【呑竜】眠れる竜は王国を呑むか

メドゥの右腕

何やら内輪もめしている監視に忙しいようだし、グリゼルダがウィリアム君も連れ出してくれたから、お城は手薄になったと思っていたけど……。いやあ、さすがにリーンエス王国の騎士は層が厚い。長年付き合ってくれた眷属も結構死んじゃったよ。
でも、君のお陰でようやく『竜喰らい』を復活できた。ありがとう、姫。

メアリー・リーンエス

まさか。さっきのは、わたくしにこの剣を抜かせるため、だけの嘘……?

聖剣

(気を強く持つんだ、王家の娘(我が子孫)よ。長生きで口だけは達者なアイツの言葉に耳を傾けてはいけない)

メドゥの右腕

嘘って訳じゃないさ。その剣は憑いてる変なのを差し引いても普通に強力だから。君も、そいつと相性良さそうじゃない。誰にも抜けないって話だったけど、やっぱり子孫には抜けるんだね。……神に至れるウィリアム君を追い払っておいて良かったよ。
うーん、でも傷跡の再生もおぼつかないし、僕はひとまずこれでリタイアっぽいなあ。左腕ちゃんはどう?

メドゥの左腕

街を……? 襲う? 巨大な……、征竜。今度こそ、止める。護らないと、人を……。

メドゥの右腕

あちゃあ……。この間から嫌なことが続いたし、思い出しちゃったのかな。まあ、僕と違って君はまだ人の範疇だから、彼も加勢を認めてくれるよね。
……聖剣こと名もなき剣士君の心残りは『竜喰らい』を人の手で倒せなかったこと。左腕ちゃんの心残りは征竜が無辜の人々を虐殺するのを止められなかったこと。僕の心残りは取り返しが付かないけれど、二人はこれで心残りが無くなるといいねぇ。

内憂の根は黒鋼竜と共に沈むも、置き土産の異界の大樹が芽吹く。外から来しは王家発祥にまつわる古代の因縁、放浪王子にまとわりつく現代の因縁。王国激震、決着の時は今。
(9月23日 【呑竜】決戦:眠れる竜は王国を呑むか シナリオリリース!)

assignment【呑竜】眠れる竜は王国を呑むか 概要

「【呑竜】眠れる竜は王国を呑むか」は、レイウェスト皇子とメアリー王女の婚約が進む中、ヒューマン至上主義という旧来の価値観からくる内部対立に揺れるリーンエス王国を扱います。

assignmentここまでの流れ

アシムベートがレイウェスト皇子の実父であるという知らせが大陸中を駆け回り、それでも王家はメアリー王女との婚約を進めていく。反感を露わにする貴族に対し、王家はウィリアム第二王子の臣籍降下を発表し、第三派閥の形勢を匂わせた。強硬な姿勢を固める貴族派末端の動きを受け、一時の協調を見せていた二大公爵家は再び道を分かつ事となった。
(8月23日追記)
複数の方面で『龍逓架』が持ち込まれている事が判明し、リーンエス王国は『幽界樹』への対処法を知り、婚約の儀に向けて来訪したレイウェストへ協力を呼びかけた。一方、皇帝ヨゼフと決裂したメドゥの右腕、左腕は王国への介入に本腰を入れる。内憂外患で揺れる大国で、貴族派筆頭たる『黒鋼竜』ライゼンナクト家は過激派諸家を糾合する動きを見せつつあった。
(9月22日追記)
ライゼンナクト家当主ダミアンは、集めた過激派諸侯と共にこの世を去った。一瞬にして多数の貴族家当主を失った混乱が冷める間もなく、メドゥの指先がリーンエス王国を揺さぶる。右腕の意を受けたグリゼルダは学園へウィリアム・リーンエスを誘い、何者かが『龍逓架』を起動、王都郊外に複数の『幽界樹』が出現。その隙をついた右腕は王城を強襲し、留守居の近衛を退けメアリー・リーンエスを追い詰める。メアリーが中庭の剣を抜き右腕を刺すと同時に、王城の地下に眠りし『竜喰らい』が目覚めた。

assignment決戦の概要

戦域1:リーンエス王国 パンクリアース学園
友軍:ウィリアム・リーンエス、ハスラム・レイノーラ/敵軍:グリゼルダ、レミーラゾンビ、キメラゾンビ

戦域2:リーンエス王国 王城(危険)
友軍:メアリー・リーンエス、ジュール・J・ヴェルジー、近衛騎士数名/敵軍:超大型クリーパー『竜喰らい』、障壁の隙間から入り込んだクリーパー

戦域3:リーンエス王国 首都グランスパーダ近傍
友軍:王国騎士団、レイウェスト・バルダス、クライス・アクバー達/敵軍:幽界分樹×4、幽界樹の仔(新型)

assignment決戦のスケジュール

2023年9月23日 決戦シナリオ「【呑竜】決戦:眠れる竜は王国を呑むか」公開
2023年9月30日  決戦シナリオ 出発
2023年10月16日 決戦シナリオ リプレイ公開

person_pin関連NPC

亡国となった帝国の皇族の、唯一と思われていた生き残り。皇帝ヨゼフとその子女である第三皇女イダとの間に生まれた生粋の皇族と言われていたが、実際はリザードマンの大酋長アシムベートとイダの間の息子であった。大陸一の美姫と謳われた母譲りの長く、美しい髪と気難しげな真紅の瞳の持ち主。エフレムとともに帝都から脱出して以降、帝国復興のために周囲の協力を得ながら奮闘していた。ヴィント奪還作戦に於いてエフレムに不審を抱き、帝国滅亡の真相を問いただした結果、彼と袂を分かつこととなった。

《本連動での動き》

アシムベート・グリオウにより自身も知らぬ出生の秘密を明かされ、動揺しつつもメアリー王女の身を案じている。
(8月23日追記)
婚約の儀の準備のために招かれていたリーンエス王国へ『龍挺架』が持ち込まれていたことを受け、クライス・アクバーらを連れて王国入りを果たす。
(9月22日追記)
王都郊外に幽界樹の出現の知らせを受け、リーンエス王家の依頼のもと討伐に同行している。

ウィリアム・リーンエス王子の妹にあたるリーンエス王国第一王女。人形のように可憐な容姿からは想像もつかない行動力と気の強さで、周囲を驚かせることもある。現王家唯一の王女であり、国王や王太子、ウィリアム王子の寵愛を一身に受ける影の女王。

《本連動での動き》

レイウェストとの婚約の儀を王都で挙行することを宣言し、ヒューマン至上主義者の憎悪を一身に集めている。
(9月22日追記)
メドゥの右腕の強襲を受け、父王と兄王太子ら他の王族を逃がす。中庭にて封じられた剣を抜き、右腕を退けるも『竜喰らい』の復活を招いた。

リーンエス王国の第二王子。文武ともに優れた才能を有した《授恵者》であるが、王族らしからぬ軽薄さ故に近親以外の王族からは見下され、対立する貴族からも「毀れ者(こぼれもの)」と揶揄されている。王国の代表として冒険者ギルド本部のあるリブラネスタに派遣されているが、本人はこれ幸いと市井を味わい、自らも依頼をこなす日々であるだとか。

《本連動での動き》

国策により、長きにわたる放蕩生活に終止符を打つこととなる。正妻、側妻、愛妾の区別はあれども広い階層から複数の妻を娶る可能性もあり、王国内では玉の輿狙いの女性がざわついているようだ。
(8月23日追記)
正妻予定:エルヴィラ・バデーニ 側妻予定:パーシア・アイオーラ
(9月22日追記)
王都周辺に迫ったグリゼルダからの『学園デートの誘い』を受け、罠と知りつつも少数の供のみで討伐に向かう。

貴族派貴族バデーニ公爵家の長女。バデーニ家は始まりの百家ではなく、領地の規模も侯爵並であるが数代前の語られぬ功績により公爵となった。辺境伯や公爵と渡り合うには厳しい身代であるものの、無難に領地運営をこなし敵を作らず今代まで長らえている。なお、当人の体格はぽっちゃりしており、気にはしているがダイエットが苦手である。

《本連動での動き》

エルヴィラの婿は次期公爵となることがほぼ確実であったため、ウィリアムの臣籍降下に際して名乗りをあげた。婚姻の暁にはウィリアムが公爵となり、現公爵は引退する事を宣言している。

シルトラース帝国近衛連隊出身の元軍人で帝国魔導院エスタル支部長。最愛の妻と娘を帝国崩壊時に失って以後しばらくは攻撃性の塊のような時期もあったが、現在は生来の子供好きの性格が復活し、他人の子供の世話を焼いていることが多い。幽界樹の最大の脅威である【黒い霧】への対策【凝黒紋具】を制作した。

《本連動での動き》

暗殺集団『天陽道』の蠢動に気づき、更なる幽界樹封じの方法として新たな仕組みを作ろうとしている。
(9月22日追記)
幽界分樹の黒い霧対策として、レイウェストに同行し大型の凝黒紋具の使用を指揮している。

リーンエス王国二大公爵家の一つ、貴族派の筆頭である『黒鋼竜』ライゼンナクト家の当主。貴族原理主義的思想に染まった、王権を拒む貴族たちのとりまとめ役である。あくまで王家の臣下を演じつつ、自らの権利を守ろうとする穏健派と、王家を廃しいずれは自らが王権を奪おうと画策する過激派が入り混じっていた貴族派の手綱を取りきれず、反乱を起こして鎮圧される高位貴族が複数出るなど、ここ数年に派閥は急速に弱体化を進めた。

《本連動での動き》

王家の中央集権化の動きは理解しており、そこに至るまでの影響力争いで王家に後れを取った敗者であると自認する。一部貴族派の過激な発言に呼応する動きを見せているらしい。
(9月22日追記)
郊外の自邸に招集した集会において、不穏な動きを見せつつあった過激派貴族や護衛とともに死亡した。現場は崩壊し地下に埋まっており、調査は進んでいない。

リーンエス王国二大公爵家の一つ、王党派の筆頭である『白薔薇』アルヴァローエン家の当主。臣下としての貴族の役割に徹する貴族たちのとりまとめ役である。中央集権を進める王家のもとにあって王党派貴族に既得権益の全てを奉還する程の覚悟は無い。忠誠と引き換えに、なんとか自分たちの地位と権利を残すべく王家へ働きかけてきた派閥である。

《本連動での動き》

より王家の希望に近い第三派閥の成立を、そこに加わることこそが唯一未来があると看破するもののここまでの王党派筆頭としての立場からそうは動けない。
(9月22日追記)
ダミアンの『死の茶会』の直後、王へと面会を行ったらしい。

メドゥの指先足指幹部『青の親指』。死霊術師。魔獣やクリーパー・亜人と人類の死体を縫合して作る改造ゾンビ、『キメラゾンビ』の作成を得意とするゾンビメイカー。

《本連動での動き》

ウィリアムのストーカー。(グリゼルダ製造のものとしては)最強のキメラゾンビ『レミーラ』と共に国境を破って王国に侵入したことが確認された。
(9月22日追記)
どのような手段を使ってか、ウィリアムへ『学園デートの誘い』を送りつけ、虎視眈々と現場にて待つ。大鎌も操る背中の第三の腕(アランの腕)には本人曰く「アランが憑いている」そうで、弱点でもあるが死角は無い。

メドゥの指先の大幹部。非常に強力な吸血鬼であり、また血を媒体とする混沌魔術の使い手でもある。常に楽しげに振る舞う彼だが、よく見れば作った笑顔であることもわかるだろう。征竜との共闘に反発した左腕と行動を共にし、ヨゼフ一派から距離を取った。左腕とは長い縁であるようで、相互に協力する場合もあるようだ。

《本連動での動き》

王国内の混乱の背後にその影があるらしい。王国へ混乱を招く理由が何かあるようだが?
(9月22日追記)
戦力の分散に乗じて王城を強襲、メアリーに祠の聖剣を抜かせて『竜喰らい』を復活させた。

メドゥの指先の大幹部。飛行術を用い、また世界の障壁の裂け目を広げる儀式なども知っている無感情な女性。右腕とは長い縁であるようで、相互に協力する場合もあるようだ。その目的は征竜の打倒であるという。

《本連動での動き》

征竜と手を組んだヨゼフ一派の元へわざわざ訪れ、自身がかつて征竜の巫女であった事と征竜が人の味方ではなく御せる存在でも無い事を告げてヨゼフらの決断を罵る。
その後は失意の中、メドゥの右腕と共に行動しているようだ。
(9月22日追記)
冷静さを失い、復活した『竜喰らい』へ猛攻を仕掛けている。

崩壊した帝国の皇族の生き残りである皇太子レイウェストの護衛騎士。護衛騎士の中で唯一のリザードマンであること、クリーパーを召喚し支配することを得手とする《召喚術》の達人であること、そして寡黙に過ぎる性格から『語らずの智者』の異名を持つ。亡国の騎士となっても単身で各国の介入からレイウェストを守る忠義の人物……と思われていた。ヴィント奪還作戦における不自然な立ち回りから、レイウェストに帝国崩壊の引き金を引いたのが彼であると看破され、袂を分かつこととなる。

《本連動での動き》

幽界樹の活発化とレイウェストの危地を察し、王都へと助言のために訪れる。クライス・アクバーが『状捜楔』の製造に適した材料の選定で行き詰まっていることを知り、名乗らずに助言を置いていった。

40代程のヒューマンの男性。シルトラース帝国近衛連隊長として最強の戦士とされ、滅亡前の帝国では四方将軍の上席にあり、帝国軍人の頂点であった。【泥乱】連動においてヨゼフ・バルダスより切り捨てられ、現在はレイウェスト皇子派のクライス・アクバーに協力している。

《本連動での動き》

王国の危険な状況を察知し、万一に備えてヴィントから追加の凝黒装置を輸送してきた。

リーンエス王国国王の勅命を受けて動く王国近衛騎士であり、男爵。現国王ジョージ四世の懐刀的存在と言われる事もある。豪胆、傲岸不遜、傍若無人が服を着て歩いていると言われる王国の問題児だが、それに見合う実力を有している。

《本連動での動き》

グリゼルダの誘いに乗ったウィリアムの指名を受け、『介添人』として現地に向かった。

王国近衛騎士にして老練な魔術師。前ヴェルジー伯であるが、王家への篤い忠誠心から早期に息子に爵位を譲って近衛に返り咲いた。現在でこそ近衛で厳格な教官役を担うが、若き頃は二つ名を『血風の魔術師』と言う程に血気盛んであったらしい。

《本連動での動き》

警護役として王城中庭のメアリーに同行している。

menu_book関連用語・情報

リーンエス王国の聖剣(9月22日追加)

王家において『聖剣』と言われた場合は、現在ウィリアム王子の所持する『名もなき剣士が用いたとされる剣』を指すことが多かった。しかし、中庭に置かれた祠の中、大地に刺された古びた剣こそ、名もなき剣士がその身を変えて『竜喰らい』を封じていた物である、らしい。聖剣そのものが意思を持つらしく、メアリーへ『竜喰らい』の出現を伝えた。

ウィリアムの創る第三派閥【集権派】

王家への中央集権体制の確立を進めたい王家は、権益の拡大を狙う貴族派でも権益の維持を願う王党派でもなく、時が来れば全ての権利を王家へ奉還する事を約した【集権派】を設立する。失う権利のない法衣貴族はともかく、領地貴族の多くにとってその公約に益はなく、彼らの誇りも傷つける選択だ。しかし、そこに早く参画することで領主権は無理でも未来の有力家系としての影響力を保持するべく、既存派閥から集権派へ鞍替えを考える目聡い者もいる。その多くはウィリアムの元へ奥方を送り込む事を画策しているようだ。
王家の中央集権化の動きと、それに伴う貴族の動きについては詳しくは
こちら。

龍脈即時通信装置『龍逓架』(8月23日追記)

崩壊前のシルトラース帝国が実用段階直前にまで開発を進めていた通信装置で、帝国内主要都市の魔導院に設置されていた。龍脈を利用した遠隔地同士の即時通信装置であり、リーンエス王国との決戦に備えて設計された。この龍逓架が発する魔法的な信号が龍脈を通じて帝都の幽界樹に感知され、帝国内の各都市に幽界分樹を呼び寄せたと推測されている。その推測は【泥乱】における帝国近衛連隊の行動により実証された。
また、メドゥの指先が一つを確保していたが、それを元に新たに量産している可能性がある。
(8月23日追記)
龍逓架は数多くの部品から構成されるが、中でも発信器、増幅器、分波器、分配器の4つが重要とされている。

龍脈異常探知装置『状捜楔』(8月23日追加)

龍脈の異常が発生した位置を知る為の紋具装置。大型の杭の様な形をしており、頂部には球状の表示部が結合されている。球状表示部には龍脈異常が発生した方角に向けて、おおよその距離が色(青=徒歩で行ける距離、黄=馬を飛ばして行ける距離、赤=ビッグオウムでないと到底行けない様な距離)で示される。
近距離の青と黄の間は十段階ほどに細分化され、細かい距離が判明するが、遠距離の黄と赤の間は三段階ほどでしか判断出来ず、大雑把なものとなる。量産性に優れ、実用化して間もないが十分な数が製造されている。固定式と可搬式の2種類があり、王都の他幾つかの拠点には固定式が設置されている。
この装置はクライス・アクバーが制作したが、完成までには、多くの冒険者やエルフの賢人、元帝国近衛連隊長、謎のフードの男といった多様な面々の協力があったらしい。

本格式凝黒装置(大型)(9月22日追加)

クライス・アクバーが制作した、人間の頭大のエーテル石を内部に収めた紋具装置。大きめの竈ぐらいの大きさで、荷馬車に積み込んで移動させる。幽界樹の吐き出す『黒い霧』を黒い結晶岩に変えることで空間から除去し、人間への悪影響を抑える。ただし、完全に除去できるわけでは無く、授恵者であれば多少の変調を覚える程度にまで抑えられるが、一般人にとっては不快さが残る。動作中は基本的に自動で作動するが、作動開始や停止などの操作には最低10人の術者が必要となる。
最大効果範囲は直径500mであるが、今回は相手が四本分の幽界分樹であったために念を入れ、その半分の距離で使用されている。

龍脈

ロスガリア大陸の地下深くを流れるエーテル地脈。エーテル浄化者はここに働きかけてエーテル浄化儀式を行っている。

幽界分樹

帝都シルトラースに聳える幽界樹を「本体」と見做した場合の、帝国内主要都市に出現した幽界樹の「分樹」。ただし幽界樹については未だ不明点が多く、帝都に出現した幽界樹が本体であるか、それとも地中やアストラル界などに真の「本体」が存在するのかは判明していない。

黒い霧(8月23日追加)

幽界樹周辺にただよう黒い霧は、範囲内の生物の行動や認識を阻害し、方向感覚等を狂わせる。クリーパーへの悪影響は無い。ある程度実力のある授恵者であれば影響を軽減できるが、一般人はそこに存在するクリーパーが見えないことすらあり、黒い霧の除去が奪還作戦には必須事項と言える。
かつてはレイウェストの持つ宝剣を用いた儀式魔術で散らすことしか出来なかったが、クライス・アクバーが制作した【凝黒紋具】により一定範囲の霧を結晶化し、戦闘等に支障が無い程度まで空気中から除去できるようになった。

征竜の虹宝剣(9月22日追加)

シルトラース帝国の前身シル・ウァキアが滅んだ夜に討ち取られた征竜の遺骸から得られた宝剣。別名、首刈宝剣【零の剣:虹耀】。宝物庫に安置されていた虹のように輝く頭骨を材料に首刈帝の命で削りだしたものと言われる。戦時における皇帝の佩剣とされるが、紛失を恐れ実際に戦場へ持ち出された例は数えるほどしか記録されていない。帝国滅亡に際してエフレムがこっそり持ち出していた。
クリーパーを滅する征竜の力が込められた剣は幽界樹にも届くと言い、エフレムがレイウェストを帝位継承者として登録した。大量のエーテルを用いれば黒い霧を晴らす力を持つ。

●
 月の無い夜。常のように笑みを湛えたメドゥの右腕と、表情の無いメドゥの左腕は王都を遠く望む丘で、グリゼルダと合流していた。

「それで、私に話というのは何かしら? ウィリアム(アラン )との結婚式に参列して下さるのなら、喜んで席を用意するわ」
「それもいいけど。グリゼルダは、ウィリアム君との結婚式をどこでやるつもりなんだい?」
「ええ、海の見える丘の上の教会にするつもり。私とウィリアム(アラン )の幸せを祝ってくれる身内だけでささやかだけど温かい式を挙げたいの」
「そ、そう。でも、王都の近くに海は無いよね」
「……? そう、じゃあ海を作ることにするわ。川を堰き止めればいいかしら」

 こいつは何を言っているんだ、と右腕が表情を強ばらせる。言うのは自由だ。しかし、この期に及んで頓知気な事をされても困る。彼女には確実にウィリアムを引きつけて貰いたい。右腕は王都周辺の様々な事柄に調べを付けていた過去の自分を内心で褒め称えた。

「……海の挙式も素敵だけどさ。王都には王都にしか無い景色があるよ。君はパンクリアース学園にあるウィリアムの黄金像を知っているかい?」
「実物は見たことがないのだけれど、聞いたことはあるわ。私のウィリアム(アラン )を勝手に像にしたのは許せないから殺すけれど、ウィリアム(アラン )の像を造ったことはちゃんと褒めてあげようと思うの」

 早くこの会話を終えたい。右腕はそんな内心を表には少ししか出さず、言葉を続ける。どうせ多少笑みが引きつっていてもグリゼルダは気にしないし、左腕は話自体聞いていないだろう。

「……この世に二つと無い代物だよね。君と彼の永遠の誓いを、黄金の像に見下ろされて取り交わすのもロマンチックじゃ無いかな」
「え? それは……そうね。悪くないわ。ううん、素敵かもしれない。世界に一つだけの像の下で、私とウィリアム(アラン )が永遠の誓いを遂げるのよ。そして彼の眼球を……ああ、でもあの学園、簡単には入れないのよね。せっかくの婚礼衣装が汚れるのは嫌よ」
「ああ、それは心配ない。僕はちょっとあの学園の魔術防壁には詳しくてね……。君の力になれると思うよ」

 ようやく自分の思う方角へ誘導できたと右腕が微笑み、自分とウィリアム(アラン )の前途に光明が差したとグリゼルダが微笑む。パンクリアース学園の魔法使いの塔区画は特定の方法(学園による管理 )以外で出入りすることは不可能だ、と言われていた。しかし、古くから有る魔術には綻びも出来るもので、とある事情から右腕は以前に時間を掛けてそれを探し出している。別にグリゼルダの為に調べたわけでは無かったが、苦労した成果を転用することに右腕は躊躇いを覚えなかった。

「……この通りの手順を踏めば、気づかれずに中に入り込めるはずさ。もしかしたら見回りの騎士くらいはいるだろうけど、君なら騒ぎを起こさずにいけるだろう?」
「ええ。私とウィリアム(アラン )の愛を邪魔する者は排除するのも、花嫁の務めよね。ありがとう、右腕。私は貴方を誤解していたみたい」
「ええ……、うん……。どういたしまして」

 最後までメドゥの右腕を困惑させたグリゼルダは、レミーラゾンビに跨がり颯爽と立ち去っていった。紆余曲折はあったが、グリゼルダは要注意のウィリアムを引きつけてくれるだろう。

「……疲れが見えるわ。少し休んだらどうかしら」

 周囲の何にも興味を示さぬ素振りだった左腕が、グリゼルダが立ち去ってからしばらくしてそう呟いた。

「ありがとう、左腕ちゃん。そうする……」

●
「……ライゼンナクト公爵邸の状況は分からぬのか? ご主人様はどうなった」
「これは、最悪の事態も、危惧すべき、ですかな?」

 王都郊外の村を人知れず制圧していた一団で、そのような会話が交わされる。かたや、落ち目の貴族派に仕える家臣。かたや、メドゥの指先の構成員の男であった。二人の他にも、それぞれ目的を抱えた『同志』が複数、ここに集っている。

「最悪の事態とは何だ」
「決起の、計画が……、王家の狗に嗅ぎつけられた、とか」
「まさか、ライゼンナクト公爵に限ってそのような手抜かりが有るはずが……」
「無いとは言えんぞ。相手は王家。その密偵は、手強い」

 悪徳貴族の手先として暗闘を繰り返してきた闇の者がそう答えれば、騎士風の男は言葉に詰まった。その様子を、縛り上げられ床に転がされた村人が不安そうに見上げている。

「……であれば、王都に運び込むのは、無理でしょう」
「何だと……。では、我らはどうすれば」
「計画は変更。この場で『龍逓架』を起動させます。なに、生け贄はいるのです。幽界樹が育てば我らが逃げる程度の時間は稼げるはず。生かしておいて良かったでしょう?」
「五月蠅い、平民風情が余計な口を利くな……だが、お前の言うことも一理ある」

 メドゥの指先の構成員にとっては、貴族派の悲願など知ったことでは無い。王都に『幽界樹』を出現させられれば混乱は大きかろうが、他の地方で失敗が相次いでいるところからすれば、敵は作動した『龍逓架』を探知する手段を得た可能性もあると、男は分析していた。その分析は正しかったが、この場にそれを知るものはいない。知らないと言えば、実際に『龍逓架』を起動させた後のことを知るものも、いなかった。

「わかった。急いでその装置を動かすのだ。王家の連中が嗅ぎつけてくるかもしれん。実際に反応があるまで外部を警戒する必要があるな」
「……いいでしょう。我らとて、投資が無駄になるのは不愉快ですからな。火をあげる前に消し止められては叶いませぬ」

 複数のルートから彼らが持ち込んだ『龍逓架』は実に四基。そして、這い出た『幽界分樹』は四本。このような狭い空間に複数の幽界樹が密集した例は無い。その初動は、メドゥの指先構成員の予測を超えていた。

「良いぞ、これならば王家の騎士団と言えども……。待て、何だこれは。根茎、か? 中から、何か……人型の……」
「そんな馬鹿な、こんなに仔を生むのが早いとは聞いて居らぬぞ……!?」

 現れた幽界樹同士は共食いをすることも無く、瞬く間に哀れな村人を食らう。しかし、愚かな召喚者達が余裕を持って眺めていられたのはそこまでだった。彼らは知らないであろうが、帝国東部鎮守都市エスタルに現れた「草人」のように、幽界樹が直接眷属を作り始めたのだ。以前までの幽界樹であったならば、自分以外のクリーパーへ実を埋め込み支配して使役していた。そのタイムラグがあるはずと高をくくっていた者達は誰も逃れることは出来ず、かつては長閑な農村であった一角は、すぐに黒い霧に染め上げられた。

●
 王国の内憂である貴族派貴族の暴発の危機は、多くの人為と僅かな幸運のお陰で概ね去った。最も強硬であった過激派貴族達はダミアン・ライゼンナクト公爵と共に地下に消えた。いざとなればどちらに就くか分からぬ残りの風見鶏(貴族派穏健派 )は、火の手が上がらねば自ら戦を始めることは無いだろう。あとは、国内の混乱に乗じて独自に動いていたリスタ子爵やパトリオット子爵といった『小物』が残るのみ。

「……と、思っていたんだけどね。まさか、王都を攻めるためにそこまで用意していたとは、彼らのやる気を少し甘く見ていたかな」

 龍脈異常探知装置『状捜楔』を扱う特別チームから、王都近郊の一カ所に『龍逓架』の反応が複数出現との知らせを受けたウィリアムは溜息を吐いた。幸か不幸か、ライゼンナクト邸の死の茶会の結果、どの貴族が用意したのか真相は闇に消えている。もしもそれが判明したのならば、その家は取り潰さぬ訳にはいかぬ故、分からぬ方がウィリアム――、いや、王家にとっても都合が良い。しかし、危険な置き土産の処分は今すぐに必要だった。

「王国内の大事件だ。本来なら王族が出向くのが筋なんだが、僕の所には熱烈なラブレターが届いてしまってね。メアリーでは幽界樹相手の指揮には不安が残るし、授恵者で無い王族が出るには危険が伴う」
「状況はわかっている。私も少しでも、王国から受けた借りを返しておきたい」
「ははっ、言うことに遠慮が無くなってきたじゃないか。では、確かに貸しを一つ、返されよう」
「……お兄様、レイウェスト。二人とも、気をつけて」

 内憂が片付いても、外患はまだ残っている。ウィリアムの手元に届いたのは、メドゥの指先幹部のグリゼルダからの手紙であった。王都郊外の幽界樹の出現も、依頼したのは貴族であろうが、手配したのはメドゥの指先だろうからその意味では外患である。

「お父様とお母様、お兄様(国王夫妻と王太子 )達には王城中心部へ近衛と共に籠もって頂きましたわ。あと、警戒すべき相手と場所は……」

 メアリーは思考を巡らせた。メドゥの右腕が最後に目撃された以後の動きは、王家の密偵にも捉えられていない。以前、ゴルティエ元侯爵と共に王城へ攻め寄せた右腕の眷属は、王城では無く中庭の祠を狙っていた向きがある。ウィリアムに執着を見せたこともある、あの吸血鬼の狙いはよく分かっていないが、郊外の幽界樹とグリゼルダの挑発で王国の戦力が分散させられたのが偶然の筈は無い。
 メアリーは自身の近衛と共に、念のために中庭の守りに就いた。もしも右腕が王国転覆を狙うのならば、王城の国王を狙うはず。どのような事態にも対応出来るよう、遊撃戦力としての冒険者は、王城の門に集まり知らせを受けて臨機応変に動く構えである。
 ――動かなければそれで良い。その願いもむなしく。メドゥの右腕は中庭のメアリーの前に現れた。

「へぇ。厄介なウィリアムを追い払ったと思ったら、妹ちゃんがいるとはね。うん、でもまあ。考えようによっては……、アリかな」

 背後に漂う女とメアリーは面識がないが、あれがメドゥの左腕であろう。それ以外に幾人かの吸血鬼が従っている。幾人かの手が赤く染まっている所を見れば、中庭までの警護に就いていた騎士達を苦も無く倒してきたのだろう。有事に備えて待機を願っている冒険者への連絡は、既に行われている。彼らが辿り着くまで、それ程は掛かるまい。

「メドゥの右腕……。本当に、ここに来るとは思いませんでしたわ。一体何が狙いなのかしら」

 メアリーが時間を稼ぐ意図で始めた会話に、右腕はにこやかに応じる。

「そうだなあ。よし、特別に教えてあげよう。そこの祠の聖剣はね、実は王家の者なら抜けるんだ。この僕すら殺すことが出来る武器だから、そんなものがあると怖いじゃない? だから、ウィリアムを追い払ってから壊しに来たんだよ」

 へらへらと笑う右腕の言葉は、何故、そのように自分を不利にすることを告げるのかと言う疑問はあれども、メアリーにとって確かに納得のいく物だった。少なくともこれまでの右腕の行動の説明はそれでつく。綺麗過ぎて気持ちが悪いほどだ。

「王家ではそれを抜いたら災厄が起こるって伝えているんだろう? 確かに、それが抜かれたら僕も今みたいに遊んでいられないからね。本気の僕はきっと、君達にとって災厄と呼ぶに相応しいと思うんだ」

 それが恐ろしければ、身を引けと右腕はうさんくさい笑顔のままで言う。その言葉には裏があるのか、それとも裏があると見せて何も無いのか。王家の中では情報の整理に長けたメアリーといえども、欺しが得意な相手に対して取り返しの付かぬ決断を下した経験は無い。右腕が仄めかすようにこれ以上抗わず引くのか、徹底抗戦するのか。彼女の生来の激しい気質は、後者を選んだ。

「……わたくしとて王家の娘ですわ。剣の腕は兄に及びませんけれど、その話を聞かせたのは愚かでしたわね」
「は。君がその剣を使うのかい? ウィリアム君ならともかく、君で僕に届くとでも?」
「わたくし、やらずに出来ないというのは好きではありませんの」

 言い置いて、メアリーが剣の祠へと走り出す。やれやれ、と言うように首を振って右腕はその後を追おうとした。

「下郎め。貴様の思い通りにはいかぬぞ。私が居る限り」
「右腕様の邪魔はさせません」

 彼女を庇うべくジュール・J・ヴェルジーが杖を向ける。残る近衛が剣を抜くと、吸血鬼達も戦闘態勢に入った。

●
「愛しいアランへ

 アラン、三十年前にベールコートで私と出会った時のことを憶えているかしら?
 私はいつでも、昨日のことのように思い出せるわ。
 あの日は、とても雨が酷かったわね。でも私、雨って好きよ。
 だって、あなたと出会った日は、土砂降りの雨の日だったんだもの!」

 冒頭を音読しただけで、ウィリアムはげんなりした。ラブレターを送られるのも送るのも慣れた身にとっても、この分厚さとこの重さ、何より染みついた情念の濃さはなかなか類を見ない。雑に畳んでポケットにしまい込む。

「待ち合わせは学園の中庭、か。一体どうやって入り込んだのかは分からないが……」

 そのラブレターが学園内から届けられたのは間違いない。魔術的にも物理的にも厳重に護られているはずの学園に、王家が把握できていない抜け道があるとしたら、それも頭の痛い問題だった。

「……いずれにせよ、グリゼルダは少しやり過ぎた。なんとしても、ここで倒さないとね……」

 グリゼルダの掲示した条件に従うならば、一人の介添人と、祝うために集まる友人達を連れていけるらしい。彼女の『お誘い』に乗ったと見せるため、ウィリアムは介添人役に近衛からハスラム・レイノーラを選んでいた。国王らの守りにつく最精鋭は除き、個人としての戦力が優れ、かつ臨機応変な対応が出来そうな者という基準である。

「ハスラム、面倒を掛けるがつきあってもらうよ」
「大船に乗ったつもりで任せろ、殿下。陛下からも万が一が無いよう、命じられてるんでな……。女相手でも容赦はしねえがが、構わねえな?」
「……アレを普通の女性だと思わない方が良い。冒険者諸君も、宜しく頼んだよ」

 かつて王家の密偵を率いていた際には奇襲を受け、完敗を喫した相手だが。今回のウィリアムは『名もなき剣士が用いたとされる剣』を携え、信頼できる近衛と冒険者達の助力を受け、万全の体制で雪辱を期す。

●
 メドゥの右腕に従う古参吸血鬼は強力で、数に勝る近衛騎士が相打ちのように仕留めるのが精一杯だった。しかし、彼らが護ったその時間でメアリーは祠へと辿り着く。

「……これが。この古い剣が、聖剣……。本当に?」
「うん。まあ、そう言っても過言じゃ無い剣だよ」

 ジュールの展開した魔術を強引にすり抜け、『祠の聖剣』に手を掛けたまま逡巡していたメアリーの背後へ右腕が現れた。当てられた殺気に、メアリーは思わず剣を引き抜いた。

「え……。軽い……」

 冗談で抜こうとしたことはある。その時は地に生えたように動かなかった剣が、するりと抜けた。驚きに固まったメアリーの腕が勝手に動き、背後の右腕の胸に剣を突き立てる。

「……うわ、挨拶代わりにしては殺意が有りすぎじゃ無いかな、友よ」
「わ、わたくしではありません、わ!?」

 ずしんと地が揺れた。少し間を置いて、もう一度。また一度。冷静に観察する者が居れば、まるで鼓動のようだと思ったかもしれない。しかし、鼓動だとしたならば動いているのは……。

(……『竜喰らい』が、目覚めるよ。……備えるんだ、王家の娘(我が子孫 )よ)
「誰!? この、剣……?」
(……私は、『竜喰らい』を長きに渡り封じ、力を削いできた。アレが復活するというのなら、幾度でも封じよう。どうか、力を貸して欲しい)

 メアリーの脳内に語りかける声。中庭に大きく十字の罅が入り、その奥に鈍く輝く巨大な眼が二つ。

『うるるるぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁ』

 飢えた古代のクリーパーの雄叫びと共に、無数の触手が地表へと現れた。聖剣の力か、倒れていた近衛はメアリーの近くに引き寄せられ難を逃れたが、逃げ遅れた吸血鬼達が餌食となる。戦闘に参加していてなお二本の足で立てるのは、後衛で有ったが故に消耗の少ないジュールのみのようだ。

「……ジュール、冒険者達が辿り着くまで、わたくしとあなたであれを食い止めますわ」
「いえ、王女殿下には下がっていただきたく。ここは私が一命に代えても食い止めましょうぞ」

 近衛として、あくまで王族を護ろうと構えたジュールが手を出すよりも早く、竜喰らいの巨体が衝撃に揺れた。それでも触手の蠢く様子に変化は無い。解き放たれたばかりの飢えた怪物にとっては、食欲が最優先のようであった。

「もう……二度と……やらせは、しません。滅びなさい、征竜」

 王城を半壊させつつ地表に現れた『竜喰らい』の姿に何を見たのか。メドゥの左腕はフードの下の顔を伏せたまま呻くように呟く。

「ははっ。左腕ちゃんが参戦するみたいだから、しばらくは……。うん、冒険者達が辿り着くまでは大丈夫じゃないかな」

 胸を貫かれた傷口から、何やら黒っぽいものが零れてゆく。右腕はそれを雑に手で押さえつつ、苦しげに言葉を紡いだ。


 執筆:アルパカコネクト運営
アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0