【豆採】お宝×迷宮=わっくわく!
白葉うづき
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シナリオID:539
オープニング
『迷宮都市エドゥノーグのダンジョンから、突如大量のカカオ豆が得られるようになった』。
その驚きのニュースは、エドゥノーグの商人達の広報の甲斐あって、瞬く間に大陸中を駆け巡った。
カカオ豆とチョコレート。
その存在は大陸広くで知られているものの、一般的に流通しているとは言い難い。カカオの栽培に適した土地は総じて治安が悪く、輸出にたえうるほどの大規模なカカオ農園が作れないためだ。カカオ豆の安定した供給元がなく、ダンジョン産のものに頼らざるを得ないため、チョコレートは上流階級や富裕層で愛好されるに留まっていた。
そんなカカオ豆が『突如』『大量に』、おまけに商人達が販促にと担ぎ出した古い童話に乗っかって、『チョコレートは愛と平和を育むお菓子♪』なんて触れ込みと共に市場へ流れ込んだものだから、さあ大変。
しかし何にせよ、おいしいチョコレートが庶民の口に入るようになるのは良いことだ。おいしいは正義。冒険者達もカカオ豆求めダンジョンへ、あるいはチョコレートの普及を目指し大陸各地へ飛ぶのだった。
●行くしかない!
地下迷宮。神が作ったとされ、不安定なエーテル環境下にあることで次々と変化する巨大な迷宮は、現在『カカオ豆の大量獲得が出来る』ということで普段よりもさらに注目を浴びていた。一獲千金を夢見る者、地下迷宮に挑み続ける者たちの他、依頼として訪れる冒険者も急増している。
この場に集まった者もまた、依頼を受けて迷宮都市エドゥノーグを訪れていた。内容はカカオ豆の入った『カカオの実を多く手に入れる』こと。
「参加させてくれてありがと! オレ一人じゃダメだったからすーっごい助かったよ!」
依頼元はカカオ豆を流通させたい『エドゥノーグ商人ギルド』だが、先に来ていたヴィンツ・ラッテも飛び入りで参加していた。迷宮を目の前にし、彼は満面の笑みを浮かべて皆に向き合う。その腰にはじゃらじゃらと探索に必要らしい道具がぶら下がっていた。
「オレたちが潜るのは『罠の主幹路』の枝場。その名の通り罠が多くて比較的敵は少ない場所。隠れた道、部屋を発見することも多いね。目的は、そこで宝箱をいっぱい見つけること!」
ヴィンツは慣れたように説明を重ねる。宝箱は敵を倒す、隠し部屋を見つける、罠を解除することでも現れるらしい。ただ宝箱自体にも殆ど罠がついているとのことだ。
カカオの実に興味があるのかと聞くと、えーっとと彼は首を傾げる。
「周りの皆が欲しいから流通多くしてほしいんだって。植物学者ジムズとか料理人レツェプも欲しいって言ってたかな。皆も少しくらいなら持って帰ってもいいんじゃない? オレは迷宮に潜ることが目的だから大丈夫!
……あ、オレね。一人で迷宮に潜ると怒られるんだ。いつまで経っても帰ってこないし危ないからって。死にかけたことも何回かあったかなぁ、でも楽しいから仕方ないよね!」
屈託なく笑う彼は、一獲千金も遺跡に深く潜ることもさして興味はない。刻々と変わりゆく迷宮そのものを楽しんでいた。
「はー、本当楽しみ! カカオが採れるようになって良かったなぁ。チョコってそんなに人気? 皆も好き? 商人たちが愛と平和って言ってたけど、どういうことだろ。
たくさん採れたら七色チョコレートもたくさん出回るかも。知ってる? ヴェルクリエの技術者が集まって作ったチョコレート! 七つの色で七つの味があるんだ」
そんなことを喋りながら迷宮へと歩いていく。灯りに照らされた入口奥は暗く、湿った空気が静かに流れていた。
解説
マスターより
リプレイ
「ウォリアーのレイ=レーベンス=レックフォードだ。よろしく頼む」
「よろしく。レオだ」
甲冑に身を包み大太刀を携えたレイと、部分鎧に大太刀を携えたのは同じくウォリアーのレオネベル。
身長差で見上げながら挨拶を返すと、レイは僅かに紫の瞳を細めた。
「洞窟でカカオがとれるというのも不思議な話だがなかなかに面白いね」
「甘いチョコ食って苦ぇカカオかじりゃ永遠に食えるってわけか。頭いいなこのダンジョン!!」
「カカオは丸かじりするもんじゃないだろ、っていうかかじったことあるのか!?」
「あ、しょっぱいのも欲しくなるな!」
「そういう問題じゃないだろ!」
良い考えだと思ったのにと首を捻るナハシュ、その横でレオネベルも想像を膨らませる。
「カカオ豆いっぱい集めたらチョコいっぱい食えるかな?」
「流通が良くなるから安くチョコが買えるね! 記念品も配ってるみたいだしエドゥノーグもお菓子の出店出してるし、終わったら行く?」
「マジで!?」
「マジ!」
ヴィンツ・ラッテの言葉にが然やる気が出た。楽しみに尻尾が柔らかく揺れる。
「七色チョコレートも楽しみだし頑張るとするか!」
「七色チョコレートか……」
ヴィナスは不意に傍らの人物へ目を向ける。
様々な味があるらしいが、チョコレートはきっとどれも甘い。この人には難しいだろう。
「俺も食べてみたいね」
「そう。甘いもの好きなんだ」
興味なさげに応えるカッシアは念入りに装備の確認をしていた。
世間が浮かれているというカカオより、地下迷宮の方がよっぽど胸が躍る。
「楽しくがっぽり稼がせてもらうとするよ」
「わたしもカカオの実に関しては興味はないというのが正直なところだね。どちらかといえば罠のパターンが気になるくらいで」
道具を確認しながらSvart・Nattも冷静に返す。
「根本的なことなんですけど……迷宮で採れたカカオでチョコ作っても大丈夫なんですか……?」
「どうなのかしら……少なくとも実害は出ていない様子ね」
懐疑がちに目を細め、ぼそぼそと懸念を口にするエシギの問いにノノアが答える。
自分たちより迷宮に精通しているプロが是としているのだ、品質も問題ないのだろう。
「ダンジョンの中ってじめじめしてますし食べ物の保存には向かない気がしますが……それも含めての質なのかもしれませんね」
考えながら、あ、とエシギは閃く。
「チョコを長期保存できる紋具とか需要がありそうですね」
「あるね! 食べ物の保存はどこでも大事!」
「そうですよね……」
ヴィンツの言葉に小さく胸を撫で下ろす。
「ダンジョン奥に行くほどカカオがたくさん採れるけど、罠が多数なのよね」
「トラップだらけの迷宮らしいからね」
Svartがノノアの言葉を引き継いで頷く。奥を目指すとなれば、確認されていない罠も多くなるだろう。
慎重さを忘れず、無理をしない探索を心掛けるが、共通するのは『奥を目指す』という熱意。
迷宮の入り口に冒険者たちは集う。
●罠の主幹路
「ヴィンツさん、どこに行くのかしら」
「迷宮!」
「いや一人は危ないだろ」
「出来ればご一緒したいなと……」
「いいよー!」
そんなこんなでもう一人加わったパーティーは、入り口がある第二層から枝場へと入る。
石造りの部屋に通路。基本的に風景は変わらなかったが、まだあまり探索されていない枝場のせいか空気が澱んで感じる。
「待って」
Svartが手を翳して制止する。
屈んだ彼の手元をカッシアがランタンで照らすと、そこには紐で引っ掛けるタイプの罠。
「早速の歓迎という訳かな」
「この頻度で来たらキツそうですね」
「見たことのあるパターンだ。こういう簡単なものなら問題ないけどね……よっと」
道具を使うこともなく解除に成功すると、罠が遺跡に飲み込まれ、代わりにころんとカカオ豆が出現した。
「しょっぱいな……」
「まだ階層も浅いから。避けられる罠は避けてもいいけど、帰る時のことを考えて目立つものは解除していきましょうか」
レオネベルが小粒をベルトポーチに回収し、ノノアはエーテルの波を走らせ罠を探知する。
数は多そうだが、手分けすれば時間はかからないだろう。
解除すれば宝箱が現れ、中にはカカオ豆やカカオの実が入っていた。
不思議な場所だと思いながら、レイはバックパックに詰めていく。
「素材? 材料? よくそう聞くけどよお、何をどうしたらこれがチョコになるんだ?」
ぽいぽいと回収していたナハシュが、カカオの実を手にしてふと疑問を零す。
「カカオ豆を焙煎して砕いて……かな。端の知識だけれど」
「ふーん、難しそうだな」
「はは、そうだね。カッシア、灯りを頼めるかな」
「ああ」
小さく笑い、ヴィナスは照らされた手元でマップを記していく。
Svartも、探索した部屋の柱には石で傷を付けて目印をつけた。これで帰り道を迷う心配もない。
エシギはカカオの実をマジカルポケットでしまっていたが、もう一つがどうしても入らず首を傾げる。
「貸して!」
ロープを出したヴィンツは器用に実と実を結んでいく。
結わいたカカオの実は問題なく格納できた。
「ひとつにするといいよ!」
「あ、ありがとうございます。ところでラッテさんは迷宮でどんなものを探しているんでしょうか?
……新作の材料とかアイディアとか……?」
「素材、モンスター、罠、構造、遺跡の創造するオレの知らないもの!」
「敵も……?」
「蝙蝠は飛ぶ、ゴーレムは硬い、ビヒモーは大きい。何で? どうして?
それならキミも空を飛んだり、何よりも硬い防具を得たり、大きくなったり出来るかもしれない!」
要は全てをアイディアにしているらしい。
時折おかしな物が混じる話をエシギは熱心に聞く。
探波、捜波、透視、超聴覚に超嗅覚。
遺跡探索――特に罠の多いこの枝場ではすべてが抜群に有効であり、避けられる敵は避け、罠も隠し部屋も一つ残らず発見していく。
階段を見つけたら降りていくを繰り返し、一行は難なく12層まで到着した。
●罠×魔物
「こうしているとまさに冒険者、という気になってくるな」
楽しげなレイの傍らでエンライトが光り輝き、暗い通路の先まで明るく照らす。
前方はナハシュが透視、Svartが捜波、ノノアが探波、レオネベルが超嗅覚と超聴覚。
後方もヴィナスが探波、ランタンを持つカッシアが超聴覚を用い、どんな異変にも油断なく進むことで安定した状況を維持できていた。
大きな体力の減りもなく、エシギの首飾りも隊列の真ん中でぼんやり輝いている。
「な。ワクワクするな……ん?」
「広い場所に出るわ。……?」
「案外歯ごたえがねえな……おっと」
断続的な水音、そして湿った匂い。広いが不自然に床が低くなる構造も共有され、その部屋へとナハシュが慎重に近付く。
――部屋の中で雨が降っていた。石床が水浸しになっている。
「敵もいるね。8体」
「なかなか数が多いね。私たちの出番だ」
「待って」
「待った」
動き出そうとした戦闘組に、同時に声を上げるヴィナスとカッシア。
レイもふむと頷き、冷静に分析する。
「迷宮の雨だなんて浴び続けて大丈夫と思えない。出来るだけ早い対応が必要だ」
「一緒に罠の解除もしたいな。迂回したいところだけど一本道だし……」
「遠距離攻撃から引きつけ、戦闘班が処理。解除班も同時に動くのはどうだろう」
「構わないわ。出来るだけ早く片付けるのも賛成。
もしかしたら私達がチョコフォンデュのようにドロドロにされる罠かもしれないし、紐でラッピングされるような罠もあるかもしれないし……ね?」
冗談めかした物言いだがノノアの表情は真剣そのもの。
神が創りし迷宮の罠、想定を超えてもおかしくはない。
「なら僕たちの出番だ!」
「キャスターが先に攻撃、そんで射程攻撃持ちのオレたちで追撃だな!」
「俺は解除の援護で動くぜ」
まだ敵に気付かれていない状況だから出来る連携の相談。
これもまた優れた索敵によるものだ。
カッシア、そして少し乱暴な口調になったエシギは魔導書を構える。
「凍れ」
「派手にぶっ飛ばしてやるぜ!」
白と黒の魔導書が風にはためきばらばらとページが捲れる。集束した輝きは氷矢と巨大な水流を創り出し、一直線に敵へと向かった。
獣に矢が刺さり、続けざまに水流が押し流す。
接近してきた獣にはレオネベルの衝撃刃が叩きこまれ、レイの光纏う大太刀が真っ二つにした。
「宝探しも楽しいが、やっぱ狩る方が性に合ってるんだよな!」
「ふむ、あまり強い個体でも無いようだ」
「今の内ね」
Svart、ノノア、ナハシュが雨の中に走り出す。
見えやすいようノノアがランタンを掲げ、ナハシュが警戒、Svartが解除役だ。
刹那。
「――気を付けろ! 罠が発動する!」
鋭いヴィナスの声、その後に正面の壁が回転し、チョコレート色の巨大なゴーレムが姿を現す。
「ゴ、ゴーレみゅっ……」
「どうして……!?」
「モンスターが罠を踏んだんだ」
突如現れた姿にエシギは息を呑む。
事前に罠を見つけても敵が作動させてはどうしようもない。
カッシアは二撃目を備え、ヴィナスはエーテルで光らせた短剣で獣を裂く。
「Svart、そっちは頼むぜえ!」
「任せて。……出来るだけ早く解除する」
「近付かせないわ」
ゴーレムに対峙したナハシュは鋭い針と爪を巧みに操り一撃、二撃加えると素早い動きで離脱。
ノノアも短剣で傷付けてはバックステップで戻り、ダメージを蓄積させていく。
二人がゴーレムを引きつけていることは大きい。巨体は翻弄され、攻撃に至らない。
Svartもツールを駆使して解除を急ぐ。暗さは問題ないが、水と焦りで手が滑る。
レイは加速して獣たちの元に走り込むと光る大太刀に手を当てた。
――不可視のエーテルがレイを中心に形成される。
「一緒に踊ろうか」
獣の体当たりも彼にはさして通用しない。
口端を上げたレイは刀身を光で伸ばした太刀を構えると、殺界の中を縦横無尽に舞う。
レイの織り成す死の舞踏に為すすべもなく、獣は全て斬り払われていった。
「職人見習いさん、いっくよー!」
二つのエーテル光がゴーレムに届く。
一つは攻撃を、一つは防御を低下させる光。
「これで攻撃しやすくなったろ!」
「でかした! おいチョコゴーレム、こっちだ!」
レオネベルは生き生きと殺気とエーテルを叩きつける。
追い縋ろうとした獣にはヴィナスとカッシアが立ちはだかり、氷矢と短剣が閃いた。
「せー、のおっ!!」
振りかざした鋼の大太刀がゴーレムを袈裟懸けに砕き、破片が散る。
「これで終いだ!」
鋼の爪が崩れた箇所を抉り、ナハシュの一撃がゴーレムの動きを止めた。
がらがらとチョコ色のゴーレムはその場に崩れ、同時に雨が止む。
「すまない、待たせたね」
「お疲れ様」
ずぶ濡れのSvartとノノアは、軽く手を合わせた。
●迷宮のお宝
敵をせん滅し、部屋の調査を開始する。
水浸しだった床もSvartが罠を解除したことで魔法のように水は消えた。
「体力を奪う雨、か」
「確かに……早めに解除しないと危なかったな」
攻撃を受けていないヴィナスたちも、雨に濡れた途端疲労を覚えていた。
それぞれの回復を済ませてから宝箱に取り掛かる。
Svartは獣の踏んだ罠を検分すると、そこに発動したままの状態で残っている。
侵入者に相対したモンスターが偶発的に踏むことでさらなる脅威が現れる――連鎖的な罠だろうか。
だがモンスターがいる場所に雨の罠もあったことから、罠もモンスターもランダムに配置されている可能性が高いと感じた。
「何見てるんだ?」
「壁の文字!」
ヴィンツの指した場所には文字があったが、意味を為しているようには見えない。
「なんて書いてあるんだろうな」
「神の言葉という人もいるね。はたまた神が人の言葉を真似たのか、ただの意味の無い羅列か。遺跡自体が学習したとしても面白いね」
「へぇ~……」
目を瞬かせたレオネベルはとりあえず相槌を打つ。
その後も、何かを発見しては目を輝かせる様子は楽しそうでちょっと面白かった。
「おい、ゴーレムが入ってた壁の裏に部屋があるぜ」
「隠し部屋かな」
宝箱からカカオを回収していたレイが顔を上げる。
どうやらナハシュが透視で見つけたらしい。
「……隙間があるね」
「試してみよう」
ヴィナスの見つけた壁の間へ慎重にナイフを差し込み、カッシアが仕掛けを作動させる。
がこんと大きな音の後、開けた空間が繋がった。
その中心には金色の宝箱が鎮座している。
「これは……」
「いかにもなお宝じゃねえか!」
「その前に」
「罠の確認ね」
壁から刃が飛び出す、天井が降りる、眠らせるもの、捜索の結果いくつも罠が見つかった。
新しい情報にSvartは頷く。
「なかなか興味深いね」
「殺意高えな」
「この宝箱も仕掛けがあるわね……頑張ってみましょう」
「おお……すげえ緊張する」
「何が入っているんでしょう……」
皆が見守り応援する中、ノノアは宝箱の罠を外す。
がちゃがちゃと鍵穴を弄り、鍵を開けて箱を開いた。
「これは……植物……?」
「すごーい!」
箱の中には植物の苗木。
ヴィンツによるとカカオの苗木で、かなりレアなドロップとのこと。
「お、やったな! やっぱすげえもんだったか」
「すごい成果なんですね……いやでもちゃんと育つのかな……」
ナハシュは喜びエシギは首を捻り、まだ荷物に余裕のあったカッシアが回収。
「何だか一息ついてしまったけれど……ここからどうしようか」
「結構荷物もいっぱいになってきたな」
「余裕があるならもう少し潜りたいところね」
相談の結果、体力的にも荷物にもまだ余裕があるとのことで、もう少し潜ることになった。
道中、ノノアはスルーした部屋を見つめるヴィンツに気付く。
「いくら皆がいなくなった後でも、罠を発動させては駄目よ?」
「うー……」
名残惜しそうな彼を引っ張って回収する。
何度も死にかけた、の意味が分かった気がした。
20層目。罠が通路にも仕掛けられ、解除にも明確に時間がかかってきた。
さらに探波だけでは捉えきれない罠も出始め、解除しそびれるとモンスターが付随して出現することもある。
触れると火傷してしまいそうな炎の通路を抜け、チョコ色の鎧を倒した一行は休憩を余儀なくされた。
「そろそろ潮時、だね」
22層まで進んだ辺りで、ヒールの残りはそれぞれ2回ほど。
事前に決めておいた撤退の目安だ。
ヴィナスのマップを頼りに、冒険者たちは地上へと戻る。
●お帰り!
カカオの苗木を見つけた冒険者たちは大いに称賛された。
回収したカカオも上等なものが多く、報酬は色を付けて皆に渡される。
Svartが報告した罠も、貴重な情報として重宝された。
「お疲れ! じゃあチョコ食いに行こうぜ」
「元気だね」
探索を終えた冒険者たちは解散し、レオネベルをはじめ幾人かは迷宮都市のチョコを楽しむ。
こうしてまた世界にチョコレートが普及し、きっと誰かの笑顔も増えただろう。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人
2021年02月18日 15時32分12秒 公開
相談掲示板
ノノアよ。よろしくね。 団体行動か分れて探索かになりそうですが、奥に行って多く手に入れる場合は団体行動のが安全ではありますね。どちらが良いかは皆さんの発言次第かしら。 わたしは隠か隠潜などの予定ですが、変更はできますわ。 後は情報では罠が多数と報告されてるので、罠解除と探波は持っていく感じですね。それとヒーラーがいないのでヒールかしら。
シーフのヴィナス。よろしく。 重視する箇所どうするかはまだ検討中。 ノノアの言う通り、ヒーラーがいないし、団体行動の方が安全かな。 仮に分かれるにしても二手くらいまでの方がいいんじゃないかって思ってる。
シーフのSvart・Natt(スヴァット・ナット)。よろしく。 わたし自身は能力的に【隠】または【隠潜】重視になりそう。勿論、作戦にもよるからそれに合わせることになるね。 ノノアの言うように、団体行動が安全だと思う。 分かれてもヴィナスが言う二手までが良いとわたしも思うよ。 わたし自身は、ヒール、罠解除、探波は持っていくつもり。 暗視やエンライトも考えているけれど……。 全体でどう動くかにもよるし、もう少し動き方を考えたいから後日また発言するよ。
ウォリアーのレイ。 よろしく頼む。 私は【戦】を主にした方が効率がいいのかな。 全体でどう行動するにせよ戦闘が避けられない部分もでてくるだろうしね。 団体行動に賛成するよ。
キャスターのエシギです、よろしくお願いしますね。 団体行動に賛成です。二手に分かれる場合は戦闘重視班と探索重視班など行動方針で分かれる感じでしょうか。 方針は探索系のスキルをあまり持っていないので、【戦】重視になりそうです。 持っていくスキルはヒールとバッドステータス付与系を考えていますが、全体の動きで色々変えられます。 汎用スキルはまだ何を持っていくか検討中なので相談を見ながら考えたいと思います。
No.6
ウォーリアのレオだ。よろしく頼む。 基本団体行動で問題ないぜ。自分の動き方としては【戦】【隠】かなという感じだ。 戦闘系のスキルはこれから考えるが探索系として『超嗅覚』と『超聴覚』を汎用スキルで持っていって探れたらなと思っているぜ。
今回の情報では罠がやたら多いようなので、戦闘重視班と探索重視班で分れた場合は戦闘重視の方が罠にかかって負傷がすごいかなと思ってしまいますね。もしも二手に分かれるのでしたら、罠解除できる方が各班に一人か二人必要になりそうですね。 団体行動のが安全ですが、敵が出た時にダンジョン内部が狭いと戦闘がしづらいかもしれないので、その際は戦闘しない方が後ろに下がるなど必要になりそうかしら? わたしも全体次第で暗視か別なのかも考えてますね。 宣言してる方を纏めてみますね。スキルは言った方のだけ見やすいようにしてみましたわ。相談によっては変更もする方もいるので、今はこんな感じですね。 ノノア【隠】か【隠潜】(罠解除、探波、ヒール) ヴィナス まだ未定 Svart・Natt【隠】か【隠潜】(罠解除、探波、ヒール) レイ【戦】 エシギ【戦】 レオネベル【戦】【隠】(超嗅覚、超聴覚) 今の所は半々な感じですね。
シーフのナハシュだ。よろしく。 同じく団体行動に異論はねえな。 1班なら全体方針としてなるべく深くもぐんなら【潜】、道中【隠】重視の奴で隠し部屋や宝箱を探しつつ、敵との戦闘が発生した場合【戦】重視がたよりになる。みてえなイメージでいたぜ。 2班構成で戦闘と探索重視で別れんなら、ノノアが言うように一人ずつ罠担当はいた方が良いとは思うな。 俺自身はまあ見ての通り【隠】よりではある。罠解除やなんかもあるから、2班に分かれる場合そちらの方へ回ることも可能だな。 戦闘に関しては、同じくあまりに狭所な場合此方の戦闘しやすい位置まで引っ張るか、難しけりゃ鵜飼いも視野に入れても良いたぁ思うね。早期発見にゃ勤めてえところだ。
キャスターのカッシアだよ。 挨拶出遅れちゃったかな、ごめんね。今回はよろしく。 俺も団体行動に賛成かな。俺自身は【隠】か【潜】で考えていたよ。 スキルはとりあえずヒールと、あとは探索に役立ちそうなスキル持っていけたらと思ってる。
やあ!ヴィンツだよ、よろしくね! 迷宮ってホント面白いよねー、たくさん宝箱見つけてカカオ集め頑張ろー!
ノノアまとめてくれてありがとう。 んー。戦闘専念するのは守りが心もとないのもあるから、【隠・潜】かな。 【潜】重視なら、超聴覚と暗視、【捜波】での索敵。 【隠】重視なら、罠解除と超聴覚、【探波】で罠発見。 複合だと、罠解除・超聴覚、【捜波】で索敵と罠解除。 辺りかなって思ってる。
ヴィンツさんもよろしくおねがいしますわ。 二班に分かれるメリットは動きやすさぐらいなので、団体行動のがお互いが補助できて臨機応変に動けそうですね。 後は奥の方まで行くとカカオが多い代わりに危険が増しますが、行ける所まで行って、全体の疲労やヒール回数の残りなどを基準に帰る感じになるのかしら? 全員の纏めるとこんな感じかしら?間違えていましたら遠慮なく変えて頂いて大丈夫ですわ。 ノノア【隠】か【隠潜】(罠解除、探波、ヒール) ヴィナス【隠・潜】(捜波、探波、罠解除・超聴覚など) Svart・Natt【隠】か【隠潜】(罠解除、探波、ヒール) レイ【戦】 エシギ【戦】(ヒールとバッドステータス付与系など) レオネベル【戦】【隠】(超嗅覚、超聴覚) ナハシュ まだ未定 カッシア【隠】【潜】(探索系とヒール) ナハシュさんが【隠】【潜】などをする場合はわたしが【戦】にもいけますね。その場合でも罠が多いので罠解除は持っていきますわ。
ノノアはまとめをありがとう。 団体行動に異論はないよ。 基本的にはノノアが言うように、行けるところまで行き、全体の疲労・ヒール回数の残りを基準に帰る、という方針が良いと思う。 個人方針を【隠潜】とし、確定で持っていくスキルを探波、ヒール、罠解除、暗視とするわね。 暗視や探波で索敵しつつ、罠を解除していくといったところね。 変動があるからまとめリスト、更新するよ。 ノノア【隠】か【隠潜】(罠解除、探波、ヒール) ヴィナス【隠・潜】(捜波、探波、罠解除・超聴覚など) Svart・Natt【隠潜】(罠解除、探波、ヒール、暗視) レイ【戦】 エシギ【戦】(ヒールとバッドステータス付与系など) レオネベル【戦】【隠】(超嗅覚、超聴覚) ナハシュ まだ未定 カッシア【隠】【潜】(探索系とヒール) ※ナハシュが【隠】【潜】などをする場合はノノアが【戦】にもいける。その場合でも罠解除は持っていく。
ノノアの基本方針に賛成。 俺の方は【隠潜】で特化しにいくことにしたので、 捜波・探波に罠解除と超聴覚のスキル構成にするよ。 やや潜比重かな? その分、ダブルエッジ外すことになるので、戦闘の方はお願いする形になると思う。 ノノア【隠】か【隠潜】(罠解除、探波、ヒール) ヴィナス【隠・潜】(捜波、探波、罠解除・超聴覚) Svart・Natt【隠潜】(罠解除、探波、ヒール、暗視) レイ【戦】 エシギ【戦】(ヒールとバッドステータス付与系など) レオネベル【戦】【隠】(超嗅覚、超聴覚) ナハシュ まだ未定 カッシア【隠】【潜】(探索系とヒール)
出発は明日なのでそろそろ決めておきますね。私はランタン、エンライト、透視も追加しておきますわ。 道具はランタン、ロープ、シーフズツールを予定していますが、カカオを集めるので、バックパックや麻袋など持っていった方が良さそうですね。何方も持って行かない時はロープを袋系に変えようと思いますね。 ヒールに関しては長期戦や他の方が持っていかなかった場合も考えて16回分 かしら。 後は撤退条件は帰り道も安全とは限らないので、ヒール回数が各自残り2回になったら撤退ぐらいが丁度よいかしら? ノノア【隠】か【隠潜】(罠解除、探波、ヒールx2、エンライト、透視) ヴィナス【隠・潜】(捜波、探波、罠解除・超聴覚) Svart・Natt【隠潜】(罠解除、探波、ヒール、暗視) レイ【戦】 エシギ【戦】(ヒールとバッドステータス付与系など) レオネベル【戦】【隠】(超嗅覚、超聴覚) ナハシュ まだ未定 カッシア【隠】【潜】(探索系とヒール)
ノノアまとめありがとう。基本方針はノノアの案にのっかるよ。 俺個人は戦闘はできるだけ避けたいと思ってるから、個人方針としては【隠】の方に確定しておくね。 とはいえ団体行動だから【戦】【潜】をサポートできるように、スキルはヒール、罠解除、超聴覚とバッドステータス付与にするよ。敵を狭い場所に誘導するときや、迂回する場合の足止めで役に立てるかな。 道具はランタン、シーフズツール、バックパックだ。 撤退条件もノノアの案で異論無いよ。 まとめリスト更新しておくね。 ノノア【隠】か【隠潜】(罠解除、探波、ヒールx2、エンライト、透視)/ランタン、シーフズツール、ロープ ヴィナス【隠・潜】(捜波、探波、罠解除・超聴覚) Svart・Natt【隠潜】(罠解除、探波、ヒール、暗視) レイ【戦】 エシギ【戦】(ヒールとバッドステータス付与系など) レオネベル【戦】【隠】(超嗅覚、超聴覚) ナハシュ まだ未定 カッシア【隠】(ヒール、罠解除、超聴覚、バッドステータス付与系)/ランタン、シーフズツール、バックパック
気付けば出発まで12時間を切りそうだね。取り急ぎ。 撤退条件はヒールの残り回数が各自残り2回で良いと思うわ。 道具はバックパック、シーフズツール、ロープを持って行くつもり。
挨拶以降顔を出せず申し訳ありません…ノノアさんはまとめありがとうございます、まとめて頂いた方針に従いますね。 個人方針は最初に宣言した通り【戦】で、バランスを見て攻撃寄りの構成にしようと思います。 探索系のスキルはアイテムは十分かもしれないのでマジカルポケットやバックパックを持ってカカオ回収に努めようかと。後は念のための灯りを持っていきますね。 ノノア【隠】か【隠潜】(罠解除、探波、ヒールx2、エンライト、透視)/ランタン、シーフズツール、ロープ ヴィナス【隠・潜】(捜波、探波、罠解除・超聴覚) Svart・Natt【隠潜】(罠解除、探波、ヒール、暗視)/バックパック、シーフズツール、ロープ レイ【戦】 エシギ【戦】(マジカルポケット、ヒールと攻撃寄り範囲攻撃とバッドステータス付与)/バックパック、ランタン レオネベル【戦】【隠】(超嗅覚、超聴覚) ナハシュ まだ未定 カッシア【隠】(ヒール、罠解除、超聴覚、バッドステータス付与系)/ランタン、シーフズツール、バックパック
っとすまねえ。すっかり間が空いちまった。 そんなら【戦】寄りにしとくか。探知系も十分すぎるくらい揃ってるように見えるしな。 撤退条件もヒール回数に準ずるので異論はない。 ノノア【隠】か【隠潜】(罠解除、探波、ヒールx2、エンライト、透視)/ランタン、シーフズツール、ロープ ヴィナス【隠・潜】(捜波、探波、罠解除・超聴覚) Svart・Natt【隠潜】(罠解除、探波、ヒール、暗視)/バックパック、シーフズツール、ロープ レイ【戦】 エシギ【戦】(マジカルポケット、ヒールと攻撃寄り範囲攻撃とバッドステータス付与)/バックパック、ランタン レオネベル【戦】【隠】(超嗅覚、超聴覚) ナハシュ 【戦】 カッシア【隠】(ヒール、罠解除、超聴覚、バッドステータス付与系)/ランタン、シーフズツール、バックパック
撤退条件は私の方で書いておきますね。 今急いで行動を書いていますが、急な対応とかはまだ対応はできますわ。
No.21
遅くなった。ノノアは撤退条件の記載ありがとうな。 一応オレの方は戦闘メインで準備予定。シーザーロアで気を引いたりできればと思ってるよ。スキルは単体攻撃系とヒールも一応持っていく予定だ。 あとアイテムはバックパック系とロープになる。 ノノア【隠】か【隠潜】(罠解除、探波、ヒールx2、エンライト、透視)/ランタン、シーフズツール、ロープ ヴィナス【隠・潜】(捜波、探波、罠解除・超聴覚) Svart・Natt【隠潜】(罠解除、探波、ヒール、暗視)/バックパック、シーフズツール、ロープ レイ【戦】 エシギ【戦】(マジカルポケット、ヒールと攻撃寄り範囲攻撃とバッドステータス付与)/バックパック、ランタン レオネベル【戦】(超嗅覚、超聴覚、ヒール、シーザーロア、単体攻撃/バックパック、ロープ) ナハシュ 【戦】 カッシア【隠】(ヒール、罠解除、超聴覚、バッドステータス付与系)/ランタン、シーフズツール、バックパック