The game is afoot!
鵜雛
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シナリオID:29
オープニング
歩く道は荒く、見るにもう何年も公には使われていない。腰の高さまで延びた一面の葎の原野を切り裂いて、一本真っ直ぐ地平線の向こうまで伸びている。
帝国の奇禍は大陸のあらゆる所に爪痕を残していた。それは例えば交通だ。帝国に通じる大動脈はいくつも絶たれ、支流もまた滞り、かつて当たり前の様に駆けていた道々は閉ざされた。その影響の一つとして、この道を選んだ者は険路を歩む破目になっている。
風が草原の頭を撫でて波を作る。道の一部は、育ち過ぎた草花に行く手を阻む様に覆われていて、それを掻き分ける姿は、大海に漕ぎ出だす小舟の様だった。
ふと、叢の下で足が石ではない何かを蹴った。潜って見てみれば、底に沈んでいたのは朽ちて倒れた道標だった。苔と腐敗に覆われて、示す目的地は今や何も読み取れない。
頭を上げて、見えざる稜線の裏側に思いを馳せながら、道行く授恵者たちは思う。
あの先には、今度は一体何が待っているんだろうか、と。
●
「どうか、我が村に食糧の確保をお願いしたい」
今朝、伝書バトが運び込んだ手紙の序文は、この時世では聞き慣れた言葉で始まった。ただひとつ手紙を受け取った冒険者が怪訝に思ったのは、手紙の届いたその過程だった。今、焦眉の急を要する帝国領は著しく伝書バトの使用が制限されている地であり、その情報の伝達は殆どが人伝いなのが現状である。一旦内容を読み飛ばして後付の宛先に目を移せば、そこには村長の署名と共に「セレドナ村」と住所が認られていた――帝国の国境を僅かに外れた山岳の裾に座す、王国領の辺境の村だった。
「冬備えの時期が差し迫り、例年ならば今頃は王国から援助の物資が届く頃だった。しかし、様々な要因が重なって今年は我らが村が下賜を授かることは難しくなりつつある。それは言うまでもなく帝国の崩壊に起因するものであり、第一に救援の優先順位の大部分が帝国へと向いたこと。第二に帝国に近い我々の村への主要な街道……補給路の多くが寸断されたことだ。けれど、それは大きな要因ではあるが、決定打ではない。大陸の食料庫たる王国は、こんな状況であっても国内で飢える者を出すことは無いだろう。
支援の打ち切られる最大の要因は、我々の状況が支援に頼らなければならない喫緊の状態にないことだ。隠さずに言おう。我々は現在、支援が無くともこの冬を越えるだけの備蓄の用意がすでにある。それでもなおあなたたちに依頼をしているのは、さらなる余剰の食糧を得る為だ。
我々には、冬を越える力がある。そしてそれは当然、我々だけの話だ。つまりこれは山を越え、足を引き摺り、村の門に辿り着いた帝国難民の助けを拒絶する事を前提とした推算に他ならない。門扉もんぴを閉じ、村の前で飢えて倒れていく無辜の民を見ながら、いや、見捨てながら、家の中に閉じこもり我々は春を待たなければならない。少なくとも、今の時点では。――そんなことは冗談じゃない。それが村の総意だった。
幸か不幸か、村の外れの丘陵で普段は見られないビヒモーが群生しているのを村の若い衆が発見している。彼らもまた帝国の動乱を受けて、山を越えて来たのだろう。普段は人懐こいビヒモーも、怖ろしい体験に慣れない土地、それに野生化という現況も鑑みれば、我々では軽々に手出し出来る相手ではない。つまるところ、あなたたちに依頼したいのは彼らの狩猟なのだ。
帝国という隣人は倒れ、我々を庇護する者たちは唐突に居なくなり、この冬を前に我々はついに独り立ちの時を迎えた。それ故に。だからこそ。我々は、今こそ助ける側にならなくてはならない。住む家を失い、家族を失い、国を失った誰かを助け、慰める側に回りたい。その為に、これは最後のお願いだ。
我々に、誰かを助ける力を与えて欲しい。これが最後。この先走り続ける、最初の一歩にどうか背中を押して欲しい――どうか、助けて欲しい」
●
葎の原野を越えた道の先には、まっさらな平原が広がっていた。穏やかな丘陵の中で、帝国領から逃れてきたと思しきビヒモーの群れが、頭を垂れて草を喰んでいる。3メートルを超える体高を揺らしながら悠々と歩く姿は何処となく余裕があった。
彼らはまだ気づいていないのだ。この先に何が起こるのか。そして、我々が何者なのか。
さあ――獲物を見つけたぞ。狩りの始まりだ!
解説
マスターより
リプレイ
一体何を感じたか――それは帝国の動乱が生んだ危機感だったかもしれない。
けれどそれは生来の物でなく、結局は暢気に見過ごして草を食む作業に戻って行く。
草原を駆ける風の正体――コハクとティラミス・ノーレッジ、その両名の姿に気づくこともなく。
「ここらへん、草木、ない。まるみえ。大丈夫?」
「傾斜が付いてるからな、屈んで移動すりゃ大丈夫さ。そういうの得意だろ? オレらは」
と、二人のハーフビースト、或いは二人のシーフがビヒモーの群れを遠巻きに駆けていた。
そっか、とコハクは端的に返す。実際に理解しているか、声色からは判断出来なかった。
「……と、そろそろお別れだな。オレはもう少し先から威すから、アンタはここら辺からやってくれ。じゃ、幸運を祈るぜ」
ん。と短く返事を返すと、未だ身を屈めて丘の陰を走るティラミスから左へ外れるように、コハクは丘の稜線から飛び出した。
いきなり現れた小さな少女の姿に、幾らかのビヒモーは顔を上げて警戒を開始する。
「がおー」
無表情。
「がおー」
一見して可愛らしい動作だった。
しかしそんな価値観はビヒモー達は残念なことに持ち合わせておらず、見慣れぬ存在に警戒を深めて煩わしげに後ずさって行く。
そんな姿を横目にくつくつと笑いながら、ティラミスもまた己の役目を実行する。
コハクの少し先で飛び出して、今しがたのコハク流の威嚇を真似するように、ビヒモーの群れを奥へ奥へと追いやって行く。
その様は二匹の慣れた牧羊犬のようだった――猫なんだが。心中でそう独り言ちるティラミスだった。
「……! 来ましたね……」
まだ扱って日の浅い、雑木の長杖を携えて。
フィーネ・ファルアリアは二人に追い込まれてやって来たビヒモー達と相対しつつあった。
散らばるビヒモーの群れの中で、的に狙うべきポイントはただ一頭。
恐らく群のリーダー格と思しき、白のビヒモーに彼女は狙いを定めている。
シーフ達の方を度々振り返りながら、それはこちらに向かって前進して来ていた。囲まれているとも露知らず。
10、5、3、2、1――――今!
「光よ――彼らを絡め取りなさい!」
重い杖を振り上げて――フィーネは握る手に力を込める。
エーテルの蒼光が先端に燈る。同時に、白いビヒモーの目の前に光球が出現した。
驚く間も無く光は弾け、周りの黒いビヒモーを巻き込みながら身体を纏い、動きを阻害する。
「今です!」
「ありがとう……ございます!」
合図に最初に応えたのは、オリーキュ。
ハーフリング――小柄なウォーリアが、群れの中でも最も大柄な白いビヒモーへと果敢に向かって行った。
「きみの相手は私よ……!」
揃いの長杖を振り上げて、弾ける魔法が白き巨躯に炸裂する。瞬間、ビヒモーの目に野生の闘志が宿るのを肌で感じた。
「ぶぉおおおお!!」
戦慄く声が裾野に木霊する。咆哮が振動に変わり、大気を、身体を、盾をびりびりと震わせる。
それでも尚、“盾“として敵と向き合う姿勢をブレさせないオリーキュを見て――傍らのスフェーンは心の中で感嘆の声を漏らしていた。
(すげーッスね……オリーキュの嬢ちゃんは。オイラと同じ、ちっこいハーフリングだってのに)
自分は違う。果敢に敵になんて向かえない。
強がる声は震え、武器を取る手は重く、立ち向かう勇気はあまりに乏しい。
けれど、スフェーンは自分の意思でこの前線に立っている。
目は、反撃を試みる白いビヒモーの突進を捉え、身体は咄嗟に動いていた。
「――危ないッス!」
オリーキュの前に出て、盾を振りかぶり、ビヒモーの突進を斜め後ろに受け流す。
「あ……ありがとうございます!」
「だだだ、大丈夫ッスか! 大丈夫ッスね! さー、ガンガン行くッス! 頑張るッス!」
「は……はい!」
受け止めた衝撃と、恐怖で足はがくがくと震えている。
それでも尚、爪先は敵の方向に向いたままに。
そんなスフェーンの精一杯のエールを受け止めて、オリーキュは手に持つ長杖を低く薙ぐ。
破脚砕――四足の一つを挫かれて、白き巨体は痛哭と共に草原に転がった。
「あっちは上手くやってくれているみたいね。……こっちもきちんとやらないと」
「はい。なんてったって、この仕事が本命ですもんね!」
やや遠くで、厄介と言える白い巨体のビヒモーを二人が相手取るのを視認して、ミツキ・アインホルンとユークリア・フィナンシェは武器を手に、残された“黒“達に向き直っていた。
白の咆哮に当てられて、彼方此方で鬨の声が上がっている。大規模な戦闘は避けられないだろう。
目的――食糧の確保には、これを打倒する必要がある。
「帝国の難民を受け入れる為の、手助け。……失敗する訳には行かないわね」
「はい! 帝国の人間として……。慣れ親しんだビヒモーさんを狩るのは忍びないですが、迷いはありません! 行きます!」
ハンマーを握りしめ、語勢高らかに。でもその前に! と、ミツキの武器に“輝刃“の魔法をかけるユークリア。
その気炎万丈とした姿を見ながら、ミツキは先ほどの言葉に「今度こそ」と付けなかったことに胸を撫で下ろした。
自分は帝国を守り切れなかった女であり、彼女は帝国を失った少女だった。
自身の失敗を隠したいといった、恥ずべき理由では無い。ただ任務の士気を挫く危険性を憂慮しただけ。
そもそも何千何万と言った帝国民の中で、彼女一人に謝って済むような問題でも無いのだ。
それでも――心の中の、棘のような痛みを誤魔化すことは出来はしない。
「……行くわね。私の魔法――食らいなさい」
今度の任務こそ成功させる――そう念じ、集中した想いは魔法の火勢を強めてくれる。
まだ仲間の誰もいない、猛るビヒモー達で満たされた空間に、“氷嵐“のエーテルの光が氷雪の様に舞った。
「ぶも?」
急激な気温の低下に違和感を覚えた時には、既に遅かった。
収縮したエーテルが爆発的に氷の嵐を発生させ、ビヒモー達の動きを急速に凍りつかせていく。
ビヒモーは寒冷の気候に強い動物ではあるが、攻撃に意識を集中させたミツキの魔法は容易くその耐性を突破した。
黒い体表を白く染めながらばたばたと倒れていくビヒモーを横目に、ユークリアも拳を握る。
白程では無いが、ヒューマンと比せば十分に巨体である黒き一頭と向き合い、ハンマーを振り上げて――
その一撃は、空を切り地面に向かって叩きつけられた。
「ぶお!?」
大地を揺らす振動と、予想外の空振りに驚愕の声を漏らすビヒモーの前で、反作用でふわりと浮き上がり、宙を舞うユークリア。
「悲しみの……ローリングソバット!!」
「ぶもー!」
悲痛な両名の声と共にビヒモーの身体に靴底が突き刺さる。
「あなた達は確かに以前お友達でした……! しかし、今日わたしはシルトラースの戦士として! あなた達と戦います!」
お覚悟を! と構え、ハンマーを置き去りに徒手空拳で突っ込むユークリア。
雄叫びを上げ、それを迎え撃つビヒモー。
転がり、立ち上がり、土埃を払い、向き直る。
ぶつかる視線は火花を散らし、正々堂々とした一騎討ちが今まさに始まろうとしていた――
「ヒーラーなんだからあんま無茶しないでー!」
がつーん。
「ああ! ビヒモーさーん!」
ヒーラーとして前衛と後衛の間で待機していたアルマ・ヴァレンタイン、渾身の横入り。ビヒモーは倒れた。
大地に突き立った寂しげなハンマーを拾い上げて、とてとてとユークリアの元へ駆け寄ると、サイドヒールでユークリアが受けた傷を癒していく。
「ほら! ハンマーちゃんと持って! ダメだよ、武器捨てちゃったら!」
「う、うぅ?……。す、すみません。しかしシルトラースの戦士としてですね……! あら?」
と、治癒の暇にアルマとユークリアが会話していると、大音声と共に二人は戦況の変化に気づく。
ビヒモー達が逃走を開始したのだ。
時を遡ること数分前。
前衛をオリーキュに預けたフィーネは、スタティックフィールドを放った杖をゆらりと横に凪ぎ、そのまま主砲の用意に繋いでいた。
氷嵐、ミツキと同じ範囲魔法。草原に吹き荒れる暴風雪の嵐である。
滞りなくそれは放たれて、ミツキの凍らせた右舷と同様に左舷を白く染めたのだが――
「――僅かに、足りませんでしたか……!」
元々寒冷地の帝国領に住む毛皮の厚い獣。
戦意を込められた氷雪は確かにビヒモー達の体力を多大に奪ったが、膝を折らせるには至らなかった。
攻撃を受けたビヒモー達の瞳は敵意に燃え、フィーネに向けて突進の姿勢を取らせる。
軽装のフィーネが攻撃を受ければ、ただでは済まないだろう。しかし――
「それでは、後は頼みます」
「オーケー。後は任せな」
音もなく、霜に塗れた黒い巨体の一体が、次の瞬間にはもう一体が草原に倒れ伏した。
疾風の如く駆け抜けたティラミスの両手の刃が煌めいたのは一瞬のことだった。
倒れた仲間に気づき、突然現れたティラミスに振り向いたビヒモー達も、それと同時に力を失って崩れ落ちることとなる。
「コハクも、いる」
手元の短剣と瞳を煌めかせながら、ビヒモーの巨体の影からゆらりと現る小柄な影。
刀身に付いた血を振り払うと、コハクはふんすと満足げにそれを鞘に収めた。
その時だった。
「ぶおぉぉおおお!!!」
「!?」
「うぎゃああぁーーッス!!」
相対していたオリーキュとスフェーンが驚愕する。
再び群れの中心であった白いビヒモーから咆哮が上がったのだ。その意はすぐに判明した。
残された少ないビヒモー達が、北東の方角へ一斉に走り始めたのだ。
つまりは撤退――逃走の合図である。
「――逃さないわよ」
真っ先に反応したのはミツキだった。
オリーキュとスフェーンの二人は逃げるビヒモーを追っていない。事前の取り決めで、これから起きることを知っている故に。
足を引きずりながら逃走する白いビヒモーの目の前で、つい数分前に見た光球が再び出現した。
それも、以前より強く輝いて。
それは呪法強化で強まったミツキのスタティックフィールド。光が逃げる足に絡み付き、ビヒモー達の足を地面に縫い付ける。
「ぶおっ……!」
地を這って、白いビヒモーの自由が奪われたのを確認してから、オリーキュは駆けた。
同じ王国の外れに住む人間として、この村の人達の力になりたい――そんな思いを秘めて、跳び、長杖を振りかぶる。
「きみの相手は……私、よ!」
下がった頭部に炸裂する、振り下ろされた痛恨の一撃。
白いビヒモーは、その声を最後に意識を失った。
白いビヒモーと同時に逃げ出した残りの黒いビヒモーも、矢継ぎ早に放たれたミツキの氷嵐に巻かれて気を失った。
ただ、足の早かった子供のビヒモーの何匹かはスタティックフィールドを逃れて草原を駆けていく。
「あちゃー。逃しちゃったか。追う?」
と、アルマは周りに問いかける。
「いいさ。目標は十分達したし、元々温厚な動物だからこんだけ痛い目みりゃでっかくなっても人を襲う様なことしないだろ」
強く生きろよ、と見送るティラミスの声と共に、稜線の裏側に子供達の影は消えていく。
静けさを取り戻した草原には白一頭、黒十二頭――うち二匹は子供だった――のビヒモーが横たわっている。
任務は終了。目標を大きく上回る大戦果――大成功だった。
「お疲れさまー! いやあ、大成功だねー!」
戦闘班の疲れを癒す様に、慰労のヒーリングオーラを振りまくアルマだった。
癒しの波動を受けて大きな尻尾をゆるゆると動かしながら、コハクは一足先に休息を終えて立ち上がる。
「ん。コハク、村のひと、よびにいく。すぐ知らせたい。コハク、あしはやい。いきたい。いい?」
「ああ、そりゃいい。コイツをオレ達だけの運ぶのはホネだしな。ちょっとくらいは手伝ってもらおうぜ」
「賛成ッス。……ぶっちゃけ、オイラはもう足が言うこと聞かないッス」
ティラミスとスフェーンも同調し、ん。と短く返事をするとコハクは素早く村の方角へ駆けて行った。
「みんなは休んでて! ボクは村のみんなが来る前に血抜きとか済ませちゃうよ!」
「あ、それなら私も手伝います。田舎で、少し経験がありますので……」
「私も、彼らの弔いの意を込めてお手伝いさせてもらいましょう。経験は、あまりありませんが……」
アルマがそう提案し、追随する様にオリーキュとフィーネも立ち上がって、三人は草原に横たわるビヒモー達の方へ遠ざかっていく。
――その後、姦しい悲鳴とアルマ渾身の「ヒール!」が炸裂する事故が発生したのだが、その詳細は三人だけの秘密となった。
数刻の後、村から荷台を伴った何十人もの村人と、手紙をギルドに届けた村長がコハクに連れられて草原に到着した。
「皆さん、この度は本当にありがとうございました。我々の力不足で、帝国で忙しい授恵者の方々のお手を患わせてしまい……」
まだ若い、代替わりして間もないと見られる村長の堅い謝礼を遮る様に、ミツキは言葉を差し込んだ。
「とんでもない、帝国も王国も関係無いわ。困っている依頼人の助けになるのが冒険者の務めだもの」
けれど、と。
「元帝国の人間として此方からお礼を言うわ。ありがとう。
貴方達のその優しさ、本当に感謝しかないわ」
微笑を浮かべてそう告げると、そこで初めて村長も笑顔を浮かべた。
「これから、肉の中でも保存の効かない部位や肉質の材料を用いて、街で一晩の祭りが行われます。村の未来を祈願する大切な祭りです。よろしければ、是非参加して頂きたい。我々の出来る限り、歓待させて頂きます」
「本当ですか! 是非是非ご一緒させてください!」
「行く行くー! どんな料理が出るのかなー!」
「いいねえ、酒はあるかい?」
「あ、よろしければお料理、手伝わせて頂きます!」
「……ごはん。たのしみ」
「うう……。もしかして、内臓料理とか、出るのでしょうか……」
「頑張って働いた分、いっぱい食わせて貰うッス!」
「……じゃあ、お言葉に甘えて。御相伴に与らせて頂くわ」
直に日は沈み、灯りの無い草原は墨に塗られた様に黒に染まる。
その闇の中で、遠くに見える村は高い篝火と、家々の灯りで強く煌いていた。
その晩は、その村の歴史で最も長く賑やかな夜となった。
これから先には、長く多い苦難が待ち受けているだろう。
しかし、今この瞬間の掛け替えの無い一瞬は決して心の中から消えることはない。
一つの村と、授恵者達。二つの未来に乾杯を。
マスターコメント
ショートシナリオ易しい 報酬:標準8 / 4〜8人
2020年10月24日 16時04分13秒 公開
相談掲示板
狩りの時間だな! ハーフビーストのシーフ、ティラミスだ。 宜しく頼むぜ!
No.2
ハーフリングのウォーリア、スフェーンッス! 言っておくけどオイラは……弱いッスから ……出来るだけ、出来るだけ早く目的を達成したいっスね……!
えっと、はじめまして。ウォーリアのオリーキュです。よろしくお願いします。 初めての依頼ですけど、よろしくお願いします。
ヒーラーのユークリアです、宜しくお願いします!
シーフ、コハク。 よろしく
ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしく。
帝国難民を受け入れるための食料なんて言われたら、全力を尽くすのみよ。 ヒューマンでキャスターのミツキよ。 範囲魔法で攻撃したり、スタティックフィールドで逃げようとしたビヒモーの足止めをしようと思うわ。 よろしくね。
キャスターのフィーネ・ファルアリアです。 よろしくお願いします。 スタティックフィールドは私も取ってありますね。
なるほど移動阻害の魔法か、確かに小さいビヒモーを仕留めるには重宝しそうだ。 俺はそうだな…『疾風足』での加速と『フェザーステップ』での再移動。 攻撃は『ダブルエッジ』での2回攻撃ってとこか。 あとは隠蔽が低めだからぐるっと反対側に回り込んでみようかと思ってるんだが、どうだろう? 追い込み漁みたいな感じで今いる場所まで誘導出来ないかなと。
狩猟となりますと……まず、群れのどのあたりを主に狙うか、決めた方がいいかと思うのですが……。 できれば、黒色の子どもを捕まえられると、その親も留まってくれて、捕まえやすいかとは思います。ただ、白色の大きなビヒモーが、黙ってはいないでしょうから、そこは押しとどめないと、かな、と思うのですが…… たぶん、全部を捕まえるのは無理でしょうし、できれば子どもは捕まえられても全部は狙わない方が、その方が今後も長く共存できるんじゃないかと思います。 倒したビヒモーを持ち帰る荷台とか、もし余裕があればできるように、木に釣るして血抜きをするようのロープとか、借りられたらいいかな、と思うんですが、難しいかしら……。 ……あ、いえ、その……ごめんなさい、色々……。昔、家でも、家畜の下処理とか、していたので……。
>反対側への回り込み とても良いと思うわ。 移動阻害したとしても白のビヒモーとかに壁になられたら逃がしちゃうだろうし、複数方向から攻められる方がいいわね。 特に追い込んでくれてまとめてくれた方が範囲魔法で攻撃しやすいわ。 >どのあたりを狙うか そうね。オリーキュさんの言う通り、概ねの方針はあった方がいいと思うわ。 特に求められてる基準は6頭程度なので、半分ほどの量しかない黒ばかり狙っても足りないだろうし。 その上で私はまずは白色を落とすべきだと思うわ。一番危険なの放置していては、危ないからね。 並行して子供達を捕まえつつ、白色に火力を集中。白色を落とした後は子供が捕まっていて逃げづらい親を狙う。 こんな感じはどうかしら。 ただ、個人的にはあまり共存は考えなくていいと思うわ。 帝国領から来たのだとしたら元々いなかったみたいだし、他の元々いた生き物達と共存できるかは分からないわ。 それに、群れが無くなって、少数になってしまったら他の肉食獣に狙われやすくなって全滅するかもしれないしね。 難民のために少しでも食料はあった方がいいと思うわ。 >荷台とカロープ そうね。借りられるなら借りれた方がいいわね。 山岳の村なら、そういった道具もあるんじゃないかしら。 下処理きちんとやって引き渡した方がいいものね。
食用肉、毒、使えない。 目標、決まったら、『疾風足』『ダブルエッジ』でとつげき、できるよ? ただ、ビヒモーまで、300m、だから、どうやって近づくか、もんだい。 ティラミスの言う通り、ティラミスとコハクで、裏に回り込んで、挟み撃ち、とか。 ウォーリア2人、キャスター2人、ヒーラー2人、だから前衛は、平気そう。
野生化とあるから、もともとは家畜さんだったのかもしれないけどね。 村の人が畜産とかできるかも分からないし、ぜんぶお肉になってもらうほうがいいのかな? 戦闘面はきまった方針に合わせるよ! ボクはヒーラーだし回復くらいしか今回積んでないけどね あとプレイングの600文字ってわりと少ないよね… 下処理とか運搬手段の確認とかも手分けしないとカツカツだよ
親しい頃から親しんできたビヒモーさんをお肉にしてしまう時がついに来てしまったんですね…。 私は普通に火力が必要な所に叩きに行きつつ、回復を適時する事になりそうです。 囲んでまとめて範囲攻撃ですね! お肉の運搬とかやっぱり考えた方が良いのでしょうか。村の人に回収、解体手伝ってもらえるといいのですが。
毒は不味いですよね… ところで、魔法で派手に吹き飛ばしたせいで可食部が少なくなった、とかなったりしないでしょうか…。 フレイムゲイズとか「焼き尽くす」と書かれてるんですがっ。 >回り込み 私としては特に否はないですね。 普段は大人しいみたいですから回り込んだり近づいたりは特に難しくはないでしょうし。 >プレイング 600文字は普通ですよ。 文字数内に収めるのもプレイング能力なので頑張りましょう。
No.16
>どこを狙うか (背が低いためぶんぶんと大きく腕を振って) あっちょっと良いッスか? オイラなりに考えたんスけど、子供を捕獲しながら白、群れを統率するやつに火力を集中するのは難しいと思うッス。 なんでかって言うと、群れってやつは子供を守るように出来てるからッス。 オイラたちも子供が襲われてる時、咄嗟に助けたくなるのとおんなじッス。 それに、ビヒモーの方が確実にオイラ達よりも数が多いでスし……下手を打つと捕まえたのがボコボコのボコにされると思うんスよね。 なので、子供を狙うと黒からの反撃を食らうかもッスから……火力を集中できるか、と言うのが難しいと思うッス。 >回り込み 回り込みによる追い込みってのは オイラも賛成っすけど、それは同時に『群れがまとまってる』って形になるんじゃ無いかと思うんで…… 上手く『散らばってこっちに追い込めれば』良いと思うんスけど…… めちゃくちゃ長く発言してスンマセンッス。 つまり、その上でオイラは、『黒』を優先して狙うべきかと考えるッス。 黒、子供、白。の優先度ッスね。 白はええと、何でしたっけ。足止めできるやつで足止めして、黒を倒して反撃の回数を減らして、子供は出来れば取る。 ……ってのは、どうッス、かね……?
(後方、回り込み側) コハク、ティラミス ↓ ビヒモー ↑ (前方、メイン戦闘組) スフェーン、オリーキュ、アルマ ユークリア フィーネ、ミツキ …こんな、感じ?
黒・子黒・白の優先度、白の足止め…ふむふむ…。 手堅く行くなら大人の黒ビヒモーを6頭ってところか、子供はまぁ狩れる範囲にいたり拘束魔法に巻き込まれてたら追加で狩る…くらいが良いのかもしれないな。 それなら子供は遠くへ逃げた個体は深追いしなくても良いだろうからね、窮地を潜り抜けた個体はきっと強く生きるさ。 焼き尽くす魔法か…確かに可食部は少し減りそうな気がしなくもないが、もし使うとしたら少々もったいないが食用にあまり適さない白ビヒモー辺りだろうか? 回り込んで追い回した際に纏まる可能性は確かにありそうだな。 位置を調整出来るかどうかは実際にやってみる形になりそうだが…。 ただある程度纏まっていれば【移動阻害】に巻き込める個体を増やせるというメリットもあるから、その辺はどちらが良いか皆の判断に任せよう。
スフェーンの、内容通りだと、逆にビヒモー(大)がビヒモー(小)を守る為固まって、範囲攻撃しやすくなる? キャスター二人が、行動阻害と、範囲攻撃。 ウォーリアとヒーラーが、ビヒモー(白)のタゲ取り、とか。 キャスター範囲攻撃後、シーフの一人が突撃、もう一人はカバー。 コハクの、がばがば作戦、あくまで参考程度、で 正直、(小)は積極的に狩らなくても、良いと思うのが、個人意見。 村の食料なら、質より量。(大)を狩った方が、お肉いっぱい。 (小)は、狩れたらラッキー、程度。
比較的、白色は抑えながら黒の大人をメインに、子どもは巻き込んで狙える子がいたら、といった流れの意見が出てますでしょうか? 白を先に倒す、というご意見もみられましたけど、白色のリーダーさんが倒れたらみんな真っ先に逃走しそうかな、とも思うので、私も食い止めている間に数頭は確保できたらいいのかな、と思います…… ごめんなさい。私、ウォーリアなんですけど、あんまり執着を付けたりカバーをするスキルはないんです…… フェイントと破脚砕で行動阻害(命中/回避デバフ)をつけながら、少しでも前でがんばれたらなって思います。 範囲魔法ですが、あえて群れの中心ではなく一度両サイドに放つことで左右への散開・逃走の阻止と中央への誘導も、できないかな、なんて思ったんですが…… >荷台 ごめんなさい、私が提案しちゃったんですけど、狩りをするのに運びながらって、大変ですし、壊されちゃったら困るので、狩りが終わったら村に報告に戻って、荷台で回収に来てもらう形の方が安全かな、って思いました。 待つ間にできるならで、血抜きの対応は、プレイングに記載しようかな、って思ってます。
えっと、黒(小)は優先して狙わない感じでいいのかな とりあえず回り込んだり包囲?したりするのはボクも賛成 あとは移動阻害の要になりそうなスタティックフィールドだけど敵味方識別ないんだよねあれ 初動でデバフ発射~!から突撃~!するのか (解説で群生とはあるけどぜんぶ直径3Hex内で巻き込めるのか不明…) ある程度戦闘が進んで逃走されそうな段階でみんな退避~!してから撃ってもらうのか 巻き込まれないよう手番の指定が必要になりそうな感じ 他には攻撃は足狙いにして負傷させられれば逃げ足が遅くなってくれないかなーってくらい
フレイムゲイズはまだ取得していなかったので、今回は念のため表現がマイルドな魔法にしておこうと思います。 スタティックフィールドは私とミツキさんで2発分あるので、どう使うかは考えないとですね。 最初に1回使うのも手だと思います。 無差別系の範囲魔法を撃つときは味方に退避してもらうのが基本でしょうか? まあ、今回は敵の数が多いので味方を巻き込まない所に撃ってもそれなりに効果はありそうですけど。
執着無しで白残しとなると、足止めのウォーリアのお二人じゃなくて、実際に捕獲に回ってる所か、魔法撃ってるキャスターの所に抜ける可能性もあるのよね。 あと、白優先ってのはビヒモー達に逃走された時に、「黒と白どちらが残ってる方が面倒なのか」という話もあるのよね。 耐久と攻撃力の両方がある白が足止めに徹したら、とても面倒だとおもうのよ。 まぁ、どちらも仮定の話と言われればその通りなのだけど。 スタティックフィールド、最初なり、まとまったタイミングで撃つのも確かに手ね。 私はどちらかというと逃げようとした所に巻き込まないように打ち込んで、容易に追いつけるような使い方を想定していたわ。 だから、フィーネさんの言う通り、まずは一回使う、逃げようとした奴にもう一回という感じかしら。 という両方を踏まえた上での提案なんだけど、まず初手で「白を必ず含むようにスタティックフィールドを撃ち、白を移動阻害」して、「基本はウォーリアの二人に白を任せ、抜けてきたら逃げる」という形はどうかしら。 白の足が遅くなればウォーリア達の足止めもしやすくなるし、抜けたとしても遅くなっているなら、後衛は距離を取っておけば安心だし、シーフの足なら逃げ切るという算段も立つ。 その上で追い込み作戦で固まった黒の大人を範囲魔法とシーフの足で弱らせ捕まえていく。 子供達は狙えたらのおまけ程度で、大人たちを取れるだけ取って、最後に全員で白を落とす。 どうかしら。
No.24
ああ、なるほどッス。オイラは『反撃の数』を問題にしててミツキの姉さんは『攻撃の威力と本体の耐久』を問題にしてるんスね。 そこらへんは作戦による取捨選択になるから、難しいとこッスねえ……。 (考え込んで) (不意に足をぷるぷると震わせながら) りょりょりょ了解ッス。一応カバーは出来るッスからなんとかやるッス……! なお執着はないッス。敵に殴られるの怖いんで……
そうね。スフェーンさんの認識の通りよ。 半ばメタ混じりではあるけど、解説の所で「群れで一番の巨躯に相応しい」なんて脅威を強調されてるから、黒の大人とは別物じゃないかと想定してるわ。 ただ、確かにスフェーンさんから見たら、数の方が厄介よね……。カバーリングの数以上に来たら守れないし……。 脅威だと評価しておいて、ウォーリアのお二人にお願いするのは我ながら中々酷いと思うけど、お願いするわ。
ミツキの、案で、コハク、もんだいなし
No.27
現段階のまとめ (以降敬称略 コハク ティラミス による群れの誘導 ミツキ、フィーネ スタティックフィールド による群れの移動(逃走、分散)阻害 スフェーン、オリーキュ スフェーンカバー オリーキュ破砕脚 による白の足止め(めちゃくちゃ怖いッス ユークリア、アルマ 遊撃、回復等 ――って感じッスかね。 大まかな指針と言う感じッスけど。
私は回復各種と、輝刃(攻撃力UPバフ)と輝足(回避力UPバフ)を持っていきますね。 位置的にはウォーリアーさんたちを範囲回復できる範囲(3ヘクス以内)で戦うつもりです。 今回は範囲魔法が決め手になりそうですね!
あ、スタティックフィールドを最初に使うのは私でも良いでしょうか。 と言うのも、私INIがかなり低いので逃げ始めてからだと間に合わない可能性があるかなと。
うぅ……オーブがないので、シーザーロアとか特性は増やせませんでした……ごめんなさい……。 防具を少ししっかりしたのと、武器を魔法使いさんの杖にしました。杖でも、元々の練習用の剣より物理も魔法も強いですし、射程も12まで伸ばせますので、白色のビヒモーにも、肉薄する前に先に攻撃して注意を引くこと、できないかなって思っています。
>スフェーンさん まとめありがとう。とても助かるわ。 >フィーネさん 了解よ。じゃあ、私はすぐに使わず温存しておくわね >オリーキュさん 「シーザーロア取れ」って感じに聞こえてたらごめんなさい。 とりあえず今採れる範疇の手で、一緒に頑張りましょう。 先に一撃入れて注意ひくのはいいアイデアだと思うわ。
まとめどうもありがとう。 遊撃の文字で思い出したから、射程の長いきゃすたー武器に変えてプレイングを修正したよ。 ヒーラー武器って何の利点もないから買い物失敗しちゃった感があるよ… いちおうクラス外武器で何かしらペナルティが付くかはお問い合わせなげてるけどね
お問い合わせの返信が早くてビックリだよ >>クラス外の装備を使用している状況であってもペナルティなどはございません。 とのことなので問題なさそうだったよ ヒーラーなので回復重点だし毎R撃とうと思うと、 再装填でサブアクション潰れて移動ほかに回せなくなるしであくまで補助だけどね