【死軍】矜持に殉ずは勲が如く

弓月 蒼

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シナリオID:198

オープニング

●ヴァイセントラフ砦北方平原
 見渡す限り、と言う表現を聞いた時、人はどんな光景を想像するだろう。
 果てすら見えぬ大瀑布か。山脈の頂上から眺めた大空か。
 はたまた王城から見下ろした広大な城下の街並みか……――――否。否。否だ。文字通りに。
 
 それは夥しい屍人(ゾンビ)の群だった。
 無限に思えるほど続くは一面の屍だ。クリーパーすらが混ざり、時に喰われながら行進を続ける。
 これが悍ましいと呼べないならば、いったい何と表すれば良いのだろう。
 
 この世の地獄か。惨憺たる悪夢か。それとも名状出来ぬ狂気の窯か。
 その数、千では到底足りまい。万と数えてもまだ余る。死が地平を埋め尽くす。
 屍人、屍人、クリーパー、そしてまた屍人。視界が、世界が、悲鳴を上げる。

「いっそ笑えるぜ。一体どんな悪行を働けばここまで神様にそっぽ向かれるんだ?」
「口より先に武器を持て。平原南部一面ご覧の有様だ、少し削った程度じゃ話にならん」

 砦勤めの兵士が帝国訛りの共通語で呟く。この期に及んで戦意を失っていない。
 それだけで大いに非凡な話だ。帝国南部最前線――ヴァイセントラフ砦。
 彼の地がこの数か月どれほどの混乱の極致にあったかを如実に示している。
 
 良くも悪くも慣れてしまったのだ。絶望的な情勢にも、生死が天秤に載ることにも。
 かつて、王国との小競り合いに興じていた時代が遠い記憶となるほどに。
 帝国が誇った国境砦の実働部隊。彼らは紛れもない精兵である。
 
「……遺言は書いたか? ああ、いい。まだなら今のうちに遺しておけ」
「最期に未練残して、万一にも奴らの仲間入りをするなって? ハ、クソくらえだ」
 
 今となっては、精兵である以上に死兵であった。
 構えた武器は剣にせよ、槍にせよ、斧にせよ、弓矢にせよ、いずれも研ぎ澄まされている。
 だが1人で何体道連れに出来る。5体か、10体か。多く見積もっても20には届くまい。
 
 それでもやらねばならない。背にした砦が滅ぼされれば、難民たちは行く場を失う。
 数こそ減ってきたとはいえ、未だに帝都から生還した幸運な帝国民は砦を頼りやって来る。
 己の命惜しさに、彼らに死ねと言うのか。そんな選択肢は、兵になった時捨てた筈だ。
 
「「「「「「「――――行くぞ!」」」」」」」
 
 防衛隊が前進しようとする。いや、それは既に防衛隊ですらなかった。
 最も近しい表現をするなら、決死隊だ。切り込み、暴れ、殺し、殺され、果てる。それだけの。

 ――――『援軍(ぼうけんしゃ)』の到着を知らせる鐘の音が砦に鳴り響いたのは、まさに。 
 彼らが今こそ死に手を掛けようとした、そんなタイミングだった。

●事の発端
『帝国南方都市ヴィントに死軍在り』

 都市ヴィントを発して南下している死者の群れの存在はすぐに知れ渡った。
 ほとんどがゾンビで、クリーパーも混ざっている。会話ができる何者かもいるらしい。

『この砦(ヴァイセントラフ)をもって、死者の兵団を撃滅する』

 守将バルディオンの決断を受け、方針はそのように定まった。
 敵軍の足は遅く、たどり着くまではまだ、しばらくの猶予があるだろう。
 しかし難民でごった返す今の砦が戦えるようになるのと、『死軍』の到着どちらが早いか。

 いまだ予断を許さぬ状況だ。砦からの急報に、冒険者ギルドにもすぐ依頼が並びはじめる。
 敵を探るもの、敵を減らすもの、味方の支援を行うもの、難民の避難を求めるもの。

 その中に、特筆して『至急』と括られている依頼書が存在していた。
 辿り着き得る限り最速で、砦の防衛に駆けつけることが出来る冒険者のみを求めるそれ。

 元より、ヴァイセントラフ砦は籠城に向いた構造をしていない。
 敵対者と対したならば打って出る方が本分。そこに加えて難民を擁する現状だ。
 防衛戦の準備には時間が掛かる。つまり……今、彼らには時間稼ぎが必要だった。

 募集要項は、受諾後即砦へ馳せ参じられる者、かつ『死軍』先鋒隊を駆逐し生還出来る者。
 当然砦からも人員を集うが、決定的な兵力は防衛戦に回さなければならない。

 人手が足りない。時間が足りない。回せる兵は考えうる限りの最小限だ。
 それは死んで来い、と命じるに等しい。しかし帝国民を護ると言う一線だけは違えられない。 

 結論から言えば――――天の杯は、命より時間へと傾いた。 
 
●屍人の兵団を掃討せよ
「……諸君らの救援に、指揮官を代理して心より感謝を述べさせて貰う」

 部隊長を名乗る初老のドワーフが、どこかバツの悪そうな体でそう告げる。
 砦内の作戦会議室は既に満室だ。この部隊はと言えば表に出て最終打ち合わせ(ブリーフィング)を行っていた。

「我々の任務は2つ。1体でも多く屍人を葬る。そして先遣指揮官と目されるアンデッドの討伐だ」

 地平線を埋め尽くす屍人達の歩みは遅い。遅いが、しかし確実に接近して来ている。
 今にも武器を取り駆けだしたい感情を歴戦の胆力で押さえつけ、ドワーフは続ける。

「諸君らの指揮権は我々にはない。よって、効率的であると判断したなら互いの生死は問わない」
「はーい、おやつは何ゴールドまでですかー」

 真摯な想いを込めて告げた言葉を、後ろに控えた猟犬(ドーベルマン)のハーフビーストが揶揄する。
 8人の部隊員の中で、彼だけが制服を着崩していた。眼光鋭く冒険者達を一瞥する。

「……やめろルーベン。彼らは善意で来てくれているんだぞ」
「やめませんよ隊長。ここは俺たちの国だ。俺たちが護るべき民だ。
 それをあんな糞人形劇(さんもんしばい)にぶち込まれて余所者頼りに出来ますか。アンタだってムカついてんでしょう」

 ドワーフの背後に控えた6人の内心、のみならず隊長当人の心情を猟犬の男が代弁する。
 それに一瞬奥歯を噛んだか。しかし、初老のドワーフは繰り返す。

「俺は、やめろと言ったんだ」

 巌の様な声を受け黙り込んだ男を他所に、簡易的な地図が配られる。
 地形を頭に入れ、動きを考え、適材を配置し、各個撃破を避け、役割を徹底して成果に繋げる。
 出来なければ死ぬ。それが戦場であり、それが、この戦いだ。

「我々の部隊は正面を受け持つ。連携が必要であれば提案(プラン)を挙げてくれ。
 適切な判断であれば従う。それが死を前提としていようと、だ。だが判断はこちらに委ねて欲しい」

 彼らにも、国を守り民を護り砦を支えてきた歴戦の雄としての矜持がある。
 必要とあらば命を棄てる覚悟はあれど、おいそれと砦の人員を消耗する訳にはいかない。

「……奴はああ言ったが、俺たちはあなた方に期待している。
 我らの王に連なる方が見込んだ冒険者の可能性と言う奴に。それは、俺たちが持ち合わせないもんだ」

 授恵者としての実力は、彼らも、冒険者の一行も大差はない。練度は兵の方が上かもしれない。
 けれど、未知を切り拓く『冒険者』の性質は、国に仕える『軍人』とは大いに異なる。
 それに賭けると初老のドワーフは言ってのけた。それが、この場における総意だ。


「――――共に勝とう」


 願わくば勝利を。今はただ――――確かな勝利を。

解説

 ――――敵は屍、300体。 ●大成功条件  監督官(吸血鬼)1体以上の撃破  Or  150体以上の死軍先鋒隊の撃破 ●成功条件  死軍先鋒隊の撤退完了 ●失敗条件  冒険者達の撤退 ●死軍先鋒隊  ゾンビとクリーパーの混成軍。最大300体(ゾンビ240体、クリーパー60体)  種類を問わず100体を討伐した時点で監督官が前線に到着。撤退を始める。  監督官が討伐された場合、30ターン後に次の監督官がやって来る。最大3名まで。  監督官が存在しない場合、ゾンビ、クリーパー共に好き勝手に暴れまわる。 ・ゾンビ  屍人。冒険者ギルド内での脅威度評価はコボルト以上、オーク以下。  ウォーリア型のタフネスアタッカー。防御力は総じて低い一方、耐久力は高い。 ・クリーパー  1.8m級、昆虫タイプの小型クリーパー。俗称「繊毛蟲」  のっぺりとした質感の筒の様な形状に無数の触手が生えており、大地を食み移動する百足。  筒の内側には細かい牙が生えており、口に入った物はのべつまくなし磨り潰して噛み砕く。  移動力10。【物防減:50】を持つ単体攻撃が危険だが、クリーパーにしては耐久力が低い。  物理も魔法も程々通るなど防御面はかなり甘く、役割的には槍騎兵に近い。 ・監督官(吸血鬼)  ゾンビ、クリーパーらとは一線を画す脅威。  人間並の知性を持つ他、Lv10キャスター相当の範囲魔法を操る。  物理攻撃には【回復】効果があり、『薙ぎ払い』に似た近接範囲攻撃も使用可能。  どの能力も満遍なく高い一方で何一つ突出していない。  撃破すればするほど、『死軍』全体の指揮能力が低下する。 ●決死隊  初老のドワーフを隊長とする8名のヴァイセントラフ砦守備隊の一小隊。  構成配分はウォーリア4、シューター2、キャスター1、ヒーラー1。  Lv10制限までのクラス限定スキルを2種まで使用可能。  何も指示しなければゾンビ60体、クリーパー10体を討伐した後全滅する。 ●戦場  真昼のヴァイセントラフ砦北方平原。その一角。平地なので制限なし。  ただし見渡す限り屍、屍、屍の為、嗅覚は殆ど効きません。 ●注意事項 ・決死隊への指示はプレイング内で【提案】タグから始まる内容を参照します。  同記述が誰にも無ければ、指示は行われなかったと判定されます。 ・決死隊が討伐した敵兵数も撤退条件を満たすかの判定にカウントされます。 ・吸血鬼は親がアレなので、種全体で見れば下の中程度の性能です。

マスターより

6度目まして。シリアス&ダークが得意なマスターを自称しております弓月 蒼です。 それでは戦争を始めましょう。『至急』依頼の為相談日数は4日です。 迫り来る死者の兵団、『死軍』を思う存分ボコボコにして下さい。手加減は無用です。 ただし戦いは数だよ兄貴!なので、一騎当千で戦況を覆すことは容易ではありません。 なお、決死隊の生死は依頼の成否には一切干渉するものではありません。

リプレイ

●決死隊
「こういった人らを失うわけにはいかねぇよな」とある冒険者が言った。
 ふざけてんのか、と思わなかったと言えば嘘になる。
 
 何で余所者に心配されなきゃなんねえ。気に入らなかった。心底気に入らなかった。
 ――そんな奴らが俺達と並んで命を張らにゃならねえ現実が。おい神様よ理不尽過ぎんだろ。

 俺達が護るべきもんには、てめえらだって入ってるんだってのによ。

                             ――――――ある兵士の手記。

●屍山血河
「退く! 理由はない! 死力を尽くし! 戦い! 護るだけだ――――!!」

「気張れよてめえら! 我らはこそは、この国最後の盾と知れ!!」
 
『冒険者の』アンジェラと、『決死隊』隊長たる初老のドワーフ。
 獅子の如き両名の咆哮より幕を上げた戦いは、死を死で洗う血華繚乱の大乱戦と成り果てた。

「短気はダメだよ。終わったら一緒に砦に凱旋しよう!」

 『魔法(物理)』ニーラ・メッコの言は、此度の冒険者一同の方針を代弁する。
 敵陣正面構えたウォーリア7名。彼らが順繰りに使用する“殺意の世界”は前線維持の命綱だ。
 
 彼らを通り過ぎようとするクリーパー、屍人(ゾンビ)諸共に、奔る剣閃が空間を削ぐ。
 幾らかの屍人が体力を削られ、クリーパーが明確な敵意と共に進路を切り替える。

「まぁこれだけ犇めいていれば、どう攻撃しても外しようが無いよな」

「は、余裕だなちびっころ。そんな気概で生還出来んのか?」

「御託は程々にしろ。的は幾らでもある」

 バーネット・フォーサイスが杖を向けると、揶揄するように続くは猟犬の兵士(ルーベン)の二連射。
 2人のやり取りに『必中の獣射手』セリオス・オーガストが破裂する魔矢を射ながらそっと嘆息を零す。
 
 決死隊と共に戦うと決めた冒険者たちは、既に迫りくるクリーパーの群れと相対していた。
 屍人の侵攻が明確に遅い分、暴れ馬めいた速度で迫る筒状の蟲は圧倒的速度で距離を詰めて来る。

「Talara達、初対面。信用しろ、言わない。ただ、使えるもの、使う、それで良い」

「私は帝国であろうと、何であろうと、ヒトであれば全て守る。だから協力出来る。……筈だ」

 低く、低く。地を這うように独特の姿勢で構える『丹青の妙槍』Talara。
 盾を構え待ち構えるアンジェラの言に、並ぶ初老のドワーフは戦斧を持ち直し笑う。

「馬鹿を抜かすな。背中を預ける者、頼り信じず何とする」

 小型とは言え威力に優れるクリーパーとぶつかる衝撃は馬車に轢かれるにも等しい。
 血飛沫が舞う。盾を構えても押し切られる。だが踏み止まる。今、下がれるものかと抑えきる。

 敵の数は多い。だからこそ。保ち続ける一歩の重みを誰もが皆分かっていた。

「屍人も這者も、関係ない。邪魔をするなら……コハクは、全部斬るよ」

「首の落とし甲斐の無い奴らだ。が、言ってもいられねぇか」
 
『流浪の金尾』コハクと『首狩りの武』ケン・Z・ブラッドリーが敵陣へ踏み込む。
 護り続けて勝てる戦いではない。後背には決死隊(ヒーラー)の範囲回復(ヒーリングオーラ)が控えている。

 多少の無理は許容範囲だ。一体でも多く、一匹でも多く斬り刻む。
 体躯は瞬く間にクリーパーの体液と屍人の腐臭に包まれる。心身とも消耗するが今は考慮の外だ。

「右手側から、屍人の群れが来ます。範囲を合わせましょう」

「了解した、目にもの見せてくれる!」

「まっかせて! おいでなすったわねゾンビ共。これ以上砦には近づけさせないよ!」

『綴命の魔女』リコリス・アデュラリアの俯瞰する視界が屍人討滅の優先順位を指し示す。
 確かに敵は耐久に優れるが、遅い相手は魔法使い(キャスター)にとって格好の標的だ。

 決死隊のキャスターとニーラが機を合わせて始めた詠唱が、リコリスのそれと旋律が重なる。
 放たれたるは、三重奏による氷結の狂嵐。薙ぎ払われた屍人が凍て付き砕け散る。

 確かにダメージは積み重なっているが、決死隊と冒険者たちの連携は効果的に働いていた。
 冒険者側が兵士達に合わせたこと。その説得が誠意に満ちた物であったことも一因だろう。

 火線の集中は敵の数を減らすに向き、殺界と雷撃の壁(アーケイン)による移動抑制。
 範囲を読み取り優先的に接近する個体へ集中砲火をぶつける戦術は極めて上手く嵌っていた。

 順調だった。そう、彼らは間違いなく、己に出来る最善を尽くしていた。

●魔性襲来
「悪い、これ以上切れる手札がない」

 決死隊のヒーラーから溢れた声が発端だった。最大最速で惜しみなく火力を投下した一行。
 けれど足を止める役割の戦士(ウォーリア)には繰り返し繰り返し牙持つ蟲が襲い掛かる。

 一度に受ける被害と、治癒の天秤が角度を大きく変える。
 長期戦である以上、こうなることは分かっていた事だった。当然、備えてもいる。

「大丈夫。Talaraも回復、出来る。敵、大軍。確実に減らす」

「回復なら、私も担えます。……足りない部分を補う為に、私達が居るんですから」

 増した負荷をTalaraが、リコリスが肩代わりすれば殲滅速度にも少なくはない影響が出る。
 しかしそれでも尚、冒険者たちは賢明であり――賢明であり続けた。

「何体目かは数えていないが、そろそろ百に届くんじゃないか?」

「……みたいだな。見ろよ、あいつだろ」

 セリオスが漏らした独白に、彼同様俯瞰的目線で敵陣を見ていたもう一人の冒険者。
 バーネットが思わず応じる。止むを得まい。その視線の先には外套を羽織った1人の男。

 敵集団の中では明らかに――――見て分かるほど明確に浮き上がる、その影は。

「――――来やがった!!」

 声に、途端戦線そのものが色めき出す。血色の指先が冒険者たち指していた。
 今まで完全に“迎え撃つ側”だったキャスターと同じ射程。それは即ち――――

「守護隊形ッ!!」

「「「「おおおおおおおお――――ッ!!!」」」」

 初老のドワーフの声に応じ、後衛の前へ兵士達が跳び出す。
 冒険者たちは唯の1人も打たれ弱い後衛を庇う(カバリング)する手段を持ち合わせない。

 けれどならばこそ、だ。彼らが果たして、どれほど冒険者たちの助力に恩義を感じていたか。
 爆裂する灼熱(フレイムゲイズ)による真紅の奔流が地を嘗めた。

 範囲攻撃からの庇う行為(カバリング)はその衝撃を倍加する。
 決死隊前衛の体躯が焼け爛れ崩れ落ちる。幸い命脈は保つも、立つは初老のドワーフ1人。

「これは」

 いけない。とリコリスが声を漏らす。

 彼女とバーネット、そしてセリオスの目には屍人の群れが。クリーパーが。
 後方の個体から順に踵を返すのが分かった。撤退指示が出ているのだ。恐らくは。

 百体討伐。最低限任務の達成ラインを超えている。これ以上、無理をする必要は全くない。
 だが問題は、前線に残った群れとそれに交じる吸血鬼だ。

 魔法使いの射程を避けながら倒れた決死隊を引き上げられるか。
 殺界の拘束力では不可能だ。移動阻害の領域も雷撃の壁も使い切っている。
 
 視線が泳ぐ。決断しなくてはいけない。誰かが。誰も居ないなら自分が。
 刻一刻と好機は過ぎ去る。けれど、人の命。――――おいそれと。負えましょうか、そんなもの。

「……行け」

「出来るわけ、無いでしょう!!」
 
 ドワーフの言に、ニーラが全力で反発する。砦は、この国は、彼らを必要としているのだ。
 この戦いが終わった後も、生き延びて貰わないと困ると。

 けれど、それが極めて難しいことは、彼女ならずとも皆気付いていた。
 専守防衛に徹した結果として……吸血鬼は、安全圏から魔法を幾らでも放てるのだから。

「私が行く」

 アンジェラが決断的に断言する。誰かが全力で距離を詰めれば矛先はそちらへ向く。
 最初から決めていた。下がる必要がある時は己が向かうと。それは、彼女の矜持(プライド)だ。 

「Talara前衛。倒れるまで、務め果たす」

「悪いが、こっちはこんな面子でな。諦めてくれ」

 火傷を無視してTalaraが言葉を重ねると、ケンが大剣を肩に構えて更に被せる。
 魔法防御の高さから、一撃耐えきった決死隊のキャスターとヒーラーが顔を見合わせる。

 互いに浮かんでいたのは渾身の苦笑いだった。
 奇しくも冒険者たちに苦言ばかり投げていた猟犬の弓兵すら見て分かる呆れ顔だ。

「……冒険者ってのは馬鹿ばっかりか?」

「ルーベン! まさかこんな程度でバテてないでしょうね!」

 本音の呟きに、けれど仲間の言に背を押され心から嬉しそうにニーラがやり返す。
 てめえ……と思わず奥歯を噛むようにした猟犬の表情もどこか笑みに似て。

「ああ、本当にな。馬鹿らしいとは、俺だって思うけどさあ」

「コハクが、あいつを斬れば……全部、片付く」

 バーネットが肩を落とし、コハクが淡々と継ぐ。握った双剣に込められた想い、眼差しは強く。
 そんな仲間達を見回してセリオスとリコリスは末尾を引き受ける。

「……と言うことだ。俺としても、全員残しては退けん」

「命があれば、これからも多くの者を守れる。……論ずるまでも無いことですね」

 彼らは本気でそんな事を口走っていた。ただ決死隊の前衛を見捨てて下がれば良いだけなのに。
 勝利の栄光は目前であり、それは即ち彼ら冒険者にとっての勲と同義であろうに。 
 
 けれど。ならば。何故誰もそれを指摘しないのか。誰も、そんな当然を言い出さないならば。
 一体彼らの結論を誰が嘲笑うことが出来るだろう。況や、護る側の人間が。

 ――――生きて、皆で、必ず。砦に凱旋するのだ。

●流星一迅
 その瞬間。決死隊も、冒険者達も問わず。
 最前線を駆けるその一団は、戦場に於ける一迅の流星如く敵陣形へ斬り込んだ。

 観測していた吸血鬼から見ても明らかに無謀な突貫だ。
 前列を担う戦士団からして魔法防御に長けると見られる者は唯の一人も居ない。

 先頭の蛮族(アンジェラ)など魔力の潮流を引き込んだ最大級の一撃を受けて最早満身創痍だろう。
 生命力だけで足を進めているも同然だ。全力で距離を詰めても詠唱が終わる方が早い。

 馬鹿の群れだ。主(ヤコブ様)の慧眼は正しかった。こんな愚か者共鎧袖一触にしてみせよう。
 男は敬愛する主に賛辞を告げられ、その片腕として砦を滅ぼす己を夢想した。

 とは言え――その思考の蒙昧さと、彼の吸血鬼の持つ確かな知性には何ら関係がない。
 万が一に備え、彼我の間に屍者(ソンビ)と這者(クリーパー)を挟む事を忘れはしない。

 そうして築いた、吸血鬼にとって栄光に繋がる筈の生ける障壁が――――裂けた。

「――彩れ、死化粧」

「敵は穿つ。ここで必ず終わらせろ」

「敵将首はくれてやる! やっちまえ――!!」

 独角の狂槍(Talara)が、魔弾の雪豹(セリオス)が。猟犬の鋭矢(ルーべン)が。
 一矢報いるべく放たれた全力の一撃が邪魔をするクリーパーを穿ち、貫き、打ち倒す

「死者は本来いるべき世界に帰ってもらうよ!」

「ここで一人立ち止まってたら、格好悪すぎるからな!」

 強行突破の大瀑布(ニーア)が敵陣を呑み込めば、残した不断の雷陣(バーネット)が穴を固定する。
 見える。驚愕に目を見開く吸血鬼の表情が。彼の魔法が届くなら、此方の魔法が届かぬ道理も無い。

「劣化、停滞、喪失、放棄、護るもの尽く解れ、砕け、消え失せよ!」

 銀嶺の旋律(リコリス)が放った守備弱体の呪いが、会心の手応えと共に吸血鬼を縛るのが分かった。
 隙間をすり抜ける前衛が四人。戦斧、大剣、斧――そして、剣と細剣。歪な双剣。

 眼前に迫った敵を前に、呪いを被せられた吸血鬼が慌てて指先を向けるのが分かった。

「――――『守る』」

 決意の戦心(アンジェラ)が盾を構えて立ち塞がり、全身に氷矢を受けて遂に膝を付く。
 それに尚足を止めず、戦斧携える老将が。大剣を構えた黒鉄の剛剣(ケン)が――――踏み込む。
 
「其ッ首、此処で貰い受ける――!!」

「てめぇを逃がすわけ無いだろ――――わりぃがここで狩られてくれや!!」

 縦一撃、横一閃、十字に引き裂かれても吸血鬼は立つ。呪いを受けて未だ生き足掻く。
 しかし、されど、慢心は此処に三度祟る。眼前に滑り込むその刃は正に―――

「貴方は、ここで……殺すね」

 金色の残影(コハク)の振るう―――流星一迅。閃いた双刃。とん、と冗談の様な軽さで首が飛ぶ。
 血飛沫が降る。まるで雨の如く。血涙の如く。あっけない程に、けれど確かに。

 指揮官たる吸血鬼は会心とも言える電撃戦と当人の邁進も相俟ってその命脈を取り零し。
 ――――かくて。結果的に起きた変化は、劇的だった。

「……おい、何かヤバくないか」

 指揮が乱れる。混乱を来す。然り、指揮官を失ったのだ。烏合の衆と呼ぶにはあまりに数が多い。
 猟犬の弓兵が呟いた。まずい。敵将を打つ為に拓いた血路が、閉じる。

 見捨てるのか、前衛達を。一人は戦闘不能だ。どう足掻いても逃げ切れない。
 血の気が引いた冒険者たち。けれど唯一人居た。この窮状に時間を稼ぐ事が出来る者が。

「嬢ちゃんは一人でも退けるな」

 コハクが頷く。ケンが手を止める。確かに彼なら倒れたアンジェラを背負って下がれる。
 撤収することは現実的に可能だ――――敵陣が、ただ一瞬でも乱れたなら。

「良き戦友、良き勲であった。一分の悔いもない」

 言うや初老のドワーフがケンの背を全力で押す。その力は同じドワーフとは思えぬほどに強く。
 たたらを踏んで振り返れば、完膚なきまでに混乱を来す敵陣に影が突っ込むのが見えた。

 剛斧が振るわれる音。クリーパーが跳び出してきたエーテルの塊に衝動のまま喰らいつく。
 屍人(ゾンビ)は移動が遅い。ただ一度振り切りさえすれば追い縋られるものでもない。
 
 後ろ髪を引かれるように、足が止まったのはほんの一瞬だけだ。
 コハクが駆ける。ケンもまた駆ける。仲間の支援を受けて、死中に敷かれた一本の退路を辿る。
 
 合流さえ叶えば退く事は容易だった。指揮官無き敵陣では這者(クリーパー)が荒れ狂っていた。
 例え次の監督官が来たとして、今更進軍することなどこの陣形の崩れ具合では到底出来まい。

 混乱の極みの戦線を、冒険者たちはそれでも尚、指揮官が戻るギリギリまで削った。
 まるで何かを惜しむように。まるで何かを取り戻そうとするように。執拗に、徹底的に追撃した。

 そうして、彼らは生き延びそして勝利した。誰恥じること無き大金星である。
 砦に戻った冒険者達に、砦防衛部隊の面々は心からの感謝を示した。唯の一人の例外も無く。
 彼らがその身、その決断で示した矜持は紛れもなく。勲と呼ぶに相応しいものだったのだから。


 死軍先鋒隊決死戦。
 決死隊、七生還。冒険者、八生還。
 敵兵、凡そ百二十討伐。

 敵指揮官、一討伐。
 ――――戦死者、一。

マスターコメント

皆様お疲れさまでした。弓月 蒼と申します。 この度はご参加ありがとうございました。この様な結末に至りましたが如何でしたでしょうか。 全てを拾おうとするのは如何なる場合も決して容易ではありません。 それが戦争であれば尚更でしょう。要因は、作中に全て込めさせて頂きました。 とは言っても掛け値なしに、本当に余程見ないほど誠実なプレイングでした。 大軍を相手に向けて対し、方針を徹底してこれを削り取る。 この一点においては間違いなく最適解と言って良い選択を為されていたと思います。 そして全体の意思統一含めて、実に揺るぎない物でもありました。 MVPはジャイアントキリングを為し遂げたお二人に。ただ、とはいえ全員一人残らずお見事でした。 戦果として誇るべき結果です。喜んで大成功をお贈りします。 ではでは、ご縁がありましたらまた次の機会にお会いしましょう。
ショートシナリオ

ショートシナリオ難しい 報酬:多い8 / 6〜8人

2020年11月23日 11時25分24秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. リコリス・アデュラリア

    キャスターのリコリス・アデュラリアと申します。 ……よろしくお願いします。 最低ラインとして死軍先鋒隊を撤退させる、つまり敵を100体は倒す必要がありますね。 監督官を倒すか、150体倒すのが理想的ですが、それについては要相談ですか。 決死隊についてもどのように対応するのか、決めなければなりませんし。 先ず作戦ですが、撃破数を稼ぐのであれば 耐久力が低いクリーパーは優先して倒したいですね。 物防減も放置するには厄介すぎますし。 決死隊については、彼らが正面を受け持つとの事ですが 私達は少なくとも同じ正面には居ない方が良いでしょう。 全員が纏まっていれば、監督官の範囲魔法の餌食となるでしょうから。 私はこれから集まる者のクラスにもよりますが 回復が足りないようであれば、ヒールを用意しましょう。 ただあまり守りを固めすぎると総崩れとなるでしょうから 出来れば私は範囲魔法で敵を削りたいですね。

  2. Talara

    ウォーリア、Talara。 決死隊、生き残らせる、見捨てる。どちらか選択、難易度上がる。 Talara、生き残らせたい。多数決、決める、良い、思う。 討伐数も、考える。考える事、沢山。 よろしく。

  3. コハク

    シーフコハク、よろしく。 今回に関してはシーフという職業上範囲攻撃をもっていないのがネック。 範囲攻撃で射線を開きコハクが突撃して監督官を仕留めに行くこともできるけれど、ウォーリア二人のキャスター二人いるのなら、規定数倒す方が良いかもしれない。 もちろんこれは、コハクの一意見として受け取ってほしい。 敵の数が数だから分けたとしても此方側は三人部隊、もしくは全員で一部隊の決死隊とは別方向からが好ましいと思う。リコリスに同意。

  4. ニーラ・メッコ

    キャスターのニーラ・メッコです。 よろしくね! とにかく敵の数が多いから、範囲攻撃スキルを複数持っていくつもりだよ。 >監督官(吸血鬼) 強力な個体であるコイツは無視して、倒しやすい敵を狙って撃破数を増やしたい ……と思っていたけど、コイツ範囲攻撃してくるんだね。 放っておくのは危険な気がするよ。 キャスターにはシーフが有利らしいけど、監督官(吸血鬼)についても同様なのかな? それならシーフのひとメインで仕留めてもらいたい気持ち。 コイツに辿り着けるように援護するからさ。 >決死隊 彼らが正面を受け持ってくれるなら、私達は側面から攻撃!でもする? お互い生き残って、一緒に凱旋したいよね。

  5. セリオス・オーガスト

    ん、シューターのセリオスだ、よろしくたのむ とりあえず最低条件が100体倒して撤退に追い込むだからまずはそれを成功させないとな クリーパーを優先して倒すのはいいと思う。移動力も高いし逃がしやすそうだしな。 あとは監察官がくるまでは好き勝手に暴れまわるようだから数が少なそうなところから切り込んでいくとかか <監察官OR150体 これも悩ましいところだな。監察官が倒れれば向うの指揮も落ちるから相手をするのも楽だろうし。 監督官狙いなら、決死隊に残ったゾンビを足止めしてもらってその間に倒す。 150ならクリーパーを倒した後にゾンビをぎりぎりまで倒してあとはダメージを与えてるのを多めにしておいて一気に倒すとかか <決死隊 何も指示しないとゾンビ60体、クリーパー10体を討伐した後全滅するとあるから何かしら対応したほうがよさそうだな。防衛戦闘にしてもらって生き延びるのを優先とか

  6. ケン・Z・ブラッドリー

    ウォーリアーのケンだ 今回はよろしく 依頼達成条件を考えるなら効率良くやらないとな どのみち100体は倒さないといけないのは確定だし決死隊の連中を全滅させるわけにもいかん そうなると結構条件厳しくなるな とりあえず俺らで100体倒すまでは決死隊は専守防衛で守りに徹してもらい、敵指揮官が出てきたら俺らが指揮官潰す間、他の敵の相手をしてもらうって感じがいいと思う 範囲攻撃も範囲が被らないようにとか工夫していかないとな

  7. バーネット・フォーサイス

    キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 >方針 兎にも角にも、まずは100体以上ゾンビとクリーパーを倒すところから始めにゃならんし、 基本的には範囲攻撃を中心とした立ち回りで、範囲攻撃で打ち漏らした、 あるいは倒しきれなかった敵を、単体攻撃で仕留めていく形がいいか? >監督官 狙えるなら狙った方が、一時的にでも組織的な攻撃を中断させらるし、 数を相手にする分には楽になるんだが、敵勢の奥へと無理に切り込むのもキツイだろうから、 それこそ可能なら仕留める、くらいの感覚でいいか? >決死隊 できればこっちとも連携して事に当たりたいな。 ヒーラーも向こうに居る事だし、別々の場所で戦うよりも一塊で戦った方が、 相互に支援をしやすいだろう。

  8. リコリス・アデュラリア

    >監督官 狙えそうであれば倒す、ぐらいの気持ちで良いかもしれませんね。 その場合、誰が動くのか予め決定しておく必要はありますが。 ただ放置するのは危険であるというのは同意見なので 誰かしら攻撃し、牽制をする必要はあると思います。 >範囲攻撃 範囲に関しては、むしろ被らせて一気に削る方が良いでしょう。 牽制目的であればあまり被らせず、分担して総合範囲を広げる意味はありますが。 >回復 そして、このメンバーはヒーラーが不在である為 ある程度は自前で用意する必要がありますが 可能な者と回数を確認しておいた方が良いでしょうね。 私はヒールを八回分は用意するつもりです。 ただ私が回復に専念すると範囲攻撃を持つ者が減る為 使用条件などの相談も詰めておきたいと思います。 例えば常に誰かしらが範囲攻撃を使っている状態を維持出来るよう 攻撃と回復を分担し、交互に行うようにする形ですね。

  9. リコリス・アデュラリア

    >決死隊 私達は指示するのではなく、あくまで提案し それが適切であれば受け入れる、という事でしたね。 私見ですが、例外はあるとはいえ 基本的に軍人は己の仕事に誇りを持ち、理性をもって任務を遂行する者。 少なくとも、あちらに利点があるような提案であれば受け入れられるでしょう。 逆に言えば、あちらだけに負担がかかるような提案は却下されるという事ですが。 >陣形 こちらのメンバーは前衛はウォーリアが三人とシーフが一人。 後衛がキャスターが三人、シューターが一人ですね。 今出ている案だと全員が正面に纏まるのと 別方向に全員、もしくは班分けをして分散するか、といったところですか。 仮に班分けをするのであれば、四人ずつの二班が限界でしょうね。 決死隊と連携するのであれば 彼らを挟む形で二班に分かれるのが良いかもしれません。 完全に離れるというよりは、援護し合える程度の距離を保つ形ですね。

  10. コハク

    >監督官 狙えそうなのがコハク位になるから、積極的足止めで良ければ行わさせてもらう。 ただそうなると単独行動がメインになるし危険性も増す。とは言っても監督官の牽制のみで他の人員回すと数の暴力で圧倒されそうだからリコリスの言う通りMAX2班になる場合素直に雑魚狩りに徹する。 >決死隊 ああいった人種は利益と死を天秤にかけて利益の方が増したら命は捨てるタイプも多い。 だからこその決死隊というか…自爆特攻させたくなければ生存させている事の方に意義があるような提案しないと必ず一人二人は突っ込みそう。 隊長格の人が上手く舵取りで来ていれば問題ないけれど。

  11. Talara

    >決死隊 決死隊、目的二つ。屍人、沢山葬る。監督官殺す。 決死じゃない、任務を成す為、生きて戦う。ケンの言う、100体まで、専守防衛、生存優先。監督官出現後、死軍担当。良い思う。 >監督官 Talara、シーザーロア、釣る。来て貰う、あっちから。 ただ範囲魔法、ある。近寄らせる、ある程度。近接距離、難しそう? >死軍 討伐対象、クリーパー優先、良い思う。決死隊にも、同じよう、伝える?

  12. バーネット・フォーサイス

    >決死隊 無理をさせないって意味なら、こっちの範囲攻撃で削った敵に止めを刺してもらうのはどうだ? 元々玉砕覚悟でいた奴らだし、ただ専守防衛って言ったって納得しない可能性もある。 それならこっちの、打ち漏らしとか倒しきれなかった敵を仕留める様に立ち回ってもらえば、 こっちとしても手番の温存が出来て敵をさばきやすくなるし、 近くに居るからいざという時に援護もしやすいんじゃないか?

  13. アンジェラ

    日数がないというのに出遅れた、すまない。 ウォーリアのアンジェラだ。ヒトを守る為死力を尽くそう。 私もヒールを覚えていく事は出来るが、回復量が40ない位だ。 ならばいっそ範囲スキルを持っていった方がいいかどうかで少し悩んでいる。 死軍に対しクリーパー優先で良いと思う。 移動力が屍人よりも高い事を考えると、先行して来そうという程度の理由ではあるが。 決死隊とは纏まって戦いたいと考える。 こちらには本職のヒーラーがいないからな。 向こうにも1人しかいないが、ヒーラーに手助けしてもらいたい、という思いだ。 監督官の範囲攻撃に多数巻き込まれるのも恐ろしいところではあるが。 分かれて戦うよりはいいのでは、と思う。

  14. リコリス・アデュラリア

    >監督官 そういえば、100体討伐した時点で前線に到着するそうですが。 つまり、それまでは私達に魔法が届く程度の距離まで後方に居る、という事ですか。 そうなると、牽制としては範囲魔法に巻き込むのが一番やりやすいかもしれませんね。 バーネットが言ったのと似たような内容になりますが 前線まで来た時、範囲魔法を使える者は全員使用して監督官の周囲の敵を殲滅。 他の者達が一気に接近し、仕留めるという手もありますね。 >決死隊への提案 あくまで仮案となりますが、以下のような形はいかがでしょうか。 実際は監督官は可能なら倒すぐらいの気持ちですが 決死隊に対しては積極的な表現にした方が受け入れやすいと思いますので。 これに修正を加えたら、何人かで分担して提案(記載)すれば問題は無いでしょう。 ◆方針 監督官を倒す為に誘き寄せる。 その為に、先ずは周囲の敵を殲滅する。 ◆作戦 決死隊とこちらのキャスターで範囲魔法の範囲を被せて攻撃。 可能なら監督官を巻き込む。 前衛はむやみに特攻せず、範囲攻撃で弱った敵から順に連携をして削る。 監督官に近接攻撃が届くようになるまでは 撃破優先度は弱った敵>クリーパー>ゾンビ

  15. リコリス・アデュラリア

    >陣形 クリーパーは槍騎兵の役割を持つとの事ですが つまり、最初に特攻して前衛を削るのと 機動力を生かして側面からも攻撃するのと 背後から攻撃、つまり後衛も攻撃を受ける可能性があるという事ですね。 後衛に接近される前に仕留めれば問題はありませんが 全員で正面に纏まるべきという意見もいくつか見受けられるのとクリーパーの機動力を考えると 少なくともクリーパー殲滅までは正面に纏まる、というのも一理あるかもしれません。 クリーパー殲滅後に、陣形を変更するという手もありますし。 仮に正面に纏まるのなら、前衛にウォーリアが六人。 中衛にウォーリア一人と、シーフ・ヒーラー・シューターが一人ずつ。 後衛にキャスター四人とシューターが二人といったところでしょうか。 ヒーラーを中心とし、範囲回復の効果範囲に入れやすくした状態ですね。 後衛から一人、シューターを中衛に移動するのもバランスは良いと思います。

  16. Talara

    >提案、陣形 Talara、リコリスの案、賛成。全員、足並み、揃える。軍人、その大切さ、知ってる、思う。提案、受け入れやすい、思う。 優先順位も良い。確実な殲滅、脅威への対処、両立してる。Talara、問題ない、思う。 前衛ウォーリア、殺界持ち、固める? クリーパー、突破、防げる。決死隊ウォーリア、レベル10程度。素質充分。 監督官、遠距離範囲、接敵撃破なら、Talara、シーザーロアから殺界、切り替える。 後、撤退ライン、どうする? 屍、鈍足。クリーパー、騎兵並。前者、大多数。追手、一部クリーパー、考えると、戦闘不能、半分くらい? 決死隊、微妙な所。目的達成、未達成。納得のライン、提案時、明記しとく、良さそう。

  17. コハク

    陣形提案異論無し、コハクも賛成。 これなら決死隊も過半数は賛成するはず。一人二人位納得しなくても何となるだろう。 ただ個人的にはその陣形で行くのであればコハクも前衛にさせてほしい。 折角の火力、余らせるのは勿体無いから。今回そこまで移動力に拘りそうでもなさそうだからもう少しあげれそうだし。 もし監督官攻められる状態の時は突撃もしやすい。 あくまでも流れを崩さない程度にだけど、コハクは対監督官用でいく。 撤退、ある程度はコハク達か決死隊のウォーリアが殿に務めたとしても、引き際を見失えば危ない。 戦闘中に討伐数数える暇なんてな良いけれど、可能なら8割9割倒した段階で後退しながらの戦闘でも良いかもしれない。

  18. セリオス・オーガスト

    <陣形 特に異論はない。まあばらけるよりまとった方が安全度は上がるだろうしな。しいて言えば急ごしらえでOPにもあるような反感持ってるやつが陣を乱さないことを祈るが。 <クリーパー リコリスの考えで行くとクリーパーの動きには注意を図らないとまずそうだから天眼などで戦場を俯瞰的に見たほうがよさそうだな。超視力とも合わせれば比較的早めに監督官も見つけられるだろうか? <監督官 実際問題どのぐらいの強さなのだろうな。下の中といっても 吸血鬼には変わらんだろうから少なくともクリーパーよりかは強そうではあるが

  19. Talara

    出発、1日ちょっと前。取り急ぎ、役割立候補。 Talara、前衛、回復、両立。殺界、エーテルブレード、広範囲殲滅。回復、ヒール16回。殺界削り、しない時、回復やる。 決死隊ウォーリア。殺界、順番使用、提案。Talara、その中入る、予定。

  20. バーネット・フォーサイス

    >方針 アデュラリアが挙げてくれた案で概ね問題ないな。 兎に角連携を密にして、死角とか手が回らない場所が出ない様にするぞ。 >クリーパー やはり移動力10は注意が必要だな。 先手を取って近づかれる、又は前衛を抜かれる前に撃破できればいいが、 手数的に間に合わない場合もあるだろうし、無難なところで言えば、 移動阻害とかアーケインとかで、接敵タイミングをずらしていく方が良さそうだな。 >撤退 撤退せざる負えないほど押されている状態で逃げられるかどうかはともかく、 こっちの面子が3割から5割戦闘不能ぐらいでいんじゃないか? まぁ、最低でも100体以上敵を倒せば、向こうの方が撤退するんだし、 ギリギリまで粘るってのも選択肢ではあるが。

  21. アンジェラ

    この状況で殺界をするならば数は多い方がいいだろう。 敵の足も止められるしな。 私も協力するぞ、タララ。 殺界+エーテルブレードで、決死隊のウォーリアと順番に使うのならば、 射程被らないように2人並んで使うのはどうだろうか。 ある程度の壁にはなれると思ったのだが。ギリギリの提案ですまない。 私達の撤退は5割戦闘不能で良いのではないかと思う。 だが、撤退はぎりぎりまでしたくはない、な。 私達が退いても決死隊が退く事はないように思えた。

  22. リコリス・アデュラリア

    >陣形 では、コハクは前衛という事で。 修正を加えて、前衛にウォーリアが五人とシーフが一人 中衛にウォーリア二人と、ヒーラー・シューターが一人ずつ 後衛にキャスター四人とシューターが二人ですね。 もう少し具体的にすると 中衛の両端にウォーリア、中央にヒーラー 後衛の両端にシューターが居る形、といったところですか。 中衛のウォーリアの役割は前衛が対処し切れなかった敵を撃破 あるいは押し止める事になると思います。 後衛の両端をシューターとしたのは キャスターよりも物理的に打たれ強いからですね。 ウォーリアとシューターの方は希望の位置があれば 各自でそのように動いて(記載して)頂ければと思います。 ただ、決死隊の方々の希望や意見もあるので 被った場合は決死隊の方々の希望を優先としましょう。

  23. リコリス・アデュラリア

    >決死隊への提案 先程の陣形案に問題が無ければ それと合わせ、何人かで分担して提案(記載)しようと思います。 一先ず、私は陣形関係を受け持ちますね。 とりあえず、撤退案も今出ている意見を参考にし、私なりに纏めてみました。 あくまでまだ仮案なので、訂正や意見をお願いします。 ◆方針 監督官を倒す為に誘き寄せる。 その為、先ずは周囲の敵を殲滅する。 敵が撤退を始めた場合、追撃は行わない。 ただし、その際に犠牲を出さずに 監督官を撃破可能であると判断したら監督官は撃破。 ◆作戦 決死隊とこちらのキャスターで範囲魔法の範囲を被せて攻撃。 可能なら監督官を巻き込む。 前衛はむやみに突出せず連携し 範囲攻撃で弱った敵から順に確実に敵の数を減らす。 監督官に近接攻撃が届くようになるまでは 撃破優先度は弱った敵>クリーパー>ゾンビ 監督官の周囲の敵を殲滅可能であり、殲滅後に前衛の近接攻撃が届き 増援に囲まれる前に監督官を撃破可能と判断したら監督官撃破を優先 ◆撤退 半数が戦闘不能になった時点で撤退。 ただし、残りの者で犠牲を出さず 成功以上の条件を満たせそうな場合は戦闘継続。

  24. リコリス・アデュラリア

    >装備 これは、可能な範囲内になりますが。 特に前衛は物理攻撃も受けるので、兼ね合いが難しいと思いますが 監督官の範囲魔法対策として ある程度、魔法防御を高めるような装備にした方が良いでしょうね。 >個人 私個人の動きに関しては先ず、魔導の潮流での強化をした範囲攻撃の氷嵐で 多くの敵だけ巻き込むようにし、敵を弱らせます。 無論、敵の消耗度によっては魔導の潮流は温存します。 氷嵐を使い切った後は豪風に切り替え。 あとは、監督官対策として呪法強化した何かしらの状態異常付与を考えていますが 候補は回避低下の魔糸か、物防低下の魔錆ですね。 代わりに他の範囲攻撃手段を増やしたり単体攻撃も追加出来ますし 呪法強化ではなく魔攻と魔防低下のマジックディソナンスや 移動阻害付与のフリーズボルトも用意は可能なので そちらの方が良ければ言ってください。 攻撃以外だと、ヒーラーだけでは回復が追い付かない時や 攻撃手段を全て使い切った時、ヒールで回復を行う予定です。

  25. ケン・Z・ブラッドリー

    提案位関しての分担はしないと入り切らないよな それじゃぁ、俺は方針に関して担当しようかな リコリスの書いた ◆方針 監督官を倒す為に誘き寄せる。 その為、先ずは周囲の敵を殲滅する。 敵が撤退を始めた場合、追撃は行わない。 ただし、その際に犠牲を出さずに 監督官を撃破可能であると判断したら監督官は撃破。 をかけばいいのかな?

  26. バーネット・フォーサイス

    追撃自体は、こちらの消耗状態にもよるがやってもいいんじゃないか? 古今東西、追撃戦が一番敵に被害を与えられるんだし、 無理しない範囲で敵を削れるなら削った方がいいと思う。

  27. コハク

    それじゃあコハクは作戦を受け持つ。 問題はないと思うけれど、【提案】を分割記載とか乗っけておいた方が事故は少ないかもしれない

  28. Talara

    >アンジュラ ん、順繰り使用、提案する、予定。アンジュラ、加わる。前線維持、助かる。 >決死隊への提案 Talara、◆撤退、受け持つ。 ついで、◆前線ウォーリア、提案する、つもり。 ◆前衛ウォーリア 殺界を順繰り使用する事を提案。一人に対する負荷は大きくなるが、味方一人をフォローすれば前線を維持し易く、同時に向かい来る敵を削り易い。

  29. リコリス・アデュラリア

    提案の受け持ち、感謝します。 基本的には私が纏めた物をそのままでも良いですし 内容が変わらない範囲内で調整して貰っても構いません。 ただ方針と作戦に関しては負担が大きい為 出来れば二人以上で担当出来るよう、まだ未担当の方は挙手をお願いします。 そしてコハクの言うように 確かに分担している事は載せておいた方が安全ではありますね。 追撃を行うか、行わないかに関しては他の方の意見次第ですね。 私はどちらでも構いませんが、行う場合は他の方の同意がある程度は必要かと。 あと、私は基本的な陣形は提案(記載)しますが まだ宣言していない方が居るのもあり、私が対応出来るかは不明な為 具体的に誰が何処に居るのかは、各自でお願いします。 簡単に自分は前衛・中衛・後衛とだけ宣言すれば問題は無いようにしますので。

  30. バーネット・フォーサイス

    そういや、個人行動を表明してなかったな と言っても、俺は後ろから範囲攻撃出しつつ、 捌き切れない敵とか狙えるなら監督官をアーケインテンペストや フリーズボルトで足止めするくらいなんだがな。 あとは、天眼使いつつ敵の動向把握して、 誰も意識してない敵が出ない様にする位か?

  31. セリオス・オーガスト

    <追撃 必要以上に追い込まなければしてもかまわないのではないか? 少なくても初期位置から射撃の射程範囲ぐらいまでとかなら してもいいと思う。 <陣形 決死隊に二人シューターいるから俺が中衛に位置したほうがよさそうだな。 <個人行動 まあ俺も射撃で攻撃するぐらいしかないな。範囲攻撃で削りつつ、バーネット同様天眼で動向把握するか、超視力で監督官を見つけたら知らせるぐらいか。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0