【呪拓】人が消え、人が集まる里
狐野径
コメント 11
シナリオID:3227
オープニング
「あの里になんで人が向かうのだろうか?」
フィルエス大森林の、ある氏族の者は気付いた。
集落が離れて点在する地域であり、その先の里の住民がすべていなくなったと気づいたのは二年くらい前。
里の人がいなくなったのは、世界樹が力を取り戻そうと森にいる生物からエーテルを得ようとしていた時期に重なる。
一方で、交流が密ではなかった。
「その時にいなくなったかわからない」
「確かに。もうちょっと前だったら違う事件だ」
「それよりも、今、人がいるのはなんでだ?」
「確かに、そっちが問題だよね……聖鳥の人たちで里焼かれた人いるんでしょ?」
「そういう人たちならいいと思うけど……わからないんだよね……」
「一旦離れて戻って来た?」
状況がわからないため困惑が広がる。
「ヤギみたいなのもいたけど」
「住んでるのかな」
話し合ってもわからない。
正面から話してみて考えたいが、近づくにもその里の周辺を魔獣と思われるヤギがうろついていて難しい。
実際、直接聞きに行くのも恐ろしい。もちろん、何等かで住む場所を求めて来た同胞ならいいが、悪党だったら困る。
「冒険者に頼むってどうしたらいいんだろう」
「……グレイオンス殿に聞いてみる?」
そして、里の人たちは不安を胸に、グレイオンスに相談しに行くのだった。
グレイオンスが依頼を出してくれると言ってくれたので里の人たちはホッとする。
「冒険者がそちらに話を聞きに行くことはあると思う」
「はい、わかりました。状況がわかるといいです」
相談した人はお礼を述べて立ち去った。
グレイオンスは「あの魔獣と思われるものがいるのか」と大きく息を吐いた。
冒険者に人が消えたが、今は住まう里の調査の依頼が出される。
穏便に済ませたいということが第一であるが、大森林の外の人に対する不信を説く者がいる可能性が高いという注意書きが付される。
もし、その人物がいて、調査されているということを知られると、どういう対応を取られるかわからない、ということだった。
●一つの噂
フィルエス大森林に住むエルフは、ハイアイヴを中心に、閉じた世界で生きる方が幸せである――そういうことを広める人がいると噂が広がる。
そのエルフに会ったモルアモの巫女ファシオは嘆息する。
言っていることは一理あるけれども、それで解決する問題でもないと分かる。
閉じた世界で生きる方がいいということについては、先日あったことから理解できてしまう。
帝国過激派が世界樹に向けて大森林に乱入し、聖鳥の氏族の多くが命を落とし、住む場所を失った。
世界樹が力を失い、ハイアイヴだと偽りイダ・バルタスがお告げを巫女・覡に与えていた。それにより、世界樹が力を取り戻すために、森に住むエルフや生き物から力を吸収していた。
これらは外とつながっていたから起こった事態ともとれる。
一方で、世界樹が言った「世界の滅び」を考えれば、森の外とか内とか言ってはいられないはずだ。
ファシオは大森林の外では農作物の不作があると聞いている。
大森林で暮らしている限りではそれを感じ取ることは難しい。だからと言って、助けたくないわけではない。できる何かがあれば、したい。
そうなると、閉じた世界ではいけない。
「まぁ、わしを勧誘したのは、フェンヌ・ダーニのことがあるからだろうのう……が、当時の巫女、わしじゃないし、そもそも、あの件はわしらの中で解決しているから、今、異種族について、忌憚はない」
エルフだろうが何だろうが、交流はするし、敵対するならそれ相応の対応を取るだけだ。
「にしても、あの後、あれから情報が来ないが、進捗しているのかのう」
ウル・ヘルバを通し、グレイオンスに情報は集約されているだろうから、きっと解決に導かれると信じていた。
閉じた世界で生きた方が幸せである――それを信じる人もいる。
帝国過激派により里を壊された者、ハイアイヴのお告げに不安を抱いたり、何らかで不幸になった者など人それぞれ。
里の復興が進む中、難しくて身を寄せているところで出発しようとするものもいるが、何もできないで止まっている者もいる。
止まっている者は、不安であり、違和感を覚えて生きていることもある。
だから、彼彼女は信じた。
大森林で籠って暮らす方がいい、と。
世界樹が力を失ったのは、外の国の人間が起こしたことなのだから。
それまでは私たちはハイアイヴと共に幸せであったのだ、と。
世界が滅ぶかなんかわからないし、籠っていればいいんだ。
外は危険だ、と教えてあげなくてはいけない。
冒険者に頼る愚かなエルフにわからせなければいけない。
行動を起こさないとならない。
解説
マスターより
リプレイ
トーラは調査対象の里に向かう前にモルアモの巫女ファシオを訪れる。
外の世界との断絶を訴えるエルフを見たのが明らかなのは彼女だけだ。その存在を知る発端のエルフはいても、話せる状況ではない。
ファシオは訪れたトーラの質問に応じる。
「男だのう。肌の色はわしと変わらん。髪は白というか、銀というか……判断は分かれよう。瞳は緑じゃ……緑じゃ」
比較的明確だが、光の加減等で変わる部分もあるという感じらしい。
「髪型や身に着けていたもので特徴はありませんか?」
「髪は長かったし、髪飾りはついていた。まぁ、紐でくくっている程度だがなぁ……そこに何かついて居ればなぁ……紐の柄は……。服装はぬしたちのような動きやすい恰好ではなく、わしみたいなのじゃ」
「長いローブというか……ワンピースに上着みたいな……」
トーラがとらえたイメージを伝えると、ファシオから「うむ」と返ってくるので、おおよそは分かった。
トーラはファシオの口調やしぐさをできる限り記憶する。
ハーフリングであるトーラでは調査対象の里に入ることすらできないだろう。里に入るならば、エルフに変装する必要がある。関係者の一人でもファシオを知っているならば接触しやすいと考えた。
とはいえ、何かあればこちらに影響も出るため、念のため許可はもらうことにした。
「色々ありがとうございました。あと、一つお願いしてもいいですか」
「わしでできることならのう」
「潜入するのにファシオさんに変装させてもらえないか、と」
「……わしに、ぬしが?」
「はい。フェイクカバーでできます!」
「まぁ、構わん」
「ありがとうございます」
しっかり観察して、模す準備は整えた。
エルは依頼元の里に向かう前に、一旦グレイオンスのところに寄る。
冒険者ギルド紹介を受けたとはいえ、エルフでないと驚かれたり対応に遅れが出るのは困る。
グレイオンスは「大丈夫だと思うが、余計な手間が生じないように書くことは構わない」という。
エルはお礼を言い、依頼元の里に向かう。
見張りらしい人がエルにまず声をかけた。
「見慣れない人……エルフでない?」
「あ、はい、冒険者で、今回、い……」
「冒険者!?」
「え、はい……依頼、を……」
「エルフではない」
話が進みそうにないので、グレイオンスの一筆を見せる。
その効果か、エルの人柄か、通ることはできた。
里での聞き込みは、時間がかかるけれども情報は集まった。
捜索対象の里の周辺の地理。起伏は大きくなく、森。例えば、こちらから行くと洞窟等はないが、反対側は知らないといった詳細は分からない。
ヤギ型の魔獣については、
「あの里の周辺で生活している感じ。大きいのもいるし、群れてるから怖い。里の人が消えた後からかな……いるの」
と教えてくれた。
里にどのくらい人がいるかという点については、
「数人見た程度だが、子どもの声を聞いたという人もいる。だから、そこそこにいるんじゃないかな」
ということだった。
ファシオが見たという人物についてはそれらしい人はいるという。
「あそこの覡かな? 彼がいるってことは聞いていないよ?」
「彼?」
「そう……確か、ベル・リエルって名前だった」
薄くても交流があったころの情報はきちんと持っていた。
ライナ・フレイヴァルツは住民がすべていなくなった里ということで、否応なく故郷を思い出す。
「珍しい木があるということからもどこか……」
似通っている部分があるからか、胸の奥がざわつく。
フロマーシュ・ダイヤドロップはライナを気遣いつつ、その里の状況を考えた。
「人がいなくなった里……そこにいる方々に、外との関わりを望まない人が……どうにも不安になります」
関わらない良さもわかるが、関わらないで生きているものとも言い切れない。
難しいことがここには横たわっていた。
さて、調査対象の里に行く前に情報の擦り合わせ等を行う。
エルは情報がしっかりあったことで頭がくらくらする思いだった。
「ここ、の、人たち、私、たち、が、欲しかった、情報……ほとんど、持って、た」
伝えられた情報からライナは腑に落ちた。
「だから、巫女に声をかけた、か……ファシオさんが会った人がベル・リエルならば」
ハイアルヴについて言及しているため、お告げに絡んで何かあったと感じ取れた。ただし、実際に話を聞いてからわかることもあるため、推測は胸にとどめる。
「まずはいかないとな。ヤギには遭遇しないようなルートを選ぼう」
フロマーシュが「そうですね」と同意する。
「できる限り隠れつつ、ヤギの気を逸らして進めたらいいですね。好物の植物があるはずですし」
トーラは変装後どう対応するか考える。
「……ファシオさんは知らないんですよね、彼の名前と覡だったこと」
本人がいるかどうかわからないとはいえ、他の人がどこまで情報を共有しているかもわからない。気を付けるが、出来る限り情報は得たいところだ。
「そうでした。連絡とるタイミングや合図を決めておいたほうがいいですね」
「うん、何か、わかれば、早く、共有、した、方が……いい。それと、何が、ある、か、わからない」
と、別行動するエルは言う。
四人は合図等を決めた。
エルはリスのリルを見せる。
「この子、に、里の中、は、探って、もらう」
「こちらを伺っているのは敵か味方かは重要だな」
ライナはエルのそばでくつろぐリルを見た。
ファシオに変装したトーラを連れて、ライナとフロマーシュが里に正面から向かう。
エルは途中から逸れ、里の周囲や中をこっそりと探ることになる。
●里の状況
魔獣ヤギは何とかやり過ごし、ライナとフロマーシュに護衛されたトーラは到着した。
里の人たちは近づいてくる人物に警戒は示したが、エルフだと分かるとそこはかとなく緩む。
ライナとフロマーシュは武器を隠した。近づけば武器を持っていることがはっきりし、警戒状態に戻してしまうだろうから。
「外との交流を絶ち、大森林の中のみで暮らすことについて、改めて聞きたいと思ってここにきたのじゃ」
トーラは落ち着いて、話を切り出した。
見渡すがファシオが会ったという人物はいない。
里の人たちは好意的で、
「リエルさんにお会いになったんだね」
「こっちに来て座りませんか」
と、進めてくれる。
広場のようなところに案内される。途中、家がある。古いものを手入れしているようだった。
三人は奥に入り込めば何かあったとき危険だと思うが、断るのは不自然だ。
だだし、里の様子をうかがえる。
古い家があり、手入れされて今住んでいるという状況だ。
もし、一度住民がいなくなったことを知らなければ、どこにでもあるエルフの里だと思うだろう。
(襲撃された形跡がない……というのは……)
ライナは故郷を思い出さずにはいられなかった。
フロマーシュが「ライナ様」と小さい声で、呼びかけるため、大丈夫というように小さくうなずいた。
広場には簡素なベンチはある。
トーラはベンチに座り、ライナとフロマーシュは後ろに控える。
ライナは(変わった木があるというが、ない?)と思ったが、質問としてそれは避け、
「この里は、貴方たちが手入れされているのか? 住みやすそうな場所だ」
と、住民に話しかけた。
「差し支えなければここで暮らし始めた経緯を教えてくれ」
忌憚なく、なぜここに来たか話してくれるし、森の外への不安や不満も隠さない。
聖鳥の氏族が多いが、他の氏族でも意見の相違で嫌になり来た人等様々いた。
「良かったです。聖鳥の氏族の方々の状況は耳にしていました。同胞として身を案じていましたが、直接うかがうことはできていませんでしたので、こうしてお会いできて、お姿見られて」
フロマーシュが安堵した旨を告げた。
ファシオであるトーラはここに来た理由を語る。
「あやつとは細かい話をできんかったから、ぬしらの状況がわからなくてのう。不自由なく生活できておるなら、安堵するのう」
トーラは話しながら、里の様子を見る。
(ヤギが好きな木はたくさんありますけど、植生が違う木がありません?)
目立つところにないとなると、どこだろうか?
現在自由に動ける状態ではないため、相手が進めてくれる会話に乗ることが重要だ。
「何が知りたいんです? 俺たちでよければ話しますよ」
「ふむ、では、外との縁を切り、ここでどういう生活を送ると決まっているのかのう?」
「特に決まってないよ。エルフ以外住まないってことで」
「それなら、今までとあまり変わらないのでは」
「まぁ確かに……里によっては冒険者とか出入りしているっていうし」
トーラは「なるほどのう」とうなずく。
「子どももおるし、穏やかに暮らすのが一番じゃな」
のらりくらりとした会話が続く。
穏やかであるが、ハイアルヴは信じるが、森の外への強い嫌悪は明確だった。
エルは分かれた後、魔獣ヤギには遭遇した。幸い距離があったり興味を持たれることはなかった。
(人、が消えて、今、は。住んでいる……? ファシオさん、を、勧誘した、人。確かにこういう所、いる、か。ヤギさんも、いる、し)
里らしい雰囲気がするあたりで、リルの頭をなでて、
「……リル。気を付けて、行って、きて、ね」
と木の幹に近づけた。リルはフンフンと匂いを嗅いで、素早く木にしがみつき、高いところに登り里の中へ。
(近づける、かな)
エル自身はどこまで行けるか用心しつつ進む。相手にサーチされる可能性もゼロではない。
魔獣ヤギの好きな木は里に近づく方が多い。
里にはそれなりに近づけた。人家が見える。
リルは高いところから里の状態を探ってもらう。
人家の数、広場の状態……うっすらと全貌が見えてくる。
(珍しい木、カカオだったら……)
エルはグレイオンスの住む里の、カカオを育てたいという子どものエルフ二人を思い浮かべる。
(それ、より、も……植生が違う、らしい、木が……ない?)
リルは広場に向かっていった。
その時、誰何の声がした。
●弱いモノ
「貴方がここに来るとは思ってもいなかった」
里の奥の方から、ベル・リエルと思われる人物がやって来た。
ファシオが言う通りの人物像であるが、実際見ると分かることもある。
一見人当たりの良さそうな雰囲気だが、怒りを抱えているということを感じさせる。
トーラは(ここからが本番です)と気合を入れる。
「うむ、話を改めて聞きたいと思うてな」
「本当に?」
ベルはトーラやライナ、フロマーシュに疑いの視線を向ける。
「この二人はモルアモの者ではないだろう?」
「彼女とは知り合いで、たまたま話を聞きました。ここに興味があったから、連れてきてもらったのです」
フロマーシュの答えにベルの表情は変わらない。
「世界樹の――消えた里の一つには、君のような肌を持つ氏族も含まれていたと聞いているが」
と、ベルに言われライナは「何を言い出すかと思えば……」と返すが、喉がひりついた。
フロマーシュは(この人は情報をきちんと集めています)と、どう話していくかを考える。
トーラは(下手に理由を連ねるのは警戒を強めるだけで、一切話を聞けなくなります。少しでも本心や背後に誰かいるのか、など聞きたいですね)と考えた。
「さっさと用件は済まそう。森の中で完結した生活を実行したとしても、イダ・バルダスに世界樹が乗っ取られたように、フィルエス大森林に危機が迫ってる可能性や、幽霊樹やそのほかの脅威にどう対処するつもりじゃ?」
ファシオの問いにベルは「協力したからといって、こちらに被害が出ないというわけではない」という。
ライナは素性が知られていると捉え、真っ直ぐ切り込む。
「そう、彼女が言う通り、この先何が起きるかわからない。ハイアイヴ……お告げが教えてくれないことだってある」
一旦、ベルの反応を見た。
「私が生きてきた里だって、私一人を残して滅んでしまった。だが、このまま何も行動を行わないまま朽ち果てていくのか? それが自然の摂理か?」
ベルを、周囲のものを見た。
「すべてが手遅れになる前に、外に対して興味を持ち、やれることがあるはずだ」
成り行きを見守る人の一人が「弱い私たちは踏みつけられるだけじゃない!」と叫ぶ。三人に対する視線は好意から嫌悪に変わっている。
「確かに、外は脅威も多いです……でも、ハイアルヴがそのすべてを教えてくれたり、守ってくれるとは限りません」
フロマーシュが包み込むように話し出す。
「私も故郷を失い、みんなと離れ離れになりましたが……そこから救ってくれたのも、守る力を育んでくれたのも、それまでは縁もゆかりもない人たちでしたから!」
フロマーシュは言い終わった後、警戒を強める。
ここの空気はすでに爆発そうな雰囲気になっている。
トーラとライナを守り撤退することを考える。
ベルは大きく息を吐く。
「そう、自然の摂理……薙ぎ払われて痛みと共に消えるならば、静かに護られて生きていく方がいいだろう?」
ベルは「だから、外の者は不要」と言い切る。
「お告げは絶対ではない……それは、外の者がかかわるからだ。それがなければ、お告げは正しくなる。我々は迷わなくなる。ハイアルヴと共に歩める」
ライナが「迷ったのだな。世界樹かイダか」と告げた。
ベルの表情は変わった――図星だということを示すような表情に。
「お前たちは……外の使いだな」
ベルは冷たく言う。
「本当に、モルアモの巫女か?」
ベルが魔法の発動体を握りしめている。
それだけでなく、武器を手にしたエルフも数人現れる。
「ならば、聞いてみればいい、ハイアルヴに」
トーラは炊きつけるように言うが、すでに撤退の準備にかかる。
必要ならばおとりとなることに視野も入れて。
魔獣ヤギの乱入がなくとも、相手の土地から逃げるため非常に不利だ。
ベルらを振り切り、三人は逃げることはできた。
彼らが戦いに不慣れなことだけでなく、冒険者たちが互いに守るため、魔獣たちを蹴散らすための策を持っていたからこそ、逃げられた。
エルは騒ぎを聞いていたので、歩調を合わせ、適宜逃げた。
依頼元の里に到着すると、隣の里の人たちの状況を話した。
里の人たちは冒険者に調査の礼を述べるとともに、
「彼は生き延びたことを喜びたいけれども、それが、悲しみになっているならば……でも、戦う理由にはならない」
と、いうようなことを言う。
悲しいが用心するしかなかった。
冒険者ギルドから結果を受け、グレイオンスは眉間のしわを深めた。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:多い4 / 4〜6人
2023年10月07日 14時39分02秒 公開
相談掲示板
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! 調査依頼ということですけど、何度か見た山羊の魔獣が居るんですね。 それを避けて潜入することになるでしょうか? 隠密行動も出来るので潜入経路を当たったり見付からないよう警戒などしようと思います。
キャスター、ライナ・フレイヴァルツだ。 皆よろしくな。 住民が消える里……か。 その里はどこか私の里と似た感じはあるが、何かこう違和感があるな。 今そこに住んでいる者は果たして元から住んでいる民なのだろうか? エルフであるという利点も含めて皆が調査しやすいように計らいたいと思う。
思い付いたんですけど、フェイクカバーでわたしがファシオさんに変装して、『話を聞きに来た』と里を訪ねてみるのはどうでしょうか? 皆さんは護衛ということにすれば一緒に里に入れますし、こちらで注意を引いていれば別行動する方がいた場合やり易くもなるかと。
ウォーリアのフロマーシュ・ダイヤドロップと申しますっ。 皆様よろしくお願いいたしますっ! 調査に向かう里には、私達のような外の者を信用していない人がいるかも知れず、 その人に調査をしている事を気づかれるのも良くない感じのようです… トーラ様がファシオ様に変装する案も含めて、そこにも気をつけた方が良さそうですので、 その疑いがある人の動向にも気を配っていかないと、でしょうか…?
…遅く、なり、ました。エル、です。…シューター、です。 どうぞ、よろしく。 わたし、は、付いて行くと、警戒される、かも、ですし…。 別行動、で。 リル(ペットの栗鼠)、に、偵察、に、行ってもらおう、と、思い、ます。 偵察、昼間しかできない、です、けど。 他、は、依頼元の里の人たち、に、話、を、聞きに行く、とか…。 捜索対象の里、の、珍しい木、について、調べる、とか、かなあ、と。
成立ですね! あらためてよろしくお願いします! ファシオさんは閉鎖的では無いようですけれど、周りの人は分かりませんね。 気を付けようと思います。
フェイクカバーは使っている所を見たことがないのでどの程度似せられるのかは分からないが…。 スキルの説明文を見る限り外見と声色は似せられても喋り方は努力という事だよな。 分かる人には分かってしまうだろうし、 あまり喋らせないように周りがサポートする必要がありそうか? 一先ずはファシオに変装したトーラさんに私とマーシュが護衛で入っていくという形が良さそうだな。 私もマーシュもエルフではあるし、少なくとも門前払いということはないだろう。 見えない部分察知できない部分でエルさんに調査してもらうのが良い感じでいけそうだ。 ヤギは以前と変わらずな感じなのだろうか?
なるほど、フェイクカバーは喋り方を似せられるかは本人の腕次第、なのですね。 周りの人…今回の場合は私やライナ様がサポートするなら、話術や交渉、もしくは演技の技能を利用して、できるだけ不審に思われないようにしていく、という感じでしょうか? ともあれ、ライナ様の提案通り、ライナ様と一緒にファシオ様に変装したトーラ様の護衛として行動していこうと思いますっ。 ヤギ魔獣に襲われた際も含めて、皆様をしっかりお守りしていきたいですのでっ。 あと、里に向かう途中でヤギ魔獣に襲われた際は、無理に交戦せず振り切る方がいいでしょうか? 里に着く前に騒ぎを起こしてしまうと警戒されそうですし…
とりあえず、話術で怪しまれないように振る舞ってみますね。 ファシオさんと断絶を訴えるエルフの方に面識はないでしょうし、余程のことがなければ見破られることは無いでしょう。 ヤギ魔獣との戦闘は避けたいですね。 好んで食べる木があった筈なので、それを探して寄せ餌にしてみましょうか?
了解した。 話の主導はトーラさんに任せるが、一応危なそうならサポートする形で行きたいと思う。 向こうが嗾けて着たり、いきなり襲ってこない限りは事を大きくする必要はないと思う。 ヤギ魔獣はその傾向(好んで食べる草木)があるみたいだし、戦闘を避ける為にそれが狙えそうならやってみてもいいかもしれないな。
かしこまりましたっ! 私も怪しまれないように、話術を使ってサポートしてまいりますのでっ! 魔獣との戦闘を避けることも了解ですっ。 万が一の場合はカバリングでお守りいたしますのでっ!