリアサイレンスによる高度な秘匿性というのはかなり売りにできると思うんだが。
エリアサイレンス持ちを従業員の条件にするとよさげかもだ。 個室を作る際に客と共についていきサイレンスかけて待機させると。待機場所が必要なのだ。
>エリアサイレンス これはその従業員の人が情報を扱う場に同席するということでしょうか? 以前問い合わせたんですけど、エリアサイレンスの結界は使用者と一緒に移動するとのことで、個室に結界を張って使用者が外に出て密談をしてもらうという使い方を想定しているのであれば出来ないことになります。 情報を扱うことについてですけど、欲しい情報がある人がいたとして、その情報がなかった場合、それを依頼として受ける事になるでしょうか? この商会だとビッグオウムの使用契約も無いので何かのついでに情報を探してくる事しか出来ないでしょうし、スピードの面で何かいい方法が欲しいですね……。
>使用者が外に出て シーガルさんにエリアサイレンスを使う人と情報売買のやり取りを行う人を一人でできるようにするのが一番良いのかもね。 でも…よくわからないけど、その術を使う人が部屋の外に出なければ行けない理由って何かあるのかしら? >イベシナや特産の紹介 これはギルド職員、もしくはギルドそのものと提携するとかはどうかしら? その場合、ギルドに対する違いを明確にしないといけないけど…いい案が浮かばないからひとまず後回ししておくね。 上のロフト部分を個室にして、階段の登り始めのところにいかにもな仕切りをつけたりしたら雰囲気が出てきて面白いかもねぇ。 あ、でも下のカフェの部分の雰囲気は壊さない程度に…ってまだ全然そうとは決まったわけじゃないんだったや。
>エリアサイレンスについて そも情報の売買は、基本的に此処の従業員と客でやりとりするもんだと思っていな。 密談形式はまたちょっと種類が違う気がするが、それを含めるにしても店のルールとして「此方の店員との同席を認めてもらった上で使用可能」とかは普通にしていい範囲だとは思うがどうだろうか。 そもシーガルが覚えられるか、覚えている店員で信頼できる奴を雇えるかって問題があるから、防音素材と並行して話をしてみる形でいいんじゃねえかなと個人的には。 可能なら言われてる通り、待機所なんかもあったほうがいいのかもしんねえな。 情報の依頼は受けんのかなどうなんだろな‥集めた情報のみ売買なのか店でも集めんのか。 そこまで手を広げた場合、冒険者ギルドに依頼して店員が受けるマッチポンプは出来ちまうのかも気になるな‥。イベシナの内容や特産物については確実に提携できるとは思う。報告書の内容を掲載するだけでもだいぶ違う気はするぜ。
そろそろ改装を始める日を近いし、ここまでで上がった案をまとめておくよ。 【倉庫改装】 ☆1F部分をカフェへ改装 ・食材保管庫 ・キッチン ・食器類(ドワーフ王国へ発注?) ・窓付け ☆ロフト部分を個室へ改装 ・エリアサイレンスを習得している従業員の雇用 ・防音素材 【客寄せ】 ・メニュー(日替わり) ・吟遊詩人 ・コルクボードやポスター 【その他】 ☆ギルドと提携 ・イベシナや特産物の紹介(報告書の内容を掲載) 漏れがあったらごめんね。 他にまだ決めておかなきゃいけないものはあったかしら?
アドルフさん纏めありがとうございます! >エリアサイレンス スキル使用者の周囲1メートル内において、内部にいる者が音をたててもその範囲外には音が届かなくなると同時に、範囲外からの音も聞こえなくなる結界を作成する。 第三者が範囲内にいる場合、スキル使用者が立てた音は通常通り聞こえる。このスキルは戦闘中に使用できず、戦闘行動(メインアクション・サブアクション)使用時に解除される。 また、この結界は1キャラクターにつき同時に一つだけしか作成できない。 ……この説明の内、『同時に一つだけしか作成できない』の部分を見ると結界を作成して使用者が離れるという事も出来そうな解釈で、今回もそういう解釈で話をしているのかなと思ったもので。 違ったようですみませんでした。
纏めありがとな!見やすくて非常に助かる。 そういや改装については依頼するかどうかとかも考えてなかったな。依頼してもいいし、多少は手伝えるようその辺の汎用スキルを持っていこうと思う。 >エリアサイレンス なるほどなあ!結界作成後離れられるという発想がなかった‥‥出来たら便利なのにな。ありがとさんだ。
どういたしまして。 僕は大工仕事とかができるわけじゃないから、ギルドへ行ってイベシナなどの情報を提供できないかを相談してみるよ。たぶん報告書をこっちにも置いてもらうようにはできるかも。 それ以上のことはー…、なんとか頑張ってみるよ、うん。 >エリアサイレンス ううん、気にしないでトーラお姉さん。でも、たしかにその考えはなかったなぁ。なんとなく術とそれを掛ける人はセットだと思ってたし。
おっす。キャスターのパヴェルだ。 出発直前の挨拶になっちまって、ごめんなぁ。 運営についての意見はここまでのお前さんらの相談が詳しそうだから 改築の手伝いをしようと思う。 >イベシナや特産の紹介 ギルドとの違い……冒険者の生の声が聞けるのが大きいと思うぜぇ? 今迄そういう場所は限られていたからよぉ。 ……ああ、俺の勘違いじゃなきゃ良いんだが。
ギリギリの挨拶になっちゃってごめんなさいアル。 シューターの牛奶アル、皆さんよろしくアル。 ワタシも周りの事のお手伝いをして行きたいと思っているアル。 下準備やメニュー開発なども頑張るアルよ。