【竜盤】砕かれた壁、待ち構える鉄槌
馬車猪
コメント 45
シナリオID:1334
オープニング
邪竜の突撃すら想定された長大な壁が、衝撃を受け止めきれずに振動する。
ドン、ドンと破滅的な音が響くたびに揺れは大きくなり、やがて限界を超える。
「神様……」
数多の悪意から信仰と住民を守ってきた巨大建造物が、1箇所だけとはいえ根元から崩れ去る。
裂け目から攻め込んでくる種族混成軍メルトウォールに、シュメルツァとそこに集う民は為す術なく制圧された。
●
ドワーフ王国の首都はクリエスター山脈の中にある。とはいえ地下都市では経済や農業においては都合が悪いことも多い。そんな理由から拓けたのが山脈北東部の平野部マミダである。
帝国、また辺境都市群へとつながる交易地でもあり、ドワーフ愛飲の火酒の醸造地としても知られる都市マミダを中心としたこの地域は、ドワーフ王国の玄関口として知られていた。
しかし、そこにドワーフ王国の宿敵たる邪竜が襲撃を行った。普段ならある程度奪いつくせば消えていく邪竜だが、邪竜バイアーディスとアイオーンの二体は、彼らを頭とする種族混成軍メルトウォールと共に包囲網を敷き、陥落させた都市を支配下に置くといった行動に出たのだ。
今までにない攻勢に対して大きな対抗策を持ち合わせていないマミダ各地域の都市群は、それでも命の為に、仲間の為に、家族の為に、明日の為に。
絶望の中にあっても防衛と抵抗を試みるのであった。
●
「クソッ、うるせぇぞテメェら!」
恥を知らず、畏れを知らず、勇気の意味まで知らぬ傭兵達が冷や汗を流している。
相手は戦う術を持たない民衆だ。
まともな仕事を請けられないほど評判が悪くても、腕っ節だけはある彼等であれば1人で10人は殺せるし100人を威圧できる。
だが、1000人を超える民衆に対抗する術など持ち合わせていない。
「散れ散れ! ここは通行禁止だ!!」
「死にたいならぶっ殺してやるぜ、えぇっ!?」
使い込まれた長剣を振り回して威嚇する。
気合いの入った若者が頭に血を上らして詰め寄ろうとして、もっと気合いの入った聖職者に体で遮られて停止する。
(増援はまだ来ねぇのかよっ)
(やべぇな。殺りあうことになったら逃げられねぇ)
『信仰の聖地』シュメルツァは、種族混成軍メルトウォールが雇った兵達による奇襲で陥落した。
しかし彼等の数は少なく、メルトウォールの言葉は信仰厚いシュメルツァに響かない。
結果として、破滅的な事態が発生する寸前であった。
「大将、助けにいってやらねぇでいんですかい?」
騒然とした広場から遠く離れた場所で、賊にしか見えない男達が神妙にしている。
奪う殺す焼くを繰り返した外道授恵者でも、実質単身で都市を攻め落とした化け物を刺激しようとは思わない。
「人間には向き不向きがあるよ」
緑の髪をしたゴブリンが欠伸をしていた。
五体全てが鍛えられてはいるが摩耗した雰囲気があり、長命種にときどきいる世捨て人にも見える。
だが鉄塊を振り回して建造物を壊したのはこの女なのだ。
賊として中年になるまで生きてきた男達は、仮に隙があったとしても逆らわないと心に決めていた。
(こんな化け物がまともな生き物な訳ねぇだろうが。逃げるならまだ分かるか逆らうとか馬鹿かよ)
最も強く邪悪だった同業者を思い出す。
死んだことにも気付けないまま高速のハンマーで弾けた瞬間は、毎晩夢で見てしまうほど強烈な光景だった。
「今逃げられると困るよ?」
じっと見つめてくる青い瞳は、人間を見る目では絶対にない。
か弱い小動物を眺めているかのような、伸び代のない無能に予め用意していた言葉を投げつけるような、全く心が籠もっていない目と声だ。
「分かってまさぁ」
だがそれでも構わない。
圧倒的に強い相手に従い糧を得る程度、若い頃から何度もしてきたことだ。
男達はまだ、世界の裏にうごめく悪意と恐怖を理解していなかった。
●
女はゴブーナと名乗っていた。
今よりずっとゴブリンの地位が低い時代に生まれ、暴れに暴れて、何も成し遂げられずにここにいる。
「危ないよ」
ゴブーナは子供が好きだ。
授恵者となって高みを目指せる可能性が他より大きいから。
「食べ物がないなら私の宿に来なさい。山羊もいるから乳もあるよ」
ゴブーナは妊婦が好きだ。
授恵者を生んでくれるかもしれないから。
人間としてとっくの昔に破綻していることを自覚した上で、立ち止まる気は皆無であった。
●
多数の依頼が公開されて慌ただしい冒険者ギルド。
そこに粗末な服を着たドワーフが入ってくる。
職員は深く頭を下げてから、恭しい態度でドワーフを席に案内した。
「助けてください」
椅子を断り深々と頭を下げる。
宗教界に強い影響力と存在感を持つ人物とは思えないほど腰が低い。
「時間がないのです」
冒険者に対して顔を上げる。
強靱な理性と精神力で耐えてはいるが、目にも顔にも焦りが強い。
「シュメルツァ陥落の報は届いていると思います」
信仰上重要な土地であり街であり、累代の寄付と奉仕で分厚く長大な防壁を持つ城塞都市でもあった。
「陥落時に警備の兵が皆殺しにされ治安維持機能が麻痺しました」
貴族出身や軍人出身の冒険者はその言葉だけで察した。
暴動が起きる寸前だ。
暴動が成功しても失敗しても、間違いなく大勢の犠牲者が発生する。
犠牲者の大部分は、直接反抗する者ではなく物理的に弱い赤子や妊婦や傷病者になってしまうだろう。
「お願いしたいのは赤子と妊婦の救出。そして暴動の抑止です」
「シュメルツァ奪還を優先するという手段もあると思いますが」
職員が提案する。
今の冒険者はかつての冒険者とは違う。
1都市を支配しきれない武装勢力程度、正面から撃破可能なはずだった。
「それは……」
ドワーフはうなずきかけて、部下からの報告を思い出し首を横に振る。
「それは次の機会にお願いします。民の安全を優先したいという思いもありますが、それ以上に……」
危険な相手がいる。
どんな手段を使ったか分からないが、長年シュメルツァを守っていた壁を破る個人が占領軍に参加しているのだ。
冒険者の才覚があれば、その個人を武力で仕留めるか策で無力化することも可能かもしれないが、失敗したときに失われるものが大きすぎる。
「民の安全を最優先にお願いします」
ドワーフは改めて、冒険者達に頭を下げるのだった。
なお、今シュメルツァにいる赤子と妊婦達は、ゴブーナという個人に保護されている。
都市に潜入し、ゴブーナを倒すか出し抜くかして赤子や妊婦達を都市の出口付近へ護送、その後敵兵を突破し街の外へ出て逃げ延びようやく成功という、高難度依頼であった。
解説
マスターより
リプレイ
「メルトウォールの人が言いたいことも分からなくもないんだけど……」
「考えるのはメルトウォールの行動を見てからでいいだろ。綺麗な言葉は詐欺師でも使えるからな」
トゥーリが零した言葉に、バーネット・フォーサイスが肩をすくめて応えた。
バーネットが長大な防壁を見上げる。
(不安要素ばかりだが……やるしかないな)
裂け目を守っていた傭兵が冒険者に気付いた。
物理的に進路を塞いでいるのがウォーリア5名。
残るシューター5名も素早く矢をつがえていた。
「はやっ」
驚くトゥーリに矢が降り注ぐ。
高位の術使いを確実に仕留める猛攻であったはずなのに、ヤギの強靱な脚と人類の上澄みの知性と技を兼ね備えたトゥーリには全く通じない。
トゥーリが愛用の騎士槍を高々と掲げる。
溢れた光は強くて柔らかで、照らした冒険者だけに強烈なバフを与えた。
「冒険者だ、鐘をっ」
新たな矢をつがえるかわりに鐘を鳴らそうとした2人に、全く警戒されていない場所からそれぞれ放たれた矢が迫る。
シューターの視界が揺れて首から下の感覚が消えた。
歪んだ視界に、自らの首元から延びる矢と、2本目の矢をつがえるセリオス・オーガストの姿が映る。
(見えない死神? だがこの威力と精度は……)
右手から滑り落ちた鐘が、セリオスの矢で壁に縫い止められ音を封じられた。
セロンガード・シュタインドルフは2本目の矢でシューターの左目に当て眼窩から脳を破壊する。
しかし数秒振られた鐘によって、警報が短いとはいえ遠くまで響いてしまう。
「何もかも完璧にとはいきませんか」
セロンガードがぼやくが、占領軍の要に奇襲をかけた冒険者が圧倒的に有利だ。
ハヤト=ガラン=ヴォルファングは剣で切り結ぶことすら許さない。
回避の技術で熟練傭兵達の技量を上回り、一方的な攻撃でウォーリアの命を削る。
「ヒーラーから潰せ!」
熟練傭兵から出た命令は的確で、しかし常識的な能力の相手にしか通用しない内容であった。
「あんたらの相手は私だ!」
ゴルバルティアが吠える。
サウンドボマーで拡張された声は非常に威圧的だ。
シーザーロアのようなはっきりした効果はないが、傭兵隊にゴルバルティア自身を意識させることに成功する。
「せいぜいあがきな。全部無駄だがな!」
体格に優れ、ダマスカス鋼の盾も装備しているのにゴルバルティアは非常に身軽だ。
セリオスに向かった矢を、盾と自らを盾にしてしっかりと防ぐ。
(やらせない)
不敵な表情を作って威嚇する。
生き残りのシューター3人の狙いが狂い、矢が盾に当たって明後日の方向へ弾かれた。
(貰った時間を無駄にはしない)
セリオスは矢からエーテル製の光弾に切り替える。
狙うのはシューターではなくウォーリア達の背後だ。
ほんのわずかな時間で準備した光弾が、濃厚な煙に変わって傭兵隊の救援要請の邪魔をする。
音だけで危険を知らせるにはシュメルツァは広すぎる。
「退却は許しませんよ!」
シルク・メイプルリーフが祭刀で斬り込む。
刃を覆った魔力が分厚い装甲を切り裂き、傭兵にダメージを与えるだけでなくシルクに背を向けることを躊躇わせる。
どんなに分厚い鎧でも背中は薄いものなのだ。
「じゃま、だよ!」
ティトが傭兵の手槍を跳び越えた。
そのまま一撃入れて離脱することもできたが、兜に着地して再度跳躍する。
「なっ」
咄嗟の反撃は十分速かったがティトの速度は傭兵をはるかに上回る。
数日前に破壊された裂け目の凸凹を伝い、傭兵射手の元までよじ登り攻撃した。
「時間は俺達の敵だからね」
アスティン・ヴェルラインは遮蔽物の向こうにいるシューターに矢を放つ。
まるで目視されているかのように正確な射撃に、傭兵は急所への直撃を避けるのが精一杯だ。
「イタチ?」
壊れて剥き出しになった石材の影に、イタチにしては大きなものが見えた気がした。
「これなら上出来か」
バーネットは温存していた札を切る。
防壁の裂け目の都市側出口を、無数の小さな稲妻が覆い尽くす。
「最速で参りますわ」
生き残りの傭兵が判断するより早く、バンビが放った8つの光弾が傭兵8人を貫く。
「畜生、ゴブリン女が!」
傭兵が都市の外へ脱出しようとしても冒険者が邪魔で、都市の中に逃げ込もうにもアーケインによる足止めだけでなくバーネットによる冷却が移動を徹底妨害する。
バンビの範囲攻撃に晒される傭兵達に、激しい戦いを経てもほとんど無傷のトゥーリが対している。
「アナタ達、どう見てもメルトウォールの名目で動いていないよね」
トゥーリが不快そうに眉を寄せる。
臭うのだ。
人を傷つけることを何とも思わない外道の気配が、目に痛いほど感じられる。
「っ」
右、前、左からの急襲。
使い込まれた刃物にはいつの間にか毒が塗られ、授恵者の生命力があっても危ない一撃と化している。
が、トゥーリの目には半ば止まって見えた。
固い地面の上を滑るように駆けて、3度の空振りを誘った上で街の外への退路を塞ぐ。
バーネットが攻撃に参加する。
非常に強力な光弾が賊同然の傭兵を鏖殺する。
誰一人、最後の瞬間まで反省しなかった。
●
「荒れるぞこれは」
不敵に笑うバーネットだが額には汗が滲んでいる。
防壁を守っていた兵以外の敵が弱すぎる。これでは暴動を抑えきれない。
「暴動寸前ってレベルなら、どこかで不満をためた人たちが集まるなり有力者に詰めかけるなりしてるかな。刺激しないようにうまくいけばいいんだけど」
最後の台詞は叶わない望みであることを、アスティン本人が一番よく分かっている。
比較的豪華な家の前でにらみ合う兵士や群衆を結構な頻度で見かけるからだ。
「ここも駄目か。後は……」
バーネットは出発前に聞き込み記憶した住所と地形を脳内で検索する。
「裏よりの人間になるな」
どんな場所でも薄れてもなくなりはしない暗がりに、微かな血の臭いを漂わせた冒険者が入り込んだ。
身軽さを最優先した軽装であるのに威圧感が分かり易い。
ゴルバルティアの存在は、下っ端犯罪者の暴発を抑えるのに十分だった。
「被害が出て取り返しがつかなくなれば、奪還や救助どころではなくなってしまう」
アスティンは外部で都市奪還の動きがあることを伝えた上で、都市奪還で予想される被害について指摘する。
奪還の前でも最中でも、暴動が起きれば弱いものから矢面に立たされて被害が拡大する。
街の被害を最小限にするのが、都市に関わる全員にとっての利益に繋がる。
情ではなく数字に基づく理屈で説明して、裏側の有力者を追い詰めた。
「分かった。だが長くは持たない」
言い終わるより早く外から騒動の音が聞こえてきた。
「メルトウォールか。普通の人間に見えるけど」
大鼬の目を通してアスティンが観察する。
「だから対処に困っている」
シュメルツァを占拠されて嬉しい住民などいないが、相手がクリーパーでもメドゥの指先でもないので意見がまとまらないのだ。
「救助班も来ている。妊婦や子供の避難への協力は頼めるかな?」
アスティンがそう伝えると、有力者は力強くうなずきメルトウォールと会わずに離脱できる隠し通路に案内した。
●
異様な静けさに満ちた宿に、日常的に過ぎるノックの音が響く。
「ゴブーナさんお久しぶりです。シルクです、覚えてらっしゃいますかね? コチラに居ると聞いてきたのですが」
一番見晴らしの良い部屋のドアをノックしているのはシルクだ。
真っ当なシスターに見える彼女に、建物内の妊婦達がすがるような目を向けている。
「開いているよ」
「どーもー」
シルクは平然とドアを開けて中に入る。
鉄塊の手入れをしていた女ゴブリンが、それまで感情のなかった瞳に微かな光を浮かべる。
「確認をさせていただきますけどゴブーナさんはいったい何をなさるつもりですか? まさか農場でも作ろうとか?」
勧められてもいないのに平然と椅子に座ってブラックなジョークを飛ばすシルク。
ゴブーナはくすりと笑って手入れの道具を片付ける。
「そんな技も蓄えもないよ」
「なら問題ないですね。とりあえず我々はこの方々の移送を頼まれましたが問題はありますか?」
部屋の外を示す。
見えてもいないのに気配を感じて正確に視線を向けるゴブーナを、同じロード種であるバンビがじっと観察していた。
バンビはゴブーナの外面には騙されない。
この女は自分自身の欲で動く。
今穏やかに見えるのは、熱く粘着く欲が外面に現れていないからだ。
(ゴブ―ナ様の事は良く存じませんが、妊婦や子供たちを保護しているからには、少なくとも楽しみのために殺すような野獣の如き御仁ではないはず)
時間をかけて観察を行った後、数秒考えて結論を出す。
(本能からも社会から外れた目的を持つ……典型的なメドゥの指先ですわね)
気付いたことに気付かれたことを理解した上で、バンビは言葉で時間稼ぎをする。
「さあさあ、今のうちですよ」
シルクは街の有力者が急派した荷馬車に妊婦達を誘導する。
ゴブーナは気付いているはずなのに、それについては何も言わない。
「なあ」
いつまで下手くそな芝居をするのだとハヤトが問うた。
「やりたくてたまらねぇんだろ?」
籠手と具足と忍刀という変則的なスタイルのハヤトが、挑発ではなく事実を指摘する。
ゴブーナが初めて、本当の意味で冒険者の顔を見る。
虚ろな瞳の奥に殺意が毒々しく光っていた。
数十秒後。
戦いは一方的だった。
「この野郎」
ハヤトは返り血まみれの体で構えを取り直す。
空気を押し退ける音と共に鉄塊が飛んでくる。
しかし速度は遅く、カウンターで斬りつけることも可能なほどだ。
「この期に及んで手加減かっ」
「あまり刺激しないでくれ。我慢するのも大変なんだ」
ゴブーナは片手でハンマーを背に担ぐ。
「経験が体に馴染み切っていない状態でその強さか。素晴らしい」
ゴブーナは相変わらず狙いは酷く、しかし威力だけは次元が違う。
美しい平面だった街路に大穴が開く。
ハヤトは今度こそ仕留めるつもりで喉を狙い皮膚を裂くが血管にぎりぎり届かない。
(物攻特化の低命中型か。戦いの相性は最高だがっ)
両手持ちに変わったハンマーが旋回し、掠めただけで挽肉確実な威力で以てハヤトに迫る。
「その雑な戦い方、ボケたかババァ!」
特性スキルだったのだろう。
神眼法を使ってもぎりぎりだった。
使用直後のエンライトに巻きこんだのに効いている気がしないし、負ける気はないが今勝てる気もしない。
「惚けてなどいられないよ」
は、と熱く禍々しい吐息が零した瞬間、いきなり生えた鉄壁がゴブーナの視界を塞いだ。
「避難は」
最後の荷馬車の上で、バンビが次の術に集中している。
シルクがうなずくと同時に術を発動。
鉄壁の端から見えた腕に光弾を直撃させるが、裂け目で戦った傭兵と違ってほとんど効いていない。
「これより脱出いたします。速度最大で。ヴォルファング様?」
激しい音を立てて加速を始めた荷馬車の上からバンビが呼びかける。
ハヤトが後退する。
鋭く旋回したハンマーが鉄壁を消滅させる。
が、2枚目が丁度邪魔な位置にあって追撃のための加速を許さなかった。
●
箒と砂が最高の武器であった。
砕けた武器や鎧は箒で掃いてしまい、こびりついた血や死体は砂で隠す。
掃除をするティトやトゥーリが証拠隠滅の主犯であることに、救援というよりは状況の確認に来た一般傭兵は気付けなかった。
「ようガキ、ここにいた怖い連中どこ行ったか知らねぇか?」
「こわい、ひと?」
ティトが小首を傾げると、傭兵は「もうちょっと育っていたらな」と下品につぶやいた。
精鋭傭兵捜索のためほとんどの傭兵が散って行く。
最後に残った傭兵の背後から、箒を短剣に持ち替えたティトがとことこと近づきそっと刃を滑らした。
「ぁ」
断末魔が飛び出すより早く口に布巾がねじ込まれていた。
「ごめんね」
トゥーリが傭兵に追い付き奇襲を仕掛ける。
授恵者なのは同じでも格が違いすぎる。
魔力を帯びた日輪の槍で2人が突き殺され、最初から逃げようとした者も背後から魔矢で貫かれて即死した。
「みんなこっち、だよ」
荷馬車に乗った母や子が目にしないよう、ティトはシュメルツァ襲撃犯の死体を建物の影に隠し……捜波で敵の接近を警戒していた。
「僕達も戦える!」
「本当に戦えるならそんなことは言えないものです」
セロンガードは、荷馬車や馬の持ち主から預けられた子供達を誘導している。
「せめて列を乱さず歩けるようにならなくては。ほら、小さい子が遅れているのに気付かないなんて恥ずかしいですよ」
巡回するメルトウォール構成員に出くわさないよう、細心の注意を払ってティトが確保した裂け目を目指す。
途中、街の有力者が集めた妊婦や幼児や傷病者と合流して荷馬車に乗せる。
(2……3人ですか)
子供が気付く前に山なりに射撃。
1本外したが1人1殺で3人を排除し、裂け目から延びる列に新たな荷馬車を並ばせた。
(多いな)
セリオスは幼児達を怯えさせないよう気配を消し、ようやく最精鋭の全滅に気付いた傭兵達を警戒している。
「もっと数を集めっ」
セリオスが矢を放つ。
無数の家屋を跳び越え、冒険者に対抗するため傭兵やメルトウォール兵を集めようとしていた男の左胸を射抜く。
予め発生させた煙幕が、人が死ぬ瞬間を母や子から隠していた。
「これが最後の便です」
セロンガードが煙幕を継ぎ足すがあまり効果はない。
冒険者が弱者の避難を進めていることに気付かれたのだ。
「参りますね」
指揮官らしき兵士を狙って矢を放つ。
殺さず重傷にして敵軍の余力を削るという残酷な策を平然と実行し、最後の荷馬車が裂け目を抜けるまでの時間を稼いだ。
●
バーネットの心臓を狙った矢が着弾した。
「凄腕も少しは残っているか」
エーテルバリア改が強力な魔力を物理防御に変換して矢を防ぐ。
彼は裂け目にアーケインテンペストを仕掛けることで追っ手の速度を鈍らせた。
「追って来ないね」
アスティンが裂け目の外側に煙幕を発生させた。
防壁の上にいる兵士は少なく、大部分の兵は煙の後ろに何があるか分からない。
ゴブーナが倒せなかった冒険者を恐れ、大部分の兵士は煙が消えるまで足を止めてしまっていた。
「今なら取り返せそうだね」
アスティンが軽口を叩くが警戒を強めている。
遠くに、敵増援が見えるからだ。
「奴はメルトウォールを利用しているだけのようだしな。……まったく」
バーネットが舌打ちする。
「お山の大将をしたいなら猿山でしろってんだ」
何が目的かは知らないがどうせろくでもないと決めつける。
あれほどの強さがあれば、社会の表側にいれば後援者も簡単に得られるし真っ当な望みなら叶うのだ。
「取り返すのは大変そうだね」
アスティンは、遠ざかる壁を見ながら静かにつぶやいていた。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:多い10 / 4〜10人
2021年09月02日 00時39分35秒 公開
相談掲示板
(ゴブーナだ。私が回答できるのは、冒険者が現地に到着した直後までに分かること限定だよ。また、ここで見聞きしたことはシュメルツァにいる私には反映されないので安心して欲しい)
No.2
今回はブレイブファング傭兵団 豊穣のシルクとして参加させていただきましょうか。 ちょっとゴブーナさんとお話しもさせていただきたいですし。
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! ゴブリンの傭兵と聞いちゃ黙ってらんねぇからな! 今回の目的は赤子と妊婦の救出に暴動の阻止って2つあるわけだから役割分担しとかねぇと厳しそうだな。 それと都市への侵入&脱出場所を正門か裂け目にするかを決めなきゃいけなそうだな。 俺としては裂け目の方から入って脱出すんのが理想的じゃねーかと思ってんだがどうだ? 強敵かもしんねーが数が少ない分、逃がさず速攻で仕留められりゃ5分は無人に出来るってのはデケェと思うんだよな。 裂け目から侵入し奇襲 敵を速攻で殲滅しゴブーナのとこに少数で向かい注意を引き付ける その間に別働隊で赤子と妊婦達を救出&脱出させる こんな流れの案で考えてみたんだが他にアイディアあるか?
キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 >方針 まず考える事は、街への進入と脱出の段取りだな。 進入はともかく、脱出は防壁の裂け目を使う方が、交戦して敵を撃退する必要があるものの、 一時的にでも周辺を無人にして、安全を確保しやすいとは思う。 それを踏まえた上で進入方法を考えると、時間は消費や敵の増援も有るが、 18時間待って正門から侵入する方が、消耗を抑えられるから良さそうか? 行きと帰りで防壁の裂け目を通ろうとすると、2回戦闘が必要になる可能性もあるし。 「殲滅か撃退をすると、5分程度無人になります。」ってのが、 敵を逃して応援を呼ばれた場合のみの猶予なのか、殲滅しても5分後には敵が現れるのか、 それによってこの経路の使い勝手が変わってくるな。 ゴブーナに関していえば、現状殆ど人となりとかわかっていないが、 可能なら交渉とか駆使して戦闘を避けれればいいが、まぁ荒事になるのは覚悟した方が良いか。 真っ当に戦ってもやれなくはないだろうが、暴動の危険とか妊婦達の安全とかを考えると、 やっぱり誘導して足止めが無難な所か?
シーフのティトです。 よろしくおねがいします、ね。 『冒険者が到着後、18時間後に判定無しで都市侵入が可能になります(正門周辺の警戒が緩みます)』 っていう記述がとっても気になる、ね。 ぼくとして、は、18時間侵入を待ったら時間切れになるんじゃないかって思った、よ。 正門周辺の警戒が緩みます、って、なんで緩むのかすっごい気になった、から・・・増援がやってきて人員が増えてるのに強化されずにむしろ緩むのは、何処かに人員が割かれてるからで、それは暴動が起こってその鎮圧に人が割かれる時間なんじゃないかって思った・・・よ。 だから、依頼主の焦り方と『暴動が起きる寸前だ。』という記述も含めて鑑みると、18時間がタイムリミットなんじゃないか・・・っていうのがぼくの意見、だよ。 侵入と脱出なんだけど、侵入を脱出に偽装する事って出来ない、かな?そうすれば脱出の時とっても楽になるなー、って・・・。 ぼくは昼に着いたらすぐ裂け目から侵入して、可能ならば偽装工作をして・・・正門周辺の警戒が緩む18時間後に正門から脱出するのがいいんじゃないかなって思った・・・よ。 増援来てるし、やべえ人数正門に張ってるじゃないかって最初思った、けど・・・『判定なし』で侵入できるレベルの(ザル)警戒、なら、全員で集中突破すればひょっとしていけるんじゃないかって思った、よ。
街の襲撃に参加した傭兵の中で最も強い者達を裂け目に配置したって事は、逆説的に解釈すると他のところは最も強い者たちは居ない(ただしゴブーナは除く)。という事になるのも付け加える、ね。
No.7
問題は救出した人達は私達と同じようには動けないということですね。 18時をタイムオーバーと考えるなら18時まで待った時点で負けなのではと思うので お帰りは裂け目を使ったほうが良いのではないでしょうか。
No.8
私の案ですがまずは全員で裂け目の傭兵団を逃さないように殲滅しましょう。 理由としては今はここに居ますが我々が少数で別行動中に出くわしたら逆に倒されかねない戦力なので先に叩いておきます。 そこから別行動で 内側から正門を攻略する班 ゴブーナを引きつける班 民を安全に脱出させる班に別れます。 正門はゴブーナさんが壁に穴を開けたほうが早いと判断したぐらいなので正面から行くのはやめましょう。
No.9
正門攻略はまぁ保険ですね 正直な話ゴブーナさんとの話がどうなるか戦場がどこになるかは未知数です。 出来ればゴブーナさんを孤立無援にしておきたいのですよ。ある程度頭の回転が速い人かとは思いますので宿を占領し続けるのが難しいとわかれば引いてくれたりしないかなって 個人では占領し続けられない事はわかってるはずです
No.10
すみませんね お勤めの都合上間が開いてしまいました 脱出路を決めてない件ですが避難案内する人にお任せします。正門近くでゴブーナさんと戦闘中に通るわけには行かないでしょうし宿の窓から入ってこっそり少人数ずつ連れ出す方針かも知れませんし。
>経路の確保 突入にせよ脱出にせよ、経路の確保はなるべく頭数集めてやった方が良いんじゃないか? 正門を攻略するにしても、裂け目を突破するにしても、戦闘が絡みそうなら 人手は多い方が良いし、確保するまで妊婦達にはどっかに隠れてもらって、 確保出来次第すぐさま誘導して脱出する流れでどうだ?
遅くなった ゴルバルティアだ ウォーリアだぜ とりあえず前衛するから、一番強い敵かもしくは敵の数が多いとこに応ればいいか? 耐久レースなら得意だからな!
No.13
たぶんですけど裂け目には5分毎に見回りの兵 正門には6時間毎に10人の増援が来ますので制圧後に無人にするのはマズいかも知れませんね
トゥーリだよ、よろしくね! >脱出のタイミング 18時間後に警戒が緩むって話だけど、どうして緩むのかな? その時に街の中がどうなってるかって状況が分からないから、それを前提に動くのは怖い気がするんだよね。 >正門 これ、内側からだったら比較的楽に開いたりしないかな? もちろん、50人の兵士をどう攻略するかって問題はあるんだけど……
No.15
戦力を集中させるのは良いと思います。 救助対象はゴブーナさんの管理下にありますので足止めと連れ出しはセットです。 たぶんですがゴブーナさんを倒すのは難しいです
No.16
ええですから正門は内側から開けようねって話ですあわよくば指揮官を後ろから集中攻撃して>トゥーリさん
シューターのアスティン。よろしく。 OPの内容的に、やっぱりゴブーナが都市を落とす異常な個人戦力だね…。 メイプルリーフの言う通り倒すのは難しい気がする。 個人的な意見だけど。 妊婦と幼児は正直連れ歩くのも運ぶのもきつい。背負ったりすれば交戦は難しいし、 走らせても移動速度がね…。 って考えると、裂け目から静かに脱出させるのが安全かな。正門を完全攻略して脱出させるのはきつそう。 裂け目を確保して待ち伏せ奇襲を仕掛ければ、次の見回りも落とせるかもだし。 正門を内側から開けようとすると、そっちに目が向くから裂け目からの脱出はよりやりやすそうかな。 そう考えると、脱出経路は正門攻略と救出組とで別に分かれて脱出、って考えはありなのかな。 戦力的にはきついかもだけど。正門は現状授恵者は指揮官だけ、指揮官を先に落としさえできれば、多少は押し切れそうだし。 <ゴブーナ 占領し続けられないと判断できる正常な思考をしてればいいんだけど… そもそも保護してやってるんだからここが一番安全、ぐらいに思ってるとやっかいだよね。 とはいえ宿にはほかのやつらは絶対に近づこうとしない、ってことだから…。 派手に引き付けるか…町の中より外の方が安全で幼児と妊婦にとっていいことだ、 と納得させる、とかになるのかな?
No.18
救助対象のことは単純にコレから育てる予定の家畜ぐらいに思ってると思いますよ?>ゴブーナ
救出作戦の方にゃ色々案が出てるが、暴動の抑制の方はどうする? これって民衆が傭兵共に対して蜂起すると共に火事場泥棒的に好き勝手暴れる可能性があるって認識でいいんだよな? それならそもそも民衆達が蜂起する必要なく傭兵共を追い出せるって思わせられりゃいいわけだろ。 ちと、アイディアなんだが『幻影』スキルを使える奴がいれば街中で雑魚傭兵共にゴブーナの首の幻影を見せてビビらせ死にたくなかったらとっとと出てけって脅して回れば尻尾巻いて逃げてってくんねーかな? その間に俺は宿でゴブーナと話をして時間稼ぎしつつ戦闘になったら全力回避で引き続き時間稼ぎしようかと思ってよ。 んで、俺が注意を引いてる間に赤子や妊婦を救出して貰う部隊と裂け目を確保の部隊(これは同一部隊でも良いかも)で救出作戦を遂行して貰う。 暴動沈静部隊は適当に雑魚共を追っ払って民衆を落ち着かせたら撤退って感じだな。 ゴブーナの恐ろしさを身に染みて感じてんなら効果はあると思うんだよな。 ま、『幻影』を使って貰う面子には一度ゴブーナの顔をチラ見に来てもらう必要はあるだろうけどよ。 あとは突入タイミングに関しては時間をおけばおくほど暴動の可能性が高まると思ってるから早めに行動を起こすってのを推すぜ! 事前にシューターのペットで街中の偵察くらいはする時間はとってもいいと思うけどな!
・・・ん、反応が遅くなって済まない。シューターのセリオスだ、よろしく頼む すでに言われてるがゴブーナは倒さずに済ませたほうが被害は少なそうだな、未知数かつ壁を壊せるやつと戦うのはいろんな意味で骨が折れそうだし、ハヤトが言う通り注意をひいて時間稼ぎしてその間に、でいいと思う。 本人も惰性でやってるような感じだしな 脱出させるならあとはタイミングとかか 6時間ごとに増援もあるし、可能なら最初の増援前に何とかしたいところだが。 脱出させる場所も俺も正門は時間がかかると思うので裂け目からでいいと思う <暴動の抑制 OPにいる気合の入った聖職者とかいるから、民衆のまとめ役みたいなやつがいればそれに行って近いうちに奪還しに来ると伝えて抑えてもらったりするとかか。さすがに威圧感とかで威圧しては逆効果だろうしな。 というか下手に戦ってそれ見た民衆が勝手に勢いづいたらまずいのではないか?
>暴動 個人的には、オーガストの言う様な戦闘等の大きな騒ぎとか、状況の変化を起こすと、 暴動に発展しやすい気がするな。 メルトウォール側が蹴散らされる様とか、正門周辺が制圧されたり勝手に開いたりとかを 目撃したら、メルトウォールも大したこと無いと思って、暴れ始める可能性もある。 その辺を加味すると、街中とか人目に付く場所での戦闘は、可能な限り避けた方が良いかもな。 ゴブーナ相手も、可能な限り交渉とかで片づけて、戦闘は最終手段にするとか。 あと、民衆のまとめ役とか顔役に話を付けて、暴発しない様に抑えて貰うのは良い案だと思う。 信用度とか街への影響的にも俺ら以上だろうし、OPのドワーフ……宗教的なお偉いさんが、 血を流すことを望んでないって旨を伝えれば、信仰厚いって事だし納得してくれると思う。 なんなら、証明になりそうな書状を一筆したためてもらうってのも有りだな。
No.22
私はあんまり群集には不用意に接触しないほうが良いと思いますね。抑制も依頼に含まれてるので暴れる理由を無くすか犠牲を抑える方向でなにかできるといいんですけど。 一応顔見知りなのでゴブーナさんと1度接触してお話しさせていただきたいですね。テレパスをもって行くので会話内容や状況はお伝えしたいです。
No.23
我々の見ている前で暴走ということであれば対処できませんかね? こちらの戦いを見て士気が上がるような人たちは間違いなく暴徒ではなく市民でしょうけど敵が紛れ込んでるのがややこしいですね。 暴動の原因はおそらく占領下にあることと宿に囚われてる人たちなのでそれが解消されればおそらくは
>暴れる理由 ・囚われてる乳幼児と妊婦と子供が心配 ・中途半端にメルトウォールに抑圧/略奪されている不満 シルクさんが言ってくれてる通り、この二つだろうね。 でも、暴動が起こったらメルトウォールだって市街を完全に掌握出来ている訳じゃないし、とりあえず弱い方向に矛先が向かう……と。 ゴブーナさんが宿にいる状況なら、保護されている人たちは無事に済みそうだけど、そうなっちゃうとワタシたちの目的が達成できなさそうだね。街にいる子供や傷病者の人たちは助からないかも。 つまり、暴動はワタシたちとしても起きて欲しくない。 バーネットさんの言う通り、住民のリーダー役が見つかるならその人に話を通すのがいい気がするね! >方針 シルクさん+αでゴブーナさんの様子をみつつ、可能であれば説得――が一番かな? ヒューマン以外の人が付いていくのが良さそうだよね。 正門付近で騒ぎを起こして、ゴブーナさんが宿から離れてくれればみんなを連れ出す隙とかも出来そうなんだけど。
>方針 残り一日を切ったし、これまで出た案に肉付けしつつなんとなく纏めてみた。 ・現地に到着したら、防壁の裂け目周辺の敵を排除し街の中に潜入 ・街中ではなるべく目立たない様にして住民への刺激を避け、 可能なら街の有力者等に住民が暴発しない様に抑えを頼む ・ゴブーナの宿の場所を把握したら、同時に脱出時の移動経路や段取りも予め決める ・ゴブーナに対しては交渉や対話等の穏当な手段で引き渡しを要求しつつ、 無理なら陽動等で宿から注意を逸らし、その間に妊婦達を救出 ・脱出も防壁の裂け目を使い、傭兵が再び守りについているなら、 排除するまで妊婦達に安全な場所で待機してもらう ・これらを可能なら6時間以内に済ませる 大体こんな感じでどうだ?
>方針 ・ゴブーナの宿の場所を把握したら、同時に脱出時の移動経路や段取りも予め決める これは潜入前にシューターのペットで済ませた上での潜入の方が良くねぇか? 潜入してから妊婦達の救出までは極力時間をかけずにすぐに行動出来た方が安全度は上がると思うんだよな。 裂け目の傭兵共を殲滅したあとの5分間の無人タイムってことは見回りやら交代要員が来るまでの猶予だと思ってんだよな。 なら殲滅後に裂け目の安全確保組が潜んで見回りやらに来た敵を奇襲すりゃもう少し時間稼ぎも出来んじゃねーかと思ってよ。 理想はこの10分から15分程度で出来れば妊婦達を外まで連れ出してぇって感覚で考えてんだが不可能そうか? ・脱出も防壁の裂け目を使い、傭兵が再び守りについているなら、 ってとこも傭兵達が再度守りについたって前提で考えると明らかに潜入時よりも警備は厳重に多人数の配備になることが予想出来ると思うからよ。 俺としては潜入後の動きはできる限り迅速に移してぇと思ってんぜ!
秘密裏に行動することに賛成ですわ。 流産することが高い環境よりは安全なところに移送したほうがよいということを納得させられれば ゴブ―ナ様から穏当に救出対象の譲渡が可能と考えられますわ。 曲りなりも保護している以上、子供たちを害したいとは考えていないでしょうし。
間隔短いが…… >段取り ペットを先行して潜入させるのは良いと思う。 ただ、エーテルリンクも1km範囲内でしか通じないし、 街の大きさがどれくらいか分からないが、規模や宿の位置次第で探り切れない可能性もある。 >時間 個人的には、次の傭兵がやって来るまでに脱出するのは難しいと思う。 仮に時間稼ぎが込みで15分くらい猶予が有るとして、 往路の移動、ゴブーナとの交渉又は陽動、妊婦達への状況説明と脱出、復路の移動、 さっき上げた街の大きさも関係してくるが、これらすべてを時間内に終わらせるとは、 断言しきれないな。 特に多数の妊婦、乳幼児、子供達が俺らと同じ様に動けるわけじゃないだろうし、 単純な移動時間も、脱出時の方が時間がかかると考えてる。 それなら状況的に悪い方を想定して、再度傭兵の排除を行う前提で動いた方が、 面子の分散も可能な限り防げてやり易いと思う。
>脱出 確かに街の広さがわからねぇから往復だけでもどんくれーの時間が必要かはわからねぇな。 そうすっと裂け目の方は 壊れた石材は既に撤去され、幅4メートルほどの通り道ができています まだ修理のための人手が集まっていないため、街の襲撃に参加した傭兵の中で最も強い者達(ただしゴブーナは除く)が守りを固めています 殲滅か撃退をすると、5分程度無人になります。傭兵が知らせない限り正門や街の中のメルトウォールは気付きません 初期配置敵戦力:熟練傭兵10名。全員授恵者。半数が重装甲ウォーリア(移動2最大射程1)、残りがシューターです(移動3最大射程20) ってことだから初期配置で守りを固めてる10人を誰一人逃さず、応援を呼びにいけない様にした上での殲滅が重要だと思うんだけどどーだ? 速攻で傭兵を殲滅して妊婦達の運搬も極力時短出来るようにそのまま馬車を裂け目から向かい入れて近づけるだけ宿まで近づけて宿から連れ出した時点で馬車に乗せちまうのが早くねーか? 裂け目の幅も4mあんなら馬車でも楽勝で通れるだろうし瓦礫も撤去済みだしな。 宿っていうくれぇだから馬車や馬で通れる道くれーは繋がってるだろうしよ。 無人タイムは5分間かもしれねぇが、傭兵が知らせに行かねぇ限りメルトウォール共は気付かねぇってことだし、恐らくは傭兵の交代要員か修復の為の人手が来るのは運次第って感じだろ? 裂け目制圧後は数人残って裂け目の確保もしといたらどうかと思ってんだけどな。
あ、連投すまねぇな。 見落としてたが、依頼主はそもそも街から救援要請に来てんだから街の内部の見取図やら位置関係は事前にある程度は把握できんじゃねーか? そうなると潜入経路&逃走経路はいくつか候補は絞ったうえで潜入に向かえるよな? とすりゃあ、ペットでの偵察は経路に障害がないか敵の有無を確認するくれーで適宜先行させりゃ問題ねーかとも思ったぜ!
時間も限られるし、間隔短くてすまんが…… >裂け目 最初に傭兵を片付ける時は、可能な限り逃がさない様にしたいな。 どのみち補充の傭兵がやって来るにしても、騒ぎは小さく済ませるに越した事はないし。 あと、裂け目に人を残すのは、街中での人手が足りなくなるかもしれないし、 敵の増援次第では苦労するかもしれないから、個人的には街中に入った方が良いと思う。 >馬車 通れるなら、裂け目から街の中に入れちまうのも手だな。 暴動状態に陥る前なら、街中の移動も問題なさそうだし。 >事前把握 街の地図とかを事前に確認できるなら、移動経路の選定もスムーズに進むし良いな。
<裂け目 仕掛けるときは奇襲できればいいけど、シューターがいるなら捜波とか かけられるかもだね…。感波は捜波されたことがわかるけど、それ自体を防げないし。 ちょっと奇襲を仕掛けるにしても注意がいるかな。 後、確かに裂け目を保持し続けると人数はちょっと問題かもだけど。 脱出の時に敵の有無は確認がいるし、 エーテルリンクしたペットに射程範囲内でできるだけ裂け目の方を確認できるように 建物の上とかから注視させるとかもありかな。 <馬車 街中はしらせて大丈夫かな?遠距離手段もちも結構いるみたいだし、 馬を狙われると結構危険じゃないかな?軍馬ってわけでもないだろうし…。 馬車が使えなくなれば妊婦と子供連れて町から逃亡するのはきついと思うんだけど。 <暴動の抑え 町の抑え役になれそうな人に接触するのは確かに良さそうだね。 依頼人にそのあたり、有力そうな人を確認すれば教えてもらえるかも。 <人数割り 救助メイン 暴動抑止メイン で別れる感じかな? 救助が7人で暴動抑止が3人ぐらいとか?
>馬車 街中走らせるっつーか、出来れば妊婦達を宿から直で乗せてくのが狙いだからな。 馬車を迎え入れる時点では傭兵のシューターは殲滅済みの前提だし、街中で遠距離から射撃受けんならそもそも妊婦達を誘導してる時点でも攻撃されるだろーし守るのは一緒じゃねーか? 移動速度が速い分リスクは下がると思うがな…
No.35
一応なんですけどね ゴブーナさんとの戦闘は想定しておいて下さい たぶん話し合いで解放なんていうのはよほどコチラが有利な状況でもない限り乗ってきませんしなんだったらゴブーナさんの戦闘力を見せて暴動の抑止力にしようとしてた節もちょっとあります。 ゴブーナさん的にはゴブーナさんの手元が1番安全なんだから あと町中に馬車を入れるということはゴブーナさんに馬車を破壊されるおそれがあります。 やるとしたら正門を完全に制圧する必要があります
本当に申し訳ない、シューターのセロンガードです。 相談掲示板の流れを読み、概要を把握して概ねのプレイングを書こうと思います。 感波と見えない死神を積んで、裂け目の対処をした後にゴブーナの対応を援護しようと今のところは考えております。煙幕が必要な場合はおっしゃってください、感波を外してどちらかの煙幕を積もうと思います。
No.37
ありがたいです。馬車が脱出したら撤収の為に煙幕していただけると助かります
時間が少なくなってきているので、とりあえず、俺は暴動抑止の方で動くことにするよ。 事前に依頼人に暴動を抑えるために有力そうな人、いそうな場所を聞いて、 ペットと連携してその人を探し、暴動が起きないように 抑えてもらえるように頼んでみる。 妊婦と子供の救出作戦については下手に教えない方がいいのかな…。 内部の人に広まっちゃうとそれはそれで暴動の種になりそうだよね。
<煙幕 では俺も積んでおくか。範囲が広いほうが狙いにくくなるあろうしな。 撤収のときか、救助対象が乗り込むとき敵が来て弓持ちがいたらその目の前に打ち込んでおいたほうがいいだろうな
了解致しました。煙幕を積んでおきます。 確認なのですが、街の中にいる子供と傷病者は如何致しますか?彼らは宿と違い、街中の至る所にいる様子ですが、切り捨てる流れでしょうか?
No.41
余裕があれば助けたいですよね
とりあえず、基本的な方針は俺の方でプレに盛り込んでおく >馬車 まぁ、ごたごたの範疇に突っ込むわけだから、当然壊されるリスクも有るな。 事前の偵察とかゴブーナの状況を加味しつつ、始めは宿屋から少し離れたところに止めて、 安全を確保できるなら横付けする、位の考えで良いか? >救出作戦 直接交渉する街の有力者位には、救出を行う事を伝えておいた方が良いと思う。 >他の傷病人等 余裕が有れば、宿に居る妊婦や乳幼児達以外を助けても良いと思うが、 馬車に乗せきれない人数は助けられないって事は念頭に置いた方が良いな。 >個人行動 俺も街中では有力者への接触を担当しようと思ってるが、妊婦達の救助前には合流して、 ゴブーナが妊婦達を追って来た時に足止めをしようと思ってる。 傭兵との戦闘でも、退却されない様に足止めしつつ、範囲攻撃で仕留めていく。
そしたら、ぼくは馬車を警護しよう、かな。 それと妊婦、乳幼児、授恵者を含む子供たちも、様子を見よう。 不安や恐慌状態に陥ってパニックを起こさないように、精神的にも寄り添う、ね。
惜しむらくは、30日の30LVスキル更新を確認できなかった事ですね。良いスキルがあれば戦略が増強出来たのですが。 裂け目の侵入(あるいは脱出時も)を、終えた後はゴブーナの宿へ向かい、交渉や対話を実施している最中に要救助者を救出、交渉が決裂して交戦を強いられた際には牽制を目的とした射撃を実施、裂け目を再び傭兵が守備している際はその対処及び突破でしょうか。 街の中にいる子供と傷病者も、ゴブーナの宿へ向かう道中に対処したいですね。
>分担 直前になるけどまとめるね? 救助メイン:ティト・セロンガード・ハヤト・シルク・セリオス・トゥーリ 暴動抑止メイン:バーネット・アスティン 未定:ゴルバルティア・バンビ 救助の人手が必要そうだから、そっちに入るね。 馬車の警備に、ゴブーナさんへの対応に……もちろんメルトウォールもたくさん。 やっぱり大変そうだよね。
>馬車 すまねぇ、ちぃと説明が足りなかったな。 馬車で近づくのは裂け目から宿までに敵の妨害やらを受けずに済む範囲でってのが前提で考えてたぜ。 宿に横付け出来りゃ最高だが、ゴブーナに邪魔(破壊含む)される可能性もあるからあくまでも近づくけるだけ近づいとくってイメージだ。 ティトが護衛しといてくれんなら安心だしな。 >行動 裂け目で傭兵共を片付ける時は脚を使ってシューターから優先的に落とす予定だ。 終わったら馬車の経路確保の為に宿までの道程の露払いしつつ、宿に着いたらゴブーナと話してみるつもりだ。 今回は何の目的でメルトウォール共に肩入れしてんのかを尋ねて救出の時間稼ぎってとこだな。 金で雇われたってだけならマシだが邪竜共の思想に共感してとかだと厄介だな。 あとは強い授恵者との手合わせなんか好きそうだからな、救出の時間稼ぎが出来そうならちっとばかし手合わせすんのに宿の外に誘き出して相手になってみるつもりだ。 救出が終われば適当に切り上げっから何か合図でもくれると助かるぜ。