【泳冥】冥闇を泳ぐ【求和】
崎田航輝
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シナリオID:1811
オープニング
迷った末に声をかけると、書斎への扉の奥からくぐもった声が帰ってきた。
――良かった、まだ返事をしてくれる。
それは自分を自分と認識してくれている証拠だと思えて、侍女のイリアは細く安堵の息を零していた。
用向きを聞き返す言葉が響いてきて、イリアは再び口を開く。
「お食事になさいませんか。もう何日も、まともな形で食事をとられていないでしょう」
『大丈夫だ。食事なら最低限、とっている』
今は忙しくてね。
取り組んでいる事が済んだら、ゆっくり食事会でも開こう。
そう、部屋から顔を見せずにクロックワードが返す声音は――意識しなければ、以前と変わらぬ優しくて心遣いに溢れた紳士のものだった。
けれど――
(違う)
イリアは飲み物を載せたトレイだけを扉の前に置いて、下がりながら……そんな直感とも、胸騒ぎとも言えるものを抱いている。
メルべ家当主の弟であるクロックワード・メルべがこの地に籠もってから、もうどれくらい経つだろうか。
定期的に外に出て、何らかの仕事をしてきているらしい事は知っている。
けれどその詳細を、侍女たるイリアは把握出来ていなかった。
侍女どころか、身内にも容易に話せない事情があるようで――メルべ家の趨勢に関わる事に取り組んでいるのだとだけ、一度クロックワードは語っただけだった。
クロックワードが仕事熱心なのは今に始まった事ではない。
武道では秀才、学問では天才と囁かれ……身内界隈では兄よりも優秀だと周知されていながら、それでも不平の一つも漏らさずメルべ家を支えてきた。
意欲という意味で言えば、クロックワードこそ誰にも負けないと、侍女の身としてイリアは知っている。
けれど――
あれは意欲とは違う。
前日、久しぶりにクロックワードの顔をちゃんと見る事が出来たけれど――食事をしっかりとっているという言葉が本当だとは思えなかった。
その相貌はどこか青白く、瞳は焦点があっていない。
健康に重大な問題がある、という訳でもなさそうだったが――
(あれは本当に、クロックワード様だったのかしら)
そう思えてしまうほど、今のクロックワードは、どこか人が違ってしまったようだった。
●牙城
「ソームダリア、か」
レッドラントの一端にある林。
その中にある隠れ家のような屋敷で――ヒゼンベルク伯爵は冒険者達へ声を零す。
それは他でもない、前回の調査で浮かび上がった名だが……ヒゼンベルクはそれを知っているのだと言った。
「久しぶりに聞いたよ。確かに……レッドラントにある。弟が管理する土地の名だ」
曰く、レッドラントにはメルべ家の家族それぞれが管理する、私有地のような場所があるという。
当然レッドラント全土に影響が出るような事は出来ないが……そこの中は自由に統治していいし、好きに過ごしていい。
言わば当主以外の家族が持つ、小さな国のような場所だ。
メルべ家の家族がこのような土地を持つ事は慣例的に昔から行われていて……ヒゼンベルクの父や祖父も、それぞれに小さな自分の土地を持っているのだと言った。
それらの土地に関しては、家族間でもいたずらに首を突っ込まないのが暗黙の了解。
「ソームダリアは……クロックワードが持つ、そういう土地だ」
元々はレッドラントの開拓時代にあった旧市街で、地形の凹凸が激しく、貴族が居を構えるには不適格とされていた一帯だ。
実際、クロックワードはソームダリアよりも大きくて暮らしやすい、本来の土地と言えるものを別に持っていて……ソームダリアは言わば「ついで」に与えられた土地だった。
「ソームダリアの街としての機能はほとんど、クロックワードの本来の土地の方に移ったはずだったが――」
ただ、だからこそ秘密裏に何かをしていても気づかれにくい場所ではあるだろう。
他でもない当主のヒゼンベルクが、ソームダリアの名を聞いたのが数年ぶりだというのだから。
「クロックワードは……そこで何かを企んでいるのか」
それはまだ断言出来ないだろう。
ただ、前回手に入れた情報から、何らかの大きな動きが計画されている事は判っているのだから。
「……“大きな動き”。それさえ確かめられれば」
クロックワードが“黒”である事が決まるという事だ。
自身の弟を裁く事になるかも知れない。ヒゼンベルクが抱くのは如何な心持ちだろうか。
ただ、ヒゼンベルクは皆を真っ直ぐに見据え直した。
「今は、やるべき事を。貴方達に……ソームダリアへ潜入してもらいたい」
●依頼
手に入れた情報を総合すれば、ソームダリアで危険な企てが行われている事は間違いないだろう。
小領地同士の紛争すら、その計画の一部だったなら……大きな動きとは、それ以上の規模の戦いである可能性が高い。
「クロックワードは、大規模な内乱を行おうとしているのかも知れない」
メルべ家の管理する領地で紛争が頻発し……挙げ句の果てに大きな戦争が起こってしまえば、それは確かにヒゼンベルクの落ち度を決定づけるものだろう。
おそらくは、代わりに優秀な弟であるクロックワードが舵取りをする事になる。
つまり、怪しんできたクロックワードによるクーデターである。
「ただ、貴方達の考えるように、それだけの事ではないのかも知れない」
ヒゼンベルクは訥々と語る。
クロックワードは幼い頃より兄より優秀と言われてきた寵児であった。
ヒゼンベルクが何かと“額縁領主”と揶揄されてきたのも、ひとえに弟の出来が良かったからである。
紛争によってクロックワード待望論が持ち上がるなら、それは確かにクロックワードにとっては得るものもある状況だろう。
だが――
「僕を引きずり下ろすだけなら、もっと他の方法がある。それが事実だと僕も思う」
何より、とヒゼンベルクは兄の顔で語った。
「弟は優しいやつなんだ。優しすぎる、というくらいに。戦いを本心から望んでるとは思えない」
兄の後を、従順についてくるような弟だった。
人前に出る事が不得意で、自分が長男で当主とならなかった事を、素直に喜んでいたとも言う。
「ただ、思い込むと周りが見えなくなるきらいがあった。僕が領主として評価されていない事に、家族として悩んでもいたとも思う」
それがどうして陰謀を企てるに至ったかは判らないけれど。
「今は確証が欲しい。ソームダリアへ忍び込み、戦いの計画があるかどうかを見てきてくれ」
最低限、何らかの戦闘行動を起こすきっかけさえ確認出来ればいい。その材料さえあれば、領主として不敬を訴える事は出来る、と。
ただ、『大きな動き』が起こるまで時間がない可能性もある。
今回の作戦のあと、即時に対処できるように……戦力が配備されているなら、その場所や構成についても詳細に調べてくれると助かる、とも言った。
「もしそうなら、これは危険な仕事となってしまうけれど――それでも、頼れるのは貴方達だけだ」
だからお願いする、と。
ヒゼンベルクは冒険者達に頭を下げていた。
解説
マスターより
リプレイ
砂塵の向こうに、建物群のシルエットが見えてくる。
ララベル・サン・ディーベルはそれに瞳を細めていた。
「あの場所で、何かが行われているのかな」
「確かめなくてはな」
クロックワード卿の事も、と。言葉を添えるのはナタリア・フィッツジェラルド。
「うん。皆、準備はいいかい」
告げるヴィナスが皆と共に乗るのは、荷を積んだ古い幌馬車。商人を騙るのに力を発揮するだろう。
皆は頷く。
作戦は表と裏、両面からの潜入だ。
ファティマは別行動に出る面々へ、改めて言葉をかけた。
「どうか、お気をつけて」
「ああ。ま、暴れ回るだけが得意分野じゃねーってとこを見せてやんぜ!」
ハヤト=ガラン=ヴォルファングが言って馬車を離れて行くと、皆も各々の方向からその街――ソームダリアを目指す。
人のざわめきが響く。
そこは一見すれば普通の街のよう。だがロゼットは幌の内から警戒を怠らず、近づく景色に注意を払っていた。
「……住人ですら安全か分からないのは怖いわね」
「ええ。気をつけて参りましょう」
レティシア・レインフィールも応えながら、さりとて態度は表には出さず。ヴィナス、ナタリア、ロゼットと四人、行商人の振る舞いで南ソームダリアに入る。
すると、警備に止められた。
「お前たち、どこからだ?」
「私達は――魔物と遭遇し、逃げてきたところで」
と、レティシアは用意した事情を語る。
「車輪の修理も必要なので、暫しの滞在の許可を頂きたく……」
すると警備らは何かを相談し合う。
ただ、こちらの人数を見て脅威には成り得ぬとでも思ったか……最後には通行許可を出した。
「警戒しているふうだったわね」
ロゼットの呟きに三人は頷き、街の中へ。
実際、内に入るとそこは少々異様な空気だった。
こちらを行商と見て、商品を買い求める者も皆無ではない。ただ、出歩いている者は大人の男が殆どで……子供や老齢の者が少なかった。
「……定住する市民、というよりは寄り集められた存在かも知れないな」
ナタリアはそう呟きを零す。
人々へ抱いた印象は一般人と言うよりも、賊のそれに近かった。
(これは、バルバロイも交じってるかね)
その空気は、栗鼠のラトに街中を巡らせているルチル・プルメリア・グレイハーツも感じていた所だった。
表立って危険な振る舞いを見せる者は皆無だ。
ただ、屋内に侵入すれば――
(ここにも、武器の備えがあるか)
そんな者が不自然に多いと判る。
また、ここで長く寝泊まりしている事に不満を漏らしている者もいた。
(意図を持って集められ、何らかの言論統制もされている……そんな感じだろうね)
ルチルは更にラトを走らせてゆく。
反面、馬車の行き来は多かった。
ララベルは物陰からその様子を観察している。
(……人の数から考えると、多すぎるくらいだね)
荷台は窺えないものが多い。
食料を積んでいると判るものもあるが、それ以外の何かが積まれているであろう事も推測できる状況だった。
(“内乱”、か)
示唆されていた可能性を思い返す。
確かに現状は、その準備とでも言えるような物々しさがあった。
行商班は、北へ。
途中、ナタリアとロゼットは別行動にと離れ、二人で旧市街区を目指す。
物資を運び入れる為と言うと、見張りにも止められず――橋の先へ。そこに南よりも小綺麗な市街の姿を見ていた。
新しい建物も多く一般人の姿も見える。
統制された街。だが――中心部には、広い敷地を持つ訓練所もあった。
大きな門と兵舎、響く掛け声。軍の駐屯地とも言えるような施設で、近づくのも憚られるが――
「……」
レティシアは静かに呼吸を整えてから、そこを訪ねる。
すると馬車の停車場で、渉外担当らしいものが応対した。そこでは最初、「営業などは受け付けない」と言われたが――
「別に構わないだろう」
「団長!」
渉外担当の言葉に、レティシアははっとそちらを見る。
鎧に身を包んだ、剣士がいた。四十を超える男で――碧闘剣士団の紋章をつけている。
「剣を扱う者ならば、剣以外を扱う者も尊重するべきだ」
皆で商品でも眺めさせてもらおう、と。
その男――団長が言うと渉外担当も納得し、レティシアとヴィナスは中へ通された。
そこには確かに剣士団が数多くいた。その一部が集まってくると、レティシアは彼らへ酒の試飲を勧めた。
「どうぞ」
「おお、これは良い酒だ」
物は上等な故に、彼らは気に入ってくれる。
それに乗じて、レティシアは彼らがバルバロイを多く倒しているという情報を手に入れ……訓練風景も見学させて貰い、おおよその剣士団の規模を把握した。
無事に訓練所を出ると、二人はクロックワード邸へ向かう。
滞在許可を得る名目だ。応対した執事らしい者は、暫し迷っていたが――
「修理が終わるまでで構わないから。それと、街でも人気だった商品があるんだけど――」
と、ヴィナスが商魂たくましく営業。
その様子で、こちらが行商以外の何者でもないと思ったろうか。彼は屋敷の中にまで招き入れてくれた。
無論、長居は出来ないが……ヴィナスは機を見て使用人の休憩所へ。
そこで女性使用人を見つけ、どんぐりクッキーを差し入れた。
「希少なんで商品じゃないけど……」
「まぁ、私めにこのようなものを……」
かしこまる彼女に、ヴィナスはハーブ塩とオイルを見せて食べ方について話し……食欲がない時も料理に使うと食べられる位美味しい、と伝えた。
と、その遣り取りをみて、ふと別の女性がやってきた。
「あなたは――」
「侍女のイリアです。お見知り置きを」
辞儀をした彼女が、多くを知っているかも知れないとヴィナスはすぐに推測する。
「このクッキーに興味が?」
「ええ、まあ――」
「……何か悩みでも、ありそうだ」
そうしてヴィナスは巧みに、そして親身に話を聞き、彼女から情報を手に入れていった。
クロックワードの様子が一時期からおかしくなった事。何かに一心不乱に取り組んでいる事。
そして――
「大きな仕事、か」
「……ええ」
そこまで言って、彼女は話しすぎたと思ったか口を噤んだ。
ただ、それだけでも重要な情報だった。大きな仕事が行われるまでには、時間が無いという事も判ったから。
ハヤトも旧市街区を隠れながら移動していた。
(相当な戦力があるな、こりゃ)
剣士団の他にも、武器を備えた者が各所に配備されている。南も含め、計画的に戦力が集結されているのは明らかだった。
それらを記憶しつつ、クロックワード邸も調査。
今は無人だが、そこにも戦力を留め置くための施設がある事を確認し――ハヤトは南へ調査の足を伸ばした。
同じ頃、ルチルも旧市街にラトを走らせている。
倉庫を見つけると、隙間から内部を探らせて――
(……戦争をやるのは本当だろうね)
そこに大量の武器を発見する。
倉庫は複数あった。戦力が素早く出陣出来るようにする為であろう。
更に――
『出陣は近い。万全を期しておかねばな』
『ああ、俺はもういつでも剣を振るえる』
そんな会話も盗み聞いた。
ルチルはそれらの情報をメモし、ラトへ持たせて仲間へ伝達。それから夜間、閃光塗弾を括り付けた矢を――街の東へと放った。
●泳冥
闇夜に閃光が走る。
その眩さに、南と旧市街、双方でざわめきが起こっていた。
(今のうち、ですね……)
警備がそちらへ出向き、街の人流も入り乱れる。それに乗じて――ファティマが南ソームダリアを調べていた。
聴覚を研ぎ澄ませれば、多くの声が聞こえる。
『何の騒ぎだ。まさか、もう始まったのか?』
『違うだろう。仕事はまだのはずだ』
それは何かの戦いを予期している会話。
その男達が外に出た隙に、ファティマは彼らがいた建物の中を覗き込む。すると中に遠征用の荷物や武器があるのが見えた。
同じ状況は幾つも垣間見えて――
(南ソームダリアにいるのは戦力の前線、という事でしょうか……)
そして彼らが口にするのは、ある日付。
(まさか、その日にここにいる戦力が皆、出陣を……?)
その証左は他にもあった。
一般人はいるが、最近、移住させられている者が多いらしいと判ったのだ。おそらくそれも、計画の邪魔にならぬようにだろう。
クロックワードの不審さを嘆く一般人の声も、騒ぎの中には聞こえてきていた。
(思った以上に、状況は切迫しているのかも知れませんね……)
それがファティマの感じた素直な思いだった。
ララベルも旧市街を隠れながら進む。
騒ぎも収まりつつあるが……その人々の動きで、予想以上に戦力が多い事が確認出来ていた。
(後は……)
その足でクロックワード邸へ。
注意深く潜入して回廊へ入ると――書斎から出てくる男の姿を捉える。
(あれは、クロックワード……!)
人相から間違いない。
ララベルは近づきすぎず、物陰から観察する。
ああやって偶に外に出ているなら、本人以外という事は無いだろう。ただ顔は青白く、足取りも覚束ない様子に見えた。
ララベルは思案してから、書斎へ滑り込む。
すると――
(なんだろう、この匂い)
仄かな煙と、甘い芳香。
何かの薬を燻したような……微かに意識を酩酊させる気体が漂っている。
(――麻薬?)
ゴールディで出回るような違法薬物の一種だろうか。長く吸っていると判断力が鈍麻するような感覚を覚えた。
(……、ここまでかな)
と、ララベルはそこで離脱。戻ってくるクロックワードと、すんでの所で接触を免れた。
ルチルもラトと共に邸宅を探っていた。
そして薄暗い資料室で、クロックワードと何者かの間の手紙を見つける。
(内乱を演出するつもりかね)
そこには、寄り子領地周辺での大規模な争いが計画されてる事を示す情報があった。
王国南西から戦力を招き、混沌とした闘争を起こすつもりだ。争いを鎮圧したクロックワードが、寄り子も含めた一帯の管轄権を得るという筋書きだろう。
(問題は、誰が糸を引いてるかだね――)
クロックワードは意思が無いと思えるほど、手紙の主に諾々と従っているように見えた。
と、そこでルチルも人の気配を感じて、脱出していく。
ロゼットも旧市街区を隠密している。
地形や大まかな戦力の配置は、おおよそ把握出来ていた。印象は、戦争を待っている状態そのものだと言えるだろう。
(……向こうも見ておきたいわね)
と、複数ある訓練所も巡る。
比較的小さな場所では、急拵えの戦力を碧闘剣士団の人間が指導をしている。最も大きな訓練所は、碧闘剣士団の本拠地だ。
(剣士団は、戦力の要なのね)
ロゼットは訓練の様子や人数を可能な限り把握し――訓練が終わる夜更けに、訓練所の倉庫の中を調べた。
すると――
(ここの武器は、ほとんど特別製ね)
全てが一点物の、対人特化の武器。
鍛冶師ソルスの作品に違いないだろう。
かなりの量が備えてあり、この状況が以前からの計画であった事が窺える。
と、そこで不意に道を荷馬車が進んできた。
南からやってきたようで、覆いに隠されてはいるが大量の武器を積んでいる事が判る。
丁度、屋敷を出たララベルもそれを追って来たところだった。
(あの馬車の、帰る先の尾行は任せていい?)
(了解)
隠れて言葉を交わすと、ロゼットはそこに残る。そして馬車が去った後、運び込まれたのがソルスの武器らしいと確認した。
ララベルは馬車を追って南ソームダリアへ。
そこで、南の一帯を調べていたハヤトとも合流した。
(何かあったか?)
(あの馬車、ソルスに繋がってるかも)
ララベルの言葉に頷いたハヤトは、二手に分かれて尾行。
左右に散り、馬車が自身の方向へ向かってきたと見たハヤトは――
(さて、どこに行くかね)
建物の陰に隠れ、馬車が停止するのを確認。降りた男達が、目立たぬ建造物の地下に降りていくのを見届けた。
「地下、か」
ハヤトは周囲を見回す。
地下に空間があるなら、出入り口が一箇所という事はないだろう。そこで近辺を観察し……石畳がずれている場所を見つけた。
「よっ、と」
その下に空間があると見ると――内部へ。地下通路が伸びていると把握した。
そこを進んでいく、と。
(へえ、こいつは)
聞こえたのは、大きく響く槌の音。
鍛冶師が武器を打っているのに他ならない、その証左だった。
ハヤトはぎりぎりまで近づいて――
『ソルス様、北の分を運び終えました』
『ああ』
若い青年らしい声を聞こえた。
『ここも長いですね。もっと良い金額でやれたのでは?』
『必要なのは金より、結果だ』
それを自分達でも調べる機会が来る、と。ソルスはそう語っていた。
「……っと」
誰かが通路を歩んでくる気配を感じ、ハヤトは引き返す。そのまま離脱し、街へ戻った。
ナタリアは外から来る馬車の行く先を追っていた。
(やはり、多いな)
物資を積んでいるらしいそれは、街の規模からしても多い。戦時への備えなのだろうが、裏腹にどこか“好景気”な匂いも感じた。
(この街自体は、潤っているという程には見えないが――)
ナタリアはその齟齬の源を見つけようと、物資の運び先へ。倉庫を見つけると、隙を見て侵入した。
それから素早く内部を駆け……奥で資料を探す。
すると――
(この辺りか)
物資の出処が判る資料が見つかり始めた。
見てみると、出処は“南西”とだけ記された場所が多いようだ。
他の場を当たっても、情報は似ていた。
倉庫からはそれ以上の収穫はなかったが……ただ、複数の倉庫を管理している事務所らしき建物を発見して、忍び込んだ時に別の資料を発見する。
「これは……」
それは、物資運搬の殆ど全てがたった一人の人間によって管理されているらしいと判る、遣り取りの記録だった。
名前は、判らない。
ただ端的に“商人”とだけ呼称されていて――街に必要なあらゆる物資を買っているようだった。
(金銭のかかる物は、全てこの“商人”が調達しているようだな)
反乱計画が企てられているなら、間違いなくその一翼を担う人物だろう。
それから“商人”がここには居ないらしい事を確認して――街の騒ぎが収まり始める頃に、ナタリアも離脱した。
「皆さんが、ご無事で良かったです」
全員で合流した帰路。
馬車の中で、皆はファティマの言葉に頷き合っていた。
それから改めて情報を共有し……内乱の計画が浮かび上がった事を確認する。
「正体不明の人物が、よくクロックワードを尋ねに来ていたらしい」
或いはその何者かが糸を引いているかも、と。ヴィナスの言葉にも皆は視線を交わす。事は、クロックワードだけに留まらないという事だ。
ただ、間違いない事は――
「……穏便に抑える時間はないかもね」
ルチルは呟く。
その日付がもう、すぐそこまで迫っている事だった。
おそらく、政治を動かすだけの猶予はない。
今、自分達に出来る事は――
思案を巡らせながら、冒険者達は一路、ソームダリアを離れていった。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:標準8 / 4〜8人
2022年01月19日 19時03分43秒 公開
相談掲示板
ヒーラーのナタリア・フィッツジェラルドだ。宜しく。 冒頭のやり取りにおけるイリアの(違う)というのは声色や抑揚からクロックワード卿のそれと違うという意味合いだろうか。 敵にも授恵者がいる可能性がある、となればクロックワード卿に扮すると仮定すれば声帯模写くらいお手の物だろう。 クロックワード卿は既に消されて別人が成り代わっているのか、或いは本人は存命でも君側の奸の思うがままにされているのか……それも含めて調べるのが今回の目的だが。 あとそれから別件依頼の関連付けではあるが、冒険者ギルドから碧闘剣士団と鍛冶師ソルスの情報が齎された。 ソームダリアに潜入するとなれば事前に剣士団の集まりをどれでもいいから襲撃し、その後で関係者に扮するという形になるか? 旧市街区は四方が堀と塀に囲まれ、外から内部を覗き見る事は無理だろうし、唯一の侵入経路は橋で繋がっているとされる南ソームダリア経由くらいしか無いだろう。 そこの居住者が一般人ではなくゴロツキの類かどうか、次第でもあるな。
シーフのヴィナス。よろしくね。 【求和】の他シリーズに参加してたんだけど、気になることがあったんで参加したよ。 >クロックワード 実は【澹世】(参加してないけど)で、 『追っていたマフィアのボスが企てに協力する(報酬は王都の領地の一部)為王国南西部へ向かった。この件にメドゥの指先の関与の疑い』が浮上した。 ここに関係してきた場合、死霊術の線もありえそう。 ちなみに、(剣士団が貴族以外にも示唆した)資金源だったと思われる【暗輸】も『背後に賊でもマフィアでもない不気味な奴(自称『商人』)が王国南西部を活動拠点にしている。稼いだ金はそこに行き着いている』と判明した。『商人』がメドゥの指先かは判らないけど、ありえる。 なので、死霊術は俺の最悪の想定だけど、関与自体は荒唐無稽な話じゃなさそう。 この件が引っかかったんで、来たんだ。 >剣士団 【誇剣】側で接触があったよ。 バルバロイの手引きと言った営業活動だが、実態は定期的に人を斬るストックみたいな扱い。 主戦力ではあるけど、報告書を読む限り、クロックワードの臣下には見えない。誰かの貸与に見える。 バルバロイを手引きしてたので、下手すると住民の中に元バルバロイ(現傭兵)がいるかも。 まともなの戦闘能力がない使用人くらいの気もする。 >ソルス 俺は一番不気味に思ってる。 情報だけで一切登場してないんだ。 彼がメドゥの指先の幹部または幹部の忠実な部下でも驚かないレベル。 >潜入 自給力のない土地なら食物関係は外部依存な気がするんで、定期的に訪れてるだろう商人に成り代わるのも手かなと思う。
ヒーラーの神官戦士ロゼットよ。よろしくね。 他の【求和】シナリオの情報が混ざって、複雑になってきたけど、 この依頼の目的は「ソームダリアでの危険な企て」の調査よね。 依頼人は大規模な内乱と見ているようで、もしそれが事実なら、 その戦力の配備状況を調べること、これが第1目標だと思うわ。 【誇剣】や【鍛道】に関する情報も手に入るけど、 こっちは追加情報の類ね。もちろん調べるのは良いわ。 >地形 ソームダリアは北側が旧市街区、クロックワード邸の敷地があり、 周囲は塀と堀に囲まれていて唯一、南側に橋がかかっている。 南側、南ソームダリアは街、塀や堀はなく、外と地続きだが 生活している者達が一般人かどうかは不明である…かあ。 >潜入方法 どうしようかな…。ちょっと考えてるわ。 マスターお勧めは隠密らしいから、素直に忍んで行こうかしら。 商人とかへの立場の偽装が、この土地どこまで通るのか、 ちょっと迷ってるのよね。住人の正体も怪しいし。 >ナタリア ナタリアの言っている、クロックワード卿の状態は気にかかるけど、 その調査は目的ではないと思う。もちろん、企ての調査のために クロックワード卿が必要なら、調べる理由にはなるけど。 あと潜入方法にあげた「碧闘剣士団を襲撃し、関係者に扮する」は 駄目だと思う。剣士団はソームダリアのどこかに居るのだから、 そこへの潜入のために剣士団を襲うのは、順序が逆ね。
ごきげんよう。 ヒーラーのレティシア・レインフィールと申します。 皆様、よろしくお願い致します。 そしてヴィナス様、情報の纏めをありがとう存じます。 >目標 方針として、私もロゼット様と同意見でございますね。 クロックワード様の状態等に関しては 第一目標に支障が出ない範囲内で可能であれば、という程度になりますかと存じます。 >潜入方法 隠密以外ですとヴィナス様が仰るように商人の振りをされるのがよろしいのでしょうけれど 合言葉や割符のような物が存在した場合、即座に偽者である事が露見致しますね……。 行うのでしたら偶々立ち寄った行商人の振りの方が安全ではありますけれど 場所的に相応の演技力や説得力が求められそうでございますね。 碧闘剣士団の皆様への襲撃と成り代わりに関しては 今後警戒を強めてしまう可能性がございますので控えた方がよろしいのではないかと……。 隠密でしたら夜の方が姿を隠しやすいですけれど こちらも照明の使用を控えねばなりませんから 汎用スキルの暗視がほぼ必須となってしまうのが難点ではございます。 他に思い付いた事ですと……潜入しやすいシーフの方々に先行して頂き 何かしらの陽動を行って頂いている間に 他のメンバーも潜入する、というのも一つの手でございましょうか。 陽動は行って頂くのであれば、例えば火が使用されている付近で 小規模の火事を事故に見せ掛けて起こして頂く、といった形となりますでしょうか。
全員での行動が必須ではなさそうだから、立場の偽装、 隠密、その他と保険も兼ねて手段を分けるのはアリかな? >隠密 暗視は習得してる。旧市街区の堀が水堀だと、シーフか キャスター以外は渡るのがキツそうだから、橋は不可避かな。 砦じゃないんだから、さすがに歩哨までは居ないと思いたい…。 照明は灯せないけど、屋内に入り込んだ後とかなら、 調べものをする時のために持ち込んでも良いかなと。 >調査対象 調査する場所、対象も特に指示はされていないけど、 皆は決めているかしら。全部はまわれるか分からないし。 私は旧市街区の「何かの倉庫や施設」が第1候補かなあ、と、 もし反乱の準備があるなら、武器とか物資があるのかなって。 できれば物的な証拠を持ち帰りたいのと、大勢の人が居そうな 場所は、私の隠密だと厳しいかなって理由で。
情報屋のルチルだ。よろしく。 >潜入 今挙がっている分には隠密に長けた者が先行。残りは陽動を利用して入るか、行商人辺りに身分を偽装して入るかって所か。 暗視を全員が用意できるなら夜間の方が発見率を低くできるが、汎用スキル枠も縛られるから一長一短だね。 一応、暗視は用意できるから夜間行動は可能だ。 相手方にも授恵者がいる可能性があるため油断は禁物だが、橋を使わず堀を超える手段への警戒は緩そうだね。 シーフに限られるが、昼間に侵入を狙えるルートの一つにはなるだろう。 >調査対象 反乱の証拠、であればロゼットの挙げている「何かの倉庫や施設」が最もそれらしいね。 その分人の流れが多そうだから、隠密に長けた者に任せたいというのも賛成だ。 屋敷の方には戦力や武器の流れに関する書簡の類が見つかりそうだ。クロックワードの人変わりの証左も見つけるならここだろう。 他の【求和】の流れであれば、碧闘剣士団やソルスとの役割なんかも見つかりそうだ。 加えて、OPにあるようにクロックワードの異変に猜疑心を持つ従者なんかもいるみたいだね。交渉次第によっては協力してもらう事もできるかもしれない。 南ソームダリアは橋を使うなら避けられない土地である分、見張りも兼ねて兵士が駐留している可能性も否めないね。 こちらと、できれば旧市街区の方にも手を伸ばして栗鼠を遣わそうと思っている。
>潜入 シーフは警戒は必要だけど、夜陰に潜んでいけると思う。 陽動を起こすのだと、事を荒立てる・表立った方法に該当すると判断されないか、危険だと明言されてるだけあって心配。 俺が思いつく範囲だと商人に成り代わるのは平和な方かなって思ったんだ。 >調査対象 倉庫や施設の調査に賛成。 武器以外にも食料をはじめとする物資が貯め込んであるようなものもそうかなと思う。野営できるものとかはあると思うし。 クロックワード・碧闘剣士団・ソルスは戦闘行動の計画・配備状況を調べる流れで何らかの形で入ってくるんじゃないかな。戦う準備をしているか、しているなら配備状況を確認する目的だし。 剣士団やソルスを重点的に調べるか調べないかで得られる情報量が違う(MSコメントで情報の『詳細』とあるので更なる調査みたいなものだと思う)という意味だと思うから、この辺りは構えなくていいんじゃないかな。 他シリーズで出てきているメドゥの指先の関与の疑いも配備状況が不自然だったらその関与を疑う箇所になるだろうし。 そういえば、伯爵の父親はどうなったんだろうね。 >ルチル 栗鼠は是非。
ぼちぼち、まとめてみましょうか。 >商人のフリ ここが普通の町なら私も乗ったのだけど、私有地で住人も 一般人かハッキリしないと書かれていて、人に見られること 自体が「表立った方法」に触れるかなーと思ってしまったの。 乗り気なら、やってみましょうか。何事もチャレンジよ。 >方針 なら行商を装って南ソームダリアの方に行ってみましょうか。 で、そこで日中に行商のまま旧市街区へ立ち入ってみる人と、 夜間まで待機して、旧市街区へ隠密で潜入する人に分かれるのはどう? (完全に個人行動の人は別として) 調査対象は。 ・クロックワード邸(クロックワード本人、侍女イリア等) →内乱の計画書や侍女等からクロックワードの情報聞き込みなど ・何かの訓練が行われているような場所 →訓練所の設備、環境から戦力の構成が分かる? ・大人数が待機していると思われる建物 →碧闘剣士団や実働戦力の人数 ・何かの倉庫や施設 →武器や物資、鍛冶師ソルスの作品もここに納品されてる? この辺りからの選択かな。ひとりで全部は大変そうだし。 >伯爵の父親 特に登場はしてないけど、存命と思うわよ。家督は依頼人の ヒゼンベルクが継いでるから、隠居の身じゃないかな。 (見落としだったら謝罪) >陽動 夜陰に紛れて、橋から離れた堀に閃光塗弾を投げるのはどうかな。 ピカッと光って弾自体は堀に沈んじゃう感じに。 で、「何の光だ?」と人が様子を見に来てる間に潜入するとか。 暗闇の堀に沈んだ閃光塗弾は、まず見つからないでしょうし。
>ロゼット 俺もそういえば程度だから、本当に素朴な疑問。 1話で、パスルとデナートの紛争を鎮圧しているメルべ家の者は父親と弟とある。完全な隠居じゃないのかも。 この紛争は、管理能力を疑われて実務を遠ざけられた決定打でもあるようだから、父親までクロックワードの味方になってたり、死んでる・死ぬより酷い目に遭ってる(それだけ面倒な戦力があるってことだから)とかやだなーって。 >商人のフリ 隠密の潜入でも商人のフリでも俺はできるよ。 行商人を装うなら伯爵に幌馬車借りた方が良さそうだけど。 アイテムの荷馬車俺持ってないし物資補給するには小さい。 >調査対象 纏めてくれてありがとう。 手分けして調査した方がいいよね。
出発まであと2日……相談時間が短く感じるが、それでも最善を尽くすほかなしか。 更に言えば、イリアの疑念に関してもPL情報といえるのだろうな。 >潜入 夜間に動こうというなら、暗視なら私も持っているし、なんならサーマルアイも持ってるぞ。 ただいずれにせよ、常人では飛び降りたり昇降も出来ない程の堀に加えて、それに沿うように塀が張り巡らされている以上、シーフの機動力が大変有用だろう。 キャスター不在ゆえに何とも言えないが、地下水路の類があればウォーターウォークも有用だったかもしれないな。 行商に扮して動くとなれば私は荷馬車も黒汗馬も持っているから、手元に無いというなら持ち込んで合わせようか? >調査対象 成程、戦の為には武器はおろか糧食や日用品の備蓄も必要というのは見落としていたな。 ピックアップに感謝を。 では、持って行くスキルは暗視と資料検索で行こうか。 曲がりなりにも貴族の領地だろうし、年貢……という言い方も変だろうが住民からの徴収といった記録があってもおかしくないものだが。 そういう記録が無いにも関わらず、それなりに物資の類があるとなれば略奪の線をも疑う余地はありそうだ。
私はもう思いつくことは挙げきってしまったから、 南ソームダリアまで商人のフリ、旧市街区には隠密潜入で 仮プレを作り始めてしまうわ。前日ギリギリは怖いから…。 私は夜間に、クロックワード邸以外をあたってみる。 (他の人と被ったら手薄なとこにまわれるように) クロックワード邸は腕利きとか居そうだし、 隠密初心者には厳しいかなって。 >イリアの疑念に関してはPL情報 日中に行商として接触できれば、表情や様子から洞察できるかな? クロックワードには忠実な人みたいだから、あまり突っ込むと 報告されそうだから難しいのだけど。 >ヴィナス 見てきたわ。「親兄弟」とあったわね。ゴメンなさい。 偽装の小道具は、依頼人の伯爵にお願いはできる、と思う。 前回も偽装したのだけど、借りれたのかは明記なかったけど、 とりあえず馬車とか衣装は何とかなったわ。
明後日出発でも時間的に実質今日明日しか時間ないからね…。 俺は行商人偽装で使用人関係を探ってみるよ。 >ナタリア 今回は伯爵に借りようと思う。売る中身も必要だし、纏めて用立ててもらおうかなって。 魔獣に襲われて逃げてくる商人を装うかとも思ったけど、試し切りなんてしてる連中に嘘だとバレた時が怖いしね。 お気遣いありがとう。
前回の発言から間が空き、大変失礼致しました。 >潜入 隠密よりも演技の方がお役に立てそうですので 私も行商人一行の一員として参加させて頂きますね。 演技の方向性としては年齢的に新人の行商人の一行として 魔獣に襲われそうになり運良く逃げられたものの 逃げていく内に慣れた道から逸れた為に迷い 偶々ソームダリアに辿り着いたとするのがよろしいでしょうか? >調査対象 ロゼット様が挙げて下さったものに異論ございません。 私は……日中に訓練所を中心に訪ねてみようかと。 営業という形でお話をさせて頂きつつ 可能であれば内部の様子を拝見させて頂ければ、と。
翌朝には出発か。 他に良案も思いつかないし、アタイは昼間は栗鼠で偵察、夜間に潜入を狙おうと思う。 連絡手段にテレパスを持ち込むのも厳しそうだし、連絡手段として栗鼠での代用もできればと。 頼めるなら、後で合流する時のために荷馬車か黒汗馬に他と区別を付けやすい目印を用意してもらえると有難い。 閃光塗弾を矢に括り付けて撃って、できるだけ遠方へ見張りの目を引き付けよう。 うっかり見張りの目がこちらに向かう可能性も考慮して、他の面々とは離れた場所でいるつもりだ。 陽動の手段として小火も手ではあるが、内部の警戒度を引き上げないという点では恐らく閃光塗弾の方がいい。 >調査対象 気づかれにくい、栗鼠という偵察手段があるから人のいそうな建物やクロックワード邸で聞き耳を立てる方向で動くよ。
遅くなっちまってすまねぇな! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! だいたいの流れは把握したぜ! 俺は潜入特価の装備とスキルにして行く予定だ。 昼間から隙を見つけて堀の上をエアーライド&疾風足で駆け抜けて侵入。 あとは身を隠しつつ昼夜問わず内部の情報を探ってみんぜ!
僕はシーフのララベル・サン・ディーベル。 みんな、よろしくね! じゃあ僕は、暗視や壁歩きを使って夜に旧市街区に潜入して、倉庫や街の住人を調べてみるね。 余裕があれば、クロックワード邸敷地にも潜入して調べてみたいかな。
>行商用馬車 一応俺の方で伯爵に物資と馬車の準備の他、車輪が凄く古いか細工をしてもらって現地到着後修理ですぐに帰れないようにしておくよ。 どういう感じに訪れるか(魔獣に襲われて逃げている内だったり、男爵からの差し入れだったり色々あると思うけど文字数足りなくて書けそうにないから)はお願いしていいかな。 俺が申請する予定の物資は保存がきく香辛料やお茶、酒系で、アイテムとして装備しているものは売り物ではないけど、希少品として紹介する体(クッキーは差し入れだけど)で、使用人がたむろしているところに行けたらと。
今まで顔も出せずにすみません。 ヒーラーのファティマです。よろしくお願いします。 私は暗視と超聴覚を夜間に紛れ込もうかと思います。 「隠密で忍び込む事を前提にすると良い」ともありますし。 といっても、潜入用のスキルは身に付けていませんので、ルチルさんの矢によって陽動されている間にという形になります。 調査場所は南ソームダリアを中心にと思っています。
>シルヴィア >演技の方向性 どちらでも大丈夫と思うけど、偶々に辿り着いた、よりは。 外部と疎遠な土地なら、新人でも商売のチャンスがあると 思って遠方(土地の事情に疎い理由)から来ました、とか? ついでに魔獣と遭遇も足して、すぐ戻ると鉢合わせしそうだから ちょっとだけ居させて欲しい…みたいな感じとか。 長くなったから使うか、省略するかはお任せで。
>行商用馬車 ヴィナス様にロゼット様、ご助言等感謝致します。 訪問経由や理由については私の方で対応をさせて頂きますね。 ルチル様からご要望がございました目印についても了承致しました。 目立つ色の布などを目のつく場所に任せて頂きます。