【CP】これじゃ募兵の手伝いにも回せない

岩岡志摩

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シナリオID:926

オープニング

●緩みすぎだ
 リーンエス王国の中でも、シルトラース帝国との国境に程近い場所を領土とする貴族がいる。
 その貴族――ウォレス伯爵家では、先代当主が最近病で亡くなり、今は唯一爵位を継承できる権利を持った者が後を継いでいる。
 この人物は男性でなかったことから、爵位と領土を継ぐにはそれなりの困難があったが、唯一の血縁であることと、以前から病気がちだった先代の代理を務めていたことなどが考慮され、認められた経緯がある。
 だからといって『責務』が軽減されることはなく、今も国境付近の防衛や帝国から来た難民達への対処、及び難民キャンプへの支援など、王国の要求する任務に可能な限り応えているため、財政事情は明るくない。
 それでも新米の伯爵は務めを果たすべく、日々奮闘している。
 そんな伯爵のもとへ、ある1通の手紙が届けられる。
 内容を見た伯爵は文面から目を離し、額に手を当ててうなだれた後、1人の隊長を呼び出す。
「お呼びですか」
 部屋に招かれた隊長が問うと、伯爵は近くに来るよう促す。
「ここにある砦に程近い集落が、コボルトに襲われたと救援要請が来ました」
 壁に飾られた地図の一角を示しながら、伯爵は持っていた手紙を隊長に差し出す。
 ため息をつく伯爵に案ずる声をかけながらも、隊長は手紙を受け取る。
「確かここに詰めている兵士達は新人が多いですが、装備と兵站は整えていましたから、彼らだけでも何とか対応が――」
 そこまで言って、隊長は伯爵の様子に顔をひきつらせる。
 伯爵の表情はひどく険しい。
「……まさか、対応しなかったのですか?」
「その内容を読めば分かります」
 言われた隊長が手紙の内容に目を向ける。
 文面には様々なことが書かれていたが、要点だけ抜き出して整理すれば、砦からの報告はこうなる。
 ――近くの集落からコボルト達に襲われたと救助要請がありました。どうしたらいいでしょう?
 読み終わった隊長も、伯爵と同様に額に手を当てため息をつく。
 ――どうしたらいいでしょう、などと言う前にさっさと集落の人々を助けに行け。
 隊長は内心そう毒づく。
 それをせずに、ただ手紙を送ってきてどうするつもりか。
 仮にそれが自分達の手におえない相手だったとしたら、その情報を少しでも集め、報告すればいい。
 それだけの話のはずだ。
「そして、集落を襲ってきたコボルトはかなりの数がいる模様……ですか」
 手紙の内容のひどさに、隊長は苦笑いを浮かべる。
 せめて正確な数を把握してから手紙を出してほしい。
「この兵士達ですが、何事もなければ難民キャンプでやっている志願兵募集への手伝いとして派遣する予定でしたよね? 別のところから兵を派遣させる方がいいのではありませんか?」
 少なくとも、この手紙を届けてきた兵士達を今の状態で難民キャンプに向かわせるなど、隊長は容認できない。
 伯爵もそれは同じだったのだろう、重々しく頷いた。
「私と動かせる兵で現場に向かい、先行して情報を集めてきます」
 早速隊長が現場へのフォローのために動き出す。
「お願いします。ですが派遣を見送るだけでは解決にはなりません。この兵士達を育てることも必要でしょう」
 伯爵は表情こそ変えていないが、内心は新人兵士達への不満が渦巻いている。
「そうしますと、人手が必要になります」
 隊長の言葉に伯爵は頷く。
「既に冒険者ギルドには、依頼を出しています」
 ――集落を救うための戦いを見せてくれる冒険者達を募集する。熟練や初心者の区別は付けない。
 ギルドに向かう使者にむけ、伯爵はそんな要望をギルドに伝えるよう言い含めていた。
 隊長や依頼を出した伯爵は、現地にいる兵士達を叱り飛ばしたいところだが、その役目は募集に応じ、現場に向かってくれる冒険者達に譲ることにした。
 こうしている間にも被害は増えていくことだろう。
 今自分にできることは、少しでも被害を減らすことだと伯爵と隊長は気を引き締め、それぞれの務めに臨んでいく。

●依頼
 使者より一連の話を聞いた冒険者ギルド職員アルヒ・ラスカスも、伯爵や隊長と似たような表情を浮かべていた。
 この伯爵だが以前にも【死軍】の際に、峠を占拠した魔獣やアンデッドの撃退や、帝国からの難民を受け入れた集落の改善など、様々な依頼をギルドに出しており、冒険者達の尽力で解決できた事例も少なくない。
 このため伯爵は冒険者達への感謝を忘れておらず、信頼していた。
 そのことを知っているアルヒは、意識を切り替えて依頼斡旋をすすめていく。
「現在国境近くの集落にコボルトの群れが襲撃をかけた。今回の任務はその集落を襲ったコボルト達を駆逐することだ」
 アルヒは使者より借りた現地の地図を、依頼に応じてくれた皆様へと見せていく。
「既に現地には伯爵の手勢が別動隊として到着し、生き残った人々の避難誘導とコボルト達の誘引を始めている」
 最新の情報では、既に現地では伯爵の差し向けた別動隊の奮闘により、なんとか集落の住民達全員を別の場所へと避難させることに成功した模様だ。
 その過程で、この別動隊は集落からコボルト達を外へ引き剥がすことにも成功し、近くにある平地への誘引を終えているとのことで、敵の詳細な情報も収集することができた。
 ただし今回伯爵が別動隊として派遣できたのは、いずれも授恵者を含まない一般人ばかりで、コボルト達を撃退するには授恵者である皆様の力が必要とのことだ。
「コボルト達を倒した後の処理は、別動隊として伯爵が派遣した部隊が行う」
 そう説明するアルヒ自身も、皆様への増援として現地に向かうようだが、ある懸案についても皆様に依頼する。
「砦にいる新人兵士達を戦場へ引っ張り出すから、コボルト達を倒すついでに、彼らを鍛えなおしてくれないか?」
 使者の話によると、砦に詰めていた兵士達は最近配備された新人ばかりで、実戦経験が皆無らしい。
 それまではアンデッドやら魔獣といった敵を見る機会がない場所に詰めていたので、気の緩みもあったようだ。
 敵が来たなら迎撃に出て人々や集落を守るという、本来の役割を果たせなければ話にならない。
 伯爵も、今回は戦場の厳しさを叩き込む荒療治が必要だと判断したようだ。
「指示がなくても、今回のような事態になれば出撃して人々を守れるよう鍛えなおすことができれば、やり方は問わないと伯爵は言っている」
 そのために伯爵は、最終的な責任は自身が負うとの文書をギルドに送っており、必要な手配もしている。
「これが、みんなが兵士達に指示を出す権限があることを認める証明書だ。今回の依頼が終われば回収するのでなくさないように頼む」
 そうアルヒが言って、皆様に渡したのは『臨時隊長証明書』と書かれた紙だった。
 この紙があれば、今回に限り皆様は現地にいる新人兵士達を従わせ、指示を出す権限を保証してくれる。
「新人兵士達を鍛える方が大変な気もするが、どうかみんなの手でコボルト達を倒し、新人兵士達を良い方向へ導いてやってほしい」
 そう言ってアルヒは皆様へ頭を下げた。

解説

●目標  コボルト達の殲滅  副目標:実戦を介し新人兵士達を鍛えなおす  失敗条件:人的被害が出る ●登場  コボルト×21  集落に襲いかかったコボルト達。射程0の槍を装備する個体が12体、射程10の弓を装備する個体が9体で構成。それぞれ略称『槍狗』『弓狗』。  現地兵士達×40  現地近くの砦に配置換えで配属された新人達。実戦経験は皆無。略称『新兵』。全員一般人で武装は射程5の弓で統一。  指示を出せば従うが、未だにコボルトや敵への怯えを見せ尻込みするなど、色々と足りていない。  アルヒ・ラスカス  今回唯一の増援。ヒーラーで使用可能スキルはヒール、解呪。皆様の指示に従う。  別動隊  伯爵が手配した人員。上記コボルト達の誘導や集落にいた人々の避難誘導、護衛などに忙殺され、戦闘が終わるまで皆様からの要請には応じられない。  状況  とある集落の西側に広がる平地。現地到着予想時刻は正午で天候は快晴。集落の人々は別動隊により避難完了済み。  皆様は既に下記の場所へ新兵達と共に回り込んでいるため、下記見取り図内の好きな場所から出発できる。  また今回皆様には、上記新人兵士達に命令や指示を出すことを認めた『臨時隊長証明書』が人数分発行されており、今回の依頼終了後回収される。  以下簡易見取り図。1マスあたり10m×10m。  ↑北      ABCDEFGHI→集落  1 岩 岩 岩 岩  2  3岩 岩 岩 岩 岩  4    ←◆◇  5  ←◆◇ ←◆  6    ←◆◇  7岩 岩 岩 岩 岩    8  9 岩 岩 岩 岩  ◆◇:コボルト。◆1つあたり槍狗3体、◇1つで弓狗2体の構成。  岩:大岩。冒険者2人が横に並んで身を隠せるくらいの大きさ。

マスターより

 今回増援として、職員ギルド職員のアルヒ・ラスカスというNPCが同行します。  今回被害を受けた集落への対処や戦後処理につきましては、伯爵やその配下が責任をもって行います。  皆様にお願いしたいのは、あくまでコボルト達を倒すことと、新人兵士達を鍛えることですので、そちらへの専念をお願いいたします。  最終的に五体満足で終わるのであれば、新人兵士達への物理的指導(ひっぱたく、拳骨程度)も伯爵は認めています。  ただあまりにも依頼とかけ離れた行動につきましては、マスタリング対象になる可能性もあります。  ご不明な点がございましたら、出発36時間前までの質問でしたらアルヒが答えられる範囲は答えます。

リプレイ

●包囲
 岩が並ぶ平地を、武装したコボルト達(以下『槍狗』『弓狗』と略)が一塊になって進む。
 この狗達は近隣にある集落を襲っていたのだが、その件で初動が遅れた新兵達は、ナタリア・フィッツジェラルドから叱責を受けている。
「兵士……ひいては公僕は民の財産と権利を守るためにあり、それを脅かす敵を蹴散らすのが仕事だろう。それなのに敵を前に縮こまるとは何事だ?」
 ナタリアが問題としているのは、集落の人々が襲われたにも関わらず、この新兵達が出撃しなかったことだけではない。
「無理に敵を倒そうでなくても、犠牲を抑えつつ我々が来るまでの時間稼ぎという手も、敵が具体的に何を仕掛けてきたのかの報告等もあるだろうに」
 狗達に関する情報収集を怠ったことも含まれる。
「それさえも出来んのなら、税金泥棒、末代までの恥だぞ」
 それだけ言うと、ナタリアは予め同じ冒険者達と相談して決めた所定の配置につく。
「戦いは数・能力・目的の把握で決まるんだ」
 ロイ・アウレアは今回鍛錬を任された新兵40人を散開させる前に、訓示を行う。
 今回数はこちらが勝り、能力は冒険者達が加わればこちらが優勢。目的はこちらの方が明確になっている。
 ロイが冒険者ギルド職員アルヒ・ラスカスに確認したところ、今回の新兵達の得意とする武器は槍と弓らしいが、生存性を高めるなら弓で統一した方がいいとの意見をアルヒからもらっている。
 現状把握を終えたロイは、新兵達に戦闘中の注意点を教えていく。
「交代と補充は迅速に。一射ごとに冷静に。無駄撃ちは禁ずる」
 ロイは新兵達の装備が射程の短い弓であることを考慮し、数列に分かれての射撃を指示していた。
「敵の数はこっちの約半分、特異個体もいないからあっとー的に有利な状況だよ!」
 アルマ・ヴァレンタインはカリスマスキルや演説スキルを駆使し、緊張の色を隠せない新兵達を勇気づけていく。
(こんなのでもいくらか戦意があがるといいんだけどー……)
 新兵集団を実戦で鍛え上げる。
 言うのは簡単だが、ろくな経験のない者達に実践させるには、まず恐怖を克服することが肝心だろうとアルマは判断し、今は鼓舞に努めている。
「ボクたちの指示をしっかり聞いて、まずは戦って勝つってことを実感してね! いじょー!」
 アルマの後を、キーゼが引き継ぐ。
「此方からの要求は一つです。こんな戦で死なないこと」
 キーゼは戦術眼を駆使して、敵の動向を把握しながらも、新兵達にシンプルかつ明確な目標を示す。
 超視覚も駆使して把握した限りでは、こちらの数の方が多く、地の利もこちらにある。
 あとは殲滅にどのくらい時間がかかるのか、といったところか。
(はっきり言えば今後の生き地獄を考えるなら、ここで死んだ方が幸せかもしれませんが、ね)
 キーゼは今回の新兵達が今後派遣される場所や、予想される未来を考慮し、内心そう呟いた。
「新兵訓練ついでに討伐たぁな。新兵への大まかな指示は、アウレアの旦那に任せとくか」
 ゴブロウタはいざ戦闘になれば、自分が新兵1人1人の駒かい挙動にまで気を配れないと判断し、それが可能な仲間に任せるつもりでいる。
「まあ、近々デケェ戦もあるってことだろう、そんときゃ頼りにしてっからよ。今はこっちが頼りになっとかねぇとな」
 それも踏まえた上で、ゴブロウタは新兵達にこれだけは伝えておく。
「戦場ではお前さん達に逃げる敵の追撃とか、追加で指示が出ることもありますので、そこは心しておいて下さい」
 ゴブロウタが頑張って丁寧に言い添えた後、ロイの命令を受けた新兵達は、周囲にある岩陰や岩の上へと散らばっていく。
「新兵さんたち……初々しいすね。俺もあんな頃があったって思うと……」
 マタリキー・T・ヒーローは配置につく新兵達を見ながら感慨にひたるも、一方で内心こう思う。
(いや、俺もまだまだ新人なはずすね? 周りの先輩たちのノリにあわせてたすけど……)
 周囲の新兵達よりも経験を積んだマタリキは、ある意味新人の頃の心構えを忘れていない……とも言えた。
 そして周囲にある岩の群れを利用して、散開を終えた冒険者と新兵達は、狗退治を開始する。

●開戦
 狗達の先頭をおさえるべく、キーゼが狗達の進撃先に立ち塞がる。
 既に行使したサークルプロテクションによって、キーゼより守護の力を秘めた光が周辺に放たれ、守るべき対象のみ淡い光に覆われている。
「敵は依然として密集態勢を維持したまま前進中ですか。好都合です」
 キーゼは狗達を使用する武器で区別せず、まとめて始末するつもりだった。
 弓狗からの射撃が届くよりも前に、キーゼはダマスカス鋼の魔弓Reの弦を引き絞り、炸光矢3を行使。
 弓弦を鳴らしてエーテルを籠めた光の矢が撃ち放たれ、キーゼが指定した空間で炸裂すると、まき散らされた光の破片が周囲の狗達を引き裂き、瀕死のダメージを負わせていく。
「この後の新兵介入時は、取りこぼした敵を処理するとしましょう」
 キーゼの呟きと入れ替わるように、ロイが周囲の兵達に『合図』を送り、指示を出す。
「耳を澄ませ、目を開けろ。恐れるな。お前が守った奴がお前を守る」
 新兵達が岩陰や岩の上から身を乗り出して矢を番える間に、ロイはゴブロウタやマタリキーに連携して敵を抑え込むよう頼み込む。
「了解です。アウレアの旦那やヒーローとタイミング合わせで一気に征きます」
 ゴブロウタはロイの要請を受諾し、マタリキーも承諾すると、ゴブロウタのいる場所へと疾走する。
「俺の役目は強襲と囮すかね。できる限り後ろの方の槍コボをひきつけておくと、新兵さんたちの負担が減ると思うんす」
 マタリキーは自分の防衛をゴブロウタに託すと、サウンドボマーを駆使して増強させた声をコボルトへと放つ。
「お前らのかーちゃんで――」
 爆音のように響いたマタリキーの声を聞いた狗達は、その内容が理解できなかったようだが、侮辱されたことはなんとなくわかったのか、いきり立ってマタリキーの方向へ弓矢を放ち、槍を構えて突進してくる。
「いや、数。数やば。軍団じゃないすか」
 マタリキーが思わず叫んだとき、その前へとゴブロウタとダマスカス鋼の盾Reが割り込み、弓狗の矢を防ぐ。
(ただ殴り合うだけだと弓狗も俺に注目しねぇ。「槍狗抜いたら次はテメェらだ」と思わせる必要はあるだろう)
 ゴブロウタは後方の弓狗を倒すと見せつつ槍狗を迎撃し、マタリキーも闘気槌を行使。
 槍狗の槍を跳ね上げたゴブロウタが、ダマスカス鋼の祭刀Reを斬り下ろして斬撃を浴びせ、マタリキーもダマスカス鋼の盾に纏わせた巨大な光塊を、狗達へと叩きつける。
 既にキーゼからの攻撃で損傷が蓄積していた狗達は、それぞれの攻撃で生命を断たれ、血を噴いて倒れていく。
 そしてロイが事前にアルヒより借りた笛も使い、数段構えの新兵達に射撃を命じる。
「岩の上にいる者は、まず敵集団の外側にいる弓狗達へ攻撃! 残りは他の弓狗達へ集中攻撃だ!」
 直後岩陰より身を乗り出した新兵達より、射程範囲内にいる狗達へと矢の雨が襲いかかり、次々とその身に突き刺さっていく。
 指示を出しながらも、狗達の進撃先へと回り込んだロイは、ダマスカス鋼の強弓Reの弦を引き絞り、炸光矢3を行使。
 弓弦が矢を放つ響きと共に、エーテルを籠めた光の矢が狗達の間に吸い込まれて炸裂し、飛び散った光の破片が狗達の命を刈り取り、血煙の中に討ち倒す。
「よし。懐に飛び込む前に、メテオライト2でデカいノックだ」
 ナタリアはロイやゴブロウタ、マタリキー達の連携攻撃により狗達が削られたのを確認すると、岩陰から身を乗り出し、残る狗達を射程に捉えていく。
「戦えば犠牲は出れど、戦って死ねとは言わん。だが武器を取ったからには今の自分に出来る事だけをやれ」
 ナタリアは必死の形相で弓を射る新兵達に、そう伝えるとメテオライト2を行使。
 ナタリアの周囲に顕現した無数の光弾は、驟雨と化して狗達へと降り注ぎ、狗達のみを打ち据える。
 その身を穿たれた狗達の血がしぶき、倒れていく中、ナタリアとは狗達を挟んで反対方向にいたアルマも攻勢に加わる。
(装備と兵站も大事だけど、肝心の兵士さんにやる気がなかったのって一番問題な気がするー……)
 内心そう思いつつも、アルマは周囲にいる新兵達の射撃に合わせる形でメテオライト3を行使。
「そういうボクも宮仕えとか軍人さんになったことはないから、あんまりエラソーなことはいえなんだけどね」
 自戒と共に、大量の小さな光弾がアルマの周囲に出現すると、次々と狗達へと殺到して雨のように狗達の身を乱打する。
 大量の光弾を浴びた狗達は、全身の至る所に風穴をこじ開けられて絶命し、足元に作られた血の泥濘へと倒れていった。

●殲滅
 先頭にいた狗達を殲滅した冒険者達は、新兵達と共に後方に残る狗達を包囲し、矢の雨を浴びせていく。
「今撃った列は次の射撃準備! 2列目は南東の狗を射れ! 3列目は天に向けて撃て!」
 ロイは周囲に散開させた新兵達を数列構えの陣に組み換え、間断なき射撃を実行させている。
 その中で弓狗との射線が開いたと見たロイは、ラピッドショットを行使。
 弓弦を2度慣らし、立て続けに放たれた2本の矢は2体の弓狗へと飛翔し、それぞれの頭を貫いた。
「守りはオレ達が引き受けているんだ。落ち着いてやれば殲滅できるはずだ」
 頭を射抜かれ、絶命した弓狗達が血を噴いて頽れるのを見送りながら、ロイは射撃に専念するよう新兵達に言う。
「ここまでくると、槍狗や弓狗の区別をつけなくてもいいかな?」
 アルマは身を乗り出しすぎて狗達の反撃にあい、負傷した新兵達を回収しながら戦場全体を見渡す。
 後ろに残っていた狗達も、新兵達の矢で損傷が蓄積しつつある。
「しっかり当てられるようレゾナンス・オブ・ヴァローのフォローも入れるね」
 ――プラス勇気付けに。
 アルマはヒーリングオーラを駆使して、治療を終えた新兵達に向けレゾナンス・オブ・ヴァローを行使。
 アルマの声と共に、解き放たれたエーテルが淡い光となって新兵を包み、その身体能力を向上させていく。
 このときキーゼは数名の新兵を引き連れて、仲間達の攻撃を受けてもなお息のある狗達を『処理』していた。
「僕達がしているのは殺し合い、だと理解するべきですので……命を奪うということをその身で覚えてください」
 新兵達にも着実に狗達を絶命させながら、キーゼの動きは淀みなく、逃走を図る狗も逃さない。
「ここで逃したらどこかの集落が再び被害を受けるでしょう。ですから取りこぼしがあってはいけません」
 新兵達を指導しながら、キーゼは逃げる狗に追いつき、その頭に向けエーテルブローを行使。
 眩い光を宿した武器を振り下ろし、骨を砕く異音と共に狗の頭を叩き潰したキーゼは、狗の絶命を確認すると次の狗へと視線を向ける。
「俺に関しては躊躇するな。撃ち続けろ。狗連中を逃がすな」
 ゴブロウタは自分の背後にいる新兵達に向け、自分に構わず射撃を続けるよう指示を出す。
(半数減るまでは足止めしてぇ。こっちがヘマうってるって思わせるのも一計だろ)
 ゴブロウタは狗達の逃走を防ぐため、あえて自分を弱く見せる演技をすることも視野に入れていた。
 その一方で、ゴブロウタは新兵達の射線を自分の体が遮らないよう、注意して動くことも忘れない。
「俺が近づけば近づくだけ、弓コボたちは新兵さんたちに攻撃する気をなくすと思うんすよね」
 ゴブロウタと連携して動くマタリキーも、新兵達への攻撃を警戒しながら狗達との交戦を続けている。
「そのようですね。狗達はこのまま手分けして倒しましょう」
 短く言い交わすと、ゴブロウタとマタリキーは左右に分かれ、残る狗達を挟みにかかる。
 まず狗達の後方へと回り込んだゴブロウタが、殺界を行使。
「ということで、長射程で槍コボをいっぱいキャッチして一気に倒すっす」
 マタリキーも狗達の前方に回り込むと、同じく殺界を行使。
 エーテルブレードによって、ゴブロウタとマタリキーそれぞれの武器に纏ったエーテル光がさらに長大な刃を形成し、不可視のエーテルが周囲に張り巡らされ、射程内にいた狗達の通過を阻止する。
 やや遅れて肉を裂き、骨を砕く異音が複数響き渡り、狗達の命が次々と刈られていく。
 ゴブロウタとマタリキーの殺界を逃れた槍狗数体にも、別の狗をダマスカス鋼の祭刀Reで屠ったナタリアが疾走して迫り、射程に捉えている。
「敵弓隊は先のゴブロウタ達の攻撃で全滅したようだね。兵士達も出来ることをやれたようだ」
 ナタリアが戦術眼スキルや天眼スキルを駆使して見渡した限りでは、もう眼前にいる狗達以外残っておらず、味方の負傷者もアルマ達によって回復している。
「予定通りだ。私の攻撃でコボルドどもを一網打尽にしてやろう」
 残る槍狗達へ宣告したナタリアは、闘気槌2を行使。
 祭刀に纏った巨大な光塊が勢いよく振り下ろされ、範囲内にいた狗達の身を叩き潰した。
 頭を潰され、鮮血を噴き上げた槍狗達の体が倒れ伏し、動かなくなったところで。
 狗達との戦いは幕を閉じた。

●事後処理
 やがて別動隊が戦場となった平地へと続々と参集し、戦いの後始末をしていく。
「今回は僕達がいたのでこの結果ですが……さて、貴方達だけならどうなっていたでしょうね?」
 キーゼはヒールを駆使して残る負傷者の治療にあたりながらも、新兵達に向け言外に過ちを繰り返さないよう警告を残す。
「武器を取り兵士となった以上、今後もどのような敵が相手でも縮こまることなく出来ることをするんだ。敵は待ってくれないぞ」
 ナタリアは今後新兵達が狗以外とも戦う可能性を考慮して、そんな忠告を送る。
「ひとまず今日の戦いに勝てたんだから、兵士さん達には自信だけでもつけてもらいたいなー、とボクは思うんだよ」
 アルマは仲間達からの忠告を否定しないよう留意しつつ、今回勝ち得たものは、新兵達にとっても胸を張れるものだと言い添える。
「いやあ。弓めちゃくちゃ便利すね。あとは狙った場所に大まかでも撃てたらほぼ勝ち確定っすわ」
 マタリキーは新兵達の果たした役割を褒めつつも、改善できる点を指摘することも忘れない。
「お疲れ。オレは戦いがまだ怖いよ。だが友や家族を守る為になら立てる。次はオレ達も守ってくれ」
 ロイは戦い抜いた新兵達を労いながら、『次』の活躍に期待を寄せ、仲間達と共に帰路に就く。
 後日一連の報告を受けた伯爵は、今回新兵達の面倒を見てくれた冒険者達に対して非常に感謝し、アルヒを介しある肩書を打診している。
 もちろん強制ではなく、冒険者達に受けるか否かの判断は委ねている。
 今回の冒険者達の尽力もあり、新兵達を戦力化できた伯爵は帝国キャンプへの支援のため、派遣する部隊の編成を急がせる。
 帝国キャンプに、また一つ支援の手が加わろうとしていた。

マスターコメント

 今回ですがコボルト達への包囲が順調に進められたこと、新兵達への指揮や配備の仕方が的確に行われたことなどから、戦闘は終始冒険者側の主導で進みました。  またコボルト達の中で新兵に大きな被害を出す可能性があった弓狗を集中して攻撃していたので、コボルト達が遠距離攻撃手段を失うのも早く、被害は最小限に食い止められました。  これ以外にも、全員で力を合わせてコボルト達を殲滅させることができたという自信をつけさせたり、次があったらどうすればいいかを具体的に指摘する等、今後を見据えたプレイングもあり、これ以上ない結果をもたらしたということで文句なしの大成功です。  改めましてこのたびはご参加下さりありがとうございました。  また機会がございましたらよろしくお願いいたします。
ショートシナリオ

ショートシナリオ普通 報酬:標準6 / 4〜8人

2021年05月29日 18時57分22秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. ゴブロウタ

    出発するかは分かりませんが、日も近いのでざっくりと。 >全体  基本はコボルトの攻撃をこっちで全部引き受けながら、新兵達にどうにか「頑張った」と 思わせるところがポイントになるのでしょうか?  射程が弓同士ではこちらが負けるんで、「新兵は槍持ちを殴ってもらう」がベターそうな気がします。  その分、どう距離を詰めるかが難しいところですが。  

  2. ロイ・アウレア

    シューターのロイ・アウレアです。 コブタロウさん、またお世話に成りますね。 そうですね…達成感と自信を持つのが大事と思うので コボルトの様に連携し攻撃して貰うとかどうでしょう? >距離を詰めるか 又は、3と7の列の岩に2名ずつ身を隠し一斉攻撃で弓手排除から動いて貰うとか。 ダメ元でラスカスさんに質問させて下さい。 Q1、大岩の上には乗れますか? 上から攻撃出来たら身を隠しつつ射れるので大分楽になりそうだがなぁ。

  3. ロイ・アウレア

    おぉぅ...またやってしまった。 ゴブロウタさん、ですね、申し訳ない。 次回こそ、気を付けます。

  4. ロイ・アウレア

    時間があまりないので、今考えている動きを話しますね。 ゴブロウタさんも気に成る点や、考える動きを是非に教えて下さい。 授恵者は『3か7』の『AかI』に分かれて身を隠し コボルトがの図の位置に来たらタイミングを合せ現れて挟撃へ。 これはコボルト達の気を引き付ける囮の役も担ってます。 兵12~16名は弓を持ち『3と7』の列、『AからI』の岩の後ろに分散し待機。 授恵者が動くと同時に、弓兵は届く距離に居る『弓狗』へ一斉射撃開始。 24名は「1か9」の列の岩の後ろにやはり弓を持ち分散待機し 『3と7』の列の兵の援護と、もし倒れた時の交代要員&衛生兵&弓補充兵 岩影(38名分)に隠れ切れない兵は大岩の上からと言いたいが…枠外にも隠れる場は有ると思うので、どこかに援軍と言う形で待機。 命中率が不安なのと接近戦をする兵が増えると仲間の矢を背に受けかねないので ……ここでも持つのは弓かな? あくまでも遠距離攻撃メンバーとして考えてますが、どうでしょうか? 戦闘に成ると『槍狗』は『弓狗』を守るように立つと思うので 技名が判らないが…合図し 矢を天に向け射って、雨の様に降らせる(『雨射』とでも名付けましょうか?) のと足を狙い打つメンバーの2手に分れて同時に攻撃 この流れに持ち込めたら、1と9の岩影と枠外の兵も『槍狗』の射程に入らない距離から攻撃に参加して貰う。 ………単純に言うと『コボルト袋叩き』を想定してます。

  5. ゴブロウタ

    >作戦配置図  アウレア様の案を図示するとざっくりとこんな感じでしょうか。 ※:1マス10m四方  ABCDEFGHI→集落 1□●□●□●□●□ 2□□□□□□□□□ 3○□岩□◎□◎□○ 4□□□□←◆◇□□ 5□□←◆◇□←◆□ 6□□□□←◆◇□□ 7○□岩□◎□◎□○   8□□□□□□□□□ 9□●□●□●□●□ 敵軍 ◆:槍コボルトx3  射程0 ◇:弓コボルトx2  射程10 友軍 ○:現地兵x3~4(挟撃要員) 射程5 ●:現地兵x3(後詰)     射程5 ◎:PC配置案(後述) 確か、移動や射程の単位は1ヘクス(直径5m)で換算されているので。 1マスは射程及び移動力2として換算する感じでしょうか? 挟撃初動でどうにかしたいのは、 I列の現地兵はG4とG6の弓コボルト。H5の槍コボルトは最悪2撃目以降で構わない。 A列の現地兵は届きそうなのはD5位になりますかね。 雨射に関しては弓特有の挙動なので可能かとは思います。 が、何分着弾までに偏差が生じるので技量が要ります。相手も動きますからね。 逆に言えば足止めさえ出来てしまえば可能でしょう。 例えば、「射程内に敵が出現すれば」。 そのため、我々(PC)が初撃で直近の岩(◎の位置)から先行して奇襲をかけると良いとは思います。 現地兵はその一拍後(要は先行奇襲の同ターン最後に手番を回す)で仕掛けると効果は高くなるかと。

  6. マタリキー・T・ヒーロー

    うす、よろしくす。マタリキース。 ふんふん。そうすね、初手の挟撃に異論はないす。敵の動きを途中で止められるように殺界とかもっていってもいいかもすね。

  7. アルヒ・ラスカス

    ギルド職員、アルヒ・ラスカスだ。 今回はよろしく頼む。 Q1、大岩の上には乗れますか? A1:  乗ろうと思えば乗れるようだ。

  8. ロイ・アウレア

    マタリキーさんお久しぶりです。 混戦となり敵と新兵が接近する事態は防ぎたいので 途中の殺界足止めは是非お願いしたいです。 アルヒさん、返信に感謝します。 聞いてみるものですね…。 中心に近い6岩の上に1名ずつ配置したいな。 更に3Aと7Iに全体を見る敵情視察の役を置くのも良いですね。 是非にヒール多めでお願いします。(プレに記します) 記憶違いじゃないなら、殺界の際にヒールで援護して頂けると使用ターンが伸びたと思うのでそう言う意味でも有難いです。 (タイミングはマタリキーさんが指定してくれると良いと思いました) ゴブロウタさん、図解とアドバイス・発案とありがとうございます。 優先し攻撃をして貰うのは、4列と6列の『弓狗』で問題なしです。 むしろ火力的に分散させてしまうと殲滅が遅れるので、絞る方が良いですね。 授恵者が前後に分かれ挟撃するのは、敵を前方・後方に逃がさない目的もあるので >◎:PC配置案(後述) 個人的に、最低出発人数だった場合は避けたいですが、5名以上ならアリと思います。 初めに話した「タイミングを合せ挟撃へ」は「奇襲」のつもりで話してて オレとゴブロウタさんでしたら遠距離攻撃が有るので この図の範囲内でしたらどこからでも奇襲と言う形で参戦できると思ってました。 マタリキーさんは接近攻撃が主でしょうから ◎:PC配置案の方が都合が良さそうですね。 なので授恵者の配置と動きは、参加される方のスキルにお任せしたいと思います。 と、言う事で、コブロウタさんも◎:PC配置案でどうぞ。 (申し訳ない、2レスに分けます)

  9. ロイ・アウレア

    >現地兵はその一拍後(要は先行奇襲の同ターン最後に手番を回す) これは異存無しで、授恵者と一般兵での差で自然とそうなると思ってましたが 先走られる危険があるかも知れませんね… 指令として入れるようにします。 ラスカスさんに確認する時間が有れば、ですが 初陣と言う事で緊張してる兵士も多いと思うので、先走られたりしないよう 肝の座った兵や命中率の高い兵を内側に配置、他の方を外に配置したいと思ってます。 ん…長いと視点が分散してしまうね、次はもう少し短く纏めます…。

  10. ゴブロウタ

    >全体  他に気になるところ、となると弓狗は初動から迅速に潰すとして 漏れ出る槍狗に関してでしょうか。  下手に分散されるとちょっとばかり収集がつかなそうなので、 何らかの補強を考えたいところ。  後詰(●位置の現地兵)には  ・自身へ接近する敵を優先して射撃  ・B列の現地兵は恐らく射程外となるため、初動以降はD列へ合流  (もしくはD、F、Hを4人にして配置箇所を圧縮する)  というのも良さそうでしょうか。  とは言え、弓狗を守ろう、と動くのであれば、その特性を利用して 瀕死の弓狗を若干量残す、という搦め手もあります。  が、加減をする余裕があるかは不透明ですかね? ※:調整案  ABCDEFGHI→集落 1□岩□●□●□●□ 2□□□□□□□□□ 3○□岩□◎□◎□○ 4□□□□←◆◇□□ 5□□←◆◇□←◆□ 6□□□□←◆◇□□ 7○□岩□◎□◎□○ 8□□□□□□□□□ 9□岩□●□●□●□ 敵軍 ◆:槍コボルトx3  射程0 ◇:弓コボルトx2  射程10 友軍 ○:現地兵x3~4(挟撃要員)    射程5 ●:現地兵x3名→4名に増加(後詰) 射程5 ◎:PC配置案 >個人 ・殺界での足止めを想定する場合  →祭刀Re装備+闘気槌2x2枠 ・射程上の取り回しを優先する場合  →短杖Re装備+メテオライト2x2枠  で調整は可能です。  他方は特性(殺界使用のためそれの着脱以外)を含めてほぼ共通、 というところ。  この辺りは追加人員次第で決めようかと思っています。

  11. キーゼ

    さて、最小履行人員に満たしていないようでしたので、参加させて頂きました。 よろしくお願いします。 流れと現在出ている作戦立案については把握しましたが。 解決すべき問題点が2つ。 1.作戦で求められている練度が新兵に対して高すぎないか(新兵は鍛え直さなければならないレベルの完成度しかない点) 2.殲滅という要求に対し、敵の撤退路が残されてしまっている 1に関しては、解説にあるよう指示には従うでしょうが、応答速度と練度には難あり、でしょう。最悪こちらに誤射する可能性すらあり、邪魔にすらなる可能性もある。 今のままでは役立たずでしかない、と身体と心に理解させるべきかと。まあそういう意味では邪魔になった方が理解するかもしれませんが。 使うとすれば常時ではなく要所、だけ。それも大勢は決しない程度の使い道ですね。 2に関しては、退路を封じないと殲滅にはなりません。 人的問題もありますが、敵の撤退路は塞ぐべきですか。いくら守る傾向にあっても危険を感じれば逃げの1手になる可能性もある。 そういう点では、むしろ適度に逃げようとする個体を見逃して新兵に殺させる、というのは有効かもしれませんね。

  12. キーゼ

    現状の流れを活かすとすれば。 初期交戦地点をC,D列とし、冒険者は主に敵前に配置。新兵の配置は出ているように、でいいでしょう。 新兵はすぐに動かさず、まずは眼前の冒険者に意識を植え付けさせ、可能な限り最大火力で敵戦闘集団を無力化。前進。 横4、横6列の意識もこちらに向いている隙に、新兵指示し届くものは攻撃、ぐらいで良いかと。 幾ら指示ができると言っても、初戦ということなら恐らくレベル的に言われたとおりに射る、程度が限界な気はします。

  13. ゴブロウタ

    >補正 >>新兵の練度  I列側は集落(I列より画面右側)へ逃げる方への追撃が主。  逆にA列は反対側(A列)へ逃げる方への追撃。  ●の方は万一地図上の南北(画面上下方向)に逃げようとする敵の追撃、になるでしょうか?  そういう位置づけなら別段人数を詰める必要もなさそうですかね。  となると、我々の先行奇襲後の指示としては、  ○:A列やI列を越えて逃げようとする敵を撃て  ●:3や7行の岩のラインを越えてくる敵を撃て  我々:こちらは概ねキーゼ様の案でよさそうかと。  くらいに簡略化しますかね? >>退路遮断  私は殺界仕様へ切り替えていこうと思います。  エーテルブレード+殺界で最大限範囲を広げた方が良さそうなのでそのように。  判断を迷ってるんですが、祭刀でも殺界条件である「近接武器」に該当しますよね?  (駄目だった場合は別途装備調達してきます)  塞ぐ方向はマタリキー様の逆方向かな、とは思っていますが。  人数が揃えば四方を押さえたいところです。

  14. キーゼ

    □を入れているのでゴブロウタ氏初め戦場イメージ図が著しくわかりづらいですが… 今後のご参考までに。 機種依存やブラウザ環境などによって特に記号系は大きさが変わりますので、スペースにおける空白を無理に記号で埋めない方がいいですよ? 自分の環境で正しく表示されているから、相手の環境でも表示されるとは限らないわけで。 マスターの描いたイメージ図がきちんと縮尺生きていますが。 例えば、横3列の一番左端の○、僕の環境だとG列に来ていますので。 新兵に関してはこちらの邪魔にならない程度に動いてもらえればいいかと。 此方のフォロー有で、追撃できるかどうかぐらいでしょうね。 後は当たらなくてもいいので逃げようとする敵の勢いを止める程度ですか。 >祭刀+殺界 可能ですよ。現状、近接武器に分類されないのは、シューター武器だけですので。それこそキャスター用の杖でも可能です。

  15. ロイ・アウレア

    キーゼさん宜しくお願いします。これで確定だね、一安心だ。 新兵の動きを出来るだけ簡略化するのは賛成で オレ達が先ず引き付けとダメージを入れるのも賛成です。 新兵には、戦い方を見せる・実戦の雰囲気に慣れさせる事からのつもりでした。 敵の撤退路を絶つ件はもう一人応援に来れそうな方が居るので その方の予定が変わらなければ何とかなるって認識だったので…曖昧にしてて申し訳ない。 それで、すまないが…オレの脳が大混乱してまして 結局のところ、どう配置と指示をすれば良いのか判らなくなったので 明日、寝ぼけて無い時間に見直させて下さい。 プレには、誰か一人が代表で配置を書いて貰う方が良いとは思いますので コブロウタさんかキーゼさんのどちらかにお願い出来ませんか?

  16. マタリキー・T・ヒーロー

    うす、ロイさん、よろしくす。なんかいい感じにいくといいすね。 >フォントで崩れる問題 俺はコピペしてちょこちょこっと触ってみてるっすね。 G○○gleドキュメントさんとかで、今回ならsawarabi gothic……みたいにしたらきれいに見えたっす。たまーーにスペースもフォント次第なところあるんでなやましすね。 >方針 うーーーん。そうすね。今気になってるのは新兵さんたちの弓の射程っす。 5かあ、みたいな……。 今上がってる配置図だと、現行配置中の初期位置からは届かない可能性があるような気がしているっす。逃げるのを止めるだけならまあいいかなっていう気持ちすけど……こう……なんか「鍛え直す感」弱い気がしなくもないんスよね…。 流れとしては概ね異論ないんすけど、 ・初手:冒険者(2隊にわけてもOK)が「5」行あたりで交戦開始  →全槍コボは冒険者に向かって前進、弓コボは足を止めて射つか、射程に冒険者を捉えられるところまで前進。最終的に槍コボはC~Dあたりに固まる、弓コボはE-Gあたりで足を止めて射つ……となる気がするす。 槍コボは接近するしか能がないんで、(耐えてたら)殺界で絡め取れるって考えると、槍コボが接近する間……多分1~2ターン待ってたら新兵さんたちへの負担はほぼゼロにできる気がするす。カロリーゼロ理論すね。 あとは、今E5にいる弓隊を初手で潰せたら新兵さんたちはもっと安心安全かなとも思うす。 そうすれば、残っている両翼の弓隊を新兵さんたちに射ってもらって戦場の気分を味わってもらいつつ、槍コボをウォーリアが絡めている間に弓コブにいい感じに圧かけれたらよさそう。

  17. マタリキー・T・ヒーロー

    でもまあ、その場合でも撃ち返されるリスクはゼロじゃないんで、追い打ち的に槍コボが離れた弓コボ側に接近して圧をかけるひとは必要な気はちょっとするっす。そのヒトはちょっと危険すけど……ロイさん含めてみんな強いんでなんとでもなるんじゃないかな……みたいな気持ちでとりあえず提案してみるマタリキーでした。

  18. ゴブロウタ

    >方針 >>現地兵の配置 先に挙げた配置通り(アウレア様の案の方) >>現地兵の指示 共通:  こちらの襲撃の後に行動を開始。それまでは身を隠す  ここは相談なんですが、こちら(PC)に衆目を集める意味で行動開始を遅らせます?  例えばマタリキー様が懸念されていたE5の討伐後、とか。  一斉に出すと、相手方も分散する懸念もありますし。  「見えている敵が少数」なら正攻法で押してくるのでは、と予測しています。  それで押し潰せる(こちらにとっては押し潰される)場面も多いですし。 ○:A列やI列を越えて逃げようとする敵を撃て ●:3や7行の岩のラインを越えてくる敵を撃て  この辺りでしょうか。  後は鍛え直す(≒一端の兵士らしい行動)という意味なら、 ・敵数が減って我々が誤射を許容できる段階で「積極攻勢に出る」  (届かない地点の弓兵が移動、射程に収める等)  → 変更条件:弓狗が片付いてから?  を入れるかどうか。  ダメージ超過でこちらが倒れる、が誤射の弊害でしょうから、それが解消されれば 演習をやってもらっても良い、とは。  無論、その際は殺界なりで槍狗の足を止める必要がありますか。  なにふり構わぬ強行突破が生じる、という事故がありますし。 >>我々の動き  初期位置はC列(C3とC7に分散するかはご相談)になりますか。  共有項は「槍狗は引きつけ、逃げるなら殺界」、「弓狗はE5を中心に優先的に倒す」。  人数が満数確保されれば、狗の前後(画面での左右側)を押さえたいところですが。  現状では長めの射撃攻撃で相手の後端を叩く、が妥当でしょうか?

  19. ロイ・アウレア

    何時も何時も、皆様に鍛えて頂いてるロイです(頭下げ) マタリキーさんありがとう。気を楽にして見直しが出来ました。 コブロウタさんとキーゼさんにも、改めて聞かせて頂きありがとうございました。 皆さんそれぞれに目指す動きが有ると思うので授恵者の動きは一旦横に置いて 兵達の配置として、オレの初期案に少し追加したのをプレイング風に文章化してみます。 (カッコ内は皆様への説明です) ――― 〇新兵 全ての岩後に隠れ各2名 3C-I・7a-Gの岩上に隠れ各1 (※ここまでで44名配置可能ですが、アルヒ+授恵者で溢れる者もあり) 他の兵は南北の前方岩影か枠外に隠匿 〇役目 3Cと7I岩上は授恵者の指示で笛等での合図の担当(※新兵なので見落とし用心で2名です) 3と7列岩上・後は合図に合せ4と6の『弓狗』攻撃(※合図は授恵者が出し授恵者にタゲが向いてから) その他の兵は、4と6の『弓狗』が倒されてから 3-7の岩付近まで移動し全兵で『槍狗』へ攻撃 (※中央の『弓狗』は残ってても授恵者と戦闘中だと思います) また、3列7列が倒れた時の交代要員&衛生兵&弓補充兵も兼ねる ――― その他の細かい動きの指示 例えば「A列やI列を越えて逃げようとする敵を撃て」とかは 皆さんのプレに記す形で、その場、その場で声を掛ける様に入れるのはどうでしょう? 戦闘前に伝えても緊張し忘れる可能性が大きいですので。 『雨弓』はコボルト達を足止めする目的で話したので 2名で殺界をしてくれるなら無しにします。

  20. ロイ・アウレア

    また長くなりました…本当に申し訳ない。(2レス目入ります) 個人は3A岩で待機、図の位置に来た時に中央へ出て前を塞ぎ 『炸光矢3』で積極的にタゲを取ります。 そのタイミングで皆さんも攻撃してくれると思いますので 後は中央→左右の『弓狗』を優先し叩きます。 集落方向への逃避阻止は他の方にお願いしたいです。

  21. アルマ・ヴァレンタイン

    ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくー。 えー…っとだいぶ相談が進んでるみたいなのでボクは集落側に迂回して、 攻撃を受けて浮き足立ったところに後ろから魔法の範囲攻撃でも撃つようにするねー それだけだと文字数余るしー…戦闘前に演説?とかで士気でもアゲたほうがいいのかな 「ふざけるな!大声出せ!タマ落としたか!」とかそういう

  22. キーゼ

    あまり時間もないのと出先なので こちらは敵眼前に出るようにします。物理一辺倒なら問題ないでしょうし。 近接弓仕様にして遠近備えておきましょう

  23. ゴブロウタ

    >地図のズレ  フォントでのズレ、というのは確かに。  まあ、もう少しうまいこと調整できれば良いのですが… >戦闘前に伝えても緊張し忘れる可能性が大きいですので。  確かに一理あります。  ただ、出撃前の指示(アウレア様の記述)に「戦闘開始後に何らかの指示はある」旨は添えておいたほうが良いかと思います。  忘れる可能性があるにしても、一応そういった状況対応としての修正指示がある旨があると、指揮系統の混乱は抑えられるでしょうし。 >個人  5Cからの強襲で槍連中とやり合いながら、可能なら5Eの弓狗を、という形に。  そこまで好転できるとは限りませんので、槍連中の足止めくらいかな、とは思っています。  セッティングは 特性:エーテルブレード、殺界 アクション:闘気槌2x2、魔矢、ヒール(ほぼ自分用) という感じになりますか。

  24. ロイ・アウレア

    >忘れる可能性があるにしても、一応そういった状況対応としての修正指示がある旨があると、指揮系統の混乱は抑えられるでしょうし。 了解しました。 では、昨夜の書き込みで新兵の配置を 「コブロウタさんかキーゼさんのどちらかにお願い出来ませんか?」と書きましたが 「戦闘開始後に何らかの指示はある」兼を含め、配置をオレのプレに記して 具体的な「何らかの指示」については、コブロウタさんや皆さんのにプレに 【出撃前の指示】として書いて頂くのはどうでしょうか? (全てを1人のプレに書いて貰うと字数を大分食うので) 今回の依頼は「新人兵士達を鍛えること」で「物理的指導」もOKされてます。 しっかりと育てて欲しいと言う希望を汲んで叩き込んだら、新兵たちに何かしら残せると思ってます。 後は個人行動の部分で、抜けや漏れを補完していけたら良いな…と考えてます。 マタリキーさんが気にされてた「E5にいる弓隊を初手で潰せたら」 ここは個人行動で特に注力して書くね。 それでも潰せるとは限らないので手が回る人は一緒に対応をお願いしたいです。 >アルマさん その手の演説は一部の人に俄然やる気を出させそうだね。 (ある意味ご褒美…)

  25. ナタリア・フィッツジェラルド

    ヒーラーのナタリア・フィッツジェラルドだ。滑り込み参加で失礼するが宜しく頼む。 ぶっちゃけた話をすれば、武器を取ったとも一度兵士として公僕となった身の分際でコボルド相手に縮こまるとは何事だと思わずには居られないというのが強いがな。 動くとするなら前衛に立つ形で、集落に向かうのを阻止する形か。 光縛封でルートを塞ぎつつ、近接なら近接系の範囲攻撃を、遠距離ならメテオライト2をぶちかますさ。

  26. ゴブロウタ

    >【出撃前の指示】として書いて頂くのはどうでしょうか? 了解です。 こちらで必要そうなところは言及しておきます。 >E5の弓兵 初動からの強襲(奇襲?)はそちらを視野に入れつつ、という形をとっておきます。 まあ、がむしゃらに突っ込んでくる奴を放っといて他を射掛ける、まで肝が座ってる感じでもなさそうなので。

  27. アルマ・ヴァレンタイン

    ナタリアさんもどーぞよろしくー。 E5の弓狗は向かってくれる人がいるみたいなので敵の頭を押さえてもらってから、 G7の岩の裏から出てG6にいる弓狗を魔法攻撃で叩くようにするね そのあとは近場の新兵さんたちに残りの槍狗とかに射掛けてもらうよう指示をだす感じに >ロイさん ヒエッ…それがご褒美になるって兵隊さん以前にヒトとしてどうかなってボク思うんだ… 念のため演説は当たり障りのない感じに変えておくね…

  28. ロイ・アウレア

    (配置で間違えてる部分が有ったので再投稿します) ナタリアさん、滑り込み大歓迎、新兵への指導も合せ宜しくお願いします。 ゴブロウタさん、ありがとう。 『配置』『役目』『出撃前の指示(指導)』を書いたので貼りますね。 判り難い点と不足は教えて下さるか 場合によっては間に合わない可能性もあるので、皆さんのプレに記載願います。 ――――― 〇戦闘開始 図の位置にコボルト到達時 〇兵配置 ・全ての岩後に各2名 ・3C~I・7C~G岩上に各1名  ・授恵者と被る、入り切らない兵は敵に見えぬ位置(枠外?)に隠匿 〇役目 ・3Cと7I岩上は授恵者の出す指示を笛等で全体へ合図(皆のプレに合せ合図を決める) ・3と7列岩上と後は合図で4と6の『弓狗』攻撃 ・他兵は、4と6の『弓狗』が倒れたら、3~7岩付近まで移動、全兵で『槍狗』へ攻撃 (3列7列の負傷時の交代要員&衛生兵&弓補充兵も兼ねる) 〇出撃前の指示(指導)は各人のプレに記載 ―――― これ以外の下で話した件は個人の部分に入れるようにしますが 字数と相談になるので、特に必要な点は各人で記載をお願いします。 >当たり障り 了解!まぁギルドの記録に残るから程々が良いね(笑み堪え)

  29. ロイ・アウレア

    追伸です。 『雨弓』を書かないと話しましたが 逃避するコボルトが居た場合の足止め用として追記しました。 他の具体的な注意は字数的に僅かしか入りませんでした。申し訳ない。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0