【帝国】銀の影とアストラキル【燃纛】
望月誠司
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シナリオID:1391
オープニング
帝国の南部に位置する辺境の町だ。
帝国が崩壊して以降、戦いや苦難を幾つも乗り越えて来たしぶとい町だったが、今回はまた新たな脅威に晒されていた。
「な、なんだこいつは?!」
町の北にある、最近はすっかり平和になったと思われていた森に、奇怪な異形の化け物が出現していた。
人の影を銀色に塗って立体化したような、のっぺらぼうのクリーパーが居た。
そしてさらに銀影クリーパーの身体にしがみつくように根を張り巡らせた奇怪な植物が張り付いている。
どう見てもまっとうな生き物には見えないそれらは、森に採集に来た町の人々――の護衛についている冒険者を睨みつけると、身の毛もよだつような奇声を発し突進してきた。
銀色の人影の肩に乗り、その体躯に根を張り巡らせている植物が、枝を振りかぶり、振り下ろす。すると枝は鞭のようにうねりながら鋭く伸びた。
「くっ?!」
枝は咄嗟にかわさんとした冒険者を逃さずにその身を捉えると、巻きつくように絡みついてその動きを拘束、間髪入れずに銀色の人影が両腕を刃のように鋭く変化させ銀色の霊気の光を立ち登らせながら、猛然と突撃してくる。
「う、うわぁあああああああ!!」
迫る刃を前に、身動きを封じられた冒険者が叫ぶ。
しかし、彼は一人ではなかった。
冒険者の背後より火球と光球と光矢と矢とが飛んできて、銀影に次々に直撃して爆裂が巻き起こる。
一斉射撃を受けて銀影は抗するべくもなく一瞬で消し飛んだ。
仲間の一人が近づいてきて刃を一閃した。
冒険者に絡みついていた枝が切断され、身が再び自由になる。
「大丈夫?」
「あ、ああ、わりぃ助かった」
仲間に救われた冒険者はほっと息を吐きつつ、別の冒険者が地に転がっている銀影を見下ろし、
「しかし……なんなんだろうね、この奇妙なクリーパー」
「そうね、肩から植物生やしてるなんて変わったクリーパーよね」
「生やしてるっていうか、逆に寄生されてるんじゃないですか? 前にちょっと聞いた事ありますよ。ヴィント解放の決戦の時に幽界樹って奴の実を埋め込まれて操られてたクリーパーがいたとかいないとか……」
冒険者達がそんな事を話しあっていると、森の樹々の間からまたひょっこりと植物を生やした銀影が現れた。
「まだ居たのか! 今度は油断しね……え?」
それは先程の銀影と良く似ていた。そっくりと言っても良かった。しかし、一つだけ相違があった。
それは、今度の銀影は体長が3m以上あったという事である。
しかも一体だけでなく、もう一体いた。こちらは女型のシルエットの銀影だった。
クリーパーの力は、概ね、その大きさに比例する。
「に……逃げろぉおおおおおおお!!」
リーダーの冒険者が叫び、冒険者達は町人達を守りながら一目散に逃げ出した。
●
町の守備隊長である壮年の男が言った。
「銀影キル、と名付けた」
天霧りに消ゆる幽界樹の実を植え付けられたような銀影ゆえに銀影キルだそうだ。
「総長のネーミングセンスはどうかと思いますが、識別はしやすいですね」
町の弓騎兵隊長である若い女が頷く。
「冒険者ギルドに討伐依頼を出そうと思う。森はしばらくまた出入り禁止とする」
「それが良いですね。森に弓騎兵隊で突っ込む訳にもいきませんし、異論ありません」
かくて例によってまた困った時の冒険者頼みで、ギルドへとクリーパー討伐の依頼が出されたのだった。
解説
マスターより
リプレイ
「のっぺらぼうの時ですか。この町と言い冒険者の活動を始めたばかりの頃を思い出します」
小さな仕立て屋を営んでいる銀髪金瞳のエルフ娘マリイ・パルティスが森内を歩きつつ言う。
以前にも似たような事があった気がする、と。
「ええ、全く、どこから湧いて出てくるのやら……」
茶色のフードと緑色外套に身を包んだ蜥蜴人が頷く。アクティオンである。
「ま、また物騒な森になっちゃいましたね……」
金髪のエルフ娘リディリディ・トゥラ・イェレミースがおどおどとした表情で周囲を見回している。
先の夏には孤児院の子供達を連れ遊びに来れたくらいに安全は回復していたのだが、また危険な森に逆戻りである。
「はい、文句を言っても仕方ないですが……こちらに出来ることは狩り続けることだけ、ですね」
白鱗の蜥蜴人が嘆息する。この世に悪人と這者の種は尽きぬようだ。
「――現れたのは人影が立体化したような銀色の這者、という事だったか」
褐色肌と銀髪銀眼を備えた闇エルフが呟いた。ライナ・フレイヴァルツだ。
「あとライナ、それに植物がくっついているみたいよ」
狼の複数の尾を持つ半獣娘コハクが家主へと言う。
何事にも無感動であった一年前と比較すると随分と喜怒哀楽がハッキリするようになったが、表情は相変わらずの鉄面皮なクール娘である。
「肩から植物って、なんかあるんだろうね」
一行の先頭に立つバクル・バスリーが周囲の樹々の間に視線を走らせ警戒している。黒い瞳の蜥蜴人の少年だ。齢は十六。
最後尾は猫科の半獣人セリオス・オーガストが固めている。
「植物に寄生されているのか、あるいは共生しているのか……」
リディが歩きつつ己の考えを展開する。
「いずれにせよ、中型這者一体に小型が一体、それが一組になってきている訳ですね……つまり一体で通常這者二体分……それが二組いるということですから、敵這者はかなりの脅威と思って良いでしょう……うぅ」
「……なるほど。聞く限り一体でも恐ろしいが、二組いるのがまた恐ろしさを増しているな。実質四体か」
ふるふると震えているエルフ娘の言葉にうむ、と闇エルフ娘が頷く。
「……放っておけば、森に危機が訪れるのは間違いなさそうだな」
「はい、三メートルもの巨体に、枝を伸ばして絡みついても来るそうですから……一般の人ではとても抵抗できないと思います」
と同意したのは、メイド服に色白な肌を包んだ銀髪青瞳のエルフ少女、フロマーシュ・ダイヤドロップである。
自由騎士団「寄り添う白衣」に所属し守護の剣を握るメイド騎士だ。
「誰かが襲われたら一大事ですから、ライナ様、何としても食い止めないと」
「そうだなマーシュ、なんとしても私達で倒そう」
仲間達のそんな会話をマリイは聞きつつ脳裏に昔日の光景を思い浮かべていた。
あの時は正直足がすくみそうになった。
だが今は――
(いえ、正直今も怖いですね)
傍らを歩くリボンをつけた白狼がマリイを見上げる。
エルフ少女は微笑むと狼の首を撫でた。
「……大丈夫ですよ、コルデラ。目にもの見させてあげましょう」
ウォンと白狼が応えるように一声鳴いた。
●
初秋の森では未だ多くの樹々が緑の葉を豊かに生い茂らせていて昼なお薄暗かった。
草木は奥へ進む程に密度を増し冒険者達の視界を遮り、森は暗さを深めてゆく。
しかし、
「音が……しますね……何か重いものが動いている音が……」
超聴覚で周囲を警戒していたマリイが一行へと注意を促すや否や、
「……居た! 銀影だ!」
警戒し注意を払っていたバクルが林立する樹木の間より迫り来る巨大な銀色の影達を発見する事に成功する。
敵影発見の報に最速で対応したのはエーテルを体内に巡らせ反応速度を飛躍的に高めた金色の半獣娘コハクだった。
橙色の瞳を走らせ戦術眼で状況を素早く把握する。
可能ならば死刺でまず一撃したい。しかしあれは隠蔽状態かつ対象に気づかれていない場合でないと使えない暗殺技だから現在の状況だと難しそうだ。
その判断を一刹那の間に素早く下すと、
「プランBで行くわ――交戦を開始する」
少女は打ち合わせておいた作戦を仲間達へと告げるや否や疾風の如く駆け出す。
その間にやはり反応の速かった猫科の半獣人セリオスが、体を半身に攻撃に意識を全集中させ、短弓に矢を番え引き絞っていた。
天眼・看破で樹々と敵の位置を把握、エーテルを全開に解放し、満月のように引き絞った弓矢へと収束させ、眩く光輝かせてゆく。
輝きが最高潮に達した時、半獣の青年は裂帛の弦音と共に光の矢を撃ち放った。
薄暗い森を眩く切り裂いて、光矢は樹々の間を精密に縫って飛び、体長3mの巨躯を誇る男型の銀影キルの胸に命中する。
錐のように回転しながら突き立った光矢は、銀色の肉を裂きその奥の肋骨をぶち抜き、さらに奥まで深々と突き刺さった。床子弩もかくやという凄まじいまでの破壊力。
直後、風の如く迫った金色の半獣娘が漆黒の外套を靡かせ飛び込んだ。林立する樹木に当たらぬよう、槍の柄を持つ手を滑らせ短く持ち直しつつ旋風一閃。
白と赤とで彩られた槍が弧を描き唸って、銀色巨影の腹を鮮やかに掻っ捌いた。紫色の体液が勢い良く噴出する。
少女は槍を振り抜いた勢いのままに森中の不整地においても軽やかな身のこなしで黒衣を翻しつつ方向を転じ、間合いを広げると再び味方の方に駆け戻って来る。
並の生物なら既に死亡しているであろうセリオスとコハクからの凄まじい破壊の連撃を受けた銀影は、しかし、速度を落としすらせずにコハクの後を追いながら冒険者達の方へと猛然と突っ込んでくる。
(とんでも無いタフネス……!)
異様な耐久力を目撃してアクティオンは、これの討伐の主力となるには己は向いていないと判断し、矢を番えいつでも放てるように準備しつつ補助に回る事とした。具体的に言うならば、仲間が枝に掴まった時に備えておく。
側面に回り込むつもりのマリイも同様に備えておく。
「バクル様! 援護します!」
フロマーシュは祭刀を掲げエーテルを蜥蜴人の少年へと向け解き放つ。たちまちバクルと彼が身に纏っている防具が淡い透明な光に包み込まれてゆく。
「女型はこっちで抑えておくね」
男型の方は任せたとバクルは迫る女型銀影に向かい、そして、殺気を籠めてエーテルを解き放った。獅子咆吼。
殺気が銀影へと叩きつけられ――吹き散らされる。
バクルの付与力は非常に高い。だが銀影達の抵抗もまた極まって高かった。
(この感じは――!)
銀影の進路軌道から抵抗された事を察知したバクルは、剣と盾構え地を蹴り爆発的に飛び出した。
バクル・バスリーの盾、この身体は、パーティーの仲間を護る物である。
スキルが効かないならこの身一つで突撃し止めるまで。
「――こっちだよ」
薄暗い森の中、淡い光を纏った蜥蜴人の少年が防御集中しつつ前に出る。
「ゆくぞ」
真っ白で神秘的な霊木の杖を手にしたライナは、銀色の瞳で男型巨人を睨む。杖先にエーテルを収束させ光と化し、眩い球状に膨れ上がらせると、クールな声と共に射出した。
光球が森内の薄闇を裂き、唸りをあげて一直線に飛ぶ。
魔弾は迫る巨人へと真っ向から激突、凶悪な光の爆裂を巻き起こした。銀の肉が盛大に爆ぜ、紫色の体液が飛び散る。
その隣、おどおどとしている金髪エルフが、攻撃に全力集中して、天地を巡るエーテルを超高速でかき集めていた。
魔法力が爆発的に上昇し、エーテルが逆巻き、空間が軋むと同時、杖を翳す女の周囲に、死を齎す天魔の如き破壊力を秘めた小光球が無数に出現していた。流星光だ。
「い、いきますっ!」
リディリディは声と共に不可視の波動を放ち、それと同時に杖を振って光弾の群れを流動させた。
闇の森を光球の群れが切り裂いて抜け、流星の如くに男型と女型の巨人に襲い掛かる。
壮絶無比の大爆烈が次々に巻き起こって、樹々を薙ぎ倒し、大地を爆砕しながら、銀影達の骨肉を、紫色の体液を噴出させながら次々に爆ぜ飛ばしてゆく。
――oooooOOOOOOOOOOO!!!!
苦悶だろうか、怒号だろうか、奇怪な声をあげながら、体液を撒き散らす銀影達が瞳無き目でリディを見た。
金髪エルフはビクリと怯えて身を硬直させた。銀影達は肉を多く失い体液を溢れさせていても不死の化け物の如くに迫って来る。
波動は極まって高い抵抗力に吹き散らされていた。効いてない。
(あ、不味い、死ぬかも)
リディ、魔法防御ならちょっとあるが、防御は紙だ。
銀影の肩上植物から枝が鋭く伸びてきて、エルフ娘は怯えの中、ふと客観的に冷静な分析を脳裏によぎらせた。
「――危ないっ!」
その時、黒い影が伸びる枝とリディとの間に割って入った。
メイド服に身を包んだ銀髪青瞳のエルフ少女フロマーシュである。
翳された白い翼の盾と植物の枝とが激突し、枝が鞭のごとく回って、銀髪青瞳のエルフ少女の細身へと絡みついてゆく。強く束縛した。
間髪入れず森の大地を爆砕しながら銀の男型巨人が踏み込んできて、肘から先を刃状に変化させ振り下ろす。
枝に拘束されているメイド少女をかわし銀刃がリディへと迫る。金髪エルフ娘は愛用の杖を翳し光を纏った。
命を燃やしながら展開された光の障壁が、その凄まじい魔力量を反映した頑強さで以って銀巨人の剛刃を弾き飛ばす。
次いで、左の刃が振り下ろされた。
既に役割を果たしていた光の膜が消え失せ、銀色のオーラを立ち登らせる刃の切っ先が翳された盾をかわし金髪のエルフ娘の肩口から入る。胴を掻っ捌きながら脇腹より抜けた。
リディは悲鳴と共に鮮血を勢い良く宙へと噴出し、ぐらりと身を傾がせ――数歩たたらを踏みつつも、態勢を立て直した。
(い、生きてる!)
凄まじい激痛に意識が飛びかけたが、三連撃でなく一発だけだったのでギッリギリ立っていた。
「――行かせないよっ!!」
女型銀影もまた超火力なリディへと向かおうとしていたが、こちらはバクルが前に立ちはだかり、側面に回り込んだマリイが女型の膝へと魔弓を構え呪矢を鋭く撃ち込み前進の勢いを鈍らせ、ペットの白狼コルデラも激しく吼えながらバクルと共に間に入って、強行突破を阻止している。
突破は出来ぬと見た巨人は、枝を振るって蜥蜴人少年の身を打ち、絡みつかせて束縛する。間髪入れず、銀の双刃が爆風を巻きながら連続して閃く。
悲鳴の如く金属の絶叫が鳴り響いてゆく。
バクル、物理には強いが魔法的な攻撃にはかなり弱い。
だが動きを阻害されながらも、光を纏う少年は斜に構えて、巧みに装甲を活かし、猛攻を受け止めていた。
鍛え抜かれた盾、フロマーシュの堅甲、防御集中、装甲防御、グロリアスアーマーがダメージを幾重にも軽減させていた。
他方、アクティオンは弓に矢を番え慎重に狙いをつけていた。金色の瞳が見据える先は、青瞳のメイド少女をグルグルに束縛している枝だ。
精神を止水の如くに研ぎ澄ませはっしと撃ち放つ。
針穴に糸を通すような精密さで飛んだ矢は、銀髪エルフ娘と肩上植物の間を繋ぎ伸びている枝へと突き刺さり、貫通して抜けた。
枝の連結が切断され、自らを縛る力が緩んだのを感じたフロマーシュは、細身をよじって枝を振りほどく。
「――これ以上はやらせない」
コハクが槍を振り翳しながら風の如く突撃し、
「――これならどうだ」
セリオスが光を収束させた矢を再度撃ち放つ。
槍刃一閃、男型銀影の体躯を深々と斬り裂き、凶悪な光の矢が巨人の胸をぶち抜いた。
紫色の体液を噴出しながら巨人が仰向けに倒れてゆく。
「今手当します!」
フロマーシュは癒しの光をリディへと放ち、傷を塞ぎその痛みをやわらげてゆく。
「攻勢にでます」
男型が斃れたのを見たアクティオンは弓に矢を番え引き絞り、強烈に眩く光輝かせてゆく。
真夏の太陽の如き鮮烈さに達した瞬間、矢が勢い良く飛び出した。
閃光が走り、女型の胴に突き刺さり、錐のように回転しながら骨肉を抉ってゆく。
マリイもまた攻撃に精神を集中させると指先を女型の頭部へと向けた。
収束された光が矢と化して飛び出し、銀影の額に突き刺さる。
紫色の体液が勢いよく噴出し、巨人が後方へと大きく仰け反ってゆく。その仰け反り具合から心なしか普通に撃つよりも良く効いているような気配がした。
その隙に白狼はバクルを束縛している枝に噛み付き、引き千切っている。
女型が態勢を立て直し、肩に乗っている植物は今度はマリイへと枝を伸ばした。
金瞳のエルフ娘は輝くエーテルを全身に纏い防御する。
枝がマリイの身に絡みついて強烈に束縛し、銀の双刃が振るわれてその身を激しく斬り刻んでゆく。
赤色を散らしながらマリイの身がふらりと大きく傾く。エルフ娘の身が地に対して平行になってゆき、しかし、激突する寸前で足を前に出し踏み留まった。
凶悪な三連撃に意識が危うく飛びかけたが、かろうじて意識を保っている。
「きみの相手はぼくだぞ!」
蜥蜴人の少年が注意を惹くべく女型へと爆発的に加速突撃しながら大太刀を一閃し、体液を噴出させている。
巨人がぐるりと振り向いた。
「手当てする! 頑張れ!」
ライナは束縛されているマリイへと向かい駆けると癒しの光を放った。血塗れのマリイの傷が癒え、痛みが和らいでゆく。
同じく血塗れリディは光の矢を強烈に女型へと撃ち込んでいる。
その後、女型は再度リディへと向かおうとした所をバクルに押しとどめられ、一同から一斉攻撃を受け、紫色の体液を盛大に撒き散らしながら沈んだのだった。
「うーん、このクラスのクリーパーが沢山いると大変だね」
戦後、手当を終え、一息ついた時にそう評したのはバクルである。
一同は銀影撃破後、肩についている植物型の様子を注意深く窺ってみたが、植物も息絶えているようだった。
ライナは植物共感を働かせてみたが何も感じ取れなかった。やはり完全に死滅しているようだ。
「植物由来で自然発生したものなら、その原因を絶たねばなるまいが……手がかり無し、か……」
褐色肌の銀髪闇エルフは、わからん事が多いな、と唸った。
「……植物は言わずもがなですが、人型の方も以前の個体を思わせます」
ぽつりと呟いたのはマリイである。
「しかも成長してるというか……何とも言えない気分です」
――どこかにまだいるのでしょうか。
彼女の懸念に答えられる者はこの場にはいなかった。
その後、一行はフロマーシュの言により残敵がいないか森を巡った。
すると小型の銀影がまだ残っていたのでこれを掃討、森に完全な平穏をもたらした。
「よしと、これでここで出来る事は全てかな……大変だったし、がっつり何か食べたいね」
バクルのそんな言葉と共に冒険者達は帰還したのだった。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人
2021年09月15日 01時33分20秒 公開
参加者
バクル・バスリー
- イェレミース トゥラ リディリディ
マリイ・パルティス
セリオス・オーガスト
アクティオン
ライナ・フレイヴァルツ
コハク
フロマーシュ・ダイヤドロップ
相談掲示板
銀影キル、束縛してくる等中々に厄介な敵のようだな。 なんといってもその生命力と体躯か。 森の中ということで離れれば離れるほど命中力が下がるようだから、 しっかりと作戦立てて挑んでいかなければ、厳しい戦いになりそうだ。 ライナ・フレイヴァルツ、キャスターだ。 皆よろしく頼む。
ウォーリアのフロマーシュ・ダイヤドロップと申します。皆様よろしくお願いいたします。 耐久力も攻撃力も高く、回避の妨害もしてくるのですね… 今のところ前衛は私だけのようですし、皆様をできる限りお守りしていけましたらっ!
ウォーリアのバクルだよ。よろしくね 最後の一枠で参加させてもらったよ。 命中低いが魔法攻撃が高い銀影の二回攻撃 威力は低いが命中高く束縛する植物 1ラウンドに3回攻撃が飛んでくると思った方がいいね。 とりあえず、片方をシーザーロアで引き付けようと思うよ
No.4
キャスターのリディリディです。 あの・・・、よろしくお願いします。 魔霞でクリーパーの命中率を下げるBSを与えようかと考えましたが、抵抗が高いのであまり効果はなさそうですね。 ですので、威力を高めた魔法で攻撃することに専念しようかと思います。
シーフコハクよ、よろしく。 取り敢えず現状前衛がフロマーシュとバクルになったとして、私は火力特化で行かさせてもらうわ。 一撃で削り取れる自信はないけれど、確実にダメージは与えられるつもり。 抵抗力もあるし今回は攻撃前衛とみなしてもらえれば。
シューターのマリイと申します。よろしくお願いしますね。 敵さんは2体……生命も多いようですし、片方を集中して先に落とした方がよさそうでしょうかね。 個人の動きとしては枝や足を狙うなどして敵の妨害や援護に回ろうかなと思います。ヒーラーさんもいらっしゃらないようですから回復も積んでいきますね。 そういえば以前同じ街で普通サイズののっぺらぼうな敵を相手にしたときは顔や急所に攻撃を当てられるのと嫌そう反応でしたが……今回はどうでしょうね。 あとは寄生されてるようですし、撃破したら自然と植物型も動かなくなりそうではありますが、念のため警戒しておきたい……くらいでしょうか。
シューターのアクティオンです、よろしく。 ふむ、まず片方落としたい、というのは異論なく。 あちらには目立った遠距離攻撃はなさそうですが、枝自体はそこそこ伸びそうですし、それも届かないように離れると樹々が邪魔になる……といったところでしょうか。 加速度的に命中が下がるとありますが、そもそも射線自体が通らないということもあるでしょうし。 ただ、枝の攻撃に関してはこちらも樹々を遮蔽にすることもできるかも……
片方を集中して落とすの、了解だよ。 じゃあ最初に狙わない方を担当しようかな。 全力の防御で耐えるね 一応気を付けて欲しいのが、ヒーラーが今回いないから、回復面は意識する必要があるかな。 ぼくも持ち込むけど、多分足止め中につかっちゃうし、もう一体と戦ってる人達に届くか分からないから、他にも持ち込んでくれる人がいると安心かも
まずは片方を集中して、ですね。 かしこまりましたっ。 今回はヒーラーの方がいない事もありますし、そこにも気を付けないといけませんね… 私はシーザーロアの代わりに、祭刀を装備して、堅甲とヒール2を使えるようにして、守りに加え、回復と支援もできるようにしていく方がいいかもしれません。 その場合も、カバリングで皆様を頑張ってお守りしていきますのでっ!
片方を集中攻撃して早期撃破を目指すか、了解した。 BS低下は見込めなさそうだな、私もBS系統の技は持っていかずに攻撃スキルを持つとしよう。 ヒールであれば使うことができるが、それでも良いか? 枝に束縛された者がいれば、伸ばされた枝を優先的に狙おうと思っている。 はなれて攻撃もしたいところだが、中々に厳しい状況だな。 せめてもの遠距離攻撃対策として状況を見てアイアンウォールを設置するのも考えている所だ。
>回復 ヒール2くらいなら持っていけるので、最低限はなんとか、ですね。 >戦闘 敵の戦術的に枝の拘束が起点のようですし、敵本体は体力で耐えるタイプ、となるならば、自分は本体への攻撃より枝の対処を優先しましょうか。
シーフの皮を被ったウォーリア擬きことコハクよ、知り合いも初めましても皆よろしく。 取り敢えず現状の片方を早期に潰して残ったのを数の暴力で、みたいな認識で良いかしら。 BS系が効きにくいとなると単発火力でいくしかないから私は皆の攻撃で隙が出来た瞬間に一撃ぶち抜くような動きでいく予定よ。 周りを見つつの行動になりそうだし戦術眼もあるから軽い戦場指揮はやれると思うわ。 後は伸びてきた枝をちょくちょく刈る位かしらね
・・・ん、遅くなったがシューターのセリオスだ、よろしく頼む とりあえず俺も片方に集中攻撃で異論ない。 相手の抵抗が高いからBSとかは今回はやめて火力重視のほうがよさそうだな
No.14
発言の間隔が開いてしまってすみません。 えっと・・・、片方を先にというのはわかるのですが、どちら側を先にするかは決めておいた方が良いのではないかなと思います。 そうですね、どちら側を先に攻撃しても変わりなさそうですし、ひとまず「男型」の方を先に攻撃することにしましょうか?
はっ。私も開いてしまいました。すみません。 では私も少ない方……女性型ですね。そちらの足止めに回ろうと思いますー。攻撃スキルは一つにして回復多めに持っていこうかな。