【死軍】喪われし者に弔いの鐘を
弓月 蒼
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シナリオID:343
オープニング
『何で獲物に戦斧を選んだかって? 何言ってやがる。斧はドワーフの誉れ、戦士の誉れよ』
『戦友を喪って? 前に立てないのが歯痒い、ねえ……何だ手前死に急ぎか。なら軍人なんざ辞めちまえ』
『獲物だ何だ些末事だ。弓使う奴は臆病者か? 杖振る野郎はペテン師か? 下らねえ。全く下らねえな』
『俺達の戦いは、背にし負いし者総てを護る為の戦いだ。胸を張れよ新兵。涙を呑んで胸張って』
『まずは一人前に生き抜いてみろ』
『それさえ出来れば手前がどんな恥をさらそうが、誰かが必ず次を継いでくれる』
●逆撃歎願
帝国国境最前線――ヴァイセントラフ砦。
死軍の脅威を弾き返した旧帝国兵と冒険者一行ではあるが、その前途が揚々たる物だとは言い難い。
第一防壁は各所罅割れ、激戦の跡は未だそのまま。荒らされていない地形を捜す方が困難だろう。
例え耐え忍ぶことを得てとしない構造の砦であったとしても、今は護りを固めるが先決。
そんなこと誰しもが分かっていた。殆どの兵士が理解していた。大抵の冒険者も納得していた。
「逆撃を」
―――――――納得していない者が、此処に居た。
その猟犬の弓兵は、指揮を執る前線指揮官の前で手を突き頭を垂れていた。
屈辱だろう。もどかしいだろう。武器を取り駆けて行けない現状が。
砦には一時避難した難民が戻って来る可能性があり、負傷者も多い。帝都からの避難民すら0ではない。
突如顔を見知った死者の群に襲われた兵には混乱している者も居る。我儘を言える戦況では、断じて無い。
分からぬ筈もない。件の弓兵は、誰より人々を護ることに拘っていた男だった。
「同情を買いたいなら他所でやれ。ここは、売れる物もない最前線だ」
人材不足の結果、望まずして指揮階級となってしまった唯人の教導官が冷徹に切り捨てる。
今、砦全兵員の3%に満たない授恵者を“消耗”している場合ではない。ただでさえ人手不足なのだ。
「……頼む」
すぐさま頬が鳴った。視界が明滅した。手加減抜きに殴られたのだと倒れてから分かった。
口内を切ったか血の味が滲む。平時ならば、やられっ放しになどしないものを。
「断る。そんなことをして奴が喜ぶと思うか。
腑抜けた面で死人を馬鹿にするのも大概にしろ。いつまで新兵のつもりだルーベン・クルスト」
姓名を呼ばれて視線を上げる。教導官の目を見てようやく――ああ、そうかと理解する。
奥歯を噛み締め無表情を象る。この唯人の何処が冷徹だと言うのだろう。
砦の中の兵士にも階級があり派閥が有る。だが、帝都崩壊以来この3ヶ月は、誰も彼も死に物狂いだった。
1人でも救おうと救護兵だろうが警備兵だろうが朝昼夜もなく救護、支援、警邏、炊き出し、難民対応だ。
やれ難民同士喧嘩だ。やれ行商人と揉めた。便の処理だ。子供の行方が知れない。赤子に飲ませる乳が切れた。
次から次へ目まぐるしい何て物ではない。籠城戦の方が億倍マシだと一体何度思わされたか。
お人好しだったあの隊長に、助けられたことがまるでない兵の方が少ないではないか。
……悔しいのが。苦しいのが。矛先を失ってしまっているのが、自分だけの筈がないではないか。
風向きが変わったのはその時だ。定時報告の鐘の音。
足早にやって来た伝令が教導官に何かを告げると、座り込む猟犬を一瞥する。
「――――何?」
伝令兵の眼差しに笑いの残滓が混ざっていたのは、多分気の所為ではあるまい。
教導官が、苦虫を噛みつぶしたような声で絞り出す。
「……、……。辞令が、下りた」
不可解な様子で眉を寄せるルーベンに、淡々と。いや、敢えて淡々と続ける。
「ルーベン・クルスト、ヴァイセントラフ砦駐留軍第二遊撃小隊長――――」
ぽかん、と口を開けた猟犬の弓兵。言葉は止まない。指示は、止まらない。
「南部鎮守都市ヴィント近郊に再結集しつつある死軍残党への逆撃を命ずる。
直ちに残存兵力を纏め、冒険者と連携の上実行に移るべし――――司令官、バルディオン」
沈黙が下りた。いや、それを。果たして沈黙と言って良いのだろうか。
座り込んだ猟犬が震える拳を握っていた。爪が皮膚を裂き、血が毀れるほど強く。……強く。
「――――っ……命令、確かに受諾しました……復唱します」
一瞬にして幾らも歳を重ねたかのように。男の声は静かに、けれど聞き違えようも無いほど強く。
復讐ではない。弔い合戦だなどと下らぬことは嘯くまい。こんなものただの我儘だ。ただの、感傷だ。
けれどヴァイセントラフの兵たる者。一度受諾した命令は身命賭して果たさねばならない。
先達もそうだった。ならばその背に続く――――自分も、また。
「ルーベン・クルスト、これよりヴィントに集まった悪賊共への逆撃を、遂行する!!」
所詮は野戦任官だ。人員が居なかった。偶さか授恵者だった。驕れる余地など微塵も無い。けれど。
……祈りは、確かに届いた。
●亡くした者のその先へ
「――――あー……つー訳で、だ」
どうにも年甲斐も無く盛り上がってしまった自分を恥じる様に。
猟犬の弓兵が作戦会議室に戻って来たのはそれから暫くしてからだった。
友軍として集められた冒険者たちに。この、益が多いわけでも地位だの功績だのが得られるわけでもない。
概ね、ヴァイセントラフ砦駐留軍の一部にとっての我儘を、発奮するだけの仕事に手を挙げた者たちに。
「……悪い、世話になる。力を貸してくれ」
頭を垂れる以外で報いられる術を、件の半獣人は持ち合わせていなかった。
その下に付けと指示された同僚たる兵士たちの表情たるや、“げんなり”と言う擬態語の見本市だ。
「いや、ねェだろ……」
「ねえわ。そりゃあねえ。士気が台無しだわ」
「あんだけ気勢上げて上官に噛みついといて、どうしてこう下手かねえ」
「盛り下がるにも程があんだろ。おいこの猟犬、どっかに玉でも失くしたのか?」
「黙って俺について来い位言えねえのか。だから3年も付き合った恋人に逃げられんだよ」
「うるせえうるせえ! あと最後の奴どいつだ!? それ言ったら戦争だろうがッ!!」
死線を超えた砦の兵士たちにはある種の結束が見られた気がしたが、気の所為だったらしい。
野戦任官とはいえ出世頭の一人になった仲間へ、心を一つにした応援の声が響く。
「――――とはいえ。此処で死んだら台無しだ。
俺は生きるし俺達も生きる。手前らも生きろ。生きて、役割を果たせ。――――勝つぞ野郎共」
会議室の大テーブルに敷かれた帝国南方の詳細地図。その中央へ、鋼で出来た駒を置く。
爛々と、黒曜石の様な瞳が輝いた。
「目的地は、南部鎮守都市ヴィント近郊。
臓物垂れ流しの屍人共も。喰うしか能の無い這者共も。
そしてクソったれの吸血鬼共も――――目に付いた奴は皆殺しだ」
これは防衛戦ではない。決死戦でもない。追撃戦であり、逆撃戦だ。
力の尽き果てるまで。最早これまでと見切るまで。殺して、殺して、殺し抜くのみ。
「俺達ァ愛する祖国を好き勝手されて、良い加減、頭に来てんだぜ」
牙剥く様にルーベンが笑う。古来より獣にとっての笑いとは、即ち威嚇であるのだと視線で語る。
武器を取れ。鬨の聲を上げろ。意気を燃やして気概を示せ。手で、刃で、呪詛で、殺意で。己が総算で以て。
敗者に今一度確かな死を。喪われし者に弔いの鐘を。
――――――――――――さあ、反撃だ。
解説
マスターより
リプレイ
「よぉ、白豹。手前も物好きだな」
進軍中、『魔弾の雪豹』セリオス・オーガストが叩かれた背に視線を向ける。
声で分かってはいたが、肩越しに突き出したのは猟犬の顔そのものだ。
同業種、同程度の背丈。齢も一回り違うまい。しかしその慣れなれしさは共に死線を潜ればこそ。
「……今回は、だれ一人欠けずに帰るぞ」
「おう。隊長にはしっかり待ちくたびれて貰わねえとな」
呟いた独り言に、猟犬の弓兵が片目を瞑る。
言われるまでもない。今この場に、死ぬつもりで来た者など居はしない。それが――――
「愚かな敵に教えてあげましょう、蹂躙されるのはお前達だって!
殺して傷ついて殺して癒して殺して傷つけて殺して生かして、あぁ、いい!いいお仕事ですね!
楽しくなって来ました、愉しくなって来ましたよ!行きましょう進みましょう早く早く早く!!」
……少々箍が外れてしまっていたとしても。
「すみません、ごめんなさい、多分悪い人じゃないと思うんですが……」
ギーゼラの発言に歴戦の遊撃隊員がドン引いていたが、これでも貴重な癒し手だ。
仲間の縁で取りなしに奔走する『朱の疾風』トーラの頑張りもあり、とりあえず敬遠はされていない。
冒険者には変わり者が多い。良い子というのは、大体においてこういった場合苦労する物である。
戦場で癒し手を無碍にする人間は死ぬ。これが軍人たちの共通見解であったことは、きっと幸運だ。
そうこうしている間に、視界の先にはわだかまる様な黒い霧が見えてくる。
恐らくは、再結集しているという敵の戦力はあの中なのだろうと目星を付けるも、不意に。
「弔い合戦なんだ。遠慮せずに思う存分暴れりゃ良いがな」
『死中の一撃』アーシェル・G・クラインから掛けられた声に、気付いた猟犬が視線を細める。
左右で虹彩の異なる瞳。帝国でも多くはない特徴だが、口調にまるで訛りがない。
「そういう手前も、まだまだ祖国に蔓延る害虫を潰し足りねえって眼だぜ?」
交わった視線に感じるところがあったか。ルーベンの口元だけが薄く笑む。
「不倶戴天の仇は糞野郎だ。忘れんなよ」
「当然だ。あの糞野郎千回殺しても足りやしねえ」
アーシェルもまた、良く似た凶相で嗤いを返す。当然だ、お互い喪われる痛みは知っている。
そういった意味で、どちらにとっても情状酌量の余地などある訳がない。
「そういえばさ、追撃って基本脚の速い騎兵のお仕事じゃないの?」
会話が途切れた隙に『ベインシューター』シャトン・アルジェントが首を傾げ言葉を零す。
戦術には疎いのだけど、と付け足すも。その疑問は沸いて然るべきものではあった。
そしてそれは同時に、冒険者たちが自分の戦術価値を良く理解してないという意味でもあり。
「いや、俺らはそれでも構わねえんだがお前ら全員軍馬乗れるのか?」
――――冒険者。より厳密には、一定水準以上の授恵者は"戦術価値がある"個人だ。
そして彼らは純軍人の遊撃隊と異なり、必ずしも騎乗訓練を積んでいない。
冒険者を置き去りにして得る機動力と、冒険者を組み込んで得る交戦戦力。
敵の主力が屍人である以上、後者が優先されることは必然であるとすら言え。
「うちの司令官は、それだけお前ら全員を買ってんだよ」
言わせんなよ恥ずかしい、とばかりに頬を掻く猟犬を見てシャトンが僅かに目だけで笑った。
「さてルーベン・クルスト殿。そろそろだ。準備は良いな!」
視線の先には見て分かる程の黒い霧。クリエーナ・バーリフェルトが意気揚々と声を掛ける。
溌剌として隠密行動には全く向かないが、問われたルーベンが視線を向けるには十分だ。
「お前らこそ本当に良いんだな? 言っとくが俺ァ遠慮なんざしねえぞ」
威勢を余所に、その実この男が言う程傍若無人にはなり切れないだろうことが分かる。
それはクリエーナの戦術眼故かもしれず。或いは審美眼と言うべきだろうか。
「ああ、最終判断や号令は貴方にお任せしたい。この部隊は貴方の部隊だからな、隊長殿?」
なればこそだ。自らも王を目指せばこそ、今この場でこの御輿を担ぐことが。
いずれ己が立つ際に役立つ時が来ると確信する。何より――その方が面白そうだ、と。
「はっ、巫山戯た女だ。良いぜ野郎共! 突入する、配置に付け!
どうせあの糞野郎の仕込みだ、鬱陶しい仕掛けに決まっちゃいるが――」
順に視線を向けられて、前衛は一番槍を担う『夢を追う守護者』イヴェール・イリュジオンが。
中衛の要を己に任ずる『ナイトアサルト』レイ・ロバーツがそれぞれに頷く。
守護者を志す者として。或いは騎士を目指す者として。確かな目的を胸に抱き進む者として。
この戦いはその過程における一歩に過ぎない。無辜の臣民の安寧を妨げる吸血鬼を討ち果たす。
誰一人喪わず。誰一人欠かず。自分たちが何を穢してしまったかを思い知らせよう。
その為の戦いであり、その為の覚悟だ。今更敵地へ踏み入ることを恐れなどしない。
「――――喰い破って勝つ! それだけだ!」
咆哮一つ。武器を構えた集団が一気呵成と黒い霧へ雪崩込む。
●天霧繚乱
――まず第一に、その霧の凶悪さは想像を遥かに超えていた。
捜波を使用したクリエーナ、セリオス、トーラの3人が誰より先に気付く。
その霧は、手繰った感触をそのまま信じるならば"濃密なエーテルの塊"だとしか思えない。
水中に波を起こしたが如く、中の存在が酷く測り難い。
唯一、トーラの広域捜波だけが敵の気配を感じ取る。それは、奇跡に等しい僥倖だった。
「――――前衛、盾を構えて下さい! 急いでっ!!」
――――第二に、冒険者たちの想定通り吸血鬼は追撃隊の介入を予測していた。
指揮官たるその吸血鬼は、愛する主の戦略的撤退を濯がねばならない。
それは彼にとっての絶対的な義務であり、そして蒙昧たる吸血鬼は愚者ではなかった。
ヴィントから溢れ出している黒い霧――――『天霧』の性質を彼は十全に理解してはいない。
けれど、並の冒険者であればその影響を免れることなど到底望めず。
一方で、自分の力はその範疇を超えていることを知っていた。
故に敵が集団で踏み込んできた時、彼だけがまともに待ち伏せを仕込むことが出来た。
――――――そして第三。
そこまで、吸血鬼側優位に整えられた戦場に在って。
本来であれば、奇襲、逆撃からの壊乱敗走を余儀なくされる窮地に在って――――尚。
「……掛かった」「敵影正面! やっちまえ――――ッ!!」
両指揮官の声が綺麗に唱和する。芳醇なエーテルの気配に突撃して来る繊毛蟲の群れ。
これらが移動する轟音へ、シャトン、セリオス、レーベンが撃てば当たると矢を射掛ける。
そう、第三に。敵指揮官は、彼らの研ぎ澄まされた殺意を甘く見積もっていた。
盾を構えたイヴェール、アーシェルを横目に――トーラが純白の魔導書を広げ声を上げる。
「渦巻くもの、荒々しき波濤、捻れ、呑み込み、押し流せ――――誰も、1人も、殺させない!!」
正確に敵の意図を気取ればこそ、誰より一瞬早い大海嘯が敵影を呑む。
最大限にエーテルを込めた魔法が霧の影響など知ったことかと荒れ狂った。
顕現された激流の大渦は人間大を上回る巨大な百足を以てすら、弾き吹き飛ばし押し流す。
続けざまに遊撃隊属魔法使いの爆炎が敵の接近を抑え込んだなら、腹を見せたも同然だ。
「死者を弄ぶもの断じて許すわけには行きません――――参ります!」
「全滅させたって死んだ奴等は生き返らねぇが……殺らずには、いられねぇよなあ!!」
エーテルの光を靡かせてイヴェールが踏み込み斬撃を見舞う。
体躯を両断されて尚蠢く這者を片手で掴んでは、アーシェルが闘気の鎚を叩き込んだ。
陥没する大地、爆ぜる体躯と体液に塗れた惨劇の狭間を矢嵐が飛ぶ。
「屍人は温度が低くて見つけにくいし、這者は霧と混ざってよく見えないし!
でもね、この猫耳は伊達じゃないのよ!」
「……霧の揺らぎを見れば、狙って撃てん訳ではない」
「向かってくる方角さえ分かってりゃなァ! 真っ直ぐ撃ちゃ当たるんだよッ!!」
過剰なまでに加熱された殺意はその弾幕の厚みを見れば瞭然だろう。
着弾破裂する矢の雨、雨、雨。黒霧の中に在ろうとも、密集しているならば関係無いと絶え間なく。
「いいですね!とっっってもいいですね!戦場はこうじゃなくちゃ!!
前のめりに!だた敵を殺し尽くすために!!行きましょう進みましょう!ほらほら!もっと!!!」
「ちょ、ギーゼラさん押さないで!まだ近場の敵の状況掴めてないんだから!」
テンションが上がって前に進みそうになるギーゼラが、盾になるレイを急かして進む。
「後背良し! 奇襲の気配も無し!」
交戦の気配を察して後衛に下がったクリエーナが後方の戦況を伝えるが、静かなものだ。
参ったことに光源が通らず暗い訳ではなく、視界が通らないのは霧の特殊性による物である。
ハンドサインでリレーするにも、冒険者たちすら半数は彼我の手の位置を把握出来ない。
認識阻害とでも呼ぶしか無い霧の影響を事前に予期しろと言う方が無理な話ではあるが――――
「……ちくしょう良いなぁ! 俺も暴れたいなぁ!!」
下手に音だけ聞こえる物だから余計やきもきさせられるのだ。うずうずした体で呟くと。
まさかそれを待っていた訳ではないだろうが、後方から聞こえる地響きの音。
「援軍だ!」
「来た来た来た――――っ!!!」
セリオスが声を上げるとほぼ同時に、敵の接近に気付いたクリエーナ。
思った以上に近場まで接近していた這者の一撃を、構えた木の槍で受け流す。
「くっ、ら、え―――い!!」
――――重い。この黒い霧に活性効果でもあるのか、小型種にしては異様な一撃の重さだ。
だが、腕を掠めた牙に血線を引かれながらも交叉で槍先を叩き込む。
回避に特化した所作は伊達ではなく、非力を知ればこそ重い者を真っ向受け止めなどしない。
彼女は王に戦う力を求めずとも、負ける事そのものは大嫌いなのだから。
●逆撃走破
「馬鹿な……こ、こんなことがあるわけが!」
戦況は、吸血鬼が全く予期せぬ方向へ転がっていた。
最大の想定外は、最大戦力である這者を纏めて配した仕込みを食い止められた事だ。
戦力の逐次投入程馬鹿げた戦術はない。それが騎兵に相当するなら乱戦では無用の長物だ。
指示が効かないなら尚の事、最大火力を無警戒の最序盤にぶつけ撹乱と分断を兼ねる。
定石と言って過言ではない。そして定石とは往々に破り難いからこその定石なのである。
――――にも、関わらず。
「首を斬っても効果が薄い様ですね……ならば、胴を!」
「『継がせる者』になるんじゃねぇぞ!託されたもん抱えて生き抜け――絶対に死ぬな!!」
「奴らの葬列に新たな参列者をくれてやるのは余りに癪だ。ここで幕を引かせて貰う!」
己より間違いなく実力で劣る冒険者たちが、剣を振るう度に屍人の群が引き裂かれていく。
「敵の親玉は任せるわ、あたしは露払いやっとくわね」
「わはははは!何だ何だ援軍とか言ってバラバラではないか!これが入れ食いと言う奴かぁ!?」
「クリエーナさん、少し下がって下さい!――――爆炎、行きます!」
退路を断とうと集まる這者が、屍人が、集った先から駆逐されていく。
「私獣人さんもとても好きですよ?毛皮が血に濡れるのは綺麗で興奮してしまいます!」
「うわあ、こっち来た!?ほら前衛のアイツ!黒軍服野郎とか怪我してるだろ!」
「馬鹿野郎こっちに押し付けんじゃねえ!!」
「どうでも良いが……矢を射る手を止めるなよ」
何処で何をどう間違ったのか、吸血鬼には分からない。
霧の中であれば圧倒的に優位である筈の残党軍は今、敗北の瀬戸際に居た。
攻撃音で位置を気取られるない為に、呪詛を中心に魔法を選んで来たのも祟っていた。
治療士が必要最低限しか存在しない敵の部隊はその分を火力に割り振っている。
せめて中心で声を上げ続ける猟犬の弓兵。彼奴だけでも討ち取らねば撤退も出来ない。
主は、折角集めた兵を浪費した男を許さないだろう。
それは彼の妄想でしかなかったが。けれど彼が持つ力は妄想と関係がない。
――――ぞくりと。その気配に最初に気付いたのはシャトンだった。
「何、熱……! やばい、構えて!!」
彼方に点った爆発的な熱量。それはエーテルがその一点に集っている証だ。
空間を焼く熱波が光を灯す。危険を感じた頃にはもう遅い。
魔法使いとは、時に一手で戦場を覆す事も有り得る"兵器"の別称だ。
その時、誰も動けなかった。庇う手段を持つ者も居なかった。
彼らが火力に特化した結果として、不測の事態に対する備えが抜け落ちたのは痛恨である。
しかし――――で、あるならば。
「……ごめんだ」
あらゆる探査技能を駆使して、雪豹の射手は吸血鬼の位置を確かに掴んでいた。
その手には状況を打破出来ずとも文字通り、一矢報いられる術が有り。
「二度もごめんだ――――させるか!」
刺し穿つ魔矢が吸血鬼の掲げた杖持つ右手を撃ち抜く。
手首から先が千切れて跳ぶ。その事実に、その状況に、男の理解が追いつく暇も有ればこそ。
「もし巻き込んだら、ごめんなさいっ!」
宙空に閃く真白の光。無数の輝く流星が霧を引き裂き舞い踊る。
貫かれようと、引き裂かれようと、けれど既に完成した魔法は消えはしない。
吸血鬼が愉悦に嗤うのが分かった。距離が遠い。前衛は届かない。手数が足りない。
渾身の灼熱が地を焼き尽くした時、果たしてどれだけが命を繋げるか。
――――否。
敵の位置は霧を裂いて奔った一矢が、降り落ちる光条が教えてくれた。
ならば今この時。この瞬間を於いて、騎士の本懐が在る物か。
「この剣は民の敵に、この盾は民の為に――――僕は、此処だ!!」
全力移動から放たれる獅子の咆哮が視線を奪う。
跳び出したレイの体躯を収束した紅蓮の閃光が焼き尽くし、呑み込み、そして爆ぜた。
その間隙は致命。千載一遇の好機を、吸血鬼は永遠に失ったのだ。
自身の代わりに崩折れたレイを脇目に猟犬の弓は揺るがない。アーシェルが叫ぶ。
「ルーベン!――――止めだ!!」
応じて放つ一撃は、奇しくも雪豹の魔矢と同一の一射。
左胸を穿たれた吸血鬼が崩れ落ちる様を見送り、猟犬は止めていた呼吸で一声吼えた。
「撤収!!」
直ちにレイを回収し、遊撃隊を中心に援軍の屍兵を斬り裂き踏み付け退路を敷く。
その凱旋は確かな戦果と共に。その凱歌は一人の騎士の勇気と共に。
砦へ辿り着いた冒険者たちを迎えたのは静かに響く弔いの鐘の音。
日の終りを告げるそれは、生も死も呑み込み粛々と響く。
けれど到着後すぐに医務室へ駆け込んだ彼らが齎したのは、生ある者の確かな勝利である。
彼らは結局、ただの一人も喪わなかったのだから。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:標準8 / 6〜8人
2020年12月14日 14時57分52秒 公開
相談掲示板
ウォーリアのアーシェルだ。 よろしくな。 基本的には敵をぶっ倒せばいいみたいだが、黒い霧で視界が悪いのと増援が厄介だな。 指揮官の吸血鬼の撃破で霧が晴れたらいいんだが、楽観してられねぇか。 ギーゼラに負担がかからねぇように持っていけるやつはヒールを持っていくか? 俺は持ってけるから必要なら頼ってくれ。 敵の数が多いから範囲攻撃が有効そうだな。 こっちも持ってくぜ。 霧で視界が悪いから指揮官の吸血鬼を遠くから視認すんのは厳しそうだな。 雑魚を捌きつつ吸血鬼を探すのが良さそうか? 第二遊撃小隊に個人的に望みてぇのは 無茶すんな 死ぬな 俺らを頼れ だな。 作戦を考えるのは得意じゃねぇから、変な事を言っちまってたら悪りぃな。 遠慮なく指摘してくれ。
シーフのトーラです。よろしくお願いします! 霧や他にも環境が悪いようなので、それらに対応する方法も考えないとですね。 わたしは捜波改と探波、暗視を使えるので、いくつか持っていこうと思います。 ヒールは遊撃隊の方達も合わせて16人でヒーラー2人なので、余裕があれば持っていった方がいいと思いますけど、敵の数が多くて吸血鬼との戦いもあるので、そちらのスキルを優先して余裕があればというところでしょうか。 遊撃隊への提案は…、具体的なものはあまり思い付かないですね。 キャスターが遊撃隊の1人しかいないので、範囲攻撃の魔法を使って貰うタイミングをお願いするくらいでしょうか。
俺だよ!そう、シーフのクリエーナ・バーリフェルトだよ! 黑い霧か……相手方の何かだと想定したほうがいいだろう。 最悪、毒性があるものとして口に布でも当てた方がよいのではなか? 此度の戦は増援がある分時間は敵の味方ゆえ、回復に意識をもって行かせすぎると殲滅速度が下がって逆に不利になるだろうな。 範囲攻撃もないゆえ、攻撃優先順位まできめて一匹ずつ確実に潰す事を提案しよう。
ああ、あと……全滅狙いか、大将首のみかも早めに決めた方がいいだろう。
ン、シューターのセリオスだ、よろしく頼む 黒い霧が出て視界が悪いとあるからな。 超聴力などの視界に頼らない察知とか捜波などで敵の位置をきっかり調べないと厳しそうだな
ウォーリアのイヴェール・イリュジオンです。 どうぞよろしくお願いいたします(ぺこり) 戦場の視界の悪さは厄介ですね…前々から帝国一帯を覆っている黒い霧でしょうか? 味方と逸れたら非常に拙い状況になりますね… 私も視界に頼らない捜索手段は確保しておいた方が良いと思います。 超聴覚とか索敵と同時に味方の状況や方角を知るのにも必要そうですし。 これは冒険者側だけでなく、遊撃隊側にもあるとお互いが分断された場合でも合流し易いかも知れません。 ただ音に反応するのは私達だけではなく、敵もたくさん来ると思いますので声掛けなども注意は必要でしょうか? 超聴覚は私も使えますので持っていくつもりです。 気になるのはどう進んで遊撃していくか、でしょうか? 退路の事を考えると敵がいた!倒せ!で進路を度々変えたりすると帰り道が分からなくなる可能性があるのではと思います。 なので真っ直ぐ行ってそのまま来た道を引き返すのが迷わずに帰る手段ですが、これは敵を見つけ難いので音などで誘い出す必要がありますね… ただそれは囲まれるリスクも高いので、動き続けるにしても直線は避ける必要もありそうな…悩みますね。 吸血鬼は倒すべきとは思いますが、遭遇出来ればでしょうか… 黒い霧に隠れ潜まれてひたすら屍人やクリーパーをぶつけてこられたら厳しいですね…
シューターのシャトン・アルジェントよ。 よろしくね。 出来れば全滅を狙いたい所ね。 黒い霧に対してはサーマルアイで対処しようと思うわ。 ただ、キャスターがいないから範囲攻撃にはちょっと劣る感じになるわね。 音で誘い出すならサウンドボマーとかあるけど、敵指揮官は人間並の知能があるから色々工夫は必要よね。
んー、私とトーラ、遊撃小隊のシーフの3人でバラまくように《探波》を巻けばおおよその位置は絞り込めるかな。 んで、まとまってるところにシューターとキャスターの範囲爆撃を叩き込み、ウォーリアが残りを蹴散らせれば理想ってところ? 対吸血鬼は、近接範囲で回復されると厄介だから、前衛は二人くらいに抑えた方がいいかも知らん。 再編中ってことは襲撃の予想は立ててるだろうし、そのまま突っ込むのは無し、ギリギリまでこっそり近づいて殴りたい所。 と、同時に、そーんなにばらけてるとも思えないんだよね、下手すると各個撃破される可能性もあるしある程度はまとまってると思うんだよね。 だから索敵しながらすすんでも、そんなにフラフラする事は無いと思うよ。
ヒーラーのギーゼラです。よろしくお願いします。 再編成?ご苦労さまです! 僕達が蹂躙しやすく纏めてくれるなんて優しいなぉ! お望みの通り皆殺しにしてあげましょう! 目指すは敵の全滅!私達の完璧な勝利! …さて、スキルについてですが 僕も皆さんは回復より殲滅を優先して、余裕があればヒールを持つくらいでいいと思います。 僕達の今回の目的は『防衛』ではなく『逆撃』ですからね。ふふふふ。 心配しなくても、危険な時は私がちゃぁんと癒やしてあげますから!
迷子防止に位地感覚を取ってみました。 それと、ギーゼラさんにヒールをお任せして今持っているメテオライト2と、爆炎2かタイダルストーム2を取っていこうかなと思っています。 キャスターの人には及ばないですけど、範囲攻撃で少しでもゾンビの群れを減らすお手伝いをするつもりです。 流れはクリエーナさんの案でいいと思います。 加えて、足の早いクリーパーの対応と範囲魔法を撃つ遊撃隊のキャスターさんを守る人を遊撃隊かこちらから出すのはどうでしょうか? 作戦の目標は吸血鬼の討伐と可能な限りのゾンビとクリーパーの退治でいいと思います。 あとは撤退条件をどうしましょう?
視界の悪い状況でシーフの方が多くて心強いです。 合図に音を使うのであれば、敵にバレないように暗号を使った方がいいでしょうか? 事前にアルファベットと数字で戦場を区分けしておき「A5開始」でA5地点に一斉攻撃を行う、とか。 撤退時も「B1撤退」でB1方面に向かって撤退、など分かりやすく伝えられるかと思います。 >作戦 僕も基本はクリエーナさんの案がいいと思います。 トーラさんのキャスターを守る案も良いと思いますので、いっそ遊撃隊のウォーリア4人は ヒーラーとシューター、キャスターを守る壁になってもらった方がいいかもしれません。 無茶をさせず、吸血鬼に当たる前衛も減らせます。 吸血鬼を倒せば統率の取れなくなったゾンビを倒しやすくなりますし、吸血鬼は最優先で倒しておきたいです。 >撤退条件 これ以上の成果は見込めないと判断したら撤退すべきでしょう。 あまり欲張りすぎるとこちらが狩られる、でもギリギリまでは殺したい、と悩むところではありますが。 「攻撃スキルの8割を使用しても吸血鬼を倒せなかった場合」 「全員の体力が4割以下+回復スキル8割を使い切った場合」 と、このあたりがいいでしょうか?
先手を取れるならバーリフェルトさんの流れでいいと思います。 逆に小型クリーパーなどに先手を取られる事を想定して移動中の配置は考える必要はありそうですね。 少し気になったのですが冒険者組と遊撃小隊とは特に分けずに混ぜて行動を考える感じでしょうか? 私達はともかく、遊撃小隊はシーフ以外は元々一緒だったようですから、そのままで連携取れると思いますし、下手に混ぜずに小隊で分けてしまうのもいいのでは? 例えばの話、進路先頭を冒険者組にして後ろを遊撃小隊に付いて貰うとか…この際、遊撃小隊のウォーリアは側面と後方を守る形で付いて貰うのが良さそうでしょうか? 敵は前からだけではないので後方を警戒する近接要員は必要でしたし、それを遊撃小隊にお願いする形ですね。 遊撃小隊の近接組は状況に応じて前に出て貰う形とかになるでしょうか? 確かに吸血鬼が搔き集めているのであれば屍人は既に指揮下にある集団と見て良さそうですね… そうであれば少数のはぐれを警戒するくらいで集団を狙って進むくらいで大丈夫そうでしょうか… となると小型クリーパーの動きが気になる所ですが…これも吸血鬼の指揮下にあるのでしょうか? 屍人は吸血鬼側の術なので分かるのですが、クリーパーは違いますよね? 番号分けは戦場を区分け出来る程に現地で地理情報を得られるとは思えないので難しいのではと… 撤退時はふらふらする事なければ反転して来た道を帰る事になりますしね。
>配置 シーフ3名を並べて最前列でいいとおもうが……トーラはエンカウントしたら下がるべきかな。前衛じゃなくてスペルユーザーっぽいし。 その後ろにスイッチ要員のウォーリア、んでキャスター&ヒーラー、後方警戒はシューターに任せていいと思うぞ。 前衛を後方にまわすと、いざ戦闘になった時前線の火力が下がりそうだし。 その上、今回のシューターは……生粋の狩人だ、感も鋭そうだし、下手なシーフより前衛張れる奴もいるしな。 >撤退条件 もうちょっと攻めていいんじゃないかな。 攻撃スキルはこれだけの人数がいるし、9割まで使って良いだろう。 その頃には敵の数も減ってるだろうしHPも3割まではイケルイケル。
>合図。 エンカウントするまでは無音で行きたい、ハンドサインのリレーで行こうぜ。 指さし2回で指さした方へ方向転換、立てた指の数でシーフから見た敵の距離、握りこぶしから親指を下方向に立てるで攻撃要請、くらいで。 撤退時は、逃げる方向を悟れぬよう、暗号で方向を決めるのはいいと思うぞ。 ちなみに、条件はコチラで指定するが、実際の撤退指示等はルーベン殿に任せるのがいいとおもう、此度の総大将は彼だしな、コッチで全て行おうというのも違うだろう。 >クリーパー ある程度指示に従って動いてくると思うぞ、砦の防衛線でもそうだったしな。 頭の吸血鬼が死んでもある程度統率をもって動くのが厄介な点かな。
顔を出すのが遅れてしまい本当に申し訳ない。 ウォーリアのレイですよろしく。 今回は中衛として動こうと思うよ。 後衛が襲撃された際はそちら加勢に向かい。撤退する際は前衛が後衛と合流するまでの時間を稼ぐ方針になるかな。 撤退等の作戦に関しては、皆の指示に従うよ。
>目標 吸血鬼の撃破は絶対として、積極的に全滅を狙いたい。 だが味方の損傷具合が激しかったら撤退に賛成だ。 第二遊撃隊に戦闘不能者をださずに注意しつつ、俺もクリエーナが言うくらい攻めてもいいと思う。 >ヒール 攻撃手段を増やした方が良さそうだな。 ギーゼラと第二遊撃小隊のヒーラーを頼らせてもらうぜ。 その分、範囲攻撃スキルをもう一個持ってくな。 >配置 クリエーナが言ってるウォーリアがスイッチ要員ってのは、シーフのヒット&アウェイ後に前に出て攻撃する……で合ってるか? シーフはINIが高いからゾンビの先制攻撃を食らう心配はなさそうだな。 小型クリーパーが素早そうなのが心配だが……。 クリエーナの案で行くなら俺はシーフの後になるから中衛になるな。 前衛に出た後は壁になりつつ攻撃するぜ。 範囲攻撃スキルが切れたら単体攻撃スキルに切り替えてく。 >霧対策 暗視をセットしてきた。 後は超聴覚か超嗅覚のどっちかを持ってこうと思ってる。 >第二遊撃隊 イヴェールが挙げてるように後方を守ってもらえるのはありがたい。 だが奴らの士気は高い……つーか暴れたくて仕方ねぇだろ。 クリエーナの言うように総大将はルーベンだし、後方を守る事に不満が出るかもしれねぇ。 生きるか死ぬかでこんな事を言ってる場合じゃねぇかもしんねぇが、第二遊撃隊に華を持たせてやりたい気持ちもある。 なので俺は冒険者も第二遊撃隊もクラス事に配置に就くのがいいと思う。 後衛が襲撃された時はレイが向かうって言ってくれてるしな。 俺も状況が厳しそうならそっちに向かうぜ。
>クリーパー 【物防減:50】を持つ単体攻撃をくらわねぇように、接近される前に遠距離攻撃で出来るだけ倒したいな。 トーラの範囲魔法攻撃に極力クリーパーを巻き込んだり、シューテーの皆に積極的にくリーパーを狙ってもらえたらと思うんだが、どうだ? >配置 スイッチ要員で中衛に就くって言ったが、レイが中衛にいてくれるなら俺は後方の護衛に就いた方が良さそうか?
タイダルストリーム2と爆炎2を覚えてきたので、状況に合わせて使う準キャスター的な動きになると思います。クリーパーを出来る限り巻き込むようにしますね。 特化した分防御が弱いので、範囲魔法を使ったらフェザーステップで下がらせて貰おうと思います。 撤退条件ですけど、傷を受けたら回復すること考えれば残りHPより残りの回復スキルの回数を基準にしてはどうでしょうか? 加えて、吸血鬼を討伐した後なら退路を塞がれそうでなければ少し無理をしてもいい気がします。 確かに遊撃隊の方は暴れたいですよね。 ウォーリアの方に薙ぎ払いとか範囲攻撃をお願いすれば全滅も狙いやすいでしょうし、前に出て貰っていいと思います。
>配置 シーフの方を守るならウォーリアの後ろに付くとかでも良いと思います。 そこは移動力との兼ね合いとかもありますが…そういえば基本的に移動は交戦開始まで一番遅い方に合わせる形でしょうか? 吸血鬼以外は脆い相手ですから火力より手数が減る事が少し怖いですが…私はそれよりも前面に耐久力ある方が集中している状況で後背を取られた時が怖いですね… 屍人相手であれば囲まれなければ前衛が戻ってくるまで何とかなりそうですが、これがクリーパーとなると既に致命的な一撃を貰ってる可能性が否定できないかなと… 発見できず接近を許した時点で負けに近い敵ですし、それが1人への集中攻撃になれば脆い人は守る間もなく即死しても不思議ではないかなと… >クリーパー 私は吸血鬼の生死は何も影響しない点が最初から指揮下にないためと捉えていましたが… 指示に従って動いた事実があるのであれば、計画的に使われる可能性も考慮するべきでしょうか? 槍騎兵の使い方としては前衛が前に出てきているところを前衛または後衛の横腹を突くとか考えられますが… >第2遊撃隊 彼らの心情は考えなくもなかったのですが…最もリスクのある行きをこちらで受け持ち、その分、帰り道はそのまま反転し遊撃隊に先頭に立って貰うのが良いのかなと考えてました。 時間もありませんし、そういう事であればクラスごとで考えていきましょうか。
>配置 あたしは後衛だけど、接近戦が出来ない訳じゃないわ。 単純な攻撃力で言えば接近戦の方が高いしね。 だから、1人ウォーリアがいれば耐えられると思うわ。 クリーパーの奇襲に対しては、超聴覚で対応するわね。 槍騎兵って事は加速しないと真価を発揮出来ないだろうし、その分足音もそれなりにするだろうから無警戒よりはマシになると思うわ。 前衛と後衛だけど、どれくらい距離を離すのかしら? ヒールの射程が6だから、10ヘクス以上離れるといざという時の治療が間に合わないかもしれないわね。 >第二 帰りは敵の数が減ってるし、うまく全滅させれば大分安全になるからリスクはあまり考えなくてもいいと思うわ。 あたしは吸血鬼が捜波を持っていた場合の対策として感波。 索敵用に超聴覚とサーマルアイ、ホークアイ。範囲攻撃の貫通衝撃射を2つ、ヒーラーの手が回らない時用のヒールを積んでくわね。
>スイッチ あ、すまん。表現がよろしくなかったな。 戦闘が始まったらシーフが最前線張るのもつらいし、ウォーリアが前にでるだろう。ってぐらいのゆるいイメージだった。 >配置 ゾンビは固い耐久性も高いので火力も手数も必要だ。 あと、シューターのセリオス殿はトップクラスの実力者で、シャトンは近接弓兵、これが奇襲で一撃で落ちるレベルなら真正面で戦ってる私なんかは即落ち不可避だとおもう。 それだったら私かトーラが後方に回って《探波》で奇襲警戒した方がいいな。 戦闘前だったら《ホークアイ》で自己警戒もしてくれるみたいだし、戦闘始まって一当てしたら私が速攻で後衛回るわ。移動力はこのPT一番だからな私は。
>前衛後衛の距離、進行速度。 遠隔攻撃っぽいのもってそうなの持ってるの意無さそうだし……1ヘクス事くらいで良いと思う 《前》《中》《後》の3列で、 前衛(シーフ・ウォーリア) 中衛(ヒーラー・キャスター) 後衛(シューター) くらいの配置(レイ等の例外あり)で。 これを波状《探波》するためにシーフ3名で3列に分けよう 《前/クリエーナ》《中衛》《後衛》 《前/トーラ》《中衛》《後衛》 《前/遊シーフ》《中衛》《後衛》 こんなイメージか。 《探波》でのうっかりエンカウントしない様、安全マージンと最大移動距離を含めての2ヘクス移動進行で行く。
スマン間違えた、移動は3ヘクスだ。 ギーゼラは移動力2だが、ヒーラーゆえアクションが一手遅れても問題ないので。 4じゃない理由は《探波》範囲外になるのでうっかりエンカウントが発生する可能性があるからだ。 わりと時間ねぇな。大丈夫かなこれ、話詰め切れるか・・・?
とりあえずこの作戦でプレイングは用意しておく、みれる限り見て置くが、私の返事がない場合見てない可能性が高いので、プレイングの方にも《修正案がある場合そっちに修正する》的な事書いておくので任せた。 開戦前は、前述の陣形で《探波》を飛ばしながら隠密前進、シューターもそれぞれ後方警戒をしておく。 開戦後の動きとしてはクリーパー優先で目の前の障害は排除しつつ前進、吸血鬼発見後は吸血鬼周辺に火力集中、吸血鬼と相対する前衛は2~3名までとし、損耗に合わせて別前衛と交代する。 吸血鬼戦中はヒーラーは吸血鬼と相対している前衛の補助を優先する。 くらいの流れでいいかな……?ダメかな……?
超連投ごめんね……。 >撤退条件 HPのほうが良いかな……ほら、回復が間に合う保証がないから……。
出したプレイングがこちらぁ!! 【提案】 互いに背中を預け合い、1PTとして行動しよう。 故に作戦の提案やすり合わせはさせてもらうが、最終判断や号令はルーベン・クルスト殿貴方にお任せしたい。 この部隊は貴方の部隊だからな、隊長殿? では作戦を立案させてもらう!(修正案が出た場合そちらを優先) 陣形は以下の通りに3×3列になる(例外アリ) 《クリエーナ/前衛》《中衛》《後衛》 《トーラ/前衛》《中衛》《後衛》 《遊撃退シーフ/前衛》《中衛》《後衛》 前衛にウォーリア、中衛にヒーラーキャスター、後衛にシューターを均等配置。 今回は視界が悪い為、この陣形で前方へ《探波》を飛ばしながら3ヘクス毎に移動していく。 時間は掛かるが奇襲攻撃で可能な限り数を減らしたいからな。 敵を見つけたらハンドサインをリレーをして送るので、号令は任せる。 立てた指の数でシーフから見た敵の距離、握りこぶしから親指を下方向に立てるで前方へ攻撃要請だ。 開戦後の動きとしてはクリーパー優先で目の前の障害は排除しつつ前進、吸血鬼発見後は吸血鬼周辺に火力集中、吸血鬼と相対する前衛は2~3名までとし、損耗に合わせて別前衛と交代する。 吸血鬼戦中はヒーラーは吸血鬼と相対している前衛の補助を優先する。 撤退条件は、全体のHPが3割切って、攻撃スキルを9割使い切ったあたりで。 敵の薄い方向へ全力離脱しよう。 ちなみに、私は戦闘が始まったら攻撃するシューターの代わりに後方警戒にまわるからよろしくぅ!
……自分の誤字が酷過ぎて頭が痛くなってきた。 >クリエーナ 作戦のまとめやプレをありがとな。 挙げてくれてる流れで異論ないぜ。 【提案】タグも助かる。 スイッチの事を勘違いしてて悪りぃな。 今度は理解したから安心してくれ。 >配置 クリエーナが開戦後に後方に回るなら、俺は前衛で攻撃兼壁に就く。 後に抜かれないように食い止めるぜ。 >トーラ クリーパーを巻き込んで攻撃してもらえて心強い。 よろしく頼むな。 >索敵 暗視と超聴覚を持ってく。 >戦闘 攻撃力は半減するが3hex範囲攻撃の【闘気槌】を習得してきた。 1hex範囲攻撃の【薙ぎ払い】が尽きたら単体攻撃の【強打】に切り変えてく予定だ。 クリーパー対策に射程3の【衝撃刃】も持ってく。 吸血鬼には【鋭旋牙】と【戦士の一断】を合わせて使ってみようと思ってるぜ。
あまり顔出せなくて済まない まとめ提案はお疲れさんだ。問題はないと思う とりあえず作戦通り俺は後衛に回って後ろ側の警戒をしておく。 クリーパーが回り込む可能性もあるしな <索敵 俺は看破とホークアイと暗視と捜波だな。 <戦闘 クリーパーやゾンビ用に範囲攻撃と、吸血鬼用に鋭射とスティンガーを持っていくつもりだが、範囲攻撃は炸光矢2と貫通衝撃射2どちらをもっていくか。 炸光矢は【爆】がついてるから爆発するので目立ちそうというのがあるが範囲は着弾から3HEX以内なのでこっちのほうが敵を巻き込みやすいというのはある
プレが完成したから心情や台詞を以外の所を貼り付けとく。 作戦や流れを勘違いしてたり、やべぇ間違いをしてたら指摘してくれ。 【提案】 互いに信頼し共闘 必ず全員で生還 仲間と足並み揃え移動 索敵中は中衛 暗視で黒靄の中を視認索敵 超聴覚で足音を探る どちらも察知次第、数や方角や距離を伝達 開戦後は前衛 壁兼攻撃役 遊撃隊が無茶せぬよう常に注視 突出しそうな者は引掴んで阻止 負傷度の把握も努め重症者へのヒールを依頼 繊毛蟲を要警戒 接近される前に攻撃 数が多いなら闘気槌 単体なら衝撃刃 闘気槌は1回分残し、撤退時や包囲された時の突破口作りに使用 接敵後は薙ぎ払いを積極的に使用 尽きたら強打に変更 仲間が繊毛蟲に狙われたら身を呈し庇う 戦闘中も超聴覚で吸血鬼の魔法警戒 音を察知次第、仲間に大声で分散を指示 吸血鬼戦は近接攻撃受け止め盾になる 魔法動察知次第、大声で伝達 鋭旋刃と戦士の一断のコンボで吸血鬼を突刺し行動阻止 撤退時は仲間を労いながら殿
クリエーナさん【提案】ありがとうございます。 僕も挙げてくれている作戦で問題ありません。 ゾンビにはジャマ―が効くようなので一応習得してみましたが、回復を優先するので 使う余裕があれば使う程度です。 暗闇でも皆さんが良く見えるように暗視も取得しました。 見えなくて回復出来ないという事態は避けたいですから。 いっぱいいっぱい頑張らなくちゃ!! 撤退条件もありがとうございます。ふふふ、いいですね攻めの姿勢! 数の多い敵を少数精鋭で薙ぎ倒していく、当然こちらも相応の苦戦を強いられる! なすすべなく倒される敵!!傷つきながらも立ち上がる仲間達!! あぁ素晴らしい!最高の舞台!! アーシェルさんもプレありがとうございます。問題ないかと思います。 殿もしてくれるなんて心強いです。 ふふふ、身を呈して庇うなんて…怪我が多くなりそうですねぇ!素敵です! >スキル 汎用スキルに【暗視】と【ジャマ―】 特性は範囲回復の【ヒーリングオーラ】とサブアクションで回復出来る【サイドヒール】 通常スキルに【回復強化】と【ヒール】×3です。 皆さん安心して怪我をしてください!!
ま、こんな感じね 22時位までなら修正もできると思うわ 【提案】の部分は仲間にお任せ 【索敵】 『サーマルアイ』『超聴覚』『ホークアイ』を使用して索敵 『感波』が反応した場合、捜波を使った相手(クリーパーでもゾンビでもない)が居る方向を皆に伝える。 捜波が使える=吸血鬼の可能性大。後、敵に位置がバレた為、即座に移動しないと囲まれる 【戦闘】 基本は『攻撃集中』で後方からの狙撃にて、クリーパーを優先的に排除 多数を巻き込める場合は貫通衝撃射使用。巻き込める数が2体以下の場合は使用せず、普通に射る 吸血鬼を捕捉した場合は吸血鬼の周囲の敵を排除し、味方が対吸血鬼に注力出来るようにする 敵が前衛を抜けて来た場合や後方や側面からの襲撃で前衛が間に合わない場合、剣を抜いて近接戦闘 接近戦闘が想定される場合は『攻撃集中』から『回避集中』に切り替え ヒーラーの手が回らない負傷者(生命-45以上)が出た場合はヒール使用
皆さんお疲れ様です。 そろそろ出発ですね。僕は19時頃までなら確認出来ますが、それ以降の変更は難しいです。 何かあればセリフを削ってねじ込みますので、言って貰えると嬉しいです。 【スキル】 生命4割以下でヒール 生命4割以下複数でヒーリングオーラ 傷の深い者にはサイドヒールで即対応 【行動】 クリエーナさんの作戦に従う 回復最優先 回復対象とハンドサイン見逃さないよう暗視 それ以外は杖で仲間の援護射撃 回復特化故に打たれ弱いと自覚している→仲間が盾となる様位置取り&前には出ない 吸血鬼接敵後回復余裕あれば遊ヒーラーに任せジャマ―発動(仲間が索敵終えて邪魔にならないタイミング 吸血鬼の操作能力を奪い孤立狙う&こちらが囲まれる事を防ぐ(回復使う際や仲間索敵時は随時解除 敢えて不規則にジャマ―を走らせる事で敵を翻弄す 撤退時は殿にヒール
クリエーナさん提案ありがとうございます。 撤退条件の件も了解です! …ええと、プレイングに探波となっていますけど、捜波ではないでしょうか?(汗) もうひとつ、これはプレイングに書いてないので使うつもりがないのかもしれないんですけど、バーストストライクは条件にシーフ武器とあるので、今のクリエーナさんの装備だと使えないんですけど大丈夫でしょうか? 別の依頼用の装備とかでしたらごめんなさい。