【初夢】緋玖国後宮物語
真柄 葉
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シナリオID:465
オープニング
天には満月が輝き、星々が控えめに瞬く。
「ああ、今日は絶好の月見日和だ」
中庭の東屋に腰かけ盃に口を付けたヒルルクが、はぅと熱い吐息を吐いた。
周りには人の気配はない。
ここは後宮。皇帝だけの庭。
ヒルルクは美しく整えられた中庭を見渡すと、再び空を見上げた。
「ここはいつも平和だね」
吐く息が白く煙る。
戦乱の世である。唯一安らげるこの場所へ来れる機会もそれほど多くない。
それが残念で仕方ないと思う反面、頻繁に来られないからこその非現実が癒しを与えてくれるのだろうとも思う。
「さて、今日は誰の所へ行こうかな」
空に瞬く星の中でも、特に輝きを放つ幾つかの星を指さしながら、ヒルルクは呟いた。
「よし決めた。今日はあの子だ」
北天に輝く星で指を止めたヒルルクは、音もなく立ち上がると中庭を後にした。
●
いつの間にか垂れこめた厚い雲が月を隠し、辺りを暗闇が覆いつくす。
建物から漏れる灯と闇の境界が一層深まった。
何人たりとも踏み入れることのできない場所。
皇帝とその女のみが存在を許されたこの場所に――異物が紛れ込んだ。
「……探せ。どこかに居るはずだ」
黒に染まった世界に蠢く人影。
その背後には別の気配が幾つも蠢いている。
「散っ――」
先頭の人影の合図一つで、気配が散っていった――。
「ああ、今日は絶好の月見日和だ」
中庭の東屋に腰かけ盃に口を付けたヒルルクが、はぅと熱い吐息を吐いた。
周りには人の気配はない。
ここは後宮。皇帝だけの庭。
ヒルルクは美しく整えられた中庭を見渡すと、再び空を見上げた。
「ここはいつも平和だね」
吐く息が白く煙る。
戦乱の世である。唯一安らげるこの場所へ来れる機会もそれほど多くない。
それが残念で仕方ないと思う反面、頻繁に来られないからこその非現実が癒しを与えてくれるのだろうとも思う。
「さて、今日は誰の所へ行こうかな」
空に瞬く星の中でも、特に輝きを放つ幾つかの星を指さしながら、ヒルルクは呟いた。
「よし決めた。今日はあの子だ」
北天に輝く星で指を止めたヒルルクは、音もなく立ち上がると中庭を後にした。
●
いつの間にか垂れこめた厚い雲が月を隠し、辺りを暗闇が覆いつくす。
建物から漏れる灯と闇の境界が一層深まった。
何人たりとも踏み入れることのできない場所。
皇帝とその女のみが存在を許されたこの場所に――異物が紛れ込んだ。
「……探せ。どこかに居るはずだ」
黒に染まった世界に蠢く人影。
その背後には別の気配が幾つも蠢いている。
「散っ――」
先頭の人影の合図一つで、気配が散っていった――。
解説
●目的
皇帝を魔の手から守れ!
●場所
とある中華系王宮の後宮になります。
めっちゃ広いです。
妃候補たちが住む宮殿があったり、広い中庭があったりお池もあったり、下女が暮らすあばら家とか、宦官たちの家もあります。
後宮自体、高い塀に囲まれていて簡単に外部から侵入できないようになっています。侵入されちゃってますけど……。
●役職
妃候補:いわゆる「貴人」とか「美人」とかそういう煌びやかな皇帝のお嫁様候補。
侍女:妃候補のお世話役。中華風メイドさん。
下女:下働きの女の人。地味な雑用係な人。
宦官:男子禁制の後宮に入れる男の人。アレが無い人達。
●人物
皇帝ヒルルク
この国の一番偉い人。皇帝。北方の血を引く色白美丈夫さん。
天真爛漫を取り越して破天荒な性格でありながらも国を纏める傑物。美女と見紛うばかりの見目の麗しさから、実は女性なのでは? と噂になることもしばしば。
実は本人の実力もなかなかのもので、無限の腕力と方術を武器に戦います。
「え、征竜の巫女? 誰かと間違えてるんじゃないか? わたしはこの国の皇帝だよ」
●敵
正体不明の殺し屋集団です。いっぱいいます。
なんか怪しい宗教の信者で、死を厭わず皇帝の命を狙ってきます。
シーフ系の敵もいればウォーリア系の敵もいます。
シューター系はきっといるでしょうし、キャスター系もいるかもしれません。
ヒーラー系がいたら厄介ですね。
●補足
中華風後宮物語です。
役職は好きに選んでもらって構いません。何なら性別をかえても構いません。
PCさんの役職は上記のうちのどれかですが、その正体は何でも構いません。実はこっそり後宮に忍び込んでいた敵国の間者とか、秘密裏に皇帝を守るため妃候補に成りすましてる実姉とか、仙術とか方術を使える千年生きた妖怪変化とか、一騎当千の超強い武人等々、なんでも構いません。
必要なものはたいてい何でもありますが、一応昔の中華風な舞台ですので、銃とか科学的なものはありません。
※このシナリオは「夢オチシナリオ」です。シナリオ内容は架空のものであり、アニエピカの世界観に一切影響を与えません。報酬は冒険者ギルドからのお年玉です。
マスターより
あけましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いいたします。
今年一発目のショートシナリオは、初夢連動にてお送りいたします!
内容は単純。お好きな設定でお好きな役どころになって皇帝を守ってください!
皇帝の命を狙う悪い奴等はいっぱいいますので、狩りたい放題です!!
特殊能力とかあるとかっこいいですよね!
必殺技とかあるとかっこいいですよね!!
連携技とか燃えますよね!!!
それでは、皆様のご参加お待ちしております!
リプレイ
煌々と地上を照らしていた月が隠れた。
「ルーチェン、今日は誰だったか」
ヒルルクは護衛にと連れ歩いていた宦官のルチル・ブルメリア・グレイハーツを呼び寄せる。
「本日のお相手はレティシア様でございます」
ルチルはヒルルクに跪きながら報告した。
「そうか、彼女の歌が聞けるのか」
ヒルルクは自らの妃候補の事を思い浮かべ満足げに頷く。
「それでは行こうか、ルチル」
「はっ」
ルチルを従え、ヒルルクは東屋を後にした。
●
「はぁ……もう妃候補になったのだから、何度も催促の手紙を送らないで欲しいのだけれど」
机に置かれた書にレティシア・レインフィールはため息をついた。
「早く子を成せ、ね……自分の意志で成せれば苦労はしないのよ。まったく、人の気も知らないで……」
読むたびに憂鬱になる文を閉じ、レティシアは窓から空を見上げる。
「あの人は元気でやっているかしら」
暗い空に幻視するのは、かつての幼馴染の姿。結婚を誓い合ったかつての恋人。
複雑な思いを胸に、レティシアが空を眺めていると――。
――コンコン。
「レティシア様、陛下がお見えになられました」
戸が叩かれ、外からルチルの声が聞こえた。
「へ、陛下がっ!?」
レティシアは机の上に置いていた書を棚に運ぶ。
「ど、どうぞ」
「失礼いたします」
ルチルの声と共に開かれた戸から、皇帝ヒルルクが姿を現した。
「うん? レティシア、どうかしたのかい?」
「え……? 何の事でございましょう」
「いや、一瞬、君が悲しそうに見えたから」
ヒルルクはゆっくりとレティシアの傍まで歩み寄る。
「今日も君の歌を聞かせてくれるかい?」
椅子に腰かけヒルルクは瞳を閉じた。
「はい、喜んで」
きっと色々と気づきながらも飲み込んでくれたのであろう皇帝を好ましく思いながら、レティシアは胸に手を添え、歌を紡ぎ始めた――。
●
「うん、これでよしっと」
妃候補の部屋付きとなった侍女のアンネエルカは日々忙しい。
今日も部屋の飾りつけだと、赤い花弁の『月季花』を飾っていた。
「ふふ、素敵。やっぱり一輪あるだけで部屋が華やかになるわ」
何度も角度を変えながら、一番映える角度を探す。
「このお花の花言葉は『幸福』。あの方に――」
「アンネ~」
そんな事を考えていたら、主人であるクレア・エクレールに呼ばれた。
「何でしょうか、クレア様」
アンネエルカは飾りつけを中断し、クレアの元に参じる。
「……もぅ、またそのようなはしたない格好で」
着いてみればクレアは窓枠にぐでーッと寄りかかり足をプラプラさせている。
「だって~、今日はレティシアの日でしょ。ボクの所に来ないんだし、ちょっとぐらいいいでしょ~」
「駄目ですよ。妃候補は常に美しくあれ、ですっ」
アンネエルカは懐から櫛を取り出し、赤く美しいクレアの髪をとかし始めた。
「ねぇ、アンネ」
「はい?」
「アンネって、恋したことある?」
「へっ!?」
突然の質問にアンネエルカは変な声を上げてしまった。
「ほら、アンネって可愛いしさ。後宮に入る前、恋人とかいたりした?」
「もう、変なこと言っていないで、じっとしててくださいなっ」
振り向きそうになる主人の頭をグッと押さえるアンネエルカ。
「――ボクはさ、もうちょっと外で色々経験したかったなって思う時があるんだ。別に今の生活に不満がある訳じゃないんだけどね。ちょっと急だったからさ」
「……きっとお幸せになれますよ。クレア様は可愛いですもの」
「あは、このお部屋には可愛いがいっぱいだね」
それからしばらく、部屋には髪を梳く小さな音だけが聞こえていた。
●
「スィーリーン様、茶が入りました」
「ありがとう、セツリ」
スィーリーンは下女のセツリに礼を言うと、手で合図を出し下がらせる。
「それにしても、陛下はいつ妃を決めるのでしょうか」
スィーリーンが後宮に入り早1年が経とうとしている。
妃候補とはなったものの、今だ懐妊は無い。
「とはいえ、全ては天のご意思。私は常日頃より自分を磨き、陛下の寵愛を賜らなくては」
と、スィーリーンはそこまで口にして、ふっと自嘲気味の笑みを浮かべた。
「自分を磨きですか。……果たしてこれも、含まれるのでしょうか」
そう言うと、スィーリーンは立てた人差し指の先に炎を灯す。
「この力が役に立つ事など……ここではあり得ませんかね」
ふと炎を消し外を見つめる。月の隠れた空は何処までも暗かった――。
一方、下がったセツリは――。
「はぁ、やはり最高級茶の出がらしは最高ですね」
うっすい茶をすすりながら、セツリはほぅっと熱い息を吐いた。
「下女とはいえこの待遇。流石は緋玖国皇帝の後宮です」
急須に残った茶葉を再利用すべくザルにあげながらセツリは思う。
「寝床は布団付き、食事はなんと1日2食! 服まで支給されて……天国。ここは天国……はっ、まさか私は既に昇天を――ギュっ! ……痛いです」
夢なのでは、と頬をつねるが当然痛い。
「正直あそこに戻る理由が見つかりませんね。さて、どうしましょうか……」
セツリは黒い空を見上げる。
時は――迫っていた。
●
「――はい、皇帝は現在中庭に居ると思いますけど、もしかしたら移動したかもしれません」
洗濯籠を下げ後宮の外壁に背を預けるセツリ。
「今日のお相手はスィーリーン様です――はい」
どこへ向け話しかけているのか、セツリは一人ぼそぼそと呟き続けた。
「宮の後方に警備はいませんので、そちらからがよろしいかと――はい、では」
セツリは壁から背を離すと、何事もなかったかのように仕事場へ戻っていく。
「気付いてくださるといいんですけど」
誰にも聞こえないように、ぽつりとつぶやいて。
●
「あれ?」
「クレア様、どうかしました?」
「え、あ、うん。ちょっとね」
アンネエルカの問いに生返事で答えたクレアは、もう一度窓の外を見る。
「……アンネ」
「はい?」
「ボク、ちょっと夕涼みに行ってくるよ」
「真冬ですけど……?」
「あ、そうだね! えっと……舞! そう、陛下に見せる舞の練習をしてくるよ!」
「こんな夜中にですか?」
「うん! なんか、お渡りの予感がするから!」
「はあ……」
何ともせわしなく「じゃ!」と言って出て行ってしまった主人に、アンネエルカはかくりと首をかしげた。
●
「あら、これは……」
夜も更けスィーリーンが床へと入ろうとした時、ふと寝台脇に置かれた小さな布切れを見つけた。
「誰がこんなものを……」
一見すればゴミ。それをわざわざ寝台の横に置くなんて。
スィーリーンは不快に思いながらもその布切れを取り上げる。
「……『後火』?」
表に書かれた二文字。そして、裏側にはこれから起こるであろう出来事が細かく記載されていた。
「この字は……なるほど、不思議な子だとは思っていたけど」
布を見つめ小さく微笑んだスィーリーン。
「わかったわ、貴女の好意お受けしましょう」
言って布を懐にしまうと、寝室を後にした。
●
影が闇を走る。
「いやー、やっぱり夜の運動はいいね。キミ達もそう思わない?」
『っ!?』
突然かけられた声に、影達は驚愕し足を止めた。
「最近、贅沢し過ぎでさー。ほらこの辺りとか……。はぁ、嫌になっちゃうよね。こんなんじゃ、陛下に相手されなくなるよ」
庭に据えられた篝火が、赤髪の少女を浮かび上がらせる。
「だからさ、ちょっとボクと遊んでいかない?」
――カンカン!
クレアは両腕に嵌めた一対の紅玉環を打ち合わせた。すると腕輪が瞬く間に形状を変えていく。
「誰かお相手してくれるかな? ――5,6,7人か。ボクは全員でもいいけどね」
気配を消しているにもかかわらず正確に人数を言い当てるクレアに、影達は殺気を爆発させた。
「そうそう、そうこなくっちゃ!」
それだけで人が殺せそうな殺気をクレアは心地よく受け止めると、握った短剣に炎を灯す。
「お手並み拝見。ボクから行くよ!」
一閃。炎の軌跡が闇を割く。残ったのは影が崩れ落ちる音だった。
「ほら、ぼーっとしてたらすぐに終わっちゃうよ?」
暗闇に揺れる二本の炎。時に激しく、時に緩やかにまるで華に遊ぶ蝶のように、ゆらゆらと暗闇を照らした。
●
20m以上もある塀の上部から、幾つもの瞳が後宮を見下ろしていた。
「――」
「――」
「――がはっ」
何の前触れもなく喉を熱が貫く。
影は何が起きたのかを悟る間もなく絶命し、塀を転がり落ちていった。
「後二人」
黒く塗った矢を番えルチルが次の一矢を放った。
一矢必殺。闇夜を裂く黒矢は、影の眉間を正確に撃ち抜く。
「……ちっ逃げたか。ならば」
ルチルは、弓を柱に立て掛けると、頭を覆っていた頭巾を外した。
そこに現れたのは人ならざる者の角。外気に晒されるれたそれは、ルチルにとっての第六の器官。
「どこに居ようとも、オレからは逃れられない」
言うと塀を見つめるルチルの瞳孔がまるで爬虫類のそれのように縦に伸びる。
「……その程度の隠形で、この俺の眼からから逃げられると思っているのか? 皇帝の護衛を舐めるなよ!」
ルチルは再び弓を手に取ると、何もない闇に向かって黒矢を放った。
矢は放物線を描き、塀を越え――。
――ぎゃぁ!
「矢が真っ直ぐ飛ぶだけだと思ったら大間違いだ」
断末魔を聞き弓を下げた。
「……しかし、いくらか侵入を許したか」
再び周囲の気配を探る。気に障る何かがあちこちで蠢いていた。
「あのお方の事だ、万が一という事はないだろうが……」
と、ルチルが指笛を吹くと、何処からともなく一匹の栗鼠が現れた。
「皇帝の元へ行け。オレはもう少し掃除してくる。いざとなったら封印を解くことも許可する――行け!」
ルチルの命に栗鼠は小さく頷き、再び姿をくらませる。
「さて、行くか。この地に足を踏み入れ、龍の怒りを買ったことを後悔させながら逝かせてやろう」
それだけを言い残しルチルは闇へと消えた。
●
気配を消す幾つもの影がスィーリーンの宮を伺う。
一人が音もなく合図をすると、一斉に宮へと突入を開始した。
「まぁまぁ、この様な時間に陛下への謁見を望むだなんて」
宮へと辿り着く寸前、柱の影から現れた麗人の姿に、影達は即座に戦闘態勢をとる。
「謁見の許可は取りましたの? ふふ、取っているわけはありませんわね。ですけど、私であれば取次して差し上げることもできましてよ?」
多数の影を前に動じることなく上品に笑うスィーリーンに、影達は一瞬ためらうもすぐに動き出した。
「お目通りが叶うかは、陛下のお心次第ですけど!」
向かってくる影達に向け、スィーリーンが手をかざす。すると影達が乗る石畳に巨大な魔法陣が浮き上がる。
「いいことを教えて差し上げますわ。――お仲間は大事にしましょうね?」
それが何を意味するのか影達が理解するより早く、魔法陣の光が一際輝きを増した。
「いらっしゃいまし、私の領域へ」
金縛りにあったように足が床に付いて離れない。影達は必死で抜けようと石畳を削り始めるが――。
「逃げませんの? それでは仕方ありませんわね」
袖で口元を隠し上品に笑うスィーリーンが、空を指さす。
「これは冥府より呼び寄せし黒炎。全てを燃やし尽くしてなお消えることのない業の現炎」
そこには黒く揺らめく巨大な火球がいつの間にか存在していた。
「燃えなさい。灰すら残らずに」
言って軽やかに微笑んだスィーリーンは、天を指していた手をゆっくりと――振り下ろした。
●
――ガシャン!!
「クレア様!?」
戸を破り飛び込んできたクレアに、部屋で待っていたアンネエルカが急いで駆け寄る。
「いてて……意外とやるなぁ」
「一体何があったんですか!?」
「えへへ、ちょっと激しめの練習?」
アンネエルカに抱き起されたクレアが、再び外を睨み付けた――その時。
「アンネ、危ない!」
気配に気づいたクレアが、アンネエルカを突き飛ばす。闇から飛来した小刀がアンネエルカの頬を掠め、後ろにあった花瓶を直撃した。
「アンネ、大丈……夫?」
突き飛ばしたアンネエルカを助けようと駆け寄ったクレアが、手を差し出したまま固まった。
「……なんて、事を」
わなわなと拳を震わせるアンネエルカの気が膨らむ。
その視線の先にあるのは、砕け散った花瓶と散った赤い花弁。
「クレア様。私、ちょっと用事を思い出しました。少しおめめを閉じておいてくださる?」
「は、はいっ!」
いつものふわふわ可愛い彼女とは全く違う凄みに、クレアは直立し両目を閉じた。
「すぐ済みますので――決して見ないように」
ニコリと微笑んだのが気配でわかる。そして、それはすぐに感じ取れなくなった。
代わりに外で幾つもの悲鳴が上がる。
「ちょ、ちょっとだけ……」
クレアは薄く開けた瞼の隙間から、外を見た。
「ふあっ……」
クレアはその光景を一生忘れないだろう。
金毛の羊が軽やかにそして勇ましく、槍を手に闇の中を踊り戦う様を――。
●
部屋を取り囲む気配から殺気が放たれる。
「陛下、私の後ろへ」
「レティシア。私の身を案じてくれるのは嬉しいけれど、妃候補を盾にしたとあっては――」
そこまで言ってレティシアの細い指で口を塞がれた。
「できれば耳も塞いでいてくださると嬉しいですわ」
「何をする気だい? ……いや、素直に言う事を聞いておこう」
レティシアの瞳に灯る強い光に、ヒルルクは頷くと手で耳を塞ぐ。
「できればお見せしたくなかった……ですが。我が一族に伝わる秘儀。とくとご覧あれ!」
吐き出された言葉が旋律となって紡がれる。
声に呪詛を含ませたおぞましい歌。呪歌とも呼べるそれは、聞いた者の心の奥底にある恐怖を顕現させていく。部屋の外で苦し気なうめき声や発狂する悲鳴が聞こえる。
「――。陛下、終わりました」
そして、歌が終わる頃には部屋を囲む気配は消えていた。
「お目汚しをいたしました」
小さく呟くと、レティシアは外へ向かって歩き出す。
「どこへ行くんだ、レティシア」
「……人の技にあらぬ外法。お見せしたからには、ここにはおられません」
悲しいの滲む声。
「最後に陛下をお守りすることができてよかった」
「……へ、陛下?」
しかし、腕を取られて止められた。
「お前は妃になるのだろう? ならば、ここに居なければいけない」
そう言ってヒルルクはレティシアをぎゅっと抱き寄せた。
●
緋玖国の歴史書に、あの夜の出来事は一切記録されていない。
不可侵の領域である後宮で起こった事件を、表の歴史として残すわけにいかないのだからだろう。
だから、私が書き残そう。あの夜に起こった出来事の一部始終を。
皇帝を守る為、不届き者に立ち向かった勇敢な者達の記録を――。
「さて、こんな所でしょうか」
ふぅ、と息を吐き、筆を置いたセツリ。
「――セツリ、ちょっと来てくれませんか」
部屋の外で呼ぶ主人の声に、セツリは椅子から立ち上がり。
「今参りますー」
部屋を後にしたのだった――。
「ルーチェン、今日は誰だったか」
ヒルルクは護衛にと連れ歩いていた宦官のルチル・ブルメリア・グレイハーツを呼び寄せる。
「本日のお相手はレティシア様でございます」
ルチルはヒルルクに跪きながら報告した。
「そうか、彼女の歌が聞けるのか」
ヒルルクは自らの妃候補の事を思い浮かべ満足げに頷く。
「それでは行こうか、ルチル」
「はっ」
ルチルを従え、ヒルルクは東屋を後にした。
●
「はぁ……もう妃候補になったのだから、何度も催促の手紙を送らないで欲しいのだけれど」
机に置かれた書にレティシア・レインフィールはため息をついた。
「早く子を成せ、ね……自分の意志で成せれば苦労はしないのよ。まったく、人の気も知らないで……」
読むたびに憂鬱になる文を閉じ、レティシアは窓から空を見上げる。
「あの人は元気でやっているかしら」
暗い空に幻視するのは、かつての幼馴染の姿。結婚を誓い合ったかつての恋人。
複雑な思いを胸に、レティシアが空を眺めていると――。
――コンコン。
「レティシア様、陛下がお見えになられました」
戸が叩かれ、外からルチルの声が聞こえた。
「へ、陛下がっ!?」
レティシアは机の上に置いていた書を棚に運ぶ。
「ど、どうぞ」
「失礼いたします」
ルチルの声と共に開かれた戸から、皇帝ヒルルクが姿を現した。
「うん? レティシア、どうかしたのかい?」
「え……? 何の事でございましょう」
「いや、一瞬、君が悲しそうに見えたから」
ヒルルクはゆっくりとレティシアの傍まで歩み寄る。
「今日も君の歌を聞かせてくれるかい?」
椅子に腰かけヒルルクは瞳を閉じた。
「はい、喜んで」
きっと色々と気づきながらも飲み込んでくれたのであろう皇帝を好ましく思いながら、レティシアは胸に手を添え、歌を紡ぎ始めた――。
●
「うん、これでよしっと」
妃候補の部屋付きとなった侍女のアンネエルカは日々忙しい。
今日も部屋の飾りつけだと、赤い花弁の『月季花』を飾っていた。
「ふふ、素敵。やっぱり一輪あるだけで部屋が華やかになるわ」
何度も角度を変えながら、一番映える角度を探す。
「このお花の花言葉は『幸福』。あの方に――」
「アンネ~」
そんな事を考えていたら、主人であるクレア・エクレールに呼ばれた。
「何でしょうか、クレア様」
アンネエルカは飾りつけを中断し、クレアの元に参じる。
「……もぅ、またそのようなはしたない格好で」
着いてみればクレアは窓枠にぐでーッと寄りかかり足をプラプラさせている。
「だって~、今日はレティシアの日でしょ。ボクの所に来ないんだし、ちょっとぐらいいいでしょ~」
「駄目ですよ。妃候補は常に美しくあれ、ですっ」
アンネエルカは懐から櫛を取り出し、赤く美しいクレアの髪をとかし始めた。
「ねぇ、アンネ」
「はい?」
「アンネって、恋したことある?」
「へっ!?」
突然の質問にアンネエルカは変な声を上げてしまった。
「ほら、アンネって可愛いしさ。後宮に入る前、恋人とかいたりした?」
「もう、変なこと言っていないで、じっとしててくださいなっ」
振り向きそうになる主人の頭をグッと押さえるアンネエルカ。
「――ボクはさ、もうちょっと外で色々経験したかったなって思う時があるんだ。別に今の生活に不満がある訳じゃないんだけどね。ちょっと急だったからさ」
「……きっとお幸せになれますよ。クレア様は可愛いですもの」
「あは、このお部屋には可愛いがいっぱいだね」
それからしばらく、部屋には髪を梳く小さな音だけが聞こえていた。
●
「スィーリーン様、茶が入りました」
「ありがとう、セツリ」
スィーリーンは下女のセツリに礼を言うと、手で合図を出し下がらせる。
「それにしても、陛下はいつ妃を決めるのでしょうか」
スィーリーンが後宮に入り早1年が経とうとしている。
妃候補とはなったものの、今だ懐妊は無い。
「とはいえ、全ては天のご意思。私は常日頃より自分を磨き、陛下の寵愛を賜らなくては」
と、スィーリーンはそこまで口にして、ふっと自嘲気味の笑みを浮かべた。
「自分を磨きですか。……果たしてこれも、含まれるのでしょうか」
そう言うと、スィーリーンは立てた人差し指の先に炎を灯す。
「この力が役に立つ事など……ここではあり得ませんかね」
ふと炎を消し外を見つめる。月の隠れた空は何処までも暗かった――。
一方、下がったセツリは――。
「はぁ、やはり最高級茶の出がらしは最高ですね」
うっすい茶をすすりながら、セツリはほぅっと熱い息を吐いた。
「下女とはいえこの待遇。流石は緋玖国皇帝の後宮です」
急須に残った茶葉を再利用すべくザルにあげながらセツリは思う。
「寝床は布団付き、食事はなんと1日2食! 服まで支給されて……天国。ここは天国……はっ、まさか私は既に昇天を――ギュっ! ……痛いです」
夢なのでは、と頬をつねるが当然痛い。
「正直あそこに戻る理由が見つかりませんね。さて、どうしましょうか……」
セツリは黒い空を見上げる。
時は――迫っていた。
●
「――はい、皇帝は現在中庭に居ると思いますけど、もしかしたら移動したかもしれません」
洗濯籠を下げ後宮の外壁に背を預けるセツリ。
「今日のお相手はスィーリーン様です――はい」
どこへ向け話しかけているのか、セツリは一人ぼそぼそと呟き続けた。
「宮の後方に警備はいませんので、そちらからがよろしいかと――はい、では」
セツリは壁から背を離すと、何事もなかったかのように仕事場へ戻っていく。
「気付いてくださるといいんですけど」
誰にも聞こえないように、ぽつりとつぶやいて。
●
「あれ?」
「クレア様、どうかしました?」
「え、あ、うん。ちょっとね」
アンネエルカの問いに生返事で答えたクレアは、もう一度窓の外を見る。
「……アンネ」
「はい?」
「ボク、ちょっと夕涼みに行ってくるよ」
「真冬ですけど……?」
「あ、そうだね! えっと……舞! そう、陛下に見せる舞の練習をしてくるよ!」
「こんな夜中にですか?」
「うん! なんか、お渡りの予感がするから!」
「はあ……」
何ともせわしなく「じゃ!」と言って出て行ってしまった主人に、アンネエルカはかくりと首をかしげた。
●
「あら、これは……」
夜も更けスィーリーンが床へと入ろうとした時、ふと寝台脇に置かれた小さな布切れを見つけた。
「誰がこんなものを……」
一見すればゴミ。それをわざわざ寝台の横に置くなんて。
スィーリーンは不快に思いながらもその布切れを取り上げる。
「……『後火』?」
表に書かれた二文字。そして、裏側にはこれから起こるであろう出来事が細かく記載されていた。
「この字は……なるほど、不思議な子だとは思っていたけど」
布を見つめ小さく微笑んだスィーリーン。
「わかったわ、貴女の好意お受けしましょう」
言って布を懐にしまうと、寝室を後にした。
●
影が闇を走る。
「いやー、やっぱり夜の運動はいいね。キミ達もそう思わない?」
『っ!?』
突然かけられた声に、影達は驚愕し足を止めた。
「最近、贅沢し過ぎでさー。ほらこの辺りとか……。はぁ、嫌になっちゃうよね。こんなんじゃ、陛下に相手されなくなるよ」
庭に据えられた篝火が、赤髪の少女を浮かび上がらせる。
「だからさ、ちょっとボクと遊んでいかない?」
――カンカン!
クレアは両腕に嵌めた一対の紅玉環を打ち合わせた。すると腕輪が瞬く間に形状を変えていく。
「誰かお相手してくれるかな? ――5,6,7人か。ボクは全員でもいいけどね」
気配を消しているにもかかわらず正確に人数を言い当てるクレアに、影達は殺気を爆発させた。
「そうそう、そうこなくっちゃ!」
それだけで人が殺せそうな殺気をクレアは心地よく受け止めると、握った短剣に炎を灯す。
「お手並み拝見。ボクから行くよ!」
一閃。炎の軌跡が闇を割く。残ったのは影が崩れ落ちる音だった。
「ほら、ぼーっとしてたらすぐに終わっちゃうよ?」
暗闇に揺れる二本の炎。時に激しく、時に緩やかにまるで華に遊ぶ蝶のように、ゆらゆらと暗闇を照らした。
●
20m以上もある塀の上部から、幾つもの瞳が後宮を見下ろしていた。
「――」
「――」
「――がはっ」
何の前触れもなく喉を熱が貫く。
影は何が起きたのかを悟る間もなく絶命し、塀を転がり落ちていった。
「後二人」
黒く塗った矢を番えルチルが次の一矢を放った。
一矢必殺。闇夜を裂く黒矢は、影の眉間を正確に撃ち抜く。
「……ちっ逃げたか。ならば」
ルチルは、弓を柱に立て掛けると、頭を覆っていた頭巾を外した。
そこに現れたのは人ならざる者の角。外気に晒されるれたそれは、ルチルにとっての第六の器官。
「どこに居ようとも、オレからは逃れられない」
言うと塀を見つめるルチルの瞳孔がまるで爬虫類のそれのように縦に伸びる。
「……その程度の隠形で、この俺の眼からから逃げられると思っているのか? 皇帝の護衛を舐めるなよ!」
ルチルは再び弓を手に取ると、何もない闇に向かって黒矢を放った。
矢は放物線を描き、塀を越え――。
――ぎゃぁ!
「矢が真っ直ぐ飛ぶだけだと思ったら大間違いだ」
断末魔を聞き弓を下げた。
「……しかし、いくらか侵入を許したか」
再び周囲の気配を探る。気に障る何かがあちこちで蠢いていた。
「あのお方の事だ、万が一という事はないだろうが……」
と、ルチルが指笛を吹くと、何処からともなく一匹の栗鼠が現れた。
「皇帝の元へ行け。オレはもう少し掃除してくる。いざとなったら封印を解くことも許可する――行け!」
ルチルの命に栗鼠は小さく頷き、再び姿をくらませる。
「さて、行くか。この地に足を踏み入れ、龍の怒りを買ったことを後悔させながら逝かせてやろう」
それだけを言い残しルチルは闇へと消えた。
●
気配を消す幾つもの影がスィーリーンの宮を伺う。
一人が音もなく合図をすると、一斉に宮へと突入を開始した。
「まぁまぁ、この様な時間に陛下への謁見を望むだなんて」
宮へと辿り着く寸前、柱の影から現れた麗人の姿に、影達は即座に戦闘態勢をとる。
「謁見の許可は取りましたの? ふふ、取っているわけはありませんわね。ですけど、私であれば取次して差し上げることもできましてよ?」
多数の影を前に動じることなく上品に笑うスィーリーンに、影達は一瞬ためらうもすぐに動き出した。
「お目通りが叶うかは、陛下のお心次第ですけど!」
向かってくる影達に向け、スィーリーンが手をかざす。すると影達が乗る石畳に巨大な魔法陣が浮き上がる。
「いいことを教えて差し上げますわ。――お仲間は大事にしましょうね?」
それが何を意味するのか影達が理解するより早く、魔法陣の光が一際輝きを増した。
「いらっしゃいまし、私の領域へ」
金縛りにあったように足が床に付いて離れない。影達は必死で抜けようと石畳を削り始めるが――。
「逃げませんの? それでは仕方ありませんわね」
袖で口元を隠し上品に笑うスィーリーンが、空を指さす。
「これは冥府より呼び寄せし黒炎。全てを燃やし尽くしてなお消えることのない業の現炎」
そこには黒く揺らめく巨大な火球がいつの間にか存在していた。
「燃えなさい。灰すら残らずに」
言って軽やかに微笑んだスィーリーンは、天を指していた手をゆっくりと――振り下ろした。
●
――ガシャン!!
「クレア様!?」
戸を破り飛び込んできたクレアに、部屋で待っていたアンネエルカが急いで駆け寄る。
「いてて……意外とやるなぁ」
「一体何があったんですか!?」
「えへへ、ちょっと激しめの練習?」
アンネエルカに抱き起されたクレアが、再び外を睨み付けた――その時。
「アンネ、危ない!」
気配に気づいたクレアが、アンネエルカを突き飛ばす。闇から飛来した小刀がアンネエルカの頬を掠め、後ろにあった花瓶を直撃した。
「アンネ、大丈……夫?」
突き飛ばしたアンネエルカを助けようと駆け寄ったクレアが、手を差し出したまま固まった。
「……なんて、事を」
わなわなと拳を震わせるアンネエルカの気が膨らむ。
その視線の先にあるのは、砕け散った花瓶と散った赤い花弁。
「クレア様。私、ちょっと用事を思い出しました。少しおめめを閉じておいてくださる?」
「は、はいっ!」
いつものふわふわ可愛い彼女とは全く違う凄みに、クレアは直立し両目を閉じた。
「すぐ済みますので――決して見ないように」
ニコリと微笑んだのが気配でわかる。そして、それはすぐに感じ取れなくなった。
代わりに外で幾つもの悲鳴が上がる。
「ちょ、ちょっとだけ……」
クレアは薄く開けた瞼の隙間から、外を見た。
「ふあっ……」
クレアはその光景を一生忘れないだろう。
金毛の羊が軽やかにそして勇ましく、槍を手に闇の中を踊り戦う様を――。
●
部屋を取り囲む気配から殺気が放たれる。
「陛下、私の後ろへ」
「レティシア。私の身を案じてくれるのは嬉しいけれど、妃候補を盾にしたとあっては――」
そこまで言ってレティシアの細い指で口を塞がれた。
「できれば耳も塞いでいてくださると嬉しいですわ」
「何をする気だい? ……いや、素直に言う事を聞いておこう」
レティシアの瞳に灯る強い光に、ヒルルクは頷くと手で耳を塞ぐ。
「できればお見せしたくなかった……ですが。我が一族に伝わる秘儀。とくとご覧あれ!」
吐き出された言葉が旋律となって紡がれる。
声に呪詛を含ませたおぞましい歌。呪歌とも呼べるそれは、聞いた者の心の奥底にある恐怖を顕現させていく。部屋の外で苦し気なうめき声や発狂する悲鳴が聞こえる。
「――。陛下、終わりました」
そして、歌が終わる頃には部屋を囲む気配は消えていた。
「お目汚しをいたしました」
小さく呟くと、レティシアは外へ向かって歩き出す。
「どこへ行くんだ、レティシア」
「……人の技にあらぬ外法。お見せしたからには、ここにはおられません」
悲しいの滲む声。
「最後に陛下をお守りすることができてよかった」
「……へ、陛下?」
しかし、腕を取られて止められた。
「お前は妃になるのだろう? ならば、ここに居なければいけない」
そう言ってヒルルクはレティシアをぎゅっと抱き寄せた。
●
緋玖国の歴史書に、あの夜の出来事は一切記録されていない。
不可侵の領域である後宮で起こった事件を、表の歴史として残すわけにいかないのだからだろう。
だから、私が書き残そう。あの夜に起こった出来事の一部始終を。
皇帝を守る為、不届き者に立ち向かった勇敢な者達の記録を――。
「さて、こんな所でしょうか」
ふぅ、と息を吐き、筆を置いたセツリ。
「――セツリ、ちょっと来てくれませんか」
部屋の外で呼ぶ主人の声に、セツリは椅子から立ち上がり。
「今参りますー」
部屋を後にしたのだった――。
マスターコメント
この度はシナリオへのご参加ありがとうございました!
【初夢】シナリオだという事もあって、普段はできない役どころでのご参加はいかがだったでしょうか。
皆さんがどんな設定でご参加いただけるのか出発するまで、ドキドキワクワクしながら待っていたのですが、どなたも元の設定をうまく生かしつつ、夢の舞台の役割に落とし込んでいて素晴らしかった……!
執筆側としても、普段できない様な描写もたっぷりとする事が出来て、とても楽しかったです!
重ね重ね、お礼申し上げます。ありがとうございました! お気に召していただければ幸いです!
なお、初夢シナリオですのでMVPの選出はしておりません。
称号は記念になればとお付けいたしました。
ショートシナリオ普通 報酬:少ない6 / 4〜6人
2021年01月17日 22時34分16秒 公開
大成功
相談掲示板
ヒーラーのセツリです、よろしくお願いします。 侍女か下女の役割で入る予定です。
情報屋のルチルだ。 侍女か下女……後は男装した宦官辺りで考えてるよ。 それと確認できればでいいのだが質問がある。 Q.夢の中という事なので例えばリザードマンのような人型から離れた外見の種族であっても、外見を人型にしても構わないか?
おっと、ご質問! お答えしますね! Q.夢の中という事なので例えばリザードマンのような人型から離れた外見の種族であっても、外見を人型にしても構わないか? A:もちろんですよ! 人の世を忍ぶ姿、本当の姿、共にお好きなように創造してあげてください!
スィーリーンと申します。 よろしくお願いします。 私は妃候補で考えております。