【魂禍】迷宮無宿
紀藤トキ
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シナリオID:1805
オープニング
「若手の探索者の遺体を発見しました。そして、その場から逃げ去る探索者の姿も……」
迷宮内での殺しはご法度だが、それでも手を汚す者は少数ながらいる。確かに、証拠の隠滅が容易なのは間違いない。有力な探索者が常駐しているエドゥノーグと違い、ヴィントならば逃げ切れると考える者もいたのだろう。こうして遺体が見つかり、それを漁っていた者まで目撃される事は滅多にない事ではあった。奥に運ばれた遺体は、ギルドの受付に面通しをされるも心当たりがない、という。
「探索者でなくとも迷宮での殺しはご法度だが……、いま潜ってる探索者は?」
「登録したばかりのひよこを除けば、だいたい信用できる名前です」
とすると、登録外のモグリの探索者同士の内輪もめか、あるいはもっとありそうなのが、どこかの犯罪者が証拠隠滅に迷宮を利用しようとした場合だ。ヴィントはエドゥノーグ程に探索された迷宮ではなく、また水没迷宮と言う特性的にも封鎖は難しい。市内にできた巨大な池は一大水源でもあり、迷宮から流れ出た水の一部は塩水で無い部分に限り生活にも利用されている。そうした水路を遡って潜り、迷宮へ忍び込むことは容易ではないが不可能でもない。
「もしかしたら、知られていない迷宮への進入路があるのかもしれん。できれば、生かして捕えたいが……。いや、探索者の側の生命が大事だな」
目撃者の証言を基に、注意書きと生死問わずの依頼が張り出された。目深にフードを被った4人の集団だったという。発見した探索者たちは比較的重装備だったため、さっさと逃げられて追いつけなかったらしい。ギルド内にその知らせを聞いて、顔を青くした少年少女がいた。慌ててカウンターへ話に向かう。
「……この迷宮は初めてだって言ってたから、すぐに戻ってくると思ってたんだ」
「なるほど……。記録上ではどうやら登録をしてすぐに迷宮へ入り、そのまま10日以上。一度も上がってきていない、ですね」
まさか、と言葉を無くす探索者のヒーラーに、ギルドの受付嬢も沈んだ表情を返す。老人と少女という組み合わせは珍しいため、彼女の記憶にも残っていた。物見遊山で上層の見学をするだけだと思っていたのだが、まさか危険地帯へ挑んだのだろうか。
「でも、上層ボス部屋に辿り着いた様子はないんだろ? じゃあ何処か途中でのんびりしてるんじゃないか。ここ、食いものには困らないし」
「私達は4人だからまだしも、女の子とお爺さん2人では夜の番とかどうするんですか。まともに寝れませんよ。もしそんな隙を殺人犯に狙われていたら……」
暢気な事を言うリーダーへ、キャスターが懸念を伝える。修行場所を探していると言った2人にヴィントダンジョンを紹介したのは彼らで、何かがあったのならと思うと気がかりだ。さりとて、彼らは彼らで別の仕事がある。あの行商人に仕事ぶりを気に入られて、護衛を頼まれているのだ。さすがに懲りたのかシグモルへの遠出は止めたらしいが。
「……なあ、あの2人を探す依頼って出せないかな。安否確認で」
「できますけれど、依頼料は通常通り必要ですよ?」
仕送りでいつもかつかつな少年たちの懐事情を知る受付が心配げに言うと、案の定リーダーが言葉に詰まる。が、シーフがそっと小袋を差し出してきた。
「いざという時用に貯めてたのがある。これでお願いできない?」
「少し少ないですが……まあ、依頼は引き受け手がいれば成立はしますからね」
「おお。偉いぞ、テナ!」
「……アルトはそう言う所、本当に駄目ですね。私達も出しましょうよ」
感心したように言うリーダーは他の仲間から突っ込みを受けていた。
●
少女の前を塞いでいたマーマン2体が同時に倒れる。室内には他に、切り倒された大柄なマーメイドが1体。彼女が相手していた以外のマーマンが2体。自分の相手を倒した少女は、フードを下げたままぼんやりと立っていた。その額には、不自然に大きな黒い宝石が張り付いている。
「ふむふむ。だいぶ身体も動くようになってきたようだな。次はもう1匹増やしても良かろう。しかしまだまだ、剣筋が綺麗すぎる。はて、良い手立ては……」
考え込んだ様子の老人だったが、何かに気づいたように微笑を浮かべる。新手の気配を察した少女はちらりとそちらへ目を向け、フードを被りなおした。部屋の外、かすかに聞こえる会話の声から相手が人間と察したようだ。それに、動物や魔獣の類にはなかなかない、愉悦の籠った殺気からも。
「……こんな所で2人連れ。片方は爺か。大方上層ボスを倒せる程度で粋がったのだろうが、運が悪かったな」
返った言葉は思いの外近くから。隠ぺいして部屋へ入り込んだらしい軽装の影は短剣をぺろりと舐めている。
「女は久しぶりだ。後で楽しんでも?」
「まだ子供ではないか。すぐ殺した方が良くは無いか?」
外からはやはり軽装だが長物を携えた影が2つ。杖ではなく槍のようだ。いずれも黒づくめの、見るからに怪しい集団だった。長剣を手にした男がそれに続く。迷宮がそうしたのか、元からそうであったのか。殺し殺される空気に酔った姿は、人と言うよりは悪鬼の類であった。
「なるほど、あちらから好機が来おったか。正当防衛で人を斬れるとは、誠に迷宮とは良い場所よな。マリア、私はギリギリまで手出しせん。死線を越えよ」
「はい」
言葉少なに少女が剣を向け、4名の殺人者から失笑が漏れた。
●
「おい、爺本当に何もせんのか? 娘が死ぬぞ?」
「あの宝石、値打物やもしれん。頭は狙うな」
少女は善戦しているが、明らかに嬲る様子で槍を操る双子の殺人鬼に手足を傷つけられ、動きは落ちていた。長剣の男と短剣の男は老人を警戒してか、味方の腕を信じてか。最初に短剣を投げた以外は手出ししていない。
「うぐっ」
「よし、まずは右腕を貰おう」
「兄者が右肩なら、某は左足を刺しましょうぞ」
息の合ったコンビネーションを見せる槍兄弟に、また一歩後退させられた少女の脚がよろめいた。
「待て。足音だ……。チッ、何故この距離まで気づかなんだ? 貴様が何かしたのか」
「私は何もしておるまい? それとも、抜かず動かぬ年寄りにそこまで気を取られたのかのう?」
この期に及んで、楽しそうに笑う老人に気圧された様子で長剣の男が声を上げる。
「遊びは終えろ。新手が来る。逃げるぞ」
「いいや、逃がさんよ」
目にもとまらぬ速さで抜剣した老人が、周囲に殺気の網を張った。
解説
マスターより
リプレイ
迷宮に籠る2人を探していた一行のうち、その声に気が付いたのはAlexandra・Hexe・Claudiaとマリイ・パルティスだった。
「戦闘中に、会話……? 相手は例の手配犯という事でしょうか」
「どうやら間に合ったようですね。良かった」
剣戟の合間に会話という事は、人と人の戦いであろうとAlexandraは判断し、まだ会話が聞こえるという事は最悪の状況に至ってはいないとマリイは安堵する。冒険者達は先を急いだ。
「待て。あれはボス部屋への入り口と言う奴ではないか? とすると、戦っているのはボス魔獣かもしれぬが」
「いえ、既に魔獣は事切れているようですね」
ダンジョン特有の構造物を見つけたク・サーヤ・クッセーワに、走りながら会話に耳を澄ませていたAlexandraが首を振る。ほぼ横一線で駆ける一行から、一歩早く内部の様子を目にしたのはナハシュだった。
「お、ジジイとガキってあれか? とりあえず生きてるのは確認したから達成だな!」
「……もう大丈夫! 安心してください。私たちも一緒に戦います!」
続いて駆けこんだマリイも、倒れている少女へ真っ先に声を掛けるが、反応はない。その正面に立つ槍持ちの黒づくめ2人が手を下したのだろうとは、見て分かった。その先に短剣持ちと長剣持ちの黒づくめが身構えており、更に奥には剣を片手の老人が立っている。
「チッ、新手の探索者か……! よもや全員授恵者か?」
「この間の依頼で一緒になったお爺さんと少女さんだね。武者修行って言ってたけど、この状況なら手助けしても良い、よね?」
そう言いつつも、アルマ・ヴァレンタインは答えを聞く前に助力に入る気満々である。なにせ、黒づくめの4人は噂の指名手配犯でほぼ間違いない。
「そこのボスをやったのは君たちかい? いや、傷が槍の物じゃないから違うのかな」
ヨル・スレイマンは槍持ちの片方へ言葉を投げつつ、状況確認に余念がない。倒れているマーマンらの傷はいずれも斬撃の結果であり、とすれば槍持ち2名と短剣ではありえない。4人組の中で長剣だけが殊更働き者である、という可能性も低かろう。
「いずれにせよ、レディ相手に多勢に無勢はどうかと思うけれど……」
「そんな道理が通じるまともな相手では無いのでしょう」
ヨルが言葉を交わす間にAlexandraも敵の立ち位置を見定め、奥の2人ではなく槍持ち2人を狙うことに決めたようだ。
「……どうだ、その娘を殺さずに渡すから、俺たちが立ち去るのを邪魔しないというのは」
「お断りです! ダンジョンの治安が悪いと復興にも影響が出ます。ここで捕まえましょう!」
交渉を持ち掛けてきた長剣男へ、トーラが高らかに告げる。ヴィントは帝国の都市であり、そのダンジョンでの狼藉はひいては実質的にここを治める帝国軍やレイウェストの傷にもなろう。そう思えば、特に彼女は気合も入るという物だった。
「こっちは、通さないよ!」
自分達が入ってきた入り口に、トゥーリが陣取る。逆側の出口にいる老人と違い殺界こそないが、ボス部屋から出ていくルートは両方封じられた形だ。
●
「ん? 短剣野郎はどこにいった?」
天眼で気には掛けていたつもりが、気づけば姿が無い。隠れ身の技持ちか、とナハシュが舌打ちをしつつも気配を探る。
「トーラさん、一気に押し切りましょう」
「わかったよ! エーテル展開、制御……!」
Alexandraの声に、トーラが杖を構える。彼我の距離にこの状況、戦士の多い敵が魔法使いから狙うのはほぼ自明。自衛能力のあるトーラが魔法使いであるように見せる事で、相手の攻撃を釣る作戦だった。盤面が動きはじめ、様子見のナハシュの次にアルマとヨルが支援を掛ける。
「皆の武器に力を! 支援があっても卑怯とは言うまいね!」
アルマは意を込めて味方の武器全てに輝きを届かせた。ついでに閃光塗弾を投げつけたいところだったが、そこまでは手が回らない。物を投げるというのは、それなりに手間暇がかかる行動ではある。
「……儀式は、略。とりあえず、割って入らせてもらうよ」
十字を雑に切ってから口の中でそう呟き、ヨルは少女の下へ。大物武器の槍の使い手が動くよりも、一手速い。
「その二人を押さえてて下さい!」
槍兄弟に相対したヨルへそう依頼したトーラが杖を振るおうとしたところで、空気が動く。トーラへ死角から短剣が忍び寄り――。
「掛かりましたね!」
「同業か!」
神眼法で攻撃を察したトーラの身ごなしに、振るわれた必殺の短剣が空を割いた。再び距離を取ろうとするより早く、割って入った黒肌のゴブリンが暗針を刺す。
「まあ遊んでけよ、どうせ暇してんだろ?」
「舐めるな!」
不意を突いた一刺しは浅手を与え、相手の足へエーテルが絡みついた。逆手に振るわれた短剣をナハシュが潜り抜けて距離を取り直す。一瞬の交錯の後、トーラが多数の光弾を撃ち放った。
「ふぬっ」
槍兄弟がエーテルを込めた槍を盾とし、飛んだ光弾の半ばを叩き落とす。片割れが憤怒の表情で空を衝くと衝撃がトーラを襲ったが、再び神眼法で見切った。残る槍使いはヨルへと得物を振るう。鋭い切っ先は避け切れぬと見て、その身にエーテルを込めて傷を浅く留めた。
「ふむ。なかなか良い判断じゃな」
死闘の場に似つかわしくない、どこか愉しそうな視線が老人から来る事に気づく。
(……この空気も……何だか剣闘みたいだな)
腕の立つ者が技量を見せ、それを愉悦含みで見守る観客がいる。そう思えば、槍使いどもが地に伏した少女をいたぶるのも、闘技場の出し物じみていた。
「出遅れたわ! ……しかし、手練れじゃのう、わらわで勝てるじゃろうか」
僅かにトーラより踏み出しの遅かったサーヤが自嘲する。自他ともに認める悪臭を放ち利用する身ではあるが、敵の気配は一線を越えてしまっている。匂いで気が散ったりするような次元にはいないのでは、という危惧がぬぐえない。
「否。こちらの方が数がおるんじゃ。負ける訳がなかろうて」
過ぎった不安を振り捨てて、彼女は宙を踏んだ。槍使いの間合いの外、ついでに空中を駆け抜け、奥にいる戦士へ向かう。手にした鋼の弓から放つ矢は、通り過ぎたばかりの槍使いの背を狙っていた。しかし、防がれるまでもなく効いた様子がさほどない。
「包囲して殲滅するのじゃ!」
「ええ。早々に黙らせて、制圧してしまいましょう」
サーヤの炸光矢に合わせたAlexandraの光弾はトーラの物より、色合いが昏い。秘めた力はより大きく、防ごうと振るった槍でも叩き落とせず噛み殺した苦鳴と血煙が舞う。タイミングはほぼ同時に、マリイは短剣の男へと矢を放った。風を読んだ矢は、もたつく相手に追随して曲がり、更なる手傷を負わせる。
「牽制のつもりでしたが、意外と効いていますね?」
敵は揃いの黒づくめに見せかけているが、実際はそれぞれ実戦的な装備で固めていた。見た目通りの軽装だった盗賊は、身軽に先手を取れる代わりに体力はなく既に瀕死。強烈な魔法を喰らった槍手はといえば。
(一手では、倒しきれない……?)
自信をもって放った連携は決まり、しかし敵が倒れなかった事にAlexandraは瞠目する。他方、黒尽くめたちも新手の冒険者が予想より手ごわいことに目算を狂わせていた。冒険者達の攻撃が効いたのは、敵に支援魔法が無く味方にはあった事と、先手を取れた事が大きい。とはいえ、後手にも利はある。
「魔法使いがこの間合いなら! まずは……!」
剣士が老人から瞬時に大きく距離を取り、ぐるりと身を捻って長剣を振り、衝撃の刃を放った。狙われたAlexandraは、光弾を放ったばかりの杖を叩きつけ、相殺を狙う。威力の半ば以上を相殺で削ぐも、抜けた衝撃が細い肩を赤く染めた。アルマの支援で杖に込められた力が増え、ヨルの支援で防御があがっていなければ一撃で地に伏していただろうが。
「馬鹿な、仕留めきれぬだと?」
キャスターがウォーリアに有利とされるのは、距離を盾に強力な一撃をぶち込めるからで、間合いが近ければ逆転しうる筈、まして自分の方が腕が立つと信じていた剣士は想定外の結果に舌打ちした。彼ら4人には回復手が居らず、このまま長引けば不利は否めない。
●
「お前は、死ねやっ」
戦闘を継続するなら、黒づくめ達には他に選択肢が無い。短剣の刃が最大火力たる自分へ迫るのを、Alexandraは無感動に受け入れた。倒れた彼女がすぐに起き上がれぬよう、踏み付けて周囲を睥睨する。
「取引、と行こうじゃねぇか。何、全員を見逃せとまでは言わねぇ」
「……仕方がない、ですね!」
マリイはつがえていた矢を弓から離し、それを相手に示すように前へ向け。……その指先から魔矢を放つ。
「ぐ、テメェ!」
絡め手に慣れた盗賊が罠を見切れなかったのは、追い込まれた視野狭窄か、快足を蝕むエーテルに焦ったか、それとも人質を得た一瞬で驕ったか。あるいは、その全てが原因だったかもしれない。Alexandraに折り重なるように倒れた短剣男の身柄を、ひとまず抑えに走る。状況は同時並行的に動いていた。
「つれねぇな。目の前にいるのに俺はシカトかよ?」
「煩いハエめ……、毒か!」
ナハシュの挑発交じりの攻撃を剣士は受け流すも、じわりとエーテルが蝕むのを阻むことはできない。アルマは倒れたままの少女へと、まず回復を飛ばした。ヨルは身じろぎ一つしない少女を抱え、槍手から距離を取ろうとする。パサリとフードが取れ、額の宝石が露となった。
「……怪我は平気かい? どれくらい動ける?」
一瞬、眉をしかめるもそう話しかけながら、エンパシーで彼女の心に触れる。
(……痛い。絶望。苦しい。悲哀。死なせて……)
「何だ、これは」
ぎょっとして身を引いた。少女の傷はヒールを受けて半ば程まで癒え、そこまで悲観するような状況ではない。それに、事前にアルマに聞いた情報ではかなり戦えると聞いたが、これは戦士の心理状態には思えなかった。一方、対面の槍使いはヨルと少女を追う余裕が無い。
「もう一撃、受けて貰いますよ!」
囮役とはいえ、トーラの魔法攻撃も無視できるような威力ではなかった。槍使いが動き出すよりも一手速く、またも光弾の雨が放たれる。
「ぐぬううう!」
「兄者。おのれぇ!」
二人共には耐えきれぬと踏んだのか、一方が他方を庇う。倒れた片割れの陰から、空を割く突きが放たれた。
「きゃあ!」
神眼の見切りは既に尽き、華奢なハーフリングが朱に染まり倒れ伏す。肩で息する槍使いが自分から見て近い出口を抑えているトゥーリの方へ目をやったところへ、ツンと刺激臭が漂った。
「やすやすと逃がしはせんよ。ほうれ」
いつの間にやら身を隠したサーヤが背後から刺す。傷は浅いが、エーテルが足へ重石のように絡みつき、走って逃げる事は難しかろう。
「クソ! 冗談じゃねぇぞ」
「あ、待ちやがれ!」
不利な状況に舌打ちして、剣士がナハシュの前から身を翻す。一足で部屋の端まで飛びのき、向かったのは老人のいる側だった。殺界での切り返しを耐え、そのまま逃げる算段であったのだろう。が――。
「詰まらん。目利きもできぬ雑魚であったか」
「うお。ジジイつええな!」
思わず感嘆の声を上げるナハシュ。その一太刀を受けきれず、剣士は血だまりに沈んだ。まだ武器を手にしているのは槍使い1人のみ。
「どうせ死罪じゃ。先に逝くぞ、兄者」
「あ、ちょっと!」
察したアルマが制するより先に、仕込み毒でも噛んだのかどす黒い血を吐いて倒れた。
●
「急いで治療しないと!」
「うん。そうだね」
アルマとトゥーリが、倒れたトーラとAlexandraを治療する。気付けの酒など持っている者はいなかったが、サーヤが寄ってくると2人ともむせる様に目を覚ました。きょろきょろと周りを見回したトーラが、ヨルが抱えている少女の額を見て目を丸くする。
「その額の宝石、ホムンクルスですよね? 貴方は帝国の過激派なんですか?」
「私がアルルカンの派閥の一員か、と言う意味ならそうではないな。陛下へ忠義を捧げる同志ではあるがね」
「むむむ、そうですか……」
皇子を応援したいトーラからすると、どう接して良いのか難しい顔にならざるを得ない。
「マリイから、ホムンクルスは希望の影響で洗脳を解かれると聞きました。――その様子、彼女は洗脳されていたようですね?」
「ふむ。そのような絡繰りであったか。――怯えを感じぬ間に、経験を積ませれば良いと思ったが、もう一度掛けようにも、私では方法もわからぬ。かと言って、また彼に会いに行くのは難しかろうな」
Alexandraの指摘に対しては、飄々と肩をすくめ、このホムンクルスは人を斬るには心が弱く、強くなる必要があったので都合が良かった、などと老人は言う。特に事情を隠し立てする様子もないようだが、そもそもホムンクルスと知り合った経緯や、何故彼女を鍛えているのかなどに話が向くことは無かった。聞かれてもいないのに喋る程、話し好きでもないらしい。
「さて、こちらにおいで、マリア。修行はやり直しだ。彼によれば陛下がお目覚めまで1年は掛かるらしいし、それまでに強くならねばな」
「……俺達は君を助けにきた。君はもう一人で戦わなくて良いんだ」
ヨルの言葉に、僅かに逡巡を見せたが。少女は小さく頭を下げてから老人の方へ歩き出す。垣間見えた死への恐怖は既に押し殺されていたが、足取りにはどこか緊張感があった。依頼内容は2人の安否確認で、それ以上の事は要求されていない。ホムンクルスが意に反した状況に置かれているなら保護も必要かもしれないが。
「――ギルドには、お2人を心配している依頼人が居ます。会いに行っても良いのでは」
「ふむ。あの若者達か。世話になったのは間違いない。発つ前に挨拶位はしておこうか」
「武者修行はもうおしまい?」
「いや、場所を移そうかと思っておるよ。エドゥノーグは知らぬ場所でもないし、ここのような事故は少なかろうて」
Alexandraの提案にも、続くアルマの質問にも特に含むところなく老人は応じる。あまり長居すると魔獣が出現するかもしれない。場を移そうと周囲を見ればまだ息のある狼藉者が2名。
「……縄は心もとないですし、足を折るべきでしょうか?」
「そうだな、折っとくか」
気を失っている間にマリイがロープで縛り上げ、ナハシュが逃げ出せぬようにと脚を奪う。その様子を老人は平然と、少女は怯えたように見ていた。
「あ、ガキがホムンクルスなら賢者の石ってのを穿り出したら死ぬのか?」
「ひっ」
「ナハシュ……。君はもう少し空気を読もうね」
怯える様子からすればきっと体の一部なのだろう、とナハシュは納得する。
「ホムンクルスの方と会うのは初めてですが……」
案外、普通の人間のようにも見えるし、どこか浮世離れした頼りなさも感じる。マリイは少女から相反する雰囲気を感じていた。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:少ない8 / 4〜8人
2022年01月28日 16時21分14秒 公開
相談掲示板
シーフのナハシュだ。今回はよろしく。 ジジイと娘が生きてりゃ良くて、相手は40レベルか。人数差があるから問題は………人数差?( 現状の人数だと、ジジイを含めて5人。人が増えるなら不通に討伐や捕獲狙いでもいいんだろうが、そうでなけりゃ連中に上手く逃げてもらうでもいいかもしんねえか?どうだろな。
ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくねー 今のところ人数の差はなさそうー…? 少女さんのほうは回復で戦闘能力が戻るといいんだけどねー… 相手は格上?だけど物理職さんだし光縛封は持っていったほういいのかなあ もう1枠はちょっと考えちゅう
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! わたしで五人になりましたけど、相手の方が実力が上なのと、こちらがシーフが多いのに対して向こうはウォーリアが多いので実力、相性的にも油断できないですね。 わたしは杖を持って魔法攻撃に切り替えましょうか。お爺さんに殺界を維持して貰えるなら、槍のウォーリアは封殺出きると思います。 あとは残りの二人の抑えと、お爺さんと女の子のフォローをどうするかでしょうか。
―その手は私が代わりますよ、トーラさん。 キャスター、クラウディアです。 取り急ぎ参戦の旨お伝えします、よしなに。
ヒーラーのヨル・スレイマン。宜しくね。 此方の人数は増えてきたし、少女と爺さんの確保まで手は回りそうかな⋯⋯? 依頼内容は「安否確認」ということなので様子を確認すればいいかもしれないけど、ホムンクルスだとわかった場合は野放しにもし難い⋯⋯のか⋯⋯? この辺はどうなんだろう。 >戦闘 少女に対しては初手で回復を行ってもいいかなと、個人的には思っている。このままでは痛そうだし。 爺さんの動きがイマイチ読めないのがネックだが。 抑えとしては光縛封は持っていける。使う場合は、これで抑えつつ他を各個撃破する狙いがいいかも。 ただ、シーフがホライゾナルジャンプを覚えているなら、光縛封では抑えられないかもしれないね。シーフをどうするかはちょっと考えておいた方が良さそうだ。
さて、依頼内容を改めて読み落としてみましたが… 50m四方の部屋となると、対角を結んでも70mそこそこ…Hexの直線換算で14といったところ。 武装に弓の類はなくても何とかなるでしょうか…? 保護対象である二人ですが… 個人としては、初手の処置を『ごく最低限の生命維持』に留めたいです。 理由としては、端的に状況がおかしい。 殺人鬼4に対し、元いた人物は2。 うち戦闘に入っていたのは2:2…実質は2:1で、殺人鬼側は何れも脚を残している。 対し保護対象の一人である少女は負傷で動けない状態… と、あるにもかかわらず今になっての殺界。それも、目的は退路潰し… 少なくとも保護対象二名は"追われての応戦"でも、"行き当たりの宣戦"でもないと考えられます。 加えて、見る限りですが敵も熟練者です。 趣味の殺人と生存競争の区別はつくでしょう。 私達が相手を侮らせない限りにおいては、二人を逃がす算段は不要と考えます。 転けた足手纏いを引きずって人質に…などと仕出かすとも思えませんし。 …以上状況から、ただの冒険者にするような処置は仇になりうる。 特に直近の"過激派"に関わりうるとくれば…
お、いつの間にか人数そろってら。これなら人数差もあるし行ける気がすんな! >戦闘 ならシーフについてはこっちで張り付いてもいい。ホライゾナルジャンプは所持しているから、万が一でも動きを合わせることはできるかもしれねえ。もしくはコッチの後衛が狙われたら不味いってんなら、後衛を光縛封で囲っちまえば移動力的にも超えては来ねえんじゃねえかな。 後優先順位をはっきりさせておきたい。もしこいつらが交戦後も撤退を図る場合、依頼の目的としては追う必要がねえんだろ?特に殺界の範囲外にいる二人は、残りの二人を置いて逃げてもおかしくないかもしれない。その場合は放置しておくか? 個人的にはホムンクルスやジジイの対応の方に重きを置くなら、殺人鬼ボーナスは狙えたらくらいでもいい気がしてるぜ。 >少女とジジイについて どーなんだろな!とりあえず安否さえ確認したら、後は情報を聞くなりこいつらがホムンクルスや過激派?とかその辺と関わりあるのかの情報収集…になるのかね? 初手の回復については、やって回復するならいいんじゃねえのかな。回復しなかった場合、端っこに行ってもらうかジジイにお守りしてもらうでも。
トゥーリだよ、よろしくね! >目的 ◎おじいさんと少女の安否確認 〇四人の賊の討伐 〇おじいさんと少女の保護 ◎→必須 〇→プラスアルファ >状況 賊4人とNPC2人交戦中 PCとからNPC少女への距離は約5hex、南側出口への距離は更に5hex NPC2人および賊4人の素性は、状況的に2人側が保護対象、4人側は討伐対象と判断してもよさそうだけれど確認が一手いる >優先順位 基本的にはナハシュさんの案に賛成だけれど、NPC2人が万全ならばそこにPC+8人追加で、倒せないバランスじゃないかなと思うんだよね。 こちらの消耗が想定以上でなければ、可能な限り討伐ボーナスまで狙うで良いと思うよ! >初手 4:2の状況に至るまでの過程って、ワタシたちには分からないんじゃないかな? 当座の依頼内容が「おじいさんと少女2人パーティの安否確認」である以上、ケガをしている少女冒険者への処置を最低限にする理由は無いと思うよ…… というのと、普通に40レベル冒険者ってウィリアム王子とかと同等クラスってことなので、味方に引き入れられる可能性があるなら助力をお願いするでいいんじゃないかな?
シューターのマリイと申します。よろしくお願いしますね。 >優先順位 私も先のお二人と同じですね。 生存最優先は勿論ですが、これ以上犠牲者を増やさない為にも逃がしたくはないです。 >老人と少女 先の依頼には参加してないので何とも言えませんが、殺人鬼の情報が出回っている以上は協力するのが自然な流れかなと思います。 ホムンクルスの子は、仮に洗脳があった場合は希望を感じることで解かれる可能性があるみたいですし、疑わしいと思うならば尚更助けた方が良いかもしれませんね! >戦闘 こちらはちょっと悩み中です。私もシーフの相手をした方がいいでしょうか……。
定員ですね。 あらためてよろしくお願いします! 目的ですけど、わたしは四人組の捕縛か討伐を狙っていいと思います。 捜索対象の二人についてですけど、守る素振りを見せて人質に取られる危険はありそうですね。特に女の子。 ただ、実力はあるようなのでヒールで動けるように回復するのもありかと思います。もしくは、安全を重視するなら女の子を光縛封で保護するとか。 それと、シーフが一番警戒すべきかもしれません。 ホライゾナルジャンプは光縛封は通り抜けられないですけど、殺界は通り抜けれるので仲間を見捨てれば南から逃走も出来ますし。 隠密にも長けているようなのでタナトスバイト系の攻撃ももっているかもしれません。 >Alexandraさん 申し出ありがとうございます。 それでは槍の二人組の対応をお願いしたいと思うんてすけど、わたしも加わっていいでしょうか? 早めに倒せれば空いた手が他に回せますし。
……。(―私が囚われすぎているのだろうか) ―現場は嘘をつきません。 直接見ていなくとも、残存する痕跡から状況は組み上げられますよ、トゥーリさん。 現場には《刀剣で切り捨てられた》マーメイドクイーンと複数のマーマン。 これらは殺人鬼にとって、獲物の勘定に含まれるとは思えない。 戦闘を行っているのは保護対象と槍使いのみ。また武装状況を鑑みれば、少なくとも賊の手には依らないと見えます。 次いで現場での会話。 接敵時点で『翁』の〈殺界〉が効力を発揮し、槍使い二人は憤っている。 逆算すれば、槍使いが遊んでいるあたりまでは超聴覚で拾えるでしょう。 直近の状況はこれの内容で把握できる。 あとは順序の問題です。 上層ボスとの交戦が賊との交戦と同時であるなら、両陣営とも脚の余りはもっと少ないはず。 斬られた亜人たちに残る剣筋も乱れが出ましょうし。 であれば、上層ボス交戦・討伐→賊と交戦で順序は確定。よって討伐者も確定となります。 …とまあ、一通り話しましたが。あくまでも主観。 各々の行動にこれを加味するかはお任せします。もとよりそれ以外の選択もありませんで。 ただ、私からは厳に警戒を と。 ―と、こちらで槍使いの制圧ですね。わかりました。 直援をいただけるのであれば、牽制や弱化があると助かります…が、手合いが手合いです。 不意を取れない、或いは十全な付与能力確保が難しいのであれば自衛を優先してください。 数の有利を覆されることは避けなければなりませんから。
>優先順位 今回の依頼は「少女と爺さんの安否確認」だからね。 殺人集団が自ら逃げる場合は追う必要はないと思う。これを追いかけつつ、少女と爺さんの側にも人を置くのは結構大変だ。 どちらかと言うと怖いのは、「俺達が殺人集団と戦っている間に爺さんが少女を連れて逃げる」ことかなと思う。こうなると此方は、2人をスルーするか戦闘中に人を分けて追うことになる。 >少女の回復 なので、「少女を回復し共闘という形に持っていく」ことが、爺さんが逃げの手を切るタイミングを逃させることにもなるかもしれない⋯⋯とは思っているよ。 少女が回復し、尚且つ此方が優勢であれば、爺さんが逃げる理由はないからね。それで尚も逃げるなら、俺達が彼らを怪しむのもまあ、おかしくはないはず。 加えて、マリイ君の言うように洗脳が解ける可能性もあると思う。 現場や少女を見てわかることは多いと思うし、その辺はできるだけ手を打っておいて良さそうだ。 >シーフ ホライゾナルジャンプ、光縛封通り抜けられないかな? 高さ4hexしか無いのだけど。 大丈夫なら3ターンは効いてくれるかもしれない。先手を打ってシーフを光縛封して、その間にウォーリアを減らすのはとても良さそうだ。
できたよ、数の差! ヒーラーも3人になったしブルーフレアをおまかせして大丈夫なら 光縛封のほかに少女さんへの保険でスケープセイントもってくか コモンブラッドで輝刃3を全体掛けしようかなと >少女さんの回復 前の蜘蛛熊魔獣のときも武者修行いってたから 回復して戦えるようになったら喜んで戦列に加わってはくれそうー…? >シーフさん 本職に加えて格上だからこっちがINI負けするだろうけど 後手番で届く距離にいれば光縛封に閉じ込めるのはできそうー ホライゾナルジャンプ持ちなら斜め上方向になら抜けられるかも?だけど それで特性1枠使ってるならハイディングかタナトスバイトの どっちかが欠けることになるし暗殺の心配は少なくなりそう (隠蔽につかえるような遮蔽物の描写はなかったけど看破4はもってく予定)
ダンジョンに犯罪者が居ると安心して入れませんので捕縛か討伐をしたいと思うんですけど、無理はせず出来る限りそれを狙うという事でどうでしょう? ブルーフレアは使って貰えると助かりますね。 軽装のウォーリアだとしたら流血の詩を装備した回避の高いタイプ(槍は重いので剣士だけかもです)かもしれませんし、討伐にしても追い払うにしても、命中の補助は助かります。 >シーフのホライゾナルジャンプ ジャンプと名前は付いてますけど、効果は移動と書いてあるので光縛封は抜けられないと思っていたんですけどどうなんでしょうか? >Alexandraさん 強化の都合で離れてからの回避低下は出来そうに無いので、単純に魔法攻撃でのサポートになりますね。 シーフが向かってくるならキャスターを狙ってくる可能性が高いと思うので、声を上げて注意を引いてみます。トリプルファングなら神眼法で捌けると思いますから、囮にもなれれば。
では先に言ったように私もシーフの相手をしようと思います。命中優先にしてとにかく頑張ります! 仮にこちらが狙われても一撃で沈むことはないと思うので、引き付けてなんとか倒せるようにはしたいですね。 そういわれると軽装のウォーリアは回避とか移動も結構高いイメージありますもんね。 敵は皆近接職ですが、遠距離攻撃のスキルを持っていないとは限らないですし、忘れずに警戒しておきたいところです。
オーケー、程よくねらえそうなら狙う感じだな! 俺もそのくらいがちょうどいいと思う。損害が激しかったら撤退を視野に入れつつ考えておくぜ。 >戦闘 ブルーフレアも輝刃も助かる。 ならそこそこシーフ対応者も多いから、殺界外にいる長剣のウォリアーの方に回るか。 最初は狙う感じで行くなら、逃がさねえよう張り付いておきてえしな。 シーフはそうか、隠密が得意なんだったな……なら一応捜波をいれておこうと思う。 暗殺系のスキルならまあそれも十分手痛いが、ハイディングを使われたらほぼ確で逃げられそうだ。 >ホライゾナルジャンプ 特殊な移動法や跳躍だからな、理論上通ろうと思えば通れる‥かもしれねえんだよな。試したことはまだない。 とはいえ、確かhex単位でのジャンプは上下それぞれに移動力が発生するというのをどこかで見た覚えがある。そうなると超えるだけで移動8使うから、仮に抜けられたとしても抜けるだけで1手使わせられると思うぜ。
程よくで相違ない。 わざわざ逃す必要は無いと思うし、敵が元気なうちから全員逃げ出すようなことは無さそうだしね。 >戦闘 そうしたらブルーフレアは俺が持って行こう。 INIもそれなりには上げておくので、初手1Tは範囲内にいてくれると助かる。 もう一つは光縛封のつもりだけど、ブルーフレアを使った後メインで移動したらそのターンには使えないので、初手で敵を捕まえるのには使えない。 途中で必要になった時の敵の数減らしか、少女と爺さんの逃走防止で温存しておく方向を考えているよ。 >個人の動き 回復行動主体にしつつ、必要ない時は弱ってる敵から各個撃破する様にしようかな。 >ホライゾナルジャンプ なるほどなー、ありがとうね。 強めの魔法攻撃手段を持ってたらやっぱり1Tで抜けられてしまうものだし、過信しない程度に使っていくのがいいかもしれないな。
支援助かります! わたしは予定通り魔法で槍使い二人の戦闘不能を狙いますね。 それと、特性スキルの枠に余裕があるので捜波も持っていきますね。二人で持ち込むのも安心かもしれませんけど、ナハシュさんの枠が厳しいなら捜波は外して貰っても大丈夫ですよー。
イマイチ詰め切れてない部分はあるけど 敵はできたら捕まえる(討伐?)方向でぷれいんぐ書くようにするねー >戦闘 分担どうもありがとー ボクもINI確保してささっと開幕の輝刃がけを済ませる予定だよ お待たせすると敵が薙ぎ払いなり闘気槌もってた時が怖いしねー 光縛封は使うにしても同じく次ラウンドからになっちゃうので 戦術眼で戦況を確認して使うようにするね 敵シーフさんにはどうにか閃光塗料をぶちあてて 隠蔽の邪魔ができるといいなー…で考えてるよ
お、助かる。なら捜波はぬいて、どちらかといえば攻撃寄りに組んでおくぜ。