【学転】新生徒会の挑戦
弓月 蒼
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シナリオID:1930
オープニング
そもそもは、新学園長フォルトゥナ・アルヴァ・クラティアスの突然の就任。
及びその革命宣言を受け、学園内の過激派貴族が一斉反発した事に端を発する。
結果、学園内が凡そ三分される大騒動に縺れ込んだ結果、外部より招かれた冒険者。
即ち『聴講生』の活躍を以てこの一連の騒乱はとりあえず収束。一旦の幕を閉じた。
結果、発足されたのが森人2名を含む新生徒会役員であり。
そうして――――年明け。パンクリアース学園特別教室棟、生徒会室。
彼らの眼前。本来であれば教卓が有る壇上に立ち板書を行うのは第一学年の老教師。
現学園教師陣でほぼ唯一明確に『学園派』支援の立場にあるシメオン・ロッドウェルだ。
元々は1年3組の担任教師だったが、あまり同クラスだけが『学園派』に染まるのも良くない。
という事で、自発的謹慎の後は『エーテル応用学』の専任教師としての立ち場に戻っている。
では、そんな彼が何故生徒会室に居るのかと言えばこれも学園人事の紆余曲折の結果。
そもそも新生徒会役員が1人を除き『学園派』で占められていたという事情が大きい。
こんな生徒会付きの職員などになれば、望む望まざると周囲から『学園派』と見做される。
しかし言うまでもないが、貴族社会において『学園派』などという派閥は存在しない。
元より“王立学園の教師”という肩書きそのものが貴族としての箔付けの一面を持つ以上。
誰もそんな厄介事と周囲からの敬遠――と言う名の村八分――を受けそうな立場を。
自ら望んで受ける教師など果たしているものか。まあ、結論としては居たわけである。
如何にも丁度良い――返上すべき汚名を背負った――最年長枠の老教師が。
「……さて、諸君。まずはじめに認識おかなければならないことは。
この生徒会は現在、凡そ学園内最大の警戒対象となっているということだ。何故か分かるかね」
問題学級の担任と学年主任を辞して悠々自適の研究者生活に戻る予定であったシメオンの表情は硬い。
それはそうだろう。貴族の学園で生徒会役員に貴族が1人。森人が2人。商人が2人。
彼自身が王国貴族であればこそ。匙を投げなかったのは老齢と諸事情から来る立場の弱さ。
かてて加えて直接依頼を受けた都合上断り切れなかったが故に他ならない。
「そうか、分からならば仕方がない。分り易く表現しよう。
つまり。君達は今回学園長の挑戦的施策の結果、漏れなく祭り上げられたが――――」
板書には、一言。"過去の生徒会には活動記録がない" と記されている。
「生徒の。特に中学年以上の大半は有り体に言って……君達に、大して何も期待していない。
学園長の操り人形、生贄の羊だろうと推定……いや、確信している」
そもそも。学園生徒会とはこの度新生徒会が発足するまでは所謂"名誉職"でしかなかった。
何もせずとも生徒会長で居られたし、自由な選挙権など無く。95%程の学園生は名前すら気にしていない。
それでも生徒会長を務めたと言う経歴だけで、他の学園生より卒業後優位に立てる。それだけのもの。
つまり、生徒はそもそも自分達の象徴として生徒会を見ていない。少なくともこれまでは―――――
●生徒会の窮状
「――――そう、"これまでは"。と、注釈が付けば良かったのだがね。
そうではない。それが今、まさに、君達が置かれている立場そのものの正体だ」
選挙に於いては匿名投票が認められ、それによって増大した浮動票が最終的に『学園派』の勝利を後押しした。
けれど一端元の学園生活に戻ってしまえば、下級貴族や庶民の意見が封殺されることに変わりはない。
今現在は未だ、学園長の創り出した革命の空気感が残っているだろうが。そんな物本当に一瞬だけだ。
生徒会がもしまともに動き出せば。それを"不都合と捉える"貴族の生徒達は平然とこれに反発するだろう。
そして生徒会を応援したい"匿名の浮動層"は。ただの学園生活に於いては彼らの支配下に置かれている。
つまり、敵は幾らでも声を上げ、徒党を組み、対立することが出来るが、味方は声すら上げられない。
これが――――現在、学園の新生徒会が置かれている実情である。
「そこに来て。今後を決する分水嶺となるのが3月の入学試験。
厄介なことに、教師側でも疑問視が少なくない新施策に……各国の目が集まってしまっている」
板書が追加される。森人、古老グレイオンス、山人、国王シグルラン。
半獣人、蒼狼アナンディーン。それぞれが丸で囲まれる。
「今回の入学試験は過去類を見ない。貴族の推薦無しで実施される正真正銘の実力試験だ。
当然ある程度篩には掛けられるが、これら異種族が合格し入学して来る可能性は、高い」
そして既存学生からの反発も――――同じくらいに発生する可能性が高い。
これまで他人事と黙りを決め込んでいた上級生も、そうは言っていられなくなるだろう。
「ところで諸君は、最近。下級生の一部に森人を過度に礼賛し貴族の家に取り込もう。
……と、いう動きがある事を知っているかね」
疲れたように老教師が1つ嘆息する。それが、どれほど狂った活動かは言うまでもない。
貴族社会の唯人純血主義は酷く根深い。直ぐにどうこう出来る様な代物ではないのだ。
そんな場所に来て、"森人は素晴らしい"。"森人の血を貴族の家に取り入れよう"
等という活動が行われれば、反発は必至。偏見を悪い方に助長する事は言うまでもない。
恐らくは。生徒会役員に2人も森人が混ざったことで何か勘違いしてしまった層。
と言うのが少なからず居たのだろう。王国民から見ても、森人が見目麗しいのは事実。
とは言っても。そんな禍根の種を放っておけば入学試験前後で破裂する可能性が否めない。
「繰り返すが、この新生徒会を内心応援している味方は決して少なくないだろう。
一方で、表立った敵の方は売れるほど居る。今回のこの動き、生徒会として手を打たねば――――」
そのいずれにも。あまり望ましくない影響が有ることは決して、想像に難くない。
●剣と筆
座して黙しても事態は好転せず。されど勿論武力行使など以っての他。
対立軸を作れば学園内抗争が悪化するだけで、首謀者の絞り込みも陰に潜み容易ではない。
「つまり、君達に必要とされているのは“種族の垣根を少しだけ緩和”しつつ。
"庶民の意見も反映"され、"高位貴族が少しだけ大人しくなる"――――そんな対抗策だ」
無茶振り過ぎる。だが逆を言えば、上記の3点を満たせるのであれば。
生徒会の裁量内である程度、他勢力の生徒や教師の協力を仰ぐような施策の提案も赦される。
一方で、生徒会役員や彼らに協力する聴講生、学園生が学園の代表として認められなければ。
彼とて、いつまで生徒会付きの職員で居続けられるか判った物ではない。
「冒険者の剣の戦いではなく、此処からは学園生として筆の戦いに挑んで貰いたい」
老教師の話は締め括られた。次は新生徒会の番である。白紙の未来、けれど座して良くなる事は無い。
対するは、パンクリアース学園500年の歴史である。その道程は文字通り。暗中模索という他はなく。
これは、新生徒会が存在感を示すに当たり避けて通れない必然的な試練であると言えた。
解説
マスターより
リプレイ
●三河交流
「――――失礼します」
三度のノック。静かに、けれど確かな意図を持った声が特別教室棟の一角に響く。
『貴血連盟』学園内過激派貴族の共同体の1つとして数えられる組織である。
その性質上、彼らが主に利用する一室に自ら訪れる者の大半は貴族であり。
そして同時に。貴族以外の生徒が同室へ近付くことは、文字通り滅多に有るものではない。
故に、扉を開いた瞬間彼女――――『誓約の剣』Alexandra・Hexe・Claudiaへ向いた視線は。
どう形容したとしても好意的とは言い難かった。ただ一対を除いて。
「誰かと思えばクラウディアか……ああ、そうか。編入祝いを伝えていなかったな」
少し待て、と。奥の机から席を立つのは『貴血連盟代表代理』アルガス・コーニッシュ。
同組織の長であり、現第五学年生の中では相応に名の知られた代表的“過激派貴族”な訳だが――――
「いえ、その、そういう要件では……ありません」
「? では、何の用だ?」
慌てたように頭を振る。その様に、どうも唯人ではないとその容貌を見て。
途端室内の生徒達の視線が厳しさを増すも、アルガスがそれを遮る様に部屋を横断して問い掛ける。
「最近、話題に挙がっている"下級生の森人礼賛"の動きは、ご存知でしょうか」
「……そういう慮外者が居る。という事は一応聞いているが……『聴講生』としての仕事の話か?」
怪訝そうな眼差しに。やはり、"貴族派"の上級生となると情報が遅い、と察するも。
しかし全く知らないでないなら耳に入るのも時間の問題だろう。
話題の内容と、アルガスが出した『聴講生』という単語に、室内の空気が冷えるのが分かった。
貴族の園に庶民が混ざる事を多くの過激派貴族達は厭う。勿論『貴血連盟』も例外ではなく。
「この件には……貴方がたも意見が多くあるのではないでしょうか」
「なるほど? 俺の剣がこう問うている。恐らくは生徒会関連だ。意の有る者は己が誇りを示せ!」
振り返った"剣の主"が改めて問い掛けなければ、恐らく彼女の言は誰一人にも響かなかったろう。
それもまた、『王国』という国家の真実であり――――貴族社会の、現実なのだ。
――――
現時点では直接首を突っ込む事は回避すべき――――それが、学園内の状態を聞いた時点での。
『パンクリアース学園編入生』ヴァレリア・ブランシェ・ウィザースプーンの率直な結論だった。
表に出ている情報が少な過ぎる。黒幕を詰め切れる程の素材がない。
結果として。彼女らが頼った先はある意味この事態を解決する最短ルートの一つと言えた。
「誰かの謀略で下級生に傷ついて欲しくない。学園の混乱を防ぎたい」
「ええ。恐らく、踊らされている方は否が応でも不利な立場に立たされますわね」
上級生、『剣の主』シルヴィア・A・カペルの訴えに茶机を挟み頷くのは澄んだ青髪の女生徒。
編入したてのヴァレリアでも"一癖ある"と分かる貴族令嬢の共同体『百合園会』主催。
『紫の君』クリスタリア・ラズベリルである。周囲にはそれが当然とばかりに複数の令嬢が控えている。
中庭に集う鮮やかな花の中、一際強く存在感を放つ第五学年の優等生は、憂いを帯びて呼気を溢す。
「キーゼ様から頂いた手紙にも目を通しましたけれど、それで交流会……ですか」
「ああ。交流会は有能な人間を見定める場になる。何より改革の最前線。生の声はきっと面白い」
「肝といえるのは異種族たちの能力や一芸をアピールする事の出来る好機。
ならびにそれを貴族達がお気に召し、あわよくば青田買いの機会につなげられるかではないかと」
シルヴィアとヴァレリア2人の提案に、紅茶で唇を湿らせて一拍。
視線を伏したクリスタリアが首を傾げて問い掛ける。
「カペル様には御恩も有りますし、率直な所を申し上げますわね。
恐らく2つの理由でその交流会は上手く行かないでしょう。1つは、上位貴族による圧力」
立てられた人差し指。それを見て、シルヴィアは苦々しい思いと共に頷いた。
"面白い"、"興味深い"で動けるのは、ある程度家格の高い人間の特権だ。
侯爵家令嬢、である彼女や『紫の君』にそういった枷は殆ど無い。
伯爵家令嬢のヴァレリアもまた、学園で生活する上で枷はあれど雁字搦めという程では無いだろう。
けれど子爵位、男爵位となれば、庇護者である上位貴族の顔色を窺わないわけにはいかない。
少なくとも令嬢令息共、あくまで家に属する以上、貴族社会では一定の"右に倣え"が成立し得る。
「2つに、派閥間の軋轢ですわ。王党派が改革に色好い意向を示している現学園環境下。
"王党派に対する反発"が"反改革"として噴出しないのは"現在何もしていないから"――――です」
つまり、"交流会の実施"そのものが"火種"となる可能性の指摘である。
が、それは同時に。改革の旗印である生徒会が何かすれば、それは軒並み火種足り得ると同義であり。
「では、この事態の収束には何もしないのが正解だと?」
「それでは生徒会の名が泣きましょう。とはいえ最低限、有力者の抱き込みは必要ですわね」
そして、そういった政治的調整に向いた人材が眼前に居ると。紫の瞳を細めて女生徒が微笑む。
「手伝って貰えるだろうか。……君を信じているからこそ、頼みたい」
「他ならぬカペル様のお願い事を、どうして私が断れましょう」
微笑に似た表情に。初対面のヴァレリアが何処か底の知れない物を感じる事は避けようもなく。
既にこういう娘であることを分かっているシルヴィアすらも、小さな嘆息を禁じ得ない。
学園生という小社会であれ。傑物というのは、得てして居るものである。
――――
「いいわよ? 任せておいて!」
「そんな安請け合いして良いんですか!?」
『交流会』への参加を呼びかけた『学園生徒会 庶務』リサ・ベイカーの驚愕の声が1-3教室に響く。
即答したのは現学園長の孫娘にして『白銀』令嬢『白銀の薔薇』オルファレナ・アルヴァ・クラティアス。
家格としては『王党派』最上位の貴族令嬢な訳だが、その立ち位置は『学園派』と認知されている。
とはいえ、勿論彼女の動向がそれほど軽い訳はなく。二つ返事での了承は狂気の沙汰に近い。
「『冒険者』としての私が皆をどう感じて、どう思っているか話せば良いのよね。
だったら遠慮する必要なんて無いし、お祖母様にだって文句は言わせないわ。ね、先輩もそう思うでしょ?」
(いえ、多分普通に問題になる様な気はします……)
陽の光だけを浴びて生きてきた様な微笑みに、話を振られた学園の卒業生。
『夜に咲く白月』レティシア・レインフィールが困惑混じりの微笑みを返すが、多分伝わっていない。
「ややや、待って下さいオルファ。多分オルファが動いたら王党派の何割かは一緒に動きますよ!?」
「動いたら良いじゃない。視野が広がるのは良いことよ」
制止を掛けたのはオルファレナの友達であり"情報通"のアンネローズ。
あっけらかんとした『白銀の薔薇』よりこちらと対話した方が良さそうだとリサは矛先を変えるも。
「ええと……そうですね。根強い貴族と庶民、ヒューマンとそれ以外、といった意識の垣根は。
出来ればこの機会に速やかに緩和出来たらなあ……と」
「いえ、それは分かるんですが……王党派側だけがこう改革路線に乗るとですね。
派閥間の意識差がそのまま対立構造の悪化を生みはしないかと」
うんうんうん、と強く頷くレティシア。中立派としての教育を受けた彼女にとって。
派閥間の軋轢とは即ち、物事の見解の相違であるというのは、いっそ自明の理である。
「なので、貴族派の理解も可能な限り得たいと思っているのですが」
「えぇ、貴族派が王党派寄りだと思われている『学園派』の主催する交流会に来ますかねー……」
商人であるアンネローズは懐疑的だが、それはそれ。ここは仲間の奮闘に期待する他はなく。
とは言えレティシアもまた出来る手は全て打つつもりだった。
生徒会が『交流会』を実現させるには――――『王党派』『穏健派』『過激派』
各貴族が動く土台を形成するところまでは、最低限持ち込まなければならないのだから。
●汚濁は下流へと流れる
「そも、貴族でもない血を貴族に入れると言う思想こそ不敬ではないか」
「唯人が絶対的に優性であるとは私も思っていない。だが、『王国』は唯人の国なのだ」
「貴族としての誇りを持ち合わせぬ青き血が穢れを孕むのは自業自得。いっそ望むべきことでは?」
『貴血連盟』内からの意見は文字通り千差万別だった。しかしただ一点。
『森人礼賛は愚行』という部分だけは一切小揺るぎもしないのは、果たして喜ぶべきか。
同室に通うようになって数日。最初は非常に息苦しかったAlexandraもいい加減少し慣れた。
とは言え、彼らがあくまで唯人至上。原理的貴族主義であることは何ら変わらず。
これを頭が固いと。視野が狭いと恐らく、かつての自分であれば断じて諦めていたろうが。
「さて、それでクラウディアはこの一件どう考える」
隣で黙って聞いていたアルガスが、不意に。その問の矛先を彼女へ向ける。
その視線に、周囲の面々の思想をある程度咀嚼した上で辿々しく応を返す。
「……王国社会へ当て嵌めるにはいささか危うい試みか、と。
人の意思・意見は、一度固まると原則変わらないもの。特に、森人は長寿ですから」
唯人だけ。貴族だけではない。森人もまたそういった部分は大差ないのだ。
彼らは長くを生きる分柔軟さに欠ける。その事実をAlexandraは知っている。で、あれば――――
『過激派』とされる彼らの危惧も一理無い訳ではない。特に国家の安定運用と言う一側面に限るなら。
そんな思考の陥穽に、Alexandraが嵌っていた丁度そんな頃だ。再び部屋の扉が叩かれたのは。
「……失礼します」
それは一つの覚悟であった。白い月の伯爵令嬢が扉を潜る。
――――
「生徒会主導で……『交流会』?」「そうそう、森人の方の素晴らしさを御教授頂けるみたい」
「生徒会には森人様が多く属されていますからね」「学園に改革の風を感じますわねえ」
「よくよく考えれば長寿で見目も麗しい森人を亜人と同列扱いは酷い話だよ」
「そうそう。半獣人や山人みたく汚らしくも無いしね」
(――――――なに、これ)
唯人以外を認める。其処だけ抽出すれば、確かに新しい流れなのだろう。
けれど実際に、学園生の中に混ざって何気なく集めた情報は、想像以上に気持ちの悪い物だった。
これは形を変えただけで、その実"異種族差別"であるという本質は全く変わっていない。
いや、風貌や風体、寿命と言った非常に薄っぺらい物で物の見方を捻じ曲げている分余計性質が悪い。
『俊剣』ゲルダ・クラインは小人であるが故に余計に他人事とは思えない。
この流れが酷く悪意的な物であることは、最早凡そ疑いがなかった。
(こんな物の考え方が広がっていったら、最終的に辿り着くのは"より極端な差別"だ)
学園派の主張は、あくまで『能力は地位や種族によって決まるものではない』と言うものだった筈。
それを、分かった上で任意に捻じ曲げようとしている人が居る。それも――――恐らく安全圏から。
(ふぅん、なるほど。これが噂の『紫の君』の手口か)
どんな組織も、行動や思想の自由度は上の方が高く、下がるに連れて低くなっていく。
『政治討論部:部員』ジュスト・ヴェルジーは丁度中間層に居るが故に、それが良く実感出来た。
数日前から第五学年で『交流会』について好意的な意見が聞こえる様になって来た。
基本家格で扱われ方が変わる学園に有っても、上級生・下級生と言う垣根は歴然と有る。
問題の"下級生"に話が辿り着く頃には、最初発信した人間が誰かなど辿りようもない。
ここで恐るべきは、本来伝言の合間に混ざる不純物だけが丁寧に濾過されている点だろう。
「……一体どれだけの情報発信者を学園内に飼ってるのやら」
今回は味方だと聞くが。これが敵だったらと考えるとぞっとする。
学園内のある程度局所的な噂話とは言え、個人に操作されていると言う感触は、あまり面白くはない。
その上――――ジュストが巡った貴族の共同体から得られた感触はより深刻だ。
「森人礼讃? ああ、知ってるぜ。生徒会が推進している奴だろ?」
「改革とは言ってもまた極端な話だよな。そりゃ自分が森人なんだから分かるけどさ」
生徒会が、『交流会』の開催へ向けて動き出したことが大々的に表立って来たからだろう。
森人礼讃の動きが、気付けば生徒会に押し付けられつつある。
今は主に同級生で止まっているが、遠からず下級生へも流れていくだろう。
その速度は『紫の君』程ではない。つまり、首謀者は少なくともジュストと同級生か、より高学年。
加えて情報発信力は"全学年の令嬢"に影響を及ぼす『百合園会』以下だとすると――――
「その、学園派は特定の種族を特別扱いする派閥ではないはずです」
「え、でも学園派はこの学園を変えたいんだろ? 森人が受け入れられたら喜ぶんじゃ……」
「違います、それじゃあ"新しい不平等"が出来るだけで――――」
「失礼、その話こちらで与りましょう」
下級生と言い合うゲルダを見かねたヴァレリアが制止する。恐らく、両者の意見は平行線だ。
何せその思想がどんな悪意から発された物であったとしても、賛同者に罪の意識はない。
綺麗な物に目を惹かれ、そうでないものを蔑むのは直感的に正しい様に感じる物だ。
それを不平等だ、差別だと言われても、当人にその気がなければピンと来ないだろう。
ゲルダの言は正しいが、ヴァレリアからすれば正しいだけで理解が得られないのは当然だ。
何せ、彼らが見ている世界は常に派閥に縛られている。
仮にもウィザースプーン家の令嬢である彼女には実感としてこの上なく理解出来る。
貴族の世界は狭く、冒険者のそれよりも遥かに極端なのだから。
「ゲルダ様。これは多分、正攻法で噂話を収束させるのは無理です」
「どういうことですか?」
「自分が正義であると考えている人間に、過ちを指摘しても意味が無いということです」
とは言え思わず割って入ったヴァレリアも、現状維持で状況が良くなると思っている訳ではない。
本来は、こういった直接的な手は趣味ではないと思いながらも。餅は餅屋。
誰が首謀者かは分からずとも、ある程度範囲が絞り込めたなら。
打てる手というのは有るものだと――――
――――
「森人礼賛が作為的な生徒会妨害であれば、一番疑われるのは過激派です」
「言わんとしていることは分かる。それで、そんな危険な場所に供も連れず何をしに来たんだ?」
まるで揶揄するようにアルガスが応じるも。両名共に初対面でもない。
どうにも苛烈な気質の男が、その実誰より自分に厳しい人間だとレティシアは良く知っている。
「ですが、誇り高い皆様がこの様な"無軌道な悪意"を示す事は無いと私は信じています」
「上位者は下位者を引き上げる存在でなければならない。下級生を尖兵に仕立てるなど愚の骨頂だ」
即断するアルガスの言に、後方に控えたAlexandraが大きく頷く。
彼女は彼が、その気高さが国家の旗手に相応しいと信じている。それは、レティシアも同様である。
「で、あれば。私達の開催する『交流会』への協力をお願い出来ないでしょうか」
『過激派貴族』の生徒会への協力は、少なくとも彼らが生徒会への妨害を意図していない証明になる。
それは一面で正しく、けれど一面で誤りである。彼らは誰なりと釈明すべき他者を持たない。
貴族が貴族たる事に理由は不要。ただ己が貴き血の故に、誰より貴き己でなくてはならない。
それは『貴血連盟』の主義主張であり、そこに自分自身以外に対する証明が必要な訳がないのだ。
それは恐らく、彼ら、彼女らの関係が白紙であったなら。
「……全く、生徒会には貸し一つだと伝えておけよ」
深く、大きな嘆息一つ。彼女らは、眼前の男が誰より誇り高いことを知っている。
彼であれば、自ら出向いて登壇を乞う人間を無下にしないだろうことを、知っている。
――――それは或いは、信仰にも近く。誇りとは、合理のみで動くものではないのだと。
●一つの解答
待ち合わせ場所で手を挙げた2人の剣士に、開口一番告げられたのは意外な言葉だった。
「選挙での力添えに感謝を。また君たちの手を借りたい」
校舎裏。シルヴィアが呼びだしたのは王党派の共同体『第一剣術部』の部長と副部長。
シルヴァン・ローライトとラーガイル・ブリードと言えば、学園有数の剣術馬鹿である。
王国騎士を目指す事に只管に邁進する彼らは、概ね学園世情とは離れた場所に居るが――――
「我がことながら、荒事以外ではあまり役立つとは思えませんが」
「他人事にはさせないよ。シルヴァン。学園の為に、私の剣として動いて欲しい」
「なはは、こらあ殺し文句って奴じゃねえべか? どーよブッチョ―」
如何にも軽い調子で笑うラーガイルだが、授恵者としての実力は冒険者にも決して劣る物ではない。
少なくとも、何か起きた場合の自衛力は他の共同体の要人の比ではないと言え。
「……全く、『剣』の扱いの荒い方だ」
「信頼故だ、と受け取って貰いたいところだね」
笑ってみせるシルヴィアに、銀の髪の剣士が苦笑い混じりで頷き――――
――――他方、職員室内ではリサとジュストが意外な展開に目を丸くしていた。
「え、先生を脅したんですか?」
「いやいや脅したなんて人聞きの悪い。
"小鳥に餌をあげるのは結構ですが、近頃少し囀りが大きいようなので"と、釘を差しただけだよ」
「それが脅しでなければ何が脅しなのか分からないんですが……」
『交流会』の話が広がるに従い、"森人礼讃"の噂はじわじわと生徒会主導である。
という流れに変わりつつあった。その拡大がぴたっと止まったのはつい数日前の事。
一体何が起きたのか、『交流会』の計画を纏め学園長に提出すべくやって来たリサがたまたま掴んだ尻尾が。
まさかジュストに繋がっているなんて一体誰が考えるか。とは言え、どうも教師が大当たりだったらしく。
「でも、その話をしたのは『王党派』の先生だったんですよね?」
「そうだね。俺がある程度強気に出られるのはそちらの派閥だけだから」
『王党派』――――? 奇妙な。何とも可笑しな物を呑み込んだような異物感に眉根が寄る。
「え、なんで『王党派』の先生を脅したりしたんですか?」
「大雑把な範囲しか絞れなかったから仕方無しに。
教師って担当学年に満遍なく影響を与えるからね。『王党派』教師が『王党派』生徒しか見ない訳じゃない」
言われてみれば、それは確かにそうだろう。けれど、そんな曖昧な範囲でここまで劇的に効果が有る物か。
まだ新入生であるリサには分からないが、もしかすると上級生の教師陣はもっと権力があるのだろうか。
色々と一通り思い悩んでみるも、ともあれ事態が一歩前進したならそれに越したことはないのは事実。
結局その、微妙に飲み込みにくい感触の理由については何処からも齎されることはなく――――
教室棟内、1-1教室。対峙するのは黒と黒。片や聴講生、『這い寄る者』キーゼ。
もう一方は貴族派筆頭『黒鋼竜』が御曹司『黒の後継』アルベイル・ライゼンナクト。
前学園動乱時の顔見知りであり、そして後者は『貴族派』の元生徒会長立候補者である。
「気紛れに顔を見せたと思えば、無茶を言う」
現生徒会とは因縁深いと言える彼に、一口噛まないかと持ちかけるなど誰にでも出来はしない。
何せ、アルベイルはとかく気難しい。所謂面倒な人種として認知されているのだから。
「暇潰しに生徒会に付き合うのも手、ですよ。2、3年もすれば貴族派で頼れるのは貴方だけですから」
「恩を買えと? ふ、押し売りならばもう少し遠慮をする物だ」
「安いと思いますよ。何せ、僕や現生徒会はともかく――――」
「あの女狐は当面学園に居着くから――――か」
今回の一件。実のところ、『学園派』はともかくも。学園経営陣には何らデメリットがない。
キーゼにとってその時点で"森人礼讃"の流れが大きな問題でないことは見誤りようが無かった。
何せ、森人礼讃の流れに乗った人間と言うのは潜在的に差別思考に流れ易い人間なのだ。
名簿にチェックを付けるが如く。これらを抽出出来れば"来年からの"改革施策に十分役立てられる。
加えて、降って湧いたこの事態を現生徒会に解決させられれば生徒会の広報にも繋がる。
一石二鳥にも三鳥にもなる上、果たして現生徒会が失敗しそうならそれとなく軌道修正してやれば良い。
"首謀者"であれば、それが十分可能だ。つまり、如何様に転んでも利益が得られる構造だと言える。
「糾弾する気はないのか? 出来レースではないか、と」
「まさか。僕はあくまで観測者でしかありませんよ」
学園動乱の動きを見ても、敵に回すには余りに面倒な相手だ。
"善"の顔で他者を転がせる人間は、往々にして分かり易い"悪"より厄介なことが多い。
「――――まあ良い。考えておく」
外套を羽織り直し、背を向けた『黒の後継』に、キーゼが頷く。
恐らくは。今回の絵図を引いただろう老教師の仕込みを辿りながら。
確か、冒険者の何人かは教師に当たると言っていたか。
で、あれば。恐らく第一段階はクリア出来たも同然だろう。操舵は恐らく、王党派教師が握っている。
「貴方を推した手前、これぐらいは動きますよ」
とは言え、生贄の羊は健在だ。『交流会』は、間違いなく荒れる。
新生徒会に課せられた『挑戦』は――――まだ始まったばかりなのだから。
マスターコメント
ミドルシナリオ普通 報酬:標準8 / 8〜8人
2022年02月26日 08時34分35秒 公開
相談掲示板
さて、よろしくお願いします。 学園と無関係な存在は現状僕だけですかね。 ひとまずエルフ礼賛の現状をどうするか、ですが。 手法としては主に2方向 〇エルフを落す方向でバランスを取る 〇他を上げる方向でバランスを取る 前者については、今後の種族の垣根、という意味合いでは禍根が残るでしょうから、釣り合いを取る意味では後者が基本でしょうか。 とはいえ、この辺りは上手く調整すれば使いこなせますがね。 ただ単に噂を抑制しよう、他種族の良いところを認めさせよう、などという単純さでは恐らく負けますかね。 そもそも”ヒューマン以外は劣っている”わけですから。さらに言えば、異種族に寛容な貴族が王国貴族からすれば異常者の部類と見られてもおかしくはない。 せいぜい便利な道具、でしょう。 方針として、情報戦で対抗するにしろ施策を打つにしろ 1.エルフ礼賛の方向自体は認めつつ →下手に否定すれば相手の意思を強固にしかねない 2.他に目を向けさせてエルフだけへの関心を弱め →礼賛の流れそのものから目を逸らさせ距離を置かせる 3.本人自身が納得する内容 →自身で腑に落ちる、自らの言葉で紡ぐことに勝る説得力はない が求められますかね。 当然、目線としては貴族目線ではなく、あくまで学生又は平民目線もいりますが。
キャスター、ヴァレリア・ブランシェ・ウィザースプーンと申します。 お見知り置きを。 エルフの礼賛の件について愚考致しますが。 貴族の血に取り入れる理由は能力や風土、歴史的事情等ではなく、どうも美貌という「表層的」な理由でしかないという所を私は危惧せざるを得ないですね。 たったそれだけの理由でしか無いだけで根本的な差別問題の改善に至っていない以上、やはり彼の者達は貴族にとっての箔付けの道具でしかない。 であれば最悪、エルフをターゲットとした人身売買といった闇市場の横行の危険性といった可能性も浮上するものではないかと。 果たして活動の根幹にあるものは、虐げられてきた者達の反発からか、貴族の強権でエルフを手中に収めたいが為の謀略か。 以上の理由から、私は現段階ではエルフ礼賛の危険性について説く方向で出向くつもりです。 噂のエルフの生徒会長、並びに役員……の悪口になりかねませんが、目に見える実績作りはこれからともなれば、礼賛は所詮表層的な理由でしかない事にもなるでしょう。 謀略の可能性も無きにしも非ずではない以上、礼賛の発端・中心人物の炙り出しにも繋がれば善いのですが。
キャスター、クラウディアです。よしなに。 ―まあ、十中九で謀略でしょうね。 長期的に見て、長寿でヒト社会に引き入れた際の場持ちがよい種族。 加えて大半が世俗に疎く、心身ともに成熟度の面でヒューマン至上主義が付け入りやすい…と。 森人礼賛が吉に出るなどとは冗談にもならないところです。 ただ、体として見れば学園内の意見主張の延長ですらあるこの活動。 単なる火消しに終始するというのも面白くない。 言い分を握り潰すだけとなれば、まさに従来の学園と何ら変わりない様ですし。 そこで。別の意見を衝突させてその推移を観察、ないしは制動することを考えております。 ヒューマン至上主義の意見、その代表として『貴血連盟』にコンタクトを取り、森人礼賛を行う勢力に差し向ける。 この行動。単体は学園内に動乱を生み出しうる要素ですが― 少なくとも件の流れを変化させるには充分な威力であることは違いなく。 ここに追加して議論や説得などを絡めれば一定の沈静化もかないましょう。 …それと、『貴血連盟』について。 貴族派でかつ過激派…というと厭な思いが過ぎる方もおるやもしれません。 ―まあ、事実舵切りは下手な方が多くを占めるのですが。 しかし彼らは一様に平穏を望んでおります。 少なくとも代表代理であるアルガス・コーニッシュはそのように宣誓している。 彼らが動くのは、単に貴人として民を守護するため。 この点は信頼を置いていただければと、切に願う次第です。
第4学年のジュストだ、よろしく。 可愛らしい小鳥の囀りも、過ぎると耳に余るからねぇ。 俺個人の考えや動きとしては対立軸を作る方向では考えてないけれど、キーゼ氏が挙げている中だと他に目を向けさせる方向の情報操作は考えている。 その為にどこへ話をつけるかは検討中。 集められた情報にもよるかな。 情報収集などについてはまた夜にでも。
シルヴィアだ。今回はよろしくね。 >エルフ礼賛 仕掛け人が本心からエルフ礼賛をしている訳ではなく、下級生を唆しているだけ。生徒会や学園長が影響力を持つのを良しとしない人、学園への冒険者や平民の受け入れを拒みたい人が行動を起こしているのだろうね……火種に使える状況にある種族がエルフだった、ということなのだろう。 >方向性 「学園で発生したエルフ礼賛の流れを緩和する施策を打つ」か「行動で以て学園で発生しているエルフ礼賛の流れを緩和する」か……役員二人も参加しているし、両方試みても良いかもしれないね。 キーゼの方針も良いと思う。礼賛否定を他種族の否定と捉えられ、生徒会多数を占める学園派の主張と異なると叫ばれるのも厄介だ。 >エルフ礼賛への対処行動 仕掛け人を見つけて対処したいと思っている。下級生や学園内部の組織に聞き込みをして噂の出どころを辿っていくのが確実かな。 今の所『第一剣術部』に情報収集の協力をお願いしようかと思っているよ。王党派視点、庶民の視点での情報も欲しい。 >施策案 施策案については、良い案を思いついたら提案するかも位で。 意見の封殺を阻止するなら目安箱が一番分かりやすい。種族の垣根を緩和するなら文化祭等の楽しいイベント。流れから目を逸らすなら……避難訓練を実施するとか。情勢は不安定だし、いつ学園生が狙われてもおかしくはない。避難ルートや初動を生徒自身が提案し、護身術を共有しておく。「襲来する敵」に意識を向ける感じだ。 高位貴族が少しだけ大人しくなる施策、というのが中々難しいね……。
ひとまず、施策の案だけ一つ、手短に 仔細は夜ですかね 今回の入試はあくまで冒険者に限定されているわけで。なおかつ各種族の代表も存在する。 文化祭、となると規模も大きくなりますから。それに、火種がくすぶる状態でやると炎上しやすい。 各種族を対象としたオープンキャンパスあたりが妥当かもしれませんね それと、今回の流れは異種族受け入れの地盤作りに丁度いいのですよね。 沈静化する、対立するのではなく、うまく利用して受け入れやすい土壌作りにするための人心の操作に利用させてもらうべきでしょう また、出来れば生徒会が動いている、とあまり公になると敵の2手3手が早まる可能性もある。 紫の君あたりをうまく利用して、生徒会の思惑を隠すのも手かと。 ここについては僕も交渉に行こうと考えています
リサです、よろしくお願いします。 うーん、難しい問題ですね。 エルフ礼賛をただ否定するだけだと、反発だけで悪化しそうですしね。 いっそのこと、エルフ以外の種族も良いところをアピールするような感じもありかな?とか。 キーゼさんの、オープンキャンパスあたりで何かできるかな? 生徒会が全面に出すぎないようにというのももっともですね。 生徒会はあくまで、生徒の声を拾ってなにか企画を動かした、体にできたら理想ですかね。
>施策 俺は生徒会役員じゃないから意見程度に留めておくね。 リサ嬢の言うように他種族の良い所をアピールするならそれこそ彼らの得意分野などを披露する機会などあれば良いのではないかと思う。 体験授業のような形でも良いし、学術・芸術・技術などの発表会のようなものとか。 あまり大規模過ぎるのは確かにキーゼ氏の言うように燃えやすいけれど、こじんまりし過ぎても影響力に乏しいのが懸念事項かな。 それに高位貴族を少しだけ大人しくさせるという目標も達成させるには、多少なりともその層を注目させるなり施策に関連した何かに注力させる必要があるのではとも思っている。 >仕掛人 下級生の「一部」とのことだから、分布範囲は広くともピックアップして共通項や人間関係を追えば上流は辿れると思う。 ただ決定的な証拠みたいなものは残していないだろうし、あくまでもその疑いが濃厚という人物が浮かびあがってくるという所に留まるのかな、と。 まぁ個人的にはそれで充分というか、対処といっても単純にやめさせるとかそういう話に持っていくより利用する方向が良いんじゃないかと思っているよ。
ごきげんよう。 卒業生のレティシア・レインフィールと申します。 皆様、よろしくお願い致します。 >エルフ礼賛 既に挙げられております通り、全面的に否定されるのはよろしくございませんね。 この件の仕掛け人の方は特定した上で相応の対処をされるとして キーゼ様の仰るように他種族受け入れの地盤作りに利用されるのがよろしいのではないかと。 そうなりますと、文化祭も楽しげでよろしいのですけれど 今の状況的には私もオープンキャンパス辺りが妥当なのではないかと存じます。 >仕掛け人特定 噂を順に辿ればある程度は絞られそうなのですけれど 噂を流された方と仕掛け人は別人である可能性もございますので 前者に関しては身辺調査も行われた方がよろしいかもしれません。 >協力依頼 生徒会の思惑を隠す為にも生徒会以外の方々に協力をご依頼されるのは私も賛成を致します。 キーゼ様がクリスタリア様、シルヴィア様が第一剣術部の皆様にご依頼されるのでしたら 私は必要に応じて他の方へのご依頼を担当させて頂きますね。 例えば、恐らく学園内で地に足が付いた情報を最も多く広く正確に握っていると推測される 校長であるファルゲン侯爵様に冒険者は直接干渉は出来ませんけれど 彼が後見されているアルベイル様への交渉次第では 必要な情報入手等が可能なのではないかと存じます。
>施策 政治討論部で生徒会役員の公約等についてお話をされた事もございましたが リサ様とシルヴィア様はご本人様がいらっしゃるので 私の物も含め、今回不在の方の案を纏めさせて頂きますね。 今回の対応に不向きなものもあるかと存じますが あくまで参考程度に、とさせて頂ければ。 ◆目安箱(コルネリウス様提案) ・嫌がらせを受けた生徒が危機を訴えるような場合では投書も有用 ・学園の未来に関わる提言は己の名と責を負うべき ・身分の低い方が嫌がらせを恐れて意見を言いにくい ・採用された場合、提案者が働く必要もある ◆情報誌(コルネリウス様提案) ・部活動のPRやイベントの告知など、派閥にとらわれぬ情報誌を ・堅めの情報ばかりでなく噂レベルのアレコレも掲載 ・生徒会で出す季節ごとの報告は生徒会の事務員の手になる記録なので、あまり面白みもない ・生徒会と別に発行組織を作って運営しても良いのでは ・文芸を好む学生も一定数いるので、軌道に乗せられればうまくいくかもしれない ・発行組織は派閥などの影響を廃する事ができれば ◆風紀委員会(レティシア提案) ・教師や生徒会だけでは目が行き届かない学園内の問題に様々な立場の信頼出来る生徒達が対処 ・取り締まられる側の身分を無視する事も難しくケースバイケースにならざるを得ないのが難点 ・現状のように解決を依頼する形式ならともかく 一定の権限を与えられた委員のような物を作るのは現状の学園では難しい ・生徒会役員ですら他の学生に対する権限として何か強い物がある訳ではない
〉アルベイル様 そうですね、同じ一年生ですし、選挙で競った仲ですし、彼なりにいろいろ王国の未来を考えている事でしょうから、うまく協力して頂けたらなと思いますね。 クラウディアさんが、アルガス様に働きかけられて、エルフ礼賛勢力に何らかの圧力をかけられるのであれば、 歯止めとして、一定程度で、アルベイル様からストップかけて貰うのも有りなのかな?とも思いました。 マッチポンプな感じですけど。 とはいえ、これだとアルベイル様の株があがるだけなのですけど、 そのあたりは、アルベイル様には現生徒会への一定のリスペクトというか、様子を見てみよう的な表明して貰えば、貴族派はある程度は従うのかな?と思ってたりします。 まあ、どんな形の交渉するにせよ、アルベイル様には少し接触しようかなと思っています。今のところ。
さて、私見ではありますが。状況の整理と情報の扱い方、視点の違いなどの共有ですかね。 長くなりますので、連投失礼。 >エルフ礼賛 そもそもこの考え方自体、善悪どちらかと言われれば、どちらでもありません。 ヒューマン至上主義からすれば悪かもしれませんが、個人的な思想、今後の学園の方向性という意味では、むしろ歓迎されて然るべきものでもあります。 従って、ここを生徒会が公に”抑えようとする”のは、言論弾圧や思想管理、機会の平等を謳う『学園派』にとって痛手でしかない。 見方を変えれば、「学園の方針に倣いエルフを歓迎する立場を取っていたら、生徒会が絡んできた」となりますからね。 オーダーも”緩和”であって”抑制”ではない。ここを取り違えると、生徒会として大きな負の一歩になりますよ? >首謀者 上記理由と同様、目的が何にしろ、現段階でこの首謀者自身に何の罪もありません。 ただ、「エルフの良いところが分かったので、貴族の家に迎えてもいいという話をした」だけですからね。 何ら実害は出ておらず、今回の依頼の視点も”『学園派』や改革の都合からすれば具合が悪い”というだけです。 ジュスト氏の挙げるよう発端の精査ぐらいは必要かもしれませんが…確実な悪事の証拠もなく噂を流したというだけで手を出すなどしたら、『学園派』を叩く材料を与えるだけにしかなりません。
>オープンキャンパス これに関しては視点のずれの補正並びに予行演習、という意味合いもありますね。 そもそも現在視察にきているのがドワーフの匠王、大森林のエルフの最古老にして纏め役、冒険者の古参でありご意見番であるハーフビースト。 今後入ってくるだろう冒険者からすれば、立場や視点、感性が異なりすぎている。 そして当然そんな人物たちから”学園はこうだった”と言われれば、疑問を抱くのは難しいでしょうし、伝わるのは彼らの目というフィルターを通した情報になる。生きた情報が伝わるかといわれれば難しいでしょう。 ついで学園側からも、一部冒険者が編入しているとはいえ、一定以上の数の冒険者をいきなり受け入れる土壌も経験もない。 ここで一度、試験的に参加型授業や教習をすれば想定されうる問題の早期発見に繋がりますし、生徒自身も生徒会選挙前のような演奏会や舞踏会を開いて交流の場とすればいい。 全員参加する必要はなく、有志を集えば済みますからね。 ついで高位貴族からしても、事前に青田買いを狙える基盤を作れることになる。一部の有力貴族や商家は、実際活動中の冒険者をスカウトしていますからね。実例がある以上、情報印象操作は容易です。 パンクリアースという篩に残る時点である程度の優秀さは担保されますから。
レティシアは提案についての纏め感謝だ。 生徒会が表に出過ぎないようにするというのも賛成だよ。 >提案 オープンキャンパスは妙案だね。「開かれた学園」にも合致するし、異種族受け入れの地盤作りにもなる。体験授業で様々な種族の良い部分のアピールや、種族問わず学園で学びたいという意欲を伝えられたらと思う。 高位貴族を大人しくさせる為に何が出来るかは……舞踏会で目立たせるというのも一つの手かもしれない。もう少し考えてみるよ。 >仕掛け人 成程、噂を流した人と仕掛け人は別の可能性があるね。身辺調査もしたいな。 仕掛け人を見つけた後、止めさせるより利用した方が良いというのは具体的にどうすれば良いだろう。エルフや他の種族の印象を肯定的に広めて貰えば良いのかな(思いついていなくて申し訳ない)。
連投ごめんね。 >仕掛け人 手を出さない方が良い、ということかな。仕掛け人を見つけること自体は必要だと思うけど、その後どうするかは皆と相談したい。
短い間隔ですが。 >仕掛け人 >>手を出さない そうなりますね。現状、手を出すメリットが存在しませんから。 当たりはつける、但し直接手は出さず、仕掛け人の作り出したこの流れを利用する、というのが僕なりの想定ですかね。 >生徒会が出過ぎない 個々の加減が難しいところですからね。あまり影に徹しすぎると、生徒会の存在意義や今後の風評に差し支える。 ”これは、新生徒会が存在感を示すに当たり避けて通れない必然的な試練であると言えた。”ともあるので。ある程度は生徒会主導で事を成す必要はあるかと。 従って、 〇どこまでを生徒会として動いて 〇どこまでを生徒会の動きとして隠すか ですかね。 当然、表立って礼賛の流れに反対や対抗意見の流布は、生徒会とは知らぬ存ぜぬにしないとまずいですが。
>エルフ礼賛 以前、アルベイル様が貴族派意見交換会を催されましたけれど 今回も意見交換会のようなものを催されるのは如何でしょうか? リサ様の公約の一つである学園開放検討委員会については 政治討論部での話し合いにていくつかの点から難しいとされましたけれど 学園側に『意見を聞く場』を提供して頂き そこでの意見を学園側が利用した形式を整えるという代案もございました。 ですから、そこで学園開放に関わるオープンキャンパスの宣伝も兼ねて その中でエルフ礼賛について触れられたり 必要であれば他の施策についてもご意見を伺えるとよろしいのではないかと。 参加者については希望者を募りつつ 王党派や貴族派からも何人かお声掛けをさせて頂けるとよろしいですね。 例えば貴族派からは、クリスタリア様やアルガス様が有力でございましょうか。 >仕掛け人 あ、対応について変に言葉を濁し失礼致しました。 私としては特定後は今後の動きに備え、監視をつけられる程度でよろしいのではないかと。 直接的対処はされずとも、それでしたら万が一の有事にも備えられますので。
私も連投で失礼致します……! >施策(対高位貴族) キーゼ様が仰ったように高位貴族にとって利益となる 青田買いの基盤を整えられるのがよろしいのではないかと存じます。 既に帝国のヴィントにて『留学候補生養成所』を作成し 教育施設の充実化が図られております。 これは意欲や素養が有る者を短期間で出来る限り養成し 一定の成果をあげた者の学園入学を狙ったものですけれど 王国側としては無視が出来ないものでございましょう。 留学生はそのまま本国に帰国されるでしょうけれど 現状の他種族に対する扱いでは帝国を始めとした他国への人材流出は免れません。 何かしらのご事情が無い限り、条件が良い所の仕事に就かれるのが 一般的であると伺っておりますので。 >施策(対庶民) 目安箱以外ですと、今回での実施は時間的に難しそうなのですけれど キーゼ様もご指摘されている通り、生徒会にも実績が必要となりますので 例えば定期的にクラス単位で生徒会との交流会が出来ますとよろしいのではないかと。 学園では一学年につき五クラス存在しておりますので 合計で三十クラスございますから、相応に生徒会にご負担はございますが……。 直接お会いすれば色々とお話も出来ますし その中でのご様子から必要と判断すれば後日、個別にお話をさせて頂ければ 庶民の方からのご意見も拾いやすくなるのではないかと存じます。
いささか取り急ぎ気味なので、乱文になるかもしれませんが。 情報操作はお手の物で、生徒会の功績と認知されづらくなるという点でいえば「紫の君」とのコンタクトもありでしょうか? 生徒会の動きである事を隠しておきたい事項なら、彼女の出番にもなるのではないかと。 貴族派である事もあるだけに、高位貴族への牽制にも繋がるかもしれません。 >オープンキャンバス 成程、他種族の美点も訴えかけられる機会でもあるという事ですか。 「一芸」を知って貰うという点でいえば多様性のアピールにも繋がる事ですし、将来的にいえばハーフビーストやハーフリング、なんならゴブリンなどの受け入れ基盤にもなり得ますね。 更に言えばエルフの美点は、何も美貌だけという訳ではないと伝える好機ともいえましょうから、必然的に今現在挙がっている礼賛の勢いはクールダウンする筈。 その辺りは同じエルフからすれば礼賛の動きについて懐疑的な者も居るかもしれませんので。 あとはなまじ下手に動くと、礼賛についてはエルフ以外の異種族もまた黙ってられない可能性も無きにしも非ず。 そういう意味でも、それ以外の者達からのヘイトを抑えたり矛先逸らし、ガス抜きの機会にもなりましょうか。
>仕掛け人 キーゼもレティシアも答えてくれてありがとう。 特定後は手を出さず監視を付けておく程度にする、了解だ。 >仕掛け人を特定するための行動 第一剣術部は「情報収集も流布も苦手」とあるけど、手伝えば補正出来るかと考えていた……ただ、彼らが情報収集している事自体を不審に思われる(生徒会の為に動いていると気付かれる)可能性もあるかなって。 だから仕掛け人の「情報収集」に関しては紫の君に協力して貰って、生徒会の動きを隠したいと思っているよ。「監視」については第一剣術部にお願いしたい。 >意見交換会 公の場で、自身の派閥の長も招待されての事なら高位貴族も大人しくなってくれそうだ。 リサの公約にも繋がる。学園長も賛成してくれると思うよ。オープンキャンパスやエルフ礼賛についても周知したい。 開催するなら第一剣術部の部長にも声を掛けたいな。 >オープンキャンパス ・授業で想定されうる問題の早期発見 ・生徒の交流の場作り ・異種族の受け入れ基盤に ・高位貴族の青田買いの基盤(人材流出の阻止) →エルフ礼賛の流れの緩和(関心を弱める) …纏めるとこんな感じかな? どの立場の学生にとっても利がある施策だと思うし、提案させて貰いたい。 >クラス単位の交流会 直接話す機会がある方が生徒会と学生の距離が近くなるし、学生は悩みを話しやすくなる……良い案だと思うよ。将来的には兄姉制度を利用したい人の為の交流会や、運動部同士・文化部同士の交流会等も開催出来ればと思う。 (意見交流会で兄姉制度についても意見を聞きたい所だけれど、今回の依頼とずれてしまうから次の機会があればにしようと考えているよ)。
>仕掛人 身辺調査してそのまま泳がせる方向で考えてたけど、監視は露骨にすると直接手を出しているのと同じ気がするんだが、杞憂かな? 特に第一剣術部は王党派古参共同体だし、相手によっては相性が良くないのではとも思ったんだけれど。 >情報収集・流布 『紫の君』に助力を願って生徒会の動きをカバーすること自体は異存ないよ。 誰がどういう形で頼むかは接触する人にお任せするけれど。 あと一応協力先の偏りを避けるなら『白銀の薔薇』周辺も絡ませた方が良いかもね。 >施策、生徒会としての動き エルフ礼賛だけでなく帝国の留学候補生養成所設立の動向も無視できないし、意見交換会は良いように思うね。 種族相互理解の為の交流会は既に開かれ始めているけれど、生徒会主催で実施するのは、規模としても他に対する刺激の度合としても実績作りとして丁度良いのではないかな。
顔出しが遅れてしまってごめんなさい……! えっと、ゲルダです。よろしくお願いします。 >エルフ礼賛 そう、ですね。キーゼ様の仰っている通り、無理に抑えれば『学園派』の不利益となる。 ただし、今の過度に偏った思想が突き進んでしまっても、『学園派』にとっても良くない流れになってしまう。 特定の種族だから優れているのではない――と主張するには、学園生の異種族に対する知識が足りていないという認識です。 ですので、【緩和】のための施策として、エルフや他の種族について知る機会を設ける、という現在の流れに賛成です。 オープンキャンパスも意見交換会も、とっても良い案だと思いました。 >仕掛け人 ジュスト様の仰るように、監視は必要ではないかなと。 個人的には、どの派閥が仕掛けているかを特定することで、今後動きやすくする……ということが重要かなと思いました。 おそらく、『学園派』に良い感情を持っていない方かと思いますが。ここであからさまに手を出してしまったら、相手の思う壺、ですよね。 >生徒会としてどの動きを隠すのか 『オープンキャンパス』や『意見交換会』は生徒会としての主催として問題なさそうですよね。 生徒会……学園派としての建前は「今後、学園に入学してくるであろう異種族や平民など、異なる層同士の相互理解のため」でしょうか。 礼賛の流れに反対や対抗意見の流布……仕掛け人の特定についても、生徒会とは無関係を装ったほうがよさそうですね。 シルヴィア様の仰るように、紫の君に協力していただくのがよさそうです。
連投失礼 >各方面への依頼 誰が接触して依頼をかけるか、という点も気を付けないといけませんね。 既に出ている通り、生徒会が噛んでると思われた方がいい話、思われない方がいい話、がありますから。 それと、出所については分散した方がいいでしょう。 既出案の再確認の意味も込めますが。 『黒の後継』→貴族派の抑え及び校長の持つ情報の入手 『紫の君』→情報収集及び各種族へのイメージ戦略 『第一剣術部』→情報収集、手伝い? 『貴血連盟』→エルフ礼賛への衝突意見 『貴血連盟』を利用しての牽制程度ならともかく、明確な衝突意見は避けた方がいい気がしますね。アルガス・コーニッシュ側が平穏を望んだとしても、煙の立ち始めているところに更に火種を加えるようなものですから。 取り巻きの隅々まで徹底して管理しているならともかくそうは思えませんから。 まあ間違いなく無駄な諍いを起こす未来が見えますからね。 それと、話にも出ている『白銀の薔薇』は巻き込んで然るべきかと。礼賛の流れの中心が下級生なら、埋伏の毒としての利用もできますからね。 幸い、冒険者として異種族と接点を持つ彼女ならば話の厚みが増す。学園派の初動からの接点もありますから。 >【特殊な個人/組織】への対応 ここで気を付けなければいけないのが、”依頼””お願い”ではなく、あくまで”交渉”として挑むべき、ということですね。 基本どの勢力も傍観、あるいは中立とも言えます。そこに生徒会の思惑へ抱き込む以上、相手にも利がある、ということを明示しなければ当然首を縦に振らないかと。 ここの視点が抜けることが多いですからね、ご注意を。
>目的達成への方針 1.エルフ礼賛の流れは押さえつけない 2.噂や風評を利用し、異種族全体への興味付けとそれに合わせた情報収集 →この段階の噂、風評にて青田買いが出来ること、平民側生徒が考えていることの吸出し 〇情報収集打診 礼賛については誰が、どこで、どんなところで 庶民意見については冒険者に対して、礼賛の流れに対して 〇白銀の薔薇を起点とした異種族の風評の流布→特に学乱において種族問わず活躍している為、そこも付け入る 〇話に上がっている有能な冒険者の青田買いの現実 3.学園長への施策具申 →二段階での具申によるハードル解除を狙う 一つ目にオープンキャンパス。ここについては時間的制約、人材的制約も伴うため、来月に迫る試験の合間に運営可能かどうか怪しい面も残る そこで二つ目にその縮小版として意見交換会の実施。出来れば公開かつ外部のここを受けようとする冒険者も招いて。 レティシア氏の挙げる意見交換会では時間がかかりすぎるため、今回は簡易的かつ纏めての実施。主導は当然生徒会。演奏会をした場所など広い箇所を一箇所借りればよく、立食型のパーティとの二部制にすれば交流面や引き抜きなどの動きもさせることが可能。 こんな形でしょうか? >仕掛け人への監視 監視、とまでは行き過ぎですが。まあした方がいい、というのであれば、間者ぐらいは入れ込むぐらいしてもいいかもしれません。
キーゼ様、纏めを感謝致します。 改めて確認を致しますと、色々としなければならない事が多いですね……。 場合によっては必要な部分は分担(【タグ】作成での共通項化)も 視野に入れるべきでございましょうか。 >白銀の薔薇 キーゼ様が仰るような形で彼女にも是非ご協力をお願いしたく存じます。 意見交換会を催される場合、どのようなお立場でご参加されるかは彼女に選択を委ねますけれど 少なくとも現状を認識して頂く意味も含めて、是非ご覧頂ければと。 >仕掛け人 特定し、身辺調査を行うところまでは恐らく現時点では反対意見はございませんので 問題となりますのは監視を始めとした今後の備えとなりますでしょうか。 既にご指摘されておりますご懸念はご尤もですので 私としては常に様子を見る=監視ではなく キーゼ様が仰るような間者のような方を入れるぐらいがよろしいのではないかと存じます。 例えば、仕掛け人の方と同じクラスの方にご協力をお願いする組織の方がいらっしゃれば 不自然にならない範囲内で気に掛けて頂く事をお願いする形でございますね。 ただ、性質に貴血連盟の方へのお願いは避けられた方がよろしいでしょうか……。 第一剣術部の方も情報収集は不得手との事ですので 適正的にはクリスタリア様の百合園会が最適なのですけれど 仕掛け人の方が殿方だった場合は目が届かない場面も出て来ますかと。
>クラス単位の交流会 本格的な活動は新学期に第六学年(現第五学年)から順に行うとして 試験的に卒業が近い現第六学年の皆様にご協力を頂く事も視野に入れておりましたが キーゼ様が仰るように簡易的に意見交換会と並行して行われるのもよろしいかと存じます。 >意見交換会 第一剣術部の部長の方にもご参加頂けますと派閥のバランスもとれますので 是非お声掛けして頂けますと有難く存じます。 アルベイル様に関しては、こちらへのご参加まではお願いされなくてもよろしいかと。 お願いの数が増える分だけ交渉材料が必要となるという点もございますが 私個人としてはオルファレナ様と同様、彼自身に選択を委ねたく存じます。 貴血連盟の皆様に関しては貴族派意見交換会の時のように アルガス様にはご参加をご依頼させて頂くとして 他の方に関しましては……希望する方がいらっしゃれば、でございましょうか。 >学園長 確かに、交渉として先ず難易度が高い物を先に提案し その後に提案した物への心理的ハードルを下げられるのは理に適っていらっしゃいますね。 勿論、オープンキャンパスはあくまで今すぐに行うのは難しいだけですので 来年の受験生に向けて準備を行われる事自体はよろしいのではないかと。 それと『校長』『学園長』に冒険者が直接干渉する事は出来ないとの事ですけれど つまり学園長への提案は生徒会役員であるリサ様やシルヴィア様にお任せし 私も含めて他の皆様は交渉に必要な書類作りや 根回しを行うという認識でよろしかったでしょうか?
キーゼ氏は整理してくれてありがとう。 【特殊な個人/組織】への対応の注意事項に関しては大いに同意する。 どこかの力を借りるなり利用するなりの必要は確かにあるんだけれど、厚意や善意、ノーリターンで動いてくれる人はいないだろうから。 >施策 これは生徒会に許された権限とも明記されているから学園長への提案などはシルヴィア嬢やリサ嬢にお任せする形になると言う認識だったよ。 ただ内容的というか字数的にプレを圧迫するようならタグ化したり、お手伝いするという体で補強案や具体案を生徒会役員以外のプレの中に落とし込むと良いんじゃないかな。 >誰が誰に何を依頼するか、どこで何をするか 俺は生徒会役員ではないし、割と動きやすい立場だから『紫の君』が拾いにくい男子生徒方面の情報収集と、必要であれば教師陣への働きかけをしようかなと考えていたよ。 仕掛け人に対しては身辺調査と、チャンネルとしてクラスメイトや同じ部活動、教師あたりを紐付けておくつもりで考えている。 情報共有に関しては同じ学年のゲルダ嬢を経由して生徒会に提供するのが自然かなぁ、と。 一応家が王党派だし、意見交換会に関してなど『白銀の薔薇』にお声掛けするのも吝かじゃないけれど、親交のあるリサ嬢や家格的にシルヴィア嬢、もしくは同性ということで他のご令嬢方にお任せした方が良いような気もするから皆の行動予定や字数の余裕次第ということで。
は、とりあえず生きてます、すみません。 えっと、キーゼさんの仰る形のフランクな意見交換会が現実的でしょうね。 場所の手配とか、学園への交渉…学園長宛になるのかな? は、わたしのほうでしたいと思います。 あとは、オルファさんかな。オルファさんはお願いすれば協力してくれると思います。
キーゼは纏め感謝だ。 流れは追っているけど、何か見落としていたら指摘よろしく。 >仕掛け人 確かに間者の方が不審に思われずに済むね。派閥を特定したいというのも同感だ。 仕掛け人を見つけたら、仕掛け人と同じクラスの人か、部活の人に気に掛けて欲しいと交渉してみるよ。調査は紫の君と、男子だった時の為に第一剣術部にも頼んでみるつもりだ。 ジュストも調査してくれるなら心強い。よろしく頼むよ。 >学園長への交渉・場所の手配 リサ、私も一緒に学園長への交渉と場所の手配に行くよ。役員二人の賛成があることの表明と、字数分担を含めた交渉の手伝いもしたい。キーゼの『オープンキャンパス』→『簡易的な意見交換会』の流れで交渉してみるね。 >白銀の薔薇 彼女にも協力して欲しいというのも、どの立場で出席するかは彼女に委ねるというのにも賛成だ。私は直接会った事が無い(報告書内で言葉を交わしたことが無い)から、交渉はリサや他に関わったことがある人にお願いしたい。 >個人行動予定 ・『紫の君』『第一剣術部』に交渉(仕掛け人調査と意見交換会への出席) ・仕掛け人を突きとめたら間者に気に掛けてもらうよう頼む ・リサと共に学園長に施策の交渉(提案の権利使用)、開催場所の手配 何か他に手伝えることがあれば言ってね。 (意味が変わる部分があったから書き直したよ。ごめんね)
何度も申し訳ない……! >リサ 字数分担についてなんだけど、学園長への提案の時、リサに「意見交換会」の提案をしてもらっても良いかな? 私は「オープンキャンパス」について提案したいと思っている。「意見交換会」の方がリサの公約に近いし、もし良ければお願いしたい。勿論「意見交換会」の賛成表明もプレに書いておくつもりだ。
取り急ぎ! シルヴィア先輩、お手紙ありがとうございます。意見交換会の件、承知しました。
>オープンキャンパス これは言い出した責もありますからね。こちらでタグ化します。提案だけしていただければ。 >個人行動 紫の君との交渉ですね。シルヴィア氏と同席するかどうかは分かりませんが。 そもそも紫の君にちょっとした流布も頼むつもりですからね。そういう意味では調査依頼をかけるシルヴィア氏とは動きが違いますので。 それと、あまり直接的に生徒会の人間といるのも怪しまれますから >勢力接触 上記の意味も込め、生徒会に席を置くお二人は立ち回りには注意を。 下手に動いて見られるとまずいでしょうからね
キーゼ様、レティシア様、再三にわたり指針の纏めに感謝します。 それでは、紫の君への接触には、僭越ながら私の方からやってみたいと思います。 将来的に接触してみたい方の一人でもありますので。 意見交換会への出席という「交渉」という体でいえば、青田買いの話という事で商業知識も交えつつ商業や工業の将来的な発展という体裁で行うつもりです。
さて。だれが何の動きをする予定か、そして現段階の穴はどこにあるのか、少し整理しておきましょうか。 (以下敬称略) 〇対外交渉 貴血連盟:礼賛勢相手への当てつけ→Claudia 紫の君:出席交渉・情報収集・情報流布→シルヴィア、ヴァレリア、キーゼ 第一剣術部:出席交渉・情報収集操作?→シルヴィア 一般生徒、教師陣:情報収集→ジュスト 礼賛意見→ヴァレリア 白銀の薔薇:情報関係?出席交渉?→リサ 黒の後継:校長側情報提供依頼→該当者なし 各種生徒及び各陣営教師陣営に関しては、間接的なアクションが多いですかね。 それと、黒の後継への直接的なアクションが現状不足している、というところですか。 誰も該当者がいないなら、僕がこちらに回りますが。 〇施策提案 対学園長→シルヴィア(オープンキャンパス)、リサ(交流会) ここに関しては、生徒会としての仕事なので、お二方主導となるのは間違いなく。 草案作りなどは当然手伝いますが、通るかどうかはお二人の口車次第ですね。
>タグ ひとまず二つ、簡単ですが作っておきます。 本格的な交流会のものはきっとレティシア氏が作ってくれますでしょうから。 【仮開校】 オープンキャンパス。 入学志望の冒険者を招致、在校生を含めた模擬授業や授業、昼食時などの生徒交流を主体。 異種族含む冒険者への在校生の動き/来期に想定される問題点の早期発見/貴族生徒の優秀な冒険者への勧誘 等を目的に、エルフ以外の種族も目立たせ礼賛の動きそのものを鈍くする。 【簡易交流会】 入学志望冒険者と在校生による生の声を含めた意見交換や質疑応答。立食型の昼食会なども織り込み、在校生参加は自由。1日且つ小規模で終わるオープンキャンパスの縮小版。 異種族に目を向ける機会を増やし、エルフ以外の種族への興味付けをさせる。
キーゼ様、再度の纏めを感謝致します。 >対外交渉 確か、リサ様がアルベイル様(黒の後継)とも接触予定と仰られていたような……? ただ少しの接触との事でしたので、本格的な交渉担当者は別に必要でございましょうか。 キーゼ様がご負担でなければそちらを担当して頂けますと有難く存じます。 もし彼との交渉材料がご入用でしたら私の方で一つ、心当たりがございますので その場合は同行を致しますので、ご遠慮なく仰って頂ければと存じます。 オルファレナ様(白銀の薔薇)はリサ様がご担当されるか確定しておりませんけれど 彼女とその周辺の皆様の動きが生徒会からのご依頼と察せられるのはよろしくございませんから 私の方でもお手伝いをさせて頂きますね。 リサ様と私、どちらがメインとなって交渉させて頂くかは リサ様とご相談させて頂ければと存じます。 あとはアルガス様(貴血連盟)への出席交渉も担当者がいらっしゃいませんから 僭越ながら私の方でお声掛けをさせて頂きますね。 仕掛け人については……私の方で(文字数的意味で)余裕がございましたら 所属派閥やクラスなどからアルガス様が適任と判断した場合のみ 気に掛けて頂く事をお願いをさせて頂くかもしれません。 >キーゼ様 勿論、私もお手伝い(タグ作成)をさせて頂きますけれど 本格的な、というのは学園開放関連の意見交換会の詳細でよろしかったでしょうか? それともクラス単位の交流会も含める形に……? 少々判断に迷いましたので、お答え頂けますと有難く存じます。
クラス単位の交流会になりますね。 礼賛の流れをごまかす意味では今回は下準備で終わるかもしれませんが、やらないよりはいいですから
後、もう一つ抜けておりましたね。 黒の後継への接触は、僕も担当しましょう。【学乱】時はアチラ側の陣営寄りでいた人間ですからね。接触しても不自然ではない。 そして、多分その心当たりはまた面倒ごとになりかねませんからね、ここで切らない方がいいかと。色々と手を回しているのは、僕もそれなりにありますからね。 紫の君には、手紙を持たせるぐらいにしておきますか。
キーゼ様はまとめとタグ、ありがとうございます。 >個人行動 学園生とはいえ、平民で異種族であることと、どこかに強い縁があるというわけではないので、主に平民側の情報収集でお役に立てれば良いなと思います。 あまり表立っての情報収集ではなく、モブパワーを使って会話を盗み聞く形になるかな、と。 あとは、わたし個人は中立派のつもりではあるんですが、……どうしても『学園派』側の人間として見られてしまっていますので、割り切って『学園派』として動くのもありかな、と。 具体的には、エルフ礼賛の流れからの『学園派』の被害を抑えるという目的で、『学園派』について偏った知識を持っていたりという方に、本来はどういう派閥なのかとか、どういう理想を掲げているのか、とかを説明する、という行動を考えています。
>キーゼ様 早速のご返答、感謝致します。 そしてかしこまりました。 それでは、アルベイル様の方はお任せさせて頂きますね。 もしお気持ちが変わりましたら、その時はご遠慮なく仰って下さいませ。 >タグ それでは、僭越ながらクラス単位の交流会の方を担当させて頂きます。 取り急ぎ簡単に作成させて頂きましたけれど 皆様のご意見も伺いつつ、修正させて頂ければと存じます。 【学級交流会】 定期的にクラス単位で行う生徒会役員との交流会 直接言葉を交わす事で生徒会と一般生徒の距離を縮め 立場や身分を問わず様々な意見を交わし活かす事が狙い 交流会での様子等から必要と判断した場合 後日個別に会話を行う事で下級貴族や庶民の意見封殺を防止 本格的には新学期に第六学年(現第五学年)から順に実行 試験的に近日、現第六学年の協力を願う
ふむ…なんといいますか、思った以上に動きが多くなってますね…追いきれるかな。 ともあれ、こちらの行動に関する懸念などは拾いました。 実際にエルフ礼賛の流れに対してどう切り込む切っ掛けを作るかは、連盟内での行動で決まりそうですね。 …扇動の類は論外として、話題出しと内部での議論が上手く回るかどうか。 先に話した個人意見と併せて、彼らと話してみる形になりましょうか。 -と、残りはレティシアさんが話していた"出席交渉"…クラス単位の交流会でしたか。 この話の切り出しをどう取るか… 先程の様子ですと、そちらはより詰めた行動指針のようでしたが…何かこちらでお手伝いできることはあるでしょうか…?
>クラウディア氏 クラス交流会については今回は打診程度ですからね。 本命の礼賛をどう抑えるか、かと。 こちらは入学試験前にどうにかする必要があるので
取り急ぎ! リサは提案分担の快諾をありがとう。 ギーゼとレティシアのタグもとても助かるよ。使わせてもらうね。 動き方についても了解だ。調査の時は表立っては動かず、第一剣術部への調査方法の助言や情報の取り纏め等で行動するようにするよ。 紫の君交渉組のメンバーもよろしく。ヴァレリアと私は面会、キーゼは手紙だね。あまり直接的に生徒会役員といると怪しまれるというのも同じ意見で、礼賛について意見を言う予定のヴァレリアと一緒に動くと双方怪しまれてしまうかもしれないから、今の所は単独交渉にする予定だよ。 >【学級交流会】 とても良い案だと思う。 リサと私、どちらがプレに書こうか。対象が異なるだけで同じ「交流会」だから、リサが提案してくれた方が説得交渉がしやすいかな(勿論交渉の手伝いはしたいと思ってるよ)。リサにお願い出来るならリサにお願いさせてもらって、字数が大変そうなら私が書く……という感じで良いかな?
取り急ぎ、 シルヴィア先輩、【学級交流会】についもて、わたしのほうで書きますね。 その他、今までの流れ見てプレイング書きます
リサ、お返事ありがとう。 【学級交流会】についても書いて貰えて有難い。 学園長への提案交渉、出来る限りを尽くそう。よろしく頼むよ。
リサ様にシルヴィア様、学園長への提案と交渉をよろしくお願い致します。 『貴血連盟』に関してはお願いさせて頂きたい事や交渉方針は私の方で纏まりましたので 恐らく問題は無いかと存じます。