【秋祭】カシュー村のナッツ収穫祭
谷口舞
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シナリオID:20
オープニング
小高い丘の上に【カシュー】村がある。
村の周囲をぐるりと囲むように植えられたナッツの木が名産で、その実を燻して粉に混ぜた【ナッツケーキ】は遠くから商人が買い付けに来るほどだ。
この時期はナッツの収穫時期のため、村のあちこちで樽いっぱいに入ったナッツを剥いていたり、窯で燻す村人の姿を見ることが出来る。
月の終わりにナッツを使った収穫祭も行われるため、村人全員でナッツの収穫と準備におわれていた。
「ふぅ……今年はちょっと数が少ないかな」
地面に散らばるナッツを丁寧に拾い上げながら、村長の孫娘フォウは小さなため息をついた。
今年はあまり天候に恵まれなかったせいか、ナッツの実の出来が良くない。
収穫祭でふるまう分と、村人達の食糧にする分くらいしか集められておらず、備蓄に回す余裕はなさそうだ。
「早くしないと動物達に食べられちゃうし……急がなきゃ」
そう。ナッツを食べるのはヒトだけではない。
周囲の森に住む動物や、時には低俗な魔物達も食べに来る。
彼らはナッツだけではなく、家畜や野菜にも手を出してくるため厄介な存在だ。
早めにすべて収穫しておかないければ、思わぬ被害を受ける恐れもある。
例年より少ないものの、収穫祭の準備に人手がさかれているため、作業を終えるのはまだまだ時間がかかりそうだ。
準備を進めて数日がたった頃のことだ。
フォウはある異変に気がついた。
備蓄倉庫の中にある樽の中身が3つも空になっていたのだ。
家畜達が食べないよう倉庫には鍵をかけていたし、まだ加工をしていないため誰かが盗み食いをしたというのは考えにくい。
なにより樽の大きさは子供と同じくらいの背丈はある。
中身だけ盗むのは容易ではないだろう。
よく見ると、樽の周辺に砕けた殻が飛び散っていた。
何か前歯のようなものでかじられた跡がはっきりと残っている。
「これは……そうね。あいつらも準備の時期だったわね」
殻を拾い上げながら、フォウが苦々しく顔しかめた。
恐らく歯形の主は、村の近くにある森に住むマーモットだろう。
この辺りに住む小動物の多くは冬眠の準備のため、餌を求めて人里に来ることがある。
マーモットは臆病で警戒心が強く、人間の目に触れることは滅多にない。
そのため、今回のように朝起きたらいつの間にか食べ物をかじられていた、という事件がここ数年増えていた。
このまま放置しておけば、またナッツを食べられる可能性がある。
無事に収穫祭を迎えるためにも、何か対策を打たねばならない。
「このままじゃ全部食べられちゃうし……かといって、これ以上は村の人たちにお願いするわけにはいかないしなぁ……。うん、ちょっと負担になるけど、おじいちゃんに相談して、応援をだしてもらおう」
村人達は祭りの準備で手一杯のため、マーモット狩りまで自分達だけで行うのは難しい。
村長の権限で冒険者達にヘルプを頼めないか、相談するべく、フォウは急いで家に戻っていった。
それから数日後。
一枚の依頼書が新しく冒険者ギルドの掲示板に張り出された。
その内容を読み、冒険者の一人が目を輝かせる。
「ねえねえ、これみて!」
「んー? なになに……『マーモット退治にご協力ください。報酬は村名産の【ナッツケーキ】です』……って、もしかしてこの時期にしか食べられないあの真っ黒いケーキ?」
「そうそう、カシュー村といえば、あのケーキで有名だしね。あの黒くて甘くてほろ苦いケーキ食べてみたかったんだよなぁ」
「退治する前から報酬の話してるの?」
苦笑いを浮かべながら、ギルド員が声をかけてきた。
「その仕事どう? 結構簡単みたいだし、ここからそんなに遠くもない村よ」
「うーん……そうだなぁ。小動物を相手にするなら、人数は多い方がいいよね……誰か行きませんかー? おいしいケーキ食べられるらしいですよー!」
解説
マスターより
リプレイ
「おお、よく来なさった」
村に訪れた冒険者一同を、カシューの村人は総出で出迎えた。
ゴブリンやリザードマンといった、村では殆ど見ない種族の姿に驚く村人の姿もあったが、村人の殆どは収穫祭に向けて、若い人手が増えたことを純粋に喜んでいるようであった。
「ナッツケーキ、一度食べてみたかったんだよ~☆」
エルゼリオ・レイノーラは満面の笑みを返す。
「そのためにも、まずは害獣対策と収穫祭の準備をしないとな」
早速とばかりにディアンは村人達から罠に使えそうな古い樽をもらいに、倉庫へと向かった。
「私もお手伝いしますわ」
と、ユークリア・フィナンシェも倉庫へ向かう。
「明るいうちに下見をしておいた方がいいな。俺も行こう」
夜行性のマーモット達が寝ている日中に、彼らの侵入経路を探るため、テテリカもマーモット達の痕跡を探しはじめた。
この頃は日中の明るい時間帯が徐々に短くなってきている。早めに行動しないと、あっという間に日暮れを迎えてしまうだろう。
「わ、私はナッツの収穫のお手伝いを致しますね」
オリーキュは手慣れた様子で畑仕事に必要な準備を整えていく。
農村育ちの彼女にとって、畑仕事は呼吸するのと等しいほど簡単な作業なのだ。
テキパキと己の役割を進める彼らに、村人達は両手をあげて喜びの声をあげた。
「これは頼もしい一行が来てくれたぞ」
「これなら収穫祭を無事に迎えられそうだ」
「うむ!うむ!余輩の手腕にかかればネズミも一網打尽であるぞ!」
大型犬くらいの黒いもふもふ―もとい、ネモが得意げな様子で見えない敵と戦うそぶりを見せる。
「あ、ああ……期待しているよ」
冒険者にも色々いるんだな、と村人は一抹の不安を感じるのであった。
●森の狩猟
村から少し離れた森の中。
ストレガ・L・リベルガストラと飯塚・麦穂は【マーモット達の生息地】と言われている空き地を訪れていた。
相手に気づかれないよう木陰に潜み、じっと耳をそばだてる。
遠くからかすかに「キー!」と甲高い鳴き声が聞こえた。げっ歯類特有の警戒の鳴き声だ。
声の主は空き地の中央にある、盛り土の上に立つオスのマーモットだった。どうやら自分の縄張りに、他のオスが来たため、威嚇をしているようだ。
ストレガは素早フリーズボルトを解き放つ。
氷の矢は無防備なマーモットの頭に当たり、炸裂した冷気がマーモットを一瞬にして凍りつかせた。
「すごい……さすがリベルガストラさん」
麦穂は先輩キャスターの手腕に感嘆の声をもらす。
早熟で知られるゴブリン種は、見た目以上の豊富な知識や匠な技術を持つ者が多い。ストレガも知識の世界を常に探求し精進している者の1人だ。
―もっとも、最近の興味は食についてのようだが。
麦穂は討伐したマーモットを捌き、丁寧に毛皮と肉を分けていた。
毛皮はカカシに、肉は収穫祭の食材とするそうだ。
「暴れられずに仕留められたのはラッキーなのだ。んー……ああ、あー……」
ストレガは先程の鳴き声を真似して、巣の仲間達に敵が居ることを伝える。こうすれば、臆病者の彼らは巣に閉じこもり出てこなくなるからだ。
マーモット達が息を潜めたことを確認し、ストレガは巣穴の一つに水を注ぎ込む。
一息おいて、マーモット達が我先にと巣穴から飛び出してきた。
草陰に隠れる前に、彼らを素早く倒すのが今回の目的だ。
「麦穂殿、右手のマーモットを頼むのだ。くれぐれも大きな大人だけなのだ、小さいのは見逃すのだ」
「はいっ!」
●収穫祭準備
「いやー、助かるよ。こういう準備はやりたがる人がいないんだよ」
「そうなの? ……地味な作業だしね」
村人からやり方を教えてもらいながら、ファルマ・アラーティはひたすらにナッツの殻剥きを手伝っていた。
「こういう下処理は慣れてるんです」
オリーキュはいぶされたナッツをてきぱきと仕分けて、粉にしている。周囲にはチョコレートによく似た香りが漂っていた。ただ、粉にしただけでは苦味が強く食べられたものではないが、はちみつと小麦粉で練り上げ、オーブンで焼くとしっとりとした柔らかなチョコレートに似た【ナッツケーキ】が出来上がるのだという。
2人の隣では、ネモが焼き上がったばかりのナッツケーキを頬張っている。
小さな口をせわしなく動かしてかじりつくその姿は、どこから見てもげっ歯類だ。
ふわふわな見た目も相まって、すっかりと村娘達のアイドルと化していた。
「ネモちゃーん、こっちも焼けたから味見して♪」
「必死に食べてるの可愛い……!」
「うむ、うむ! 旨いぞ! 甘くてサクサクだぞ! こっちは……うむ! 少し焦げているな!」
このまま全てのケーキを食べ尽くしていくのではないだろうか、と。
村娘達に囲まれる味見係の様子を眺めながら、ファルマとオリーキュは苦笑いをうかべるのだった。
●敵の侵入経路
昼の討伐を一旦終えた麦穂は、夜の襲撃に備えて敵の侵入経路の調査に取り掛かっていた。
村人達の話によると、マーモット達は屋根の隙間や明かり取りの小窓から入り込んできているらしい。
案内された倉庫は全体的に薄暗く湿り気があったが、手入れがしっかりしているからかカビ臭さはなかった。
天井近くに、穴を開けただけの丸窓が開けてある。確かにここからマーモット達が出入りしているらしく、わずかに痕跡が残っていた。
「あの小窓は……一旦塞ぐとして、後は……」
手近にあった資材を使い、埋められそうな侵入経路をつぶしていく。 仕上げに、蓋をした部分には強い香りを放つ油を数滴垂らす。これでマーモット達の動きを多少は制御出来るはずだ。急ごしらえのため完璧とはいえないが、牽制にはなるだろう。
作業を進めていると、外で何か物音がした。
どうやら外でもマーモット対策の準備を進めているようだ。
「上手くいくといいなぁ」
そのためにも今出来ることは全てやっておこう。
麦穂は他にも手を入れる場所がないか、再び倉庫内を歩き始めていった。
●倉庫にて
倉庫がよく見える木の上に寝転がっていたレイヤ・ダライ=カホールは、物音に気づき目を覚ました。
「あれは……ディアンさんとフィナンシェさんとアラーティさんですわね。害獣の罠の設置でしょうか」
使い古された樽に仕掛けと餌を入れ、ロープで樽同士を縛り上げて固定している。
餌で害獣を樽に誘い入れて閉じ込める作戦なのだろう。
その傍らで何やら黒いもふもふの毛玉が果物を頬張っていた。
1つ食べ終えて満足したもふもふ―もとい、ネモは何食わぬ顔で罠を設置中の仲間達に混じっていく。
マーモットの餌となる野菜の切れ端を樽の中に放り込もうとよじ登り……すとんと落ちてしまった。
「……何やってんだ?」
「余輩は罠の点検をしているのだ!」
キリっと真面目な素振りを見せながら、ネモは樽から出ようとするも、ネズミ返しに阻まれてうまく登れずにいる。
ディアンはため息を一つ吐き、ネモをひょいと抱き上げて樽から出してあげた。
「楽しそうだねー」
その様子を眺めながら、レイヤは小さくあくびをもらした。
日の入りまでまだ少しある。本番である日暮れまで、もう一眠りしておこう。
器用に尾を木に絡ませ、レイヤは再びまどろみの中へ誘われていった。
●近代的な罠?
「マーモットに使う金物の罠かい? 金物は大抵農具に打ち直しちまうからなー……。分かった、簡単なものを作ってやるよ」
「有難うございます!」
ユークリアのにこやかな笑顔に、村唯一の鍛冶師はだらしなく笑い返す。彼女の笑顔をもう一度見るため、彼は全力で仕事をしてくれるだろう。
「しかし……あいつらは賢いから、こんな罠じゃ効果がないぞ?」
「そこで、これの登場です」
ユークリアはそう言って、ナッツや野菜くずが入った袋を取り出した。
「餌のある場所を覚えさせて油断してもらうのですよ。そして……」
罠の詳細を聞き、村人は顔を引きつらせながら呟いた。
「……可愛い顔して、結構えげつないな……」
ユークリアはただ、にこりと微笑むのだった。
●夜の襲撃
田舎の森は暗い。
天空の輝きが唯一の明かりになるため、光が差し込まない夜は漆黒の世界となる。
エルゼリオのように、夜目を持つものでなければ、森に入ることは自殺行為だろう。
「確かマーモットはニオイで巣穴に印を付ける習性が……」
村人からの情報と優れた嗅覚を頼りに、慎重にマーモットの巣穴を探す。
「いたいた……」
視線の先に、盛り土に開けられた穴からひょっこりと顔を出すマーモットの姿があった。
すかさずエルゼリオは棍を振り下ろす。
ギィー!
甲高いマーモットの絶叫が森に響く。あまりの声にエルゼリオは思わず耳を塞いだ。
「うわわっ! スゴい音……耳が痛いよっ!」
《敵が来た、みんな逃げろ》
見張り役の声に呼応するように、巣穴から次々とマーモット達が飛び出してくる。
「逃さないよ!」
光り輝く棍を振り回し、エルゼリオは逃げるマーモットを次々と気絶させていく。
「よし、こんなもんかな!」
一通り気絶させたことを確認し、エリザリオはマーモット達を麻袋に詰めて村へと戻るのだった。
●害獣駆除
辺りが暗闇に包まれる夜。
彼らが動き出した。
「……来た」
柵の隙間にマーモットの姿を見つけ、テテリカは狙いを済ませて撃ち抜いた。
屋根の上に陣取り、相棒の大鼬【ベニテング】と連携を組んで、逃げ惑うマーモット達の退路をなくしていく。
「逃しません!」
倉庫側の木の上で陣取っていたレイヤが杖を振り下ろす。
稲光がマーモットの体に絡みつき、動きを止めた。そのスキをついて、ストレガの放つ氷嵐がマーモットを凍り付かせる。
取り逃した分は、オリーキュが振り下ろす斧の餌食となっていた。
だが、これで全てのマーモットを討伐出来たわけではない。
後から来た獣達は、仲間の危機を気配で感じ取り、いつものルートからそれて移動し始めたのだ。
その中に数匹ほど群れから離れて移動を始めるマーモットがいた。
昼間に美味しい餌がある場所を新しく見つけていたらしい。いつもの硬くて丸い箱の中に入っているのではなく、【地面に沢山落ちていた】のだという。まだきっと落ちているだろうと、彼らは昼間見つけた【新しい餌場】へと向かっていった。
【新しい餌場】の地面に触れた瞬間。
硬い衝撃と鋭い痛みが彼らを襲った。
痛みから逃れようとするも、強い力に押さえつけられて身動きがとれない。
本能でこの場所は危険だと察知し、警戒の鳴き声をあげるも時既に遅し。一緒に餌場に来ていたマーモット達も同じように硬い何かに体を押さえつけられていた。
《……コレは人間が我々用に作った罠というやつだ。こうして暴れていれば抜け出せるはずだ》
そう。いつもならばそれで逃げられた。
突然。
視界を覆う強い光と衝撃が彼らを襲った。
何が起きたのか理解出来ないまま、マーモット達は息を引き取っていった。
●罠の成果
「お。捕れてるな」
ディアンは夜の見張りも兼ねて、罠の樽をチェックの巡回に来ていた。
思ったよりは数が少ないが、数匹のマーモットが捕獲出来ていた。
逃げ出さないよう、まとめてシめておく。これで樽をかじられる心配もない。
「他の作戦が上手く行ってるんだろうな」
村人から聞いていた数よりも少ないので、そもそも村に来るマーモットの数が減っているのかもしれない。
「さて、もう一回りするか」
その時。背後から、雷が落ちる激しい衝撃音が響き渡った。
ゆっくりと振り返り様子を伺うと、【立ち入り禁止】になっていた地域に向かって祈りを捧げているユークリアの姿があった。
「……さすがだな」
全てを察したディアンは、踵を返して次の罠の場所へと向かっていった。
●害獣対策
「へぇ、こんな葉っぱが効くのか」
「ネズミはハッカの匂いが苦手なのよ。それに、ミントは非常に丈夫な植物だから倉庫の裏庭でも充分成長するの」
ファルマは収穫作業の傍らに採取してきたミントの株を村人に手渡す。
ミントは抗菌や害獣駆除だけでなく、煎じればお茶として楽しむ事も出来る。上手くすれば村の新たな特産品になるだろう。
「匂い付けならば、ベニテングにマーキングをさせておいたぞ。しばらくはマーモット達もやってこないだろうな」
そう言ったのはテテリカだ。
マーモットが通路にしそうな場所を中心に、相棒の大鼬に体をこすり付けさせていたそうだ。
臆病者の彼らのことだ。しばらくは村に近づこうともしないだろう。
「冒険者の皆様、有難うございます。これなら安心して収穫祭を迎えられそうです」
これでマーモット達の被害に追われることは当分なさそうだ、と。
フォウはほっと安堵の息をもらした。
●収穫祭
ぽん、ぽん、と煙花火が上がる。収穫祭が始まる合図だ。
村の中央にある広場には大きな円形のテーブルが置かれており、それぞれに村中の家で焼かれた黒いナッツケーキとナッツの山が飾られている。
さらに今年は、ケーキのあるテーブルを挟むような形で、マーモットの丸焼きが積まれたテーブルも用意されていた。マーモットの腹の中にはたっぷりのナッツと果実がつめられ、はちきれんばかりに膨らんでいる。
こんがりと焼けた肉の香りと、甘いナッツの香りが混じり合い、会場内はなんとも言えない芳しい香りで満たされていた。
「今年は授恵者の方が来てくれたおかげで、たくさんのごちそうを用意することが出来ました! 害獣退治までしてもらえた上に対策までとって頂けたなんて……これで今年は飢えずに年を越せそうです!」
フォウはスカートの裾を揃えて丁寧に頭を下げた。この村での最上級のお辞儀だ。
「今日の主役は皆さんです! ささやかではありますが、宴の用意を致しました。どうぞたくさん食べていってください!」
「……見た目スゴイね」
山積みになったマーモットの丸焼きに、エルゼリオは苦笑いをもらした。
「うむ、旨いぞ! 香ばしいぞ!」
大満足な様子で、ネモはナッツケーキにかぶりついている。
両手にケーキを抱えて小さい口で必死に食べる姿は、やはりどこから見てもリザードマンというよりはもふもふの獣だ。
広場から少し離れたところでは、村の女性陣が追加のケーキの作成をしていた。
レイヤは女性陣にまじり調理の手伝いを、麦穂とストレガはナッツケーキについてのメモをとっているようだ。
「おーい! 酒持ってきたぞー!」
ディアンが村の男衆と一緒に、大きな樽を運んできた。
祭りの日のために去年から漬けていたはちみつ酒だ。淡い黄金色の液体をグラスに注ぐと、甘い花の匂いとナッツの香りが混じり合い鼻をくすぐった。
「収穫祭にかんぱーい!」
「「「かんぱーい!」」」
村人の笑い声と歌声が村中に響き渡る。
賑やかな宴はその日一日中続けられた。
マスターコメント
ショートシナリオ易しい 報酬:少ない10 / 4〜10人
2020年11月03日 15時57分11秒 公開
相談掲示板
ストレガなのだ。よろしくなのだ ナッツはうまいがマーモット肉もうまいと聞いたのだ
……テテリカ。シューターだ。大鼬を連れている。 ケーキなんて贅沢なものが食べられるとは一挙両得な依頼だな。 立ち回り次第ではマーモットの肉料理にもありつけそうか。
レイヤ・ダライ=カホールです。クラスはキャスターです。 みなさんよろしくお願いしますね。 今回は害獣の駆除みたいな感じですね。 首尾よくナッツを守り切った暁には報酬にナッツケーキ! ナッツさえ守れれば追い散らすだけでも依頼としては成功と言えますが、しかし、 うまく仕留めれば収穫祭の料理にもう一品、マーモットのお肉が! これは楽しみです!気合を入れて当たりましょう! 美味しいごはんとケーキのために!
ファルマ・アラーティ、ヒーラーよ。よろしくね。 依頼がギルドに来るまでに少し食べられてしまっているのよね……マーモットのお肉はナッツの香りがするのかしら。
ウォーリアのオリーキュです。今回はよろしくお願いします……! ナッツって単体だと苦味も強そうですけど、それがおいしいケーキになるんですね…… 何か対処しないと食べつくされちゃうということですし、考えないとですね。 日中のうちに森か村のポイントに罠をしかけておいたり、夜交代で備蓄倉庫の警邏をするとかは、できそうでしょうか……? 罠については、お祭り準備中の村で食料をわけてもらうのも……ですけれど、調理で出たクズイモとかなら、ないかな……?
ヒーラーのユークリアです、宜しくお願いしますね! 直接討伐にいくか、罠をはるかですね。両方でも良さそうです。
ウォーリアのディアンだ、よろしくな諸君! 依頼後に美味いもん食わせてもらえるって聞いて飛びついて来たぜ! 俺は直接討伐でもいいが、近づいただけで逃げちまう可能性が高い生き物だからな。そこは皆と話し合って方針を決めるとして、オリーキュのいう祭り準備で出た食材のあまり部分を餌に使うのは良いな…村の外側に落とし穴か何か作って、そこにおびき寄せるとか有りか?
飯塚・麦穂、よろしく。今日はナッツケーキを食べに来た。 >直接討伐にいくか、罠をはるか どちらでもいいかな、とは思う。 けど、どれぐらいの数のマーモットがいるか分からないから、多少討伐したところで「まだ残っているかもしれない」という懸念は消えない気がする。 やはり、最終的には今ある備蓄を食べられないように、罠やその他の手段でしっかりと守ることが大事では。
シャルガネ居住区に伝わるっていう、高床式倉庫とかあれば安心だったんでしょうね。 いえ、今から建てるのは時間が全く足りませんけど。 食料の端材を使った罠…良い案ですね。職人通りで売ってるペットのおやつとかも使えそうです。 ただ、マーモットって、地リスの仲間で土を掘るのが得意なんです。 ただの落とし穴では効果が薄いと思います。網とかで絡めとるような工夫がいるかもしれません。 飯塚さんの言うように、マーモットの数が不明なのが懸念ですね。 子供くらいの高さの樽が三つ空になるっていうと結構数も居そうです。 わたし、夜目が利く(暗視)ので、夜中は倉庫のほうで見張りしてみましょうか。
>罠 良い案だと思う。 村の食べ物を平気であさる図太いマーモットを罠にかけられれば、今後の被害を軽減できそうだ。 巣穴のある森では、罠を仕掛ける際にマーモットに見つからないよう用心が大事だな。村よりも罠設置の難易度が高そうだ。 >夜間の見張り 差し支えなければ俺も夜間の見張りに回りたい。 レイヤのように夜目がきくわけではないがサーマルアイで体温のあるものは視認しやすい。 熱のないものはよく見えないので、日中に倉庫の下見をして周辺地形や遮蔽物の有無などを把握しておこうと思う。 >マーモットの数 たくさんいそうだな。一匹残らず駆除を目指すよりは、多少は生き残りのマーモットも出る前提で、今後マーモットが倉庫の備蓄を喰い荒らさなくなる対策も考えた方が良いかもしれないな。 今すぐには具体策は思いつかないが……。
ヒーラーのエルゼリオ・レイノーラだよ。 今回はヨロシクね! ナッツケーキ、一度食べてみたかったんだよ~☆ >罠 最終的には罠を常時設置しておく形にするのが無難だと思う。 『罠がある』って事を学習すれば、不用意に近付いて来なくなるんじゃないかな? >直接討伐 マーモットはすごく臆病らしいから、『あそこの村は危険』と思わせる意味も兼ねて、 直接討伐も有効だと思うよ。 もし実行するなら、ボクは直接討伐の方に参加させて貰うね!
>罠 マーモットは非常に臆病な生き物だ、とある。 ……いくつか始めに捕まえておいて、死骸を侵入口に釣るしておいたら怯えて来なくなるのでは。 あとは、案山子とかも当面の(祭りが終わるまでの)誤魔化しには使えるかもしれない。 そう言った意味で、早い段階で討伐に繰り出して、こちらが本気だと危険性を刷り込ませるのには賛成かな。 >希望 割り振りの希望次第だけど、村に残って罠の仕掛けを作ったり、侵入口を特定して対策をしやすくする方向で準備をしたいと思ってる。 討伐の人数が少ないようなら、そっちに回るのは出発2日前ぐらいまでなら構わない。
最終的には村人に罠作りを教えて罠を張ってもらうとよさそうなのだ 獣肉を得る過程で毛皮を干したりしておくと案山子代わりになりそうなのだ 血は他の獣を呼ぶから駄目そうなのだ 私は直接狩りにいくのだ 巣穴に隠れてるのは水を流すと出てくるというのだ
>罠 私は罠にかけてから駆除する方向を考えています。 二日目の猶予があるならば罠はあえて最初は作動させずに餌を食べさせておいて警戒心を解かせ、次の日からは罠を作動して一網打尽の構えです。トラップはトラバサミの様なもので、【祈雷】の電流が全部に流れる様に細工します。仕掛けるポイントは獣道、糞尿や脂などの形跡のある場所、物陰を狙います。 >夜間の見回り 罠を作動させる日の夜は暗視を使いつつ、潜んでおきたいと思います。
No.15
む、すまない遅れた。参加出来ていたのだな(急ぎ足でてってこやってきて) 無事に収穫祭を終えられればいいという事だが…罠の話か。 余輩は罠も狩りも場合によってはする。 仕掛け仕留めた順に状態が良ければ食べるつもりでいるが、他の料理?があるのであれば、そこに見えるように調理したマーモットの姿焼きの様なものを置かせてもらおうと思っている。 それをそのネズミ共が認知するかはともかく、村の者も食べられるのだ。 多少食料も増えるならばいいだろう。
なんとなく話の中でも皆さんそれぞれの役割分担みたいな話題が出ていますけど、人数もいますし、全員でまとまって動かないでも、それぞれにやりたいことをやってみるのでも、よさそうですね。 私も暗視はあるので、夜の備蓄倉庫の見回りをしようかなぁって思っています。少なくとも、収穫祭まで無事に過ごせれば、今回の依頼には応えられますから。その分、昼間はお祭りの手伝いをしながら、罠に使える食材の端切れとかを頂きつつ、仮眠をいただいているかもです。
なら俺は収穫祭と罠作りの手伝いをしながら、夜の見張りをメインに張らせてもらおう。 元々隠密行動は得意じゃねえし、下手に巣穴に近付いてマーモットを散らせちまうのは避けたいからな。それなら、祭りの用意を手伝える男手が増えた方が村人にも貢献できるだろうさ。 >死体の案山子 いい案だが、村の景観や村人の考え方に合うかどうか村長の娘に確認取ってから準備した方が良いかもな!まぁ被害を減らせる効果を狙った案だから断られはしねぇだろうが、現地のやつらの意見を聞くのは大事なことだ。 >罠 マーモットは村のどこに食料が隠されているかを既に学習してるからな。 倉庫にあいつらが近づくのを大前提として、あえて倉庫の近くでかつ少し離れた位置に野菜の切れ端とかを詰め込んだ樽を置いといて、そこにマーモット達をおびき寄せる。 そこにユークリアの電撃トラップや他の罠を設置すれば、成功率は上がるかもしれん。 確かにただ落とし穴を掘るだけじゃすぐ逃げられちまうな! 何かあいつらが自分から飛び込んで、そこにどんどんマーモットが溜まり込んでかつ逃げられないような仕組みの罠はないもんか…
罠については、落とし穴やトラバサミみたいな罠については、村のお子さんとかが間違ってひっかからないようにちゃんと共有したり目印をつけたりしないとかもですね。 備蓄倉庫の中を探せば、マーモットの糞もありそうですし、それを罠のあたりに巻いておけば、少しは警戒されにくくなるかもしれない、かな……? あとは罠じゃないですけど、キャスターさんのスタティックフィールドとかは、逃がさないのに役立つ、かも……? 私は殺界がとれたので、これと暗視・超聴覚で夜の備蓄倉庫の守りを重視しようかと思います……!
罠なんかの対策は皆がすごいから、私はそうね、収穫祭のお手伝いをメインでやらせてもらうわ。早めに準備をおらわせてモノ自体なくなればその分食べられてしまう可能性も減ると思うし、未収穫のものがまだあるなら採取が役に立つでしょう。 >樽罠 中に野菜の切れ端など食べるものを入れておくなら入ってはくると思うから、なんていうのか、中央に向かって斜めに細くなる入り口をつけれないかしら? 食べ終わって帰ろうっていう時に内側側面を登っただけじゃ出れないように、かえしがついている感じの。うぅん、口で説明するのが難しいわね……。 それだと逃げにくくなって多少捕獲率があがらないかと思うのだけど。
おぉ…樽を罠に、ですか! 良い案だと思います、彼らはすでに樽の中に食料があることを学習していますから、 油断して引っ掛かってくれるかもしれません! 中に入ってマーモット用に返しを作っておくのもいいですね!ネズミ返しというやつですか? >スタティックフィールド スタティックフィールドは持ってないですけど、アーケインテンペストがあります。これを使いましょう。 効果は…アーケイン…えっと…範囲内から敵が移動しにくくなる。みたいな。 詳しく言うと指定座標からから直径3hexに稲妻のような光をたくさん召喚します。 そこから移動する敵さんは移動力が2減る、というものです。スタティックフィールドと違って敵味方の識別ができます。 多少目立つので、敵が逃げるときに使っていきますね。
>アーケインテンペスト そんなスキルもあるんですね……すごいです! まだまだ知らないこと、イッパイですね…… >樽の罠 かえしについては、樽を横に切断して片方をひっくりかえして内側に入れれば、できそうです……?体格が大きいから、力業で蓋・返し部分を押し上げたり、樽を倒して横向きにしてから逃げ出すとかもあるかもしれないので、確実とはいえないかもですけど……
>樽の罠 樽の中に入っちまいさえすりゃ、遠目からある程度数が確認できた段階で蓋を閉めちまう手もあるしな。内側にネズミ返しを付ける手は大いにありだぜ! ひっくり返されるのが心配なら、「樽を4本正方形のような配置でくっつけ、ロープでまとめてしまう」って方法はどうだ?中身の重量とマーモットの暴れっぷりを加味しても、4本束ねた樽を倒すのは相当厳しいだろうぜ。
直接狩りにいくのだが 声帯模写で悲鳴をあげれば混乱させることができるかもしれないとか思ったのだ 巣に追い立てられないかちょっとやってみるのだ 私はアーケインもスタティックもないからフリーズボルト使うのだ
ネズミ返しと言うのね、知らなかったわありがとう。 切断してひっくり返すやり方なら、蓋の部分の幅を調整するくらいで作れそうね。古い樽とか切断しても良いものがあれば時間をあまりかけずに作れて良さそう。 あっと、樽罠はディアンさんが「樽を置いて~逃げられないような仕組みの罠は」と仰ってたので、それでどうかと思ったの。 私自身は罠作りにお手伝いで参加することは考えているけれど、収穫祭準備のお手伝いを中心にと思っているから誰か採用してもらえるなら嬉しいわ。 ロープを持ち込むから樽を4つまとめるのについては手伝うか、手伝ってもらうかのどちらかでやってみようと(プレ記載)思うわ。
訂正なのだ。他の依頼から報酬が出てスタティックを習得できたのだ 夜間の待ち伏せにはアーケインに併せて使っていこうと思うのだ
狩猟に罠に祭りの手伝いと、良い感じにそれぞれ動く予定が決まってきたか… 他に決めた方がよさそうなことがなけりゃ、このままプレイングを仕上げちまっても問題なさそうだな! >樽の罠 お、ファルマも樽固めを手伝ってくれるんならありがてぇ!1人分のロープじゃ足りないだろうし、お互いに持ち寄って出来るだけ数を作れるようにしてこうぜ!