【学進】王国騎士演習・パンクリアース学園防災訓練
おおくまねこ
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シナリオID:3432
オープニング
「ふむ、パンクリアース学園で防災訓練ですか……」
法衣貴族の一人が議題として持ってきた計画書を手に取り、リーンエス王国の法衣貴族たちは熱心に検討を始めた。
「左様です。昨年、メドゥの右腕や青の親指の暗躍により、二度もこの王都グランスパーダは戦場となりました。幸いにも王家の方々や学園生は無事でしたが、メドゥの指先は今後も活動を続けるでしょう。我々も、授恵者によるテロの対策を行うべきです」
「うむ、もっともだな」
法衣貴族の一人がそう主張すると、他の法衣貴族達も頷いた。
「そして、理由はもう一つあります。パンクリアース学園は改革の途中であり、今は不安定な状況にあります。いつ、貴族派が暴走しないとも限りませぬ」
「ふむ。確かにな。そしてテロリストが授恵者ならば、王都の衛兵たちの手には余る。王国騎士たちにあらかじめ学園での暴徒鎮圧の訓練をさせておくべきだ、という意見は私も支持しよう」
「ありがとうございます」
重鎮貴族の言葉に、企画を上げた貴族はぺこりと礼をした。
「さて、実際の訓練だが、どのようにやるつもりかね? 王国騎士を防災側とテロリスト側の二班に分けて行うのか?」
重鎮が尋ねると、企画書の貴族は首を横に振った。
「いえ、そうではございません。王国騎士同士の訓練でも一定の成果はあるでしょうが、テロリスト役ならば、もっとうってつけの人材がおります」
「ほう?」
「冒険者を雇いましょう。冒険者ギルドはここ数年でメドゥの指先と何度も交戦しております。蛇の道は蛇、と申します。テロリストのやり口ならば、彼らの方が王国騎士より遥かに詳しいでしょう」
「ふむ、なるほど。王国騎士と異なる技術体系を持つ冒険者なら、理外の手段を講じてくることもあり得る……面白いアイデアだ! 本来のスケジュールよりも遅れたが、学園の体育祭もようやく実施できることになったし、王家が防災に力を入れているという、学園関係者達へのアピールにもなる。ぜひ、その方向で勧めてくれたまえ」
「恐悦至極にございます」
企画を上げた貴族は恭しく礼をした。
●ロイヤル・オーダー
「……てことで、俺達がパンクリアース学園の運動場で冒険者とドンパチやることになったそうだ」
ハスラム・レイノーラは王国騎士ネイトラ・フーリンの肩をポンと叩き、「あんたの分だ」と一枚の文書を手渡した。ネイトラは封を解き、書類に目を通した。
「……ふむ。いいじゃないか。我々の実力を今一度王都の民に知らしめるチャンスだ。最近は冒険者達も名を上げている。相手にとって不足はないだろう」
ネイトラ・フーリンはうむ、と頷いた。彼はハスラムと共に防災訓練の担当騎士として選抜された熟練の騎士である。冒険者でいう『シーフ』のクラスに類似するスキルを習得しており、偵察兵として非常に秀でた能力を持つ騎士の一人である。また、冒険者ギルドに王家の代理にとして依頼を出しに行ったこともあるため、冒険者の実力についても正しく評価できている。
「参加者は全員で十名。俺とお前は小隊長だな。残りのメンバーは新人共の中から各自で4名ずつ選出しろとさ。あと、人質役も俺達で選ぶ必要があるそうだ」
「ふむ、新人たちの中からとは……法衣貴族たちは我々の眼力を試しておられるのかな?」
「かもしれんな。……とりあえず人質役は美女にしておけ。その方がみんなやる気が出るだろう」
「ハスラム君、君は本当に王国騎士なのかね? 頼むから、学園関係者の前で下品な真似はせんでくれよ」
「おう、任せろ」
ネイトラは眉をひそめるが、ハスラムはどこ吹く風だ。
「まあ、君の意見については善処しよう。美女かどうかは保証しかねるが、去年入ったばかりの新人の女騎士がいたはずだ。その娘に人質役の打診をしておくよ。アレは確か昔学園にも通っていたはずだしな」
「ん? アテがあるのか? そりゃ話が早いな。じゃあよろしく頼む」
「うむ。君も真面目に部下を選んでおくことだ。新人訓練の要素が色濃いとはいえ、敗北などしては騎士の名折れだからな」
「ああ、もちろんだ。俺を誰だと思ってる」
ハスラムは涼しげな闘気を放ちながら、不敵に笑った。
●冒険者ギルドにて
「……というわけで、パンクリアース学園で我々王国騎士は防災訓練を行うことになりました。冒険者の皆さんに依頼したいのは、テロリストの役です!」
ネイトラの指名で人質役にされた新人王国騎士、アリエスは王都の冒険者の店でヤケクソ気味に依頼の説明をしていた。
「訓練のシチュエーションは、『人質奪還作戦』となります。人質役……まあ私なんですが、を取り返しに王国騎士が突入してくるので、皆さんは訓練時間が終了するまで私を王国騎士に奪われないように頑張ってください。ただ、もし私を奪われても、王国騎士側の勝利条件が満たされるまでは訓練は終わらないので、逆転のチャンスはあります」
アリエスは少し恥ずかしそうに説明を続ける。
(まったく、なぜ私がこんな恥ずかしい役回りを……せっかく王国騎士になったのに、囚われのプリンセス役だなんて! おのれ、ネイトラめ!)
アリエスは己に割り振られた役割に不満たらたらであった。最初に声がかかった時は自分も突入役だと思っていたが、蓋を開けてみれば自分はなぜか一般人の人質役であった。設定上は人質は非授恵者の学園生だが、万が一の流れ弾を考慮し、人質も授恵者から選抜したのだという。
(まあ、人質役なら王国騎士側が敗北してもお咎めはないのでむしろラッキーだったかもしれません。『再教育』コース送りは絶対にご免ですからね!)
「私は皆さんとは敵同士の立場ですが、これは防災訓練です。いっそボコボコにしてしまった方が、後のパンクリアース学園の為にはなるかもしれません。新人騎士が主力とはいえ、王国騎士は強力な授恵者です。腕に自信がある方は、ぜひ参加してくださいね!」
解説
マスターより
リプレイ
「いよいよ王国騎士と冒険者の訓練が始まるぞ!」
その日、パンクリアース学園の運動場には多くの生徒や教師、そして学園生の父兄らが見物にやってきていた。今日はリーンエス王国騎士が冒険者をテロリストに見立てて防災訓練を行う日だ。世界最高峰の戦いの予感に、見物人達は興奮を隠せなかった。
●
「訓練、訓練ねえ……こンなンで実践感覚磨けるのかよ。その辺の山賊でも潰しに行ったほうがいいンじゃねえの?」
見世物じみた訓練の雰囲気に、アーテミシアは呆れたように言った。
「いやー、山賊程度だと百人単位で用意してもらわないと訓練にはならないと思いますよ。非授恵者は言うに及ばず、『多少腕に立つ授恵者』ぐらいでは王国騎士の相手にはなりません。コボルト狩りと大差ないです」
「ふーん。そういうもんか」
人質役のアリエスの言葉に頷いたアーテミシアは初期配置につくべく、体育倉庫の外へと出ていった。
「相手は王国騎士か……なかなか面白そーじゃねーか!」
ハヤト=ガラン=ヴォルファングは獰猛な笑みを浮かべた。
「アリエスを縛る役目は俺が引き受けたぜ! ボディラインが出ちまうかもしれねーが、そこは仕方ねーよな♪」
「いえ、ぶっとばしますが?」(ニコッ)
ハヤトはアリエスの体にロープを巻きつける役目に志願したが、それは当然のように却下され、結局ハヤトは猿轡だけアリエスに着けた。
(くっ……。口がフリーなら大声で作戦を騎士側にリークするつもりだったのですが……)
「アリエスさん、ちょっと失礼しますね」
トーラはアリエスの体にぐるぐるとロープを巻きつけ、動きを拘束した。その後、猿轡を持参したハンカチに挿げ替えた。
「猿轡は……苦しいでしょうから仮にしておきますね。本来はしているので、ハヤトさんがえっちな事をして来た時以外は声を出してはいけませんよ?」
「はい、分かりました。その時は大声を出しますね」
「解せぬ」
ハヤトはトーラの言葉に思わず突っ込みを入れた。
「悪辣なゴブリンとして演じるのだ」
ストレガ・L・リベルガストラはアリエスの側に立ち、悪そうな顔をしていた。
(手加減をするつもりは毛頭なく、叩きのめす方が色々学びもあるだろうが、激戦の中でうっかり死にました、という事がないようにしていただきたいのだ)
ストレガ事前に確認したところ、訓練終了後は王国のヒーラー部隊が速やかに両軍を治療してくれる手筈になっている。魔法の出し惜しみはしなくてもよさそうだ。
(騎士という現在所持している戦力の活用もわかりますが、生徒が自衛できるように避難訓練や、自衛できる、あるいは救援を呼べるような物品の開発をしてもいいと思うのですよね。商会や技師の力を高めるのもまた、国力という意味では大事なのではないかと私は思うのですよ)
バル・ヌール・スケアクロウは倉庫の裏手に回り、後ろ側にも騎士がいることを確認しながら、王国の未来について思いを馳せていた。
「テロリスト役は初めてですね」
コルネリウス・アーラは拘束され、床に転がっているアリエスの位置をよく確認しながら、集中力を高めていた。シチュエーションは他の依頼とは異なるが、やることはあまり普段と変わらない。我が身を盾に人質を死守するだけだ。
(訓練だからこそ、全力でやらねばなりません……此方も本気で参ります)
「アリエスさんも、簡単には逃がしませんからご覚悟くださいね」
「ええ。期待しています」
コルネリウスが微笑みかけると、アリエスは床に転がったまま不敵な笑みを浮かべた。
「ん?」
エルゼリオ・レイノーラは外の様子を確認し、ごしごしと目をこすった。倉庫の入り口の正面に立っている男はなんか見覚えのあるシルエットだったからだ。
「おう」
息子に気付いたハスラム・レイノーラはぴっと二本の指を立てた。
「――ちょ、えっ!? 父上も防災訓練に参加するのーっっ!!?」
当日になってようやく、父が敵役だということにようやく気付いたエルゼリオは絶叫した。
(すっごく怖いケド、立派な(?)テロリストを演じ切ってみせる!)
●
「では、これより訓練を開始する!」
パパパン、と合図の紋具の音が鳴り、防災訓練がスタートした。
「ウェイブ・オブ・インフィニティロアを使うよ」
(『使うぜ、げへへ』、とかの方がテロリストっぽかったかな?)
小声で仲間に合図し、エルゼリオはまず、全ての冒険者達を巻き込み、強化魔法をかけた。さらにアーテミシアに【堅甲】をかける。エルゼリオの父ハスラムは一騎当千と謳われるほどの攻撃力の持ち主だ。前衛にとっては相当厳しい戦いになるだろう。
「さぁ~て、王国騎士団のお手並み拝見と行くか♪」
ハヤトはアリエスの背後に立ったまま、光の屈折をいじり、姿を消した。かなりの集中力を使うのが難点だが、これで10分間の間、ハヤトは透明人間だ。
「いざ!」
先陣を切って動き出したのは、新人王国騎士のシーフだった。疾風の如き速度で倉庫に接近したシーフは途中でフッと姿を消し、倉庫の屋根の上に再出現した。
「まずは偵察からだ」
シーフは屋根へと短剣を三度走らせると、なんとか人が通れそうな穴を開けた。そしてシーフはこじ開けた穴から中の様子を覗き見た。
「人質の位置を確認しました! 壁際にはいません!」
「中の様子が分からんな……まずは小手調べだ」
ハスラムは倉庫の入り口に近づくと、アーテミシア目掛けて剣を一閃した。だが、狙いの本命はアーテミシアではない。ハスラムの剣が纏った闘気の塊はアーテミシアごと倉庫の壁を吹き飛ばし、人質と冒険者達の位置を露わにした。人質役の『アリエス』は武器を構え、こちらの様子を伺っている。
「……あれか?」
ハスラムはまだ距離を詰めず、『アリエス』の様子をじっと観察した。
「いや、さすがに息子の剣は見間違えねーよ。おい! あの人質は偽物だ!」
(父上、やっぱり壁を破ってきた! そして一瞬でばれた!!)
実は今騎士達が見ている『アリエス』はエルゼリオの変装であった。本物はマントを被せられ、倉庫に転がっている。しかし、エルゼリオは剣はかなり特徴的な外見だったため、父には一瞬で変装を見破られてしまった。
「俺達は裏から回るぞ!」
「はい!」
裏口の窓の方から倉庫に近づいているのは、シューターとヒーラー、そしてキャスターが一名ずつの合計3名の騎士だ。しかし、倉庫の裏にもバルが見張りについていたため、まずはシューターがバル目掛けて炸光矢を放った。放たれた光矢は無数の破片となってバルを傷つけ、倉庫の壁にも大きな穴を開けた。
「胸を借りるつもりで挑ませて貰います!」
トーラは屋根の上にとりついているシーフを撃ち落とすべく、CPPスタッフをシーフへと向けた。すると、肉球のエフェクト混じりの光の雨が発射され、シーフへと降り注いだ。
「うおおおっ!?」
シーフは不意を打たれたようだが、残像を囮にして光の雨をなんとか回避しきった。
(ネイトラ殿はまだ動かないか。今は人質から離れないのが正解なのだ)
ストレガは床に転がっているアリエスを踏んづけるギリギリまで近づいたまま、後方から近づいてきているヒーラーへと教鞭を向けた。
「足絡之呪」
ストレガの詠唱と共に、ヒーラーの足に青藍に光る錨と鎖が絡みつき、ヒーラーを傷つけると共に、その足の動きを封じた。
「さあ、人質を奪い返すぞ!」
王国騎士のシューターは距離を保ったまま、アーテミシア目掛けて鋭射を放った。矢はアーテミシアの兜に命中したが、兜が凹んだだけで、アーテミシアの額は無傷だった。
「ああん? その程度か?」
(理外の戦い方がお望みのようですので、状況に合わせてやりましょうか)
「もうだめです! おしまいです!!」
裏口の壁の破壊に巻き込まれたため、背中を少し負傷しているバルは、後先を失ったテロリストを演じつつ破壊された裏の壁からピンを抜いた閃光塗弾を転がした。バル本人も閃光塗弾を追い越すように外へと飛び出す。バルと同じ方向を向いていたストレガは閃光塗弾に気付き、咄嗟に地面の方を向いた。
カッ。
「ぐああああ!」
その瞬間、白い閃光が倉庫の裏で炸裂した。シューターは反射的に目を閉じて閃光をやり過ごしたが、間近で閃光が炸裂したヒーラーと、少し離れた位置にいたキャスターは反応が間に合わず、まともに閃光を浴びて悶絶している。
(壁を抜いて正面と裏から同時攻撃! アリエスさんを死守しないと……)
コルネリウスはエビのようにぴょんぴょん跳ね、少しずつ正面に近づこうとしているアリエスの足を引っ張り、自分の後ろに引きずり戻した。今はまだ動けない。敵が踏み込んできてからが本番だ。
「正面をこじ開ける!」
キャスターはアーテミシアに杖を向け、魔弾を叩きつけた。ドン、と大きい音と共にアーテミシアの体が数メートル吹き飛ぶが、アーテミシアは籠手を盾にし、直撃を避けていた。しかし、ダメージは小さくなかったようだ。
「アンタが大将だな」
アーテミシアはチャージングで加速し、ハスラムとの距離を詰めると、シールドガントレットで力一杯殴りつけた。その瞬間、ハスラムの体が大地から離れ、ハスラムは60メートルほど後方まで吹き飛んでいった。
(ダメージ自体は大したことねえみてえだが、想定の範囲内だ。このままこいつを引き離す!)
「ハスラムさん!」
その時、王国騎士のウォーリアがアーテミシアへと突進し、ラージシールドでアーテミシアを殴りつけた。今度はアーテミシアが吹き飛ばされ、運動場にゴロゴロと転がっていた。だが、同じ技でも技量に差があったのだろう。アーテミシアが吹き飛んだ距離はハスラムの半分ほどの距離だった。
「シャルル! トマソン! そいつをハスラムに近づかせるな!」
ネイトラはウォーリアとキャスターに指示を出した後、自身は猛スピードでトーラへと急接近した。
(このプレッシャー……! この少女、只者ではない)
ネイトラはためらいなく双剣をトーラへと振り下ろす。しかし、トーラは華麗な体捌きで刹那の四連撃を全て躱し切った。
「やはりな」
大きく後退して仕切り直したネイトラを、トーラはキッと睨み付ける。
(これがベテランの王国騎士……油断すれば一太刀で戦闘不能にされそうです……)
●
「これならどうだ」
ネイトラは一瞬でトーラの視界から消えると、今度はトーラの真後ろから襲い掛かってきた。左右から挟み込むように、必殺の刃がトーラへと襲い掛かる。
(疾風足で背後を取ってからの奇襲! その手は読んでいました!)
ネイトラの僅かな予備動作からこの攻撃を察知したトーラは、後ろを向いたまま宙返りし、必殺の連撃を回避した。
「本物の人質は……あれか!」
屋根の上から倉庫の内側を覗いていたシーフはもぞもぞと跳ねているアリエス(マント付)に気付き、倉庫の内側へと身を躍らせた。
「失礼!」
そしてシーフはアリエスの体を掬い上げるように担ぎ上げる。だが。
「がはっ……!」
次の瞬間、シーフはばたりと倒れた。透明化した状態でアリエスのすぐ近くに潜んでいたハヤトが後ろから不意打ちを仕掛けたのだ。アリエスを持ち上げていたシーフには、ハヤトの攻撃を防げる余地などなかった。
(よし、ドンピシャだったな!)
「くそ、目が、目がぁ……」
バルの閃光を受けたヒーラーは呻き声を上げながら、自分へとヒールをかけた。しかし、バルの与えた傷は深く、完治には至っていない。
「足止めを……!」
正面にいたヒーラーはトーラに光縛封を放ち、彼女を光の結界に閉じ込めた。
「しまった、正面ががら空きに……!」
トーラは一瞬光縛封をよじのぼれないかと考えたが、ちょっと無理そうだった。仕方なく、トーラは光縛封に肉球弾を叩きつけ、破壊での突破を試みる。
「チッ……あのヤロー、余計な真似を……」
アーテミシアはもう戻ってきたハスラムを抑えるべく、全速力で突進した。しかし、フリーになっている先刻のウォーリアを迂回する必要があったため、攻撃までは一手足らず、再びハスラムの間合いにまで踏み込むのがやっとだった。
「正面が突破されそうなのだ! 皆、注意するのだ!」
ストレガは皆へと警告を発しながら、ネイトラを中心に重力大渦を発生させた。ネイトラは一番厄介だし、今ハスラムをアーテミシアの前から逃がすわけにはいかない。
「人質はアレか! 一か八か……!」
「駄目だ、範囲攻撃は使うな! 人質を巻き込むぞ!」
正面と裏口に一人ずつ配置されていたシューター達は範囲攻撃を断念し、コルネリウスとバルにバスターアローを放った。
「……あまり痛くないですね」
「……今何かしました?」
「「なんだと……!?」」
しかし、二人は王国騎士達の必殺技を受けてもへっちゃらだった。壁エルフは単純に硬すぎて効いていない。狂戦士の方は実はけっこう効いているのだが、彼女は痛覚が遮断されているのでダメージを受けていないように見えるのだ。
「あはははは!」
バルは裏口のヒーラーへと接近すると、【刻死の剣】を一閃した。ろくに防御も取れないまま深く胴を切り裂かれたヒーラーは、その一撃でばたりと倒れた。
「さあ、こっちです!」
コルネリウスはアーテミシアを吹き飛ばしたウォーリアへと闘気を浴びせた。コルネリウスの闘気に当てられた騎士はぐりんと、コルネリウスの方を向き、倉庫へと踏み込んできた。
ドゴッ!!
王国騎士の盾パンチが炸裂し、コルネリウスはすでに穴が空いていた倉庫の裏側の壁を突き破り、バルの近くまで吹っ飛ばされた。
「くそ、なかなか手ごわい……!」
正面にいたキャスターは少し距離を詰め、ストレガへと魔弾を放った。しかし、ストレガは魔弾を回避し、弾は倉庫の後ろへと抜けていった。
「くそっ! 外れた!」
「もっとよく狙うのだ。ぐはははは」(悪ゴブリンっぽい声音)
「父上が戻ってくるまで態勢を立て直さないと……!」
エルゼリオがバルにヒールをかけると、バルの傷は完治した。
●
「よし、次だ」
(外がけっこうやばそーだが、アリエスはなんとしても守らねーとな……)
ハヤトは再び精神を集中し、姿を消した。
「さて……ここは攻めるべきだな」
ネイトラの重心が深く沈む。今、倉庫の中にいる冒険者はハヤト、ストレガ、エルゼリオの三人だけだ。トーラが封じられ、コルネリウスも倉庫の裏に吹き飛ばされた今こそ、攻勢に出るチャンスだとネイトラは判断した。
「……!?」
しかし、ネイトラは倉庫の入り口まで近づくのがやっとだった。ストレガの放った不可視の力場が彼の脚力を殺していたからだ。ネイトラがハスラムの方をチラリと見ると、彼はまたアーテミシアに吹き飛ばされたので、急いで倉庫へと戻ってくる途中だった。
「ネイトラ隊長を……」
正面側にいたヒーラーはネイトラを援護すべく、彼に輝腕をかけていた。
「一人でも多く、道連れにしてあげましょう!」
バルは狂気に満ちた笑顔を浮かべながらキャスターへと接近すると、ぐにゃぐにゃと腕を振り回し、エーテルブレードで肩口へと斬りかかった。キャスターはエーテルバリアでバルの斬撃を防いだが、その表情は引き攣っていた。
「さて、果たしてネイトラ殿に通じるか」
ストレガは倉庫の入り口で足止めを食らっているネイトラ目掛け、魔糸を放った。蜘蛛糸のようなエーテルが高速でネイトラへと伸び、彼の下半身に巻き付こうとするが――。
「ふッ!!」
裂帛の気合と共にネイトラは身をよじり、ストレガの魔糸を躱した。
(躱されたか。しかし、当たる見込みがないほど実力差が開いているわけではない。不意を突ければ当てられそうなのだ)
「ネイトラ隊長を援護しろ!」
正面にいたシューターは倉庫の中に踏み込むべく、距離を詰めてきた。倉庫の正面の壁はハスラムが破壊したため、入り口は広くなっている。シューターは走りながら矢を放ち、ストレガを狙った。
「遮膜」
ストレガは光の膜を正面に展開し、矢を防いだ。
「これ以上はやらせない!」
裏口にいたシューターはバルへと鋭射を放った。矢はバルへと突き刺さり、バルの肩から血が噴き出した。出血量は相当な量だが、バルは楽しそうな表情を浮かべている。
(こいつ、ゾンビか何かか?)
(アリエスさんから引き離されました! 急いで戻らないと!)
コルネリウスはエーテルを噴射しながら突進し、アリエスのすぐ側まで舞い戻った。そしてさっきのお返しとばかりに、ウォーリアへと聖盾を叩きつける!
「うおおお!?」
ワイルドに盾で殴り飛ばされたウォーリアは倉庫の外へと、ゴミのように吹っ飛んでいった。
「父上が来る……!」
エルゼリオはバルにヒールをかけ、彼女の傷を癒した。正面から来る父も脅威だが、裏口は今バルが一人で守っている。今彼女を戦線離脱させるわけにはいかない。
「突破する!」
正面のキャスターはアーテミシア目掛け、魔法攻撃を放った。アーテミシアは魔法攻撃の直撃を受け、さらに傷ついていく。
「一人で俺の足止めができるか? 嬢ちゃん」
ハスラムは眼前に立ちはだかるアーテミシアに向け、雷光の速度で剣を叩きつけた。アーテミシアは籠手を割り込ませたが、ハスラムの一太刀はガントレットを弾き飛ばし、アーテミシアの胴を深々と薙いだ。
(ぐっ……! この馬鹿力が!)
想像以上のダメージに、アーテミシアの表情が歪む。まだ立っていることが予想外だったのか、ハスラムは驚いた表情をしている。
(こいつをもっと引き離さねえと……)
「なあアンタ、巨人かドラゴンを一人で倒せるかい?」
「なに?」
「……出来なきゃ、オレをここから退かせられねーよ!」
アーテミシアは渾身の力でハスラムを殴りつけると、再びハスラムは後方へと吹き飛んでいった。アーテミシアはエーテルを噴射し、ハスラムの方へと全力疾走する。
「こいつ! まだ!」
その時、アーテミシアを追って来たキャスターの魔法攻撃が再びアーテミシアへと直撃したが、アーテミシアは瀕死になりながらもまだ立ったままだった。
●
「……ハスラムが戻ってくる。ならば……今しかない!」
ネイトラは倉庫の入り口から引き、15メートルほど距離を取った。そしてその瞬間、ネイトラの姿が消え、代わりに地面に転がったままのアリエスが倉庫の外に出現した。ネイトラがプリズムシャドウを使い、アリエスと自分の位置を入れ替えたのだ。
「人質の奪還に成功した! 全力でテロリストを足止めせよ!」
ネイトラは大声で叫んだ。
「そう来たか! だが、このチャンスは逃さねえ!」
「なに!?」
その瞬間、ハヤトが姿を現し死角からネイトラへと斬りかかった。ハヤトがシーフを倒した際は、倉庫の外にいたネイトラにはコルネリウスやストレガが邪魔でハヤトが見えていなかったのだ。
「無念……」
脇腹を貫かれたネイトラは吐血し、地面へと崩れ落ちた。
「悪いが、ここは通行止めだ!」
アーテミシアを倒したハスラムがとうとう倉庫へと突入してきた。倉庫にいる冒険者を足止めし、奪還したアリエスを追わせないつもりのようだ。
「倉庫から冒険者を出すな!」
王国騎士のシューター達は鋭射を放ち、コルネリウスとストレガを攻撃した。コルネリウスは生物としての強度で矢で弾き返し、ストレガは光の膜で矢を受け止めた。
「くっ! お待たせしました!」
トーラは光縛封を叩き割り、外へと飛び出してきた。状況は見えていたので、すぐさま地面に転がっているアリエスの元へと走る!
「よっこいしょ……重い!」
「失礼な!」
トーラ(ハーフリング)は自分より大きなアリエスを担ぎ上げた。
「足絡之呪」
ストレガはハスラムに行動阻害の呪いをかけた。スネアアンカーはハスラムの下半身をしっかりと拘束し、彼を大地へと繋ぎ止める。
「ほら、いきますよ!」
バルは裏口についていたキャスターの元へと駆け寄ると、黒い剣を一閃した。胴を薙がれたキャスターはエーテルバリアでバルの攻撃を受け止めたが、その顔は恐怖に引き攣っていた。
「ハスラムさんを引き付けないと……!」
コルネリウスはハスラムへと闘気を浴びせた。すると、ハスラムはコルネリウスの方を見て笑った。
「今日は美女によく誘われる日だな。いいぜ。稽古をつけてやる」
(父上……とうとうここまで!)
エルゼリオは間近にまで迫ってきた父の姿に戦慄していた。
「せっかくだからお前も一発ぐらいぶん殴ってみるか?」
ハスラムは油断なく剣を構えたまま、エルゼリオに話しかけた。しかし、エルゼリオは父の挑発には乗らず、手堅くバルにヒールをかける。
(だいたい、そんなことしたら後が怖いよ!)
●
「ここは通してもらいます! みなさん、アリエスさんを取り返しましょう!」
「よっしゃ! 任せろ!」
コルネリウスはワイルドに盾をハスラムへと叩きつけ、倉庫の入り口から弾き飛ばした。すかさずハヤトが倉庫から飛び出し、アリエスの確保に動き出す。すでに倉庫に立てこもる意味は消滅しているため、冒険者達はみなアリエスの方へと移動していった。
「ハヤトさん! お願いします!」
トーラはアリエスをハヤトへと引き渡し、自身はハスラムの相手をするべく動き出す。
(ハスラムさんは攻撃特化型ウォーリア! 恐らく魔法攻撃には弱いはずです!)
●
「おらぁ!」
「くっ……! まだ倒れるわけには……」
胴体を薙いだハスラムの斬撃の威力に、コルネリウスの表情が歪む。
「父上、これ以上仲間はやらせない!」
すかさずエルゼリオのヒールが飛び、コルネリウスの体に活力が戻る。
「多勢に無勢ですが、悪く思わないで下さい!」
トーラはシューター達の射撃を回避しながら、ハスラムへとメテオライトを浴びせた。(ファンシーなエフェクト混じりの)光弾がハスラムの全身を撃ち抜くが、それでもハスラムはまだ二本の足で立っている。
「轟轟!」
ストレガが叫ぶと、渦巻く豪風がハスラムを包み、彼の全身を切り裂いた。
……。
真空波が通り過ぎた後、ハスラムはぴくりとも動かなかった。
「父上?」
ハスラムは立ったまま、意識を失っていた。
●
五分にも満たぬ、されど熾烈な戦いを制したのは冒険者達であった。この戦いは見物人や冒険者ギルドには絶賛されたが、王国騎士達は上役から大目玉を食らったそうである。
マスターコメント
ミドルシナリオ非常に難しい 報酬:多い7 / 6〜10人
2024年01月30日 10時02分35秒 公開
相談掲示板
ヒーラーのエルゼリオ・レイノーラです、どうぞヨロシク! 依頼成立まで後3名だね。 まずは初期位置を決める必要があるみたいだけど、 ・冒険者および人質の全員が、必ず体のどこかと体育倉庫(広さは地球のコンビニ程度。入り口は一か所で、窓は入り口の反対側に一か所)の建物が接していなければならない ・人質の位置は体育倉庫内部の範囲内で冒険者が決めてよい ……って事らしいから、 ①人質と一緒に体育倉庫内からスタート ②見張り兼陽動?として体育倉庫外(体の一部は体育倉庫に触れている状態)からスタート 上記のどちらかに分かれる形になるのかな?
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! 初期位置は体育倉庫内か倉庫外のどちらかで合っていると思います。 今回はテロリスト役として人質をつれての脱出か、王国騎士の全滅を目標にする訳ですけど、どちらを目指しましょうか? 全滅狙いの場合、ハスラムさんとネイトラさんはウィリアム王子並みの実力という難敵ですけれど、訓練ですしあえて挑んでみるというのも良いかなと思います。 脱出狙いの場合、どうやってゴールを目指すかは決めておきたいですね。 特にネイトラさんのプリズムシャドウはゴール前にハスラムさんを移動させるなど使い方によってはこちらの狙いがひっくり返される可能性もありますし。
ウォリアーのアーテミシアだ。 全滅のが楽っちゃ楽だけどなあ…そうなったらハスラムはオレが抑えるか。ヴィクトリーソングとハンマーブレイクなら大して怖くねえし… ドラチャリでぶっ飛ばして時間稼ぎする程度なら多分問題なく出来るぜ。 そうなりゃ籠城作戦の目も出てくるかな。ネームド以外大した事なさそうだし。ただその場合やっぱりハンマーブレイクは封じておかねえと建物ごと崩されちまうな
……あ。 すみません、ゴールに到達するのは王国騎士側の勝利条件ですね(汗 こちらは2O分間守りきる事でした。すみません……。 となれば、どちらにしろハスラムさんとネイトラさんの対応は必要ですね。 わたしもハスラムさん相手なら魔法攻撃メインなので有利に戦えますけれど、ヴィクトリーソングはどうしようもないですね。フェザーステップで距離を取るとしても、プリズムシャドウで目の前に来られると避けようが無いですし……。 そしてネイトラさんはシーフ同士クリティカルかファンブル以外に有効打が与えられない戦いになりそうです。 新人騎士については、確かレベル30が最低条件とアリエスさんの入団の時に言っていた覚えがあるので楽な相手とも言いきれませんね。 仮に実力が低くても光縛封などでの分断や、ハスラムさん達を囮にしての人質奪還には注意した方がいいと思います。
ストレガなのだ。よろしくなのだ。 多分に、全滅させたほうが楽になると思うのだ。 足止めの術はスーパーグラビティかスネアージャベリンか。 或いはヘルフレイムで焼くべきか。新人死にかねないから自重すべきか。
>勝利条件 解説の冒頭部分には 目標:王国騎士団を包囲網を突破し、人質を連れてゴールする。 ……って記載されてるけど、その後に 冒険者達は「王国騎士達から一定時間人質を守り切ること」が目標となる。 王国騎士達は「人質を奪還し、ゴールに到達させること」が目標となる。 ……って記載されてるんだよね。 うーん、どっちを目指せば良いんだろう(汗)
皆さん、お世話になります。すみません。冒険者の皆さんの勝利条件は「王国騎士達から一定時間人質を守り切ること」の方です。私がゴールに到達した時点で王国騎士側の勝利となります。 (ルールをわかりやすくするために王国騎士と冒険者の勝利条件を途中で変更したのですが、冒頭だけ修正が漏れておりました。申し訳ありません)
ウォーリアのバル・ヌール・スケアクロウです。 お手伝いに参りましたー 防衛中心でしたら移動力と範囲を考えるべきでしょうか
成立ですね。 アリエスさん訂正ありがとうございます! とりあえず全滅を狙うということでよろしいでしょうか? ハスラムさんに関しては単体では押さえることは出来そうですけれど、ネイトラさんと連携してプリズムシャドウからのヴィクトリーソングはシーフ殺しとして注意したいですね。 どちらの勝利条件を狙うにしろ、ネイトラさんとハスラムさんの分断か片方の早期撃破は必須だと思います。 ハスラムさんには魔法攻撃メイン、ネイトラさんには高い命中からの攻撃や、こちらもヴィクトリーソング等の必中効果で挑む必要があるかと。 それに平行して、他の騎士団員への対応も必要だと思います。特にヒールでの回復やスケープセイントでのダメージコントロール等の出来るヒーラーは早めに脱落させておきたいですね。
ハスラムは・・・ドラチャリで遠くまでふっ飛ばせばヴィクトリーソングで叩けるのがオレだけになるから、ソレなら大して脅威じゃねえかな。 分断しちまえば連携されることもねえし、仮にネイトラも一緒にきてもそれならそれで他の騎士に対処しやすくなるだけだしな
成立したね、改めてヨロシク!! アリエスさんは訂正ありがとう……! >目標 それじゃ、人質を奪還されないようにしつつ全滅を狙う方向で良いのかな? ネイトラさんのプリズムシャドウは色々と厄介そうだよね。 父上――じゃなくてハスラム小隊長との入れ替わりの他、人質との入れ替わりにも要注意かも。 プリズムシャドウの最大射程は10hexらしいから、人質とネイトラさんは常に11hex以上は離しておかないとアッサリ奪還されちゃう可能性が。 >個人 初動でウェイブ・オブ・インフィニティロアを全体付与する予定だよ。 回復用にヒール2、BS対策に解呪4も持って行くね。 その他、何かリクエストがあれば言って貰えれば。
あちらの作戦はハンマーブレイクで倉庫を壊してプリズムシャドウでアリアスさんを奪還することかもしれませんね。 対象は一度使うと他の人は選べなくなるので、フェイクカバーでアリエスさんに変装して囮になりましょうか? ただ、アリエスさんをどうやって隠すかが問題になりますね。 透視などで二人居ることが見破られると警戒されますし、あえて本物を見えるところに出して、変装したわたしを隠すように配置するとか?
いっそ何人かに頭からマントでも被せて誤魔化すか。動くまでしか効果がないのが難点だけど、そこからフェイクカバー使っておいて先に動けば先走って囮に引っかかるかもしれねえな あるいは先に人質を動かしておいて引っ掛けるか・・・
(ん-、一応万が一を前提にバーバリアンデスチェーンを準備しておきましょうか。 距離を取られても引っ張れるように) >フェイクカバー 警戒させるのは意味があると思いますよ? 無理な行動しづらくなると思いますし 偽物確保したら何かあると思うでしょうし
>王国騎士側の作戦 >>ハンマーブレイクで倉庫を壊してプリズムシャドウでアリアスさんを奪還すること うん、多分そんなカンジだと思う。 ボク等も逆の立場だったら似たような作戦を考える筈だしね。 >プリズムシャドウ対策 既に言及されているように ・フェイクカバーで誤認入替えを狙う ・誤認発生までは人質を特定できないようにマント等で隠蔽 対策としては上記が無難かなと思う。 あとは変装スキルで人質の姿を変えて攪乱するのも有りかと。
手が足りねぇ・・・ ハスラムはオレが抑えるとして、ネイトラはハヤトにやってもらうか ってなるとお守りをしながら4人で10人の相手か・・・ちと、キツイかな?
一応騎士団主眼で考えております。 まぁ範囲攻撃も一応準備しましたし、馬などで移動力が上がってるわけでもないですから 負けるつもりはありませんが、戦い方や小賢しさを使っていければとは思います。
そうですねえ。 フェイクカバーでアリエスさんに変装する場合、正体を現すまで戦闘には加われませんからこの人数だと数で押し切られそうです。あと二人くらい来て貰えると全然違うんですけれど……。 明日一杯までフェイクカバーでの変装は考えてみようと思います。
とりあえず地の利を活かすしかねえ。 あと10人って言ったけどネームドも含めてだから8人だな。 倉庫の中のブツで入り口を固めて、窓を塞いで籠城するしかねえか・・・窓を完全に塞いじまえば入り口だけだから一人で塞げばなんとかなる、か?
>籠城 出入口にアーテミシアさんが陣取るなら、ボクは傍で回復とかの支援に専念させてもらうね。 窓を塞いだ体育倉庫内に全員で籠城する場合、透視やシーフの捜波で王国騎士側の動きを把握する形になるのかな?
あー、オレが陣取ったらハスラムに倉庫崩されてアウトだ。なんでオレは初手であいつをドラチャリでぶっ飛ばして戦線から完全に切り離すつもり。
かなりギリギリに滑り込みとなりますが、ウォーリアのコルネリウスです。よろしくお願いします。 ちょっとまだ読み込みが甘いので後ほど改めて確認しますが、認識が違ったら申し訳なく私は…ネイトラさんを抑えるか、アリエスさんについて奪われないように護りに尽力するのが良さそうでしょうか? こう動いたほうが良い、などあればおっしゃって頂けましたらスキルや動きの参考にしたいです。
おーっす! 挨拶が遅れちまってすまねぇ ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! とりあえず俺は透明化してアリエスの傍に潜みつつ騎士達に奪還されそうになったらタナトスバイトぶち込んでおねんねして貰う作戦で動こうかと思ってんぜ! 新人達にタナトスバイトだとまさか勢い余って殺しちまう可能性も考えたが、300オーバーのダメージくらいなら致死撃にはならねーよな? 危険そうなら一応副武器で威力の低い武器も装備してくつもりだぜ!
変わらず足止めでいくのだ。 グラビティ展開とスネアージャベリンで。 ヘルフレイムだとスリップで回復間に合わず死ぬ可能性を考慮した。 あとは範囲攻撃撃つのだ。ネイトラ殿が射程にいるなら魔糸を仕掛けておくのだ。
7人ですね。 ウォーリアの方が三人になりましたし、正面から押し負けることは無いでしょうか。 悩みましたが、フェイクカバーは止めて王国騎士のヒーラーとシーフ中心に狙って行こうと思います。 杖を持って命中重視で行きますね。 それでもネイトラさんへ命中させることは難しいと思うので、ハヤトさんのタナトスバイトはネイトラさんを狙って貰えると助かります! 王国騎士はわたしが対応に回りますので!
>トーラ りょーかいだ! んじゃ、俺はネイトラ狙い優先で動く様にすんぜ!!
まぁ怪我におきましてはヒーラーの方もいらっしゃいますし あちらも対策も取っていると思いますからそこまで過度に警戒するのもどうかなと思います。 というかこちらはテロリスト想定の動きですから、配慮とかするのはよろしくないかなあ、と思います。
>コルネリウスさん 参戦ありがとう! 頼りにさせてもらうね!! >行動 それじゃ、ボクは体育倉庫内に籠城して周囲の回復&支援に専念するね。 出入口に陣取る人には序盤で【堅甲4】を付与する予定だよ。
皆さん、いよいよ明日の朝出発です。よろしくお願いします!