【魂禍】フラスコの中の小人

おおくまねこ

コメント 32

シナリオID:1851

オープニング

●ジャンヌの依頼
「シャルルを、探して、ほしい、です」
 冒険者の店『踊る小熊亭』にて。碧の宝石の右眼を持つ少女は、消え入りそうな声音で冒険者たちに呼びかけた。彼女の名はジャンヌ・アン。シグモル火山帯の鉱床にて冒険者たちに保護された人造授恵者(ホムンクルス)だ。彼女の証言、そして冒険者達の調査によれば、彼女はアルルカンという男の非道な所業によって量産されたホムンクルスたちの、最初の成功作なのだという。

「シャルルは……私の、親友、です。シャルルは、私に、『ジャンヌ』って、名前をくれました」
 シャルルはジャンヌと同じホムンクルスで三番目の実験体だそうだ。故に、アルルカンからは3(トロワ)という名で呼ばれていたらしい。ジャンヌとトロワはこっそり互いに名前を付け合うほど、仲が良かったそうだ。
「私は、シャルルと、一緒に、あそこから、逃げ出し、ました。でも、途中で、シャルルとは、はぐれて、しまったの」
 たどたどしい口調でシャルルと離別した時のことを話しながら、ジャンヌは目を伏せた。シャルル・トロワは『造形美』を追求して作り出されたホムンクルスで、人形のように美しい姿だという。だが、それらしき人物がギルドに保護されたという報告はない。冒険者ギルドやボルガニスクはシャルルはアルルカンの手によって捕獲されてしまった可能性が高いと見ていた。
「もし、シャルルが、連れ戻されていたら、きっと、図書館に、いると思う。シャルルは図書館の門番、だから。お願い。探してきて、下さい」
 ジャンヌはそう言うと、冒険者たちに深く頭を下げた。

●フラスコ突入
「門が、開いてる……!?」
 冒険者たちがアリの巣のような構造の『フラスコ』へと突入し、ジャンヌに教えられた図書館へと辿り着いた時、すでに図書館の門は開かれていた。本がぎっしりと詰まった部屋の中には、パチパチと炎が爆ぜる凄まじい熱気と、焦げ臭い匂いが漂っている。そして、部屋の天井には大きな穴が空いており、蝙蝠のような翼を持つ魔獣が部屋中を飛び回っていた。
「また侵入者か。なら、アルルカン様の為に殺さなきゃね」
 魔獣達と対峙していた紫水晶の右眼を持つ美しい少女(?)は、短剣の切っ先を冒険者達へと向けた。

解説

目標:ホムンクルス・シャルルをジャンヌの元に連れて帰る。 舞台:シグモル火山帯:フラスコ内図書室 依頼人:ジャンヌ・アン ●主な登場NPC 『図書室の番人』シャルル・トロワ シーフ アルルカンによって製造された人造授恵者『ホムンクルス』の一人です。腰まで届く金髪と、右眼に埋め込まれた紫水晶が特徴的な美しい少女(?)。 ジャンヌとは親友で互いに『シャルル』と『ジャンヌ』の名前を付け合った仲ですが、現在は深い洗脳状態にあり、アルルカンに与えられた『図書館に侵入した者を排除せよ』という命令に忠実に従います。ただし、以前登場したカトルとは違い、会話が成立する程度の判断力は残っているようです。ただし、持ち場を離れると命令遂行が不可能となる為、フラスコからの脱出は断固拒否します。 ※本シナリオでシャルルにかけられた洗脳を解くことはできません。その為、なんとか無力化して連れて帰るしか依頼を達成する手段はないでしょう。 回避:120 抵抗:25 物理防御力:60( 魔法防御力:30 生命力:200 特記事項:常に『攻撃集中』を選択する。なお、痛覚はありませんが、生命力分のダメージを与えれば気絶はします。もちろん、深いダメージを受ければ死亡も。 ※開示されているステータスは『攻撃集中』補正を加えた後のものです。 魔獣バフォメット 数十体 フラスコ内の図書室でシャルルと交戦している魔獣たちです。羊の顔と蝙蝠の翼と尾、そして長い鉤爪を持つ亜人型の魔獣です。魔獣としては知能が高く、賢いカラス程度の判断力があります。屋根を破壊してフラスコ内に侵入したようです。周りは可燃物だらけですが魔獣たちは火に強い耐性がある為か、お構いなしに火を吹きます。 命中:240 特殊能力:翼での飛行、火炎吐息(直線上に2へクス先まで届きます)、火属性に対する強耐性 ●図書館のMAPイメージ ※1マス1へクス だいたい縦35横40メートルです。 ※天井(高さ約3メートル)には大きな穴が空いており、時間経過と共に魔獣の増援がやってきます。 冒険者たちが突入した時点で確認できる魔獣の数は6体です。 本……本棚 高さ約2メートル。 魔……魔獣バフォメット 3……シャルル・トロワ 扉……入口の扉。すでに開いています 壁……岩壁(床の材質も岩です) 壁壁壁壁壁壁壁 壁     壁 壁本本 本本壁 壁魔 魔 魔壁 壁本本3本本壁 壁魔 魔 魔壁 壁本本 本本壁 壁壁壁扉壁壁壁

マスターより

こんにちは。おおくまねこです。今回は前作『フラスコの外の小人』にて発見・保護されたジャンヌの親友シャルル・トロワをフラスコから誘拐・拉致してくる依頼となります。なお、本シナリオにはシャルルに洗脳を施したアルルカンには登場しませんのでご注意下さい。 ご興味がありましたらよろしくお願いいたします。

リプレイ

●フラスコ、突入
「ここが図書館だな!?」
 先陣を切って図書館へと飛び込んだナキルが叫んだ。ナキルは天眼を駆使し、中の様子を瞬時に把握する。そこにいたのは、長い金髪に、美少年か美少女か、いずれにせよ絶世と呼んで差し支えないほどの美貌を持ち、ジャンヌと同じく、宝石の右眼を持つ少女(?)だった。恐らくこの子がジャンヌの親友・シャルルで間違いあるまい。だが、今部屋の中には、翼が生えた魔獣が6体もいる。さらに都合が悪いことに、天井に空いた穴から、さらなる魔獣の増援が押し寄せてくる姿が確認できた。おまけに、魔獣が吐いたと思われる炎によって図書館にはすでに火が回っている。長居すれば蒸し焼きになってしまうかもしれない。
「長い金髪に紫の眼……この子がシャルルか!? くそ、魔獣もいやがるのか! 邪魔だっ!」
 ナキルは流星のように魔獣の間を駆け抜け、シャルルと戦っていた一体へと距離を詰めた。すかさず大剣(蒼剣アルサリア)を一閃し、魔獣を激しく切りつけた。
「こんな状況じゃ、落ち着いて話もできません! 先に魔獣を排除しましょう!」
 エルナ・クルプファルツは入口付近にいた魔獣に向かって長杖をかざした。フルパワーで放たれた光弾は魔獣の胴を深々と抉ったが、絶命には至らなかった。
「シャルルさん! ジャンヌさんから連絡があって来たんだよ! ワタシ達は敵じゃない!」
 トゥーリはシャルルへと呼びかけ、反応を待った。もし彼女(?)が交渉に応じてくれるのならば、支援魔法の対象にシャルルも含めるべきだ。だが、彼(?)が交渉に応じるつもりがないのなら、支援魔法はかけられない。その判断がつくまで、まだ支援魔法は使えない。
「ジャンヌだって!? 彼女はどこに? あ、でもこの人達侵入者だしな……排除しないと……うーん」
 微妙な反応だった。一応、シャルルとの会話は成立している。だが、親友ジャンヌの知り合いであっても、自分達も排除の対象だと認識しているようだ。恐らくは、ジャンヌを追撃してきたカトルのように、シャルルもアルルカンに洗脳されているのだろう。
「ジャンヌさんは無事だよ! まずは一緒に魔獣をなんとかしましょう!」
 トゥーリはとりあえず、近くにいた魔獣にエーテルの矢を放ち、二体の魔獣をまとめて攻撃した。エルナに攻撃されていた一体はそれで絶命し、もう一体の方もそこそこのダメージを受けたようだ。
「お前がシャルルでいいんだな!? 俺達はこの図書館を攻撃するつもりはない! とりあえずこの魔獣を倒すまでは俺達と共同戦線と行かないか?」
 トゥーリに続き、バーネット・フォーサイスもシャルルへと呼びかけた。
「うーん……ジャンヌの知り合いだしな……分かった! 魔獣を倒すまでの間だけ停戦でいいよ!」
 シャルルはバーネットの提案に頷いた。
「みんな、聞こえたな! 魔獣を倒すまでは『停戦』だ!」
 バーネットは大声で叫んだあと、天井の穴に向かって重力場(グラビティフィールド)(高速で空から降ってこられては困るので、厳密には穴の外へと押し出す斥力だが)を展開しながら、全員に聞こえるように大きな声を出した。『停戦』は気持ち大き目の声で。予想通り、シャルルはまだ冒険者達を完全に信用したわけではなさそうだ。彼女(?)をジャンヌの元に連れて帰るためには、最悪ふん縛って連れて帰ることになるかもしれない。

「ギャ―オ!」
「キュルルルル!」
 部屋の中にいる5体の魔獣達は、出鱈目に室内を飛び回ると、入口付近に固まっている冒険者達に向かって、一斉に炎を吐き出した! 狙われたのはヴェイグ=ベーリングとシグルド・オルセンだ。
「みんな、俺の後ろにいろ!」
 シグルドは敵の射線を遮るべく咄嗟にヴェルグの前に飛び出し、ガントレットを交差させた姿勢で全エーテルを防御に集中した。シグルドがヴェルグの代わりに攻撃を受けた後、さらに3発の火炎がシグルドへと放たれた。合計4発分の火炎のブレスが彼の身を炙り、肉が焦げる嫌な臭いが図書館に漂う。だが、常人離れした頑強さを持つシグルドは、軽傷で済んだ。
「ギャオオ!」
 ナキルに攻撃された一体は、ナキルに向かって火炎のブレスを吐きかけた。だが、ナキルは吐き出された火炎をひらりと躱した。
「消火!」
 サイラスは叫ぶと、持参した水袋をひっくり返し、そこら中にぶちまけた。シグルドのおかげでブレスの被害は最小限に抑えられたが、今の攻撃で入口付近の本棚が燃え始めていたのだ。サイラスがブチ撒けた20リットル分の水により、入口付近の火は消えた。本はびしょぬれになったが。すると、シャルルが声を荒げた。
「あー! 本に水かけたな! アルルカン様の大事な本なのに!」
(なるほど、3(トロワ)は蔵書のガードも含めての『図書館の番人』なわけね)
 シャルルの反応にサイラスはほくそ笑む。シャルルが洗脳されている状態だとして、命令の範囲を知りたかったのだ。おかげで、彼(?)の目を盗まないと本を持ち出すのは難しいことも判明したが。
「とりあえず、バフォメットとかいう魔獣の首をもらう」
 サイラスは赤い金属の穂先を持つ杖(月紅)を構えると、ナキルと交戦している魔獣へと、エーテルの爆風を浴びせた。すでに死にかけだった魔獣は爆風に煽られて吹き飛び、死体がサイラス達のいた方向に転がってきた。
「シャルルちゃん、ジャンヌちゃんが待ってるよ! ここから出よう?」
 ルアンナ・ミュラーはシャルルに向かって優しい声で話しかけてみた。
「ここから出るのはだーめ。この図書館を守るのがアルルカン様の命令だから!」
「ジャンヌちゃんが待ってるのに?」
「それでもダメなものはダメなの!」
(会話はできてるけど、やっぱり洗脳されてるんだわ)
 ルアンナは唇を噛んだ。気は進まないが、こうなったらぶん殴ってでも連れて帰るほかはない。魔獣の件が一段落したタイミングで奇襲を仕掛けるしかないだろう。共闘の申し出は受け入れられたので、だまし討ちになってしまうが。
「はあ、仕方ないか。じゃあまずは消火ね!」
 ルアンナは溜息を吐くと、長杖から水流を発射した。膨大な水流が一直線上にいた魔獣の二体を呑み込み、一体はそのまま地面に落ちて動かなくなった。水流を浴びて火の勢いも少し弱くなった。

「彼女(?)がジャンヌ様の大切な親友なんですねっ。シャルル様をきっと助け出してあげましょう!」
 シェルリア・リトヴァールはシャルルへと近づきながら、シグルドにヒールをかける。癒しの光がシグルドを包み、傷は完治した。
「連れ帰る説得は失敗……なら、かっさらうしかありませんね!」
 今、部屋にいる魔獣は残り三体。そして、魔獣の侵入経路である天井の穴には今重力場が展開されている。ならば、今いる三体さえ倒してしまえば、魔獣の増援が部屋の中まで入って来るまでは数秒のタイムラグが発生するはずだ。その隙にシャルルを気絶させて、連れ出してしまえばいい。タイミングが全てになるだろう。
(アルルカン……同族(エルフ)の恥知らずですか。外道には然るべき時に報いを与えるとして今はジャンヌの親友であるシャルルを確保しましょう)
 リコリス・アデュラリアは胸中でシャルルを洗脳した外道に毒づきながら、長杖を構えた。
 一瞬の間の後、発光と共に光弾の雨が降り注ぎ、二体の魔獣をまとめて貫く。トゥーリに傷つけられていた魔獣が絶命。これで部屋にいる魔獣は残り二体となった。
「さて、まずはあれの数を減らさねばな」
 ヴェイグはさりげなくシャルルへと近づきながら、闘気の塊を魔獣達へと叩きつけた。このスキルは味方をすりぬけるという便利な特性があるので、シャルルはあえてターゲットから外してある。しかし、魔獣は二体とも、ヴェルグの攻撃をひらりと回避してしまった。
「あー、惜しい!」
 一応今は味方だからか、シャルルも攻撃の不発を残念がっていた。
「おっと、思ったより素早いな! わはは!」

●
「とうっ!」
 シャルルは双剣を振るい、魔獣に三条の傷を刻んだ。だが、魔獣は生半可な生命力ではないのか、果敢にシャルルへと反撃していた。シャルルはひらりと身を躱し、魔獣と睨み合う。
「シャルル! 俺も加勢する!」
 ナキルはシャルルの攻撃に合わせ、魔獣に大剣を叩きつけた。翼を切り落とされた魔獣は地面に墜落し、ばたばたともがいている。
「あと二体! 急ぎましょう!」
 エルナは入口に近づこうとしていた無傷の魔獣に向かってエーテル弾を放った。光弾が片翼を貫き、魔獣が苦し気に呻き声を上げる。
「重力場が天井を塞いでくれている間に……!」
 トゥーリはナキルによって地面にたたき落された魔獣を矢で射抜き、トドメをさした。これで残る魔獣は一体となった。
「よし、順調だな!」
 バーネットはエルナに攻撃された魔獣に向けて、エーテルの弾丸をお見舞いした。光弾は魔獣の頭部を吹き飛ばし、これで部屋にいた魔獣は全滅した。
「ギイギイ! ギイギイ!」
 しかし空の上では、数十体の魔獣の群れが今も騒ぎ立てている。図書館に侵入を試みている数体の魔獣は重力場に足止めされて天井付近で止まっているが、あと数秒で突破されてしまうだろう。
「入り込んでた連中は片付いたけどまだまだおるなー。ゆっくり調べる時間はないか」
 サイラスは切り落とした魔獣の首をマジカルポケットに仕舞いながら、今戦っている魔獣の幻影を産み出し、魔獣達へとけしかけた。幻影ではあるが、ちゃんと実体と攻撃力を備えているサイラスの秘術である。名を鳥獣戯(けもののたわむれ)。サイラスがエフレムの召喚術に憧れて作り出した、召喚術とは似て非なるスキルである。

「シャルルちゃん、ごめんね!」
「えっ」
 ルアンナは油断していたシャルルに向かってエーテルの糸を浴びせた。糸はシャルルへと絡みつき、シャルルの動きを鈍くする。
「できれば資料も持ち出したいところですが……あまり時間はなさそうですね。急ぎましょう」
 リコリスは天井付近にいる魔獣に向かって光弾を放ちながら、本棚へと目を走らせた。
「授恵者概論」「授恵者覚醒の凡例100」「錬金術の奥義」、「人工生命の可能性」etc……。
 リコリスが確認した棚には、授恵者に関するものと思しきものや、人工生命体に関する資料が規則正しく並んでいた。これらの資料を紐解いて研究した結果が、人造授恵者(ホムンクルス)という悲しい存在なのだろうか。
「完全に人さらいですが、今回は仕方ありません! 皆さん! 早く!」
 手が空いていたシェルリアは近くにあった本棚から蔵書を適当に一冊掴み、バックパックにねじこんだ。時間があればじっくり吟味するところだが、今は時間が惜しい。
(魔獣、たまたまここを襲ったんでしょうか? それとも誰かの差し金? 誰かの差し金だとしたら何かを探したり奪ったりしたかったんでしょうか、それとも何かを始末したかったとか? 重要な本があるとか、それともひょっとしてシャルル様を、とか?)
 シェルリアは魔獣達の行動について考えていた。見た感じでは、この辺獄の魔獣達はそれほど賢そうには見えないし、蔵書に興味を持っている様子もない。やはり、単にこのフラスコの立地が悪いだけなのだろうか。
(よし、魔獣の排除は終わった! あとはシャルルだ!)
 シグルドはいつでもシャルルを担げるよう、シャルルの側で様子を窺っていた。
「退き時であろう! アン殿……いや、ジャンヌ殿の頼み故な。力づくでも連れ帰るが構わんな?」
 ヴェイグはシャルルに近寄ると、投げ縄の要領で蜘蛛糸のロープをシャルルへと投げつけた。しかし、シャルルはロープをひらりと躱し、ヴェイグを睨み付けた。
「やっぱり敵なんだね」

●
「もう! 確かに部屋にいる魔獣は片付いたけどさ! まだ空にいっぱいいるじゃないか! これだから侵入者は!」
 シャルルは悪態を吐きながら、ヴェイグへと反撃した。一瞬にしてヴェルグに三本の切り傷が刻まれたが、鍛え抜かれた肉体に深手を負わせることはできず、小さな傷が刻まれただけに留まった。
「すぐに魔獣が降ってきます! 急いでシャルルさんを確保してください!」
「おら、ここは通行止めだ!」
 エルナとバーネットは杖を頭上に構え、天井の穴から侵入しようとしている魔獣に向かって光弾を雨あられと放った。二人分の光弾が直撃した三体の魔獣は呻き声を上げ、黒焦げになって部屋に落下した。

「ごめんね!」
 トゥーリは全神経を攻撃に集中し、シャルルの背中へと魔法の矢を放った。高速で放たれた矢はシャルルの胴を正確に射抜き、シャルルは一撃で昏倒した。
「よし、今だ!」
 シグルドは大急ぎでシャルルを担ぎ上げ、背中からエーテルを放出しながら全速力で入口へと走る!
「ギィギィ!」
 重力場を通り抜けようとしていた魔獣達は魔法の集中砲火で一掃されたが、またすぐに天井の穴の周りには魔獣が集まってきた。

「目標達成ですね! 急ぎましょう! その前に少しだけ本も貰います!」
「選り好みしてる暇はないな! この列だけでいいや!」
 シェルリアはバックパックに、サイラスは水袋へと本棚からかっさらった本を強引に突っ込み、大急ぎで部屋から脱出していく。既に目標は達成された。あまりもたもたしていたら、魔獣に囲まれるか、炎に巻かれて脱出する機を失うかもしれない。急いで撤収しなければ。

「やった! シャルルちゃん確保できましたね! 急いで脱出しましょう!」
 ルアンナは氷結魔法を魔獣へと放ちながら、部屋の出口へと急いだ。
「アルルカンの研究や今後の動きが分かりそうな本は……さすがにこの状況では難しいですね」
 リコリスは、一番近くにあった本棚の一列をざっと麻袋に落とし、麻袋をマジカルポケットへと収納した。時間が許せばもっとたくさん持って行きたかったが、マジカルポケットは直径2メートルまでの大きさかつ、単一と認識している品物しか収納できない。一つの袋に詰めるという作業を挟む為、短時間で本を大量に持ち出すことは難しいのだ。
「急ごう! もはや長居は無用だ!」
 ヴェイグは隊列の後方を堅守しながら、仲間に撤退を促した。

「一歩、その横を通さず。
 一息、その眼前に死角なく。
 一手、この剣が及ぶ全てを等しく。
 一薙、邪魔するヤツはオレが切り倒す。
 殺界(たたきのめす)! みんな、急げ!」
 ナキルは全力でエーテルを放出し、殺気の結界を形づくった。蒼いエーテルの刃が暴風のようにナキルの周囲を渦巻き、魔獣達は重力場とナキルのエーテルに阻まれ、空中に押しとどめられている!
「よし、全員出たな! 脱出だ!」

●エピローグ
 冒険者達はシャルルを無事に確保し、炎上する図書室から脱出した。リブラネスタへと帰還した冒険者達はギルドに結果を報告し、シャルルの身柄をギルドに預けた。そして、冒険者達が持ち帰った本は全てギルドに回収され、アルルカンの動向の調査に役立てられることとなった。なお、ホムンクルスの製法に関する書籍は死霊術等と同じく製法が流出すると危険なので、事件後は廃棄される可能性が高いだろう。冒険者達は踊る小熊亭のテーブルを囲み、ジャンヌが来るのを待っていた。そんな中、ルアンナはホムンクルスに関する物思いに耽る。
(人工的に授恵者を生み出す為に賢者の石というものを体に埋め込んでいる訳だけど、必ずしも目や額など『外から見える位置』に装着しなくてはいけないという訳では無いと思うわ。遺体の体内に埋め込んでホムンクルス化してしまえば、見た目では判別がつかなくなる。かつてアルルカンがいた帝国では『人間と見分けがつかないホムンクルス」を作り、裏切りの心配のないスパイや暗殺者などに育成していたのかも……)

「あ、ジャンヌさん! こっちです!」
 彼女の世話役のギルドのお姉さんと共に店に入っていた小さな少女を見て、エルナは声を上げた。

●
「ありがとう、ございました。シャルルを、連れ戻してくれて」
 ジャンヌおっかなびっくりした足取りでテーブルに近づくと、ぺこりと冒険者達に頭を下げた。
「わはは! 礼には及ばぬぞ! アン……いや、ジャンヌ殿!」
 ヴェイグがデカい声で返事をすると、ジャンヌはびくっ! と硬直し、ギルド職員の背後に隠れた。
「いや、すまぬ……驚かせるつもりはなかったのだ」
 ヴェルグはしょんぼりした様子で謝罪した。ギルド職員の背中から顔だけ出して冒険者達を除いているジャンヌへと、今度はバーネットが話しかける。
「おう、どういたしまして。シャルルの方は元気か? 命に別状はないとは聞いてるけど」
 バーネットがシャルルの名を口にすると、ジャンヌは目を伏せた。
「もしかして、まだ洗脳が……?」
 トゥーリが思わずそう口にすると、ジャンヌはこくりと頷いた。
「それについては私から説明するわ。まだ名乗ってなかったわね。私はジャンヌの世話役のモナカよ」
 モナカと名乗ったギルド職員は、シャルルの現在の状態について語り始めた……。

 トゥーラによって昏倒させられ、気絶した状態でフラスコから連れ出されたシャルルだが、フラスコから運び出された後にすぐ治療された為、命に別状はない。そして、ジャンヌのこともしっかり記憶しており、会話もできる状態だという。

「洗脳ってどういう感じなんだ?」
 ナキルが問うと、モナカはジャンヌの様子を窺った後、ためらいがちに口を開いた。
「シャルルはジャンヌともお話できるけど、アルルカンの『図書館を守れ』という命令は未だに有効みたいで、隙あらばシグモルに帰ろうとするのよ。あと、アルルカンに関する質問にも一切答えてくれないわね。アルルカンに対する忠誠心も植え付けられているみたい」
 ギルド職員は溜息を吐いた。冒険者達がシャルルと出会った時も似たような状態だったが、シャルルは未だに正気を失っている状態のままなのだ。ジャンヌを友人として認識こそしているものの、未だにアルルカンの呪縛から逃れておらず、『図書館の番人』のままなのだ。
「かわいそうだけど、今の状態でシャルルを外に出すわけにはいかないわ。だから、あの子は今頑丈な牢獄に監禁された状態でギルドが厳重に監督している状態なの。ジャンヌがなんとかシャルルを正気に戻そうと説得を続けているけれど、効果が無くて……」
 シャルルも授恵者だ。普通の部屋に閉じ込めても、脱走される恐れがある。だから今シャルルは牢獄に入れられた状態で、ジャンヌとも檻を挟んだ状態での面会しか許されていないのだという。もちろん、シャルル自身には何の罪もないので、食事などの希望は可能な限り叶えるようにしているそうだが……。

「シャルルさん、今はそんな状態なんだね……」
 トゥーリの表情が曇る。やむをえない状況だったとはいえ、トゥーリはシャルルを撃ったことにも心を痛めていた。だが、シャルルはトゥーリが与えた傷よりももっと大きな後遺症が残ったままのようだ。
「……ぐすっ」
 その時、ジャンヌの金の瞳から涙が零れた。けれど、片方の瞳はアルルカンの手により宝石に置き換えられているので、涙が零れるのはその左目だけだった。ルアンナはすぐにジャンヌへと駆け寄り、その小さな体を抱き締めた。

「アルルカン……」
 リコリスの瞳に怒りが滲み、白く細い指から血が零れた。強く握り締め過ぎたのだろう。
「錬金術をこんな酷いことに使うなんて……許せません!」
「ああ! アルルカン……あの野郎だけは許せねえ!」
 エルナとナキルもアルルカンに対する怒りを燃やしていた。
「なら、シャルルの洗脳を解く手段を探す必要があるな」
 シグルドは真剣な眼差しでそう口にした。シャルルの洗脳を解かなければジャンヌもシャルルも本当の意味では救われないというのなら、彼女達を救う依頼は彼の中ではまだ終わっていない。
(魂を弄る方法か……めっちゃ興味あるんやけどな……3、うちの店番にできへんやろか……)
 その時、サイラスはかなりブラックなことを考えていた。

「ジャンヌ様、もう少しだけ待っていてください。私達冒険者がシャルル様の洗脳を必ず……」
 シェルリアはそう言って、ジャンヌの髪を優しく撫でた。

 こうして、冒険者達によるシャルルの救出作戦はいったん成功した。だが、二人の人造授恵者には未だ非道な製造者の呪縛が纏わりついており、その魂は真に救われたとは言えない。冒険者達は帝国過激派筆頭、道化師アルルカンへの怒りを燃やすのだった……。

マスターコメント

シャルルの救助は無事成功です。また、持ち出す資料を精査する余裕まではなかったものの、いくらかアルルカンの研究資料の奪取にも成功しました。アルルカンがかけた洗脳の解き方については、次のフェーズに進む頃には情報が出ているでしょう。 またご縁がありましたらよろしくお願いいたします。お疲れ様でした。
ミドルシナリオ

ミドルシナリオ難しい 報酬:多い10 / 6〜10人

2022年01月31日 10時37分38秒 公開

成功

相談掲示板

  1. No.1

    サイラスだ、よろしくなー ぶっちゃけこれ気絶させるより、気絶前後の方が難しいやつだよね多分。 とりあえず俺は杖でならアクセを一つ二つ変えれば通常攻撃一発で気絶まではいけると思う。 ただ、これ魔獣と敵対も相まって炎上と無差別火炎のダメージで追撃かかるから、やるなら他の早い人で倒して光縛呪して抱えて全力で逃げるとかした方がいいと思う。 とりま問題なければ魔獣優先で動きたいなとは思ってる。マジカルポケットで書物回収も狙いたいし。

  2. シグルド・オルセン

    ウォーリア、シグルド・オルセンだ。よろしく頼む。 シャルルへの攻撃はちょっと調整せねばならんだろうな。俺も通常攻撃で18ほどオーバーになるか。 もし多少オーバーしたとしても、即死でなければ気絶中にヒールなりで回復させて何とかするしかないかな。 問題は魔獣。最初は六体とは言え、時間をかければ増える。しかも総数が数十体と来た。それならさっさとシャルルを保護して脱出するのが正解だろうな。 何人かで魔獣を引き付けてるうちに誰かがシャルルに当たってくれるのが良いか。 俺はシザーロアで魔獣を引き付けておくよ。

  3. ヴェイグ=ベーリング

    ウォーリアのヴェイグだ!顔見知りも多いな、よろしく頼む! アン殿は元気そうで何よりだな!安心した! うむ、確かに魔獣は厄介だな。シャルルを保護して早急に脱出をする方針に俺も賛成だ。 火事も酷い事になりそう故、消火の手段も幾何かは欲しい所だが、生活魔法等では難しそうだな。 シャルル殿の捕獲であれば一旦俺が動こうか。 攻撃を行うが武術知識で気絶なり捕縛をする事も考えている。その後に光縛呪をして貰えれば盤石であろう。俺であれば攻撃力の調整もしやすい。皆の中では俺が一番弱い故な!わはは!

  4. シェルリア・リトヴァール

    ヒーラーのシェルリア・リトヴァールといいます! よろしくお願いします! 魔獣がどんどん増えるのは困りますし、シャルル様を保護して急いで脱出に賛成です。 私はヒールとかで皆様の回復に努めようと思ってますっ。

  5. エルナ・クルプファルツ

    エルヴンシューターのエルナです! 皆さまよろしくおねがいしますね! アン……ジャンヌさんのお友達の救出ですね!頑張りましょう! ささっと確保して撤退!いいと思います! 私は火力高すぎになってしまいそうなので、シャルルさんの確保は他の方におまかせしましょう! 攻撃して気絶させる方と、捕縛・運搬される方の2名がいれば手早く脱出出来そうでしょうか! 担架を持っていってもいいかもですね! >個人行動 とりあえず初手はシャルルさんへの接近を妨げる位置にいる、扉に一番近い魔獣さんを倒す動きをしようかなと思っています! 攻撃集中+魔弾で大体670くらいの威力を出せるので、かなりのダメージを与えられるかなと!一発で倒れてくれれば嬉しいですが……!

  6. ルアンナ・ミュラー

    キャスターのルアンナです、よろしくお願いします。 火事、タイダルストリームで消火できるでしょうか…。 シャルルちゃんを何とか気絶させないと連れ帰れないのですよね。 シーフとのことですしスタティックフィールドで行動を阻害してみようと思います。

  7. トゥーリ

    トゥーリだよ、よろしくね! >気絶狙い ワタシの魔法攻撃力が200ぐらいだから、攻撃集中して240。だいたいちょうどぐらい……? >その他の敵 とりあえず魔獣の命中が240ならよっぽど運が悪くない限り攻撃に当たる気はしないから、シャルルさんを連れて逃げる間の殿は可能な限りワタシが引き付けようと思うよ!

  8. バーネット・フォーサイス

    キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 >方針 シャルルを確保次第離脱する方向で良いと思う。 とはいえ、そのためにも魔獣に妨害されない様にする必要もあるから、 始めは魔獣の数を減らすことを優先して、妨害されない状況になったらシャルルを確保する、 って感じの流れが良さそうか? ひっきりなしに魔獣の増援が入って来て数が減らないのなら、 その段階でシャルル確保の強行に切り替えればいいだろうし。

  9. リコリス・アデュラリア

    キャスターのリコリス・アデュラリアと申します。 ……よろしくお願いします。 私もシャルルを確保次第、即座に離脱する方向で異論ありません。 あとはバーネットが言うような方針切り替え判断基準もあれば問題無いかと。 私も火力面と範囲攻撃の方が役立てそうなので魔獣対応を希望しますが 必要であればヒールやシャルルへのBS付与での援護も可能です。 撤退の際、魔獣に改めてスタティックフィールドで 移動阻害をかけるのも良いかもしれませんね。 それと扉の前に魔獣が居ると撤退の邪魔になりますから 意識して優先的に排除するようにした方が良いでしょう。

  10. No.10

    とり急ぎ雑に計算したら今245の豪風3で攻撃力マイナス15して230丁度、命中も34上がって254で必中かなと。俺の場合最速でもini 22になるけど それか最大火力で魔獣飛ばすか?

  11. ナキル

    「ナキルだ、よろしく頼むぜ! 方針とか流れは大体見た! サイラスがいう様に、シャルルだったか、コイツを気絶させた後が大変そうだな。 担架とか運ぶ手段は考慮できても、やっぱ魔獣の存在が邪魔になるか。 シャルル対応は、エルナが……こわ。じゃなかった、沈めてくれるだろうし。 オレは魔獣相手で動くとすっかな。 可燃物だらけって環境で、火って言ってると…こう、「延焼する」可能性とかもあるんじゃねーかと警戒はしたくなるな! そのヘンも気にしながら魔獣を叩こうと思うぜ。」

  12. No.12

    魔獣討伐を優先目、状況見て誘拐、誘拐したら逃げる 雑にこんな感じでいいなら、ヒールとか消化意識して動くよーと。 とりま誰が運ぶか、光縛呪誰がかけるか、誰が落とすかとかちゃっと決める?数多い場合なら行動順調整含めてやってちゃっと逃げたいし。 前に書いた通りとりあえず体力満タンからキッチリで落とせるよと。ただし流石に他の軽装他クラスより遅いと思われる

  13. シグルド・オルセン

    サイラスが魔獣相手、となると今のところシャルルを気絶で済ませられそうなのはトゥーリか? 殿やるって言ってるし、気絶させた後に運ぶのは俺がやろうか。 とりあえずは出入口側にいる魔獣を速攻でどうにかするしかないだろう。その後でシャルルに向かう者と魔獣に対する者とで分担して連携せねばならないだろうて。

  14. ナキル

    「あぁ、エルナはシャルル確保には行かねェのか、読み違えたぜ。 ●対シャルル ヴェイグ(対象拘束) シグルド(無力化後運搬) ルアンナ(対象行動阻害) トゥーリ(シャルル攻撃、殿) ●対魔獣 エルナ サイラス リコリス(シャルルへのBS対応可) ナキル 現状こんなか…?」

  15. No.15

    あ、ちゃう。 全体方針的に魔獣優先目でいいんだよね?と。 俺個人は担当してもしなくてもどちらでも良い。無力化担当ならそうするよって感じ?

  16. エルナ・クルプファルツ

    ナキルさんまとめありがとうございます! そんな感じで大丈夫かなと! ではでは、シャルルさんへの道を塞ぐ魔獣さんは私が倒しますね! その後は脱出を支援するために後続の魔獣さんたちを範囲攻撃で撃退する動きをしようかなと思います! シャルルさんを回復させる際には先に光縛呪などで拘束をしっかりしておかないとすぐ目を覚ましてしまうかもなので注意ですね!

  17. シェルリア・リトヴァール

    ナキル様はまとめ有難うございます! ええと、では私は対魔獣の方に回ろうと思います。 ヒールでの回復やサークルプロテクションで援護しますねっ。

  18. バーネット・フォーサイス

    >分担 シャルルを無力化して確保して運ぶって一連の動きを、魔獣からの攻撃や妨害を 気にしながらやるのは、シャルルが被弾するリスクも大きくなるだろうし、 始めは全員で可能な限り図書館内の魔獣を減らす事から始めて、 妨害されない位に魔獣の数を減らした、もしくは減らしきれないと判断したら、 ナキルの挙げてくれた分担でシャルルの確保に舵を切るので良いんじゃないか? >個人行動 ひとまず、俺は魔獣対応優先だな。 グラビティフィールドで此方やシャルルへの接近を妨害しつつ、 メテオライト3で薙ぎ払っていくつもりだ。 その上で、シャルル確保時は火炎吐息対策にアイアンウォールを設置しておく。

  19. ルアンナ・ミュラー

    役割分担のまとめありがとうございます。 最初は範囲攻撃で魔獣を減らすのに注力して、その後魔糸や移動阻害を付けられるスキルでシャルルちゃんの動きを鈍らせますね。

  20. ヴェイグ=ベーリング

    >ミュラー殿 タイダルストリームは良いのではないか!どこかで消火をしているのは見た事があるでな。射出した水は残らんが、射線上の火は消せていたと思うぞ。 >対シャルル シャルル殿への攻撃と捕縛までは俺がしよう、という提案のつもりであったが、わかりづらかったようですまんな!攻撃も200と少しぐらいに調整出来る故な、特に問題ない。 捕縛迄終えたら、その後はシグルドに委ねよう!よろしく頼む! もし対シャルルで動きたいという希望があれば、俺は対魔獣で動く故、遠慮なくいってくれい! >分担 おぉ、わかりやすいな!ナキル殿、まとめ感謝だ! >動き方 情報を再確認しておったのだが、シャルル殿とは会話が成立するようだな。判断力も健在とある。初手は対魔獣で共闘が可能と見たぞ。 まずは魔獣を、というフォーサイス殿のご提案も踏まえてこう言った流れはどうか? 1)シャルル殿と共闘 2)手前3体の魔獣を倒し退路を確保 3)残り魔獣を食い止める&シャルル殿を殴って気絶→捕縛→撤退! 手前の魔獣3体に絞ったのは、増援は来るわ、炎で火事が起きるわと、状況が悪化し続けそう故な。急ぎたい故、魔獣撃破は最低限必要なポイントだけとしておいた。 もちろん倒せるものは倒してしまえばよい!臨機応変にだな!

  21. ヴェイグ=ベーリング

    追記だ! 開始時点でシャルル殿と魔獣が交戦中とある。 ダメージ調整での懸念は、魔獣の攻撃でシャルル殿の生命が想定より削れる事、ではあるが…この点は俺がカバーリングで調整しよう。 ちなみに共闘のレベル感は「敵の敵は味方、だが魔獣を倒したら決着をつけようぞ!」だ。敵同士ではあるが一時的な停戦という……伝わるかのぉ? 断られた場合は、俺が殴られるだけではあるな!やる事は変わらん故、共闘の試みは問題なかろうと考えておる!

  22. リコリス・アデュラリア

    ナキル、纏めを感謝します。 >動き方 成程……確かに、序盤はシャルルと魔獣討伐に共闘するという手もありますか。 共闘が叶わなかった場合も想定して作戦を組む必要はありますが 基本的にはヴェイグが言っているような流れで問題無いかと。 >個人 主にメテオライトで魔獣を攻撃し 単体に対しては魔弾で対処する形になるかと。 特性に関しては脱出時の魔獣足止めにスタティックフィールドを あとは確実に複数仕留めたい時用に高速展開式超魔法ですね。 タイダルストリーム(無印)は私も消火用に迷っていたのですが ヴェイグの言うように火を消せるのであれば私も用意をしますか。 ただ本を一部とはいえ持ち帰るのであれば 本自体が駄目になっては意味が無いので 悪影響があるのなら使用は控える、とした方が良いでしょうね。

  23. No.23

    とりあえず魔獣狙いで良いのな。 近接だと衝撃刃くらいしか届かなくなりそうだし杖か弓でやるわ 本マジカルポケットで隙見て回収もしてくつもり。というか燃えてる様なのに気にしてないくさいのは図書館防衛なのに図書は防衛対象ではないという事だろか? 後タイダル消化に使えるかなと思ったけど、あれ「轟音と衝撃波と共に強烈な破壊力を秘めた直径3m程度の巨大なエーテル光波を一直線上に撃ち放ち」って説明的に発射するのエーテルの波動だから水出ないぞ多分。名前の水っぽさだけ見た場合と改造済みと勢いで吹き消す場合とかは出来るかもだが

  24. ナキル

    「>シャルル共闘 なるほどな、確かに魔獣と戦ってる訳だし… 共闘から状況をこっちの都合に持って行くのも全然良いな。 まぁ、勿論三つ巴になるのも視野に入れて動くとして、な。 …初動で「書物を護る」所作を見せれば、シャルルから「味方」として見て貰えるかも知れない、か。 >サイラス 本に「触る」のがNG行動にならねェといいなって ちっと思ったぜ!杞憂だといいけど。 それか、シャルルの視界外とか、気絶させた後なら平気だと思うけど。 >対魔獣 とりあえず、エーテルブレードで射程拡張してぶん殴るかな。 後は衝撃刃か…とりあえず、西側から対処するぜ。 あー…あとは殺界持って行くか…一応、トゥーリが殿で居るけど、足止め役が居るに越したことねぇよな。」

  25. No.25

    多分俺も後の方まで残るかなと?足止め中に殺界2でも届く火炎×大量とかの危険あるからね」。ダウンしたら大変だし。炎上中に意識飛んで補助者おらんのはやばいかなと 本については最初に消火とか提案してみるついでに相手の防衛の対象範囲確認するつもり。 本が対象に入ってるならこっそりしまうか気絶させた後に拾うわ

  26. ヴェイグ=ベーリング

    >タイダルストリーム 「水流を放出する」と明記されておるが、サイラス殿は何を見間違えておるのだろうか…?等と失礼な事を思ってしまったが(すまん!)、ピンと来てな、確認して見たらわかったぞ。 「タイダルストリーム」は「水流を放出」、「タイダルストリーム2、3」は「エーテル光波」となっておった!これはわからん!わはは! 故に消火用途であれば「タイダルストリーム」一択、2と3はダメだという事になるな。 >共闘 アデュラリア殿、ナキル殿、確認感謝だ! うむ、そうだな。三つ巴になる事もしっかり想定して動くとしよう。 >個人 ナキル殿に殺界持ってもらえるなら、俺は素直に強靭にしておこうか。一枠はカバーリングになる故、防御力もあげておかんと、ちと心配だ。

  27. リコリス・アデュラリア

    >タイダルストリーム ヴェイグの説明通りなのもあり、私も(無印)と表現しましたね。 >光縛呪 そしてシャルル確保用に用意する者が現時点で居ないようなので私の方で用意しますが 念の為、道具枠に余裕がある方はロープ等を用意して頂けると有難いです。 状況次第では私が別の事に手が取られていたり 最悪戦闘不能となっている場合も想定しておいた方が良いでしょうから。

  28. No.28

    番号で変わるのか。ウォーリアに1は使えんからわからん。ありがとうなー ロープね。一応持ち込んどく。対象拘束にヴェイグって書いてたから光縛呪あると思ってたわ。持ち込むとスキル枠なくなるんでロープにしとく 後とんずらこく時に閃光弾投げておくかなと。

  29. ヴェイグ=ベーリング

    うむ、ウォーリアにはわからんな。勉強になった。本職のアデュラリア殿はさすがだな! >光縛呪 すまん、宣言しておらなんだな! シャルル確保用に母蜘蛛糸のローブを持参する予定だ! 光縛呪は持たぬ予定だが、誰も居らなければ俺が持参しよう。

  30. トゥーリ

    >ロープ ワタシのほうも準備できたよ! サイラスさんと二人いれば、どちらかは対応できるんじゃないかな >シャルル対応のまとめ 流れ ①→②→③ ①無力化:ヴェイグ・トゥーリ ②光縛呪:リコリス ②ロープ:サイラス・トゥーリ ③運搬:シグルド

  31. エルナ・クルプファルツ

    なるほど共闘!上手くいけば良さそうな気もしますね! だめだった場合は、奥の魔獣さんの攻撃がシャルルさんへ集中しそうな事に気をつけつつ、早めの無力化と確保が要りそうでしょうか! >タイダルストリーム 識別はないので、味方やシャルルさんを巻き添えに攻撃しないよう、撃つ際は射線に注意ですね! >ロープ 私も念の為持ち込んでおきますね!後は担架と脱出支援の閃光塗弾も持っていきます! >個人行動 とりあえず初手は一番近い魔獣さんに全力攻撃! 以降は脱出支援にけん制のメテオライトを奥や上の穴に撃ったりしてみましょう!

  32. バーネット・フォーサイス

    >共闘 共闘とまではいかなくても、積極的に攻撃されない位の状況には持ち込みたいが、 まぁそもそも俺らも扱い的には侵入者になるだろうし、 完全な乱戦状態になる事も視野に入れておきたい所だ。 一応、交渉のスキルは持ち込んで、共闘ないし優先度引き下げの交渉をやろうと思う。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0