黒曜月下・海城包囲脱出戦

真柄 葉

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シナリオID:292

オープニング

 それはよく晴れた日だった。
「隊長! 西の海の上にマーマンです!」
 それは物見やぐらに居た見張りから発せられた。
「なにっ!?」
 城壁の上を急いで西へ走るのは、この調査隊の隊長を務めるゴトーという名の男。
「どこだ!」
 それほど大きくない砦の城壁を西側へとやってきたゴトーが、見張りに声をかける。
「そこです! ここから100m位先! あ、ほら波間にいます!」
 ゴトーは見張りが指差す方向を城壁から身を乗り出して見つめた。
 確かに波間に浮かぶ青い肌のマーマンの姿が見える。
 それはこちらをじっと見つめながら海を漂っていた。
「一匹か?」
「いえ、後何匹か姿を見ました! 今は一匹だけしか見えない――隊長危ない!」
 見張りの叫び声に、隊長は咄嗟に反応し尻餅をつく。

 ――ヒュン――ガッ!

 先ほどまで隊長の頭があった場所を、巨大な矢が通過。すぐ後ろにあった硬い石壁に深々と突き刺さっていた。
「隊長、大丈夫ですか!!」
「だ、大丈夫だ!」
 見張りも身の危険を感じたのか、頭を下げながらゴトーへと呼びかける。
「なんて威力だ……」
 と、城壁の隙間から海を覗き込み、ゴトーが戦慄していると。
「た、隊長! 東側に来てください!!」
「くそっ、今度はなんだ!!」
 東側の城壁に居た部下からの呼び声に、ゴトーは矢から身を守る様に腰を屈めつつ城壁を東へ向かう。
「どうした!」
「マーメイドです! でかい!」
「今度はマーメイドか!」
 部下の声に城壁の隙間から海を見ると――。
「なんだあいつは……!」
 手に巨大な銛を持つ一際でかいマーメイドが、こちらを睨み付けていた。
「何なんだ一体……! なんでこんな所にマーマンの集団が……!」
 城壁に身を隠しながらゴトーは歯噛みする。
 そもそもここは打ち捨てられた古城。その一部に遺跡が残っていると噂があった為、今回調査に訪れたのだ。
 そして、調査を開始しようとした矢先、突然のマーマン襲撃にあった。
「冒険者達へは伝えたか!」
「今、誰か遣ります!」
「頼む!」
 供に城壁に身を隠す部下に伝言を託し、ゴトーは再び海を見る。
「ここにお前達の欲しがるようなもんなんてないぞ。とっととどっかへ行け……!」
 届くはずのない声で海に向かって呟いた。

●
 マーマンの襲撃から3日がたった。
「まだ居るのか」
「はい……」
 マーマンは依然海からこちらを監視する様に取り囲んでいた。
「一体何がしたいんだ……」
「この古城に何かあるのでしょうか」
「それならわざわざ私達が訪れた時を狙う意味が解らない」
 そう、この古城は永らく放置されていたのだ。何か目的の物があるのなら無人の時に来ればいい。
「でしたら、狙いは我々という事でしょうか……」
「我々はただの調査団だぞ。マーマンにとって何の価値もない……と思いたいが」
 相手の目的がわからない。だからなおさらこちらがどう行動していいのかわからなかった。
「あいつらがいつ諦めていなくなるかわからない。一先ず街へ伝書バトを飛ばし救援を要請しよう」
「はい、すぐに用意します」
 ゴトーに命じられ部下はすぐに伝書バトを用意する。
 連れてこられた真っ白な伝書バトの脚に、救援要請の紙を括り付け、ゴトーは空へと解き放った。

 伝書バトは青に映える白い翼で空を渡り――。

「なっ!?」

 突然、白い翼を無骨な矢が貫いた。
「なんだ! 一体どうした!」
「隊長、下です! 海面!!」
 部下の叫びにゴトーは海面を見る。
 そこには初日に西側に居たマーマンが、挑発する様にこちらを見つめていた。
「海面から空を飛ぶ鳩を落としただと……!?」
 一撃で絶命したであろう伝書バトは、力無く海へと落下していく。
「くそっ! 代わりの伝書バトを用意しろ!」
「隊長、伝書バトはあれ一羽だけです!」
「何っ! ……くっ!」
 拳をわなわなと震わせるゴトー。
「隊長、冒険者の皆さんに力を借りるのはどうでしょうか……?」
 そんな隊長に部下が進言する。
「それは私も考えた。だが、この状況をどう打破する。いくら冒険者達が一騎当千だといっても相手は海中のマーマンだぞ……」
 最早打つ手なしなのかと、ゴトーが吐き出しかけた、その時――。
「――はっ! お、おい! 次の満月はいつだ!」
「え……? えっと、二日後の夜ですね」
 と、ゴトーの問いに部下は空を見上げながら答えた。
「そうか。二日後か……」
「何かいい案でも……?」
「ああ。もう、これしかない。おい、冒険者達を呼んでくれ。頼みたいことがあるんだ」
 そして、ゴトーは部下へ伝言を託し、冒険者達と呼びに向かわせた――。

解説

●目的 海に浮かぶ古城を脱し、援軍を要請してください。 ●場所 リーンエス王国南端の海岸沿いにある小さな離島。 離島は直径1kmほどあり全体を城壁に囲まれ、古くはそれ自体が要塞でもありました。 普段は島と陸は繋がっていませんが、大潮の干潮時にだけ陸と島を結ぶ砂の道が現れます。 ●敵 マーマンの海賊団です。 < 構成 > ボス:『ヒレなしフェツモ』 体長3m程の巨大なマーメイド。 体長ほどもある巨大な銛を振り回します。 指揮能力も優秀で、数多くの部下を引き連れています。 ネームド:『雛落としのズズ』 体長2m程のマーマン。 体長よりも巨大な3mクラスの弓を引く剛腕です。普段は水中に身を潜め、水上や上空に獲物を見つけると、自慢の弓で狙撃してきます。 マーマン兵【矛】:20 三叉矛装備のマーマン歩兵。陸上ではそれほど強くありませんが、水中では無類の強さを誇ります。 マーマン兵【ボーラ】:20 複数のロープの先端に石を括り付けた武器を投擲してくる歩兵。 絡まれれば転倒、移動不能のデバフと共に、海中へ引きずり込まれる可能性があります。 マーメイド:3 ヒーラーです。後方に待機し【ヒール】【堅甲】【輝刃】を使用します。 ●補足 皆様は調査依頼の途中でこの襲撃に遭遇しました。 ゴトー隊長からの要請は街への救援要請です。方法は皆様におまかせします。 一応、岸へ渡る方法は4通り。 1:大潮干潮の時間(二日後の満月の夜)を待って、現れた道を走破する。 2:砦備え付けの小舟で岸まで渡る。 3:砦から岸まで泳ぐ。 4:敵を殲滅してから、船又は歩いて渡る。 砦から岸までは直線距離で約1kmですが、大潮干潮時に現れる道はS字に蛇行している為、実質距離は1.2~1.3倍ほどになるでしょう。 現れた道は全て砂地。海水で湿っています。 決行日時はおまかせしますが、食料の備蓄は多くありませんので時間的猶予はあまりありません。 古城には防衛用設備として、バリスタ(射程400m)と投石機(射程200m)があります。古びていますが【土木・建築】や【木工】のスキルをお持ちのPC様が居れば修理して使用が可能です。調査隊の協力が必要であれば、隊長へご相談ください。 また、島へ渡ってきた時に使った小舟(10人乗り手漕ぎボート)は3艘あります。こちらも使用可能です。 対岸へ渡れば漁村があり、そこから伝書バトを飛ばすことが可能です。 誰か一人でも対岸へ渡れば成功となります。

マスターより

OPをご覧くださりありがとうございます。 本シナリオを担当させていただきます、真柄 葉(まがら よう)と申します。 今回のシナリオは、海城からの脱出もの! マーマンの集団に取り囲まれた城から脱出し、救援要請をお願いします! 今回の依頼は非常に危険な為、「非常に難しい」依頼になっております。 どうか万全の準備をし、依頼に臨んでください! なお、不明な点がありましたら、ギルド職員であるNPCホリーが回答させていただきます。相談掲示板へ「Q:」から始まる形で発言してくださると助かります。 それでは、シナリオ内容をお気に召していただけましたら、ぜひご参加ご検討ください! ロスガリアの大地で皆様にお会いできることを楽しみにしております。

リプレイ

 時折波間に頭を覗かせる青い顔。
 海色とも空色とも違う異物を、城壁からレイ=レーベンス=レックフォールドが見つめていた。
「なかなかの状況だ。腕が鳴る」
「言ってる場合かよ。なかなかどころの騒ぎじゃねぇぜ」
 まるでこの状況を楽しむかのように呟いたレイに、Есөнхумсは呆れる。
「しかし、この状況。一体何の意図があっての事なんでしょうか」
「ま、まさか私達を食べるつもりなんじゃ……」
 アクティオンの呟きにトーラは一人想像してぞわわと肌を粟立てた。
「え……? マーマンって人喰うのか?」
「もしくは、海の魔物へのいけにえとか……」
「それならば脂が乗ってる今襲ってくるのでは?」
 と、アクティオンが付け加えるものだから、トーラとЕсөнхумсの二人は余計に顔をしかめる。
「確かに襲ってくる気配はない。兵糧攻めのつもりか?」
 マーマン達の布陣は外部への脱出を拒むもの。城へ攻め入る陣容には見えない。
 レイは海を眺めながら、ふむと唸る。
「なぁ、隊長さんよ。ほんとにこの城なんもねえの?」
 そんなレイの呟きを聞き、ナハシュがゴトー隊長に問いかけた。
「まだ調査を終えていないので何とも言えないが、今の所は心当たりがない」
 しかし、ゴトーにも思い当たるものはない。
「ッたくよォ、折角調査で面白れェもんでも見つかるかと思ってたのに、これかよ」
 そんなゴトーの言葉に、ドーマ・アザーリが声を上げた。
 本来の依頼はこの古城の調査。それが蓋を開けてみればどうだ、この危機的状況である。
「もしかしたらこの調査自体が仕組まれていたのかもな」
 と、バーネット・フォーサイスがドーマに話しかけた。
「マーマンにそんな頭あるのかねェ」
「ない、とは言えないんじゃないか?」
 バーネットは海を指さす。波間に浮かぶマーマンの配置には意図的なものを感じる。
「しゃねェ。ちィと頭使うか。――おい、お前等集まってくれ、作戦会議と洒落こもうや!」
 ドーマが皆に声をかけ、脱出に向けての作戦会議が始まった。

 そんな一行とは離れた場所でギ・ガガは考えていた。
「マーマン……デゴザイマスカ」
 ぶつぶつと独り言のように呟くのは過去の記憶。
 以前に相対した種族の特徴や戦術を思い出し、何か突破口はないかと一人考えていた。
「……アレハ」
 ふと、視線を振ったガガの眼に古びたバリスタが映る。
「ツカエルカモ、シレナイデアリマス」

●
「敵の包囲は陸側に集中しているな」
 【天眼】を駆使し、レイが状況を分析する。
「海側は崖で敵影も見えねェしな。いっそ無視すッか」
 同じく【天眼】を操り島の周囲を確認するドーマが答えた。
「こっちの戦力も知れてっからよォ、戦力分散はまずィだろ?」
「意義はない」
 作戦立案を担う二人は城壁に座り込み議論を交わす。
「それから、伝書バトが撃ち落されたのがこの辺りだそうだ」
 と、レイが地図を指さした。
「あいつか」
 と、ドーマが地図で刺されたポイントを視る。
 そこには波間に浮かぶ一体のマーマンが見えた。
「俺のモヒカンがビンビン訴えてくるぜ。あいつはやべェな」
「……ふむ、貴方ほどの手練れでも、一対一では勝ち目はないか」
「陸なら別だろうォがな。海に居られちゃどうしようもねェ」
 お手上げとばかりに両手を上げるドーマ。
「陸……やはり、二日後の夜か」
「しかねェだろよ。わざわざ相手の土俵で相撲をとることはねェよ」
「同感だ」
「それまでできる限り敵さんのパターンの把握だな。後は体力温存だ」
 話は大体纏まった。二人は他の者達に作戦内容を伝えるべく立ち上がった。

●
「てめぇらなんざ怖くねぇんだよ! かかってっこいやぁ!」
 Есөнхумсが【サウンドボマー】に乗せ海に向かって挑発するも、マーマン達に動きはない。
「乗ってきませんね」
 波間に漂うマーマンの頭を見下ろすアクティオンが作業の手を止め呟いた。
「やり合う気はねぇって事か」
「やはり兵糧切れを狙っているのかと」
「ったく、陰湿な手を使いやがるぜ。それでも大海の勇士かよっ!」
 吐き捨てる様に言うЕсөнхумсに、アクティオンも同意だと頷く。
「試射ついでに一発かましてみるか?」
 と、資材を壁に立て掛けながらバーネットが問いかけた。
「それもいいでしょうが矢にも限りがありますから、完全に修理を終えてからの方がいいでしょう」
「それもそうか。まだ未調整だしな」
「それに調査隊の皆さんへ射撃の方法を伝えねばなりませんし、試射はレクチャーを兼ねておこないましょう」
「ああ、その辺は任せるぜ。シューターのお前の方が向いてるだろうしな」
 三人は固定兵器の修理を行いつつ、マーマン達の様子を伺っていた。
「それでは私は調査隊の方へ。修理の方はおまかせします」
「ああ、任せときな。ばっちり仕上げてやるさ」
 バーネットとЕсөнхумсに後を託し、アクティオンは調査団の元へと向かった。

●次の日
 皆がマーマンの数を少しでも減らそうと牽制を行う中、トーラとナハシュの二人は【捜波・改】を駆使しながら城の内部を捜索していた。
「うーん……何もないですね」
「ほんと、金目の物はなんにもありゃしねえ」
「いやいや、そうじゃなくて。敵ですよ、敵!」
「あ? あー……いねぇな」
 二人は先日から城の中に敵の内通者、もしくはエーテルリンクを結んだペットが紛れ込んでいないか探ってるのだが、どうやら内部にはいないようだった。
「あれ、ナハシュさん、どこ行くんですか? そっちは船着き場ですよ」
「うん? ああ、こっちから『宝』の匂いがするんでな」
「えっ!? あるんですか!?」
 ナハシュの言葉に、思わずトーラは反応してしまう。
「くくっ、なんやかんや言っても宝には興味湧くんだな」
「む……そ、そういう訳じゃないですけど……」
 からかわれたのかと口をとがらせるトーラに、ナハシュは笑って返した。
「まぁ、でも一つわかった事があるな」
「はい、敵の射手の照準はたぶん捜波のようなものですね」
 二人は敵の戦い方を分析しながらも、城内を下へ下へと歩いていく。
「お、ついたついた」
「え? ここって船着き場ですか?」
 そして、しばらく下ると船着き場に到着した。
「おーい、調子はどうだ!」
 ナハシュが船の周りにいた調査隊へ声をかける。
「できましたよ! これでいいですか?」
 返ってきた返事にナハシュは船に近寄り、じっと眺めた。
「おお、いいじゃねぇ」
「何をお願いしてたんです?」
 船を見て満足げに頷くんナハシュにトーラが問いかける。
「うん? ちょっとした嫌がらせってやつだ」
 答えたナハシュは再びクククと意地の悪い笑みを浮かべた。

 一方、バリスタでは――。
「ドウデゴザイマスカ?」
「ああ、何とか使えそうだ」
 アクティオンからレクチャーを受けた調査隊が、射撃の練習をしていた所へ、ガガが訪れた。
「ソレデハ、ヒトツ、テイアンガアルデゴザイマス」
「む……俺に出来ることなら手伝うぞ」
 ガガの真剣な声が伝播したのか、ゴトーはいすまいを正す。
「アリガトウデゴザイマス。ジツハ――」
 ガガがゴトーの耳元に、すっと口を寄せた。
「……っ!? 本気か!」
 聞かされた話に驚くゴトーに、ガガはゆっくりと頷いた。

●
 月は出ている。しかし、海は黒曜の様に黒く不気味に揺れていた。
「満月のおかげで視界は悪くありませんが、流石に海面下は見せませんね」
 アクティオンが城壁の上から見つめる海面には、変わらずマーマンの姿が見て取れる。
「こんな深夜にまでご苦労なこった」
 ドーマが呆れる様に呟き。
「はは、それを言うなら俺達もだけどな」
 言いつつバーネットが頷く。
「子供はおねむの時間だしなぁ?」
「あ? なんか言ったか?」
 そんなバーネットの肩に手を回すナハシュが緊張感の欠片もない笑い声を上げ。
「準備はいいみたいだな」
 肩の力の抜けた仲間達を見やり、レイが肩を竦めた。
「ああ、丁度時間だ。行くぜ、皆!」

 月明かりに照らし出される海上の白道。
 Есөнхумсの一声を受け、いよいよ作戦は始まった――。

●
 作戦を前にバーネットとドーマから【ウォーターウォーク】を受けた一行は、レイ、ドーマ、ナハシュの【エンライト】を頼りに白道を慎重に進む。

「おらぁ! かかって来いよ!!」
 先頭を行くЕсөнхумсの【サウンドボマー】が空気を揺らし。
「我が名は騎士、レイ=レーベンス=レックフォールドなり! この名を恐れぬならばかかってくるがいい!」
 同じく先頭を担うレイの【シーザーロア】が敵を威嚇した。

 最初の攻撃はボーラ兵からだった。
 城から100m程進んだ地点で、白道の左右に顔を出した数名のマーマンが冒険者達に向けボーラを投擲する。
 それに合わせる様に、矛持ちのマーマン達数名が上半身を露出し、矛を突き出してきた。
「ようやく来やがったな!」
 Есөнхумсがボーラが絡みつくのも気にせず、二本の槍を振り回す。
「その程度の拘束で、私の槍を止められるとでも思ったか!」
 一方、レイはボーラを巧みに槍で巻き取り、その勢いのままマーマン達を薙ぎ払った。

 そんな二人が大立ち回りを演じる影に、ナハシュの働きがある。
 ナハシュは自ら攻撃に回らず、敵が放ったボーラを尽く切断していったのだ。
 おかげで前衛の二人は絡む綱を気にすることなく、さらに勢いを増していく。
「海に逃げようなんて、甘いんだよ!」
 【ウォーターウォーク】の助けを借りるЕсөнхумсは、逃げを打つマーマン達を躊躇する事無く追いかけ。
「喰らいな! とっておきの一撃だ!」
 【闘気槌2】を海面へと打ち付けた。

 一方、城では――。
「当たらなくてもいい! とにかく撃ちまくれ!」
 ゴトーが部下達に檄を飛ばす。
 調査隊の面々は冒険者達が修理したバリスタや投石機を用い援護に徹していた。
「さて、いいんだな、本当に。正直上手くいくとは思えんが……」
「オイラハ、ホンキデゴザイマス」
 そこには一人城に残ったガガの姿もあった。
「ミチスジハ、ナニモ、ヒトツダケトハ、カギラナイデゴザイマス」
 そう言うとガガは、徐に靴を脱ぎ、あろうことかバリスタに登り矢の上に乗った。
「――死ぬなよ」
 ゴトーはそんなガガに一言だけ声をかけトリガーに指をかける。

●
 再び、海上では――。
「俺達の前に姿を見せるとは、よっぽど死にたいんだな!」
「いいじゃねェか! 今回だけは、ド派手にばら撒くぜェ!!」
 とにかく速度を重視し、ドーマの魔法がところかまわず降り注ぐ。
 そして、ドーマの魔法を逃れる為、固まった所へ正確に降り注ぐバーネットの魔法。
 二人のキャスターの連携により、マーマン達に本来の戦い方を許さない。

「っ! 捜波もどきです! 皆さん、防御姿勢を!」
 いい様に暴れまわるキャスター二人を、敵指揮官クラスが放っておくわけもなく、案の定、『雛落としのズズ』が捜波のようなものを放ってくる。
 しかし、これに【感波】をもっていち早く気付いたアクティオンが、皆に合図を送った。
「右か! Есөнхумс、隊は任せる!」
「心配すんな、行ってこい!」
 Есөнхумсの返事も待たずレイが【チャージング】でズズとの距離を一足に縮めると。
「撃たせはしない!」
 潜って逃げようとするズズの頭上へ槍を振り下ろした。

「このまま進むぜ!」
 Есөнхумсが再び白道を進む。陸までの距離はもう半分を切っている。
「ああ、行けるところまで行こう! それが俺達の役目だ!」
 バーネットが【氷嵐】で海を一瞬凍り付かせながら叫んだ。
「近寄らせはしません!」
 アクティオンが【捜波】で割り出した敵に神速の一矢を見舞っていく。
「あとちょいだ!」
「っしャ! 気張ッてくぜ! 野郎ども!」
 ナハシュの声にドーマが答える。
 レイが抜けた穴を埋める様に5人は、攻撃の手を増しながらさらに進む。
 ――そして、5人の影に潜む最後の一人は待っていた。その時が訪れるのを。
 そして、ついに――。
「来るぜェ、時がよォ!」
 ドーマが声を上げた、その時!

 三人が灯していた【エンライト】が一斉に効果時間を終了した。

 攻撃目標を照らしていた眩い光を失ったマーマン達の視界に、一瞬の闇が生まれる。
 それは、消灯を確認して沖に出されたあの船だった。
「っしゃ、ドンピシャだぜ、隊長! 行けアクティオン!」
「お任せを!」
 ナハシュの声に、アクティオンが小舟に向け火矢を放つ。
 闇を割き放物線を描いて飛ぶ火矢は、船に着弾すると勢いよく燃え上がらせた。

 暗がりに浮きあがる炎の船。
 マーマン達の視界は、おのずとそちらに視線を引き寄せられる。
 その一瞬がまさに勝負の分かれ目だった。

「今だ行けっ!」
 それは誰が叫んだか。
 その声に反応したトーラが音もなく飛び出した。
 トーラはこの時の為に顔や服を黒く染め、攻撃に加わることなく闇と同化していたのだ。
 解き放たれたトーラは温存していたスキルをフルに活用し、一気に砂を蹴り、海を駆け抜ける。

「このまま一気に!」

 もう、陸は視界に捉えた。後は一気に駆け抜けるだけ! トーラが自慢の足にさらに力を入れた――その時。

『ウウォウオオオォォォォ!!!』

 トーラの目の前で水柱が上がり、巨大なマーメイド『ヒレなしフェツモ』が姿を現した。

「くっ!」
 水柱を割って薙ぎ払われた巨大な矛の一振りを【アクセラレーター】で辛うじて避けた、トーラは距離を取る。

(足を止められた……!)

「あなたの相手をしている暇はないんです……!」
 言いつつもトーラは動けない。下手に動けばやられる、それほど前方を塞ぐ敵が強大に見えた。

 陸はもう目の前、後数回の疾駆で浜へ着く距離にあるというのに!

 作戦は失敗した。そんな考えが一瞬、頭によぎった時――。

 ――ゴチンっ!!

『アアァアァアアァァアアアアァ!!!』

 後方の城から何かが石を打つ音と共に、悲痛な絶叫が響き渡った。

 まったく意図していなかった場所からの大音量に、マーマン達だけでなく冒険者達も何事かと振り向く。
 それが、一人城に残っていたガガが発したものだと理解する前に、トーラは駆けていた。
 一瞬の隙を突き、白道を蹴るトーラ。そして――。

 トーラはついに――岸へと到達した。

●
「よし、到達したぜ!」
 バーネットがトーラの到着を確認し声を上げる。
「撤収だ!」
 Есөнхумсの声に、5人は一斉に駆け出した。

 トーラ迎撃の為、岸付近に勢力を集結させていたマーマン達から逃げるのは、それほど難しい事ではない。5人は魔法と弓で牽制しながら城を目指す。
 一方、ズズと対峙していたレイも。
「我々の勝ちだ。退くなら追いはしない!」
 ズズに向けそう言い放つと、再び【チャージング】で距離を離した。

 城へと近づけば調査隊からの援護を受けられる。冒険者達は誰一人欠ける事無く、城へと駆け戻っていった――。

マスターコメント

この度はシナリオへのご参加ありがとうございました! 依頼はもちろん成功! 見事は対岸まで伝令を遣わすことに成功しました! さて、ここからは懺悔を――。 実は何を隠そうOPを作成する段階で【ウォーターウォーク】の存在をすっかり忘れておりました(てへぺろ 濡れた砂の道を行く以外、方法はないのだ! はっはっはっ! なんて一人で悦に浸っていた過去の自分を殴ってやりたい。 という訳で、見事マーマン達(というか真柄の)裏を突いた作戦により、脱出は見事成功いたしました! 後日の話になりますが、街から援軍が到着し、大規模な掃討作戦と救出作戦がじっしされ、調査隊の面々と冒険者の皆さんは無事、城から脱出することができました。 この度は脱出作戦の完遂、お疲れ様でした! ゴトー隊長以下調査隊の面々に代わり厚くお礼申し上げます!
ショートシナリオ

ショートシナリオ非常に難しい 報酬:標準8 / 4〜8人

2020年12月09日 13時48分13秒 公開

成功

相談掲示板

  1. トーラ

    シーフのトーラです。 よろしくお願いします! 調査と思ってたら大変なことになりましたね…。 とりあえず、どうやって岸に渡るかを決めてからその方法を話し合った方がいいでしょうか?

  2. ギ・ガガ

    ガガデゴザイマス 岸ニ渡ルカ、デゴザイマスカ 一個考エタノハ 単純ナ手デゴザイマスガ オイラタチ"シーフ"ガ走ルデゴザイマス "壁歩き"デ、砂ニ足ヲ取ラレナイヨウニシ メイン移動+疾風足デ24hex移動(120m移動)を1ラウンド 1ラウンド約5秒デゴザイマスカラ キャスターノ"ウォーターウォーク"【10分間"600秒(約120ラウンド"水上歩行可能】 デ、効果中ニ、一直線ニ駆ケルデゴザイマス。ラウンドナラバ、約9ラウンド程 疾風足二個積ミデ、補エルデゴザイマス 問題ハ、走ル事ダケニ、集中スルコトニ、ナルグライデゴザイマスカ

  3. ドーマ・アザーリ

    よォ!俺ァドーマってもんで! 見てのとおりのキャスターよ!ヨロシクゥ!! ちらと話に出てたウォーターウォークは使えるがよ、問題は敵の弓持ちと、ボーラ持ちの有象無象だぜ。 弓はさておいても海上走れば奴らも狙い目つけ易くなるわけだ。どの程度、遠距離のカバーが利くか、っつー話になるだろうぜ。

  4. トーラ

    あ。わたしも疾風足とエアーライドで走れないかなと思ってたんですけど、ウォーターウォークは気付きませんでした。 それなら干潮の時間に合わせなくても良いので、昼間に決行すれば明かりを用意しなくてもよくなりますね。 心配なのは弓とボーラを持ったマーマンに狙われそうな事ですけど、思い付く対策は他の人が気を引くとかでしょうか。 それとちょっと気になった事があって、弓を持ったマーマンにこちらの位置や伝書鳩を把握されてるみたいなんですけれど、シューターだとしたら捜波かエーテルリンクのペットでこちらの位置を把握していたりしないでしょうか? ペットならそれを探して、捜波ならそれを逆に利用して誘導とか出来ないかなと思ったんですけれどどうでしょう?

  5. アクティオン

    シューターのアクティオンです、よろしく。 砦から岸までの距離が長い、ですね。 今出ているような手段で走る分には、移動時間自体はそれが一番短いのでしょうが……砦の設備や、同じような移動手段が用意できない面々が早々に支援できなくなる。 バリスタでも400mまで、総距離の半分も届かないようですしね。 そういう意味では、干潮時の方がやりやすい気はしますが…… 誰か一人でも辿りつけば、というなら、ボートで同時出発してそっちを囮にするとかもありですかね。バリスタ等々の射程が届く範囲に誘導できれば、全部は叩けないまでも妨害の数を減らしてから岸への本格アタックを仕掛けられるかもしれない。 伝書鳩まで狙われているので、捜波(あるいはそれに類似)はありそうですか。

  6. ナハシュ

    シーフのナハシュだ。よろしく。 >シーフが走る やるなら同じくそれ専用のを一人作るなら、とは思うな。 隠蔽値を極限まで低くしてハイディングと組み合わせりゃ、岸側やそれこそ船だ陸地だでやりあっている横を、隠蔽状態の走り抜けることは可能かもしれねえよ。要は気づかれなきゃいいんだからよ。 >捜波やペット してるかもしんねえなー!海面に出た後を狙った当たり、捜波の方泣きもする。 もしくは超視覚あたり持っている可能性は高いと思うな。

  7. ナハシュ

    途中で送っちまったんで連投するな! 他の方法をやるにしても、とにかく敵の数が厄介に見える。 1~4どの方法で行くにしろ、敵の気を引く/敵の数を減らすはセットで行った方が良いとは思うな。 せめてマーマン兵【矛】と【ボーラ】、こいつらの数を減らしておかねえことには、船を出したところで囲まれてお終いってな可能性も高そうだなと。3隻あるならそれこそどれかダミーにしてもおおもしれえかもしれねえかな。

  8. バーネット・フォーサイス

    キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 >方針 兎に角誰か一人でも対岸にたどり着けばいいんだが、それが中々に難しいな。 船とか泳いでだと移動速度の関係で囲まれて袋叩きにされるだろうし、 敵の駆逐を狙うとしても、こっちの継戦能力が先に限界になるだろうだから、 やはり誰か一人を送り届ける方が良さそうだ。 いっそ干潮で現れた道は陽動にして、敵を道周辺に引き付けたら古城に向かって合図を出し、 道の反対側等の警戒が手薄な所を選んで、ウォーターウォークで走って離脱ってのも有りだな。 バリスタとかについても、可能なら直して古城側から援護を貰いたい所だ。

  9. Есөнхумс

    ウォーリアのユスだ 遅くなって悪いな、よろしく頼むぜ! んで、今はシーフが海上を走るために、どうしたらいいかって流れで合ってるよな? 船出して派手に戦闘して目を引きつけるってのが効果的に思えるなぁ 泳ぐ技能はとってねぇが、とれば、まぁ、まだマシに戦えるか…?

  10. ドーマ・アザーリ

    Q:バリスタや投石機の射撃に、調査団の手を借りることは可能か? また、バリスタにシューターの技能は乗るか?

  11. ドーマ・アザーリ

    ヒーラーが多けりゃァよ、船に壁を張って守りつつごり押す、なんて手も取れたかもしれんがよ……。 あとは敵の弓なんぞは威力と精密性にウェイト割きすぎて連射力はザルだとみるぜ。 うまいこと的を散らせれば対処する手もあるだろうよ。……あるいは、どこかに敵のスポッターがいる、かもなァ。

  12. ギ・ガガ

    ソモソモ船ハ、水下カラノ攻撃ニ無力デゴザイマショウ https://alpaca-connect.com/world/world0/scenario/47 コノ依頼ノ時ガ、ソンナ感ジダッタデゴザイマス コノ経験カラ、最初カラ4ハ選択肢カラ、省イテルデゴザイマス 波ヲ荒ラサレホウダイ、逃ゲ道モナイ、ダミーデ出スノハ、ヨイ案ダト思ウデゴザイマス >敵がシューターで捜波? ナラバ、恐ラク新タニ取ッテ貰ウ必要ガ、アルト思ウデゴザイマスガ、感波デモ良イカモシレナイデゴザイマス >バリスタ(射程400m)と投石機(射程200m) 忘レチャイケナイデゴザイマスガ "現状"使用不可デゴザイマショウ。 "【土木・建築】や【木工】のスキルをお持ちのPC様が居れば修理して使用が可能" デゴザイマス 現在確認シタ所、所持者モイナイデゴザイマス。使ウカドウカデ、取ッテ貰ウナリガ必要デゴザイマス

  13. ギ・ガガ

    発射サレル、バリスタニ乗ッテ、400mノ距離ヲ稼グ…… (柱のようなバリスタの矢の上に乗って、両腕を背中の後ろで組んでる姿を想像している)

  14. ホリー・アッテンボロー

    ご質問ありがとうございます! お答えしますね。 Q:バリスタや投石機の射撃に、調査団の手を借りることは可能か? また、バリスタにシューターの技能は乗るか? A:バリスタや投石機の射撃に調査団の手を借りることは可能です。ただし、調査団の皆さんは素人なので、精度などはあてにしないでくださいね。 あと、バリスタや投石機は厳密には装備品でない為、「装備している」ことが条件のスキルは効果を発揮しません。 ただ、シューターさんは本職なので、能力値分、命中精度が上がったり矢の装填速度が速くなったりはするでしょう。 以上、ご参考になれば幸いです!

  15. ドーマ・アザーリ

    おゥ、サンキューなァ! ま、選択肢の一つだ。シューターが使うんだってのなら別に俺が木工覚えても構わねェがよ。 その場合にゃ作業に勤しんで、魔法での支援に支障がでるかもわからんな?

  16. アクティオン

    >バリスタ等 >木工 余裕もありますし、今後も使う機会はありそうなので取得しました。射撃装置を使ううえで、射撃の知識があれば細かい調整も出来そうですし。 別のシナリオの関係で、セットは明日以降になりますがご了承を。 >捜波 捜波は習得済みです。感波はないですが……こちらもあって損はなし、取っておきますかね。 >方針 ウォーターウォークなどの水上走行は本命の一人に絞って、残りは陽動なり支援なり、といったところが妥当そうですね。捜波など使っている敵がいそうなら、まずはそれを潰してからですが。 先に述べたとおり、バリスタ等の修理に使えそうなスキルはとったのと、超視覚などもありますので、ある程度は固定設備での射撃支援はできるかと。

  17. トーラ

    シーフの誰かがウォーターウォークで岸に走るということでよいでしょうか? その場合の陽動ですけれど、干潮の晩に干潟を渡ると見せて敵を誘い出して弓とボーラのマーマンを減らして撤退、諦めたように見せて翌朝に誰かがウォーターウォークで岸まで走る…というのはどでしょう? その場合岸まで走るシーフの人は倒れる訳にはいかないですし、バリスタか投石機を使って貰えば危険も少ないかなとか。 それと、岸まで走る役割を決めないとですね。ナハシュさんとギさんの希望次第すけど、わたしがやりましょうか?  それと捜波改を覚えたので、砦の中にスポッターかペットがいないか調べてみるつもりです。 ORBにも余裕はありますし、木工の習得も大丈夫です。

  18. バーネット・フォーサイス

    バリスタ周りの質問と回答助かる。 その辺すっかり抜けてたわ。 >建築・土木or木工 言い出しっぺだし、俺の方も取得しようとは思う。 二人係でやれば修復も早いだろうし。 >バリスタ 俺としては、直接当てられなくても牽制にはなるだろうし、位置取りの妨害が出来れば 多少なりとも効果はあるから、撃てさえするなら調査隊の面々に頼んでもいいとは思う。 何よりこっちが古城から出る時には、調査隊は手すきになるだろうし。 >脱出 干潮後の朝に脱出する場合は、干潮の時に相当敵の数を減らしておかないと、 俺らが古城に戻った後に警戒とか包囲が再開されると思うから、 脱出が早期に察知されて妨害に回りやすくなるかもしれないな。 ただ、敵を間引きしておくってのは一つの選択肢だな。 干潮まで2日あるし、城壁の上とか城のすぐ近くの水上から攻撃して、 多少なりとも敵を消耗させるってのは有りだと思う。 ただ、その分こっちも生命やスキルが消耗するから、やるとしても1回が限度だろうな。

  19. Есөнхумс

    質問と、回答サンキュな!! >船は下からの攻撃に無力 それについてなんだがな、オレが装備してる闘気槌2ってやつが範囲&狙った対象のみに命中するっつー代物なんだよ 遠距離でない&近寄るタイミンがある程度測れれば、船下目掛けて攻撃すれば、壊されるまでの時間稼ぎくらいはできるんじゃねぇかなって >バリスタ 直すだけ直して撃つのは調査団に任せるっつーのはありかもしれねぇな ただ、それなら撃ち方とかはある程度知らせとかなきゃなんねぇってのと、逆にその攻撃によってオレらが不利になる(精度に不安があるため、こちらに被害が出るのではないか)って思いもあるけどな

  20. レイ=レーベンス=レックフォード

    ウォーリアのレイだ。 よろしく。 SPに余裕があるからスキルを取るのも吝かじゃないけど、木工なんかは足りてるみたいだしいまのところ予定はないかな。 敵の気を引いたり、数を減らすのが主になる感じだね。

  21. アクティオン

    >陽動 >干潮時にある程度数を減らして、翌朝に 敵が獣の群れめいた相手ならばあり、でしょうが、指揮能力の高いものがいるのが気にかかります。 現状完全に砦に閉じ込められている我々には時間の余裕がないのはバレていると考えるべき……であれば、「干潮時に諦めて下がる」時点で、その次段階が既に用意されているのは読まれるのでは? 普通に考えれば、水の中で強くなる相手に対して、ここが一番私達が有利なタイミングですし。 これが、こちらが攻め手側ならば「思ったようにいかないから次の手をじっくり考えに退いた」線もありますが。 >バリスタ 使用自体は調査隊に任せるのも一つの手ですね。 アタックを干潮時にするならば、干潮の時がくるまでは私達も砦にいる訳ですし、バリスタを直すついでに付け焼刃でも使用感について実戦で訓練できるかもしれない。うまくすれば、アタックまでに少しでも敵の数も減らせるかもしれませんし。 逆に、干潮を待たずに、あるいは干潮後にアタックするのであれば、水上歩行可能な方以外は船を使うしかない以上、無理にフルメンバーで船に乗せずに砦に残って射撃するものを残すのもありかも。

  22. ナハシュ

    バリスタ周りの質問ありがとよ。 同じく撃てるなら、修復後俺らで使う以外にも砦の連中に任せるのは十分ありじゃねえかな。 理由は他の奴等と同様だ。牽制でもあるだけで違うと思う。 脱出方法は派手にやりつつシーフに言ってもらう感じで決まりだな?了解だ。 >干潮後の朝に脱出 やるなら同じく敵の数を相当に減らしておくか、撤退後も船による脱出の準備をする振りをするなどで何処かに注意を集めねえと難しそうってのは。 もしくはもしスポッターがいて健在の場合、乱戦中のドタバタに乗じるならともかく落ち着いた状態だと観測されやすい気はするぜ。 >岸まで走る役 やって良いならやるし、希望者がいれば任せるぜ!

  23. バーネット・フォーサイス

    >船下 水上から水中への近接範囲攻撃が届くかどうかが問題だな。 水中戦ルールだと「深度の異なるキャラクターとの間で近接攻撃は発生しません。マスターが位置状況とスキル効果の範囲を見て、適宜判定します。」ってあるから、 割とマスター判断次第なところはあるな。

  24. バーネット・フォーサイス

    >方針 ひとまず、纏めるとこんな感じで大丈夫か? ・満月の夜までは防衛用設備を修理をしつつ、防衛用設備の練習も兼ねて敵を間引き ・干潮になり道が出来れば、陽動班が道伝いに岸に向かうと見せかけ敵の注意を引きつける ・敵が陽動班に集まったら、反対側からウォーターウォークを掛けた奴が水上を走り岸を目指す ・防衛用設備の使用は調査団に頼み、敵の牽制や妨害を行ってもらう

  25. トーラ

    方針はそれで大丈夫だと思います。 陽動と同時に岸へ、ですね。 アクティオンさんに感波をセットして貰えて、捜波を使って来たのが分かれば満月の作戦決行前でも弓を持ったマーマンを誘い出して投石機かバリスタで攻撃が出来ないでしょうか?

  26. Есөнхумс

    バーネット、方針まとめサンキューな! あと助言も助かった そうか、ちと厳しいかもしれねぇなぁ…うーん… ギリギリまで、色々と戦い方考えてみるわ

  27. ドーマ・アザーリ

    それじゃ俺ァ木工はいらねェな? それよか面的火力で敵の有象無象を散らす方にウェイト割いたほうが良さそうだな。

  28. アクティオン

    流れをまとめていただき感謝を。 こちらはそれに沿って、準備段階では設備の修理や調査隊への手ほどき(余裕があれば事前の敵削り) アタック時は陽動に参加しつつ、必要に応じて援護射撃……ですかね。 >スキル 予定通り、木工や感波セットを忘れずに済ませました。 作戦決行前の誘い出しは、さて。「捜波を感知できる敵がいる」は作戦決行時に突然出した方が、混乱を誘えそうですが…… 決行前の攻撃については、超視力もとったのでそっちと設備の射程で補えないかな、と。

  29. トーラ

    明日の朝出発ですし、わたしが岸まで走る役をやりますね。 疾風足ふたつは習得しているので、今晩出発の別の依頼が終わったら変更して行動を出します。 それと、結構は満月の夜になりますけれど、明かりは大丈夫でしょうか? わたしは使うと目立つので暗視を持っていこうと思ってますけど、月明かりだけだと波間にいるマーマンを見付けれるか難しいかなと思って。 アクティオンさん、感波は隠すわけですね。 わたしも捜波を使って位置を確認して投石機を使おうかなと思っていたんですけど、これも満月の夜まで隠していた方がいいでしょうか?

  30. ナハシュ

    流れと方針纏めありがとうよ。そんでトーラが走る!了解だ! じゃあ何か適当にやってようかな。結構前の攻撃はどちらかってぇと遠距離主体だと思うから、その間はスポッター探しの方にあたろうと思っている。あと捜波2は俺も取ってあるから、トーラが走る時の装備に集中すんならこっちで引き受けるでも構わねえ。城自体は広いから、使い手が幾らいても良いとは思うが。 >照明 暗視のあるなし関係なく、陽動側は普通に在った方が良いんじゃねえかな。 エンライトなら持って行けはするぜ。

  31. バーネット・フォーサイス

    トーラは岸までのよろしく頼むぜ。 なるべく敵の注意を引きつけるから、頃合いを見て突っ走ってくれ。 >照明 目立つって意味では確かにあった方がいいな。 余裕があるならナハシュに頼んでいいか? >個人行動 満月の夜までは木工も使ってバリスタ等の修理と調整を主にやっておく。 満月の夜はウォーターウォークを囮も含めた味方全員にかけて、準備ができ次第打って出る。 戦闘では範囲攻撃で敵を消耗させつつ、対応しきれない数の敵が群がって来たら、 アーケインテンペストやスタティックフィールドで足止めする。 後は狙えれば、ヒーラーを優先的に始末しておきたいな。 あと、方針とかは俺の方でプレに入れておく

  32. アクティオン

    >捜波は隠す? 自分は作戦決行までは使わないつもりですが、超視力という代わりになる手段もあるからというのもあるので、特に縛った方が良いという考えはありません。 逆に、事前に捜波を使っておいてもらって、作戦決行時は自分が使うようにすれば「あの捜波を使ってたのはこいつか」と敵を誤認させられるかもしれませんしね。 そこはお任せします。

  33. ギ・ガガ

    大体ノ流レハ了解デゴザイマス

  34. トーラ

    捜波は満月の夜には使わないようにしますね。マーマンが感波を持っていて隠れているのが知られると大変なので。 それまでは使おうと思います。

  35. ナハシュ

    >エンライト 了解了解、持って行っておくわ。 ってぇなると、囮ってる間はなるべくとどまりつつ死なねえように立ち回る形になるかな。 まあよろしくたのむぜ。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0