霧の四鬼剣人
望月誠司
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シナリオID:1425
オープニング
悲鳴と共に鮮血を噴出して護衛についていた冒険者が斃れる。
白い霧が一瞬、赤く染まって、また再び白に戻った。
霧の中央には鬼が立っていた。体長は2m程度。雪のような白髪を備え、鍛えられた鋼の肉体を持つ赤色の鬼だった。
手には燃える盛る火の如きオーラを立ち登らせる両刃の長剣を握っている。
「ひ、ひぃぃいいいいいいいいっ!!」
惨殺された馬が引いていた荷馬車の御者台の上、商人は悲鳴をあげた。
彼は囲まれていた。
前後左右に四つ、白い霧が噴出している箇所があり、その中心には鬼が居た。
赤、青、緑、黒、全部で四体である。
立ち登らせるオーラはそれぞれ異なっていたが皆、一様に両刃の長剣を手にしている。
その足元には血だまりを作って冒険者の男女が倒れ伏していた。
「た、たすけ――」
四方から近づいて来る鬼達に商人は慈悲を乞うたが、鬼達は意に返さず、剣を振り上げ、そして振り下ろした。
●護衛求む!
冒険者ギルドに以下のような内容の張り紙がなされていた。
『近頃、リーンエス王国内の都市ファーマーズベリーと都市レッドブリッジとを繋ぐ街道間で道をゆく旅人や商人に被害が続出している。
多くの人々の骸が街道付近で野ざらしになっているそうだ。
私はアレフレッド、大陸を巡る交易商である。
近々両市の間でも商売を行う予定だ。
ついては冒険者である貴方がたに、ファーマーズベリーからレッドブリッジへと向かう際の護衛を頼みたい――』
張り紙には他に集合場所や期日、報酬額などが記載されていたが、そのあたりは省略するとして、要するに街道をゆく馬車商人の護衛依頼のようだった。
被害が続出している――随分と多くの人間が殺されているようだが、さて、下手人は何者だろう。
盗賊だろうか、魔獣だろうか、それともクリーパーか。
対する脅威に対して想像を巡らせつつ、貴方はこの依頼を引き受けようか引き受けまいか考えるのだった。
解説
マスターより
リプレイ
西の空の低い所で落陽が真っ赤に燃えていた。
1221年秋、リーンエス王国の都市と都市とを東西に繋ぐ街道での事である。
中年交易商アルフレッドからの護衛依頼を引き受けた冒険者達は、ファーマーズベリーより出立して三日目、その日もまた街道の脇に馬車を停め、野営の準備を始めていた。
そんな時分、看破能力に極めて優れるエルフの射手エリザ・A・ミシャールとリザードマンの射手アクティオンは東側の街道上、少し離れた位置に突如として白霧が出現した事にほぼ同時に気づいた。
中に何か、居る。
夕陽の赤光に溶け込む、立ち登る赤い光が、霧の中に見え隠れしている。
駆けて来ている。
2m程もあろうかという、鋼のように鍛え抜かれた大柄な体躯。
頭部に二本の角を持ち、長い白髪を振り乱し、手に携えるのは赤光を纏い不気味に輝く長剣。
「「敵影!」」
エリザとアクティオンは即座に鋭く叫んだ。
それに天眼持ちの青髪エルフ、ザザ=ステルヴィナが反応する。
「――四方から来てるわ!」
見回せば西南北、青緑黒、それぞれの方角からも白霧を纏う色違いの鬼達が剣を手に疾風の如き速度で迫り来ていた。
「あァ? 何だありゃ……ってあちらさんやる気だな。問答無用かよ」
戦槌を担いだ金髪エルフ少女アーテミシアが緑瞳を細める。
ザザは臍を噛んだ。
(ここまで接近されるまでクリーパーの存在に気が付かなかったなんて……不覚を取ったわ)
しかし、何故、この距離まで気づけなかったのか。
(――怪しいのは、霧?)
もしかしたら、鬼達が纏うかの如く周囲に漂わせている霧に何かあるのかもしれない。
(それが四体同時に四方から……連携される確率は低いけれど、こちらも戦力を分散せざるを得ない……なかなかに厄介ね)
ザザは天眼で注意深く四方へと意識を巡らせる。
「防ぐよ!」
赤髪のやや小柄な少年ララベル・サン・ディーベルは腰の左右から二本の細剣を抜刀しつつ視界をサーマルアイへと切り替えた。
鬼の輪郭がはっきりと霧の中に浮かび上がってゆく。
「こっちはおねえさんが止めるわ!」
緩いウェーブのかかった腰程までの長さの紫髪を持つ若い娘、エミリア・シバもまた剣と短剣を抜き放ちつつ即座に東へと飛び出した。依頼人と赤鬼との間を遮るように立つ。
「北は俺が抑えよう」
蒼碧眼に日に焼けた大柄な体躯を持つ銀髪傭兵エルフ、シグルド・オルセンは、敵は四体、全員でそれぞれに掛かれば依頼人への直接の護衛はとりあえずいらんか? と算段を立てつつ、槍と盾を構え北に向き直る。
エルフの金髪少女戦士アーテミシアがしゃーねえな、やるかとシグルドの背後、南を向いた。
「お願いします! 皆さんが要です!」
身の丈190cm、漆黒の甲冑に身を包む金髪碧眼の若き偉丈夫アルベルト=V=シュタールシュヴェーアトが大太刀を抜き放つ。
「アルフレッド! ビビって勝手に逃げ出すんじゃねーぜ!」
身の丈137cm、金髪碧眼の小柄なハーフリング、少年剣士ナキルもまた己の身の丈に迫るサイズの大剣を抜き放ち、依頼人へと叫んでいる。
「人の旅路を邪魔するヤツ等はオレ達が蹴散らしてやるからな!」
依頼人へはエリザも「馬を動かせるように準備を」と声をかけている。
(なるほど、これが被害を出していたモノ……被害が出ているという情報以外がなかった、つまり、生還者なし)
アクティオンは死力を尽くすことになりそうだ、と思いつつ弓を取り出し矢を番え引き絞る。
その瞬間、白鱗の蜥蜴人の全身より蒼白い鬼火のような光が噴き上がった。
「炎の力よ!!」
淡桃金髪の美少年エルゼリオ・レイノーラが祭刀を天へと向け、エーテルの波動を周囲へと解放している。
蒼炎咆吼だ。
アクティオンは感覚を鋭くして標的を見据えつつ違和感を覚えた。
(――この霧、ただの霧ではない?)
白い霧が中に在るものを見えにくくするのは普通だが、それ以上に何か、自然ではない力が働いているように感じる。ともすれば認識出来なくなってしまいそうな――
しかし、茶色のフードと緑外套に身を包む蜥蜴人の金瞳は、見えざるものを捉える能力に優れていた。しっかりと目標を見定め、矢にエーテルを纏わせ鋭い弦音と共に撃ち放つ。
旋転する矢は唸りをあげ飛び出し、風を纏い爆発的に急加速した。白霧を真っ直ぐに切り裂き吹き散らし、その奥より駆け来る赤鬼の胴に命中、錐のように回転し骨肉を抉りながら深々と突き立った。
だが白霧を纏う赤鬼は矢傷にも怯む事無く、肩に長剣を担ぐようにして疾風の如く迫り来る。
雪のような白髪と二本の角持つ鬼が、進路上に立つエミリアへと前傾姿勢で踏み込みざま、赤光立ち昇らせる両刃長剣を落雷の如く振り下ろす。
蒼炎を纏う金瞳の娘は、足音に耳をそばだてていた。
白霧の中、一際強い踏み込み音に反応しエーテルを全開に解放、全ての感覚を研ぎ澄ませる。神の如き眼で以って白霧の中より迫る鬼の狙いを直感、上体を引きつつ一歩を後退する。
空間を赤い剛雷が一瞬で縦に断裂し、エミリアの眼前を掠めながら抜けてゆく。
並では避けきれぬ一閃を鮮やかに回避した女は、素早く身を切り返すと、夜空を凝縮したような濃い紫色の長髪を靡かせ、踊るように踏み込んだ。右の剣と左の短剣が縦横無尽に閃く。
一刹那の間に三条の剣光が走り、赤鬼の身が斬り裂かれ赤色が噴出してゆく。
そこへさらにララベルがエーテルの波動を放った。
霧中の鬼の位置をマークすると間髪入れずに右の細剣を振りかぶる。
「霧を切り裂け烈風の刃!」
裂帛の気合と共に赤髪の少年が振るう細剣の斬線が鮮やかな弧を描き、軌道上より不可視の衝撃波が飛び出した。
唸りを上げて飛んだ空圧は、漂う白霧を三日月状に裂きながら赤鬼の身に迫り炸裂、痛烈な打撃を与える。
霧に注意を向けていれば、衝撃波の軌跡とその周辺より霧が吹き飛んでいる事に気づく。
「サンキュー!」
さらにナキルがエルゼリオへと礼を叫びつつ爆発的に加速し踏み込んだ。
「一気に叩くぜ!」
小柄なハーフリングの少年は、振り上げた大剣より光を噴出して輝く長大な刃と成すと、竜巻の如くに振り回した。
旋風の光が白霧を斬り裂き、その奥に立つ鬼の身をも斬り裂く。光刃が突き抜けた空間より、霧が吹き飛んで、刃の軌跡より鬼身の一部がはっきりと見えてゆく。
「やれやれ。素性は知らないが、どうやら黙っては通してくれなさそうだね?」
回避に集中しているエリザ、褐色肌の鍛えられた身を持つ銀髪金瞳の女エルフは、赤鬼の背後近距離へ豹の如く回り込むと、魔弓に矢を素早く番え引き絞った。
零距殺撃、バックアタック。
鋭く放たれた呪刻の矢が、鬼の鍛え抜かれた大柄な背に錐のように回転しながら突き立ち、その霊的な破壊の力を解き放ってゆく。
少し離れた位置、宿木の絡むロッドを手に駆け攻撃集中する青髪の麗人が、自らの体内を巡るエーテルと生命力とを爆発的に燃やし、魔力を急激に高めている。
「喰らいなさい!」
ザザが翳す杖の先端より光が膨れ上がり、それは球形を成すと勢い良く撃ち放たれた。同時、漆黒の鎧に身を包むブロンドの騎士が、光球を追いかけるよう爆発的に飛び出してゆく。
眩い光の球が紫色の瞳が睨む先へと唸りをあげて飛び、霧中の赤鬼に迫り炸裂、壮絶な爆裂を巻き起こしてゆく。
胴が爆ぜ、赤色が飛び散り、鬼の身が揺らいだ所へ、アルベルトが間髪入れず大太刀を振り上げ踏み込む。
「犠牲者の敵を討つ!!」
城塞守護の力を秘める屈強な長身より、150cmの長大さを誇る太刀が落雷の如く真っ向から振り下ろされる。雷神剣。
切っ先に爆風を巻き、猛加速して振り下ろされた轟雷の刃は、赤鬼の肩口から入って鎖骨を圧し斬り、その下の骨肉をも叩き斬りながら抜けた。
鮮血が噴水のごとくに宙へと飛び散り赤鬼の身が大きくよろめいた。
●
他方、エルゼリオは西側の青鬼へと向かい駆けていた。
「――お前の相手はボクがする……!」
淡桃金髪の美少年は、絶対に通さないという不屈の気概を青い瞳に宿し睨みつけると、防御に集中し盾を手に護りを固め、剣鬼の前に立ち塞がる。
白霧を纏う青い鬼は、青光を立ち登らせる太刀を八双に構えると、残像さえ発生させる動きで踏み込み、袈裟の一閃を稲妻の如く放ってきた。
「来いっ!」
対する少年はエーテルを解放、光を宿した盾を翳す。
鬼火のような蒼炎を吹き上げる刃と、蒼炎光と白光とが混じる盾が激突、轟音を響かせながら壮絶な衝撃を巻き起こす。
エルゼリオ、蒼炎、盾、輝甲、防御集中で飛躍的に装甲が上昇しているが、それでも盾の上から衝撃が強烈に貫通して来る。
(くっ……?!)
華奢な美少年の身が押されるように後方へと滑り、長靴の底が緑成す平坦な野の土を削ってゆく。
一方南側、
「さぁ、どんなもんだよ」
白霧を纏い迫る緑鬼に対しアーテミシアは、肩から指先までを覆うドワーフ謹製の曲面装甲を用いた小手を嵌めた左腕と肌色を晒す右腕で戦槌を握り締め、爆発的に加速突撃しながら迎え撃った。
緑の炎光纏う長剣が首元を狙い半月を描いて水平に一閃され、金髪の少女戦士は前傾半身に体を捻りながら戦槌を上段へと振り上げる。
蒼炎光を纏う曲面装甲籠手と緑の長剣が激突し、青と緑の光と共に火花を散らしながら壮絶な衝撃を巻き起こす。
(ぬっ……?!)
それは彼女の予想を超えた破壊力だったが、アーテミシアは冷めた緑瞳を細めつつ、装甲の厚さに任せて踏み込み、強引に戦槌を振り下ろした。
円柱状の鎚頭が緑鬼へと迫り、咄嗟に身を捻った鬼の胸を掠め抉りながら空間を突き抜けてゆく。
肉体を蝕むエーテルが緑鬼の身へと絡みついてゆき、しかしエーテルは次の瞬間に吹き散らされた。抵抗された。
(予想よりもパワーがあるな……だが、それほどかけ離れて高い訳でもねぇ)
普通はとても耐えきれる破壊力ではないが、装甲を巧みに活かしダメージを減少出来るアーテミシアには比較的余裕があった。
こちらの攻撃もあんまり効いてなさそうではあるが、互いに殴り合い続ける事は長時間出来るだろう。
他方、
(剣鬼は色が違うが能力の差異はあるのか?)
シグルドは疑問を抱いていた。ぱっと見、色が違うだけでほぼ同じ体格・装備に見えるが、色が違うからには何かが違っているというのも、いかにもありそうだ。
(その辺りは戦いながら把握していくしかないか)
長い白髪を振り乱し迫る黒鬼に対し蒼碧眼のエルフ戦士が迎え撃つべく駆ける。
鋼の如き肉体を持つ鬼は、地を這うように低い姿勢で、風の如くシグルドへと踏み込むと、黒炎を吹き上げる長剣を地を擦り削るかの如く下段から天空へと向かって振り上げた。斬り上げ縦一文字。
シグルドは咄嗟にエーテルを解放し輝きを強く武具に収束させる。
唸りをあげて下方より迫り登って来る黒光の剣に対し、身を低く沈め蒼炎光と白光とを纏う盾を向ける。
轟音と共に蒼と白と黒の光が散って、衝撃が巻き起こり、盾越しに突き抜けて来る。
(……重いな!)
壮絶な一撃だったが、しかし、蒼炎と白光を纏ったシグルドの防御もまた並ではない。
衝撃に身を押されつつも踏ん張り盾を振るって長剣を打ち払うと、反撃に槍を一閃する。
破脚砕が黒鬼の身へと纏わりついてゆき、そして次の瞬間、吹き散らされた。
地味に抵抗が高い。
(効かんか)
シグルドは蒼碧眼を鋭く細めつつ、素早い黒鬼の突破に注意を払うのだった。
●
赤鬼の身より白霧が噴出し、再び周囲に濃く霧を纏い始める。
四方の鬼達が一斉に口から音を立てて息を吸い始めた。
コォォォォォと不気味な音が鳴り響いてゆく。
「アルフレッドさんを無事に送り届ける為! 何よりこれ以上の犠牲者を出さない為にも! ここで鬼人達は打ち倒す!」
ララベルが細剣を交差させ構えエーテルを解放しその身を風の如く機動させてゆく。
鬼の後方に回り込んでいる褐色肌の女射手エリザは鬼が向けている注意の方向を窺いつつ、意識を攻撃に集中し研ぎ澄ませた。二本の呪矢を矢筒から同時に引き抜く。
指の間に一矢を保持しつつ、もう一本の矢を弓に番える。月が満ちるかの如く目一杯に引き絞ってゆく。
アクティオンもまた弓に矢を番えるとエーテルを全開に流し込み、急速に光輝かせ始めながら駆け出す。
金色の瞳のエミリアが注意を惹くべく踏み込んだ。剣と短剣を素早く振るい、刹那のうちに三連の剣閃を巻き起こす。
赤鬼は身を裂かれ赤色を散らしながらも剣を最上段に振り上げ、振り下ろす瞬間、一瞬で、エミリアの視界から掻き消えるように低く身を沈めつつ斜め前方へと踏み込んだ。エミリアと交差するように抜けつつ、横薙ぎに赤い閃光を解き放つ。
フェイントから空間を低く真横に断った超速の赤光を、金色の瞳のソードダンサーは、夜空を凝縮したような紫色の髪を躍らせながら軽やかに跳躍、後方へと宙返りしながら鮮やかに回避した。
完全に見切っている。
まさしく神の眼だ。中らん。
「喰らえ、烈風三連突!!」
赤髪緑瞳の少年剣士が風を巻いて突撃した。左右の細剣を構え踏み込み、右、左、右、流れるように三段の突きを叩き込む。
鬼の後背、エリザが近距離より引き絞った弓の鏃を向けている。発射。目にも止まらぬ速度で準備していた二の矢を弦に番え、即座に撃ち放つ。ラピッドショット。
赤毛の少年が即座に横手へとステップして間合いを広げると穿たれた赤鬼の身から血飛沫が噴き上がり、間髪入れずに鬼の背に呪矢が旋転しながら突き立ち、深々と骨肉を抉ってゆく。
大きくよろめいた赤鬼に対し、白鱗の蜥蜴人は横手より滑るように踏み込んだ。
零距離まで間合いを詰め、鬼の側頭部へと光を極限まで収束させ満月の如く引き絞っている弓矢を突きつける。
次の瞬間、光が解き放たれ、赤鬼の頭部を横から串刺しにして、致命的な衝撃力を頭蓋の内部で荒れ狂わせ吹き飛ばした。
赤鬼の首が横に折れ、身が宙を舞い、やがて草原に叩きつけられ、転がる。そして動かなくなった。撃破。
「行け!」
戦場全体を端から見渡しているエリザが叫んで、騎乗した依頼人アルフレッドが東へと向かい駆け出してゆく。
他方、黒鬼へと向かいシグルドは踏み込むと、再度、肉体を蝕むエーテルをまとわせつつ槍を捻り込みながら真っ直ぐに突き出した。
錐のように回転する鋼の穂先が黒鬼の腹へ突き刺さり、深々と抉ってゆく。長身の傭兵エルフは槍を捻り返しながら引き抜いた。鮮血が宙に散り、赤い線を描きつつエーテルが黒鬼の身に浸透し、その動きを阻害してゆく。
黒鬼の咆吼と共に黒炎の閃光が走った。阻害されているとは思えぬ程の速さ。
銀髪の戦士が反射的に翳した盾と長剣が激突、腕が圧し折れるかという程の衝撃が盾越しに抜けて来る。
(さっきよりも重い……!)
シグルドはふらつきそうになる身体を支え、盾と槍を構え直す。痛覚を遮断している為、痛みで動きが鈍る事はなかったが、今の自分の身体は結構不味い事になっている予感がする。
さて、どうしたもんかな、と飄々と考えつつ不敵に笑う。ピンチの時こそピンチと見せない。
突如として空間に波紋が走った。
黒鬼の身へと不可視の衝撃波が襲い掛かり大爆砕してゆく。黒鬼の皮膚と肉が爆ぜ、赤色が飛び散った。
駆けて来たザザが宿り木の杖を向け構えている。
「待たせたな!」
漆黒の甲冑に身を包む金髪騎士アルベルトが爆発的に加速突撃してきて大太刀を振り上げ、
「次が控えてるんだ、さっさと沈めっ!」
さらに金髪ハーフリングの小柄な少年、ナキルもまた突撃してきて大剣を振り上げる。
碧眼の少年剣士の大剣が刹那、燃え上るように眩く輝いた。縦一文字に落雷の如く光の刃が一閃され、間髪入れず、漆黒騎士が大太刀を颶風の如く唸りをあげて一閃する。
二条の剣光が連続して走り抜け、黒鬼が縦と横に深々と斬り裂かれ、壮絶な破壊力が荒れ狂って、盛大に血飛沫を吹き上げた。
(こいつはどうだ?)
ナキルは努めて常に”違う標的と会敵している”という意識を持ち集中を切らさぬようにしつつ黒鬼を睨む。
油断の霞から生じるのが隙だ。
少年剣士は常に直感と予測を研ぎ澄ませ目を凝らしていた。
西側、青鬼が咆哮し、蒼白い光を立ち登らせる剣を掻き消した。
エルゼリオが碧眼を見張り、走った蒼い閃光が少年が翳す盾をかわして、華奢な身を袈裟に斬り裂いた。
壮絶に重い破壊力に血飛沫を噴出しながら少年が大きくよろめくも、歯を喰いしばって態勢を立て直し転倒を避ける。
(速くなった……!)
音を立てて深く息を吸っている青鬼を睨みつつ、エルゼリオは己の身へと癒しの光を纏う。痛みが軽減され負傷の一部が回復してゆく。
が、このまま再び先の一撃を受けた時、立っていられる自信は持てなかった。
南側、緑鬼が疾風の踏み込みから緑炎の剣を掻き消した。
アーテミシアは身を巧みに捌き、肩部の装甲で刃を受け止め、しかし、先程よりも火力を増した壮絶な衝撃が装甲を貫通して身に襲い掛かって来る。
「……それが全力か?」
だがアーテミシアにはまだ余裕があった。
己の身へと左手をあてると癒しの光を放ち傷を癒してゆく。
「こちとらこれが売りなンだ。そう簡単にやられてたまるかってンだ」
ドワーフを自認するエルフ少女戦士は戦槌を構え直した。
●
黒い光を炎の如く立ち登らせる剣持つ鬼が、その屈強な身に纏わりついていたエーテルを吹き飛ばしてゆく。
「ちょっとシグルドとエルゼリオが不味そうね!」
「ヒールを!」
「ええ!」
ザザと攻撃集中しているエリザは言葉を交わしエーテルを練り上げるとシグルドへと飛ばした。
シグルドなのは、重ね掛けしないと鬼の全力撃にはどの道耐えきれなさそうなのと、エルゼリオは位置が少し遠いからだ。
黒鬼がシグルドへと斬りかかり、エルフ戦士が翳す盾をかわしその大柄な身を掻っ捌く。鮮血が飛び散り、壮絶な衝撃に銀髪の青年はふらついたが、笑みを浮かべつつ前傾姿勢に態勢を立て直し、倒れずに踏ん張る。
青鬼と相対するエルゼリオ、
(――あれ、これ死ぬ?)
一歩間違えるとそんな予感もしたが、意識不明になって無防備になった所に追撃でトドメを刺される事さえなければ授恵者は頑丈だから大丈夫だろう。
目の前の鬼は追撃してきそうだが。
コォォォォォと不気味に音を立てて息を吸い込んだ青鬼が、鬼火の如き炎光を刀身から噴出しつつ肩に担ぐような車に長剣を構え迫る。
淡桃金髪の美少年は盾を投げ捨てると、迎え撃つべく左足を前に半身を取って腰を落とした。両腕を交差させて祭刀の柄を両手で握り、右の頬横へと持ち上げ、刀身が地と水平になるように構える。切っ先は相手へと真っ直ぐに向けている。雄牛の構えだ。
蒼い火刃が掻き消える。
瞬間、エルゼリオは祭刀に光を宿すと斜めに踏み込み、体の軸線を横に外すと同時、切っ先を置くように突き出した。
蒼い閃光が少年の鎧を掠り、火花を巻き起こしながら縦に空間を断裂し、輝く祭刀の先端が、額に激突して切り裂き鬼の固い頭蓋骨に罅を入れる。カウンター。
「……〝雄牛の角〟の一撃、ってね?」
鬼を威圧するように少年は微笑して見せたが、余裕は無かった。生と死の境界線。
他方、アタッカー集団。
ララベルが黒鬼へとエーテル波動を放った。マークをつけると間髪入れずに細剣を一閃、巻き起こった不可視の衝撃波が唸りを上げて飛び、エミリアが夜空の色の髪を靡かせつつ疾風の如く黒鬼へと迫り、剣と短剣を踊るように閃かせる。
ナキルが無拍子に大剣を一閃して袈裟に斬り裂き、アクティオンが風を巻いて矢を撃ち込み、一連の連撃によろめいた所へ、アルベルトの剛刀が唸りをあげ唐竹割りに爆裂した。
黒鬼が肩口から心臓まで斬り込まれ、血飛沫を噴出しながら倒れ伏してゆく。撃破。
他方、緑鬼を抑えているアーテミシア。
コォォォォォと音を立てて鬼が息を吸い込む。二本の角を備えた緑鬼が白髪を振り乱し、刀身より緑炎光を吹き上げながら長剣を振りかぶり――次の瞬間、低く身を沈めながらさらに踏み込んで来て長剣を掻き消した。
ドワーフ王国育ちの鍛えられた肉体を持つエルフ少女は素早く反応、後退せずに逆に地を這うような前傾姿勢で前に出た。
果敢なのがドワーフ流だが、気迫だけではない。武器には間合いというものがある。適切な間合いで無ければ、威力は出ない。
肉薄すると同時、左腕を伸ばし、横薙ぎに振るわれんとしている緑炎光の長剣の、その柄を握る両手を手の平を当て、抑える。
空間を断裂する緑光は、放たれる前に止まった。
ドワーフ娘はニヤリと笑うと、右手に握る戦槌の持ち手を滑らせ短く握り直しつつ横へと回り込みざま鬼の顎をカチ上げた。
鬼がたたらを踏んで後退し、アーテミシアは戦槌は八双に構え直す。
「どうした。もう終わりか?」
恐れるのは機動力で他へと抜けられる事だった。
少女は緑色の瞳で鬼を見つめつつ挑発する。
●
エルゼリオと攻撃集中するエリザがヒールを飛ばし、青鬼が長剣を一閃する。
青瞳の少年は引き続き防御集中しつつ祭刀を翳し受け止める。痛烈な衝撃が抜けて来るが、倒れない。回復量が追いついている。
「そっちは大丈夫か!」
「なんとか……っ!」
ナキルの声に答えエルゼリオ。
大丈夫そうなので他の七名は距離の近い緑鬼へと向かう。
ララベルは捜波を飛ばしてから衝撃波を放ち、
「お待たせよ!」
エミリアが駆け迫り緑鬼へと剣と短剣で三連斬を叩き込みステップして離脱し、ナキルが突撃して大剣を僅かな予備動作で一閃し、アクティオンが弓に矢を番え風を巻いて射出し、ザザが魔弾を撃ち放ち、シグルド、アルベルトがチャージして槍を突き出し、大太刀を竜巻の如く振り抜いた。
アーテミシアは己へとヒールし、緑鬼は踏み込んで来た近接最高火力のアルベルトへと長剣を一閃する。
城塞の力を宿した漆黒の騎士は、彼もまた非常に頑強だった。凶悪な衝撃力はそれでも装甲を抜いて来るが、一発で倒れる程ヤワではない、立っている。
「喰らえ、烈風三連突!!」
ララベルが風の如く突撃して二本の細剣で嵐の如く三連突きを繰り出して緑鬼を仕留めた。
天眼で位置を把握し戦術眼で戦況を把握したエルゼリオはヒールして守りを固めつつ東へと後退。エリザは引き続きヒールしてエリゼリオを支え、やがて残りの面子が青鬼へと総攻撃を仕掛けた。
「テメェもオレの武勇伝にしてやるぜっ!」
大剣を八双に構えた金髪の少年剣士がエーテルを全開に解放、爆発的に踏み込みざま、大剣を袈裟に振り抜いた。
紫電一閃。
まさしくその名の通り、鋭い光を閃かせながら走った刃は、青鬼を肩口から両断し、これを斬り伏せトドメを刺したのだった。
冒険者達が霧の四鬼剣人を殲滅し終えると依頼人のアルフレッドが馬に乗って戻って来た。
「クリーパーに囲まれた時は死を覚悟したが、いや、助かった。さすがだな冒険者達。その手腕、風評に違いないようだ。感謝する」
黒い口髭を蓄えたスマートな中年商人はそのように冒険者達を称えた。
「なぁ、被害にあった連中が、またこんな鬼みてーに沸いてこない様に、慰霊碑ってヤツにでもなるモン簡単にでも作ってみてーんだけど、良いか?」
死霊術師なるものが跋扈する今の世の中である。ありえないとも言い切れない。
犠牲者の骸を弔う為には旅程の足を止めねばならないだろうからナキルが依頼人へと問うと、中年の男は、
「それは良い事だな。私も手伝おう」
と頷いた。
「あら、流石は馬車商人、余裕があるわね」
「私は幸運にも生き延びて、稼がせて貰えるからな。多少は還元しないと天罰をいただいてしまうというものさ」
ザザの言葉にスマートな中年商人は帽子を被り直しつつそんな事をのたまった。
そういう訳で一行はレッドブリッジまでの道すがら、犠牲者らしき骸を見かけたら街道脇に葬り塚を立ててゆく事に決める。
「しっかし剣鬼……これは何だろうな」
シグルドは疑問を覚えていた。
その出で立ち等は彼的には惹かれるくらい恰好良いと思うものだったのだが、
「こんな武器がある……いや、あった、のか?」
四鬼剣人が斃れた後、後には四振りの剣が残った。しかしいずれもあの立ち登る炎のような光は消え失せていた。
もはやただの鉄の塊である。本当に鉄なのかどうかは良くわからなかったが。
アーテミシアも何か持っていないか探ってみたが、剣以外は特にこれといったものは残っていなかった。
「何か面白い事が出来るかね?」
シグルドは自身が抑えていた黒鬼の剣を持ち帰る事にした。
アーテミシアは緑鬼の剣、アルフレッドは青鬼の剣を引き取った。赤鬼の剣は犠牲者達の塚に供物として捧げられる事となった。
かくて冒険者達は街道を進み、道すがら骸を回収すると街道脇に穴を掘って赤鬼の剣と共に埋め、慰霊碑を立てた。
その後、街道を踏破してレッドブリッジへと辿り着き、無事に護衛依頼を果たしたのだった。
マスターコメント
ショートEX難しい 報酬:標準10 / 4〜10人
2021年09月28日 15時06分55秒 公開
相談掲示板
「ナキルだ!よろしくなっ! 久しぶりに剣で戦うってカンジの敵!腕が鳴るぜっ!(素振りブンブン) さぁて、とりあえず… 五組に別れるか、四組で別れるか…一体ずつ人数厚くして叩く、か 考えてみたけど 護衛対象居るんだし、守衛は一人居ても良いかもなーって思いながら… 赤いの殴りに行きてぇ!何となく!!」
ウォリアーのアーテミシアだ。宜しくな オレは何処でも構わねえぞ。というか壁だしな。
ウォーリア、シグルド・オルセンだ。よろしく頼む。 とりあえず俺も壁だしな。抵抗が高いと言うし、シザーロアは控えておいた方が良いだろうな。
僕は、シーフのララベル・サン・ディーベル。 みんな、宜しくね!
シューターのアクティオンです、よろしく。 四方を囲まれて向こうから進撃中、と。 大型馬車にテント等展開していることを考えれば、一方だけを食い破って突破、では済みそうにないですね。 ただ、四正面作戦も敵がどれほどの強さか分からない状態を考えると何とも言えない…… 自信をもって盾ができる、という方の数次第ですが、3方はひとまず足止め、残る戦力を集中させて1角を落とし、そのまま順繰りに各個撃破……というのは単純ですかね。
ウォーリアのアルベルト=V=シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 一体ずつ確実に仕留めた方が良いと思うぜ
エリザだ。よろしく頼む。 四体の敵の特性はそれぞれ違いそうだが、現時点では秘匿情報という訳だね。 個別撃破するにしても残り三体を抑える壁役はどうにも必要そうか。 >並大抵の回避では避けきれず、並大抵の防御では受け切れない 結局はこれがどの程度かによる気はするね。 最低保証に留めたとしても結構なダメージになりそうな気はするし、ヒールは全体的に多めに確保したほうが良さそうかね? 細かい事をしないでいいなら、アタシは回避を確保しつつヒールを2つか3つ持ち込むことは出来そうだ。
鬼の攻撃力がどのくらいあるか、だな。 オレは500くらいあったらギリギリ3T耐えられる。 400なら5・6T…ヒール3使っても7Tってトコかな
キャスターのザザ=ステルヴィナよ。今回は宜しくね。 剣鬼達って疾風足使って来るらしいから、出来れば移動阻害したかったけれど―― 白霧の効果でアーケインが効かないのがとっても面倒…。 >方針 アクティオンさんが仰ってるように、 「3方はひとまず足止め、残る戦力を集中させて1角を落とし、そのまま順繰りに各個撃破」に賛成よ。 >配置 射程に余裕があるから、馬車の傍に控えて剣鬼達を迎撃しようかと思っているわ。
「均等割付対応or一体集中撃破 まだ、どっちがイイって話が出てねーのが数名だけど… 赤、青、緑、黒 どれから叩くか、で、その残りをタンク(壁)できる シグルド、アーテミシア…あと、もう1人…?は、残ってる方に当たって貰うとして …壁かぁ… 実際どっち一体ずつってコトなら 後は、特徴がちげぇってコトだから、壁役から特徴が割れてれば聞いて対応… 倒す順番によっては、最後に倒す鬼の壁役は2名の方がいいか…?その分、耐えてもらう時間が長ェ…」
んー、そうだなぁ。一体集中撃破となるなら。 壁として名乗りを挙げてるのは俺とアーテミシアの二人か。 そんなら俺とアーテミシア二人は一人一体ずつ受け持ち、もう一体は他の八人から二人、できるだけ回避の高いやつが抑えて、残りで一体を速攻撃破って感じが良いのかね。 抑えるだけなら壁二人はしばらく一人でも何とかなるだろうと思っての判断だが。回避の高い二人はまぁ攻撃を受けた時に一人ではきついかなと思って二人が良いだろうと判断した。
シーフのエミリアよ、よろしくね。 どこかに戦力を偏らせて確実に数を減らしていく方針には賛成よ。 ただ、回避盾をすることそのつもりで来たのだけれども よくよく考えたら相手が疾風足を持っているということは、 執着とかをつけていない限り、移動力で壁役を避けて他に行くという選択肢が相手には常にあることになるのよね。 なのでその点では盾役として役目を果たせるか少し不安ではあるわね、 逆にこっちから追っていくというのは同じく疾風足があるから可能だとは思うのだけれど。 あと、あまり他人のスキルにかかわることは言いたくないのだけれど >光縛封は鬼のいるhexへは展開できない だから護衛対象を光縛封で守ることはできそうよね。 続く文言から元から張っている耐久力のある光縛封の阻害はできないでしょうし。
ヒーラーのエルゼリオ・レイノーラです。今回はヨロシクね! >方針 他を足止めしてる隙に一体を集中攻撃して撃破して行く方針にボクも異論無しだよ。 >配置 ボクも足止めとして前に出るね。 >光縛封 1hex内に侵入される前なら設置可能だと思う。 >特性スキル 【ハイパーヒーリングオーラ】は決定。 残りの1枠は【ハウリング・オブ・ブルーフレア】と【光縛封】でどっちを持って行くか考え中。 (【光縛封】は護衛対象の防護用として考えてるよ。) …うーん。どっちの方が良いと思う?
>疾風足で壁役を抜けていく可能性 鬼達が単純に「ここを通っている者を襲う」のか、「明確に商人・物資などを狙って襲う」のか次第、ですね。 「旅人や商人に被害が続出している」「多くの人々の骸が街道付近で野ざらしになっている」というあたり(あとPL情報ですが、OPでは商人がやられる前に冒険者たちがやられているあたり)、特定目標狙いというよりここを通るものは全員標的、と見れそうですが。 ただ、壁役で足止めをする場合、あからさまな時間稼ぎに付き合わない可能性はあるので、光縛封による依頼人保護をするならば鬼達がそういった動きを見せてから、でしょうか。 初手展開の方が安心感はありますが、効果時間を考えると…… >色別の特徴 分からないものは何とも、ですね。 壁役の偏重をするにしても、当たってみるまでは分からない以上、判断はつきませんし……あえて壁を厚くする(長い時間耐えてもらう)方向を作るなら、最初に倒しにかかるのとは逆方向、かと。 順に撃破するとして、単純に一番遠くなるから、というだけですが。
>壁役 アーテミシア・シグルド・エルゼリオの挙手で三名揃ったね エルゼリオはDA装備になっているようだが、防御を固めるとどの程度になるんだい? >エミリア 回避盾で足止め性能にやや不安ということだから、アタシと組んで最初の一体を抑えにいくというのはどうだい? アタシはアンタほどの回避は無いが(対同Hex186計算)、盾を持ってやや防御も固い。 二人で抑え込めばかなり被害は抑えられると思うんだ。 >光縛封 結局は三ターンの時間稼ぎなんだよな、これは…… 緊急時の確実な時間稼ぎとしては有用だが、エルゼリオが前線に出ていることを考えると使いどころが難しいかもしれない。個人的には、全体的な防御上昇効果もある事だしブルーフレアを推しておこうかね。 >疾風足で壁役を抜けていく可能性 これは何とも言えない。 だが、既に四面包囲されている都合上、ある程度は打って出る必要があるかと思われる。 可能であれば馬車の前面を早めに撃破し、そちらへ突破するべきじゃないかね。 馬を展開する余裕はないだろうし、その場に動かさないままというのもまずい気がする。
>壁役 >防御 依頼用の装備にすると、物防143/魔防107+ダマスカス鋼の盾(物魔防68)になるかな。 それ以外に能力値上昇スキル+防御集中を宣言する予定だよ。 被弾率が高くなって来たらヒールで回復しつつ、何とか時間稼ぎ出来るように頑張るつもり! >撃破順 これはもう実際に戦ってみないと分からないと思うし、 足止めしてる壁役の消耗度が高い所から順に援護に向かうようにするしかないんじゃないかな?
とりあえずオレは緑のやつを抑えるか 物理防御なら盾と装甲防御を合わせれば357。グロリアスアーマーで20%オフだな まあ魔防はその半分以下だけど その代わり攻撃力は有ってないようなもンだからそのつもりで頼むわ
>疾風即云々 ああ、ごめんなさい、肝心の結論部分を欠けさせちゃってたわ。 執着をつけれるウォーリアがちょうど敵と同じく4人いるから、 別々にかけてもらったら、素通りや避けられることも連携されることも防げるかしらって言いたかったの >エリザちゃん 提案ありがとう、では一緒には最初に落とす個体を狙わさせてもらうわね。 それにしても凄いわね、エリザちゃんの回避。 おねえさん威力との兼ね合いで多分爪から剣に切り替えるけれど、 リアクションスキルなしだとほとんど差がないぐらいになるわ。 >エルゼリオちゃんの特性スキル 敵が魔法攻撃をしてくるのなら、全員の防御性能を引き上げるブルーフレアを推すのだけれど、 3ラウンド依頼人を完全に守れるかもとなると個人的にはかなり有用に思えちゃうのよね。 ただ、手番勝負で相手が勝つと疾風足で一気に同一hexにまで来られると無意味になるかしらというのはあるのよね。 というわけで参考にならずにごめんなさい、おねえさん的にはどちらも非常に有効で使いやすいと思った方という答えになるわ。
>撃破順 現状、順番を決める根拠になるような情報もない以上、「とりあえず決める」で話を進めないと進みませんね。決まらないと壁役の皆様も「自分はどれを抑えるか」の話になりませんし。 赤、青、緑、黒の4色ということで、単純に最初に言及された赤から、とか。 >レイノーラ君の特性スキル 普段なら他人のスキルにどうこうは言わない主義ですが…… 「どちらを選ぶか意見が欲しい」ということであれば、【ハウリング・オブ・ブルーフレア】に一票でしょうか。 光縛封は既に言われているように(今回は特に)緊急用の時間稼ぎにしかならない上に鬼側にかけられないことから「有用に使える場面」が限られている上に発生するかも分からない。 であれば、自分達の使いたい状況で自由に使えるこちらかと。あと、敵の数が多い序盤に勢いよく敵を減らしたいという面も考えれば、「使いたい状況」も明確に決まってきますし。
「>赤いの いや、ホントな。赤いからって火ィ吹いたりしねーと思うけどな! ●赤 ナキル(壁役以外の名前を書いてしまっていいか悩んだ) 【壁役】アーテミシア、シグルド、エミリア&エリザ、エルゼリオ ●青 ●緑 アーテミシア ●黒 ●商人/馬車 ザザ ざっくりこうかな?ってカンジで書いた、違ったらワリィ。 >スキルの話 光縛封も頼れるスキルだけど、今回は相性がぱっとしねぇってカンジか… オレもブルーフレアとかのスキルの方がいいと思うぜ。(下記に続く)工夫して憂慮を潰す方向性で…だな >疾風足、足止めまでの流れ 「一気に一体を叩く」のと、タゲを取るってェ話…と、疾風足で「抜けられる」懸念が抑える所か。 前者が有効、使用可能な場合は盤石。更に念を入れるなら 赤対応に全振りせずに、「抜けられた場合」にその相手を足止めする ちょっと待機する人員を1人…2人割いたら「一体集中」の前提が崩れちまうモンな。 だから、スタートダッシュで「一体に向かう」グループと 保険的に待機する1名を置いて、止められ無かったら抑えて貰う… が、流れとしては抜けはねーかな?ってな。」
>ナキルさん 一覧表の作成ありがとうございます。 俺は、まず赤に向かうぜ ●赤 ナキル アルベルト 【壁役】アーテミシア、シグルド、エミリア&エリザ、エルゼリオ ●青 ●緑 アーテミシア ●黒 ●商人/馬車 ザザ
>対剣鬼 私は馬車の傍に控えつつ、後方から移動砲台的に魔法攻撃する予定よん。 初撃時は集中攻撃する一体に魔弾2を放つわ。 壁役さん達の形勢も常時観察して、ピンチになっていたら援護射撃させて貰うわね。 ●赤 ナキル アルベルト 【壁役】アーテミシア、シグルド、エミリア&エリザ、エルゼリオ ●青 ●緑 アーテミシア ●黒 ●商人/馬車 ザザ(後方から魔法攻撃。標的は臨機応変。)
>特性スキル アドバイスありがとう! 【光縛封】は使い所が限られてるし、確実に使用できる【ハウリング・オブ・ブルーフレア】の方を持って行く事にするね。 >担当 それじゃ(特に根拠はないんだけど)、ボクは『青』を担当するよ~。 ●赤 ナキル アルベルト 【壁役】アーテミシア、シグルド、エミリア&エリザ、エルゼリオ ●青 エルゼリオ ●緑 アーテミシア ●黒 ●商人/馬車 ザザ(後方から魔法攻撃。標的は臨機応変。)
んじゃ、俺は残りの黒を担当しておこう。 ●赤 ナキル アルベルト 【壁役】アーテミシア、シグルド、エミリア&エリザ、エルゼリオ ●青 エルゼリオ ●緑 アーテミシア ●黒 シグルド ●商人/馬車 ザザ(後方から魔法攻撃。標的は臨機応変。)
「とりあえずは見えて来たか… あと、ちっと相談してぇ所は >初動 赤に向かうメンバーの中から、誰か1人 他の色の足止め確認してから動くか。 >赤撃破後の動き A・次の色に赤メンバー全員で向かう B・次の色に向かう際に2手or3手に分かれる だな 赤撃破後に、A(2体目)、A(3体目)、A(4体目) って動くのと 赤撃破後に、A(2体目)、B(3体目、4体目) 壁役の疲弊を考慮すると、後者の方が負担が少なくできるか?って思ったりもするんだが… 前者の場合なら、撃破が完了した色の壁役の面子が 撃破を後回しにした色の壁役の加勢に向かう。 かな >撃破組 白露に対して薙ぎ払いとかを打ち込んで手応えあるといいんだけどな… 直接正面でやりあってるとしても、互いに「背中をカバー」する形でやりあった方が良いよな 認識阻害、隠蔽ってぇコトだしな…常に臨戦態勢で殴り合える距離だったら、そんな心配ねェと思うけど 疾風足持ちが、素直に間合いを保つとは思えねェし。」
>赤撃破後の動き 俺は「A」のつもりでいたんだが・・・ 確かに「B」もありと言えばありか・・・ ただ、俺は一体ずつ確実に仕留めた方が良いと思うから「A」に一票だな。
>最初の敵撃破後 自分の考えは「A」、撃破組は一丸で次の鬼へ、ですね。 手分けして負担軽減という考えも確かにありますが、手分けした分2,3体目の撃破には時間がかかりそうですし、結局4体目の壁役には負担がかかるだろうと考えると、撃破役はまとまって動いた方が手分けによる戦術の組み換えなど考えずに済む分やりやすいかと。 >配置 素直に撃破組として動きます。 通常ならシューターなので距離を保つところですが、白霧の認識阻害が気になる。距離を保っていると当てられるものも当てられなくなる恐れがあるので、ある程度は距離を詰めていこうかと。 疾風足で踏み込まれる恐れはありますが、壁役に足止めをお願いしている以上、こちらも安全確保に拘泥は出来ません。 ●赤 ナキル アルベルト アクティオン 【壁役】アーテミシア、シグルド、エミリア&エリザ、エルゼリオ ●青 エルゼリオ ●緑 アーテミシア ●黒 シグルド ●商人/馬車 ザザ(後方から魔法攻撃。標的は臨機応変。)
オレはどっちでもいい。 当たり前だけど長引くとその分やられる確率は上がるからな。手早く行ける方で頼むわ ただまあ、壁の中ではオレが一番硬いみたいだし、ヒールも有るからある程度は後回しでいいぜ
これは、赤から集中攻撃で倒すで、いいのかな?
「>ララベル おう!赤から叩くぜ!! >アーテミシア 頼りになるぜ!よろしく頼んだぜ! >アクティオン、アルベルト お、了解だ。サンキューな!」
>赤撃破後の動き 基本は「A」で良いんじゃないかな? 後は各壁役の消耗具合を考慮しながら、ある程度臨機応変に動いて貰えると助かるかも。 >1R目 サブで【ブルーフレア】を付与するんで、 付与希望でボクよりINIが速い人は付与してから行動して貰えると助かるかな。 メインでは青に向かって前進後、防御集中で攻撃に備えるよ。
連投ゴメンね! (追記) >INI ボクのINIは16だよ。
>分担 ●赤 ナキル アルベルト アクティオン 【壁】エミリア&エリザ ●青 【壁】エルゼリオ ●緑 【壁】アーテミシア ●黒 【壁】シグルド ●商人/馬車 ザザ(後方から魔法攻撃。標的は臨機応変。) こうなるね。初手の攻撃は赤に集中させる、ということでララベルも確認して欲しい。 >赤撃破後の動き Aで良いと思う。 次に狙うのは状況次第ではあるが、可能なら青がいいんじゃないか。 ヒーラーであるエルゼリオの手が空くのは大きいと思うよ。 >エミリア 特性1とアクティブスキルはまだ迷っているが、ステータス関連は現状でアタシは決まりだ。 よろしく頼むよ。
今回は初動から引き付けたり庇ったりする必要はなさそうだし、防御重視の特性持ち込んでみるな。 倒す順は赤を倒した後は俺達壁の余力次第で危なそうなところを先にって見解で合ってるだろうか?
「>エルゼリオ 了解だぜ!イキナリ突貫しねぇようにするぜ! >シグルド そうなりそうだ!」
最初は赤に集中攻撃、撃破後も基本は1体づつ仕留めていくの了解だよ、ありがとう。 行動順の調整も気を付けるね。 僕自身の動きは、捜波のマークやサーマルアイを使って、剣鬼の位置を把握しつつ、ひたすら三連撃を叩き込んでは剣の間合いから離れる、を繰り返すのを狙っていこうと思うよ。