エリニュエスの祝祭

弓月 蒼

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シナリオID:344

オープニング

●惨劇一夜

 剣が振るわれた。血飛沫が噴いた。首が落ちて妹が倒れた。血だまりに伏す弟は身じろぎもしない。
 父も、母も串刺しにされていた。少年はその光景に背を向けて、走った。転んだ。

 転んだことは、幸運だった。少年の頭部があった場所を投擲された剣が抜けていった。
 眼前に刺さった剣を見て、逡巡する。手を伸ばそうか一瞬悩む。けれど、諦めた。

 諦めてドアノブを蹴ることを優先したが故に――少年は、家族が皆殺しにされた家を抜け出せた。
 逃げて、逃げて、ひたすらに逃げた。足の速さには自信があった。

『シルバード』に居た頃は、似た境遇の子供たちと良く競い合っていたのだ。
 負けたことなんか無かった。父親も母親も誇らしげに褒めてくれた。

 弟はいつか少年を追い越すと言っていた。妹もそんな弟を応援していた。けれど自分はお兄ちゃんだ。
 だからその――――少年(ゴブリンの子供)は、弟でも妹でもない襲撃者から逃げ切らなければならなかった。

 ゴブリン自治領『ゴールディ』の一角。とある街の、とある居酒屋。
 ギルドの支部が併設されているその店の扉を開けるまで、奇跡的にその命を繋ぐことが出来た。

「――――誰か、助けて」

 精も根も尽き果てて、それだけ口にして倒れ込んだ――――彼こそが、今回の依頼者だ。 

●既に終わった事実

 ゴブリン自治領『ゴールディ』。
 知性と社会性を持った亜人。ゴブリンが自らの国として勝ち取った辺境の地である。

 この地に住むゴブリン族は亜人の括りから自発的に抜け出し、現行世界では“人類”に含まれる。
 その地位こそ、他種族に比べ一際低い物と扱われることも少なくはないが、しかし。
 
 彼らの持つ技術や種としての多様性。早産多産から来る数の増加はもはや無視出来る物ではない。
 ある賢者は言う。このまま歴史が続くなら、唯人に次いで勢力を築くだろう種族はゴブリンだ、と。

 ……とはいえ、現時点において。ゴブリンと言う種に対する理解はあまり進んでいるとは言い難い。
 何せ、人間視点で社会性をまともに保有しているゴブリンは、『ゴールディ』出身の者だけなのである。

 では、ゴールディ出身(そう)でないゴブリンはどうか。答えはいたって簡単だ。
 人間を襲い、人間から奪い、殺し、壊し、根こそぎにする――――蛮族(バルバロイ)そのものに他ならない。

 さて。ここに1人の男が居る。
 男は同盟南方のある集落で生まれ育った。男には家族が居て、隣人が居て、同業の仲間たちが居た。

 決して豊かではなかったが、誰恥じることなく誠実に生きて来た。
 いずれは同じ集落の誰かと結ばれ家庭を持ち、次の世代へ己が稼業を託したのかもしれない。

 順風満帆ではないにせよ、汚れ仕事に手を染めねば生きていけない程底辺でもない。
 特別ではなくとも、大陸における標準よりは幸福な未来が開けている。その筈だった。

 けれどそうはならなかった。
 男の集落はゴブリンの群に襲われ、奪われ、殺され、壊され、根こそぎにされた。

 その最中、家族に。隣人に。仲間に逃がされ生き延びた男は行く当ても無く。
 物乞いと野盗同然の生活を繰り返しながら己の身体だけを苛め抜く程に鍛えた。

 死にたくとも死ねなかった。生かされたが故に死ねない理由があった。
 日々は崩れる前提の石を積み上げるが如く。少しずつ確実に壊れていった。
 
 心は荒み潤いも喜びも無く枯れ果てた男が、何の因果か神の祝福を手にした時。
 脳裏を過ぎったのは――――否。その全てを埋め尽くしたのはたった1つの感情だった。



 ――――――――『復讐』、だ。


 男は装備を整え旅に出て、最初に目に付いたゴブリンの家族を襲った。
 木製造りの家へ乗り込み暮らしていた一家を惨殺した。躊躇など無かった。良心の呵責も無かった。

 愉快だった。痛快だった。それで何が得られる訳でも。それで何を取り戻せる訳でも無くとも。
 狂喜と共に男は襲い、奪い、殺し、壊し――――そうして、1人の子供を取り逃した。

●復讐代行

「さて。ここまでが――――アタシの調べた限り。大体今の事情でござんす」

 豚の顔の半獣人(ハーフビースト)が会話をそう締め括る。
 一体どんな情報網を、どれだけ駆使すればそこまでの裏事情が手元に揃うのか。

『シルバード』内の酒場でテーブルに着く冒険者たちにすら見当もつかない。
 そういったことをやってのけた眼前の人物は、それをさも当然の様に笑い飛ばす。

「商人にとって情報は武器。そうでござんしょう? となれば上手く武器を使える御人が強いのは。
 ええ、ええ。つまりは冒険者さん方と一緒と言う話でして。アタシもやり手で売ってますからねえ」

 くつくつと笑う様は露悪的ではあるが、こうして話を持って来たのは彼の厚意であるらしい。
 隣で俯くゴブリンの少年は一言も口を挟まない。大意において、間違ってはいないのだろう。

 そして此処まで間違っていないならば。豚の商人が態々腕利き冒険者が多い『リブラネスタ』でなく。
 こうして『シルバード』で網を張っていた理由も、概ねそこにあると言って良い。

「と言うことで、この男にお灸を据えて欲しいんですわ。
 ええ、どう言ったところでひのふの、そうそう。4人も殺せば死罪でござんすからね」

 法に照らし合わせて裁きを。などは決して望まれない。『シルバード』とはそういう街だ。
 私刑に処したとしても道理が成り、或いは無理を通せるだけの力があれば不問に処される。

 そしてこれは――――“そういう”仕事だ。

「冒険者ギルドには表向き、“無法者を撃破する”仕事として出してござんす。
 相手は腕利きながら、冒険者登録もされていない。危険人物で、間違いはないワケですからねえ」

 次ぐように空いた間は、続く言葉の重みを意味する。
 徹底して合理を突き詰めた眼差しは、こういった依頼が始めてでないことを容易に悟らせるだろう。

「ただ、此方の坊ちゃんは速やかな執行をお望みなんですわ。公的な断罪でなく、私的な決着を、ね?
 そして実戦とあっちゃどんな事故も起こり得る……やり過ぎる事も、ままありますわな」

 表と裏。建前と本音。それらは“語られない限りは”同一の物だ。
『復讐』代行――――等とは誰も口にしない。そして対価は、豚の商人から支払われる。

 果たして件のゴブリンの少年の何処に、そこまでの価値を見出したのか。
 俯いた少年を一瞥する商人は語らない。語らずして動かすからこそ商人なのであり――――

「あんじょう、よろしうお願いしますわ」

 ――――情報(ぶき)を上手く扱ってこその、商人なのだから。

解説

 どうか世界が、平和になりますように。 ●成功条件   、、  『復讐鬼』の殺害  Or  依頼人が依頼達成を承認する。 ●失敗条件  『復讐鬼』の逃走 ●『復讐鬼』  ヒューマンのウォーリア。  1人になってから身体を苛め抜き力を蓄えた結果、神の祝福に至った。  単独ではあるが並の冒険者を大きく凌駕する戦闘能力を持つ人物。  戦士として見ても、各国が喉から手が出るほど欲しがっている即戦力。  ただし既に犠牲を出している複数殺人犯。  生きる為には手段を選ばず、対話も交渉も可能で頭も悪くはないがただ1点。 『ゴブリンに対する復讐』を辞めることだけは決してない。  ゴブリンであると判別された場合その対象を最優先で殺害しようとするが、  ゴブリンの殺害を自身の命より優先しない程度の分別は付く。 ●少年ゴブリンの家 『復讐鬼』が潜んでいる木製の一軒家。  部屋は玄関側から大中小の3部屋。内部は『復讐鬼』の手により罠の坩堝と化している。  カーテンが釘で打ち付けられており、外から室内を目視することは困難。  木製なので、頑張れば壁貫きなども不可能ではない。  時間帯など襲撃のタイミングは、冒険者たちの任意で定めて良い。 ●少年ゴブリン  今回の依頼人。10代前半の非授恵者。何故か目が死んでる。 『復讐鬼』が殺される場面が見たいと同行を希望している。  豚の商人曰く、同行させるか否かは冒険者たちの総意で定めて良い。  一切指示がなかった場合、勝手に付いて来る。 ●豚の商人 『シルバード』に本拠を構える奇妙な訛りの豚の商人。  明確に悪人とは言い難いものの、明らかに善人ではない。  非合法な手段への心理的ハードルが無いに等しく、今回の依頼もそういった物。  同行するつもりは微塵もない。 ●注意事項 ・装備していない、道具やスキルは、使えないぞ! ・あくまでギルドからの依頼は「無法者の撃破」なので、  ■■しなくとも報酬は出ます。 ・なお、埋めるまでやってくれると豚が喜びます。

マスターより

12度目まして。シリアス&ダーク(概念)マスターの弓月 蒼です。 ハッピー・ユール・フェス☆ な夜にも復讐は連鎖するというお話。 ”そういう”仕事であり”そういう”処理がされます。 特定の行為を実行した場合ギルドへの報告は豚が上手くやるでしょう。 しなくても成功させることは可能です。 覚悟完了!ばっち来い!と言う冒険者の皆様、どうぞ宜しくお願いします。

リプレイ

●鬼の潜む家
 
「……さて、間取りとかを先に教えてもらえるかしら」

『二刃の疾風』アヴェラ・ウッチェロの問は笑みすら混ざって奏でられた。
 対するゴブリンの少年は、視線を左右に巡らせると目聡く木の枝を見つけて戻る。

 ゴブリン自治領『ゴールディ』の一角。サウゼル大樹海外縁の境界線にその小屋は立っていた。
 危険な分開墾者が少なく、貧困な者でも稼ぎを蓄えれば一軒家が持てる。
 
 そういった触れ込みで最近出来た集落の外れだ。単独の襲撃者が占拠するには丁度良い。
 例え全焼させたところで周囲に被害など及ぶべくもなく。要するに、暴れるに向く地形だった。

「玄関から、奥に部屋が3つ。真っ直ぐに繋がってて、一番奥が……」

 地面に木の枝を使って描かれる図面は、年齢を考えれば良く書けている方だろう。
 けれどそれは同時に、彼が壊れかかっている証左でもある。

 何せ彼の家族はそこで殺されているのだ。本来であれば、考える事すら厭う筈。
 それを淡々と返せるということは、感情なり思考なりが止まっていると言うことだ。

「……家具の位置が、軒並み弄られているな」

「そうみたいですね。罠は、見た範囲で刀剣類が10本と少し。天上に釘。足元に、二重板?」

 『闇靄に潜む殺意を追う』イクスが歩きながらエーテルの波で家の中を探る。
 他方、『天啓の徒』フリーダ=ブロムヴィストの視界はカーテンで遮られた家の中を見通す。
 
 両名の見知った内容を総合するのであれば、中は文字通り無数の罠の巣窟だ。
 どれが本命か分からない様に徹底的に数を増やす。

 こういった罠の仕掛け方はシーフが用いる物ではない。どちらかと言えば……狩人の、それ。
 どれに掛かっても良く、無駄が出ても構わない。狩ることに特化した人間特有の思考法だ。

 それだけに、1つ1つ解除して行くことが現実的でないことがこれ以上無く良く分かる。

「で、目標は最悪(おやくそく)なことに一番奥……と」

「啓示では"モンスターハウスに真正面から挑むのは無理無理無理!"と出ています」

 顔を見合わせた両名が状況を報告すると、『闇に舞う』禊萩が首を傾げる。
 啓示というのは良く分からない物の、表から入れば碌な事にならないのは予想の上。

「攻め入るなら扉でも窓でも構いませんけれど……混雑しそう」

「飛んで火にいる……っていうのはやめてほしいけど、1箇所は正面だよね」

『紅蓮の炎』マーハ・アセトシソンが後を継ぐと、冒険者たちに沈黙が落ちる。
 明らかに、敵は正面からの進行を誘っている。

 挑発して誘き出そうにも聞こえない事には始まらない。
 唯一のゴブリンである少年を、屋内に進み入れさせるにはリスクが重すぎる。

「やっぱり、授恵者が来る可能性が考慮してあるみたいだけど」
「行くしか無い、か。……殺す気で戦うけど、異議はないわね」
 
『義骸の無者』ヨル・スレイマンが頭に被る頭蓋の中で低く呻くも、他に術もない。
 覚悟を固めて問うアヴェラに、矛先を向けられた少年が昏い眼差しで静かに頷く。

 元より、他に選択肢など無く。
 ――――最初から、それ以外の何も望んでなどいない。

「敵の気持ちもわからなくもないが……な」

「憎悪も復讐も否定はしません。それしか解決手段がない事も、ある」

 少年の護衛を担う『首狩りの武』ケン・Z・ブラッドリーの呟きに。
 同様の立場を担う『白き救済』グレイブ・ヤードが、硬質的な声音で返す。

 戦わねば、分かり合えない人間が居る。殺し合わねば、決して出せない解答がある。
 同じことだ。袋小路に至ってしまった人間の末路などそうは変わらない。

 復讐を果たさねば――――進めない者もまた、確かに居るのだと。

●殺す者、殺される者

「奥の部屋後方に手が入っています。退路は、確保しているでしょう」

「わかった、俺が回り込もう」

 フリーダの助言を受けてヨルが奥の部屋側に回り込むと、扉を調べていたイクスが頷く。
 とりあえず鍵を開けた瞬間の罠は解除した。ここから先は、反射神経の勝負だ。

「始めるぜ」

「……いつでもどうぞ」
 
 木製造りの扉を開け放った瞬間、先ず振り子の要領で迫る無数の釘が刺さった板が見えた。
 瞬間的な罠の看破に長けたイクスとアヴェラが室内に転がり込む。

 転がった拍子に踏んだ床板が沈み込むも、踏み込むことを前提とした物の様だ。
 沈んだ板の下から折った剣の刃部分が突き出す前には室内へ入っている。

 足が止まったのは彼らをフォローしようと思っていたフリーダとマーハだ。
 一瞬で起きた複数の罠の並行起動に視線も挙動もついて行けていない。

「あら、皆様頼もしいこと」

 絶妙なバランス感覚で剣山と化した玄関の刃と刃の間を、ヒールで駆ける禊萩。
 シーフ3名が跳び込んだ段階で、漸くどう踏み込めば良いかを理解する。

 と、中央の部屋で物音。直後、一番奥の部屋で大きな破砕音と轟音が響く。
 恐らくは奥の部屋から復讐鬼が移動したのだろうが――――
 
「……いや、流石に驚いたな」

 家の側面から壁を抜いて入ろうとしたら、小屋から吹き飛ばされ背を強かに打ち付けていた。
 何と言えば良いのかも分からないが、実際に害を被ったヨルからすれば全く笑えない。

 奥の部屋に誘い込む都合上、其処には罠が仕掛けられていなかったのだろう。
 扉を破壊し踏み入った瞬間、間近に迫った復讐鬼の盾が全力で叩き込まれたのだ。

 樹々に衝突するまで森の中を弾き飛ばされた。ダメージもかなり足に来ている。
 しかし誘導の役目は果たされた。これで侵入した主力側に、すぐさま攻撃の手は割けまい。

 ――――――

「追撃がない。次だ」

 最奥で待ち構える姿勢だった復讐鬼が中央の部屋に移動した。
 という事は、後方からの襲撃は功を奏したのだと判断したイクスがすぐ次の扉の解錠に掛かる。

 フリーダから聞いた通り、扉を開けると正面から剣が飛んでくる罠が仕掛けられている。
 が、これは姿勢を低く構えれば問題はない。問題は――――誰が踏み込むかだ。

「……私が行きます」
 
 先行突入した面々の中で最も罠に対する対応力が低い。
 しかし、群を抜いて頑丈なフリーダが進み出る。扉を開けば即襲撃される可能性が高い。
 
 で、あればこそ。彼女が備えた盾は、甲冑は。生半可な攻撃など通しすらしない。
 扉を開き、放たれた剣は実に10本。その全てをエーテルを纏わせた防具が弾き――――

「お前達が、侵入者か」

 声は、扉の蝶番と真逆。飛んできた剣の罠の影に隠れるような位置取りから響いた。
 条件反射の様に構えられる盾と、衝突する復讐鬼の盾。

 衝撃が体躯を震わせ、体躯が扉から反対の壁へと叩きつけられる。
 その攻撃は、ヨルが被った一撃と同一。敵を吹き飛ばす暴龍が如き盾による突撃(シールドバッシュ)だ。
 
「……来ました」
「これで変に強くさえ無ければ……よくある話なんだが」

 即時散開し、アヴェラが仕掛ける。イクスが下がる。幸い玄関扉は開いたままだ。
 小部屋である為自由は効かないが、三次元的に動くならば空間には困らない。

 床から壁を足場に肉体を蝕むエーテルを纏わせた双刃――――爪、と称されるそれを振るう。
 しかし、復讐鬼の盾が。身に待とうエーテルが余りに濃い。まともに毒が浸透しない。

「お強いのね。でも貴方、ご自身の貌は見まして?」

 それを一瞥し、禊萩が守りに徹する方針へ切り替える。真っ当に当たっても益はない。
 けれどそれは体躯だけだ。鎧兜、全貌すら定かではないけれど。目元までは、隠せない。

 彼女が翳した手鏡に、男は何を見たろうか。まるで引き攣るように動きが止まる。

「――――まるで、蛮族みたいね」

 その声は、下手な一撃より強く男を縫い止める。握った剣が、盾が、震えるのが見えた。
 敵は熟達の戦士(ウォーリア)だ。生半可は通じない。けれど、幾ら研鑽を積もうとも。

「貴方の罠は凄いね。どう破ったら良いか見当も付かなかった」

 上がった声は、前線で散会する面々が誰も特別意識していなかった高い声。
 少年とも少女とも見紛われるその彼が、この時。この場に於いては鬼札として作用する。

「だから僕は僕の得意分野で――――貴方と、復讐を止めるよ!」

 戦士の頑強さには偏りがある。戦士は盗賊に強く。治療士に優位に立ち。けれど。 
 ――――戦士(ウォーリア)は、魔法使い(キャスター)に、弱い。

「我が掌中に煌めくは敵を穿つ真白の彗星! 降り注げ、メテオライト・エクストラぁ――――!!」

 マーハの放った無数の煌星が、復讐鬼にこの日初めての有効打を叩き出す。
 体躯を貫いた光が血飛沫と共に舞い、鎧と兜で顔も定かでない男に膝を付かせる。 

「なあ被害者(しょうねん)。これで良いんだろ。ほら、復讐の時間だぜ!」

 今が好機とイクスが声を上げる。その声は表にすら届いたことだろう。
 だが、表以上に膝を付いた戦士の方が聞こえた内容へ劇的な反応を示す。

「――――子供(ゴブリン)か?」

 爛々と輝いたその眼差しが、ようやく外へ向けられる。
 見えているわけはない。だが、その問いには応じがある。グレイブからの痛烈な返答が。
 
「借り物の力を奮い、関係もない一家を殺し尽くしてご満悦ですか」

 復讐鬼が立ち上がる。既に、突入班の誰も見ていない。彼に痛打を与えたマーハすら。
 その視線は部屋の外。意識はただ、己が逃した獲物(ゴブリン)だけに向けられる。

「弱者を力で衝動的に蹂躙するのはさぞお楽しかったでしょうね」
 
 にも関わらず。何故、刃持つ手が震えるのか。何故、盾持つ爪先が掌を破るのか。
 玄関扉を蹴り壊し表へ出た男は、白衣の仮面と褐色肌の武人。そして獲物(しょうねん)と相対する。

「お気持ちはいかがです? これからどこの集落を襲い、どれだけの命を奪うおつもりで?」

 血を滴らせ、血走った眼で子供を見据える鎧兜姿の男を、仮面の男は徹底して嘲笑う。
 不自然極まる力。そんな力に溺れた異形。知性の欠片も感じさせない眼差し。その醜悪さは。

 仮面の向こう側で、可笑しさすら憶える。

 ――――"お前は復讐者ですらない、力に酔った餓鬼だ"

●エリニュエスの祝祭

「――――れ」

 くぐもった声は兜の内から。

「――――黙れ、黙れ、黙れ」

 握った刃は自らの血に塗れ。

「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ――――貴様達冒険者(ぶがいしゃ)に何が理解る――――ッ!!!」

 一足、エーテルを帯びた盾を振り上げ全身全霊で突貫する。
 受け止めたグレイブが弾き飛ばされ距離を引き離されるも、この場でその行為は、悪手。

「あんたの気持ちがわからないわけじゃないけどな」

 あと一歩で囮(ゴブリン)に届く。その機を見て飛び出してきた男は大太刀を振り被り。
 その一閃が復讐鬼の盾を強く強く軋ませる。思わず跳び退くもこれもまた、悪手だ。

「行かせません――――!!」

 後方、玄関口からフリーダの獅子の咆哮(シーザーロア)。これに抵抗する暇も有ればこそ。
 畳み掛ける様に跳び出すアヴェラ、イクス、そして禊萩。

「殺したことを、責められる立場にはないんですけどね」

「掛かった獲物を囲んで殺す。それだけの話だ」

「侮るのは結構ですが、隙は見せてはいけません。背中なんて、尚更に」

 二刃は二つ名同様疾風の如く。重ねるように短剣の一撃と縛糸の刃が鎧に絡む。
 その全てには敵手の生命を蝕むエーテルが仕込まれ、内一本が遂に復讐鬼の体躯を捉える。

「……ッ」

 まさか、自分より明らかに力で劣る授恵者に毒を流されるとは思っても見なかったか。
 憎々しげに巡る視線は、けれどそれでも尚曇っていたと言わざるを得まい。

 一刻も早くゴブリンの少年を殺す為に取った挙動は、それ以外の多くを置き去りにする。
 即ち彼にとっての天敵の存在も……だ。

「呪法強化(エーテル)展開――――貴方は強いね。今までで最強かも。だからこそ」

 杖の戦端に灯った光は冷気を帯びた矢となって。周囲の呪力を収束させる。

「僕は最後まで手を抜かない」

 放たれた絶冷の氷矢が復讐鬼の脚部を射る。囮まであと数歩。数歩が遠い。詰め切れない。
 
「ゴブリンすべてが悪い奴じゃねぇ」

 降った声は、ケンの物だ。片膝を付いた復讐鬼が視線を上げる。
 大太刀を構えたまま、交わった視線には困惑が。けれど隠しきれない憎悪が瞬く。

「お前は何も知らない」

「知らねぇよ。だけどどんな種族にだって悪さをする奴はいる」

「奴らがどれほど悪辣で、醜悪で、無惨に俺の村を滅ぼしたか」

「悪性だけ見てたってしょうがないだろ。俺たちは清濁併せてヒトなんだ」

「綺麗事を――――ッ!!」

 互いの主張は、決して相容れない。その先に、解など有りはしない。
 ただ哀しいだけだ。そんな惨劇を生き残ってすべきことは、こんな事しか無かったか。

「自ら奪ったらもう降りられないよ」

 漸く、玄関まで辿り着いたヨルが諦めたように呟く。手にした戦棍に込められた力は強く、強く。
 吹き飛ばされおかしな方向へ捻れていた脚も回復魔法の余剰があれば元通りだ。

 とは言え、癒し手として見ては破格の膂力を備えるヨルの一撃であろうとも。
 復讐鬼への痛打となるかは怪しい。だが、敵が既に手負いであり。その体躯が血塗れであれば。

「降りられない。負けた方が死ぬ。決着は、付けなくちゃいけない。俺も、君も」

 合わせたように振り被る。前にケン。後方にヨル。斬撃と打撃、交叉する双撃。 
 兜で覆われた首が飛ぶ。その顔は、驚くほどに凡庸な――――何処にでも居る村民に見えた。

 血飛沫が吹く。復讐の達成を祝福するように。
 間近から返り血を浴びて、己が願いを叶えた少年は、呆。と、その光景を見ていた。

「満足した?」

 アヴェラの問に、視線が向く。その瞳は、何も映していない様に見える。
 恐らく、復讐鬼はそれでも幸運だったのだ。彼は恨みを募らせる対象を持てた。

 唯人に殺され唯人に救われた少年は、もう何処へその喪失をぶつけて良いのかも分かるまい。
 それは最後に縋る者が残ったアヴェラにも、最早測り知れない虚無だ。けれど。

「貴方は、自身の持つ全てを使い目的を遂げた」

 森から戻ってきたグレイブが、遺体を一瞥し血塗れのゴブリンへ語りかける。

「ですが、そこに計画はなく。我慢もなかった。達成感も、ないでしょう」

 静かに、淡々と。けれど、何か言いようのない感情を込めて。
 計画。我慢。そう呟いたゴブリンが小さな掌を見つめる。彼には何もない。

 ――――何も、ない。
 だから何も掴めない。だから奪われた。だから、何も得られなかった。それでも。

「貴方はこれから『生きなきゃいけない』。目標を達したからと言って自死なんて許されない」

 生かされた彼は、これからも生きていくのだろう。生きていかない訳にはいかない。
 それは復讐を果たした者の義務だ。己の意思で、命を詰んだ者の責任だ。

 何も得られなかった拳を握る。声も上げず。涙も溢れず。血塗れで。何もかも喪った。
 その真っ昏な眼差しが空を仰ぐ。

「“よい”目をしておいでです」

 血の底から這い上がる者の眼。少年を見つめた禊萩が、そう呟いて艶やかに微笑んだ。

マスターコメント

皆様お疲れさまでした。弓月 蒼と申します。 この度はご参加ありがとうございました。この様な結末に至りましたが如何でしたでしょうか。 高性能ウォーリアの理不尽な硬さを突破して見事勝利を掴んだ為、成功です。 復讐の女神も喝采を上げる殺意高めの良いプレイングでございました。ご馳走様です。 MVPはどんなに物理的に硬くとも魔力を上げて魔法で殴るんだよォ!を実践された方と、 最終的に復讐鬼の足を止める言葉を持っていた方にお送りします。 ではでは、縁がありましたらまた次の機会にお会いしましょう。
ショートシナリオ

ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 6〜8人

2020年12月23日 15時33分02秒 公開

成功

相談掲示板

  1. イクス

    シーフのイクス、よろしく。 こういっちゃなんだがまぁ良くある復讐者だな。 以上、特に俺から思うところはない。 とりあえず罠の中に突っ込むの面倒だし家ごと焼くか?(過激派) 少年ゴブリンの心情もあるからまぁ相談次第かな

  2. マーハ・アセトシソン

    キャスターのマーハ・アセトシソン、よろしくね 僕なんかが近づいたら間合い次第ではやられちゃいそうで怖い相手だ 依頼主、というよりゴブリンの子供の希望は復讐者の殺害か・・ ここはみんなの意見が聞きたいところ、正直ううーん、僕は悩んでいる。即答できない甘い考えなのかもしれないけど、やっぱり、ね・・

  3. グレイブ・ヤード

    ヒーラー グレイブ・ヤード まぁすきに呼んでもらって構わんよ >依頼主の願いに関して 私としては「(対象の殺害を)否定はしません」としか。 止めるように言ったとしても聞いてくださるかどうかは別問題ですし、 言い方はあれですが「他人の言葉」です。 彼に届かせるべき「何か」がない限り、我々が何を言った所で動くのではないでしょうか? 仮にですが、もし「諫める」のであればヒューマン種以外が良いと思います。 ヒューマン種が何を言ったところで、「同族をかばっているだけ」と捉える可能性が高いですからね >罠について 燃やすのは些か反対したい、かと 依頼主の思い出とか、火の勢いに紛れて逃げられる可能性など考えますと。

  4. アヴェラ・ウッチェロ

    シーフのアヴェラよ。よろしくお願いするわ。 感情のままに襲う獣ね。 全体の方針として一応決めておきたいのは下記かしら ①依頼主を同行させるかどうか ②本当に復讐鬼を殺すかどうか ③襲撃方法の大まかな方針 ①については彼の護衛につける人がいるのであれば、わたしは同行させていいと思うわ。 ②の殺すかどうかは、「否定せず、積極的に生かしたいという人がいなければ殺す」がわたしのスタンスね。 ③の大まかな方針については、わたしも燃やすのは反対ね。確実に殺せたか判別が難しいのが理由よ。 といっても、「事前にシーフ組が【探波】や潜入で罠を把握してから突入する」「依頼人を餌に一軒家からおびき出す」位しか他に案を思いつかないのよね。なんとか向こうから家を出させられれば……。

  5. フリーダ=ブロムヴィスト

    ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 復讐鬼への復讐の結末はともかく、まずは相手を無力化しない事には始まりませんね。 襲撃方法については確実に倒したという判別が欲しい所ですから、 下手に家ごと燃やす等の行動は避けた方が良さそうです。 無難に行くのであれば複数個所から同時に侵入しての奇襲とか、 少々リスクはありますが少年ゴブリンを囮に誘導するとかでしょうか?

  6. 禊萩

    リーンエスの禊萩。シーフですわ。 出来得る限りのことは致しますわね。以後お見知りおきくださいまし。 依頼目標については、私はどちらでも。 殺すのでも構いませんし、他にあるなら沿いますわ。 試せるだけ試してみてはといったところでしょうか。 依頼主の同行はあまり気乗りはしませんが……純粋に、安全面のおはなしで。 彼の心情に寄るのなら、連れてゆくでもよいでしょう。 とは申せ、同行させるか否かで立ち回りも変わってきますかしら。 フリーダ様のお言葉に似るのですけれども。 依頼主を同行させる場合、姿が見えれば否応なしに狙われそうなものですから。 案といいますより、結果的に囮に近くなるのではと思った次第ですわ。

  7. ヨル・スレイマン

    ヒーラーのヨル。宜しくね。 >依頼人の同行 どちらでも良いかなと思う。護衛をつけておくのも賛成。 彼の感情を考えると、相手に挑発でもされたら勝手に動いちゃう可能性もあるしね。 家の中についても、俺たちより余程よく知っているはずだ。相手が隠れられる場所や、罠の看破に一役買ってくれるかもしれない。囮にするのも必要なら良いと思う。 >復讐鬼を殺すか どっちでもいいかな。強い人みたいだから全力で戦わなきゃならないだろうし、そういう意味で殺すことにしておいた方が効率は良いと思う。生かすことに決まればそっちに合わせる。 個人的には人の復讐とかも面倒なんだけど、まあ、殺したんだから殺されても仕方ないよね。彼もそうだし俺もそう。 >襲撃方法 少年を囮にして誘き出す場合、一緒に俺達が視認できてしまうと出てこない気がするし、少年1人にして離れると遠距離攻撃で来られた時ちょっと⋯⋯と思うから、なかなか難しいかもしれないね。 家内に罠があるってことは襲撃される可能性を考慮しているし、初めからずっと警戒しているってことだ。 相手に出てこないという選択が取れる限りは、一度は家の中に入る方で考えておいた方が安心な気はする。 となるとやっぱり「同時複数箇所からの突入」、「接触した班の外への釣り出しorできる限りの耐久」、「合流して戦闘」みたいになるかなあ。わかんない、もう少し考える。 事前に少年に詳しく家の話は聞いておきたいね。だいぶ変わってるかもだけど、無いよりはいい。 シーフさんが事前調査してくれるならそれもとってもありがたいね。

  8. グレイブ・ヤード

    >家の内部について 確かに確認しておくといいかもしれませんね。 さすがに間取りを変えるレベルでの魔改造はできないでしょうし・・・。 「どこにいるか」も予測はできるかもしれません >護衛について 希望者がいらっしゃらないのであれば私が付こうかと思っています。 壁程度なら何とでもなりますから 囮に使うのであれば、マジカルポケットで武器を隠しておきますよ。

  9. イクス

    どこにいるか、に関しては捜波で探っちまえばいいんじゃね? 一家族の一軒家ならそこまで大きくも無いだろうし、 自分は捜波で内部の相手の位置把握、探波で内部の罠状態把握させてもらうかね。 汎用で看破、罠解除辺り持っていけばどうにかなるだろ。 格上の相性不利のウォーリア相手に接近戦仕掛けられたらまず耐えられないんで、 多分こっちは基本ヒットアンドアウェイになるかねぇ。 戦闘やるシーフは屋内戦になりそうだし壁歩き持っていくのもありなんじゃねぇかな。

  10. マーハ・アセトシソン

    >復讐鬼の処遇 ・・・うん、そうだねやらなきゃやられるということも考えないといけないことだし、僕自身も死んでやるわけにもいかない。覚悟をきめていくよ。 今のところ中に侵入して誘き寄せる班と外で待ち構える班のに分けて動くほうがわかりやすいかんじかなぁ?外に出てもらったほうが戦いはやすそう・・ >依頼人の同行 連れてきたうえで護衛を付ける、で良いと思うよ。

  11. フリーダ=ブロムヴィスト

    >家の内部 中の様子を見るだけならこちらは透視で確認することはできると思います。 そこから復讐鬼の位置や向きを識別は可能かと。 >依頼人の同行 連れてくる場合は護衛は必須だと思います。 シーザーロアすら無視してゴブリンである依頼人に向かってくる可能性もあり得ますから、 連れていく場合は依頼人の方に突破されない様に工夫が必要ですね。

  12. ケン・Z・ブラッドリー

    顔出しが遅れてすまない ウォーリアーのケンだ まぁ・・・・・復讐者の気持ちもわからなくもないけど手当たりしだいに手を出すんじゃそれは復讐の域を超えてると思うかな 依頼人の動向確かにリスクが有るな もし同行するなら家の外に待機してもらって護衛をつけるくらいは必要になるだろう 復讐者に関しては・・・・まぁどっちにしろ死罪逃れられんし、少年を納得させて捕らえるで留めるもここで少年ののぞみのまま殺してしまうでも結果は同じか 俺としては少年の望みを叶えてやりたいところかな

  13. グレイブ・ヤード

    >屋外におびき出す 出来れば、ですかねぇ。 自身に有利な場所ではあるでしょうし、罠をすべてつぶしてしまうかしない限りは難しいかもしれませんね >探索方法 まがりなりにも授恵者ですし、スキルに関しては経験によって「ごまかし方」を知っているかもしれません。 複数の手段をとって損はない、と思います。 少なくても、「即戦力」と国に認められるレベルには戦闘に関しては優秀だそうですので 我々よりは上でしょう、おそらく。

  14. イクス

    >複数手段 んじゃこっちの捜波かフリーダの透視のどっちかが相手の反応を見つけたらもう片方も確認する形で行くか。 罠解除はやらないよりはマシくらいには考えてるが、向こうも解除の時間を与えてくれるとも考えづらい。 シーブズツールで解除できる類のものなのかって問題もあるしな。 探波での全体的な罠の存在確認や危険な位置への警告とか、屋内で戦う時の保険になるか

  15. グレイブ・ヤード

    力量について、相手のほうが明らかに上である、という危険性は重ね重ね認識したほうがよさそうです。 最悪に至らないためにも。 自分が出来ること位は相手もできる、くらいは想定で。 (アクションなどを使えば力量次第では特性に近いレベルにまでゴリ押せるでしょうから) >護衛について 特にいらっしゃらないのであれば同行、且つ私は護衛につくことでよろしいでしょうか? 何をするかの行動指針を言わないと間に合わない時間になっています。

  16. アヴェラ・ウッチェロ

    グレイブさんが護衛に着くなら、依頼人が同行でいいと思うわ。 生かす方向であれば色々デメリットが増えるけど、現状殺す意見の方が優勢みたいだし、それなら願いを完全に叶えて上げましょう。 とりあえず方針として、「屋外におびき出す」を目指すのよね? 本格的に依頼人を「餌」とするなら、護衛は見えない位置に陣取って、出て来たところで間に立ちふさがる形になるかしら。

  17. イクス

    ちゃんとした装備したウォーリアが真正面から殴り合ってヒーラーの回復があって尚長期戦するのも危ういくらいで考えてていいかもしれんな。 というか俺はシーフはまともに大技にぶち当たったら一撃耐えられるか怪しいまで見ている。 だからこそ相手の有利になる罠を潰す動きしてれば狙ってくんじゃねぇかなと踏んでるんだが。 >行動指針 先日の宣言の通り捜波と探波使っていくから二つに分けるのであれば先遣隊の斥候になるのかね。 正直回避集中して反応強化したところで当たったら吹っ飛ぶと思うから足止めとしては期待しないでくれ。アクセラレータもないしな。 基本は罠対処を優先して手が空けば腱撃で嫌がらせしてフェザーステップで逃げ回る形になるかね

  18. ヨル・スレイマン

    グレイブ君が護衛につくのに異論ないよ。心強い。 >少年を囮に屋外に誘き出す場合 怖いのは「チャージングで一気に距離を詰めて攻撃される」ことと「家内から遠距離手段で攻撃してくること」だと思うんだよな。だからあまり離れない方がいいと思う。 グレイブ君がマジカルポケットで武器を隠すなら、それを踏まえて終始一緒にいるのが良いんじゃないかな。 加えてこっちが家内に侵入する動きを見せれば、流石に篭りっぱなしではいないだろうし。 >個人の動き 先遣隊のフォローがいいかな、と思ったけど俺は目立つんだよね。隠密しつつ罠を解除するなら邪魔になっちゃうかも。 外側からできる情報収集が終わったら、別方向からちょっと目立つ動きで侵入を試みることで、イクス君達の罠解除に余裕を持たせるのはアリかもしれない?

  19. 禊萩

    少年は同行、ですね。了解しました。 護衛もグレイブ・ヤード様がついてくださるのなら心強いことですわ。 屋外へ出す方向で目指してよいように思えます。 室内で罠有りですと、流石にあちらに利がありますものね。 突入は、普通に扉からでよいのかしら? 私の行動はもう暫く検討中ですわ。 皆さんの予定を見て調整をしますわね。 ひとまず、事前の調査はイクス様方がやってくださるようですので、私は探波等は扱わない心算ですわ。

  20. ケン・Z・ブラッドリー

    俺はそういった探知系は持ってないからはじめは家の外で少年を守るとしよう 復讐者が出てくるまでは少年を守ることに専念したほうがいいだろう 念のため、カバリングを持って行っておいたほうがいいだろう 復讐者が外に出てきたら接近戦を仕掛けることになるだろう 敵のほうが格上だとすると俺が持ってるスキルは全部持ってそうだな そうなったときに厄介なのは特性スキルの殺界とドラゴンチャリオットとチャージングか 殺界は使われると少年は逃げれなくなってしまうし、ドラゴンチャリオット使われると少年の護衛が吹き飛ばされる可能性が出てしまうし、チャージングは言わずもがなだな あとペインキルも持ってそうだから痛みで止めることは無理だろうな

  21. マーハ・アセトシソン

    僕も探知系には疎いから、先遣隊の後ろからついていく形になるかな ただ僕も防御力は紙みたいなものだから、何か喰らったら一発でやられないか心配ではあるね。先に入った人たちの行動を見て入ったほうがいいかもしれないな 護衛に関してもグレイブさんお願いします >個人の行動 屋内での戦闘はキャスターにとって制限がかかってつらいところではあるけど、援護射撃的に打てる魔法とデバフをかけられる魔法で援護したいと思うよ、行動阻害とかあるとないとでは大分違うと思うし

  22. グレイブ・ヤード

    ・・・サークルプロテクションは準備しておきましょう。 ヒーリングオーラも準備しておきますので、大分無茶をしようが何とかします。 してみせます。 >護衛について 文字数の関係で専念する形になりますので、守護と回復以外は期待しないでください。 「口撃」程度は出来るかもしれませんが、まぁ気休めかもしれませんね。 話を聞かない手合いはいろいろ面倒なのですよね

  23. グレイブ・ヤード

    できるだけ更新しておきました。 (ヒールや堅甲、装備など) 回復量自体は多少増えているかと。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0