アーマーハウンド

アーマーハウンド・サピラアーマーハウンド・サピラ更新 2023年01月06日 02時55分12秒

サピラの特異化元であるアーマーハウンドの説明。 ※非公式

●基礎情報
鉱質を鎧のように身に纏う、狼型の魔獣。
雑食性で、最大全長は5m程度。
数こそ多くないが分布は広く、湿地帯・砂漠を除くあらゆる地域でその見た目や生存戦略を変えつつ棲息している。

共通して動植物のほか鉱物なども摂取し、時間をかけて体表面を覆うような鉱質を形成することで知られる。
また総じて高い運動能力を備えているが、体躯の大きい個体ほどその能力の活用を控える傾向がある。
この傾向についてはいくつかの説が提唱されているが、今のところ確定とされたものはない。
・個体として大きくなるほど、大振りな肉体を振り回す行為そのものが寿命を縮めるリスクとなるため
・捕食者の頂点となった場合、それ以上攻撃性を示す理由に乏しくなるため
・周辺の動植物とは別の、より抽象的 ないし大きな存在に関心を向けるため




●戦闘能力
有り体に言えば、ウォーリア級の身体能力を有するシーフ。
強靭な四肢に鋭利な爪牙、鋭敏な五感。
通常個体は遠隔攻撃手段を持たないものの、生半可な間合いとなれば特長たる"鎧"に任せて詰めてくる。
余程巧く裏をかくでもしない限りは、その能力を正面から受けざるを得なくなるだろう。

反面、弱点も明瞭。
五感が狂わされた際の隙は他の魔獣より大きくなりやすい。
また側面・背面への対処能力に乏しく、さらに下からの干渉には成す術がない。

総合すると、標準的な通常個体1体≒中堅の授恵者2人前後 といったところ。
個体の特性により、脅威度がさらに上昇するケースもある。これについては後述。

青玉の猟犬

●生態
基本的には群れを作らず、個体ごとに縄張りを形成して生活している。
ここで捕食者の頂点となった個体(以降、頂点個体と称する)以外は、日課として縄張りの外周を歩き回る習性を見せる。
この際に足跡を意図的につけ、これを踏み越えたものに対し容赦ない攻撃性を示すことが確認されている。
逆に誇示した縄張りへ不用意に踏み込まなければ、気が立っていない、且つ空腹でない限りすぐには攻撃してこない。

繁殖期と呼ぶにふさわしい時期は特に見られない。
強いて降雪のある地域では冬季を避ける傾向にあるものの、進んで繁殖を行うケースは少ないといえる。

繁殖活動は、雌雄が側面を見せる形ですれ違うところから始まることがほとんど。
この行動は縄張り争いの初期段階でも見られることから、お互いに相手を品定めしているものとみられている。
何度かすれ違いを繰り返したのち、横並びで歩きながら一方の縄張りに入った場合は番の成立となる。
これ以外の場合は通常の縄張り争いとなるようで、一方が他方を退かせるか倒すまで争うことがほとんど。

子育ては雌が必要最低限を行ったのち、どちらともなく巣立ちまでを指南していく様子が多くみられる。
仔はここで狩りの手法と鉱物による自己強化を学んだのち、総ざらい/手始めに親との縄張り争いを繰り広げることとなる。



●頂点個体/特異個体
概ね以下の特徴に当てはまるものほど、通常個体とは一線を画す個体として頭角を現しやすい。

〈足音が静か〉
アーマーハウンドの栄養状態と狩りの熟練度を示す一番の指標となるのが足音である。

接地時の音は、おおまかに身体使い・関節のしなやかさ・肉球の柔軟度で決定される。
特に大型の個体ほど非捕食者の警戒を招きやすくなるため、単純に追い掛け回すだけの狩りではいずれ割に合わなくなる。
よって非捕食者を容易に狩り続けるためには彼らの不意を打たねばならず、これを実現するだけの技量と、その結果により維持されるしなやかな肉体が強者の証となるわけだ。

尚、強い個体ほど肉球が柔らかい…といっても元が超重量級の魔獣。
その重量を支えるために、柔らかすぎる肉球は逆に仇となるわけで…
要するに、ふにふにして癒されたいと思った方はご愁傷さま。


〈大型且つ運動達者〉
先に述べた通り、大型の個体ほど活発な行動を控える傾向にある。
この傾向がそのまま『大型の個体ほど鈍い』とはならないものの…常に運動を行う個体は当然彼らを凌駕する運動能力を持つことがほとんど。
このような傾向に従う理由・傾向から逸脱する理由はいずれも確定してはいない。


〈鉱質の純度・強度が高い〉
特にシグモル火山帯やクリエスター山脈(ドワーフ王国近郊)に棲息する個体であれば、鉱質の一部 または全てが合金製の鎧を思わせる強度を誇るケースもある。
このような個体は摂取する鉱質を選んで、充分な量を長期的に吸収していることとなる。
特にダマスカス鉱石を主とした個体の"鎧"は、それ自体が授恵者の用いる武具に肉薄 あるいは凌駕する性能を発揮していたという報告もある。

強靭な"鎧"を備えた個体であれば、縄張り争いの際に正面から標準個体の鉱質を破壊することも。
それほどまでの脅威が人に向いたときの恐ろしさは言わずもがな である。


〈エーテルとの親和性を持つ〉
エーテルとの親和性を得た個体は、主立って"鎧"を介してエーテルを行使する傾向にあるとされる。
詳しい能力については報告件数が非常に少なく、現状では列記するのが難しい。新たな情報が待たれる。

確実に言えるのは、この領域に到達した個体はすなわち特異個体といって差し支えないこと。
そして不意に気を引いた場合、ただで生かして返してはくれないということだ。
アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0