【学乱】舞踏会会場占拠事件
青猫格子
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シナリオID:1248
オープニング
いよいよ生徒会総選挙の日が近い。
関連イベントの一つ、仮装舞踏会の準備は冒険者たちの協力もあり順調に進んでいた。
主催者のアンネリー・ゼンゲルと一緒に彼女の婚約者であるラルス・ダンネベルクも出席するという。
「こういう行事に参加して顔を覚えてもらうのも大事だからな」
「とか言って、ラルス。アンネリーと一緒に仮装できるのが楽しみなんだろ?」
友人たちと軽口を言い合いながら校舎の近くを歩いていた時、ラルスは森の中に入っていく人物の影を目にして立ち止まる。
(あれは、リュシアン……?)
過激派の貴族リュシアン・シモネは、ゼンゲル領の禁足地襲撃事件の後から学校に来ていない。
無断欠勤などの理由で教師の職も失ったはずだ。それは表向きで、本当は過激派の貴族を疎んじた穏健派貴族が手を回したのが理由であると噂されていたが。
「ちょっと用事を思い出した、すぐ行くから」
ラルスは友人たちに断って森の中へと影を追う。
●ラルスの心変わり
その後ラルスは戻ってきたが、「あまりよく覚えていない。やっぱり勘違いだったみたいだ」と話した後、すぐ部屋にこもってしまった。
次の日、ラルスは思いつめた顔でアンネリーのいる教室へ姿を表す。
「悪いけど、やっぱり舞踏会には出席できない」
「ええっ!?」
アンネリーは驚いた。先日できあがった狩人の衣装を見たときは満更でもないといった顔で、参加を楽しみにしていたのに。
「だってそうだろ。俺は将来王国の中央で活躍する名門の貴族たちと渡り合っていかなければならないんだ。色々な派閥や庶民と垣根なく仲良くしているって思われたら程度の低いやつだと思われかねないだろ」
「そういうものかな……」
アンネリーは悲しそうにラルスを見る。
彼の信条がそうだというのなら、今回は残念だが一人で参加するしかないのだろうか。
「アンネリーも、今はこういうイベントを主催するのは自由だが、結婚したら付き合う相手は考えたほうがいいぞ」
「な、なんてことを言うの!」
あまりの発言にアンネリーは怒る。イアンをはじめとした貴族派以外の協力者や冒険者たちがいなければ今回の舞踏会だって開催できたかわからない。それらの協力者をまとめて馬鹿にした発言ではないか。
「今まで私たちのことを馬鹿にしながら準備を見てたの?」
「そういうわけじゃないんだ……もういい」
ラルスはさすがにまずかった、と頭を掻きながら教室を去った。
その時、アンネリーはラルスの指に指輪がはめられているのに気がつく。前は付けていなかった気がするが……。
玩具のような安っぽい指輪はアンネリーに違和感を覚えさせた。
「一体どうしたんですかね、ラルス様」
「貴族派の家ですから、家の方針などがあるのでしょう」
「そうではなく、あんなにアンネリー様の行いを蔑ろにした態度をとったことがありますか?」
アンネリーの友人たちと、その付き人のメイドが話している。
彼女たちの話を聞いてアンネリーもたしかにこれはおかしいと感じた。
一体、ラルスはどうしてしまったのだろう。
●占拠された舞踏会会場
そして舞踏会の前日。会場のホールは準備もほぼ終わっており、至るところが造花で飾り付けられている。
実際の会場を使って仮装の試着とリハーサルを行い、問題がないか確認するというのが今日の予定であった。
ところが、思わぬ問題が発生する。
ホールの入口にラルスの友人たち、ジャンとサンディが立ち塞がっており、来た者を追い返しているのだ。
「すまない、ラルスが君たちを通すなって言ってるんです」
なんと、ラルスが自分の召使いや友人、ダンネベルク家に縁のある教師などを引き連れて会場を占拠しているらしい。
「ちょっと。どういうこと?」
ホールから平然とした顔で出てきたラルスに、アンネリーは問い詰める。
「ああ、君に言っても舞踏会の開催は止めないだろうからね。強硬手段に出ることにした」
「舞踏会を中止にしろっていうこと?」
ラルスは人が変わったわけではなく、普段と同じような態度なのに言動だけがおかしい。
これが別人のように豹変していたらまだ分かりやすかったのだが。
「そうだ。『庶民も含めた学園全体に向けて選挙のアピール』『派閥を超えた交流をする』どれも貴族派の我々にとって利益になる行動じゃない。この会場は没収してマリステラ様を称える宴の会場にするべきだ」
「ラルス、どうしたの……?」
アンネリーの声が震える。
そういえば、この間見た指輪をラルスは今も身につけている。
あの指輪をつけるようになってから、彼の言動はおかしくなったのではないだろうか?
アンネリーが考え込んでいると、一緒にいたイアン・ランボヴィルが後ろからラルスに聞こえないようにささやく。
(ちょっと話したいことがあるから今は引こうよ)
(でも……わかったわ)
舞踏会の準備に来た者たちは一旦会場から離れることにした。
「ラルスくんが付けてた指輪、怪しげなエーテルを感じるよ。あれは状態異常の一種だね」
授恵者であるイアンの説明に周りの者たちはざわついた。
「どうにか治せないの?」
「状態異常を治せるヒーラーなら可能だと思うけど、どうかな……」
ラルスの言動がおかしくなってから随分時間が過ぎている。ということは自然に回復するというものではない可能性がある。
とりあえず拘束しておけばそのうち術者が倒れるなどで元に戻るかもしれないが、いつになるかは分からない。
「ラルスくんを元に戻す方法はこれから考えるとして、舞踏会の方はどうする?」
飾り付けの担当だったイゴールが二人に声をかける。
「とりあえず、空き教室をさがしてそこでリハーサルを行いましょうか」
アンネリーの案により、急遽舞踏会のリハーサルは空き教室で行われることになった。
その間に、彼女は冒険者たちにラルスらを拘束してほしいと頼む。
「ラルスやお友達、それ以外の人もできるだけ傷つけないように捕まえて、会場から追い出してほしいの。急にこんなことになってしまってごめんなさいね」
ラルスのことも心配だが、このままでは舞踏会が開催できなくなってしまう。
彼女たちのこれまでの準備を無駄にしないためにも、会場を取り戻さなくてはならない。
解説
マスターより
リプレイ
外から見たホールは一見、何もなかったように静かであった。
本来なら、ここで仮装舞踏会のリハーサルが開催されていたはずだ。
よく見ると入口は男たちが入れ替わりながら見張りを行っており、何やら物々しい。
教師や生徒、つまり学園の者たちだが武器も持っていて警備に抜かりはない。
中の様子がどうなっているかは外からはわからなかった。
そんなホールに二人の影が近づいてくる。
入口を見張っていたラルスの友人、ジャンがすぐに気がついた。
「あんたたちは……」
彼は二人に見覚えがあった。
アウレーリア・フォン・ネーベルベルクとリサ・ベイカー。二人とも、アンネリーと一緒に舞踏会の準備を手伝っていた者たちだ。
「舞踏会のことは残念だったな。だがラルスにここを通すなって言われているんだ」
ジャンは二人を追い返そうとするが、彼女たちは引こうとしない。
「そのラルス様に大事なお話があるのです」
アウレーリアがそう言って、どうかラルスに会えないかと頼み込む。
その態度はいつも他人に振る舞うものよりも、随分へりくだった態度に見えた。
一方、リサは何も言わずアウレーリアの後ろに付いている。
彼女は生徒会総選挙に学園派として立候補しているとジャンは聞いていた。せっかくのアピールのチャンスである舞踏会を台無しにされてラルスに文句の一つや二つ言いたいのではないだろうか。
ジャンはそんなことを思いながらリサの顔色をこっそり窺うが、彼女は怒っている様子には見えない。
「何を話し込んでいるんだ。誰か来ているのか?」
ジャンが二人の対応に困っていると、奥にいたラルスが顔を出してきた。
その後から慌てて護衛係のサンディが追いかけてくる。
「これはラルス様。じつはわたくし、ある御方の伝言を預かって参りました。その御方の名は――マリステラ様」
アウレーリアがラルスにうやうやしく挨拶をしながら、マリステラの名を口にする。
その名前を聞いたラルスは驚いたように彼女を見る。
アウレーリアはラルスのつけている物に似た指輪を首にかけていた。
彼女はこれでいくらか相手が警戒を解いてくれるのではと期待していたのだが、それより名前を聞いたことの方が効果が高かったようだ。
「そうか! なんだ、入口で引き止めてしまって悪かったな。さあ中へ入ってくれ」
「ラ、ラルス、いいのか!?」
後ろで密かに二人に対して警戒していたサンディが驚く。
「うん、何がだ?」
ラルスがきょとんとしていると、見かねたジャンが口を挟む。
「こちらのアウレーリア殿はともかく、後ろの彼女……リサ殿は学園派だそうじゃないか。貴族派として簡単に信用していいのか?」
リサが黙っていると、アウレーリアがラルスに説明する。
「それは心配ありません。彼女はわたくしの説得でマリステラ様の素晴らしさを理解したのです。ですから皆様に不利になるような振る舞いはいたしません」
完全なはったりであるが、リサは無言のままうんうんと頷く。
友人たちは正直胡散臭さを感じていたが、ラルスだけは違ったようだ。
「そうか、それは良い心がけだ。おい、サンディ。二人に武器を向けるような真似をするんじゃないぞ」
「は、はい……」
サンディは不満な様子だったが、一応ラルスの指示に従う。
上機嫌なラルスに案内されてアウレーリアとリサはホールの中へと入る。
ホールの中にいたオットー他教師たちは見慣れぬ二人に警戒するが、ラルスが気にしないように言うと元の配置へ戻ってく。
仮装舞踏会の準備でホールには様々な造花の飾りが付けられていた。
ところが、ラルスはその飾りの一部を外してホールの中央へ集めているようだ。
「これは……?」
集められた造花の異様さに驚いてリサが初めて口を開いた。
「ここにマリステラ様を讃える花飾りを作ろうと思ってな。宴が終わったら彼女に進呈するつもりだ」
多分もらっても迷惑なだけだと思うが、ラルスは本気のようだ。しかし、彼はそこまで器用でないらしく、花飾りというより寄せ集めた造花の山になっていた。
「ラルス様、大変申し訳無いのですが、伝言とはその宴のことなのです。あの御方は会場の占拠などを命じていないと申しております。勝手な真似はいかがなものかと」
アウレーリアがラルスに伝言の形で伝える。この占拠をマリステラは望んでいないと。
「ああ、俺が判断してやっているだけだからな」
「でも、それって彼女に迷惑をかけてないですか?」
リサの言葉にラルスは面倒そうな顔をする。そこにアウレーリアが畳み掛ける。
「この騒ぎを聞きつけた教師トビアスが冒険者を雇い、会場を鎮圧しようとしていると耳に入れました。このままではわたくしたちもラルス様も捕まって、処罰を受けることは想像に難くありません」
近くにいたオットーはトビアスの名前を聞いて顔をしかめる。
教師の一人であるが、現在の彼らの上司でもある。ここにいる教師たちがダンネベルク家に世話になったことがある者たちとはいえ、直接の上司に反抗するまでの気骨はない。
教師たちの間に動揺が走ったとき、外ではまた別の事態が進行していた。
●雇われた冒険者たち
「なんだなんだ、また来客か?」
見張りを続けていたジャンが、ホールの入口にまた新たな二人の影が現れたのに気がつく。
ギャメルとナハト・シュライバーの二人だ。
「すみませーん。オレたち、学園から依頼を受けた冒険者です」
「何の用だ?」
まだホールの中のアウレーリアたちの話を聞いていないジャンは、警戒すると言うよりは怪訝そうな顔で二人を見る。
「実はこの会場を不当に占拠している一団がいるとのことで学園から依頼を受けたのです」
ナハトが説明する。アンネリーから依頼を受けたことは隠している。もっと上の存在から依頼を受けたと思ってもらった方がいいだろうと判断した。
「でも皆さん悪い人じゃなさそうですし、何かの間違いですよね? このままだと面倒なことに巻き込まれそうなので、早く立ち去ったほうがいいですよ!」
ギャメルはあくまで心配する第三者として助言をする形でジャンに話しかける。
そうしているうちに二人の存在に気づいた他の友人たちと、ラルスの召使いが入口にやってきた。
「こいつらが例の冒険者?」
「だが、今すぐ会場を明け渡せばそれで済むと……」
「ラルス様に相談したほうがよろしいのでは」
そんなやり取りをしているうちに、一匹の小さな影が入口をくぐり抜けホールへ入っていったことに誰も気づかない。
ナハトのペットの栗鼠、アイルであった。
アイルはホールへ駆け込むと、高い所に登って周囲を見渡す。
中央に寄せられた花飾りの山の近くにラルスとアウレーリア、リサたちがいるのを確認した。
そのすぐ後ろにはオットーとサンディが二人を見張っている。
つまり、いま授恵者は入口にはいないということだ。
「いいですか。僕たちが一定時間戻らなければ更に多くの冒険者が来ますよ。このままでは事が隠せぬほど大きくなってしまうでしょう」
ナハトが先程より強めの態度に出るが、実力行使には及ばない。それは最終手段だった。
「事が明るみに出て、ダンネベルク家の名に傷をつけてもいいのですか?」
「それは……」
ラルスの召使い、マチアスが判断に困る顔をした。実際、彼が仕えているのはダンネベルク家である。ラルスの行動が家を傷つけるのなら止めなければならない。
いままでラルスに仕方なくつきあっていた者たちの空気が変わり始めていた。
●指輪の呪縛を解け
会場内には不機嫌な顔をしたラルスと、それをはらはらとした目で見ているサンディ、上司への対応をどうするべきか悩むオットーたち教師の姿があった。
アウレーリアはマリステラが会場から立ち去ることを望んでいると伝えたが、さすがにラルスも疑い深くなっている。
「あの御方あの御方と随分言うが、いったい彼女がそう言ったという証拠がどこにあるんだ?」
そのときアウレーリアは彼の後ろのカーテンに栗鼠が掴まっているのを目撃する。
「わかりました。証拠をお見せします。こちらへどうぞ……」
アウレーリアはさり気なくラルスを部屋の隅へと案内する、すぐに攻撃が飛んでこないような場所へ誘導するつもりだ。
「どこへ連れて行くつもりだ?」
サンディが不審な動きを察して彼女の前に回り込む。
急いでリサが二人の間に割って入る。サンディは躊躇なくアウレーリアに短剣で切りつけてきたが、リサの盾が間一髪で彼女たちを守った。
アウレーリアとラルスは身をかがめた勢いで地面に転がる。
「アウレーリアさん、気をつけて!」
彼女のすぐ近くにオットーが迫ってきていた。しかし彼は入口の方で騒ぎが起きていることに気づき、動きを止める。
「ラルス様、もうおやめください! このままではドネル様に言い逃れできなくなってしまいます」
マチアス、ラルスの友人たちとナハト、ギャメルが一緒に会場内に入ってきた。
ドネルとはラルスの父である。
「お前達、裏切るのか?」
起き上がったラルスが怒ったように言う。
「というか、ラルス。ここ最近おかしいよ。どうしちまったんだ?」
ジャンたちも心の中では心配していたが、今まで口に出すことができなかった。
しかし、このままでは取り返しのつかないことになってしまうのではないか、と彼らもさすがに怖くなってきていた。
冒険者たちが現れたことがきっかけで、ようやくその気持ちを声にすることができた。
「授恵者の方なら違和感に気づきませんか? ラルスさんのあの指輪から、妙なエーテルが発せられていることに……」
ギャメルの指摘にオットー、サンディたちは驚いてラルスの指輪を見る。
「確かに……ラルス殿、その指輪は一体?」
オットーは得体のしれない指輪を前に身構えつつラルスに尋ねる。
「そういえば、前はそんな指輪をしてなかったよな。どこで手に入れたんだ?」
「この指輪? これがどうしたんだ?」
オットーとサンディの言葉でラルスは不思議そうな顔をする。まるで指輪をしているのが当たり前であるかのようだ。
その隙にリサがラルスに向かって手をかざし、解呪を試みる。
ラルスの中のエーテルが活性化し、上書きされたエーテルを元に戻していく。
一見、何も変化がなさそうに見えた。
しかし、解呪が完了すると、ラルスが身につけていた指輪は砕け散った。
ラルスは少しだけくらりと意識を失いかけるが、すぐに元に戻る。
「うっ……あれ? 俺なんでここに……?」
ラルスは周りを見回しながら立ち上がり、そして周りにいる冒険者や友人たちを見て驚いた。
「お前達、なんで集まっているんだ? 舞踏会はまだまだ先だぞ」
「……どうやら、これまでのことを覚えていないようです」
ナハトが友人たちに伝えると、彼らは気が抜けたような顔をする。
「な、なんで笑うんだ!」
会場の緊張感が一気に失われてしばらく笑い声が会場に響くが、その直後ラルスは自分の作り上げた造花の山の存在に気づき悲鳴を上げるのであった。
●その後
これまでの事情をすべて聞いたラルスはその場に座り込んで顔を塞いでしまった。
「この俺が……そんなことを!? 舞踏会を……?」
アンネリーがこれまで準備してきた舞踏会を台無しにする所だったと知って、わなわなと震える。
「落ち着いてください。少なくとも舞踏会の中止は防ぐことができたのですから」
リサがラルスを励ますが、顔を上げた彼の目元が赤くなっている。
「だが、これではアンネリーになんて顔をして会えばいいかわからない」
残念だがやはり舞踏会には出ないことにする、と彼は立ち上がってふらふらとホールを出ようとした。
「舞踏会には出るべきよ。彼女はそれを望んでいるはず」
アウレーリアの言葉にラルスは足を止めた。
「そうだぜ、ついさっきまで彼女は舞踏会のリハーサルをしてたんだ。諦めてる場合じゃないぜ」
ギャメルがそう言うと、ラルスは涙を拭いて頷いた。
リサとアウレーリアは砕けた指輪の破片を布袋に集めた。念の為ギルドに持ち込んで調査を依頼するつもりだ。
「ラルスさんはリュシアンを追いかけて、その後の記憶がないとのことですが、そのときに指輪をつけられたのでしょうね」
「侵触にかかったときの状況が分かればよかったのだけど、あとは調査の結果を待つしかなさそうね」
二人は指輪だった破片を見つめる。ただの玩具のような安っぽい指輪にしか見えなかった。
ラルスは気がつくと、ナハトとギャメルが彼の外した造花を元の場所に戻し始めていることに気づいた。
「舞踏会までにもとに戻しておきませんとね」
「そうだな。俺が外したんだし手伝わせてくれ」
そう言ってラルスも花飾りを元通りに飾り付ける作業に加わる。
アンネリーが無事に仮装舞踏会を開催できるように、慣れない飾り付けも一生懸命行うラルスであった。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:標準4 / 4〜6人
2021年08月19日 16時04分08秒 公開
相談掲示板
ヒーラーのギャメルだ。よろしくなー! ラルスのバステ回復は、レゾナンス・オブ・ヴァローとサルベーションの組み合わせで試してみるぜ。 ラルス以外の占拠者達はそんなにノリ気じゃねぇんだな。 オレとしちゃ戦闘は最終手段で、まずは会話から始めたいと思ってる。
シューターのナハトです、よろしくお願いします。 ラルスの傍にいるサンディが捜波を使うようなので、まずは感波。それで難しいならエーテルリンクでラルス達の凡その位置を探ろうかと思います。 確かにいきなり荒事に持ち込むよりもまずは対話を試みたいですが、ラルスに関しては状態異常がかかった状態だとうまくいかなさそうですね。 ラルスより先にサンディやオットーなどの護衛を説得してラルスの回復に協力して貰えないか持ちかけてみるのがよいでしょうか? ダメなら多少荒っぽいやり方で彼らを引き離して、その隙にラルスを回復して貰うのが良いかなと思いました。
キャスター、アウレーリアよ。宜しく。 私もあまり手荒な手段は使いたくないわね。下手に戦うと会場を吹き飛ばしてしまいそう。 周りの説得はすべきだと思いますけれど、侵蝕の感染拡大については緘口令が敷かれているので、いきなり洗脳云々と言ってもすぐに信じてもらえるかは怪しいでしょう。 まずはラルスを表に引き出す算段を考えたいわ。侵入は強硬手段を覚悟してからね。 マリステラの名前を出したら食いつくかしら……一応面識はあります。 その後、対話で上手く回復を試みるチャンスを探れたら良いわ。
ヒーラーのリサ・ベイカーです。 よろしくお願いします。 そうですね、出来ればラルスさんを 他の方達と穏便に引き離してから 個別に説得なりしたいですね。
うん。マリステラの名を出せば、ラルスの興味を引けそうだな。 この辺りはアウレーリアみたいにマリステラを知る人に任せるぜ。 授恵者のイアンが指輪が状態異常の原因だって見抜いてたけど、サンディやオットーはまだ気づいてねぇのか。 侵食の知識はなくても怪しげなエーテルを認識すれば、まぁ解呪の邪魔はしてこねぇと思う。 オットー達が良かれと思って無理にラルスの指輪を外さねぇよう声かけとくか。 無理に取ろうとするのは解呪の妨げになるから、とか理由つけて。
マリステラの話題でラルスの興味はひけそうですが、一人で出てきて貰うのは結構ハードルが高いですね。 それこそアウレーリアさん以外は気付かれない様に姿と気配隠しつつ、一対一でないと出来ない話だとか、そんな感じで誘い出すとか? 周囲の説得に関しては侵蝕云々の説明はせずとも指輪が原因で状態異常が付与されていることを説明すれば、護衛の授恵者二人は納得しそうではあります。 ただギャメルさんが指摘するように早まった行動はとらぬよう注意は入れておきたいところですが。
〉指輪 気になっているのですが、 指輪自体に変な力があったとしたら もし外す時には外すひとも注意が必要かもですね。 〉誘い出し まあ、よほど迂闊でなければ単独ではないかもですが…… ラルスさん、過去の経緯とかみると割と迂闊な方な印象が…… ともあれ、単独でなくとも少数でも、多数相手よりはやりやすいかもですね。 こちらの人数を少なく見せるのは確かに良いかも知れません。
*誤字に気づいて再投稿! >指輪 取り扱いには注意だな。布ごしに触れるとかでなんとかなるかな? もしも何かあったら、ヒーラーのリサとオレで解呪すれば大丈夫だと思う! >一対一、他は気配を隠す この辺りの認識なんだが、みんなどんな流れで考えてる? A・最初からアウレーリアが代表。他は隠密状態または遠方待機 B・少数or全員がまず入口の占拠者と接触し、こちらに引き込むorラルスへの協力を止めさせる。その後Aに移行 C・ほかの方法 オレは先にやる気の低い占拠協力者を離脱させたくて、Bで行動考えてた。 冒険者が駆り出されるほどの騒動になっていて、このまま協力すればかなり面倒なことに巻き込まれるって伝えようかなって。 先に入口の占拠者を離脱させてぇのは、一対一での話し合い時に隠れやすいからだ。 入口の占拠者に気づかれずに隠れるのと、一切気にせず好きに隠れ場所を吟味できるなら、後者の方が簡単だぜ。 ってな理由でオレはBがいいかなって思ってるけど、懸念点とかありゃビシバシっと教えてくれー!
>誘い出し まぁ、いっそ同調者のふりをして「マリステラ様がお呼びです」位でも良いのかも。 出てくるパターンとして、 1.一人で来る 2.一部を伴って出てくる 3.全員で出てくる の3択だと思いますが、1はそのまま拘束すればよいですし、 3は逆侵入を掛けてとりあえずホールの確保はできそうね。本人の対処は別途必要ですけど。 一番あり得そうなのが2で、この場合は内外を上手く分断できないかなぁ、という感じ。 戦力的な意味もありますけど、一般人が多いので安全上隔離しておきたい思いもあります。 いずれにせよ、全員で押しかけずに侵入待機の人員を置くほうが良さそう。 まぁ、その辺りは残り二人の参加枠にもよるかしら。
あら、返信が来ていました。 >一対一、他は気配を隠す Aは私一人ということ? それでもできなくはないと思うけれど、私個人はもう一人か二人くらいいる想定でした。 だって流石にヒーラーがいないと強硬制圧になってしまうでしょう? 冒険者が出動するほどの大事になってる、と伝えるのも良案だと思います。 教師混じりなのがやや厄介ですけど、より高位の教師の名を出して「チクり」をちらつかせれば、面倒臭さの方が勝ってくれるかも知れません。
出先なので取り急ぎ。 僕はAかBの認識でした。 アウレーリアさんがどのようにマリステラについて言及するか次第かとも思ったのですが、代表がアウレーリアさんで他は同調者のフリをして1体1の話になるまで同行する者と潜伏する者ないし、普通に占拠を止めさせにきた冒険者に別れるような形のイメージで。 アウレーリアさんや同調者のフリをした人が外に冒険者や高位教師が来ているので面倒なことになりそうだ、非戦闘員は今の内に避難した方が良いとか言って誘導してくれれば使用人などはスムーズに排除できそうです。 そして護衛2人ないし最低でも1人が実力行使をちらつかせる冒険者の方に来てくれれば、と。
おっと、オレの認識はアウレーリアとズレてたんだな。 認識のすり合わせしといてよかったぜ! 依頼者がアンネリーよりも大物の貴族だって思わせる手もいいじゃねぇか。使わせてもらうな。 オレは学園に詳しくねぇから、ウソのボロが出ないように「学園のエライ人」くらいの漠然とした感じでいってみるか。 深く突っ込んで聞かれたら「下賤の者なのでよくわかりません」って態度を貫く。 ナハトが挙げてくれた分担でいくなら、オレは占拠の解決に雇われた冒険者だな。 最初は穏便な声かけからいくが、いざとなったら実力行使もするって雰囲気を出すのが、全体の作戦として動きやすいか?
明日出発なので、自分の行動予定を表明しておきますね。 僕はまずアウレーリアさんが入る前にエーテルリンクで会場内を下調べして、皆さんに情報共有。 それからアウレーリアさんが中に入る時は学園生といえどもハーフビーストの僕を伴ってると交渉の障害になるかもしれないので、僕はギャメルさんと一緒に冒険者として護衛達をひきつける方で動く方向で行きたいと思います。 それに解呪のことも考えるとアウレーリアさんにご同行されるのはヒーラーのリサさんが良いかな、と。 ギャメルさんが仰るように僕達は最初は穏便に、しかしやむを得ない場合は実力行使も厭わないって雰囲気出す方が引き離しもスムーズに行くかと思いました。 介入タイミングはタイミングとしてはアウレーリアさんとリサさんが中に通された後を想定しています。 まだ一般人の召使いや友人達が会場内に残ってるようなら、この後から更に冒険者が集まってくるし大事になるかもしれないから面倒事に巻き込まれたくなければ会場から離れた方が良いですよと促してかららラルスと護衛のほ方へ向かうつもりです。 明日の朝でしたら何とか修正可能ですので、何か問題点等ご指摘頂けたら対応致しますのでよろしくお願い致します。
えぇ、私としてもナハトの流れで問題ないと思います。 私は聴講生だけれど、同調者の学園生としてマリステラの指示を持ってきたように振舞います。 実際に学園生のリサがついて来てくれるなら、信憑性が増すかしら。 占拠を命じた覚えはないし、大事になりかけているから一度出なさい、といった感じね。 話している最中に残り二人が冒険者として現れれば、やっぱり、という感じにもなるでしょう。 流石にラルスは粘ると思うけど、取り巻きを退出させられれば多少楽になる筈。 その間に、授恵者には状態異常のことを耳打ちしてくれても良いです。 あとは囲んで解呪を掛けて、正気に戻ったら指輪も外せるかしら。 迂闊に触るのも危険かも知れないけれど、出来れば回収してしまいたいところです。
取り急ぎ、 はい、ではわたしは、アウレーリアさんに同行しますね。 学園派として知られてるかもしれないので、わたしはとりあえず黙ってます。 学園派も取り込んだ、と勘違いしてもらえたりするかも知れませんし。 解呪、サルベーション当たりで対応でしょうか。
ナハトの下調べと情報共有、ありがとな! うん、ラルスの解呪はリサにお願いするぜ。 オレも予備として解呪系のスキルは使えるようにしとく。