【大変動】震える大樹海、悪夢の先触れ
そうすけ
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シナリオID:713
オープニング
白雲が流れる青空の下で、常緑樹の枝葉が南風に騒めいている。昼なお薄暗いサウゼル大樹海一面に、春先とは思えぬ熱い空気が重苦しく垂れこめていた。
白い蛇と古ゴブリンたちに襲撃を受けた前線キャンプのあちらこちらで、炎が上がっている。戦いの音に怯えて、普段なら聞こえるはずのざわざわとした虫の鳴き声や、木々の間で響く鳥の鳴き声も聞こえてこない。
森の端から野生のビックオウムの群れが飛び立ち、前線キャンプの上を旋回しながら樹海の向こうへ姿を消した。
ラズリーはランタンに火を灯すと、森の中に向けた。
明かりが緑豊かな風景を照らし出す。
幹や枝を太い蔓が這い、多彩な色と微妙な曲線の花びらをもつ大きな花が、ありとあらゆるところで咲いている。シダが地面だけでなく、頭上の枝にも茂っていた。
「うちらは前線キャンプの外で新たな襲撃を防ぐで。中の施設を解放しても、また襲われたら意味ないし」
打ち壊され、踏みつけられた塀を回り込んで、キャンプの南へ移動する。
途中、ラズリーに連れられた冒険者たちは、さざなみのように揺れる影やもっと深い闇の中でかすかにうごめく影を見た。
「……確実に来とるな」
大樹海にはジャガーやアナコンダのような大型の捕食者のほかにも、多種多彩な猿たちが生息している。だが――。
南の闇から冒険者たちに向けられる視線には、明確な殺意と絡みつくような憎しみが感じられる。違う、蠢く影の正体は野生生物ではない。
「BDから聞いた話やと、古ゴブリンたちのほかにも、魔獣やクリーパーがキャンプの周りをウロチョロしているらしい。ごちゃまぜで襲ってくるかもしれへん……みんな、気抜いたらあかんで」
ゴールディの情報屋に言われるまでもなく、冒険者たちはすでに戦闘態勢に入っていた。
「あ、そや。古ゴブリンたちは絶対に殺したらアカンで。ドン・ゴーフルにきつく言われてるねん。頼むわ」
●
前線キャンプから少し離れた大樹の枝の上。武器を構えた冒険者たちを見下す黄色い目があった。小柄な体をマントに包み、顔はフードの影になってよく見えない。
「こんなところで止まる。おかしい。なぜだ、知恵あるゴブリンを滅ぼしたいのに、ゴールディを潰したいのに……。何がダメなのかわからない。噂、流したのに意味がない」
黄色い目はイライラと足を踏みかえて枝を揺らすと、手にしていた毒々しい色の林檎を握りつぶし、下に落とした。
地面に落ちる前に、古ゴブリンたちが四方の草むらから飛び出してきて、汁を垂らす崩れた林檎を奪い合う。
胡乱な目をした白い蛇が大口をあけて、最後に林檎を手にした古ゴブリンを丸飲みにした。
――かと思うと再び口を開き、飲み込んだ古ゴブリンを吐き出した。器用にも舌を使って林檎だけをもぎ取り、食べたようだ。
それを見ていた枝の上の黄色い目は、肩を細かく揺らしてクスクス笑った。マントの内に手を入れて新たな林檎を取りだす。
「行け。行って、潰せ。何もかも潰してしまえ。オレが幸福のうちで死ねるように、知恵あるゴブリンもそれを助ける馬鹿たちも、皆殺しにしてしまえ!」
キャンプの南端で警戒態勢をとっている冒険者たちに向かって林檎を投げる。
古ゴブリンと白い蛇が、林檎が落ちた方向、前線キャンプを目指して一斉に走り出した。
周りをうろついていた大型の魔獣が彼らの進撃に驚き、慌てふためいた。逃げ場をもとめて、やはり前線キャンプへ向かう。
大樹海の最奥で、恐怖が歪んだ咆哮をあげた。
解説
マスターより
リプレイ
地響きが次第に大きくなってきた。
ラズリーの銀髪を興味深げに眺めるナハティガル=ラーの横で、バーネット・フォーサイスが景気づけと称し蒸留酒をあおる。
ケン・Z・ブラッドリーは肩を回して筋肉をほぐすと、鋼の大太刀を抜いた。まだ交戦までに時間の余裕があると見て、しばし思いにふける。
「このタイミングで仕掛けてくる……か」
ゴールディで犯罪が頻発していた。日中の略奪、誘拐、放火……野蛮が幅を利かせ、文明レベルが一気に後退したかのようなありさまだ。それに呼応するように、大樹海の懐から野生生物やクリーパー、果ては古ゴブリンたちまでが、一斉に北を目指して移動を始めていた。
どうもこの大樹海に端を発する一連の騒動の裏に、悪意を持って意図された企みがあるような気がしてならない。
(ま、いま考えることじゃねえな。集中だ、集中!)
他の者たちもそれぞれの戦法に適した位置につき、武器を手に身構える。
事前にざっくりと戦いの方針を仲間内で話し合い、決めていた。
古ゴブリンの不殺はもとより、白い蛇も誰かの命が脅かされない限りは殺さない。キャンプを襲うのが魔獣の類であれば、後願の憂いを断つためにも、躊躇せず倒すことになっていた。
(魔獣は倒す、蛇は調べる。この人数ならば難しい事じゃあ無い筈!)
アリア・ティーダは右腕をあげた。
不殺を掲げる者は、相手の攻撃に対してタフでなくてはならない。親指を折りたたんだ手のひらから、守護の力を秘めたオーロラを周囲に放ち、仲間の防御力をあげる。
同時にアルマ・ヴァレンタインが、言葉によってみんなの闘志を掻きたてた。
「ここは絶対に通さない。ここに立つボクたちこそが前線キャンプ、ううん、ゴールディの希望だよ!」
おう、と答える声がきれいに重なり、一体感をもたらす。
ケンは大太刀を構えたまま、空に意識の目を飛ばして戦場とその周辺を見下した。
「んじゃ……一狩りいきますか」
ズシリと重い音がした。メキメキと幹がへし折れる音がする。
冒険者たちが待ち構える前方で枝葉が激しく接擦れ、騒めいた。
突如として起こった凄まじい異音に聴覚を刺激されて思わず仰ぐ。――と、葉や細枝を滝のように振りまきながら、巨木が冒険者たちの頭上に倒れてきた。
「大樹海の中で何が起こってるっつーんだよ!?」
「知らん」
ハヤト=ガラン=ヴォルファングとナハティガルが左右に跳び別れ、倒木の直撃を避ける。
もうもうと土煙が上がり、視界が悪くなった。
「来たぞ!」
セリオス・オーガストが弓に矢をつがえる。
土と草を踏み散らしながら、まさしく肉の塊ともいうべき巨体が土煙を突いて出てきた。
長じた野牛が狂った末に禍々しい筋肉を幾重にも纏って大きくなった、ロングホーンと呼ばれる魔物だ。
ナタリア・フィッツジェラルドは天に祈りをささげ、ロングホーン眼前に、天から光輝を放つ六角柱を降ろした。
「この先へ行かせはしない」
「うん、行かせないようにしよう」
アスティン・ヴェルラインも鋼の弦を引き絞り、先端に重力波のエーテル力場を収束させた矢を放った。六角柱の上を飛び越すように山なりの軌道を描いて飛んだ矢は、ロングホーンの背に当たり、その足をよろめかせた。
進路を妨げられた魔物は光る六角柱の前で立ち止まると、体の向きを斜めに変えた。再び北を目指して駆けだし、長く尖った二本の角で前を阻むハヤトを狙う。
「六角柱は無理でも俺なら倒せる、とでも思ったのか? はっ、そう簡単にやられてやるかよ」
「そうだそうだ。やっちゃえ!」
アリアがハヤトの持つ武器を淡い光で包み込む。
腹を突き破られそうになった瞬間、ハヤトは神眼法を用い、半身を開いて角をかわした。
通り過ぎる巨体に光を纏った鋼の短剣を突き立てる。
「うらぁ!」
反対側では、ナハティガルが巨体に短剣を突きたてていた。
「――これは、傷痕?! しかも新しい。既に何かと交戦した後なのか?」
ナハティガルがつけた傷のすぐ横に、まだ塞がり切れていない肉のえぐれた跡があった。暴れ狂う巨体を避けて飛びのく際に、さっと魔獣の体全体に目を走らせてみれば、あちらこちらに大小様々な傷跡があることに気づいた。
とくに、後足。尻から太ももにかけて、ぐじゅぐじゅとして異臭を放つ火傷がひどい。
「射線を塞いでいる。もっと後ろへ下がってくれ、ラー!」
セリオスはナハティガルが脇に移動すると同時に、痛みに足を止めて吼える魔物の太い首へ一番矢を撃ちこんだ。一番先の矢が的に当たってまだ下に落ちない時に、 もう一番後の矢を弦につがえている。
「次がすぐそこまで来ている。速攻で倒すぞ!」
「わかってるよ」
ケンは一気にロングホーンとの距離を詰めると、エーテルを纏わせて長く伸ばした大太刀を振るった。
「くそ、固てぇ……」
一気に首を切り落とすつもりだったのだが、固くて厚い筋肉に阻まれて、骨に達する前に止まる。
ケンは大太刀を魔獣の首に埋めたまま、両手で握りしめる柄に全体重をかけて押し切ろうとした。
荒々しく鼻息を吹きだして、ロングホーンが勢いよく首を振った。ケンが大太刀ごと振り飛ばされる。返す首の振りで、今度は脇腹を切りつけていたハヤトが払い倒された。
巨大な蹄が、転がったハヤトの腹を踏みつけにいく。
「どこを見ているのですか、このウスノロ牛! 私が貴方の相手です」
フリーダ=ブロムヴィストは殺気で尖った言葉をエーテルに乗せ、ロングホーンに放った。
挑発されて怒ったロングホーンが、フリーダに突進する。
バーネットは宿り木の杖の先に蒸留酒を吹きかけると、くるりと空気をかき混ぜて、杖の周りの空気を冷やした。その空気をエーテルで固めて氷の矢を作りだす。
「そらっ、ちょっと頭を冷やして立ち止まれ」
バーネットの攻撃で勢いが落ちたところへ、今度は全身をエーテルで包み込んだフリーダが盾を前にして正面からぶち当たる。
強烈な体当たりで衝撃波が生じ、ロングホーンの巨体が後ろへ弾き返された。
肉を波打たせて着地したところを狙い、ラズリーが光の縄を前脚に打つ。
その時――。
「うわっ!」
冒険者たちの頭に石矢の雨が降り注ぐ。
●
「古ゴブリンだ!」
アスティンが急いで森の手前にエーテルの光弾を撃ち込み、濃い煙幕を発生させた。敵の視界を遮って、体勢を整え直すための時間をかせぐ。
「そう長続きはしないだろうけど、少しでも矢の数を減らして前線への圧力を弱めないとな……」
石矢の一斉射撃が収まった隙に、アリアとアルマがそれぞれ癒しの光を広げて仲間の傷を癒す。
「古ゴブリンも魔獣も、両方相手にしていられないよ。早く倒しちゃって」
「ああ、ドンの厳命ある以上、古ゴブリンを死なせる訳には行かないのが厄介だな――」
俺がやる、といってナハティガルはロングホーンに近づいた。
「せめて苦しまずに――逝け……!」
前足を折ってうずくまったロングホーンの首の後ろに手を添えると、首のつけ根のすぐ下で隆起した部分に鋭く、深く、心臓に達するまで刃を突き刺した。
声をあげずに絶命したロングホーンが横倒れになると同時に、濃煙の壁の高みから巨大な白蛇の頭がぬっとあらわれる。
その下から、雄叫びをあげながら石斧を振りかざしした古ゴブリンたちが走り出て来た。
(襲撃しに来たのは魔獣のみならず古ゴブリンと白い蛇もか……)
ナタリアは鋼の祭刀を鞘に納め、大樹の杖を持ち直した。これで敵を迎え打つ。打ち所さえ間違えなければ、殺すことはあるまい。
(不殺はドン・ゴーフルのオーダーだからな。まあ、従うさ)
次の瞬間、目の前に迫った古ゴブリンの腕の筋肉が躍動し、石斧を猛烈な勢いで振り下してきた。
体を低く沈めて脇を抜けながら、大樹の杖の先を腹に突き入れて倒す。
「ナタリア、古ゴブたちは何を言うてるんや?」
粘り気のあるエーテルの光玉を石斧使いたちの真ん中に落としながら、ラズリーが言う。
「特に意味はないと思う。戦意を高めるために叫んでいるだけだろう」
バーネットは光玉に絡み捕られた古ゴブリンたちをじっと観察した。
「……敵を確保できれば、多少なりとも状況の理解になるかね」
「意思の疎通ができれば、だけどね。でも、捕まえてみないことには始まらない」
アスティンは致命傷を与えないように、手や足を狙って矢を射った。相手はエーテルの光玉に絡み捕られて動きを鈍らせているとはいえ、じっとしているわけではない。
動く標的の、それも細部を狙って撃つとどうしても命中率が下がってしまう。
「襲い掛かってくる奴らを殺すなっていうのも、なかなか厄介な依頼だな」
エーテルの光玉に捉えられなかった古ゴブリンは、癒し手のアリアやアルマに目をつける前に、セリオスが太ももを撃ち抜いた。
倒れた古ゴブリンに、素早くロープや光の縄が掛けられていく。
そこへ再び、石弓が降り注いだ。
「ちょっと! よく狙って矢を飛ばさないと、仲間に当たっているぞ」
アリアが怒りながら古ゴブリンたちの体から矢を抜き、ヒールで癒していく。
冒険者たちが受けた傷は、アルマとナタリアが手当てした。
アスティンたちが反撃する。
そこへ、白い蛇が濃煙の壁を突き破り、激しく身をくねらせながら猛スピードで突っ込んできた。
「危ない! 逃げて!」
盾を構えたフリーダが正面から受け止めるも、勢いに押され、弾き飛ばされてしまう。
「フリーダ!」
なおも直進する白い蛇の下敷きになる前に、古ゴブリンたちを縛っていたセリオスが駆けてきて、フリーダを脇へ引っ張った。
「止まれ。ここから先は進入禁止だ!」
アスティンが飛んでくる石矢を体に受けるのも構わず、白蛇に重力の矢を撃ちこむ。何としてもくい止めなくてはならない。
ハヤトがエーテル球を強く光らせて、白い蛇の目を潰す。
「お前も大人しく捕まっとけ!!」
その隙にケンが白い蛇の前に回り込み、大太刀を薙いだ。
鱗が剥がれ飛び、白い胴に赤い血の筋が浮かびあがる。
「もう一丁! それぐらいは耐えられるだろ!」
手首を返し、大太刀を構え直す。
横から石斧を振りかぶった古ゴブリンが襲い掛かってきた。
ナタリアが杖で背中を強く殴りつけて、石斧の狙いを反らせた。
古ゴブリンは蚊に刺されたほどの痛みしか感じていなかったらしく、すぐナタリアを振り返って、石斧を斜め横に振った。
セリオスが続けざまに矢を放ち、古ゴブリンの肩と手首を射して石斧を落とさせた。
それでも古ゴブリンはひるまず、今度は腕を伸ばしてナタリアの首を掴むと馬鹿力を発揮して持ち上げた。
「てめぇ、女に手をあげるなんて最低だぜっ」
ハヤトが古ゴブリンのひざ裏に回し蹴りを入れて倒す。
フリーダが馬乗りになって抑え込んだところに、ラズリーが光の縄をうって束縛した。
「どういうことだ。急に打たれ強くなってないか?」
喉を手でさすりながら、ナタリアがしわがれた声でいう。
アルマは傍に膝をつくと、そっと喉から手をどかさせた。
「喉、ひどく痛む? すぐによくしてあげるよ、ちょっと待ってね」
鎌首をもたげた白い蛇の頭の上から、治療をするアルマを狙って石矢が落ちてきた。
ケンとフリーダが盾をかざして即席の傘を作って凌ぐ。
セリオスは矢先に不可視のエーテルを纏わせると、白い蛇の頭にいる小さな、いや子供の古ゴブリンに向けて放った。
矢は細い肩に当たった。
子供の古ゴブリンは矢から流れ落ちた不可視のエーテルに足を滑らせて、頭から真っ逆さまに落ちて来た。
アスティンがかろうじて抱き受け、ことなきを得る。
「あ、あぶなかった……」
気絶した子ゴブリンを腕抱いたまま、へなへなと地面に腰を下ろすアスティンの横で、セリオスの耳が木の上で呟く謎の声を捕えた。
――バカ、何してる。動ける奴、他にいないのか? 早く白い蛇に登れ。矢を射れ。白い蛇も、ボーっとしないで知恵ある者を飲み込んでしまえ!
ハヤトの鼻も、戦場に新たな臭いを嗅ぎつけた。顔を臭いの元へ向ける。
「テメェ! そこで何してやがる!?」
木の高い枝に、フードを目深にかぶり、体をマントで隠した正体不明の者がいた。手に毒々しい色をしたリンゴを持っている。膝の下から先だけ見ればリザードマンのようだが、尻尾が見当たらない。
――見つかった? アブナイ、逃げる。白い蛇、戻るぞ。
「ったく……和を妨げようとするやつが多すぎんだよ」
ケンが謎のフードがいる枝に向かって、チャージングで勢いをつけた衝撃刃を飛ばした。謎のフードは衝撃刃が枝を断ち切る前に、奥に立つ木の枝に飛び移っていた。
白い蛇も謎のフードを追って逃げて行く。古ゴブリンたちを残して。
冒険者たちは追撃を諦めた。
●
脅威は去った。
白い蛇の姿が森の中に溶けても警戒を解かず、バーネットはむせかえるような濃い緑の奥へ鋭い目を投げかけ続けた。
木の根の間にうずくまる小岩が実は作りもので、別の古ゴブリンが中に潜んでいないだろうか、あるいはあの倒れた大木の影に小さいながらも凶暴な野生生物が身を隠していないだろうか、と怪しい場所を一つずつ疑っていく。
「大丈夫そうだな」
バーネットは腰に手をあてて息を吹きあげた。
お疲れ、と冒険者たちは口々に声を出す。
大樹海の中でも脅威となるクリーパーや野生動物は前線キャンプ周辺に存在せず、すぐにまた、これらに害される可能性は極めて低いだろう。再侵攻までの時間を、いくらか稼げたはずだ。
「ちくしょう。あいつ、どこに行きやがった?」
ハヤトが犬歯をむき出しにしてうなる。
戦いの最中、木々の奥から邪悪な視線で戦場を眺めていた影は、冒険者たちが今いるところからは見えなくなっていた。
「捕まえてやろうと思っていたのに」
白い蛇とともに去ったのか、それとも――。
時間は止まる事なく進み続け、太陽は傾いていく。空を覆いつくさんとする樹木が光を遮る森の中では、夜の訪れが一足早い。僅かでも黄昏が迫れば、それは瞬く間に夜の闇に転じ、辺りを覆い尽くすのだ。
まだこの辺りにいて、足早にやって来た夜の中からこっそりと、こちらの様子を窺っている可能性を捨てきれない。
「一応、警戒を続ける? やるなら任せちゃってもいいかな。ボクは古ゴブリンたちの手当をするね。試したいことがあるんだ。――と、その前に」
アルマは光の縄やロープで縛られて地面に座る古ゴブリンたちに近づくと、色も形もグレープフルーツそっくりの光る玉を作りだした。
作りだされた光の輪の中から、ナハティガルとイケメンが大好きなラズリーが、こっそりと外れて森に入って行ったことに誰も気づかない。
なぜなら、広がった光に目を刺され、古ゴブリンたちが一斉に喚きだしたからだ。残る冒険者たちの耳目は、自然とそちらに集中する。
「まずは落ち着いてもらうことからだね」
古ゴブリンたちは多かれ少なかれ怪我をしている。ドン・ゴーフルの願いを聞き入れ、命こそ取りはしなかったが、必死になって向かってくる相手を無傷で捕えるのはやはり難しい。捕えた全員が、何かに傷ついて、怒って、危険な状態だ。
「それにしても本当に何で凶暴化しているのでしょうね?」とフリーダがいう。
彼らのすぐそばにいたケンが、いきなり横に跳んだ。
ばたっと音がして、古ゴブリンの一人が地面に倒れた。
「アブねぇ……こいつ、いま俺に咬みつこうとしやがったぞ。ガチガチに縛りあげられているのに。チビのくせにガッツがあるぜ」
ケンのアキレス腱に後ろから咬みついて食いちぎろうとしたのは、白い蛇の頭から矢を射かけてきたあの男の子だ。片頬を土につけたまま、口からツバを飛ばして吠えている。
言葉そのものの意味は解らないが、ああ、いま冒険者たちを自分が知っている罵り言葉を総動員して怒っているのだろうな、というぐらいのことはナタリアがその言語能力を発揮するまでもなく、見ればわかる。
「それでもこうして、『何を喚いてるのか、何をしたいのか』の目星はつけても損はあるまい。のちのち尋問するときに役立つだろうからな」
ナタリアは古ゴブリンたち前に膝をつくと、辛抱強く彼らの言葉に耳を傾け、連なって口から出てくる言葉を分解し、単語ごとに数を数え、整理しながら心に記していった。
ケンは地面に転がる男の子の後ろに回った。
「いま起こしてやるから噛むなよ、って暴れるなコラ!」
他の古ゴブリンたちも似たり寄ったりだ。しっかりとにらみを利かせておかないと、縛られたまま立ちあがって、黄色いけれど虫歯など一本もなさそうな頑丈で健康的な歯を剥き出しにして襲い掛かってくるだろう。
彼らが放つ薄気味の悪さを、アリアは笑って誤魔化した。
「悪魔に憑かれているみたいだね。……ん、閃いた。ねえ、アルマ君。先にボクが試してもいいかな?」
「どうぞ、どうぞ」
アリアは食欲、怒り、混乱などの感情を鍵に、薬物もしくは暗示・呪い等による暴走が原因で古ゴブリンたちが攻撃的になっているのではないかと考えたのだ。
「だから、聖別すればもしかしてもしかしたら、ワンチャンあるかもなのだ」
ケンに後ろから支えられている男の子に、アリアは手のひらを向けた。
神の祝福を受けた光が真っ直ぐ胸を射抜くと、男の子は赤い目を大きく開き、石のように固まって動かなくなった。近くにいた古ゴブリンたちまでもが、ぴたりと口を閉ざし、声を出さなくなった。
耳に痛いほどの静寂が辺りに満ちる。夜の暗さと相まって、まるで死者の世界にいるようだ。森から生き物がいなくなると、こうなってしまうのか。前線キャンプの音すらも、大樹海の闇に吸い取られてしまったのか、聞こえてこない。
最初に静寂を破ったのは、アスティンだった。
「効いた、のかな?」
確認のため、恐る恐る、男の子の前に進む。
フリーダが後ろからアスティンの腕を引いて止めた。
「待ってください。アリア様が聖別したのはその男の子だけです。全員が一斉に黙り込むのはおかしくないですか?」
「確かに、おかしいな」、とセリオス。
直後、セリオスは体をピクリと震わせた。音になるよりも先に、ビリッと電気を帯びたように痺れた空気が、鼓膜を微かに引っ掻いたのだ。
南に狩人の目と耳を向ける。
「来る」
セリオスは背中の矢筒に手を回した。
●
猪や猿、猛牛など大樹海に生息するあらゆる野生動物たちだけでなく、遥か遠くの海にいる生物の声を重ね合わせ、大音量で放出したかのような恐ろしい雄叫びが、南から木々を揺らし、葉を落としながらやってきた。
冒険者たちの体を穢れに満ちた波動が叩く。
それは一度だけでなく、二度、三度と、少しずつ終わりが重なりながら続いた。
悪夢の三重奏が終わると、森が息を吹き返したかのように騒がしくなり始めた。古ゴブリンたちもまた、狂ったように喚きだす。
アスティンが青ざめた唇を開く。
「な、なんだったんだろう、さっきのは。オーガスト、声の正体が分かる?」
北極のハンターは静かに首を振った。
これまで数々の、多種多様な得物を狩ってきたが、こんな鳴き声は一度も聞いたことがない。
緊迫した時は長く続かず、森のざわめきも沈静化した。相変わらず古ゴブリンたちはわめきつづけているが。
弓を下げたセリオスが、古ゴブリンたちに目を向ける。
「どうやら聖別では解けない、強力な暗示が彼らにかけられているようだな。暗示をかけられているだけではなく、何かに体の中から蝕まれているような気がする。さっきの声の主が、その何かではないだろうか」
かもしれないね、とアルマが相槌をうつ。
自身が持つ医学知識を総動員しても、今のところ原因は解らない。セリオスが言うように、現存の知識だけでは対処できない、未知の何かがきっとあるのだ。
戦いを観察していた謎の影といい、さっきの叫び声といい、大樹海の奥で何か不吉なことが進行しているらしい。放置すれば、確実に世界を滅ぼしてしまうような、大きなうねりが押し寄せてくる気がしてならない。
だとすれば、この前線キャンプを立て直すばかりではなく、早急に強化する必要があるのではないか?
ここを文字通り、戦いのための前線キャンプとするために。
フリーダは鞘に納めた剣を再び抜き放った。
「この魔物の体についているただれた火傷の跡も、もしかして鳴き声の主につけられたものかもしれません」
かも、かも、かも。仮定の連続だ。
白い蛇と古ゴブリンの突然の北上原因にせよ、何一つ確かなことは解っていない。
ただひとつだけ確かなことは、第二波、第三波に向けて、迎え撃つ準備をしなくてはならないということだけ。
「私は前線キャンプの防衛に向かいます。いまの恐ろしい雄叫びを聞いて、クリーパーでさえ怯えたことでしょう。声の主から逃れようとして、北上……ルート上にある前線キャンプにまた押し寄せるかもしれません。キャンプにいる他の冒険者たちにも、注意を促して回ろうと思います」
「あ、じゃあ、オレは今の叫び声の主を探しに行くか」
ハヤトが、やめておけ、と森に入ろうとしたバーネットを引きとめる。
「オレのカンが、そいつは遥か南にいると告げている。古ゴブリンたちが暮らすという始まりの村からもっと南にな。行くならきちんと準備をしてからだ」
「なんでそんなことが解るんだよ」
「だからカンだって言ってンじゃねぇか。それと、オレの鼻だ。まったく臭ってこねえんだよ。声に釣りあったヤバそうな臭いが。それに、あれだけデカイ声をだすってことは図体もとてつもなくデカイに違いない。すぐ近くにいるなら、とっくに姿が見えていてもいいはずだろ」
「それもそうだな。少なくともヤバそうなやつが三体はいるみたいだし、今回はブラックデスに報告するだけにしとくか」
どうしてバーネットは三体と言ったのか。それは聞こえた鳴き声の語尾が、微妙に重なって聞こえたからだ。口が一つしかなければ、そんな風に聞こえてはこないはず……。
もしかしたらそれは、一つの頭に口が三つある化け物かもしれないし、一つの体に三つの頭がついている化け物かもしれない。
ここでもやはり、『かも』が全てを曖昧にする。
議論はここで終わり、いまは行動の時だ。
「では、私はこれで。あとでお会いましょう」
フリーダが立ち去ってすぐ、アルマはポケットから革袋と火打石を取りだした。口紐をほどき、中からゴブリナ草を取りだす。
「このままでは古ゴブリンたちを連れて前線キャンプに入れることなんてきないよね。ゴールディまで連れて帰るなんてとんでもないよ。そこで、この草を試してみようと思うの」
「お、ゴブリナ草か。なるほど、これを燃やした煙を吸わせて大人しくさせようってんだな。よし、手伝うぜ」
「ありがとう、ハヤトさん。それで、アリアさんには引き続き、聖別をして欲しいの。根本的に治せなくても、続けていれば影響を弱めることができるかもしれないから」
「オッケー。ボク、張りきって聖別するよ」
ハヤトに続いてアスティンとバーネットも火おこしの手伝いを申し出た。
「火がつきやすいように、石で回りを囲むといいと思う。俺たちで適当に見つくろって、集めてくるよ。ブラッドリーとオーガストは、そのまま古ゴブリンたちを見張ってて」
「いいぜ。俺なりにこいつらの傷の手当てもしてやりたいし。ん、そういやナハティガルとラズリーはどこだ? 姿が見当たらないが」
ナタリアが首を振りながら立ち上がった。
「ダメだ。解析のサンプルとなる語彙数がそもそも少なすぎる。罵倒に関する言葉のみ、古ゴブリン語のエキスパートになれそうだが。俺も彼ら野治療をしよう。そうそう、忘れていた。その二人なら、数分前、そっちに入って行ったぞ」
ナタリアが指さす先に、魔獣ロングホーンが森に穿った、暗い穴のような獣道があった。
●
別に甘いムードなど漂ってはいない。むしろ顔にまとわりつく虫やその羽音が不快なぐらいだ。
ナハティガルの背中を追いかけて、ラズリーは森の中に足を踏み入れていた。いつ怒り狂った野生生物やクリーパーが飛び出してくるか分からないというのに、目の前を行くナハティガルはまるでここが自宅であるかのように落ち着いている。
「なあ、どこまで行くん?」
「怖いなら帰っていいぞ」
「べ、別に……。でも、なんか出てきてもうちのこと守ってくれるんやろ?」
前を行く男は黙々と草をかき分け、靴底で踏んで青い臭いを立たせながら歩いて行く。
甘い言葉を期待したわけではないが、無視されるとさすがに腹が立つ。
「なあって!」
いきなり立ち止まった大きな背中に、特に高いわけでもない鼻がぶつかった。
「なんやの、いきなり止まって」
「ここだ。ランタンを貸してくれ」
立ち止まったのは、周りの木々より頭一つ高く、幹がとてつもなく太い大木の前だった。いつの間にか草地を出て、小さな空地に入っていたらしい。暗くなっていたからよく分からなかったのだ。
ナハティガルは大木の根元にしゃがみ込むと、なにやら地面から取り上げた。端を指でつまんでランタンの灯りにかざす。
「腐ったリンゴの芯? ……ワザワザそんなもんを探しに来たん?」
「いや、違う。だが、情報屋ならもう少し、これに感心を持つべきじゃないのか」
リンゴの芯は黒く変色してはいたが、まだみずみずしかった。腐っているわけではないようだ。よくよく見ると、紫がかっている。
バックパックを肩から降ろし、布にリンゴの芯を包んで中に入れた。ゴールディに持ち返り、ブラックデスを通じて分析を依頼してみれば、何か解るかもしれない。
「足跡は残されていないな。ほかにもリンゴの芯が落ちていないか探すぞ」
「ここはなんなん、一体?」
「まだ気づかないのか。ここはハヤトが戦いの最中に見つけた、あの謎のフードが最初にいた場所だ。古ゴブリンたちに前線キャンプを襲わせる前に、ここで休憩を取らせていたのだろう」
言われてみれば、空地の隅に白い蛇がとぐろを巻いていたらしき跡がある。
低い草が絨毯のようにびっしりと生えているため、足跡の類は残っていなかった。リンゴの芯も落ちていなかった。
さすがに夜の闇が深まってきたので、調査を切り上げて仲間たちのところへ戻ろうとしたその時――。
森全体がビリビリと震えた。
多種多様な生き物が狭いところにぎゅうぎゅうに詰められて、怒って一斉に吼えたような、腹にくる重さの鳴き声が、立て続けに三回聞こえてきたのだ。
静まり返っていた森のあちらこちらで、怯えたような鳴き声が沸き立った。
身の危険を感じた二人は、一時の間、空地の真ん中でしゃがみ込んで身を寄せ合い、辺りを見回していた。
どのぐらいたっただろう。森に静寂が戻ってきた。
「戻るぞ。ここにいては危険が大きい」
「どこに行って何をしてたんだよ、二人で」
腕に小石を抱えたバーネットが、じろじろとぶしつけな視線をぶつけてきながらいう。
「調べものだ。謎のフードの痕跡を探していた」
ふーん、とバーネットが鼻から息を抜く。
ジト目は解除しない。
なぜなら怪しいから。
ラズリーが小さな鼻をひくひくさせた。
「そんなことよりこの煙……って、あれ? 古ゴブたち、みんな大人しくなってるやん。もしかして、治った?」
辺りにはゴブリナ草が燃えた臭いが漂っていた。
「治ってはない。煙を吸っているあいだは、ちょっと大人しくなるって程度。アリアが聖別を試してみたけど、根本的には治らないみたいだ」
「中毒の可能性は?」
「そんなこと言われても、オイラにはわかんねぇよ。医者でも学者でもねぇし」
そこへゴブリナ草を抱えたアスティンが、キャンプの診療所の方角からやって来て、「でも、どうしてそんなことをいうの」、とバーネットに問うた。
診療所は巨大な虫たちに襲われていたのだが、対処に当たった冒険者たちが全て倒し切ったようだ。
これを見つけた、といって、ナハティガルがバックパックから布にくるんだリンゴの芯を取りだした。
すぐにナタリアたちがやって来た。ラズリーを押しのけ、三方から広げられた布の上のリンゴをしげしげと眺める。
「何かに漬けられたか、燻されたか。芯をここまで黒くするとは相当だな」
「謎のフードの男が、このリンゴを古ゴブリンたちに食べさせて操っていたってこと?」
「食べられてないリンゴはなかったのか?」
三人が三人とも、思ったことを勝手気ままに口にする。
「体内に溜まった毒素を弱めるために、たくさん飲ませたり食べさせたりするのもいいかもしれないな。体外に排出されれば、聖別がきくようになるかもしれんぞ」
大人しくさせた古ゴブリンの第一陣を、解放された本部に連れて行ったハヤトたちが、のこりの古ゴブリンを引き取りに戻ってきた。
最初は倉の地下に朝まで入れておこうと、と思っていたが、倉庫は崩落しており地下も埋まっていた。観光客が利用する小屋も、無傷な棟はケガ人や先に囚われた古ゴブリンで一杯だった。
というわけで、本部しか閉じ込めておく場所がなかったのだ。前線キャンプが修復されるまでは仕方がない。
「お、やっと帰ってきたか。とりあえず朝まで交替で警戒しながらここで夜を明かすぞ。二人ともサボっていた分、飯の用意は頼んだぜ。フリーダが食堂の調理場に食材を運んでいるから、とりあえず手伝ってやってくれ」
夕食のメニューはカレー。肉はさっき倒した魔獣を解体して使うという。大樹海のミツバチの巣から取った蜂蜜と、ややしおれかけた北方産の林檎をすりおろして、子供の古ゴブリンでも食べられるような甘めの味付けにするらしい。
ナハティガルはリンゴの芯に目を落とした。
胸の内である疑惑がむくむくと持ちあがる。
まさか、残っていた食材の中に謎リンゴは紛れ込んでいないだろうな……。
マスターコメント
ショートEX難しい 報酬:標準10 / 4〜10人
2021年04月03日 19時42分43秒 公開
参加者
相談掲示板
うおぅ、ウォーリアーのケンだ よろしくな 前線キャンプと他の冒険者を守りながら古ゴブリンを無力化しなきゃいけないってかんじか どういう作戦になるかは全員揃ってからのほうがいいと思うが、とりあえず考えなきゃいけないのはどういう割り振りでことに当たるかだな とりあえず、魔獣ロングホーンは倒さなきゃいけないわけだがそれとは別の考えで動くであろう古ゴブリンと白い蛇への対応も並行しなきゃいけないってのは面倒だな 今の情勢的にいえば、古ゴブリンは殺しちまうわけには行かないからいかに無力化するかだな 向こうは向こうなりの知性が在るようだからうまく怯えさせられれば早く引いてくるかもしれないかな
・・・ん、シューターのセリオスだ、よろしく頼む。 ケンの言う通りロングホーンだけは倒さないといけないわけで、配置図を見る限り挟撃はできるようだから、最初はゴブリンたちに手を出さず、ロングホーン狙いでいいのではと思う。 二兎を追うものは一兎をも得ずではないが、両方対処しようとして手が足りんでは話にならんからな。敵の敵は味方でロングホーンを優先すればいいと思う。 まあゴブリン側が狙ってきたら対処はしたほうがいいと思うが。 そのうえでロングホーンを倒し終えたらゴブリンたちを撃退ないし捕縛すればいいと思う。
ヒーラーのアリアだよーっ。 宜しくお願いします、だねっ。 >戦闘 倒しちゃいけない相手と、倒す相手を同時に相手取るのは辛いし。 移動力的にも、ロングホーンのが速そうだし。 ボクもロングホーン優先で良いと思いますっ! そのうえで、万が一蛇たちも速かった場合の足止め策を一つくらい 練っておくのが無難かな…? ボクからは、魔法攻撃でしか破壊できない光縛封での足止めを提供できるよっ。 古ゴブリン氏に関してはオープニング通り蛇が退いてくれればどうにかなるんじゃないかなぁと。美味しいもので森の方にまた釣れたりしない…かな? 蛇さんがあらぶってるのは、なんか薬物+魔獣に反応してるのかな…。 いずれにせよ魔獣対峙してからだけど、一応「解呪」を試してみようかなとは思っているよ。
ヒーラーのナタリアだ。宜しく。 光縛封による足止めの提供なら、こちらからも可能だ。 古ゴブリンは殺さないでくれとのオーダーだが、キャスター武器に切り替える事が前提だが、やむを得ないケースであれば光縛呪で大人しくさせる為にも黙らせざるを得ないだろうね。 古ゴブリンとの会話が成立しないという話だが、ドン・ゴーフルをしてもカタコト程度だったというあたり、亜人語適性を持ち込んでもダメそうか? 解説には「亜人には明確な言語体系がないため、誤訳がまじったり、カタコト、断片的な言葉でしか理解できない」と書かれている意味では、あくまで理解できるのは若干程度という事にはなるそうだが。 使い道といえば正体不明の敵が亜人であった場合だろうか。
ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくー。 お二人が光縛封を準備してくれそうならボクはほかの特性スキルをチョイスしてみようかな… >方針? 先にロングホーンを相手している内は白ヘビさんと古ゴブリンの接敵を遅らせたいし、 NPCのラズリーさんにアーケインみたいな足止め魔法でもお願いしてみるとか? スキルせってぃんぐが不明なので確実ではないかもだけど >古ゴブリンと会話 亜人語適性で通じるかどうかもでたとこ勝負ではあるとは思うけど、 OPみた感じ古ゴブリンのほうも普通じゃない感じだけど話ができる状態なのかどうか 白ヘビさんともども解呪系が効いてどうにかできるといいんだけどね 汎用のジャマーなりアンチ・サイとかも効くのかどうかー…
シーフのナハティガル=ラーだ。 今回は宜しく頼む。 >方針 最初はロングホーンを集中攻撃する方針に異論はない。 白い蛇も(能力から推測して)積極的に前に出るタイプではない様に思えるしな。 ただ古ゴブリン達は後方から石弓で攻撃して来ると思う為、これにどう対処するか…。 ロングホーンをシーザーロア等で惹き付け、白い蛇や古ゴブリン達と切り離すか?
キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 >方針 とりあえずは、敵を足止めして迎撃だな。 ロングホーンは俺の方のアーケインやらフリーズボルトやらで足止めするから、 その間に集中砲火を浴びせてさっくり撃破したい所だ。 敵を分断するなら、古ゴブリンや白い蛇はラズリーに足止めしてもらう形になるか? 無理そうなら、二個目のアーケインを俺の方で古ゴブリン側に設置しておく。
おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな! 古ゴブリンと白蛇を足止めしてその間にロングホーンを仕留めるって方針は了解だぜ! 白蛇と古ゴブリンは出来ればどっちも捕獲してぇとこだな。 情報を集める為にも会話が成立しねぇにしろ捕らえて調べるだけでも意味はあんだろ。 俺はロングホーンに向かって早いとこ倒しちまうように動いて見るつもりだ。
>弓対応 序盤でロングホーンに纏まって速攻をかけるならば 「サークルプロテクション」で最初の数ラウンド、 弓の通常攻撃ならある程度はもたせられるかなって。 後はロングホーンを盾にするとか…? >捕獲 あっ、そっか。捕獲のが望ましいのかぁ…。 アルマ氏のあげてくれてるアンチ・サイなんかに、「動物交感」辺りも使えるかなぁ。やれそうなことは片っ端から上げてった方がいいよ?
>弓対策 足止めがかかった所にしゅーたー陣から濃煙でも撃ってもらって射線を通さなくするとかー… あんまり範囲が広くない(直径1)のと特性枠が潰れるので要相談なかんじ >捕獲 ≫古ゴブリンたちは白い蛇が倒れるか、撤退すると一緒に逃げていきます。 なので白ヘビさんを捕獲した場合は、逃げずにその場でどうにかしようとでもするのかな? それならゆるゆると個別にのっくあうとさせて縛り上げる楽ができそうなんだけど… 白ヘビさんは消耗して撤退にかかる辺りになったら神霊達の腕で捕まえにいこうかなと うまくかかったら光縛呪につなげてもらって捕獲…までいったらいいなあ 情報だと超味覚と医療・薬学セットで毒リンゴ?の成分と治療法にあたりをつけたりとか…?
サークルプロテクションを使って弓を凌ぐというなら、その間の立て直しはこちらからはヒーリングオーラを持っていこうか? アクションスキルの1つには治癒強化を持っていくとして。 神霊達の腕は、確か窒息付与のスキルだったかな……?戦闘不能や無抵抗の者にのみ光縛呪は刺さり得るという訳だが、行動不能にさせるには更にもう1度窒息を付与しなければならないな。 ただそれも、行動不能と同じ状態のまま12ラウンドが経過すると、以降1ラウンド経過毎に生命が最大値の10%ずつ減少するから、なるべくなら急いで光縛呪をかけねばならんか。 亜人語適性に関しても、意思疎通は望めないとして、何を喚き散らしながら突っ込んできてるのかは個人的にも興味があってな。
ラズリーや。みんな、頑張ろうな。 うちがやれるのは、フレイムゲイズと光縛呪、スタティックフィールドぐらいや。
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 >方針 足止め対応とロングホーン対応に分かれる形で良いかと思います。 それでしたら私はシーザーロアでロングホーンの注意を引く形にしたいと思います。 ただ、最優先で北に向かう可能性もありますから、 ドラゴンチャリオッツで相手を逆に押し返す術も用意したいと思います。
シューターのアスティン、よろしく。 足止めとロングホーン対応に分かれるのはいいと思う。 アンチ・サイが効果ある可能性があるなら、習得してるから持ち込んでみる。
>足止め となれば、俺がアーケインテンペスト改をロングホーンと古ゴブリン達の双方に使う感じだな。 そのうえで、可能ならラズリーのスタティックフィールドを古ゴブリン達に使ってもらえれば、 分断も大分やりやすくなる。 >白い蛇 無力化=倒れたって認識の場合もあるし、捕獲した場合も倒れた扱いで逃走する場合もあるな。 確実に古ゴブリンも捕獲するのなら、先にそっちを無力化していくってのも手ではある。
>亜人語適性 そっかあ…ああいう状態でも口走ってることなら、ある意味での本音が聞けるかもだね >白ヘビさん 窒息の付与基準がマイナス大きいから最終的に神霊腕入れるかはちょっと検討ちゅう。。 抵抗が高いとは書いてないからワンチャンかかるかな?くらいだったりする… 先に無力化がアレなら執着やチャリオッツで方向に気をつけつつ誘導や遠くに飛ばしたら、 古ゴブリンにかかってる防御ばふがはがれて無力化しやすくなったりするー…?
>発言 ひゃあ、今気づいたら。「やれる事は片っ端から上げてった方がいいよ【ねぇ】?」が、文字抜けして何か押し付け提案みたいになってる…! なんかご気分害した方がいたら本当にごめんなさいっ…! 正しくは「いいよねぇ?」って疑問形でした(土下座 取り合えず、今上がってる流れとしては。 先ず全力でシーザーロア討伐。必要なら白蛇・ゴブリン足止め。 それから白蛇対応と古ゴブリン相手で分かれる感じかなっ?
<捕獲 まあ大きさも考えれば白い蛇より古ゴブリンのほうが捕まえておく場所にも困らんだろうしな。さすがに5Mの生き物を捕まえておく場所もないだろう。 退散するなら退散させてでいいと思う <アリア まあそのくらいでは特に気にすることでもないと思うぞ、実際やれること上げられておけば策も思いつくかもしれんしな。 ところでシーザーロア討伐ってロングホーン討伐のことでいいのだろうか(追い打ち
ろ、ロングホーンです…っ。 頭の中がごっちゃごっちゃだーっ…!(二重土下座
>発言 そこは気にならなかったんだけど、ロングホーンのところ素で疑問に感じなくて自分にビックリ… それじゃあ今の方針の足止め分断してもらってる間にロングホーン討伐してから残りを撃退 できたら古ゴブは捕獲とか狂暴化?にアクションかけたり~な感じでぷれいんぐ出してくるね
大体勢いとニュアンスで意味が通じたりするからな。 ……あとで見返して自分の間違いや誤字に気が付くと悶絶するが。 >捕獲 あくまで可能ならって所だな。 こっちの被害がばかにならないなら、無理に追撃する必要もないだろうし。 >個人行動 表明していた通り、アーケインテンペスト改とフリーズボルトで足止めを行う。 あとは、メテオライト2とかで範囲攻撃って所だな。
あははは…。 面目ない(三つ指土下座 こほん。とまれ前半はロングホーン攻撃へバフで援護。追いついたらハンマーで合間に攻撃。 倒し終わったら、蛇をどうにか足止めして、動物交感や聖別でなんとか正気に戻せないか試してみるねっ
間があいて済まない 現状はまずロングホーンを袋叩きにして、その後に古ゴブ&白い蛇の相手ってかんじかな? ロングホーンに関しては倒して問題ないんだから遠慮せずやれるけど古ゴブたちは気をつけないとな キャンプに被害が出ないように安全策でいくなら何人か後ろで最終防衛ラインを形成しつつ状況把握に動く人とかいたら楽になるが・・・・数的なこと考えると厳しいか とりあえず俺はロングホーンに突っ込んでいく感じで先端開いてロングホーン撃破後は白い蛇に回ろうかと思ってる
んー。シューターは少ない感じか。 俺は後方、射撃が前線に届くぐらいの位置で、 グラビティボルトでデバフを与えつつ、 ロングホーンを射撃。 必要に応じて煙幕で射線切るのもやってみようかな。
そういえば、ラズリーへも指示を出せるんだったな。 問題無ければ、スタティックフィールドで古ゴブリン達の足止めをした後、 そのまま遠距離攻撃で削ってもら旨を記載しておくが、問題無いか?
すまない。前回の発言から間が空いてしまった。 >戦闘 後方の白蛇と古ゴブリンを警戒しつつ、ロングホーンを迎撃。 ロングホーンと抗戦中に白蛇/古ゴブリンが前線に出て来た時は対応に周ろう。 まぁ、古ゴブリンに対しては剣の柄頭部分で殴って気絶させる位しか出来ないが…。
>ラズリー氏へのお願い バーネット氏にお願いできるなら、それでボクも大丈夫ですっ