【学乱】毒は水面へ浮かぶ
弓月 蒼
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シナリオID:1033
オープニング
ウェザーランス子爵の行方不明が誘拐である事が確定して暫し。
その間、王都の冒険者ギルドとて座して期を伺っていた訳ではない。
幸いと言うべきか、子爵が行方不明になった森は同家の管轄領内であり。
調査許可は冒険者達の活躍を経て協力を取り付けられたクリスティン・D・ウェザーランスにも出せる。
依頼票は早々に纏められた訳だが。王国において貴族に恩を売れる機会などそうは無い。
新進気鋭の冒険者達がこぞって群がった結果として。殆ど日の目を見る事無く依頼は成立した。
そうして――――8人で森に調査へ向かった。恙なく事が済めば数日後に帰還した筈の冒険者達が。
結果的に、無惨な遺体となって街道に放り出されるまでそれほど長い時間は必要無かった。
死因は刀剣による刺し傷。心臓を一突きと言うその処理方法は明らかにただの野盗ではない。
そもそもが。授恵者を複数揃える事が困難であるが故に冒険者と言う業種が成立しているのだ。
それが、誰一人逃げる事すら敵わず8名と言う纏まった数が殺されたと言う事実は。
この事態が通り一辺倒の。凡そ真っ当な物でないことを証明するには十分過ぎると言えた。
――――そうして、もう一方。
●貴族の決闘
「――――アルベイル卿。貴公に決闘を申し込む。返答は如何に」
パンクリアース学園。特に受けるべき授業も無くベンチで古書を開いていた少年。
『黒の後継』アルベイル・ライゼンナクトがそう声を掛けられたのは真昼の中庭でのことだった。
視線を向ければそちらには見知った顔が1つと、まるで従者が如き有象無象が数名ほど。
とは言え用があるのは正にその見知った人物である様で。アルベイルは視線を外し栞を挟む。
「演劇の練習ならば余所でやれ。読書の邪魔だ」
応じられた側――――学園では第五学年に属する黒い髪と鳶色の瞳の青年。
『貴血連盟』代表代理のアルガス・コーニッシュからすれば侮辱されたに等しい所業。
けれどこの日に限って、アルガスは決して潤沢とは言えない自制心を総動員し耐えた。
耐えるに足る理由があり、耐えなければならない必要もまたあったのだから。
「貴族からの決闘の申し出を前に、臆されると仰られるか」
片や貴族派盟主たる公爵家の次期後継者。
片や過激派貴族の一派閥を率いるとは言え、あくまで伯爵家の令息に過ぎない。
本来対等の立場で対話する事すら敵わない。それほど互いの身分には差がある。
しかしこと学園に於いて。一学生としてはどうかと言えば話は少々変わって来る。
片や何の実績がある訳でもない新入生。片や貴族のサロンを運営する先輩だ。
学園内の知名度では比較にならない。接点すら、およそ無い筈だ。
――――が。ここにまた毛色の異なる事情が重なることで話は余計に混迷を増す。
過日、当のアルベイルが貴族派派閥を集めての意見交換会なる物を開催したのだ。
元はと言えば新学園長フォルトゥナの学園改革論に対する各派閥の姿勢を表明する場。
でしか無かった筈が、何処からか生徒会総選挙にて今後の学園を占うと言う話が表出。
昨今学園内の。特に貴族派貴族の中では誰が今後の学園を主導するのかと言う話で持ち切りだ。
そこで話は戻る。そう、貴族派派閥の意見交換を持ち掛けた、主催者たる公爵家の後継者。
アルベイルを貴族派の代表に押す声が出始めている事を、アルガスは耳聡く察していた。
そもそもが貴族派盟主の家系の人間である。多くの貴族派貴族の令息は彼を別格と認識している。
学園に精通しているとは言えない新入生であることもこの場合追い風になる。
もしも彼の側近と言う立場を占める事が適えば、それは場合によっては卒業後の立場にすら影響するだろう。
けれどそれは負け犬の思考だ。今なら。アルベイルが学生である今ならば未だ、序列は決まっていない。
少なくとも。学園内での小競り合いに留まる間は、王国における身分階級は大きく立ちはだからない。
――――だからこそ今でなければならなかった。
卒業まで至ってしまえば最早覆しようのない彼我の立場。そこに本気で一石を投じる心算であるのなら。
「――――ほう、貴公はどうも。思うよりは関心を持つべき人物だったようだ」
赤い瞳と鳶色の瞳。ここに、対すべき両者の視線が漸く交わる。
●利害の一致
「無論、授恵者である俺が唯人であるアルガス卿を一方的に蹂躙して終わり。
などと言う話になる訳も無い。王国貴族であるが故の迂遠さだが……貴公らの出番だ」
クリスティン教師から父親であるウェザーランス子爵の所在を探る依頼を受け。
学園内に居るだろう誘拐事件の関係者を調査しつつあった冒険者に、アルベイルから声をかけた。
現時点の調査における最大の難点は、王党派貴族であり新米教師であるクリスティンからの面談願いを。
旧学園長にせよ、校長にせよ。貴族派貴族である彼らが受理する目途がまるで付かないと言う点にある。
其処に来て、校長を後ろ盾として持つアルベイルが仲介役を担っても良いと言う。
渡りに船の話ではあるが――――しかして当然。話はそう簡単に運ぶ物ではない。
「校長はともかく個人としてはこの決闘、勝とうが敗けようが大差ない。
貴族として、決闘が成ったと言う形式が整えばどちらでも構わん……が。貴公らにとっては話が異なる」
空き教室の一角。適当な席についた少年は、普段と変わらず興味の色が薄い。
あたかも与えられた配役をこなしてだけだと言う様に。或いは本当に、どうでも良いかの様に。
「先ず、勝敗を問わず校長との面談の場は設けさせよう。これを以て報酬とする。
その上で。決闘に勝利した場合、望む望まざると貴族派の半数ほどは俺が奴らの導き手たると判断する」
机の上に置かれ、手元で弄ばれているのは白と黒の駒だ。その内白の方を倒す。
アルベイルの視線は冒険者達を測る様に見つめ、表情は戯れる様な薄ら笑いから変化しない。
「この場合、本意ではないが勝者の義務として。俺は王党派の出馬者の尽くを潰す必要がある。
『黒鋼竜』が自ら盤上に出る以上、戯れでは済まされん」
恐らく――――この辺りの感覚は公爵家等と言う家に生まれつきでもしない限り理解し難い物だ。
彼は権利ではなく。あくまで義務として、対抗馬を全力で下すと明言する。そして、同時に。
「敗北した場合。少なくとも選挙までの期間、件の貴血連盟なる道化は趨勢を誇るだろう。
過激派なりと呼ばれる連中は相当追いつめられている様だ。縋る先には丁度良かろうさ」
次いで、倒されるは黒の駒。それでも構わないと少年は首肯する。
そうなれば今度は。思想的には危ういと言う他無い貴血連盟の選挙出馬を後押しする事になる。
どう転ぼうが究極的に、学園を卒業してしまえば現在の王国法規では家格が物を言う。
となればあくまで学生間のお遊び。この場限りの力学でしかないが――――
少なくとも。新学園長の掲げる“拓かれた学園”の趨勢には大いに影響するだろう。
「俺は貴公ら冒険者なる者をそれなりに評価している。で、あればこそ。
さあどうする? その手に載せられた賽に如何なる重みをつけるのか、見せてみよ」
問い掛けの際、初めてその赤い瞳が孤を描いた。
質しているのだ、冒険者達の選択を。彼らがこの学園の未来に――――何を望むのかを。
解説
マスターより
リプレイ
「少し、宜しいでしょうか」
パンクリアース学園校長、ジルワード・ファルゲンとの会談直前。
『夢を追う守護者』イヴェール・イリュジオンの声が誰も居なくなった1-3教室に響いた。
教室を出ようとしていたクリスティン・D・ウェザーランスは瞬くと。
改めて教卓へと戻る。それは恐らく、彼女にしか答えられない事なのだろうと。
「――――約2世紀前に存在したというダリアゾルフ公爵家についてです」
けれどその問は、ある意味でまるで想定しない物であり。
そして同時に――――最も適切な相手に対し、最も適切な筋道から投げられた。
「……どこで、その名前を?」
驚いた様に瞬く新米女教師の様子は、明らかに何か知っている物で。
イヴェールもまた。自らが追い続ける赤い残影について調べた限りを告げる。
結果として――――降って湧いた沈黙は、酷く重い物だった。
「紅の公爵家――――『紅百合』は、私の家。ウェザーランス家の先々代。
お祖母様の血筋で。恐らく、王国で最も栄えた女系貴族と言っても良いはずです」
自らの名札、そのミドルネーム。Dと記されたそれを指差しクリスティンが続ける。
「一時は王家にまで混ざっていた様で、今でもその名の一部を付ける風習が残っています。
ただ、その名前自体不吉な物として徐々に廃れつつもあるようですが……」
其処だ。イヴェールが調べ続けても其処が出てこない。
何故、公爵家まで上り詰めた家系が没落したのか。その当主が処刑されるに至った経緯が。
あまり一般的な知識とは言い難いが、仮にも没落貴族である彼女はよく知っている。
公爵とは、他の爵位とは訳が違う。王族の親族であり、王族を継ぎ得る血統なのだ。
女系貴族であれば相当深い場所――――例えば、王妃を排出している可能性すらある。
生半可な理由で廃れたり傾く家格ではないのだ。醜聞、にしても度が過ぎている。
歴史教師である彼女であれば何か知っているのでは、という期待を込めて問うも――――
「……それは、私も知りません。父は、これから先を生きる上で知る必要の無い知識だと」
頭を振るクリスティンは貴族の令嬢らしく。そういうものと受け止めて生きてきたのだろう。
けれど逆を返せば。彼女の父親であれば事情を知っているという事でもある。
果たして王国でかつて何が在ったのか。何故彼の家が"王国史の汚点"とまで呼ばれるのか。
――――遂に、線は繋がった。
「アルベイル様、ひとつお伺いしてよろしいですか」
他方、教室を出たアルベイル・ライゼンナクトを捕まえたのは『白き誓約』ロゼットである。
あまり興味も無さそうに視線を向け先を促す少年に、ロゼットもまた遠慮なく問を投げる。
「校長は、アルベイル様から見てどのような人物でしょうか」
「多芸多才。器用貧乏。凡そあれに投げて結果が出ないなら、大抵の者には結果を出せん。
ある程度柔軟だが礼式だの形式だのを重視する。公的にはともかく私的に傍に居ると面倒だ」
すらすらと、まるで書物を音読するかの様に流れる人物評。
普段からこんな事を考えながら生きているのはざぞ窮屈ではないかと思うが――――ふと。
ロゼットを一瞥する瞳に面白がる様な色が混じる。或いは、何か適切な表現でも浮かんだか。
「――――そうだな。貴公と親しい『白銀』の家令長が性格的に近い」
『黒鋼竜』は情報戦に長けると聞いてはいたが。
"そんなこと言われてもオーロラの家の家令長さんの性格なんて知らないんだけど……!"
とは言えず。なるほど……と言う他はない。ただ、その人物評を聞いて違和が増したのは事実だ。
今回の件と校長が上手く結びつかない。風評と実像が異なる事など王国では珍しくもないが……
今回の一件。まだ、何か隠されている。そんな気がしてならないのだ。
●校長対談
パンクリアース学園特別教室棟――――校長室。
『黒の後継』より対価として示された面談は思う以上に速やかに実施された。
内部に人間が居る場合遮音の魔法が機能すると言う重々しい扉を開くと。
其処に座っていたのは撫でつけたような灰色髪に貴族礼服を纏った紳士。
その眼差しは柔らかに見えるが静かに冷たく。何処となく黒鋼竜の御曹司を連想させる。
「お初にお目にかかります。シグモルの神官ロゼットと申します」
「キーゼ、と名乗っております。お時間を取って頂き感謝を」
一歩進み出て名乗ったロゼットとキーゼに、ジルワードは鷹揚に頷くものの。
両名ともこういった目上の人間と対する機会には大概慣れている。一礼も堂に入った物で。
「それで、私に用と言うのは何だったかね」
「失礼ながら、ウェザーランス子爵が誘拐されたと言う事件は御耳に入られていますでしょうか」
先ず。事情説明を兼ねてキーゼが声を上げる。頷き一つ。けれど、瞳には僅かに怪訝の色。
当初からおかしいと思っていたロゼットからすれば、それを見落とす方が難しい。
「子爵誘拐事件の直後、同領にて冒険者8名が惨殺された。
その手際から推測するに、恐らく犯人は授恵者……それも、手練れだ。此方は?」
キーゼの問をナハティガル=ラーが継ぐと。やはり眉を寄せ頭を振る。
校長の仕草には虚偽や誤魔化しの色は見えない。単純に、何の話をされているのか不鮮明だと。
――――つまり、この一連の事件について無関係であると示している様に、見える。
「子爵領とファルゲン侯爵領は隣接しており、犯人達は侯爵領へ逃げ込んだ可能性がある。
短期間に誘拐・殺人事件が隣接領で発生しているが、今の所手掛かりは掴めておらず。
恐らくは――――双方の領民達が不安に駆られている事は、想像に難しくない」
「待ちたまえ」
制止の声に、変装として眼帯を外し髪も染めたナハティガルが言葉を止める。
彼から見ても、校長は白だ。裏社会で汚れ仕事は散々見て来た。
ここで完全に誤魔化し切って見せているのであれば、むしろ逆に心底大した物だと思うが。
「言いたいことは分かる。だが、それは冒険者ギルドの見解かね?
確かに、隣接領で領主誘拐など起きれば我が領地の民にも動揺は有る。が、しかしだ。
それを抑えるのも、鎮めるのもまた領主の務めだ。現時点、当所領に問題は無い」
「――――こちらの書簡についてお心当たりは?」
後ろから一歩出て。イヴェールが差し出した書簡はウェザーランス女教師から借りた脅迫状だ。
黒い鷹の刻印がされているが――――余りに露骨だ。と、少なくともイヴェールは受け取った。
突き出した脅迫状に凝視を受け、何となく居心地が悪そうに視線を逸らす。
貴族派筆頭『黒鋼竜』の血統。『夜鷹』――――貴族派の、重鎮。
果たしてこんな大物と対峙したと言ったら、貴族派を心から憎む家族は。
或いは家の再興を未だに捨てきれずいた曾祖父は……果たして、何と言うだろうか。
(見通す様な深い赤眼。謀略や犯罪で人を貶める様なタイプの人には……見えませんが)
貴族派、と一口に言っても様々だ。どうしても悪い印象の者が目立つ為偏見も決して少なくないが。
人は見た目に寄らないとは言え、理知の色濃い眼差しからは。いたって真っ当な貴族に見える。
これを根拠に、或いは理由にして何かを突き付けるのは悪手だと直感する。確認に務めた方が良い。
「……、……。……――――なるほどな」
結果から言えば、その脅迫状この場において紛れもない切り札として作用した。
領主としての役割もまた確かに果たしていると言い募っていた校長が豪奢な背凭れに身を沈める。
「あの気難しい黒の君が態々場を設ける訳だ」
手渡された書簡を眺めたジルワードが、先ず目元を揉む様な仕草で一拍を空ける。
それはつまり、彼らの推測が正しかったと言う証明に他なるまい。
"犯人に疑われる要素が有り過ぎる"――――それは噂に聞く"切れ者"と言う印象とは食い違う。
調査にあたったのが教師や学園生であれば、或いは素直に信じたかもしれないが、
「先ず、この印は当家。夜鷹の家紋と大差ない。良く似せてある」
その言に、ロゼットとキーゼが頷く。想定の通りだ。つまり――――
「だが、当家の家紋印は此処にある。そして、書状にはまるで心当たりがない」
机の引き出しを開くと、そこには鍵付きの小箱が一つ。
家紋印を封する以上、恐らく真っ当な鍵では無いだろう。その程度、警戒されて然るべきだ。
「では……少なくとも、校長先生の家紋を見た事が有る身分の方が噛んでいる。と言う事ですか」
「そうなる。夜鷹は『黒鋼竜』直系の侯爵家。
立場はフォルトゥナ学園長の生家、白銀と大差無い。この意味が伝わるかね」
当然。その家の正当な家紋印を見た事が有る人間――――となると限られる。
学園教師であれば余程の熟練層。王国貴族であれば最低でも伯爵位の当主クラス。
――――いずれにせよ、間違いなく大物が関わっている。
「犯人達が子爵の次はアンタを狙う可能性もないと言えん」
「――――不本意な話だが、これだけの情報が私の耳に入って来なかった。
となれば……笑い話では済むまいな。獅子身中の虫……か。……厄介な話だ」
ナハティガルの言に、頷いてみせたジルワードが先を促す。
話を聞く、と言うその仕草は、両者の利害が一致した事を意味する物だ。
「子爵領は、先日ご令嬢から調査許可を頂けました。
つきましては。王国貴族と冒険者を襲った犯人調査の為、許可を頂きたいのです」
「……自らの不始末をみすみす君らへ預け、校長の椅子にふんぞり返る男に見えるかね、私が」
ロゼットの提案にはにべも無い返答。それも当然と言えば当然だろう。
自領が関連している揉め事を知らぬ存ぜぬでは領主など務まらない。
隣接領とは言えあくまで王党派。風通しが決して良いとは言えないとはいっても、だ。
同家の子女を教師として抱えている以上、教師陣の代表としての能力を疑われても仕方がない。
「アルベイルを決闘に勝たせると約束する。それでどうだ」
そこへ、ナハティガルが割り込む。『黒の後継』が決闘を申し込まれている。
その話は当然ジルワードにも伝わっている。で、あれば。件の決闘への勝利は望む所の筈。
案の定、沈黙が落ちる。考える様な仕草のままに、一拍。二拍。……三拍。
「……良いだろう。今は己の名誉より大局を取るべき……か。暫し待つといい」
上質な羊皮紙に一筆認め、家紋印を押す。それだけの作業の間に暫し浮かび上がった空白。
対話の流れを観察しながらも口を挟まずにいたキーゼが何気なく問い掛ける。
「姦計を巡らす輩に心当たりが御有りで」
筆を走らせる手が止まる。ここまでは既定の路線。此処からが彼の個人的懸念だ。
「そもそも貴方が誘拐事件を起こすメリットが無い。そして調査を封殺する手際の良さ。
もし学園側へ調査の矛先を向けなければ、教師陣の疑いはファルゲン卿、貴方へ向かった筈」
淡々と告げるのは現在まで至る過程の違和。そして冒険者が関わっていなければと言う仮定。
「『黒の後継』の後見人が失脚すれば彼は後ろ盾を失う。其方が主で誘拐はあくまで余禄。
見事な位に徹底的だ。この手口は良く知っている――――貴族派の中に、内通者が居ますね」
断定的に言い切る。証拠が有る訳ではない。だが状況を備に埋めていけば、そうとしか思えない。
「……名前を聞いておこう」
万年筆を紙面から離し、視線を向け直す。その表情は――――なるほど。
『黒鋼竜』と近しい血統とは良く言った物だ。依頼を受けた際遭遇した黒い竜の家紋を刻む少年。
――――『黒の後継』と、良く似た眼をしている。
彼も。或いは貴族派もまた紛れもなく。この王国を護って来た一つの柱なのだと。
「キーゼ、今はそう名乗っています」
「『狸』を追いたまえ。君が、全てに答えを求めるのであればだが」
餞別の言葉と共に差し出された書面には、領主であるジルワード直々に領内の調査を認める旨と。
脅迫状のものと良く似た鷹の刻印が、天を睨み大きな翼を広げていた。
●貴族の決闘
「出来ましたら、先日発言を遮った無礼をお詫びしたいと……」
パンクリアース学園内、闘技場。本来は武術など自己鍛錬に用いられる施設である。
複数名の授恵者が争っても問題無いよう学園内でも特に頑丈に造られており、決闘には好都合だ。
とは言え、勿論この場で死者が出るような真似が許される訳ではない。
貴族の決闘である以上は、最低限のルールに則った"対戦相手への礼節"は暗黙で織り込まれている。
その場に『黒の後継』よりも早く来ていた『貴血連盟代表代理』アルガス・コーニッシュは。
同様に一足早く待ち構えていたレティシア・レインフィールに声を掛けられた。
けれど、一瞬怪訝の色を浮かべた後に"過激派貴族"派閥の青年ははっきりと頭を振る。
「必要ない。俺は連盟の盟主としてあの場に立った。そちらも貴族として譲れぬ物が有ったのだろう。
であれば双方は対等だ。俺もまた、必要と考えれば言を遮るし割り込む。お互い様だ」
落ち着いた場で対してみれば。アルガスとレティシアとの間に年齢差は殆ど無く。
家格もやはり変わらない。彼我の立場を考えれば卒業生のレティシアの方が目上な位である。
貴族社会で令嬢が侮られがちであることを考慮しても、思うより会話が成立した事に驚きこそすれ。
その応対そのものは至極真っ当な貴族同士の物。逆を言えば――――彼は、貴族らしい貴族に見えた。
「――――ただし。学園卒業生として見るなら先達へ敢えて呈すべき苦言はある」
鳶色の眼差しが向けられ、何を言われても甘んじて受けようと身構えたレティシアへ放たれたのは。
強い自負心に根付く彼の――――"過激派"と呼ばれる貴族主義の在り方である。
「レインフィール伯爵令嬢、貴族が安々と頭を下げるな。
高貴なる己に謝罪を赦すな。為政者の謝罪が赦される国からは、必ず誇りが失われる」
厳しくも響くその言葉は、彼が自らを貴族として律している証だと言える。
彼らの思想は苛烈であり、時に情緒的であり、若さゆえに危うさを孕む。
けれどその全てが悪ではない。彼らは彼らなりに国家の未来を憂い、己が理想の貴族像を負っている。
それが――――彼らが当然と言い切る貴族の誇りを体現するという事なのだと。
家と距離を置き冒険者をしているレティシアにとって、己こそ貴族と誇る姿勢は身を竦ませる物だ。
だが、もしも此度の学園の政争に首を突っ込みなどしなければ。
こんな考え方をする貴族も居ると言う事実と、きっと触れる事すらも無かったろう。
「肝に銘じます。……試合の勝敗を問わず、もし良ければ少し御時間を頂けますでしょうか」
「対等だ、と言っている心算なんだが……まあ良い。自陣の敗北を見届けて尚、語る事が有るならな」
アルガスが背を向けると、その視線の先。やはり先の意見交換会で対したエルフ。
Alexandra・Hexe・Claudiaがその様を見ていた。あちらも何か言いたいことが有るのか、と。
視線を細めたアルガスを一瞥すると、ふい……と。Alexandraは身を翻す。
某か、感じる所が有ったのだろうか。けれど、この時点では。両者の意思が交わる事はなく――――
――――『黒の後継』アルベイルが闘技場の観客席に姿を現すと。
闘技場内ではフリーダ=ブロムヴィストとゲルダ・クラインが互いの調子を確認している所だった。
「手段を問わず王党派を排除しようする貴血連盟の方々に、負ける訳にはいきません」
「"一連のイベントは長丁場になるので時間がかかります"……と、啓示も有りましたが。
いずれにせよ決闘担当は勝つことが仕事ですからね、速やかに抑え込みましょう」
対する位置で武具を纏って仁王立ちしているのは、恐らく貴血連盟所属の貴族の子飼いなのだろう。
大槍を持った巨躯の黒い騎士。赤い鎧を着た剣士。それと、斧を携えた緑の革鎧の戦士。
どう見ても――――黒い槍騎士が、他より頭2つ程抜けて威圧感がある。
「すみません、遅れました」
Alexandraが闘技場の門を潜る。これで冒険者側の面子は揃った。
魔法使い1、戦士2。対する相手は戦士が3。
魔法使いの攻撃魔法は圧倒的な物理防御力に長ける戦士に対し、優位性を担保する。
となれば、冒険者側からすれば如何にAlexandraを護りきるか。と言う戦いにならざるを得ない。
「アルベイル・ライゼンナクトの名において此度の問題の解消を――――」
「アルガス・コーニッシュの名において此度の政争の解決を――――」
「「王剣と百の星々へと誓い此処に、我らが決闘を執り行う」」
互いの依頼主の宣言が終わると同時に3者3様武器を取る。態々説明など必要もない。
黒い騎士が真っ直ぐに駆けて来る。これに対応しようとしたフリーダをゲルダが掌で制した。
「誰かを陥れて傷つけるような未来を……わたしは、選びたくありません」
「綺麗事を言う――――血で贖われぬ政など在る物か!」
剛槍、と呼ぶ他ない槍が振るわれるが、明らかにそちらが本命ではない。
騎士が体躯に纏ったエーテルは――――竜の突撃に匹敵する突貫。
相手の挙動は明らかに、先ず盾となる戦士を剥がす為の物だ。
同じ戦士、互いに手の内は推測が付く。そして、学園生として。王国の民として。
――――彼女にも、ここではい、どうぞ。とは譲れない想いがある。
「最初から血を許容する貴方達の様な貴族の選択が、徒に多くの人達を傷付ける……!」
槍の下を間一髪掻い潜り、例えこの身が砕けようとも。一歩前へ。
衝撃は重く、鋭く。体躯が砕けたかと錯覚するほどの勢いで体が弾かれる。
けれど、僅かに立ち位置をずらしたが為に背には闘技場の壁。衝突はダメージとして蓄積したが。
咄嗟の起点で距離は離されずに済んだ。そうしてやられた以上、次はこちらの番だ。
纏ったエーテルは決して黒い騎士にすら劣らない。全力で距離を詰め竜の突撃で応じる。
両者が衝突すると同時に黒い騎士の側もまた、その体躯を対岸方向へ弾き飛ばされていった。
ゲルダが渾身で拳を握る。学園生と冒険者の二足の草鞋。けれどどちらも疎かにしている訳では、無い。
それを一瞥して赤い鎧の剣士が動く――――よりも。今度はフリーダの方が僅かに早い。
それは恐らく、力量で優れる黒い騎士が相殺されるなど想定していなかった相手の甘さだ。
相手が隙を見せたなら、フリーダはそれを突くことをまるで厭わない。
「逃しません、貴方方の相手は此方です……!」
猛る獅子の咆哮が赤い剣士と緑の戦士の攻撃を引き付ける。
次の瞬間、双方から放たれた衝撃刃がフリーダの体躯を切り裂いた。これもやはり――――だ。
やはり、遠距離攻撃を携えていた。戦士にとって魔法使いは鬼門と言って良い相手だ。
当然備える。誇りを賭した決闘となれば用意を怠る理由がない。
「……くっ! やりますね……! あっ」
とは言え、同程度の力量の剣士の一撃は流石に重い。
何故か今日は暑い気がして緩めてきた上着のボタンが衝撃で弾けた。……そんな事ある?
慌てて胸元を隠すも、相手も恐らくプロである。戦場でそんなことを気にしていたら首が飛ぶ。
――――否。それはそれとして気にする者は全く関係無い位置に居た。
「ばっ、婦女子がそんな装いで戦いの場に出て来るんじゃないっ!」
観客席から赤い外套が放り込まれる。何故か敵陣のアルガスが一番動揺していた。
依頼主のアルベイルはと言えば全く関心が無い、と言う様な冷めた眼差しを向けるのみだ。
「上手く抑え込めたようですね……では、始めましょう」
思いがけず黒い騎士の挙動が早く、先手を譲った形にはなってしまったものの。
フォローが働いたお陰でAlexandraはフリー。そして、彼女は"魔法攻撃"に長けた魔法使いだ。
同格のキャスターと秘しても――――その一撃は戦士が受けて良い物ではない。
降り注ぐ氷の礫。より力量に優れた者を残すという方針でも立てていたのか。
手近に居た赤い剣士を狙った一撃は庇われ《カバリング》、緑の戦士が膝を付く。
●勝者と敗者
冒険者達が3対3を1戦と定めたことは慧眼だったと言えるだろう。
畳み掛けて緑の戦士を制圧し、黒い騎士と赤い剣士のみとなってからの戦いは泥沼の消耗戦と化した。
いずれの騎士も回復魔法を有していたが為に、ゲルダが癒やし手に回ると中々削り切れない。
魔法に対して対魔法装備を揃える事は難しい。しかし、戦士の武器はその潤沢な生命力だ。
Alexandraの魔法攻撃力がもう少し控えめであったなら、勝敗はいよいよ以て混沌とした事だろう。
――――が、結論から言えば。今回に限ればそうはならなかった。
「ぐ、まさか、冒険者などと名乗る人間が……これほどの力を……」
赤い剣士が流星光の乱打で倒れてからも単独奮戦を続けた黒い騎士が遂に倒れる。
その騎士を抑えつつ回復にまで手を回したゲルダは手傷と疲労ででボロボロだ。
途中からは抑え役をフリーダに回したが、黒い槍騎士はとにかく異常にタフだった。
ゲルダが堅甲の魔法を習得していなければ、どちらかは確実に押し切られ地に伏せていた程に。
「……手練れ、と言うのは居る物ですね」
氷の礫と流星光の残弾が尽きたAlexandraが大きく息を吐く。
勝ちを取る気で挑んだが、仲間が殆ど一切攻撃に手を割いていなかった事も有りギリギリだった。
もう少し火力が不足していたら。或いは魔法を護りに寄せていたら負けが見えていただろう。
けれど。如何なる形にせよ勝ちは――――勝ちだ。
「――――そこまで」
声は『黒の後継』から上がった。それは勝者の権利であり、義務でもある。
冒険者達は傷だらけとは言え全員が立っており、相手は全員が倒れ伏している。結果は明らかだ。
「此度の決闘は此方の勝ちだ、アルガス卿。貴族に二言はないな?」
「ッ ……当然だ。俺個人が現時点で、貴公に及ばないことを認めよう」
格付けは決した。この結末は学園内での勢力図に直接的影響を与えることになるだろう。
貴血連盟は言うに及ばず――――過激派貴族の学園生は必然的にその発言力を落とすことになる。
その重みは、決して軽い物ではあるまい。或いは、共同体の代表を追い落とされる可能性もある。
「――――失礼する」
闘技場に背を向けたアルガスが観客席へ続く階段に向かうと。
其処で待っていたレティシアを一瞥した。貴族の決闘の意義とは、言うなれば名誉へと集約する。
汚名を負った貴族に己から紡ぐべき言葉など無く。対するレティシアも声を掛け倦ねる始末だが。
「結果がどうあれ、あの『黒鋼竜』に挑まれたのは立派なことです」
何とか言葉にしたその言葉は、恐らく本質的には激情家であるのだろう。
強く歯を食い縛ったアルガスを、けれど激発の一歩手前で踏み止まらせた。
「敗北すれば意味はない。……けれど、話を聞くと言った以上。これ以上の恥も御免被る」
視線を逸したその姿は見るからに気落ちして見えたが。けれど、それでも。
其処には依って立つべき何らかの理念があり。それを汚さない様に必死なようにも見える。
であれば――――きっと。語って汲みとっては失礼に当たるだろう。
「王国でもクラウゼン男爵家があのメドゥの指先と通じていた恐ろしい事件もありました。
アルガス様は"何故"此度の決闘に至ったのですか」
直球での問に、一瞬目を丸くしたアルガスが。不意に砕けた様に薄く笑った。
何をかと思えば、と言う様に。その様は恐らく、レティシアの言を正しく汲み取り。
「俺があの『狸』に唆されたと汲んだのか。お人好しだな、レインフィールの白百合姫。
間違ってはいない、あの狒々爺は乱を好む。だが、俺は別に乱を起こしたい訳ではない」
"声は掛けられた"と、暗に示しながらも。それだけ告げては隣を抜ける。
その先で、恐らくは彼の目論見を崩した最大の功労者。Alexandraが立っていた。
「……勝利でも祝せば良いのか」
「――――腐らないで下さい」
決して、言葉が上手い方ではない。思う所は様々あれど、Alexandraが伝えられるのは、ただ。
彼が。言葉の上では"エルフ風情"と扱き下ろしてみせたこの青年が。
あの意見交換会の場でただ一人だけ。失礼は承知で暴言を投げた彼女に真っ向から怒ってみせた。
貴族と庶民を根っから分けているならば、誰にも通じないだろうと言う諦観に否を示した事実。
其処に――――例えたった1人だけであろうと。希望を見た人間が居るということだけだ。
「……良く分からん奴だなお前も。『我欲塗れの邪魔者』ではなかったのか」
「貴方には、もっと見るべき世界がある。学園が全てではありません。……潰えるには、惜しい」
言葉というのは、どうしてこれほど難しいのか。けれどそれは、彼女なりの誠意なのだろう。
淡々と、表情も変わらないまま、けれど。出来る範囲で1人の人間へ向けての言葉を紡いだ。
鳶色の瞳の青年はそれを拒まず、阻まず、ただ黙って聞いていた。聞いた上で、一つ息を吐く。
「憶えておく」
言葉を返し、背を向けた青年がそれによって何かを得られた訳ではない。
彼は貴族であり、その理想も、理念も、己が望むべき貴族たらんとする前提の上に立つ物だ。
けれど、きっと伝わった物はある。それにより、見通すことが出来る物もあるだろう。
敗北によって育つ人間も、確かに居る――――それは今ではない、もう少し先の話ではあったとしても。
●黒き竜の目醒め
――――そうして。勝利した『黒の後継』はと言えば。
合流した交渉組から、2つの提言を受けていた。それは、事前に彼が確約した内容に端を発する。
「これで俺は、望まずして生徒会総選挙に出馬する事となった訳だが。
何か言うべきことはあるか。貴公らが今回の功労者だ。求める所があれば聞くだけは聞こう」
黒い少年の問い掛けに、同じく黒を基調とする男。キーゼが一歩進み出た。
「徹底的な勝利を」
そちらを一瞥して。アルベイルが瞳を細めた。普段と変わらぬ冷徹な笑みが僅かに深まる。
凝視に近い眼差しを向けられた側はと言えば、その矛先を近くに居た茶色髪の紳士へ渡す姿勢だ。
「意味は分かっているのだろうな」
「この程度で潰れる様なら元から改革など夢のまた夢、だ」
即答同然のナハティガルの同意に、黒竜の御曹司には珍しく一拍の間が空いたか。
その上で、確かに首肯する。元より、言われるまでもない。貴族派として出馬し、勝利すること。
其処までは――――例え何が起きようとも揺らぐべからざる規定路線に過ぎない。
『黒鋼竜』の家名を背負い動く以上、此処から先は手抜き無しだ。
「アルベイル様は、正攻法で選挙に出られるんですよね」
あまり深入りしない様に……と言葉を控えたゲルダが、張り詰めた場の空気に思わずぽつり漏らすも。
そちらへ視線を向けた少年は面白い話でも聞いたように喉を鳴らしてみせた。
「正攻法では勝てん、と見るか?」
「いえ……そんな、事は……」
けれど、例えどうあれ血が流れる様な事になるのは避けたいと。そんな色が滲み出ていたか。
『黒の後継』は見て分かる程度に一つ頷き座っていた席から立ち上がる。
「ならば、望む通り正攻法で勝ってみせよう。貴公も学園生だったな。
その両目で確と見極めるが良い。誰が正しく、己の望む国家の未来に相応しいのかを……な」
雌伏を続けた黒き竜が動き出す。貴族派はその旗色を変えるだろう。
学園の未来を問う新たな若き風がまた一つ。強く、猛るがごとく吹き荒び、漆黒の外套が翻る。
正しき者が勝つのでも、強き者が勝つのでもない。その先に、希望を描いた者が勝利する。
其処に善悪はなく。それ以上に、是非もない。
――――――――戦いの時はもう、間近に迫っていた。
――――――――
――――――
――――
さて。ここまでが盤上の事態であるとしたならここからは盤外の話である。
学園は確かに広いが、其処に毎日通うとなるとどれほど広くとも動線は一部に密集する。
日々の生活空間と繋がりがある設備というのは学園や立場に依って様々だが、極端に乖離しない。
つまり、教室棟と特別教室棟。その間の空間は人通りが多く、人の目に付き易く。
”ロゼット、待って待って。もう、歩くの早いのね……!”
声は背後から掛けられた。一旦役目を終えて帰路につこうとしていた神官戦士の娘は。
よく見知った、今は毎日学園へ通っている筈の高位貴族の旧友に呼び止められて足を止めた。
”前にウェザーランス先生の身の回りについて調べてる。って言ってたでしょ。それ、今も何かしてるの?”
危ないから、と遠ざけ、それに納得した筈の旧友にしてはおかしな問い掛けに。
困惑の色が過ぎったのを見てか。相手もまたぱたぱたと誤解を解くように目の前で両手を振る。
”あ、違う違う。分かってるの、そうじゃなくて――――”
だから、それは。この仕事とは本来関係の無い。盤外の。幕間の出来事である。余談に過ぎない。
”居ないの”
紡がれた言葉に、ロゼットの手元から荷物が滑り抜け、落ちる。
”――――用事があったから、探したんだけど。ウェザーランス先生が居ないの。
職員室にも居なくて、もしかしたらロゼットが何か知ってるかもって……え、ロゼット……?”
真実の神を崇める者。その指先は、既に学園内にまで及んでいる。
その事実と、学園内の混乱とを考慮すれば――――事態は、此処に一つの節目を迎えた。
火蓋は切って落とされ、緞帳は上がる。けれどそれらはあくまで、人間の役割なのだ。
――――
――――――
―――――――――
―――――――――――神は、賽など振らないのだから。
マスターコメント
ショートEX難しい 報酬:標準8 / 6〜8人
2021年06月25日 16時17分54秒 公開
相談掲示板
さて、宜しくお願いします。 今回の目的は 「ウェザーランス子爵誘拐事件の調査許可を取り付ける。」 副題としては「貴族側の神輿を誰に据えるか」ですね。 >調査許可 さて、これはどこの、でしょうかね。 ファルゲン領、学園内、それとも両方、なのか。 ここをはっきりさせないまま、迂闊な正義感で動くと痛い目を見るでしょうね。 正直、校長が裏で糸を引いている、にしては少々雑な気もしますが……子爵を殺されて打ち切り、という可能性もあるでしょう。 そもそも、調査に出た冒険者8名が亡くなっているので、既にこちらの動きはある程度知られている可能性もありますし。 >事件 恐らく、これと選挙に関しては直接の因果関係はない、というか、時間軸が合いませんからね。 あくまで別で考えないと危険かと。 護衛を害し目標だけ連れて行く 調査に乗り出した冒険者8名が全て殺され街道に捨てられた そして白銀の薔薇のクラスに対して"授業中に何が起きても見なかったことにしろ"。 この手際と手口…ある組織をふと思い出しますね。 序に言うと、ここまで首尾よく鏖なので、情報が洩れている、という線もあるでしょうか。 >決闘 これに関しては、勝ってライゼンナクトを表舞台に出しておきたいですね。 王党派側が、ひいては冒険者側が何を企むか、によりますが。 現学園長のいう能力と価値…これを見せつけるなら、『黒鋼竜』を破る程度しないと、貴族派に対してのポーズにならないでしょう。 残念ながら、暴走気味の過激派程度では旗印として地位も人柄も足りませんから。 正直、これで負けるようなら、ここで改革を謳っても先が知れています。
ごきげんよう。私はレティシア・レインフィールと申します。 皆様、よろしくお願い致します。 >調査許可 確かに、はっきりさせておくべき事でございますね。 恐らくファルゲン侯爵領の事なのでしょうけれど 学園内の許可もあって困るものではございませんし……。 >事件 タイミング的には事件発生後から生徒会総選挙が注目され始めましたので キーゼ様の仰る通り、直接的な関係がある可能性は低いかと存じます。 先日、クリスティン先生と接触した際にも 私達の動きを見越したかのように妨害と推測される手紙が彼女の元に届いておりましたから 情報が洩れている可能性は考慮した方がよろしいでしょう。 >決闘 悩ましいところではあるのですけれど…… 確かに、貴族ではない方の能力と価値を示すのであれば 学園の貴族派の頂点とも呼べるアルベイル様に勝利するのが一番効果的なのかもしれません。 彼自身は総選挙に参加する事は本意ではないそうですから、少々申し訳ないのですけれど……。 ……あと、これは些細な事なのですけれど。 決闘に参加予定の方は対談には参加出来ないとの事でしたが 逆に、対談参加予定の方が決闘の場に居る事は出来ないとは明言されていないのですよね。 つまり、応援という形でなら対談参加者は居合わせる事は可能、という事でございましょうか? >個人 今後決定される方針次第ではあるのですけれど 早めに宣言して頂けると調整も行いやすいでしょうから もし現時点でご希望がございましたら宣言して頂けると有難く存じます。 私は、その他の行動が現時点では案がございませんので 対談での行動を想定しております。
今依頼でもよろしくお願いいたします。 キャスター、クラウディアです。 ―まずは取り急ぎ。 私は今回、決闘へ注力する旨お伝えします。 …貴血連盟のアルガスさん。…思想には思うところがありますが、彼の手腕や行動力は本物です。この場でただ敗けを押し付けて倒れさせるには惜しい。 具体的な話は後ほど。
>希望 そういえば触れておきましたね 対談希望で
ゲルダです。前回に引き続きの方も、今回はじめましての方も、よろしくお願いします。 >調査について 今回の校長先生、旧学園長先生との対談の目的としては、ウェザーランス子爵領と隣接している貴族派のファルゲン侯爵領の調査許可をいただく、という認識で大丈夫かと思います。 ただし、両名とも貴族派でいらっしゃいますし、今回の件についてウェザーランス先生の面会を拒否していることから、単純にお願いしても叶わない可能性が高い、ということですよね。 例えば、条件を……決闘で勝利したら聞いていただく、のようなものをつけるのがよいでしょうか? >決闘について 対談側の交渉材料にもなりそうですし、こちら側が勝利、で異論ありません。 王党派、貴族派のどちらが良い、というのは、わたしにはないのですが、過激派の方は……少し、怖いな、と。 3対3か1対1×3かを選べるとありますが、お相手の方々は全員ウォーリアですので、こちらが別々のクラスでの役割分担が可能な分、3対3の方が有利なのかな。 あ、決闘と対談が両立不可なので、詳細は希望が出揃ってから、ですよね。 >個人希望 どちらでも大丈夫ですが、……対談は、すこしだけ自信がないです。相手側のメリットになるような提案、しないとですもんね。 可能であれば決闘側で、回復+防御役として参加できればなと。 あ、でも。もし決闘の人数が溢れるようでしたら、もちろん移動は可能です。
ウォーリアのイヴェール・イリュジオンです。 どうぞよろしくお願いいたします(ぺこり) >調査について 私もファルゲン侯爵領における調査許可、という認識でしたが明確にしておくか曖昧にしておくかでも違ってきそうですね… 曖昧なままである事を校長が許すとも思えませんが。 学園での調査となると関係がありそうな人物への聞き取り調査の許可などになると思いますが、旧学園長へと繋がる可能性はあるでしょうか? 可能なら両方の許可を得ても良い気がしますが…今回以降の依頼が大変そうな気はします。 >決闘 公爵子息に勝って貰う、で私も良いと思います。 過激派の彼に勝って貰うメリットが薄い気がしますしね… どちらの形式にするかは参加者次第になりそうですね。 少し気になりましたがこちら、特定の派閥の方の参加は慎重になる必要があるのではないでしょうか? 例えばですが、王党派の貴族の方が貴族派閥の公爵子息の依頼で戦うというのは誤解を招いても仕方ないのでは? >個人希望 私は対談希望、でしょうか… 具体的な話が思いついている訳ではありませんが。
ヒーラーのロゼットよ。子爵誘拐の件を追って参加したわ。 >調査について ファルゲン侯爵領における調査、立ち入り許可のつもり。 子爵の行方と、亡くなった冒険者が森の調査で何かあったのか。 その辺りを調べに行くのに、領地の行き来の自由が欲しいわ。 学園での調査許可は、無いよりはあった方が良さそうだけど、 「何となく」以上の目当てが、今のところ思いつかなくて。 許可を取るハードルを上げるくらいなら無くても、とも思う。 >対談について キーゼの発言にあったけど、侯爵領との境で誘拐が起きたから、 犯人=ファルゲン侯爵というのは、あからさますぎるのよね。 もちろん安易に「シロ」と決めつけるのは駄目でしょうけど。 現状だと証拠が無いにしても、侯爵への疑いが晴れないし、 時間の経過で学園に噂が立つことも考えられるでしょう。 となると侯爵にとっても「迷惑」でしょうし、 真相究明のために領地内での調査許可を頂けませんか? …という風な対談を考えているのだけど。 >決闘と対談の選択 対談で。不勉強で申し訳ないけど、当事者の2名について、 あまり知らなくて勝敗へのコメントは控えさせてもらうわ。 >決闘と対談の希望者(聞き取り中、様子見含む) ・決闘(3対3か1対1×3) クラウディア、ゲルダ ・対談 キーゼ、レティシア、イヴェール、ロゼット
追加ゴメンなさい。書き忘れ。 >レティシア 対談参加者の決闘への居合わせは、制限はなさそうね。 第三者の見届け人とかは居るのでしょうし。 ただ真剣でしょうから、雰囲気的に「頑張れー!」って感じの スポーツ観戦的な応援ができるかは分からないわ。
シーフのナハティガル=ラーだ。今回も宜しく頼む。 >決闘と対談の選択 俺はどちらでも構わない。 まだ表明のないフリーダ次第だな。 >対談 ファルゲン侯爵領への立ち入りと調査の許可を貰うという認識だ。 学園内の調査許可に関しては『可能なら貰う』程度で良い様な気がする。 >決闘 個人的には王国がどうなろうが知った所ではないんだが―― 校長に恩を売るなら、アルベイルを勝者にする方向で良いんじゃないか? 見た所、王党派にはアルベイルに対抗できそうな生徒が(今の所)存在しない様に見える為、 王党派的には宜しくない展開と言えるが。 …まぁ、この程度で潰れる様なら元から改革など夢のまた夢、だな。 それに――学園が『生徒の親達の代理戦争の場』となっているのなら、 役者には全て舞台に上がって貰い、旗色を明確にする方が分かりやすくて良いかと。
>勝者について ひとまず、決闘に勝った場合 ライゼンナクトが表に出るでしょう。 貴族派貴族側トップの子息ですからね。 その場合、貴族派貴族の結束力は高まり、生徒会総選挙において王党派あるいは冒険者側についてはかなりの強敵になる。 ただ、同時に貴族派の票の半分は彼に固まり乱立を防げるうえに、ここで競り勝てば『価値』に繋がる上に、勝てた場合今後貴族派に対してある程度のアドバンテージを稼げる。 仮に過激派の彼が出た場合。 選挙の間は一時的に優位でしょう。ライゼンナクトの威光を借りているわけですから。 但し、リーダーシップもなく、選挙後まで統率力があるか、と言えばそうでもなく、家も伯爵。貴族のルールの中で生きるには少々弱い。 そもそも過激派自体、膿のようなものですからね。穏健派の貴族派にとっても恐らく邪魔になる。代表代理の彼個人の能力はともかく、貴族という枠組みと派閥で生きる以上、彼を立たせる意味はほぼないかと。 >決闘 3vs3でいいでしょうね。ところでこれ、戦闘ルールがあまりに雑なんですが。 魔法禁止とかスキル禁止とかなくて大丈夫なんですかね…向こうもやってくる可能性すらあるわけですから。 >調査許可 では、ファルゲン領を第一に考えるとして… 問題はどう獲るか、ですね。正面から調べたいので、と言っても無駄でしょうし。 ファルゲン側にロゼット氏の挙げるよう、放置するデメリットと伝えるというのが一つありますし‥ PL情報ですが気になるのが前回のOP…決定は片方は家ですが、校長個人なんですよね。 …貴族ルールで裏をかくなら、少々難易度は高いですが、ライゼンナクトを頼る手もあります
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いしますね。 >決闘 3対3で大丈夫だと思います。 できれば私も決闘への参加を希望したいです。
>決闘 もし勝利を目指すのであれば、三対三がよろしいでしょうね。 ルールに関しましては……その、確かに少々気になりますけれども。 基本的には魔法やスキルは相手の方も使用する前提で挑まれた方がよろしいかと。 >調査許可 ゲルダ様が仰るようにこちらが勝利したら、と条件付けるのも一つの手でございますね。 ロゼット様の仰る通り、潔白を証明する為……というのもよろしいですし。 そしてキーゼ様のアルベイル様を頼られるというのは 調査許可に対する口添えを依頼される、という事でございましょうか? >決闘と対談の選択 決闘に関してはクラウディア様にゲルダ様、フリーダ様の三人で揃われましたね。 ナハティガル様はどちらでも構わない、との事でしたので。 ただ、クラウディア様は戦闘も含めた決闘にご参加なさるのか。 それともアルガス様との対話に注力なさるのか、まだ詳細をお伺い出来ておりませんので……。 もし、後者の場合でしたら僭越ながら私が戦闘の方に参加させて頂く事を視野にいれております。 私は現時点では対談の方を希望させて頂いておりましたけど あまり大勢で詰めかけても心証がよろしくないのではという考えもございますが 少し、アルガス様にお訊ねしたい事などがございましたので それでしたらいっそ、決闘の方に参加させて頂くのがよろしいのでは、と。 >ロゼット様 希望の纏めや私の疑問に対する回答、ありがとう存じます。 ただ、後者に関しては私が言葉選びを誤ってしまったのですけれど 少々気掛かりな事がございまして、アルガス様と少しお話が出来れば……と考えていたのです。 言葉が足りず、失礼致しました。
無論私も戦闘に参加しますよ、レティシアさん。 アルガスさんに対する考えはあくまでも個人としてのもの。依頼をそっちのけるような真似はしませんとも。 ―さて、決闘の参加表明から、内訳は 《ウォーリア2、キャスター1(ヒーラー控え)》 といったところでしょうか? …布陣から、いかに相手を倒しきるかが焦点…火力戦となりそうですね。 ―妨害系魔法についてはごめんなさい、まだその手の装備が整っていなくて。
>決闘 魔法やスキルの制限は無いのじゃない? 制限ありだと、ウォーリア×3はキツそうに思うけど。 ウォーリア2、キャスター1だと、定石ならキャスターの魔法攻撃で、 ウォーリアの魔法防御を狙った戦い方かしら。 >校長との対談 ゲルダの言っていた、決闘の勝利(ライゼンナクト側)を調査許可の 取引材料にするのは、プラス要素になると思うわ。ただ敗北した場合、 許可を貰う難易度は逆にあがるデメリットにもなるわね。 決闘メンバーは気を悪くしたらゴメンなさい。あくまで可能性として。 あとゲルダの案を使うなら、対談は決闘の前しないとね。 他の行動との不都合が出るかもしれないから、そこは注意かな。 >キーゼ 「~伯爵家の決定であり、引いてはジルワード校長の指示」のとこ? 校長からの指示で、伯爵家として指示を了承したって意味と思って、 おかしくは感じなかったけど、意味を間違えたかしら。
>決闘 メンバー決定、でしょうか。 クラウディア様、フリーダ様、よろしくお願いしますね。 魔法やスキルの制限はないものとして考えていました。 制限があった場合は記載してあると思いますので。戦術も何もなくなってしまいますしね。 戦法ですがロゼット様がおっしゃるように、クラウディア様の魔法攻撃を軸とするのがよいかな、と。 相手側の武器については判りませんが、ウォーリア武器装備の方々の場合の最大射程は5、範囲は直径3hx、ですので ある程度散会しつつも、クラウディア様の方へ行かせないように相手の足止めをするのがいいかな、と。 フリーダ様さえよければ……ですが、エーテルブレード&殺界をお互いに展開、というのはいかがでしょうか? エーテルブレードと殺界の組み合わせで3hx、合計12hxの壁ができる、というイメージです。 懸念点としては、相手側のチャリオッツの吹き飛ばしが来た場合に崩れそうで怖いかな、なんて思ったりはしています。 パッと考えて、いいかも??と思った戦法ですので、他にもツッコミどころとかありましたら ご指摘いただけると助かります……! >対談 放置するデメリット、考えていませんでした……! なるほど、校長先生が誘拐と何らかの関りがあった場合でも、許可をいただけない場合にイコールで容疑者に繋がってしまうのであれば、調査を断りにくい空気に持っていけますものね! 流石です……!!
>決闘 では、俺は対談の方に回る事にしよう。 >校長との対談 決闘の勝利(ライゼンナクト側)を調査許可の取引材料にするのなら、 ロゼットも言っている様に対談のタイミングは決闘前にする必要があるかと。 問題は駆け引きの内容、か…。
>決闘 クラウディア様が戦闘にも参加されるのでしたら 私は最終的に決定される作戦で必要でない限り、お任せ致しますね。 基本的にはロゼット様やゲルダ様の作戦で問題は無いかと存じます。 私が気になる点ですと……どの順番で相手の方を倒されるのか、でございましょうか。 人数は同一ですけれど、相手に格上の方が一人いらっしゃるのが推定されておりますので 先ずは倒しやすい方から撃破し、数の上での優位を取られるのがよろしいかもしれません。 あとは宣言時にゲルダ様が回復+防御役をご希望されておりましたので 恐らく問題は無いかと存じますが、どなたか回復手段はあった方がよろしいかと。 >対談 今後、他に案が出て来た際には変更の必要もございますが 特に無ければ決闘前に行う、とするのがよろしいでしょうか。 あとは、クリスティン先生の同行の有無を決定する必要がございますね。 これについては彼女の希望を確認されるか あるいは交渉の作戦次第でございましょうか。 そして先生の同行の有無に関わらず、恐らく今回も私達に監視の目はあるのでしょうけれど それについての対策は、今回は無用でございましょうか?
>情報収集 あと、どの程度まで可能なのかは実際に試してみなければ分からないのですけれど。 もし可能でしたら私は事前に政治知識で家の事も含めた校長先生の事をお調べし 皆様にお伝え致しますね。 余裕があれば、アルガス様についても調査を考えているのですけれど……。 場合によっては誘拐事件の調査にも繋がるのかもしれないと感じましたので 僭越ながら、私の考えを述べさせて頂きますね。 ただ、今回はあくまで誘拐事件の調査許可を取り付ける事が目的ですので それのお邪魔になるようでしたら、こちらは必要最低限とさせて頂く所存でございます。 (文字数の関係で、連投となりました……長文になる事も含め、申し訳ございません)
>調査(アルガス様) アルガス様とは先日初めてお会いしましたので、彼の事を詳しくは存じてはいないのですけれど。 彼は伯爵家の方ではありますけれど、恐らく(OPの情報から)嫡男の方ではございませんし 『貴血連盟』としても正式な代表ではなく、代表代理とご紹介されましたので その少々不安定なお立場から、何かしらの実績を求められるのは理解出来ます。 ただ、それを踏まえても今回の一件は少々行き過ぎているのでは、と。 『貴血連盟』には貴族至上主義者かつ過激派の方が多く在籍されており 苛烈なその精神から反論に近い意見は殆ど通じず 一方焚き付ければ容易に燃え上がる集団特性を持つ、と伺っております。 実際、彼も例外ではございませんでした。 ただ……こう申し上げてしまうと、彼を侮辱しているようで申し訳ないのですけれど。 まるで誰かにこうされると良いと教唆、あるいは思考を誘導されたような印象も受けました。 以前(参加した別の依頼で)、彼のような貴族の殿方が 別の貴族の方にそのような行為を受けたと、お話を伺った事がございましたので。 そこで、アルガス様も別の貴族の方からとも考えましたが キーゼ様が事件の事で仰っていた『ある組織』を思い出す手際と手口から その組織……いえ、伏せても混乱を招きますので、はっきりと口に致しますね。 誘拐事件も含め『メドゥの指先』の関与があるのではないかと、私は疑っております。 数か月前にも、ある貴族家が『メドゥの指先』と通じていた事が公表されましたので。 無論、同一の『メドゥの指先』の者の犯行かは不明ですが アルガス様経由で事件を探るのも手かと、私は愚考致しました。
ぅ、予想はしていましたが責任重大ですね、私…! ウォーリア2・キャスター1の構成から、相手も私を攻撃の軸にすることは想定するでしょう。 誰かは必ず集中攻撃をされる…畳みかけられる前に撃ち倒せるか か。 …ぁ、ゲルダさんの提示した陣形を採用する場合。 相手が私を倒しに突破を試みた場合、一人に突破される分には容認して構いません。 相手が余程の筋肉お化けでなければ、1on1で正面きってでも斬り倒せる構成にはしてあります。…1回限りですけれども。
>決闘 私も基本的にはウォーリアの魔法防御の穴を突く形で良いかと思います。 ただ、ゲルダ様のエーテルブレード+殺界作戦ですと、 殺界はあくまで強行突破判定に成功しない限りは移動を封じる形ですし、 不利を悟った相手がリスク覚悟で突破を図ってくるケースは十分考えられます。 ですので、相手が突破を図る前に1人は仕留めておきたいですね。 ウォーリアの頭数が同数になればそれぞれで抑える事でキャスター狙いを阻害できますし。
>アルベイルを頼る 貴族ルールには貴族ルールで、という流れですね >校長の指示 正直、この校長の立ち位置自体が不明瞭なのですよね 伯爵家の方針に口を出せるほどの存在なのか、爵位がなんなのか。 ついで言えば、フォルゲン領が沈黙を保っているのも気になるのですよね··· >戦闘 他の依頼で用いられていた手ですが。 殺界+アーケインというのも有効でしたね
>対談 まだ明日ぐらいまでは猶予があるけど、とりあえず自分が最初に 挙げた内容で、ジルワード校長に許可を求めてみようかと。 対談メインは確定だけど、それ以外に何かするかはまだ未定ね。 アルベイルを頼るのは、口添えしてくれるなら大きいでしょうけど、 彼の興味を引く?言葉が、ちょっと思いつかないわ。 >クリスティン・D・ウェザーランス教師の同席 私個人は、同席は考えていないわ。 子爵誘拐の調査は、元は子爵領の領民からギルドに出されたもの。 クリスティンから「公式」には、ギルドに依頼は出されていないし、 彼女に同席してもらう理由は、特に無いかなと。 あと仮に、ジルワード校長が誘拐の主犯格であった場合、 クリスティンが冒険者と並んで校長に面談するのは、彼女の立場を より悪くする懸念があるかなと。前話で勘づかれている可能性は あるけど、悪化させてまで同席してもらう利点も思いつかなくて。
>教師の同席 これに関しては、僕も不要かと思います。 そもそも、仮に校長が一枚噛んでいたら、恐らく不味い上に、子爵の身の安全の保障もなくなる可能性がある。 仮に噛んでいなくても、校長からの指示を無視しようとしている示唆に繋がってしまう可能性が出てくる。 あと、対談の最中に感情的になられても困りますからね。
>決闘 なるほど、強行突破判定のことを考えると、確かに不安ですね。 フリーダ様、ありがとうございます……! アーケインテンペスト……キャスターであるクラウディア様のご協力が必要になるので、 今回の作戦には使えなさそう、ですよね。。。。 でも、とっても有用そうな組み合わせで……! ぜひ、今後の参考にさせていただきますね! それで、あの後にもう少し考えてみたのですが…… クラウディア様の近くに陣取って、カバリングを使用したほうが、 結果的に、クラウディア様へのダメージも防げそうですよね。 カバリングは小回りも効きますし、範囲攻撃があっても庇うことが可能ですし。 それに、殺界の展開中は回復行動もできなくなっちゃいますし。 ええと、ですので。 前の発言の殺界+エーテルブレードについてはご放念いただけると助かります……! 撃破の優先順位については、格下>同程度>格上がいいのかな、と。 格上の方はシーザーロアなんかも効きにくいと思うので、厄介だとは思いますが それ以上に、数の優位をとる方が重要というご意見が、もっともだなと。 >メドゥの指先 情報のご連携、ありがとうございます。 ……確かに、その可能性はありそうですね。 ですが、仮に関係があったとしても、現時点でアルガス様に対してそのことを言及するのは危険かな、と。 トカゲの尻尾切り……とまでいかなくても、似たようなことが起こった場合に、 今後の手掛かりが途絶えてしまう可能性もあるかな、と思いました。 あくまでも可能性のひとつとして、念頭に置いて調査をする……という形、でしょうか。
>校長関連 キーゼ様の疑問もご尤もですので、そちらに関しても 政治知識で分かる範囲内で調査した上、対談前に情報を共有させて頂きますね。 >教師の同席 こちらに関しましても、キーゼ様とロゼット様のご懸念はご尤もですので 私も同席をお願いしない方向に賛成を致します。 >メドゥの指先 ゲルダ様、ご意見をありがとう存じます。 私もあまり直接的にこの事に触れるのは危険だと認識しておりましたので 話題の一つとして数か月前の事件に触れ、その反応を確かめる程度に留める所存でございます。 もし疑わしき反応があった場合は、後日改めて相応の調査を行えればよろしいのですから。 ……出来れば、この件については私の杞憂であって欲しいと願っておりますけれど。
>決闘 シーザーロアの話が出ておりましたが相手側は全員使える点に注意された方が良いかも知れません。 格下、同程度でシーザーロアをゲルダさん達に使って惹きつけたうえで足止め、格上をクラウディアさんに当てるという事も出来ますので。 >校長 彼の爵位は侯爵です。公爵より下で伯爵よりは上ですので口を出す事は可能ですね。 >アルガス 彼がメドゥの指先と関係があるのかは現時点では判断しかねますが、関節的な思考操作があった可能性は否定出来ないと思います。 苛烈な考えの持ち主ではありますが、他の貴族の意見に耳を貸すだけの理性はありますし。 今回の件も彼個人の考えもあるでしょうが、貴族連盟に所属する人達からの突き上げもあって動いたようにも見えますので。 もし思考を誘導されていたとしたら、個人的には貴族連盟の誰かが第一候補でしょうか?
イヴェールさんの想定ケースで来た場合は、格下・同格を引き付けたまま密集状態にして下さい。 こちらでその2人を範囲で潰しきります。 格上には奪られる可能性こそ大ですが、残りがほぼ健在の2:1で処理できます。
あ、言葉足らずで申し訳ありません… この想定だとシーザーロアはクラウディアさんにもかけられる可能性が高いです。 執着のBSは狙いを自分に向けさせるだけでなく、近接戦を強制するものなのでキャスターには不利な状況で戦わされる事になるかと… 彼我の距離次第では真っ先にクラウディアさんにシーザーロアの可能性もありますね。 この場合、3対3の戦いでありながら1対1を強いられるので連携は断たれる事になるかと思います。 こうなるとクラウディアさんには可能な限り耐えて頂いて、ゲルダさん達に先に敵を倒して貰う事になるかと思います… 個人の主観ですが、格下は1対1でも勝てる相手 同格は1対1なら工夫しないと勝てない相手 格上は2対1じゃないと勝てない相手、くらいで見ているのでゲルダさん達に格下を差し向けてきたなら時間さえ稼げれば救援は可能だと思っております。
私に対しての1on1…であれば、およそ勝てます。 布陣から司令塔が出来るのは格上のウォーリアか、あってアルガスさん。 どちらにしても注視を組み込めば1ターンはフリーで私の先攻です。 相手の意図を看破することにかけては自信ありですから。 そこから2ターンは先手を取られるでしょうが、この間は防ぎようがあります。 反撃を加味して600前後は奪れる3ターン、ここまでに残る2人のうち片方を撃滅できれば良い形 と思っていただければ。
>対談·共有 対談は決闘前で良いかと。 情報共有に関しても、、対談前に間に合うなら、ですね
クラウディアさんとしては対応する自信はあるというところですか… でしたら後はゲルダさん達のご意見次第でしょうか…流れを述べさせて頂きましたがあくまで想定なので絶対このパターンで来るという訳ではありませんし。 シーザーロア対策に抵抗上げておく、でも良い訳ですしね… >対談 調査許可を得るのに勝敗を条件にする訳ですか… そういう事でしたら私も決闘前で良いと思います。
>侯爵 イヴェール氏は疑問の解決に感謝を >決闘 今回は手を出せませんからね、ここに関してはお願い致します。
>決闘 イヴェール様、シーザーロアについての言及ありがとうございます。 完全に、意識から外れてました! あぶない…… 攻撃手のクラウディア様への影響は少ないかもしれませんが、 防御+回復手を担う上では、そこもきっちりと対策をしないと、崩れちゃいますよね……。 アンチ・サイは、汎用スキル専用で、バッドステータス判定を要する効果は無効化できませんし ジャマーも、汎用とは書いてないものの、きっと効果の対象はアンチ・サイと同様ですよね。 ううん、他に有用そうな対応策は思い浮かばず……パッシブで抵抗を上げるスキルを持っていきます……! あとは、……1対1になっても大丈夫なよう、……になるかは少し自信がありませんが、 ヒーラー用武器……祭刀を装備して、皆様に堅甲2を使用しておこうかな、と。 物理防御/魔法防御30は、きっと大きいと思いますのでっ >対談 わたしは、こちらへの口出しや手出しはできませんが ええと、はい。もし、わたしたちの勝利を条件に出される場合は、 絶対に勝てるように、たくさんたくさん頑張りますね……!
私の憂慮は 『私が敵側2人以上に同時攻撃される』こと。 逆に、これさえ防げるなら大出力魔法でなぎ倒すだけで事は足ります。 攻撃してくる相手が1人だけであれば、エーテルバリアで凌いでからきっちり返礼を。 私から特にお願いしたいのは、 『相手の連携を壊す』こと。 チームによる纏まった攻勢さえ潰せるなら、正面きって倒し切る準備がありますので。 …その上で可能であれば、 [出力強化][消耗時の回復]があるとなお助かります。
なるほど……!流石クラウディア様、頼りになりますっ ええと、ドラゴンチャリオッツの取得が間に合いましたので、 格上の敵が近づいてきた場合はドラゴンチャリオッツで吹き飛ばしをしてみようかなと。 他にラウンドに1回、計3回までであれば、カバリングで隣接hexにいる味方の攻撃を肩代わりすることが出来ますので、 クラウディア様に向かう攻撃を1回未満に抑えることが出来るかな、と。 ウォーリアは出力強化のスキルを覚えることは出来ませんが、 回復でしたら、ヒーラー武器装備で強めのものを持っていけますので、それで対応しますね……!
プレイングは提出してあるわ。 決闘の方はお手伝いできないけど、自分のやりたいこと、 言いたいことが上手く伝わるように願ってるわ。 子爵誘拐事件の方は、前学園長の関与やメデゥの指先とか、 気にはなるけど、思考と字数が溢れちゃうから許可の取得に 専念しておくわ。推論を入れる人は、頑張って。 それじゃ。もし3作目でも同行する人が居たら、よろしくね。
>対談・共有 決闘前に行う方向、でございますね。 情報共有の件も含め、かしこまりました。 >イヴェール様 仮に思考操作があった場合、相手の方を特定出来ればよろしいのですけれど メドゥの指先の方以外だった場合、今回はそれは難しいかと存じますので その場合は本当にアルガス様ご自身だけで決闘なさる事をお考えになられたのか 彼個人についてはその点だけは確かめられるよう、力を尽くす所存でございます。 私はもう暫くはこちらを確認しておりますけれど 改めて皆様、現地ではよろしくお願い致します。 もし出発までに何かございましたら、ご遠慮なく仰って下さいませ。