【CP】礼拝堂の母と子
霧柄頼道
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シナリオID:158
オープニング
シルトラース帝国を襲った災禍により、そこに暮らす人々は大切な何かを失った。
それは人であったり、物であったり、あるいは――故郷。
ここ帝国領内に位置する小さな村もまた例外ではなく、住み慣れた家を捨てて、住人達は立ち去らざるを得なかった。さもなければ襲い来るクリーパー達に、多くの犠牲者を出してしまうだろうから。
今ではひと気のない、無人の廃墟も同然。このまま人が戻らなければ、家々は次第に風化し、草木に呑まれ、静寂と荒廃に沈んでいく事だろう。
ところが、誰もいないはずの村に、奇妙な地響きが鳴る。
断続的な重低音、そして何者かの息遣い――かと思えば、固唾を呑むかのように立ち尽くしていた家屋の一つに、凄まじい衝撃が走った。
壁が勢いよく砕け散り、風穴が開く。破片と粉塵舞うその奥から、鈍色に輝く四つ足の巨躯が、のっそりと歩み出てくるではないか。
体長は3メートルをゆうに超える。全身を鎧う銀色の装甲。顎先まで伸びた一対の角。ぎょろりとうごめく青い双眸。どれを取っても、クリーパーと呼ぶべき異形だ。
そいつは周囲を睥睨するや、大口を開けて咆哮を上げる。まるでこの村は自分の縄張りだと誇示するかのように。
「……くそ、あいつまだあたりをうろついてやがる……!」
村に建つ教会の礼拝堂。その隅には身を寄せ合うようにして、幼い少年と母親が息を潜めていた。
「……あんた、あたしを置いて一人でお逃げ。このままじゃやられちまうよ」
母親の小さな声に、そんな事できるか、と少年が歯を食いしばる。
目の前でこらえるように浅く息を継ぎ、力なくうずくまる母親の片足は、ここまで逃げてくる間に瓦礫に挟まれ、骨折してしまっていた。
ありあわせで集めた木材や包帯で応急処置したが、まだ歩ける状態ではない。かといって背負って逃げられるほど、少年はまだ大きくはなかった。
「お、おれは逃げたりしない! だから最後まで諦めるなよ、母さん……っ」
「こんな時ぐらい、言う事をお聞きよ……まったくこの子は、ほんとバカなんだから……」
●
「シルトラース帝国の難民キャンプでは、引き続き難民達の受け入れが行われている」
その日、冒険者ギルドに集まった冒険者達へ、受付の男が依頼の一つを案内していた。
「困窮した難民の支援はもちろんだが、時には出没するクリーパーの撃退も急務……だがやはり、彼らだけでは戦力が足りない。そこでみんなに依頼が届いた」
彼は机に広げられた地図を示す。
「内容は難民キャンプ近郊にある廃村に居座る、中型クリーパーの討伐だ」
クリーパーはそこを縄張りとし、近づくものを人も獣も問わず襲うため、手が付けられないでいるという。
「こいつの好き放題をこのまま許せば、クリーパーどもの勢力圏は増す一方だし、いずれは難民キャンプにだって脅威を及ぼしかねない」
そうなる前に倒すのが自分達の仕事というわけだと、頷く冒険者達。
「そしてもう一つ追加の依頼だ。その廃村には難民が二人ほど、取り残されているらしい」
難民キャンプを目指す避難民のグループが野盗やクリーパーの襲撃を受け、ばらばらにはぐれた結果、廃村へ逃げ込んだ者達がいるという。
「だが逃げた先もまた、クリーパーの縄張りだった。二人が今どんな思いでいるか、想像するだに悲痛だな……」
いずれにせよ、クリーパーの排除は必須である。難民もうまく救助し、キャンプまで無事に送り届けよう。
「相手は中型――くれぐれも気を付けてかかってくれ。一人でも多く難民を救うためにも、力を貸して欲しい……!」
解説
マスターより
リプレイ
静まり返った村の小道を、冒険者達は一丸となって前進していた。
「逃げ損ねた人が居るだなんて! 急がなくっちゃ!」
トゥーリは真剣な目顔で耳をそばだてる。何本か通りを挟んだ向こうで遠雷めいた足音やうなり声を捉えるが、正確な位置まではまだ掴めない。
そちらへ近づいて敵とばったり出くわさないよう、迂回しながら歩を進めていく。
「お母さんと男の子……きっとすっごく怖い思いでいるに違いないわ! 待ってて! いま助けにいくからね!」
ニーラ・メッコもまた母子を慮るように目元を歪め、くまなく人の気配を探った。
とはいえ彼らもクリーパーを恐れて潜伏し、息を潜めていると考えられる。
「難民が困っているなら、助けに行かないとね」
ミツキ・アインホルンは左右へ注意深く目を配り、見える景色を焼き付けた。
「ここはさっき通った場所ね」
急いで人を捜さなければならないゆえに、どうしても細かな道のりや地形の把握までは散漫になってしまう。
全員揃って道に迷うような羽目になってしまえば、大幅な時間のロスを意味する。
そうならないよう、ミツキは通りや路地の構造を記憶し、探索に無駄が出ないよう一行をサポート。助言の甲斐あり、皆は効率的に捜索の手を広げ続けている。
「やっとの思いで逃げてきたっていうのに、こんな所でクリーパーに追われるなんて……辛いよな、可哀想に」
レヴァーレ・クアルムは天を仰いで瞑目し、やりきれないとばかりに首を横へ振った。
「一難去ってまた一難ってやつね」
エミリア・シバも同じ気持ちだ。彼らとていっそ、誰か助けてくれと大声を上げたいだろうに、それすらできない苦痛はいかばかりか。
「けど――それが運命だとしても、死んでしまう前に気づかれたから俺達冒険者が動けた……絶対に、死なせるわけにはいかないよな!」
レヴァーレはまぶたを開き、決然とした面持ちで宣言した。
「そうね。怖い思いをした分絶対助けてあげなくちゃ」
エミリアも頷く。この決意は必ず、母子を救うという形で結実させてみせる――。
「さて……。狩りとは勝手が少し違うけど、捜索のお仕事、頑張るか」
要救助者らはもちろん、迂闊に大音量を出せないのはこちらも同じだ。だからアスティン・ヴェルラインは、エーテルリンクした大鼬ディディを放つ。
ディディは手近の家屋の壁をするするとよじ登り、瞬く間に屋根まで到達すると、高所より村全体を見下ろして母子を捜しつつ、耳も澄ませて周辺の物音を探る。
「クリーパーの排除と難民の救助、どっちも重要か……。とにかくどっちの位置も把握しないとな」
アスティンも捜波を発動。エーテルの波が入り組んだ路地を走り抜け、反応をスキャンする――。
……いた。三軒先の大きな建物。そこに二人の人間の反応がある。
だが同時に、アスティンはその近くに、クリーパーの接近をも感じ取っていた。
「何とも間の悪い……ですが、こうなれば急ぐ他はありませんね」
両者の位置関係を知らされたセロンガード・シュタインドルフは、救護班の一人として別行動し、母子の元へ向かう事に。
トゥーリ、ミツキ、レヴァーレ、ニーラ、アスティンの五名は、手はず通り先んじてクリーパーを攻撃し、そのまま引き付ける陽動役を担う事となった。
「みんな気を付けてッス!」
同じく救護班に属するカーテン・オルテッドンドンは仲間達と目を見交わし合い、それぞれの健闘と無事を願ってから、いざ母子のいる教会へと赴く。
「……えっと、二人とも無事ッスか? 助けに来たッスよ」
驚かせぬようそっと礼拝堂への扉を開ければ、柱の陰から幼い少年が、恐る恐る顔を出す所だった。
「な、なんだあんたら……! いきなりやってきて……」
「落ち着いて下さい。私達は冒険者です。あなた方難民を救助するよう依頼を受けて来ました」
セロンガードが冷静に説明すると、少年は目を見開いてから――気が抜けたみたいにその場へ座り込んだのだった。
●
大通りを往くそいつは、恐るべき威容であった。
日差しを受けて煌めく白銀の身体。長く伸びてカーブした角。一歩一歩の重厚さ。ぎょろつく巨大な青の双眸。
「こっちだよ! かかっておいで!」
トゥーリが腕を差し伸ばし、その横面めがけて光の矢を飛ばす。
エーテルの矢はまっすぐ空間を貫き、クリーパーへ真っ向から着弾したが――その体躯を揺るがす事すらできず、意識をこちらへ向けさせるのみにとどめる。
クリーパーはこちらを認めるや、牙の連なる大口を開け、凄まじい雄叫びを上げた。
トゥーリは即座に反転して道を駆け出す。事前にかけた輝足により脚力は強化されており、足取りも軽く地面を蹴っていく。
片や、クリーパーは土煙を上げて突進し、懸命に走るトゥーリを猛追。
「うわ、は、速い!」
発揮される圧倒的なスピードに、双方の距離はみるみる縮められていく――。
「自由に動き回らせたり突進されるときついしね。とにかく嫌がらせさせてもらう」
その矢先、建物の陰に隠れていたアスティンが半身を滑り出させると、引き絞った長弓から矢を発射した。
十分に狙い定めたその一射はトゥーリの脇をすり抜け、真後ろについていた敵の脚の関節を勢いよく撃ち抜いてのける。
突き立った矢じりからエーテルが侵食し、クリーパーはたまらずつんのめった。
その隙を逃さず、建物の屋根で待ち構えていたディディが飛び掛かって顔面へひっつくと、これでもかと爪でひっかきまくり、その間にトゥーリはぐっと距離を稼ぐ事に成功。
クリーパーは順調に、広場まで誘引されてきている。
「うまくいったみたいね……ここからは私達の出番よ」
「さぁ、いくよ!」
そこを横並びになって待ち構えていたミツキとニーラが息を合わせ、ともにスタティックフィールドを発動した。
走り込むクリーパーの眼前に、光り輝く球状の存在が二つ、瞬時に発生する。
駆け抜けようとする敵を絡め取るや、網の如く広がってその場へ縫い留めた――!
「この広場からは逃がさないぜ……相手をしてもらおうか!」
すかさずレヴァーレが飛び出し、振りかざした杖からフリーズボルトを発射する。
冷気を伴う氷の矢は、狙いあやまたずクリーパーの脚部へと命中し、花のように炸裂すると同時に凍てつかせていく。
冒険者三人による一斉妨害攻撃が重なり、さしものクリーパーもふらつき、苦しげなうめき声を上げた――途端。
奴の長大な角が、黄色い稲光を帯びた。
次の瞬間には凄まじい威力の雷撃があふれ出し、冒険者達へ襲い掛かる!
「わわわ! こんなのまともに受けたら黒焦げだよ!」
トゥーリは素早いステップを繰り返して致命傷を避けつつ、大きく跳躍。
そのまま空中でくるくると回転しつつ、クリーパーの背中へロデオの要領で跨った。
関節部を、拳の先から発したゼロ距離の魔矢でもって穿つ。
「私自身がお荷物になるわけには行かないのよ……!」
ミツキもエーテルの風を逆巻かせ、竜巻を盾にかろうじて稲妻を逸らしてのける。
「こいつ……雷撃は使うわ、堅いわ、パワー凄いわでかなりの強敵ね!」
ニーラが魔蝕を見舞うも、クリーパーはわめき声を張り上げながら突っ込んできた。
視界いっぱいに白銀の壁が押し寄せてくる。慌てて横っ飛びに回避を試みた。
ゴロゴロ地面を転がり、砂にまみれる。後退して衝撃を緩和したのみならず、エーテルバリアも展開していたため、当たりはしたがダメージは軽減できていた。
「すっごい迫力! あんなのまともに喰らったらバラバラになっちゃうよ……」
けれど逆を言えばそれだけ、敵の引き付けには成功しているのだ。
「そうそう、お前はこっちを追ってればそれでいいんだよ!」
レヴァーレもまた気配を殺し、なるべく直線上に立たないよう注意しながら隙を探る。
「五人でも、どうにか持ち堪えられてるな……」
広場全体を利用して時には大回りに駆け抜け、また時には敵と紙一重ですれ違いざまに、霧状のエーテルを投げつけるように浴びせて弱らせていく。
そしてアスティンは矢継ぎ早に弓矢を撃ち込んでいた。目、口、関節。攻撃の通じそうな部位を重点的に狙撃し続ける。
「――まだまだ時間稼ぎはできるはず」
時折ディディの攻撃がクリーパーの意識を引いてくれたならば、それに合わせてエーテルを矢へ纏わせ、ひと際強力な一発を叩き込む。
趨勢は五分に推移しているが、徐々に敵の側が押してきている。
それでも五人は退かない。母子が救出が完了するまでは、決して。
●
一方その頃、礼拝堂の救護班。
「そちらの具合はどうですか? どこか怪我をしていたり、調子が悪いなどは」
セロンガードの問いに、少年は床へ横たわる母親を泣きそうな目で一瞥する。
ぐったりと脱力し、意識はない。骨折もしているため、自力で歩ける状態ではなかった。
「セロンさんが担架を持って来てるんで、ひとまず安全な場所まで乗せて運ぶッス」
屈みこみ、母親の容態をつぶさに診たカーテンが、横目で担架を示す。
動かすだけなら、さほど問題はない。今は戦地から二人を避難させるのが優先だ――。
「……いや、でもよ……」
「大丈夫よ。おねえさん達を信じて?」
エミリアが微笑みかけると、少年はためらいつつも、こくりと頷いて了承した。
母親を運び出していくらも経たないうちに、遠くの方では壮絶な咆哮や衝撃音が響き渡り始めた。陽動班との戦いが始まったらしい。
救護班は広場とは逆方向のルートを選んで進み、戦闘音がほとんど聞こえなくなったあたりで、念のため見通しの悪い茂みの合間に母親を安置した。
「やはり足の怪我がひどいですね……すぐに治療しましょう」
セロンガードが眠る母親へヒールをかけ、骨折を治癒していく。
「熱も出ているみたいだし、少し冷やさないとね」
エミリアは冷たい水袋を母親の患部へあてがって熱を冷まし、濡らした手ぬぐいで顔や身体の汗を拭き取っていく。
少年はそんな様子を見ながらも、立ったまま広場の方を落ち着かなげに振り返っていた。
「顔色が悪いッスよ。これを食べて、元気を出すッス!」
カーテンはせめて彼にリラックスしてもらおうと、持ってきた乾パンやチーズを差し出す。
「しょ、しょうがねぇな……せっかくだからもらってやるよ」
他にも難民キャンプの状況を話してやると、ようやく少年は人心地ついたみたいに、座って休息を取り始めた。
「私達はこれから戻って、クリーパーを倒さねばなりません」
セロンガードの発言に、エミリアからもらった水をがぶ飲みしていた少年は、ぎょっとしたみたいに瞠目する。
見捨てるわけじゃないッス、とカーテンが後を継いで補足した。
「ただ、ここでクリーパーを倒しておかないと、追いかけてくるかも知れないし、他に犠牲者が出ちゃうかもッスから……」
少年は逡巡と不安に表情を曇らせながらも、聞き分けてくれたようだ。
「おねえさん達がいなくても、お母さんを守ってあげるのよ?」
「う、うるせぇなっ。俺は一人でだって平気だ! は、早く行けよっ」
「あらあら、頼もしいわね」
エミリアはくすりと、優しく笑いかけたのだった。
●
クリーパーと対峙する冒険者達は、着実に疲労が蓄積していたが連携して食い下がり、敵に有効打を与え続けていた。
すると敵が守りを捨てたみたいなヤケクソで、必殺の突撃を敢行した。五人は、とっさの対処が一手遅れる――。
刹那。疾風のように躍り込んだエミリアが、敵の関節部へ短剣を突き立ててのけた。
「さあ、ここからはおねえさんも相手よ!」
敵は驚きながらも角を振り回すが、エミリアはひらりと身を翻し、軽やかに躱す。
華麗な足捌きを披露しながら左右に狙いを揺さぶって、注意を釘付けにしてみせた。
「私にはあの親子の絆が違う世界の話に聞こえます……」
セロンガードも駆けつけ、クリーパーへと突っ掛ける。
敵は雷撃で迎撃してくるが、間一髪スライディングしながらその四肢の間へ滑り込み、後背を取ると同時に真後ろへ宙返り。
「しかし、だからこそ、今回は退けません……!」
眼下に敵の巨体を収めるや、中空で構えた弓から鋭く矢を撃ち放つ。
不可視のエーテルを纏う矢玉は敵の眼球を射抜き、苦痛の叫びを上げさせるとともに動きを鈍らせた。
「みんな来てくれたんだね! 一気に行こうっ!」
トゥーリがこの機を逃さず、地を蹴って再び大ジャンプ。
もう一度クリーパーの背中へ飛び乗り、腕を振り下ろして魔矢をぶち込む。
堅牢な外殻に、放射状のヒビが入った。間髪入れずミツキが魔錆を放つ。
「私の魔法は、皆へ繋げる魔法……その装甲、弱めて見せるわ!」
「外殻の重みで自壊しな!」
次いでレヴァーレが食らわせた魔錆によって、敵の背中はいよいよ破滅的な軋みを上げ、ヒビを中心に崩れ出す――。
「これで決めよう! ――アーケイン……テンペストッ!」
ニーラが精神を集中し、エーテルを解放。距離を取ろうとするクリーパーを無数の稲妻めいた光が襲来し、上から叩きつけるように押し留めた。
「トドメ、お願いするッス!」
カーテンが託すように行使した輝刃が、アスティンの弓を包み、攻撃性能を強化する。
「畳みかける……!」
アスティンが弓弦を鳴らす。送り込まれた光り輝く矢は、精密な軌道を描いて敵の背中を捉え、肉を食い破って奥深くへと突き進み、臓器に致命傷を与える。
クリーパーは狂ったような大音声を響き渡らせたかと思うと――どうと横倒しになり、力尽きたのだった。
「お疲れさま! 大丈夫だった?」
トゥーリ達が母子の元へ戻ってくると、母親はすでに目を覚ましており、少年とともに冒険者達へ礼を述べた。
「よくがんばったね! エライ!!」
ニーラもにっこりしながら、少年の背中を好もしげに叩いてやったものである。
「――他にどこか具合が悪いとか、必要なものはあるッスか? 何なら雑談相手にもなるッスよ!」
カーテンは引き続き母親を診察しつつ積極的に語り掛け、これまでに苦しんで来たであろう心のケアも忘れない。できる事は全て、最後まで責任もってしっかり担当するつもりだ。
「ここまでお子さんを一人で守ってきたその献身、尊敬するわ」
ミツキも水をコップに注ぎ、母親へ手渡しながら話しかけていた。
「私達が責任もって護衛するから。だから貴方はその怪我と熱との戦いに集中して。ゆっくりお休みなさい」
「ていうか、キャンプまで歩けるのかな? 無理そうなら私がおんぶするけど」
「んー、歩きは無理ッスね。骨折はどうにかなったけど、まだ衰弱が激しいッス」
カーテンの診断結果を聞いて、ニーラは母親の痩せた身体を背負って向かう事にする。
「アナタもおんぶして欲しい?」
エミリアがからかえば、少年は顔も真っ赤にそっぽを向く。
こうして無事に難民を救助した冒険者達は、二人を難民キャンプへと送り届けたのだった――。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人
2020年11月15日 13時26分26秒 公開
相談掲示板
キャスターのニーラ・メッコです。 よろしくね!
ヒーラのカーテンッス。初陣ッス、皆さん協力して解決しましょうっス!
トゥーリだよ、よろしくねっ! キャンプに2人、人が取り残されてるのが分かってる状態なんだね…… 単純に考えるなら、ワタシたちも2人は救助・護衛に向かって、残りの6人でクリーパーの誘導と撃破をするのが素直かな? 親子の救助に向かうのはヒール・医療持ちで担架とかお水を持った人、誘導撃破は……ペットとかで不意の鉢合わせを回避できると安全そう……どうかな?
シューターのアスティン。よろしく。 んー…。親子もどこにいるかこれわかってないんだよね、きっと。 とりあえず、俺はエーテルリンクで大鼬を連れて行って、 あとは捜波を持ち込んで、親子とクリーパーの位置の特定かな。 建物に登らせたりしたら見つけやすいだろうし。 あとはおびき寄せが必要なら、大鼬と組んでやってみてもいいけど。
おねえさんは、シーフのエミリアっていうわ、今回はよろしくね。 おねえさんも初陣のような感じなので誘きよせとかを長時間できる感じはしないわね。 やるとしたらヒット&アウェイで、チクチクと、ちょっかいかける感じかしらね? もしくは、普段軽装で移動力高めなのと、スキルでさらに高めれるから、地道に足で救助対象を探したりとかかしら?
キャスターのミツキよ。よろしくね。 クリーパーと親子の位置を把握してから、2班に分かれて行動する感じかしら。 私が広場まで誘導するわ。遠距離から攻撃しておびき寄せる感じね。
レヴァーレ・クアルム、キャスターです。 よろしくお願いしますね。 とりあえずは既に挙がっているように救助対象とクリーパーそれぞれの位置把握と誘導ですか。 要救助者2名の状態がわかりません、2人とも自力で動けない可能性も鑑みると分かれるなら念の為救助に3人向かった方が良いかと思います。 ただ……少数でクリーパーとの遭遇戦になるのはかなり危険かなと。 捜索や救助に向かう時もそうですし、合流できても離脱する時に危険が付きまとってきますよね。 ならばいっそ先にクリーパーを倒してしまうのも手ではないかと思うのですが、如何でしょうか。
1人まだ声出してない方いますけど、あたしが気になった点2つ挙げるッス。 戦闘では、ガチンコの方がいないっス。 もうひとつは、熱を出して怪我している方がいるみたい(しかも母親)なので、人を派遣する場合、介抱の知識や技術のある方が良いッス。 レヴァーレさんの案の、先に倒しちゃうのを個人的には推したいけど、相手“タフ”って。
そうね。タフで、遠距離攻撃もあり、「一度走り出すと中々止まらない」っていう情報も、ちょっと巻き込みそうで捜索は少なくとも戦闘と並行で行いたいわね。 場所も分からなければ、巻き込まないような立ち回りも難しいし。 とはいえ、レヴァーレさんの言う通り、少数で遭遇戦はまずいのも事実。 だから「まずは全員ひと塊で行動」する形はどうかしら? パターン①「クリーパーを見つけられたら、その時点で救助組は離脱。残りがクリーパーの引き付けと撃破を目指す」 パターン②「先に救助対象を見つけたら、先に救助して、戦闘エリアを脱出。その後全員で撃破を目指す」 ※途中でクリーパーが救助現場に来そうなら①と同様、救助班とその他に分離 こんな感じで考えているわ。 ガチンコってのは「ウォーリア」がいないって事かしら。 ここは何か考える必要がありそうね。
申し訳ありません、遅れました。 シューターのセロンガードです。 よろしくお願いいたします。 担架は私が持っております。必要な際はかけて下さいませ。 ミツキさんの言う通りでいいかと思います。 ウォーリアー不在で前衛が必要な際は私が盾になりましょう。生命が1番高いようですので。如何でしょうか?
ウォーリアがいなくたって他のクラス構成がしっかりしてるから大丈夫だよ! セロンガードさんが受けるでも構わないし、ワタシがヘイト取ってから回避するパターンでも行けると思うよ? 敵は一匹しかいないし、複数回攻撃してくるわけじゃないし。 地形をしっかり使ってこっちの思惑に誘導していけば、ウォーリアがいない=即失敗にはならないと思うなぁ。 一丸となってまずは動いていくミツキさんの案はいいと思うな。 とりあえずクリーパーと救助対象の人と、最初に見つかった方を対処して、残りの人は見つかってない方を探しに行くでいいんじゃない? 救助対象の人に8人くっついてってもやれることってそこまでない気がするし。
全員一丸→救助班が離脱って感じッスネ?セロンさんの担架使うとして、2人が一時的?に離れると。 戦闘では編成は邪魔で散開した方が有利で、包囲して多角的に攻撃を仕掛けた方が有利な気がするッスけど……。
私はレヴァーレさんと同じく、救助班は3人(担架2人+サポート)でもいいと思うけど、まぁここは志望者次第ね。 引き付け側を減らすデメリットと天秤だし。 セロンガードさんもトゥーリさんも前衛挙手ありがとう。 とすると、次に決めるべきは「見つけた場所で叩くか、広場へ誘導するか」ね。 OPでの記載は「細い道で遭遇した場合」だから、こちらが先に見つけた場合は別なのよね。 下手に開けた場所へ行くより、後衛が隠れられる場所がある所の方が、先手を取れるなら有利じゃないかしら。 >救助対象の人に8人くっついてってもやれることってそこまでない これはその通りね。ただ、救出班が後から合流するより、最初から一緒に戦えたら、戦闘が楽になるってだけね。 勿論、大人数で行動する事による目立つデメリットがあるけど、リターンは大きいと思うわ。
私もミツキさんの挙げていた案でいいと思う。 たぶんクリーパーを先に見つけられそうかな? この敵はかなり目立ちそうでもあるし。 捜波を使ってもらえるならなおさらね。 解説で『中心部の広場まで誘き出せれば、戦いやすくなると思われます。』と書かれている以上、広場に誘導した方がいいと思う。というか、無難じゃないかなぁ。 。(私としては、こんな突進パワー型と開けた場所で戦うよりは、障害物とか利用して狭い場所で戦いたい気もするけどね) この敵は遠距離攻撃もしてくるし、傷や状態異常も回復できるらしいし、やっかいだね。 うまく弱点を衝けるといいんだけど……。
んーおねえさんは、戦闘能力がまだ低いので、担架もつのを手伝ったほうがよさそうな気がするわね。水と担架ぐらい買えるお金は残してあるし、いったん運んだあとは移動力を活かして戻ってこれるかもしれないし。 ただ、医療知識とかはさっぱりだから、その辺がある方がやるべきかもしれないけれど。 おねえさんは広場に誘導したほうが良いのかしらと思ったわね。 『突進からのしゃくり上げも、単純な動作ながら家屋の壁や柱をたやすく砕く』とあるから、狭いところで戦うと、周りを破壊しまくったりするかもしれないと思ったわ。 後、もう一つ『一度走り出すと中々止まれないようです』とあるから、広いところで走らせれば、隙ができたりするのかしらって思ったわね。
んー。作戦の流れは了解。 俺は捜波とエーテルリンクを持ち込むけど、 先にクリーパーが見つかった後も、救助対象者の捜索続行したほうがいいのかな? 両方位置を把握した時点で仲間にそれを共有後、クリーパー対処に専念、の流れ…かな? とりあえずクリーパー戦用に敵の命中力を下げる攻撃メインに遠距離戦で立ち回るつもりだけど。
戦場が傾向としてメチャクチャになっちゃうだろうし、安全圏までの避難は必須っス。巻き添えで母ちゃん死んだり、子供は逃げるかも。 あたし医療系知らないけど、(身長差で担架無理)救助班のサポートをやろうっスカ?でも、対応はノリになる感じ。金は結構余ってるッス。 戦闘は命中精度兼破壊力増強を主に立ち回るつもりッス。
二手に分かれるとしたら、私はクリーパー対応を希望しておくね! 少年とお母さんの救出は任せた! 可能であれば、クリーパー発見後も救助対象者の捜索は続行した方がいいんじゃないかな(私、キャスター以外のスキルについてはよくわからないけど……。)。 救助対象者がどこにいるかがわかれば、クリーパーをそっちの方向に近づけないように立ち回れるだろうし。
私もクリーパー対応班に挙手ね。 >位置把握 クリーパー見つかった後も、救助者の捜索はしたほうがいいと思うわ。 それこそ救助者の位置が分からないまま戦闘続けるのは危ないし。戦闘開始前に間に合わないとしても、途中で分かるだけでも十分助かるわ。
>>トゥーリさん ふむ、私がそれを言われるのは非常に感慨深いものがありますね…いや、失礼。 あなたの言う通りです。高智をもって共に敵を制しましょう。 >>二手 二手に別れるのでしたら、私は救護班に回りましょう。担架の他に、ヒールも習得して参りました。役目を果たせるかと思います。 >>位置把握 そうですね。クリーパーと親子、両方の位置を掌握した後に作戦を開始すれば成功の確実性は増すと思われます。
あ、もうそろそろ24時間前になっちゃうね。 ワタシ自身の整理のためにまとめさせてね! >方針 まずは全員ひと塊で行動する。 ①「クリーパーを見つけられたら、その時点で救助組は離脱。残りがクリーパーの引き付けと撃破を目指す」 ②「先に救助対象を見つけたら、先に救助して、戦闘エリアを脱出。その後全員で撃破を目指す」 ※途中でクリーパーが救助現場に来そうなら①と同様、救助班とその他に分離 ①は意見が割れてないけど、②は少しあやふやかな? クリーパー引き付け班まで救助に同行する理由はそこまで無いけれど、クリーパー撃破の都合上は8人全員が同時に交戦開始した方が全体としての消耗が抑えられて、成功率が高そうって意見があったね。これ、位置把握が重要っていう意見もあったし、クリーパー引き付け班は索敵はするけど交戦は合流を避けるって方向で対応できないかな? そうしたら、有利なポイントで待ち伏せとかも出来るかもしれないし。 その場合に課題になりそうなのは、一回別行動した人たちがどうやって合流するか、だね。 これが課題として残るようなら、再合流の不安定さを残すよりは全員が常に一か所にいた方がいいかもしれないねぇ >戦闘では編成は邪魔で散開した方が有利 班分けとしての意識と、実際の交戦時の立ち回りは分けて考えた方がいいってことだね! ワタシとかセロンガードさんが積極的に前に出るから、その間にほかの人は死角に回ってみたりとか!
>班訳け ・救助優先 セロンガードさん、エミリアさん、カーテンさん(?) ・クリーパー優先 ニーラさん、ミツキさん、トゥーリ ・未定/不明 アスティンさん、レヴァーレさん セロンガードさんが救助側に回るなら、ワタシはクリーパー側に行くね! 気を引くように行動しながら、ニーラさんやミツキさんが展開する時間を稼ぐよ。
中々顔を出せず申し訳ありません。 方針のまとめありがとうございます。 そうですね…既に懸念事項として挙がっているようにクリーパーと要救助者どちらを先に発見するかわからないこと、クリーパーとの戦闘の際建物被害による要救助者の巻き込み等考えればまずは固まって行動して分かれるという形が良さそうですね。 個人的には先に要救助者を発見した場合はそちらを救助班に任せてクリーパー班は戦闘に向かった方が良いかと思います。 撃破までいかずとも救助班の離脱までの引きつけ、足止めに重点を置けばある程度は耐えられるかと。 救助班の合流については……戦闘開始していれば必然的に方角はわかりそうかなと思いますが、少々楽観的でしょうか。 ああそれと、再合流の場合不意打ちを狙えるメリットもあるかと。 >位置把握 皆さんと同じく、少なくともクリーパーと要救助者両方の位置がわかるまでは継続した方が良いと思います。
個人の動きとしてはクリーパー対応を希望しておきます。 移動阻害を中心に各種BS付与を狙っていこうかと……前に出てくれる方には申し訳ありませんが、後ろの方で隠れる様にやらせて頂ければ。 救助にも回れますので、その方が良ければ言って頂ければ。 ・救助優先 セロンガードさん、エミリアさん、カーテンさん(?) ・クリーパー優先 ニーラさん、ミツキさん、トゥーリさん、レヴァーレ ・未定/不明 アスティンさん >広場へのクリーパー誘導 俺も誘導する方に賛成です。 会敵前であれば障害物を利用して不意打ちは可能かと思いますが、敵がこちらの存在を認識している場合手当たり次第周囲の建物を壊してくる可能性があり……崩落に巻き込まれたり、脱出したところを狙われる危険性を考えると閉所より開けた場所の方が良さそうかな、と。 小回りが効かないという話もあるので横に動けた方がこちらも避けやすそうですし。
俺は一応クリーパーのほうに回る、っていうか これ以上救助班増えるとバランスまずそうな気がする。 でも、ひとまずクリーパーも救助者もどちらも見つかるまでは探索優先って方針だし、両方見つかるまでは探索優先で。 探索系に特化した構成は俺だけっぽいし。 (エーテルリンク+壁歩きの大鼬、捜波、超聴覚をセット予定) 合流に関しても、大鼬で建物の上にでも登らせたり捜波使えば合流しやすい、かな…。 ところで、現状でクリーパーと要救助者を探索する能力、スキル周りを持ちむ人は他に誰かいたっけ? その人と俺はクリーパー対策班でも救助班でもなくて実は探索班扱い…? ・救助優先 セロンガードさん、エミリアさん、カーテンさん(?) ・クリーパー優先 ニーラさん、ミツキさん、トゥーリさん、レヴァーレさん アスティン(要救助者発見完了までは捜索を優先)
☀全体方針 一丸となって行動 ・要救助者と合流する ・クリーパーと接敵する いずれかの条件で個別行動に移行 とりあえずこれでプレイングに書いておいたよ! あとは個別行動で指定してね! 捜索・探索には超聴覚を使っていくつもりにしてるよ。
探索スキルは無いっスけど、医療は(誰もなかったみたいなので)取得したッス。 あたしは合流を一応考えて、その場の状況次第だけど広場に向かうぐらいッス。