【継承戦争】籠城戦~燃え盛る都市エルガスティリ~
望月誠司
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シナリオID:1738
オープニング
「門が破られるぞーーーっ!!」
振り子のごとくに振られている巨大な丸太――破城槌が叩きつけられ都市を囲む市壁の城門が打ち破られ砕け散る。
槍を手にした蛮族達が雄叫びをあげて突撃し、待ち構えていた守備兵達と激突する。
十秒程度の僅かな、しかし激しい攻防の末に守備側の兵が蹴散らされ、蛮族達が都市の内部へと雪崩れ込んでゆく。
彼等は都市エルガスティリの街並みへと次々に火を放ち、家屋の内部に押し入って財貨を奪い、身を縮こまらせて隠れている住民達を虐殺・暴行し始めた。
「ぎゃああああああっ!!」
「ハーハッハッハァッ!!」
「この子だけは! この子だけはお見逃しを! ああっ!!」
「ぐははははっ! 殺せっ! 奪えっ! 燃やせーーーっ!!」
城壁の上に守備兵はまだ残っていたが、次々に攻城塔やハシゴから壁上に乗り込まれ大乱戦となっていて、しかも旗色が悪く、市民への救助に向かえるような状態ではなかった。
「ああ、神はいないのか!」
「くそっ! くそっ! くそっ!!」
「無念! 無念なりーーーっ! がはっ!!」
「呪われろ蛮族ども! 悪鬼の傭兵! 売国奴のカイオーンのくそったれがぁっ!!」
そんな阿鼻叫喚の渦の中、都市の上空に複数の大きなオウムが飛来した。
都市側が冒険者ギルドへと依頼した救援が到着したのだ。
矢弾の届かぬ高空より、まだ敵の接近を許していない領主の館の中庭へと着陸する。
「――戦況は把握しているな? 私達でエルガスティリの人々を救うんだ!! 行くぞっ!!」
ビッグオウムの背より中庭へと降り立った冒険者達は、各々が救援へと向かう区画を目指して駆け出し、争乱の渦中へと突入していったのだった――
●戦いの背景事情
リーンエス王国南部に位置する地方ラウリウム。
砂漠の蛮族に対する盾として、長らくこの地を治めていたアッティカ家は、当主の急逝から後継者争いが勃発、長男側と次男側に分かれて武力衝突が起こっていた。
先日、ついに王国から『跡目は長男である』という裁定がくだった。
『次男はただちに矛を収め、沙汰を待つように』との通達が成され、争いは収束するものと思われた。
しかし次男はこの通達に従わなかった。
明確に王国への反逆となれば、家臣や兵達の多くは次男には従わない。それでも従ったのは悪名高い傭兵団キングスハンドくらいのものである。
されどこの当然の事態を次男も見越してはいたらしい。
彼はあろうことか――砂漠のバルバロイへの盾として古くから王国を守ってきたアッティカ家の人間としてはその真逆の行為――砂漠の蛮族達を領内に引き入れたのだ。
バルバロイ達の数は多かったが、王国に真っ向から反逆して傭兵と蛮族、僅かに残った家臣達だけで領地を統治・維持できる訳が無い。
その事は次男も重々承知しているのか、彼は自らが支配していた土地で略奪を開始した。住民を守るべき兵達が逆に蛮族や傭兵達と共に蛮行を開始したのである。
彼等は奪った財貨を次々に砂漠へと移し始めた。
ほとぼりが冷めた頃にゴールディあたりへと密かに持ち込み売り捌くつもりなのだろう。
おそらくカイオーンは、最初からその腹積もりでバルバロイ達と密約を結んでいたのだろうと思われた。
首尾よく次期当主になれれば良し、なれなければ財産を根こそぎ略奪して砂漠に運び込み国外へと逃亡して豊かに暮らす――そういう腹積もりだったのだろう。
当主になれない次男による、長男への嫌がらせと実利を兼ねた鬼畜の所業であった。
寄り親である伯爵や王国もこの蛮行を鎮圧せんと重い腰を上げ、兵を派兵せんと決めたが、軍というのは即座に動ける訳ではない。出兵には準備が必要だ。
その間に次男側の傭兵団とバルバロイを主力とした軍勢はラウリウム内の各地で分散して暴れ回り、そしてそのうちの最も大きな集団は長男側の根拠地である都市エルガスティリまで攻め寄せ、包囲攻勢を仕掛けた。
そして城門を破って都市内部へと雪崩れ込み、略奪を開始した。
長男側よりの救援依頼を受けて冒険者達が都市エルガスティリへと到着したのは、その攻防の真っ只中の事だったのである。
解説
マスターより
リプレイ
しかし今、その空に向かって黒煙が噴き上がっていた。
地上が燃えているからだ。
(獣共の飼い主は獣以下の外道ですか……)
艶やかに輝く銀色の、長い髪を持つ少女がビッグオウムの背の上から地上を見下ろした。
風は暖かいがイヴェール・イリュジオンの金色の瞳は極北の大地にも劣らぬ程に冷え切っている。
(……当然と言えば当然ですか)
黒い胴鎧に包まれた白い胸の奥で呟く。
アッティカ家の本拠地エルガスティリは現在猛攻を受け、砂漠の蛮族や傭兵達に大挙して乗り込まれていた。
「……なんて蛮行」
後頭部で結い上げている赤髪を同じく風に流しつつ、遠く地上で巻き起こっている略奪の様子を青い瞳に映してデイジー・ロックウェルが呻くように言った。
「カイオーンの野郎……これが奴の本性ってわけかよ……!」
オウムの背より身を乗り出して銀髪と赤銅色の肌を持つ妖鬼の青年が歯軋りする、ハヤト=ガラン=ヴォルファングだ。
「後先を考えない輩と思っていましたが、ここまで愚かとは……」
茶色のフードと緑色の外套に白鱗の身を包むリザードマン、アクティオンが呆れと戦慄をない交ぜにし呟いた。
その凶行、想像を超えている。
「……こうも簡単に裏切る奴が、他所でも信用されると思ってるのかね」
紫髪と緑瞳を持つ少年に見える小柄な男が呟く。ハーフリングの術師バーネット・フォーサイスだ。
「まぁだからこそ、金と利益だけの関係で、次男も蛮族も利用し合ってるだけなんだろうな」
蜥蜴人の射手は放浪の民出身の術師の言葉に頷き、
「ええ、そしてそれでさえ長くは続かないでしょう。蛮族と傭兵が略奪をやり切った後に、もはや何もない次男に従うとも思えません」
「ああ、十中八九、何事かが起こるだろうな」
身長113cm、くすんだ、しかし少し光沢を取り戻しつつある銀の長髪を備えた、三白眼の紅眼少女がアクティオンに同意した。幼い容姿を持つ女ベルク・オスマットだ。
「アホが身内にいると大惨事になるのは古今東西変わらぬ話なのだな、領民の幸運は次男とやらが唯一の跡継ぎでは無かったことか」
銀色の狐耳を持つ半獣娘はしみじみと言った。
「長男はケクロプスだったか? しかし、やっこさんがやられちまうと不味そうだな」
秀麗な顔立ちと筋肉質な肉体を備えた褐色肌の男、ケン・Z・ブラッドリーが南側の城壁上へとその赤銅色の瞳をやる。
「おうおう、敵がいっぱいで狩りがいがありそうじゃねぇか」
そこでは正式にアッティカ家の当主となったケクロプスが陣頭に立って剣を振るいながらも必死に指揮していた。
「……見る限り既に城門は破られている様子ですね。旗色は良くありません」
青髪青瞳の少女がエルガスティリを見下ろし厳しい面差しで言う。フリーダ=ブロムヴィストだ。神から英雄になれと啓示を受け剣を取った農村出の娘。
「啓示によれば『ムソ=ウケイ依頼なので指揮官が倒れると敗色濃厚でマズ=アジ』と出ています。何人かはケクロプス様の救援に回った方が良さそうですね。少なくとも落ち着いて指揮が取れる状況下に置かないと立て直しも覚束ないでしょう」
彼女の神が使う単語は独特なのでロスガリア住民にとっては良くわからない部分も多かったが、恐らくケクロプスが倒れると良く無い、という意味なのだろう。
「また『ここで一定数以上撃破できないとリセ=アンケン』とも出ています。私達の役目は重要という事でしょう」
これ以上の被害を出す前に食い止めましょう、とフリーダが言う。
「神がおっしゃる単語は良くわかりませんが、大意は把握しました。ええ、次男方の愚行の被害を少しでも抑えるのみ、ですね」
「おお! エルガスティリの住民を一人でも多く救うぜ!」
アクティオンが神の戦士へと頷き、身長190cmの大柄な体躯を漆黒の甲冑に包んだ金髪碧眼の美丈夫が気合の声をあげる。アルベルト=V=シュタールシュヴェーアト、皇子レイウェストより騎士の叙任を受けた帝国騎士だ。
かくて、冒険者達は分担を打ち合わせ、ビッグオウムは速やかに燃える都市の上、矢の届かぬ高所を飛び、まだ安全が確保されている領主城館の中庭へと降り立って、冒険者達はそれぞれの目標へと駆け出してゆくのだった。
●
(大変な状況ね……)
中庭に降り立ったロゼットはアッティカ家の兵に案内されて城館内の石畳の通路を歩いていた。
艶やかに長いブロンドの髪を青い紐でポニーテールに結っている若い娘だ。シグモル火山帯がボルガニスク神殿の神官戦士である。
都市内の襲われている人々の元に駆け付けたい気持ちはあったが、このアッティカ城館には続々と怪我人が運ばれて来ているという。
(なら……私はここに居る方が役に立てる)
ロゼットはそのように判断し、兵の案内の元館内に設けられた簡易病院へと向かっていた。
ブロンドの娘が病室へと入るとそこは既に大勢の怪我人が横たわり呻き声を漏らしていた。何人かの治療術の使い手や医師らしき人物が忙しそうに治療にあたっている。
ロゼットも癒し手の一人に加わった。
優れた医療の知識・技能を駆使して患者を診断してゆく。
「その人は手当で大丈夫、こっちの人は癒しが必要だわ」
ロゼットはエーテルを操り、重傷を負っている患者の傷口へと輝く光を降り注がせ急速に傷を塞いでゆく。
「うぅっ……ありがとう、ございます」
大分楽になったのか表情を和らげて妙齢の婦人が言う。
「完全には治ってないから安静にはしててね――お母さんはもう大丈夫よ。付いててあげて」
ブロンド娘は患者へと手早く包帯を巻きつつ、その傍らについている子供へと安心させるように微笑した。幼い子供は真剣な表情でロゼットを見上げ、こくりと頷く。
ロゼットは軽傷者へも応急手当をしてゆく。
他方、
「王国への反逆、後悔させてあげるわっ!」
上空から街の火災の具合を見て敵の侵攻具合を把握しておいたデイジーは、城館から一番敵の侵攻が早い方面に向かい駆けていた。
「領主の館へ!」
逃げて来る市民達へと声をかけつつ、その流れに逆らうように街の道を駆けてゆく。
やがて逃げる人々を追いかけている複数の人影が見えた。
頭部に黄色い布を巻き、長衣の上から革鎧を着込み、曲刀と盾を持っている。砂漠の蛮族だ。
燃えるような赤い髪を宙に靡かせ、瞬間的に加速突撃した少女は、大剣を振り上げると白い剣光を閃かせた。遥かに剣の間合いの外、しかし不可視の空圧が飛び出し、唸りをあげて砂の蛮族に迫り直撃、男が顔面を砕かれながらもんどりを打って吹き飛んでゆく。
「コイツッ?!」
「授恵者カッ!」
後続の蛮族達がニヤニヤと貼り付けていた笑みを消し、意識を逃げ惑う市民からデイジーへと移す。だがその時には既に加速する少女は剣の間合いへと飛び込んでいた。
右手に握る全長120cmの長剣を一閃、水平に走った光が蛮族の首を宙空へと刎ね飛ばし、身を捻りざま頭上に翳した左の盾でもう一人の男からの振り下ろしの曲刀を受け止める。
鈍音と共に衝撃が巻き起こって火花が散り、デイジーは前蹴りを放った。男の下腹部にグリーブが突き刺さり、身が沈んだ所へ少女は、大剣を風切る唸りと共に振り下ろした。空間を縦に割った鋼が衝撃と共に破壊力を炸裂させ蛮族の頭蓋を爆砕して沈める。
手早く敵兵を打ち倒したデイジーは再び駆け出した。一人でも多くの市民を救助するのだ。
他方、
「俺が来たからにはもう安心だ。早く逃げるんだ」
黒い甲冑に長身を包んだブロンドの騎士が住民を背に庇い、多数の蛮族達と対峙していた。
「有難うございます!」
男女が口々にアルベルトへと礼を言って城館の方へと駆けてゆき、一部の蛮族が逃がすまいと槍や曲刀を振り上げ後を負う。
「逃がすかっ!」
「おっと行かせるか!」
黒騎士は瞬間移動したが如く加速すると、横合いへと割って入り手にしている150cmの大太刀よりエーテル光を激しく噴出させながら一閃した。
竜巻の如くに逆巻いた闘気の光が蛮族達を薙ぎ払い、圧倒的な破壊力で木の葉の如くに吹き飛ばしてゆく。
「俺が来たからには貴様らの好きにはさせないぜ! 覚悟しな!」
大太刀を構え直して切っ先を向け城塞の如く立ちはだかるアルベルトを前にして、砂漠の蛮族達は憎々し気に彼を睨んだ。
一方。
ハヤトは家屋の屋根の上に登り都市内の様子を見える範囲で一望していた。
敵兵の流れから効率的に殲滅可能なルートを予測して駆け出し、爆発的な脚力を以って加速する。
残像すら残す動きで跳躍し屋根から屋根へと飛び移ってゆく。
「うるぁーーーっ!! ブレイブファング傭兵団のハヤト様のお出ましだぁ!!!!」
投石機から放たれる石弾の如く屋根の上から飛び降り、今まさに家屋へと松明を翳さんとしていた傭兵らしき男の顔面へと閃光の如く具足を叩き込む。
鼻と歯が鈍い音と手応えと共に砕け、宙へ赤と白とを撒き散らしながら男が吹き飛び、仲間と思われし周囲の傭兵然とした男達が現れたハヤトへと殺気を噴出させる。
「なんだテメェッ?!」
「やりやがったなぁあああクソがぁああああっ!!」
「ケクロプスの狗かァアっ?! オォッ?!」
口々に奇声を発しながら鈍く輝く白刃を三方よりハヤトへと猛然と突きつける。
「お、なんだテメェら、もしかしてキングスハンドの連中か?」
銀髪の妖鬼はせせら笑いを浮かべながら三人を睥睨する。
「こないだテメェらんとこのコルテスって木偶の坊を蹴散らしてやったがありゃ元気でやってんのか?」
「コルテスゥ?」
男達は顔面神経痛の病でも罹患しているかのように顔を歪めた。
「ハハッ! あのテメェの大隊をチンケな村攻めで失くしたマヌケの事か!」
「今頃ぁ最前線で鉄砲玉でもやらされてんじゃねぇかァッ?!」
「さんざ偉そうな事吹いといてざまーねーな!! ぎゃはははははっ!!」
どうやら同じ傭兵団所属といえども失敗し落ちぶれた者は叩いて叩いて踏みつけてゆく文化らしい。傭兵達の表情と言葉にはコルテスに対する嘲笑があった。
しかしである。
次の瞬間、笑っていた彼等はまるで事前に示し合わせでもしていたかの如く一斉に、手にしていた剣や松明をハヤトへと投げつけ、全力で踵を返し逃走を開始した。
コルテスを嘲笑はしてもその腕っぷしの強さは理解していたらしい。それを破ったハヤトが相手では到底勝ち目が無いと判断したのだ。
「判断がなかなか速い」
妖鬼の青年は首を傾げるように横に動かし剣を紙一重で避け、虫でも払うように腕を振るって松明を弾き飛ばすと残像を残し加速した。
必死の形相で逃げる男の背後に肉薄し凶悪に輝く忍刀を振り上げる。
「――だがハヤト様相手にゃ遅過ぎるな!」
燃える家々の炎の光を照り返し、赤く輝く死を齎す冷たい鋼が一閃され、断末魔の絶叫と共に傭兵が斃れる。
ハヤトは恐怖の悲鳴をあげながら逃げる傭兵達を逃さず疾風の如く追撃し、これを次々に仕留めていったのだった。
他方、
(トップに万一があっては士気にかかわる。それに、これだけ荒らされた領内、事が済んだ後に立て直すには『当主』が必要――)
失われる訳にはいかない。
そう判断しアクティオンは城壁上へと急いでいた。ケン、フリーダ、バーネットも同行している。
白鱗のリザードマンは壁上に登る為の階段へと捜波を使い、およその敵の数と配置を把握、仲間達へと報告しつつ弓に矢を番え引き絞り鋭く撃ち放つ。
城壁の内側に設けられている階段途中にいた蛮族が、旋転する矢に骨肉を抉り貫かれて倒れ、ケンが赤黒い刃を携え突撃する。
「んじゃ……一狩りいきますか」
刀身より光を噴出しながら首狩り刀を嵐の如くに振り回す。荒れ狂う血風と共に蛮族達が薙ぎ倒され吹き飛ばされ階段から大地へと次々に転がり落ちてゆく。
破竹の勢いで一行は群がる敵兵を蹴散らし城壁の上へと出た。
既にここも多数の敵味方が入り乱れる乱戦の場と化している。
その中に青色の鎧兜に身を包み紺の外套を翻して剣を振るっている青年の姿が見えた。
「ケクロプス様ですね? 加勢いたします」
フリーダは水平方向に落下するよう滑るように動き当主の傍らまで飛び込むとエーテルを解放、周囲へと不可視の領域を展開した。
敵兵の移動が止まり、青髪の少女戦士は白金の直剣より眩い光を噴出し長大な光刃を形成、嵐の如くに無数の剣閃を巻き起こしてゆく。
啓示に曰く、
『安全確保にはこれが一番早いと思います』
と出ている殺界だ。
瞬く間に真っ赤な鮮血が宙へと噴出し、敵兵達がバタバタと斬り倒れてゆく。
「おおっ?! 味方か! 有難いっ! いかにも私がアッティカ家当主ケクロプスだ!!」
フリーダ・メソッドによって窮地を救われた青兜の青年が、芝居がかっているとさえ感じられる大仰な仕草と声音で感謝を告げる。
しかし光刃により近距離周囲は一掃されたが、堂々たる名乗りにエルガスティリの総大将がそこに居ると知った敵兵達が城壁上の左右や取りつかれた攻城塔より殺到してくる。
「おっと足踏みしていて貰おうか」
紫髪の小柄な術師バーネットは、杖を手に眼前で腕を交差させるとエーテルを解放、両腕を左右に勢い良く広げると共に左腕から光球を、右手の杖の先端から不可視の重力場を展開した。
光球より稲妻のような無数の光が出現して荒れ狂い、左より迫る城壁上の敵兵に絡みついてその動きを急激に鈍らせてゆく。超重力の力場に圧しかかられ右より迫る敵兵達の足が完全に止まった。
「首を狩られるのが怖くないやつからかかってこいや!」
ケンは首狩り刀を肩に担ぎ荒れ狂う稲妻領域の中へ猛然と飛び込んだ。
空間に満ちる蒼い光の群れを突き破って赤黒い閃光が半月を描くように水平に走り、頭部に黄色い布を巻いている蛮族兵の首が宙へと刎ね飛ぶ。
決死の勢いで別の蛮族が咆吼と共に猛然と繰り出して来た鋭槍を、赤銅眼の男は刀を拳上がりに振り上げ逸らすと相手の身体が泳いだ隙を逃さず稲妻の如くに一閃した。
赤黒い刃が走ってまた敵兵の首が断裂される。
ケンが手に持つ首狩刀が閃くごとに敵兵の首が宙へと次々に刎ね飛ばされてゆく。
「で、いい具合に詰まって固まってきたら……纏めてお片付けってな」
バーネットが宿り木の杖を振り上げた。ハーフリングの術師の周囲に無数の光輝く小球が出現する。杖が右へと振られる。光球群が流れる。暗黒の空を翔ける眩き流星の如くに敵兵の群れへと光達は降り注いで、その身を撃ち抜き次々に吹き飛ばしてゆく。
アクティオンは120cm程度の尺のダマスカス鋼の弓に光の矢を番えると月が満ちるが如くに目一杯に引き絞った。
巨人の口より溢れ這い出て来るが如き敵兵の群れを白鱗のリザードマンは金色の瞳で睨み据え、烈光の矢を撃ち放つ。
爆風を巻いて閃光が空間を走り、炸裂して、猛烈な勢いで光の欠片を撒き散らし逆巻かせた。血風が嵐の如くに荒れ狂い敵兵が次々に倒れてゆく。
フリーダは城壁の縁の方へと駆けるとパラッシュの切っ先に光を集めて薙ぎ払った。
騎兵長刀の先端より噴出する闘気の光が逆巻き、敵兵を巨人が振るう鉄塊槌で殴り飛ばしたかの如くに勢い良く吹き飛ばした。さらに縁にかけられているハシゴもまとめて吹き飛ばしてゆく。
「啓示にも『投石する余裕が無いのなら、代わりに敵を落とせば良いじゃない』と出ています」
城壁上から地上へと敵兵が落下しハシゴが倒れてゆき、またハシゴを途中まで登っていた兵士達もどんどんと傾いでゆくハシゴからやがて落下して、大地に叩きつけられ、あるいは城壁下に詰めていた味方の兵の上に落ちて潰し潰れながら絶命してゆく。
「これぞ一石二鳥という所でしょう」
赤い華が咲いた地上を一瞥し啓示の神戦士はそう呟いた。
他方、
――とりあえず私は北壁だな。伯爵家の援軍が向かってきているようだから、そちら側の門を確保して援軍がスムーズに入ってこれるようにせねば。
そのように判断したベルクは北側の城壁上へと向かっていた。
北側の門も破られていて、蛮族や傭兵達が雪崩れ込んで来ている。
「門を奪還しろ!」
他の冒険者や兵達へと指示を飛ばし、自身は稲妻の如く加速跳躍して一気に敵兵の群れを跳び越える。
宙にて赤い瞳で前線指揮官らしき蛮族――筋骨隆々の大男――を睨み肉薄すると左右の短剣を目にも止まらぬ速度で交差するように振るう。蛮族もまた迎え撃つように大剣を豪速で振り上げた。
鋼の閃光と閃光とが突き抜け、蛮族の大男の首が裂け鮮血が噴き上がった。巨漢がゆっくりと崩れ落ちてゆく中、無傷で着地した狐耳の幼い容姿の女が再び掻き消え、味方の方へと脱出する。
「カ、カーリマンッ?!」
「カーリマン!!」
蛮族達が倒れた男の名を口々に叫び動揺の声をあげ、その隙を逃さず味方の冒険者達が突撃し、城壁回りの兵士達が勢いを盛り返し地鳴りの如き鬨の声をあげてゆく。
激しい乱戦の中、ベルクは再び敵の指揮官級へと狙いを定めると地を蹴って加速し、宙を翔けざまに左右の短剣を振り抜いた。
一方、
「……来ましたか」
イヴェールは逃げて来る市民達の避難場所になっているアッティカ家城館を囲む水掘に、架けられた跳ね橋の前にて抜き身の剣と盾を手にして立っていた。
燃え広がる炎、ついに敵軍の侵攻は都市中央にあるこの城館まで迫ってきた。必死の態で逃げて来る市民達の背後に蛮族と傭兵らしき男達の姿が見える。
「前に出ます。橋の守りはお願いします」
銀髪少女は跳ね橋の守りをアッティカ家の衛兵に任せると爆発的に加速し飛び出した。
逃げて来る市民達の間をすり抜け、振り上げた宝剣に光を収束、一閃。輝く闘気のエーテルが渦を巻いて群がり迫り来る男達を猛然と強打し薙ぎ払ってゆく。
「んだァこのアマッ?!」
「フン、冒険者カ」
範囲内の大半が吹き飛んだ中、授恵者らしき傭兵と蛮族が一撃を盾で防ぎイヴェールを睨みつける。
「命が惜しくない方からどうぞ前へ」
長い銀色の髪の少女戦士が宝剣の切っ先と冷えた金瞳を男達へと向ける。
「人のままでいたいのであれば、踏み入らずに武器を捨てて投降する事をお勧めします」
イヴェールの背後で 市民達が跳ね橋へと駆けてゆく。
王手の傭兵と砂漠の蛮族は獰猛な笑みを浮かべた。
「――しゃらくせぇッ!!」
「オ前モ戦利品ニシテヤルッ!!」
屈強な男達は全身よりエーテル光を噴出し剣と盾を構えイヴェールへと突撃した。
●
「ここが落とされたら市民は逃げ場を失う。絶対に死守よ」
城館まで敵が押し寄せて来た事を聞いたロゼットは、簡易病院を後にして急ぎ迎撃に向かった。
駆けつつ虎口を抜け館の門を潜ると、跳ね橋の前方でイヴェールが奮戦しているのが見えた。
かなりの数の敵の骸が転がっているが、後から後から敵が押し寄せて来ている。
ブロンドのポニーテールを靡かせる女神官は祭棍を翳し、銀髪の少女戦士と斬り結んでいる蛮族の大男へと狙いを定め光輝くエーテルを収束、棍の先端より閃光の矢と成して撃ち放った。唸りをあげて飛んだ魔矢が砂漠の蛮族の脇腹に命中し、痛烈な破壊が巻き起こって男の身が折れ沈む。
すかさずイヴェールが家名の由来でもある宝剣に黒く濁ったエーテルを収束させた。
黒雷の如き袈裟の一閃。
首を斜めに斬られた蛮族の頭部が、赤黒い血飛沫を噴出しながら転げ落ち、巨躯がゆっくりと倒れてゆく。
「失礼、人の形のままでいたいならでしたね」
返り血で身を赤黒く染め上げながら冷めた金瞳で少女が見下ろした。
「このアマッ!!」
傭兵らしき男が怒声をあげ踏み込み剣を振り下ろしイヴェールが翳した盾と激突する。
反撃の漆黒剣が男の胴を強打し、すかさず飛び込んで来たロゼットが眩く光輝く祭棍を降り抜いて男の側頭部を強打した。
投石機から射出された石弾の如き勢いで男が吹き飛び、やがて落下して道に激突しゴロゴロと転がってゆく。
「聞きなさい! 既に伯爵の軍がすぐ近くまで来ているわ!」
ロゼットは叫びつつ眩く輝く太陽光に似た温かい光を周囲へと放った。敵兵と切り結ぶ冒険者や衛兵達の傷が癒えてゆく。
「愚かな主のために、命を懸けるか、自らに問いなさい!」
その言葉と冒険者達の抵抗の頑強さに敵軍に動揺が広がってゆく。
敵兵の大半を占める傭兵や蛮族達の多くは略奪が目的だ。死にに来ている訳ではなかった。
●
住居の中から悲鳴が響いている。
家屋に押し入った蛮族達が市民へと暴行を加えている。
疾風の如くに室内に突入したデイジーは、剣より闘気の光を噴出して蛮族達を不意打ちし薙ぎ払った。
「オノレッ!」
まだ一人意識が残っていた蛮族が傍らの剣を掴み、デイジーは脚を振り上げその顔面を蹴り飛ばすと吹き飛んだ男を追って踏み込み、剣を突き降ろして貫きトドメを刺した。
赤髪の少女は泣いている市民へと癒しの光を放出してその傷を癒すと、
「アッティカ家の城館はまだもちこたているわ」
と館への比較的安全なルート示して避難を促した。
ヒールを受けた市民は「有難うございます」とデイジーを見上げ礼を述べ、涙を拭うと立ち上がり駆け出す。
赤髪の少女もまた再び別の市民を救助すべく燃える市中へと飛び出してゆくのだった。
他方、
「ま、待てっ! 降伏する! 降伏する! 非武装の相手に攻撃しちゃいかんだろうお前! なっ?」
デイジーと同じく群がる敵兵を蹴散らし、家屋内へと踏み込んだアルベルトは、市民へと暴行を加えていた男達を瞬く間に斬り倒していた。
その黒い嵐の如き暴威を前にして最後の一人が剣を放り捨て両手を上げる。
黒騎士は激怒していた。
「『降参する』だと……? 貴様らの所業を考えてみろ? 認めるとでも思ったかこのケダモノ共がッ! 貴様らに相応しい無残な死をくれてやるッ!!」
唸りをあげて大太刀が走り、赤い血風と共に両断された男が床に転がる。
「おいおい、俺の隊の連中をみーんな殺しちまったかよ。好き放題やってくれるな」
部屋の出口より声がした。
アルベルトが振り向くと腰に曲刀を佩き左手に酒瓶を持った傭兵らしき壮年男が立っていた。
「好き放題やっているのはどっちだ」
青い瞳で睨みつつ黒騎士が太刀を構える。
(こいつ……やりやがるぜ)
相手の佇まいから力量を察知しアルベルトは胸中で呟く。眼前の壮年男は雑魚ではないようだ。
「いやぁそりゃまぁそうなんだがな? うちの傭兵団給料やっすいんだよ」
くたびれた傭兵はへらへらと笑いながら大仰な仕草で愚痴りだした。
「上の連中が中抜きすっからさぁ、略奪の役得でもなきゃやってらん――」
話の途中で唐突に男の左手が閃いた。酒瓶の中身をアルベルトの顔面へとぶちまけるようにして投げつけつつ石火の如く踏み込んで来る。
傭兵が瞳から殺意の光を迸らせ、腰に佩いた鞘からも閃光の如く殺意の鋼を抜き放つ。抜刀一閃。
アルベルトは青い目をカッと見開き、酒を顔面に浴びながらも構わず大太刀を袈裟に振り下ろした。
爆風を巻き天雷の如くに振り下ろされた刃が、男の肩口から入り、脇腹から抜けてゆく。壮絶な破壊力に真っ二つに両断された男が臓物をぶちまけながら吹き飛んで部屋の壁にぶつかって落ちる。
「……小細工をしてくれるぜ」
目元を拭いつつ黒騎士は呟いた。酒を浴びた瞬間、見えてはいなかった。
「だがな、俺は運が良いんだ」
勘で振るった一撃は、外れる事無く直撃してくれたようだった。
アルベルトは住民に城館へと逃げるように伝え、再び燃える市中へと次男軍を殲滅すべく駆け出して行くのだった。
他方。
「ウラァッ!!」
ハヤトは屋根の上を次々に飛び移って移動しつつ、敵兵を見かけては急降下し、上方から奇襲を仕掛けていた。
手甲と忍刀、そして脚甲を備えた足を振り回して群がる敵兵を次々に打ち倒してゆく。
城壁上ではフリーダとケンが城壁に取りついている梯子や攻城塔へと対処していた。
「はいはい。ごくろうさん……んじゃまた地面からやり直してっことで、逝ってらっしゃい」
赤銅眼の男がエーテルを解放し赤黒色の首狩刀に光を収束させ無造作に一閃した。
振るわれた剛撃に攻城塔から降ろされている薄い板のようなにわか作りの橋があっさりと切断される。
支えを失って板が圧し折れ、上に乗っていた多数の兵士達が尾を引く悲鳴をあげながら落下してゆく。
やがて大地に鈍い音を響かせながら次々に叩きつけられ赤い染みを作っていった。
並びに、離れた位置の城壁に取りついている別の攻城塔を目がけてアクティオンが弓に光の矢を番え目一杯に引き絞っていた。
弓が満月の如くに撓み、次の瞬間、弦音を響かせながら反動で光の矢が勢い良く撃ち放たれる。
矢は唸りをあげて攻城塔へと迫り炸裂すると、光の破片を猛烈に逆巻かせて俄作りの橋に穴を空けて粉砕した。渡りかけだった兵士達が次々に地上へと落下してゆく。
アクティオンとしては全ての攻城塔をどうにかするのは無理でも『注意しなければならない箇所』は少しでも減らしていきたい所だった。
(ケクロプスは……大丈夫か)
ちらりとケンは視線を味方の総大将へと走らせた。
当主はこちらの軍の柱だ。失う訳にはいかないので、一応気にかけていたが、仲間達が上手く守っているので今の所心配なさそうだった。
「付近の兵をまとめて防御を固めてくれ。伯爵軍がもうすぐそこまで近づいて来ている。耐えきればこちらの勝ちだ」
バーネットがケクロプスへと述べ、それを聞いた当主は頷き「聞いたか皆の者! 援軍はすぐそこまで来ているぞ! 勝利は目前だ!」などと述べ兵達を鼓舞し始めた。
味方の兵が集結してくる中紫髪のハーフリングは火打ち石を使って火を起こすと即席の火炎瓶に点火した。
「ちっと勿体無いが、こいつは俺からの奢りだ。浴びる様に飲んでくれよ」
地上の敵兵達の頭上へとばらまいてゆく。
兜や盾にあたって瓶が砕けると共に焔が燃え広がって火に巻かれた兵達が悲鳴をあげている。
他方、北壁方面。
狐耳の小柄な女が高速で駆けると共に双短剣が連続して閃き、首から鮮血を噴出しながら傭兵が倒れる。
首狩り戦術で優勢を築き味方の冒険者や兵士達と共に城門を奪還したベルクは、その維持に専念し撃って出ることはせず、迎撃を主としていた。
敵軍の猛攻を凌いでいると不意にその圧力が弱まり、潮が退くように敵兵が退いてゆく。
(――来たか)
壁上より北を見やればそこには伯爵軍の翻る軍旗と多数の兵士達の姿が見えた。
敵軍はどうやらこの接近を察知して攻城を諦め退却に移ったらしい。
「逃げ足は速いな……まぁ勝ちは勝ちか」
あわよくば伯爵軍と連携して次男軍の殲滅を目論んでいたベルクは嘆息した。
周囲で兵達が勝利の雄叫びをあげている。
(それにしても……カイオーンとやらは国家の面子とやらを甘く見すぎだな)
都市内へと視線を向けその惨状を改めて確認しつつベルクは思う。
(ここまでやられたのだ、いくら腐り果ててきている王国とは言え威信にかけて討伐に動くだろうな。まぁその前にカイオーンとやらが生きていられればの話になるが)
ベルクは思う。
この後、次男方が傭兵や蛮族を制御出来る訳がないと。
(奴らにとって最低限必要な財貨はすでに手に入った。もう従う理由もあるまい)
そのうち後ろから斬られるのがオチだろう。
オスマット族の頭領家の長女はそう断じたのだった。
●
アッティカ家城館前。
ロゼットが投降や逃走を促すと、蛮族や傭兵達はちらほらと退却する者が出始め、それはすぐに雪崩を打っての逃走となった。重傷を追った者達は投降している。
「跳ね橋前が汚れてしまいましたね……避難してくる市民達が怖がってしまいそうです」
骸の海を見渡してイヴェールが述べた。
「怒りはあるけど……彼らはあくまで手駒でしかないわ」
ロゼットはそう言って、
「治療に戻るわ。敵兵でも、助けられるなら助けたいから」
味方と捕虜をヒーリングオーラで応急手当し、簡易病院へと運んだ。
イヴェールは骸達を陰へと運び一か所にまとめると布をかぶせ思う。
(……村に向かってなければいいのですが……)
冒険者達の奮戦や伯爵軍の接近もあり、エルガスティリはなんとか敵軍を撃退出来たようだったが、今後や他の別動隊の動きが心配だった。
統率を外れた獣が何をするのか、想像は容易かったからだ。
他方。
「なんとか陥落せずに済んだが……こりゃ復興にもそれなりに時間が必要か?」
バーネットは壁上より未だ黒煙がくすぶっているエルガスティリの街並みを見下ろし呟いた。
要衝にある都市は辺境の小村等とは違い復興力も高いが、しかし、被害は甚大である。
戦前の豊かさは簡単には取り戻せないだろう。
「築くのには時間がかかるが、燃えるのは一瞬だなぁ……」
緑瞳のハーフリングは焼き払われ略奪された街並みを眺めて、そう呟いたのだった。
かくて、都市エルガスティリに押し寄せて来た次男軍は都市を攻めきれず退却した。
既に統率は乱れ始めていて部隊は分裂していたが、それでも大部分はまとまったまま砂漠へと逃げていったらしい。
早晩に内輪揉めを始めるだろう、というのが大勢の見解だった。
また以前、キングスハンド傭兵団に襲撃を受け、冒険者達が再建と防衛を手伝ったラブリオ村も今回、別動隊によって襲撃を受けていたが、前回の襲撃後に冒険者達の提案によって築かれていた掘や馬防柵、そして鹵獲した装備による村人達の戦闘能力の上昇等もあり、村の人々は村長ガラテアの指揮のもと、別動隊による襲撃を撃退する事に成功していたとの事だった。
マスターコメント
ロングシナリオ易しい 報酬:多い10 / 6〜10人
2021年12月28日 21時03分04秒 公開
参加者
相談掲示板
ヒーラーの神官戦士ロゼット、参加したわ。よろしくね。 場所の選択は「城壁上」「都市内部」「アッティカ家城館」ね。 私は今のところ「アッティカ家城館」で、 逃げてくる市民の保護と負傷者の対応を考えているわ。
シューターのアクティオンです、よろしく。 次男方、無益なことをする輩だとは思っていましたが、ここまで愚かとは…… 基本的にそれぞれ思うところへ救援へいく、という形になるようですね。 NPC冒険者込みで配置されるので行き先のバランスも考えなくて良いようですから、それぞれ希望の戦場へ向かって、同じ場所で戦うなら協力なども考える、といった具合ですか。 自分は城壁上が気になりますかね。 ここまで大荒れに荒れた状況、当主に万一があっては立て直しに一層の混乱が起こる。切り抜けたとてかなりの苦労になりそうですが……そこは頑張っていただくためにも、確実に救援せねば。
シーフのベルクだ、よろしく頼む。 我は城壁上に向かうとしよう。
ウォーリアのアルベルト=V=シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 俺は、「都市内部」で略奪・虐殺を止めるべく次男軍の兵士を斬りまくる予定だ。
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 それでは私は城壁上に向かうことにします。
ウォーリアのイヴェール・イリュジオンです。 どうぞ宜しくお願い致します(ぺこり) 今回は次男の首を切れないのが本当に残念ですね… 戦いに向かわれる方が多そうなのでそちらは任せて私は「アッティカ家城館」へ。 市民の保護と門を守ります。
キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 今回は「城壁上」あたりで動くつもりでは居るが、 人数が偏り過ぎるなら、他の箇所に向っても大丈夫だ。
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! また、キングスハンド傭兵団の奴らが出張って来てるみてーだが蹴散らしてやらねぇとな! 俺は都市内部で略奪やら放火をしようとしてる輩をぶちのめして回るつもりだぜ!!
>イヴェール 城館なら同じね。私も門の防衛は参加するから 何か人手の欲しいことがあったら手伝うわね。 >バーネット 今回は私たち以外にNPC冒険者もいるらしいから、 人数の偏りより自分の希望で動いた方が良いと思うわ。
ウォーリアのデイジーよ、よろしくお願いするわ。 あたしは、都市内部 かしらね。
>ロゼットさん 了解です。大挙して敵が押し寄せる状況にでも無ければ、ロゼットさんに手を煩わせる事も無いと思いますが…その時は頼りにさせて頂きますね。 私はもう少し前、跳ね橋前で防衛戦してると思います。橋が落とされると市民の逃げ場がなくなりますので…
>イヴェール 市民が逃げてくる手前、跳ね橋を上げる訳にはいかないしね…。 それに敵のうち略奪をしたい蛮族や傭兵にとっては、金目の物が 多そうな領主の城館は標的にされるかもしれないかなって。 お互い頑張りましょう。
>個人行動 そんじゃま、俺は予定通り城壁上で動くとするか。 主に城壁に取り付こうとする奴らを迎撃しつつ、 酒を使って火炎瓶を作り、城壁下の奴らに落としていくかね。