【聖祭】ハッシリ村慰霊祭~札の縁結び~
椿油
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シナリオID:279
オープニング
●
ロスガリア大陸に住まうものたちにとって、12月は大きな意味を持つ。この時期に執り行われる祭りや催しを、聖霊節と呼ぶ。
その由来はハーフリングの英雄、ジド・ルウがその身をエーテルと成して世界に穿たれた大穴を塞ぎ、彼に小さな神々が続いたことが、今年までの平穏の礎を作った――という逸話に拠る。詳細な時期が定まっていないのは、この頃に暦が存在していなかったため、神代における『冬の時代』、という比喩的表現を、文字通りに解釈したためであるとされる。
由来はともあれ、ジド・ルウの英雄的行為を称え、名を失った神々に祈りを捧げることから始まった聖霊節は、様々な土地の風習や営為と重なった結果、亡き祖先や、近しい人々への思いを捧げることや、想い人と過ごす特別な時期――という習慣が定着して久しく、特別信仰心の無いものであっても神殿や家庭でモミの木や柊を飾り立てて祈りを捧げる。街をあげて催しを行い、厳しい冬の中でもとっておきのごちそうを食すこの時期は、収穫祭に続く特別な時節といえた。
赤白の服装も今代まで続く伝統の一つとなっており、そこかしこに仮装をした人物も目立つ。
――さて。今年も、各地で慰霊祭が執り行われようとしていた。
●
一方、リーンエス王国西部に位置するハッシリ村では、慰霊祭実行まであとわずか、という所だった。
「流石、ここらで一番巨木のモミの木だ!格が違うな!」
体格の良い大工の男が運んできたモミの木は、村の中央にずっしりと構えて、とある物の飾りつけを待っているように見える。
「わぁ……!これで今年もハッシリ慰霊祭が開催できますね、お父様!」
「ああ、そうだな。ジド・ルウ様もさぞお喜びの事だろう」
ハッシリ村の村長キーオスと、その娘ソフィネは、大きなモミの木を前に歓声をあげていた。
「でも、お父様……こんなに大量に用意した札、村人全員で使っても余っちゃいますね」
机の上に置かれているのは、木で出来た大量の札。実は、ハッシリ村独自の慰霊祭の風習として、札に願いを書いてモミの木の枝に飾るという【札の縁結び】という物がある。村が出来た年の慰霊祭で、キーオスが村の繁栄を願って札を吊り下げたのが始まりだ。
だが、ここに用意されている札は明らかに村人の数よりも多い。というより、つい大工が多く作ってしまったらしい。
「ならこういうのはどうだろうか。村おこしの一環として、他の授恵者の方々にも願いをここに飾ってもらうというのは」
「それは良いアイデアです、お父様!それじゃあ、ギルドで飾って下さる方を募集してきますね!」
●ギルドにて
「――というわけで、皆様をハッシリ村に招待したいんです!」
少し綺麗な服に着替えたソフィネが、皆の前でぺこりと頭を下げる。
「札には好きな願いや想いを書いて下さっていいですよ。恋愛成就、商売繁盛、強くありたい、名誉を得たい、組織内昇進、『いつも通りでありますように』でも全然構いません!」
ただ、書いた願いが実際に叶うかというと、そうでもないのだが。これは行為自体に意味がある風習だ。
「カップルでの参加も大歓迎ですよ!それでは、ハッシリ村にてお待ちしておりますね」
ロスガリア大陸に住まうものたちにとって、12月は大きな意味を持つ。この時期に執り行われる祭りや催しを、聖霊節と呼ぶ。
その由来はハーフリングの英雄、ジド・ルウがその身をエーテルと成して世界に穿たれた大穴を塞ぎ、彼に小さな神々が続いたことが、今年までの平穏の礎を作った――という逸話に拠る。詳細な時期が定まっていないのは、この頃に暦が存在していなかったため、神代における『冬の時代』、という比喩的表現を、文字通りに解釈したためであるとされる。
由来はともあれ、ジド・ルウの英雄的行為を称え、名を失った神々に祈りを捧げることから始まった聖霊節は、様々な土地の風習や営為と重なった結果、亡き祖先や、近しい人々への思いを捧げることや、想い人と過ごす特別な時期――という習慣が定着して久しく、特別信仰心の無いものであっても神殿や家庭でモミの木や柊を飾り立てて祈りを捧げる。街をあげて催しを行い、厳しい冬の中でもとっておきのごちそうを食すこの時期は、収穫祭に続く特別な時節といえた。
赤白の服装も今代まで続く伝統の一つとなっており、そこかしこに仮装をした人物も目立つ。
――さて。今年も、各地で慰霊祭が執り行われようとしていた。
●
一方、リーンエス王国西部に位置するハッシリ村では、慰霊祭実行まであとわずか、という所だった。
「流石、ここらで一番巨木のモミの木だ!格が違うな!」
体格の良い大工の男が運んできたモミの木は、村の中央にずっしりと構えて、とある物の飾りつけを待っているように見える。
「わぁ……!これで今年もハッシリ慰霊祭が開催できますね、お父様!」
「ああ、そうだな。ジド・ルウ様もさぞお喜びの事だろう」
ハッシリ村の村長キーオスと、その娘ソフィネは、大きなモミの木を前に歓声をあげていた。
「でも、お父様……こんなに大量に用意した札、村人全員で使っても余っちゃいますね」
机の上に置かれているのは、木で出来た大量の札。実は、ハッシリ村独自の慰霊祭の風習として、札に願いを書いてモミの木の枝に飾るという【札の縁結び】という物がある。村が出来た年の慰霊祭で、キーオスが村の繁栄を願って札を吊り下げたのが始まりだ。
だが、ここに用意されている札は明らかに村人の数よりも多い。というより、つい大工が多く作ってしまったらしい。
「ならこういうのはどうだろうか。村おこしの一環として、他の授恵者の方々にも願いをここに飾ってもらうというのは」
「それは良いアイデアです、お父様!それじゃあ、ギルドで飾って下さる方を募集してきますね!」
●ギルドにて
「――というわけで、皆様をハッシリ村に招待したいんです!」
少し綺麗な服に着替えたソフィネが、皆の前でぺこりと頭を下げる。
「札には好きな願いや想いを書いて下さっていいですよ。恋愛成就、商売繁盛、強くありたい、名誉を得たい、組織内昇進、『いつも通りでありますように』でも全然構いません!」
ただ、書いた願いが実際に叶うかというと、そうでもないのだが。これは行為自体に意味がある風習だ。
「カップルでの参加も大歓迎ですよ!それでは、ハッシリ村にてお待ちしておりますね」
解説
皆で笹の葉みたいに札をモミの木に飾りつける、ややコメディタッチでお送りするイベントシナリオです。
書く内容は大体なんでもOK。願いや想いがメインです。『世界を我が手中に収める』も許可しますし、場合によっては願いや想いじゃなくて『身長が欲しい!!』とか『彼女求ム!』みたいな魂の叫びでもOKです。
NPCとして、ソフィネ・スカイシップス(村長の娘)が登場します。一応シューターです。
彼女を誘って下さっても構いません。札の内容に優しくコメントしてくれます。
マスターより
聖なる夜は大抵ケーキのみだった椿油です。
ハッシリ村での慰霊祭は夕方~夜がメインの開催時間なので、好きな時刻を指定して下さればその時間に演出致します。ただし、カップル出演の場合は時間を合わせる形でお願いします。
ソフィネにこの程度の願いはアリか?という質問は、相談掲示板で主に取り扱います。
皆様の願いを込めたプレイング、お待ちしております。
リプレイ
村に集まった、想いを持つであろう冒険者達。それぞれの気持ちを札に記し、モミの木に託すハッシリ慰霊祭が始まろうとしていた。
「招待どうもありがとーソフィネおねーさん、手伝えることがあったら何でもいってね」
アルマ・ヴァレンタインは依頼人であり村長の娘ソフィネ・スカイシップスに、ぺこりとお辞儀をしつつ要望を聞く。
「そうですね、では最後に振る舞うスープ作りを手伝って頂けますか?」
「スープ! 寒いもんねー、頑張って手伝うよ!」
その会話を聞いたエヴァ・パルリエは、手伝いに名乗りをあげる。
「ボクも仕込み手伝う、よ」
「ありがとうございます、ではまず材料からこしらえていきましょうか!」
その頃バクル・バスリーは、札に向かってやや唸りつつ書く内容を考えていた。
「願いを描く、っていいね! でも、願いかぁ。うーん……『ムキムキになりたい』?」
それを見たスィーリーンは、密かに隣で書き始める。
「やはり、これでしょうか。『偉大なキャスターになれます様に』……バクル様は、ムキムキになりたいのですか?」
「部族の皆、ぼくより筋肉あったんだよね。筋肉あれば、もっとエドゥノーグの深くまで潜れると思うんだ!」
目をキラキラと輝かせるバクルだが、そこである事に気付く。
「あ、でもムキムキになるのに手助け借りたら鍛錬にならないね。ちょっと一旦これは無しにして……『すごいカッコいい武器が欲しい』!」
「その心は?」
スィーリーンが問う。
「武器はあくまで相棒だから、ぼく自身の能力をあげてるわけじゃないから、セーフ」
「成程」
「スィーリーンさんは、偉大なキャスターになりたいんだね」
「ええ。魔法の腕が上がればそれだけ人の役に立てるでしょうし、憧れのエフレム様の様に素晴らしい方になれるかも知れません」
手の届く範囲で、少しだけ高い所に飾り付けるスィーリーン。空に近い方が、願いが叶う気がした。それを見たバクルも、頑張って高い位置にくくりつけた。
ノノアは、書く内容を絞ろうと考え込んでいた。
(今の願いは『両親との再会』だけど、他の願いも書いた方が良いのかな? ……でも多すぎても願いが届かないとかありそうなので、何か一つに絞りましょう)
ある程度無難な、『これからの未来が良い方向に進みますように』という願いを書き記したノノア。飾り付けた後、他の人を見てみると……アルマン・アルスターが、何やら素早く書いているのを見た。その文字は『恋愛成就』。
(成就というよりも、まずその前の段階だ!! ずっと探している運命の人に出会わせてくれ!! 運命の人なら容姿はある程度気にしないけれど、できれば可愛い女の子がいいな! 野郎はノーセンキュー! あと、俺に対して優しいといいな! そんでもってよく気が利いて、才色兼備で、スタイルが良くて、トークが面白くて……)
興奮していたが、そこで我に返ったアルマン。
「……あれ? そんな完璧過ぎる女の子が、俺の事を好きになってくれる可能性ってなくない? ……願い事変更!」
『運命の人に相応しいような良い男になれますように』と書いていたのを見たノノア。アルマンに話しかけてみる。
「恋を願っているのね。良いと思う」
「あっ気づいちゃったかな? そう、俺の願いは恋愛以外に考えられないからね!」
「途中で変えていたようだけど、あれかしら、具体的に書き直したのね?」
「いやあ、本当は具体的にしたかったんだけどねー!」
「……え?」
意図を隠しつつも、飾りつけたアルマン。
「じゃあ、折角だからお互いの事を知ってみるのもいいと思うわ」
「いいの!?」
ノノアからの積極的な誘いに乗っかるアルマンだった。
「好きな事って、ある?」
「うーん、公言するのも何だけど……女性を口説く事かな!」
「じゃあ、わたしも対象に入ってたりするのね?」
「勿論! じゃあ逆に聞くけど、好きな事はある?」
「街歩きかしら」
「いいね街歩き! 今度一緒にしない?」
「そうね、考えておくわ」
さてスープの仕込みが終わったアルマとエヴァは、札に願いを書き始めていた。
「これでいいかなー、ソフィネおねーさん、飾りつけるの手伝ってー!」
「ここら辺で大丈夫ですか?」
「うん、その枝!」
アルマの願いは『どらごんすてーきがたべたい』。丁寧に札に名前も書いていたようで、小さく『あるま』と書いてある。一方エヴァの願いは、『多くの人が笑顔でいられますように』。
「アルマの願いはどことなく野望が見える、ね」
「えへへー。エヴァさんの願いも素敵だね!」
「無難かもしれないけど、一番大切な事、だよ」
「そうだねー、そういうのってすごく大切!」
二人で来ていたのは、イズレンディル・パラリムとコルネリウス・アーラ。
「お願い事を全て書くと、書ききれなくなってしまいますね」
少し悩むイズレンディル。それから決めた願いは『世に安寧を。大事な隣人達が健やかに過ごせますように』。書き終えたコルネリウスと共に飾りつける為、脚立を用意する。
「折角ですし高い所に飾ってみたいですね。コルネさんもいかがですか? 私が支えますので」
「……良いんですか? ありがとうございます」
コルネリウスは高い所が苦手なのを、イズレンディルは知っていた。
「飾れました! イズさんのお蔭です」
飾る時に、ちらりと見えたコルネリウスの願い。『イズさんがこれからも、笑っていられるように』
「あ、恥ずかしいから内緒ですよ……!」
隠そうとするコルネリウス。だが、イズレンディルは優しく微笑んだ。
「自分の為のお願いごとでも良いんですよ? でも嬉しいです。ありがとうございます」
微笑み合う二人だけの空間が、広がっていた。
同郷出身の、ラセリ=リエ―ブルとマリア・C・クロードも二人で参加した。
「なんだか祈りに似てるわね」
想いを形にする事に意味がある。聖職者の彼女は、祈りに似た物を感じたようだ。
「ラセリはどう思う?」
「言われてみれば、そうだね」
ラセリ自身、こういうお祭りは、実家に居た時に本で読んだ事があるのでよくある事なんだろうと思っていた。それを祈りと表現するマリアが、冒険者らしく、聖職者らしく大人びて見える。そんな彼女に想いを向けて『マリアの夢が叶いますように。それを傍でずっと見届けられます様に』と、願いをしたためた。
一方、マリアは少し悩んでいた。叶えたい事はある、だけど叶えてもらうのとは少し違う。
「ね、ラセリは何をお願いするの?」
ラセリが嬉しそうな笑みで札に書いているのを見て、ふとマリアは思いついた。『ラセリを災いからお守りください』。書いたマリアの方をラセリが見るも、
「ん? 私が何をお願いしたか? うふふ、秘密♪」
マリアは笑って誤魔化した。
「じゃあ、こっちも叶ったら教えるね」
ラセリも、微笑んで誤魔化しつつ。互いの事を想い、手を握り合ってしばしモミの木を眺めるのだった。
「わぁ……カップルさんもいっぱいだ」
何故か頬を赤らめるアステル。村人含め、カップル参加が多く見受けられる。
(私も何時か、彼氏さんとか出来ちゃったりするのかな? でも、大好きなお兄ちゃんより素敵な人は居ないもんね♪)
今まで、二人で歩んできた思い出。兄の帰りを待つ時は祖母と、旅立つようになったら兄と。そんなアステルが書いた願いは、『大好きなお兄ちゃんが幸せで、出来る限り一緒に居られますように』。二人だけだけど楽しい時間、それは今も変わらない大事な大事な記憶であり思い出なのだ。
キーゼは、思慮深く考えていた。
(人々の不安や鬱憤などを祓う意味でも、こういった祭りごとは必要なのでしょうね。あるいは、当初の頃は縁担ぎがそのまま根付いたか……)
しかし、書く事がなかなか思いつかない。『浴びるほど酒を飲みたい』等、色々考えたが、どれもしっくり来ないのだ。結局書いたのは、『この身体を少しでも長く使えますように』。
「こんなところでしょうか?」
札を飾る。意味のない行為に、意味を見出そうとするのが人間らしいと感じたキーゼだった。そして、下の方に飾られた札が多くなってきたのか、木の重心がやや下がったような気がした。
一方、セロンガード・シュタインドルフは真剣かつシンプルな願いを書いていた。『もう2度と、いかなる場合にも負けませんように。』
それは恐らく、彼自身に起きた過去の出来事を意味しているのだろう。セロンガードの顔からは、確固たる意志が見えた。
「これで、良い」
札を飾るセロンガードの顔は、誰よりも真面目だった。
シャロン・ラ・モリエールは、他の人の願いをちらりと見つつ、書き進めていた。
「シャルガネのタナバタのようですね。お師匠様に聞いたことがあります」
彼女が札に書いたのは、『金運上昇』さらに余白に『強くなりたい』さらに隅に小さく『お師匠様に再会したい』と、そこまで書いて、羅列し過ぎたかと気づくのだった。
恥ずかしいのか、見えづらい所にこそりと飾った後、他の願いをゆっくり見て回る。願いとは需要、すなわち商機。観察すると、人に関する願いが多いように見えた。
(自分や他人に関する願いが多いですね……うーん、こういった需要にはどうすれば……?)
悩みながらモミの木を眺める姿に、他の人からは書く内容を悩んでいるようにも見えていたかもしれない。
三人で参加したテス・クラルス、エフィルミア、ロイ・アウレアは立派なモミの木の前でそれぞれ感想を述べていた。
「大きなモミの木だね」
テスが呟く。ロイも感動していたようで、
「この木なら、思いを受け止めてくれると感じるよ」
木を見上げながら、しみじみと見入っていた。
「この木を見てると、私たちは『希望』を繋げるために戦っているんだなぁって感動しちゃいます! それじゃあ、早速書きましょうか!」
と、エフィルミア。木に飾られている札の数だけ、皆の希望が詰まっている。早速札と筆を手に取る三人は、何を願うかを考え始めた。
テスは『ロイと共に添え遂げられますように』そして『エフィが成したい事を成せますように』と書く。見れば、木の下の方は既に札で一杯だった。エフィルミアは『最速のシーフになる!』と書いた。彼女が望むのは、敵よりも早く人々を助ける事。つまり強さではなく、早さを望んでいるのだ。ロイは『大切な手を決して離さずに進む力を得られますように』。密かにもう一個願いをしたためつつ書き終えると、テスから提案が入る。
「ロイ、エフィ。お願いがあるのだけど」
エフィルミアに札を渡し、肩車で上の方に飾る事にしたのだ。ロイが一番下で、エフィルミアが一番上。
「エフィ、登れるかい?」
ロイの上で、中間のテスが心配する。
「うん、大丈夫!」
テスの上にエフィルミアが軽やかに乗った後、ロイはゆっくりと座った状態から起き上がった。
「……動物の音楽隊のようだな」
ロイは若い頃に読んだ物語を思い出した。そして、起き上がりつつ隠していたもう一つの願い『子供扱いから卒業、出来ますように』というのを密かにくくりつける。全員がくくりつけ終わると、テスはロイにキスをしつつ、頑張ったロイを褒め称えた。
「さすがロイだ。……あ、ロイ、葉っぱが着いてる」
テスはロイの頭の葉っぱを払いのけつつ、頭を撫でた。
「これで大丈夫」
相変わらず子供扱いされているようで、効果が出るのはどれ位先になるのだろうか。そして、降りる時にロイの願いを見てしまったエフィルミアは、こっそりロイに耳打ちした。
「まだまだ一緒に子供でいましょうね?」
「えー……」
バレてしまっては仕方ないなと思いつつ、幸せに微笑むロイ。そして三人は木の下で幸せな会話を続けるのだった。
――暮れるのが早い冬。いよいよ、夜になってきた。会場はスープの匂いと明るく優しい松明の明かりに照らされている。それ以上光らせるような予算は無くとも、村にとってはこれほどの冒険者が来ただけで充分明るい雰囲気になっているのだ。
ララベル・サン・ディーベルはアルラ・ニグラスを誘って、会場へ。ララベルの願いは、『もっと近く、恋人同士になれますように』。その相手は言わずもがな、誘ったアルラの事である。赤く頬を染めながら、吊り下げに行く。アルラの願いは、『ベル達と少しでも長く楽しい時間を過ごせますように』。
「これでよしっと。ベルはどんな願いごと書いたの?」
アルラがララベルの方を覗き込む。
「わっ!?」
慌てて隠そうとしたララベルは、モミの木に足を引っかけ……勢いで、アルラの上に倒れ込んでしまった。
「はわわわわわ……」
アルラの柔らかい身体に触れ、さらに赤くなるララベルの頬。早速、札の効果が出たのだろうか。
「ふふっ、勢い余りすぎよ」
ゆっくりと笑いながら起き上がるアルラ。急いで邪魔にならないよう移動するララベル。
「ご、ごめんね……」
いつもこんな事が起きているのだろう、慣れっこと言いたげな顔でアルラはララベルを見つめる。二人の周りは、ふわふわした優しい雰囲気に包まれた。
サマエラ=フォリウムは、ふむ、と顎に手を当てながら一人モミの木を見上げる。
(……願うこと、それ自体に意味を見る、か)
既に願いの書かれた木の札で一杯の、モミの木。
(なるほど、あらためて文字に残すことで、己としてもこれを再認識できる。何に向けて生きるのか、今一度己が心に問うのも良さそうだ)
筆を手に取り、『平穏で穏やかな時間が、続きますように』と書き記す。大それた事は言わない。ただ、安寧の中にある事を願うサマエラ。脅かされる事の無い時間を日々を過ごしていけるなら、それだけで充分だ。
(面白味には、欠けるやもしれんが、な)
札を飾る人がだいぶ減った中、ひっそりと隅の方へ飾るのだった。
――さて、札を飾って終わりではない。寒い中参加してくれた彼ら、彼女らの為にスープが振る舞われた。トマト味やチーズ味など、熱々のスープを楽しむ参加者たち。会場には、湯気が立つ。
そして飾る人が居なくなり、スープを全員が程よく飲んだ辺りで、村長の娘ソフィネが会場の真ん中に立つ。
「皆様、今日はお集まり頂きありがとうございます! お陰様で『札の縁結び』は今年も無事賑やかに終えられる事かと思います。皆様には感謝の気持ちで一杯です!」
こういった司会に慣れていないのか、えーと、と何回か言ったのち。ソフィネはペコリと頭を下げた。
「本当に、本当にありがとうございました! メリー・ユールフェス!」
会場は、暖かい拍手で包まれたのだった。
「招待どうもありがとーソフィネおねーさん、手伝えることがあったら何でもいってね」
アルマ・ヴァレンタインは依頼人であり村長の娘ソフィネ・スカイシップスに、ぺこりとお辞儀をしつつ要望を聞く。
「そうですね、では最後に振る舞うスープ作りを手伝って頂けますか?」
「スープ! 寒いもんねー、頑張って手伝うよ!」
その会話を聞いたエヴァ・パルリエは、手伝いに名乗りをあげる。
「ボクも仕込み手伝う、よ」
「ありがとうございます、ではまず材料からこしらえていきましょうか!」
その頃バクル・バスリーは、札に向かってやや唸りつつ書く内容を考えていた。
「願いを描く、っていいね! でも、願いかぁ。うーん……『ムキムキになりたい』?」
それを見たスィーリーンは、密かに隣で書き始める。
「やはり、これでしょうか。『偉大なキャスターになれます様に』……バクル様は、ムキムキになりたいのですか?」
「部族の皆、ぼくより筋肉あったんだよね。筋肉あれば、もっとエドゥノーグの深くまで潜れると思うんだ!」
目をキラキラと輝かせるバクルだが、そこである事に気付く。
「あ、でもムキムキになるのに手助け借りたら鍛錬にならないね。ちょっと一旦これは無しにして……『すごいカッコいい武器が欲しい』!」
「その心は?」
スィーリーンが問う。
「武器はあくまで相棒だから、ぼく自身の能力をあげてるわけじゃないから、セーフ」
「成程」
「スィーリーンさんは、偉大なキャスターになりたいんだね」
「ええ。魔法の腕が上がればそれだけ人の役に立てるでしょうし、憧れのエフレム様の様に素晴らしい方になれるかも知れません」
手の届く範囲で、少しだけ高い所に飾り付けるスィーリーン。空に近い方が、願いが叶う気がした。それを見たバクルも、頑張って高い位置にくくりつけた。
ノノアは、書く内容を絞ろうと考え込んでいた。
(今の願いは『両親との再会』だけど、他の願いも書いた方が良いのかな? ……でも多すぎても願いが届かないとかありそうなので、何か一つに絞りましょう)
ある程度無難な、『これからの未来が良い方向に進みますように』という願いを書き記したノノア。飾り付けた後、他の人を見てみると……アルマン・アルスターが、何やら素早く書いているのを見た。その文字は『恋愛成就』。
(成就というよりも、まずその前の段階だ!! ずっと探している運命の人に出会わせてくれ!! 運命の人なら容姿はある程度気にしないけれど、できれば可愛い女の子がいいな! 野郎はノーセンキュー! あと、俺に対して優しいといいな! そんでもってよく気が利いて、才色兼備で、スタイルが良くて、トークが面白くて……)
興奮していたが、そこで我に返ったアルマン。
「……あれ? そんな完璧過ぎる女の子が、俺の事を好きになってくれる可能性ってなくない? ……願い事変更!」
『運命の人に相応しいような良い男になれますように』と書いていたのを見たノノア。アルマンに話しかけてみる。
「恋を願っているのね。良いと思う」
「あっ気づいちゃったかな? そう、俺の願いは恋愛以外に考えられないからね!」
「途中で変えていたようだけど、あれかしら、具体的に書き直したのね?」
「いやあ、本当は具体的にしたかったんだけどねー!」
「……え?」
意図を隠しつつも、飾りつけたアルマン。
「じゃあ、折角だからお互いの事を知ってみるのもいいと思うわ」
「いいの!?」
ノノアからの積極的な誘いに乗っかるアルマンだった。
「好きな事って、ある?」
「うーん、公言するのも何だけど……女性を口説く事かな!」
「じゃあ、わたしも対象に入ってたりするのね?」
「勿論! じゃあ逆に聞くけど、好きな事はある?」
「街歩きかしら」
「いいね街歩き! 今度一緒にしない?」
「そうね、考えておくわ」
さてスープの仕込みが終わったアルマとエヴァは、札に願いを書き始めていた。
「これでいいかなー、ソフィネおねーさん、飾りつけるの手伝ってー!」
「ここら辺で大丈夫ですか?」
「うん、その枝!」
アルマの願いは『どらごんすてーきがたべたい』。丁寧に札に名前も書いていたようで、小さく『あるま』と書いてある。一方エヴァの願いは、『多くの人が笑顔でいられますように』。
「アルマの願いはどことなく野望が見える、ね」
「えへへー。エヴァさんの願いも素敵だね!」
「無難かもしれないけど、一番大切な事、だよ」
「そうだねー、そういうのってすごく大切!」
二人で来ていたのは、イズレンディル・パラリムとコルネリウス・アーラ。
「お願い事を全て書くと、書ききれなくなってしまいますね」
少し悩むイズレンディル。それから決めた願いは『世に安寧を。大事な隣人達が健やかに過ごせますように』。書き終えたコルネリウスと共に飾りつける為、脚立を用意する。
「折角ですし高い所に飾ってみたいですね。コルネさんもいかがですか? 私が支えますので」
「……良いんですか? ありがとうございます」
コルネリウスは高い所が苦手なのを、イズレンディルは知っていた。
「飾れました! イズさんのお蔭です」
飾る時に、ちらりと見えたコルネリウスの願い。『イズさんがこれからも、笑っていられるように』
「あ、恥ずかしいから内緒ですよ……!」
隠そうとするコルネリウス。だが、イズレンディルは優しく微笑んだ。
「自分の為のお願いごとでも良いんですよ? でも嬉しいです。ありがとうございます」
微笑み合う二人だけの空間が、広がっていた。
同郷出身の、ラセリ=リエ―ブルとマリア・C・クロードも二人で参加した。
「なんだか祈りに似てるわね」
想いを形にする事に意味がある。聖職者の彼女は、祈りに似た物を感じたようだ。
「ラセリはどう思う?」
「言われてみれば、そうだね」
ラセリ自身、こういうお祭りは、実家に居た時に本で読んだ事があるのでよくある事なんだろうと思っていた。それを祈りと表現するマリアが、冒険者らしく、聖職者らしく大人びて見える。そんな彼女に想いを向けて『マリアの夢が叶いますように。それを傍でずっと見届けられます様に』と、願いをしたためた。
一方、マリアは少し悩んでいた。叶えたい事はある、だけど叶えてもらうのとは少し違う。
「ね、ラセリは何をお願いするの?」
ラセリが嬉しそうな笑みで札に書いているのを見て、ふとマリアは思いついた。『ラセリを災いからお守りください』。書いたマリアの方をラセリが見るも、
「ん? 私が何をお願いしたか? うふふ、秘密♪」
マリアは笑って誤魔化した。
「じゃあ、こっちも叶ったら教えるね」
ラセリも、微笑んで誤魔化しつつ。互いの事を想い、手を握り合ってしばしモミの木を眺めるのだった。
「わぁ……カップルさんもいっぱいだ」
何故か頬を赤らめるアステル。村人含め、カップル参加が多く見受けられる。
(私も何時か、彼氏さんとか出来ちゃったりするのかな? でも、大好きなお兄ちゃんより素敵な人は居ないもんね♪)
今まで、二人で歩んできた思い出。兄の帰りを待つ時は祖母と、旅立つようになったら兄と。そんなアステルが書いた願いは、『大好きなお兄ちゃんが幸せで、出来る限り一緒に居られますように』。二人だけだけど楽しい時間、それは今も変わらない大事な大事な記憶であり思い出なのだ。
キーゼは、思慮深く考えていた。
(人々の不安や鬱憤などを祓う意味でも、こういった祭りごとは必要なのでしょうね。あるいは、当初の頃は縁担ぎがそのまま根付いたか……)
しかし、書く事がなかなか思いつかない。『浴びるほど酒を飲みたい』等、色々考えたが、どれもしっくり来ないのだ。結局書いたのは、『この身体を少しでも長く使えますように』。
「こんなところでしょうか?」
札を飾る。意味のない行為に、意味を見出そうとするのが人間らしいと感じたキーゼだった。そして、下の方に飾られた札が多くなってきたのか、木の重心がやや下がったような気がした。
一方、セロンガード・シュタインドルフは真剣かつシンプルな願いを書いていた。『もう2度と、いかなる場合にも負けませんように。』
それは恐らく、彼自身に起きた過去の出来事を意味しているのだろう。セロンガードの顔からは、確固たる意志が見えた。
「これで、良い」
札を飾るセロンガードの顔は、誰よりも真面目だった。
シャロン・ラ・モリエールは、他の人の願いをちらりと見つつ、書き進めていた。
「シャルガネのタナバタのようですね。お師匠様に聞いたことがあります」
彼女が札に書いたのは、『金運上昇』さらに余白に『強くなりたい』さらに隅に小さく『お師匠様に再会したい』と、そこまで書いて、羅列し過ぎたかと気づくのだった。
恥ずかしいのか、見えづらい所にこそりと飾った後、他の願いをゆっくり見て回る。願いとは需要、すなわち商機。観察すると、人に関する願いが多いように見えた。
(自分や他人に関する願いが多いですね……うーん、こういった需要にはどうすれば……?)
悩みながらモミの木を眺める姿に、他の人からは書く内容を悩んでいるようにも見えていたかもしれない。
三人で参加したテス・クラルス、エフィルミア、ロイ・アウレアは立派なモミの木の前でそれぞれ感想を述べていた。
「大きなモミの木だね」
テスが呟く。ロイも感動していたようで、
「この木なら、思いを受け止めてくれると感じるよ」
木を見上げながら、しみじみと見入っていた。
「この木を見てると、私たちは『希望』を繋げるために戦っているんだなぁって感動しちゃいます! それじゃあ、早速書きましょうか!」
と、エフィルミア。木に飾られている札の数だけ、皆の希望が詰まっている。早速札と筆を手に取る三人は、何を願うかを考え始めた。
テスは『ロイと共に添え遂げられますように』そして『エフィが成したい事を成せますように』と書く。見れば、木の下の方は既に札で一杯だった。エフィルミアは『最速のシーフになる!』と書いた。彼女が望むのは、敵よりも早く人々を助ける事。つまり強さではなく、早さを望んでいるのだ。ロイは『大切な手を決して離さずに進む力を得られますように』。密かにもう一個願いをしたためつつ書き終えると、テスから提案が入る。
「ロイ、エフィ。お願いがあるのだけど」
エフィルミアに札を渡し、肩車で上の方に飾る事にしたのだ。ロイが一番下で、エフィルミアが一番上。
「エフィ、登れるかい?」
ロイの上で、中間のテスが心配する。
「うん、大丈夫!」
テスの上にエフィルミアが軽やかに乗った後、ロイはゆっくりと座った状態から起き上がった。
「……動物の音楽隊のようだな」
ロイは若い頃に読んだ物語を思い出した。そして、起き上がりつつ隠していたもう一つの願い『子供扱いから卒業、出来ますように』というのを密かにくくりつける。全員がくくりつけ終わると、テスはロイにキスをしつつ、頑張ったロイを褒め称えた。
「さすがロイだ。……あ、ロイ、葉っぱが着いてる」
テスはロイの頭の葉っぱを払いのけつつ、頭を撫でた。
「これで大丈夫」
相変わらず子供扱いされているようで、効果が出るのはどれ位先になるのだろうか。そして、降りる時にロイの願いを見てしまったエフィルミアは、こっそりロイに耳打ちした。
「まだまだ一緒に子供でいましょうね?」
「えー……」
バレてしまっては仕方ないなと思いつつ、幸せに微笑むロイ。そして三人は木の下で幸せな会話を続けるのだった。
――暮れるのが早い冬。いよいよ、夜になってきた。会場はスープの匂いと明るく優しい松明の明かりに照らされている。それ以上光らせるような予算は無くとも、村にとってはこれほどの冒険者が来ただけで充分明るい雰囲気になっているのだ。
ララベル・サン・ディーベルはアルラ・ニグラスを誘って、会場へ。ララベルの願いは、『もっと近く、恋人同士になれますように』。その相手は言わずもがな、誘ったアルラの事である。赤く頬を染めながら、吊り下げに行く。アルラの願いは、『ベル達と少しでも長く楽しい時間を過ごせますように』。
「これでよしっと。ベルはどんな願いごと書いたの?」
アルラがララベルの方を覗き込む。
「わっ!?」
慌てて隠そうとしたララベルは、モミの木に足を引っかけ……勢いで、アルラの上に倒れ込んでしまった。
「はわわわわわ……」
アルラの柔らかい身体に触れ、さらに赤くなるララベルの頬。早速、札の効果が出たのだろうか。
「ふふっ、勢い余りすぎよ」
ゆっくりと笑いながら起き上がるアルラ。急いで邪魔にならないよう移動するララベル。
「ご、ごめんね……」
いつもこんな事が起きているのだろう、慣れっこと言いたげな顔でアルラはララベルを見つめる。二人の周りは、ふわふわした優しい雰囲気に包まれた。
サマエラ=フォリウムは、ふむ、と顎に手を当てながら一人モミの木を見上げる。
(……願うこと、それ自体に意味を見る、か)
既に願いの書かれた木の札で一杯の、モミの木。
(なるほど、あらためて文字に残すことで、己としてもこれを再認識できる。何に向けて生きるのか、今一度己が心に問うのも良さそうだ)
筆を手に取り、『平穏で穏やかな時間が、続きますように』と書き記す。大それた事は言わない。ただ、安寧の中にある事を願うサマエラ。脅かされる事の無い時間を日々を過ごしていけるなら、それだけで充分だ。
(面白味には、欠けるやもしれんが、な)
札を飾る人がだいぶ減った中、ひっそりと隅の方へ飾るのだった。
――さて、札を飾って終わりではない。寒い中参加してくれた彼ら、彼女らの為にスープが振る舞われた。トマト味やチーズ味など、熱々のスープを楽しむ参加者たち。会場には、湯気が立つ。
そして飾る人が居なくなり、スープを全員が程よく飲んだ辺りで、村長の娘ソフィネが会場の真ん中に立つ。
「皆様、今日はお集まり頂きありがとうございます! お陰様で『札の縁結び』は今年も無事賑やかに終えられる事かと思います。皆様には感謝の気持ちで一杯です!」
こういった司会に慣れていないのか、えーと、と何回か言ったのち。ソフィネはペコリと頭を下げた。
「本当に、本当にありがとうございました! メリー・ユールフェス!」
会場は、暖かい拍手で包まれたのだった。
マスターコメント
ハッシリ村の『札の縁結び』にご参加頂きありがとうございました!札の縁結び大成功です。
永遠の願い、真剣な願い、愛の願い、平和の願い。様々な願いが見れてソフィネもマスターも嬉しく思います。
あと、『世界征服』を送って来る人はいませんでした!参加費払ってまでそんな願い書く人いないので、当たり前でした。
次のハッシリ村の行事の参加も、お待ちしております!
イベントシナリオ易しい 報酬:少ない20 / 4〜20人
2020年12月25日 15時11分59秒 公開
大成功
参加者
相談掲示板
私はテス・クラルスという。 皆の願いが集まるなんて、素敵な風習だね。 ロイと参加しているよ。 よろしくね。
No.2
アステルと言います!宜しくお願いしますね。 私は基本個人行動でお願いごとを…と思っています。 あ、絡み大歓迎です!お暇な方がいらっしゃれば、是非遊んでやって下さいっ! 当日が楽しみですね♪
スィーリーンと申します。よろしくお願いします。 願い事の札を皆で飾るなんて素敵ですね。 どんなお願いを書きましょうか。
コルネリウスです。 素敵な催しだと思いました、皆さんが良い時間を過ごせますように。 宜しくお願いしますね。
エフィルミアです!よろしくお願いしますっ。 素敵なお祭り、皆で楽しみましょー!