邪竜討伐作戦!

とりる

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シナリオID:509

オープニング

 ドワーフ王国の冒険者ギルドへ、このような依頼が持ち込まれた――。

「邪竜の討伐作戦に協力してもらいたい。これはドワーフ兵団の指揮官殿からの依頼になる」
 依頼を届けに来たのはドワーフ兵の男性。ギルドの受付嬢に依頼内容を話し始めた。
「近頃……砦の地上部分の上空を飛行している邪竜の目撃情報が相次いでいるんだ。近々、襲撃を仕掛けて来るに違いない……」
 ドワーフ兵は深刻そうな表情をしている……。
「目撃されている邪竜は成体……かなりの強敵だ……。ドワーフ兵団だけで討伐まで持っていくのは不可能……そこで授恵者――冒険者の力を借りたいんだ」
 そのように真剣な口調で言い、ドワーフ兵は深々と頭を下げる。
「今、あの邪竜を討伐しておかねば、奴は……これまでの邪竜と同様に何度も何度も、襲撃と略奪を繰り返すだろう……。それは何としても阻止したい。脅威は可能ならば取り除くべきと指揮官殿は仰っていた」
 ドワーフ兵は唇を噛み、ぐぐぐ……と拳を握る。
「ここ半年くらいで授恵者が増え、少数精鋭が揃うことでようやく討伐も不可能では無くなった。我々ドワーフ兵団と、精鋭の授恵者――冒険者が力を最大限に合わせれば、撃破も可能であると思われる」
 受付嬢が内容を承諾し、詳細をお聞かせ願えますか、と尋ねればドワーフ兵は作戦計画書を取り出して見せる。
「ああ、もちろん。今回の作戦は我がドワーフ兵団と冒険者の密接な連携が必須となる。この依頼を受けてくれた冒険者には作戦計画をきちんと頭に入れておくように言ってほしい」
 ふむふむ……と受付嬢は頷く。
「現在、ドワーフ兵団は急ピッチで邪竜の迎撃準備中だ。最終的な邪竜の討伐は冒険者にお願いすることになる。……どうか、ドワーフ王国のために、よろしく頼む」
 また深々と頭を下げるドワーフ兵……。
「我々ドワーフは長年にわたり邪竜から略奪を受けて来た……奴らが満足するまで耐えるか、出来ても追い返すのがやっとだった……それが、授恵者の増加により、討伐も可能になったのだ……!」
 ドワーフ兵は顔を上げると涙ながらに語る……。
「特に今回のような強力な個体の邪竜の討伐は我々ドワーフの悲願……! ドワーフ兵団はもちろん全力で戦う、そこに、授恵者――冒険者の力を貸してもらえないだろうか? 頼む――!!」
 またまた深々と頭を下げるドワーフ兵。ここまでぺこぺこされては受付嬢もわたわたしてしまう。
 ……というわけで受付嬢は気合を入れて依頼書を作成し、腕に自信のある冒険者を募るのだった……。

解説

【依頼概要】 場所はドワーフ王国。地上部分の砦。 最近、飛行型の邪竜が頻繁に目撃され、近々襲撃が予測される。 その為、ドワーフ達は迎撃の準備を進め、邪竜への直接攻撃部隊として冒険者の派遣をギルドへ依頼した。 ドワーフ兵団と協力し、邪竜を撃破せよ! 【敵情報】 飛行型の邪竜1体。成体。体長8m級。 攻撃手段は炎のブレス(扇型の範囲攻撃)。噛み付き。太く長い尻尾での薙ぎ払い(範囲攻撃)。 (PL情報:邪竜の強さはドワーフ兵団と冒険者達が最大限に上手く協力してギリギリ倒せる程度です) 【作戦計画概要】(全体的な流れは冒険者も知っています) ■フェーズ1:前哨戦 邪竜の襲撃から始まります。これはドワーフ偵察兵から情報が入ります。 ドワーフ兵団はすぐに迎撃態勢を取ります。 仮設砦からのバリスタや、クロスボウ隊による対空攻撃による集中砲火で邪竜を一時退却させます。 遠距離攻撃を持つ冒険者は適度に攻撃して下さい。 ■フェーズ2:追撃 一時退却した邪竜はクリエスター山脈奥へ。岩山に囲まれた場所、地上に降り、休息します。 ドワーフ兵も追撃に参加。移動式バリスタ攻撃部隊や、クロスボウ隊による攻撃を仕掛けます。 もし邪竜が飛行した場合は対空砲火で撃墜します。冒険者達は落ちた所等、隙があれば攻撃して下さい。 邪竜は生命力を半分以下にすると退却を始めます。 ■フェーズ3:討伐 逃げた邪竜はクリエスター山脈の更に奥の方へ。ここからが本番、冒険者最大の見せ場です。 この時点まで進めばドワーフ兵は撤退します。冒険者達のみでの戦いになります。 目標の邪竜の巣は既にドワーフ偵察兵が既に発見済みです。 巣は岩山の下部が、くり抜かれた様な場所。広いドーム状の空間。大剣や槍等も問題なく使えます。 ※ここまで来れば邪竜はもう飛行しません。 傷ついた邪竜は巣で身体を休めていると思われるので全力攻撃を仕掛けて、討伐を目指して下さい。 当然ですが邪竜も全力で抵抗して来ますので最大限に注意を! 【味方情報】 ●ドワーフ指揮官&副官 邪竜討伐作戦の指揮を執るドワーフ。 もし死亡するとドワーフ兵の士気はガタ落ちの上に作戦にも支障が出る。 ※後方に居るのでトラブルが無い限り大丈夫ですが一応気に留めておいて下さい。 ●ドワーフ兵×多数 主にクロスボウで武装。バリスタ攻撃部隊も含まれる。 ※彼らへの損害次第でも成功度が上下します。 【その他】 撃破・完全撃退・一時撃退等で段階的に成功度が変化。

マスターより

ドワーフ兵団と協力しての邪竜退治! 長期戦・大規模戦闘になります。 「かなり難しい」依頼ですので【作戦計画概要】の熟読を願います。 また、冒険者達の役割分担や力の配分も重要になって来ますので、きちんと相談してくださいね。 それでは、ご参加をお待ちしております。

リプレイ

●
 ドワーフ王国領内・地上部分の砦――。
 頻繁に成体の邪竜が目撃されているということで、ドワーフ兵団は急ピッチで迎撃準備中。
 見張り台が多数設置され、仮設の砦には大型の対・邪竜用バリスタも可能な限り配置。

 クロスボウをメイン武器として装備したドワーフ兵も警戒を厳にしている……。

 ……そして、今回の邪竜迎撃作戦の最終フェーズにて邪竜討伐という大役を任された、十名の授恵者――冒険者達。

「竜殺しか――悪くない。邪竜と魔剣、どちらが強いか試してみようじゃないか」
 ゴブリアは強敵との邂逅を経て強くなることを冒険者をする上での目的としているため、今回の機会は願ってもないチャンスと見ている模様。

 ゼラルム・エルホワイトは、今回の作戦は長期戦になると予想している。
 そのため、作戦フェーズ移行毎に【ヒール】による回復をしっかりと行うつもりだ。
 今回の冒険者パーティにはヒーラーが居ないため、【ヒール】の残り使用回数には特に気を配らなければならない。

「いつも以上に真面目にやらないと種族都合で嫌がらせだの強制破棄されそうだなぁ……これだから竜信者相手も竜嫌いとの仕事も大変なんだよなぁ」
 サイラスは自身がドワーフと関係の良くないリザードマンということで何やらぶつぶつと呟いている……。
 下手を打った場合、無いとは思うがドワーフ兵団に作戦から追い出されてしまう~という最悪の事態も考慮し、なるべく穏便に。
(一応鍛治士だからその辺の話題とかも技術の話とか出来たら美味しいし)
 馴れ馴れしくならない程度に、ドワーフ兵たちと会話・打ち合わせなどを行うサイラス。
(戦闘後に鱗とか血液とか尻尾とか、邪竜の一部を拾ったり貰ったりしたいところだな。研究のサンプルとか用にとにかく欲しい)
 ……ともあれ相手はかなりの強敵。成体の邪竜で8m級ともなれば冒険者全員とドワーフ兵団が最大限に協力してやっと倒せるかどうか……五分五分だろう。
 現時点で戦利品のことを考えても取らぬ狸のなんとやら~なのでサイラスは少しでもドワーフたちと打ち解けるべく、バリスタの矢を運ぶなどの手伝いに励む。

 英雄を志し、日々冒険者として鍛練を欠かさない青髪に青い瞳の少女、フリーダ=ブロムヴィスト。
 彼女は基本的にドワーフ兵団の指揮官が立案した計画に沿って行動予定であり、全フェーズ通して前衛を張るつもりである。
 なお、フェーズ1・フェーズ2では邪竜への攻撃の主軸となるドワーフ兵団の護衛を担当予定。
 今回の依頼の評価にはドワーフ兵団の損害状況も含まれるため……そしてドワーフの指揮官クラスが倒れるようなことになれば兵の士気がガタ落ちなだけでなく、作戦の即時中止もあり得るためだ。

 魔弾の雪豹――白銀のハーフビースト、セリオス・オーガストはシンプルに邪竜の討伐を目的とする。
(成体の邪竜……相手にとって不足は無い……。いや、むしろ巨大な壁と見るべきか――)

 レイ=レーベンス=レックフォードはフェーズ1・フェーズ2共にドワーフ達と行動予定。
 事前にドワーフ指揮官、および副官へ「射撃タイミングの指示を任せてくれないか」と掛け合うがドワーフ指揮官達は当然、難色を示した。
 普段から兵団として纏まって訓練を行っているところへ、いきなり初見の冒険者が入り指揮を執る……そのようなことをすれば指揮系統が乱れるのは明白だ……。
 ましてや今回の敵は“冒険者とドワーフ兵団が最大限に協力してギリギリ勝てるかどうか”という強敵、8m級の成体邪竜である。指揮系統の乱れは作戦失敗に直結しかねない。
 ……しかしながらレイは根気よく指揮官を説得し、実際に射撃を担当するドワーフ兵にまで頭を下げた。
 前線に出る兵達も当初は困惑気味だったがドワーフ指揮官は「そこまで言うなら」~と、フェーズ1・フェーズ2にて特別に『1部隊(移動式バリスタ1基・ドワーフ兵数名)』の指揮権をレイに与えることにした。
 当のレイは【カリスマ】で注目を集め【戦術眼】と共に効果的なタイミングでの射撃を指示を行うつもりである。

「ここでがんばればドワーフたちのリザードマンへの偏見の払拭につながるかも……気合入れていきます!」
 くりくりとした黒い瞳、小さな丸い獣耳、黒髪ショートヘアのレイヤ・ダライ=カホール。
 彼女は黒い濡羽色の鱗――センザンコウの特徴を持つハーフビースト。
「あと、この戦いで名を上げれば竜みたいな尻尾でもドワーフ王国を大手振って歩けるようになるでしょうか……!」
 父親譲りの竜のような黒い鱗は彼女の誇り。しかし……それは今回の討伐対象であり、ドワーフの天敵である『邪竜』を連想させるもの……。
 そんなわけで彼女は作戦開始前にドワーフの兵士達へ「自分はハーフビースト」と説明して回った。有らぬ誤解を生まないためだ。
「ドワーフ王国の事はあんまり知らないんです……どんなとこだろう、行ってみたいなぁ……!」
 瞳をキラキラさせるレイヤ。……まあ、竜のような尻尾を除けば可愛らしいケモミミ美少女であるため、レイヤは特にドワーフからは警戒されなかった。

「邪竜! に襲撃される恐怖と戦ってるんだね」
 翡翠のような瞳に、赤色が混じった桃色の髪を三つ編みとサイドテールに纏めた可愛らしい少女、ニーラ・メッコ。
「よし! 私もドワーフさん達に協力するよ! 一緒に邪竜をやっつけよう!」
 好奇心旺盛な彼女。しかしながら今回の依頼は成体邪竜の迎撃・討伐――ドワーフの悲願ということで気力十分な様子。
 ニーラ個人の目的としてはドワーフ兵の損耗を抑えることと、邪竜にきっちりトドメ刺すこと。

(邪竜と対峙するのはこれで二度目……)
 顎に手を当て思案するナハティガル=ラー。美麗な容姿の彼は一見するとエルフだが――二本の角からそうでないことが判る。
 彼は、種族的にはゴブリンである。ゴブリンロードの父とエルフの母を持つナハティガルは一般的に思い浮かべられるゴブリンとは(良い意味で)かけ離れた眉目秀麗な青年。
 彼を一言で表現するならば“えらくイケメンなゴブリン”といったところだろうか。
(前回は討伐目的では無かったが、戦闘経験を多少なりと役立てる事が出来るかもしれん)
 ……話を依頼に戻そう。ナハティガルは以前、邪竜と交戦したことがあるらしい。
 作戦の全フェーズを通して邪竜の視線の動きや尻尾の攻撃軌道などを観察し、敵の攻撃パターンを分析・対処するつもりだ。
 また、フリーダと同じくドワーフ指揮官や副官を気にかけ、邪竜に狙い討ちされないよう注意を払う。危険察知時には即報告し、速やかに退避してもらうことを想定。

 夜空を凝縮したような深い紫色の、緩いウェーブの掛かった腰くらいまでの長い髪――そして煌めく金色の瞳。
 肉体はスレンダーながらも出るところは出ていてきゅっと締まったウェストと腰から美脚のラインが素晴らしい……。そんな絶世の美女、エミリア・シバ。
「おねえさん、最初は出来る事があまりないのよねぇ」
 ヒューマンのシーフであり、近接格闘戦に特化した彼女は作戦のフェーズ1の段階では役立てることが少ないと考え、ドワーフのクロスボウ部隊へボルト(矢)を運ぶつもりである。

 …………それから十名の冒険者とドワーフ兵団は邪竜の襲撃まで可能な限り準備を整える――。

●
「どこに誘い込むかなど、決めてはあるのか?」
「邪竜の動き次第だが、ある程度は決まっている」
 ゴブリアの問いにドワーフ指揮官はそのように返した。
 彼女……ゴブリアは事前にドワーフ兵団と打ち合わせ。作戦・邪竜と交戦予定地点の周辺地形や兵団の人数を踏まえ、フェーズ1・フェーズ2の予定地点の情報を得ておく。
 そして作戦が展開される予定地点の地図を見て、ドワーフ兵団のバリスタやクロスボウによる射撃の射線を通し易く、少ない壁役で邪竜からの攻撃を遮り易い場所を探る……。

 ゴブリアが思案していると……ドワーフ偵察兵から敵襲の報。程無く遠くから邪竜らしき咆哮が聞こえた。
「総員、戦闘配置!!」とドワーフ指揮官が声を上げれば、警鐘を打ち鳴らす、けたたましい音が周囲に響く。

 ――しばしの後、暴風が吹き荒れ、冒険者達とドワーフ兵団の前に“巨大な漆黒”が姿を現した。
 それはまさしく8m級の……成体邪竜が翼を広げた姿。禍々しい漆黒の竜……それは直上よりこちらを見下ろし、咆哮。――凄まじい気迫。

「あれが邪竜……あれだけ大きいと長期戦は避けられそうにありませんね」
 言ったのはフリーダ。
「啓示でも『このアール=ティ=エーの難関の一つです』とありますし、強敵である事は間違いありません。ですが私達の力を合わせれば勝てない相手ではないはず。頑張りましょう」
 フリーダは巨大な邪竜を見上げ、睨み付けながらダマスカス鋼の盾を構える。

 ――戦闘開始。

 まずはドワーフ兵団のクロスボウ部隊による集中砲火が始まる。
 ……授恵者でもない一般兵士のクロスボウによる射撃程度では邪竜にはほとんどダメージを与えることは出来ないが――数で弾幕を張れば牽制にはなる。
 クロスボウ部隊の対空・集中砲火で邪竜を誘導し、そこへ当たりさえすればそれなりにダメージが通るバリスタでの射撃を撃ち込む。それがドワーフ兵団の基本戦術。

「今だ! 射撃開始!!」
 レイも自分が任された部隊に射撃指示を。……しかし、やはり付け焼刃では上手くいかず、なかなか攻撃が邪竜に当たらない。こればかりは戦場で慣らすしかなかった。
 それからレイは自分の部隊だけでなく、他のバリスタ部隊による攻撃が邪竜の『どの部位に命中したか』も記憶しておく。
 なお、自分と同じく【戦術眼】を持つサイラスと配置を分担……ともレイは考えたが――当のサイラスはバリスタ部隊へ矢の供給に走っており、ドワーフ兵団へのサポートに回っている。

 セリオスはドワーフ兵と共に邪竜の迎撃に当たる。
 ドワーフ兵団の集中攻撃の合間を補う形で【風読みの矢】による射撃。放たれた矢は風のエーテルを纏って加速し対象に向かう――。
 邪竜の目など弱い部分を狙って攻撃するも……飛行する邪竜にはそこまでの精密射撃は難しかった。
 しかしながら邪竜のブレスなどの反撃、その注意を逸らせてドワーフ兵団へ攻撃を集中させないようにすることには成功。

 ***

 ――続いて冒険者のキャスター組による遠距離攻撃開始。

 ゼラルムは冒険者とドワーフ兵団、友軍の射程に入り次第、【フリーズボルト】や【アーケインテンペスト】を発動して邪竜に対処。
【アーケインテンペスト】を発動の際には稲妻のような光を無数に召喚、稲光は邪竜に纏わり付き、移動を可能な限り阻害する。

「友軍の集中砲火を支援します」
 レイヤは【魔糸】や【フリーズボルト】などを邪竜に放ち、移動を阻害。
(邪竜の動きが鈍ったところへ攻撃してもらって集中砲火が最大の効果を発揮するようにしたいですね……)

 ニーラは【魔蝕】や【魔錆】を発動して邪竜に対処。主にバッドステータスの付与を目的とする。
 魔法発動の際には味方と使用タイミングが被らないように。
 ――邪竜は抵抗力も高いらしくなかなかバッドステータスを受け付けないが、そこは仲間と共に数を撃つ戦法で攻めていく。
 また、ニーラは邪竜をよく観察し、ブレスを吐く予備動作を見切ろうとするが……現時点では邪竜の動きはかなり不規則であり、見切るまではには至らない。

 ゼラルムは【フリーズボルト】による攻撃を優先しつつも他、【魔錆】【魔蝕】【魔霞】を使い分け、少しずつでも邪竜へダメージを蓄積させることを優先。
 射程の有利を活かし、魔法攻撃によって移動阻害で敵の足を潰し、敵の射程外から叩く……つもりであったが邪竜のブレスの攻撃範囲は予想より広く、あまり『射程の有利』は無い模様……。
 流石の強敵――8m級成体邪竜というべきか……反撃を受けてしまうことも多々あった。その都度【ヒール】にて回復……。
「今は友軍の火力が頼り……。友軍に被害を出さないことを重視しますか」
(出来ればこの段階で敵攻撃の射程と射角を大体測っておきたい……)

 ニーラは【魔錆】を主に発動し、ドワーフ兵団のバリスタやクロスボウによる攻撃で少しでもダメージを稼ぐ。
 また、隙があれば矢を運び、ドワーフ兵のお手伝いを……したかったが、邪竜は予想以上の強敵であり、キャスター組もローテーションで絶えず魔法攻撃を行う必要があった。

 ***

 ナハティガルは【天眼】や【超視覚】にて邪竜の位置を捕捉。邪竜の現在位置をドワーフ指揮官に逐一報告。
 邪竜の移動予測位置をドワーフ指揮官に伝え、バリスタやクロスボウによる対空攻撃の参考にしてもらう。

 フリーダは仮設砦備え付けのバリスタや、ドワーフ兵クロスボウ部隊へ矢の供給を中心に行動。邪竜へ絶え間なく対空攻撃が行えるようにサポート。
 邪竜の攻撃がドワーフ兵団の指揮官や副官のほうへ向きそうになれば【カバリング】にて対処。

「敵の出鼻を挫くことが肝要か……」
 ゴブリアはフェーズ1・フェーズ2の火力の要であるドワーフ兵団のサポートに注力。
「確実にドワーフ兵団の損耗を抑え、巣へ邪竜が撤退する前に有効打を一つでも多く与えることを目指すぞ」
 防御に集中し鋼の盾を掲げて守りを固め、ドワーフ兵団に対する邪竜の攻撃を【カバリング】にて自身が受け止める。

 ***

 サイラスはフェーズ1中、物資の運搬に回りつつ邪竜の動きを観察。その際には【カリスマ】にて可能な限りドワーフへ友好的に接する。
(蜥蜴故に邪竜に付きそうとか言われて邪魔入ると困るんだよなぁ……強制リタイアとかやられると、ねぇ? 竜になる為の研究はしてるけど竜なんて信じる訳ないのに)

「多少早く動けるからバリスタの矢とかそういった物資の運搬を手伝うわ」
 エミリアもサイラスと同様にフェーズ1ではドワーフ兵団へ矢の供給などに奔走する。

 …………しばらくの交戦後、ドワーフ兵団の集中的な対空砲火とセリオスの射撃や冒険者・キャスター組の魔法集中攻撃によって傷を受けた邪竜は予定通り一時退却して行った。

 とりあえずはフェーズ1成功。予想よりも多少被害が大きかったものの、許容範囲内ではある。
 冒険者達もそれぞれの【ヒール】により傷を癒したあと、ドワーフ兵団と共に邪竜の追撃に移った――。

●
 邪竜討伐作戦フェーズ2・追撃戦――。

 エミリアは高い移動力を活かし、先陣を切って行軍。その後に冒険者達とドワーフ兵団が続く。
(初撃だけでもこちらから奇襲をしたい……邪竜は傷を負って血を流しているはず……向こうに気付かれる前に、先にこっちが見つけたいわ)
 彼女は【超嗅覚】を用いて邪竜の血の痕跡を辿る……。それから間もなく地上で身体を休めている邪竜を発見!
(敵は地上――攻撃を仕掛けるチャンスね。狙うならまずは……飛行――敵の機動力の要の翼ね。そこを集中的に狙いたい……)
 岩陰から飛び出し、【疾風足】にて機動力を向上させつつ【ダブルエッジ】によるダマスカス鋼の細剣と鋼の細剣による連続の斬撃を叩き込み離脱する、【フェザーステップ】を駆使してのヒット&アウェイ!

 ――エミリアの奇襲を受けた邪竜は飛行し、ブレスによる反撃を行ってきた。エミリアは回避行動。

 次にエミリアは【エアーライド】を用いてエーテルを爆発的に噴出することにより空中を駆ける――。
(飛行している時のバランスを僅かでも崩させたいわね……)
 そう考えたものの……飛行中の邪竜との空中戦は不利と判断し、一度下がり、ドワーフ兵団やキャスター組に一旦攻撃を譲る。

 ***

 ドワーフ兵団は指揮官の号令により、フェーズ1と同様にクロスボウ部隊の集中砲火で邪竜の行動を制限しながら誘導し、移動式のバリスタを撃ち込んで一撃一撃確実にダメージを与える。

 レイも邪竜接近時に牽制・距離を離すべく、ダマスカス鋼の大剣を抜いて【衝撃刃2】の斬撃を放ち、指揮を任されている移動式バリスタ1部隊に射撃を指示。
 その後もレイはキャスター組のバッドステータス効果付き魔法攻撃後、他の部隊に合わせて自身が指揮するバリスタ部隊に射撃指示を出す。
(岩場……接近されると不味い……潜める場所があれば状況に応じてドワーフ達にそこに避難して貰おう)

 セリオス、彼は岩山の物陰に潜み【隠蔽】を活かして姿を隠し、【見えない死神】による不意打ち射撃を邪竜に仕掛ける。
 一度攻撃した後は移動して潜む場所を変え、また【隠蔽】により身を隠し、再び【見えない死神】による射撃を撃ち込んで行く。
 また、ドワーフ兵団の対空砲火へ注意が向いている際にはその隙を狙い、射撃。連携……とは言えないものの、自身のダメージを抑えながら確実に少しずつ邪竜へダメージを蓄積させるには有効。
 邪竜が空中に居て飛行している場合には敵の死角になりそうな岩陰に身を隠し、対空射撃。

 ***

 冒険者・キャスター組――。

「さっきの砦と違って防御施設に拠って戦えない……それなら、【アイアンウォール】で鉄壁を召喚!」
 ニーラは事前にドワーフ指揮官と相談し、邪魔にならない場所へ魔法の鉄壁を形成。邪竜の攻撃からドワーフ兵団を守るための防壁として使ってもらう。
 次はフェーズ1と同様に【魔錆】を発動。邪竜へのバッドステータス付与を狙い、ドワーフ兵団のバリスタやクロスボウの統制射撃が少しでも通るように……!

(出来れば邪竜が飛び立つ前に味方にアーケインを使用して貰いたいが……)
 ゼラルムはそのように考えるが……とりあえずフェーズ2の初手は【フリーズボルト】を発動して攻撃。
 ……キャスター組はフェーズ1の段階からわりと邪竜へ集中攻撃を行っているのでドワーフ兵団の次に邪竜から攻撃を受け易くなっていた。
 ドワーフの砦から移動した為、ここには防備が無い……。岩場だけに身を隠せる場所はあるものの、冒険者とドワーフ兵団全員が隠れるには足りない……。
 ゆえに、先ほどニーラが召喚した【アイアンウォール】の鉄壁を遮蔽として活用させてもらう。

 レイヤは【バランス感覚】を活かして近くの岩山へ登り、高所に陣取って魔法にて援護を行う。
 邪竜が地上に居る際、【アーケインテンペスト】を発動・召喚して邪竜の動きを阻害。声を上げてドワーフ兵団へ伝え、この隙に集中砲火を行ってもらう。
 ドワーフ兵団の被害を減らすため、邪竜がブレスを吐いた際には次の攻撃で【魔弾】を発動し、邪竜の頭部を狙って攻撃。
 ブレスの攻撃範囲を逸らし、邪竜の次の攻撃が別のほうへ向くことを祈る……。

(これは助かる……)
 ゼラルムはレイヤの【アーケインテンペスト】召喚により邪竜の行動が阻害されるのを目にして、魔導書を持つ手に少しだけ力が入る。
 ――先ほど自分が望んだ状況が目の前にあったのだ。
 邪竜に生まれた隙を活用させてもらい、再度魔法攻撃を放つ。……偶然とは言え、冒険者同士の自然な形の連携が生まれた瞬間だった。

 ***

(相手の攻撃手段とか飛び方の癖とか調べないと)
 サイラスはドワーフ兵団の対空砲火で邪竜が地上に落ちたところに攻撃を仕掛け、邪竜の翼や尻尾へ【衝撃刃】や【鋭撃】にて斬撃を見舞う。
 飛行を封じることや、尻尾を抉ったり千切れたりすることを狙うが……8m級成体邪竜の防御力はそれほど甘くなかった。ダメージを与えたのみ。

 ナハティガルも邪竜撃墜時の隙を見計らい、【疾風足】により加速し、邪竜の側面へ一気に接近。
【エアーライド】から跳躍して宙を舞い、邪竜の背に飛び乗り、
「――呪われし我が血よ。その肉を刺し穿ち、侵食せよ……!」
【死齎刃】の不可視のエーテルを纏わせた刃による斬撃を叩き込む……!!

 ***

 ゴブリアはドワーフ兵団から邪竜のターゲットを逸らすため、地形を踏まえつつ【チャージング】にて邪竜とドワーフ達の間に割り込み、自分に攻撃が向くよう誘導。
 出来る限り他の冒険者やドワーフ兵達と距離を保ち、邪竜の範囲攻撃の際に被害を抑える様に行動。

 フリーダもドワーフ兵団の支援をメインに動く。邪竜のドワーフ兵団への攻撃を【カバリング】にて受け止めて被害を抑え、次に【衝撃刃2】の斬撃を放って牽制攻撃。

 ***

 エミリアは【天眼】で得た情報により、邪竜の鱗の硬質部分に弾かれた流れ弾への注意や、味方が密集し過ぎないようにドワーフ指揮官へ伝える。

 そうしてしばらく激戦が続いた…………。

 …………その後の流れは――
 飛行する邪竜をドワーフ兵団の対空砲火で撃墜し、冒険者のキャスター組が魔法攻撃と支援、近接組が斬り込み、邪竜の反撃をゴブリアとフリーダが引き受ける……というのが主な形となった。
 それを何度も繰り返し…………ようやく邪竜を退却させることに成功。被害は大きかったがどうにか討伐作戦のフェーズ2を完了した。

●
「仕上げです! ……が、その前に【ヒール】で傷を癒しましょう」
 言ったのはレイヤ。負傷した仲間の元へ駆け寄る。

 邪竜討伐作戦・フェーズ2は一応無事に完了。続いて最終フェーズの3に移行するわけだが――
 ドワーフ兵団の盾となっていたゴブリアとフリーダは特にひどく消耗していた。
 おかげでドワーフ兵団には負傷者多数で重傷者こそ出たものの、死者は無し。
 ゴブリアは邪竜の巣へ移動しながらの回復を考えていたがそれが不可能なほどにダメージを受けた。
 ゆえに、かなりの回数の【ヒール】を使用して己の傷を癒す……。フリーダも他の者から【ヒール】による治療を受ける。

 少して……フェーズ3、邪竜の直接討伐を担当する冒険者の回復が完了。

 レイはドワーフ達に礼を言い、「必ず倒す」と明言。

「ドワーフさん達、祝勝会の準備をして待っててね!」
 ニーラもここまで必死に、共に戦ったドワーフ兵団の皆へ手を振る。

 冒険者達は気を引き締め、いざ邪竜の巣へ向かう――。

 ***

 邪竜の巣穴手前……。

「ここからが本番です」
 フリーダは巣穴へ入る前に水袋の水を被っておく事で――実際に効果があるかは不明だが――少しでも炎ブレスに対する準備をしておく。

「細かい事を考えずに全力で戦いましょ」
(これまでに出来ているはずの傷を更に抉る感じで攻撃したいわね)
 エミリアは言いながら二振りの細剣を抜き、構える。

「邪竜の巣に乗り込むぞ!」
 ニーラが声を上げ、冒険者達は邪竜の巣へ突入!

 ***

 ――大きなドーム状の空間……ここが邪竜の巣……見れば中央部に邪竜が身を丸めて休んでいた。しかしすぐに冒険者達の侵入に気付き、咆哮。
 戦闘開始……!!

 フリーダはまず【チャージング】を駆使し、早期に邪竜の元、かつブレス攻撃の範囲外まで接近する。
 次の行動で【シーザーロア】を使用。【執着】のバッドステータスにより強制的に邪竜を接近戦に引き込む……! 大剣による近接格闘戦へ。

「届かないとでも思ったか?」
 ゴブリアはフリーダが【シーザーロア】で邪竜の注意を引き付けたので通常の魔法攻撃。
 翼や尻尾の付け根、『割に狙いやすく行動阻害の効果が大きい部位』や眼や顎などの『破壊時の効果が高い部位』を狙う。

「もう普通にやるしか」
 サイラスは大太刀を振るい【紫電一閃】による強力な鋭い一撃を叩き込み、邪竜の反撃時は隙を見て【戦士の一断】を発動。武器が一瞬、燃え上がるように眩く輝く。
 強力な攻撃を行った後は味方後衛の射線に注意しつつ近接格闘戦を演じ、残りのスキル全てで邪竜へ大太刀の斬撃。

 後衛、 シューターのセリオスとキャスター組の攻撃。

 セリオスは後方から射撃による援護。邪竜のブレスや尻尾の薙ぎ払いの範囲攻撃を避けるため、射線に気を配り常に距離を取る。
【真ハーツベインショット】を撃ち放ち、【スリップ】によりダメージを与えつつ、次の攻撃では【重撃射】を放ち、またバッドステータスの付与を狙う。
 以降は【重撃射】を放っての回避低下が掛かれば【鋭射】と【強射2】を使い分けて全力の射撃を邪竜へ撃ち込む。

 ゼラルムは初手で【フリーズボルト】を放ち、以後は【フリーズボルト】の他、【魔蝕】【魔錆】【魔霞】の回数が許す限り魔法攻撃を放つ。

 レイは仲間と纏まらず範囲攻撃を受けぬように散開、絶えず位置を変えながら【衝撃刃2】の斬撃を飛ばして邪竜へ攻撃。
 しかしながら避け切れない邪竜の攻撃は来る。ダマスカス鋼の盾を構えて防ぎつつ【装甲防御】にてダメージをなるべく軽減。

「魔法攻撃で牽制、味方前衛を援護するよ!」
 ニーラは『宿り木の長杖』から放つ魔法攻撃を主体とする。
 そして交戦しつつ、タイミングを見て【アーケインテンペスト改】を召喚し邪竜の行動を阻害し、次に【魔蝕】【魔錆】を発動してバッドステータス付与を狙う。

「ここが正念場……これまでの攻撃方法を駆使します!」
 レイヤ、彼女は邪竜の脚部を狙って【フリーズボルト】を放ち、次で反対側の脚に【魔弾】を放ち、脚部を集中攻撃。
 尻尾の薙ぎ払い時に転倒を狙う……が、8m級成体邪竜の脚力は凄まじく、このくらいでは揺るがなかった。キャスター組は薙ぎ払い攻撃を受けてしまう。

 ……続いてシーフ二人による近接格闘戦。

 ナハティガルは【フェザーステップ】【疾風足】【死齎刃】を駆使しての攻撃。
 エミリアは【フェザーステップ】【ダブルエッジ】による二刀斬撃。
 二人ともヒット&アウェイで邪竜へダメージを与える。
 更に、【疾風足】により邪竜の周囲を素早く駆け回り、攪乱し、邪竜の注意をキャスター組から逸らす。

 それからしばしの交戦後、ナハティガルは【フェザーステップ】【疾風足】による移動へ【エアーライド】を組み込み、立体的な機動で舞う様に動き回り――
 ……仲間の攻撃で邪竜が隙を見せたところへ、邪竜の死角となる頭部・直上より強襲を仕掛ける――!!
「――その首級、貰い受けるぞ……!」
 そのダマスカス鋼の暗針による刺突攻撃は――確かに邪竜の片眼に突き刺さった。だが――凄まじい力により邪竜は首を振り、
「!?」
 ナハティガルは吹き飛ばされる。その後、邪竜は思わず皆が耳を塞ぐ程の大きな咆哮を上げ、これまでよりも威力を大幅に増した炎のブレス――いや、業火のブレスを吐き出した――。

 ***

 ……。
 …………。
 ………………。

 ナハティガルの一撃は邪竜の『逆鱗に触れた』と言えるだろう。邪竜が噴いた業火のブレスにより冒険者全員が大ダメージを受けた。

「……っ。態勢を立て直す」
 ゼラルムは自分を含め、あまりに味方の消耗が激しい現状に目を向け……ゴブリアや他の【ヒール】持ちへ声をかけ、有りっ丈で回復を行う。

 幸いにして邪竜のダメージもかなり大きかったようで、回復する隙はあった。
 冒険者達は可能な限り態勢を立て直し、再び邪竜へ攻撃……!

 フリーダは大剣を掲げて【シーザーロア】を発動。邪竜の攻撃を全て引き受ける覚悟。

 レイヤはナハティガルが傷を付けた邪竜の片眼を狙い、【魔弾】を撃ち放つ。
(……戦いは非情なのです)

 再び邪竜は咆哮。再度、業火のブレスが来る……!

「絶対あきらめない!」
 ニーラは「ブレス!」と叫びつつ【エーテルバリア】を展開してなんとか耐え凌ぐ……が、仲間の生命力もそろそろ限界が近い。【ヒール】は先ほど使い切ってしまった。

「まだだ」
 セリオスは【真ハーツベインショット】の二射目を撃ち込み、【スリップ】を邪竜に付与。

 先の業火のブレスを【アクセラレイター】で回避したナハティガルが【疾風足】にて肉薄し、邪竜の傷口に暗針を打ち込み、
 同じくブレスを【アクセラレイター】で回避したエミリアが同じ傷口に【ダブルエッジ】の二刀斬撃を入れる。

(ダメージを癒しにここへ来た以上、敵は深手を負っているはず……向こうも必死だろう。潰した片眼――は俺には狙えない……だが――)
 最後にレイ。
 ……ドワーフ兵団・バリスタ1部隊の射撃を指揮していた際の記憶を頼りに、傷を付けた部位を自分の目で探し、【チャージング】にて一気に吶喊。
 大剣を握り締め、大きく振り被り、【紫電一閃】。
 ドワーフ兵団、冒険者の仲間達、短い間であっても顔を合わせた皆の表情を思い起こしながら己の力と技、心の全てを込め――
 邪竜の傷ついた部位を狙い……力と速度を兼ね備えた、研ぎ澄まされた鋭い斬撃を繰り出す……!!

 その一撃は邪竜に大ダメージを与え、邪竜は大きな音を立てて地に伏した……。

「やったのか……?」

 ――しかし、邪竜は大きな咆哮と共に再び立ち上がり、傷だらけの翼を広げて直上へ飛び立った。
 邪竜の巣の直上はそこだけ岩が比較的薄かったのか、勢いのまま邪竜は岩を突き破って邪竜の巣のドーム空間を抜け出し空中へ逃れ、また大きく咆哮しつつその場から飛び去って行った……。

 …………結果としては、これ以後、今回確認された8m級成体邪竜が再びドワーフの砦へ姿を現すことは無く、『討伐』はし切れなかったものの、『完全撃退』とドワーフの指揮官は判断。

 依頼は無事『成功』となった。

マスターコメント

お疲れ様でした。 冒険者達はドワーフ兵団と協力し、邪竜を「完全撃退」。成功です。 事前にもっと相談、打ち合わせをしていれば討伐できたかもしれませんね。
ショートEX

ショートEX非常に難しい 報酬:多い10 / 10〜10人

2021年02月20日 00時15分56秒 公開

成功

相談掲示板

  1. レイ=レーベンス=レックフォード

    レイ=レーベンス=レックフォードだ。 よろしく頼む。

  2. ニーラ・メッコ

    キャスターのニーラ・メッコです。 よろしくね!

  3. ゼラルム・エルホワイト

    エルホワイトと申します。クラスはキャスター どうぞよろしくお願いいたしますね

  4. レイヤ・ダライ=カホール

    ハーフビーストのレイヤ・ダライ=カホールです。 クラスはキャスター。よろしくお願いしますね。 今回は長期戦になりそうですね。気を引き締めていきましょう。

  5. セリオス・オーガスト

    ・・・ん、シューターのセリオスだ、よろしく頼む 作戦は三段階に分かれるからそれに合わせてだな。ドワーフたちと最大限協力してとあるから作戦第二段階まででどこまでダメージを与えられるか、というところか ヒーラーがいないから回復の手合いも少ないだろうしな、短期決戦にしたほうがいいか

  6. レイ=レーベンス=レックフォード

    セリオスさんの言うとおりヒーラーはいないし、短期決戦が望ましいだろうね。 私は遠距離攻撃手段は持ち合わせていないから、 一段階目では護りに徹して、 二段階目では落ちたところを狙って攻撃。 三段階目で全部出し切る配分になるかな。 ドワーフ達が受け入れてくれるなら一段階目は攻撃タイミングを指揮したりしようかとも考えているよ。

  7. レイヤ・ダライ=カホール

    そうですね、ヒーラーがいないとなるとできるだけ早く仕留めたほうがいいでしょうか。 わたし、余裕がありそうならヒールも持って行っておきますね。 わたしは、そうですね… 一段階目と二段階目は回避低下のバッドステータスで移動阻害と味方の射撃を集中しやすくしたり、飛び立ちにくくしたり。 三段階目はバッドステータスを中心に仕掛けていこうと思ってます。 レイさんが攻撃の指揮をしてくださるのなら、 移動阻害に合わせて集中砲火してもらうと効果が上がるかもしれません。

  8. No.8

    サイラスだ、よろしくなー 高難度だとヒーラー入りにくいとかあるのかねー?とりまヒール持ってくつもり 他の人の動きによって頑強?で防御あげてカバリングで盾担当するか、エーテルブレード?殺界or紫電一閃と戦士の一断で打点上げに注視するかの三通りから立ち回り選ぶつもり?弓も考えたけど、金無いしあっても弓買うと鎧が買えないんだよね どれにしろ一、ニ戦目は防御重点で戦術眼とかで何かしら支援出来そうなら狙ってく、三戦目は前衛かな?と

  9. ニーラ・メッコ

    ドワーフ兵の損害が依頼の成功度にも影響するから、彼らの被害をなんとか抑えたいところだねぇ。 フェーズ1は仮設砦で戦うわけだから、多少なりとも防御の備えがありそう? フェーズ2は追撃戦だから、砦のような防衛施設を盾にしては戦えないよね。 フェーズ2での被害を抑えるために、私はココで【アイアンウォール】を使うよ。 盾代わりに使ってもらえないかな。 フェーズ1、2の私は、あとは魔法攻撃の射程距離に邪竜が入った時に攻撃するくらい……かなぁ。 フェーズ3でいよいよ私達の本番っぽい。 いまのところ、私はBS付与しつつ攻めていこうかと思ってます。 邪竜の防御力とか下げていきたい。

  10. ゴブリア

    ゴブリン・ウォーリアのゴブリアと申す。 見た顔もそれなりに居る様子、よろしく頼む。 依頼参加は運もある故、メンバーに何かを言っても始まらないのでは。 今出来る最善を尽くさせてもらう。 フェーズ1と2はドワーフ兵団の持つ射撃攻撃が攻略の要となるようだな。彼らを含めた全体の損害を抑えつつ、短期決戦でフェーズ3へ持ち込む方針に異論はない。 威力としてはバリスタが主力だろうか? その射線をしっかりと邪竜へ通しつつ、敵の攻撃を抑えることが重要に見える。竜は範囲攻撃が主体とのことだから、そもそも範囲内に複数対象がいる状況が長く続くとスキル等の消耗が積み重なりそうだな。 某は通常攻撃としては射程が12確保できる故、スキルはヒールを中心。前半は防御中心でドワーフ兵団を活用しつつ、フェーズ3で仕留めきる力の欠け具合になるかと思う。

  11. フリーダ=ブロムヴィスト

    ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 基本的には短期決戦で挑むのが良いと思います。 ウォーリア的にはフェーズ1は遠距離攻撃が中心なのでサポートを、 フェーズ2以降からが本番といった所でしょうか。 どのフェーズでも前衛としての行動を考えています。 フェーズ1,2ではカバリングによるブロックを中心にドワーフ兵団等の防衛ができれば、 そちらの対応を中心にしたいと思います。 理想を言えばシーザーロアで邪龍の注意を引いて、 ドワーフ兵団達から少しでも攻撃範囲から外してあげたい所ですが、 ここまで対象が大きいと効果があるのかどうか……

  12. ナハティガル=ラー

    ナハティガル=ラー。 不意討ち暗殺何でもござれのシーフだ。 初見の者も、そうではない者も宜しく頼む。 俺も遠距離攻撃の手段を持たない為、フェーズ1は何らかのサポートを。 フェーズ2は撃墜時に接近戦による攻撃を行う予定だ。 フェーズ3からはBS攻撃等で生命力を削って行ければ…と思っている。

  13. エミリア・シバ

    前にご一緒した方もいるけれど、おねえさんはシーフのエミリアっていうわ、よろしくね。 おねえさんも遠距離の手段がないから、1では荷物運びとかあればぐらいしかできそうにないわねぇ。 2と3では、できることでダメージ与えていく感じになるかしらね。

  14. ゼラルム・エルホワイト

    そうですね、火力に関してはドワーフ兵の方々が主となるでしょうから、我々の仕事はフェーズ3までは援護が主となりましょうか 特にフェーズ1で顕著となるでしょうが、敵に自由に動かれない為に移動阻害のBSは必須、でしょうか 近づかれればブレスで一気に焼かれる恐れもありますし、ドワーフ兵の方の方に被害が出ればそれだけ撃退も遅くなりますから それと気をつけておくことと言えば、フェーズ移行ごとに回復をキチンと済ませる事でしょうか 戦闘中の回復はそれだけで一手の消費となりますから、その損失を減らせる事に越した事はないので 一先ず私個人の指針としましては全フェーズを通してBSの付与が主となりましょうか 一応遠距離攻撃の手段は保持しておりますが、大した火力が出ませんのでそれよりかは攻撃低下や防御低下でドワーフ兵の方々の火力支援を行えればと ヒールも活性化しておきますので、合間合間に回復を行えればと思います

  15. ナハティガル=ラー

    >スキル 『フェーズが終了する毎に使用したスキルは回復する』 …という認識で構わないだろうか? フェーズ毎の間隔が短いと無理な場合がありそうなので、 念の為、皆の意見を聞いておきたくなった次第。 >行動 ◆フェーズ1 【天眼】【超視力】を使用し、蛇竜を捕捉。 目標の現在地をドワーフ指揮官に報告。 ◆フェーズ2 基本はヒット&アウェイ。 【フェザーステップ】【疾風足】で墜落した蛇竜に接近。 物理攻撃やBS攻撃を叩き込んだ後、即退避する。 ◆フェーズ3 フェーズ毎にスキルが回復するか否かによって使用するスキルが変わってくるが、 基本はフェーズ2同様、ヒット&アウェイで物理攻撃やBS攻撃を叩き込む。 ――今の所は上記の様に動くつもりだ。

  16. No.16

    スキルの回数回復あるかは微妙ではなかろか?どういう理屈で回復するかは分からんし、休んで回復とかなら相手の回復前に山脈の中を進んで攻める時に充分に休めるかというとなあ?ってなるし。 何より難易度が非難故にそういう有利な状況あるか怪しい気がする 後他に盾役いるみたいだし、攻撃10点でスキル組むのと、凡庸スキルでカリスマ持ってくね。俺だけは種族問題の都合上邪竜戦中に何か爆発すると厳しいんで周りに浸透しなきゃあかん気がする

  17. セリオス・オーガスト

    とりあえず射撃があるから俺はフェーズ1と2の間ドワーフたちと連携して射撃で応戦だな ただ付与高めにして真ハーツベインショットで継続ダメージ与えるのと、バスターアローや見えない死神のように火力を上げるべきか悩むところだ <スキル回復 まあ回復しないという前提のほうが無難だろうな。回復前提にしてだとしない時作戦が瓦解するわけだしな

  18. ナハティガル=ラー

    >スキル >サイラス、セリオス 意見に感謝する。 成程。言われてみればそうだな…。 では、俺もスキルは回復しない前提で行動を組み立てる事にする。

  19. レイヤ・ダライ=カホール

    ゼラルムさん、ニーラさん、ちょっと相談なんですけど バッドステータスって同じのを複数同時にかけても強度が高いの一つだけしか効果が出ないんですけど、 良ければ掛けるBS…特に能力低下系のものの分担とかしませんか?ちなみにわたしの使うBSはいまのところ フェーズ1は敵の【フリーズボルト】で移動阻害と【魔糸】で回避を下げていく感じで集中砲火の支援。 フェーズ2は【アーケインテンペスト】と、あとフレーバー的に【魔糸】も掛けて飛び立ちにくくして攻撃の機会を増やす感じ。 フェーズ3は妨害を重視して援護攻撃。 っていう風に考えてます。

  20. ニーラ・メッコ

    たしかに、フェーズごとに回復をきちんとするのは大事そう! 私も【ヒール】を持っていくことにします。 >スキル 私も、スキル使用回数は回復しないと思っていました。 >BS付与の分担 レイヤさんの提案はもっともだねぇ。 私は 【魔蝕】物攻低下 【魔錆】物防低下 を活性化させていくつもりでした。 レイヤさんとは被らないね。 フェーズ1~3通してちょこちょこ使って行こうかな、と思ってる! 特に、フェーズ1では【魔錆】でドワーフさん達のバリスタとかの与ダメージUPを狙いたい。 あとは【アーケインテンペスト改】をフェーズ3で使おうかな……と思ってた!

  21. ニーラ・メッコ

    連投すみません。 >BS付与の分担 いまみてきたらゼラルムさんも【魔蝕】と【魔錆】を活性化しているね。 ゼラルムさんの方が私より付与が得意そうだから(付与が高い)、 私はゼラルムさんがBS付与していないタイミングで使うようにしておくね!

  22. ゼラルム・エルホワイト

    >BS分担 私としましては今のところ ・アーケインテンペスト ・フリーズボルト ・魔錆 ・魔霞 ・魔触 の5つを活性化していく予定ですね ただアクティブスキルに関しましても使用回数が8回程度しかない上に全てがメインアクションでの使用ですので、手が回らない、あるいは使用回数の枯渇を考えると2名ずつ程度であれば使用スキルの重複は問題ないかと考えております

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0