【呪輪】また歩き出すべく手を貸そう
菊華 伴
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シナリオID:1490
オープニング
「沢山の授恵者さまがきているな」
咳をしながら、小柄なエルフがそういった。それに頷いたのは、細身のエルフだった。
「『メドゥの指先』という輩がこの大森林に災厄を齎したかと思えば、思わぬ恵みも齎したものだ」
「ユアンを里に残らせられないかとも思ったが……、これなら、誰か1人ないし2人でも授恵者さまをこの里に残らせられないだろうか」
小柄なエルフがそういうも、眠そうな顔のエルフが考えながら口を開く。
「さり気無く、勧誘していこう。こちらも被害を受けているし、助けて欲しいと言えばユアンの両親のように暮らしてくれるだろう」
3人のエルフは、集まった者達と共に『授恵者をいかにしてここに残すか』を話し合い始めた。
それを聞いてしまったのは、里帰り中のユアン・イェーガーである。彼女は少し離れた場所で深いため息を付いた。
(やっぱり、変わっていなかった……。だから、私は、この里に戻りたくなかったんですよ……)
彼女は深いため息を付いて里長代理の元へ向かうのだった。
●ムーセル里を復興したい
「重ねてお願いがあります。我々と一緒に、ムーセルの復興を手伝っていただけませんでしょうか?」
集まった冒険者にそう言ったのは、青い眼をしたエルフ。エルタニン里の里長代理、コトヌシである。
彼は、早速ですが……と、依頼内容を説明し始めた。
1つ目は、ムーセル里の民家の修繕。
ムーセル里にある民家の中には壊れている物もあるという。生き残った人々も多くがまだ無理をさせないほうがいい状態なのだそうだ。故に、エルタニンの住人で修理をしておこう、と考えたらしい。
材料はエルタニンが元々家の修繕用に集めていた木々等の材料があるため、それを使用する。だから、それらを運ぶ人も欲しいらしい。
瓦礫の処理等を手伝ってくれる人も集めているとの事。体力に自信のある者を求められているようだった。
2つ目は、ムーセル周辺の点検。
ムーセルの周りを見、もしメリデやピンジといった『フェンヌの子』が残っていたら倒してほしい、とのことだった。また、ユアンを含む数名の冒険者たちが見つけた『健康的な若木』をみつけたら、変質した土を根本から少しでも退かし、石で囲んで欲しいとも。
戦闘後、コトヌシを含むエルタニンの住人で調査を行ったところ、変質した土を5~6センチ掘ると変質前の土が出てくる場所が複数見つかったらしい。『健康的な若木』が見つかった場所は全てそうであったと。その為、少しでも若木に影響を与えないために処置したいそうだ。
3つ目は、ムーセルの住人を湯治に連れて行って欲しい、という物。
エルタニンの里から西に少し歩くと、温泉が湧くハダル里がある。そこにムーセルの住人を連れて行ってほしい、という。ようは護衛である。道の途中なにか魔物がいれば退治して欲しい、とも。
また、ハダルの里の人々は体の弱った人を回復させる術に長けているという。そこの里の人々と共に滋養のある物を作るのもよいだろう。
「この3つとなります。我々も動きますがこの里は小さい。人も足りません故にどうしても授恵者さまがたの力が必要なのです」
コトヌシは少し大げさに聞こえるような声でそういい、深々と頭を下げる。
「では、振り分けを行いたく思います。一度こちらに……」
今まで黙っていたユアンは冒険者たちを作戦会議室様に借りた部屋へと案内した。
ユアンは、冒険者たちを申し訳なさそうに見つめ「ここだけの話ですが……」と小さな声で話し始めた。
「エルタニンには今、私以外の授恵者がいません。……正直なことを言うと、今まで授恵者を外から招き入れ住まわせるのと引き換えに困難事を押し付けていた風潮が根強く残っています。
今回、彼らは私をこの里に留まらせるつもりでしょうし、冒険者さんがたにも結婚を勧めたり、移住を勧めたりする人がいるでしょう」
暮らせば最後、なんでもかんでも押し付けられるでしょう、と普段からは想像もつかないような冷たい声で彼女は言う。
「どうするかは皆さん次第です。今回は、ムーセル里の復興の為に私達は来ているんですから、気に入らなければ丁重に断るのがいいでしょう」
ユアンはそう言うと班分けをはじめましょう、と笑顔で言った。
さて、冒険者たちは……どうするだろうか?
解説
マスターより
リプレイ
「なぁ、ちょっといいか?」
と、ユアン・イェーガーに話しかけたのはカルフ・オルヴォだった。傍らには黒い獣の耳をぴくぴくさせたダムド・フィリスとユアンと同種のエリザ・A・ミシャールもいる。
「なんでしょうか?」
「ちょいと気になったんだが、なんでそこまでこの村を嫌うんだ?」
カルフが問うと、ユアンの表情が明らかに曇った。彼女は深いため息を吐くと語り始める。
この里からは一度も授恵者が出ていない事、授恵者に対し羨望が強すぎるきらいがある事。そして……衣食住を里で賄うことを条件に厄介事を押し付ける風潮がある事を伝えた。
「……厄介事を押し付ける……?」
エリザがもう少し詳しく聞きたい、と言えば、ユアンはこくり、と頷いた。
「授恵者でなければ解決できないクリーパー退治や魔獣退治だけでなく、里を出る住人の護衛、里周辺の見回り、里から離れた場所の橋の修理……争いごとの調停など授恵者でなくてもできるような事も押し付けられます」
授恵者は体力があるだろうから、と時には夜に用事を押し付けられる事もあるらしい。
「私の養父母は、旅の途中で私を拾い、この里でお世話になりました。……確かに恩義はありますがそれ以上に頻繁に仕事を押し付けられた養父母の事を思うと……」
話された内容に、3人は表情を厳しくする。確かにそれはおかしいと。しかし、ここでダムドがふと疑問を持つ。
「嫌なら里を出ればいい話じゃないか? 今回だって、嫌なら断ればいいんだ。俺は喰わせてくれるなら譲歩するけど、自分の気持ちに嘘をつかない事が最優先だし」
「……普通は、そう、ですよね。しかし、当時は非授恵者で幼かった私がいたから、里を離れることが難しかったのでしょう」
ユアンは1つ頷きダムドの眼を見る。その眼差しの中に自己嫌悪も交じっており、冒険者たちは皆複雑な気持ちになった。
(なるほど、自分の所為でもあると考えている訳か)
カルフはエルフ特有の尖った耳をいじりながら考える。だが、今、彼女にどう話せばよいのか言葉が見つからない。
エリザはしばし考え、まずは動いてみるしかないか、と表情を引き締めた。
「……ともかく、私は、エルタニンの人々と話してみようと思うよ。確かに、同族の為に一肌脱ぐのは吝かでもないんだけどね? 便利屋っていうのも……」
そう言って彼女はエルタニンの中心部へと足を運ぶ。残された3人はそれぞれ仕事に取り掛かる事にした。
コトヌシたちと話そうとしたエリザだったが、彼はムーセルの里にて現場監督をしているらしい。
(ならそちらへ向かうか)
踵を返そうとしたその時、ふと、里の中心にある石の柱がちょっと気になった。彼女の記憶が確かなら、エルタニンの何処かに、他にもあったような気がする。
(何故だろう、少し嫌な予感がするな……)
彼女は頭の隅にその事を置いておこう、と考えった。
●ムーセル周辺にて
「うっし、森の索敵はオレっちの得意分野だぜ、ドーンと任せてくれていいぜ、リリィちゃん!」
リザードマンの青年、ザインが胸を1つ叩いて笑いかける。名を呼ばれたハーフリングの少女Re:Leeは頼もしいなと思いつつぽつり。
「ここでもメドゥねぇ……。ま、今回はそんなことどーでもいーか」
今日はザインと一緒にお散歩、じゃなかった依頼頑張らないとね~、と非常にリラックスした様子である。
しかし見回りに動くときは互いに連携し、慎重に動いていた。
ザインは木に登るとエーテルリンクしていたペットのリスを放ち、分身させる。その上で視界を共有した。
(ちっと目が回りそうだが……気合い入れて見て回るとすっかねぇ!)
広い範囲を見渡すことができるのだが、その分消耗もするのだろう、青年の額にうっすらと汗が浮かぶ。すると、彼の眼が1匹の、弱弱しくも動くキノコのような物を捉えた。
(ここからだと……ギリギリ届くか)
ザインは短弓を構え、放つ。すると、その身体を射抜き、一撃で仕留めることができた。
「ザイン! こっちに若木がある! しかも5本ぐらいかしら?」
そこにRe:Leeの声が聞こえる。ザインは注意深く点検した後、するすると素早く木から降りてきた。
「とりあえずまわりの土をかき分けて、石で囲うわよ」
「取り除いた土は一応回収しておこう」
2人は協力し合い近くにあった石を使って若木の周りを掘り始める。と、枯葉を踏みしめる音が近づくのが聞こえてきた。一瞬身構える2人であったが、エルフの耳と枯葉のついた黒髪をみて警戒を解く。今回周辺の見回りに出た一人、シェオルだったからだ。彼は頭についた葉っぱを払いながら2人に挨拶をする。
「そっちはどうだったの?」
「魔獣の類は一匹も居なかったよ。若木が2本あったから処置したけど……、掻き分けたあとの変質土はそのままでいいのかな?」
彼の言葉に、ザインとRe:Leeは顔を見合わせる。一応回収する事にはしていたが、Re:Leeはこの変質した土をどうすれば正常になるか〈地質学〉では分からなかったので手を拱いていた。
2人は一応回収していくことを伝えると、シェオルは頷いて了承した。
ダムドとユアンは、共にムーセル周辺を回る。途中、キノコに似たピンジが数体出てきたが2人の敵ではなかった。暗針や矢によって屠られ、地に伏す『フェンヌの子』の様子に二人は表情を曇らせる。
「弱ってるな」
「報告が確かならば、フェンヌとやらが討伐されたからでしょう」
二人が頷き合っていると、少し離れた場所からリディリディ・トゥラ・イェレミースの声が聞こえる。
「メリデ、弱っていましたね……」
「数もかなり減ったな」
傍らには短剣を手にしたヴァンゲルス・ロッドの姿が。2人は別の依頼で面識があり、今回共に行動していた。
(生きる本能はどんなモンにだってあるだろうが……悪く思うなよ。せめて残らず母親の元へ送ってやるさ)
ヴァンゲルスはちらりと後ろを振り返り、黙祷する。その間に、リディリディはユアンとダムドへ報告をする。
この2人が見回った周辺は、数匹のメリデが出現した程度であとは大丈夫だったらしい。
(〈探波〉は地形把握も出来ると聞く。健康な若木を見つける役に立たねぇかねえ?)
ヴァンゲルスはふと疑問に思い、そっと試してみると……なんとなくだが健康な若木の位置が解る気がした。実際に行ってみると、2,3本の若木を見つける事ができた。
「おーい、こっちに若木があったぞ!」
「本当か?」
ダムドが反応しユアンとリディリディを連れて向かうとすぐさま周りの土を変質する前の土が出るまで根を傷めない様に優しく搔き分け、石で囲む。
「あとは、腐葉土と、肥料と、水!」
「まだマジカルポケットに入っているから足りないなら言ってくれ」
ダムドとヴァンゲルスが用意した腐葉土や肥料を与え、水をかけてあげると少し若木が元気になった気がした。
「そういえば『変質する前の土』が出るまで深く掘って、栄養の残った土を表面に出す『天地返し』をすると良いって聞いたな」
「でも、このかき出した後の土はどうしましょう? まさか置いておくわけにもいきませんし……」
全員で暫く考えたのち、リディリディは麻袋を取り出した。
「とりあえず、持ち帰りましょう。一先ず、この麻袋に入るだけですが」
「里に持ち帰った後、ちょっと相談してみよう」
ダムドの言葉に、皆が頷くと早速変質した土を麻袋へと詰め始めた。
●復興のために出来る事を
――ムーセル里。
ここでは、多くのエルタニンの人々と授恵者が協力して民家の再建や瓦礫撤去などに勤しんでいた。
青い瞳が特徴的なコトヌシ・エルタニンは集まった人々に対し的確に指示を出し、あちこちを見回っている。
「少し、いいか?」
休憩に入ったのを見計らい、エリザはコトヌシに声をかけた。そして『授恵者をエルタニンに移住させようとしている事』について、ユアンから聞いたという事は伏せて話を聞きたい、と伝える。
「……そうですね。この里は未だ授恵者が出た事がありません。それ故でして……」
コトヌシ曰く、一般人には対処できないほどの出来事を任せる代わりに衣食住を保障している、と説明していた。その表情に嘘をついている様子はない。エリザはエルタニンの置かれた状況を聞いた上でコトヌシや他のエルタニンの人々を見てはっきりと言った。
「アタシは、授恵者らに『限って』『定住』させるっていう事には反対するよ。まぁ、非授恵者らも含む全般的な住民の増加や、授恵者との交流を活発にする観点ならば賛成するけれどね」
エリザの意見としては状況の変化が早過ぎるし、外界の情勢を大森林のエルフも知る必要があるからだ、と理由を解りやすく提示する。コトヌシたちは、真剣な表情で彼女の話を聞いていた。
そして帝国の状況を話した上でこうも提案する。
「帝国を中心に資源が不足がちなんだ。大森林の木材や食料、エルフの戦力を交渉材料にした方がいいんじゃないか?」
その言葉に、比較的若い人々は「それは名案だ」とか「ならばもっと情報が必要かな」とか前向きな意見が出る。だが、幾分か年上のエルフたちは若者たちを眼で制する。まるで話を聞くなと言わんばかりに。
コトヌシはしばし黙っていたが、ややあって彼女に頭を下げた。
「……そう、ですね。里長に提案してみようと思います。エルタニンの未来を考えて外の風を入れる事は重要ですから」
この話が里長とやらに通ればいいが、とエリザは思う。だが、幾つか向けられる厳しい眼差しも彼女は知っている。
(何故、授恵者に拘るのだ?)
だが、その眼差しも和らぐ。そして、向けていた者の顔色が少し悪いような気がした。
「こっちは基礎を補強すれば大丈夫かな」
〈孤高者の双波〉を使って家の基礎の具合などをみていたのは、エルシー・サリバン。彼女は準備した馬車で瓦礫を指定された場所へ運んだり、まだ使えそうな部分を集めたりと奮闘している。
「ネネ、そっちはどう?」
「そうですね……もう少し時間が必要ですね」
ネーヴェ・グラヌローザは調査した事を纏めつつエルシーに返事を返す。彼女は〈土木・建築〉の知識を活かし、その上でエルタニンの里の住人へも知識を教えていく。この後は資料を纏め書き残しておくつもりだ。
耳を澄ませば、少し離れた所からサシャ・テーリングの声がする。「腰は低く、腕でと言うより全身で持つように……」とアドバイスをしているようだ。因みに、彼女の提案やアドバイスもネーヴェによって纏められている所である。
「これ、全部資料なの?」
エルシーは、ネーヴェに与えられた机いっぱいに広げられたメモなどを見てびっくりする。と、彼女は静かに笑った。
「そうすれば授恵者の力を借りずとも、いつでも修繕作業が出来るようになりますし……。その方が、私達が去った後も皆様、きっと安心出来ると思いますの」
ふわり、とほほ笑むネーヴェはさっそく良いものを見つけたらしく「エル、そこの廃材を取って頂けますか?」と頼む。そして、受け取るや否やエルタニンの住人たちへ解説を行う。
「こっちの瓦礫は8割積めたから運ぼうと思うんだが」
瓦礫処理を主な仕事にしていたカルフが問う。彼の言う通り、荷馬車には沢山の瓦礫が積まれていた。ネーヴェは解説を一旦やめ、
「その前に再利用できる物があるかチェックさせてください」
と彼に頼む。ネーヴェはエルタニンの住人達と共に瓦礫を見、どれが再利用できるのか提案していた。
(自分達の手で何とかする術を身につけた方が有事の際、より自身や周囲の生存率を高めますわ)
説明しながら、ネーヴェは真剣にそう思った。
エルシーとカルフはそろって瓦礫の撤去に戻る。と、丁度サシャが梃子を使った作業方法を教えていた。確かに便利だと2人が頷いていると、次は幅広い布のようなものを取り出した。
「厚手の幅広革で腰巻を作ると、思う以上の力を発揮できる事はご存じですか? 同じく厚手の長い革を……こういう運搬ベルトに加工して使うと楽ですよ」
そして使い方をレクチャーした上で住人達に使わせてみる。なかなか筋がいいのか彼女は「まぁ、お上手ですわ!」と褒めていた。
「瓦礫撤去作業の進み具合からして、あと2日ぐらいあれば終わりそうでしょうか?」
サシャが作業をしながらカルフに問う。
「ま、エルタニンからも沢山人が来ているからな。俺達は指導と馬車の提供でよさそうだし」
「理解が早い人はすぐやれちゃうみたい」
エルシーが感心したように頷いていると、そこにエルタニンの住人たちがやってきた。サシャが「休憩にしましょうか」と言っていたのが聞こえたから、そのついでに話に来たのだろう。最初、2人ともそう考えた。
「なぁ、よかったらこれからも教えてくれないか? 勿論タダでとは言わん、衣食住は俺達が見るから」
貴方たちの力が必要だ、と願い出ている。が、カルフは僅かに気を張る。ユアンから聞いていた事を思い出したのだ。
「今回は大事ですから私達を頼って頂ければと思いますが、基本はご自分で行う事ですものね。グラヌローザ様が纏めている資料もありますし、参考になるかと思います」
エルシーはにこり、と笑ってエルタニンの人々へ語りかける。何人かの住人達は納得したように見えるも、数名の住人が首を振った。
「こちらも、なにせ人が少なくてね……。我々も勿論やるが手が回らないんだ。なぁ、君も授恵者だろう? 君なら残ってくれるよな?」
首を振った1人が苦笑し3人を見るが、途中でエルシーの赤い瞳を見て僅かに身を乗り出そうとした。目に宿った期待に違和感を覚え、少女は僅かに後ずさる。サシャが声をかけようとするも、別のエルフが話しかけ遮ってしまう。
「わっ、私はいつか家を継いで砂漠で暮らすの。だから」
「砂漠に戻る前、少しでも」
「ちょっとしつこくねぇか?」
そこへそつなくカルフが間に入り、エルシーを庇う。
「じゃあ、貴方が来てくれるのですか?」
「おうとも。けどよ、授恵者を安く使えるとは思ってねぇよな?」
俺が行く以上、覚悟はしとけよ? と言いながらもカルフはそれとなく〈洞察〉してみる。
「衣食住は当然の事、世話係に若い女を2人か3人、5年ごと入れ替えろ。家は……まぁ、新しい奴がいい。面倒な案件は双方ぶっ殺せば解決だろう?」
言葉を並べつつ様子を伺うが、その男はニコニコと受け入れるつもりで聞いている。これには意外に思った。
(もう少し無茶を言ってみるか?)
カルフは目でエルシーに離れるよう伝え、エルシーは頷いてサシャと共にその場を離れる。彼は少し考えて相手と目を合わせた。
「酒もたんまり貰うぞ。それもいいやつを、だ」
「えぇ、古酒でよければ長老がお持ちです」
「俺は気まぐれでなぁ? お前たちの要望に、応えない事もあるかもしれねぇな」
その言葉を放った途端、がらり、と空気が変わった。エルフの男は訳が分からないとでもいうような顔となる。
「それはないでしょう?」
「ほう、授恵者の望みをなんでも叶えてくれる訳じゃねぇんだな」
そこまで言って、カルフが少し彼に顔を近づけ、いつになく真面目な顔で言う。
「あのな、授恵者は薬と同じだ。安易に使い過ぎりゃあ自分を蝕む毒になってしまう。ここ一番で頼るからこそ効果が出るんだ」
先ずはてめぇで動いて解決しろ、と軽くエルフの男の胸を小突き、立ち去った。
カルフが里の中心に戻ると、丁度サシャがお茶を配っていた。エルタニンの人々も、エリザたち授恵者も休憩しているらしい。
「よかったらどうですか?」
と、ネーヴェが彼にお茶を手渡せば、ふわりと薬草の香りが鼻を擽る。礼を述べ、カルフは椅子代わりに置かれた瓦礫に腰掛けると、
「そういえば、エルタニンの住人から勧誘されたんだがお前はどうだった?」
と、ネーヴェにそっと問いかける。彼女は小さく微笑む。
「こちらも色々ありますから、お断りしましたよ」
「そうか。実は妙にしつこい奴がいてな……」
彼がエルシーに起こった事を話すと、ネーヴェの眼が僅かに見開かれる。
「そうなんですか? こちらは断ったら『気が変わったら言ってくれ』とすぐに下がりましたが……」
たまたまその男がおかしかったのか? とカルフは首を傾げた。
一方、エルシーはエルタニンの住人に希望はあるか、と聞いた。ムーセルの住人から話を聞いていた者がいたのか、その人が要望を伝える。それは「ついでに雨漏りしそうなところを修理して欲しい」とか「雨戸をつけて欲しい」とか些細な物ばかりだった。
(沢山じゃなくてよかったのかな。まぁ、以前より生活が悪くなるのはモチベが下がるし……)
彼女は後から自分で手を入れられる余地も持たせつつ、出来る範囲で希望を叶えよう、と考えた。
その後の作業はエリザも手伝い、瓦礫撤去は半日ほどで終わった。民家の修繕はまだ時間はかかるだろうが、ネーヴェとサシャのアドバイスを纏めた資料がある。現場監督的に1人か2人残る必要はあれど、そこまで授恵者が手を出す必要はないだろう、とネーヴェ達は決断した。
●湯煙の中での誘い
「ビヒモーとしては小柄だが力は本種に負けんのだ。いい子なのだ」
と、ゴブリナのストレガ・L・リベルガストラがビヒモーを撫でながら説明する。今回、湯治に向かうムーセル里の人々の移動手段として貸したのだ。
ビヒモーはしっかりした足取りで荷馬車を引く。中に乗っているのは子供達で、皆ビヒモーがかわいい、と燥いでいる。その声で機嫌をよくしたビヒモーに微笑み、「フォルゴーレ、しっかり頼むのだ」と頭を撫でた。
「流石に、病み上がりに長い距離を歩くのは大変だよね……」
そう呟きながらアルマ・ヴァレンタインは傍らの馬車を見て頷く。彼女が用意した荷馬車を引くのは、黒汗馬だ。こちらにも多くのムーセル里の住人が乗っている。
エヴァン・ピオネロもまた荷馬車と黒汗馬を、ナタリア・フィッツジェラルドも荷馬車を用意しており、それぞれムーセル里の住人達を乗せていた。
もちろん、エルタニンでも準備はしていた。だが、思いのほか湯治が必要な住人が多く、足りなかったらしい。お陰で湯治が必要な人々は全員一度に連れていく事が出来た。
其々の馬車の持ち主だけでなく、四条・薫とコハクも警護としてついていた。
途中メリデやピンジが出る事もなく、実に平和な道のりだった為、コハクは少し拍子抜けした。〈捜波・改〉と〈超聴覚〉を活かして注意していたが、敵の兆しすら感じない。
(なにか出るかと思っていたのだけど……)
彼女はふと御者席にいるナタリアを見る。
「あとどれぐらいで到着するの?」
「10キロほどと言っていたからな。そろそろだろう」
疲れているように見えたのか、ナタリアはコハクに手を伸ばし乗るように促す。ナタリアの隣に腰掛けながらコハクは物思いにふけった。
出発前、エルタニンの人々がアルマとエヴァンの2人に対し「里で暮らさないか」と語りかけていた。だが、アルマがエヴァンの腕を取り「彼の氏族にお世話になるからごめんね」と幸せそうに微笑み、エヴァンが彼女を抱き寄せ「父に紹介する約束もしていますので……」と丁寧に言えば、彼らは「どうかお幸せに」と口々に言ってスムーズに去った。
一方、ストレガに対しては少々しつこいぐらいに勧誘していた。「知恵深き貴女なら村の人も喜ぶでしょう」「どうか息子の先生になって下さい」「里には料理に合うハーブがたくさんありますし」等。ストレガは飄々と躱すものの、なおもしつこく縋ろうとする者がおり、コハクたちが間に入って漸く落ち着いた。
(なんなの、あの異様な様は……)
コハクはナタリアと頷き合い、他の仲間にも話をしておこうと決めた。
ハダルの里へ到着すると、既にハダルの住人達が出迎えを整えていた。なんでもエルタニンの人間が先ぶれとして話をつけていたようだ。
「診察を始める。まずはこちらに」
早速ナタリアが従軍治癒士としての経験と技術を活かし、診察を行う。その後、どの湯につかるのか、どれだけの時間入浴するか、などをハダルの医師と相談しつつ決め、スタッフが案内する。
中には介助が必要な人もおり、水着の上に湯着を纏った薫が手伝いを行っていた。
申し訳ない、と頭を下げる女性に対し薫は首を振った。
「今はお体を恢復させることが大事です。何かございましたらご遠慮なくお申し付けください」
優しく対応する彼女の姿勢は、ハダルの人々に好評だった。
厨房では、料理の腕を振るう冒険者たちの姿も。
「疲労・精神・怪我となると肉が良いですね。柔らかく煮込んだ胃に優しい煮物や鍋を作りましょう」
「なら、これがいいんじゃないかな?」
エヴァンがそういうと、アルマが『迷宮産お肉セット』を持ってくる。そのお肉を使おう、という事になりハダルとエルタニンの人々と共にどのハーブがいいか話し合う。
「お肉を先に捌いておくよ。これをどのように切ればいいの?」
コハクがさっそく名乗り出、エヴァンに問う。エヴァンは数種類のお肉を取り出すと種類によって切り分けを頼んだ。エヴァンとアルマ、コハクは協力して薬膳を作る事に。
「滋養あるもの……。薬草がよいがやはり栄養バランスが大事なのだ」
ストレガはうんうん、と頷いて材料を見繕う。と、その中に鳥の肝臓を見つけた。なんでも、ハダルの里ではよく鶏を食べるらしく、この肝臓も普段はニンニクと一緒にパテにして食べているそうだ。
「うむ、まずは水で洗うのだ」
と、手際よく鶏の肝臓を水で洗ってザルに上げ、牛乳の入ったボウルへと投入。
「牛乳に暫く漬けることで臭み消しするのだ。これに韮と大蒜を併せて炒め、醤油で味付けするのだ」
ストレガは説明しながら手際よく作業を進めていく。こうしてレバニラ炒めが完成し、いい香りが厨房に漂う。
「いい匂い!」
アルマが興味を持てば、後で分けるのだ、とストレガが微笑む。
「作り手は足りているか?」
と、そこに診療を終えたナタリアがやってくる。後ろから着替えた薫も現れ、厨房へ。2人もなにか作るらしい。
「衰弱している方へ消化に良いものを作れるよう頑張ります」
「そうだな、確かにその方がいいだろう」
薫とナタリアは頷き合う。ハダルの料理人の知恵も借り、彼女はまず薬草と肉の入った粥を作る事に。薫はワインを使った煮物や温泉の熱を利用した蒸し物を用意するようだ。
「ハダルの野菜も、美味しそうですね」
使わない手はない、と薫は手際よく野菜を切り、肉と共に煮込む。
ハダルの住人曰く、調理場には飲める温泉が用意されておりそれも料理に使うらしい。ナタリアとストレガはそのお湯を使って薬草粥を作る。
「卵と鶏肉入りの薬草粥に、この炒め物をつけるのだ」
「こっちの煮込みと合わせてもよさそうですね!」
出来上がった粥を味見しつつストレガが言えば、薫も目を輝かせる。その頃にはアルマたちが作っていた薬膳料理も完成し、さっそくムーセルの民に振る舞われることになった。
回復が早い者もいれば、遅い者もいる。粥だけを食べる者もいれば、作られた料理を少しずつ全種類食べる者も。時折手伝いが必要な者もいたが、ハダルの住人はそういったことに慣れているらしく、冒険者たちに休むように言った。
余った料理を全員で頂けば、体がほっ、とするような気がする。刺激もありながら優しい気持ちになれる味であった。
「湯治に用いられる程の泉質には個人的に興味がある。時間があるならば、研究がてら入ってみたいものだな」
とナタリアが窓から見える湯煙を見て微笑むが、コハクは苦笑する。彼女は、水が苦手なのだ。
食事を終えると、エヴァンは馬たちが休んでいる厩へとやってくる。忙しかったため遅くなってしまったが労いに来たのだ。
ハダルとエルタニンの人々がお世話をしてくれたらしく、馬達もビヒモーも、綺麗になっていた。
「お疲れ様」
彼が優しく声をかけ、頭を撫でると、皆嬉しそうに瞳を細めたのだった。
●エルタニンにある違和感
「ある程度見回りは終わりましたね。里に戻りましょうか」
ユアンが見回りをしていた面々に言えば、ザインが「ちょっとお弁当を食べて帰ろうと思う」という。Re:Leeが用意したらしい。
「だったら、先に戻りますね。もし、土をお持ちでしたら持っていきますよ」
シェオルの言葉に少し考えた2人だが、彼の好意に甘えることにして土を預かってもらった。
ユアンは「先に行きますね」と優しい笑顔で頷き、シュオル達と歩き出す。
(気遣われたのかな?)
と思ってしまう彼であったが、気を取り直してRe:Leeと笑いあう。2人は少し開けた場所にシートを引き、仲良く座った。
「よろこんでくれるかな」
とバスケットを開けるとサンドイッチが入っていた。ザインが好きだろうお肉入りのもある。
「! ありがとう、リリィちゃん!!」
やんわりと瞳を細め、喜ぶザインに、Re:Leeの頬が朱に染まる。彼女は耳まで朱に染めながら「はい、あーんして」と彼にサンドイッチを食べさせる。とても平和な時間が、その辺りに流れていた。
「まぁ、腕の立つ冒険者だ。あの二人を置いても大丈夫だろう」
「そうですねぇ」
ヴァンゲルスとリディリディが頷き合っているうちに、一同はエルタニンへ到着する。その頃にはムーセル里で瓦礫撤去や民家再建に勤しんでいたサシャたちも戻っていた。もちろん、エルタニンの里長代理であるコトヌシもである。
ユアンの報告を聞き、考えるコトヌシに、ダムドが問う。
「なぁ、掻き出した土は死んでるのか?」
「そこは、なんともいえません。しかし、実験したい事があるのでご協力願えませんか?」
と、コトヌシは一同を里の外れへと案内する。
そこにあったのは、大きな枯葉の山。どうやらここで腐葉土を作っているらしい。
「ここで、再生できないか試してみたいんです。変質した土は今後も少しずつここに混ぜて元の土に出来ないか試す予定です」
コトヌシの言葉に、全員が興味を持つ。リディリディとシェオルは麻袋をひっくり返し、腐葉土の中に例の土を入れると、コトヌシはそれをスコップで混ぜ始める。それをみたダムド達も手伝う。
「頑張れお前は出来る子だ!」
ダムドが土を励ますようにいい、それを皆微笑ましく見守るのだった。
また、ヴァンゲルスが『天地返し』の提案をすれば、コトヌシは顔を輝かせ「試してみようと思います!」と喜んだ。
汚染された土を各々言われた場所へ持って行ったあと、井戸に向かう面々。その途中、エルタニンの住人数名が彼らの元を訪れる。
彼らは皆、授恵者たちに移住を進めてきた。ユアンが声を上げる前に別の住人が間に入り、ヴァンゲルスたちに迫る。
「貴方のような人ならば、きっと喜ばれるでしょう! お見合いしたい人も多いでしょうし」
「!? 別にここに移住するのが嫌というわけではないのですが……。結婚もまだ早いですし……」
「ちょいとまった! そっちのお嬢さんに考える時間をくれよ。せっつくのは無粋ってもんだろ?」
間にヴァンゲルスが入る事で、リディリディは逃げる事が出来た。どうにか住人を振り切ったダムドと共に後ろに下がる。
一方、移住の話に「……えっ、あっ、僕に言ってる?」ときょとん、としてしまう者がいた。シェオルである。
「わぁ、珍しい……あそっか、隠してたからかな……」
シェオルがそう言うと(彼曰く)極力抑えていた怪しげな雰囲気が漏れ出す。
「僕、(やむを得ない)故あって故郷を追放された身なんだけれど……それでもここでは、受け入れてくれるの?(健全な)薬とか、いっぱい作っても……いい??」
もしかしたら、他の人なら若干引くかもしれない程、印象が変わったかもしれない。だが、そのエルフはぱっ、と彼の手を取った。
「もちろんです! 追放? きっと深い事情が御有りなのでしょう……。薬の方もどんなものでも、貴方様が必要ならば作って構いません!」
この時、シェオルの黒い眼が住人のそれと重なる。
(えっ……どういうこと……??)
なぜだろう、彼はその眼差しに不思議と奇妙なものを感じていた。
「シェオルさん! ここに移るおつもりですか……?」
ユアンが困惑した声を上げ、ユアンに纏わりついていた住人たちがぱっ、と顔を輝かせる。
「授恵者様が……」「この里にお住まいになる……」「空き家の整理をせねば……」
騒めく住人達だったが、「待ちなさいっ!」というはっきりした声で静かになった。里長代理である。彼はユアンとシェオルを庇うと里の住人達に一先ず戻るように言い放つ。
「里の住人達が大変申し訳ありませんでした」
コトヌシは心から詫びるが、ユアンは厳しい表情のままだ。それを見、ヴァンゲルスたちは「この村には、何かある」と感じ取った。
やがて仲良しコンビやハダルの里に向かっていた面々もエルタニンへと戻ってくる。カルフは何人かの冒険者に声をかけ、「エルタニンの住人から移住を勧められたか、その時の様子はどうだったか」を聞いた。そして、一部、移住の勧めを強く貰う者がいた事を知る。
「本当にしつこかったのだ。コハク達が手伝ってくれたからどうにかなったのだ」
と、赤い瞳を細めストレガは語る。
「……なんか共通点がありそうな気がするんだが」
カルフは少し考え……彼女の眼をじっ、とみる。そして、ふとエルシーの瞳の色を思い出した。
(まさか……? ユアンは糸目だから解らないが、もし同じ色なら……)
エルタニンからの依頼は、一先ず終わった。
しかし、この里はなにかおかしなことになっていると多くの者が感じていた。それが露見するのは明日かもしれないし、ずっと先かもしれない。一先ずは、様子を見ることにする冒険者達であった。
(終)
マスターコメント
イベントシナリオ普通 報酬:多い17 / 5〜25人
2021年10月27日 12時57分36秒 公開
参加者
相談掲示板
キャスターのエヴァン・ピオネロです。よろしくお願いします…(頭深々) 3)ムーセルの住人を、ハダルの里へ湯治に連れて行く に、参加します。 魔物がいれば退治して、滋養に効く食べ物も考えてみたいです。
ウォーリアの四条・薫です。よろしくお願いします。 私は3)ムーセルの住人をハダルの里へ連れていく、へ参加を考えています。 滋養に効く食べ物と申しますか、料理ができないか考えてみます。
ネーヴェ・グラヌローザと申します。どうぞ宜しくお願いいたします。 今回は 1)ムーセル里の民家修繕・瓦礫の撤去 にて、建築土木スキルを用いて、民家の修繕作業に取り組むつもりでおります。
ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくねー 3)ムーセルの住人を、ハダルの里へ湯治に連れて行く に参加するね 移動の足について言及がなかったし病み上がり?で10キロ歩くのも大変そうなので お馬さんと荷馬車を出そうかなと思ってるよ 着いたあとは「ウマくはないぞ」な回復料理にチャレンジしようかなと
No.5
リディリディです・・・。 あの、よろしくお願いします・・・。 2)ムーセル里周辺の点検・若木の保護 に参加させてもらおうと思っています。 変質した土をどうするか迷いますね。その場に残しておくのも問題がありそうですから・・・。 持ち帰るべきなのでしょうか。
シーフのヴァンゲルス・ロッドだ。よろしく頼む。 2)ムーセル里周辺の点検・若木の保護 に参加するつもりだ。捜波で『フェンヌの子』を見つけ出すぜ。 変質した土の扱いは確かに迷うな。とりあえずはマジカルポケットでひとまとめにしとくか? 持ち帰っても、その後の処理に悩むのは同じなんだが…
カルフ・オルヴォだ。世話になる。 1)で力仕事の予定だ。 土は毒性を発してる訳じゃないだろう? 別の仕事(イベシナ)でだが 深く掘り栄養の残った土を表面に出す《天地返し》をする事と それだけで足りない場合、健康な森から腐葉土を運んで混ぜるとしてある。 森のプロではないのでもっと良い手があるか判らんが、参考程度に話しとくな。
ヒーラーのナタリア・フィッツジェラルドだ。宜しく。 3にて、湯治にあたる者達の護衛を務めるつもりだが、病院食を作ったり怪我の治療も兼任するつもりだ。 それに温泉の泉質に加えて湯治というやり方自体にも興味があるんだ。
>カルフ すまない、どうやら思い違いをしていたようだな。 参考になった。助かったぜ。
エルシー・サリバンだよ。よろしくね。 1)ムーセル里の民家修繕・瓦礫の撤去 双波で民家の基礎の具合を確認したり、木工と手細工でお手伝いしようと思うよ。 それと大きな建材は荷馬車で運んだりするね。
キャスター、ストレガなのだ。宜しくなのだ。 3)ムーセルの住人を、ハダルの里へ湯治に連れて行く に参加するのだ。荷馬車とビヒモーを出すのだ。 薬膳は何か考えとくのだ。
No.12
オルヴォさん、情報ありがとうございます。 今回の場合は、若木の周りを石で囲む手順を取らせるぐらいには土が変質しているようですし・・・。 せっかく情報を頂きましたが、私の方では大事を取って土を除去しておきますね。
ヒーラのサシャと申します。お見知りおきを。 建築・土木がありますので、1で働かせて頂きますね。
皆さま、協力してくださり、ありがとうございます。 出発まで24時間を切りました。 報告書(プレイング)の白紙提出に気を付けてください。 スキルや装備、道具などのチェックもお忘れなく、ですね。