【帝国】吸血鬼の落ち武者
おおくまねこ
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オープニング
ヌビアン村は、リーンエス王国とシルトラース帝国の国境沿いの山脈にある小さな寒村である。平たく言えば「辺境の村」ということになるだろうか。村は貧しくはあったが、なんとか自給自足での生活が成り立ち、多くを望まないならば、人々は日々を幸せに過ごすことができていた。
「いくぞ、シェリル! 今日こそ僕が一番になってやる!」
「今日こそお前をチャンピオンの座から引きずり落してやるからな!」
「ふふん。かかってきなさいよ。チビ共。今日も木登り名人の座は死守してみせるわ」
村外れでは、村の子供達が木登り競争に夢中になっていた。
「とうっ!」
リボンで束ねた長い黒髪をたなびかせながら、少女は木を踏みしめ、まるで垂直に走れるかのように駆け上がっていく。普通に四肢を使って木登りをしていた少年たちをあっという間に追い抜き、少女は真っ先に幹に刻まれたゴールサインにタッチした。
「へっへーん! 今日もあたしが一番!」
「クソッ! また負けた! 速過ぎる!」
「垂直に木が登れるのはやっぱりおかしいだろ! インチキだ!」
少女の勝ち名乗りに対し、少年達は口々に文句を言った。
「負け惜しみは男を下げるわよ、ほーほっほ」
木登り大会を制したシェリルは太い枝に仁王立ちし、高笑いした。遅れて二人が木登りを終え、三人は木の枝に腰かけながら、談笑を始める。
「あれぐらい簡単よ。練習すればあんた達もできるようになるわよ。コツは前に教えてあげたじゃない」
「できねえよ! ニンジャじゃねえんだぞ!」
「明らかに重力を無視してるんだよなあ……。シェリルは授恵者なんじゃないかって父さんが言ってた」
「頑張れば誰でも垂直木登りが出来る」と主張するシェリルに対し、少年二人は全く納得が言っていない様子だ。
「あは。本当に授恵者だったら嬉しいな。私も修行したら、こう、熊とか素手で倒せるようになるのかな? 手から衝撃波とか出して」
「あっはっは! そりゃいいや。素手でクマを倒せる女か! 嫁の貰い手がいなくなりそうだな!」
シェリルの豪快な発言にジェリドは大爆笑した。
「なんで神の祝福を授かってまでやることが熊退治なんだよ……もっとこう、あるだろ。触っただけで怪我とか病気が治せるとかさ」
「いいね! それ! 奇跡の聖女って感じ! ねえミオレ、ジェリド。どっちかちょっと木から飛び降りて怪我してくれない? 奇跡の練習するから」
「「ふざけるなー!」」
思いきり怒鳴る少年達。そして三人はあはは、と笑い合った。
「おーい、おまえらいつまで遊んでるんだ! そろそろ野菜を植えるの手伝え!」
「「はーい!」」
そのうち村の大人に呼び出され、三人はそれぞれの親の仕事を手伝いに行った。
こうして、今日もヌビアン村には優しい時間が流れていく。そしてこれからもこの穏やかな日々が続いていくのだと、村人達は無邪気に信じていた……。
●吸血鬼の落ち武者
「はあ……はあ……」
命からがらヴィントを脱出した吸血鬼は、一人王国の山中まで落ち延びていた。そう、彼女は独りだ。『親』であるヤコブを喪い、最愛の義姉ミモザも亡くし、家であったダンジョンも失った。随伴していた人形兵達の生き残りも、帝国領内を闊歩していたクリーパー達との戦闘で全て破壊されてしまった。
「足が……痛いわ……」
冒険者達によって深く傷つけられた体はボロボロだ。早急に、食糧を調達する必要がある。
「ええ……ミモザお姉様……私、頑張るわ……ヤコブ様はきっと生きてる……ヤコブ様なら……お姉様も……きっと生き返らせてくれるわ……」
うわごとのように呟きながら、夢と希望を支えにしてベラドンナは傷付いた体を引きずり歩く。彼女には、今もこの世に留まり続ける亡き姉の魂が自分を力強く励ましてくれる声がずっと聞こえていたのだ。幻聴だったが。
――どれぐらいの時間、山中を彷徨っていただろうか。常人ならばとうに餓死していたであろう、長い長い孤独な行軍の末、ついにベラドンナの視界に、ぼんやりと人工的な灯りが目に入った。
――ニンゲンの村だ。
「……ふふふ、あはははは!」
赤い瞳をぎらつかせたベラドンナは、残忍な笑みを浮かべた。
●
「緊急の依頼よ。王国北部の辺境の村でベラドンナと思しき吸血鬼が発見されたわ。……もう、村が一つ犠牲になっているみたい」
冒険者の店の女店主は沈痛な面持ちで冒険者達に告げた。
吸血鬼ベラドンナ。それはヴィント奪還作戦の際、ヤコブの拠点であった駐屯所ダンジョンの留守番をしていたヤコブの眷属の名だ。吸血鬼としての親であったヤコブ・ヴィリアンや、片割れであった双子の姉(とされる)ミモザ、そして多くのヤコブの眷属は決戦の際に討伐されたが、ベラドンナは逃亡に成功し、行方知れずになっていたのだ。それがようやく見つかったらしい。
「深夜にヌビアン村を訪れたベラドンナは、次々に村人を襲い、血を吸って殺したそうよ。村は恐らく壊滅。運よく村から逃げられた少年の証言も取れているわ」
生存者の少年はミオレという名前で、たまたま用を足す為に外に出ていたので難を逃れ、村を飛び出した。そして、山で遭難していたところを偶然王国の国境警備兵に保護されたのだという。
「依頼の内容は、生存者の捜索と吸血鬼の討伐。もう村を離れてしまっている可能性もあるけど……準備ができたらすぐに村に向かって頂戴。危険な依頼となるわ。十分に注意してね」
解説
マスターより
リプレイ
「クソが! 村一つ壊滅だと……!? 一人でも生き残りを探すぞ!」
ハヤト=ガラン=ヴォルファングは叫んだ。超人的な能力を持つ授恵者といえども、全知全能には程遠い。力及ばず、既に犠牲者が出てしまってから現場に向かうことになるケースは少なくないのだ。だがそれでも、なるべく多くの人を助けたいとハヤトは願っていた。
(今回は間に合いそうもないかしら……ベラドンナ……あの時ちゃんと殺しておけば)
唯一の生存者とされる少年が待つ村へと向かいながら、アウレーリア・フォン・ネーベルベルクは自責の念に駆られていた。ハヤトもそうだが、アウレーリアは一度、ベラドンナと戦ったことがあったのだ。その時は卑怯にも人質を使ってこちらを攻め立ててきたベラドンナを見事に出し抜き、人質の救出に成功したのだが、流石にベラドンナを仕留めることまでは出来なかった。その後、冒険者達による駐屯所ダンジョン強襲を迎撃したベラドンナはまた生き延び――今回の悲劇を起こしてしまった。
「まったく、ヤコブ一派は碌な事をしないわね」
アヴェラ・ウッチェロは溜息をついた。彼女はベラドンナと言う名前の吸血鬼と出会ったことはないが、ヤコブやその手下のイカレ具合については聞き及んでいる。早々に駆除しにいくのみだ。
遭難していた生存者の少年が国境警備隊に保護され、ギルドに依頼が入るまでの間に、事件発生から既に丸二日程の時間が経っているという。相手がただの村人ならば、吸血鬼ならば余裕で皆殺しにできるだけの時間的余裕があっただろう。
「先の戦場では接触の無かった相手なので、私は件の吸血鬼については解りません。ですが、放っておくわけにはいきませんね。急ぎましょう」
レラ・シュマリも今回の作戦に名乗りを上げた冒険者の一人だ。ベラドンナという吸血鬼のことはよく知らないが、無辜の人々に害を為す者を放っておくわけにはいかない。
冒険者達は焦燥感に駆られつつ、ビッグオウムに乗ってヌビアン村へと急いだ。
●
「キミがミオレさんかな?」
キオルティスはギルドの職員に紹介された少年に話しかけると、少年は頷いた。年は十歳ぐらいの活発そうな少年だ。ギルドの職員によると、恐らくはこの事件がきっかけで覚醒した、目覚め立ての授恵者なのだという。『「帝国崩壊」後、新たに生まれた授恵者は原則、冒険者ギルドに所属する』というルールに則るなら、彼も冒険者ギルドの新人ということになるのだろうか?
「まだ幼さの残る綺麗な指ね……でもちょっと手のひらが荒れているかしら。……71点」
趣味でミオレの指を窃視していたアヴェラは、そう結論した。それはさておき。
「ね、ミオレさん……ちょっと教えて欲しいんだけど……」
キオルティスはミオレに事件があった日の事や、村人について聞いてみた。ギルドの見解だと「恐らく村は全滅している」とのことだったが、本人の目で見た事実を確認しておきたかったのだ。
ミオレは実際に家族の死を確認したわけではないらしい。彼が生き延びた理由は、深夜にたまたま尿意を催して目が覚め、外で用を足して戻ろうとした時、干からびたゾンビ達を使役しているベラドンナとばったり出くわし、悲鳴を上げて逃げ出したからだそうだ。その後、山を遭難していたところを国境警備隊に保護されたといういきさつらしい。
深夜の時間帯に起こった吸血鬼の襲撃。話を聞く限り、村人の中に生存者がいる可能性は、かなり低いだろう。
「父さんと母さん、それにジェリド兄ちゃんは無事かな……」
ミオレがぽつりと呟く。ギルドの見解ではおそらく村人は全滅しているということだったが、ミオレはまだ家族の死体を見たわけではない。希望を捨てきれないのだろう。
冒険者達は生きていれば必ず助ける、とミオレに約束をし、ヌビアン村を目指して進んでいった。
●
「ここからなら、村の様子がよく見えるな。家はぽつぽつ点在してるけど、広場みたいな場所に、ゾンビがたくさん集まってる……一体魔獣らしいのもいるな」
民家の屋根の上によじのぼった海神・江流が言った。既に生存者の探索は始まっている。この家に住んでいた住民は残念ながら消えており、家の中に残った夥しい、血の跡だけが惨劇を物語っていた。これらの事実はミオレにとっては少なからずショッキングな話だろうから、今ミオレはぱっと見同年代に見えるアヴェラが少し離れた所に連れ出している。
「まあ、村といっても田舎だから広いし。多分、ゾンビを増やしながら一軒一軒回っていった?」
「遺体がない、ということはその可能性は高いでしょうね」
サイラスの言葉にガルシアが相槌を打った。
「吸血鬼も広場にいやがるのか?」
「ああ。民家の屋根の上をぴょんぴょん飛び回ってる黒い髪の女の子がいる。たぶん、あれだろう」
アーテミシアの問いを、江流は肯定した。
「私達を待っている、ということですか」
(ベラドンナは一度、帝国南部の駐屯所ダンジョンで戦ったことがありましたね。あの時とは違って、完全にゾンビとしてしまっているのですね……ベラドンナを取り逃がしては、またこのようなことが繰り返されるでしょう。ここで決着をつけます)
リディリディ・トゥラ・イェレミースは静かに、ベラドンナに対する怒りと闘志を蓄えていた。彼女もハヤトやアウレーリア、サイラスと共に駐屯所ダンジョンの地上層でベラドンナと対決したことがあったのだ。あの時にトドメを刺せなかったことは、悔やんでも悔やみきれない。
「上等じゃねえか。いいぜ、乗ってやる。この村を滅ぼした落とし前をつけさせてやる」
「……あれだけの戦いの後で消耗した体を癒すために村人達が犠牲に……言い逃れは出来ませんね。まぁ元から逃がす気など更々ありませんが」
ハヤトとガルシアの言葉に、冒険者達は頷いた。
●
「……近いぜ。すげえ嫌な臭いがプンプンしやがる」
「だな」
アーテミシアとハヤトが顔をしかめながら言った。本能的なレベルで不快な匂いが二人の鼻をついているのだ。すなわち――死臭である。
(だが、ベラドンナの匂いが殆どしねえのはどういうことだ? 死体の匂いが強すぎて隠れてるだけか?)
ベラドンナの匂いを記憶しているアーテミシアは違和感を感じつつも、村の広場へと進んでいく。
「サイヴァーさんはここに置いて行きましょう。戦いになったら巻き込んでしまうかもしれませんから」
「そうね。わたし達が達全力を尽くすため、あなたには下がっていて欲しいわ」
ある程度村の広場に近づいた時、リディリディとアヴェラはミオレを戦闘から遠ざけるべく、その辺の民家の中に置いて行くことを提案した。
「待ってくれ。近くに敵が潜伏してないか、念の為もう一度調べる」
江流は再び捜波を使いながら念のためもう一度周囲を探索した。やはりこのあたりに伏兵はいないようだ。多少不安はあるが、戦闘に巻き込むよりはここに置いておく方が安全だろう。
「しばらくここにいて下さいね。大丈夫です、必ず戻りますから」
リディリディはミオレを不安にさせないよう、精一杯の笑顔を送った。
●
「オオオオ……オオオオ……」
苦痛に満ちた呻き声を上げながら、広場を徘徊しているのは、カラカラに干からびたゾンビ達の群れであった。数はおよそ三十。恐らくは村人達の成れの果てなのであろう、カラカラに干からびたゾンビの群れであった。
「……なンだよ、あのライオンみたいなヤツ」
「……珍しいな。ヤコブが作ったキメラかな? 決戦の時はあんなのいなかったけど」
アーテミシアとサイラスの視線の先にあったのは、ライオン型の魔獣のゾンビだ。だが奇妙なことに、ライオン型魔獣ゾンビの全身には縫合痕があり、脚が明らかに別種の獣のものに置き換えられているのだ。多分改造されたゾンビなのだろう。
「遅い到着ね。待ちくたびれたわ」
たん、とゾンビ達が集まっている建物の屋根の上に降り立った黒い髪の少女は、冒険者達を見て笑みを浮かべた。
「ようこそ、愚かな冒険者達。ここが貴方たちの墓場よ。私はヤコブの寵姫ベラドンナ。歓迎してあげるわ」
その、いかにも村人らしいラフな格好をした吸血鬼の姿に、かつてベラドンナと相対したことのある冒険者達は瞠目した。
「貴女。――誰?」
アウレーリアが問いかけた。このベラドンナを名乗る少女は――明らかにかつて戦ったベラドンナではない。まず、顔立ちが違う。そして、年齢が違う。ベラドンナは十歳前後の幼い少女の姿の吸血鬼だったが、目の前の少女はもう少し上の年代だ。恐らく十五才前後だろう。似ている所といえば、性別と長い黒髪、そして吸血鬼の特徴である赤い瞳ぐらいだ。
「誰って、今名乗ったじゃない。吸血鬼ベラドンナ様よ」
「――また、ベラドンナに操られてんのか?」
希望的観測をこめながらハヤトが呟くと、サイラスが首を横に振った。
「いや。あの青白い顔。伸びた犬歯。赤い瞳。全てが吸血鬼の特徴を示してるね」
「つまり、もう手遅れだと……そういうこと、なんですね」
リディリディの顔が曇る。
「罪もない村人の誰かを……身代わりにしたということですか」
「多分、シェリルって子だよ。村でただ一人の授恵者だったそうだ」
ガルシアの言葉に、キオルティスが答えた。彼はミオレに授恵者の可能性がある村人の特徴を聞いていた。屋根の上にいる少女は、村唯一の授恵者の特徴と一致するのだ。
「ミオレに確認を――いや、駄目だな。ここから先は、とてもあの子には見せられない」
双剣を抜きながら諦観を籠もった声で江流が言った。
「その時間もなさそうだしな。――来るぜ」
アーテミシアが皆に警告した時、ゾンビ達は一斉に冒険者達へと襲い掛かってきた。
「さあ、愉しみましょう! 貴方達を返り討ちにしてベラドンナ様に――じゃなかった、とにかく死になさい!」
●
「上等だ! 来いや、腐れ魔獣!!」
「一人でもいい……誰か生きてくれるなら、その為に剣を振るえる……」
ハヤトは魔獣ゾンビに向かって吠えると、獣のように襲い掛かった。ほぼ同時に、キオルティスも飛び掛かってきたライオンの方へと向き直り、武器を抜いて走る。直後、瞬時に六発の攻撃が魔獣ゾンビに向けて放たれた。だが、魔獣ゾンビは恐るべき素早さで二人の攻撃から逃れ、二人の攻撃を全て躱し切った。
「ガルルルル!」
魔獣ゾンビがキオルティスに向け、反撃の爪を振るう。
「速い……!」
キオルティスはライオンの攻撃の鋭さに驚いたが、エーテルで反応を強化し、すんでの所で爪を回避した。
「ここで確実に滅しましょう」
アヴェラは近づいてくるゾンビ達の方を向くと、躊躇なくその中へと飛びこんだ。ゾンビ達の隙間を縫うように移動しながら、三度鋼の爪を振り抜く。シュパシュパシュパンと、コミカルな音を立ててゾンビ達の首が飛んだ。
理から外れた命は土に帰ることさえも許されず、次々と塵へと還っていく。
(『元』人を再度殺す事に思う所がある人もいるのでしょうけど、私は、『人』でも全く気にしない)
――例えこの亡者達の中に、少年の家族が混ざっていたとしても。
●
「ミモザを覚えているか? お前の姉の首を刎ねたのは俺だ!」
エアーライドでゾンビの群れを飛び越え、屋根の上へと駆け上がった江流は、吸血鬼に向かって問いかけた。どう見ても目の前の吸血鬼はベラドンナ本人ではないが、本人が魔法などで変装していることを考慮しての挑発だ。
「ミモザ? 誰よそれ? 私、一人っ子よ!」
しかし、案の定吸血鬼はその名前に何の反応も示さなかった。やはり別人……! 江流は歯ぎしりしながら、衝撃刃をお見舞いした。偽ベラドンナはひらりと刃を躱し、赤い瞳で江流を睨み付ける。
「フフフ、さあ、遊びましょ! 私、お腹が空いているの!」
吸血鬼は獰猛な笑みを浮かべ、江流に突進すると、ぶぅんと腕を振り下ろした。江流はその一撃を身を捻って回避したが、空振りした腕は屋根をぶち破り、大きな穴を開けた。
「あら、失敗」
ぺろりと舌を出す吸血鬼。その楽しげな姿は、まるで遊んでいるかのようだ。
(ベラドンナ。ここで決着をつけます。――そう思っていたのに!)
ベラドンナはもう、ここにはいない。憎むべき吸血鬼は哀れな犠牲者の一人を影武者に仕立て上げ、自分はさっさと逃げ出していたのだ。
リディリディは悔しさのあまり目に涙を滲ませながら、アーケインテンペストを発動し、魔獣ゾンビを包み込んだ。
「……苦しませないよう、せめて楽に、一瞬で……一撃で」
ガルシアはゾンビの群れへと飛び込むと、太刀を大きく振りかぶり、まとめて四体のゾンビ達を薙ぎ払った。
「……おい、話が違うじゃねえか」
アーテミシアは悪態を吐きながら、クンクンと吸血鬼の匂いを嗅いだ。だが何度嗅いでも、ベラドンナのあのむせるような血の匂いは殆ど感じられない。屋根の上に立っている自称ベラドンナの匂いは、明らかに別人のものだ。
「どこかに隠れてる……ってこともねえか……クソッ!」
アーテミシアはそれでもベラドンナが途中で乱入してくる可能性に賭け、先にゾンビを片付けることにした。元は村人だったのであろうゾンビは脆く、スキルを使うまでもなく、斧の一撃で葬り去ることができた。
「やはり、あの吸血鬼はベラドンナではなくシェリル……」
天眼で周囲を見渡した後、レラは無機質な声で言った。なんとなく、もう吸血鬼が逃亡しているのではないかという予感はあったのだ。そして、その予感は最悪の形で的中した。
ヌビアン村で冒険者達を待っていたのはレラが想像していた中で最悪の状況だった。村人達はみな亡者にされ、憎むべき本当の敵、ベラドンナは既に姿を消している。死に絶えた村に君臨していたのは――恐らく捨て駒なのであろう、犠牲者から生まれた吸血鬼だった。
「件の吸血鬼が何の罪もない村人を餌にした下郎であると言う事と、生かすべき物ではないのは理解しました」
だが、今この場で出来ることは、犠牲者たちの骸を葬ってやることだけだ。レラは味方を巻き込まないような角度で炸光矢を放ち、四体のゾンビを吹き飛ばした。
●
「随分みすぼらしい姿になったものね。まるで田舎娘。いえ、前から無様だったかしら。帰り際になんて言ったか覚えてる?」
アウレーリアはライオンの移動を阻害すべく、アーケインテンペストを放った後、屋根の上で江流と戦っている偽ベラドンナへと声をかけた。自称ベラドンナが本物である可能性に賭けた挑発だ。でも、本当はもう分かっている。彼女はベラドンナとは別人だということは。だが、確かめずにはいられなかった。
「はぁ!? 田舎娘で悪かったわね! アンタとは初対面なんですけど!」
「……そうね」
やはり、違う。この少女はベラドンナではなく、影武者なのだ。吸血鬼ではあるようだから、眷属にされてしまったのだろう。ついでに言えば、ベラドンナ本人より挑発には強いようだ。こちらの挑発に反応はしたが、対峙している江流からは注意を逸らしていない。
「ヤコブの寵姫? 姉妹で留守番だったのに? あとヤコブは死んだ。もういない」
サイラスは自称ベラドンナに向かって全力で煽ってみた。ミモザの名前は知らないようなので、その辺りは省略したが。
「姉妹で留守番? 何を言ってるのか分からないんだけど?」
が、自称ベラドンナはきょとんとするだけで、全く意に介している様子はなかった。
「ヤコブにすら反応無しか」
サイラスは溜息を吐きながら、魔獣ゾンビの方へと向き直る。随分杜撰な影武者もいたものだが、結果としてベラドンナの最大の弱点であった煽り耐性の低さへの解答にはなっているので、ある意味ベラドンナ本人より優秀かもしれない。
サイラスは魔獣ゾンビの縫い目を狙い、斬撃を繰り出した。その一撃は常人では視認できないほどの鋭さだったが、魔獣ゾンビはまた難なく躱してしまった。
●
「残り、十六ね」
アヴェラはゾンビの隙間をすり抜けるように走り、三体を斬り捨てた。ゾンビ達は紙のように切断できる雑兵だが、斬った後に手に残る感触は不快だった。
「おっと!」
ハヤトは魔獣ゾンビの噛みつきとひらりと躱した。ハヤトも無傷だが、未だに魔獣も無傷だ。
「速い……動きを鈍らせないと」
リディリディは魔獣に魔糸を放った。しかし、魔獣は難なく魔糸を躱した。膠着状態だが、リディリディ達がこうしている間にもゾンビの数は着々と減っている。必ずチャンスは来るはずだ。
(そうか、君はシェリルという名なのか)
江流は再びトリプルファングを放った。ベラドンナの姉、ミモザの命を断ち切った水平三連撃。敵の正体を知っても、その流麗な斬撃の鋭さが衰えることはない。だが、シェリルは首を狙った一撃を躱し、胴を左右に薙いだ残りの二発にも耐え切った。
「フン、まあまあね。じゃあ、お返しよ!」
屋根の上でシェリルと対峙しているのは、江流のみ。シェリルは江流の心臓を突き破らんと、豪快な貫手を放った。それはヤコブを彷彿とさせる素人くさい動きだったが、吸血鬼の身体能力にものを言わせた一撃は、危うく江流の胴を掠めるところだった。
(あの時ちゃんと殺しておけばこんなことには……)
アウレーリアの胸に去来する想いはベラドンナを仕留め切れなかったことへの後悔だ。だが、憎むべき敵は今いない。ここにいるのは、忌まわしき吸血鬼の犠牲者だけだ。
「全員焼くわ……それが私の慈悲。手加減などしません」
アンデッドを人に戻すことは出来ない。救うには仕留めるより他にない。そもそも死者を歩き回らせたり改造したりするのがアウレーリアにとっては許しがたい。アウレーリアは魔杖を掲げ、火球を放った。彼女の内に燻る怒りを火種にしたかのように燃え上がった爆炎はゾンビ達の密集地帯で炸裂し、七体ものゾンビをまとめて灰燼に帰した。
「クソ、速いな」
サイラスは魔獣ゾンビに斬撃をお見舞いしたが、躱されてしまった。この魔獣ゾンビは妙に強い。吸血鬼もそうだが、研究対象としてとても興味深い相手だ。
「そらよ」
アーテミシアはまたゾンビの一体を斧で斬り捨てた。残る数体もレラの炸光矢とガルシアの殺界に飲み込まれ、ついにゾンビ達は一掃された。
●
「全然当たらねえ! 一か八か……!」
未だに魔獣に傷一つ付けられていないことに業を煮やしたハヤトはなんと、捨て身で魔獣の懐に飛び込んだ。回避を度外視した無拍子での一撃だ。
ザシュッ!
「よし! 硬さはそれほどでもねえな!」
焔雷獣の拳爪蹴牙が直撃し、魔獣ゾンビの前足の肉が抉れた。だが、動きが鈍る様子はない。ゾンビなので痛覚などないのだろう。
「村人達はみんな眠ったのか……彼女以外は」
一瞬だけちらりとシェリルの方を見たキオルティスは、民家の壁を蹴って飛び、頭上から魔獣ゾンビに強襲を仕掛けた。だが、尋常ではない速度で動き回っている魔獣は、またトリプルファングを綺麗に躱し切ってしまった。
「グルルル!」
魔獣ゾンビは渾身の一撃の反動で態勢が崩れたハヤトの喉笛を食いちぎらんと、大きく口を開けて飛び掛かった。だが、ハヤトは強引に体を起こすと、体操選手顔負けのバネで魔獣の牙を潜り抜けた。
「私も加勢するわ」
ゾンビが全滅したのを確認したアヴェラは魔獣の元へと駆けて来た。すれ違いざまに一閃。バーストストライクに包まれた鋼の爪は、魔獣の脛を刺し貫き、敵意を込めたエーテルで蝕んでいく。
「さぁ、少し踊りましょう」
●
――ああ、とても楽しい。体が思うように動く。どこまでも飛んでいけそうな気がする。太い木もマッチ棒みたいにへし折れるし、腕を振ればなんか凄い衝撃波が出る。今の自分ならクマだってきっと瞬殺できるに違いない。まるで、生まれ変わったようだ。
命令すれば、ベラドンナ様にもらったゾンビ達だって思いのまま。今や、私がこの村の女王なのだ!
シェリルは与えられた力の全能感に酔いしれていた。極度の興奮の影響か、痛みも感じていない。冒険者と命の遣り取りをしている間も、生前の記憶の殆どを失ったシェリルはどこか夢心地だ。
屋根の上では、江流がシェリルと戦い続けていた。シェリルの動きは早く、易々と斬らせてくれる相手ではないが、全く当たらない相手ではない。戦いの流れは江流が掴んでいた。だが、直撃を貰えば恐らく一撃で終わる。以前、気の抜けない戦いであることに変わりは無かった。
「せい! はっ!」
江流はシェリルを両断せんと、彼女が空振りしたタイミングに合わせて間合いの外から細剣と短剣で切り掛かる。徐々にシェリルの動きに慣れてきたのか、今度は三連撃の内の二発が当たった。
「はん! 効かないわね!」
だがまだ体力に余裕があるのか、シェリルは怯まずに江流へとカウンターの上段回し蹴りを放った。一対一なら攻撃重視でいけると踏んだのか、攻撃だけに集中した大胆な一撃だ。
「!」
シェリルの回し蹴りは江流の前髪を掠めたが、なんとか江流はシェリルの一撃を躱し切った。
「惜しい。けど、次は――え!?」
その時、シェリルに向かって空間を歪ませながら一本の矢が飛んできた。レラが放ったグラヴィティボルトだ。シェリルは咄嗟に矢を掴んで止めようとしたが、レラの矢はシェリルの右腕を深々と刺し貫いた。
「何これ、重……!」
その瞬間、シェリルの体が鉛のように重くなった。重力場がシェリルの周りを取り巻いているのだ。
「貴女を殺すわ」
アウレーリアは静かに宣言すると、シェリルに向かって魔杖を向けた。杖から放たれた光球はシェリルに向かってまっすぐ飛んでいき、その胴に拳大の穴を開けた。
「今のは、ちょっと痛かったかも! 私ばかり血を流させて! 少しは血を飲ませろー!」
常人なら立っていることも難しいはずの大怪我だが、不死者であるシェリルは平然と立ち、アウレーリアに向かってびしりと指を突き付けた。
「海神様! その子を屋根の上から引きずり降ろして下さい!」
ガルシアは屋根の上で戦っている江流へと呼びかけた。ガルシアの装備では屋根の上のまでは攻撃が届かない。殺界を使えば無理矢理届かせること自体はできなくはないが、向こうが間合いから離れてしまえば、こちらもまた移動しなければならなくなってしまうのでそれも現実的ではない。
「分かった!」
江流はシェリルと間合いを保ちながら返事をした。
「ゾンビは片付いたが……屋根の上か」
アーテミシアは民家の屋根の上で戦っている吸血鬼を一瞥した後、民家の方へと近づいていった。シェリルが屋根から下へと誘い出されるのを待ち、仕掛けるつもりだ。
「少しこっちが有利になったかしら……もう! 早い!」
リディリディは再び魔獣に向けて魔糸を放ったが、また躱されてしまった。
「足の一本でもちぎれりゃ楽なんだけど」
サイラスは黙々と魔獣に向かって斬撃を仕掛ける。しかし、魔獣は剣の間合いの外へとまた逃れていった。
魔獣と冒険者たちの戦いは未だに膠着状態だったが、ついに冒険者側にも負傷者が現れた。サイラスが魔獣ゾンビの爪を受けたのだ。
「ぐあ!」
魔獣の爪が胴にめりこみ、サイラスは口から血を吐いた。
「大丈夫か!?」
「まだいける」
べっと血を吐き出しながらサイラスが言った。魔獣ゾンビの一撃はとてつもない衝撃だったが、頑丈な鎧と鍛え抜いたエーテルで身を守ったサイラスはなんとか耐えきった。
「おい、俺はこっちだ!」
すれ違い様にシェリルを切りつけた江流は、そのままの勢いで屋根から飛びおりた。ゾンビが片付き、手が空いている冒険者の数も増えてきた。もはや屋根の上でシェリルを抑えておく必要はない。
「あっ! 逃げた!? 待ちなさい!」
すぐにシェリルは江流を追おうとしたが、その時、今度はレラが放った重撃射が飛んできた。シェリルは咄嗟に身を捻るが、グラヴィティボルトの重みで鈍った体は思うように動かず、矢は腹に突き刺さった。
「やったわね! お返しするわよ!」
シェリルは屋根を勢いよく踏み切り、レラの眼前に着地した。今度は江流ではなくレラを狙うつもりらしい。
だが、着地した瞬間を狙って放たれたアウレーリアの魔弾が再びシェリルの背を貫いた。シェリルの体にはまた痛々しい穴が空いたが、アウレーリアは無慈悲に、魔杖に魔力を注ぎ込んでいく。
「シュマリ様……! 危ない!」
「ようやく降りてきたな」
ガルシアとアーテミシアはシェリルの方に向かい、全力疾走で駆け抜けていく。魔獣ゾンビは一瞬、主に加勢に行きたそうな動きを見せたが、アーケインテンペストと冒険者達の壁に阻まれ、それは叶わなかった。
●
(あー……これはまずいかも)
次第に冒険者達に追い込まれていったシェリルは、死期が近づいていることを感じ取っていた。
(このまま続けると、たぶん私は殺される。でもいいの。本物のベラドンナ様もたぶんそうなると言っていたし、それが私に期待する役割だと言っていたから。ベラドンナ様のお役に立てるなら、それでいいんだ)
けれど、二つだけ、どうしても気になることがあった。
ただの駒のはずなのに――どうして、ゾンビ達が倒されるたびに、私の胸はチクリと痛むんだろう?
私を殺そうとしているクセに――どうして、この人達はこんなにも哀しそうな目で私を見るんだろう?
それが、とても不思議だった。
「もう、眠るんだ」
「そうですね。貴方はもうお休みの時間です」
江流の短剣とレラの矢がシェリルの両膝を貫き、シェリルの体勢ががくん、と崩れた。目を見開いたシェリルが最期に見たものは、太刀を構えて飛びこんでくるガルシアの姿だった。
「痛みは、与えません」
針のように収斂された、迷いの無い一撃。ガルシアの突きは真っすぐにシェリルの心臓を貫き、鮮血の花が咲いた。急所を貫かれたシェリルは糸の切れた人形のように大地に崩れ落ちる。
「あ――」
仰向けに倒れたシェリルの体が、指先からぼろぼろと崩れていく。今の一撃が致命傷だったのだ。
「――何か言い遺すことはありますか? シェリルさん」
哀し気な表情でシェリルを見下ろしながら、レラが問いかけた。
「シェ……リ……ル? ああ、私の名前――ベラドンナ、じゃ、なくて――」
それだけを言い遺し、シェリル・ネイラは塵となって風に流れていった。
●エピローグ
戦いは終わった。主人が死亡してすぐ、魔獣ゾンビもぴたりと停止したからだ。
「ミオレを迎えに行きましょう。……生存者を探さないと」
アヴェラの言葉に、冒険者達は頷いた。
冒険者達は必死に生存者を探したが、ミオレ以外の生存者は見つからなかった。そして、魔獣ゾンビの腹まで引き裂いて探したが、本物のベラドンナも――とうとう見つからなかった。ヌビアン村に残されたのは主を失った家々と、独りぼっちのミオレだけだった。
「あの幼女……テメェもヤコブや姉の元に送ってやる!」
奥歯を噛みしめ、力任せに地面を殴りつけるハヤト。裂けた手の甲から血が流れたが、今は気にもならない。
「ええ、必ず。犠牲になった方達の鎮魂の為にも……」
強く拳を握り締めながら、リディリディも頷く。
「その服、持っていくのね?」
「うん……」
泣き腫らしたミオレにアウレーリアは問いかけた。ミオレが持っているのは、彼の兄が最期に身に着けていた服だ。彼の両親は跡形もなく吹き飛んだゾンビ達の中に混ざっていたのか、残念ながら見つからなかった。
「こいつも焼き払うか?」
村人達の遺品を燃やし終えた後、腹を切り裂かれて横たわっている魔獣のゾンビを指差し、アーテミシアが言った。
「いや、これは持って帰る。縫い目とか強さとか色々謎だし、解析した方がいいと思う」
魔獣のゾンビを担ぎ上げるサイラス。軽く100キロを超える巨体だが、何が何でも持って帰るつもりだ。さすがに丸ごと貰い受けるわけにはいかないだろうが、ギルドと交渉して目玉の一つでも分けて貰おうという腹積もりもある。
「どうか静かに……次に生まれて来る時には穏やかで平和な人生を……」
キオルティスは村の広場にユーカリの種を蒔き、歌を歌った。それは鎮魂歌。無念の内にでこの世を去った死者の魂を癒す、優しい歌だった。
「ありがとう、みんな。村の人達のこと、弔ってくれて……! 父さん……母さん……兄ちゃん……シェリル……! うう……!」
ミオレは感情が抑えきれなくなったのか、家族の形見をしっかりと握り締めたまま、泣き崩れた。
アウレーリアは優しくミオレを抱え起こすと、強く抱き締めた。
「理不尽は来るものだけど、絶望しては駄目、生きて強くなるの。もう奪われない為に、奪わせない為に」
「うああああああ……!」
アウレーリアの胸の中で泣くミオレの慟哭が、ヌビアン村に木霊した……。
●一つの結末
以下、冒険者ギルドの記録より抜粋。
ヌビアン村にいた吸血鬼はベラドンナではなく、吸血鬼化したシェリルという名の村人だった。吸血鬼はベラドンナを名乗っていた為、本物のベラドンナに襲われて眷属とされた、ヤコブ・ヴィリアンの孫世代に当たる吸血鬼であった可能性が高い。
吸血鬼シェリルは村人達の成れの果てと思しきゾンビを操って襲い掛かってきたので、冒険者はこれに応戦。冒険者側はこれに勝利し、シェリルを含め村人達の遺体は全て塵となって霧散した。唯一、全身に縫い目があるライオン型の魔獣のゾンビのみ、塵とならずに残留した為、これを持ち帰ることに成功。研究機関にて現在解析中。
また、唯一の生存者となったミオレ・サイヴァーの処遇については、リーンエス王国と冒険者ギルドで協議中。吸血鬼ベラドンナについては凶悪犯罪者として指名手配とする。
マスターコメント
ショートEX難しい 報酬:多い10 / 8〜10人
2021年07月30日 10時23分08秒 公開
参加者
- サイラス
アーテミシア
- イェレミース トゥラ リディリディ
ハヤト=ガラン=ヴォルファング
海神 江流
アヴェラ・ウッチェロ
キオルティス
ガルシア
アウレーリア・フォン・ネーベルベルク
レラ・シュマリ
相談掲示板
No.1
サイラスだ、よろしくなー ウォーリア3、シーフ4、キャスター2、シューター1かな?回復おらんから自己回復手段は持ち込んでおかんとね 最低保証あるから集られるとあれだし対ゾンビに範囲攻撃 キメラが実質体力1500、攻撃400だからかなり重い(少なくとも回復とか防御系ガッツリやらんと3、4手で俺は落ちる)、命中200はシーフもスキル盛らないと大変なくらい当たるんじゃないかな?で回避も高めなんで継ぎ目切り離すとか積極的にやって弱体化狙うのが良いかな?と ベラドンナがOPに出てない(今回体力か暴走かで使わない?)けど操り人形化するスキル持ってるはず。(操る系はジャマーとか異常回復で軽減、回復可能?)束縛も4くらいの奴持ってたし、ネームドなんでしっかり殺してしまいたいなぁと。後沸点低めみたいなんでヤコブ、ミモザ討伐関係者はその辺ネタにして言葉選べばヘイト稼ぎやすいんじゃないかなと。 とりあえず雑観?ヒーラーいないので異常回復出来ない(前やった時に効果よく分からん描写の異常あったので)から速攻する感じで押し込んでいくほうがいいのかな?と思う
ウォリアーのアーテミシアだ。よろしくな キメラも随分ブッ飛ンでるな…オレだと精々2発か。防御自体は低いのが救いかねぇ。 やっぱり縫い目の切り離しが鍵になるか? 少なくともマトモに殴り合いは無いな。 ヒールもなあ。取ってもヒーラー武器じゃないと使えねえしなあ。やられる前にやるか。 ゾンビに二人くらい割いて、後はキメラとベラドンナに当てるか
キャスター、アウレーリアよ。宜しく。 ライオンゾンビ、どうしましょうねぇ。 私は回避に振れば素点だけで自動成功、魔攻に振れば最大火力で3R以内に1500点削り切れます。 ただ、問題は当たるかどうかよ。回避200は尋常な値じゃない、命中300以下は0%だもの。 よっぽどBSと連携補正を掛けていかないと、部位破壊を狙うにもまず初弾が当たらないわ。 別に遠距離攻撃や厄介なBSスキルを持ってるわけじゃないし。 いっそ足止めだけして、最初から本命ベラドンナを狩りに行くのでも良いかも知れない。
シーフのキオルティス。キオでもルティスでもお気軽に。 初めての方もそうで無い方も宜しくね! やっぱり大きな壁はライオン、だよね…俺も縫い目は注目すべき点だと思う。 ただ…アウレーリアさんの言うように当たるかどうか、なんだよね。 当たるならスリップでも掛けておくなり、阻害系BSを掛けておくのが 常套かな、とは思うんだけれど。 俺たち対ライオン≒多対一を視野に入れて、どれかは当たる方式を取るのが無難? ゾンビは…うん、2人程度でも大丈夫そう? 付け加えると、出来れば広範囲を攻撃出来ると良いのかな。 ベラドンナはシーフタイプなんだね…これはサイラスさんの言うように ヤコブ関連で揺さぶり掛けるのが良いかな、って俺も思う。
シューターのレラ・シュマリと申します。 よろしくお願いします。 私は遠距離からのバッドステータス狙いという事になりますね。 装備等で命中を上げて何とか当たる様にはしたいところです。
シーフのアヴェラよ。よろしくおねがいするわ ライオンゾンビがかなり脅威だわね。 通常のゾンビは弱いけど数が多い。 吸血鬼は素手での格闘で薙ぎ払いがある、と。 通常ゾンビには2人程度でいいというのは賛成だわ。 その上で「吸血鬼」と「ライオン」については A:ライオンを最小限の人数で足止めして、吸血鬼倒してから数で倒す B:ライオンにそれなりの人数を最初からかけて、多対一で当てやすくする このどちらかって感じかしらね。 Aパターンだと、移動力のあるライオン(そしておそらく移動力高めな吸血鬼)の合流をどうやって防ぐのかというのが課題かしら。 あと、薙ぎ払いがあるみたいだから、近接多めだと想定外にダメージ受けてしまう可能性もあるわね Bパターンだと、人数のバランスをうまくとらないと少ない方がきつくなってしまうわね。 あと単純に吸血鬼がAよりかは逃げやすいわね。 個人的にはすり合わせのしやすさも含めて考えるとAがいいかと思うわ。 わたし自身はライオンは回避集中ならほとんど躱せるけどただの躱すだけの存在なのでスルーされるのが見えてるわ。 逆に攻撃もそこまで命中はないから、行くとしたら吸血鬼かゾンビかしらね。 特に吸血鬼は因縁ある方もいるだろうし、一旦わたしは通常ゾンビの対応に挙手しておくわ。
No.7
あの・・・、キャスターのリディリディです。 よろしくお願いします。 魔獣のゾンビ、確かに強力ですね。 BSで付与出来ればとは思いますが、まずBSを当てるのが難しそうです・・・。 前にあの吸血鬼が人形兵を操っていたようにジャマーを使えば動きが鈍るということがあれば良さそうですが、今回はそういったことは記載されていませんし・・・。 あ、それと少し気になりましたが、魔獣のゾンビだけ、「倒された際は塵になって消滅します」がないんですね。
出遅れ申し訳ない。 シーフの海神江流だよ。今回は宜しくね。 魔獣が一番の障害になりそうなのは同感。 「倒された際は塵になって消滅します」がないって事は、遺骸が残る事に意味があるのかねぇ。 案外、縫い目を割いたら中に本体とか何か入ってたりしてな。 ヴィント奪還作戦のリプレイ読むと、ミモザの首飛ばしたのは俺って事になってるみたいだから、ベラドンナのヘイト稼ぐ役ならやりやすいかも。 ヒーラーがいないし、被弾は極力抑える方向でステータス調整するのがいいのかな。 この辺は分担の内容次第になるかとは思うけど、率先してダメージ取りに行かなくてもいいならヒーラー武器装備するのも視野には入れてるよ。
埒もない事ですが、実は吸血鬼が人形で本物が魔獣の中身なんて事はないでしょうか? つまらない憶測ですが。
連投になってしまって済みません。 実は吸血鬼役がシェリルという子で吸血鬼が魔獣の中で操っているのかも。
そういやOPにこの魔獣の話って全く出てきてねえな。 吸血鬼が用意したのか? 人形かどうかは兎も角、なんか縫い合わせたついでに埋め込んだ可能性もまあ無くもないか……ステ公開してるけど、なーンか素直に信じられないんだよなあ。 回避が高いから面で攻撃をばら撒くか、誰かが被弾覚悟で防御して抑えつけてからタコ殴りするか……何とかして脚を潰せば回避は下げられるかもしれねえな オレは一応吸血鬼側にしておくか。魔獣相手はちっとキツイわ。
おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! さて、魔獣ゾンビが1番厄介そーなことにゃ変わりねーが【無拍子2】の全力攻撃してやっと3割弱の命中率ってとこだな。 逆に魔獣の攻撃は基本躱せると思う範囲だが何かしらの補正がはいったらわかんねーな。 何なら魔獣の相手は引き受けるぜ!
No.13
あー、ベラドンナの説明にスキル無いからただの偽物の可能性あるのかぁ…別に村人30人だけ被害にあったは言ってないし。キメラの材料に残りを使ったってのもある可能性あるのか。 それなら本体の操縦に忙しいからベラドンナ固有は使えんやろし体力の5倍食らうまで稼働も出来るか(だってただの肉人形だものなぁ) 役は雑魚吹っ飛ばしてキメラの相手かねぇ?合流妨害に関してはチャリオットで飛ばす? 後ヒールは番号のない1番目だけは誰でも普通に使えるよ。防御して盾の数値加算すればアーミテシアさんの場合二発目もスキル無しで耐えれるんじゃなかろか
遅くなりました ガルシアと申します 以後お見知りおきを 吸血鬼には興味ありますが、とりあえず取り巻きを相手する予定です
少なくとも、ライオンゾンビのステータスがこれ以上上がることはないと思うわ。 だって本当に倒せなくなっちゃうし、OPに強化を示唆するような記述もない。 寧ろ、縫い目は弱体化ギミックだと思っています。ちぎれて動けなくなる系の。 ヤコブ本人でもないのにこんなの作って、弱点が無い筈ないもの。 ベラドンナが中に入ってるかは知らない……けど、そんなみじめな真似するかしら? 割と自己顕示欲高めの子だから、姿は堂々と見せてくる気がします。 「本体」を囮に、ライオンに乗って離脱を図る可能性がなくはないけど……。 それならこんなハイスペックで向かってくる仕様にせずに、逃げ特化にしそうじゃない? ……ま、どのみちやる事は一緒でしょう。全部倒せばいいのよ。 >個人行動 私は最初に村人ゾンビを範囲攻撃で焼き払って、それからベラドンナの相手をしましょう。 一応面識があるから、煽りの一つも入れられると思うわ。
あー、盾とスキルを合わせれば甘く見積もって4発ってトコだな。これで決着つけられるアテがあるなら魔獣の方に回ってもいいぜ。回避型は事故ったら即死だしな… しかしコイツ、デカさも攻撃手段もわからねえンだな。対策しづらいったら叶わねえ。 上手く抑えつけられそうならやってはみるけど …ちょい前の依頼で超嗅覚でベラドンナの匂い嗅いだことがあるから、もし姿が見えなかったらこれで探してみるか。
No.17
なんかイマジナリーシスター&ヤコブへの感情的にそのためなら今は…って考えの可能性もなきにしもあらずな気もしなくも無い。そもこいつ糸による束縛とか攻撃スタイルだったと思うのにバリバリのインファイターしてるのがプライド面も踏まえて怪しいし。 まあ煽ってみれば判別聞きそうだと思うし、どっちも殺してらいおんまるは追加で丁寧に潰せばいいんだけど。 とりま攻撃専念で一回だけの当たれば三分の一飛ばせるかなー?というの持ち込むわ。
例の吸血鬼が魔獣の中に入っているのか別の場所で操っているかは判りません。 ただこの吸血鬼(仮)は例の吸血鬼とは別の物と思慮されます。 吸血鬼(仮)を倒したことでこちらの油断を誘う程度の事は考えるでしょう。 私自身は先ずゾンビを炸光矢2による範囲攻撃で減らしていく事を優先します。 続いて吸血鬼(仮)、魔獣をグラビティボルト、重撃射2でのバッドステータスを与えていきたいと思います。 魔獣には当たればの話ですが。
一先ず、俺は黒髪の吸血鬼対応に回ってみていいかな? こいつ自体が本物なら、ミモザの件で俺には当たりが違ってくるだろうし、そのへんに違和感があれば何らかのフェイク、ミスリードがあるかも知れないって測る事もできると思うんで。 その場合、こいつに時間かけるのは得策ではなさそうなんで、攻撃を補強する特性スキルは用意しておこうかな。 もう1つの特性は攻撃スキルを入れるか、【捜波・改】あたりで戦域に目視で確認できる以外の敵が居ないか探ってみる?
何だか考えれば考えるほどに、色んな可能性が出て来るね。 個人的な思索としては…吸血鬼≠ミモザ、ライオン=生死不問の操られたシェリル ミモザ=その辺りでライオンを操りつつ、高みの見物…ってカンジに思えるけど。 とりあえず俺はライオンの方に回ってみたいと思ってるよ。 何とか色々と算段を付けて当てるか…もしくはライオン担当の他の人たちの 攻撃が当たるようにサポートするか、だね。 基本的な動きとして、現状分かっている範囲として(敬称略) ・吸血鬼 (アーテミシア)、紅流 ・ライオン ハヤト、(アーテミシア)、キオルティス ・ゾンビ アヴェラ、ガルシア、アウレーリア(その後吸血鬼へ)、レラ …かな?漏れが在ったらごめんね。
アイツは血が臭うからな。誤魔化してなきゃ案外アッサリわかるかもな。 とりあえず割り振りが偏ってるし、オレは吸血鬼に改めて決めておくぜ。 ケリが付いたらそっちにいくわ。
シェリルが黒髪で吸血鬼も黒髪で、っていうとこで代役立ててる可能性はありそうだけど。 ベラドンナの顔は知ってるし、仮に似せてても過去の記憶はないでしょうし。 私も洞察とか使ってみるから、情報合わせで結果はすぐ出そうよね。 偽物なら本物相手するより早く決着ついて、結局ライオンゾンビの討伐になるのかしら。 横槍とかが怖いから、アーケインテンペストを持ち込んでライオンゾンビの足止めはやっておきます。中身がどうあれ、十分強力だから逃がさずここで撃破したいわね。 ・吸血鬼 アーテミシア、江流 ・ライオン ハヤト、キオルティス ・ゾンビ アヴェラ、ガルシア、アウレーリア(その後吸血鬼へ)、レラ
No.24
そうですね・・・。 やはりライオンの攻撃力などをどうにかしないと、と思っていますので私はライオンに対してBSを仕掛けようと思います。 ただ、BSを上手く当てられれば良いのですが・・・。 ネーベルベルクさん、ライオンへのアーケインは私がしておきましょうか? ・吸血鬼 アーテミシア、江流 ・ライオン ハヤト、キオルティス、リディリディ ・ゾンビ アヴェラ、ガルシア、アウレーリア(その後吸血鬼へ)、レラ
>アーケイン あ、主担当でやってもらえるならお願いするわ。助かります。 けど使用回数も豊富じゃないから、サブで見ておくわね。 移動力6なんて、常時範囲内に入れておいてもいいくらいだもの。
いよいよ明日のお昼の12時出発ね。
ごめんなさい、すっかり来るのが遅くなってしまいました 予定に変更はありませんが ゾンビ討伐後は吸血鬼に回る予定にします
No.28
あ、俺ライオンよ? 最初の方で宣言したしそのつもりで書いてたし 一応看破は1だけどあるから持ち込んでおくつもり