○○しないと覚めない夢
九蓮宝燈
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シナリオID:1070
オープニング
勇者ことブレイブ・レオンハートは夢を見ていた。
ブレイブはこれが夢だと自覚している。いわゆる明晰夢である。
なぜなら、ここはエドゥノーグダンジョン「夢」の主幹路から生える枝場の一つだからだ。
この枝場にいる魔獣『ビューティフルドリーマー』に夢を食べさせるとアイテムをドロップする。そのドロップ品を回収するのがブレイブたち勇者パーティーの今日の仕事。
これはその餌となる夢だ。
夢は必ず『部屋』に閉じ込められるという内容。
脱出するには、部屋の中にある表示板の指示に従えばよいのだ。
脱出に成功すれば『夢を食べさせた』とみなされてドロップが手に入る。
「で……今回はお前となにかすればいいんだな」
ブレイブはともに閉じ込められているパーティーメンバーのシーフ、レイン・カミナギをちらと見る。
レインはベッドに腰掛け、ぼーっとした銀の瞳を空中に向けている。
夢を共有し誰かと攻略することもできるのがこの枝場のルールだが、ブレイブは一人で挑戦したはず。だからこのレインは現実の彼ではなく、ブレイブの夢の中だけの存在だ。
とはいえ、本物と見分けがつかないほどにそっくりであるし、夢とは思えないほど細かいところまで鮮明だ。
「早く表示板探したほうがいいんじゃないの」
声も話し方もレインそのもの。ブレイブの顔を観察するようにじぃっと見つめる仕草までも。
「あぁ……そうするよ」
表示板はすぐに見つかった。ベッドのヘッドボードの棚部分に斜めに立てかけられていた。
指示内容はというと。
『一八〇秒手を繋ぐ』
簡単な内容でほっとするブレイブ。レインに伝えて右手を差しだし、握手する。
表示板には目盛りがついており、下から上へと色のついた線が伸びて条件達成度を示す。八分目ほどの高さに印がついており、ここが目標ラインだ。線の色は最初は赤だが、ラインを超えると青になる。青の状態を規程の時間キープすればミッションはクリア。
「ちょろっと伸びただけで全然足りてねぇな。やり方が違うのかな」
「いろいろ試してみよう」
ブレイブとレインは試行錯誤の結果、『手袋を外した素手の状態で、両手とも恋人繋ぎする』というクリア条件を探しあてた。
「俺はこういうの嫌いだ」
嫌そうに顔をしかめるレインに、ブレイブはリアルすぎだろう、と胸が痛むものを感じる。
「わかってる。さっさと終わらせようぜ」
ブレイブは苦笑いしつつもレインの手を握った。
一八〇秒経過し、壁にドアが出現する。
ドアを開けると、また同じような部屋。
ベッドがあって、ヘッドボードのところに表示板が。
「おい……おいおい、マジかよ」
指示内容を見てブレイブは思わず不平を漏らす。
レインは眉をひそめてそれを読み、ため息をひとつ。
「ブレイブ。早く済ませよう」
「えっ、流石にこれは俺そんな勇気ねぇぞ」
「やらないと出られないんだから、しかたないでしょ」
焦ったブレイブが後ずさった瞬間、景色が消えた。
●目が覚めて夢オチ
「ブレイブ」
レインの声。
ブレイブは腕の中にパステル虹色のもふもふがいることから、夢から覚めたと知る。
このもふもふこそ魔獣『ビューティフルドリーマー』だ。
「よかった。ドロップ出たのに起きないから心配した」
開かない目でレインの顔を見る。
夢の内容は覚えていない。が、レインがいたような気がする。
「おはようレイン……大丈夫だ」
ブレイブが見渡すと、他のパーティーメンバー、ノーレッジとヒルダの姿もあった。
「この調子でどんどん回収しましょう」
ノーレッジはドロップアイテムの羊毛をバックパックに詰めている。
「ところでレインはどんな夢見たのか覚えてるか?」
ブレイブが尋ねるとレインは首をひねって考える。
「ん……。確かブレイブが出てきた……。戦って勝て、って書いてたけど、すごく手こずった……気がする」
「お前の夢にも俺が出てきたんだ」
ブレイブが笑うとレインがいぶかしがる。
「ブレイブの夢にもブレイブが出てきたの?」
「いや、そうじゃねぇよ」
ブレイブが否定する。しかしレインが出てきたのだとはなんとなく言わなかった。
解説
マスターより
リプレイ
エフィルミアは納品を依頼された量を超えてドロップ品を集めるつもりだった。すべては可愛さと軽さを兼ね備えた防具のため。
夢羊を抱っこしてふかふかベッドに横たわると夢が見られる。その夢で出される指示をクリアすれば、上質な羊毛がドロップする。それがこの枝場のギミックだ。
エフィルミアはさっそく夢羊を抱いて眠りにつく。
隣のベッドではナキルが同じように眠っていたが、寝返りした拍子にエフィルミアのベッドの上へ転がっていた。
同じベッドで眠れば夢を共有でき、複数人で指示に挑むことができる。これもまたこの枝場のルールだった。
「……あれ、お前も一緒なのか」
夢の中でエフィルミアを発見したナキルは臨戦態勢に。なぜなら以前の依頼で彼女を危険人物として認識したからだ。
「一人で寝たはずなのにどうしてナキルくんが? さては一人で寝るのが寂しかったんですね」
エフィルミアはナキルの頭をなでようとして違和感に気づく。
なんか、大きいような……?
ナキルも戦術眼で見る周囲の視界がいつもと違っていることから同じことに思い当たった。
「コレがオレの約束された未来の姿だな!」
身長一六五センチのエフィルミアを見下ろせるほど視線が高い。百八十センチはあるだろうか?
ナキルはいつか当然見られることになるであろう景色がチラ見えできた喜びに上機嫌である。
「駄目です! ナキルくんは小さくて可愛いのがいいのに! 今すぐ縮んでくださいっ」
対してエフィルミアはこれは悪夢だと嘆いた。
それはそれとして指示の書かれた表示板を探さねばならない。
エフィルミアが危険人物であろうが協力しなくてはならないと、ナキルは覚悟を決めた。
「エフィルミア……ってとっさに呼びにくいからよ、ミアって呼んでもいいか?」
「うんうん、呼び方はナキルくんが呼びやすいように、でいいですよー!」
歩み寄りの姿勢を見せつつ部屋の中を捜索すると、丸い穴があいた白い箱が見つかった。
いかにもくじ引きっぽいその箱に手を突っ込むと案の定カードらしきものがある。
一枚取り出してみると……。
『正しい身長差』
「縮めと? せっかく理想形なのに!」
エフィルミアはすごくいい笑顔で見ている。
(……いや、認めたくねぇ)
ナキルはもとの一三六センチが『正しい』身長だと思いたくなかった。しかしこれは仕事……。
現実の自分の身体感覚を丁寧に思い出すと、しゅるしゅると身の丈が縮んだ。
「ナキルくんえらいえらい」
エフィルミアはナキルの頭をいいこいいことなでた。ナキルの顔は屈辱に歪んでいる。
「高い目線がいいなら私が『たかいたかいー!』してあげますから!」
エフィルミアがナキルを抱っこしてくるくる回ると、ナキルは顔を真っ赤にしてぷるぷるしていた。明らかに怒っている。
「肩車のほうがよかったですか?」
エフィルミアはペリドットのごとき無垢なお目々をパチクリして言った。ただこの一瞬のみを切り取れば、天使としか形容のしようのない景色である。
気を取り直して次の指示。
『相手を褒める』
「あー……野草に詳しいのはすげぇよな……」
ナキルがエフィルミアを褒めた。だがナキルは知っている。彼女の薬草の使い方はろくでもないと……。
「今度背が伸びる薬草も煎じてあげますね!」
エフィルミアがドヤる。ナキルは過去飲まされたクソ不味い薬草汁の味を思い出してた。
「えーと、ナキルくんはマスコットのような可愛さがありますね!」
エフィルミアはまたしてもナキルのプライドをへし折りにきたが悪意はない。彼女の心と外見はまさに天使なのだ。
「ミア、お前が変なヤツなのはよくわかったぜ……だから変な課題が多いんだろ?!」
いかにエフィルミアの外見が愛らしくとも、男のプライドを踏みにじられて許すわけにはいかない。
「この可愛い私を変な奴呼ばわりとは失礼! 私の魅力が分からないから、いつまでもお子様なんだよ! 馬鹿ナキル!」
エフィルミアの心の天使が引っ込んだ。悪意はないのだから、ナキルの怒りはとても理不尽なものに思えた。
「いいや、次の課題を引こーぜ……」
『手料理を食べさせる』
ナキルの背筋に嫌な汗が伝った。
「だったら話が早い! 背が伸びる薬草汁! 煎じてあげますよ、今、ここで!」
詳細は語るまい。
端的に結論を言えば…………、ナキルは死んだ。
「ん……どうなった?」
ナキルが枕元のドロップ品の数を数えると、羊毛の束が三つ。夢内死亡は失敗扱いと聞いていたが、最後の指示もギリギリ達成扱いだったらしい。
安堵したナキルがふとエフィルミアを見ると、彼女はまだすやすや寝ていた。
愛らしい寝顔に思わず見入る。
性格がどうでも、エフィルミアの見た目はまさしく天使なのだから。
●ぶっかけうどんつゆだく
(これってひょっとして昔聞いた……ほんのりエロい枝場!?)
ララベル・サン・ディーベルは顔を赤くしていた。
しかし仕事は仕事。マイパジャマとマイ毛布を着用。
「わぁもこもこ……いい夢みられるといいな♪」
夢羊を抱っこしてベッドイン。夢で表示板を確認
「セッ……?!」
いきなりアレな指示だけど一人で!? と慌てたララベルの後ろに、ぼわん! と煙。
消えゆく煙の中から現れたのは勇者パーティーの垂れ耳兎獣人少女ヒルダ。服装はバニースーツ。
「よ、よろしくお願いします!」
「えぇぇなんでバニーなのぉ!?」
ララベルは慌てたが、よく見るとヒルダは両の手にはそれぞれダイスと衝立を持っている。
「なんだ……セッションか。回数は二回だね」
ララベルはルールブックを手に取った。しかしセッション中もヒルダの谷間や横乳がちらちらと視界に入る。
「終わった~。次は……」
効率よい収集のために連荘。次なる指示は……。
「エッチ……はわわわわ」
食刻。銅板を薬品で腐食させ、凹版を作る絵画技法である。これを五枚。ララベルはまだいるヒルダとともにこれもクリア。
次。
「えぇと、まん……」
「マンゴージュース一気飲みだね!」
ヒルダが音読しようとするのをララベルが割り込んで止めた。
次。
「しゃせい……?!」
はい、写生です。
その後もサックス演奏だのちんすこう口内ホールドだの早口言葉でおにゃんこだの、微妙にアレな指示が続いた。
もはや叫び疲れたララベル。
「さすがにもう普通のしかでないよね」
律儀にフラグを立てたせいか、表示板には『ラキスケ八回』の指示が。
「いやいや、見間違いでしょ……わっ!」
「きゃっ!」
スッ転んだララベルの手がヒルダのバニースーツをズリ下げ、そのまま倒れ込む。ララベルの両手は当たり前のようにヒルダの両胸に。顔は谷間だ。
「はわわわわ……事故、事故だからぁぁぁ」
一旦四つん這いの形で体を離したララベル。
「ひゃあ!」
しかし床に落ちていた衝立を踏んだせいでまた転び、今度はヒルダの太ももの間に顔が!
最後の夢まできっちり消化してララベルは目覚めた。
「ど、どうなさいました? お顔が赤いですが……」
本物のヒルダがララベルの枕元に。
「はぅ、なっ、何でもないよ、普通の夢だったよ」
頭の上にはてなマークを浮かべるヒルダの前から、ララベルはそそくさと逃げ出した。
●夜を孕む母胎
「ブレイブ、今更ではあるが、先日は信用と心配をありがとう」
「サマエラか。あんたが命がけで戦線を支えてくれたおかげでいい結果になった」
サマエラ=フォリウムとブレイブ・レオンハートはベッドに入る前に会話をしていた。
「あの時に比べれば、今日は命の心配など必要なく、安心して挑めそうだ。ただの夢ならば、そうそうおかしなことも起きないだろうし、現実に引きずるようなこともあるまい」
表情の乏しいサマエラだがこのときばかりは笑みなど浮かべていた。
ブレイブは逆に(フラグか?)と不安になったが、女性に自分も一緒にベッドにとは言えず。
「そうだな! 終わったら飲みにでも行こうぜあはは」
笑ってごまかした。
サマエラの夢の部屋。
壁面は赤と乳白色の色ムラのある石材だろうか。濡れたような光沢があり薄暗い室内の天窓からそそぐわずかな光を反射している。
壁は平らではなく微妙に反って、壁と壁の接合する線はまるで目眩のように捻くれている。
腰までを浸す生温い液体は――血液。
否。この生臭い汁は血液だけでなるものではない。白濁した、黄濁した、あるいは無色透明の、生物の体内を満たすあらゆる液体の混合物であろう。
表示板の指示は――『後ろを見ろ』。
サマエラが振り返ると、潜んでいたものが――赤い液を山なりに押し上げながら身をもたげた。
頭から滴るのはその身を浸していたものか、その身から分泌したものか。
(ああ、そうか――ははは、これはそうか)
――安寧の。
(あれか、あれだ)
――――安寧の鮮烈の倒錯の美麗の落胆の常闇の空白の後悔の強大の韜晦の。
静寂の不明の異端の気丈の叡智の孤独の深淵の情欲の狂恋の憧憬の絶望の諦観の安堵の慟哭の忘我の賢明の慇懃の蠱惑の歓喜の造血の……。
「お前は、貴女は、私の……私の信じる、貴女は…………」
捧げた両の手から滴る血。
「名を、どうか名を教えてくれないか、貴女は――」
……。
…………。
「……おはよう?」
サマエラが目を開けたとき、隣のベッドに座ってブレイブが見ていた。
なんだかんだで嫌な予感を無視しきれなかったらしい。
「おはよう。うなされもせずによく寝てたな。その様子じゃ、おかしな夢じゃなかったんだろう」
(わたしはねた……よくねた?)
まだ会えないはずの……に会った気がする。
サマエラはドロップ品を抱きしめ、二度寝することにした。
●白亜の城、天蓋付きベッドで
ララノアとレイン・カミナギは同じベッドで夢羊を抱いていた。
(腕枕でもするべきなのかな)
ララノアは不安そうだが、何か考えごとをしているレインから返事はない。
「嫌な夢も……怖い夢も……あるのでしょうか」
「……ごめん、今なんか言った?」
うまく会話できなかった二人は結局、大きなベッドだったので一メートルくらい離れて安眠。
夢の中は豪華な寝室。
「ローブも眼鏡も杖も……ありません」
ララノアはシフォン生地を重ねた白いドレス。レインはスーツに眼鏡。
「君は……ララノア?」
レインは顔を判別出来なかったが、声でわかったらしい。
表示板は薔薇で縁取られた額の中にあった。指示内容は。
『チュウ 一回』
「くくく口づけ的なものでしょうか……」
鉄龍の枝場で続きがどうこうという話があったから?
レインは普段はあまり見られないララノアの裸眼なので、この機会に記憶しようと彼女の顔をガン見していたので表示板は眼中になかった。ララノアが読み上げたことで指示内容を理解。
「まてまてまて……」
ステイされたレインはお地蔵さん化。
「マテ茶もいいですね。今度淹れてみましょう」
ララノアはレインに背中を向けて大混乱中。
(いえいえ、まだ唇ときまったわけではありません。手や額、頬などの可能性も……っ)
達成条件を探していろんなところに……と想像して恥ずかしさが限界突破。
「ララノアは、嫌?」
お互い背中を向けたまま膠着した場。レインが沈黙を破る。
「俺は……感情が抑えられないときもあるんだ。それで君を傷つけたら……と思うと」
今まで散々女性を泣かせてきた。自分は白馬の王子様ではなく、悪い狼の類いだろう。
野に咲く花を手折る覚悟は未だ決まらず。
「キスは嫌ではなく……きっと幸せに思うのでしょう……」
そのように返事されても、金の髪がたゆたう白い背中に触れることはできず。
そのまま二人、目も合わせずにたわいない会話をして過ごす。
(皆様には謝りましょう……)
夢の中なのでお腹もすかない。しかし、そのうちうとうとと……。
「ララノア……」
レインは背中にもたれる重みを感じた。
「……あれ? ここは、夢? 枝場?」
ララノアの目に映ったのは眼鏡越しの景色。枕にしているのは異国風に柄を染めた袖。
「あ」
レインはまだララノアがはっきり目覚めていないうちに。
「これ。贈り物」
ドロップ品を隠し、香草が詰まった籠を渡してごまかした。
●閉じ込められた天才ダンサーだけど、飯テロなんかには屈しません ~毎食、過去に食べたことのあるものの中から美味しいと思った料理とお酒とデザートが食事として組み合わさって用意されるが、朝体重を計ったときに前回体重を計ったときより体重が増えててはいけない。なお、アルコールを摂取した場合は食べた後にランダムで一曲流れるのでそれに合わせて踊らなくちゃいけない件について~
エミリア・シバは壁一面が鏡になった板張りの床の部屋にいた。
鏡の壁には水平な手すりがある。
そして、やたら寝心地よさげなベッド、テーブルと椅子。
「なんか指示がどこかで流行っている小説タイトルのようにやたら長いわね!?」
表示板を見てエミリアがツッコんだ。
注意書きがあるのは、達成条件を探して試行錯誤を繰り返さなくていいぶん親切か。
しかし、拘束される期間は十面ダイスを振って出た目の三倍の日数と長い。
エミリアはテーブルの上にあったダイスを振る。出目はラッキーなことに二。
カウンターに『六』の字が表示されるとともにダイスは消滅。
かわりに一食目。
パリパリした皮のアヒルのロースト、茸と野菜詰め。
癖のない、だが具だくさんのコンソメスープ。
オリーブオイルが香る平焼きパン。
デザートはブランデーの効いたチョコレートのムース、刻みオレンジピールちらし。
氷水に浸されたボトルは白ワイン。
「これを食べろっていうこと……?」
一見、出される食事を食べて一定期間生存することが指示のように見える。しかし賢いおねえさんは気がついた。
「いえ違うわね。体重を増やすなっていうのが本命の指示かしら? ……でアルコールを摂取したなら、踊れってこと、よね?」
「って飲酒後の運動って酔いが回りやすくなる罠じゃないの!」
眠気に負けてベッドに入ればあっという間に体重が増える! 何という恐ろしい罠!
「負けないわよ!! おねえさんの踊りで運動したから実質カロリー〇をやってあげようじゃないの!」
食べないはともかく、飲まないという選択肢はないようだ。
はいここでタイトルコールどうぞ。
起床。
エミリアはやりきった。ドロップ品はたしかに枕元にあった。
「たしゅけて……エミリアさまぁ……」
ベッドのそばには半泣きのララノアがいた。
「相談はどこか食堂か酒場で聞くわ」
時計によれば、眠っていた時間はわずか五分程度。夢の内容は覚えていないが、エミリアはなぜかものすごくお腹が減っていた。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準6 / 4〜6人
2021年07月03日 23時22分08秒 公開
相談掲示板
エフィルミアです!よろしくお願いしますっ。 上質な羊毛…とっても欲しいです! シーフの防具って『サラマンダーの革』で作られてるじゃないですか? 革鎧は軽くて丈夫だし、シーフの防具に最適というのは分かるのですけど…! 可愛さが足りないんですよ…!! もっとふわっと可愛く、それでいて動きを制限しない軽さ! きっと上質な羊毛ならそれが叶います…!(ぐっ) 可愛い防具のために全力で羊毛取りに行きますよー!えいえいおー!
「ナキルだ、よろしくな!! 装備に可愛さは求めてねーけど 確かに防寒性とかは期待できねーモンな この皮鎧だとよ 大量に取れれば色々使い道も増やせそうだしな! 気合い入れて行くぜ!(おー!)」
ぇと…あの…ッ ヒーラーの…ら、ララノアと…もうしましで…っ(おずとやってきて) よ、よよろしゅくお願いいたしまし!!(がばちょ こ、こちらのアイテムを手に入れられれば…可愛い防具も…? な、なるほどでございまし…。 とはいえ、親しい方と…戦うことも…あるのだと…。 夢としても…それは嫌にございますね…(思い悩み 【質問】 レイン様は一緒に夢に入れますか?
みんな、よろしくね。 ……やっぱり女の子は、冒険する時もお洒落したいもの?(かくり) 頑丈で濡れてもしみてこなくて、丈が長くて擦り傷できないやつが、俺は好きだな。 【回答】 入れるよ。 NPCはフリー素材……なんでもOK……覚悟完了済。
ゴブリン、サマエラだ。 よろしく頼む。 上質な羊毛……装備としては私も性能のみを見る、が、 これは、毛布などにも良さそうだな…… 野宿の際、安眠できるか否かは個人的にとても大きい……確保せねば。 【質問】 お任せやアドリブについて、 これは【X】【Y】の両方、あるいは片方でも、お任せ可能と思って良いだろうか? 方向性だけ定めておいて、具体的内容お任せ、など。
野営、寝辛いもんね。 【回答】 うん。【X】【Y】のどっちか、または両方おまかせでもいいし。 達成条件おまかせでもいいし。 チャレンジの成否おまかせでも。 今回は『楽しいは正義』だから。 ただ……うっかり知らずに地雷踏んじゃったら悪いから、大まかな方向性とかある方が助かるかな。
「…なるほど、毛布か…(ぽん) 確かに毛布は大事だぜ……砂漠じゃ夜は冷え込んだし となると、大量に集める必要があるな!」 (PL:こちらはエフィルミアと同行します)
ああ、砂漠の夜は確かに寒いな…… 日中との差が激し過ぎて驚いた覚えがある、 そのあたりも見据え、多少遣い潰せるくらい集められたら、良いな。 レインは回答、ありがとう。 条件と成否お任せもいけるのか、なるほど…… 完全に運次第な内容もいけそうだな……楽しさ優先で考えてみよう、感謝だ。 方向性の明記も了解した、心得ておく。
レイン様…ありがとうございましで(ぺこー 可愛いお洋服でも…私の場合は…転んでダメにしてしまいそうですね…。依頼では特に。 あったか毛布はよいですね… 羊さんの手触り、どんなものでしょうか… ちょっと楽しみにございます… …が、がんばりましっ
ブレイブちゃんとレインちゃんは先日ぶりね。 特にブレイブちゃんはの後遺症みたいな感じなないかしらね、大丈夫? 【質問】 【Y(回、秒間etc)】についてちょっと気になったのだけれど、夢の中で感じる時間と現実の時間ってずれている場合とかもあるのかしら? (PL:現実時間がどのくらいになるかは別として、夢の中でPCが主観で感じる時間が数日とかでも大丈夫なのでしょうか?)
おねえさん……は……(ちょっと覚えてる) うん。ブレイブ、元気。 あいつ頑丈だから。 【回答】 うん。夢の中と現実の時間、ズレてることもあるよ。 (MS:OKですよ! 夢の中がどうでもみんな揃って定時で地上に帰れます)
野営の時の毛布…なるほど…!確かに睡眠は大事です! お肌にも戦闘力にも寝不足は大敵ですからねっ。 戦闘中でも可愛いのは大事ですよ! 気持ちが上がると戦闘力もアップする気がしますっ。 今日の私最強!みたいなっ。(ふんすっ) あと対人戦でも便利ですね! 可愛い姿の方が相手が油断してくれるので毒でさくっと…おっと、これ以上は乙女の口からは言えませんっ。
外見を利用して、自己暗示と、相手に誤認を……ふむ。 可愛いという方向では難しいだろうが、私も何かに使える場面はあるかもしれないな……。 (メモ取っておく) さて、そろそろ出発か。 こちらの指定は、結局楽しさからは少々外れたかもしれないが、 そういうものが交じっていても良いだろう、と信じて。 あとは現地でも、よろしく頼む。