奪われしは麗しき花 ~ロイエス邸襲撃作戦~
ウケッキ
コメント 27
シナリオID:1011
オープニング
そこに構えられた彼の屋敷の一室。その主たるレリトールの前に元気いっぱいの娘【アルメール・レインディア】が強い眼差しで立っている。
「……話? 一体、何の話だ。お前が勝手に屋敷を抜け出して今回の依頼に付いて行ったことなら、シリカから連絡を受けて――」
「――そうじゃないの! お父様、私、やりたいことができたのっ!」
「まさかお前、冒険者になるとか言い出すのではあるま――」
そこまで言ったレリトールの言葉を再び遮るようにアルメールは意気揚々と語りだす。
「流石にそこまで馬鹿じゃないわ。私はレインディア家の娘。その立場もあるってのはわかってる。だからこそ、できることをしたいの。お父様【アルメール隊】の発足許可を頂戴っ!」
アルメール隊とは、と怪訝な顔をしたレリトールをよそに机の上にアルメールは羊皮紙を広げる。そこには隊の基本構成や必要な物資、許可などが纏められていた。
ある程度羊皮紙に目を通し、レリトールは困ったような溜め息をついた。それもそのはず、いきなり娘が武装した私設部隊を立ち上げたいと行ったのだから。
「ふむ、これぐらいならば確かに可能だが……それにしてもなぜこんな隊を?」
「ロイエス貴族領の一件、まだカタがついてはいないのだけれど、ああいった手合いが暗躍するのって領内のパトロール不足っていうのもあると思うの。警備隊ぐらいじゃ細かい所に手が届かないし、一定の権力がないと上の捜査だってできない。その点、私はお父様の娘だし、幸い戦う力もある。まさに適任って感じじゃない?」
いつものような思い付きや性格から来る奔放な行動だけならば“ダメだ”の一言で跳ねのけようと思ったレリトールだったが、アルメールの強い眼差しに何か想いを感じ彼女に問いかけた。
「……お前のしたいことはわかった。確かにお前の言うような隊があれば、活躍は見込めるだろう。指摘された通り、警備隊では出来ぬことも多いしな。だがお前をそこまで突き動かしたのはなんだ? 理由があるんだろう?」
「ええ、勿論。私が攫われた時に助けてくれた人達の中で、この間の付いていった一件を怒ってくれた人がいたの。すごく厳しいけど優しさも感じられる人であの人みたいに、ううん、あの人達みたいになりたい……そう思った。でも私は彼らとは立場も違う。だったら私にしかできないことってなんだろうって思ったの」
「そうか、それで隊の発足を思いついたわけだな」
「そういうこと。私だったらお父様の権力もある程度使えるから、権力を笠に着た悪人共だって懲らしめることができるはずよ!」
「わかったわかった、そこまで言うのならば次に授恵者達に依頼する予定だった仕事へお前も付いていけ。そこで十分な働きができると証明できれば……隊の設立を許可しよう」
「やったっ! お父様ってば話わかるじゃないっ! そうと決まったら準備してこなくっちゃ、それじゃお父様、また後で!」
ぱっと笑顔になったアルメールはぱたぱたと駆けだし、レリトールの部屋から出ていった。
レリトールの傍に控え、口を挟まずに見ていたシリカの視線に気づきレリトールは目を覆い隠し溜め息をつく。
「……何か言いたそうだな、シリカ」
「いえ、ただ……ご主人様のお父様へ“戦場に出る許可を貰いに来た!”と言い放ったとある少年と似ているな、と思いまして。血は争えないということですね」
「うるさい、あの時は私も戦場に出たい一心でな……全く、お前はいつもそうだ、保護者のような目で見てなぁ」
「あら、そんな保護者に手を出しているのはどちら様でしたっけ……記憶があやふやですねぇ」
エルフであるシリカと人間であるレリトールは勿論、時間の流れが違う。
最初はシリカの方が年上であったというのに。今も若々しいシリカとは違いレリトールは既におじさんである。
そんなおじさんとなったレリトールと楽しそうに笑うシリカは身を抱き寄せ合い、二人の時間を楽しむのであった。
◆
どこかの地下。そこは暗く、見たこともないような実験器具が散乱している。
そんな実験室の中心で癇癪を起こすように痩せた顔色の悪い男が机の上に乗っていた器具類を乱暴に床にぶちまける。器具類はもれなく割れた。
「供給拠点が潰されただと!? どうしてくれるのだ、まだ研究は途中だというのにっ! くそっ! くそっ! くそがぁ!」
男の名は【ロイエス・シルトハウト】。そう、ロイエス貴族領の領主その人である。
彼の前に跪くのは恐らく彼に従っている兵士なのだろう。頭を下げ、荒れ狂う主人の罵声に耐えているようだった。
「恐れながら申し上げます! 拠点にはロイエス様との繋がりを示す証拠や研究の一部が置かれています。ここが突き止められるのも時間の問題かと」
「そんなことはわかっているッ! だから研究所の方へ移送準備を進めているんだろうが! 何もわからないクズは黙っていろ!」
怒り狂ったロイエスはその怒りを発散するように部下を蹴り飛ばした。部下は抵抗もせずに耐えているようだ。恐らく常日頃からこうなのだろう。
「確か、廃棄処分する予定だった個体がいくつかあったはずだ。戦闘力も低く、知能もないに等しいが……時間稼ぎには使えるだろう。それらを屋敷内へ放て」
「そ、それでは警備兵や屋敷で働く小間使い達に被害が及んでしまいます!」
狼狽する兵士を冷たい目線で見ながらロイエスは笑う。
「それがどうした? どうせ使えない者達は処分する予定だった、実験体が片づけてくれるならば手間が省けるではないか」
兵士は何か言いたそうにしたが、それを口の中で噛み潰し黙ってロイエスの指示に頷いた。彼の拳はぎゅっと強く握られている。
「どうせ奴らはここにもいずれ来るだろう、時間を稼いでいるうちに研究資料の移動を……ぐっげっほげほ!?」
ロイエスはむせ返ると手の平に付いた血を眺め、苦々しい顔を浮かべた。
「……私には時間がない、あともう少し、もう少しなのだ……究極の、肉体の完成まで……っ!」
彼が見上げる目の前。魔方陣の中に不気味で歪な人型の物体が静かに浮かんでいた。
◆
「皆様、状況が変わりました」
そう集まった授恵者達に告げたのはシリカである。彼女は先行し潜入予定であったロイエスの屋敷の偵察を行っていたのだ。
「……騎士団を動かす程の更なる証拠を得ようと秘密裏に潜入する手筈ではありましたが、現在の屋敷は……正体不明の人型魔獣がうろついています。生存者は、恐らくいないでしょう」
そう言いながら彼女は二つの資料を授恵者達の前に差し出した。それは前回の拠点襲撃の際、授恵者達が発見した資料の一つである。
それらには【人造魔獣1型】【人造魔獣2型】という名前と詳細な能力などが記されている。
「ここまで大胆な行動をするんだったら、ロイエスは既に逃げる手筈を整えているはずよ。ここは強行突入して奴を逃げる前に抑える! これしかないわ」
シリカの隣ではしっかりと武装したアルメールがやる気十分な瞳で彼らの話に参加している。前回のような決意の薄さはその表情には見えない。
こうして授恵者達はロイエスを捕縛する為、人造魔獣の巣窟となった彼の屋敷へと向かうのであった。
解説
マスターより
リプレイ
リーンエス王国ロイエス貴族領内のロイエス・シルトハウトの邸宅。
そこは森に囲まれた静かな土地であり、周りには他の建物は見当たらない。
領主と言えば民と共に暮らすのを好み街の近くに居を構えるか、喧騒を嫌い街から離れた位置に居を構えるか、往々にしてその二択ではあるだろう。どうやら彼は後者だったようだ。
その邸内は大きく分ければ居住スペースや応接間などを主とした本館、蔵書などの資料を集めた東館、使用人の居住スペースである西館の三つに分けられる。
その内の【東館二階・一般蔵書庫】にて捜索を行っていたサイラスは辺りの机や本棚などに埃が付いていないかをつぶさに見ている。
(使用していれば埃は付かないだろうし、やはり使用している場所にアタリを付けるのが得策……後は上手く当たりを引けるかだが……)
ふと彼の目に不自然に隙間の空いた本棚が映る。周りの棚と違い埃の類はない。よく見ると【生物学】に関した棚のようだ。
「さて、こうなると……近くに……お、あったあった。恐らくこれを嵌めればっと」
サイラスは辺りを捜索し数個隣の【魔法学】の棚にあった【カエル型魔獣の特性】という本を先ほどの不自然な隙間に差し込む。するとカチッという音がしてその棚は横にスライドした。
「おっビンゴじゃねえか……ってこりゃ、やられたな。はずれのようだ」
確かに隠し部屋のような小さな部屋はあったが、そこに収めてあったであろう資料達は跡形もない。ただ空っぽの部屋がそこにあった。
「そう簡単にはいかねぇか。まあ、そりゃそうだよな。だったら……」
透視を使用したサイラスは歩きながら周囲を観察していく。するとある壁の向こうに部屋があるのを発見したがそれと同時に壁を突き破り、彼の視界に植物のようなツタに巻き付かれた歪な人型の人造魔獣が現れる。人型魔獣1型である。
エーテル光を全身に纏うのも忘れない。襲い掛かってきた者が件の人造魔獣であるのを確認するとサイラスは擦れ違う様にギリギリで魔獣の一撃をかわす。
足を軸に身体をターンさせるとダマスカス鋼の盾を構え、無防備な人造魔獣の背中にドラゴンチャリオッツを放った。
背中から強力な突撃を受けた人造魔獣は踏ん張ることもできず、大きく開いた窓から外へと落下していった。鈍い音と何かが弾ける音が一拍遅れて彼の耳に届く。
「……ったく、危ねぇな。だがあいつ、なんで一体だったんだ? 確か情報では群れで動くはず――っ!?」
人造魔獣の出てきた部屋を改めて見てサイラスは言葉を失った。
そこには人造魔獣に喰い散らかされたであろう大量の使用人の死体が転がっていたからである。サイラスが来るまで食事中だったようだ。
当初は鍵がかかっていたのだろう、床には人造魔獣が破壊したであろう壊れた錠前が落ちている。
「魔獣と使用人を部屋に放り込んで鍵を……くっそ、悪趣味な事しやがるじゃねぇか」
●調査の果てに
サイラスが二階を捜索している間、共に東館を捜索していたベルク・オスマットは一階にある【大蔵書庫】と書かれた大きく広大な部屋をストレガ・L・リベルガストラ、コンフリーと共に捜索していた。
「既にある程度見て回ったと思うが……目につく様な箇所はない。巧妙に隠してあるか、ここは外れか」
そう言ったベルクの言葉に反応したのはコンフリーだった。彼は棚に置かれていた紙の束を手に取り、ぱらぱらとめくっている。
「いずれにしても余り時間はかけられませんね。時間を与えればそれだけロイエスに有利な状況ができてしまいます」
二人の前をてくてくと歩くストレガがふと立ち止まり棚に収めてあるいくつかの本に目を通した。だがそれらは目当ての本ではなかったようで彼女は溜め息をついた。
「大蔵書庫と言うから期待したのだ。でも、有用な情報はほとんどないのだ。どれも見知った知識ばかり、大蔵書庫という名前が大げさ過ぎるのだ」
彼女が言う様にここに収められていた本の内容は一般的に知られている情報ばかりだった。大げさな名前に似つかわしくないほどに。
「だが他の部屋は詳細に調べた、残るとすればこの部屋だけだが……と、お出ましのようだ」
「そのようですね、やれやれ静かに調べものぐらいさせてほしいのですが」
「素早く手早く片づけるのだ。捜索の邪魔をするものは悪なのだ」
彼らの前に立ちはだかったのは人造魔獣の群れであった。その内、人造魔獣1型二体が本棚を乗り上げ、猛然と迫って来ていた。人造魔獣2型は後方に控え、エーテルの光を収束させている。
まず動き出したのはベルクだ。反応強化で上昇した回避能力を生かし、人造魔獣二体の攻撃を避けながらその間を潜り抜ける。背後に回ったベルクは本棚を足場に空中に飛びあがると人造魔獣1型の一体に身体を縦回転させた斬撃を放つ。そのまま着地すると血を吹き出して藻掻く人造魔獣の足を右手の短剣で貫いた。間髪入れずにバックステップしながら横なぎ払いで深く魔獣の背中を斬りつける。
斬られた人造魔獣が床に沈むのと同時に攻撃を仕掛けてきたもう一体の人造魔獣1型の鋭い爪をすれすれで避けると擦れ違い様にエーテル光を纏わせた一撃を放つ。短剣で切り裂かれた傷口から毒が侵食し、緑色の泡が人造魔獣の傷口から漏れ出していた。
「グゥウウアアアアーーーッ!」
錯乱したように腕を振り回す人造魔獣1型の間を抜け、人造魔獣2型へエーテル光を纏わせたダマスカス鋼の祭刀をコンフリーは振り下ろす。避けようと動いた人造魔獣の左足が切り落とされた。
足を切り落とされ人造魔獣2型は咆哮を上げた。その目がギラっと発光しエーテルの膜が人造魔獣2型の身体を覆いつくす。
走り出し逃げようとする人造魔獣2型だったが足を失っている為にその動きはぎこちなく素早くはない。コンフリーはその隙を逃さず壁際に追い詰めると人造魔獣の腹部を蹴り、壁にその身体を縫い留めた。
「どれだけ素早かろうと、動きを阻害してしまえば!」
再びエーテル光を纏った祭刀を振り下ろすと人造魔獣2型の頭部をコンフリーはぐしゃりと潰した。
「これでお終いにしてやるのだ!」
その直後、エーテルの光の雨がベルクと交戦中の人造魔獣1型へと降り注いだ。無慈悲な光の雨に撃ち貫かれた人造魔獣1型はどさりとその場に倒れ生命活動を停止した。
「ふぅ……これで資料探しに専念できるのだ。大蔵書庫ではお静かに、なのだ」
「おや、これは……。皆さん、こちらへ」
コンフリーに呼ばれたストレガ、ベルクは彼の呼ぶ地点へと駆け寄った。
するとそこの床には小さな扉があった。本棚の下に隠れていたようで巧妙に隠されていたようだ。
「こんな所にあったのか? 全く、手の込んだ隠し方を……」
ベルクが扉に付いていた簡素な錠前を破壊し扉を開く。その瞬間、古い紙の匂いがふわっと香った。
扉の奥は数人が入れる程度の小部屋になっておりそこには書き殴ったメモや何らかの作用を及ぼすであろう何かの魔法陣が紙に書かれて散らばっている。鉢植えのような物もあるが中身は空のようだった。
「どうやら当たりのようですね。資料がないか調べてみましょうか」
降りていくコンフリーに続き、ストレガ、ベルクも小部屋へ降りていく。
ストレガはいくつかの紙片を拾うとそれらを適切に保管、壁に掛かれた何かの魔法陣や紋様については手持ちの本へとメモを取った。
「究極の肉体なるものを研究していたようなのだ。すなわちそれは不死の研究。だが不死による永遠は停滞なのだ。だから我らストレガ達は恒久的な不死を無意味と見做したのだ」
「ろくでもないことをしていたのは確かだが、他の組織の介入の後は見られない。惜しいな、単独でここまでしたのであれば……使い方次第では賢者として歴史に名を残せただろうに」
「そうですね、ここまでの技術力があれば……力の使い方、私達にも言えることですがそれが大事ですね」
「大きな力を持つということは、それだけ影響力を持つということなのだ。自分が何をしたかによって他の誰かがどうなるのか、それを見極めるのも大切なのだ」
ストレガの言葉に頷きながらベルクは足元に散らばった紙片を集めていく。
「……どうやらロイエスは人に寄生型の種子を飲ませ、それを発芽させて魔獣化させていたようだ。資料によれば人の人格が残る要素はないらしい」
「発芽した時点で死亡、人としては死に寄生した種子が体を乗っ取る……そういうことのようなのだ」
小部屋にあった資料や紙片を読み解く限り、生命の在り方を歪める方法が研究されていたようであった。
その為にあらゆる人物を犠牲にし、死を前提での実験など非道な行いも記録されていた。
研究の記された紙片によると若い個体程、実験に適しており年老いた個体は暴走や知能の低下など失敗作となりえる可能性が高いということだった。
「この資料によれば知能の低下を起こすのは年老いた人、となると先ほど戦闘した1型、2型は恐らく年配の方だったのでしょうか」
コンフリーは人を人とも思わない実験に心を痛めた。助けるという意味では救えなかったが、魔獣となった苦しみから彼ら解放したのはある種の救いとなったのだろうか。
散らばった紙をある程度纏めるとベルクはストレガに渡し、大蔵書庫へと続く小さな階段を上がっていく。
「我が周囲の安全を見ておく。音を聞きつけて新手がやってくる可能性を考えてな」
警戒をベルクに任せ、コンフリーとストレガは小部屋の更なる調査に専念するのであった。
●守るは鉄壁の守護者、攻めるは最臭兵器!?
盾を構え、シーザーロアを用いて一手に人造魔獣達の注意を引き付けているのはフリーダ=ブロムヴィストだった。
既に戦闘開始から時間がかなり経っており、フリーダの周りには彼女の反撃で打倒された人造魔獣達が転がっている。勿論、彼女の傷と疲労も無視できるものではない。
生存者を発見した彼女達は追いかけてくる人造魔獣の攻撃に耐えながら出口へと向かっていたのである。
頭に聞こえる声は『コ・コ=ガ・ショ=ウ=ネン・バ・ダ』など意味不明な言葉を伝えている。
次々と集まってくる人造魔獣を見てフリーダはこのまま出口まで共に行くのは不可能だと判断し魔獣達をここで自分へ釘付けにしようと考えたのだ。
「ここから先を通しませんっ! 貴方は早く、生存者の方々を!」
フリーダの声を受け、アスティン・ヴェルラインは生存者を連れ屋敷の出口へと走っていく。
彼ら生存者の情報によれば、数日前からロイエスの姿は見ていないという。
それ以外にも使用人が数名、謎の失踪を繰り返すのは日常茶飯事でありこの屋敷は普段からそういう“異常事態”に見舞われていたということになる。
集まる人造魔獣1型の群れを殴り飛ばし、フリーダは再びシーザーロアを放つ。それに引き寄せられた人造魔獣達が次々と戦闘に参加してきた。
群がる人造魔獣達だがその攻撃はフリーダには届かない。彼女の装甲防御によって向上した防御能力を抜くには力が足らないのだ。
飛び掛かる人造魔獣を盾で受け止め、そのまま押し出すように弾くとフリーダは衝撃刃で追い打ちをかけることも忘れない。押し飛ばしても立ち上がりが早ければ意味がないからだ。戦線復帰は遅い方が良い。
その時、咆哮を上げた人造魔獣2型がエーテルの光を辺りに放った。次の瞬間、人造魔獣1型達の身体を赤いオーラが覆う。
「……っ!? あれは、一体……うぐぅ!?」
先ほどよりも素早く襲い掛かってきた人造魔獣1型の爪の振り下ろし。その衝撃は盾を貫通し腕にずしりと響く。明らかにさっきの攻撃よりも威力が上がっていたのだ。
足を大股に開いて攻撃に飛ばされないように踏ん張るとフリーダは声を上げる。
「このぐらいで……負けるわけにはぁぁーーッ!」
そう、彼女の背には逃げる生存者達がいるのだ。彼ら人造魔獣を一匹たりとも通すわけにはいかない。
フリーダの頭にいつもの声が響く。いつもながら訳が分からない言葉だが、なんとなく彼女はその声が自分を励ましているような気がした。
フリーダは激しい攻撃を受け続け痛みが走る体に鞭打つと自分を奮い立たせて盾を構えなおす。彼女の目的は撃退ではない、ここを通さない『防戦』こそが目的。
それ故、反撃はするが必要以上には追いかけないのだ。周囲の人造魔獣達は彼女の防御からの反撃によって手負いであり、その身体には倒れこそしないが無視できるようなものではない傷が目立つ。
だがそれはフリーダも同様であり生存者を逃がす為、数えることすら嫌になるほどの人造魔獣と戦闘を繰り広げた彼女の身体のダメージは既に根性で立っているといっても差し支えはない程だ。
「はぁ、はぁ……絶対に、ここは、通さない……私が……いる限りッ!」
「そうじゃっ! フリーダ、良く持ちこたえたのうっ! ここからはわらわも参戦するのじゃ! 一つ、人よりいい匂いっ!」
そう言いながらフリーダの横を風のように走り抜けていったのはク・サーヤ・クッセーワであった。彼女が通った後には何とも言えない“独特な”匂いが漂う。やっぱお前、クッセーワ。そんな声が聞こえてくるような匂いだ。悪い匂いではないのだが。
手負いの相手へのとどめに専念するクッセーワへ背後や側面から攻撃が及ばないようフリーダは悲鳴を上げる体に鞭を打ち、彼女へ攻撃しようとする人造魔獣とクッセーワとの間に入り、その攻撃を弾き返して彼女を守る。
一方、クッセーワは後方に控えていた手負いの人造魔獣2型に肉薄すると、手の中に握り込んだダマスカス鋼の暗針でその胸部を刺し貫く。魔獣が声を上げるよりも先に飛びあがるとその顎先を膝で思いっきり打ち上げた。
フリーダとの戦闘で受けたダメージが残っている人造魔獣2型は反撃することすらままならないようだ。
人造魔獣はぐらりと身体を後ろに倒し、床に倒れた。胸部への一撃、直後の頭部への衝撃、この二連撃を食らった手負いの人造魔獣に立ち上がる余力はないようだ。
人造魔獣達は彼女の匂いに惹かれてなのかは定かではないが、狙いをクッセーワへと変更したようにも見える。良くも悪くも目立つのだろう、彼女は。
にやりと笑ったクッセーワは一言呟く。
「ふっ、わらわをお望みかのう? じゃが、そうやすやすと手に入ると思うでないわっ!」
クッセーワはハイディングを行い、人造魔獣達の視界から自分の姿を隠す。視界から彼女の姿を失った人造魔獣達はきょろきょろと辺りを見回している。
その内の一体の背後からクッセーワは両太ももでその頭部を挟み込んだ。そのまま人造魔獣の鼻と思わしき部分を身に着けた革帯で覆う。
人造魔獣はクッセーワを振り払おうと藻掻くように暴れ出した。効果があるかは定かではないが中々の匂いなのだ。彼女が普段から身に着けているこの革帯は。
そのまま首元をすぱっと掻き切るとクッセーワは着地する。周囲を見ればこれだけ戦闘音がしているというのに増援はない。どうやらこの辺りの人造魔獣は片づけてしまったようだった。
「あと少しです、このまま押し切ってしまいましょう」
「うむ、承知したのじゃ!」
フリーダとクッセーワは連携し残った人造魔獣達を次々と倒していく。
そうしていつのまにか残る人造魔獣は2型ただ一体となった。歩きながら姿を現したり、消したりと位置を気取らせない動きをしつつクッセーワは人造魔獣に近づく。
「2つ、悪臭にて敵を討つ。ふふ、わらわの香りは格別じゃろう?」
その言葉の後、最期の人造魔獣2型に素早く肉薄するとクッセーワは回し蹴りと殴打の連続攻撃を仕掛けた。絶え間ない攻撃の間に服の各所に仕込まれた暗殺針が人造魔獣の身体に打ち込まれていく。
じわじわと回る毒の苦しみと殴打と蹴撃による痛みに人造魔獣2型は身動きを取ることはできないようだった。
「3つ、臭覇衝拳最臭奥義……古弧刃消臭出気寝江輪ーーッ!」
蹴り倒した人造魔獣2型の頭に馬乗りになると彼女は自らの太ももでその頭部を挟み込む。今度は後ろ側からではない、前からなのだ。その匂いの強さは背後からとは比較にならない。食らったのが普通の人間だったのなら彼女の強い匂いを忘れることはできないだろう。そういった匂いなのだ。
ばたばたとのたうち回るように暴れる人造魔獣の首筋に暗針が突き刺されると人造魔獣はびくびくと痙攣し、程なくして静かになった。首筋に刺していた暗針を抜きクッセーワは立ち上がる。
「光栄に思うがよい、その匂い……嗅げた者は限られるのじゃからな。もっとも、もう聞こえていなかろうが」
戦闘を終えたフリーダとクッセーワは他にも逃げ遅れた者がいないか、辺りを捜索し始めるのであった。
●ロイエスという男
東館、西館の捜索が進む中、グレイブ・ヤードとアルメール・レインディアは本館のロイエスの私室の捜索を進めていた。
共に行動するアルメールは王党派の大貴族【レリトール・レインディア】の娘であり、貴族ならではの視点と知識を生かし彼に協力していたのである。
長い髪が汚れることも気にせず、暖炉の裏に頭を突っ込んだアルメールはその中を見渡す。
「隠し通路のレバーとかスイッチならこういう所にあると思うんだけど……うーん、それらしい物はないわね」
「そうですか、やはり一筋縄ではいかないということなのでしょう」
グレイブは私室内を物色しながらふとある物が目に留まり足を止める。それは笑うロイエスと共に映る女性の肖像画だ。
「これは……彼の奥方でしょうか? アルメール、貴族ならば夜会や会食などがあるはず。この方を見知ったことは?」
「どれどれ? あー……うん、多分ロイエスの奥さんで合ってるはずよ。でもこの人って数年前に亡くなったらしいのよね。んで、その頃からロイエスは集まりにも全然来なくなってさ、なんか連絡役の人を寄こすだけで誰とも会ってなかったのよ。あとは……そうね、失踪事件ってのもその頃から起き始めたって聞いたわ」
それを聞いたグレイブは顎に手を当て考える。仮面で隠された彼の表情は見えないがきっと深く熟考しているに違いない。
(身内の死去……その頃から姿を消したロイエス、頻発する失踪事件……さらわれるのは女性のみ……彼の求める究極の肉体は……彼の為ではなく、もしや――)
考えを巡らせるグレイブの思考を部屋の扉が砕け散る音が遮る。扉を破り、手負いの人造魔獣1型が部屋に入ってきたのだ。
「考えるのは後にしましょう、アルメールっ! まずはこの方を」
「ええ、わかってる。もう臆したりなんかしないんだからっ!」
飛び掛かりながら薙ぎ払う様に振るわれた爪をアルメールの剣が受け止める。ぎりぎりと拮抗する二人。
アルメールはその爪を腕にエーテルの光を纏わせると思いっきり弾き返し、数回の斬撃を人造魔獣1型に浴びせた。だが人造魔獣は怯むことなく腕を振り上げ、彼女へ反撃を試みる。
鋭い爪がアルメールの喉元を狙うがバックステップして後方にかわしたアルメールには当たらない。
その時、グレイブは人造魔獣の首元に光るネックレスからその人造魔獣が失踪した人物の誰かというのに思い当たり、もしやと思いながらも名前を呼んでみた。
「……リンウェさん!」
「アガァァアアッッ!!」
人造魔獣の動きは鈍ることはない。言葉に反応することもないようだ。
「これって……もう人の意識は残っていないってこと?」
「ええ、そのようです。こうなっては……助ける方法はありません。できることは……歪んでしまった生を終わらせてあげることだけです」
苦しむ人造魔獣1型に肉薄するとグレイブは無銘祭祀刀にエーテルを纏わせると壁に押し付けるようにして勢いよく首元を貫いた。奇妙な言語が刻まれた刀身に赤い血が伝って床に流れ落ちる。
びくびくと痙攣した人造魔獣であったが数秒も立たずにそのまま動かなくなった。優しく床に横たえるとグレイブは手を胸に当て祈る。
「貴方の魂に……暖かな日差しのあらんことを祈ります」
立ち上がったグレイブの背に声が掛かる。
「すまない、こっちに僕が追っていた人造魔獣が一体来たと思うんだが……と、もう片づけた後か」
声の主はキリクであった。オッドアイのハーフリングの少年である。
「この辺りのはあらかた片づけたから僕も捜索に入るぞ。それにしても、貴族ってのは随分と高そうな部屋に住んでいるんだな」
赤い豪奢な絨毯の上を歩き、これまた高そうなソファーを手で触れてみる。ふにふにとした感触が彼の手に返ってきた。なんの革なのかはわからないが目が飛び出るほどの値段ではあろうことがなんとなく察された。
次にキリクは調度品に目を移す。見たこともないような酒や飲み物の瓶が並び、それらは鍵のかかった棚にしまわれているようだ。
「これ、開かないのか。なんかありそうだと思ったんだけどな」
鍵のかかった飲み物入れを諦め、タンスの類をキリクは手当たり次第に開けてみる。そのどこにも豪華そうな服や身に着けるアクセサリーが仕舞い込まれていたがそれらは埃を被っており長らく使用されていないことが見て取れた。
部屋の隅や窓の淵、至る所の場所もやんわりと埃を被っており、よく見れば掃除が行き届いていないようだった。
「アルメール、貴族の部屋ってわりと頻繁に掃除しないもんなのか?」
「そんなはずないわよ、やるなって言っても勝手にメイド達が掃除していくんだもの。あるとすれば……ロイエス自身がこの部屋に誰も入れたがらなかったってぐらいじゃない?」
「そっか、それならこの部屋が一番怪しいよな」
「誰も入れたがらない部屋……きっとここは彼の心の拠り所だったのかもしれないね、これとかさ」
そう言って机の中の引き出しを外し、机の上に流れの吟遊詩人キオルティスは置いた。そこには大量の手紙のような物が収められている。筆跡は女性の物だ。
「これ、何?」
「わからないかな? いいかい、これは恋文だよ。熱い愛の綴られたロイエスへの想い。きっと彼のご婦人からじゃないかな」
「ほんとですね、内容を見る限りは結婚する前から亡くなる前までの物が収められているようです」
手紙を見るグレイブの隣で腕を組み頷きながら感心したようにキオルティスは言葉を漏らす。
「一緒にいる時も恋文を送り合うとは、仲睦まじい夫婦だったんだろうね」
「あれ、なんだこれ? 変な石みたいのが入ってるぞ?」
「あっ、それって指輪に付ける宝石の原石じゃない? 加工前みたいだけど多分、宝石だと思うわ」
「流石は貴族のレディだね、アルメール。確かにこれは君の言う様に宝石の原石のようだよ」
その黒い石はキリクが手紙の中から見つけた物であった。よく見れば宝石部分が露出しており、確かになんらかの黒色の宝石の原石であることがわかる。
「ん? この形は……すまない、それをちょっと貸してくれないか」
机の下に潜り込んだキオルティスはごそごそと何かをやっている。
手持ち無沙汰となったキリクは机に置かれていたロイエスと妻の肖像画を手に取り眺める。
「このオッサン、奥さん亡くしてからおかしくなっちまったってわけか」
「どうだろうね……彼は果たしておかしくなっているのかな? 正常のまま、ある目的に執着しているのかもしれない。そうじゃければこんな巧妙に隠したりはしないだろう、こんな通路をね」
机の裏にあった窪みに先ほどの黒い原石を嵌めると大きな音を立て、床が開いた。そこには細い階段がずっと先まで伸びている。
授恵者達は急いでその階段を降りていった。
走りながらキオルティスが捜波・改を発動する。エーテルの波動が前方に移動する生命反応を探知した。
「ビンゴじゃないかな、前方に一人いる。こんな所を移動しているのだからきっとロイエスだろうね。速度がかなり早い。位置がどんどん遠くなる……このまま普通に走っては追いつかないだろうから疾風足で先行させてもらうよ」
「それでは私は他の方と一緒に屋敷の周囲を固めるとしましょう。出口がどこかの予想は付きませんが、しないよりかはマシでしょうから」
グレイブ達が引き返し、キオルティスは疾風足を使い自らの速度を向上させた。エーテルを纏った足は輝き、彼に通常以上の速度を与える。
しばらく走っていると目の前に男の背中が見える。荷物をしょっていながら早いのは人造魔獣の背に乗って走っているからのようだった。まだキオルティスには気づいていないようだ。
「大人しくしてもらおうかっ」
キオルティスはダマスカス鋼の細剣に赤光のエーテルを纏わせ、人造魔獣の背中に肉薄すると鋭い刺突を放った。その直後、赤光のエーテルは糸に変化し人造魔獣を縛りあげる。
「ちいっ! もう追いついて来たのか授恵者共がぁっ!」
ロイエスは人造魔獣から飛び降りると壁に手を突きながらキオルティスを睨みつける。その眼には殺意が宿っているようだ。
キオルティスは動けない人造魔獣の頭部を剣で貫き、とどめを刺すとロイエスにその切っ先を向ける。
「もう諦めたらどうかな? 俺の足は速いからきっとキミは逃げきれない」
「……俺は、俺はァ! ぐっ、がふっごほっごほっ……諦めるわけにはいかないんだ……こんな所で、歩みを止めるわけには、行かない!」
血を吐きながらふらつくロイエスは拳で壁を強く叩いた。
「誰も……助けちゃくれなかった、誰も俺達を見ていなかった! 周りにいた奴らも、手を伸ばせば振り払われる……何が友人だ、何が民だ! そんな者達に俺は頼らない、俺は俺の力だけでことを成し遂げる……“アイツ”の為にィイ!」
そう言うとロイエスは壁に隠してあったレバーを倒す。その瞬間、隠し通路の床、天井が爆発して弾け隠し通路を破砕する。がらがらと落ちる瓦礫がロイエスとキオルティスの間に積み重なった。
「悪いな、授恵者……俺は行かせてもらう、貴様らが追ってくるのならば好きにすればいい……研究所で待っているぞ、お前達が来るのをなぁ!」
瓦礫の隙間から逃げるロイエスが見える。瓦礫は一人では除去できる量ではなく、追撃は不可能となったのだ。
それから瓦礫を授恵者達が除去できたのはそれから数分後のことだった。
ロイエスが走り去った場所の先は森であり、彼の足取りはそこで途絶えてしまっていた。
こうして授恵者達はロイエスこそ取り逃したものの、資料を大量に確保し主目的は達成したのであった。
●彼の求めて止まないもの
ロイエス邸襲撃から数日後。
薄暗い部屋の中でロイエスは壁に背を預け瓶から痛み止めの薬を取り出してそれらを飲む。
「はぁ、はぁ……あと少し、時間があれば……お前と一緒に笑えたものをなぁ……リズウェル」
妻リズウェルの笑顔を思い出しながら、ロイエスは天井を仰ぎ見る。地下に作られているそこには勿論、日の光は届かない。
周囲にはあらゆる魔法薬や薬草、鉱石などが転がり、鉢植えには魔獣化する寄生型の種子が一つ育っている。それをひとつもぎ取り、手に握る。
目の前の魔法陣の中に浮かぶ歪な樹木に絡まれたそれでいて“女性的な特徴”を有した人造魔獣に縋りつくとその身体を優しくロイエスは抱き締めた。
「もう、時間がない……お前が、俺の、お前が……他の誰かに好きなようにされるというのならば……もう俺に時間がないというのならば……俺がお前の時間を作ろう……より完全になるお前の為に」
ロイエスはリズウェルと呼んだ大型の人造魔獣に背中を向けると外へと歩き出す。歩きながら彼は口の中に魔獣化の種子を放り込むとそれをごくりと飲み込む。
「さあ、来い……授恵者共……ぐっ、ガァア、俺がぁ、お前らを、アイツに、チカヅカセナイ……あががああっぁああぁぁぁぁああーーーーーッッ!」
そして……暗い研究所に悲しみを感じさせるような雄叫びが木霊し、かつてロイエスだったモノは何度も咆哮をあげるのであった。
それはまるで嘆き、悲しむように。
もう人としての意識はないはずだというのに。
マスターコメント
ショートEX普通 報酬:多い10 / 4〜10人
2021年06月17日 14時54分38秒 公開
相談掲示板
強行調査にまで持ち込めましたか 多少無理を通すにはこれくらいないと難しいでしょうからね ヒーラー、グレイブ・ヤードです。 頑張りましょうか
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 うろついている敵は聴力を頼りに索敵している様ですし、 例えば2班編成で囮役がで大きな音を鳴らして群れを誘導、 その間に残りで施設の捜索といった形も取れるとは思いますが、 相手の戦力を考慮すると1班編成で行く方が安全な気もします。 ただ、その場合ですとロイエスに逃走される可能性もあるでしょうし、難しい所ですね。
シーフのサーヤじゃよ。 今回の敵が鼻があんまり効かなくて助かるが、音は消しようがないからな。 陽動もあまり役に立つまい。フリーダ殿の提案通り1部隊の方がよいかもしれんて。
シーフのキオルティス…キオでもルティスでもお気軽に。 今回からの参加だけれど、宜しくね。 群れ…か。これ、幾つの群れが在るんだろうね。 群れの構成は記載があるけれど、群れ自体の数は明記されてない。 群れに数が在るなら1班編成の方が良いだろうし、そうでないなら 2班編成もしくは戦闘班と捜索班で分かれるのも良いかな…とか。
シューターのキリクです、よろしく。 魔獣は3体の群れで動いていて、総勢何体かは今は分からない。 戦力が分かれると囲まれて一気にやられる危険もあるし、全員でまとまった方が良いと思うな。
キャスター、ストレガなのだ。よろしくなのだ。 陽動出して戦うには総数がわからないのがネックなのだ。 挟み撃ち防止策にはアーケインかアイアンウォールがあるのだ。
シーフのベルクだ 総数がわからないのが痛いな。 我も全員で捜索に賛成だ。 後考えるべきは捜索順だと思うが。 本館(生活部)・東館(資料庫)・西館(配下居住区) 我は東館を優先して探したいな。
私としては「分散」の方に票を入れたいところではあります。 資料を抑えるのが主目的ですから、こちらの危険度に関しては多少度外視して考えています。 室内戦が主であれば、数がいてもお互いに邪魔になるだけでしょうし。 とはいえ、頑なにというわけでもありません。 >捜索の優先度 地下室関係については「材料の搬入」などを考えれば「西館」が怪しいかと考えておりますね 資料については本館、首謀者の部屋が一番本人が安心しておける場所かと思っています。
そうか…室内戦だったっけ。 今後、参加者が増える可能性を考えると、分散でも良いかもね。 グレイブさんの言うように、目的は敵の殲滅じゃなく、資料探しだし。 とりあえず現時点で室内戦を視野に入れての分散案だと… 戦闘班×2/捜索担当×3人くらいがベスト? 勿論、現状優勢である全員での行動でも構わないのだけれど 一応案出しまでに。 >捜索優先度 俺なら…そうだね、グレイブさんと同じく資料は首謀者の部屋…かな。 あとは生存者の可能性が有るなら西館も疎かには出来ないね。 直接の言質が取れるのは有効だし。 地下室は首謀者の部屋がやっぱり怪しいかな…と。
ヒーラーのコンフリーです。よろしくお願いします。 私としては資料を見つけるだけなら集まって行動した方がいいかと思います。 目星を付けている場所に資料がなく、地下室にあった場合は地下室を探す為に分散するのも必要かもしれません。
遅くなってごめん。 シューターのアスティン。よろしく。 敵の総数に関しては、 捜波で多少は目星がつけられそうな気がするけど…。 大きな建物とはいえ、何度か使えばカバーできると思うし。 時間稼ぎに魔獣が放たれてると考えると、 証拠隠滅とかされるのがリスクだし、 ある程度は分散したほうがいいんじゃないかな。
No.12
サイラスだ、よろしくなー 満員だし分散でいいと思うけども。戦力不安なら二、三人組とかにわける方が?まあ相談時間少ないし後入りだから合わせるよ? 個人的には透視持ち込もうかなと。隠し部屋とかギミックあっても見つけやすいと思うし。後は戦闘拒否する場合にドラチャリで外へ敵飛ばせないかなとか。
そもそも資料が見つからなければアウトですからね。 「無理のしどころ」だと思いますよ、私は。 ・・・魔獣も資料と言い張れる気もしなくもないですが >分散 10名プラス2名の12名ですからね。 東・西・中央と考えれば3か所に分かれて4名ずつ。 4人もいればそんなに問題はないと思いますがどうでしょう? >私見 地下室が何処にあっても良いように、誰かしら探査に有用なスキルユーザーは各所にいるといいかもしれませんね。 東館:資料部屋:文書を隠す場所としては悪くはない?木の葉を隠すなら森の中的な 「緊急性のない、成立済みの技術資料を隠すとしたら有用?」 西館:使用人部屋:今まで攫った人を隠すにはとても良い、生存者もいる可能性が高いかも。 「何らかの材料として集めていたようですし、何か聞いているかもしれません」 本館:居住スペース:いろいろ本命、ただ罠も多そうだと思う。 「もし逃げるとしたら逃げ道はここに作るよねとは思う。」
うむ、これだけいれば敵も分散するし、逃げる黒幕とバッタリとゆのもありうるのだ。 私は東に行きたいのだ。地下室隠すならこういうとこが定番なのだ。
あ、汎用スキルは資料検索と看破でいくのだ。
室内で四人一組なら許容範囲リスクか…。 それなら我も3班編成に賛成だ。 我も東を希望する、スキルとしては探波と看破ついでにテレパスを持っていくとしよう。
No.17
敬称略 東(成立済資料存在の可能性高) ベルク ストレガ 西(生存者いるとすればここか?) 中央(逃走箇所存在確率高、本命?) かねいまは NPCはどうする?片方荒事担当、片方諜報担当系?セットにして中央に投げるか、荒事率高そうな中央にウォーリア、諜報偵察だからシーフかシューターと見て資料集めに、なんて感じに分けふ? とりま様子見。NPCの事さっぱり分からんから居たい人居るならその辺で調整出来る様に。残留思念と透視あたりの汎用なら割と誰でも動きやすいでしょと思うし。
それでは私も東に参りましょう。 お役に立つかは分かりませんが、汎用スキルは幻影と幸運の星になります。 必要なら他のスキルの取得も出来ますのでお申しつけください。
では、わらわは生存者のいそうな西にいくとするかのう。 敬称略 東(成立済資料存在の可能性高) ベルク ストレガ コンフリー 西(生存者いるとすればここか?) サーヤ 中央(逃走箇所存在確率高、本命?)
では中央に私は行っておきましょうか。 スキルは残留思念で、思い入れのある場所みたいな感じで考えています 敬称略 東(成立済資料存在の可能性高) ベルク ストレガ コンフリー 西(生存者いるとすればここか?) サーヤ 中央(逃走箇所存在確率高、本命?) グレイブ
それでは私は西側を目指してみます。 生存者がいるなら護衛できる人は必要でしょうし。 敬称略 東(成立済資料存在の可能性高) ベルク ストレガ コンフリー 西(生存者いるとすればここか?) サーヤ フリーダ 中央(逃走箇所存在確率高、本命?) グレイブ
んじゃ、俺は中央…にしようかな。 スキルはグレイブさんと被らないように、考えとくね。 敬称略 東(成立済資料存在の可能性高) ベルク ストレガ コンフリー 西(生存者いるとすればここか?) サーヤ フリーダ 中央(逃走箇所存在確率高、本命?) グレイブ キオルティス
No.23
んー、とりあえず東の最後の枠もらうわ。 NPCどうするか分からんし、資料捜索、探波、看破×2、戦闘回避?、幸運だから残留思念と透視被らんのでな 敬称略 東(成立済資料存在の可能性高) ベルク ストレガ コンフリー サイラス 西(生存者いるとすればここか?) サーヤ フリーダ 中央(逃走箇所存在確率高、本命?) グレイブ キオルティス
3班に分かれるのなら、僕は中央に。 ロイエスを見つけたら煙幕を撃って動きを鈍らせよう。 東(成立済資料存在の可能性高) ベルク ストレガ コンフリー サイラス 西(生存者いるとすればここか?) サーヤ フリーダ 中央(逃走箇所存在確率高、本命?) グレイブ キオルティス キリク
とりあえず現状人数の少ない西に向かうよ。 捜波とか看破とか持ち込んで 東(成立済資料存在の可能性高) ベルク ストレガ コンフリー サイラス 西(生存者いるとすればここか?) サーヤ フリーダ アスティン 中央(逃走箇所存在確率高、本命?) グレイブ キオルティス キリク
そうしますとバランス的に依頼者サイドの方はこんな感じでしょうか? 東(成立済資料存在の可能性高) ベルク(シーフ) ストレガ(キャスター) コンフリー(ヒーラー) サイラス(ウォーリア) 西(生存者いるとすればここか?) サーヤ(シーフ) フリーダ(ウォーリア) アスティン(シューター) ※シリカ(シーフ) 中央(逃走箇所存在確率高、本命?) グレイブ(ヒーラー) キオルティス(シーフ) キリク(シューター) ※アルメール(ウォーリア適正) >探索について 私は残留思念の中でも「思い入れ」を重視して「怪しい場所」を探してみようと思います。 変に強い念が残る場所を探して、他のスキルで探るきっかけ探しですね。 また、「貴族」の共通認識みたいなものをアルメールに協力してもらうくらいですかね 「屋敷の逃走路」の条件なんてそうそう独特なものはないと思いますし。 緊急用のようなものですしね。 >ふと気になること この邸内、ロイエス氏の「ご家族」はいらっしゃらないのですかね? いえ、領主一人というのもなかなか不思議なものですからね。 血を絶やさないことも義務の一つでしょうし
さて、あと4時間ほどですから装備他は要確認ですね。 私は一度間違えたことがあります。 気を付けましょう。