【灰拠】序章:畑に墜ちた噴石弾
椿油
コメント 10
シナリオID:1621
オープニング
ある日、火山の噴火のような轟音が聞こえた。
「ん……噴火か!?」
農夫達は音の聞こえた方を見つめると、音の正体はクリーパーの群れであった。轟音を立てながら、浮遊して移動している。そして背中が熱く熱されると同時に、岩を強く上部へ噴出した。まるで、小さな火山のように。
「逃げろ、クリーパーどころかあの岩にやられちまう!」
それから暫くの間、屋内に隠れた者達はクリーパー達が岩を噴出する爆発音が何度も響いて来たのを確認した。まるで火山が大噴火したかのような音に、住民達は皆怯えていた。
「うわぁ……」
「くそっ!」
音が収まった後、男衆が畑を確認しに行くと……見事にやられていた。岩が畑のそこら中に落ちていて、育ち始めた作物もてんでダメになってしまった。
「これはいかん……!」
●神徒を目指す者
その後、白い衣に身を包んだリザードマンが農地を訪れていた。
「成程、拙僧が居ぬ間にそのような事があったのですね?」
「はい。これでは作物がいつまで経っても育てられません」
どうやらこのリザードマンは、農夫達とは知り合いらしい。悩ましい事件に、口を開いたリザードマン。
「では、拙僧が対処致しましょう。数はどの程度でしたか?」
「……10匹、ほど」
弱々しく農夫が答えた。
拙僧と己を称するリザードマン、ナジャー・ブルカーンは、頭を爪でぽりぽりと掻いて悩んだ。
「その量では、冒険者の手も借りるしかありませんね。あいにく拙僧は神徒として認められておりませんので」
「うーむ、早く神殿から認可されるといいですねぇ……」
シグモルの地を護るべく拠を構え、しかし外部から来たばかりであるナジャーは、シグモル火山帯を防衛する武力集団【神徒】に入れていなかったのだった。と言っても今現在、神殿へ自薦しながらこつこつと実績を積んでいる最中なのだが……。
「まぁ、こんな僻地ですからねぇ」
農夫の一人は自虐的に笑った。
「冒険者ギルドには拙僧から取り付けましょう。それまでの間は、どうかこれで我慢して下さい」
ナジャーが取り出した干し肉を受け取り、農夫達は畑の惨状を見つめながらトボトボと帰宅していくのだった。
解説
マスターより
リプレイ
「灰が降るこの土地で畑を作るのは大変なことなのに……酷い」
ロゼットは穴ぼこの畑を見つめて嘆いた。
「畑の有様は拝見致しました。許し難き害獣です、直ちに滅しましょう」
ハリス・アル・ターミルは現地で待機していたナジャーに声をかけ、胸を叩いた。
「ギルドへの依頼と助太刀に、故郷の人間として感謝するわ。私はロゼット、ボルガニスク神殿の神官で、神徒で学んだ者よ」
「おお、そうでしたか。拙僧の先輩というわけですね、心強い」
「火山を背負ったクリーパーか。クリーパーにも色々いるんだなぁ」
シグルド・オルセンはクリーパーの不可思議な生態に首を傾げていた。
「火を噴く山の如き怪物とは、これはまた面妖な……」
「噴石を降らせるクリーパーとは。無差別広範囲の攻撃はやっかいだな」
フェイサル・セイフとゴブリアは厄介な敵だと思いながらも、対処すべくクリーパーが出現した方向を見つめた。すると、突起が山の如きクリーパーが群れを成して現れ始めた。
「火山を背負っとると聞いた時は何のことかと思うたが、なるほど。背にあるあれはまさしく火山そのものじゃのう。さすがはシグモル火山帯ということかのう……ま、そんな感心しとる場合でもないわな。これ以上石をバラ撒かれる前に倒さねばのう」
ラオ=レイは眉間にしわを寄せつつ、ゆっくりと戦闘態勢に入った。
「住民は皆、拙僧が避難させました。往きましょう」
ナジャーは冒険者達と共に、クリーパーの方へと目を向けた。
「奴らが熱を込めだす前に行くぞ」
ベルク・オスマットは天を駆けるが如くの機動力で火山クリーパー達に一撃を与え、それぞれがより近くに集まるよう誘導していく。噴石による同士討ちも狙っての事だ。
「蝕まれろッ!」
エーテルを纏った矢を射った。セリオス・オーガストは手始めに《真ハーツペインショット》を喰らわせ、じわじわとダメージを与える作戦に出る。
「本物の火山を見て育ったのよ。こんな偽物に負けたりしないわ」
ロゼットは《エーテルブロー3》を前にいる火山クリーパーに叩き込む。見た目通り頑丈そうで、生半可な物理攻撃は効かなそうだ。
「まったく、小さくても火山は火山ってわけか。爪の通りが悪くて仕方ないわい。爪とぎには向かんのう」
レイの両手の爪と機動力で複数回のダメージを与えていく。
そしてベルクの思惑通り、多少ばらけていたクリーパー達も目の前に集合してくる。そして、最初から近くにいた半数の5体が熱を込め始めた。
「熱の充填などさせません! これ以上皆さんの畑を荒らさせる訳には!」
ハリスは怒涛の勢いの《チャージング》で近づき、《サーマルアイ》を駆使しながら《薙ぎ払い3》で熱を込めている個体をメインにダメージを与えていく。
――狙いは当たったようだ。目の前に近づいて来た個体に、中央にいた個体が噴出した噴石が当たる。が、一部は冒険者達にも降り注いだ。
「ロゼット殿!」
ハリスが声を上げた。ロゼットは避けきれず噴石が当たり、頭から血を流す。
「ッ……これ位なら、まだどうって事無いわ。早く倒しましょう!」
「耐久力勝負と行こうか。俺を倒すまでにどれだけ残っているだろうか? それとも最後まで俺を倒しきることはできないかな?」
シグルドは特に意味はないが挑発しつつ、《チャージング》の勢いで噴石の巻き添えを喰らった個体の体力を削っていく。
「やっぱり硬いなぁ。岩を叩いているようなものだ」
こいつらは火山の岩石のような見た目通り、魔法より物理の方が耐えるのだろう。
「このような場合は特に、剣を抜くばかりが敵を打ち倒し仲間を守る手段では無い――やらせは、せんとも」
前衛でまだ手傷を負っていないゴブリアに《輝刃2》をかけつつ、ナジャーに目配せでサルベーションの使用を頼んだフェイサル。
「我ら2人の防陣、害獣風情が安々と崩せるとは思わぬ事です!」
ハリスが鼓舞するように声を出す。
「……その通り、真なる自然の脅威には及ぶべくもない。防ぐ事も、斬り伏せる事もできる筈だな」
フェイサルはハリスの声に応えた。
「手負いのこいつからだな。――ふんッ!!」
ゴブリアは威力の上がった《闘気槌》を《チャージング》で勢いよく近づいたのち放つ。ゴブリアの得物は魔法攻撃に特化しており、魔法が効くこのクリーパー達にはかなりのダメージを与える事が出来た。そして、ロゼットが担当していた1体の撃破に成功した。
「では、拙僧が流血を治しましょう」
ナジャーが杖を振るい《サルベーション》でロゼットの流血は消えていった。
「助かったわ」
「いえいえ、これしきの事が出来なくては神徒にはなれませぬ」
ナジャーの目指す所はあくまでも神徒のようだ。
「お前ら、もう少し集まれるだろう?」
ベルクはさらに誘導するように攻撃を与え、よりクリーパー同士を密接させていく。あえて囮を引き受けつつ、周囲のクリーパーが段々と中央に集まるよう工夫を凝らした機動だ。
「これはどうだッ」
セリオスの《インベイシブアロー》の一撃が1体のクリーパーに当たる。エーテルが身体を蝕んでいく。
「ここは貴方たちの世界ではないわ。元いた世界に帰りなさい!」
ロゼットの《エーテルブロー3》は、身体を蝕まれたクリーパー達には良く効いたようで、1体がガラガラと音を立てて崩れるように消えた。
「よし、残り8体ね!」
状態異常にかかり易いと踏んだレイは二本の爪で範囲攻撃を受けていたクリーパーに《猛毒の刃》を撒き散らす。猛毒を与えた個体がふらつき、ニヤリと笑みを見せたレイ。
「おっと、効いてきたかのう。……わしが通りの悪い攻撃を繰り返すだけのはずなかろう? ちゃーんと、置き土産しとるわい」
皆が与えた置き土産が効いたようだ。範囲攻撃を喰らい弱っていたクリーパーが1体、2体と崩れていく。残り6体だ。そして分が悪いと見たのかは定かではないが、6体それぞれが離れ始める。ハリスは《薙ぎ払い3》で中央の1体を主に対処した。
「熱を込めていない今がチャンスです!」
「了解、じゃあそいつから倒させてもらうとするよ」
シグルドが中央の1体を突いて削る。やはり噴石巻き添えの影響もあってか、ダメージは既に溜まっていたようだ。火山の身体にヒビが入る。
「ふむ、こちらが優勢と見ていいか」
ロゼットに《輝刃2》をかけるフェイサル。じわじわと溜まったダメージと同士討ちのおかげで、思ったより好調である。
「左に逃げた奴らを追おう」
ゴブリアは向かって左に散開したクリーパーに近づき、《闘気槌》を放った。うち1体が崩れるように消え去る。
「皆様、傷などは大丈夫でしょうか」
ナジャーが問う。ロゼットが今は一番手負いだろう。なるべく中衛に位置取り、ナジャーは《ヒーリングオーラ》で傷を癒した。
「左の奴らをおびき寄せるのが先決だ。中央に集めるぞ」
ベルクの機動力で再び、中央に誘うよう攻撃を与えていく。
「巻き添えを喰らわせるのも有効だが、やはり――これだな」
セリオスの《真ハーツベインショット》が中央へ向かい始めたクリーパーに命中する。
「そうね、その攻撃は非常に助かるわ。でも私の狙いはこっちよ、喰らいなさい!」
ロゼットの《セイントスラスト》が右に避けたクリーパーの身を砕く。
「迷う所だが、ここは右かのう」
右に居たクリーパーに二つの爪でダメージを与える。蓄積したダメージがそろそろ身体を粉砕しそうだ。
そして――中央のクリーパーだけでなく、全個体が熱を込め始めた。が、毒等の攻撃に耐えきれなくなった2体は、自然と砕けて消える。それと同時に、左右から熱がぶわっと広がった。
「熱っ……内部はこんなに高温だったのね」
すぐに散った熱だったが、それは周囲の気温を一時的かつ一瞬で2℃近くは上げただろう。幸い、風が吹いていたおかげで大事には至らなかった。
――残るは熱を込めた、中央と左にいるクリーパーのみだ。
「うおおぉ、噴石は撒き散らせません!!」
ハリスが《闘気槌3》を勢いよく当てに行った。すると、噴石放出と同時にクリーパーは砕け、上空へ飛んだ噴石は……消えた。周囲を良く見ると、先ほど噴出していた噴石も消えていた。クリーパー消滅と共に消えたのだろうか?
●後片付け
勝利は決まった。だが、噴石の落ちた場所だけはへこんだまま戻らない。作物が潰された事実は覆らないのである。
「片付けは村人がやるというてものう……傍らでまだ働いておる者がいては落ち着いて酒が飲めん。わしも手伝おう」
レイが農具を持ち、耕しを手伝い始めた。
「いえいえ、拙僧だけで行います故……」
ナジャーが遠慮するも、シグルドやゴブリア、ハリスも農具を既に持っていた。
「なーに、人手は多い方が早く片付くじゃろう。さっさと片付けて勝利の祝杯じゃい」
レイは高らかに笑う。
「幸い、岩は消えたから耕すだけで済むからな。前に残ってたのはクリーパーが死んでなかったからかもしれないし」
シグルドも耕す気は満々である。
「有難き幸せ。拙僧この御恩は忘れません」
ナジャーは頭を下げ、その後穴の空いた畑に一行は向かった。
「……しかし、クリーパーはどこから出現したんだ?」
耕しながらゴブリアが抱いた疑問に、ナジャーが答える。
「火山の方から、と聞いております」
「そっちに新しく隙間が出来たのかもしれない。警戒しておいた方が良いな」
「そうしましょう」
ナジャーは手元の紙に書き記した。
「灰が積もっていると、普通の畑とは随分と違うな……」
セリオスは独特の感触を大地から感じていた。
「火山灰の積もった土は『水はけ』が違うとは聞いた事がある」
ベルクは試しに地面を触ってみたが、それは灰と言うには硬く、石というには小さすぎる謎の感触であった。
「灰にしては硬い。結晶のようだ」
「成程、小さな溶岩の結晶か。水はけが違う原因はこれなのか?」
セリオスはこの灰を細かくなった溶岩の結晶と見た。
「結晶が降って来るなんて怖いな。火山と共に生きるのは並大抵の苦労じゃ済まないだろうなぁ……」
シグルドも結晶を見てから、この辺りの屋根を見る。雪かきならぬ火山灰かきも大変そうだ。
通常の灰とは違う物質で構成されていて、未だに火山灰は未知な部分が多いのだ。
フェイサルとハリスは農夫と共に復旧作業をしつつ、火山帯特有の農法を聞いていた。
「ありがとうございます冒険者様、おかげで捗りますよ」
「険しい環境でも人々の明日を繋ぐ糧を育む。誇るべき仕事です。しかしこの火山灰土は中々面白い性質ですね……少々持っていって構いませんか……?」
「家庭用なら多少役には立つとは思いますがね、本格的な栽培には役立ちませんよ。水はけが良すぎるもので」
だがハリスがバックパックに土を詰めるのは止めない農夫達だった。
「土地が変われば適切な農法やそれに支えられる生活も変わるか。実際に見るとよくわかる物だな。……そういえば、この村では普段怪我や病気にはどのような対応を?」
ふと気になったフェイサルだった。
「少し走れば診療所はありますが、ナジャー様は医療の心得も持っていらっしゃるので、ナジャー様に一任状態ですね」
ナジャーは、治癒に関しては何かとこの村で役だっているらしい。
「しかしシグモル神殿とやらも、ナジャー殿ほど高潔な方であれば迷うこともないと思いますが……」
ハリスは疑問を抱いていた。
「いくらかの実績が必要なのです。拙僧には、それがまだ足りないのかと」
「成程……」
別れ際に、ロゼットはナジャーの将来へ向けて祈りを捧げた。
「貴方の信仰に、神の御導きがありますように」
「ロゼット様も、益々のご活躍をお祈り致します」
芋は再び育ち始める。そしてやがて収穫を迎える時、彼らは冒険者達に感謝しながら収穫を喜ぶ事だろう――。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人
2021年11月26日 11時05分05秒 公開
相談掲示板
シーフのラオ=レイ、よろしくのう。 物防高め、抵抗低めということじゃし、わしはデバフをバラ撒こうかの。
ヒーラーの神官戦士ロゼットよ。よろしくね。 故郷シグモル火山からの依頼と聞いて参加したわ。 「熱を込める」が面倒ね。弱化させるために10匹をバラバラに 攻撃していると、敵の数が減らなくて皆の受ける全体ダメージも 積もり積もって増えてしまう、という困りものだわ。 撃破優先で動く人、「熱を込める」の妨害に動く人とかを 相談で分担しても良いかもしれないわね。 BS【流血】は回復効果の減少ね。強度1で2割、強度2だと 4割ほど下がるから、本来100回復の効果が60まで下がるわ。 NPCのナジャーがBS治療のサルベーションを持ってるけど、 以後のヒーラー参加によっては、私も治療スキルを考えるわ。
ウォーリア、シグルド・オルセンだ。よろしく頼む。 敵の数が多いし、各個撃破は時間がかかってこちらの損耗が激しくなりそうだな。まずはアタッカーが集中して一体ずつ着実に減らしていくのが良いと思う。 俺は防御寄りだし、「熱を込める」対策で動こう。
シーフのベルクだ。よろしく頼む。 では我が妨害に動こう、我はスキル構成上ダメージディーラーにはなれんからな。 ホライゾナルジャンプや疾風足で駆け回りながらフェザーステップで複数体攻撃できるからちょうどよかろう。
定員が埋まったわね。 ラオはデバフ付与、シグルドとベルクは「熱を込める」妨害ね。 私は物魔撃と魔矢で、物理攻撃以外で叩くから撃破を優先かな。 回復はNPCとフェイサルも居るから、攻撃参加できそうだし。
・・・ん、シューターのセリオスだ、よろしく頼む。 とりあえず俺もデバフつけをメインにというところか スリップダメージをつける奴を多めに持っていけるだけ持って行って攻撃集中しないやつにかけて少しでも減らした倒しやすくしておく。
顔出しが遅れて申し訳ありません。 農家の危機と聞いて馳せ参じました、宜しくお願いいたします( 私は突撃して熱を貯めている敵を殴るのが良さそうですね。 生命力だけはありますので、多少の無理は効かせられます。 ダメージ量は期待できないのであくまで周辺被害の軽減のみに終始するかと思われますが。 >農地 気にしなくていいとのことでしたができるなら復興のために隕石被害は最小限にしたい所。 そのためにも攻撃系スキルをお持ちの方は魔法攻撃を選択して頂ければ幸いです。
すまない、同じく遅くなってしまった。 ヒーラーのフェイサル・セイフだ、今回は宜しくお願いする。 しかし、土地を拓く上では岩を砕いて除くのもよくある話とは聞き及んでいたが…… ……まさか火を噴く山の如きもの、とはな。 >役割分担 現状で皆の希望は敵の弱体化と行動阻害、前衛に攻撃の柱とそれぞれ分かれているのだな。 では私は要望通り、ブルカーンと共に回復面での支援に注力しよう。 スキル構成としては範囲・単体それぞれを対象とするHP回復及び単体対象のBS解除、 それに加えて単体への防御または攻撃強化のどちらか一方、と考えている。 攻撃に専念する人数が少ないと見える故、ひとまずはロゼットの攻撃力を引き上げるのが確実か。
ウォーリアのゴブリアだ。遅くなって済まない。 ロゼット殿以外はデバフ、防御寄りの構成が多いとのこと。 某は範囲攻撃と遠距離攻撃にて少しでも早く敵の数を減らすとしよう。 攻撃属性は魔法なので、デバフを掛ける際には頭に入れておいてもらえると有難い。
分担が出そろったわね。だいたい穴は無い感じかな? 私は攻撃と撃破の行動を優先するから、フェイサルはよろしくね。 火を噴く山の如きといっても、本物の火山に及ぶはずもないわ、 あと、回復が厚ければ大丈夫と思うけど、ウォーリアで頑丈な人は NPCナジャーへの攻撃もカバーお願いできれば、ありがたいわ。 彼は依頼を受けた冒険者でもない、善意からの助っ人だしね。