【CP】皇子さまをおもてなし!?
藤原ゆう
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シナリオID:201
オープニング
レイウェスト皇子が難民キャンプにおいでになる――。
その一報が入って以来、若き女領主リオン・レスティと領民たちはどこかそわそわと落ち着きがなかった。
緊張と畏怖――。
男爵家の当主と言っても、リオンは生まれてこのかた帝都に赴いたことすらない田舎貴族だ。
皇室の関係者など、雲の上の存在もいいところである。
「皇子さまってどんな方なのかしら……」
考えるだけで手が震えてくるようだ。
顔色の悪い主人を見かねて、後見役の青年が声をかける。
「お嬢さまが足を地に着けていなくてどうするのです? あなたの動揺は、そのまま領民たちに伝わるのですよ」
「そ、そうね、ノイル。あなたの言うとおりだわ」
少々厳しいところのあるこの後見役の青年に、リオンは全幅の信頼を寄せていた。
リオンは息を吸い。
「さあ、もう少し、皇子さまがこのテントにおいでになるまで、おもてなしの準備を勧めましょう!」
大きな声で領民たちに声をかけた。
振り向くと、ノイルが頷く。
(これで、いいのだわ――)
少しずつ、一歩ずつ……。
冒険者と語らいの機会を持って以来、リオンは領主らしくあろうと努力を続けていた。
●
その人は華やかな格好をしていた。
とてもとても煌びやかだった。
リオンがしばらく口を開けたまま呆けるくらいに。
しかしそこは令嬢らしく、我に返ると慌てて膝を折って挨拶する。
レイウェスト皇子がやって来たのは早朝、まだ日が昇る前の時間。
この時間では、まだ他の難民たちは起きていないだろう。
急いで身支度を整えて、リオン、ノイル、接待役の領民たちが皇子を出迎えた。
(こんな時間に皇子さまいらっしゃるのかしら)
聞いていた話と違うような気もするが、しかし、今実際レイウェスト皇子は目の前にいる。
両脇に二人という少ない護衛だった。
リオンの後ろに控えていたノイルが前に進み出た。
「おもてなしの準備が整っております。さあ、中へ」
皇子は頷いただけで声を発することはなかった。
ノイルに促されるようにしてテントの中へと入って行く皇子をリオンは呆然と見送った。その姿が天幕の中に消えたのと同時にはっとしてあとを追い、自分もテントの中へ入って行った。
●
(何か、おかしい――?)
リオンの中の何かがそう告げる。
目の前のその人は、華やかな美丈夫だという噂の通り整った容姿をしてはいるが、それだけだ。
皇室で育ったにしては、振る舞いが粗雑で、高貴さの欠片も見受けられない。
けれどノイルも接待をお願いしている領民たちも、すっかりこの男を皇子だと思っているようだ。
(おかしいと思うのは、私が授恵者だから……?)
まだ授恵者としての力を発揮したことのないリオンには、これがその力によるのか、はたまた女の勘というものなのかもよくわからなかった。
この男は何のために皇子になりすまし、うちのテントにやって来たのだろう。
もうすぐ本物のレイウェスト皇子がここにやってくるというのに……。
会話に加わらず、そんなことばかり考えていたリオンは不意に立ち上がり、テントの外へと足を向ける。
外はようやく朝日が昇り始めたのか、少し明るくなっている。
「お嬢さま?」
ドキドキしながらテントを出ようとするリオンを、ノイルが呼び止めた。
「あ、あの――お酒が足りなくなりそうだから持ってくるわね」
「そうですか。よろしくお願いします」
振り返った時、皇子を見た。
こちらを見るノイルの横で、下卑た笑いを浮かべている男。
(こんなの皇子さまなんかじゃないわ……!)
リオンは会釈してテントを飛び出る。
向かうのは冒険者たちのところ。
男にどんな目的があるのかはわからなかった。
けれど、領民たちを護ることができるのは自分しかいない。
(でも、私にはその力がない)
だから。
冒険者たちにお願いするべく、リオンは難民キャンプの中を駆け抜けた。
解説
マスターより
リプレイ
「あの……!」
肩で息をつくリオンのただならぬ雰囲気に、一斉に得物を手にする冒険者たち。
ただならぬ雰囲気のリオンに最初に声をかけたのは、顔見知りのアルベルト=V=シュタールシュヴェーアト。
「どうした?」
「あ、先輩。おはようございます! あ、あの……」
リオンは冒険者たちをぐるりと見渡し、また一人知り合いの顔を見つける。
ライル・クライブス。彼とじっくり話し込んだことはまだ記憶に新しい。
「ライルさん、おはようございます! ……えっと、それから、はじめましてのみなさまも、おはようございます!」
「おはよう、レスティさん。急いでどうしたの?」
ライルが尋ねると、リオンは気持ちを落ち着けてから話し始めた。
「皇子の偽物……か。また大胆なことをしでかしたね」
ハーゼル・ライアードがその場にいる者すべての気持ちを代弁するように呟いた。
「まったくだ。とっ捕まえて、なんでそういうことしたのか吐かせなきゃなんねぇな」
Есөнхумсはさっそく戦闘態勢に入ったようだ。
「ああ、オレのことはユスって呼んでくれ」
そう付け加えたЕсөнхумсに、リオンはぺこりと頭を下げた。
「テントの中にいる人たちには何も言ってないの?」
キャル・イルセインがおそるおそるという感じにリオンに尋ねた。
「ええ。皇子さまが本物でいらっしゃるなら失礼に当たりますし。偽物なら刺激することになってもいけないと思いましたから……」
「賢明な判断です。さて――では、その者がどれだけ上手く皇子を演じているか拝見させていただきましょう」
イオ・ラヴバロックはそう言って冷ややかな笑みを浮かべた。
●
「ここに机があって、こちら側に偽皇子さまに座っていただいています。偽皇子さまの両脇には護衛の方が――」
リオンが土の上に木の枝を使って、テント内部の図を描くのを、6人の冒険者たちはふむふむと覗き込んでいる。
「テントの外はいろいろな資材や領民たちのテントが点在しています」
リオンは偽皇子のいるテントを取り囲むように、資材置き場やそのほかのテントを書き込んでいった。
「偽皇子に仲間がいれば、隠れる場所は十分にあるってことですね。となれば、外も警戒する必要があるわけで……」
ライルがふむと考え込む。
「テントでの接待班と、外での見張り役がいるってことか。――なら俺は接待班に立候補するぜ。リオンさんも協力してくれよな」
「は、はい!」
アルベルトに言われ大きく頷いたリオンに、
「僕も接待班に入りましょう」
ライルが手を挙げた。
「オレも接待班に入るぞ。皇子を騙るなんていたずらじゃすませれねぇ」
Есөнхумсが気合を入れると、
「純粋に皇子を騙る人物に興味がありますね。私も接待班に」
イオが面白がっているような口ぶりで言った。
「あの……わたしはテントの外で他に仲間がいないか見張りをするよ」
キャルがおどおどとした物言いながらも、はっきり自分のしたいことを言う。
「偽皇子……か。なかなかの人物と聞くレイウェスト皇子になりすますとか大胆な奴だな。俺もキャル君と一緒に、他に仲間がいないか見張っていよう」
ハーゼルはキャルと見張りの打ち合わせを始めた。
「捜波の結果、こことここ、それからここに何かいるみたいです。確認してもらえますか?」
リオンが書き残して行ったキャンプ地の見取り図に、ライルが捜波で得た情報を追加するのを、ハーゼルとキャルは覗き込む。
「了解。あとは俺とキャル君に任せてくれよな」
「が、がんばります!」
「うん、では僕もテントに向かいますね。お互い頑張りましょう」
接待班と見張り班。
それぞれの持ち場に向かって行った。
●
お酒が入った瓶を抱えたリオンが、偽皇子がいるテントに入って行く。
「お待たせしました、殿下」
膝を追って一礼するリオンを一瞥すると、偽皇子は大仰な態度でリオンに向かって盃を投げた。
「遅い!」
偽皇子が投げた盃はリオンの額を直撃する。
痛みをこらえながら頭を下げるリオン。
「申し訳ございません……」
「お嬢さま!」
後見役のノイルも、これにはさすがに慌てたようだ。
そのノイルを制するように、険しい顔のアルベルトが前に出る。
「これはレイウェスト殿下、お会いできて光栄にございます」
「誰だ?」
訝しそうに眉を顰めた偽皇子に、アルベルトは大仰に応えた。
「シュタールシュヴェーアト家のアルベルトでございます。お忘れになられましたか? 激動の世になりまして以来、お会いすることも難しくなりましたから仕方のないことではありますが――」
アルベルトの言葉に、偽皇子は明らかに戸惑いの表情を浮かべた。
「あ、ああ――アルベルトか。いや、覚えている。覚えているぞ。俺がお前を忘れるわけないではないか」
「恐悦至極に存じます。それでは、新しい御酒もお持ちいたしましたので、ささ、一献」
アルベルトはリオンから酒の瓶を受け取ると、偽皇子の盃に酒を注ぐ。
「お、おお。――うん、これはうまい酒だ!」
まあ確かに味は悪くない酒ではある。しかし、皇子は14歳だと聞いている。ここまで酒を飲み慣れているとは思えない。もうこれだけで、この皇子が偽物であるという確信が持てる。
偽皇子がアルベルトに気を取られている隙に、ライルはリオンに目配せして合図を送った。
その合図を受けて、リオンは後見役のノイルの側に行き、彼に耳打ちする。
「あの、ノイル。おじさんたちに一度休んでもらおうと思うの。この方たちと接待役を交代するわね」
「なるほど。慣れないことですから緊張もしているでしょうしね」
ノイルはさして疑問を差し挟むこともなく、接待役の領民たちに声をかけた。が、
「わしらはこのままでも平気だが」
などと言うおじさんもいて、少し困る。
「おーとっと」
その時Есөнхумсがよろめいたふりをして、酒瓶の中身を護衛の一人にぶちまけた。
「うわあ」
「ああ、すまない! つい手元が滑っちまった。気持ち悪いだろうから着替えてこい! ここはオレたちが守ってるさ!」
Есөнхумсはそう言って服を濡らした護衛をテントの入り口へと誘導する。それからЕсөнхумсは護衛のあとを追うようにペットの狼に指示を出す。
「しっかりお守りするんだぞ」
それにつられて領民たちもテントを出て行く。
護衛が一人いなくなり、手薄になった偽皇子側。
イオは偽皇子にすすっと近づき、
「殿下、ご無沙汰しております」
にこやかなフリをして会釈した。
「ああ……、どこかで会ったことがあったか?」
「はい。戦地で、謁見の機会を賜ったことがございます」
「ん、そうだったか……。ああ、いや、そうだ。確かにそうだ」
何かを思い出したフリで、うんうんと頷く偽皇子。
イオと偽皇子の腹の探り合い。
ぽろぽろと零れ落ちる偽皇子の『嘘』を、イオはにこやかな表情の中に隠した冷たい目で見抜いていく。
「ノイルも休んできていいわよ」
リオンが後見役のノイルに声をかけている。
「いえ、お嬢さまを残していくわけにはいきませんから」
というわけで、テントの中に残っているのは、リオンとノイルのふたりだけ。
(他の領民が戻ってくる前にケリを付けたほうが良さそうですね)
ライルは偽皇子の挙動を観察しながら、行動を開始するタイミングを計っていた。
●
「その……こことここは違いましたね」
キャルはリオンが書き残した見取り図を見ながら言った。
「残るはここか」
ハーゼルがリオンたちのテントから少し離れた資材置き場を指さす。
「……そうですね」
ライルの捜波で判明した三つの怪しい箇所。
二つはキャンプ地に逃れてきた難民だとわかった。残るは一ヶ所。
「キャル君はひとまずテントの外で待機してて。俺がここの様子を見て来るよ」
「わ、わかりました。何かあればお知らせします」
物陰から覗いて見ると、資材置き場にいる数人も他の難民と同じように見えた。
(この人たちも難民か……)
となると、偽皇子の仲間はいない――?
(いや、待て)
ハーゼルは読唇術で、彼らの口の動きを読み取る。
『――あいつら、うまくやってるだろうか――』
『――なあに。時間稼ぎさえしてくれりゃいいのさ』
ハーゼルは身を潜めながら考える。
十中八九、彼らは偽皇子の仲間なのだろう。
けれど、その目的が見えてこない。
難民たちの数少ない資材を狙っているにしてはやることが回りくどい。
(奴らは何がしたいんだ?)
とにかく、ここに集まっている仲間が何か行動を始める前に、テントの中を片付けたほうが良さそうだ。
ハーゼルはそっとその場を離れるとテントの前へと戻った。
キャルは偽皇子がいるテントの周りを見回っている。
「何かあれば光縛封。何かあれば光縛封――」
見回りながら呪文のように唱え、気持ちを落ち着ける。
テントの中で何が行われているのか知る由もなかったが、時折笑い声が聞こえてくるので、意外に和やかな雰囲気なのかもしれない。
(もしかして、本物の皇子さまだったとか?)
リオンの思い過ごしであったのならそれでよいと思う――。
けど。
(授恵者であるリオンさんの勘が、あながち間違いであったとも思えないし……)
ハーゼルの方はどうだったろう。
そう思った時、ハーゼルが戻ってきた。
「資材置き場にいるのが仲間のようだ」
読唇術で読み取った男たちの会話をキャルに伝える。
資材置き場にいる偽皇子の仲間が何らかの動きを起こす前に、偽皇子を捕えたいが――果たして。
●
その頃、テントの中では――。
イオが偽皇子に芸を仕込んでいた。
「あの時の、あれですよ。ぜひ、もう一度見せてくださいよ」
本物なら断るはずだ。
しかし偽物は、皇子はそんなこともするのかと思い込み、盃とろうそくの火を手にする。
「さすがは、殿下。豪胆でいらっしゃる」
偽皇子はすっかり酔いが回っているのか、盃になみなみと入れた酒に火をつけ、それを口の中に流し込み火を消した。
「おお!」
思わず冒険者たちも声を漏らした。
「どうだ。俺は何でもできるんだ!」
得意そうに胸を張る偽皇子。
このあたりでもういいだろう。
アルベルトが間髪入れず突っ込んだ。
「レイウェスト殿下は、ご自分のことを『俺』なんて呼び方はしなかったはずだが」
「え!?」
言われて怯んだ偽皇子に、さらにライルがたたみかける。
「へえ。それはおかしいですね。それに皇族らしからぬ粗暴なふるまいの数々……。あなた、一体何者です?」
偽皇子は顔を引きつらせ、
「お、俺は……ただ頼まれただけなんだ!」
と、あっさり暴露した。
「頼まれた?」
「そ、そうだ。ここに来れば旨いものが食えるし、旨い酒も飲めるって。だからさ、許してくれよう」
「誰に、何を頼まれたんです?」
イオはにこやかさを消し去った冷ややかな表情で、偽皇子に告白を促す。
「し、知らない。な、なあ」
護衛役を振り返った偽皇子。
「ああ、何も知らない」
護衛役は偽皇子を冒険者たちの方に突き飛ばすと、素早い動きでノイルを羽交い絞めにして、その首元にナイフを当てた。
「ノイル……!」
リオンが叫ぶ側で、Есөнхумсが小さく舌打ちした。
「お前は早く外にいる奴ら、呼んで来い!」
ノイルにナイフを突きつけながら護衛役だった男が偽皇子に言う。
「あ、ああ、わかった」
「あの……何か始まったようですね」
キャルは立ち上がると、テントに向かって立ち詠唱を始める。
『六芒の星の加護をこの地に招請せしめん。光縛封』
光輝を放つ六角柱が、テントを覆うように現れた。
「おい、何があった?」
先ほど資材置き場にいた連中が光の柱を見て駆け寄ってくる。
「不用心な奴らだ」
ハーゼルはテントの陰から飛び出すと大剣を振るい、破脚砕で連中の動きを阻害していく。
「中の奴とは合流させないよ」
ハーゼルを援護するように、キャルが魔矢を放つ。
キャルの援護を受けつつ、ハーゼルは弱った敵に鋭旋牙でとどめを刺した。
「外に出られない!」
光縛封によって出入りできなくなったテントの中で偽皇子が叫んでいる。
そんな偽皇子の腹に、Есөнхумсが一撃を加える。
呻き声を上げて膝から崩れ落ちる偽皇子。
「ちょっと黙っててくれねぇか」
「まったく人騒がせな人ですね」
腹を抱えてうずくまる偽皇子を、イオがくっくっと笑いながら光縛呪で捕らえる。
「あとでじっくり話を――。いや、その前に、もう少し余興で楽しませてもらいましょうか?」
ナイフを突きつけられているノイルは、リオンよりも冷静だった。護衛役だった男の足を踏みつけたのだ。
「ぎゃお!」
と言って腕を緩める男。
ノイルは身を小さくしながら男から逃れると、男の気がそがれたのを見破ったライルが猛毒の刃の一撃を加える。
「この毒の刃からは逃れられませんよ」
が、男は最後の力を振り絞り、リオンに斬りつけた。
「させるかよ!」
アルベルトが一瞬燃え上がるように輝いた大剣を振り下ろした。
研ぎ澄まされた一撃に、男は一瞬天を仰いだかと思うと、バタリと後ろに倒れこんだ。
着替えをすませた護衛は、テントの外でЕсөнхумсの狼がしっかり噛みついていた。
●
「仲間ではないんですか?」
ライルが縄でぐるぐる巻きにされた偽皇子を問い詰める。
「仲間って言っても、さっきそこで声を掛けられただけだ」
観念したのか、素直に答える偽皇子。
「何と言って声を掛けられた?」
アルベルトにも問われ、
「だからさ、旨い酒が飲めるって言われたんだって。本当だぞ!」
Есөнхумсが残留思念感応で偽皇子が座っていた椅子を調べている。
「確かに……道端で偶然声を掛けられたようだな」
「外の連中も同じことを言ってるね」
ハーゼルがそう言って考え込む。
「何か裏がありそうですねえ」
イオが楽しそうに笑った。
●
すっかり日が昇り晴れ渡った空の下。
難民キャンプの敷地の向こうで歓声が上がる。
本物のレイウェスト皇子が到着したようだ。
「俺たちもお迎えに上がろうか」
アルベルトが伸びをしながら言う。
「そうですね。ひと仕事終わらせて、ご褒美をいただきたいくらいです」
ライルが肩をすくめる。
「お、皇子さま……怖くないですよね」
キャルは期待と不安を胸に。
「何かあるかもしれないから気を付けてはいないとね」
ハーゼルは気を引き締め直す。
「オレは狼と、その辺見回ってるぜ」
Есөнхумсは狼と一緒に、仲間とは別の方に歩いていく。
「では私は――、彼に芸を仕込んでいましょう」
イオはくすくす笑いながら、再び捕えている偽皇子の元に。
偽皇子を始めとする賊は全員捕えることができ、リオンのテントにはまた平和が戻ってきた。
しかし、その平和は少しばかり不穏な空気もはらんでいるように感じられ、冒険者たちはまだ気を抜くことができそうにないと思うのだった。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準6 / 4〜6人
2020年11月22日 11時19分30秒 公開
相談掲示板
ライル・クライブスです。 よろしくお願いします。 今回は汎用スキルで使えそうなのもありそうですね。
アルベルト=V=シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 汎用スキルの組み合わせがカギになるかな
ハーゼル・ライアードだ。よろしく頼む。 まぁ汎用スキルが重要だよな…一つは【洞察】かなと思ってるけど、もう一つが悩む。
ウォーリアのユスだ、よろしくな 【看破】とかもいいと思うぞ あとは【誘惑】や【賄賂】とかで気分を良くさせるとか、【盗み/スリ】で持ち物…何か証拠になりそうなもの盗むとかか? 【政治知識】で情勢などについて語って墓穴を掘らせるとかもできるかもしれねぇな
キャスターのイオ・ラヴバロックです、よろしくお願いします。 偽者であることを暴くのが今回の目的ではありますが……場合によっては、面白いこともさせられるかもしれませんね。あることないことを教えたりとか…… 一応、戦闘シナリオですし、偽者やその護衛をどう排除するかもプレイングには忘れないようにしなくては。 加えて、領民の方々を引き離すか守護する方法も考えなくては。テントごと燃やせないのがもどかしいですね……
ヒーラーのキャル・イルセインよ。 よろしくね。 あの……テントの中で接待しているよね? みんな信じているから捉えたのを領民にも気づかれないようにしたいかな。 あ、気づかれてもいいけど、ぴったりすると思うし、誤解されないようにしたいね…… 領民の方たちがいっぱいいるから移動してもらうと、外が騒がしくなって勘づかれたりしないかな?
とりあえず、テントに乗り込む(潜り込む)って事で問題はないでしょうか。 潜り込む場合は接待役の交代要員として行こうかなと。 それと、他に仲間がいないか調べるために捜波を使ってみようと思います。 時間帯的に他の領民がいる可能性もあるので、どこまで有効かはわかりませんが。
レスティ卿に雇われてるのは事実だし、接待役や護衛の交代として潜り込む事自体は普通に行けそうだな。 ただそれでも一斉に行けば警戒もされそうだからな…いっそテントの外で待機してるみるかな。 護衛の二人以外にも数名は敵がいると考える方が妥当だし、そっちを探りつつ退路を断つ位置を取れれば良いんだが。
俺は、貴族の立場を利用してレイウェスト殿下(偽)に「お目見え」するってことで会いに行こうか。 【礼儀作法】や【政治知識】で相手にボロを出せせてみようか? 相手が逆切れして斬りかかってくるなら望むところだ。返り討ちにしてやるぜ。
テント内の領民と交代するチームと、隠れている敵の仲間の対応をするチームで別れられるといいが、人数的にきついな… 敵の仲間に連絡がいって合流されるとか、領民に攻撃加えられる事とかを警戒すればいけるか? オレは護衛役として交代は出来ると思う 接待とかは、この柄だからなぁ…
ん、テントの外で待機するね。 退路を断つなら光縛封でテントから出られないようにできるから……
では前述の通り、俺もテント外で待機させてもらうよ。 テント内で偽皇子を暴くまでは外に敵の協力者が居るかどうか探ってみるとしよう。 あと正体を暴いたタイミングで合図か何かを貰えたら、こちらもそれに合わせて動きやすいな。
ところで、リオンさんの扱いについてなのですが、交代組と一緒にお酒を持って戻ると言う事で問題ないでしょうか。 危険はありますが一緒に来てくれた方が色々と話が早いですし…。 それと、捜波の使用はテントに向かう前に行い、不審な反応があったら待機組に教えていくようにします。
酒はいいな! 酔わせて弱体化させられれば判断力が鈍って、なにか吐いてくれるかもしれねぇし 護衛役にも呑ませて、交代する口実にしてぇな お前たちも歓待すべき存在だとかなんとか言って OK、頼りにしてるぜ、ライル
今夜には出発だし、オレの行動書いとくぜ 敵の護衛を護衛Aと護衛Bと仮称する テントに入った後、護衛Aに料理か飲みのもぶちまけて、着替える間代わる事を提案して護衛役として偽皇子の近くにいよう 出来れば護衛Aが戻ってくる前に偽皇子と護衛Bを引っ捕まえてぇから、テントの村人を減らした後にするつもりだ で、戻ってきた護衛Aを引っ捕まえる、と で、減らし方(というかテントからの追い出し方)の提案なんだが そうだな、接待役として交代する…全員村人出すには、人数に不安があるから、アルベルトが貴族として村人に不快感(庶民が接待等、とかなんとかの難癖つけたり)あらわして追い出して、自分の連れてきた接待役として、ここのメンバーをテントにいれるとかか? 他になにか案とか出てたっけか