【帝国】エスタル料理選手権
おおくまねこ
コメント 5
シナリオID:2063
オープニング
●
「はあ。死ぬ前にもう一度でいいから、人間らしいものが食べたいねえ」
それが、老婆の口癖だった。彼女の名はミードラ。ここシルトラース帝国東部鎮守都市エスタルの住人である。征歴1220年の帝都崩壊の際、エスタルは他都市同様に幽界樹とクリーパー群の群れに襲われたが、人々は地下下水網に身を隠すことでなんとか生き延びていた。しかし、クリーパーの跳梁によって他の都市と切り離されたことにより、エスタルの住民の生活は極めて厳しいものとなった。それから早二年。エスタルの住民達は『夢の女神』のお告げのおかげでなんとか飢え死にせずにいるが、手に入る食糧はほぼクリーパーの死骸だけという、極めて過酷な生活を余儀なくされていた。
「お前もそう思うだろ、マックス」
「……」
青年は老婆の言葉にコクコクと頷いた。彼は私と同居しているエスタルの不思議な住民『草人』である。彼は言葉こそ話せず、気が利く方でもないが、私の世間話をいつも黙って聞いてくれる心優しい青年だ。帝都崩壊で家族を喪った私はマックスにどこか亡くした息子の面影を感じ、とても可愛がっていた。
「ああ、もう一度、クリーパー以外の物が食べたいねえ……」
「……」(こくこく)
「――おばあちゃん、その願い、叶えましょう」
突然の若い女の声。私は驚き、声がした方を振り向いた。
「おや、あんた……その長い耳はエルフかい!? もしかして、街の外から来たのか!?」
「はい。私は聖女のティカと申します。帝国軍の偵察隊に(無理を言って)くっついてきました。おばあさん、冒険者ギルドに依頼を出しましょう。彼らならきっと、ごちそうを作ってくれるはずです」
自分から聖女と名乗った美しくも厚顔な少女はにっこりと笑った。
数日後、冒険者ギルドには以下のような依頼が貼り出された。
「第一回・エスタル料理選手権のお知らせ」
「はあ。死ぬ前にもう一度でいいから、人間らしいものが食べたいねえ」
それが、老婆の口癖だった。彼女の名はミードラ。ここシルトラース帝国東部鎮守都市エスタルの住人である。征歴1220年の帝都崩壊の際、エスタルは他都市同様に幽界樹とクリーパー群の群れに襲われたが、人々は地下下水網に身を隠すことでなんとか生き延びていた。しかし、クリーパーの跳梁によって他の都市と切り離されたことにより、エスタルの住民の生活は極めて厳しいものとなった。それから早二年。エスタルの住民達は『夢の女神』のお告げのおかげでなんとか飢え死にせずにいるが、手に入る食糧はほぼクリーパーの死骸だけという、極めて過酷な生活を余儀なくされていた。
「お前もそう思うだろ、マックス」
「……」
青年は老婆の言葉にコクコクと頷いた。彼は私と同居しているエスタルの不思議な住民『草人』である。彼は言葉こそ話せず、気が利く方でもないが、私の世間話をいつも黙って聞いてくれる心優しい青年だ。帝都崩壊で家族を喪った私はマックスにどこか亡くした息子の面影を感じ、とても可愛がっていた。
「ああ、もう一度、クリーパー以外の物が食べたいねえ……」
「……」(こくこく)
「――おばあちゃん、その願い、叶えましょう」
突然の若い女の声。私は驚き、声がした方を振り向いた。
「おや、あんた……その長い耳はエルフかい!? もしかして、街の外から来たのか!?」
「はい。私は聖女のティカと申します。帝国軍の偵察隊に(無理を言って)くっついてきました。おばあさん、冒険者ギルドに依頼を出しましょう。彼らならきっと、ごちそうを作ってくれるはずです」
自分から聖女と名乗った美しくも厚顔な少女はにっこりと笑った。
数日後、冒険者ギルドには以下のような依頼が貼り出された。
「第一回・エスタル料理選手権のお知らせ」
解説
依頼内容:料理大会を通じてエスタル住民と交流する。
依頼人:エスタル住民一同
舞台:帝国東部鎮守都市エスタル、南門付近の広場
●登場NPC
『聖女』ティカ
帝国復興に協力しているエーテル浄化能力者のエルフです。その貴重な能力故に帝国の村々で割と崇められています。別にエスタルに出動するよう要請されたわけではないのですが、好奇心で帝国軍にくっついてエスタルまで来ました。好物はメロンパン。ちなみにOPノベルでおばあさんと呼んでいたミードラよりティカの方が年上です。
『惨劇の生存者』ミードラ
エスタル住民のおばあさんです。帝国崩壊の際に家族をクリーパーに惨殺されましたが、エスタル冒険者ギルドによって救助され生き延びました。現在は草人のマックスと同居し、家族として一緒に暮らしています。
『草人』マックス
現在のエスタルの総人口の8割ほどを占める不思議な人々、草人の一人です。言語能力はありませんが、簡単な身振り手振りで意図を伝える事は出来るようです。そのほか、水を多めに取るという特徴があります(食事は普通に取れます)。
『グルメ兵長』マダイ
エスタルの視察にやってきた帝国軍の中隊長です。渋いヒューマンのおじさん。もし彼の舌を唸らせれば、考案した料理(のレシピ)が帝国軍の軍用食(レーション)やレイウェストの食事のメニューに加わるかもしれません。
その他、エスタル住民がリプレイに登場する可能性があります。ちなみに現在のエスタル南門付近に住む人々の数は約3000名です(草人2500名、既知の人類500名程)。
●料理大会のルール
・参加者はエスタルの広場で各人(あるいはチーム)の屋台を出す。
・開催期間は一日。朝8時から日没(夕方6時ごろ)までの間行われる。
・エスタルでは食材が手に入りにくいため、食材は各人で用意して持ち込むべし。
・日没後にエスタル住民(帝国兵やティカもいますが)の投票(一人一票、草人にも投票権あり)が行われ、優勝、準優勝、三位までの入賞者が発表される。
※参加者全員が同一チームの場合は大会を盛り上げる為にティカが単独で屋台を出します(料理の腕は平凡です)。
マスターより
こんにちは。おおくまねこです。この依頼は『帝国奪還』連動のシナリオの一つです。ティカも久々に登場。厳しい食生活を送っていたエスタル住民を元気づけるため、はりきってお料理を作って下さい。おいしければエスタル住民的にはOKですが、もし入賞を狙う場合は料理の腕だけでなく、大会ルールへの理解も重要となるでしょう!
リプレイ
●出張版! 屋台れっどあいず
「場所は違えどやることは一緒! さあ、エスタルの人たちどんどん食べていってよね!屋台れっどあいずをよろしく!」
屋台ののぼりを掲げ、マーハ・アセトシソンは声を張り上げていた。マーハは屋台が出せると聞いて黙っていられず、エスタルまで駆け付けてきたのである。
「ああ、良い匂いだ……」
鼻の粘膜を溶かすようななんとも香しい香りが漂ってくる、そう、マーハは肉を焼いているのだ。ラム肉、牛肉……エスタルの住民たちがかつて親しみ、求めてやまなかった、ちゃんとした家畜の肉である。マーハの主力商品は牛肉とラム肉の串焼き。エスタルの住民たちはふらふらとマーハの屋台に吸い寄せられていった。
「まさに鉄板のメニュー! 分かりやすい、手ごろ、美味い! でも香辛料は秘伝の自家製だよ♪」
マーハの串焼きは当然の如く、飛ぶように売れた。
「こっちの丸いやつはなんだい?」
「これは円盤焼き。小麦粉を水で練って薄く焼いてんだ。味付けは特製香辛料をたっぷりかけてね。ちょっと変わった味が楽しみたいなっていう人はお肉を円盤焼きに挟んで提供もできるよ」
「ふむう。なるほど。うまい!」
「でしょ? 個人的には軍人さんの戦時食みたいなのにも応用できないかなって、美味しい食事は士気も上げるだろうしね」
お客と談笑していると、軍人と言う言葉に反応したのか近くにいたグルメ兵長こと、マダイが寄ってきた。
「その円盤焼き、一つもらおう。肉を挟んだやつをくれ」
「へい、まいどー」
「……なるほど、美味いな。携帯性も高いし、作り方もそう難しくはない……お嬢さん、後で詰め所に来てもらえるかな? 軍用食に採用したい」
マダイが尋ねると、何故かマーハは見るからに不機嫌になった。
「……軍人は嫌いか?」
「違うよ。僕に『お嬢ちゃん』って声かけるやつが嫌いなんだ」
●スイーツで勝負
「料理選手権ですか。まあ、気楽にいきましょう」
ヴェルヘルミナは肩の力を抜いていた。今回は戦闘はないし、命がかかっているわけでもない。特に緊張する必要はないだろう。
「では、始めましょうか」
ヴェルヘルミナはドカンと大量の小麦粉を作業テーブルの上に置いた。さらに、マジカルポケットから牛や山羊のバターとミルクを取り出した。
「よし、石窯もありますね。メインの食事は他の方がやりそうですし、私は気軽に食べられる感じにします」
作るのは焼き菓子。クッキーやああフィナンシェなどのシンプルで大量生産に向いた焼き菓子だ。メインは競争率が激しいと踏み、スイーツ枠での高評価を狙う戦術だ。選んだのは軽くつまめて、食器などがかさばらずに済むからと言う理由である。ほどなく、調理スキルに裏打ちされた絶妙な焼き加減のソフトクッキーが焼き上がった。
「仕上げに甘露アリの蜜をかけて……と。完成ですね」
「なんともいい匂いがするなあ。綺麗なお姉さん、一袋ください」
「はい、すぐご用意しますね」
ヴェルヘルミナの屋台に並ぶエスタルの住民たち。中にはちらほら住民に連れられた草人たちも混ざっていた。彼らは自分でメニューを決めることはせず、連れ添いの住民が注文を決めた。だがヴェルヘルミナが見た所、草人達に味覚があるかはかなり怪しかった。
「それにしても草人ですか、世の中には知らない種族がまだ沢山いるものなのかもしれませんね」
●使命に燃えるストレガ
「料理大会とゆうか炊き出しなのだ。これは勝つことより、全員に食が行き渡るようにしなければ。食は万世共通の幸福なれば、一人たりとも口にできなかった等あってはならない」
時刻は朝の4時ごろ。『たべることはいきること』と書かれたハチマキを締め、ストレガ・L・リベルガストラは腕まくりをした。この街には食を必要としている人が大勢いる。料理人の腕が鳴るというものだ。
「ブモー」
ストレガの闘志に呼応するよう、黒いミニビヒモーが嘶いた。フォルゴーレは食材を満載した荷馬車をここまで牽引してきた、ストレガの相棒である。
「丸鶏から肉を削いで鶏ガラと肉に分け、鶏ガラに生姜長葱共に煮込んで出汁を作る。調味料の完成なのだ」
鶏ガラを片手間で煮込みつつ、ストレガはキャベツをまな板にのせていく。
「キャベツを大きくざく切りに、切った鶏肉は塩胡椒を揉み込む」
とんとんとストレガの包丁が小気味よい音を立て、キャベツがみるみるうちに小分けされていく。
「鍋に敷き詰めて出汁と大蒜、塩で味付け、そして煮込む。肉に火が通りキャベツがしんなりしたら……よし、完成なのだ」
ストレガのスープ料理が完成した。
「うまい! 鶏とキャベツの甘味がしみ込んだ優しい味だ……」
「身体に食欲を取り戻す為の薬膳なのだ。胃が驚かないよう汁から頂くといいのだ」
ストレガは食べ終わった者は配るのを手伝ってもらいつつ、ひたすらスープを作り続ける。
「食は万世共通の幸福なれば。腹を空かせた者がいなくなるまで調理し続けるのだ」
●魔女と聖女
「ティカさーん! 聖女様なんて呼ばれるようになったんですか!?」
「きゃあ、ルアンナさん! 久しぶりー! そうなんですよ、とても名誉な称号らしいです」
ルアンナ・ミュラーが声をかけると、ティカはルアンナに駆け寄ってきた。
「くんくん。いつもルアンナさんはいい匂いがしますね」
「ティカさん、ちゃーんと例の物も持ってきてあるんですよ♪」
ルアンナはにっこり笑うと、特大メロンパンを取り出した。
「ありがとう、ルアンナさん! 嬉しい!」
ティカはルアンナと熱い抱擁を交わした。
「ルアンナさんも大会に参加するんですよね? メニューはやっぱりメロンパンですか?」
「ふふふ、違います。私は『ピザ』で勝負しようと思います!」
「ぴざ?」
「ついてきてください。あっちの石窯を借りて作りますから」
「じゃじゃーん♪ これがピザです!」
ルアンナが掲げたピザはチーズ・トマト・バジルなどが乗った、シンプルながらも美味しそうな逸品であった。
「もぐもぐ。おいひい!」
「それだけではありません。午後は甘辛い味付けにしたお肉や卵を乗せた照り焼き風のものにトッピングを変えるつもりです」
●エスタルの草人
「あれが草人……ですよね」
「だと思うのだ。動きで分かるのだ」
ルアンナとストレガは休憩がてら、街をいく不思議な人々を観察していた。見た目は普通の人間と変わりはない。だが振る舞いを見ていれば彼らが人間ではないことはハッキリわかる。彼らは人間味に乏しいというか、どこか動きがぎこちないのだ。
「ところで草人て亜人種にあたると思うのだが植物由来なのだ?」
ストレガは近くにいた、草人を連れたお婆さんに聞いてみた。
「んー? どうだろ。夢の女神様がそう言っていたからみんなそう呼んでるけど、別に花が生えたりはしないけどねえ。ただ、みんな水はよく飲むよ」
「ふむ、水分を好むとな……」
「ミードラさん、草人はどうしてそう呼ばれているんですか?」
(もしかして、帝国崩壊時にエーテルに飲まれた人々が草人になったんじゃ……)
今度はルアンナが尋ねた。
「ああ、それはねえ、夢の女神様がそう呼んでいたからだよ」
「そうなんですか。お名前はどこから? 草人さんはしゃべれないみたいですけど」
「マックスは2年前に死んだ私の息子の名前なんだ。この子があまりに似ているもんだから、そう呼んでるんだよ。まるで息子が戻ってきたみたいでねえ。ねえ、マックス」
マックスはこくりと頷いた。
「ありがとうございます」
「ありがとうなのだ」
「いいや、こちらこそ。久しぶりに美味しいものを食べさせてもらったよ」
そう言うと、おばあさんは草人を連れて去って行った。
●勝つために
「さて、大会のルールをおさらいしておこうか」
参加登録を終えた後、サイラスは自宅で揺らめく炎を見つめていた。
(考えるべきことは色々ある……食材の準備……大会の開催時間、調理条件もろもろ)
「そして客層……帝国的に人間らしい食事か……国土的に芋や小麦、家畜系中心か? デカい国やし飯屋で聞けば誰か知ってるかもしれんな」
サイラスは立ち上がると、帝国の郷土料理について情報を収集するべく街に繰り出した。
……。
「ここがエスタルか」
そして当日の朝。エスタルに姿を現したサイラスはかなりの重装備だった。屋台セットに携帯用の窯まで全て持参。もはや歩くキッチンである。
「さあ、始めよう」
サイラスは木箱からじゃがいもを取り出すと、怪力にものを言わせ、麺棒でジャガイモをすり潰していく。ジャガイモがバターのようにあっさり潰れていく様は圧巻であった。
「よし、茹で上がるまでの間に掃除しとこ」
自営業の鍛冶屋ゆえ、商売には店の第一印象も重要であることをサイラスはよく知っていた。
「よし、できた。クロップカーカのエスタル風味」
出来上がったのはダンプリング料理だった。芋を生地のメインに使い、肉類と玉ねぎを炒めたものを詰め込み、エスタル風に味つけしたものだ。
「いらっしゃませー。クロップカーカだよー。ホワイトオムレツもあるよー」
●茶屋『米楽』
「江流さん、ご注文の品だよ。どうかな?」
「ああ、いい米だな。これならバッチリだ。ありがとう、ルーンス」
早朝から現地入りしていた海神・江流は試作品のおにぎりをほおばり、親指を立てた。江流はエスタル料理選手権の為、商人であるルーンス・ラグネルに頼み、ちょうどいいお米を取り寄せてもらったのだ。
「何人お客さんが来るかわからないけど、千人以上居るんだろ?じゃあ、こっちも気合入れないとな」
「お米を炊いてる間に煎茶・紅茶・珈琲の準備も始めよう。飲み物もある程度作り置きしとかないと」
「分かった、今からお湯沸かしておくよ」
江流とカイン・ステラ、ルーンスは頷き合った。彼らが担当するメニューは焼きおにぎりだ。かなりシンプルな料理だが今回は審査員……というか料理を食べて貰うべき人の数が千人単位ととても多いので、複雑な料理よりもこちらが正解だろう。他の屋台を覗いてみると、他の冒険者も同じような方針だった。
「ルーンス様、お鍋です」
「ありがとう」
ガルシアから鍋を受け取り、ルーンスは微笑んだ。
おにぎり担当の江流とカインは炊きたてごはんに鮭を混ぜ、手早く握って海苔を巻いた鮭おにぎりと握ったおにぎりを焼き網で炙り、手早く焼きおにぎりを量産していく。疲れたらおにぎりを焼く係のカインと交代だ。ちなみに江流たちのおにぎりは冷めても劣化しにくい品種の米を使用している。ルーンスのツテで取り寄せてもらった、シャルガネのいいお米である。
「さあ、そろそろ大会が始まるぞ。みんながんばろう」
「大会の行方に関係なくエスタルの住民がお腹一杯食べてくれたら俺はそれでいいよ」
江流が声をかけると、エプロン姿でカインは微笑んだ。
「お腹が空いてるなら、香ばしい香りの焼きおにぎり! 料理自慢が絶妙に焼いてるよ!
喉が渇いたなら、お茶をどうぞ。煎茶に紅茶、珈琲…お好みでブレンドもできるよ!
ブレンドは和紅茶、和珈琲、紅茶と珈琲は実は仲良し鴛鴦茶! ゆっくりのんびり楽しんでいってね!」」
大会が始まり、ルーンスが声を張り上げた。商人だけあり客引きも慣れたものだ。
「よし、団扇で煽ごう」
カインは醤油が塗られたおにぎりが並んでいる網の前に立つと、バサバサ煽ぎ始めた。鼻に滑り込んでくる焼きおにぎりの匂いに感じ入り、江流は故郷に想いを馳せる。
(だって、お米の国の人だもの)
「い、いらっしゃませー。焼きおにぎりとみたらし団子はいかがですかー」
彼らの隣ではガルシアが硬い表情のまま客引きをしていた。服装は可愛らしいウェイトレス姿だった。せっかくの紅一点だからと、この服装を強く勧められたらしい。
(あ、あの…私、確かに料理とか殆ど丸焼きやお菓子や簡単なものばかりでしたが、お恥ずかしながら接客するのもはじめてなのですが……いえ、勿論頑張らせていただきますが……)
「ふうー。盛況だな」
江流は鍋の火加減を見つつではあるが小休止をとっていると、ガルシアが近づいてきた。
「江流様、緑茶です」
「おう。ありがとう」
「……江流様、私の格好、変なところなどありませんか?」
「うん、よく似合ってると思うぞ」
「ありがとう、ございます」
江流が微笑むと、ガルシアはぎくしゃくと礼をし、また接客に戻っていった。
「いらっしゃいませー。ご一緒にお飲み物はいかがですかー」
「ガルシア! お団子4つ入ったよ!」
「はい、ルーンスさん、ただいま!」
「この街は平和に見えるけど、不気味な噂もあってねえ……『草人狩り』ってあんた知ってるかい?」
「いえ、来たばかりなので……なんだか物騒な響きですね」
ガルシアはよく働いていた。お団子やおにぎりを運びながら、お客さんの世間話を聞いたり。暇な時は机を布巾で綺麗に拭いて回ったり、食べ終わった後のゴミを回収したりと大忙しだ。今はウェイトレスさんだが、ウィーリアだけあり体力はお化けなので問題ない。さらに、温度耐性スキルをフル活用し、熱々のお鍋やお茶も平然と動かしている。
「あたしとマックスにもおにぎりとお茶、貰えるかい」
「いらっしゃいませー」
新たな来客にガルシアはぺこりとお辞儀した。
「カインさん、おにぎりセットのオーダー入りました」
「はい、お待ち」
カインは柔和に笑い、お盆に載せて注文の品を渡す。
「ほら、マックス。一緒に食べよう」
ミードラがおにぎりを渡すとマックスはこくりと頷いた。
「ばあちゃん、美味しい?」
カインがそう尋ねると、ミードラの頬を雫が伝った。
「――うん、おいしい。おいしいよ」
ミードラはぽろぽろ涙をこぼしながら、焼きおにぎりを一心不乱にほおばる。マックスの方はというと、我関せずといった様子でおにぎりを食べ続けていた。
(まずいぞ、ばあちゃん泣かせちゃった……)
「ごめんねえ。息子のことを思い出してね……」
「ばあちゃん、あんまり急ぎ過ぎると喉詰まるよ。いっぱいあるから、落ち着いて食べて。はい、お茶」
ミードラは頷き、ごくごくとお茶を飲む。先に食べ終わったマックスはミードラに声をかけられるまでの間、ぼうっと屋台の方を見ていた。
「ありがとうね、ありがとうね……」
●大会終了
ごぉーん。大会終了を知らせる銅鑼が広場に鳴り響く。冒険者達は屋台を片付け、審査結果の発表を待った。
「第一回エスタル料理選手権、優勝者は……『米楽』! 続いて準優勝……サイラス! そして第三位……ストレガ! 以上三店が入賞者である! 惜しくも入賞を逃した者達の料理も素晴らしかった。このマダイ、帝国民を代表して礼を言う。エスタルの人々の舌を幸せにしてくれてありがとう、冒険者達! さあ皆さん、どうか彼らに盛大な拍手を!」
マダイ兵長の号令に応え、エスタルの人間の住民達は冒険者達に惜しみない拍手を送った。
「場所は違えどやることは一緒! さあ、エスタルの人たちどんどん食べていってよね!屋台れっどあいずをよろしく!」
屋台ののぼりを掲げ、マーハ・アセトシソンは声を張り上げていた。マーハは屋台が出せると聞いて黙っていられず、エスタルまで駆け付けてきたのである。
「ああ、良い匂いだ……」
鼻の粘膜を溶かすようななんとも香しい香りが漂ってくる、そう、マーハは肉を焼いているのだ。ラム肉、牛肉……エスタルの住民たちがかつて親しみ、求めてやまなかった、ちゃんとした家畜の肉である。マーハの主力商品は牛肉とラム肉の串焼き。エスタルの住民たちはふらふらとマーハの屋台に吸い寄せられていった。
「まさに鉄板のメニュー! 分かりやすい、手ごろ、美味い! でも香辛料は秘伝の自家製だよ♪」
マーハの串焼きは当然の如く、飛ぶように売れた。
「こっちの丸いやつはなんだい?」
「これは円盤焼き。小麦粉を水で練って薄く焼いてんだ。味付けは特製香辛料をたっぷりかけてね。ちょっと変わった味が楽しみたいなっていう人はお肉を円盤焼きに挟んで提供もできるよ」
「ふむう。なるほど。うまい!」
「でしょ? 個人的には軍人さんの戦時食みたいなのにも応用できないかなって、美味しい食事は士気も上げるだろうしね」
お客と談笑していると、軍人と言う言葉に反応したのか近くにいたグルメ兵長こと、マダイが寄ってきた。
「その円盤焼き、一つもらおう。肉を挟んだやつをくれ」
「へい、まいどー」
「……なるほど、美味いな。携帯性も高いし、作り方もそう難しくはない……お嬢さん、後で詰め所に来てもらえるかな? 軍用食に採用したい」
マダイが尋ねると、何故かマーハは見るからに不機嫌になった。
「……軍人は嫌いか?」
「違うよ。僕に『お嬢ちゃん』って声かけるやつが嫌いなんだ」
●スイーツで勝負
「料理選手権ですか。まあ、気楽にいきましょう」
ヴェルヘルミナは肩の力を抜いていた。今回は戦闘はないし、命がかかっているわけでもない。特に緊張する必要はないだろう。
「では、始めましょうか」
ヴェルヘルミナはドカンと大量の小麦粉を作業テーブルの上に置いた。さらに、マジカルポケットから牛や山羊のバターとミルクを取り出した。
「よし、石窯もありますね。メインの食事は他の方がやりそうですし、私は気軽に食べられる感じにします」
作るのは焼き菓子。クッキーやああフィナンシェなどのシンプルで大量生産に向いた焼き菓子だ。メインは競争率が激しいと踏み、スイーツ枠での高評価を狙う戦術だ。選んだのは軽くつまめて、食器などがかさばらずに済むからと言う理由である。ほどなく、調理スキルに裏打ちされた絶妙な焼き加減のソフトクッキーが焼き上がった。
「仕上げに甘露アリの蜜をかけて……と。完成ですね」
「なんともいい匂いがするなあ。綺麗なお姉さん、一袋ください」
「はい、すぐご用意しますね」
ヴェルヘルミナの屋台に並ぶエスタルの住民たち。中にはちらほら住民に連れられた草人たちも混ざっていた。彼らは自分でメニューを決めることはせず、連れ添いの住民が注文を決めた。だがヴェルヘルミナが見た所、草人達に味覚があるかはかなり怪しかった。
「それにしても草人ですか、世の中には知らない種族がまだ沢山いるものなのかもしれませんね」
●使命に燃えるストレガ
「料理大会とゆうか炊き出しなのだ。これは勝つことより、全員に食が行き渡るようにしなければ。食は万世共通の幸福なれば、一人たりとも口にできなかった等あってはならない」
時刻は朝の4時ごろ。『たべることはいきること』と書かれたハチマキを締め、ストレガ・L・リベルガストラは腕まくりをした。この街には食を必要としている人が大勢いる。料理人の腕が鳴るというものだ。
「ブモー」
ストレガの闘志に呼応するよう、黒いミニビヒモーが嘶いた。フォルゴーレは食材を満載した荷馬車をここまで牽引してきた、ストレガの相棒である。
「丸鶏から肉を削いで鶏ガラと肉に分け、鶏ガラに生姜長葱共に煮込んで出汁を作る。調味料の完成なのだ」
鶏ガラを片手間で煮込みつつ、ストレガはキャベツをまな板にのせていく。
「キャベツを大きくざく切りに、切った鶏肉は塩胡椒を揉み込む」
とんとんとストレガの包丁が小気味よい音を立て、キャベツがみるみるうちに小分けされていく。
「鍋に敷き詰めて出汁と大蒜、塩で味付け、そして煮込む。肉に火が通りキャベツがしんなりしたら……よし、完成なのだ」
ストレガのスープ料理が完成した。
「うまい! 鶏とキャベツの甘味がしみ込んだ優しい味だ……」
「身体に食欲を取り戻す為の薬膳なのだ。胃が驚かないよう汁から頂くといいのだ」
ストレガは食べ終わった者は配るのを手伝ってもらいつつ、ひたすらスープを作り続ける。
「食は万世共通の幸福なれば。腹を空かせた者がいなくなるまで調理し続けるのだ」
●魔女と聖女
「ティカさーん! 聖女様なんて呼ばれるようになったんですか!?」
「きゃあ、ルアンナさん! 久しぶりー! そうなんですよ、とても名誉な称号らしいです」
ルアンナ・ミュラーが声をかけると、ティカはルアンナに駆け寄ってきた。
「くんくん。いつもルアンナさんはいい匂いがしますね」
「ティカさん、ちゃーんと例の物も持ってきてあるんですよ♪」
ルアンナはにっこり笑うと、特大メロンパンを取り出した。
「ありがとう、ルアンナさん! 嬉しい!」
ティカはルアンナと熱い抱擁を交わした。
「ルアンナさんも大会に参加するんですよね? メニューはやっぱりメロンパンですか?」
「ふふふ、違います。私は『ピザ』で勝負しようと思います!」
「ぴざ?」
「ついてきてください。あっちの石窯を借りて作りますから」
「じゃじゃーん♪ これがピザです!」
ルアンナが掲げたピザはチーズ・トマト・バジルなどが乗った、シンプルながらも美味しそうな逸品であった。
「もぐもぐ。おいひい!」
「それだけではありません。午後は甘辛い味付けにしたお肉や卵を乗せた照り焼き風のものにトッピングを変えるつもりです」
●エスタルの草人
「あれが草人……ですよね」
「だと思うのだ。動きで分かるのだ」
ルアンナとストレガは休憩がてら、街をいく不思議な人々を観察していた。見た目は普通の人間と変わりはない。だが振る舞いを見ていれば彼らが人間ではないことはハッキリわかる。彼らは人間味に乏しいというか、どこか動きがぎこちないのだ。
「ところで草人て亜人種にあたると思うのだが植物由来なのだ?」
ストレガは近くにいた、草人を連れたお婆さんに聞いてみた。
「んー? どうだろ。夢の女神様がそう言っていたからみんなそう呼んでるけど、別に花が生えたりはしないけどねえ。ただ、みんな水はよく飲むよ」
「ふむ、水分を好むとな……」
「ミードラさん、草人はどうしてそう呼ばれているんですか?」
(もしかして、帝国崩壊時にエーテルに飲まれた人々が草人になったんじゃ……)
今度はルアンナが尋ねた。
「ああ、それはねえ、夢の女神様がそう呼んでいたからだよ」
「そうなんですか。お名前はどこから? 草人さんはしゃべれないみたいですけど」
「マックスは2年前に死んだ私の息子の名前なんだ。この子があまりに似ているもんだから、そう呼んでるんだよ。まるで息子が戻ってきたみたいでねえ。ねえ、マックス」
マックスはこくりと頷いた。
「ありがとうございます」
「ありがとうなのだ」
「いいや、こちらこそ。久しぶりに美味しいものを食べさせてもらったよ」
そう言うと、おばあさんは草人を連れて去って行った。
●勝つために
「さて、大会のルールをおさらいしておこうか」
参加登録を終えた後、サイラスは自宅で揺らめく炎を見つめていた。
(考えるべきことは色々ある……食材の準備……大会の開催時間、調理条件もろもろ)
「そして客層……帝国的に人間らしい食事か……国土的に芋や小麦、家畜系中心か? デカい国やし飯屋で聞けば誰か知ってるかもしれんな」
サイラスは立ち上がると、帝国の郷土料理について情報を収集するべく街に繰り出した。
……。
「ここがエスタルか」
そして当日の朝。エスタルに姿を現したサイラスはかなりの重装備だった。屋台セットに携帯用の窯まで全て持参。もはや歩くキッチンである。
「さあ、始めよう」
サイラスは木箱からじゃがいもを取り出すと、怪力にものを言わせ、麺棒でジャガイモをすり潰していく。ジャガイモがバターのようにあっさり潰れていく様は圧巻であった。
「よし、茹で上がるまでの間に掃除しとこ」
自営業の鍛冶屋ゆえ、商売には店の第一印象も重要であることをサイラスはよく知っていた。
「よし、できた。クロップカーカのエスタル風味」
出来上がったのはダンプリング料理だった。芋を生地のメインに使い、肉類と玉ねぎを炒めたものを詰め込み、エスタル風に味つけしたものだ。
「いらっしゃませー。クロップカーカだよー。ホワイトオムレツもあるよー」
●茶屋『米楽』
「江流さん、ご注文の品だよ。どうかな?」
「ああ、いい米だな。これならバッチリだ。ありがとう、ルーンス」
早朝から現地入りしていた海神・江流は試作品のおにぎりをほおばり、親指を立てた。江流はエスタル料理選手権の為、商人であるルーンス・ラグネルに頼み、ちょうどいいお米を取り寄せてもらったのだ。
「何人お客さんが来るかわからないけど、千人以上居るんだろ?じゃあ、こっちも気合入れないとな」
「お米を炊いてる間に煎茶・紅茶・珈琲の準備も始めよう。飲み物もある程度作り置きしとかないと」
「分かった、今からお湯沸かしておくよ」
江流とカイン・ステラ、ルーンスは頷き合った。彼らが担当するメニューは焼きおにぎりだ。かなりシンプルな料理だが今回は審査員……というか料理を食べて貰うべき人の数が千人単位ととても多いので、複雑な料理よりもこちらが正解だろう。他の屋台を覗いてみると、他の冒険者も同じような方針だった。
「ルーンス様、お鍋です」
「ありがとう」
ガルシアから鍋を受け取り、ルーンスは微笑んだ。
おにぎり担当の江流とカインは炊きたてごはんに鮭を混ぜ、手早く握って海苔を巻いた鮭おにぎりと握ったおにぎりを焼き網で炙り、手早く焼きおにぎりを量産していく。疲れたらおにぎりを焼く係のカインと交代だ。ちなみに江流たちのおにぎりは冷めても劣化しにくい品種の米を使用している。ルーンスのツテで取り寄せてもらった、シャルガネのいいお米である。
「さあ、そろそろ大会が始まるぞ。みんながんばろう」
「大会の行方に関係なくエスタルの住民がお腹一杯食べてくれたら俺はそれでいいよ」
江流が声をかけると、エプロン姿でカインは微笑んだ。
「お腹が空いてるなら、香ばしい香りの焼きおにぎり! 料理自慢が絶妙に焼いてるよ!
喉が渇いたなら、お茶をどうぞ。煎茶に紅茶、珈琲…お好みでブレンドもできるよ!
ブレンドは和紅茶、和珈琲、紅茶と珈琲は実は仲良し鴛鴦茶! ゆっくりのんびり楽しんでいってね!」」
大会が始まり、ルーンスが声を張り上げた。商人だけあり客引きも慣れたものだ。
「よし、団扇で煽ごう」
カインは醤油が塗られたおにぎりが並んでいる網の前に立つと、バサバサ煽ぎ始めた。鼻に滑り込んでくる焼きおにぎりの匂いに感じ入り、江流は故郷に想いを馳せる。
(だって、お米の国の人だもの)
「い、いらっしゃませー。焼きおにぎりとみたらし団子はいかがですかー」
彼らの隣ではガルシアが硬い表情のまま客引きをしていた。服装は可愛らしいウェイトレス姿だった。せっかくの紅一点だからと、この服装を強く勧められたらしい。
(あ、あの…私、確かに料理とか殆ど丸焼きやお菓子や簡単なものばかりでしたが、お恥ずかしながら接客するのもはじめてなのですが……いえ、勿論頑張らせていただきますが……)
「ふうー。盛況だな」
江流は鍋の火加減を見つつではあるが小休止をとっていると、ガルシアが近づいてきた。
「江流様、緑茶です」
「おう。ありがとう」
「……江流様、私の格好、変なところなどありませんか?」
「うん、よく似合ってると思うぞ」
「ありがとう、ございます」
江流が微笑むと、ガルシアはぎくしゃくと礼をし、また接客に戻っていった。
「いらっしゃいませー。ご一緒にお飲み物はいかがですかー」
「ガルシア! お団子4つ入ったよ!」
「はい、ルーンスさん、ただいま!」
「この街は平和に見えるけど、不気味な噂もあってねえ……『草人狩り』ってあんた知ってるかい?」
「いえ、来たばかりなので……なんだか物騒な響きですね」
ガルシアはよく働いていた。お団子やおにぎりを運びながら、お客さんの世間話を聞いたり。暇な時は机を布巾で綺麗に拭いて回ったり、食べ終わった後のゴミを回収したりと大忙しだ。今はウェイトレスさんだが、ウィーリアだけあり体力はお化けなので問題ない。さらに、温度耐性スキルをフル活用し、熱々のお鍋やお茶も平然と動かしている。
「あたしとマックスにもおにぎりとお茶、貰えるかい」
「いらっしゃいませー」
新たな来客にガルシアはぺこりとお辞儀した。
「カインさん、おにぎりセットのオーダー入りました」
「はい、お待ち」
カインは柔和に笑い、お盆に載せて注文の品を渡す。
「ほら、マックス。一緒に食べよう」
ミードラがおにぎりを渡すとマックスはこくりと頷いた。
「ばあちゃん、美味しい?」
カインがそう尋ねると、ミードラの頬を雫が伝った。
「――うん、おいしい。おいしいよ」
ミードラはぽろぽろ涙をこぼしながら、焼きおにぎりを一心不乱にほおばる。マックスの方はというと、我関せずといった様子でおにぎりを食べ続けていた。
(まずいぞ、ばあちゃん泣かせちゃった……)
「ごめんねえ。息子のことを思い出してね……」
「ばあちゃん、あんまり急ぎ過ぎると喉詰まるよ。いっぱいあるから、落ち着いて食べて。はい、お茶」
ミードラは頷き、ごくごくとお茶を飲む。先に食べ終わったマックスはミードラに声をかけられるまでの間、ぼうっと屋台の方を見ていた。
「ありがとうね、ありがとうね……」
●大会終了
ごぉーん。大会終了を知らせる銅鑼が広場に鳴り響く。冒険者達は屋台を片付け、審査結果の発表を待った。
「第一回エスタル料理選手権、優勝者は……『米楽』! 続いて準優勝……サイラス! そして第三位……ストレガ! 以上三店が入賞者である! 惜しくも入賞を逃した者達の料理も素晴らしかった。このマダイ、帝国民を代表して礼を言う。エスタルの人々の舌を幸せにしてくれてありがとう、冒険者達! さあ皆さん、どうか彼らに盛大な拍手を!」
マダイ兵長の号令に応え、エスタルの人間の住民達は冒険者達に惜しみない拍手を送った。
マスターコメント
みなさん大会ルールへの理解が深い……。全員数で勝負の路線でしたね。MVPは入賞陣営から一名ずつ選出いたしました。ところどころ草人(くさびと)が不思議なムーブを見せていますが、今は気にしないで下さい。あと余談ですが、材料費は経費で落ちます。お疲れ様でした!
ショートシナリオ普通 報酬:多い9 / 4〜9人
2022年04月25日 01時24分49秒 公開
大成功
相談掲示板
ん、成立したのだ。ストレガなのだ。よろしくなのだ。 住民だけで三千人。料理大会とゆか炊き出しなのだ。皆頑張るのだ。
ルアンナです、よろしくーお願いします♪ 美味しいお料理をたくさん用意して、エスタルの皆さんに喜んでもらいましょう! 何にしようかはまだ考え中ですが、小麦粉系になるかと思います。 あとメロンパンもお土産として持っていきます♪(
ひっさびさの依頼参加! 料理に屋台ときたら参加せずにいられなかったよー マーハ・アセトシソン、久しぶりの人も初めましての人も よろしくねー!
No.4
サイラスだ、よろしくなー まあ全員一グループとか無いだろうし好きに動くかと
ヴィルヘルミナです。今回はよろしくお願いしますね。 調理に使う食材は各自持ち込みのようですし、結構な量になりそうですね。