ジャルメロウの槍
革酎
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シナリオID:3342
オープニング
エラトゥーン都市同盟内の、とある廃村。
その中の古びた建屋内で、エイリアス・ルトゥは思わず小首を傾げた。
メドゥの指先幹部『青の中指』で知られる凄腕の戦士が、全身包帯だらけの気の毒な格好で、力無く木椅子に腰かけているからだ。
「おや……もしかして、お疲れですか?」
「いやいやいや、見て分かんだろぅ先生」
白銀虎の半獣人ジルベルは、ぶるぶると首を振りながら包帯に血が滲む腕や太腿を指差した。
曰く、過日の対大型クリーパー戦で重体とまではいかなくとも、結構なダメージを負ったとの由。ジルベルは壊密宗なる謎の集団に肉体改造を受けていたからこの程度で済んだといっているが、正直、エイリアスにとってはどうでも良かった。
それよりも、今日は大事な用件がある。
「本日お伺いしたのは、ジャルメロウの槍をどなたか有望株にお預けしたいと思いまして」
万物は表裏一体である。
そんな信念を抱くエイリアスにとって、近頃の冒険者達の活躍は危惧すべき事態であった。力は均衡を保っていて初めて世の中のバランスが取れるというのが、エイリアスの思想である。であればこそ、メドゥにはもっと活躍して貰わなければならない。
以前には名ばかりの聖剣を冒険者に回収させたものの、今回は魔槍と呼ばれる一連の武器セットをメドゥの指先に提供したい、ということらしい。
「メドゥの指先も幹部クラスが立て続けに斃されている様ですし、せめてこのジャルメロウの槍でバランスが取れれば、と思いまして」
ジャルメロウとは、メドゥの指先やその傘下のテロリスト組織に武器を提供している鍛冶師で、ジルベルもその名は知っている。そのジャルメロウが渾身の力を込めて造り上げた三本の槍が、魔槍と呼ばれる程の威力を具えているとの話だ。
勿論、特殊な力は無い。そんなものが出来れば、神具と呼ばれる域に達することになるだろう。ジャルメロウが造り上げる槍は飽くまでも高威力の破壊力を秘めているというだけの話で、それ以上でもそれ以下でも無かった。
が、それでもメドゥの構成員の手に渡れば、冒険者にとっては大いなる脅威と化すだろう。
エイリアスは卓上に、三本の槍を並べた。
「どうでしょう? これらを自在に操れそうな方々は居ますか?」
「槍使いね……良いよ。心当たりあるから、話持ってってみるよ」
ジルベルは傍らに控えている部下の女戦士に命じて、三本の槍を受け取らせた。
●困り切った商人
エラトゥーン都市同盟内に商域を持つ豪商ムラド・グラントケルは、リブラネスタとの間に伸びる隊商ルートで武装した三人組が暴れ回っているとの報告を受けて、冒険者ギルドに駆け込んだ。
既に幾つもの商会が被害に遭っており、このままで対リブラネスタの諸々の通商が滞る。
グラントケルは是非とも、その三人組を討伐して欲しいと冒険者ギルドに依頼した。
どうやらこの三人組は強威力の槍を操っているらしく、しかも三人共が授恵者である可能性が高い。また、配下には十数人規模の武装集団が付いている様だ。
「まぁそんな訳で、ひとつ頼みますよ……」
「件の三人組と武装集団については、こちらでも把握しています。恐らく、メドゥの指先構成員ですね」
受付カウンターで応対した冒険者ギルド受付嬢の話によれば、その三人組は過去に指名手配を受けている男達で、名前も顔も既にはっきりしているのだという。
「ドニー・フランコ、コルス・エッド、マレン・アーコン……授恵者としては中々の古株の様ですね。手強いかも知れませんが、何とか対応しましょう」
この三人は襲撃した隊商や行商人達に対し、自分達にはジャルメロウの槍があるから無敵だ、などと吹聴して廻っているという。
グラントケルも受付嬢も、ジャルメロウという名は聞いたことがないのだが、件の三人が自慢するぐらいなのだから、きっとそれなりに高品質な武器なのだろう。
ともあれ――それからものの数分後には、ジャルメロウの槍を使う三人組と配下の武装集団を討伐して欲しいという旨の依頼票が、冒険者ギルド受付カウンター横の掲示板に貼り出されていた。
解説
マスターより
リプレイ
エラトゥーン都市同盟内、某所。
左右になだらかな丘が隆起する古い街道上で、結構な人数による乱戦が巻き起こっている。
一方は、槍使い三名を中心とした武装集団。
そしてもう一方は、腕利きの冒険者達だ。
「冒険者風情に、あたし達三人が負ける訳なんてないのよ!」
裏返ったダミ声で、槍使いの中年男が吠えた。名を、コルス・エッドという。
「そうよ! こんな小娘共なんかに負けたとあっちゃあ、あたし達槍の三姉妹の名が廃っちゃうわ!」
傍らで別のおっさんが、同じくオネエ言語で喚き散らした。彼はドニー・フランコ。三人の槍使いの中では最年長らしい。
「今こそ、あたし達の結束の力を見せつける時! さぁ、覚悟んなさい!」
締めのひと声は、マレン・アーコン。多分この三人の中では一番、化粧がド派手。
配下の武装集団連中も、どいつもこいつも髭面に化粧というちょっとアンバランスな連中ばかりで、冒険者達は優勢に戦いを進めながらも、内心ではドン引きだった。
「完全に、予想外の展開でした……」
自身の少女然とした外見の若さで相手を翻弄しようと考えていたバル・ヌール・スケアクロウは、初手から完全に調子を狂わされていた。
「まさか三人共、揃いも揃ってオネエだとは……流石に、予想の斜め上過ぎましたね」
いつもの盾役戦術とは異なり、今回は普通の前衛として一撃離脱を繰り返していたコルネリウス・アーラも、少しばかり面食らった様子だった。
バルにしろコルネリウスにしろ、いずれも実力的には全く劣っていないのだが、槍使い三人の耳障りなオネエ言語に集中力を幾らか削られていたことは否定出来ない。
特にハヤト=ガラン=ヴォルファングは、あからさまに顔色が悪かった。
戦端を切った当初、
「俺がブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ!」
などと勢い良く相手の懐に飛び込んでいったのだが、おっさん連中から黄土色な歓声を浴びて、逆に気勢を殺がれた格好だった。
「あらぁん! イケメンよ、イケメン!」
「ちょっとぉ、お兄さん! その逞しい竿で、あたし達を興奮させちゃう気ィ?」
高い破壊力を誇る高機動戦術で相手を圧倒している筈が、敵は皆Mッ気真っ盛りで、ハヤトが痛めつければ痛めつける程、寧ろ歓喜の声が湧き上がる。
それでも何とか気力を振り絞ったハヤト。涙ぐましい。
「うるぁ! 自慢の槍はそんなもんか!」
「あらやだ! お兄さん、あたしの竿をご所望? そっちもイケるクチなのかしら!」
余計に相手を喜ばせただけだった。
いや、ハヤトはまだ良い。機動力で相手を躱せるのだから。
しかしディレイン・オールドケイジは、そうはいかない。彼は治癒師だ。群がり来る欲情親父共の魔の手を、身軽に躱す術は無いだろう。
戦闘開始直後、ディレインはコルネリウスやバル、ハヤトといった前衛達のエーテルを向上させた。三人は黄金色の輝きで身を包み、圧倒的な戦闘力を発揮して槍使い共に突撃していった。
良かったのは、そこまでだった。
取り敢えず援護の為にと軽い気持ちで衝撃刃を飛ばしてみたところ、
「あら! あそこにイケオジよ! イケオジが居るわよ!」
などと目ざとく発見されてしまった。
「お……おいおい、ちょっと、待って……くんない、かな……」
流石のディレインも、この時ばかりは顔が引きつった。まさかオネエ連中相手に貞操の危機を感じる破目になろうとは。
もう、訳が分からない。
●労働格差
リディリディ・トゥラ・イェレミース、ルアンナ・ミュラー、ストレガ・L・リベルガストラら三人の魔術師組は、至って仕事が楽だった。
ロゼットが後衛専用の盾役として三人を守る位置に居てくれたから、魔術師達は手下の武装集団連中に、一方的に攻撃魔法を叩き込むだけで良かった。
「そっちが魔槍なら、こっちは魔法の槍ですよぉ!」
時折ルアンナがそんなことを叫びながら、雷の魔法槍を叩き込む。が、その挑発はどちらかといえばハヤトが余りに気の毒なので、多少はこちらにも敵の意識を向けさせてやろうという乙女心ならぬ親心からだったかも知れない。
「今回は、ハヤトとディレインが災難だったわね」
ロゼットも、偶に飛んでくる矢を叩き落としながら苦笑を禁じ得ない。
コルネリウス、ハヤト、バルの三人なら何の問題も無いと踏んでいた彼女だが、まさかハヤトとディレインに貞操の危機が襲い掛かろうなどとは思っても見なかった。
相手の戦力は然程に大したことは無いから、いずれは降伏勧告に持っていければと考えているものの、そこに至るまでの過程で、ハヤトとディレインが精神的に無事であれば良いのだがと祈るばかりである。
「まぁ良い。敵がどういう趣味だろうが、今回はとても分かり易くて助かるのだ。ただ斃せば良いだけなのだからな」
自分には全く矛先が向けられない状況に、ストレガは余裕の表情で次から次へと豪快に攻撃魔法を叩き込んでゆく。これだけ一方的に攻撃魔法を撃ち続けているにも関わらず、防御の必要性がほとんど無いのだから、これ程に楽な戦闘も無いだろう。
「それにしても……ジャルメロウの槍ですか。あんなもの、どこで手に入れるのでしょう?」
どこか引っかかるものを感じながら、範囲攻撃魔法を淡々と撃ち込み続けるリディリディ。今回は戦いそのものよりも、その後の始末の段階で色々と頭を使うことになりそうな気がしてならなかった。
「聞いたことも無い銘柄ですよね。メドゥ専用の流通ルートでもあるのでしょうか?」
ストレガと並んで好き放題に攻撃魔法を撃ち続けていたルアンナも、リディリディの疑問に同調して小首を傾げた。その疑問が是ならば、では一体だれが、あの三本の槍を授けたというのだろうか。
一方、前衛三人のうちコルネリウスとバルは順調に相手を追い詰めつつある。
コルネリウスはドニー、バルはコルスをそれぞれ相手取っていた。
「確かにその槍の威力は中々のものですが……恐るるに足りませんね」
淡々とドニーの槍攻撃を捌き、流れる様な剣戟で早々に敵の攻め手を封じたコルネリウス。
一方のバルも、
「その三本のうちで最強の使い手は?」
などと動揺を誘う挑発を叩き込んでみたが、相手は小娘許すまじとか何とか意味不明な応えを返すばかりで、まるで会話が成り立たない。
仕方が無いのでさっさと懐に飛び込んで、鋭い剣戟で派手に吹っ飛ばした。
「威力が高いだけで、大したことは無かったですね……」
事実、バルは己のエーテルを駆使した技術をほとんど使う必要が無かった。体調が余り良くなかったものの、それでも圧倒してしまったのだから、三人の槍使いの実力は程度が知れているといって良い。
その時、無数の光弾の雨と雷の破壊波動が立て続けに手下の武装集団連中を一掃した。
リディリディ、ストレガ、ルアンナの三人による攻撃魔力の一斉投入が、敵の大半を一気に片付けた格好だった。
三人の魔術師達を物理的に守り続けていたロゼットも、治癒師としての技量を発揮する様な場面は、ほとんど皆無に近かった。
「ま……偶にはこういう楽な依頼も、良いんじゃないかしら」
その分、ハヤトとディレインが酷く苦労しているのだが、余り考えないことにした。
●オネエ討伐
手下の武装集団連中は、大体片付いた。
ロゼットによる鉄壁の守りの後ろで、リディリディとストレガがこれでもかといわんばかりに範囲攻撃魔法を次々とばら撒き、数分とかからぬうちに大勢が決した。
「次は、あの三人ですね」
どこか訝しそうな顔つきのリディリディ。矢張りあの槍が、どうにも引っかかる。
「まぁその前に、下っ端共を縛り上げるのが先なのだ」
ストレガがロープを手にして、ロゼットと共に降伏したオネエ集団を縛り上げにかかった。が、この奇妙な連中は縛り方が甘いだの、亀甲縛りは会得していないのかだの、捕縛される側にしては奇妙な注文が相次いだ。
一方、ルアンナは体調が万全ではないバルの為に、コルスの槍を魔術と杖のコンビネーションで叩き落としてやっていた。
コルスは相変わらず変なダミ声で獰猛に吠えていたが、その後はバルの巧みな剣捌きに叩きのめされるばかりであった。
「特色も何も無く、本当にただ、高威力の槍というだけの代物でしたね」
バルはすっかり肩透かしを食った気分だったが、自分自身はほとんど痛い目を見ることも無く敵を制圧出来た為、少しばかりほっと胸を撫で下ろした。
一方、コルネリウスにはリディリディが支援に入り、こちらも早々に決着となった。
洞察や戦術眼を駆使して臨んだコルネリウスとしては、もっと手強いかと思ったのだが、案外簡単に御用となった為、矢張りこちらも肩透かし感が半端無かった。
「それにしてもジャルメロウの槍というのは、特別な武具……なんでしょうか。確かに良い槍だとは思うのですが……何というか、妙な既視感がありますね」
扱う者次第なのだろうか、とも思ったが、それは授恵者とて同じだ。高品質、高額の冒険者用武器を手にしたからといって、能力の低い授恵者が絶対に強くなれるという訳でも無い。
やがて、唯一苦戦していたハヤトもディレインの必死の支援で、何とかマレンを叩き伏せた。
どういう訳か、ハヤトもディレインも若干涙目だ。貞操の危機を本気で感じていたのかも知れない。
「と……取り敢えず、縛りあげようか」
物凄く嫌な予感を覚えながらディレインがロープを取り出すと、ノックアウトされて観念していた筈のマレンが急に元気になり、大股開きになった上に変な歓声をあげながら早く縛れと身悶えし始めた。
「た、頼んで良いかな……」
「えー、俺、やだよぉ……」
ディレインとハヤトの押し付け合いは、もう気の毒にしか思えない。
仕方が無いので、ロゼットとストレガが買って出た。ふたりには中年親父の不気味なおねだりなど、まるで通用しないのだから。
さて、ひと通り縛り上げたところで尋問タイムの始まりだ。
三人の槍使いと手下の連中は、ハヤトとディレインを尋問役に指名した。物凄い嬉々とした表情で。
「……やる?」
「が、頑張るよ」
ロゼットに訊かれて、ディレインはごくりと唾を呑み込んだ。
ここは、大人の精神力が試される場面であろう。
一方、他の面々は回収した三本のジャルメロウの槍をそれぞれの角度から検分していた。
二本は無傷だが、一本はルアンナの攻撃が激し過ぎた為か、柄の途中から真っ二つに割れてしまっていた。
「ちょっと、やり過ぎましたでしょうか」
「まぁ、別に構わんのだ。どうせ冒険者ギルドに全部預けてしまうべきものだろうし」
神妙な顔つきで小首を捻るルアンナに、ストレガは苦笑を返した。
●明かされた名
ジェルメロウの槍は、矢張りただの高威力武器というだけに過ぎず、それ以上でもそれ以下でもなさそうであった。
「特に何らかの変わった魔法が仕掛けられている訳でもなさそうですね」
無傷の一本を丹念に調べていたリディリディも、その様に結論付けるしか無かった。彼女がいう様に、本当にただの高威力武具に過ぎないのであろう。
ところが、割れた一本を何の気無しに調べていたハヤトが、内部に奇妙な彫り込みがあることに気付いた。
「なぁ……これもしかして、ひとの名前かなぁ?」
割れた柄の内側に、銘板か何かが差し込まれている。その表面上に、名前らしきものが彫り込まれてあったのだが、少なくともジャルメロウと記されている訳ではなかった。
では、何の名前だろうか。
「えぇっと……エイリアス・ルトゥと彫ってある様に見えますね」
ルアンナがそのひと言を何気なく放った瞬間、リディリディの表情が一変した。
「今……何とおっしゃいましたか?」
いつにも増して鬼気迫る表情で、ハヤトとルアンナの傍らへと歩を寄せるリディリディ。
一体どうしたのかと、コルネリウスやバルは顔を見合わせるばかりであった。
そんな周囲の反応などお構いなしに、リディリディはルアンナの手から銘板を半ばひったくる様な勢いで受け取り、その表面に記されている人名をじっと見入る。
次いで彼女は、銘板の裏側に刻まれた一文に、思わず顔をしかめた。
そこには、『万物は表裏一体』という意味合いの文言が刻まれていたのである。
(まさかと思っていましたが……矢張り……)
当初リディリディは、半信半疑だった。
が、過去の聖剣回収依頼に加えて、今回の魔槍騒ぎ。そのやり口や、関連する武具に共通して見られる一部の意匠に、嫌な予感を覚えていたのである。
先程コルネリウスが、過日の聖剣回収依頼に何となく通じるものを感じると囁いていたが、リディリディにしてみれば既視感どころの話ではなかった。
その時、近くの茂みから何者かがげほげほとむせ返る様な声が響いてきた。
伏兵かと警戒したコルネリウスとハヤトが素早く動き、茂みの裏側に居る何者かの逃走経路を潰した。
ところが、そこに居た男は逃げる素振りも見せず、飲みかけのお茶が気管に入ったかの様に、やや苦しそうに何度もむせていた。
「……ジルベル、こんなところで何をやっているんですか?」
コルネリウスは呆れた。
そこに居たのは全身血が滲んだ包帯まみれのメドゥの指先幹部『青の中指』ジルベルだった。
「あぁ、いや、ちょっと見物に」
ジルベルは引きつった笑みを返してきたが、そこへリディリディが猛然と詰め寄ってきた。
「教えて下さい。先生とは、どの様なご関係なのですか?」
お互いの鼻と鼻が触れ合う程の距離にまで顔をずいっと寄せるリディリディ。
対するジルベルは、
「いやちょっと、お肉ちゃん。顔近過ぎ……」
などとすっかり圧倒される始末だった。
●師との繋がり
ジルベルは思いの他、饒舌だった。
彼がエイリアス・ルトゥなる人物と個人的な付き合いがあり、今回の一件もエイリアスからの依頼でジャルメロウの槍を横流ししたということらしい。
「見たところ、確かに名品の様ね」
「……だな。聞いたことの無ぇ鍛冶師だけど」
ロゼットとハヤトが顔を見合わせる。確かにジャルメロウという鍛冶師は、一般的には知られていない。
「昔ドワーフ王国で何かやらかしたらしくてな。正規の商用ルートには自分の業物が流せなくなったから、しゃあ無しに俺らに納品する様になったんだとよ」
しかしそんな説明は、リディリディにはどうでも良い。
彼女にとっては、エイリアスとはどの様にして接触するのか――その一点だけが重要だった。
「何いってんだよ。先生ならそこに居るぜ」
ジルベルが指差す方向に一瞬、全員の意識が向いた。
と思った直後には、ジルベルは脱兎の如く逃げ出していた。神業の様な逃走術だった。
勿論、エイリアス本人の姿など、どこにも無い。ただ単に、ジルベルが逃げる為の嘘に過ぎなかった。
マスターコメント
ショートシナリオR普通 報酬:標準8 / 4〜8人
2023年11月25日 13時26分45秒 公開
参加者
相談掲示板
No.1
リディリディです。 よろしくお願いします・・・。 また先生がわけのわからない理屈をこねていますね。 あの人にも困ったものです。 敵は槍をもった3名ぐらいでしょうか。 他にも居るのはいますが、授恵者ではないので問題はなさそうですね。
ハーイ、心おきなくやっていいものかと思いましてお手伝いさせていただきます バル・ヌール・スケアクロウです。 ここはあえて槍でやってみるべきでしょうかねー?と考えております
ロゼットよ。 顔ぶれを見る限り、まともに当たればまず負けそうはない 気はするけど、大きな戦闘に出ている人もいるでしょうし、 自分の体調(重傷)には気をつけましょう。 希望次第だけど、賊の授恵者3人に前衛3人と補助を 1~2名あてて、他で一般人の賊を無力化すれば良いかしら。
ディレイン・オールドケイジ、よろしく。 バランスよさげなメンバーで何よりだね。 とはいえ相手のほうが人数だけなら多いから、回り込まれないように注意しとくことは必要かな?
キャスターのルアンナです、よろしくお願いします! ジャルメロウの槍には、威力がめちゃ高い以外の不思議パワーはない感じでしょうか。 それなら挟み撃ちにされないように立ち回りながら戦うだけですね!
槍はシンプルにリーチが強い武器ですからねー 逆にそれ以上の間合いの魔法や弓とかで削っていくのもいいかなと思います
ウォーリアのコルネリウスです、よろしくお願いします。 こちらの編成としては、ロゼットさんの仰る形で良いかと思います。 私は間合いを詰めて殴っていこうかなと考え中です。
固定という訳じゃないけど、ウォーリアとシーフの、 バル、コルネリウス、ハヤトは敵授恵者の対処と思って良いかしら。 そうだったら、私は一般人の賊を鎮圧する方にまわろうかなって。 武装集団の方は装備不明で、弓使いぐらいは居るかもしれないし、 キャスターの壁役ぐらいは出来ると思うわ。 攻撃はともかく防御は多少あるから、変わりたいなら聞くから。 >まわりこむ、挟み撃ち 地形は平坦な陸地で隠れるには向かないから、 相手の動きを見てからでも包囲の阻止には動けるかな。
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! 今んとこみんなから出てる方針で異論はねーぜ! 俺は前衛で槍使いの1人をまずはぶっ飛ばせばいい感じだな!
ストレガなのだ。よろしくなのだ。 近寄らなければいいだけの話なら遠くから攻撃していくのだ。 非授恵者ばっかなのでデバフよりは攻撃多めで。
それじゃあおじさんは、槍使いとぶつかる3人の補助に回りますかね。 3人とも堅いか避けるかだから、攻撃を強化する方向で行こうかと。
では心置きなくやらせていただきますねー?