【恋眼】利欲に塗れた虚栄と謀略【毒杯】

明乃そら

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シナリオID:1614

オープニング

 リーンエス王国南西部――ここは王国内でも過激な思想の貴族が幅を利かせ、専横的な領主の支配が顕著な地域だ。
 そして現在、王国中を揺るがす一大事件が、人知れず裏の世界で進行していた。

「ブルーノ殿、わざわざ足を運んでもらったのは他でもない。貴殿の扱う『商品』を早急に手配してほしい。金なら今まで以上に多く出す」
 とある屋敷の一室で、会話を交わす二人の男。
 屋敷の主と思わしき男が、何やら話を持ち掛ける。しかもその中身は物騒で、相当危険な香りのする内容だ。
 片や、話を振られたもう一人の男は、やれやれといった様子で肩を竦めて、主の男をジロリと睨む。
「……風の噂じゃ、かの教祖様が死体を必死に集めているとか。私共の商品は、大切に愛でて頂ける方にのみお譲りしてます。それを無下に壊してしまうというなら、いくら伯爵様の頼みであっても、この話は無かった事にさせてもらいますぜ」
 伯爵と呼ばれた男はいかにも傲慢そうな悪徳領主の印象だ。そしてもう一人の男――ブルーノは、髭面の粗暴な風貌で、どちらかといえばマフィアに近い類の人間に見える。
「……とは言え、こちらにも色々考えがあります。ここは一つ、商品を手配する代わりに、特別価格で死体の調達を引き受けますが……如何ですかな」
 ニヤリと口角を吊り上げ、反応を窺う髭面の男。相手の弱みに付け込むところは、流石に商売人らしく抜け目がない。
「……仕方がない、火急の用件だからな。全く、貴殿にはいつもの事ながら敵わぬよ」
 これ以上の交渉は時間の無駄だと、貴族の男は苦笑交じりに観念する。
「こちらも商売ですゆえ。とにかくこれで商談成立ですな。すぐにでも、腕利きの『解体屋』を派遣しましょう」
 取引が纏まるや否や、髭面の男はすぐに従者を呼び寄せ、耳打ちする。
「ああ、よろしく頼むよ。……今回の件、冒険者ギルドや王家までも嗅ぎ回っていると聞く。くれぐれも用心したまえ」
 貴族の男は声を抑えて、囁くように髭面の男に忠告する。
 王家も直接動くとなれば厄介だ。調査されても証拠は残さず処分して、後は何事もなかったように振る舞うだけだ。
「伯爵様とはかれこれ10年来の付き合いですからな。では今後とも、『ガストーニ商会』をご贔屓に――」

●消えた王子
 ある日突然届いたその報せに、冒険者ギルドが騒然とする。
「……かなり大変な事態だね。すぐに人手を集めなければ」
 その話を聞いたドミニク・ログナーは深刻な表情で思案しつつ、ギルドに訪れた冒険者達に声を掛ける。
「キミ達、良かったら協力してくれないかな。今は一刻を争う状況なんだ」
 ドミニクの口から語られたのは、冒険者達にとっても衝撃的な内容だった。
 話によると、リーンエス王国が誇るウィリアム王子が、襲撃を受けて現在行方不明になっているとの事らしい。
「王子の妹君であるメアリー王女の使者から、通達が来てね。そこで私としても、何か出来ないかと思っていたのだよ」
 ある事件の調査をしていた王子は、依頼の帰りに襲われてしまい、子飼いの密偵部隊も壊滅してしまったという。
 そこまで甚大な被害を齎す程とは、王子の身に一体何が起きたのか。安否も気になるところだが、彼が調査していた事件が関連している可能性は高そうだ。
 ここ最近、王国南西部で若者の失踪事件が増えている。南西部は過激な思想の貴族派貴族の領地が多く、中でも中心人物となるのが、ヴァルザード・レギンレイヴ侯爵だ。
 領主達は皆、適切に捜査を行っていると主張するが、王子の失踪との関連性が疑われる以上、王家としても手を拱いて見ているわけにはいかなくなったという事だ。
「今回、キミ達にはある領主のところへ調査に向かってほしいんだ。その領地の住民からも依頼が来ていたから、丁度いい機会かと思ってね」
 目的となる場所は、ローラン伯爵が治める領地。その一画にある歓楽街で、青年や子供達が夜な夜な消息を絶っている。
 青年の方は言うに及ばずだが、いなくなった子供の多くは身寄りがなく、日銭を稼ぐ為に夜遅くまで働いていたらしい。
 街自体も治安がいいとはいえないような区域の為、伯爵側も本気で捜査する気はなさそうだ。
「だからまずは伯爵と面会して了承を得た上で、街へ調査に行くのが良いだろうね」
 調査によって、事件に関与している証拠を掴めば、ウィリアム王子の行方不明の件とも繋がりが見えてくるだろう。
「あの地域における領主達のやり方には、私も色々と思うところがあるからね。可能な限り手伝わせてもらうよ」
 民を苦しめるような専横的な彼らの行為は、同じ王国貴族の者として、到底許せるものではない。
 悪しき貴族に対する静かな怒りを胸に秘め、ドミニクは冒険者達と共に調査に同行するのであった。

●歓楽街は眠らない
 更け行く夜の歓楽街は、時間が経てども静まる事なく、人々の喧騒がいつまでも続く。
「メルちゃん。今日はそろそろいいから、家に帰んな。ママも病気で大変なんだろ?」
「ありがとう、おじさん。でも、治療費を稼がないといけないから、もう少しだけ頑張るねっ」
 酒場の中から、そんな会話が聞こえてくる。
 一人は中年の酒場のマスターで、もう一人は12、3歳くらいの女の子だ。
 幼い子供が夜の酒場で働くのは、様々な事情があるのだろう。だが最近は物騒な事件が頻発している。
 酒場のマスターは女の子の事を心配し、賃金は少し多めに出してあげるからと、彼女を早めに切り上げさせる。

「……やれやれ。それにしても、何が起きているっていうんだろうな。あの子も巻き込まれなけりゃいいんだが」
 女の子が危険な目に遭わないよう、身を案じるマスター。
 いざとなったら自警団に頼れと伝えておいたが……どうにも気になって落ち着かない。

 ――その頃。

「ここが例の街ってわけやな。『餌』が仰山おりそうやん。っと、今回は死体を持って帰らなアカンのやな」
 歓楽街の入り口で、獲物を物色するかのような目付きで様子を窺う、一人の女性。
 ツインテールの赤い髪が特徴的な彼女は、通りをふらふら彷徨いながら、今後の予定を考える。
「まずは……ちょいと同業者をシメて、ウチの言う事を聞いてもらうか。誰かに先を越されるよりも、そっちの方が効率的でええモンな」
 ニタリと笑う女性の口元からは、鋭く尖った歯が覗いていた。

解説

●目的  子供失踪事件の調査並びに、何らかの手掛かりを掴む事。 ●舞台について  王国南西部にある、ローラン伯爵領。  同領地内における歓楽街にて、青年や子供達が消息を絶つ事件が多発しています。  皆様は街の代表者から依頼を受ける形で、事件の調査を行います。  歓楽街の治安は決していいとは言えませんが、不良グループが自警団を結成して治安を守っていたりします。  前半は伯爵邸に赴き、伯爵との面会や聞き込み。  後半は夜の歓楽街での情報収集が主になります。 ●NPCについて 『イヴァン・ローラン伯爵』  南西部の一部を治める領主。ヴァルザード侯爵とは利害の一致で、寄り子の一人となっている。  一連の事件については黙認しているが、出来れば手柄を独り占めしたいと思っている。 『ブルーノ・ガストーニ』  貿易商を営むヒューマンの富豪。王国貴族とも取引しているが、裏では黒い噂が絶えないらしい。  現在は伯爵邸に滞在中。 『酒場のマスター』  街の組合会長で、今回の事件の依頼をギルドに持ち掛けた代表の一人。  良識的な価値観を持ち、伯爵の一連の対応には憤りを感じている。 『メル』  酒場で働く女の子。母親が病気を患い、治療費を稼ぐ為に頑張っている。 『???』  伯爵との交渉によって派遣された『解体屋』と思わしき女性。  失踪事件に関与してくる可能性も?

マスターより

お世話になっております、明乃です。 今回、皆様には王国で発生している失踪事件の調査に当たって頂きます。 依頼にはドミニクも同行しますので、ご用件などありましたら気軽にお声掛け下さいませ。 また、当シナリオは個人連作【毒杯】シリーズとも関連しています。 こちらはサイドストーリー的な感じになりますが。 特に過去作を読まなくても問題ありませんが、ご興味がございましたら一読して頂けると嬉しく思います。 それでは、皆様のプレイングをお待ちしております。

リプレイ

●伯爵との面会
 王国南西部で発生している失踪事件。冒険者達は依頼を受けた歓楽街の調査に向かうと同時に、町を治めるローラン伯爵から許可を貰うべく、伯爵邸に赴いた。
「一部貴族が徒党を組んで、悪事に加担している線も否めない。王子襲撃とそれに纏わる失踪事件……この二つを結びつける確たる証拠を見つけないとな」
 頭蓋を被り、ローブに全身を包んだリザードマンの女性、ルチル・プルメリア・グレイハーツは事件を整理しながら推測する。この地域で起きている出来事は、全て一つに繋がるではないかと――。
「王子と屍人騒ぎ、同時期に連続行方不明、ねえ……」
 赤い狐の半獣人、エルシー・サリバンも今回の事件に不自然さを感じ、調査で共通点を見出そうと思案する。
 冒険者達は使用人に取り次ぎ、伯爵との面会の機会を得る。そして促されながら、伯爵の待つ居間へ向かう。
 移動の途中、ルチルは栗鼠のラトをこっそり放って、知覚を共有させて屋敷の捜索を試みる。
 やがて案内された部屋に着き、中に入ると、椅子に腰掛ける二人の男性の姿が視界に入る。
「ようこそ、冒険者諸君。私がこの地を治める、領主のローランだ」
 貴族らしい煌びやかな衣装を纏った男性。顔から滲む傲慢そうな雰囲気は、絵に描いたような悪徳領主そのものだ。
 それともう一人、精悍な体躯の髭面の男。醸し出す剣呑な空気から、只者ではないと窺い知れる。
「私はブルーノ・ガストーニ。貿易商を営んでおりましてな。本日は所用でお邪魔しております」
 男の名前を耳にした途端、リコリス・アデュラリアとネーヴェ・グラヌローザの表情が険しくなる。
 その名は、収穫祭での事件において、双子の片割れが漏らした名前と同じだから。また、子供が失踪する事件内容も共通しており、何らかの関連性を疑いながら、二人は髭面の男(ブルーノ)の言動を注視する。
「この度は時間を割いて頂き、感謝します。今回の失踪事件につきまして、是非とも調査を了承して頂きたく伺いました」
 ドミニク・ログナーが礼儀正しく一礼し、挨拶に続いて用件を述べる。
「貴殿はログナー子爵の子息と言ったか。依頼を受けたのは歓楽街であったな。あそこは治安も良くなく、普段から物騒な事件があるそうだ。今度も多分、その類ではないのかね」
 伯爵はドミニクからの話を聞くと、怪訝そうな様子で溜め息を吐く。
 彼の理屈では、そうした事件は歓楽街の日常であり、調べる程ではないとの事だ。
(「南西部の御貴族様は、相も変わらず〝誇り高くて〟いらっしゃる」)
 そんな伯爵の態度を、禊萩は心の中で冷笑し、やり取りを傍観しながら楽しんでいた。
 どうも一筋縄ではいかないか。ジュスト・ヴェルジーは伯爵の意見も汲み取りながら、今一度、調査の許可を申し出る。
「こちらとしても、事情は存じております。ただ、礼儀を弁えぬ者がローラン卿の土地で勝手な真似をするのは、心苦しく思います。取るに足らない『些事』でお手を煩わせるつもりはありません。ローラン卿の為、微力ながらお力添えをさせて頂けませんか?」
 伯爵の思想を否定せず、面子を立てる形で、あくまで伯爵の為に行うのだと主張する。
「ヴェルジー伯爵家の者か。貴殿の考えは、学園の薫陶に拠るものかね」
「学園は貴族の為の人材育成の機関。卿の為、尽力するのは当然の務めで御座います」
 ジュストはパンクリアース学園の学生として、王族の為でも、民の為でもなく、力を貸すのは貴族の為だと、強く説く。
「そうまで言うなら認めよう。但し、用事は手っ取り早く済ませてくれ」
 最終的にはジュストが押し切る形で、伯爵から調査の許可が下りるのだった。

「そちらの貿易商の方にもお伺いしたいのですが、宜しいでしょうか」
 リコリスが訊ねると、ブルーノは嫌な顔一つせず、綺麗な女性からのご指名なら大歓迎だと快く応じる。
「では……率直に聞きますが、この近辺で人身売買に関わっていそうな商人に心当たりはありますか」
 問い掛けを口にした直後、部屋中に緊張が走る。
 そして一瞬の沈黙の後、ブルーノが豪快に笑って、リコリスの顔を真っ直ぐ見据える。
「要するに、私が伯爵と共謀して住民を攫っている、と言いたいわけですかな。まあ、疑われるのも仕方ないですなあ」
 ブルーノはやれやれと頭を掻きつつ、冒険者達をジロリと睨む。
「その件に関しちゃ、否定も肯定もしませんぜ。オタクらがどう解決するのか、お手並み拝見させてもらいましょう」
 揺さぶりを掛けるリコリスの思惑にも、ブルーノは動じる事なく、むしろ冒険者達を試すような口振りだ。
「……ところで、ローラン卿とはいつ頃から取引を?」
 ジュストがふと気になったのか、二人の繋がりを詮索する。
「約10年前、伯爵様は奥様を不慮の事故で亡くされましてな。当時、商人として駆け出しだった私は、伯爵様と偶々知り合い、哀しみを癒す為の特別な品を提供しました。以来、懇意に商売をさせてもらっているわけです」
 長年の付き合いがある事は、即ち、二人の繋がりの深さを裏付ける。
 伯爵達への質問の間、ルチルとネーヴェは僅かな感情の機微をも見落とすまいと、洞察力を働かせて観察していた。
 結果としては、伯爵の方は表情や仕草などから、隠し事を匂わせる部分が感じられた。片やブルーノは、落ち着き払った様子で全く変化を見せなかった。
 話を一通り終えた後、一行は伯爵邸を離れて歓楽街に向かおうとする。席を立つ冒険者達を、ブルーノが一旦呼び止め、忠告する。
「最近は野良吸血鬼が増えているとか。夜の街を出歩く時は、ご注意を――」

●深まる疑惑
 一行が足を運んだ場所は、伯爵領の歓楽街。その一画にある酒場のマスターと対面し、依頼内容を確認する。
「わざわざ私達に依頼したのは、領主が当てにならないからですね」
 ネーヴェの質問に、マスターは大きく頷き、声を荒げる。
「そうさ。少なくとも町の者達は、伯爵を良く思ってない。何せヤツはな、自分の妻すら殺してるんだ」
 いきなり、物騒な発言をするマスター。話を聞けば、伯爵夫人は民にも理解を示し、心が深い人だったらしい。だが伯爵は彼女を疎ましく思い、事故を装い、消したと専らの噂だ。しかも夫人と親密だった妾に罪を被せて、追放したとか。
「だから心証は最悪と。ところで、町に詳しくて協力してくれそうな人っていない?」
 事件を調べるからには、土地勘のある人に頼りたい。エルシーが訊ねると、マスターは自警団をしている不良グループを紹介する。
「俺からの頼みと言えば、アイツらも協力するだろう。メル、代わりに案内してくれるか」
 マスターに呼ばれて、店の準備を手伝っていた少女が、元気よく返事しながら駆け寄ってくる。
「それじゃおねーちゃんたち、メルが一緒に行ってあげるね」
 酒場で働く少女――メルは早速、冒険者達を自警団のアジトへ連れて行く。
「わたくしは別口で聞き込みしますわ。こういう街は慣れてますから」
 高級娼館で育った禊萩にとって、歓楽街は勝手知ったる場所である。
 禊萩は目立たぬようにとフードを被り、単独で調査に出掛けるのであった。

「おっさんの頼みならしゃーねーな。迷惑かけんじゃねーぞ」
 冒険者達の要請に、自警団のリーダーは粋がりながら了解するが、メルから素直じゃないんだからと見透かされ、思わずムッとしてしまう。
「ええと……まず、今まで失踪した人達の特徴を教えてくれるかな?」
 少しでも手掛かりを得ようとエルシーが問えば、自警団の面々は知る限りの特徴を教えてくれる。
「青年の方はともかくとして、夜でも働かざるを得ない子供達……」
 ネーヴェは該当する子供の特徴を考えながら、メルの方へと視線を移す。
「狙われる危険性は高そうですね。でしたら……彼女の帰り道を護衛するのはどうでしょう」
 リコリスがメルを見ながら、提案する。もしもの時は、その必要もありそうだ。
「ちなみに犯人を捕らえたら、多少は手荒な真似をしても問題ないな?」
 相手は子供への手出しを厭わぬ外法者。なら相応の報いを受けるのは当然と、ルチルが念の為にと確認すれば。
「ああ。俺達の町を荒らす奴等は、絶対許せねぇからな」
 義憤に燃える外れ者こそ、非道な悪党を最も嫌う。
 冒険者達の目の届かない場所は、自警団が警備に当たってくれる。彼らの全面協力もあって、作戦の流れが決定した。
「話は纏まったみたいだね。俺は適当に人気のない場所をぶらついてるよ、囮も兼ねてね」
 青年役の方はジュストが担う。相手に鴨だと思われ、接触してくればそれに越した事はない。
 それから冒険者達は日が暮れるまで巡回し、経路の把握に努めるのだった。

 ――大通りから脇道に逸れた裏通り。そこから更に奥の奥。
 表の道から離れる程に、粗悪となるのは花街の常。
 治安の届かぬ空間に、屯(たむろ)するのは癖のありそうな連中ばかり。
 無償で応えてくれそうな、優しくて、純朴で、義気に溢れた御仁など、この澱んだ世界には程遠い。
 禊萩も同じ世界で育ったからこそ、対処の仕方を知っている。
「一つ、お仕事を頼みたいのですけれど」
 色香を帯びた艶やかな声で、道行く男に呼び掛ける。
 裏の住人しか知らない、裏の道。禊萩の狙いは、そんな彼らの情報網。
 明日を生きるも必死の路地裏の住人に、差し出す対価は、小さな宝石。
 小粒ながらも、彼らにとっては大金だ。男は満足しながら知っている事を全て喋ると、足早にその場を立ち去った。

●迫り来る刺客
 酒場に合流した一行は、それぞれが集めた情報を交換し、今後の方針を再確認する。
 ジュストの方には、エルシーの栗鼠とルチルが見張りに着く。
 そして残りの四人でメルを見守りながら、誘拐犯を警戒する。
「私の方では、特に印象が強かったのは『派手な赤い髪の女性』と仰っていましたわ。声を掛けようとしたら、霧みたいに消えてしまったとか」
 禊萩が路地裏の住人から聞いた話。忽然と人が消えるなど、亡霊でなかったとするならば――。
「後は、屋敷を出てから盗み聞きした二人の会話……あの内容が本当なら、尚更奴等を締め上げないとな」
 冒険者達が伯爵邸を離れた後、ルチルはリトを介して密かに話の続きを聞いていた。
 伯爵が口を滑らし、語った、恐るべき陰謀を食い止める為にも。この事件を必ず解決しなければならないと、一行は心に強く誓うのだった。

 ――いつしか外は暗くなり、酒場の中には客が一人、二人とやってくる。
 賑わいを見せる歓楽街、夜の盛り場はこの時間からが本番だ。
「さて……それじゃ、ぼちぼち動くとしようか」
「うん。私達はもう少し様子を見てから、メルちゃんを送っていくね」
 ジュストが先に向かう事を伝えると、エルシーは店に出入りする客を調べてから行くと返事する。
 外に出ていく二人を見送り、四人は店に来る客を暫く観察していると――。
 入ってきたのは、如何にも目立つ、ツインテールの真っ赤な髪の女性。
 酒を飲み、店内を見渡す仕草を見せる。まるで獲物を物色するかのように。
 果たして彼女が失踪事件の犯人なのか。そう考えていると、女性は酒を飲み終え、店を出る。
「……追跡しましょう」
 リコリスの言葉に頷く一同。メルはマスターにお願いして店で匿ってもらい、急いで女性の後を追うのであった。

「確かに、こちらの道に入った筈なのですが」
 禊萩が女性の影を探して路地裏に行く。昼間も調べた裏通り、見失うわけはないのだが……。
「アンタらかい、ウチを尾けてたのは」
 突然、背後から聞こえる声。慌てて後ろを振り向くと、そこには赤い髪の女性が立っていた。
「えっ!? いつの間に!?」
 エルシーは驚きつつも、反射的に武器を取り出し、身構える。
「子供を攫っていたのは貴女ですね。他の仲間はいないのですか」
 ネーヴェも臨戦態勢に入りつつ、女性の素性を確かめる。
「運び屋共なら殺したで。人の言う事聞かへんからな。それと、ウチはまだガキに手出しはしてへんよ」
 などとサラリと言うものの、これから襲うつもりだったのは間違いない。
「なら、手遅れにならない内に捕らえるだけです」
 抑揚のない、冷たい口調で挑発するリコリス。対する赤髪の女性は不敵に笑い、望むところだと戦いを挑む。
「ガキだけやなく、冒険者の始末も頼まれとるんでな。ウチは『解体屋』のジギィ――アンタらの身体、コイツでバラバラに刻んだるわ!!」
 何もない空間から、女性の手元に武器が出現する。その形状は、ギザギザ刃の異質な剣。
「やはりこうなりますわね。詳細は後で存分に吐いてもらいますわよ」
 眼光鋭く、禊萩の赤い瞳が解体屋(ジギィ)を捉え、双方互いに睨み合う。
 周囲に人の気配はない、ならば速攻で――禊萩が仕掛けようとする、だが先に動いたのは、ジギィの方だ。
 歪な剣を力任せに振り下ろし、禊萩目掛けて叩き込む。禊萩は咄嗟の反応力で身を躱し、斬撃を紙一重の差で回避する。
「させないよ!」
 お返しとばかりに、エルシーが身の丈以上の大きな弓の弦を引き、狙いを定めて矢を放つ。
 更にリコリスとネーヴェも魔法を駆使して、反撃する。
 一進一退の攻防を繰り広げる中、足音と共に新たな二つの影が接近してくる。
「待たせたね、助太刀するよ」
 駆け付けたのはジュストとルチルだ。二人は反対側の道を塞ぐようにして、加勢に入る。
「もう逃げ場はないよ、大人しく観念しな」
 挟み撃ちをする形で、敵を追い詰める冒険者達。しかし次の瞬間、予期せぬ展開が発生する――。

「おっと、取り込み中だったかい」
 路地裏に響く男の声。人が紛れてしまったか、焦って声の主をよく見ると――。
「貴方は……ブルーノ!? どうしてここに!?」
 男の姿に驚愕する禊萩。暗がりから覗く大柄な影、伯爵といた貿易商が何故か目の前に現れたのだ。
「そりゃあもちろん、夜遊びさ。何ならネェちゃん達が相手してくれてもいいんだぜ」
 彼が来た理由はどうであれ、冒険者達は戦闘態勢を解かず、警戒を続ける。
「そう怖い顔するな、俺はこれ以上伯爵に手を貸す予定はねぇ。王家に喧嘩を売る気の侯爵にもな」
 盗み聞きされた事に気付いていたのか。だとしたら、この男は相当厄介な曲者だ。
「……もしや貴方も、授恵者ですか」
 他者を圧する気迫は常人ならざる者の証だと、ネーヴェが直感的に察知する。
 ブルーノは何も答えず、口角を吊り上げ、指をパチンと鳴らして引き下がる。
 一方、解体屋の方は、全身が霞んで霧と化し、包囲をすり抜け、闇夜の中に消え去った。
「彼女は吸血鬼でしたか。ともあれ、事件が伯爵の仕業なのは確実ですね」
 敵の脅威がなくなって、リコリスは冷静に状況を分析しながら、次に打つ手を模索する。

 捕縛するには至らずとも相手を退け、被害を未然に防ぐ事には成功した。
 これで事件の証拠は十分揃った。残すは伯爵当人に問い質すだけだ。
 過激派貴族が企む計画、その全容を――。

マスターコメント

まずはお疲れ様です。 皆様が尽力されたおかげで、事件は無事に解決しました。 伯爵やブルーノ氏への対応や、各自の調査の仕方、自警団への協力要請など。 何れも上手く回って、見事成功に導くことができたのだと思います。 伯爵との決着は次回となりますが、ご縁がありましたらそちらもよろしくお願いします。 この度はご参加下さいまして、ありがとうございました。
ショートシナリオ

ショートシナリオ普通 報酬:標準6 / 4〜6人

2021年11月26日 01時01分29秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. エルシー・サリバン

    シューターのエルシー・サリバンだよ。ヨロシク。 ごめんよ、読み落しが有ったので書き直させて貰うね。 前半は伯爵邸、後半は夜の歓楽街、との事なので 可能なら伯爵の伝、又は聞き込みしながら酒場のマスターの伝で 《不良グループの自警団》にコンタクトを取ろうと思うの。 行方不明になった子達に共通性があるかや 見慣れない人が居たかとか、彼らの方が詳しそうだから 次のターゲットになりそうな子を絞れたら、護衛しようと思う。 共通性が無い場合はどうするかや、他の視点で探せないかは追々考えていくね。

  2. エルシー・サリバン

    そう言えば…、自分が何をするつもりかだけで、 何について確認するかや、手分をするかとか…何も話してないよ、ごめんね。 どのNPCに行くかとか手分けするなら合せるね。

  3. リコリス・アデュラリア

    キャスターのリコリス・アデュラリアと申します。 ……よろしくお願いします。 確かに、行方不明になった者達の共通点は気になりますね。 その点については、伯爵にも訊ねてみるのも良いでしょうか。 伯爵自身は把握していなくても家臣なら把握している可能性もありますし。 不良グループの自警団に関しては 伯爵よりも酒場のマスターを頼った方が可能性は高いかもしれませんね。 そして別行動を取るのであれば有事の際の合図や 定期連絡や情報交換の場を決めておく必要があるでしょうか。 ……そういえば、伯爵邸には先日吸血鬼の少年が漏らした男と同名の者が居る様子。 別人の可能性はありますが、怪しまれない範囲で調べてみるのも手ですか。 前回の事件も子供が消えていたというのもあり 今回の事件との共通点が気になりますので。

  4. ジュスト・V・ケレス

    キャスターのジュストだ、よろしくね。 行方不明になった子達の多くは身寄りのない子が多い、要はいなくなっても騒ぎになり辛い子達だね。 発生地域も歓楽街に集中していて、だからこそ伯爵は積極的な調査をするつもりはないというスタンスのようだけど。 何らかの後ろ暗い事情を抱えている証拠まではいかなくとも、件の貿易商の情報位は面会時に得たいなと考えているよ。 ただ警戒されているだろうし、少し向こうよりの演技をして探りをいれるつもりだ。 その際少し聞き苦しい内容を口にするかもしれないけど、ご容赦願うよ。 失踪した子達の外見的な特徴とか、そういう共通項は自警団に聞いた方が良さそうだね。彼らと顔を繋ぐ場合は確かに酒場のマスターに頼った方が確実かと。 俺は伯爵とは交渉しやすいけれど、歓楽街の人達には反感を抱かれやすいかもしれないから前半の方に重きを置くかな。 もし伯爵とは顔を合わせるつもりはないという人がいれば、協力者のマスターがいる酒場で落ち合って情報を提供するでも良いし、使役しているペットや街中ですれ違いざまにメモを渡す等の方法でも良いよ。

  5. ドミニク・ログナー

    ヒーラーのドミニク・ログナーだよ。今回は集まってくれてありがとう。 色んな意味で一筋縄ではいかない相手になると思うけど、どうか頑張ってね。 それともし必要な事があったら手伝わせてもらうから、そちらの方もよろしく頼むよ。

  6. 禊萩

    ご機嫌よう。 王都の禊萩、参じましたわ。どうぞお見知り置きくださいまし。 ギルドのお仕事は随分と久しぶりなもので、足枷となったらごめんなさいね。お役に立てるとよいのだけれど。 伯爵邸では如何しましょう。 了承を頂くだけでもよいのですけれども、何かご存知ないかしら。 なにやら、ひた隠しにされそうだわ。 ヴェルジー様の案は、わたくしは構いませんよ。彼方側に寄った方が、伯爵のお口も緩くなりましょうね。 一先ず、此方はもう少し考えてみますわ。 そうですねえ、歓楽街での失踪事件は、現地の方が一等お詳しいのでしょうね。 自警団の子らは街の隅々知っておいでの筈ですから、情報収集に訪ねてみるのは、よいことだと思いますわ。 彼等はサリバン様や他の冒険者様方にお任せしまして、私は別の住人にあたってみますわね。 一時集合する際、場所は、そうね、酒場でよろしいかと思うの。マスターもよいかたのようですので。 でも、そうねえ、周囲に他のお客さまがおいでなのも、気掛かりといえば気掛かりねえ。 そうだわ、ひとつお伺いしてもよろしいかしら。 情報共有は、最近は何が主流なのでしょう。 前はテレパスや、シューターのペットさんにお願いしていた方もいらした覚えがあるのだけれど。

  7. ネーヴェ・グラヌローザ

    ご挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。 ヒーラーのネーヴェ・グラヌローザと申します。どうぞ宜しくお願い致します。 伯爵邸に関してはジュスト様と禊萩様の仰る通り、ある程度引き出しておきたいところにございますね。 私は洞察LV5を所持しておりますので、ジュスト様の近くで伯爵の様子を伺いながら、話の真偽を探ることが出来ないかと考えております。 私自身はどのように伯爵へお話を伺うか、がまだ思いついておりませんもので、最悪様子を見るだけになってしまうかもしれませんが……それでも多少はお力添え出来るかと。 自警団の方を尋ねるのは宜しゅう御座いますね。後は子供同士で噂話になっていたりしないでしょうか。 個人的にメル様のことが気掛かりで、彼女を通して話を聞いてみたいですわ。必要そうなら護衛も致しましょう。 一時集合場所は酒場で承知致しました。 情報共有の方法は今もテレパスやペットを利用したり、後はメモを渡したりなどでしょうか。 テレパスでしたら用意出来ますわ。

  8. エルシー・サリバン

    (ゴメン、また勘違い…、誤解させそうなので投稿し直すね。) 皆に色々とアイデアを頂いたよ、ありがとうだよ。 不良グループの自警団はマスター(後半の情報収集)に確認するね。 一時集合の場は、私も『酒場』が良いと思う。 人が多く出入りしても不自然じゃないし、代表でお願いしてくれる方は居るかな? 緊急連絡は、音を立てても良いなら笛(楽器)、または空に魔矢や炸光矢と言った 光るスキルを打ち上げて招集を掛けるのは聞いた事があるよ。 静かにならテレパス(持てるよ)、ペットでの伝言(メモ) スキルの枠や、持てる汎用の関係もあるのでここは皆で相談して決めたいな。 それと、今回は複数の誘拐組織が関わってそうなので、得た情報は上手に分別したいね。

  9. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    情報屋のルチルだ。よろしく。 前半はローラン伯爵との面会とあるが、ここでガストーニにも接触か、せめて捕捉ぐらいはしておきたいね。 PL情報ではあるが『解体屋』と思わしき人物に襲撃された裏稼業の人間もいそうだね。失踪事件に関わっているなら、それ絡みで脅されたり利用されたりもありそうだ。 という訳で交渉、洞察辺りのセットを考えているが、伯爵邸では非ヒューマン故交渉には立ち場が悪そうでね。 交渉を持って行って構わないなら、集合場所として手配してもらえるようにマスターと交渉してみるが。 >情報共有 まあ今回は町内での捜査だから、言葉を使わない共有手段ならテレパスかペットにメモを結び付ける辺りだね。 どちらも対応可能だが、交渉・洞察セットしていくならアタイの使える連絡手段はペットだけになりそうかね。

  10. エルシー・サリバン

    ガストーニは伯爵にお願いすれば会わせて貰えそうだね。 例えば…「人身売買の可能性もあるので貿易に詳しい方をご紹介いただけませんか?」だとストレートすぎかな…? 何を質問するかが浮かばないから、聞き込みって意味では役立てそうにないけど 一応、切っ掛け案として出すね。 今回は洞察が大活躍しそうなのと テレパスは半数位が持てたら有効利用できる思うので…私も持てるよーと宣言と共に ルチルさんがマスターと交渉してくれるなら、有難くお願いしたいな。 汎用は皆の都合と合わせて別のを持っても良いし、その時は何でも生かすよ! (あれ、何を話したいか判らなくなってきたよ…)

  11. リコリス・アデュラリア

    そうですね、エルシーの言うようにガストーニは伯爵に紹介して貰うのが理想的でしょうか。 前回の事件の事も引き合いに出し、参考の為に顔見知りの商人の話を聞きたいと頼んでみますか。 丁度此処に滞在している者が居ると小耳に挟んだと付け加えれば 恐らく面会は出来るのではないかと。 合流場所に酒場を使うのに異論はありません。ルチルが交渉してくれるのであれば有難く。 私は歓楽街でも情報を集めてみますが、場所的に女の単独行動は面倒がありそうですね。 無論、一般人相手に後れをとる事はないでしょうが目立つ事は避けたいですし。 そうなると先ずは自警団との協力を取り付け 共に行動出来るようにした方が良いかもしれませんね。 それと戦闘になった際は、可能であれば敵対存在は捕縛。 難しければ護衛対象(恐らくメルや他の一般人)の身の安全確保を優先し 敵対存在は撃退に留める、という認識で良かったでしょうか。

  12. ジュスト・V・ケレス

    人身売買が自領で行われていることを伯爵は認めたくないだろうし、それに関わっているであろう商人との関与も隠そうとするか誤魔化すなりはしそうだね。 ガストーニが伯爵邸に滞在中なのがPL情報だとしても、使用人などの動きから他に来客中なのは察することが出来そうだし、そのあたりからガストーニの名前なり商人が滞在している情報を引き出して、そこから伯爵との会話の中で御用達の商人ですか? このあたりの流通などに詳しい方ならお話を伺いたいのですが、みたいな流れで面会を求めることは出来るか試してみようかな。 ああ、人身売買って単語は伏せておこうと考えているよ。 自領でそのようなことが行われているなんて噂でも不名誉極まりないことだからね、統治がなってないってことを暗に正面から突き付ければご機嫌を損ねかねないし。 ……まぁ、伯爵やガストーニからしたら歓楽街で働く者やそのあたりの子どもは「人」として見做してないと思うし、そこで誰が何人消えようと自分の責ではないって認識な気がするからね。

  13. エルシー・サリバン

    了解、私はガスト―二の件と人身売買は一切触れず 一緒にお話を聞く事と、観察する事に止めるね。 今考えてる行動だと不良グループ関連と歓楽街での動きで手一杯になりそう。 『可能であれば敵対存在は捕縛。 難しければ護衛対象(恐らくメルや他の一般人)の身の安全確保を優先』 私も同じ認識でいるよ。 明日の昼に出発なので汎用は決めた方が良いよね。 考えたのだけど、失踪した子の条件に自分が当てはまりそうなら 武器をマジポケに収納して囮も兼ねつつ『メル』さんの護衛をしようと思う。 実行するなら皆にお知らせするね。 なのでマジポケと、もう一つは超聴覚(テレパスを持つ方が居ればテレパスに変更出来るよ) 緊急連絡はリスを使うね。

  14. ネーヴェ・グラヌローザ

    私は先にもお話しした通り、伯爵邸ではお話を伺いつつ洞察で様子を観察しておりますね。 歓楽街ではメル様を通して同じ年頃の子供達から情報収集を行うつもりです。 汎用は洞察と話術を予定しております。テレパスを持って行く方が他にもいらっしゃれば、話術からテレパスへ変更予定です。

  15. 禊萩

    >伝達手段 まあ!そうでしたの。勉強になりましたわ。 教えてくださって、皆様ありがとうございますね。 私テレパス等は使えませんで、他の方に頼ることになりましょうね。どうかお世話になりますわ。 伯爵邸では、一応目は光らせておきますけれど、伯爵さまご本人での情報収集は、お任せする形になりそうです。 歓楽街では住民にあたります。集合地は酒場にて、承知しましたわ。 汎用は、ひとつは読唇術の予定です。 もうひとつは検討中なのですけれど…おそらくは、超視覚になるかしら。あるいは話術のいずれかですわ。

  16. ジュスト・V・ケレス

    エルシー嬢は話を合わせてくれてありがとう。 洞察は持っていけそうにないから、反応を観察してくれたり、自警団と交渉してくれるのは凄く有難いよ。 俺も今回は交渉と話術あたりでいこうかなと思うのでテレパス持参は難しいかな。 情報交換は酒場で落ち合う他はシューターの方々が走らせてくれるリスさんを頼りにさせて貰うね。 夜、もし皆と離れて行動している時に敵性存在の遭遇した場合や、子どもが危ない現場などを発見時は笛を鳴らすなどして場所を報せてられたらと思うよ。 方針としては敵性存在は可能であれば捕縛で依存なし。 難しければ撃退して、一時的にでも市民の安全確保かな。その場合相手の特徴や持ち物なんかだけでも入手出来れば良いね。

  17. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    出発まで後僅かの発言になるが、行動予定は変える必要はなさそうだね。 伯爵邸での交渉はジュストメインになるようにすると思うが、酒場での交渉の方は任せて欲しい。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0