【泳冥】暗幕の陰、傀儡の緒【求和】
崎田航輝
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シナリオID:1710
オープニング
王国西方、レッドラント。
その端の隠れ家のような屋敷で――ヒゼンベルクは冒険者達に言葉を零している。
「それでも調べないわけにはいかないのだろう」
確かめる為にも、と。
ヒゼンベルクが握るのは前回、冒険者達が明らかにした情報を纏めたものだ。
そこには、二つの小領地の紛争を引き起こした実行犯がいる可能性がある事、そしてその実行犯が潜むらしい場所が判った事が記されていた。
――レクト男爵領ラースンズ。
パスルやデナートの南方に位置するそこは、メルベ家の寄り子領地であり――
「多くの権限が取り上げられた僕に代わって……クロックワードが管轄してる領地だ」
●小領地
クロックワード・メルベといえば他でもないヒゼンベルクの弟。
文武に優秀であり――メルベ家の一員として長らく、当主の仕事を手伝ってきた青年だ。
立場上目立つ事はないが、ヒゼンベルクに比べれば評判は上々。ラースンズを治める役割になったのは、客観的に見て当然という存在だった。
「実際、クロックワードは優秀だ。僕も怪しいなどとは思ってこなかった。だが……」
浮かび上がったその領地には――確かに不自然な点はあると、ヒゼンベルクは言った。
「土地は狭く、全体に目が行き届きやすい。無実であるなら、領地に入った不審者を見過ごすはずはないんだ」
怪しい点はそれだけではないという。
「領主のレクト男爵は今、病気で床に臥せっているらしい」
実務は側仕えの者の助力で行っているという事のようだが――
「僕の知る限りレクト男爵は今まで病気などした事がなかった。最近会った時にも健常だった。無論、本当に病気になったのかもしれないが……」
一方で“表舞台から隠れる言い訳”とも考えられる。
「その上、ラースンズは今、厳戒態勢らしい」
内戦に備えるという名目で、無関係の者は立入禁止になっているという。
ラースンズの状況はまるで――探られたくない事でもあるようだと、ヒゼンベルクは思いを隠さず言った。
「尤も……メルベ家が『おかしくない』と言えば、そう認識される程度の事ではある」
男爵は本当に病気なのかも知れないし、ラースンズが厳戒態勢なのも実際に紛争を恐れての事なのかも知れない。
仮に表から糾弾したとて、そう言い逃れされれば終わりだろう。
「……それでも、タイミングが良すぎるとは思う」
少なくともラースンズの動きは、クロックワードの許可なしには有り得ないだろう。
ラースンズが紛争に関わっていたなら、即ちクロックワードが関わっていたという事だ。
「弟が今の状況を望んでいたのか。真実を知りたい。けれど、今の僕には出来ない事だ」
既に現状、ヒゼンベルクがいなくともレッドラント周辺の運営は立ち行く状況になりつつあるという。
名実共に、ヒゼンベルクがただの“額縁領主”になってしまう方向に進んでいるという事だ。
「だから、貴方達だけが頼りだ」
情報を得るためラースンズへ潜入してくれと、ヒゼンベルクは言った。
●渦へ
「探って欲しいのは、レクト男爵の周りだ」
ラースンズの不審な点について、やはり領主が事情を知らぬ訳はないだろうから、とヒゼンベルクは続ける。
病気なのかどうかも、会ってみれば判る話。
「ただ……ラースンズに入る事も、簡単じゃないかも知れない」
他でもないヒゼンベルクの願いなのだから、不法侵入とは言えないが……ラースンズに後ろ暗いところがあるなら、都合が悪い侵入者は全員“不審者”になる可能性がある。
「元々厳戒態勢だし、こちらの事情を明かす事も当然、出来ない。秘密裏に動くのが得策だと思う」
即ち、パスルとデナートの間の山岳から潜入するか……正規の道を通りつつ、上手く交渉や演技で警備をやり過ごすかの二択だ。
この二択は、どちらも易しくはないだろう。
「ラースンズは小さい。警備で四方を固めているはずだから、山岳からでも見つからずに侵入するのは困難を伴うはずだ」
一方、警備兵に如何な命令が下されているかも判らない為、交渉で切り抜けるのも楽な仕事にはなるまい。
「或いは、陽動などで一時的に警備兵を離れさせるという手もある」
場合によっては気絶させるなど、力尽くで無力化する方法も考えておいてほしい、と言った。
領地に入る事が出来ても、まだ安心は出来ない。
「ラースンズには街があり、その奥に領主邸がある。街にも厳戒態勢が敷かれているなら、目立った動きは出来ないだろう」
ただ、一般市民までが直ちにこちらを敵視するかは判らない。
箝口令は出されているかもしれないが、庶民が事情に通じている訳ではないだろうし……上手く彼らの力を利用できれば街はスムーズに抜けられる可能性もある。
隠密に徹するか、そういった手をとるか、状況によって判断してほしいと言った。
目的地は、男爵邸だ。
「ただ、ここも警戒してあたる必要があると思う」
男爵が何らかの陰謀に絡んでいるなら、情報を守る為、様々な策を講じている可能性もあるだろう。
「病気が表舞台に出ない言い訳なら、そもそも男爵がそこにいない事も考えられる」
とはいえ領外には出ていないだろう。男爵が居なければ、邸宅奥の森林地帯も含め捜索し、必ず見つけるようにしてほしいと言った。
パスルとデナートの紛争を起こした実行犯の行方。陰謀は存在するのか。そこに男爵、そしてクロックワードが関わっているのか。
成功すれば、多くの情報が得られる作戦となるだろう。
その分、リスクを伴う事にもなるだろうけれど。
「僕だけの問題じゃない……陰謀が事実なら、レッドラントを含めた近隣全てに影響を及ぼすような事件だ」
その緒を掴む為、力を貸してほしい、と。
ヒゼンベルクは冒険者達へ深く頭を下げた。
解説
マスターより
リプレイ
黄昏時、ラースンズへの道を進む一台の馬車があった。
「確かに厳重な警備ね」
と、その中から前を見るのは、色の抑えたドレスとエプロン――給仕と判る衣装に身を包んだロゼット。遠方に並ぶ兵士を見て声を零す。
「弟君が疑わしいのは確かだけど……やっぱり、領地の実権が目当てだというには手が込みすぎてる気もするのよね」
「実際、寄り子を巻き込み過ぎてはいるな」
そう応えるのはナタリア・フィッツジェラルド。
こちらは幾分上等な服で、貴族お抱えの医師という役柄だ。
「これを謀略だと知らぬ者が戒厳令を敷いているのか……件の男爵の真意然り、この目で確かめる必要はあるだろうな」
「ああ。そろそろだよ」
と、声を静めるのはルチル・プルメリア・グレイハーツ。こちらも従者と類推出来る装いで、横へ視線を移していた。
それに頷くのは、使用人役のファティマ。
傍に控える姿勢で……隣に横たわるレティシア・レインフィールを見る。
「着きますよ」
「ええ。皆様、宜しくお願い致しますね」
言ったレティシアは、化粧で顔色を悪くして――病人の見た目。皆と共に、良家の一団として正面から入る策だった。
程なく、警備兵が馬車を止める。
「現在は立入禁止だ」
「ああ……そうらしいね。でも」
と、最初に口を開くのはルチル。
「令嬢が、急病で倒れられてね。領内へ立ち寄らせて貰えないかい」
「令嬢?」
兵士が馬車を覗き込むと……そこで少し苦しげに、レティシアが起きる様子を見せる。
「失礼致します」
言ってファティマが体を支えると、レティシアは礼を言いつつ、兵士達に言葉少なに伝えた。
「突然の事で申し訳ありません。ただ、少し、休ませて頂きたいのです」
兵士達は少し見合う。
レティシア自身、貴族でもある為――そこにある高貴さは偽りではない。それを感じたかどうか、兵士は疑いは抱かなかったようだ。
それを見取ってルチルは続けた。
「馬車も少しばかり故障していてね。物資の面でも困っていて――ここを逃すと看護が難しそうだと、医師も言っている」
そうナタリアに目を向けると、ナタリアも合わせて頷いてみせる。
「……しかし、うちにも決まりが――」
兵士らはそう迷いを浮かべるが……そこへ駆け寄るのがロゼットだった。
「お願い致します、兵隊様。いっとき、静養させて頂くだけです」
どうかお嬢様の為に通しては頂けないでしょうか、と。
感情を込めてこいねがう。
(これは信仰として良いのかしら……いえ、正義のため正義のため――)
そんな葛藤は心の中でありつつも、楚々とした面持ちのまま懇願をすると……兵士達も無碍には出来ない様子だ。
「お忍びの形ではあるけれど……令嬢も一廉のお方だ。元気になられた暁には、後に然るべき礼もある筈だよ」
ルチルの言葉は、逆に“断れば後々其方の主人の立場が悪くなる”という意味もある。
それも察したろう、兵士らは幾つか言葉を交わしてから――道を空けた。
その頃、ハヤト=ガラン=ヴォルファング、そしてララベル・サン・ディーベルが山岳側から領内を目指していた。
「見えてきたね」
暫しの獣道を通った後、ララベルが呟いて見る先。
自然の多い一帯でも警備兵が連なって立っているのが見える。
「紛争が起こるから警戒厳重になってるのもわかるけど――どう見てもそれだけじゃなさそうな感じだよね」
「ああ。神経質すぎだな。どうも色々とキナ臭ぇ」
ま、それも調べれば判る、と。
言ったハヤトはララベルと別行動。エーテルの波を広げながら、陰から陰へと走り徐々に領内へ入ってゆく。
ララベルも、小石を離れた草むらへ投げていた。
すると、がさりと音が鳴り――兵士達がそちらを見に行く。その隙に、ララベルは素早く駆け抜けて領地へ入っていた。
草むらの近くには獣の足跡をつけておいたので、怪しまれる事もないだろう。
そして兵士が戻る頃にはララベルは街へ入り――ハヤトもまた小屋の屋根を越えて、その先へ進んでいた。
「さて、と」
路地に降り立ったハヤトは、建物の陰から先を窺いつつ前進。
警備兵がいる道を避け、街の奥を目指していた。
(外との境ほど見張りはいなぇな)
時折姿がある程度なら、見つからぬように進むのは難しくない。そのまま夜の帳が降りるのに乗じて――男爵邸にたどり着いた。
そして巡回の兵からも隠れ、物陰を伝い……邸宅の裏口へ。気配を窺いつつ、解錠して中へ滑り込んでゆく。
ここまでは順調。
ただ――
(流石に人は多いな)
領主の家ともなれば使用人も少なくない。
天井に張り付きつつ、一人一人から隠れる事こそ難しくないけれど。
(……家探しするなら、やっぱ皆の協力がいるな)
ただ、それでも大きな収穫はあった。
進めるだけ進んだ先の奥の部屋。そこに、探していた人影を見つけたのだ。
●闇の輪郭
領内に入った馬車の一団は、そのまま宿に部屋を取っていた。
「ここまでは上手く運びましたね」
ロゼットやファティマに手助けしてもらう振りで部屋に着いたレティシアは……そこでようやく演技を止めて窓から外を覗く。
街は人の往来もあって、出歩く事に問題はなさそうだ。
「それじゃ、これを」
と、ロゼットは窓にハンカチを干して、ララベルやハヤトへの目印にする。それからレティシアを残し……皆で情報収集へ出かけた。
まずロゼットは従業員や利用客のいるラウンジに降りて……外から来たという事以外は多く語らず、世間話をするように声をかける。
「……街中にも兵の方がいらっしゃるのですね」
「少し前からだよ。こうだと、外を歩いていても楽しくないね」
その客は、現状に不満があるようだった。
兵が見回りをするようになったのは最近らしい。話を聞くと、紛争が問題として持ち上がり始めた時期と一致するようだ。
その頃、ファティマは外へ出て買い物。
住民らしい女性を見つけると、見回しつつ話しかけた。
「あの……何か物々しい雰囲気ですが、何かあったんですか? 警備兵の方も居ましたし――」
「あら、知らないの?」
そう言った女性に使用人としての立場を話しつつ、ファティマは尋ねる。
「治安が悪かったりするのでしょうか」
「よそで何か争いがあったみたい。内戦、だとか。それで警備を厳重にしてるって話よ。まあ、政治については話さないようにって事なんだけどね」
それでも別段、事情に詳しい訳ではないというのが領民の普通らしかった。
それは医師として薬膳用の食材を仕入れているナタリアも同じ。人々の会話に耳をそばだてれば、箝口令自体に疑問を零す声も聞こえる。
(流石に数が多い領民を完全に御する事は出来ないか)
或いは、領民もどこかで齟齬を覚えている証左かも知れない。ナタリアは材料に悩む客の一人に助言をしてあげつつ、会話を持ちかけた。
「部外者からすると、男爵様の考えが察しかねるのだが――」
「それは、私達もです。男爵様はご病気だと言って、長らく領民に顔を見せて下さいませんから」
その住民はそう言った。
(男爵は領民には大した説明もなく、独断気味に動いているようだな)
そこにどこか苦し紛れな色を感じないではなかった。
ララベルも、兵士同士の会話を隠れて聞いている。
『いつまでこんな事続けるんだろうな』
『新しい命令がない限りはなぁ……』
『肝心の男爵様が中々、声を届けてくれないからな』
聞こえるのはそんな声。
(男爵が表に出ないのは本当みたいだね)
ただ定期的に命令を下しているなら、この状況を作った張本人ではあるだろう。その情報と共に、ララベルが目印を見つけて宿に帰ると――
「実際そうだと思うぜ」
同じく合流したハヤトが言った。
何故なら、と続ける。
「――邸宅に、男爵はいた。病気って感じでも無かったぜ」
「じゃあやっぱり、男爵に何かの思惑がある事は確かかな」
ララベルの言葉に、ルチルも頷いていた。
「何にせよ……いるなら、訪ねる価値はあるね」
それからレティシアの体調が戻った、という名目に合わせて――翌日。
ララベルとハヤトは再び別行動し、残る面々で男爵邸を訪問した。
使用人に用向きを伝えると、側仕えらしい男が出てきたので……ルチルは改めて挨拶してから事情を話す。
「……そういう事で、暫し滞在させて頂いた。事後になって申し訳ないが、領主様には話を通すのが筋だと思ってね」
その言葉に……彼は迷う素振りを見せる。
困っているのは嘘ではなさそうだと、レティシアは洞察力を働かせて見取った。おそらく、「来客は断れ」とだけ命令を受けているのだろう。
ならば可能性はあると――レティシア自身も貴族らしく一礼
「このまま帰ってしまうのは、無礼にあたりますから。お会いできないでしょうか」
「……お願い致します。お詫びも兼ねて、お礼をさせて頂くだけで良いので――」
ロゼットも言って深々と頭を下げる。
その甲斐あってか、彼は「少々お待ちを」と下がってゆく。
そして奥の部屋で男爵らしき者と会話する――その様子がルチルには判る。会話の間に、栗鼠のラトを邸内に滑り込ませていたのだ。
男爵は、挨拶くらいなら問題ないと判断したか……側仕えの男に許可を出していた。
(確かに、床に臥せてはいないね)
小声を使うと、レティシアも頷き――程なく戻ってきた男に案内され、邸内に入る。
策はここからが本番だ。
ファティマは身分を理由に、使用人用の待機場所に案内してもらう形で別行動。
ナタリアもまた――表での交渉の内に、ハヤトが改めて解錠した裏口から既に内部に入り込んでいた。
(上手く行ったな)
側仕えは男爵から大きくは離れないだろう。使用人らは、ファティマが短時間、気を引いている。その間に調査をする算段だ。
男爵は病気という体面上、寝室にいるから……私室を調べるなら今。
ナタリアは素早くそこにたどり着き、男爵の手記を見つけた。
「……成程」
そこに直接的な証拠は書かれていない。
だが何か良くない事に手を染める苦悩と――『領地を監督される事になったクロックワード様だが、以前よりも少し様子がおかしい』という文言。
そして、近々何か『大きな動きがあるようだ』という言葉と、それに対する不安が綴られていた。
その間、ファティマも邸内の使用人らに近づいて情報収集。
メイドや侍女らも口止めされているらしいと見ると……きりのいい所で「お手洗いに」と装って廊下に出た。
それから書斎を発見すると、周りを窺ってから侵入して書類を検分する。
すると――
(これは……)
発見したのは、領に厳戒態勢を取らせる事や、男爵の行動を命じた――指示書だ。
送り主の名はないが……レッドラントに関わる問題と説明されている事、逆らえば男爵の地位も危うくなる事が書かれており――誰の手に寄るかは想像出来た。
そして同じ頃――レティシアは男爵の寝室にて面会を行っている。
レクト男爵は……病気であるようには見えなかった。
それでも、認めはしないだろう。だからレティシアは体調を気遣いつつ、会話を伸ばす事に注力した。
「情勢が不安定であるように見受けられるのですが……」
「ええ、私達もそれに対応して警戒を強めているところです」
と、男爵の答えは無味乾燥なものだ。
ただ、レティシアがメルべ家の話題を出すと……確かに、クロックワードの話の際には男爵が緊張の感情を持っているのが分かる。
(この方は……理由も判らず、従っているのでしょうか)
レティシアは、そう思わないではいられなかった。
その証左の一端を――奥の森に進みながら、ルチルも把握している。
というのも、ラトとその分身に邸内の会話を盗み聞きさせていた過程で――
『初めてクロックワード様を見たけれど、とても素敵だったわね』
『ええ! 背が高くて精悍で。私達には手の届かない人でしょうけれど……』
そんな使用人の会話を耳にした。
殆どは意味のない会話だが、そこから判る事もある。
(クロックワードは最近ここに出入りしているね)
厳戒態勢以後も来ていたらしく……これで領の現状と無関係でないのは明らかだ。
それを聞いたロゼットは成程ねと頷く。
「こっちにも何かあればいいけど……」
と、そこで木々の別の方向からやってきた影がある。
先んじて森の調査に向かっていた――ララベルである。
「気をつけて。強い気配を持った人が奥にいる」
それは先刻、地面に見つけた足跡を辿って見つけた人影だった。
森と邸宅の近くを見回るように歩いていたそれは――剣を持った戦士。ひと目みて只者ではなかった。
「こっちも見たぜ」
と、合流してくるのはハヤト。
こちらは森林地帯の外縁に近い場所で、まるで見張りのようにうろついている影を見ていた。
「見つかると戦闘になりそうだから、気をつけたほうがいい。それに……そいつがつけてる紋章、見たことがあった。多分、危険な奴だ」
「……まさか、コネットの?」
ロゼットも呟く。
それは別件の依頼で、バルバロイと関与が疑われているという者がしていた紋章だった。
ルチルは話を聞いて頷いた。
「今は避けたほうが無難そうだね。他には何か?」
「小屋があったよ」
ララベルはそう言った。
位置的には、剣士らしき人影が住処にしている場所かもしれない、と。
「でも、その時は剣士が近くにいて探りきれなかった。今なら、複数人で警戒しつつ速く調べれば何とかなるかも」
「じゃ、そうするか」
ハヤトの言葉に皆で頷き、森を駆け出してゆく。
すると程なく小屋を見つけた。剣士はまだ他所にいるのか、中に人の気配はない。
皆はその隙に解錠して中へ。それぞれが四方を警戒しながら、素早く家探しを始めた。
と、ハヤトはそこで何かを見つける。
「……こいつは」
それは緻密とも言える覚書だった。
時系列順に行う事が書かれており……過去にはパスルとデナートで剣を振るった事も言及されている。
ララベルははっとしていた。
「まさか、二つの領地で紛争を起こした実行犯……!?」
「ここも見て」
と、ロゼットは別の箇所を指す。『男爵、手紙』『ソームダリア』という羅列が何度も出てきている。
「……多分、男爵の手紙を運んでいるのよ。後ろは地名ね」
実行犯の剣士は、男爵と何者かの連絡役にもなっていた。
その何者かとは――
「クロックワードだろうな」
ハヤトは言いながら、そこで何かに気づく。
外から気配が近づいてくるのを感じたのだ。
「行くぞ」
言うと皆は頷いて撤収。必要な情報を手に、見つからずに森を去る事が出来た。
その後、男爵邸を出た面々とも合流。領地を脱出する。
「クロックワード……やっぱり黒みたいだね」
情報を共有した後、ルチルの言葉に皆は静かに頷く。
ただ、それだけではないとも皆、思っている。手に入れた情報からは、単に弟が兄を引きずり下ろす……それだけに留まらぬ陰謀を感じたから。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:標準7 / 4〜8人
2021年12月19日 16時16分52秒 公開
相談掲示板
ヒーラーのナタリア・フィッツジェラルドだ。宜しく。 潜入に関しては、立場を利用して堂々と交渉という事も考えている……交渉及び話術がLv3で、演技に関してはLv1だが。 紛争に備える、という意味では「医師」としての立場は使えるのではないか?と思ってな。 本当に弟君が病気というなら、彼の療養の手伝いの為にも接近という手は通じそうだろうが、それでもダメというなら陰謀といった後ろ暗い可能性があるだろう。 何より「どこでその話を聞いた?」と疑われかねん。 「確実に入れる方法」としては、道行く警備兵を可能な限り戦闘で無力化させるという事だが、却ってそいつは領内の連中を刺激しやすく、より一層厳戒態勢にもなりかねん。 なので前述の交渉に際しても、上手く立場を利用してもダメだったとて、潜入の為の陽動というか時間稼ぎにはなる筈。 ただ仮にそうなれば、残る私自身の侵入経路をどうするか考えねばならない所だが。
ロゼットよ。よろしくね。 他の人の考えを聞きながらだけど、ひとまずは正規の道から、 警備兵を交渉で抜けて、街に入るつもりで参加はしたわ。 立場の偽装はいくつか考えているのだけど、一長一短で…、 本業の神官として伝道者で通すとか、まだちょっと検討中で。 末端の警備兵は悪だくみには無関係で「紛争に備えるため」の 名目のままに警備してると思うから、その辺が交渉の鍵かなと。 たぶん冒険者、特に少人数でも危険物になりうる授恵者は 止められると思うから、それは伏せた方が良いのかなって思う。 >関門 第一関門(領内)は、ルートで別行動になるかもしれないけど、 第二、第三関門についてはどうしましょうか。 第二関門(街)で合流や連絡は取りあうのか、しないのか。 第三関門の男爵邸は、「邸宅」と「邸宅奥の森林地帯」とで 分担するのか、森林地帯の方は合流するのか、とかね。 OPの書き方だと、森林地帯が怪しくも見えるけど、 邸宅が空振りとは限らないし、考えておいた方がいいかも?
ごきげんよう。 ヒーラーのレティシア・レインフィールと申します。 皆様、よろしくお願い致します。 >領内侵入 先ず、シーフの方々は警備の方々の意識が逸れれば侵入は恐らく可能ですので 問題となりますのは私も含め、シーフ以外の皆様になりますね。 私が現時点で思い付いた案ですと、事前に馬車などの移動手段を用意し 街で材料などを入手しなければならない程度に故障をさせ 修理の為に一時的に滞在が出来ないか、交渉させて頂く形となりますでしょうか。 馬車などの用意が難しい場合は不幸な事故などで水と食料を失った為 その調達の為に街への滞在を申し出るのもよろしいのですけれど もし警備の方々にその場で提供された場合、交渉の必要がございませんね……。 あとは、どなたかに急病人としての演技をして頂くのも手でございましょうか。 例えばナタリア様が医師として他の皆様に感染する恐れはないものの 落ち着いた場所での休息が必要と仰って下されば、説得力もございますし。 ただ、急病人役の方が侵入後は表立っては動けなくなりますので、その点は注意が必要なります。 >街 侵入方法にもよりますけれど、必要な時に集まれる場所はある方がよろしいかと存じます。 連絡手段については要相談といったところでございましょうか。 >男爵邸 ロゼット様の仰る通り、男爵邸と森林地帯の両方の調査は必要かと存じます。 森林地帯は基本的には密かに潜入する事となりますでしょうけど 男爵邸については侵入以外にも招かれる、あるいは訪問出来ますよう 領内侵入時点で配慮は必要となりますね。
ナタリアの医師役は第一、第二関門は通れそうかなって思うわ。 第三は、流れの医師が男爵に面会は説得がいりそうに思うけど。 >レティシア 馬車は所持品じゃなくても、荒事に使わず返却できるなら 一般的な馬車のレンタルみたいなサービスは許可されるかな? 伯爵様に相談させてもらうという案もあるけど…。 他で反応がなければだけど、病人案、手伝いましょうか? レティシアに良家のお嬢…そのままか、役をしてもらって 私が馬車の御者の使用人役、で旅行中に急に具合が…みたいな。 逆でも良いけど、元の立場で自然?かなって。 病人役は動けないかな?兵が監視に付いてくるなら無理だけど、 突破してそれきりなら、街で出歩く分は大丈夫かと思ったけど。 >街で集まれる場所 宿をとって、部屋の窓に何か、ハンカチみたいな目印を干しておく? 街も警戒されてるから、裏路地や廃屋はかえって怪しまれそうで。
ヒーラーのファティマです。 よろしくお願いしますね。 潜入方法ですが、山岳側からこっそりだと見つかったリスクが大きいですね。 特に私は技量的にも大きく不利である為、正面から入るしか道はなさそうです。 とはいえ、それなりの理由を見つけないといけないようですね。 まだちょっと思いつきませんが、正規の道から入ることを念頭に考えてみることにします。
>領内侵入 成程……確かに、馬車の貸し出しをお願いしてもよろしいかもしれません。 サービスと伯爵様、どちらでも可能なように準備をさせて頂きます。 そして、もしロゼット様がよろしければお力添えして頂けますと心強く存じます。 私はどのような役でも問題ございませんが あまり捻った事をされても演技が不自然となりますでしょうし ロゼット様が仰るような配役がよろしいかもしれませんね。 ファティマ様も、もしお一人で潜入されたいという事でなければ 馬車班として同行は可能ですので、遠慮なく仰ってくださいませ。 病人役は念の為、ベッドに荷物を仕込むなりして偽装し 多少変装をされれば確かに行動には支障はございませんね。 >街で集まれる場所 何かしら宿、あるいは宿も兼ねた酒場は恐らくございますので ロゼット様の仰るようにそちらに部屋をとり 窓に目印を付けられるのがよろしいのではないかと存じます。 >男爵邸 もし馬車での侵入が成功された場合、男爵様へのお礼の為に訪問し 体調不良とお伺いした場合は医者としてナタリア様が診る流れも可能でございますね。 そして陽動も兼ね、森林地帯への潜入と調査のお手伝いも可能かと存じます。
第三関門は、男爵の病気に関して緘口令が敷かれていると思わしいのがな。 市民に対して「余計な事喋るな」と言い聞かせている訳だ。 男爵の病状といった諸問題を市民とて把握しているというのなら、レインフィールの案を踏まえれば一宿一飯の恩義という体で売り込みを図れそうなものだが。 目的である男爵の状況が不明なので、複数の状況に対応出来る策を考えておくと良さそう、との事だから第一、第二までが限界というならその時はその時で、出来る事をやり尽くすまで。 大した情報が得られなかったなら、やはり邸宅が怪しいだろうか。 「病気が表舞台に出ない言い訳なら、そもそも男爵がそこにいない事も考えられる」との言葉から、領外に出ていないと仮定して邸宅奥の森林地帯も含めて捜索せねばならん。 他に考えるべきは、情報や手掛かりを得た後での脱出手段か。 庶民が事情に通じている訳ではないだろうし、上手く彼らの力を利用できれば街はスムーズに抜けられる可能性もある、というなら噂話でも流して疑心暗鬼を齎して警備兵が対応に追われなければならない状況を作り、混乱に乗じて脱出とか。 高い場所から全土を見下ろせるくらいの小さな町だから、道に迷うといった事も無さそうだろう。 ただそうやって脱出ともなれば、正体不明の剣士が介入してくる可能性も否定しきれん。 その時は光縛封でも置いて逃げるか? 黒汗馬と荷馬車のセットは持っているが、私自身が御者も兼ねるというのなら不審がられる可能性が高い。 その上、依頼上でのアイテムの貸与も不可能とされる。 宿屋にハンカチを干しての合図は自然そうだな。 水を含ませて熱冷ましに使った、という体にもなろう。
情報屋のルチルだ。よろしく。 >潜入 交渉はLv5で所有している。急病案や医師としての侵入を図るなら代理人として表に立つ事は可能だ。 よければ御者か使用人として同行しようか? >調査 とりあえず、エーテルリンクの範囲内にさえ忍び込めば抜け道を探して邸宅の方へ栗鼠を送り込む事はできるよ。 直接乗り込まず、いるかいないか調べる手段はある。 邸宅の方にいなければ、山岳から潜入する面々がうまく行ったら、そちらに調べてもらうのが都合よさそうかね。 で、正門から入り込めたら…ラースンズは立ち入り禁止となっているから、その禁を破って領内へ入った。その辺り謝罪や話を付けたいと言い張って男爵に会わせてもらうように話を振るかね。 ナタリアの言う売り込み案が良さそうならそちらに合わせるが。
>ファティマ 初参加の依頼みたいだから、行動に困ったら頼ってね。 (正規の道から潜入ルート、病人案グループ) >第一関門 ・馬車を調達(街でレンタル馬車、または依頼人に相談) ・移動中に病人が体調を崩した風を装って警備兵に交渉 レティシア:病人役 ロゼット:使用人A役 ルチル:御者役 とりあえず、こんな感じで第一関門は通過を挑んでみる? 馬車なら、仮にファティマとナタリア便乗でも足りるかな。 >第二関門(街) ・宿(宿泊施設)で部屋を取り、窓にハンカチを干して目印に。 ・部屋を連絡、別ルートから潜入した仲間との集合の仮拠点に。 街での聞き込みは、あまり意味がないし警戒されそうだけど 宿泊施設(宿、酒場)で警備兵の物々しさについて、世間話で 聞くぐらいならセーフかな?普通、気になるでしょうし。 >第三関門(邸宅、森林) ならレティシアと私らで正門から、立ち入ったことへの詫びと お礼のために訪問して、場合により医者役のナタリアを紹介、 応対に警備の気を引いてるうちにルチルのエーテルリンクとか。 森林は、どうしたものかな。全員でアタックか選別か。 剣士は…怪しまれたら刺客として現れるパターンかしら。 私も思いつくのは「光縛封」での逃げくらいかな。 今回は杖も持ち込んで「光縛呪」の用意もできるけど、 これは抵抗できる相手には使えないから…。
レティシアさん、ありがとうございます。 是非ご一緒させて下さい。 私の年を考えると使用人として使ってもらうのが良さそうですね。 ロゼットさんもありがとうございます。 >男爵邸 訪問される際にナタリアさんやルチルさんが交渉されるならば、私はその隙に邸宅奥の森林地帯を見てきましょうか。 といっても、潜入する特別な技能は持っていないので危ないかもしれませんが。 >正体不明の剣士 そ、そうですね。 戦闘は遠慮したいところです。 荒事は得意ではありません。 閃光塗料を持って行くことを思いつきましたが、時間稼ぎくらいにはなるでしょうか。
ルチル様とファティマ様にも同行して頂けるのであれば大変有難く存じます。 私の方こそよろしくお願い致します。 そしてロゼット様、作戦の纏めを感謝致します。 >第一関門 一先ず私が病人役として備えさせて頂きますが もしファティマ様が挑戦されたいようでしたらご遠慮なく仰って下さいませ。 どのような点を気を付ければよろしいのかご相談に乗る事も可能ですし ある程度でしたら私も協力も出来ますので。 >第二関門(街) 調査に関しては、ロゼット様の仰る程度の事でしたら恐らく問題は無いかと。 仮に私が病人役となった場合は 調査の間に休んで回復したように振る舞う形となりますでしょうか。 >第三関門(邸宅、森林) 基本的な流れとしてはロゼット様が仰ったものでよろしいのではないかと存じます。 森林の方は……シーフの皆様が適役ではございますが 現時点ではご予定が不明ですので、馬車班でも調査を視野に入れる必要がございますね。 例えば男爵様か邸の方に面会が出来ており、そのまま邸に招かれた場合。 この場合は面会班と森林班に分かれる形となりますでしょうか。 代表者や必要な方のみ招かれ、その間に他の皆様が調査をされる形でございますね。 面会班は会話などで情報収集を試みる事となりますけれど 邸に何かしら書類などの証拠を捜索される場合は工夫が必要でございますね。 そして面会が出来なかった場合は、ルチル様の栗鼠に頼らせて頂ければと。
>ファティマ様 仰る通り、森林に潜入されるのでしたら少々危険ではございますね。 そちらの調査に拘りがおありでなければ、邸内の調査の方がよろしいかもしれません。 例えば邸に招かれた場合は立場上、貴族や主と同席するわけにはいかないという名目で席を外し 同じ使用人として邸の方々から最近の男爵様のご様子などのお話を伺ってみるなど 演技での設定を活かした調査方法もございますし。 >正体不明の剣士 邸内か森林、どちらかに出現される可能性がございますね。 前者であれば客人などの立場で滞在 後者であれば姿を隠されているか、あるいは警備をされているかと。 邸内では余程怪しまれなければ攻撃されないでしょうけれど 森林の方は確実に戦闘となりますので、撤退推奨でございますね。 光縛封や閃光塗料は確かに有効かと存じます。 ただ、攻撃されたのが森林班のみだった場合は 護衛役も兼ねているという事で敵対されるような演技を行い さり気なく妨害される事でわざと森林班を逃がし 後程合流される形でもよろしいかもしれません。
>邸宅 なら面会可能なら、私は宿る戻るフリして森林を見ましょうか。 できたら索敵が上手そうな、ルチルとは同行できると助かるのだけど。 面会拒否なら、希望者全員で森林を調査と、状況が不明だから 「戦闘回避」の方針だけで、あとは出たとこ勝負になりそうだけど。 昨日の私の発言くらいの、各関門でのグループ行動はプレイングで 書けそうだから、足りないところや自分の演技を書いてもらえると。
>病人役 私が病人役ということも考えてみましたが、ハーフビーストの社会的立場は高いというわけではないですから。 ですので、病人のハーフビーストなどを街に入れるわけにはいかないといった事態になることも考えられます。 せっかく提案してもらえましたが、やはりここは使用人役として入らせてもらえればと思います。 >邸宅の調査 そうですね、森林には正体不明の剣士が居るかもしれませんし、お言葉に甘えて私は邸宅の調査に回りますね。 もしも不審に思われたとしても邸宅内であれば迷ったという言い訳はできそうですし。
おーっす! 遅くなっちまってすまねぇ! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! んじゃ、俺は正面班とは別行動で山岳ルートから潜入を試みてみんぜ! 隠密行動も得意だしな♪ 潜入したら男爵邸から森林地帯へって感じで調査してみんぜ。 情報のシェアは宿のハンカチを探して忍び込めばいいんだろ? 戦闘になったら返り討ちにしときゃいいんだもんな? ま、その辺は任せとけ!
>邸宅 面会を取り付けられたらロゼットと森林方面への調査だね、了解。 敵対行動を避ける方針で行くなら煙幕より捜波で索敵を固めた方がいいかね。 取り付けられなかった場合、森林の方に行くかは邸宅と森林の位置関係次第だね。 森林を調査したらリンクの範囲外に出る、となった場合は邸宅の調査を優先させてもらう。 >正体不明の剣士 条件次第で敵対、と書かれてあるが所属が明記されていないのも気になる。 実は味方…と楽観視する訳ではないが、クロックワードとは別勢力の可能性も考慮すると問答無用で迎撃するのは良い手とは言えないんじゃないだろうか。 戦闘や事を荒立てるのをなるべく避けつつ、せめて所属や目的は聞き出すように立ち回るのがいいんじゃないかね。 >ファティマ 既に声をかけられているようだが、不慣れな所や疑問点があれば幾らでも言ってくれて構わないよ。 尤も、他の頼れる先達のお陰で行動は固まって来たようだね。
ロゼット様、方針の記載を感謝致します。 それでは、お言葉に甘えさせて頂きますね。 >邸宅 私は面会可能でしたら出来る限り会話を引き延ばしつつ 怪しまれない範囲内で情報収集を行わせて頂きます。 面会を拒否された場合は少々悩んだのですけれど お詫びの品をお渡しするのを忘れたという名目で再度訪問し せめてこちらを男爵様にお渡しして欲しいと対応して下さった方にお願いを致しますので 私に意識が向けられている間に調査希望の方々には森林へ移動して頂ければと存じます。 >正体不明の剣士 ルチル様の仰る通り、戦闘はあくまで最終手段とされるのがよろしいでしょうね。 そして戦闘が避けられなかった場合、遭遇された状況にもよりますけれど 私も仲間であると気付かれるような状況である場合はそのまま共に撤退し 逆に仲間であると気付かれていないようでしたら敢えて残り 剣士の方々の正体について男爵様などにお訊ねしてみようかと。 後者の場合は、撤退の補佐を怪しまれない範囲内で行わせて頂きます。 >ファティマ様 かしこまりました。 それでは、邸宅の方ではもしもの時は出来る範囲内でフォローをさせて頂きますね。 対応に困る事がございましたら、私と話を合わせるようにして頂ければ 恐らく大事には至らないかと存じます。
難易度こそ難しいだから、緊張する所はあるかもしれないが、熱意とやる気があれば大丈夫だろう。 グレイハーツの交渉Lvは5か……私よりも交渉上手となれば、一任してみても宜しいか? それに「禁を破って領内へ入った。その辺り謝罪や話を付けたいと言い張って男爵に会わせてもらうように話を振る」という案は、相手が公僕である以上建前で動かざるを得ない、職務を全うせざるを得ない状況に持って行くという流れは善いと思う。 売り込みに関しても、その隙に捻じ込める事だろう。 グレイハーツに交渉を一任と仮定すれば、取り下げて話術を持って行く事を考えている。 「ここだけの話」という風に上手い具合に持ち込めれば、男爵らに対する民衆の本音を聞き出せるかもしれない。 >正体不明の剣士 或いは敵の敵と呼べる程度か、別に伯爵の味方という訳でも無かったり…… あれこれ仮説を巡らせても詮無き事だが、ありとあらゆる情報が公開されていない以上、交戦は避けるべきだろう。 陰謀の有無、男爵とクロックワードの関係性、可能な限り収集した情報を持ち帰るという事が達成出来なくなりかねん。 それに特定の条件下で戦闘の可能性ありという事は、その条件を満たしてしまえば街と森林の両方に出る可能性もあれば、結局満たさなかった為に遭遇しなかったというのも有り得る。 楽観視は出来んがね。
>交渉 了解した。交渉に用いる建前にも反対意見はないようだし、こちらで記載しておくさ。
プレイングは提出してあるわ。 どう転ぶか分からない依頼だけど、後は現地で頑張りましょう。
僕は、シーフのララベル・サン・ディーベル。 みんな宜しくね。 僕も山岳側から潜入して、隠れつつ街の様子の調査と森林地帯を調べてみようと思うよ。