新たな門出に、祝福を

狐野径

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シナリオID:3491

オープニング

 リブラネスタの冒険者ギルド職員であるペデラ・ウォーカーは一枚のチラシを手に一案した。
 珍しい石の収集、珍しい石に調べることが趣味な延長で、このイベントは興味深い物なのだ。
 イベントの名は「御守り市」。
 色々な地域にあるアミュレット(御守り)を集めた市であり、リブラネスタで年に一度ある。
 マイナーではあるけれども。
 御守りや護符には、招福だったり魔除けだったり、健康第一、家内安全、直感が鋭くなるといいな、とか色々ある。
 形状は指輪や何かの置物、素材は布であったり、石であったりする。
 ペデラはその中でも石に最も惹かれている。

 冒険者ギルドにやってくる冒険者たちに、
「御守り市があるんだ、行かないか?」
 と、勧める。
「各地のアミュレットが集まる催しだ。御守りとの出会いで、これからの一歩に心強さがあるかも……知らないぞ」
 これからも冒険者として過ごす人もいれば、別の職業を選ぶ人もいるだろう。
 冒険者生活が続くとしても、まったく同じ日があるわけではない。
 そう考えれば、門出は日々新た。
「御守り市があるときにリブラネスタのギルドに寄ったのも縁。好みの一品に出会えるチャンスだ」
 チラシを見せる。
「オレのおすすめは石だ。石によっては発想を高めたり、病に打ち勝ったりする助けになるものもある。形状も様々だ。飾るだけなく、紐で組んでカバンや服に付けたりもできる」
 いつも通り気さくで明るい口調だけど、話が深く長くなりそうな予感もしてくる語り口になってきているような気がした――が、ギルド職員の職務が過ったのか止まった。
 少し考えた結果「御守り市はこの日にある。是非寄ってくれ」と話を切り上げた。
「もちろん、オレも行く」
 チラシ見るとジャンル分けでスペースは分かれているし、石コーナーあたりにいるのは確定だろう、と、声を掛けられた冒険者は思う。

 飲食スペースもあるし、見物するのも楽しそうかもしれない。

解説

●目的・目標  御守り市を楽しもう。 ●御守り市  リブラネスタで年に一度催されているイベント。  全部で24店舗出店。  とある建物でお守りなどの商品が販売されている。  中庭があり、飲食店コーナーとなっている。  座って食べる所もある。  アミュレットなどを売っているところはジャンル分けされている。  石、布を使ったのもの、草木を使ったもの、その他とざっくりと。  石のコーナーは、石をドンとおいている所、アクセサリー仕立てにしている所に分かれている。それぞれ店はいくつかある。  縁起がいいと言われている置物が売っているところもある。  焼き物から木彫りまで。  大きさは手のひらサイズから、ハーフリングくらいのサイズまで。  ※基本的にこういうのがあるといいなぁという記載をしてくだされば構いません。  世界観に沿ってそれらしい何かに変換するよう努力されます。  食べ物は一般的な軽食もあるし、この場で見ると変わっているように見えるものもある。  ・コウセキ焼き 見ると熱した石で肉や野菜を焼いているぽい。  ・クルクル幸せ巻き 丸く薄い生地に果物やクリームを入れて巻いている。クレープともいう。 ●ペデラ・ウォーカー  リブラネスタの冒険者ギルドの職員。  石好きで「御守り市」では、石コーナーにいる。  石にまつわる伝承や石言葉などは教えてくれる。  別に絡んでも、絡まなくてもいい。  ※石言葉については複数ある場合があります。どういう意味のものが気になるか、どういう色合いの石が見たいかなどある程度定まっていると齟齬が減ります。

マスターより

 こんにちは、狐野径です。  催しの名前、「福招き市」に当初していたんですが、逆に幅が狭いようなので御守りにしました。現実にこういう催しあると、のんびりと見て回って時間は経ちます。  さて、昔々、とあるところで一袋500円(か、1000円以下なのは間違いない)石を買ったことがあります。その中の石が本当に何とか石と言われるものか、色を吸わせたフェイクかわかりません。たぶん一つは「ローズクオーツ」なはずです。子どもの頃、ローズクオーツのペンダントをどっかの土産で買ってもらったのでそれとそっくりだからです。  それすら、本物でない可能性があるんですよね。  余計な話が入りましたが、作中の「御守り市」では、効果の有無はともかく、石については偽物はないです。もちろん、全体を見れば「えっ?」というようなものもあるかもしれませんが。信じるも信じないもあなた次第?  よろしくお願いします。

リプレイ

●会場に到着
 ペデラ・ウォーカーに誘われて、冒険者たちは「御守り市」の会場にやって来た。
 通路が広くとられているため、人込みもなく、のんびりした雰囲気。

 コルネリウス・アーラはペデラおすすめの、石コーナーにやってくる。
「わぁ、すごいです。たくさん石が並んでいるときれいですね」
 色とりどり石、形も様々なものが並ぶ。
 家族のために選ぼうと思うけれども、まず、眺める。

 ハヤト=ガラン=ヴォルファングはペデラに誘われ、一緒に来た人たちは付き合いがある、見知った人たちだった。
 一緒に見て回るのも悪くないと思うが、見たいものを見はじめ、同じ会場にいるけど、自然とばらける。
 それはそれだった。
(俺たちの仕事はゲン担ぎも大事だからな)
 ハヤト自身は傭兵団の団員たちへのお守りを選び始める。

 ディレイン・オールドケイジはこれから旅に出るつもりであるため、お守りを欲しいと考える。
 医者が少ないか全くいない地域を巡る旅――親父と同じ道を歩む。
 たまには友人たちがいる街に戻るけれども。
 そうなると重いものや壊れやすいものは避けたいし、他にも考える所はあった。
「色々見て回ろう」
 何があるのか確認してからで構わないだろう。
 こういう物をまとまってみる機会もなかなかないだろうし。

 トーラは誘いを受け、アキュアリスタの家族に贈ろうと思った。
「石については詳しくないので、ペデラさんの目利きに頼らせてもらえたら嬉しいです」
 ペデラは目をキラリとさせて「任せろ」という。
「まず、一通り見てからチェックしてきますね」
「オレはあの辺(石コーナー)にいるから、いつでも声を掛けてくれ」
「はい」
 トーラは会場を歩き始めた。

 レピド・クロサイトは「夢が叶う御守り……あるだろうか?」と思った。
 これまでリブラネスタのホムンクルス居住地に住んでいた。最近パンクリアース学園に入学したため、春からリーンエス王国に住むことになる。
(卒業したらリブラネスタに戻るつもりだけど……)
 自分の賢者の石と似たような赤い石ではないもので、そういうのがあればいいと願う。
 ペデラについて石コーナーに向かった。

●売り場
 コルネリウスは石を眺めていると「大きさもそれぞれの表情も、大分違いますね」と感想が漏れる。
 ペデラが「そうなんだ。これはな――」と石の持つ力や特徴を話をしてくれる。
 コルネリウスはそれを聞き、石を試しに手にし、光に透かすように見る。
「陽にかざすと蓄光するものや、光の筋が見えるものもあるんですか?」
 その石は違うけれども、箱に入っているのと、光にかざしてみるのでは見え方も違った。また、同じ種類でもどこか表情が違う。
「自然が作り出すものって、とても不思議です……見ていて飽きないので、ペデラさんが石がお好きなのも少しわかる気がします」
 しばらく観察後、家族のための石を選び始める。
 これからは、実家に帰る機会が減ってしまうと思うから。
 父を思いアメジストを選ぶ。
 幽界樹の調査をしていたが、その事案が片付いたのだ。そうなれば、またあちこち旅することが増えるだろう。
 アメジストでも旅の邪魔にならないものを選ぶ。
 続いて、実家の家族を支える姉だ。
「お姉ちゃんには、心が安らぐ御守り……アラゴナイトがいいですね」
 周りにとって姉が頼りになるし、心安らぐ存在だとして、姉にとって、心身を整え心安らぐものが一つでも多い方がいいに違いない。
 家にいるなら置物でも構わないが、身に着けるものがいいか……。
 どれがいいかしっかり考え、選んだ。
「弟たちは元気に育ってくれますように……」
 健康や成長を見守ってくれるように、シトリンを選ぶ。
 さらに、これまで関わりが大きかった友人たちにも選ぶ。
 ディレインに旅での幸運を願いムーンストーンを、レピドに学業の挑戦を考えカーネリアンを、ハヤトに家庭円満を願いペリドットを。
 選び終わり会計する前に、気づいた。
「あ、自分の分を忘れてました」
 レッドガーネットに惹かれた。
「なんとなく、大切な人を思い出しました」
 会計を済ませ受け取る。
 ずっしりと重く、結構な金額だ。
「つい、たくさん買ってしまいました。少し重たいですが、気持ちの分の重さですね」
 飲食コーナーに向かった。

 ハヤトは傭兵団の団員全員の御守り石を探す。
 ペンダントやブレスレットなどの形状は問わない。また、石自体も「戦勝祈願」や「戦に赴くにあたっての加護」などの御利益を考える。
 店員に聞けば、この石は「成功を意味しています」とか「目標に導いてくれます……すなわち、勝利や勇気と関わります」など説明してくれる。
 説明を受けた種類の石を見る。
 石1つ1つは似たような磨き方をしていても、まったく同じものはないと感じられる。
 石の状態を洞察でとらえ、良い品を安く入手できるか交渉する。
「かの有名なブレイブファンブ傭兵団御用達の御守りだって宣伝できるようになったら、今後も商売繁盛間違いなしだぜ?」
 店員は笑顔のまま「ゲン担ぎですね。お守り、幸運を引き寄せるためのものですし」と値引きは渋る。
 色々話していくうちに歩み寄りが発生した。
 非常には安くはならなかったが、それなりに負けてくれたようだった。
 満足いく品は入手できただろう。
 恋人へのプレゼントとして蒼いトパーズ系の宝石を使った指輪を探す。
 どれがいいか、恋人を思い浮かべ選ぶ。これだ。と思えるものをみつけ、購入できた。
 そのあと、今日一緒に来た人たちへのプレゼントとしてお守り石を選ぶ。
 友情の証として、イメージに合ったものを。
 ふと、可愛い子を見つけたとき、悪い癖でナンパしそうになったが、思いとどまった。
 恋人へのプレゼント買ったことがしっかり脳裏によぎっていた――。

 ディレインは一通り会場を見てみる。
(草木でできたものは持ち運ぶ薬草類と混じっても困るし、布は汚す自信があるし……)
 心安らぐ香りがするものは、見た目はどこか薬草の束を思わせる。
 存在感があるものでも軽そうだが、荷物になるのは間違いない。
(と、なると、なるべく小さくて軽い石がいいかな)
 石コーナーにやってきて、石言葉と形状を見る。
(装飾品には興味がないけど、お守りなら話は別。色には特にこだわらないが、常に光っているとか奇抜なものでなければ問題ないな)
 店員に「旅の安全を願うものがいいんだけど」と尋ねれば、石の説明をしてくれる。
 例えば、幸運でも健康でも、旅に関わる。漠然とした安全から、絞っっていき色々話をしてくれる。
「迷ってくるよ」
 そうなってくると、石言葉で絞った後、見た目で選ぶのもよいかもしれない。
 光を反射するでもなく、落ち着いた色合いの石に決めた。
「紐で首から下げれるようにしたいかな」
「あちらの人に頼めば、穴が空いてなくてもペンダントに仕立てられますよ」
「じゃあ頼んでこようかな。あともう1つ、万が一の時に見つけた人におじさんだってわかってもらえるようなものあったら……」
 店員は笑顔のまま眉間にしわを寄せた。
「それじゃ金属じゃないと難しいかなー」
 と、ディレインが言うので「ですね」と店員が応じた。
 石を選んだあと、首にかけられるように加工してもらった。
 そのあと、ペデラに声を掛ける。
「コウセキ焼きが気になるから食べるんだけど、一緒に食べない?」
「後で行こうと思うんだが」
「そっか、……いや、レピド君が新しいことを始めるみたいだし、なんやかんやいいながら、サポートしちゃうんだろうから、ペデラさんも大変だよねえ」
 あとだと話すタイミングがないかもしれないから、気持ちを伝えておく。
「おじさんがいなくなった後、頑張ってね! ……っていうのもちょっと変かな?」
「また戻ってくればいいだろ?」
 ディレインは「……そうだね」とうなずいた。
(ペデラさんがいるから安心してレピド君から離れられるってことだけど)
 ペデラはレピドをこれからも自然体で助けてくれる、そんな安心感をディレインは覚えた。

 トーラは会場を見て回ると、自分の身長くらいの像があるのに気づいた。
 地面に置いているから余計に大きさが目を惹く。
「おっきーい?」
「これは――地方に伝わる木彫りの人形で――」
 店員が嬉しそうに、楽しそうに説明をしてくれた。
 その話は「なるほど」と思わせるものであったし、面白かった。とはいえ、これを買って帰るのも置き場にも困る。
 お礼を言って他を見て回り、石コーナーに到着する。
 ペデラが石を見ているので「では、お願いします」と声を掛けた。
「どういうのが欲しいんだ? 見た目でもいいし、石言葉でも構わない。要は納得して買うことが重要だ」
「そうですね。お父さんには商売繁盛、お母さんには家内安全、妹には恋愛成就……これはまだ早いので……学業成就に、お婆ちゃんには健康長寿といったものです」
「商売繁盛ならこれだな。金を引き寄せると言われている」
 黄水晶を示す。他にもこれはどうだろうかと言葉と石を教えてくれる。
「学業なら……苦手をなくしたいか、閃きと共に勉強を進めたいとか……色々幅はある」
 と、いうように言葉からの連想でいくつか提示され、色と石言葉との組み合わせで選んでいく。
 加工の仕方でも、こっちの石がいいかな、こっちがいいかなと悩ましい。
 ペデラがそれに助言をくれ、トーラは選んでいく。
 家族をイメージしつつ、喜んでくれるかドキドキしながら。
 さらに色々見て買うか買わないか考える。
 その中で1つペデラにお守りを買う。
 お礼と、これからのために。
 選び終えて、購入した。
 トーラはペデラに声を掛ける。
「ありがとうございます。お誘いしてくれて。あと、石選びを手伝ってくれて」
「楽しんでくれたなら、誘ってよかった」
「これ、どうぞ」
 お守り石が入った袋を渡した。
「いいのか?」
「はい、お礼です」
「ありがと」
 袋の中の石を取り出し、光に透かすように角度を変え見る。
「そういえば、買い物終わった人たち、あっちで昼食とってるみたいだぞ」
「では、先に行ってます」
 トーラは買ったものを胸に抱え、飲食コーナーに向かった。


 レピドは冒険者である自分が持ち歩くなら、丈夫な方がいいとも思っていた。
 石言葉を考えればどれを選ぶのか決めやすいと、ペデラに尋ねる。
「夢が叶う、がいい。できれば赤以外で身につけやすい形の守り石がいい」
「形については後でいいか?」
「そうなるのか?」
「石の形は色々あるからな。まずは石からだ」
 ペデラは少し考え、いくつか石を示した。
「なら……この辺りだな」
 夢が叶うという意味合いになる石を示す。
 眺めるだけで、どれも何か訴えかけられる気がした。
 その中で、一番惹かれたのは緑色のヴェルデライトだった。
 それを手に取り眺めると、ペデラが説明をしてくれる。
「それは、マイナスをプラスに変える。行動力や意志力の強化、健康強化……それらの効果が合わさって結果的に夢が叶う」
「なるほど」
 角度を変えたり、光を当ててみたりしながら、石言葉を考える。
 石にある力で自分を整え、夢に向かって歩んでいくことになるのだろうか。
 この石にすることを決め、その中でもどれがいいか1つ1つ見ていく。
 結局、最初に手に取ったものが、一番心に響いた。
 購入後、ペデラと目が合った。
(……そうだ、ペデラの目の色に似ているんだ)
 それで惹かれたのだろうか。
 選んだ理由は本人には言いたくなかった。親離れしていないようで恥ずかしいこともあった。
 ただ、ホムンクルスとなった後、生活できるように手を貸してくれたのは彼なのは間違いなく――感謝の念は強い。
 ふと、問う。
「石と言えば……レピドクロサイトにはどんな意味があるんだ?」
 自分に付けられた名前。
 赤を秘めた石の意味。
「レピドクロサイトの言葉は『信念、確固たる思い、決意』だ」
 赤い石がいくつもある中、これを付けた――ペデラの思い。
 レピドは苦手だった賢者の石をほんの少しだけ、好きになれた、かもしれないと思った。
(信念、確固たる思い、決意……ペデラの思い……)
 胸の奥が熱くなる感じがした。
 ペデラが「さて、オレたちも昼食とるか?」と、飲食コーナーに向かおうとする。
 レピドは「え?」と返した。
「先に皆あっち行ってる」
 レピドは言われて「じゃあ、行こう」と二人はそろって向かった。

●食べ物
 ディレインがコウセキ焼きを食べていると、コルネリウスがクルクル幸せ焼きを手にやってくる。
「おじさまは何を食べているんですか」
「コウセキ焼きだよ。焼いているのを見るのが楽しかった」
 ハヤトが「焼いてるの見てると、特別感があったよな」という。
 ハヤトはコウセキ焼きとクルクル幸せ焼きどちらも器に載せていた。
 そして、コルネリウスとハヤトも食べ始める。
「こいつはなかなか美味ぇな」
「こちらは果物とクリームがちょうどいいです」
 果物もクリームもたっぷり入っているので、食べづらいけど、何か幸せを感じる。

 食べ終わったころ、皆集まって来た。
「購入したもの見せてもらってもいい? 込めた願いや思いも聞きたいな?」
 ディレインが提案して、自分が買ったものを見せ話す。
 他の人も購入したものを見せて、話してくれる。

 コルネリウスはディレインに問う。
「ディレインおじさまも、これから色んな場所に行くのですよね?」
「そうだよ」
「なので、おじさまに旅のお守りをお渡しします」
 旅の邪魔にならないサイズの、気持ちの籠ったムーンストーン。
 ディレインは「ありがと」と受け取り、眺める。
「これはレピドさん、ハヤトさんにです。良かったら、受け取ってください」
 と、コルネリウスが渡す。
 レピドは「ありがとう。頑張って勉強しないといけないな」と石を手に眺める。
 ハヤトは礼を言った後、
「俺からも。友情の証……これからもよろしくな!」
 と、皆に手渡した。
 ペデラが「オレもいいのか?」と問う。
「もちろんだ」
「ありがと」
 ペデラは笑い、石を眺めた。

 トーラは「皆さんはもう食べたんですか?」と尋ねる。
「美味かったぞ、コウセキ焼きもクルクル幸せ巻きも」
 ハヤトがいい、ディレインやコルネリウスもそれぞれの感想を言う。
「コウセキ焼きとくるくる幸せ巻き、どちらもおいしそうですね……どっちにしましょうか……」
 両方、という声が、周りからも聞こえる。
「いっそのこと両方……でも、カロリーが……」
 悩むのも楽しい、こういう時しか楽しめないなら両方だろうか。
 ディレインは(みんなこれから簡単に会えなくなるんだし、こうして得られた機会はしっかり役立てたいよね)と微笑み、やり取りを眺めた。

 飲食して会話も弾む。
 今はこの時だけ。
 今後、これまでと違う困難があるかもしれないし、楽しいこともあるかもしれない。
 思いを胸に、お守りを手に、未来に踏み出す。

マスターコメント

 ご参加ありがとうございます。  記載いただいた名前とかネット検索しました。一応、気になりますし、どんな石だろうとか、うろ覚えもよくないし……。ここまでよかったんですが、ハーブティーや馬の名前が出てきましたね。検索語に「石」も一緒に入れないと駄目ですね、勉強になりました。今更ですけど。  未来に進む前に、家族や友を思ったり、想いを確認したり、楽しいひと時を過ごせたなら嬉しいです。  皆さんは冒険者の枠組みから、幅広く活動される――未来が少し見えた気がします。  ご縁があれば、どこかでお会いしましょう!  ありがとうございました。
ショートシナリオR

ショートシナリオR易しい 報酬:無し5 / 4〜8人

2024年03月28日 16時19分58秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. ペデラ・ウォーカー

    おっす、ペデラ・ウォーカーだ! 顔見知りの奴もそうでない奴もよろしくな! 皆集まってくれてありがとな。 あ、これから行きたいって奴も歓迎だから気になったら飛び込んでくれな!

  2. ディレイン・オールドケイジ

    何がいいかなあ… お願いごと?込める祈り?そういうのは決まってるんだけど、何にするかだよねえ… (おじさんはうんうん唸っている!)

  3. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! ハヤト=ガラン=ヴォルファングだ、よろしくな!! 御守りっつーと、俺達傭兵にゃ験担ぎとしてみんなに配っても良いと思って参加させて貰ったぜ♪ 戦勝祈願や戦神の加護を祈念した石なんかがあるとありがてぇな!

  4. トーラ

    トーラです。 家族にお守りを贈りたいと思ってお邪魔させて貰いました。 よろしくお願いします!

  5. レピド・クロサイト

    ……キジトラマンが出発24時間前をお知らせする、にゃー 個人的には夢が叶うお守りとかあるといいな、と思って。 皆よろしくな。

  6. コルネリウス・アーラ

    コルネリウスです、よろしくお願いします。 お料理もあるんですね。 私は、家族へのお守りを探してみようかなと思っています。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0