【灰麦】詳細は、冒険者ギルド マザキヤ支部まで

大和気 いぐる

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シナリオID:1861

オープニング

「マジすか」

 冒険者ギルド マザキヤ支部長の顔には、『いやだなあ』と書いてあった。
 リリィが苦笑したくなるほどの迷惑顔だ。無理もないが。

「面倒な頼みなのは分かっている」
「いや、失敬。うーん……いや、困りますよ、正直。こういうの。
 下手したら国際問題になるじゃないですか」
「そこは、うまくやってくれると助かる」
「人の心とか無いんか! ……いや失敬」

 同盟都市の気風というものは良く知らないが、かなり率直らしい。
 面食らいつつも、断られないだろう、という確信がリリィにはあった。

「あーっ……占いが早速当たりやがった。
 でもなー。放っとくと、もっと厄介になりそーな案件だよなーコレ。
 うー……『シリアス』の札(タグ)でも下げておけばいいかな?
 ウチから出した依頼につけといても、誰も信用しねーよ、クソがッ……」

「……感謝する」
「どうせならハートマークぐらいつけて言ってくれませんかね?
 ――いや、冗談ですからね!? 何かすみません!?」

 こうして年末に続いて、奇妙な依頼書が冒険者ギルドに並ぶことになった。

『【灰麦】詳細は、冒険者ギルド マザキヤ支部まで』
「話術に長け、口の堅い冒険者求む! あと穏便な方!
 注:本当にシリアスな依頼です! フリじゃないからね!」

●少し前のこと
 リーンエス王国の北東。
 王国領とも都市同盟領とも主張する者が未だ居ない、空隙地。
 山地であるためか、気温は低い。

「……また、ややこしい場所を」
 白い息を吐きつつリリィ・ナイトレイは、ぼやいた。

 彼女が率いる女性騎士隊は、ひとりの商人を追っていた。
 王国北部の街(ストロウヒル)で、不作に乗じて怪しげな麦種を売った商人である。

 その麦種――仮に『灰色麦』と称する――は、特殊な黴に汚染されていた。
 即死するほどではないが、長期に渡って食せば問題がある。
 現に、同盟都市マザキヤには、その諸症状が『呪いの伝承』として残っていた。
 幸い冒険者の働きにより、ストロウヒルの麦畑の汚染は防がれた。

 伝承に引っかかりを覚えたリリィは、パンクリアースの大図書館にて調査を行う。
 冒険者の協力を得て、見出した幾つかの資料から推察された内容は――。

 ――この商人が『エーテル浄化者』と何らかの関わりを持つこと。
 そして、古い浄化者の記録に明るいであろうこと。
 ――そして、王国を恨んでいる可能性が高いこと。

 事情を知らぬ兵が商人を捕らえたのなら、ややこしいことになる。
 慌てて北に引き返し、足取りを追ったリリィだが……。

(これは、どうにも――誘われているな)

 妙に痕跡がわかりやすい。
 ストロウヒルでは綺麗に足取りを消していたくせに。

「隊長!……そのう」
 戻って来た斥候が口ごもる。

「報告は簡潔に」
「すみません! ……相手は投降しました。交戦及び被害なし。
 『話がしたい』と言っていますが……隊長?」

 楽に話が進んでいるにも関わらず、リリィは渋面だ。

「荒事を望まないというのなら、それなりに対応せねばならないか」

 リリィはもう一度、軽いため息をついた。

●
「どうぞおかけ下さいまし、騎士様」

 聞き苦しい掠れ声で、ヒッヒッと卑屈に笑う。
 灰色の服、灰色の髪、灰色の目。
 件の商人は声の割に若い女性だった。
 これまでは変装でもしていたのかも知れなかった。

「リリィ・ナイトレイだ。このままで結構」
「それはどうも。お茶でも?」
「いらない」

 小さな洞穴を改造したらしい隠れ家は、存外快適そうだった。
 テーブルの上の茶器も、古そうだが小綺麗なものだ。
 だが相手の経歴を推測すれば、出された茶を飲む気には到底なれなかった。

「話をしにきた。君を何と呼べばいい?」
「ヒヒッ、何とでも。商人でも、罪人でも、魔女でも」
「君を何と呼べばいい?」

 根気強く、繰り返す。
 隠れ家の主は皮肉った笑いを引っ込めた。

「――なるほど? では――ホノカ、とでも」

「それで、何を話したいのだ」
「騎士様は、何を聞きたいので?」

 予想通りだ。
 実のところ、話したいことなど何もないのだろう。
 リリィは記憶を探り、それを吟じた。

『刑場に 夕餉の灯り 遠く射し 金の麦の穂 濁りゆく夜』

 ホノカの唇が再び、にぃっ、と釣り上がる。

「なるほど、なるほど? よくお調べで」
「ああ。だから、手順は省略しよう。君は、追ってきたから私に接触しただけだ」
「ご明察。まあ――今ので、かなり気分は変わりましたが。
 でも貴方には貴方で、お考えもあるのでしょう?」

「――それほど深謀遠慮があるわけでもない。
 単に望みどおり授恵者を連れて来てやろう、というだけだ」
「ふむふむ、なるほど?」

 ホノカは面白そうにニヤニヤと笑っている。

「連れて来る間に、私が逃げるとは考えないので?」
「あまり意味もないだろう?」
「まあ、そうですな。――で、どこから引っ張ってくるんです?」

 グランスパーダ? ストロウヒル? ……いや。

「――マザキヤだ」

 答えると、ホノカは身体を折り曲げて――。
「は、はは――」

 むせかえるようにして、笑ったのだった。

解説

 謎の商人に接触し、出来る限り多くの情報を得てください。  なお、表向きはマザキヤ支部からの依頼ですが、実質的な依頼人はリリィです。 「【帝国】灰色麦の呪い」 「【帝国】女騎士の調べもの」  を踏まえたシナリオとなっております。  両者ともにリリィ本人から詳細を確認することが可能です。  いずれも参加していなくても、経緯を知っている前提として構いません。  一連のシナリオのネタばらし回。  渦中のNPCの機嫌をとりつつ問い詰めるシナリオです。  必然的にNPCの描写が多くなるであろうことを考慮して、イベシナとしました。  なので、別に楽しい催事はございません。  無策で大成功は難しく、変なことをすると失敗します。  ということで難易度は「難しい」となっております。  ただし前提シナリオで大成功が出ているため、NPCの機嫌はそう悪くもないです。  それほど構えずご参加いただければ。  基本的に、ふっかけなければ戦闘は発生しないと考えて頂いて結構です。 ▼NPC ・ホノカ  種族不明 女性 年齢不詳  今回のターゲット。  古いエーテル浄化者について、情報を握っている模様。  王国同盟の古い文献に影響が垣間見える。 ・リリィ・ナイトレイ  ヒューマン 女性 27歳  王国騎士。実質的な依頼人。隠れ家までの案内人として同行します。  ホノカの今後の処遇に意見があれば、伝えると考慮するかも知れません。  基本的には穏便に済ませる方針なので、荒事になると心証は悪いでしょう。  掲示板での質問に対応します。指名の上、お問い合わせください。 ・冒険者ギルド マザキヤ支部長  ヒューマン 男性  名目上の依頼人。同行はしません。  出来る限り名義貸しに専念したがります。  悪い人ではないので、なにかさせたいのであれば交渉次第。 ・マザキヤ仮面  本編への登場はしません。掲示板の応答役です。  またマザキヤ支部長の方に問い合わせたい場合も、彼が窓口です。  無関係ですけどね!

マスターより

 お世話になっております。  大和気(おおわけ) いぐるです。  ショートにするには字数も足らぬが、ロングにすると描写の割にお高い。  そう日和った結果のイベシナです。  プレイング字数が少なくて申し訳ないですが、よろしければどうぞ。

リプレイ

「お久しぶりです。また貴女にお目にかかりたくて参加させてもらいました。
 相変わらず、お美しい……」

 ジュスト・ヴェルジーは、依頼人の顔を見るなり、恭しく礼をした。
 非の打ち所のない貴公子ぶりに、騎士隊の一部から黄色い声が飛ぶ。

「静かに」
 それだけ言って、リリィは隊員を黙らせ――。
 ちら、と視線を投げた――社交に慣れた者でも、中々気付かない類のものだ。

(なんで僕を見る!)
 それを受けたローザリカ・L・ディオールは、内心で抗議の声をあげた。
 いや。いやいや。別に怒るほどのことじゃあない。
 直接、無粋で見当外れな探りを入れられたワケでなし。

 結局、リリィはさらりとジュストの美辞麗句を受け流したようだった。
 他の面子とも挨拶を交わし、ローザリカにも笑顔で手を差し出す。
 別に、それが苦笑めいて見えたりなんかはしない。しない。

「よう、また会ったな。よろしく。
 とりま、調べてある内容を確定させた方がいいのかな?」

 サイラスが書類をめくりながらリリィに聞いた。
 冒険者ギルドの報告書と――彼女が書いた覚書だ。

「拘る必要はないが、話の持って行き方としては良いと思う。
 彼女(ホノカ)は、調べられていることに不快感を持っていなかった。
 むしろ――面白がっているように思えたな。
 だから、興味を引けるのではないかな?」

「了解。うーん……実際、文献調査の場に俺もいりゃあ話は早かったが。
 まあ、結構丁寧だし何とかなるだろ」

 サイラスは顎を擦り、もう一度書類に目を落とした。
 面倒臭い案件は好きではないが、浄化者に興味がないわけでもない。

「ねぇ、ギャメルさん。
 武装を外すのはいいとして……それ被ってくの?」
 後方でこっそり、ギャメルに声をかけているのはアルマ・ヴァレンタインだ。

「いい考えだと思うんだけど……」

 ギャメルが手にしているのは、マザキヤの秋の祭りの風物詩。
 硬パンで作られた、奇怪な仮面である。
 実際、これを被った人々が町に溢れる様は、かなり珍妙ではあった。
 あまり真面目な場には相応しくない装いかも知れない。
 そういえば、依頼掲示にシリアスの札(タグ)がついてたっけ。

「やっぱ面白くなっちまうかな?」
「まあ、どう見てもオモシロアイテムだよね……」
「でもよ。これって、マザキヤの人が町の救世主(仮面の男)を忘れてない。
 ……そういう証明になると思うんだよな」

「わっ、それ持ってきたんだ!
 伝承に関わるアイテムだもんね。ギャメルさん、冴えてる!」

 パン仮面を見て、エルシー・サリバンも寄ってきた。
 ギャメルは褒められて、得意げに鼻をひくつかせる。
 アルマも好奇心を抑えられない顔つきだ。

「たしかにボクも、とても反応が気になる……」

「あ、あの……占って、みる?」
 遠慮がちに声をかけたのはユズだ。
 思いがけない提案に、三人は顔を見合わせる。

 占いだけに当たる保証もない。
 だが、小さな占い師は白い頬を赤く染めていた。
 おそらくは引っ込み思案な性分をこらえて声をかけたのだろう。

「ああ、いっちょ頼むぜ」

 ギャメルが言うと、ユズはコクリとうなずいて水晶玉を取り出した。

『――吉兆。機をみるべし。星は微笑むでしょう』

 しばしの沈黙の後、一転、流暢な声で占いの結果が告げられる。

「ほら、悪くないんじゃねぇか?」
「機を見ろって出てるけど」
「じゃあ、いきなり見せるのはヤメるか」
「そうだね、それがいいかも」

 概ねパン仮面(オモシロアイテム)の扱いは決まったようだった。

●
「ようこそ、冒険者の皆様。お茶でもどうぞ」

 隠れ家に一同を迎え入れたホノカの第一声は、それだった。
 リリィが断ったと言っていたお茶だ。

 相手の出方として予想しておいても良かったかも知れない。
 彼女はニヤニヤしながら、茶をカップに注いで回っている。
 少し香ばしい匂いはするが、色はごく普通だ。
 一同は目配せをして、お互いどうするかを伺っていたが――。

「いただくよ!」

 アルマが元気良く答える。
 勢いよくカップのハンドルを掴んだかと思うと、一気に茶を飲み干した。

 呆気に取られる者もいたが、別に考えなしにそうしたわけではない。
 まず自分は授恵者だ。毒が入っていたとしても、即死はすまい。
 そして癒やし手(ヒーラー)は自分以外にもいる。
 あとは、交渉術だ。こちらの度量の広さを示しておくのは、悪いことではない。
 さらに――珍味を出されて臆するのは、何よりアルマの流儀(スタイル)に反する。

「ん。美味しかったよ。何のフレーバー?」
「そりゃあ、どうも。煎った麦を香り付けにね」

 ホノカはニタリと笑みを深くした。

「ほんとだ!」
 続いて茶を口にしたのはエルシーだった。
 あの笑みは、反応を面白がっている――ポジティブなものだ。
 何かの企みが上手くいった、といったものではない。

 ユズも同じように感じたようで、おずおずカップを口に運ぶ。
「い……いただきます」

「東方では米菓子をお茶に入れるって聞いたけど、こういうのかな?
 ホノカさんは、東方の人なの? 名前も東方風だよね?
 ひょっとして『穂香』って書くのかな?」
 エルシーは、にこやかに尋ねた。

「さあ? いや、トボけてるわけじゃあ、ありませんよ。
 あまり故郷のことは覚えていないんです。
 そういう売り文句をつけられた事はありますから、そうなんでしょうが」

 ――彼女(ホノカ)からの視線を感じた。
 ジュストとローザリカは、瞬時に笑顔で武装する。
 フォローは別の面子に任せたほうが良いだろう。
 相手は概ねこちらの身分を知っているようだ。
 いとこ同士、同じ判断に至ったことを察し、複雑な気分になる。
 もちろん、あれこれ揉めている場合ではないが。

「まっ、色々あらぁな。なあ、その皿マザキヤのか?」
 さらりと話題を逸らしたのはギャメルだ。

「良く気づきましたね。ひょっとしてお持ちです?」
「オレも最近集めてるんだ。……ふぅん、結構古いのもあるんだな」

 その様子を眺めながら、サイラスは考えた。
 なるほど皆、穏便だ。そういう依頼(オーダー)なのだから問題ない。
 当たり障りのなさそうな話題から情報を探りつつ、雰囲気を作る。
 貴族二人(ジュストとローザリカ)は、そこは任せ、機を見て切り込むつもりだろう。

(だがまあ――長くなりそうだな)

 商人には色んなタイプがいる。
 ただ働くだけの者、共栄を目指す者、利益しか頭にない者、詐欺師まがいの者。
 ホノカはどのタイプとも違うように思えた。むしろ――。

(まあ、アテが外れてもフォローは任せられるだろ)

「あー、ホノカ。ちょっといいか」
「何でしょうか?」
 取り繕った笑顔が向けられる。

「信用を築くための挨拶っていうのも悪かないが……。
 そろそろ『商談』に入らないか?」

 サイラスの店にも、たまに似たタイプが来る。
 金も売買対象も気にはするが、そのものが欲しいわけではない。
 一部の職人――あるいは研究者に多いタイプだ。
 彼らは割合に率直な商談を好む。取引自体を楽しむわけではないからだ。
 サイラスも少し近いところがある。
 商談は苦手ではないが、面倒臭い話は嫌いだ。

「なるほど。なるほど?」

 ホノカはヒヒッと喉の奥から掠れ声を出した。

「気遣い不要というわけかい? では、まあ遠慮なく」

 卑屈な笑みは捻じ曲がり、瞼は落ちて皮肉げな半眼をなした。

「まあ、警戒されるのは折込み済だがね。
 騎士様にも言ったとおり、私は『話がしたい』んだよ。
 いやそうでもないか。『聞きたい』と言ったほうが正確か。
 ――冒険者の話をね」

●
「――冒険者の?」
 サイラスが聞き返す。

 冒険者と授恵者は、ほぼ同義だ。
 だが先程の言葉には、微妙な強調の要素があった。

「ああ、そうだよ。――まあ、そう言われても話は進まんか。
 ええと――エルシーにギャメルと言ったね。まず、礼を言っておこうか」

 名指しされて、二人はきょとんとした。
 お礼を言われる心当たりは――あった。ストロウヒルの件だ。
 だが、『お礼参り』的な意味にしては、語気に棘がない。

「まあ、『前金』的な話になるんだがね。
 ストロウヒルでは手間を省いてくれて、ありがとう」

「うん?――ちょっと待ってくれ、ええと……。
 オレたちは、あそこで灰色麦の伝播を防いだんだけど」
「そうだよ。――お礼は変じゃない?」

「いいや。もともと、私は暫く後で町に戻るつもりだったんだ」

「そうなの?」
 極力「本当か?」というニュアンスを廃して、それとなくアルマが聞く。

「ああ、別に証拠もないがね」

 ユズは何も言わずじっとホノカの顔を見ていた。
 嘘を言っている様子はないから、今すぐ口を挟む必要はないだろう。

「すでに冒険者が介入していると知った時は、少し驚いたね。
 こっちも『旅の学者』として訪れようと思ってたんだが」

 ローザリカとジュストの視線が交錯する。
 ジュストはわずかに首を振り、ローザリカは唇を噛んだ。
 テーブルの下では、密やかに口論ならぬ足論が始まった。

「それって――『灰色麦は危ない』って村の人に伝えるって事?」
 エルシーが問う。

 頷き返し、ホノカは歌うように言った。
「灰色麦は、呪いの麦。
 もし見つけたのなら、とれた畑はそっくり灼かなきゃなりません。
 灰色麦は、呪いの麦。
 別に信じなくても構いやしませんが、こいつは本当のことですよ」

「マザキヤの伝承だね。――それを皆に知ってほしかったの?」
 エルシーは様子を伺いながら、柔らかい口調を心がけた。

「まあ、そういう側面もなくはないね」
 ――まだ、心を開いてくれる様子はない。

 ギャメルはふと思い出した。
 様子を伺う目つき、皮肉げな笑顔。そして、矛盾する行動。
 こんなのは、力を使って心を読まなくたって分かる。

 親を亡くしたばかりの頃だ。
 弟妹――特に年少の子が、いつもと違う反応を示す時期があった。
 なぜか口をきかなくなったり、とんでもないイタズラをしでかしたり。
 ギャメルは宥(なだ)めたり、賺(すか)したり、叱ったり。
 当時は多いに困惑したものだったが――。

「そうか――要は試したかったんだな」

 今度はホノカが、虚をつかれる番だった。
 長い、深い、ため息がもれる。

「――ああ。結局、そういう事なんだろうね。
 長いこと私がやってきた事は」

●
「失礼――長いこと、と言ったね」
 机下の攻防を制し、ローザリカが発言した。

「先日、古い記録を調べる機会があってね。
 一風変わった栞に覚えは?」

 彼女の横では、ジュストが複雑そうな顔をしている。
 ローザリカには見えていまいが。

「うん? 貴族らしい言い回しだ。大図書館の件だね?」
「いちおう――こういうのだ」

 サイラスが件の栞の映像(イメージ)を宙に描き出す。

「ああ、間違いないね。実物も知らないだろうに大したもんだ。
 いくつかは私が紛れ込ませたものだし……。
 偶然書籍が巡り巡った結果行き着いたものもある。
 あとは知人に頼んで置いてもらったりね」

「誰か、協力者が?」
 穏やかそうに見せつつ、ローザリカの視線は鋭い。

「いたこともあるさ――おっと貴公子様は察しがよろしいようだ」
「いえ――貴女の慧眼には負けますよ」

 隠していたはずの表情を読まれて、ジュストは苦笑いした。
「グレゴール氏の友人や……記録にあった貴族もひょっとするとそうですね?」

「後者は比較的うまくやったようだがね。政治力の差だろう。
 もしかすると、君等の先祖に協力ぐらい仰いだのかも知れないねぇ。
 まあ、あまり付き合いが深かったわけでもないから、推測だが」

「その場限りの関係だと?」
「その通りだよ、お嬢様。お互い危ないからね。
 もっとも塔の学者の方とは、何度か書簡をやり取りしたが……。
 多分全部焼かれてるだろうね。大図書館に無かったろう?」

「エーテルと農作物の関係について、ですか。
 しかし、王国の方針も変わったという見方がありますよ?」
「ほう? 君の見解を教えて貰えるかな」

 ジュストは軽く唇を湿らせてから答えた。
「浅学ゆえ、他人の受け売りも多いのですが……。
 帝国の崩壊で、さほど王国の利益独占に気を配らなくて良くなった事。
 あとは北方の不作、各地でエーテル浄化者が多数見つかった事ですね。
 グレゴール氏に接触する依頼も、王家筋からという噂です」

「ふん……なるほど。慎重だね」

 ああ、読まれたか。
 内心でジュストは舌を巻く。話術か、はたまた読心か。

「僕に言わせればナンセンスな話だよ」
 ハッ、と鼻で笑ったのはローザリカだ。

「学者を幽閉して、利益独占とは片腹痛い。
 金袋でブン……失礼。金に糸目をつけずに囲う方が早いじゃないか」
「……とまあ、こういう見解の貴族もいることも考慮していただければ……っ!」
 さらっと言い添えたジュストの頬が、わずかに歪んだ。

「そりゃあ太っ腹だ。おっとレディに言うことじゃなかったか。
 まあ、件の貴族も確かに金払いは良かったね」
 ホノカは机下の攻防を知ってか知らずか、どこか愉快そうに笑った。

●
「なあ、ちょっといいか」
 遠慮がちに再度声をかけたのはギャメルだ。

「さっきから聞いてるとアンタ、随分昔のことを見てきたように話すよな?
 ……でも、どうやらヒューマンみたいに見えるし……」

 耳を切ったエルフか、角を折ったゴブリン――というわけでもなさそうな。

「ああ、そのことかい」
 ホノカは灰色の髪をかきあげ、耳と額を晒してみせた。
 耳は丸いし、角もない。ドワーフにしては体躯は華奢だ。

「私にも理屈はわからんが……授恵者には、そういう事はあるらしいね。
 建国帝だか首刈帝だかは生きてたんだろ?
 私ゃそこまで長生きでも強力でもないがら、比較にはならないだろうけど。
 まあ年のとり方がヘンだから、攫われるか売られるかしたんだろ。
 出自が怪しいから断言はしないが、多分私はヒューマンだよ」

「そういうもんか……ええと、それじゃあ。
 マザキヤの伝承に出てくる仮面の男は何なんだ?
 絵本の挿絵の女は……アンタかい?」

 ギャメルの質問を補うべく、サイラスが再び映像(イメージ)を投影した。
 もっとも報告書の記載のみだったから絵の再現はかなり怪しい。
「んー……実物見てないと厳しいな。まあ、本の外見だけ参考にしてくれ」

「大丈夫。珍しかったから覚えてるよ。
 どのみち、あの絵もあんまり似てないしね」

 ホノカは喋り疲れたのか、机の上の茶を一口含んだ。

「似てない、で思い出したんだが……。
 こいつはどうなんだ? 似てるのか?」

 ギャメルが取り出したのは――マザキヤのパン仮面だった。

 ホノカの肩が、びくんと跳ねる。

「うぶ……」
「うぶ?」
 ――彼女はぶるぶると震えだす。

「ぶばっ!! ごほっ、げほっ、ごほっ……」
 それから、もう耐えられないとばかりに茶を吹き出し、むせ返った。

「し、失礼……ご、ごほっ、ひ、卑怯だろう」
「だ、大丈夫?」
「ふきんふきん……」

 アルマとエルシーは慌てて彼女の背をさすり、拭き掃除を始める。

「な、なんかすまん……」
 ギャメルも恐縮しながら懐からハンカチを取り出した。

「あー、苦しかった……。
まったく、いつもいつも。ソレが出てくるとロクなことにならないねぇ。
 ええと……『あの人』の話が聞きたいのかい?
 といっても、伝承以上に語ることは、あまりないんだけどね」

「でも伝承じゃ、結局謎の旅人のままだったじゃないか」
「うん。私も……ホノカさん視点の話が聞きたいな」
「教えて頂きたい。仮面の男の真実を」

 エルシーとジュストが言い添えると、ホノカはため息をついた。
 
「別に重大な謎なんてありゃしないよ」

●
 謎の旅人なんて言っても、大したもんじゃない。
 要するに、お前達と変わらない。授恵者だよ。
 元々は農民だったと言っていたね。
 いわゆる混沌魔術の使い手だったんだけど……。
 当時は冒険者ギルドなんてものはないし、苦労も多かったんじゃないかね。

 仮面? いや、だからソレは全然似てないよ。
 まあ、仮面の下が結構酷かったのは事実だがね。
 気味悪がられるから隠してたってだけだね。
 ――病にやられて全身、爛れまくってたのさ。

 察しがいいね。そう、灰色麦が原因の病だよ。
 死にかけてたところで、運良く授恵者として目覚めて生き延びたとか。
 容姿は元どおり、とは行かなかったらしくてね。

 何というか、人が良かったんだろうね。
 『あの人』は、生き延びた意味なんか考えた。気にしなくてもいいのにねえ。
 魔術で病を祓い、土地を豊かにしよう――だなんて思っちまったのさ。

 ん? 私との関係かい?
 さっき攫われるか売られるかした、って言ったろ。
 私はどっかで農奴をやらされてたのさ。
 逃げ出したところを……『あの人』のお節介に助けられたんだ。

 他に行くとこもなかったからね。私は雛鳥みたいにくっついて回ったさ。
 そうするうちに……『あの人』は私の才能に気が付いた。
 お前達が『エーテル浄化者』とか呼んでる力だよ。
 毛色の変わった授恵者ってだけだけどね。

 でも『あの人』の夢を叶えるには、うってつけの力だった。
 私ら二人は研究と修行にあけくれながら、色んな所を旅した。
 マザキヤはそんな場所のひとつだね。
 長逗留して、やっとこ麦が原因だと特定したのさ。

 当時、あの病はあのへんに、かなり広まっててね。
 マザキヤを発った私らは、あちこちで灰色麦の話をした。
 よしときゃいいのに、王国にまで出かけていった。
 ……あとは、ご存知のとおり、さ。

●
「まともに王国の利権とぶつかったのか……」
「単純に麦を灼けってのに反発されただけな気もするがね。
 まあ、どっちにしても結果は変わらなかったろうね」

 ジュストの言葉に、ホノカは鼻を鳴らした。

「いや、それにしても腑に落ちないぜ。
 怨みを晴らすだけなら試す必要はないだろ?
 もっと情け容赦なくやれたはずだ。所構わず毒麦を撒くとか……」

 自分で言っておいてギャメルは、ぶるりと身体を震わせた。
 ホノカはそんな彼をニヤニヤと眺めている。

「欲に目が眩んで、忠告を聞き入れず、自滅する。
 大地を豊かにするはずの術が、毒麦を増やして人を殺す。
 そっちのほうが、よっぽどいい気味だし、面白い。
 ――そう考えてるとは思わないのかい?」

 あからさまに揶揄されて、ぐっと息をのむ。

「そういう感情がないとは言わねえけど――。
 アンタは教えを請うた貴族には協力した。
 それにストロウヒルも、問題が解決した後は何もしてねえ。
 大事な真意があるんじゃねぇか?」

「――何だと思う?」

 その問いに答えたのはギャメルではなかった。

「志(こころざし)、だろ」

 サイラスだ。

「見いだされ、共に技を磨き、研究を重ねたんだろ。
 そんなの、影響を受けないはずがないぜ。
 師匠の志を継ぎたい――そういう気持ちが、まだあるんだろ?」

 割合に自信を持って発言した彼だが――。
(――あれ?)

 微妙に冒険者の面々――から険しい目で見られている気がする。
 エルシーはなんだか、かなり不服そうな顔をしている。
 アルマも「えー」とか言い出しそうだし、ローザリカも反論がありそうだ。
 ユズは何か言うべきか迷っているらしく、きょろきょろ落ち着かない。
 ジュストは肩をすくめている。
 ……ギャメルは大いに納得してくれているようなのだが。

「私は――もうちょっと、一言で言えない、思い入れのある関係だと思う!」
「ボクも! ちょっと『師匠』はエモさが足りないと思うな!」
「僕も、詩情に欠けるという点については同意するよ」
 三人が妙にツヤツヤしているのは何なのだろうか。

「ええ……そうなのか?」
 サイラスは困ったような顔(といっても分かりづらいが)でホノカを見た。

「――どうでもいいじゃあないか」
 彼女の顔には、微妙に朱がさしているように見えた。

●
「私ゃ、詩人じゃないんだよ――。
 でもまあ、理想を継ぎたい気持ちはあったのかも知れないねえ。
 今更、という気もするけど」

 そう言って、ホノカはその話を打ち切ってしまった。
 とはいえ怒っているわけではなさそうだ。

「いやいや、なかなか詩情はありそうに思うが――。
 まあ、少し本題から外れるし、今回はやめておこうか」

 ニヤニヤしながらローザリカが言った。
 彼女が東方風の詩を詠んでいたのは調査済だ。

「――そうそう、栞の件で一つ気になることがあったんだ」
「何か?」
「『失伝した記憶操作の魔術』――あれは何だったんだい?
 一つだけ毛色の違う研究のようだけど」

「ああ、あれかい。灰色麦の毒は、幻覚を見せる。
 ――要するに認知を狂わせるんだ。
 精製して幻術の類と組み合わせれば、記憶を消せるんじゃないかってね。
 でも――何度か試してみたけれど、うまくはいかなかったね」

 ローザリカは顔をしかめた。
 誰かに使った? ありえなくないが、忘却を望むだろうか?
 わざわざ栞のヒントを方々に残すような人物だ。
 そして、見つけた記録の年代は微妙に間が空いていて――。

 ――まったく、いつもいつも。ソレが出てくるとロクなことにならないねぇ。

「まさか、自分に使ったのか……」
「そんな――」
 話を聞いていたエルシーが、口を覆った。
 何でそんなことを、と聞くほど、二人共野暮ではない。

「マザキヤがヘンな祭りやってるのが悪いんだよ。何だい、あれ?
 何べんやっても――あの時期に近辺にいくと、思い出しちまう」

 ホノカのセリフに――アルマとギャメルは複雑な顔で、パン仮面を眺めた。

●
「そういえばさ、ホノカさん。灰色麦って、ここに実物あるの?」
「あ、農園があるなら私も見たいな」

「興味があるのかい? もう麦の時期は終わったから麦種しかないけどね」

 アルマとエルシーが要求すれば、嫌がりもせずホノカはそれを手渡した。
 おそらく在庫はほかにもあるのだろう。売り歩けるぐらいだ。
 麦種自体はエルシーとギャメルが以前目にしたものと変わりがない。

「何なら食べてみるかい?」
「――さすがに遠慮しとくよ……」

 皮肉をかわしながら、アルマは麦種の声に耳を傾けた。
 報告書の通り、麦本来の気配と黴の気配が二重に感じられる。
 エーテルを揺るがすような特別な気配はない。

「――うーん何か、エーテル浄化に関わってるんだと思ったんだけど、違う?」
「いいセンは行ってるよ」

 もう一度考えてみな、と言わんばかりだ。
 アルマが首をひねっていると、ギャメルが言った。

「そうか、魔術の触媒だな?」

「まあ、そんな所だよ。
 大地のエーテルに干渉するのは、色々と疲れるからね。
 色んなもんで補助してやる必要があるのさ」

「あー、宝剣とかの代わり?」
 アルマが聞くとホノカは首を振った。

「そこまで強力じゃないよ、色んな術式と合わせてやる必要があるし。
 でもまあ……最近出てきた連中よりは、私のほうが効率良くやれるだろうね。
 ずっとその場に滞在して、何度も儀式をやる必要はあんまりない」

「ええと、マザキヤのエーテル溜まりとかって、ひょっとして関わってる?」

「地中のエーテルをあそこへ誘導するのは、何度かやってるよ。
 まさか、妖精まで湧くとは思わなかったけどね」

●
「さて……『前金』を払いすぎた気もするが。
 ちょいと私の方からも聞いていいかい?」

「何なりと」
 ジュストは恭しく言った。彼女の真意はずっと気になっていた。
 話がしたいのは本当だろう。
 ギャメルの言うように『試し』の側面もあるのだろう。
 だが『聞きたい』というからには『情報』が欲しいに違いない。

「エーテル浄化者が、昨今沢山見つかったというね?
 そいつらは……どうしてる? 冒険者ギルドはどう扱ってるんだい?」

 ジュストは少し考えた。
 おそらくこれも『試し』だろう。
 ある程度のことは彼女にも調べがついていて――。
 その上で、どう答えるのかを見たいのだろう。
 とはいえ伝えて困ることでもなし、嘘をつく必要もない。

 ちらりと目を配れば、ローザリカをはじめ、皆が頷いている。
 だいたい、同じことを考えていたらしい。

「見つかれば、大概保護されていますよ。
 協力を無理強いすることは基本的にしていません。
 ――これはマザキヤの支部長に問い合わせていただいても構いません」

「そうか――もう一つ聞いていいかい?」
「何なりと」

「……『冒険』は楽しいかい?」

 最初は、貴族の自分が依頼に顔を出すことを皮肉っているのかと思った。

(――いや、違うな)
 ジュストは思い直す。彼女は『冒険者』と話がしたいと言ったではないか。

「――はい。苦労も多いですが、楽しいですよ」

 それは、たぶん。本当のことだ。

●
「君たちの所感を知りたい」

 ホノカとの会談を終えると、リリィが声をかけてきた。
 彼女はずっと戸口のあたりで話を聞いていたはずだが――。
 要するに、冒険者たちの意見を聞きたいという事だろう。

「オレたちはまだ試されてるんだと思う。
 単なる悪人じゃないし、やりようによっちゃ協力できる――と思う」
 とギャメルはためらいがちに言った。

「とりま、あんまり刺激しない方がいいと思う。
 因果応報――っていうんだっけか? そういう理論で動いてるみたいだし。
 まあ、依頼人のあんたの方針に従うけどよ」
 とサイラス。

「心乱される暮らしをずっと送ってきた人だよ。
 悲しいことがありすぎて――どうしたらいいのかな」
 エルシーが首を振りながら言った。

「先人が犯した罪や過ちは消えないが、繰り返さないようにはできる。
 ――あまり苛烈な対応はおすすめできませんね」
 対照的に冷静な口調で、ジュストが言った。

「処遇は、しほー取引的なアレで放免でよくないー?
 灰色麦の薬のノウハウとか、エーテル誘導技術と引き換えでさ。
 捕らえて処刑とかは――ボク的にはちょっと……本人も不満だろうし」
 アルマは穏便に、と言いたげだ。

「僕も長期取引を推したいところだが……応じるかは微妙だな。
 割と現世に幻滅しているタイプの人間じゃないのか、あれは。
 無理に情報を吐かせようとして、忘却の魔術を使われても面倒だ。
 何にせよ短慮せず、依頼を出してくれたことに感謝したいよ」
 ローザリカがため息をついた。

「ふむ――では、貴殿の見解は?」

 問われて、ユズは慌てて水晶玉を取り出した。
 自分の意見を言うのは正直苦手だし、うまくやれないが――。
 占いならば話は別だ。

『――穂の香は、あるべき場所に返すべし。西には王城、東には麦畑』

●
「……で、結局こーなるのね」
 冒険者ギルド マザキヤ支部長は半眼で呟いた。

「経緯は報告書の通りだ。冒険者たちは非常によくやってくれた。
 報酬は出来る限り弾みたいと思う」

「そういうことじゃあ――ないんですよっ!
 政治的に微妙すぎる危険人物おっつけて!
 もっと他に、俺に言うことないんですか!!」

 悲痛な剣幕である。
 リリィは困惑顔で、こう返すのが精一杯だった。

「本当に――申し訳ない」

「意識がないうちに呪いの鎧着せるジジイみたいなこと、言わんで下さい!」
「? 話が良く見えないのだが。
 それに彼女はマザキヤの恩人といってもいい人物だろう。
 彼女もここなら、滅多なことはしでかさないだろうし――」
「あーもう、いいです! その通りです!!」

 何だかんだと喚きつつも、支部長はホノカを引き受けないとは言わなかった。

「しかしですね――。
 リリィさん。あなた、王国に手ブラで帰って大丈夫なんですか?」

「ああ、その点は問題ない。色々と保険はかけてあるしな。
 勘違いだったとトボけてもいいし――。
 本来、彼女の捕縛権があるのはストロウヒル領主だ。
 外様の私が出しゃばって、直属兵の面子を潰すのは避けた、でもいい。
 同盟と揉めたくなかったんで、冒険者ギルドに任せた、も有用だろうな」

「――カンベンしてくださいよ」

●
 こうして、マザキヤの『妖精の氷室』近くに一人の女性が住み着いた。
 彼女が、伝承の時代の生き証人だと知る者は――。
 まだ――少ない。

マスターコメント

 NPCが喋る割合の多い話にお付き合い頂き、ありがとうございました。  アドリブを交えつつ極力PCらしい応対や思考を心がけてみました。  お気に召しましたら幸いです。  MVPは「キーアイテムをホノカに見せる」を満たしたギャメルさんに。  マザキヤに新たな関連人物も増えたことですし、今後は何か研究にかかわるような依頼が出せればいいですね。
イベントシナリオ

イベントシナリオ難しい 報酬:標準7 / 4〜25人

2022年02月08日 13時47分26秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. リリィ・ナイトレイ

    さて、大口たたいてみたものの、どれだけ人を集められるやら。 協力者には感謝している。 ……と少し訂正事項があるので伝えておこう。 マザキヤ支部に無理を言ったせいか、何か問題があったらしい。 支部長に言付けがあるなら、私に頼む。 (MSより:単に紐付けNPCが二人までの仕様を忘れてただけです。特に依頼内容には変わりがありません)

  2. ギャメル

    ヒーラーのギャメルだぜ。よろしくな! 灰色麦の商人だけど悪事を問い詰めるだけじゃなくて、昔のエーテル浄化者について引き出せると良いのかな? ホノカの反応を見たいから、試しにマザキヤのパン仮面を装備していくか。

  3. リリィ・ナイトレイ

    とりあえず、最低限の人数は集められたようだ。ありがたい。 何度か世話になっている方も多いようだ。今回もよろしく。 >ギャメル殿 折につけ世話になっているな。ありがとう。 エーテル浄化者については必然的に触れる事になる、と私は予想している。 要するにどの方面から詰めるかだけの違いだな。 なので、やりやすい方向でかまわない。

  4. No.4

    サイラスだ、よろしくなー とりま話術はあるから持ち込むとして、文献念入りに漁ったりとかもした方がいいのかなとぱっと見

  5. アルマ・ヴァレンタイン

    アルマだよ、どーぞよろしくねー 先の2つ 「【帝国】灰色麦の呪い」 https://alpaca-connect.com/world/world0/scenario/1356 「【帝国】女騎士の調べもの」 https://alpaca-connect.com/world/world0/scenario/1604 に目を通してきたけど、どう問い詰め?ていくかはまだ検討中ー… (調べもの参加のみんなの頑張りでいっぱい仮説とかでてたー)

  6. リリィ・ナイトレイ

    アルマ殿、わざわざ報告書を持ってきてくれてありがとう。 どうにも気が回らなくていけないな……。 (MSより:リンク貼り付けありがとうございます!)

  7. エルシー・サリバン

    エルシー・サリバンだよ。ヨロシクね。 文字数が厳しいのでお聞きしたい事を絞り込むのが良いのだろうけど まだぼんやり浮かんでる程度なの。 もし「この方向でお聞きする」と決まってる方が居たら教えてね。 別の方向で聞いてみようと思うよ。

  8. ギャメル

    >リリィ おっ、そうなのか。ありがとう。 依頼を受けたからには頑張るぜー! >方向性 オレは仮面の男とホノカの関係を明白にしたい。アイテムでパンの仮面を持っていこうと思ってる。 他には、ストロウヒルの事件についてだな。 わざと捕まるような素振りも合わせて、ホノカは何か遠回しに伝えたいことがあって事件を起こしたんじゃないかって突いてみる。 種族がぼかされてるから、そのあたりはチラッと見てわかる範囲で確認したいな。 ホノカの今後の処遇についてはノータッチだ。

  9. エルシー・サリバン

    ギャメルさん、教えてくれてありがとうね! 私もホノカさん個人の事をもう少し踏み込んでみるつもりなの でも、範囲が広くてどうしようかと思ってたので、仮面の男に関しては抜くね。 ホノカの今後は字数があれば一言入れると思うけど刑罰云々は描かないと思うよ。 それと遅ればせながら、リリィさんまたお世話に成るね、宜しく。 アルマさんはリンクをありがとう。確認し易いよ。(ページを行き来しつカキカキ)

  10. No.10

    過去依頼のリングありがとうなー。 とりあえず予め前回の仮説裏取りするだけとあるし、プレに書いとこうかと。 スキル枠余ってるし、過去依頼の栞挟まれたやつとかイメージを余裕があれば念写で出すとかして見るか、内容的に政治関係ある可能性考えると政治知識とか入れとこかな?と

  11. リリィ・ナイトレイ

    さて、私はそろそろ出立の準備に入る。 あいにく、もう質問に答える時間がなさそうだ。申し訳ない。 各々、忘れ物のないように気をつけてな。

  12. ジュスト・V・ケレス

    キャスターのジュストだ、よろしくね。 穏便に機嫌をとりつつということで、古い文献についての知識豊富さに敬意を評しつつその知識、特に古のエーテル浄化者について知っていることをご教示頂けないか交渉してみる予定だ。

  13. ジュスト・V・ケレス

    ただ一つ懸念というか、俺は彼女にとって面白くない対象だと思うからね。 機嫌を損ねないように気をつけるけど、剣呑な空気になりそうだったら他の人と交代するよ。 その場合、相対的に交代した人の心象は良くなると思うから、色々聞き出しやすくはなるんじゃないかな。

  14. アルマ・ヴァレンタイン

    出発まで一日切ったねー しっかりした方面での問い詰めはみんながやってくれそうだし 超味覚と植物共感で「一食即解(くえばわかる)!!」…やろうと思ったんだけど 燦然と輝く【シリアス】タグとリリイさんの目が笑ってない(ような気がする)ので ホノカさんに交渉して育った状態の灰色麦を見せてもらって (どこかで再生産しないと種子ばらまけないだろうし) 植物共感の再チャレンジと内容次第で問いかけしてみるね

  15. エルシー・サリバン

    サイラスさん、ジュストさん、アルマさん、きかせてくれてありがとうね! 私はどの部分を進めるのが良いのかな…と悩んで 根本の確認と、未来がこうなって欲しいって言う希望で纏めてみたよ。 でも見当違いに成りそうで、時間まで手直しと調整を続けるね。 皆の調査・確認と上手く寄り添えると良いな。 リリィさん、もうすぐ行くから待っててねー。

  16. ローザリカ・D・ケレス

    挨拶が間際になってしまってすまないな。 ヒーラーのローザリカだ。 文献調査の際に得られた情報をもとに問いかけられればと思ってはいるが… 少々内容を詰めきれていなくてね。 栞を挟んだり、対話に応じてみたり……いったい何を目論んでいるのか そのあたりのことを確認してみたいとは思う。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0